JP3940408B2 - 公衆網dlrを共有する構内ev−doシステム及びそれを用いたデータサービス方法 - Google Patents

公衆網dlrを共有する構内ev−doシステム及びそれを用いたデータサービス方法 Download PDF

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Description

本発明は、公衆網DLRを共有する構内EV-DO(Evolution Data Only)システム及びデータサービス方法に関し、特に、一つの無線高速データシステム(CDMA 1x EV-DO:以下EV-DOと称する)方式の無線端末機を用いて公衆EV-DO無線網と私設(構内)EV-DO無線網とを同時にサービスできるようにした公衆網DLRを共有する構内EV-DOシステム及びそれを用いたデータサービス方法に関する。
同期式CDMA(Code Division Multiple Access)移動体通信は、無線区間プロトコルにしたがって既存のIS-95系列であるCDMA OneとIMT-2000のためのIS-2000系列であるCDMA2000とに区分される。CDMA2000が発表された時、移動体通信産業は、CDMAチャンネルを用いて音声だけでなく実質的なデータサービスを期待した。しかし、データサービスでは音声と違い多くの変数等が存在する。例えば、基地局から端末機までの距離、または基地局における音声チャンネルの負荷等は、実質的な使用者に可能な伝送率を決定する因子として作用する。
CDMA2000システムを進行する間、クァルコム社(Qualcomm)は、HDR(High Data Rate)と呼ばれる変形されたシステムを提案した。これは、後に1x EV-DO(Evolution Data Only)という名前に変更されたが、3GPP2委員会に標準を進行させるためだった。EV-DOシステムは、2000年12月標準案が決定され、公式的な名前はHigh Rate Packet Data Systemである。同期式国際標準化機構である3GPP2で2001年10月‘CDMA2000 1x EV―DO(Evolution Data Only)'という名前の公式技術標準として採択され、広く‘同期式3世代(IMT-2000)サービス'とも呼ばれる。
EV-DOシステムは、CDMA2000 1Xでパケットデータのみ(Data Only)伝送するための進化(Evolution)された方式であって、CDMA2000 1Xに比べて遥かに向上した伝送速度を持つ。EV-DOシステムがCDMA2000システムと違うもっとも大きい差異点は、データのみをサービスするということである。これは、換言すれば基地局で出力されるトラフィックチャンネルは、一瞬の間に単に1加入者にのみ伝送され得るということである。
CDMA 1x EV-DOが台頭した契機は、IMT-2000 MC(Multi-Carrier、同期式)の1x RTTシステムが音声及びデータ全てを支援するために開発されて商用化テストまで行ったけれども、1.25MHz帯域の高速データを伝送するのに限界があるだけでなく、IS-95方式では144Kbps以上を支援しないために、高速データ伝送のための補完ソリューションとして登場したのである。
CDMA 2000 1x EV(Evolution)-DO(Data Only)は、データ専用の高速通信網で既存のIS-95や1xRRT網が音声中心、低速データ伝送である反面、高速のデータ専用という点で明確に区別される特徴を持つ。このような1x EV-DO網は、既存のIS-2000無線プロトコルとは完全に異なるパケットデータ伝送のための専用プロトコルを用いる。
パケットデータの特性上、端末機(Access Terminal)がシステムからダウンロードするサービス(例えば、インターネット)が優勢なので、1xEV-DOは、順方向と逆方向のチャンネル速度が異なる構造を持っている。一例として、順方向(基地局→端末機)最大2.4Mbpsで、逆方向(端末機→基地局)307.2Kbpsまで可能な非対称的なデータ伝送速度(asymmetric data rate)構造を持つ。すなわち、CDMA 1x EV-DOは、IS-95網でDCN(Data Core Network)を通じたデータ専用インターネットを連結して第3世代(3G)網でもデータ伝送速度を既存速度と全く等しく支援できる。
CDMA 1x EV-DOは、既に使用中のIS-95A、Bシステムの余裕RF周波数を割り当てされて拡張する概念で、アンテナも既存システムのアンテナを使用することができる。少ない投資額で高効率のデータサービスを提供する長所がある反面、基地局と基地局との間のハンドオフが提供されていない。すなわち、データ専用網でデータの品質を改善するための次元で開発されている。既存サービス中のネットワークでデータを最も多く使用する地域に対してCDMA 1x EV-DOを施設し、CDMA 1x EV-DOとIS-95とを同時にサービスが可能なようにしている。
品質による伝送速度を考察すると、CDMA 1x EV-DOの順方向平均伝送速度は、数百kbpsの高速データ通信が可能であるが、使用する無線周波数帯域幅は、現行CDMA Oneで使われる携帯電話と同じ1.25MHzである。IMT-2000で384kbpsサービスを提供するために5MHzの帯域幅が必要なことを考慮すれば、周波数利用効率が非常に高いシステムであることが分かる。このようにCDMA 1x EV-DOがIMT-2000の周波数帯域幅より狭い帯域幅で高速化できることは、伝送データがインターネットのようにバスト(Burst)性データの場合、遅延や瞬間の影響を受けないデータ通信に適した方式で設計されているためである。
また、CDMA 1x EV-DOは、端末機と基地局との間の通話品質に応じて逆方向の伝送速度を基地局側で自動調節し得る機能を行う。このような機能は、基地局で受信された端末機の信号を1.67m/s毎にモニタリングして通話品質を把握し、端末機でデータ送信優先順位と速度を調節することによって、可能になるものである。たとえば、基地局近くにある電波干渉が少ない端末機は、優先的に伝送速度を上げて伝送し、基地局から遠く離れている端末機では通信速度を下げてデータの通信品質を向上させるものである。
このように、高速のパケット伝送に適するようにシステムを最適化することによって、文字・映像・音楽等のデータを1.25MHzの狭帯域で最高2.45Mbps速度で伝送、既存144Kbps水準であるCDMA2000-1xより約20倍程速くデータを伝送できる。
これに伴いCDMA2000 1x EV-DO技術を利用すれば、3世代特有のメガ級データ伝送が可能で、テレビ電話や端末機を通じたリアルタイム動画像再生等の超高速無線マルチメディアサービスが可能である。例えば、既存CDMA2000 1xでMP3動画像ファイルをダウンロードするのに4〜5分かかっているが、EV―DO環境では10秒余以内と短縮が可能で、秒当たり10フレーム以上の自然な動画像サービスを具現できる。
CDMA2000 1x EV-DOは、CDMA移動体通信網で音声コア網を経ることなくインターネット網にデータを送ることができるために、網互換性が良いことが長所であるといえる。
また同期式技術であるため、IS-95A/B、CDMA2000 1xとデータ分野で互換が可能で、既存システムのアップグレードに適し、CDMA2000 1xシステムのネットワークをそのまま使用することができて初期設備投資を最小化できるという点もEV―DOが持つ魅力の一つである。
図1は、1xEV-DOサービスのための移動体通信システムの概略的な構成図である。図示されたように1xEV-DOを網構造の側面から見ると、IS-835に定義された無線IP網(wireless IP network)構造をパケットデータシステムに変動なしに適用できる。
図1に示すのは、従来の公衆EV-DOサービスを行うネットワーク連結構成図であり1xEV-DOサービスのための移動体通信システムは、多数の端末機(AT:Access Terminal)(110)、公衆網基地局(ANTS:Access Network Termiantion System)(120)、ANC(公衆制御局:Access Network Control)(130)、GAN(ハブ:Global Area Network)(140)、BSM(Base System Manager)(150)、DLR(Data Location Register)(160)、認可/認証/課金(AAA:Authorization Authentication Accounting)(170)サーバ、パケットデータサービスノード(PDSN:Packet Data Service Node)(180)を含んで構成される。
無線端末機(110)は、使用者に対しデータ接続を提供する装置であって、該端末機は、使用者が所持して移動しながら通信できる移動体通信端末機であったり、ラップトップコンピュータ等のような情報処理装置に連結したり、PDA(Personal Digital Assistant)のようにデータ処理機能が内蔵され得る。
ANTS(公衆網基地局:Access Network Transceiver System)(120)は、各々所定の公衆無線領域を持ち、公衆無線領域内に端末が進入する場合、セッション(Session)を設定し、該当端末機(110)に必要な識別子(UATI:Unicast Access Terminal Identifier)を割り当てる際に必要な動作を行う。また、ANTS(120)は、端末機(110)で呼の着信がなされるようにしたり、端末機(110)から呼接続要求がある場合、呼接続要求信号をANC(公衆制御局:Access Network Control)(130)へ中継する。ANC(130)は、GAN(ハブ:Global Area Network)(140)に連結している。
GAN(140)は、システムのローディング(負荷)、障害、診断、統計等を担当するBSM(Base System Manager)(150)と、端末の情報、端末の位置情報等を保存するDLR(160)と、公衆網認証、公衆網端末認証等を担当するAN_AAA(接続認証システム:Access Network Authentication Accounting Authorization)(170)と、端末にインターネットサービスを行うPDSN(Packet Data Serving Node)(180)とに連結する。
DLR(160)は、公衆EV-DO無線網に登録された端末機(110)に対する情報と位置情報を保存していて、該当端末のセッション更新時に端末機(110)の情報を提供する。
認可/認証/課金(AAA)サーバ(170)は、使用者に対する認証、権限検証、及び課金機能を行う。このためにRADIUSプロトコルを使用し、サービス課金情報収集機能、モバイルIP登録認証機能、ダイヤル−インサービス使用者認証/権限検証機能等を行う。
一般的な無線網は、無線公衆網と特定目的を持ったグループまたは会社等で用いる無線私設網とに区分され、無線私設網は、特定無線公衆網と連動するように構成されるが、上記のようなCDMA 1x EV-DO無線網は、一般的な無線網とは違い移動体通信事業者が提供する公衆EV-DO無線網サービスのみ存在し、私設(構内)EV-DO無線網サービスは存在していない。したがって、公衆EV-DO無線網の一部を私設EV-DO無線網に用いる方法等が開発されている趨勢である。このような方法は、一つの移動端末に対し特定地域(構内)内では私設EV-DO無線網のサービスを提供し、その他の地域では、公衆EV-DO無線網のサービスを提供するようにするものである。
本発明は、以上のような背景に鑑みて案出されたもので、私設EV-DO無線網のサービスを提供すると共に、その他の地域では公衆EV-DO無線網のサービスを提供する時、公衆網のDLRを共有するようにする公衆網DLRを共有する構内EVDOシステムを提供することにその目的がある。
このような目的を達成するため、本発明によれば、公衆網DLR及び公衆網ANCを含む公衆EV−DO無線網システムに連動されて構内EV−DO無線データサービスを提供する構内EV−DO無線網システムにおいて、公衆網ANCと連結して構内EV−DO網と公衆EV−DO網のリンクを提供し、端末から発信されたデータ呼が受信される場合に、データ呼を分析して公衆網または構内EV−DO網にルーティングした後、構内網接続のための発信呼である場合、専用線に接続された前記公衆網DLRから構内網EV−DO端末のセッション情報を受信して、受信されたセッション情報によって構内網接続またはインターネット接続のためにトラフィックチャンネル割当及びSVC(Switched Virtual Connection)を設定するpANCと、pANCを介して公衆網DLRから任意の構内網EV−DO端末に対するセッション情報を受信して、セッション情報に含まれた認証情報によって該当端末に対する認証を遂行するpAN_AAAとを備え、公衆網DLRを共有することを特徴とする。
pANCと公衆網DLRとの間の専用線は、A14インターフェースを使用する。また、公衆網DLRは、構内または公衆網EV-DO端末の位置及び認証情報を保存して、任意のEV-DO端末から呼接続される場合に呼処理のための必要情報を提供するものであり、セッション生成及び解除機能、UATI付与及び削除機能、自体データベース保有機能、セッション維持確認機能、ページング命令伝送機能又は隣接DLRとの連動機能のうちの1以上の機能をもつことができる。
また、pANCは、構内網EV-DO端末から発信されたデータ呼に含まれる識別子を用いて、発信されたデータ呼が公衆網に接続するための発信呼であるか又は構内網に接続するための発信呼であるかを区別し、公衆網接続発信呼である場合は公衆EV-DO網のANCにルーティングし、構内網接続発信呼である場合は構内網EV-DO網で呼を処理できるように発信呼をルーティングするルータモジュールを有するものとすることができる。
このような本発明のシステムにはさらに、pANCを介して公衆網DLRから構内網EV-DO端末に対するセッション情報を伝達されて該当端末に対する認証を行うpAN_AAA、あるいは、pANCに連結して、構内網EV-DO端末にイントラネットを介しインターネットサービスを提供するためのpPDSN、そして、pANCによるトラフィックチャンネル割当及びSVCの設定による構内EV-DO無線網内のローディング、障害、診断、統計を担当するWSMを備えることができる。
この他に、本発明によれば、公衆網DLR及び公衆網ANCを含む公衆EV−DO無線網システムに連動されて構内EV−DO無線データサービスを提供する構内EV−DO無線網システムのデータサービス方法において、端末からデータ呼が受信されたら、受信されたデータ呼を分析して、公衆網または構内EV−DO網にルーティングする段階と、データ呼が構内網接続のための発信呼である場合、専用線に接続された公衆網DLRから構内網EV−DO端末のセッション情報を要請する段階と、要請に従って公衆網DLRから受信された端末のセッション情報に含まれた認証情報を用いて、該当端末の認証を遂行する段階と、該当端末の構内EV−DO網の認証を遂行した後、確保した端末のセッション情報を用いて構内EV−DO網の呼処理を遂行する段階とを含み、前記公衆網DLRを共有することを特徴とする。
公衆網DLRは、構内または公衆網EV-DO端末の位置及び認証情報を保存して、任意のEV-DO端末から呼接続される場合に呼処理のための必要情報を提供し、セッション生成及び解除機能、UATI付与及び削除機能、自体データベース保有機能、セッション維持確認機能、ページング命令伝送機能又は隣接DLRとの連動機能のうちの1以上の機能を行うものとする。
また、pANCは、構内網EV-DO端末から発信されたデータ呼に含まれる識別子を用いて、発信されたデータ呼が公衆網に接続するための発信呼であるか又は構内網に接続するための発信呼であるかを区別し、公衆網接続発信呼である場合は公衆EV-DO網のANCにルーティングし、構内網接続発信呼である場合は構内網EV-DO網で呼を処理できるように発信呼をルーティングするものとすることができる。
本発明に係る私設無線高速データシステム及びそれを用いたデータサービス方法は、呼処理に必須なセッション情報を公衆網DLRを介し確保して呼処理を行うことによって、構内網のセッション情報を別途に管理しなくてもよく、構内DLRを置かないことにより、コスト節減の効果がある。また構内LDRを置いた時に生じる公衆網DLRとの頻繁なA13メッセージに起因する公衆網DLRの過負荷を防ぐことができる。
以下、本発明に係る公衆網DLRを共有する構内EV-DOシステム及びそれを用いたデータサービス方法に対する好適な実施形態を添付の図面を参照して、詳細に説明する。
図2は、本発明に係る公衆網DLRを共有する構内EV-DOシステムに対するネットワーク連結構成図であって、図2を参照すれば、公衆網でEV-DOサービスを提供する公衆EV-DO無線網(100)と、私設網でEV-DOサービスを提供する構内EV-DO無線網(200)とで構成されている。
無線端末機(110)は、公衆網と構内網とで共通に使用することができる端末で、私設EV-DO無線網(200)内の端末機(210)もやはり公衆EV-DO無線網(100)に登録された端末であって、私設網と構内網とで共通に使用することができる端末である。
公衆EV-DO無線網(100)内の多数のANTS(公衆網基地局:Access Network Transceiver System)(120)は、各々所定の公衆無線領域を持ち、その無線領域内に端末が進入する場合、セッション(Session)を設定し、該当端末機(110)に必要な識別子(UATI:Unicast Access Terminal Identifier)の割り当てに際する必要な動作を行う。また、ANTS(120)は、端末機(110)に呼の着信がなされるようにしたり、端末機(110)から呼接続要求がある場合、呼接続要求信号をANC(公衆制御局:Access Network Control)(130)へ中継する。
ANC(130)は、各々GAN(ハブ:Global Area Network、140)に連結していて、GAN(140)は、公衆網認証、公衆網端末認証等を担当するAN_AAA(接続認証システム、Access Network Authentication Accounting Authorization:170)、端末にインターネットサービスを行うPDSN(Packet Data Serving Node:180)、端末の情報、端末の位置情報等を保存するDLR(Data Location Register:160)及びシステムのローディング(負荷)、障害、診断、統計等を担当するBSM(Base System Manager:150)が連結して各ノード間にデータの中継を行う。
DLR(160)は、公衆EV-DO無線網(100)に登録された端末機(110,210)に対する情報と位置情報を保存していて、該当端末のセッション更新時に端末機(110,210)の情報を提供する。また、DLR(160)は、一般的な無線公衆網に含まれる端末機の情報をやはり保存している。ここで、一般的な無線公衆網の端末情報は、端末の情報、使用者情報、サービス等級情報のうち、少なくとも一つの情報を含むことができる。合わせて、DLR(160)は、構内EV-DO端末AT(210)の位置及びその他認証情報を保存していて、構内EV-DO端末AT(210)から呼接続される場合、呼処理のための必要情報を提供し、保存された端末認証情報を用いて構内EV-DO端末AT(210)の認証を行う。また、公衆DLR(160)は、セッション生成及び解除機能、UATI付与及び削除機能、自体データベース保有機能、セッション維持確認機能、ページング命令伝送機能及び隣接DLRとの連動機能を行うことができる。
一方、構内EV-DO無線網(200)内のANTS(220)は、構内領域に進入した端末機(210)に着信呼を提供したり、端末機(210)から呼接続がなされる場合、呼接続信号をpANC(構内制御局:Private Access Network Control)(230)に中継する。
pANC(230)は、端末機(210)から発信されたデータ呼に含まれた識別子を用いて、発信されたデータ呼が公衆網に接続するための発信呼であるか、構内網に接続するための発信呼であるかを区分し、公衆網接続発信呼である場合、公衆EV-DO無線網(100)のANC(130)にルーティングし、構内網接続発信呼である場合、構内網EV-DO無線網(200)で呼を処理できるように発信呼をルーティングするルータモジュール(ANMR)(不図示)を具備できる。
このANMRは、予め決められた特定のサーバアドレスを持っている。このようなサーバアドレスは、臨時識別子の情報と比較して、特定のサーバを持つ臨時識別子アドレスが臨時決定された臨時識別子端末で呼の要求がある場合、これを構内EV-DO無線網(200)内の呼として検出し、当該呼をpANC(230)にルーティングするものである。例えば、構内EV-DO無線網(200)加入者の臨時識別子は、予め決められたサーバのアドレスを持つように割り当てられる。たとえば、予め決められたサーバアドレスが“samsung.co.kr”のサーバである場合、構内EV-DO無線網(200)内の端末機(210)は、“111@samsung.co.kr”のアドレスを持つことができる。このように構内EV-DO無線網(200)内の端末機(210)が、予め決められたサーバアドレスのうちの一つのアドレスで接続が要求されたり、または前記したサーバを持つ端末、例えば“aaa@samsung.co.kr”の端末で呼の接続が要求される場合、私設EV-DO無線網(200)内の呼として検出するようになる。
一方、呼を要求する端末機(210)の臨時識別子に含まれたサーバ、呼の着信が要求されるサーバ、または呼の着信が要求される端末機の臨時識別子サーバのどれか一つでも予め決められたアドレスでない場合、該当呼を公衆EV-DO無線網(100)接続呼と判断して公衆EV-DO無線網(100)のANC(130)にルーティングするものである。
また、pANC(230)には構内EV-DO端末AT(210)にイントラネット(Intranet)を介してインターネットサービスを提供するためのpPDSN(260)が連結し、さらに、構内EV-DO無線網(200)システムのローディング(負荷)、障害、診断、統計等を担当するWSM(250)が連結される。ここで、これら構内EV-DO無線網(200)のネットワーク構成要素は、公衆EV-DO無線網(100)で使用している構成要素とその特徴及び機能が類似している。
pANC(230)は、ANC(130)とANTS(220)との間にあるリンクの中間に位置するが、ANC(130)は、pANC(230)の存在を知らずに直接ANTS(220)と連動するように認識する。pANC(230)は、ANTS(220)とやり取りするメッセージにANC(130)のようなIDを使用する。ANTS(220)に伝送されたメッセージは、ANMR(221)で、ANC(130)に伝送しなければならないメッセージなのか、pANC(230)に伝送しなければならないメッセージなのかを分析/判断した後、ANC(130)に送るメッセージはANCに伝送し、構内網で処理しなければならないメッセージはpANC(230)に伝送して処理する。これによって同じANTS(220)を使用できるようになる。pANC(230)では、ANC(130)と同様に公衆網DLR(160)とA14メッセージをやり取りする。
このように構成された本発明に係る公衆網DLRを共有する構内EV-DOシステムの動作に対して、具体的に説明する。
構内EV-DO無線網(200)は、公衆網ANTS(120)と公衆網ANC(130)との間にpANC(230)を追加し、ここにEV-DOサービスに必要なネットワークエレメントを追加して構成される。pANC(230)の重要な機能の一つは構内ANTS(220)から上がってくる各種メッセージを公衆EV-DO無線網(100)と構内EV-DO無線網(200)とに区分して伝達するものである。これは前記したように、pANC(230)内のルータモジュールが担当する。
例をあげて説明すれば、構内EV-DO無線網(200)内に位置したEV-DO無線端末AT(210)が公衆EV-DO無線網(100)に接続を試みた時、pANC(230)は、構内ANTS(220)が伝送したメッセージ中に含まれた識別子(区分者)を認識し、公衆網ANC(130)側にメッセージを伝達して公衆EV-DO無線網に接続できるようにする。一方、端末AT(210)が構内EV-DO無線網(200)に接続しようとする場合には、pANC(230)は、公衆網の時と同じように構内ANTS(220)から伝送されたメッセージに含まれた識別子を確認して、pANC(230)が構内に設置されたネットワークエレメントを用いて構内EV-DO無線網(200)サービスを支援するようにするものである。一例として、構内EV-DO無線網(200)と公衆EV-DO無線網(100)とを区分できる識別子は、EV-DO無線端末AT(210)から提供されている。
構内EV-DO無線網(200)では、公衆EV-DO無線網(100)で設定されたセッションを構内EV-DO無線網(200)内でそのまま維持しながら構内EV-DO無線網(200)サービスを提供するようにするが、このようにすることによって得ることができる長所は、次の通りである。
まず、構内EV-DO無線網(200)内にある端末AT(210)が公衆網ページング(Paging)に応答できて、サブネット(Subnet)変更による処理が起きなくて公衆網DLRの負荷上昇を防げるものである。構内EV-DO無線網(200)では、公衆EV-DO無線網(100)内で発生するセッション設定及び削除と関連した作業がおきないようになることによって、公衆網DLR(160)から必要な情報を受けて構内EV-DO呼処理を行う。公衆網DLR(160)に保存された必要なデータを要求して受信するためにはpANC(230)と公衆網DLR(160)との間は専用線で連結しなければならない。
構内EV-DO無線網(200)を通じた構内端末認証の場合には、公衆EV-DO無線網(100)で設定されたセッションを維持して構内EV-DO無線網(200)サービスを提供する場合、若干問題が発生する。ここで問題となるのは、果してどの時点で構内端末に対する認証作業を実施するようにするかということである。
公衆網に登録されたAT(210)の場合、端末のセッション設定時、セッション設定過程に続き公衆網AN-AAA(170)を介して該当端末に対する認証作業が実施されるために、何ら問題がないが、前記のように構内EV-DO無線網(200)内ではセッション設定及び解除作業がなされないために、構内EV-DO無線網(200)を構成する場合、呼処理ステップで公衆AN-AAA(170)を通じた認証作業自体が行うことができなくなる。すなわち、公衆AN-AAA(170)を通じた認証は、セッション初期設定及びセッション解除後、新しいセッション設定時に行われるために、単純に網に接続のみするステップでは認証ステップを任意に行うことができなくなる。
したがって、構内EV-DO無線網(200)ではセッション設定ステップでない構内EV-DO無線網(200)接続時に該当端末に対する認証、すなわち、構内EV-DO無線網(200)で使用が許可されたEV-DO端末なのかを確認する作業を行わなければならない。公衆網DLR(160)によって伝えられるセッション情報内には、色々な情報が入っているが、その中で構内認証に必要な情報を用いて構内に登録されていない端末が構内EV-DO無線網(200)に接続しようとする時には、呼処理ステップで次のステップのメッセージが伝送されないように構内端末AT(210)の認証を不許可とするのである。
上記動作と相応する、本発明に係るEV-DO無線網システムと連動する構内EV-DO無線網システムのデータサービス方法、すなわち、構内EV-DO無線網(200)内での呼処理方法に対して添付の図面を参照して、段階的に説明する。
本発明では、構内pANCが公衆網DLRと直接連動すれば、公衆網DLRと公衆網のサブネットと構内網のサブネットが同一であるので、相互間の移動時、新しいセッションを要求しない。したがって、公衆網に割当されたセッションを構内網で同一に使用するようになるものである。構内における公衆網ページングも同じようにDLR(160)で持っているセッション情報が同一なので、公衆網ページングに何らの問題がない。
AT(210)で構内網接続を要求した場合にANTS(220)のルータモジュールでは、pANC(230)にメッセージを伝送するようになって、pANC(230)は、セッション情報を得るために公衆網DLR(160)にセッション情報を要求するようになる。これに対し公衆網DLR(160)は、セッション情報をpANC(230)に提供するようになって、pANC(230)は、構内認証のためにpAN_AAA(240)に要求を出す。
ここで、pAN_AAA(240)は、公衆網AN_AAA(170)とは違い、端末を認証するための装備でない構内認証のための装備である。pAN_AAA(240)は、構内認証要求に対する応答をpANC(230)に送るようになって、認証応答を受けたpANC(230)は、以後公衆網と同じフローを経てSVC設定とpPDSN(260)とPPP連結をするようになる。
AT(210)で公衆網接続を要求した場合に、ANTS(220)のルータモジュールではANC(130)にメッセージを伝送するようになって、ANC(130)は、セッション情報を得るためにDLR(160)にセッション情報を要求する。これに対する応答を受けて、直ぐにANC(130)とANTS(220)との間のSVCを連結して、公衆網PSDNとのPPPを連結するようになる。
このような呼処理過程につき、図3及び図4を参照して説明する。
図3は、本発明に係る公衆網DLRを共有する構内EV-DOシステムで構内呼を呼び出す場合、最初呼接続時における構内EV-DO無線網(200)と公衆EV-DO無線網(100)との呼処理過程を示す図面で、図4は、公衆網呼を呼び出す場合、最初呼接続時における構内EV-DO無線網(200)と公衆EV-DO無線網(100)との呼処理過程を示す図面である。
まず、図3に示されたように、構内EV-DO無線網(200)内に進入した無線端末AT(210)が構内EV-DO無線網(200)に最初に呼接続を要請する場合、無線端末AT(210)は、構内ANTS(220)に構内EV-DO無線網(200)接続を要求するための要求信号を伝送する(S1)。
構内ANTS(220)は、AT(210)から伝送された構内網接続要求信号をルータモジュールであるANMR(221)を介して構内pANC(230)にルーティングする(S2,S3)。構内pANC(230)は、ANMR(221)を介してルーティングされたAT(210)の構内網接続要求信号に応じ、DLR(160)に構内網接続に必要なセッション情報を要請するためのセッション情報要求信号を提供する(S4)。
公衆網DLR(160)は、構内pANC(230)から伝送されたセッション情報要求メッセージに応じ、自身のデータベースに保存されている網接続を要求した該当端末AT(210)のセッション情報を検索して構内pANC(230)に伝送する(S5)。
構内pANC(230)は、公衆網DLR(160)から受信したセッション情報をpAN_AAA(240)に伝送して該当端末の構内認証を要請する(S6)。これに伴いpAN_AAA(240)は、構内pANC(230)から受信した該当端末AT(210)のセッション情報を用いて構内認証を行った後、認証応答信号を構内pANC(230)に伝送する(S7)。すなわち、公衆DLR(160)から受信された端末AT(210)のセッション情報内には色々な情報が含まれているが、その中に端末の構内認証に必要な認証情報を含んでいる。したがって、pAN_AAA(240)は、このような認証情報を用いて該当端末が構内EV-DO無線網(200)に登録されている端末なのかを認証するようになるものである。
構内認証が成功すれば、構内pANC(230)は、公衆網DLR(160)から伝送された接続要求端末AT(210)のセッション情報を用いて該当端末AT(210)にトラフィックチャンネルを割り当て、この割り当てられたチャンネルを介して端末AT(210)との呼接続を行うようになるものである(S8)。そして、このように割り当てられたチャンネルを介して呼接続がなされれば、構内pANC(230)は、該当端末AT(210)を構内pPDSN(260)に登録し、PPP連結を行ってイントラネットを通じたデータサービスを行うようになるものである(S9)。
一方、図4を参照すれば、構内EV-DO無線網(200)内に進入した無線端末AT(210)が公衆網のEV-DO無線網(100)に呼接続を要請する場合、無線端末AT(210)は、構内ANTS(220)に公衆網EV-DO無線網(100)接続を要求するための要求信号を伝送する(S11)。
構内ANTS(220)は、AT(210)から伝送された公衆網接続要求信号をルータ(221)を介して公衆網ANC(130)にルーティングする(S12,S13)。公衆網ANC(130)は、ルータ(221)を介してルーティングされたAT(210)の公衆網接続要求信号に応じ、DLR(160)に網接続に必要なセッション情報を要請するためのセッション情報要求信号を提供する(S14)。
公衆網DLR(160)は、公衆網ANC(130)から伝送されたセッション情報要求メッセージに応じ、自身のデータベースに保存されている網接続を要求した該当端末AT(210)のセッション情報を検索して公衆網ANC(130)に伝送する(S15)。
公衆網ANC(130)は、公衆網DLR(160)から伝送された接続要求端末AT(210)のセッション情報を用いて該当端末AT(210)にトラフィックチャンネルを割り当て、この割り当てられたチャンネルを介して端末AT(210)との呼接続を行うようになるものである(S16)。このように割り当てられたチャンネルを介して呼接続がなされれば、公衆網ANC(130)は、該当端末AT(210)を公衆網PDSN(180)に登録し、PPP連結を行ってインターネットを通じたデータサービスを行うようになるものである(S17)。
このような公衆網/構内網呼フローのためには、ANMRでメッセージをANCまたはpANC(230)に選別して伝送すべきである。ANC(130)に伝送されるメッセージとpANC(230)に伝送されるメッセージとをANMR(221)で分析後、ANCまたはpANCに分配/伝送する。
図5は、公衆網ANCにメッセージルーティングされる場合のメッセージ流れ図で、図6は、構内網pANCにメッセージルーティングされる場合のメッセージ流れ図である。
図示のように、ANMR(221)では、メッセージを初期(initial)メッセージとノーマル(normal)メッセージの2種類に区分して処理する。
初期メッセージとは、ANTS(220)とANC(130)との間でやり取りするメッセージ中の始まりのメッセージと定義する。ANMR(221)に入ってくる初期メッセージは、ANC(130)に伝送されなければならないのか、pANC(230)に伝送されなければならないのかを、識別子を使用して区分できる。
まず図5を参照すれば、ANTS(220)からANTSを送信者(sender)にし、ANCアドレスを受信者(receiver)にするメッセージがANMR(221)に伝達されれば(S21)、ANMR(221)は、このメッセージをANC(130)に伝達する(S22)。
図6を参照すれば、ANTS(220)からANTSを送信者にし、pANCアドレスを受信者にするメッセージがANMR(221)に伝達されれば(S31)、ANMR(221)は、このメッセージをpANC(230)に伝達する(S32)。
一方、ノーマルメッセージとは、ANTS(220)とANC(130)との間でやり取りするメッセージ中の初期設定メッセージに後続するメッセージで、要請及びその要請による応答形式でやり取りするメッセージと定義する。ノーマルメッセージは、ANC側からANTSに要請し、 ANTSからANCに要請に対する応答をする構造でなっている。ノーマルメッセージを処理する時は、3つの場合に応じてメッセージを分析した後、ANC(130)またはpANC(230)に伝送する。
メッセージの分析形態は、第一:ANTSからANCに要請に対する応答をする場合、要請したANCのアドレスで応答をすれば、ノーマルメッセージは、別途のメッセージ分析過程が必要ない。第二:第一の方法以外の場合、ANMRでは、ANCからANTSに要請する時のUATI(Unicast Access Terminal Identifier)値を記憶していて、応答するメッセージのUATI値を比較し、ANCまたはpANCに伝送する。第三:前者2つの場合に全て該当しないメッセージは、ANCとpANCの両方に伝送する。
図5を参照すれば、ANC(130)からANCアドレスを送信者にし、ANTSアドレスを受信者にするメッセージがANMR(221)に伝達されれば(S23)、ANMR(221)は、このメッセージをANTS(220)に伝達する。これに伴いANTS(220)からANTSを送信者にし、ANCアドレスを受信者にする応答メッセージがANMR(221)に伝達されれば(S25)、ANMR(221)は、このメッセージをANC(130)に伝達する(S26)。
図6を参照すれば、pANC(230)からUATI(Unicast Access Terminal Identifier)値を応答ID(reply_id)にし、ANTSアドレスを受信者にするメッセージがANMR(221)を経由してANTS(220)に伝達される(S33)。この際、ANMR(221)は、該当UATI値段を保存している。そして、ANTS(220)からANTSを送信者にし、ANCアドレスを受信者にする応答メッセージがANMR(221)に伝達されれば(S34)、ANMR(221)は、既に保存されたUATI値と比較し、該当pANCアドレスを探してpANCアドレスを受信者にし、ANTSを送信者にするメッセージをpANC(230)に伝達する(S35)。
ANMRでは、このような方式でメッセージをルーティングし、また保安(セキュリティ)オプションによって公衆網に伝送されるメッセージを遮断できる。
図7は、ANMRで保安を行う流れ図である。図7を参照すれば、まずANTS(220)からメッセージが伝送されれば、該当メッセージを分析する(S41)。メッセージ分析の結果、公衆網を呼び出すのか否かを判断する(S42)。判断の結果、公衆網の呼び出しでなくて構内網の呼び出しである場合には、pANC(230)に該当メッセージを伝送してpANC(230)で呼処理を行うようにする(S43)。一方、判断の結果、公衆網の呼び出しである場合、保安オプションが設定されているか否かを判断する(S44)。判断の結果、保安オプションが設定されている場合には認証を行って認証成功か否かを判断する(S45)。認証が正常に行われない場合には、呼を解除し(S46)、認証が成功した場合には、pANC(230)を経由してANC(130)にメッセージを伝送する。
1xEV-DOサービスのための移動体通信システムの概略的な構成図。 本発明に係る公衆網DLRを共有する構内EV-DOシステムに対するネットワーク連結構成図。 本発明に係る公衆網DLRを共有する構内EV-DOシステムにおいて、構内呼を呼び出す場合の呼処理過程流れ図。 本発明に係る公衆網DLRを共有する構内EV-DOシステムにおいて、公衆網呼を呼び出す場合の呼処理過程流れ図。 公衆網ANCにメッセージルーティングされる場合のメッセージ流れ図。 構内網pANCにメッセージルーティングされる場合のメッセージ流れ図。 ANMRで保安を行う流れ図。
符号の説明
100 公衆EV-DO網
110 公衆EV-DO端末機
120 ANTS
130 ANC
140 GAN
150 BSM
160 DLR
170 AN_AAA
180 PSDN
200 構内私設EV-DO網
210 構内EV-DO端末機
220 ANTS
230 pANC
240 pAN_AAA
250 WSM
260 pPDSN

Claims (7)

  1. 公衆網DLR及び公衆網ANCを含む公衆EV−DO無線網システムに連動されて構内EV−DO無線データサービスを提供する構内EV−DO無線網システムにおいて、
    前記公衆網ANCと連結して構内EV−DO網と公衆EV−DO網のリンクを提供し、端末から発信されたデータ呼が受信される場合に、前記データ呼を分析して公衆網または構内EV−DO網にルーティングした後、構内網接続のための発信呼である場合、専用線に接続された前記公衆網DLRから構内網EV−DO端末のセッション情報を受信して、受信されたセッション情報によって構内網接続またはインターネット接続のためにトラフィックチャンネル割当及びSVC(Switched Virtual Connection)を設定するpANCと、
    前記pANCを介して前記公衆網DLRから任意の構内網EV−DO端末に対するセッション情報を受信して、前記セッション情報に含まれた認証情報によって該当端末に対する認証を遂行するpAN_AAAとを備え、公衆網DLRを共有することを特徴とする、構内EV−DOシステム。
  2. 前記専用線はA14インターフェースを使用することを特徴とする、請求項1に記載の構内EV−DOシステム。
  3. 前記公衆網DLRは、
    構内または公衆網EV−DO端末の位置及び認証情報を保存して、任意のEV−DO端末から呼接続される場合に呼処理のための必要情報を提供し、セッション生成及び解除機能、UATI付与及び削除機能、自体データベース保有機能、セッション維持確認機能、ページング命令伝送機能及び隣接DLRとの連動機能を遂行することを特徴とする請求項1に記載の構内EV−DOシステム。
  4. 前記pANCは、
    構内網EV−DO端末から発信されたデータ呼に含まれる識別子を用いて、発信されたデータ呼が公衆網に接続するための発信呼であるか又は構内網に接続するための発信呼であるかを区別し、公衆網発信呼である場合、公衆EV−DO網のANCにルーティングし、構内網接続発信呼である場合、構内網EV−DO網で呼を処理できるようにルーティングするルータモジュールを含むことを特徴とする、請求項1に記載の構内EV−DOシステム。
  5. 公衆網DLR及び公衆網ANCを含む公衆EV−DO無線網システムに連動されて構内EV−DO無線データサービスを提供する構内EV−DO無線網システムのデータサービス方法において、
    端末からデータ呼が受信されたら、受信されたデータ呼を分析して、公衆網または構内EV−DO網にルーティングする段階と、
    前記データ呼が構内網接続のための発信呼である場合、専用線に接続された前記公衆網DLRから構内網EV−DO端末のセッション情報を要請する段階と、
    前記要請に従って前記公衆網DLRから受信された端末のセッション情報に含まれた認証情報を用いて、該当端末の認証を遂行する段階と、
    該当端末の構内EV−DO網の認証を遂行した後、確保した端末のセッション情報を用いて構内EV−DO網の呼処理を遂行する段階とを含み、前記公衆網DLRを共有することを特徴とする構内EV−DOシステムのデータサービス方法。
  6. 前記公衆網DLRは、
    構内または公衆網EV−DO端末の位置及び認証情報を保存して、任意のEV−DO端末から呼接続される場合に呼処理のための必要情報を提供し、セッション生成及び解除機能、UATI付与及び削除機能、自体データベース保有機能、セッション維持確認機能、ページング命令伝送機能及び隣接DLRとの連動機能を遂行することを特徴とする請求項に記載の構内EV−DOシステムのデータサービス方法。
  7. 前記ルーティングする段階は、
    構内網EV−DO端末から発信されたデータに含まれた識別子を用いて、発信されたデータ呼が公衆網に接続するための発信呼であるか、又は構内網に接続するための発信呼であるかを区別し、公衆網接続発信呼である場合、公衆EV−DO網のANCにルーティングし、構内網接続発信呼である場合、構内網EV−DO網で呼を処理できるようにルーティングすることを特徴とする、請求項に記載の構内EV−DOシステムのデータサービス方法。
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