JP3941807B2 - 冷凍装置の施工方法 - Google Patents
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(2)冷媒連絡配管の真空引き
(3)追加冷媒充填(必要に応じて行う)
(4)運転開始
上記のような空気調和装置の施工において、冷媒連絡配管の真空引き作業については、冷媒の大気放出、酸素ガスの残留による冷媒及び冷凍機油の劣化や、酸素ガス及び窒素ガス等の空気成分を主成分とする非凝縮性ガスによる運転圧力の上昇等を防ぐために、重要な作業であるが、真空ポンプを液冷媒連絡配管及びガス冷媒連絡配管に接続する等の作業が必要となり、手間がかかるという問題がある。
(1)空気調和装置の構成
図1は、本発明の第1実施形態にかかる冷凍装置の一例としての空気調和装置1の冷媒回路の概略図である。空気調和装置1は、本実施形態において、冷房専用の空気調和装置であり、熱源ユニット2と、利用ユニット5と、熱源ユニット2と利用ユニット5とを接続するための液冷媒連絡配管6及びガス冷媒連絡配管7とを備えている。
次に、空気調和装置1の施工方法について説明する。
まず、新設の利用ユニット5及び熱源ユニット2を据え付け、液冷媒連絡配管6及びガス冷媒連絡配管7を設置し、利用ユニット5及び熱源ユニット2に接続して、空気調和装置1の冷媒回路10を構成する。ここで、新設の熱源ユニット2の液側仕切弁27及びガス側仕切弁28は閉止されており、熱源ユニット2の冷媒回路内には所定量の冷媒が予め充填されている。そして、分離膜装置34の排出弁34cは、閉止されている。
空気調和装置1の冷媒回路10を構成した後、液冷媒連絡配管6及びガス冷媒連絡配管7の気密試験を行う。尚、利用ユニット5に液冷媒連絡配管6及びガス冷媒連絡配管7と仕切弁等が設けられていない場合には、液冷媒連絡配管6及びガス冷媒連絡配管7の気密試験は、利用ユニット5に接続された状態で行われる。
気密試験が終了した後、気密試験部分の圧力を減圧するために、気密試験部分の雰囲気ガス(気密ガス)を大気放出する。ここで、気密試験部分の雰囲気ガスには気密試験に使用された大量の窒素ガスが含まれているため、大気放出後の気密試験部分の雰囲気ガスの大部分は、窒素ガスに置換されて、酸素ガスの量が減少している。ここで、大気放出作業においては、冷媒回路10の外部からの空気の侵入を防ぐために、液冷媒連絡配管6及びガス冷媒連絡配管7を含む気密試験部分の圧力が大気圧よりもわずかに高い圧力になるまで減圧している。
気密ガスを放出した後、熱源ユニット2の液側仕切弁27及びガス側仕切弁28を開けて、利用ユニット5の冷媒回路と熱源ユニット2の冷媒回路とが接続された状態にする。これにより、熱源ユニット2に予め充填されていた冷媒が冷媒回路10全体に供給される。そして、冷媒連絡配管6、7の配管長が長い場合等のように、熱源ユニット2に予め充填されていた冷媒量だけで冷媒充填量が十分でない場合には、必要に応じて、外部から冷媒が追加充填される。尚、熱源ユニット2に予め冷媒が充填されていない場合には、必要冷媒量の全てが外部から充填される。これにより、冷媒回路10内において、気密ガス放出ステップ後に冷媒連絡配管6、7に残留した非凝縮性ガスとしての気密ガス(利用ユニット5の気密試験も同時に行った場合には利用ユニット5に残留した非凝縮性ガスも含まれる)と冷媒とが混合されることになる。
本実施形態の空気調和装置1及びその施工方法には、以下のような特徴がある。
本実施形態の空気調和装置1では、液側冷媒回路11に分離膜34bを有するガス分離装置31が接続されており、機器設置ステップ(冷媒回路構成ステップ)後に、液冷媒連絡配管6及びガス冷媒連絡配管7に残留した酸素ガス及び窒素ガス等の非凝縮性ガスを膜分離して冷媒回路10の外部に排出することが可能になっているため、従来のような多量の吸着剤を使用するガス分離装置を使用する場合に比べて、ガス分離装置31のサイズを小さくすることができる。これにより、冷凍装置全体(本実施形態では、熱源ユニット2)のサイズを大きくすることなく、施工時の真空引き作業を省略することができる。
空気調和装置1では、機器設置ステップ(冷媒回路構成ステップ)において、熱源ユニット2と利用ユニット5とを冷媒連絡配管6、7を介して接続した後に、非凝縮性ガス排出ステップにおいて、冷媒連絡配管6、7内に残留した非凝縮性ガスを冷媒回路10内の冷媒とともに圧縮機21を運転(具体的には、冷房運転又は暖房運転)して循環させることによって、熱源側熱交換器23と利用側熱交換器51との間を流れる冷媒及び非凝縮性ガスの圧力を高めて、この高圧にされた非凝縮性ガスを含む冷媒中からガス分離装置31を用いて非凝縮性ガスを分離して冷媒回路10の外部に排出している。このように、ガス分離装置31を構成する分離膜装置34の分離膜34bの1次側(すなわち、空間S1側)と2次側(すなわち、空間S2側)との圧力差を大きくすることができるため、分離膜34bにおける非凝縮性ガスの分離効率を向上させることができる。
また、空気調和装置1では、ガス分離装置31が液側冷媒回路11に設けられたレシーバ25に接続されており(本実施形態において、レシーバ25に一体に設けられている)、液側冷媒回路11を流れる冷媒を非凝縮性ガスを含むガス冷媒と液冷媒とに気液分離して処理ガス量を減少させた後に、ガス分離装置31によって非凝縮性ガスを分離・排出することができるようになっているため、ガス分離装置31のサイズを小さくすることができる。
空気調和装置1の施工方法では、窒素ガス等の気密ガスを用いて、液冷媒連絡配管6及びガス冷媒連絡配管7の気密試験を行い、気密ガスを大気放出しているため、これらのステップ後に、液冷媒連絡配管6及びガス冷媒連絡配管7内に残留する酸素ガスの量を減少させることができる。これにより、冷媒とともに冷媒回路10内を循環する酸素ガスの量を減少させることができて、冷媒や冷凍機油の劣化等の不具合のおそれをなくすことができる。
前記実施形態のガス分離装置31は、レシーバ25の上部のガス冷媒中から非凝縮性ガスを分離するように設けられているため、レシーバ25内においてガス冷媒中に水蒸気として存在する水分については分離・除去することが可能であるが、液冷媒中に存在する水分については分離・除去することができない。
上記のガス分離装置31、131では、分離膜装置34がレシーバ25と一体に構成されているが、図5及び図6に示される本変形例の空気調和装置201の熱源ユニット202に組み込まれたガス分離装置231のように、分離膜装置34がガス冷媒導入回路238を介してレシーバ25の上部に接続されていてもよい。ここで、ガス冷媒導入回路238は、レシーバ25の上部に溜まった非凝縮性ガスを含むガス冷媒を分離膜装置34に導入するための管路であり、レシーバ25の上部から分離膜装置34に導入される非凝縮性ガスを含むガス冷媒を流通/遮断させるためのガス冷媒導入弁238aを有している。
(1)空気調和装置の構成
図7は、本発明の第2実施形態にかかる冷凍装置の一例としての空気調和装置501の冷媒回路の概略図である。空気調和装置501は、本実施形態において、冷房運転及び暖房運転が可能な空気調和装置であり、熱源ユニット502と、利用ユニット5と、熱源ユニット502と利用ユニット5とを接続するための液冷媒連絡配管6及びガス冷媒連絡配管7とを備えている。尚、本実施形態の空気調和装置501の利用ユニット5及び冷媒連絡配管6、7の構成は、第1実施形態及びその変形例の利用ユニット5及び冷媒連絡配管6、7と同様であるため、説明を省略する。
次に、空気調和装置501の施工方法について説明する。尚、非凝縮性ガス排出ステップを除く手順については、第1実施形態の空気調和装置1の施工方法と同様であるため、説明を省略する。
気密ガスを放出した後、熱源ユニット502の液側仕切弁27及びガス側仕切弁28を開けて、利用ユニット5の冷媒回路と熱源ユニット502の冷媒回路とが接続された状態にする。これにより、熱源ユニット502に予め充填されていた冷媒が冷媒回路510全体に供給される。そして、冷媒連絡配管6、7の配管長が長い場合等のように、予め熱源ユニット502に充填されていた冷媒量だけで必要な冷媒充填量に満たない場合には、必要に応じて、外部から冷媒が追加充填される。尚、熱源ユニット502に予め冷媒が充填されていない場合には、必要冷媒量の全てが外部から充填される。これにより、冷媒回路510内において、気密ガス放出ステップ後に冷媒連絡配管6、7に残留した非凝縮性ガスとしての気密ガス(利用ユニット5の気密試験も同時に行った場合には利用ユニット5に残留した非凝縮性ガスも含まれる)と冷媒とが混合されることになる。
まず、冷媒回路510内の冷媒を循環させる運転を冷房運転によって行う場合について説明する。このとき、四路切換弁522は、図7の実線で示される状態、すなわち、圧縮機21の吐出側が熱源側熱交換器23のガス側に接続され、かつ、圧縮機21の吸入側がガス側仕切弁28に接続された状態となっている。また、熱源側膨張弁26は、開度調節された状態となっている。さらに、ガス分離装置231を構成するガス冷媒導入弁238a及び排出弁34cは、いずれも閉止されており、ガス分離装置231を使用しない状態となっている。
次に、冷媒回路510内の冷媒を循環させる運転を暖房運転によって行う場合について説明する。このとき、四路切換弁522は、図7の破線で示される状態、すなわち、圧縮機21の吐出側がガス側仕切弁28に接続され、かつ、圧縮機21の吸入側が熱源側熱交換器23のガス側に接続された状態となっている。また、熱源側膨張弁26は、開度調節された状態となっている。さらに、ガス分離装置231を構成するガス冷媒導入弁238a及び排出弁34cは、いずれも閉止されており、ガス分離装置231を使用しない状態となっている。
上記のガス分離装置231では、レシーバ25と分離膜装置34とがガス冷媒導入回路238を介して接続されているが、図8に示される本変形例の空気調和装置601の熱源ユニット602に組み込まれたガス分離装置31のように、第1実施形態のガス分離装置31と同様、レシーバ25と分離膜装置34とが一体に構成されていてもよい。
上記のガス分離装置31、231を備えた空気調和装置501、601において、第1実施形態の変形例の空気調和装置101と同様、冷媒回路10に残留する水分を除去するためのドライヤを液側冷媒回路510に接続してもよい。
(1)空気調和装置の構成
図9は、本発明の第3実施形態にかかる冷凍装置の一例としての空気調和装置1001の冷媒回路の概略図である。空気調和装置1001は、本実施形態において、第2実施形態の空気調和装置501と同様、冷房運転及び暖房運転が可能な空気調和装置であり、熱源ユニット1002と、利用ユニット5と、熱源ユニット1002と利用ユニット5とを接続するための液冷媒連絡配管6及びガス冷媒連絡配管7とを備えている。尚、本実施形態の空気調和装置1001のガス分離装置1031を除く構成は、第2実施形態の空気調和装置501と同様であるため、説明を省略する。
次に、空気調和装置1001の施工方法について説明する。尚、非凝縮性ガス排出ステップを除く手順については、第1実施形態の空気調和装置1の施工方法と同様であるため、説明を省略する。
気密ガスを放出した後、熱源ユニット1002の液側仕切弁27及びガス側仕切弁28を開けて、利用ユニット5の冷媒回路と熱源ユニット1002の冷媒回路とが接続された状態にする。これにより、熱源ユニット1002に予め充填されていた冷媒が冷媒回路10全体に供給される。そして、冷媒連絡配管6、7の配管長が長い場合等のように、予め熱源ユニット1002に充填されていた冷媒量だけで必要な冷媒充填量に満たない場合には、必要に応じて、外部から冷媒が追加充填される。尚、熱源ユニット1002に予め冷媒が充填されていない場合には、必要冷媒量の全てが外部から充填される。これにより、冷媒回路510内において、気密ガス放出ステップ後に冷媒連絡配管6、7に残留した非凝縮性ガスとしての気密ガス(利用ユニット5の気密試験も同時に行った場合には利用ユニット5に残留した非凝縮性ガスも含まれる)と冷媒とが混合されることになる。
まず、冷媒回路510内の冷媒を循環させる運転を冷房運転によって行う場合について説明する。このとき、四路切換弁522は、図9の実線で示される状態、すなわち、圧縮機21の吐出側が熱源側熱交換器23のガス側に接続され、かつ、圧縮機21の吸入側がガス側仕切弁28に接続された状態となっている。また、熱源側膨張弁26は、開度調節された状態となっている。さらに、ガス分離装置1031を構成するガス冷媒導入弁238a、ガス冷媒戻し弁1041a及び排出弁1034cは、いずれも閉止されており、ガス分離装置1031を使用しない状態となっている。
次に、冷媒回路510内の冷媒を循環させる運転を暖房運転によって行う場合について説明する。このとき、四路切換弁522は、図9の破線で示される状態、すなわち、圧縮機21の吐出側がガス側仕切弁28に接続され、かつ、圧縮機21の吸入側が熱源側熱交換器23のガス側に接続された状態となっている。また、熱源側膨張弁26は、開度調節された状態となっている。さらに、ガス分離装置1031を構成するガス冷媒導入弁238a、ガス冷媒戻し弁1041a及び排出弁1034cは、いずれも閉止されており、ガス分離装置1031を使用しない状態となっている。
本実施形態の空気調和装置1001では、分離膜装置1034を構成する分離膜1034bとして冷媒を選択的に透過させる膜としての非多孔質膜を採用している点で、第1及び第2実施形態の空気調和装置1〜201、501、601の構成と異なるが、第1及び第2実施形態の空気調和装置1〜201、501、601及びその施工方法における特徴と同様な特徴を有している。
上記のガス分離装置1031では、分離膜装置1034において分離されたガス冷媒が、ガス冷媒流出回路1041を介して、圧縮機21の吸入側に戻されるようになっているが、図11に示される本変形例の空気調和装置1101の熱源ユニット1102に組み込まれたガス分離装置1131のように、ガス冷媒流出回路1141が分離膜装置1034と熱源側膨張弁26の下流側(具体的には、熱源側膨張弁26の下流側とブリッジ回路524の逆止弁524c、524dとの間)との間を接続するように設けられていてもよい。
上記のガス分離装置1031、1131では、レシーバ25と分離膜装置1034とがガス冷媒導入回路238を介して接続されているが、図12に示される本変形例の空気調和装置1201の熱源ユニット1202に組み込まれたガス分離装置1231のように、第1実施形態のガス分離装置31と同様、レシーバ25と分離膜装置1034とが一体に構成されていてもよい。この際、レシーバ25の上部空間(すなわち、分離膜34bの一次側の空間)を排出弁1034cに接続し、分離膜1034bの二次側の空間をガス冷媒流出回路1041に接続することになる。
上記のガス分離装置1131において、ガス分離装置1231のように、レシーバ25と分離膜装置1034とが一体に構成されていてもよい。
(1)空気調和装置の構成及び特徴
図13は、本発明の第4実施形態にかかる冷凍装置の一例としての空気調和装置1501の冷媒回路の概略図である。空気調和装置1501は、冷房運転及び暖房運転が可能な空気調和装置であり、熱源ユニット1502と、複数(本実施形態では、2台)の利用ユニット1505と、熱源ユニット1502と複数の利用ユニット1505とを接続するための液冷媒連絡配管1506及びガス冷媒連絡配管1507とを備えており、いわゆるマルチ式の空気調和装置を構成している。
第1及び第2実施形態にかかるガス分離装置31のように、レシーバ25と分離膜装置34とが一体に構成されていてもよい。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
2〜202、502、602、1002〜1202、1502 熱源ユニット
5、1505 利用ユニット
6、1506 液冷媒連絡配管
7、1507 ガス冷媒連絡配管
10、510、1510 冷媒回路
11、511、1511 液側冷媒回路
21 圧縮機
23 熱源側熱交換器
25 レシーバ
31〜231、1031〜1231 ガス分離装置
34b、1034b 分離膜
34c、1034c 排出弁
51 利用側熱交換器
Claims (5)
- 圧縮機(21)と熱源側熱交換器(23)とを有する熱源ユニット(2〜202、502、602、1002〜1202、1502)と、利用側熱交換器(51)を有する利用ユニット(5、1505)と、前記熱源ユニットと前記利用ユニットとを接続する冷媒連絡配管(6、1506、7、1507)とを備えた冷凍装置の施工方法であって、
前記熱源ユニット及び前記利用ユニットを設置し、前記冷媒連絡配管と接続して、冷媒回路(10、510、1510)を構成する機器設置ステップと、
前記機器配置ステップにおいて前記冷媒連絡配管内に残留した空気成分を主成分とする非凝縮性ガスを、前記冷媒回路内において冷媒と混合し、前記圧縮機を運転して前記冷媒回路内の冷媒を循環させて、前記熱源側熱交換器及び前記利用側熱交換器の一方によって凝縮された後であって膨張される前の前記熱源側熱交換器と前記利用側熱交換器との間を流れる冷媒中から前記非凝縮性ガスを膜分離して前記冷媒回路の外部に排出する非凝縮性ガス排出ステップと、
を備えた冷凍装置の施工方法。 - 圧縮機(21)と熱源側熱交換器(23)とを有する熱源ユニット(2〜202、502、602、1002〜1202、1502)と、利用側熱交換器(51)を有する利用ユニット(5、1505)と、前記熱源ユニットと前記利用ユニットとを接続する冷媒連絡配管(6、1506、7、1507)とを備えた冷凍装置の施工方法であって、
前記熱源ユニットと前記利用ユニットとを前記冷媒連絡配管を介して接続することによって冷媒回路(10、510、1510)を構成する冷媒回路構成ステップと、
前記冷媒回路構成ステップにおいて前記冷媒連絡配管内に残留した空気成分を主成分とする非凝縮性ガスを、前記冷媒回路内において冷媒と混合し、前記圧縮機を運転して前記冷媒回路内の冷媒を循環させて、前記熱源側熱交換器及び前記利用側熱交換器の一方によって凝縮された後であって膨張される前の前記熱源側熱交換器と前記利用側熱交換器との間を流れる冷媒中から分離膜(34b、1034b)を用いて前記非凝縮性ガスを分離して前記冷媒回路の外部に排出する非凝縮性ガス排出ステップと、
を備えた冷凍装置の施工方法。 - 前記非凝縮性ガス排出ステップでは、前記熱源側熱交換器(23)と前記利用側熱交換器(51)との間を流れる冷媒を前記非凝縮性ガスを含むガス冷媒と液冷媒とに気液分離した後、前記気液分離されたガス冷媒中から前記非凝縮性ガスを分離している、請求項1又は2に記載の冷凍装置の施工方法。
- 前記非凝縮性ガス排出ステップでは、分離された前記非凝縮性ガスを大気放出している、請求項3に記載の冷凍装置の施工方法。
- 前記非凝縮性ガス排出ステップ前に、前記冷媒連絡配管(6、1506、7、1507)に窒素ガスを供給して前記冷媒連絡配管の気密試験を行う気密試験ステップと、
前記気密試験ステップ後に、前記冷媒連絡配管内の気密ガスを大気放出して減圧することで前記冷媒連絡配管内の酸素ガス量を減少させる気密ガス放出ステップとをさらに備え、
前記非凝縮性ガス排出ステップは、前記気密ガス放出ステップ後に前記冷媒連絡配管内に残留した気密ガスを前記冷媒回路の外部に排出している、
請求項1〜4のいずれかに記載の冷凍装置の施工方法。
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