JP3943401B2 - Rotary tillage device - Google Patents

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JP3943401B2
JP3943401B2 JP2002015810A JP2002015810A JP3943401B2 JP 3943401 B2 JP3943401 B2 JP 3943401B2 JP 2002015810 A JP2002015810 A JP 2002015810A JP 2002015810 A JP2002015810 A JP 2002015810A JP 3943401 B2 JP3943401 B2 JP 3943401B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、圃場に対する作業を行う作業機の搭載が可能なロータリ耕耘装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
従来耕耘用のロータリの上方をメインカバーにより覆い、該メインカバーの後方に耕耘土を均平するリヤカバーを上下回動自在に設けたロータリ耕耘装置が公知となっており、該ロータリ耕耘装置をトラクタに連結せしめ、トラクタを走行させることにより圃場の耕耘が行われている。
【0003】
一方上記ロータリ耕耘装置には耕盤破砕用のサブソイラや土中への施肥又は施薬用のノズル等の圃場に対する作業機の搭載が可能な機種があり、耕耘と同時に耕盤の破砕や施肥・施薬等の圃場に対する作業を行うことが可能となっている。しかし上記ロータリ耕耘装置において、作業機はリヤカバーの後方に配置されるツールバーに取り付けられるため、作業機はリヤカバーによる耕耘土の均平後の圃場に対して作業を行い、特に上記のように土中に挿入される作業機の場合、リヤカバーによる均平後の圃場内に挿入されるため、耕耘土の抵抗を大きく受け、トラクタの走行時にトラクタ本体への負荷が大きくなる他、圃場の深い位置への挿入が困難である等の欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明のロータリ耕耘装置は、耕耘用のロータリ8の上方をメインカバー9により覆い、該メインカバー9の後方に耕耘土を均平するリヤカバー12を上下回動自在に設けたロータリ耕耘装置において、メインカバー9の後端に耕耘時の飛散土の漏れ出しを防止する仕切体17を設け、上記リヤカバー12の前方位置に左右方向の支持枠21を横設するとともに、該支持杆21には、上記仕切体17とリヤカバー12との間においてロータリ8により耕耘されて後方に排出中の飛散土の中で圃場に挿入される作業機22,24を、その取付け位置が左右方向に変更自在に支持されるように取付け、メインカバー9とリヤカバー12との間に上下回動自在に仕切体17を設け、さらに、前記仕切体17をリヤカバー12と連動機構によって連結して、リヤカバー12が起立状 態では仕切体17がロータリ8により耕耘される耕耘土を持ち回るようにロータリ8側に近接する持回り姿勢Aに、また、リヤカバー12が倒伏状態では仕切体17が耕耘土をリヤカバー12側に排出せしめる排出姿勢Bとなるように姿勢切換え自在に構成したことを第1の特徴としている。
【0005】
また支持杆21が、ロータリ8の側方を覆う左右のサイドカバー11間に亘って設けられたことを第2の特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1,図2は本発明のロータリ耕耘装置の側面図及び平面図である。該ロータリ耕耘装置は、トラクタに連結され、トラクタの走行に伴い圃場の耕耘作業を行う従来公知のものであり、トラクタ側より入力軸2を介してPTO動力が入力されるギヤケース1からパイプフレーム3が左右に突設されており、該パイプフレーム3の一方(左)の外端部にチェーンケース4が、他方(右)の外端部にサイドフレーム6がそれぞれ一体的に取り付けられ、共に下方に延出せしめられている。
【0007】
そして上記サイドフレーム6とチェーンケース4の下部間に従来同様爪軸が回転自在に軸支されているとともに、該爪軸に圃場の耕耘作業を行う耕耘爪7が複数取り付けられてロータリ8を構成しており、ギヤケース1に入力される駆動力がチェーンケース4を介して爪軸に入力され、該爪軸が回転駆動されロータリ8(耕耘爪7)が圃場の耕耘作業を行う構造となっている。
【0008】
上記ロータリ8は、チェーンケース4とサイドフレーム6との間に支持されたメインカバー9によって上方側が、該メインカバー9の左右両側に設けられたサイドカバー11により側方上方側が、該サイドカバー9側に上下回動自在に支持されて上記メインカバー9の後方に配されるリヤカバー12によって後方がそれぞれ覆われている。
【0009】
すなわちロータリ8は、メインカバー9,サイドカバー11,リヤカバー12等により構成されるロータリカバー13により、上方,側方,後方がそれぞれ覆われている。このときリヤカバー12の左右には、上方に突出してブラケット14が取り付けられており、該ブラケット14がロッド16を介してパイプフレーム3に連結され、リヤカバー12がパイプフレーム3側に吊支されている。
【0010】
上記構造によりリヤカバー12は後端部が圃場面に接地するように自重により回動して姿勢を変更し、耕耘深さが浅くなるに従い圃場面に対して起立して、圃場面に対するリヤカバーの角度(鋭角側の角度)が90°に近づき、耕耘深さが深くなるに従い圃場面に対して倒伏して、圃場面に対するリヤカバーの角度(鋭角側の角度)が0°に近づく。
【0011】
なお図1は耕耘深さが比較的浅い浅耕時の状態を、図3は耕耘深さが比較的深い深耕時の状態を示しており、リヤカバー12の上記回動により、耕耘深さが変化した場合であってもリヤカバー12により、ロータリ8による耕耘土を均平することが可能となり、すなわち本ロータリ耕耘装置による深耕作業及び浅耕作業が可能となる。
【0012】
またチェーンケース4側のサイドカバー11は、チェーンケース4の外側に配置されており、すなわちリヤカバー12のチェーンケース4側の端部は、チェーンケースの外側面位置にまで延出している。これによりリヤカバー12はチェーンケース4が圃場面上に形成する跡を均平し、チェーンケース4の跡消しを行う。
【0013】
さらにリヤカバー12の終端には、カール状の均し板12aが裏側に取り付けられており、該均し板12aにより耕耘開始時の凸部の土を耕耘終了時点まで引っ張り、該土を耕耘終了時にロータリ耕耘装置を上昇させる際に圃場に形成される凹部に埋め戻して均平性を向上させるように構成されている。このとき均し板12aによりリヤカバー12の接地面積が増加せしめられるため、リヤカバー12の圃場面に沿った揺動に基づく自動制御、例えばロータリ耕耘装置の昇降制御等の精度が向上する。
【0014】
一方上記メインカバー9とリヤカバー12との間には、左右のサイドカバー11間に亘って板状の仕切体17が設けられており、該仕切体17は前端がメインカバー9の後端に回動自在に支持されて取り付けられている。そして上記仕切体17の上面からは、リヤカバー12のブラケット14に対応してブラケット18が突出せしめられており、該ブラケット18と上記リヤカバー12のブラケット14とが連結ロッド19を介して連結されている。
【0015】
これにより仕切体17はリヤカバー12の回動に応じて連結ロッド19を介して連動して回動し、図1に示される浅耕時には圃場面に対して起立状態となりロータリ8に近接する持回り姿勢Aをなし、図3に示される深耕時には圃場面に対して倒伏状態となりロータリ8から離反する排出姿勢Bをなすように姿勢切換される。
【0016】
上記構造により浅耕時には、仕切体17が持回り姿勢Aとなりロータリ8側に近接するとともに、リヤカバー12が起立状態の浅耕姿勢となり、ロータリ8により耕耘される耕耘土の一部は、ロータリ8に近接する仕切体17とロータリ8との間及びロータリ8とメインカバー12との間で前方に持ち回される。
【0017】
これにより耕耘土の発生が比較的少ない浅耕時の持回り土が増大し、耕耘土の持ち回り時に土塊が砕土されて砕土性が向上するとともに、持回り土によって耕耘時の凹凸が埋められて、リヤカバー12により均平されるため、均平性能が向上し、安定した浅耕耘作業を行うことができる。
【0018】
一方上記深耕時には、仕切体17が排出姿勢Bをなすとともに、リヤカバー12が倒伏状態の深耕姿勢となり、浅耕作業時に比較して多く発生する耕耘土が仕切体17によって前方側に持ち回されること無く、後方に排出され、この排出された耕耘土がリヤカバー12により均平される。このとき仕切体17によって耕耘時に飛散する耕耘土がリヤカバー12とメインカバー9との間から漏れ出すことは無い。
【0019】
このため深耕耘作業時の持回り土の増大が防止され、該持回り土の抵抗によるトラクタ本体への負荷が軽減され、安定した深耕耘作業を行なうことができる。以上のように上記仕切体17を回動自在に設け、姿勢切り換え自在とすることにより、円滑な耕耘作業を行なうことができる耕耘深さの範囲が拡大され、水田に比較してより深い耕耘深さでの耕耘作業が求められる畑においても耕耘作業を容易に行なうことができる。
【0020】
なお本実施形態の場合、リヤカバー12と仕切体17は、両ブラケット14,18と連結ロッド19等からなる連動機構によって連結連動されており、リヤカバー12の回動角度に比例して仕切体17が無段階に(自由に)回動せしめられるため、仕切体17は耕耘深さに応じた耕耘土の排出量(及び耕耘土の持ち回り量)となるように自動的に無段階に回動し、圃場に対する姿勢を変更する。
【0021】
すなわち仕切体17はリヤカバー12の回動、つまり耕耘深さに自動的に比例追従して、浅耕耘作業時には持回り姿勢Aに、深耕耘作業時には排出姿勢Bに姿勢が切換えられる他、あらゆる耕耘深さに対して、リヤカバー12側への耕耘土の排出量が適正となるようにリヤカバー12の回動に追従して回動せしめられ、リヤカバー12と仕切体17の姿勢の切り換えが自動的に容易に行われ、仕切体17の姿勢切り換えの操作ミスが防止される。
【0022】
一方仕切体17の上方には、リヤカバー12とメインカバー9との間に位置するように左右方向の支持杆21が、両サイドカバー11間に亘って横設されており、該支持杆21には、耕盤破砕用のサブソイラ22等の土中に挿入される作業機の取付け治具23が左右スライド自在に複数設けられている。
【0023】
これにより例えば図1〜図3に示されるように、上記取付け治具23にサブソイラ22を取り付けた場合、サブソイラ22はリヤカバー12により均平される前の状態、すなわちロータリ8により耕耘されて後方に排出中の飛散土の中で圃場に挿入されるため、耕耘土の抵抗を大きく受けることなく、トラクタ本体への負荷を軽減させることができ、安定した耕盤破砕作業を行なうことができる。
【0024】
そして上記のように上記支持杆21に土中への作業機を取り付けることにより、該作業機を後方に排出中の飛散土の中で耕耘土の抵抗を大きく受けることなく圃場に容易に挿入することができるため、上記作業機の強度が小さい場合でも、該作業機を圃場内に容易に挿入することができ、図4,図5に示されるように、施肥や施薬を行うための作業機となるノズル24をサブソイラ22の背面に設けても、前記ノズル24(強度は小さい)を圃場内に容易に挿入することができ、容易に施肥及び施薬を行うことが可能となる。
【0025】
このため図5に示すように上記ノズル24を圃場への挿入深さを異にするように複数設け、圃場内への挿入深さに応じて肥効日数の異なる肥料を、各ノズル24から排出させて同時に施肥するように構成することも容易に行うことができる。この場合、施肥作業及び追肥作業を少なくすることができるとともに、トータルの施肥量を減少させることができ、作業効率の向上の他、環境破壊の防止にも効果がある。
【0026】
なお支持杆21が、両サイドカバー11間に亘って横設されており、且つ取付け治具23が左右スライド自在に支持杆21に取り付けられているため、取付け冶具23の位置調節により、ノズル24の位置を次工程において植え付けられる作物位置(畝の位置)に合わせて変更調節することができる。
【0027】
また作業機の取付範囲がロータリ耕耘装置の概ね全幅となるため、サブソイラ22をチェーンケース4の後方延長線上に設け、チェーンケース4後方の残耕部分をサブソイラ22により耕耘するように構成することもできる。このとき支持杆21は両サイドカバー11側に取り付けられるため、取り付け構造は簡単である。
【0028】
一方上記ノズル24を取り付ける場合は、パイプフレーム3側に揺動自在に取り付けられて後方に突出するアーム26に支持されて、左右方向に延出する従来公知のメインツールバー27に施肥用の肥料又は施薬用の薬品を収容するタンク28を取り付けることができる。
【0029】
そして本実施形態においては、図6に示されるようにギヤケース1の後方から駆動力の取り出し用の出力軸29を突出せしめており、該出力軸29からの駆動力により施肥や施薬用のポンプを駆動力とすることができる。これにより前記ポンプの他、駆動源を必要とする装置をロータリ耕耘装置側に取り付け、容易に駆動することができる。
【0030】
特に上記ギヤケース1は、出力軸29を入力軸2と一体回転駆動させるとともに、入力軸2とパイプフレーム3内のチェーンケース4への駆動力の伝動軸30との間にクラッチ機構35を設けた構造となっており、クラッチ機構35により伝動軸30への駆動力を切断することによって、ロータリ8を停止させた状態で出力軸29から駆動力を出力させることができる。これにより出力軸からの駆動力により洗車機等を駆動する場合、ロータリ8を停止させることができる。
【0031】
さらに本実施形態においては、上記アーム26は電動モータ31により伸縮せしめられる伸縮ロッド32によりトップマスト33に吊支されており、電動モータ31の駆動によりアーム26の揺動角度を調節することが可能となっている。これによりメインツールバー27に取り付けられるタンク28又は成形機やリッジャ等の作業機の姿勢調節を容易に行うことができる。
【0032】
【発明の効果】
以上のように構成される本発明の構成によると、作業機が仕切板とリヤカバーとの間に、支持杆に支持されて取り付けられるため、作業機はロータリ8により耕耘されて後方に排出中の飛散土の中で圃場に対して作業を行うことができ、このため特に耕盤破砕用のサブソイラや土中への施肥又は施薬用のノズル等の土中に挿入される作業機の場合、該作業機は後方に排出中の飛散土の中で耕耘土の抵抗を大きく受けることなく圃場内に挿入され、作業機が円滑に作業を行うことができる他、トラクタ本体への負荷が軽減されるという利点がある。
【0033】
また支持杆を取り付けるにあたり、支持杆を両サイドカバーに亘って設けることにより、支持杆の取り付け構造を簡単にすることができる他、作業機の取付範囲がロータリ耕耘装置の概ね全幅となり、例えば作業機としてサブソイラをチェーンケースの後方延長線上に設け、チェーンケース後方の残耕部分をサブソイラにより耕耘することも可能となる。
【0034】
あるいは作業機として上記ノズルを左右方向に複数設け、各ノズルの挿入深さを調節することによって、肥効日数の異なる肥料を同時に施肥することが可能となり、さらに作業機の取付け位置調節により、ノズル24の位置を次工程において植え付けられる作物位置(畝の位置)に合わせて変更調節することもできる。
【0035】
さらにメインカバーとリヤカバーとの間に回動自在に仕切体を設けることによって、浅耕時に仕切体を持回り姿勢に切り換えることにより耕耘土が仕切体により前方側に持ち回され、砕土性が向上するとともに、圃場の凹凸が持ち回り土で埋め均されることにより均平性能が向上し、深耕時に仕切体を排出姿勢に切り換えることによって、耕耘土は必要以上の前方への持ち回りが防止されて後方に排出されるため、トラクタ本体への負荷が軽減され、円滑な耕耘作業を行うことができ、上記状態において作業機により圃場に対して容易に作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 浅耕作業時のロータリ耕耘装置の側面図である。
【図2】 ロータリ耕耘装置の平面図である。
【図3】 深耕作業時のロータリ耕耘装置の側面図である。
【図4】 サブソイラの背面にノズルを取り付けたロータリ耕耘装置の側面図である。
【図5】 サブソイラの背面に圃場への挿入深さの異なる複数のノズルを取り付けたロータリ耕耘装置の側面図である。
【図6】 ギヤケースの要部平断面図である。
【符号の説明】
8 ロータリ
9 メインカバー
11 サイドカバー
12 リヤカバー
17 仕切体
21 支持杆
22 サブソイラ(作業機)
24 ノズル(作業機)
A 持回り姿勢
B 排出姿勢
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rotary tiller capable of mounting a work machine that performs work on a farm field.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known a rotary tiller device in which an upper portion of a rotary tiller is covered with a main cover, and a rear cover for leveling the tilled soil is provided behind the main cover so as to be rotatable up and down. The farm is cultivated by connecting the tractor and running the tractor.
[0003]
On the other hand, the above rotary tillers include models that can be equipped with working machines for farm fields such as subsoilers for crushing tillers and nozzles for fertilizing or applying medicine in the soil. It is possible to perform work on the farm field. However, in the above rotary tiller, the work implement is attached to a tool bar disposed behind the rear cover, so that the work implement works on the field after the leveling of the tilled soil by the rear cover, and particularly in the soil as described above. In the case of a work implement inserted into the tractor, it is inserted into the field after leveling with the rear cover. There are drawbacks such as difficulty in insertion.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The rotary tiller of the present invention for solving the above-mentioned problems covers the upper part of the rotary rotary 8 with the main cover 9, and the rear cover 12 for leveling the tilled soil behind the main cover 9 can be rotated up and down. In the rotary tiller provided, a partition body 17 is provided at the rear end of the main cover 9 to prevent leakage of scattered soil during tillage, and a left and right support frame 21 is provided horizontally at the front position of the rear cover 12, and On the support rod 21, work machines 22 and 24 which are plowed by the rotary 8 between the partition member 17 and the rear cover 12 and are inserted into the field in the scattered soil discharged to the rear are attached to the support rod 21. mounting as supported freely changed in the horizontal direction, the provided vertically rotatably partitioning member 17 between the main cover 9 and the rear cover 12, further, the rear cover 1 and the partition member 17 Linked by interlocking mechanism and, in take turns posture A close to the rotary 8 side as the rear cover 12 is in the upright state around has a tilling soil partition body 17 is tilling by rotary 8, also the rear cover 12 is inclined state Then, the first feature is that the partitioning body 17 is configured so that the posture can be switched so as to be in a discharging posture B in which the tilled soil is discharged to the rear cover 12 side .
[0005]
The second feature is that the support rod 21 is provided between the left and right side covers 11 that cover the sides of the rotary 8.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 and 2 are a side view and a plan view of a rotary tiller according to the present invention. The rotary tiller is a conventionally known one that is connected to a tractor and performs a field tilling operation as the tractor travels. From the gear case 1 to which the PTO power is input from the tractor side via the input shaft 2, the pipe frame 3. Are protruded to the left and right, and a chain case 4 is integrally attached to one (left) outer end of the pipe frame 3 and a side frame 6 is integrally attached to the other (right) outer end. It is extended to.
[0007]
A claw shaft is rotatably supported between the side frame 6 and the lower part of the chain case 4, and a plurality of tilling claws 7 for plowing a field are attached to the claw shaft to constitute a rotary 8. Thus, the driving force input to the gear case 1 is input to the claw shaft through the chain case 4, and the claw shaft is rotationally driven so that the rotary 8 (cultivation claw 7) performs the cultivation work in the field. Yes.
[0008]
The rotary 8 has an upper side supported by a main cover 9 supported between the chain case 4 and the side frame 6, and a side upper side provided by side covers 11 provided on the left and right sides of the main cover 9. A rear cover 12 is supported on the side so as to be pivotable up and down and is disposed behind the main cover 9.
[0009]
That is, the rotary 8 is covered at the upper side, the side, and the rear by the rotary cover 13 including the main cover 9, the side cover 11, the rear cover 12, and the like. At this time, brackets 14 are attached to the left and right sides of the rear cover 12 so as to protrude upward. The bracket 14 is connected to the pipe frame 3 via the rod 16, and the rear cover 12 is suspended on the pipe frame 3 side. .
[0010]
With the above structure, the rear cover 12 is rotated by its own weight so that the rear end is in contact with the farm scene, and changes its posture, and the rear cover stands up with respect to the farm scene as the tillage depth becomes shallower. The (acute angle side angle) approaches 90 °, and as the tillage depth increases, the field scene falls down and the angle of the rear cover (acute angle side) with respect to the field scene approaches 0 °.
[0011]
1 shows a state during shallow plowing where the tilling depth is relatively shallow, and FIG. 3 shows a state during deep plowing where the tilling depth is relatively deep, and the tilling depth changes as the rear cover 12 rotates. Even in this case, the rear cover 12 makes it possible to level the cultivated soil by the rotary 8, that is, deep plowing work and shallow plowing work by the rotary cultivating apparatus are possible.
[0012]
The side cover 11 on the chain case 4 side is disposed outside the chain case 4, that is, the end of the rear cover 12 on the chain case 4 side extends to the position of the outer surface of the chain case. As a result, the rear cover 12 leveles the trace that the chain case 4 forms on the field scene, and erases the trace of the chain case 4.
[0013]
Further, a curled leveling plate 12a is attached to the rear end of the rear cover 12, and the leveling plate 12a pulls the soil of the convex portion at the start of tilling to the end of tilling, and the soil is removed at the end of tilling. When the rotary tiller is raised, it is backfilled into a recess formed in the field to improve the leveling. At this time, since the ground contact area of the rear cover 12 is increased by the leveling plate 12a, the accuracy of the automatic control based on the swinging of the rear cover 12 along the field scene, for example, the raising / lowering control of the rotary tiller, etc. is improved.
[0014]
On the other hand, a plate-like partition 17 is provided between the left and right side covers 11 between the main cover 9 and the rear cover 12, and the front end of the partition 17 rotates around the rear end of the main cover 9. It is supported and attached movably. A bracket 18 is projected from the upper surface of the partition 17 corresponding to the bracket 14 of the rear cover 12, and the bracket 18 and the bracket 14 of the rear cover 12 are connected via a connecting rod 19. .
[0015]
As a result, the partition 17 rotates in conjunction with the connecting rod 19 in accordance with the rotation of the rear cover 12, and in the shallow tillage shown in FIG. At the time of deep plowing shown in FIG. 3, the posture is switched so as to form a discharge posture B that is in a lying state with respect to the field scene and separates from the rotary 8.
[0016]
Due to the above structure, during shallow plowing, the partition body 17 is in the swinging posture A and close to the rotary 8 side, and the rear cover 12 is in the standing plowing posture, and part of the cultivated soil cultivated by the rotary 8 is directed to the rotary 8. It is carried forward between the adjacent partition 17 and the rotary 8 and between the rotary 8 and the main cover 12.
[0017]
As a result, the amount of swollen soil during shallow plowing that generates relatively little cultivated soil is increased, and when the cultivated soil is swollen, the clumps are crushed to improve soil crushing characteristics. 12, the leveling performance is improved, and stable shallow tillage work can be performed.
[0018]
On the other hand, at the time of the deep plowing, the partition body 17 is in the discharge posture B and the rear cover 12 is in the lying down deep plowing posture, and the tilled soil generated more than the shallow plowing work is carried forward by the partition body 17. Without being discharged, the cultivated soil discharged is leveled by the rear cover 12. At this time, the cultivated soil scattered by the partitioning member 17 during the cultivation does not leak from between the rear cover 12 and the main cover 9.
[0019]
For this reason, the increase of the carrying soil at the time of deep tillage work is prevented, the load on the tractor body due to the resistance of the carry soil is reduced, and stable deep tillage work can be performed. As described above, the partition body 17 is provided so as to be rotatable and the posture can be switched, so that the range of tillage depth at which smooth tillage work can be performed is expanded, and a deeper tillage depth compared to paddy fields. It is possible to easily perform the cultivation work even in the field where the cultivation work is required.
[0020]
In the case of the present embodiment, the rear cover 12 and the partitioning body 17 are connected and interlocked by an interlocking mechanism including both brackets 14 and 18 and a connecting rod 19, and the partitioning body 17 is proportional to the rotation angle of the rear cover 12. Since it can be rotated steplessly (freely), the partition 17 automatically rotates steplessly so that the amount of cultivated soil discharged (and the amount of cultivated soil carried) according to the tillage depth is reached. Change the attitude to the field.
[0021]
That is, the partition body 17 automatically follows the rotation of the rear cover 12, that is, the tilling depth, and can be switched to the swinging posture A during shallow tillage work and to the discharge posture B during deep tillage work. On the other hand, the rear cover 12 is rotated to follow the rotation of the rear cover 12 so that the amount of tillage discharged to the rear cover 12 side becomes appropriate, and the posture of the rear cover 12 and the partitioning body 17 can be easily switched. The operation mistake of the attitude | position switching of the partition 17 is prevented.
[0022]
On the other hand, a support rod 21 in the left-right direction is horizontally provided between the side covers 11 so as to be positioned between the rear cover 12 and the main cover 9 above the partition body 17. Are provided with a plurality of mounting jigs 23 for working machines to be inserted into the soil such as the subsoiler 22 for cultivating the tilling pad so as to be slidable left and right.
[0023]
Accordingly, for example, as shown in FIGS. 1 to 3, when the subsoiler 22 is attached to the mounting jig 23, the subsoiler 22 is in a state before being leveled by the rear cover 12, that is, plowed by the rotary 8 and rearward. Since it is inserted into the field in the scattered soil being discharged, the load on the tractor body can be reduced without greatly receiving the resistance of the cultivated soil, and stable cultivating work can be performed.
[0024]
Then, by attaching the working machine to the soil to the support rod 21 as described above, the working machine can be easily inserted into the field without being greatly subjected to the resistance of the tilled soil in the scattered soil being discharged backward. Therefore, even when the strength of the work machine is small, the work machine can be easily inserted into the field, and as shown in FIGS. 4 and 5, the work machine for performing fertilization and drug application. Even if the nozzle 24 to be provided is provided on the back surface of the subsoiler 22, the nozzle 24 (low strength) can be easily inserted into the field, and fertilization and medicine can be easily performed.
[0025]
For this reason, as shown in FIG. 5, a plurality of nozzles 24 are provided so as to have different depths of insertion into the field, and fertilizers having different days of fertilization depending on the depth of insertion into the field are discharged from each nozzle 24. It is possible to easily perform the fertilization at the same time. In this case, the fertilization work and the additional fertilization work can be reduced, the total amount of fertilization can be reduced, and in addition to the improvement of work efficiency, there is an effect in preventing environmental destruction.
[0026]
In addition, since the support rod 21 is provided horizontally across the side covers 11 and the attachment jig 23 is slidably attached to the support rod 21, the nozzle 24 can be adjusted by adjusting the position of the attachment jig 23. The position of can be changed and adjusted in accordance with the crop position (the position of the cocoon) to be planted in the next step.
[0027]
Moreover, since the attachment range of the work implement is almost the full width of the rotary tiller, the subsoiler 22 may be provided on the rear extension line of the chain case 4 and the remaining tillage portion behind the chain case 4 may be plowed by the subsoiler 22. it can. At this time, since the support rod 21 is attached to the both side covers 11 side, the attachment structure is simple.
[0028]
On the other hand, when the nozzle 24 is attached, a fertilizer for fertilization is applied to a conventionally known main tool bar 27 which is attached to the pipe frame 3 so as to be swingable and is supported by an arm 26 protruding rearward and extending in the left-right direction. A tank 28 for containing a medicine for medicine can be attached.
[0029]
In the present embodiment, as shown in FIG. 6, an output shaft 29 for taking out driving force is projected from the rear of the gear case 1, and a pump for fertilizing and applying medicine is driven by the driving force from the output shaft 29. It can be a driving force. Thereby, the apparatus which requires a drive source other than the said pump can be attached to the rotary tiller side, and can be driven easily.
[0030]
In particular, the gear case 1 rotates the output shaft 29 integrally with the input shaft 2, and a clutch mechanism 35 is provided between the input shaft 2 and the transmission shaft 30 for driving force to the chain case 4 in the pipe frame 3. By having the structure and cutting the driving force to the transmission shaft 30 by the clutch mechanism 35, the driving force can be output from the output shaft 29 in a state where the rotary 8 is stopped. Thereby, when driving a car wash machine etc. with the driving force from an output shaft, the rotary 8 can be stopped.
[0031]
Furthermore, in the present embodiment, the arm 26 is suspended from the top mast 33 by an expansion / contraction rod 32 that is expanded and contracted by an electric motor 31, and the swing angle of the arm 26 can be adjusted by driving the electric motor 31. It has become. This makes it possible to easily adjust the posture of the tank 28 attached to the main tool bar 27 or a working machine such as a molding machine or a ridger.
[0032]
【The invention's effect】
According to the configuration of the present invention configured as described above, since the work implement is supported and attached to the support rod between the partition plate and the rear cover, the work implement is plowed by the rotary 8 and is being discharged rearward. It is possible to work on the field in the scattered soil. For this reason, in particular, in the case of a work machine inserted into the soil such as a subsoiler for cultivating the cultivator or a nozzle for fertilizing or applying medicine in the soil, The work implement is inserted into the field without greatly receiving the resistance of the tilling soil in the scattered soil being discharged backward, allowing the work implement to work smoothly and reducing the load on the tractor body There is an advantage.
[0033]
In addition, when mounting the support rod, the support rod is provided across both side covers to simplify the mounting structure of the support rod, and the work machine mounting range is almost the full width of the rotary tillage device. It is also possible to provide a subsoiler as a machine on the rear extension line of the chain case and to plow the remaining plowing portion behind the chain case with the subsoiler.
[0034]
Alternatively, by providing a plurality of nozzles as work implements in the left-right direction and adjusting the insertion depth of each nozzle, it becomes possible to simultaneously apply fertilizers with different days of fertilization, and by adjusting the attachment position of the work implement, The position of 24 can be changed and adjusted according to the position of the crop planted (the position of the cocoon) in the next step.
[0035]
Further, by providing a rotatable partition between the main cover and the rear cover, the cultivated soil is swung forward by the partition by switching the partition to the swivel position during shallow plowing, and the soil breaking performance is improved. At the same time, leveling performance is improved by filling the unevenness of the field with the surrounding soil, and switching the partitioning body to the discharging position during deep plowing prevents the tilled soil from being moved forward more than necessary. Since it is discharged, the load on the tractor body can be reduced, smooth tilling work can be performed, and work can be easily performed on the farm field by the working machine in the above state.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a rotary tiller during shallow tillage work.
FIG. 2 is a plan view of a rotary tiller.
FIG. 3 is a side view of a rotary tiller during deep plowing work.
FIG. 4 is a side view of a rotary tiller with a nozzle attached to the back of the subsoiler.
FIG. 5 is a side view of a rotary tiller in which a plurality of nozzles having different insertion depths in the field are attached to the back surface of the subsoiler.
FIG. 6 is a plan sectional view of a main part of the gear case.
[Explanation of symbols]
8 Rotary 9 Main cover 11 Side cover 12 Rear cover 17 Partition 21 Support rod 22 Subsoiler (work machine)
24 nozzle (work machine)
A Carrying posture B Discharging posture

Claims (2)

耕耘用のロータリ(8)の上方をメインカバー(9)により覆い、該メインカバー(9)の後方に耕耘土を均平するリヤカバー(12)を上下回動自在に設けたロータリ耕耘装置において、メインカバー(9)の後端に耕耘時の飛散土の漏れ出しを防止する仕切体(17)を設け、上記リヤカバー(12)の前方位置に左右方向の支持枠(21)を横設するとともに、該支持杆(21)には、上記仕切体(17)とリヤカバー(12)との間においてロータリ(8)により耕耘されて後方に排出中の飛散土の中で圃場に挿入される作業機(22),(24)を、その取付け位置が左右方向に変更自在に支持されるように取付け、メインカバー(9)とリヤカバー(12)との間に上下回動自在に仕切体(17)を設け、さらに、前記仕切体(17)をリヤカバー(12)と連動機構によって連結して、リヤカバー(12)が起立状態では仕切体(17)がロータリ(8)により耕耘される耕耘土を持ち回るようにロータリ(8)側に近接する持回り姿勢(A)に、また、リヤカバー(12)が倒伏状態では仕切体(17)が耕耘土をリヤカバー(12)側に排出せしめる排出姿勢(B)となるように姿勢切換え自在に構成したロータリ耕耘装置。In the rotary tiller device in which the upper portion of the rotary rotary (8) is covered with a main cover (9), and a rear cover (12) for leveling the tillable soil is provided behind the main cover (9) so as to be rotatable up and down. A partition body (17) is provided at the rear end of the main cover (9) to prevent the scattered soil from leaking out during tillage, and a horizontal support frame (21) is provided laterally at the front position of the rear cover (12). The support rod (21) is inserted between the partition (17) and the rear cover (12) by the rotary (8) and inserted into the field in the scattered soil discharged backward. (22) and (24) are mounted so that their mounting positions are supported so as to be changeable in the left-right direction, and the partition body (17) is pivotable up and down between the main cover (9) and the rear cover (12). And the partition ( 7) is connected to the rear cover (12) by an interlocking mechanism, and when the rear cover (12) is in the upright state, the partition (17) is moved to the rotary (8) side so as to carry the cultivated soil plowed by the rotary (8). The position can be freely switched so that it is in a close-around carrying position (A), and when the rear cover (12) is in a lying state, the partition (17) is in a discharging position (B) that discharges the tilled soil to the rear cover (12). the rotary tiller. 支持杆(21)が、ロータリ(8)の側方を覆う左右のサイドカバー(11)間に亘って設けられた請求項1のロータリ耕耘装置。  The rotary tiller according to claim 1, wherein the support rod (21) is provided between the left and right side covers (11) covering the sides of the rotary (8).
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