JP3943378B2 - Flame retardant coating agent for mesh sheet and flame retardant coating film of mesh sheet - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は長期間屋外で使用される建設工事現場、土木工事現場で使用される建築工事用メッシュシートに塗装する難燃塗装剤と、該塗装剤を塗装して形成した難燃塗装膜に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在使用されている建築工事用メッシュシートはポリエステル、ポリプロピレン等のマルチフィラメント繊維を製織加工した原織物を塩化ビニル系ペースト樹脂組成物で被覆後加熱処理し、所望形状に加工し製品化したものが多く使用されている。
塩化ビニル樹脂を用いて被覆加工した製品は難燃性は優れているが、全て塩素及び可塑剤を含有するので、廃棄時に焼却するとハロゲンガスやダイオキシン類を発生し、また使用中に環境ホルモンがブリードし、流出して環境を汚染する恐れがある。そのため最近は塩化ビニル樹脂を用いないで、ポリオレフィン系樹脂、ポリウレタン系樹脂等を用い、難燃剤もハロゲン元素を含有しない、窒素、リン系のものを用いて、同じようなマルチフィラメント繊維を製織加工した原織物を被覆し、加熱処理したノンハロゲン建築工事用メッシュシートも製造され、建築現場で使用されている。
建築工事用メッシュシートは建築現場で展張し、3〜10ヶ月間使用するが、使用中に自動車の排気ガス等による汚れ、建材への塗料の塗装時の塗料の汚れ、その他の汚れが付着する。これらの汚れは約40〜50℃の洗濯水に浸漬後洗濯して建築工事用メッシュシートから除去し、シートは再使用する。しかし汚れが酷く洗濯しても汚れを除去できないものがある。工事現場に汚れたメッシュシートを展張すると、地域の美観を損ねると非難される。これらの汚れの取れないメッシュシートはやむをえず、メッシュシートと同色の塗料を塗装して新品と同等の色、美観を有する建築工事用メッシュシートとして再使用してきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
難燃剤が配合されていない塗料を建築工事用メッシュシートに塗装すると建築工事用メッシュシートの防炎性が低下する。洗濯を何回も繰り返して行った建築工事用メッシュシートは新品の建築工事用メッシュシートに比較すると防炎性は大きく劣化する。難燃剤が配合されていない塗料を洗濯した建築工事用メッシュシートに塗装すると建築工事用メッシュシートの防炎性をさらに低下させる。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたもので、非ハロゲン塗料にメラミン系化合物、ヒドラゾジカルボン酸アミドから選んだ難燃剤を配合することにより密着性が良好で塗装面が平滑で、光沢があり、ブロッキングがなくなり、防炎性が良好な洗濯したメッシュシートに塗装することができる。洗濯前つまり展張前に塗装することができる非ハロゲンメッシュシート用難燃塗装剤とメッシュシートの難燃塗装膜を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、
「1. 樹脂固形分15〜60重量%のポリウレタン系樹脂の非ハロゲン系塗料の樹脂固形分100重量部に対し、平均粒径30μm以下のメラミン系化合物、平均粒径30μm以下のヒドラゾジカルボン酸アミドから選んだ1種または2種の難燃剤を60〜120重量部を配合してなる、メッシュシート用難燃塗装剤。
2. ポリウレタン系樹脂の非ハロゲン系塗料がアクリルポリオール樹脂とポリイソシアネート硬化剤とを硬化性樹脂成分として含有する塗料である、1項に記載されたメッシュシート用難燃塗装剤。
3. メラミン系化合物がシアヌル酸メラミン、ポリリン酸メラミン、硫酸メラミンから選んだ1または2以上である、1項または2項に記載されたメッシュシート用難燃塗装剤。
4. 1項ないし3項のいずれか1項に記載された難燃塗装剤をメッシュシートに被覆して形成した難燃塗装膜厚が7μm〜50μmで酸素指数が26以上である、メッシュシートの難燃塗装膜。」
に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明で言うメッシュシート用難燃塗装剤とは塗料を構成する樹脂、硬化剤、顔料、溶剤及びメラミン系化合物及びヒドラゾジカルボン酸アミド化合物から選んだ1または2の難燃剤等からなり、塩素、臭素等のハロゲン元素を含有せず、さらにカドミウム、鉛等の有害元素を含有しない塗装剤である。
本発明で使用するポリウレタン系塗装剤としては、例えばアクリルポリオール樹脂の基体樹脂とポリイソシアネート硬化剤を含有する、硬化性塗料があげられる。
アクリルポリオール樹脂としては、水酸基含有アクリル単量体及びその他の重合性単量体を共重合せしめて得られる、10〜200mgKOH/g 、好ましくは25〜90mgKOH/gの範囲内の水酸基価を有するものが使用できる。
水酸基含有アクリル単量体は1分子中に水酸基と重合性不飽和結合を有する化合物であり、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸の炭素原子数1〜8個のヒドロキシアルキルエステル等があげられる。
【0006】
その他の重合性単量体は、水酸基含有アクリル単量体と共重合可能な、1分子中に重合性不飽和結合を有する化合物であり、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、アクリル酸デシル等の(メタ)アクリル酸の炭素原子数1〜24個のアルキルまたはシクロアルキルエステル;(メタ)アクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチルアクリルアミド等の官能性(メタ)アクリルアミド;グリシジル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリルアミド、アリルグリシジルエーテル等のグリシジル含有ビニル単量体;スチレン、ビニルトルエン、プロピオン酸ビニル、α−メチルスチレン、酢酸ビニル、(メタ)アクリロニトリル、ビニルプロピオネート、ビニルピバレート、ベオバモノマー(シェル化学製品)等のビニル単量体等があげられる。
上記アクリルポリオール樹脂は一般に5000〜40000範囲内の数平均分子量を有することができる。
【0007】
ポリイソシアネート硬化剤としては、例えば、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート等の脂肪族ジイソシアネート;4,4′−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)、イソホロンジイソシアネート等の脂環族ジイソシアネート;キシリレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリフェニルメタンジイソシアネート、(以下ポリメリックMDI)等の芳香族ジイソシアネート;及びこれらのイソシアネート体やビュウレット体等の類似の化合物があげられ、これらは1種または2種以上混合して使用できる。
本発明で使用するポリウレタン樹脂系塗装剤組成物において、上記したアクリルポリオール樹脂とポリイソシアネート硬化剤との配合割合(固形分換算)は、アクリルポリオール樹脂100重量部に対してポリイソシアネート硬化剤を3〜30重量部、特に5〜15重量部の範囲が好ましい。
【0008】
該塗装剤組成物は、上記したアクリルポリオール樹脂及びポリイソシアネート硬化剤を有機溶剤に溶解もしくは分散することにより得られる有機溶剤系塗装剤組成物として使用することができる。
該有機溶剤としては、例えば、ヘプタン、トルエン、キシレン、オクタン、ミネラルスピリット等の炭化水素系溶媒、酢酸エチル、酢酸n−ブチル、酢酸イソブチル、メチルセロソルブアセテート、ブチルカルビトールアセテート等のエステル系溶媒、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン等のケトン液溶媒、n−ブチルエーテル、ジオキサン、エチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル系の溶媒等を使用できる。
【0009】
本発明で使用するポリウレタン系塗装剤組成物において、上記した以外に必要に応じて着色顔料、塗面調整剤、体質顔料等の従来から公知の添加剤を配合することができる。
【0010】
また本発明は、メラミン系化合物と、ヒドラゾジカルボン酸アミドから選んだ1または2を使用する。
本発明で使用するメラミン系化合物は燃焼時に熱分解し、窒素ガスを発生する、この窒素ガスが酸素を遮断する。またメラミン系化合物は含窒素ガスを発生しながら脱水炭化触媒としてウレタン系樹脂塗料の炭化を促進し、難燃効果を向上する。
本発明で使用するメラミン系化合物の平均粒径は30μm以下である。好ましくは20μm以下である。さらに好ましくは10μm以下である。30μmを超えると塗装剤をノズルを通して噴霧塗装する場合、ノズル詰まりを生じやすい。その結果噴霧ムラを生じやすい。さらに塗装面に凹凸が生じ平滑塗装面の塗装ができなくなる。また光沢がなくなる等の問題がある。
【0011】
本発明で使用されるメラミン系化合物としては、シアヌル酸メラミン、リン酸メラミン、ポリリン酸メラミン、硫酸メラミンがある。本発明で使用されるシアヌル酸メラミンの例として、日産化学工業株式会社製MC−610平均粒径3μm、MC−640平均粒径3μmのものが挙げられる。
シアヌル酸メラミンの化学構造式は下記の通りである。
【0012】
【化1】
【0013】
本発明で使用されるリン酸メラミンまたはポリリン酸メラミンの例として、株式会社三和ケミカル製MPP−A平均粒径3μmが挙げられる。
リン酸メラミンの化学構造式は下記の通りである。
【0014】
【化2】
【0015】
本発明で使用される硫酸メラミンの例として、アピノン800−1平均粒径15μm株式会社三和ケミカル製が挙げられる。
硫酸メラミンの化学構造式は次の通りである。
【0016】
【化3】
【0017】
本発明で使用されるヒドラゾジカルボン酸アミドは燃焼時に熱分解し多量の窒素ガスが発生する。この窒素ガスが酸素を遮断する。ヒドラゾジカルボン酸アミドは燃焼性においてメラミン系化合物との相乗効果があることが特徴である。これにより塗料の塗装面の燃焼を抑制し難燃化する。
本発明で使用されるヒドラゾジカルボン酸アミドの平均粒径は30μm以下である。好ましくは20μm以下である。さらに好ましくは10μm以下である。30μm以上では難燃塗装剤がノズルを通して噴霧塗装する場合ノズル詰まりを生じやすい。さらに塗装面に凹凸が生じ平滑な塗装面の塗装ができない。また光沢が出なくなる。ヒドラゾジカルボン酸アミドの例として大塚化学株式会社製のKBH−30平均粒径5μmが挙げられる。
ヒドラゾジカルボン酸アミドの化学構造式は次の通りである。
【0018】
【化4】
【0019】
メラミン系化合物、ヒドラゾジカルボン酸アミドから選んだ1または2の化合物は塗料固形分15〜60重量%の非ハロゲン塗料の樹脂固形分100重量部に対して20〜100重量部存在することが必要である。20重量部以下では難燃効果が奏されず、100重量部以上では難燃効果の向上が小さくなる。さらに難燃塗装剤と建築工事用メッシュシートとの密着性が悪くなる。その結果建築工事用メッシュシートを洗濯するとメッシュシートの表面から難燃塗装剤が部分的に剥離する。
【0020】
本発明でシンナーを使用する場合は、シンナーは塩素等のハロゲン元素が含有しない有機溶剤で構成されたシンナーを用いる。
有機溶剤としては、トルエン、キシレン、酢酸エチル、酢酸イソブチル、メチルセロソルプアセテート、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、n−ブチルエーテル、ジオキサン、が使用される。特にこれらの有機溶剤は一般には2〜4種併用して使用されることが多い。
本発明で使用する難燃塗装剤を用いてメッシュシートを塗装して形成する塗装膜の膜厚は、7〜50μmである。塗装膜厚が7μm以下では難燃効果が奏されず、50μm以上では乾燥が遅くなり、折り畳んで包装するとブロッキングが生ずるので好ましくない。
本発明で使用する難燃塗装剤の酸素指数は26以上である。形成される塗装膜の酸素指数も26以上である。酸素指数26以下では建築工事用メッシュシート洗濯品の難燃性の向上をはかる効果は小さいので好ましくない。
【0021】
【実施例】
次に実施例を示して本発明を具体的に説明する。
はじめに、実施例と比較例で使用する、従来使用されている難燃メッシュシートについて説明し、次に、このメッシュシートの洗濯処理について説明する。この洗濯したメッシュシートに本発明の難燃性塗装剤が塗装される。
洗濯処理して難燃性が低下したメッシュシートに本発明の塗装剤を塗布して、低下した難燃性を向上させ、耐洗濯性を付与するのである。
実施例1〜7は洗濯処理したメッシュシートに本発明の塗装剤を塗布した例であり、難燃性が向上し、耐洗濯性が良好となったことを示す。
【0022】
(A) 従来のメッシュシートを難燃処理する難燃樹脂液
エチレン−酢酸ビニル共重合体S−752(住友化学工業株式会社製、固形分50重量%)140重量部、ポリウレタンアデカボンタイターHUX−380(旭電化工業株式会社製、固形分38重量%)70重量部と難燃剤として赤燐ノーバエクセル140(燐化学株式会社製)6重量部と非ハロゲン有機燐酸エステルTCP(大八化学工業株式会社製)8重量部と水酸化アルミニウムハイジライトH−42M(昭和電工株式会社製)80重量部、及び酸化チタンJR401(ライカ株式会社製)10重量部、カーボンブラックISAF(旭カーボン株式会社製)0.3重量部、紫外線吸水剤チヌピン327(チバガイギ社製)0.8重量部からなる混合物液をプラネタリヤミキサーで撹拌混合し、粘度4,840cp(BM型粘度計ローターV−6、12rpm、25℃)の難燃樹脂溶液を得た。(B) 従来用いられている織布
繊度750デニールのポリエステルマルチフィラメント繊維を3本曳き揃えて、ドビ付織機で経糸45本/10cm、緯糸45/10cmの摸紗織の織布重量220g/m2を織った。
(C) 従来の建築工事用メッシュシート
難燃樹脂液(A)の入った槽中へ、織布(B)をガイドロールを通しピンチロールでピンチし難燃樹脂液を通過、含浸させマングルロールで絞った後エアブローし、110℃、140℃、180℃の加熱炉を通過させて乾燥ゲル化させて、重量379g/m2の建築工事用メッシュシートを得た。
(D) 従来の建築工事用メッシュシートの洗濯処理と処理したメッシュシート
(C)で得た建築工事用メッシュシート重量379g/m 2を
洗剤 ノニオン界面活性剤 0.4重量%
メタ珪酸ソーダー 1.5重量%
中性無水芒硝 0.1重量%
からなる洗剤を水で薄めて濃度0.2%した水温40℃の洗濯水に6時間浸漬後、メッシュシートの表面、裏面共に水圧100kgf/cm 2でノズルから水を噴射して洗濯を行った。上記洗濯を5回繰り返し行った。洗濯後の建築工事用メッシュシート洗濯品の重量は362g/m 2であった。
【0023】
該建築工事用メッシュシート洗濯品の防炎性は燃焼試験法 JIS L 1091によるA−1法及びD法による性能は下記の通りであった。
この建築工事用メッシュシート洗濯品を実施例の本発明の難燃塗装剤を塗装するメッシュシートとして使用した。
【0024】
実施例1
スチレン/メチルメタクリレート/2 ヒドロキシエチルメタクリレートのラジカル共重合体(重量平均分子量20,000、水酸基価70mgKOH/g、樹脂固形分30重量%)であるアクリルポリオール樹脂30重量%、顔料酸化チタン TR401 15重量%、カーボンブラック TSAF 0.5重量%からなる、トルエン溶液の塗料樹脂固形分 30重量%の塗料333重量部に難燃剤としてシアヌル酸メラミン MC−640(日産化学工業株式会社製、平均粒径3μm)90重量部を混合機に添加し、撹拌混合を30分間行ってメッシュシート用難燃塗装剤用の組成物を得た。
該難燃塗装剤用組成物100重量部に対し硬化剤として、ヘキサメチレンジイソシアネートを10重量部添加し撹拌混合してメッシュシート用難燃塗装剤を得た。
該難燃塗装剤をガラス板上に流延し、デシプロケーターで厚さを調整後80℃で10分間乾燥、硬化して厚さ30μmの酸素指数測定用の難燃塗装剤膜シートを作製した。該難燃塗装剤膜シートの酸素指数を測定した。測定結果は表1に示す。
さらに別に該難燃塗装剤用組成物100重量部にヘキサメチレンジイソシアネート硬化剤(関西ペイント株式会社製)10重量部、シンナーA(トルエン 50重量%、キシレン 20重量%、メチルイソブチルケトン 30重量%)150重量部添加後、撹拌混合して塗装用のメッシュシート用難燃塗装剤を得た。該難燃塗装剤の粘度8秒であった。
該難燃塗装剤を塗装機を用いてラインスピード2m/min、ノズル噴霧圧力3.5 kgf/cm 2で建築工事用メッシュシート洗濯品に塗装し、温度80℃の加熱炉を通して乾燥硬化して、難燃塗装剤を塗装したメッシュシート難燃塗装品を得た。
該メッシュシート難燃塗装品の塗装剤膜厚は予め該メッシュシートに厚み測定のため取り付けたステンレス板に塗装された塗膜厚さで測定した。塗膜厚さは20μmであった。該メッシュシート難燃塗装品の性能を測定した結果は表1に示す。
【0025】
実施例2
実施例1において、難燃剤としてシアヌル酸メラミン MC−640(日産化学工業株式会社製、平均粒径3μm)70重量部と燐酸メラミン MPP−A(株式会社三和ケミカル製、平均粒径3μm)40重量部を使用した。その他は実施例1と同様にしてメッシュシート用難燃塗装剤を得た。
該難燃塗装剤の粘度は8秒であった。該難燃塗装剤を用いて実施例1で使用したものと同様の建築工事用メッシュシート洗濯品を実施例1と同様の塗装機を用い、実施例1と同様の塗装条件で塗装し、乾燥硬化してメッシュシート難燃塗装品を得た。
該メッシュシート難燃塗装品の塗膜厚さは22μmであった。該メッシュシート難燃塗装品の性能を測定した結果は表1に示す。
【0026】
実施例3
実施例1において難燃剤としてシアヌル酸メラミン MC−640 40重量部とヒドラゾジカルボン酸アミド KBH−30(大塚化学株式会社製、平均粒径5μm)40重量部を使用した。その他は実施例1と同様にしてメッシュシート用難燃塗装剤を得た。シンナーAは250重量部配合した。
該難燃塗装剤の粘度は8秒であった。該難燃塗装剤を用いて実施例1で使用したものと同様の建築工事用メッシュシート洗濯品を実施例1と同様の塗装機を用い、実施例1と同様の塗装条件で塗装し、乾燥硬化してメッシュシート難燃塗装品を得た。
該メッシュシート難燃塗装品の塗膜厚さは9μmであった。該メッシュシート難燃塗装品の性能を測定した結果は表1に示す。
【0027】
実施例4
実施例1において難燃剤として、ヒドラゾジカルボン酸アミド KBH−30・20重量部、硫酸メラミン アピノン 800−1(株式会社三和ケミカル製、平均粒径15μm)20重量部とリン酸メラミン MPP−A 40重量部(株式会社三和ケミカル製)を使用した。
その他は実施例1と同様にしてメッシュシート用難燃塗装剤を得た。
該難燃塗装剤の粘度は8秒であった。該難燃塗装剤を用いて実施例1で使用したものと同様の建築工事用メッシュシート洗濯品を実施例1と同様の塗装機を用い、実施例1と同様の塗装条件で塗装し、乾燥硬化してメッシュシート難燃塗装品を得た。
該メッシュシート難燃塗装品の塗膜厚さは26μmであった。該メッシュシート難燃塗装品の性能を測定した結果は表1に示す。
【0029】
実施例5
実施例1において難燃剤としてシアヌル酸メラミン MC−640 20重量部、ヒドラゾジカルボン酸アミド KBH−30(大塚化学株式会社製、平均粒径5μm)40重量部、燐酸メラミン MPP−A(株式会社三和ケミカル製、平均粒径3μm)20重量部を使用した。その他は実施例1と同様にしてメッシュシート用難燃塗装剤用組成物を得た。
該難燃剤用組成物100重量部に実施例で使用したシンナーAの代わりにシンナーB(トルエン30重量%、キシレン30重量%、酢酸イソブチル20重量%、メチルイソブチルケトン20重量%)150重量部と実施例1で使用したと同様の硬化剤10重量部添加し、実施例1と同様にしてメッシュシート用難燃塗装剤を得た。
該難燃塗装剤の粘度は8秒であった。該難燃塗装剤を用いて実施例1で使用したものと同様の建築工事用メッシュシート洗濯品を実施例1と同様の塗装機を用い、実施例1と同様の塗装条件で塗装し、乾燥硬化してメッシュシート難燃塗装品を得た。
該メッシュシート難燃塗装品の塗膜厚さは25μmであった。該メッシュシート難燃塗装品の性能を測定した結果は表1に示す。
【0030】
実施例6
実施例1において難燃剤シアヌル酸メラミンMC−640の代わりに、燐酸メラミンMPP−A(株式会社三和ケミカル製、平均粒径3μm)60重量部使用した。その他は実施例1と同様にしてメッシュシート用難燃塗装剤用組成物を得た。
該難燃塗装剤用組成物を用い、実施例1と同様にしてメッシュシート用難燃塗装剤を得た。該難燃塗装剤の粘度は7秒であった。該難燃塗装剤を用いて実施例1で使用したものと同様の建築工事用メッシュシート洗濯品を実施例1と同様の塗装機を用い、ノズル噴霧圧力3.0kgf/cm 2とした。その他は実施例1と同様の塗装条件で塗装し、乾燥硬化してメッシュシート難燃塗装品を得た。該メッシュシート難燃塗装品の塗膜厚さは24μmであった。
該メッシュシート難燃塗装品の性能を測定した結果は表1に示す。
【0031】
比較例1
実施例1において塗料に難燃剤としてシアヌル酸メラミン MC−640を添加せず、非ハロゲン有機リン酸エステル TPPも添加しなかった。その他は実施例1と同様にしてメッシュシート用難燃塗装剤を得た。該難燃塗装剤の粘度は7秒であった。該難燃塗装剤を用いて実施例1で使用したものと同様の建築工事用メッシュシート洗濯品を実施例1と同様の塗装機を用い、実施例1と同様の塗装条件で塗装し、乾燥硬化してメッシュシート難燃塗装品を得た。
該メッシュシート難燃塗装品の塗膜厚さは16μmであった。該メッシュシート難燃塗装品の性能を測定した結果は表2に示す。
【0032】
比較例2
実施例1において難燃剤としてシアヌル酸メラミン MC−640 15重量部使用した。その他は実施例1と同様にしてメッシュシート用難燃塗装剤を得た。該難燃塗装剤の粘度は7秒であった。該難燃塗装剤を用いて実施例1で使用したものと同様の建築工事用メッシュシート洗濯品を実施例1と同様の塗装機を用い、実施例1と同様の塗装条件で塗装し、乾燥硬化してメッシュシート難燃塗装品を得た。
該メッシュシート難燃塗装品の塗膜厚さは18μmであった。該メッシュシート難燃塗装品の性能を測定した結果は表2に示す。
【0033】
比較例3
実施例1において難燃剤としてシアヌル酸メラミン MC−640 140重量部使用した。その他は実施例1と同様にしてメッシュシート用難燃塗装剤を得た。該難燃塗装剤の粘度は9秒であった。該難燃塗装剤を用いて実施例1で使用したものと同様の建築工事用メッシュシート洗濯品を実施例1と同様の塗装機を用い、実施例1と同様の塗装条件で塗装し、乾燥硬化してメッシュシート難燃塗装品を得た。
該メッシュシート難燃塗装品の塗膜厚さは25μmであった。該メッシュシート難燃塗装品の性能を測定した結果は表2に示す。
【0034】
比較例4
実施例1において難燃剤としてシアヌル酸メラミン MC−640に代えて、シアヌル酸メラミン MC−410(日産化学工業株式会社製、平均粒径50μm)90重量部を使用した。
その他は実施例1と同様にしてメッシュシート用難燃塗装剤を得た。該難燃塗装剤の粘度は8秒であった。該難燃塗装剤を用いて実施例1で使用したものと同様の建築工事用メッシュシート洗濯品を実施例1と同様の塗装機を用い、実施例1と同様の塗装条件で塗装し、乾燥硬化してメッシュシート難燃塗装品を得た。この例はシアヌル酸メラミンの粒径が大きすぎる例である。
該メッシュシート難燃塗装品の塗膜厚さは28μmであった。
該メッシュシート難燃塗装品の性能を測定した結果は表2に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
(註) 難燃剤の粒径は次の通りである。
シアヌル酸メラミン MC−640 3μm
シアヌル酸メラミン MC−410 50μm
ヒドラゾジカルボン酸アミド KBH−30 5μm
リン酸メラミン MMP−A 3μm
硫酸メラミン アピノン 800−1 15μm
【0037】
【表2】
【0038】
諸性能の測定法
1. 粘度測定法
フォードカップ法 NO.4
2. 酸素指数
JIS K 7201
試験片区分:B−1号
3. 燃焼試験
JIS L 1091に準じて測定
A−1法(45℃ ミクロバーナー法)
D法(接炎回数)
4. 塗面平滑性
平滑性良好 ◎
平滑性やや悪い ○
ざらつき少しあり △
ざらざらしている ×
5. ブロッキング
(i) メッシュシート塗装品巾180cm、長さ510cmを巾を3つ折りし、次に長さを10つ折りし、たたみ、この上へ重量30Kgの荷重を掛け、16時間放置した。
( ii ) 放置後2Fからメッシュシート塗装品の一片を持ち、下へ吊り落とし、その時のたたみの自然な加除を見て評価した。
おりたたみ10折り全部解除する ◎
おりたたみ7〜8折りが解除する ○
おりたたみ4〜5折りが解除する △
おりたたみ1〜3折りが解除する ×
6. 耐洗濯性
メッシュシート塗装品を1週間放置後、洗剤濃度0.2%、水温40℃の洗濯水に6時間浸漬した後、メッシュシート塗装品を水圧100kgf/cm2 でノズルから水を噴射して洗濯して、塗装膜の剥離を評価した。
剥離全くなし ◎
剥離僅かにあり ○
剥離部部分的にあり △
剥離全面にあり ×
シンナー A組成
トルエン : 50重量%
キシレン : 20重量%
メチルイソブチルケトン : 30重量%
シンナー B組成
トルエン : 30重量%
キシレン : 30重量%
酢酸イソブチル : 20重量%
メチルイソブチルケトン : 20重量%
【0039】
【発明の効果】
本発明は、工事現場に展張した後洗濯して汚れを除いたメッシュシートに塗装することにより、劣化した難燃性を改善する優れた効果を奏する。また、展張前に塗装することにより、洗濯による劣化を防止する効果を奏する。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a flame retardant coating agent for coating a construction work site used outdoors for a long period of time and a mesh sheet for building construction used at a civil engineering site, and a flame retardant coating film formed by coating the coating agent.
[0002]
[Prior art]
The currently used mesh sheet for building construction is a product obtained by coating a raw fabric obtained by weaving multifilament fibers such as polyester and polypropylene with a vinyl chloride paste resin composition, processing it into a desired shape, and commercializing it. Many are used.
Products coated with vinyl chloride resin are excellent in flame retardancy, but all contain chlorine and plasticizer, so when incinerated at the time of disposal, halogen gas and dioxins are generated, and environmental hormones are not used during use. May bleed and spill out to contaminate the environment. For this reason, we have recently weaved similar multifilament fibers without using vinyl chloride resin, using polyolefin resins, polyurethane resins, etc., and flame retardants that do not contain halogen elements, using nitrogen and phosphorus materials. Non-halogen building mesh sheets coated with heat-treated raw fabric and heat-treated are also manufactured and used at construction sites.
The mesh sheet for construction work is spread on the construction site and used for 3 to 10 months. During use, dirt due to automobile exhaust gas, paint stains when paint is applied to building materials, and other dirt adhere to it. . These stains are immersed in washing water at about 40 to 50 ° C., washed and removed from the mesh sheet for construction work, and the sheet is reused. However, there are some that cannot be removed even after washing. If you spread dirty mesh sheets on the construction site, you will be accused of ruining the local beauty. These mesh sheets, which cannot be cleaned, are unavoidably used and reused as a mesh sheet for building construction having the same color and appearance as a new article by applying the same color paint as the mesh sheet.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
When a paint containing no flame retardant is applied to a mesh sheet for construction work, the flame resistance of the mesh sheet for construction work is reduced. The flameproof property of the mesh sheet for construction work that has been washed many times is greatly deteriorated as compared with a new mesh sheet for construction work. When a paint that does not contain a flame retardant is applied to a washed mesh sheet for building construction, the flame resistance of the building mesh sheet is further reduced.
The present invention has been made in view of such circumstances, the melamine compound in the non-halogen paint, a good coated surface adhesion by incorporating hydrazodicarbonamide acid Ami de whether we selected flame retardant smooth It can be applied to a washed mesh sheet that is glossy, has no blocking, and has good flame resistance. Provided are a flame retardant coating agent for non-halogen mesh sheets that can be applied before washing, that is, before spreading, and a flame retardant coating film for mesh sheets.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention
“1. Melamine compound having an average particle size of 30 μm or less and hydrazodicarboxylic acid having an average particle size of 30 μm or less with respect to 100 parts by weight of the resin solid content of a non-halogen paint of polyurethane resin having a resin solid content of 15 to 60% by weight. chose Ami de or al one or two flame retardant blended 60-120 weight parts formed by the mesh sheet for flame retardant coating agent.
2. 2. The flame-retardant coating material for mesh sheets according to item 1, wherein the non-halogen-based coating material of the polyurethane resin is a coating material containing an acrylic polyol resin and a polyisocyanate curing agent as curable resin components.
3. The flame retardant paint for mesh sheets according to item 1 or 2, wherein the melamine compound is one or more selected from melamine cyanurate, melamine polyphosphate, and melamine sulfate.
4 . Flame retardant of a mesh sheet having a flame retardant coating thickness of 7 μm to 50 μm and an oxygen index of 26 or more formed by coating a flame retardant coating agent according to any one of items 1 to 3 on a mesh sheet Painted film. "
About.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Resin mesh sheet for flame retardant coating agent in the present invention which constitutes a paint, curing agent, pigment, consists solvent and melamine compounds and hydrazo flame retardant dicarboxylic acid amide or we selected 1 or 2, etc. It is a coating agent that does not contain halogen elements such as chlorine and bromine and does not contain harmful elements such as cadmium and lead.
Examples of the polyurethane coating agent used in the present invention include a curable paint containing a base resin of an acrylic polyol resin and a polyisocyanate curing agent.
As the acrylic polyol resin, a hydroxyl group within a range of 10 to 200 mg KOH / g , preferably 25 to 90 mg KOH / g , obtained by copolymerizing a hydroxyl group-containing acrylic monomer and other polymerizable monomers. Those having a value can be used.
A hydroxyl group-containing acrylic monomer is a compound having a hydroxyl group and a polymerizable unsaturated bond in one molecule. For example, carbon of (meth) acrylic acid such as 2-hydroxyethyl (meth) acrylate and hydroxypropyl (meth) acrylate. Examples thereof include hydroxyalkyl esters having 1 to 8 atoms.
[0006]
The other polymerizable monomer is a compound having a polymerizable unsaturated bond in one molecule that can be copolymerized with a hydroxyl group-containing acrylic monomer, such as methyl (meth) acrylate, ethyl (meth) acrylate, 1 to 24 carbon atoms of (meth) acrylic acid such as butyl (meth) acrylate, cyclohexyl (meth) acrylate, 2-ethylhexyl (meth) acrylate, lauryl (meth) acrylate, stearyl (meth) acrylate, decyl acrylate, etc. (Meth) acrylamide, N-methyl (meth) acrylamide, N-ethyl (meth) acrylamide, diacetone acrylamide, N-methylol (meth) acrylamide, N-butoxymethyl acrylamide and the like ( (Meth) acrylamide; Glycidyl-containing vinyl monomers such as sidyl (meth) acrylate, glycidyl (meth) acrylamide, and allyl glycidyl ether; styrene, vinyl toluene, vinyl propionate, α-methylstyrene, vinyl acetate, (meth) acrylonitrile, vinyl propionate And vinyl monomers such as vinyl pivalate and veova monomer (shell chemical products).
The acrylic polyol resin can generally have a number average molecular weight in the range of 5000-40000.
[0007]
Examples of the polyisocyanate curing agent include aliphatic diisocyanates such as tetramethylene diisocyanate, hexamethylene diisocyanate, and trimethylhexamethylene diisocyanate; alicyclic diisocyanates such as 4,4′-methylenebis (cyclohexyl isocyanate) and isophorone diisocyanate; , Aromatic diisocyanates such as tolylene diisocyanate, diphenylmethane diisocyanate, polyphenylmethane diisocyanate (hereinafter referred to as “polymeric MDI”); and similar compounds such as these isocyanates and burettes. Can be used.
In the polyurethane resin coating composition used in the present invention, the blending ratio (in terms of solid content) of the acrylic polyol resin and the polyisocyanate curing agent described above is 3 for the polyisocyanate curing agent with respect to 100 parts by weight of the acrylic polyol resin. The range of ˜30 parts by weight, particularly 5 to 15 parts by weight is preferred.
[0008]
The coating composition can be used as an organic solvent-based coating composition obtained by dissolving or dispersing the above-described acrylic polyol resin and polyisocyanate curing agent in an organic solvent.
Examples of the organic solvent include hydrocarbon solvents such as heptane, toluene, xylene, octane and mineral spirits, ester solvents such as ethyl acetate, n-butyl acetate, isobutyl acetate, methyl cellosolve acetate, and butyl carbitol acetate. A ketone liquid solvent such as methyl ethyl ketone, methyl isobutyl ketone, and diisobutyl ketone, and an ether solvent such as n-butyl ether, dioxane, and ethylene glycol dimethyl ether can be used.
[0009]
In the polyurethane coating composition used in the present invention, conventionally known additives such as coloring pigments, coating surface conditioners, extender pigments and the like can be blended as necessary in addition to the above.
[0010]
The present invention uses a melamine-based compound, the hydrazodicarbonamide acid Ami de whether we chose 1 or 2.
The melamine compound used in the present invention is thermally decomposed during combustion to generate nitrogen gas. This nitrogen gas blocks oxygen. The melamine-based compound promotes carbonization of the urethane-based resin paint as a dehydration carbonization catalyst while generating nitrogen-containing gas, and improves the flame retardant effect.
The average particle size of the melamine compound used in the present invention is 30 μm or less. Preferably it is 20 micrometers or less. More preferably, it is 10 μm or less. When it exceeds 30 μm , when the coating agent is spray-coated through a nozzle, nozzle clogging is likely to occur. As a result, spray unevenness is likely to occur. Furthermore, unevenness occurs on the painted surface, making it impossible to paint a smooth painted surface. There are also problems such as loss of gloss.
[0011]
Examples of the melamine compound used in the present invention include melamine cyanurate, melamine phosphate, melamine polyphosphate, and melamine sulfate. As an example of the melamine cyanurate used by this invention, the thing of Nissan Chemical Industries Ltd. MC-610 average particle diameter of 3 micrometers and MC-640 average particle diameter of 3 micrometers is mentioned.
The chemical structural formula of melamine cyanurate is as follows.
[0012]
[Chemical 1]
[0013]
As an example of melamine phosphate or melamine polyphosphate used in the present invention, MPP-A average particle size of 3 μm manufactured by Sanwa Chemical Co., Ltd. can be mentioned.
The chemical structural formula of melamine phosphate is as follows.
[0014]
[Chemical 2]
[0015]
As an example of the melamine sulfate used in the present invention, Apinon 800-1 average particle size of 15 μm manufactured by Sanwa Chemical Co., Ltd. may be mentioned.
The chemical structural formula of melamine sulfate is as follows.
[0016]
[Chemical 3]
[0017]
Hydrazodicarbonamide acid amide used in the present invention is pyrolyzed large amount of nitrogen gas is generated during combustion. This nitrogen gas blocks oxygen. The hydrazodicarboxylic acid amide is characterized in that it has a synergistic effect with the melamine compound in combustibility. This suppresses the combustion of the painted surface of the paint and makes it flame retardant.
The average particle size of the hydrazodicarboxylic acid amide used in the present invention is 30 μm or less. Preferably it is 20 micrometers or less. More preferably, it is 10 μm or less. If the coating thickness is 30 μm or more, nozzle clogging tends to occur when the flame-retardant coating agent is spray-coated through the nozzle. Furthermore, unevenness occurs on the painted surface, and a smooth painted surface cannot be painted. In addition, the gloss does not appear. As an example of hydrazodicarboxylic acid amide, KBH-30 average particle diameter of 5 μm manufactured by Otsuka Chemical Co., Ltd. may be mentioned.
The chemical structural formula of hydrazodicarboxylic acid amide is as follows.
[0018]
[Formula 4]
[0019]
Melamine compounds, hydrazo dicarboxylic acid Ami de whether we chose 1 or 2 of a compound to exist 20 to 100 parts by weight based on the resin solid content of 100 parts by weight of the solid content 15 to 60 wt% of non-halogen paint is required. If it is 20 parts by weight or less, the flame retardant effect is not achieved, and if it is 100 parts by weight or more, the improvement of the flame retardant effect is small. Furthermore, the adhesion between the flame retardant paint and the mesh sheet for building work is deteriorated. As a result, when the mesh sheet for building construction is washed, the flame retardant paint is partially peeled from the surface of the mesh sheet.
[0020]
When the thinner is used in the present invention, the thinner is a thinner composed of an organic solvent not containing a halogen element such as chlorine.
As the organic solvent, toluene, xylene, ethyl acetate, isobutyl acetate, methyl cellosolve acetate, methyl ethyl ketone, methyl isobutyl ketone, n-butyl ether, dioxane are used. In particular, these organic solvents are generally used in combination of 2 to 4 types.
The film thickness of the coating film formed by coating the mesh sheet with the flame retardant coating agent used in the present invention is 7 to 50 μm. When the coating film thickness is 7 μm or less, the flame retardant effect is not achieved. When the coating film thickness is 50 μm or more, drying is slow, and folding and wrapping are undesirable because blocking occurs.
The oxygen index of the flame retardant paint used in the present invention is 26 or more. The oxygen index of the formed coating film is 26 or more. If the oxygen index is 26 or less, the effect of improving the flame retardancy of the mesh sheet laundry for construction work is not preferable.
[0021]
【Example】
Next, an Example is shown and this invention is demonstrated concretely.
First, a conventionally used flame retardant mesh sheet used in Examples and Comparative Examples will be described, and then a washing process of the mesh sheet will be described. The flame-retardant coating agent of the present invention is applied to the washed mesh sheet.
The coating agent of this invention is apply | coated to the mesh sheet | seat which the flame retardance fell after the washing process, the flame retardance reduced is improved, and wash resistance is provided.
Examples 1 to 7 are examples in which the coating agent of the present invention was applied to a washed mesh sheet, indicating that flame retardancy was improved and washing resistance was improved.
[0022]
(A) Flame retardant resin liquid for flame retardant treatment of conventional mesh sheet Ethylene-vinyl acetate copolymer S-752 (manufactured by Sumitomo Chemical Co., Ltd., solid content 50% by weight) 140 parts by weight, polyurethane adecabone titer HUX- 380 (manufactured by Asahi Denka Kogyo Co., Ltd., solid content 38% by weight), 6 parts by weight of red phosphorus Nova Excel 140 (manufactured by Rin Chemical Co., Ltd.) as a flame retardant and non-halogen organophosphate TCP (Daihachi Chemical Industrial Co., Ltd.) 8 parts by weight of company), 80 parts by weight of aluminum hydroxide Heidilite H-42M (manufactured by Showa Denko KK), 10 parts by weight of titanium oxide JR401 (manufactured by Leica), carbon black ISAF (manufactured by Asahi Carbon Co., Ltd.) A planetary mixer was prepared by mixing 0.3 part by weight and 0.8 part by weight of the ultraviolet water absorbing agent chinupin 327 (manufactured by Ciba-Gigi). Stirred and mixed to obtain a flame retardant resin solution viscosity 4,840cp (BM type viscometer rotor V-6,12 rpm, 25 ℃) . (B) Conventionally used woven fabric Three polyester multifilament fibers with a fineness of 750 denier are lined up and weaved with a dough weaving machine with a warp of 45 warp / 10 cm and a weft of 45/10 cm. woven m 2.
(C) Conventional mesh sheet for construction work Mangle roll by impregnating the woven fabric (B) with a pinch roll through a guide roll and passing through and impregnating the flame retardant resin liquid into a tank containing the flame retardant resin liquid (A). After being squeezed with air, it was blown with air, passed through a heating furnace at 110 ° C., 140 ° C., and 180 ° C. to be dried and gelled to obtain a mesh sheet for building work having a weight of 379 g / m 2 .
(D) Washing of conventional mesh sheet for construction work and mesh sheet weight for construction work obtained from treated mesh sheet (C) 379 g / m 2 Detergent Nonionic surfactant 0.4% by weight
Metasilicate soda 1.5% by weight
Neutral anhydrous mirabilite 0.1% by weight
After washing for 6 hours in wash water with a water temperature of 40 ° C. diluted with water and having a concentration of 0.2%, the front and back surfaces of the mesh sheet were sprayed with water at a water pressure of 100 kgf / cm 2 for washing. It was. The above washing was repeated 5 times. The weight of the laundry mesh sheet for construction after washing was 362 g / m 2 .
[0023]
The flameproofing property of the mesh sheet laundry product for construction work was as follows according to the A-1 method and D method according to the combustion test method JIS L 1091.
This mesh sheet laundry product for construction work was used as a mesh sheet for applying the flame retardant coating composition of the present invention in Examples.
[0024]
Example 1
Radical copolymer of styrene / methyl methacrylate / 2 hydroxyethyl methacrylate (weight average molecular weight 20,000, hydroxyl value 70 mg KOH / g , resin solid content 30% by weight) 30% by weight of acrylic polyol resin, pigment titanium oxide TR401 15% by weight, carbon black TSAF 0.5% by weight, 333 parts by weight of paint resin solid content of toluene solution 30% by weight Melamine cyanurate MC-640 as a flame retardant (made by Nissan Chemical Industries, average grain 90 parts by weight of (diameter 3 μm) was added to the mixer, and the mixture was stirred and mixed for 30 minutes to obtain a flame retardant coating composition for mesh sheets.
As a curing agent, 10 parts by weight of hexamethylene diisocyanate was added to 100 parts by weight of the flame retardant coating composition, followed by stirring and mixing to obtain a flame retardant coating agent for mesh sheets.
Casting the flame retardant paint onto a glass plate, adjusting the thickness with a desiccator, drying and curing at 80 ° C. for 10 minutes to produce a flame retardant paint film sheet for measuring the oxygen index with a thickness of 30 μm did. The oxygen index of the flame retardant coating film sheet was measured. The measurement results are shown in Table 1.
Furthermore, 10 parts by weight of hexamethylene diisocyanate curing agent (manufactured by Kansai Paint Co., Ltd.), thinner A (toluene 50% by weight, xylene 20% by weight, methyl isobutyl ketone 30% by weight) and 100 parts by weight of the flame retardant coating composition After adding 150 parts by weight, the mixture was stirred and mixed to obtain a flame retardant coating material for mesh sheet for coating. The flame retardant coating material had a viscosity of 8 seconds.
The flame retardant coating agent is applied to a mesh sheet laundry for building construction using a coating machine at a line speed of 2 m / min and a nozzle spraying pressure of 3.5 kgf / cm 2 , dried and cured through a heating furnace at a temperature of 80 ° C. A flame-retardant coated mesh sheet coated with a flame-retardant paint was obtained.
The coating agent film thickness of the mesh sheet flame-retardant coated product was measured by the thickness of the coating film previously applied to the stainless steel plate attached to the mesh sheet for thickness measurement. The coating thickness was 20 μm. The results of measuring the performance of the mesh sheet flame-retardant coated product are shown in Table 1.
[0025]
Example 2
In Example 1, 70 parts by weight of melamine cyanurate MC-640 (manufactured by Nissan Chemical Industries, Ltd., average particle size 3 μm) and melamine phosphate MPP-A (manufactured by Sanwa Chemical Co., Ltd., average particle size 3 μm) 40 as flame retardants Part by weight was used. Others were carried out similarly to Example 1, and obtained the flame-retardant coating agent for mesh sheets.
The flame retardant coating material had a viscosity of 8 seconds. Using the flame retardant coating agent, a mesh sheet laundry for construction similar to that used in Example 1 was coated using the same coating machine as in Example 1 under the same coating conditions as in Example 1 and dried. Cured to obtain a flame-retardant coated mesh sheet.
The coating thickness of the mesh sheet flame-retardant coated product was 22 μm. The results of measuring the performance of the mesh sheet flame-retardant coated product are shown in Table 1.
[0026]
Example 3
In Example 1, 40 parts by weight of melamine cyanurate MC-640 and hydrazodicarboxylic acid amide KBH-30 (manufactured by Otsuka Chemical Co., Ltd., average particle size 5 μm) were used as flame retardants. Others were carried out similarly to Example 1, and obtained the flame-retardant coating agent for mesh sheets. The thinner A was mixed in 250 parts by weight.
The flame retardant coating material had a viscosity of 8 seconds. Using the flame retardant coating agent, a mesh sheet laundry for construction similar to that used in Example 1 was coated using the same coating machine as in Example 1 under the same coating conditions as in Example 1 and dried. Cured to obtain a flame-retardant coated mesh sheet.
The coating thickness of the mesh sheet flame-retardant coated product was 9 μm. The results of measuring the performance of the mesh sheet flame-retardant coated product are shown in Table 1.
[0027]
Example 4
In Example 1, as a flame retardant, hydrazodicarboxylic acid amide KBH-30 · 20 parts by weight, melamine sulfate apinone 800-1 (manufactured by Sanwa Chemical Co., Ltd., average particle size 15 μm) and 20 parts by weight of melamine phosphate MPP-A 40 parts by weight (manufactured by Sanwa Chemical Co., Ltd.) was used.
Others were carried out similarly to Example 1, and obtained the flame-retardant coating agent for mesh sheets.
The flame retardant coating material had a viscosity of 8 seconds. Using the flame retardant coating agent, a mesh sheet laundry for construction similar to that used in Example 1 was coated using the same coating machine as in Example 1 under the same coating conditions as in Example 1 and dried. Cured to obtain a flame-retardant coated mesh sheet.
The coating thickness of the mesh sheet flame-retardant coated product was 26 μm. The results of measuring the performance of the mesh sheet flame-retardant coated product are shown in Table 1.
[0029]
Example 5
In Example 1, 20 parts by weight of melamine cyanurate MC-640 as a flame retardant, 40 parts by weight of hydrazodicarboxylic acid amide KBH-30 (manufactured by Otsuka Chemical Co., Ltd., average particle size 5 μm), melamine phosphate MPP-A (Sanzo Co., Ltd.) 20 parts by weight (manufactured by Wa Chemical Co., Ltd., average particle diameter 3 μm) was used. Others were the same as in Example 1 to obtain a flame retardant coating composition for mesh sheets.
150 parts by weight of thinner B (30% by weight of toluene, 30% by weight of xylene, 20% by weight of isobutyl acetate, 20% by weight of methyl isobutyl ketone) instead of thinner A used in the examples in 100 parts by weight of the flame retardant composition 10 parts by weight of the same curing agent as used in Example 1 was added, and a flame-retardant coating agent for mesh sheets was obtained in the same manner as in Example 1.
The flame retardant coating material had a viscosity of 8 seconds. Using the flame retardant coating agent, a mesh sheet laundry for construction similar to that used in Example 1 was coated using the same coating machine as in Example 1 under the same coating conditions as in Example 1 and dried. Cured to obtain a flame-retardant coated mesh sheet.
The coating thickness of the mesh sheet flame-retardant coated product was 25 μm. The results of measuring the performance of the mesh sheet flame-retardant coated product are shown in Table 1.
[0030]
Example 6
In Example 1, instead of the flame retardant melamine cyanurate MC-640, 60 parts by weight of melamine phosphate MPP-A (manufactured by Sanwa Chemical Co., Ltd., average particle size 3 μm) was used. Others were the same as in Example 1 to obtain a flame retardant coating composition for mesh sheets .
Using the flame retardant coating composition, a flame retardant coating material for mesh sheets was obtained in the same manner as in Example 1. The viscosity of the flame retardant coating material was 7 seconds. Using the flame retardant coating agent, a mesh sheet laundry for building work similar to that used in Example 1 was subjected to a nozzle spray pressure of 3.0 kgf / cm 2 using the same coating machine as in Example 1. The others were coated under the same coating conditions as in Example 1 , dried and cured, and a mesh sheet flame-retardant coated product was obtained. The coating thickness of the mesh sheet flame-retardant coated product was 24 μm.
The results of measuring the performance of the mesh sheet flame-retardant coated product are shown in Table 1.
[0031]
Comparative Example 1
In Example 1, melamine cyanurate MC-640 was not added to the paint as a flame retardant, and no non-halogen organic phosphate TPP was added. Others were carried out similarly to Example 1, and obtained the flame-retardant coating agent for mesh sheets. The viscosity of the flame retardant coating material was 7 seconds. Using the flame retardant coating agent, a mesh sheet laundry for construction similar to that used in Example 1 was coated using the same coating machine as in Example 1 under the same coating conditions as in Example 1 and dried. Cured to obtain a flame-retardant coated mesh sheet.
The coating thickness of the mesh sheet flame-retardant coated product was 16 μm. The results of measuring the performance of the mesh sheet flame-retardant coated product are shown in Table 2.
[0032]
Comparative Example 2
In Example 1, 15 parts by weight of melamine cyanurate MC-640 was used as a flame retardant. Others were carried out similarly to Example 1, and obtained the flame-retardant coating agent for mesh sheets. The viscosity of the flame retardant coating material was 7 seconds. Using the flame retardant coating agent, a mesh sheet laundry for construction similar to that used in Example 1 was coated using the same coating machine as in Example 1 under the same coating conditions as in Example 1 and dried. Cured to obtain a flame-retardant coated mesh sheet.
The coating thickness of the mesh sheet flame-retardant coated product was 18 μm. The results of measuring the performance of the mesh sheet flame-retardant coated product are shown in Table 2.
[0033]
Comparative Example 3
In Example 1, 140 parts by weight of melamine cyanurate MC-640 was used as a flame retardant. Others were carried out similarly to Example 1, and obtained the flame-retardant coating agent for mesh sheets. The flame retardant coating material had a viscosity of 9 seconds. Using the flame retardant coating agent, a mesh sheet laundry for construction similar to that used in Example 1 was coated using the same coating machine as in Example 1 under the same coating conditions as in Example 1 and dried. Cured to obtain a flame-retardant coated mesh sheet.
The coating thickness of the mesh sheet flame-retardant coated product was 25 μm. The results of measuring the performance of the mesh sheet flame-retardant coated product are shown in Table 2.
[0034]
Comparative Example 4
In Example 1, instead of melamine cyanurate MC-640 as a flame retardant, 90 parts by weight of melamine cyanurate MC-410 (manufactured by Nissan Chemical Industries, Ltd., average particle size 50 μm) was used.
Others were carried out similarly to Example 1, and obtained the flame-retardant coating agent for mesh sheets. The flame retardant coating material had a viscosity of 8 seconds. Using the flame retardant coating agent, a mesh sheet laundry for construction similar to that used in Example 1 was coated using the same coating machine as in Example 1 under the same coating conditions as in Example 1 and dried. Cured to obtain a flame-retardant coated mesh sheet. In this example, the particle size of melamine cyanurate is too large.
The coating thickness of the mesh sheet flame-retardant coated product was 28 μm.
The results of measuring the performance of the mesh sheet flame-retardant coated product are shown in Table 2.
[0035]
[Table 1]
[0036]
(Ii) The particle size of the flame retardant is as follows.
Melamine cyanurate MC-640 3μm
Melamine cyanurate MC-410 50μm
Hydrazodicarboxylic acid amide KBH-30 5μm
Melamine phosphate MMP-A 3μ m
Sulfuric acid melamine APINON 800-1 15μm
[0037]
[Table 2]
[0038]
Various performance measurement methods Viscosity measurement method Ford cup method NO. 4
2. Oxygen index JIS K 7201
Test piece classification: B-1 No.3. Combustion test JIS L Quasi Ji by measuring A-1 method 1091 (45 ° C. micro burner method)
Method D (Number of flame contact)
4). Paint surface smoothness Good smoothness ◎
Smoothness is slightly bad ○
There is a little rough △
It is rough ×
5). blocking
(I) Mesh sheet coated product A width of 180 cm and a length of 510 cm was folded in three, then 10 in length, folded, loaded with a weight of 30 kg, and allowed to stand for 16 hours.
( Ii ) After being left, a piece of a mesh sheet coated product was held from 2F, suspended downward, and evaluated by looking at the natural addition and removal of the fold at that time.
Release all 10 foldings ◎
The folding 7-8 fold is released.
The folding 4-5 fold is released △
Origami 1-3 fold is released ×
6). Washing resistance After leaving the mesh sheet coated product for 1 week, after immersing it in washing water having a detergent concentration of 0.2% and a water temperature of 40 ° C. for 6 hours, the mesh sheet coated product is water pressure 100 kgf / cm 2. Then, water was sprayed from the nozzle and washed, and peeling of the paint film was evaluated.
No peeling at all ◎
There is slight peeling ○
There is partly peeled part △
It is on the whole peeling surface ×
Paint thinner A composition Toluene: 50 wt%
Xylene: 20% by weight
Methyl isobutyl ketone: 30% by weight
Thinner - B Composition toluene: 30 wt%
Xylene: 30% by weight
Isobutyl acetate: 20% by weight
Methyl isobutyl ketone: 20% by weight
[0039]
【The invention's effect】
INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention has an excellent effect of improving deteriorated flame retardancy by spreading on a construction site and washing and painting on a mesh sheet from which dirt has been removed. In addition, by painting before spreading, the effect of preventing deterioration due to washing is exhibited.
Claims (4)
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