JP3939594B2

JP3939594B2 - curtain

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Publication number: JP3939594B2
Application number: JP2002159262A
Authority: JP
Inventors: 徹北瀬
Original assignee: モマサレ−ス工業株式会社
Priority date: 2002-05-31
Filing date: 2002-05-31
Publication date: 2007-07-04
Anticipated expiration: 2022-05-31
Also published as: JP2003339521A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生地が重ねられて形成されるカーテンに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、窓開口部には、カーテンが設けられており、室内を隠蔽するとともに、窓開口部からの日射しを遮るように構成されている。
【０００３】
日射しを遮る目的を重視したカーテンとしては、遮光カーテンが知られており、該遮光カーテンは、室内側に面する表地と室外側に面する裏地とが重ねられて形成されている。前記表地は、デザイン重視で設計されており、インテリア性が高められている。また、前記裏地は、外部からの日射しの進入防止効果に重点が置かれており、遮光性の高い例えば黒色の生地が使用されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなカーテンにあっては、表地と裏地と縫製して接合する構造上、表地と裏地を貫通するピンホールが、縫製部に沿って多数形成されてしまう。これにより、どんなに厚手の裏地を使用しても、このピンホールから光が透過してしまうことを本願出願人が発見した。
【０００５】
このため、このようなカーテンで東側の窓開口部を閉鎖した場合、明け方の日の出時において、前記ピンホールから細い光線が無数に室内へ入り込み、睡眠の妨げになる事実を解明するに至った。
【０００６】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、遮光性の高いカーテンを提供することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明の請求項１のカーテンにあっては、重ねられた第１の生地と第２の生地とを縫製して接合する接合用縫製部が設定され、前記第１の生地に、前記接合用縫製部に沿って延在し当該接合用縫製部上に重ねて配置される重合部が設けられたカーテンであって、前記第１の生地の一部を山型に突出させ、突出して折り返された基端部同士を縫製してループ状の前記重合部を形成するとともに、該重合部基端の一方側に前記接合用縫製部を設定し、前記重合部を前記一方側に倒して前記接合用縫製部上に配置した状態で、この重合部の先端部を当該第１の生地に縫製した。
【０００８】
すなわち、第１の生地と第２の生地とは、接合用縫製部にて縫製され接合されており、この接合用縫製部には、前記両生地を貫通する縫製時のピンホールが形成されている。しかし、前記第１の生地には、前記接合用縫製部に沿って延在するとともに、当該接合用縫製部上に重ねて配置される重合部が設けられており、前記ピンホールは、この重合部によって隠蔽される。
【００１１】
そして、このカーテンにあっては、第１の生地の一部を山型に突出させ、その折り返された基端部同士を縫製することで、前述の重合部が形成される。そして、この重合部基端の一方側には、前記接合用縫製部が設定されており、前記重合部が前記一方側に倒され前記接合用縫製部上に配置されることによって、前記接合用縫製部に形成されたピンホールの隠蔽が行われる。
【００１２】
また、この重合部の先端部は、前記第１の生地に縫製されて接合されるので、第１の生地のみにピンホールが形成される。加えて、前記第１及び第２の生地に縫製作業を施すだけで、当該カーテンが製造される。
【００１３】
また、請求項２のカーテンでは、重ねられた第１の生地と第２の生地とを縫製して接合する接合用縫製部が設定され、前記第１の生地に、前記接合用縫製部に沿って延在し当該接合用縫製部上に重ねて配置される重合部が設けられたカーテンであって、前記第１の生地に第３の生地の一側部を縫製して当該第３の生地によって前記重合部を構成し、前記第１の生地と前記重合部の一側部とが接合された一側部接合用縫製部を設定するとともに、前記重合部の一側部に近接した位置に前記接合用縫製部を設定し、前記重合部の他側部を折返して当該重合部を前記接合用縫製部上に配置した状態で、この重合部の他側部を前記第１の生地に縫製した。
【００１４】
すなわち、このカーテンにあっては、第１の生地に第３の生地の一側部が縫製され、前述の重合部が形成される。そして、前記第１の生地と重合部の一側部とが接合された一側部接合用縫製部の一方側には、前記接合用縫製部が設定されており、前記重合部の他側部が前記一方側に折返され、前記接合用縫製部上に配置されることによって、前記接合用縫製部に形成されたピンホールの隠蔽が行われる。
【００１５】
このとき、前記重合部の他側部は、前記一方側に折返されるので、この重合部の一側部と前記第１の生地との縫製部分は、当該重合部によって隠蔽される。
【００１６】
また、この重合部の他側部は、前記第１の生地に縫製されて接合されるので、第１の生地のみにピンホールが形成される。そして、前記各生地に縫製作業を施すだけで、当該カーテンが製造される。
【００１７】
さらに、請求項３のカーテンにあっては、重ねられた第１の生地と第２の生地とを縫製して接合する接合用縫製部が設定され、前記第１の生地に、前記接合用縫製部に沿って延在し当該接合用縫製部上に重ねて配置される重合部が設けられたカーテンであって、前記第１の生地に第３の生地を積層し、該第３の生地を、前記第１の生地と前記第２の生地と共に縫製して前記接合用縫製部を当該第３の生地に沿って設定する一方、前記第３の生地の一側部を他側部側に折り返し、この折返し部分を前記接合用縫製部上に配置して前記重合部を構成するとともに、前記一側部と前記他側部とを縫製した。
【００１８】
すなわち、このカーテンにあっては、第１の生地に第３の生地が積層され、この第３の生地が、第１の生地と第２の生地と共に縫製されて前記接合用縫製部が形成されており、前記第３の生地の一側部が他側部側に折り返され、この折返し部分によって、前述の重合部が形成されている。
【００１９】
この重合部は、前記接合用縫製部上に配置されるため、第１〜第３の生地を貫通した前記接合用縫製部のピンホールの隠蔽が行われる。
【００２０】
このとき、前記重合部を構成する為に前記第３の生地の他側部側に折り返された一側部は、当該第３の生地の他側部に縫製される。このため、前記重合部を形成する為の縫製部分のピンホールは、第３の生地のみに形成される。そして、前記各生地に縫製作業を施すだけで、当該カーテンが製造される。
【００２１】
また、請求項４のカーテンにおいては、前記第１の生地と前記重合部間に、棒状部材を挿入した。
【００２２】
すなわち、前記重合部は、その両側が縫製されて接合されており、第１の生地と重合部間には空間が形成され、この空間に棒状部材が挿入される。これにより、この棒状部材は、カーテン開け閉め時の型くずれを防止する骨格として利用される。
【００２３】
【発明の実施の形態】
（第１の実施の形態）
【００２４】
以下、本発明の第１の実施の形態を図に従って説明する。図１は、本実施の形態にかかるカーテンである遮光カーテン１を示す模式図であり、該遮光カーテン１は、窓開口部の内側に昇降自在に吊り下げられ、室内を隠蔽するとともに窓開口部からの日射しを遮るように構成されている。
【００２５】
この遮光カーテン１は、室外側に面する第１の生地である裏地１１と、室内側に面する第２の生地としての表地１２とが重ね合わされて形成されている。該表地１２は、デザイン重視で設計されており、絵柄がプリントされ、インテリア性が高められている。また、前記裏地１１は、外部からの日射しの進入防止効果に重点が置かれて設計されており、遮光性の高い黒色の生地が使用されている。
【００２６】
前記遮光カーテン１は、図１中左方が上縁２１を、右方が下縁２２を形成するとともに、図１中上方及び下方が側縁２３を形成するように構成されている（下方のみ図示）。この遮光カーテン１は、窓開口部の上縁に沿って設けられた図外のカーテンレールに吊り下げられるように構成されており、このカーテンレールに設けられた昇降装置からの吊紐が上下移動されることによって、吊紐に固定された遮光カーテン１下縁２２が上下移動され、前記窓開口部に沿って昇降されることで窓開口部を開閉できるように構成されている。
【００２７】
この遮光カーテン１を、その製造工程の順を追って説明する。
【００２８】
すなわち、この遮光カーテン１を製造する際には、前工程である重合部形成工程において、前記裏地１１の一部を、所定間隔毎に山型に突出させた後、折り返された基端部３１，３１同士を基端部縫製部３２にて縫製し、遮光カーテン１の幅方向Ｈ全域に延在するループ状の重合部３３，・・・を、遮光カーテン１の高さ方向Ｖに等間隔をおいて形成し、この重合部形成工程を終えた裏地１１を、図１の（ａ）に示す重ね工程にて、前記表地１２に重ね合わせる。
【００２９】
この重ねられた裏地１１において、図１の（ｂ）に示す接合工程にて、上縁２１側に設けられた重合部３３の基端より下縁２２側であって、前記重合部３３基端に近接するとともに該重合部３３に沿って延在する接合用縫製部４１に沿って、当該裏地１１を前記表地１２に縫製する。
【００３０】
そして、図１の（ｃ）に示す重合工程にて、前記重合部３３を、一方側である下縁２２側に倒して、前記接合用縫製部４１上に重ねて配置する。この状態で、該接合用縫製部４１より下縁２２側に位置する前記重合部３３の先端部を、重合部３３の全域に渡って延在する固定用縫製部５１に沿って、当該裏地１１に縫製する。このとき、前記表地１２は、前記接合用縫製部４１より下縁２２側が前記裏地１２に縫製されておらず、前記固定用縫製部５１に沿った縫製時において、前記表地１２を曲げる等することによって、前記裏地１１を直接ミシンの台上に載置することができる。これにより、前記固定用縫製部５１に沿った縫製作業を容易に行うことができる。
【００３１】
このとき、前記裏地１２と前記重合部３３との間には、リング６１を止める帯６２が挟持された状態で縫製され固定されている。これにより、前記重合部３３の下側には、遮光カーテン１の幅方向Ｈに所定の間隔をおいて複数のリング６１，・・・が固定され（一つのリング６１のみ図示）、上下に配列された図外のリング６１，・・・に昇降用の吊紐を通すことができるように構成されている。
【００３２】
次に、図１の（ｄ）に示す骨格形成工程において、前記裏地１２と前記重合部３３との間に、側方開口部より棒状部材７１を挿入して、該棒状部材７１を、前記重合部３３の略全長に渡って配設する。その後、この重合部３３と前記裏地１１とを、その両端に設定された抜け止め用縫製部７２に沿って縫製し（一方のみ図示）、側方開口部を閉鎖する。このとき、前記表地１２は、前記接合用縫製部４１より下縁２２側が前記裏地１１に縫製されておらず、前記抜け止め用縫製部７２に沿った縫製時において、前記表地１２を曲げる等することによって、裏地１１を直接ミシンの台上に載置することができる。これにより、前記抜け止め用縫製部７２に沿った縫製作業を容易に行うことができる。なお、この抜け止め用縫製部７２を縫製する際には、前記接合用縫製部４１を超えて上縁２１側へ延出しないようにする。
【００３３】
そして、図１の（ｅ）に示す接合工程にて、前記表地１２と裏地１１とを重ね合わせるとともに、前述した重合部３３より一つ下縁２２側に位置する重合部３３基端より下縁２２側であって、当該重合部３３基端に近接するとともに該重合部３３に沿って延在する接合用縫製部４１に沿って、当該裏地１１を前記表地１２に縫製する。これにより、この部位においても、遮光カーテン１の幅方向Ｈ全域に渡って表地１２と裏地１１とを接合する。そして、前述した各工程を、下縁２２側に設けられた重合部３３の縫製が終了するまで繰り返し、遮光カーテン１を完成させる。
【００３４】
以上の構成にかかる本実施の形態において、表地１２と裏地１１とは、高さ方向Ｖに所定の間隔をおいて設けられた幅方向Ｈに延在する接合用縫製部４１，・・・にて縫製され接合されており、各接合用縫製部４１，・・・には、前記表地１２と裏地１１の両者を貫通する縫製時のピンホールが形成されている。
【００３５】
しかし、前記裏地１１には、前記接合用縫製部４１に沿って延在するとともに、当該接合用縫製部４１上に重ねて配置された重合部３３が設けられており、前記ピンホールを、この重合部３３によって隠蔽することができる。これにより、前記ピンホールからの光の透過を防止することができるため、遮光性を高めることができる。
【００３６】
ここで、前記重合部３３を形成する為の閉鎖用縫製部３２と、前記重合部３３先端の固定用縫製部５１と、重合部３３両端の抜け止め用縫製部７２とは、重合部３３と裏地１１とを縫製することによって形成されており、これらの縫製部３２，５１，７２によるピンホールは、裏地１１のみに形成される。このため、これらのピンホールから室内への光の透光は阻止さる。また、遮光カーテン１の左右の側縁２３においても、表地１２と裏地１１との縫製が廃止されているため、表地１２と裏地１１とを貫通するピンホールの形成が防止されている。
【００３７】
したがって、この遮光カーテン１で東側の窓開口部を閉鎖した場合、明け方の日の出時においても、遮光カーテン１のピンホールからの日射しの進入を防止することができ、安眠の妨げを防止することができる。
【００３８】
なお、前記裏地１１に前記重合部３３を設ける方法としては、山型に突出された重合部３３基端の閉鎖用縫製部３２を縫製し、下縁２２側に倒された重合部３３先端の固定用縫製部５１を縫製する方法の他に、閉鎖用縫製部３２及び固定用縫製部５１の部位を接着して形成する方法が挙げられる。いずれの場合でも、前記重合部３３を裏地１１に設けるため、裏地１１と表地１２の両者を貫通するピンホールの形成が不要となる。
【００３９】
また、本実施の形態の遮光カーテン１にあっては、裏地１１の一部を山型に突出させ、その折り返された基端部３１，３１同士を縫製することで、前述した重合部３３を形成することができる。また、この重合部３３基端の下縁２２側に、前記接合用縫製部４１を設定し、前記重合部３３を下縁２２側に倒して前記接合用縫製部４１上に配置することで、前記接合用縫製部４１のピンホールを確実に隠蔽することができる。
【００４０】
そして、この重合部３３の先端部を前記裏地１１に縫製して接合するため、前記重合部３３を接着する等、他の作業が不要となる。よって、接着等の他の作業を要する場合と比較して、前記裏地１１と表地１２とに縫製作業を施すだけで、当該遮光カーテン１を製造することができ、作業性を高めることができる。
【００４１】
加えて、前記重合部３３は、その上縁２１側及び下縁２２側が縫製されて接合されており、裏地１１と重合部３３間には空間が形成され、この空間に棒状部材７１を挿入することができる。これにより、この棒状部材７１を骨格として利用することができ、遮光カーテン１開け閉め時の型くずれを防止する事ができる。
【００４２】
【００４３】
（第２の実施の形態）
以下、本発明の第２の実施の形態を図に従って説明する。図２は、本実施の形態にかかるカーテンである遮光カーテン１０１を示す模式図であり、該遮光カーテン１０１は、窓開口部の内側に昇降自在に吊り下げられ、室内を隠蔽するとともに窓開口部からの日射しを遮るように構成されている。
【００４４】
この遮光カーテン１０１は、第１の実施の形態同様に、室外側に面する第１の生地である裏地１１１と、室内側に面する第２の生地としての表地１１２とが重ね合わされて形成されている。
【００４５】
前記遮光カーテン１０１は、図２中左方が上縁１２１を、右方が下縁１２２を形成するとともに、図２中上方及び下方が側縁１２３を形成するように構成されている（下方のみ図示）。この遮光カーテン１０１は、窓開口部の上縁に沿って設けられた図外のカーテンレールに吊り下げられるように構成されており、このカーテンレールに設けられた昇降装置からの吊紐によって、遮光カーテン１０１の下縁１２２を上下移動することで、前記窓開口部に沿って昇降し窓開口部を開閉できるように構成されている。
【００４６】
この遮光カーテン１０１を、その製造工程の順に沿って説明する。
【００４７】
すなわち、この遮光カーテン１０１を製造する際には、前工程である重合部形成工程において、前記裏地１１１の幅方向Ｈの全域に渡って延在する第３の生地である帯状の生地を、遮光カーテン１０１の高さ方向Ｖに等間隔をおいて配置し、遮光カーテン１０１の下縁１２２側に位置する帯状の生地の一側部を、一側部接合用縫製部１３１に沿って裏地１１１に縫製して重合部１３２を形成する。該重合部１３２を形成する帯状の生地は、両側部が縢り縫いされて縢り部１３３，１３３が形成されており、生地のほつれが防止されている。この重合部形成工程を終えた裏地１１１を、図２の（ａ）に示す重ね工程にて、前記表地１１２に重ね合わせる。
【００４８】
この裏地１１１において、図２の（ｂ）に示す接合工程にて、上縁１２１側に設けられた重合部１３２の前記一側部より下縁１２２側であって、前記重合部１３２の一側部に近接するとともに該重合部１３２に沿って延在する接合用縫製部１４１に沿って、当該裏地１１１を前記表地１１２に縫製する。
【００４９】
そして、図２の（ｃ）に示す重合工程にて、前記重合部１３２の他側部を、一方側である下縁１２２側に折返し、前記接合用縫製部１４１上に重ねて配置する。この状態で、該接合用縫製部１４１より下縁１２２側に位置する前記重合部１３２の他側部を、その全域に渡って延在する他側部接合用縫製部１５１に沿って前記裏地１１１に縫製する。このとき、前記表地１１２は、前記接合用縫製部１４１より下縁１２２側が前記裏地１１１に縫製されておらず、前記他側部接合用縫製部１５１に沿った縫製時において、前記表地１１２を曲げる等することによって、裏地１１１を直接ミシンの台上に載置することができる。これにより、前記他側部接合用縫製部１５１に沿った縫製作業を容易に行うことができる。
【００５０】
また、前記裏地１１１と前記重合部１３２の他側部との間には、リング１６１を止める帯１６２が挟持された状態で縫製され固定されている。これにより、前記重合部１３２の下側には、遮光カーテン１０１の幅方向に所定の間隔をおいて複数のリング１６１，・・・が固定され（一つのリング１６１のみ図示）、上下に配列されたリング１６１，・・・に、昇降用の吊紐を通すことができるように構成されている。
【００５１】
次に、図２の（ｄ）に示す骨格形成工程において、前記裏地１１１と前記重合部１３２との間に、側方開口部より棒状部材１７１を挿入して、該棒状部材１７１を、前記重合部１３２の略全長に渡って配設する。その後、前記重合部１３２と前記裏地１１１とを、前記重合部１３２の両端に設定された抜け止め用縫製部１７２に沿って縫製し、側方開口部を閉鎖する。このとき、前記表地１１２は、前記接合用縫製部１４１より下縁１２２側が前記裏地１１１に縫製されておらず、前記抜け止め用縫製部１７２に沿った縫製時において、前記表地１１２を曲げる等することによって、裏地１１１を直接ミシンの台上に載置することができる。これにより、前記抜け止め用縫製部１７２に沿った縫製作業を容易に行うことができる。なお、この抜け止め用縫製部１７２を縫製する際には、前記接合用縫製部１４１を超えて上縁１２１側へ延出しないようにする。
【００５２】
そして、図２の（ｅ）に示す接合工程にて、前記表地１１２と裏地１１１とを重ね合わせるとともに、前述した重合部１３２より一つ下縁１２２側に位置する重合部１３２の一側部の下縁１２２側であって、当該重合部１３２の一側部に近接するとともに該重合部１３２に沿って延在する接合用縫製部１４１に沿って、当該裏地１１１を前記表地１１２に縫製する。これにより、この部位においても、遮光カーテン１０１の幅方向Ｈ全域に渡って表地１１２と裏地１１１とを接合する。そして、前述した各工程を、下縁１２２側に設けられた重合部１３２の縫製が終了するまで繰り返し、遮光カーテン１０１を完成させる。
【００５３】
以上の構成にかかる本実施の形態において、表地１１２と裏地１１１とは、高さ方向Ｖに所定の間隔をおいて設けられた幅方Ｈ向に延在する接合用縫製部１４１，・・・にて縫製され接合されており、各接合用縫製部１４１，・・・には、前記表地１１２と裏地１１１の両者を貫通する縫製時のピンホールが形成されている。
【００５４】
しかし、前記裏地１１１には、前記接合用縫製部１４１に沿って延在するとともに、当該接合用縫製部１４１上に重ねて配置された重合部１３２が設けられており、前記ピンホールを、この重合部１３２によって隠蔽することができる。これにより、前記ピンホールからの光の透過を防止することができるため、遮光性を高めることができる。
【００５５】
ここで、前記重合部１３２を形成する為の一側部接合用縫製部１３１と、前記重合部１３２の他側部を縫製する他側部接合用縫製部１５１と、前記重合部１３２両端の抜け止め用縫製部１７２とは、重合部１３２と裏地１１１とを縫製して構成されており、これらの縫製部１３１，１５１，１７２によるピンホールは、裏地１１１のみに形成される。このため、これらのピンホールから室内への光の透光は阻止さる。また、左右の側縁においても、表地１１２と裏地１１１との縫製が廃止されているため、表地１１２と裏地１１１とを貫通するピンホールの形成が防止されている。
【００５６】
したがって、この遮光カーテン１０１で東側の窓開口部を閉鎖した場合、明け方の日の出時においても、遮光カーテン１０１のピンホールからの日射しの進入を防止することができ、安眠の妨げを防止することができる。
【００５７】
ここで、前記裏地１１１に前記重合部１３２を設ける方法としては、重合部１３２を前記一側部接合用縫製部１３１及び他側部接合用縫製部１５１で縫製する方法の他に、前記一側部接合用縫製部１３１及び他側部接合用縫製部１５１の部位を接着して固定する方法が挙げられる。いずれの場合でも、前記重合部１３２を裏地１１１に設けるため、裏地１１１と表地１１２の両者を貫通するピンホールの形成が不要となる。
【００５８】
また、本実施の形態の遮光カーテン１０１にあっては、裏地１１１に帯状の生地の一側部を縫製することで、前述の重合部１３２を形成することができる。このため、前記裏地１１１を山型に突出させ基部を縫製して重合部１３２を形成する場合と比較して、裏地１１１の高さ方向Ｖを含めた全体の寸法管理が容易となる。また、重合部１３２上下の幅寸法の管理を行うこと無く、遮光カーテン１０１の引き攣れ防止や、下縁１２２の水平出しを行うことができる。
【００５９】
そして、前記裏地１１１と重合部１３２の一側部とが接合された一側部接合用縫製部１３１より下縁１２２側に、前記接合用縫製部１４１を設定し、前記重合部１３２の他側部を前記下縁１２２側に折返して、前記接合用縫製部１４１上に配置することで、前記接合用縫製部１４１のピンホールを確実に隠蔽することができる。
【００６０】
このとき、前記重合部１３２の他側部は、下縁１２２側に折返されるので、この重合部１３２の一側部と前記裏地１１１との縫製部分、つまり一側部接合用縫製部１３１と縢り部１３３とを、当該重合部１３２で隠蔽することができる。このため、重合部１３２の一側部と裏地１１１との縫製部分が露出する場合と比較して、室外からの外観品質をも高めることができる。
【００６１】
また、この重合部１３２の他側部を、前記裏地１１１に縫製して接合するため、前記重合部１３２を接着する等、他の作業が不要となる。よって、他の作業を要する場合と比較して、前記各生地１１１，１１２，１３２に縫製作業を施すだけで、当該遮光カーテン１０１を製造することができ、作業性を高めることができる。
【００６２】
加えて、前記重合部１３２は、その上縁１２１側及び下縁１２２側が縫製されて接合されており、裏地１１１と重合部１３２間には空間が形成され、この空間に棒状部材１７１を挿入することができる。これにより、この棒状部材１７１を骨格として利用することができ、遮光カーテン１０１開け閉め時の型くずれを防止する事ができる。
【００６３】
なお、本実施の形態にあっては、上縁１２１側に延出した重合部１３２の他側部を下縁１２２側に折り返して裏地１１１に縫製する場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものでは無く、例えば上縁１２１側が縫製された重合部１３２の下面側に、表地１１２と裏地１１１とを接合する接合用縫製部１４１を設定しても良い。この場合、この重合部１３２の下縁１２２側を、前記裏地１１１に縫製して固定しなくても良いが、縫製することにより質感を高めることができる。
【００６４】
【００６５】
（第３の実施の形態）
以下、本発明の第３の実施の形態を図に従って説明する。図３は、本実施の形態にかかるカーテンである遮光カーテン２０１を示す模式図であり、該遮光カーテン２０１は、窓開口部の内側に昇降自在に吊り下げられ、室内を隠蔽するとともに窓開口部からの日射しを遮るように構成されている。
【００６６】
この遮光カーテン２０１は、第１の実施の形態同様に、室外側に面する第１の生地である裏地２１１と、室内側に面する第２の生地としての表地２１２とが重ね合わされて形成されている。
【００６７】
前記遮光カーテン２０１は、図３中左方が上縁２２１を、右方が下縁２２２を形成するとともに、図３中上方及び下方が側縁２２３を形成するように構成されている（下方のみ図示）。この遮光カーテン２０１は、窓開口部の上縁に沿って設けられた図外のカーテンレールに吊り下げられるように構成されており、このカーテンレールに設けられた昇降装置からの吊紐によって、遮光カーテン２０１の下縁２２２を上下移動することで、前記窓開口部に沿って昇降し窓開口部を開閉できるように構成されている。
【００６８】
この遮光カーテン２０１を、その製造工程の順に沿って説明する。
【００６９】
すなわち、この遮光カーテン２０１を製造する際には、図３の（ａ）に示す接合工程において、表地２１２に重ね合わされた裏地２１１の幅方向Ｈの全域に渡って延在する第３の生地である帯状の暗幕生地２３１，・・・を、遮光カーテン２０１の高さ方向Ｖに等間隔をおいて配置し、各暗幕生地２３１，・・・を、その中央よりやや上縁２２１側の部位にて、前記裏地２１１及び表地２１２と共に接合用縫製部２３２に沿って、幅方向Ｈの全域に渡って縫製する。前記暗幕生地２３１は、黒色で厚手の帯状の生地からなり、両側部が縢り縫いされて縢り部２３３，２３３が形成され、生地のほつれが防止されている。
【００７０】
次に、図３の（ｂ）に示す重合部形成工程において、当該遮光カーテン２０１の上縁２２１側に位置する前記暗幕生地２３１の一側部（下縁２２２側の縁部）を、上縁２２１側の縁部を構成する他側部側に折り返して重ね合わせ、この折返し部分を前記接合用縫製部２３２上に重ねて配置し、当該暗幕生地２３１の一部で重合部２４１を形成する。そして、前記一側部に重ね合わされた前記他側部を、その重ね合わせ部分に沿って延在する重合用縫製部２４２に沿って、幅方向の全域に渡り縫製し、両者を接合する。このとき、前記接合用縫製部２３１上に位置する前記折返し部分には余裕を持たせ、膨らみを形成する。
【００７１】
この暗幕生地２３１は、前記接合用縫製部２３２のみが縫製されているため、前記重合用縫製部２４２に沿った縫製時において、前記表地２１２及び裏地２１１を、前記接合用縫製部２３２の基端部分にて曲げる等することによって、前記暗幕生地２３１を直接ミシンの台上に載置することができる。これにより、前記重合用縫製部２４２に沿った縫製作業を容易に行うことができる。
【００７２】
また、前記暗幕生地２０１の前記一側部と他側部との間には、リング２５１を止める帯２５２が挟持された状態で縫製され固定されている。これにより、前記重合部２４１の上側には、遮光カーテン２０１の幅方向Ｈに所定の間隔をおいて複数のリング２５１，・・・が固定され（一つのリング２５１のみ図示）、上下に配列されたリング２５１，・・・に、昇降用の吊紐を通すことができるように構成されている。
【００７３】
次に、図３の（ｃ）に示すように、前記表地２１２及び裏地２１１を平らに戻し、該裏地２１１に沿って前記重合部２４１を配置する。
【００７４】
ここで、図中省略したが、図１の（ｄ）及び図２の（ｄ）で示したような骨格形成工程を設け、折り返されて袋状に縫製された前記暗幕生地２３１内へ、その側方開口部より棒状部材を挿入して、該棒状部材を、前記重合部２４１略全長に渡って配設しても良く、この場合、前記側方開口部を縫製して閉鎖する。これにより、この棒状部材を骨格として機能させ、遮光カーテン２０１開け閉め時の型くずれの防止に役立てることができる。
【００７５】
そして、前述した各工程を、下縁２２２側に設けられた暗幕生地２３１の縫製が終了するまで繰り返し、遮光カーテン２０１を完成させる。
【００７６】
以上の構成にかかる本実施の形態において、表地２１２と裏地２１１は、高さ方向Ｖに所定の間隔をおいて設けられた幅方Ｈ向に延在する接合用縫製部２３２にて縫製され接合されており、各接合用縫製部２３２，・・・には、前記表地２１２と裏地２１１と暗幕生地２３１とを貫通する縫製時のピンホールが形成されている。
【００７７】
しかし、前記裏地２１１には、前記接合用縫製部２３２に沿って延在するとともに、当該接合用縫製部２３２上に重ねて配置された重合部２４１が設けられており、表地２１２と裏地２１１と暗幕生地２３１とを貫通した前記接合用縫製部２３２のピンホールを、この重合部２４１によって確実に隠蔽することができる。これにより、前記ピンホールからの光の透過を防止することができるため、遮光性を高めることができる。
【００７８】
ここで、前記重合部２４１を形成する為の重合用縫製部２４２は、暗幕生地２３１の一側部と他側部とが縫製されて構成されており、この重合用縫製部２４２におけるピンホールは、暗幕生地２３１のみに形成されている。このため、これらのピンホールから室内への光の透光は阻止さる。また、左右の側縁においても、表地２１２と裏地２１１との縫製が廃止されているため、表地２１２と裏地２１１とを貫通するピンホールの形成が防止されている。
【００７９】
したがって、この遮光カーテン２０１で東側の窓開口部を閉鎖した場合、明け方の日の出時においても、遮光カーテン２０１のピンホールからの日射しの進入を防止することができ、安眠の妨げを防止することができる。
【００８０】
また、本実施の形態の遮光カーテン２０１にあっては、裏地２１１に帯状の暗幕生地２３１を縫製するとともに、その一側部を他側部側に折り返すことによって、この折返し部分で、前述の重合部２４１を形成することができる。このため、前記裏地２１１を山型に突出させ基部を縫製して重合部を形成する場合と比較して、裏地２１１の高さ方向Ｖを含めた全体の寸法管理が容易となる。また、重合部２４１上下の幅寸法の管理を行うこと無く、遮光カーテン２０１の引き攣れ防止や、下縁２２２の水平出しを行うことができる。このとき、前記暗幕生地２３１は、前記接合用縫製部２３２において表地２１２と裏地２１１と共に縫製されており、補強効果を得ることもできる。
【００８１】
また、前記重合部２４１を構成する為に前記暗幕生地２３１の他側部側に折り返された一側部は、当該暗幕生地２３１の他側部に縫製されるので、前記重合部２４１を形成する為の重合用縫製部２４２のピンホールは、暗幕生地２３１のみに形成される。これにより、この暗幕生地２３１に形成されたピンホールを、前記表地２１２及び裏地２１１で隠蔽することができ、光漏れを表地２１２及び裏地２１１の両者によって確実に防止することができる。よって、前記表地２１２及び裏地２１１を薄手の生地で構成する等、デザインの自由度を高めることができる。
【００８２】
このとき、前記暗幕生地２３１の一側部は、他側部側に折り返えされ、該他側部と縫製されるので、当該暗幕生地２３１の一側部と他側部との両者が露出する場合と比較して、室外からの外観品質をも高めることができる。
【００８３】
そして、前記各生地２１１，２１２，２３１に縫製作業を施すだけで、当該遮光カーテン２０１を製造することができる。したがって、接着など他の作業を要する場合と比較して、当該遮光カーテン２０１を製造する際の作業性を高めることができる。
【００８４】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項１のカーテンにあっては、第１の生地と第２の生地とを接合する接合用縫製部には、縫製時のピンホールが形成されるが、第１の生地に設けられ、接合用縫製部上に重ねて配置された重合部によって、このピンホールを隠蔽することができる。これにより、前記ピンホールからの光の透過を防止することができるため、遮光性を高めることができる。
【００８５】
したがって、このカーテンで東側の窓開口部を閉鎖した場合、明け方の日の出時においても、カーテンのピンホールからの日射しの進入を防止することができ、安眠の妨げを防止することができる。
【００８６】
また、第１の生地の一部を山型に突出させ、その折り返された基端部同士を縫製することで、前述の重合部を形成することができる。また、この重合部基端の一方側に、前記接合用縫製部を設定し、前記重合部を前記一方側に倒して前記接合用縫製部上に配置することによって、前記接合用縫製部のピンホールを確実に隠蔽することができる。
【００８７】
そして、この重合部の先端部を、前記第１の生地に縫製して接合するため、前記重合部を接着する等、他の作業が不要となる。よって、他の作業を要する場合と比較して、前記第１及び第２の生地に縫製作業を施すだけで、当該カーテンを製造することができ、作業性を高めることができる。
【００８８】
さらに、請求項２のカーテンでは、第１の生地に第３の生地の一側部を縫製することにより、前述の重合部を形成することができる。このため、前記第１の生地を山型に突出させて重合部を形成する場合と比較して、第１の生地全体の寸法管理が容易となる。また、重合部の幅寸法の管理を行うこと無く、カーテンの引き攣れ防止や、端部の水平出しを行うことができる。
【００８９】
そして、前記第１の生地と重合部の一側部とが接合された一側部接合用縫製部の一方側に、前記接合用縫製部を設定し、前記重合部の他側部を前記一方側に折返して、前記接合用縫製部上に配置することにより、前記接合用縫製部のピンホールを確実に隠蔽することができる。
【００９０】
このとき、前記重合部の他側部は前記一方側に折返されるので、この重合部の一側部と前記第１の生地との縫製部分を、当該重合部で隠蔽することができる。このため、重合部の一側部と第１の生地との縫製部分が露出する場合と比較して、外観品質を高めることができる。
【００９１】
また、この重合部の他側部を、前記第１の生地に縫製して接合するため、前記重合部を接着する等、他の作業が不要となる。よって、他の作業を要する場合と比較して、前記各生地に縫製作業を施すだけで、当該カーテンを製造することができ、作業性を高めることができる。
【００９２】
加えて、請求項３のカーテンにあっては、第１の生地に第３の生地を積層し、この第３の生地を、第１の生地と第２の生地と共に縫製することにより、補強効果を高めつつ、前記接合用縫製部を形成することができる。また、前記第３の生地の一側部を他側部側に折り返すことによって、この折返し部分で、前述の重合部を形成することができる。このため、前記第１の生地を山型に突出させて重合部を形成する場合と比較して、第１の生地全体の寸法管理が容易となる。また、重合部の幅寸法の管理を行うこと無く、カーテンの引き攣れ防止や、端部の水平出しを行うことができる。
【００９３】
そして、この重合部は、前記接合用縫製部上に配置されるため、第１〜第３の生地を貫通した前記接合用縫製部のピンホールを確実に隠蔽することができる。
【００９４】
また、前記重合部を構成する為に前記第３の生地の他側部側に折り返された一側部は、当該第３の生地の他側部に縫製されるので、前記重合部を形成する為の縫製部分のピンホールは、第３の生地のみに形成される。これにより、この第３の生地に形成されたピンホールを、前記第１及び第２の生地で隠蔽することができ、光漏れを第１及び第２の生地の両者によって確実に防止することができる。よって、前記第１及び第２の生地を薄手の生地で構成する等、デザインの自由度を高めることができる。
【００９５】
このとき、前記第３の生地の一側部は、他側部側に折り返えされ、該他側部と縫製されるので、第３の生地の一側部と他側部とが露出する場合と比較して、外観品質を高めることができる。
【００９６】
そして、前記各生地に縫製作業を施すだけで、当該カーテンを製造することができる。したがって、接着など他の作業を要する場合と比較して、当該カーテンを製造する際の作業性を高めることができる。
【００９７】
また、請求項４のカーテンにあっては、前述した重合部は、その両側が縫製されて接合されており、第１の生地と重合部間には空間が形成され、この空間に棒状部材を挿入することができる。これにより、この棒状部材を骨格として利用することができ、カーテン開け閉め時の型くずれを防止する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態を示す模式図である。
【図２】本発明の第２の実施の形態を示す模式図である。
【図３】本発明の第３の実施の形態を示す模式図である。
【符号の説明】
１遮光カーテン（カーテン）
１１裏地（第１の生地）
１２表地（第２の生地）
３１基端部
３３重合部
４１接合用縫製部
７１棒状部材
１０１遮光カーテン（カーテン）
１１１裏地（第１の生地）
１１２表地（第２の生地）
１３１一側部接合用縫製部
１３２重合部（第３の生地）
１４１接合用縫製部
１７１棒状部材
２０１遮光カーテン（カーテン）
２１１裏地（第１の生地）
２１２表地（第２の生地）
２３１暗幕生地（第３の生地）
２３２接合用縫製部
２４１重合部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a curtain formed by overlapping fabrics.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a curtain is provided in the window opening, and it is configured to conceal the room and to block sunlight from the window opening.
[0003]
As a curtain that emphasizes the purpose of blocking sunlight, a light-shielding curtain is known, and the light-shielding curtain is formed by superposing a surface facing the indoor side and a lining facing the outdoor side. The dress material is designed with emphasis on design, and the interior is enhanced. In addition, the lining is focused on the effect of preventing external sunlight from entering, and, for example, a black fabric having a high light shielding property is used.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a curtain, due to the structure in which the outer material and the lining are sewn and joined, a large number of pinholes penetrating the outer material and the lining are formed along the sewing portion. As a result, the present applicant has found that no matter how thick the lining is used, light is transmitted through this pinhole.
[0005]
For this reason, when the window opening on the east side was closed with such a curtain, at dawn, innumerable thin rays of light entered into the room, and the fact that hinders sleep was clarified.
[0006]
The present invention has been made in view of such a conventional problem, and an object of the present invention is to provide a curtain having a high light shielding property.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
  In order to solve the above-mentioned problem, in the curtain according to claim 1 of the present invention, a joining sewing portion for sewing and joining the overlapped first and second fabrics is set.,A superposed portion that extends along the sewing portion for joining and is placed on the joining portion of the first fabric.A part of the first fabric is projected in a chevron shape, the base ends that are projected and folded back are sewn together to form the loop-shaped overlapping portion, and the polymerization In the state where the joining sewing portion is set on one side of the base end and the overlapping portion is disposed on the joining sewing portion with the overlapping portion being tilted to the one side, the leading end portion of the overlapping portion is placed on the first fabric. Sewed on.
[0008]
That is, the first fabric and the second fabric are sewn and joined in the joining sewing portion, and a pinhole at the time of sewing penetrating the both fabrics is formed in the joining sewing portion. Yes. However, the first fabric is provided with a superposition portion that extends along the joining sewing portion and is disposed on the joining sewing portion, and the pinhole is formed of the superposition portion. Concealed by the department.
[0011]
  AndIn this curtain, a part of the first fabric is projected in a mountain shape, and the folded base end portions are sewn together to form the above-described overlapping portion. The joining sewing portion is set on one side of the overlapping portion base end, and the overlapping portion is disposed on the joining sewing portion by being tilted to the one side and disposed on the joining sewing portion. The pinhole formed in the sewing part is concealed.
[0012]
Moreover, since the front-end | tip part of this superposition | polymerization part is sewn and joined to the said 1st cloth, a pinhole is formed only in the 1st cloth. In addition, the curtain is manufactured only by performing a sewing operation on the first and second fabrics.
[0013]
  Also, Claims2In the curtainA joining sewing portion for sewing and joining the first fabric and the second fabric that are overlapped is set, and the joining sewing portion extends along the joining sewing portion to the first fabric. A curtain provided with a superposition portion disposed on top of each other, wherein one side portion of a third fabric is sewn to the first fabric to constitute the superposition portion by the third fabric, While setting a one-side-joining sewing portion where the first fabric and one side portion of the overlapping portion are joined, and setting the joining sewing portion at a position close to one side portion of the overlapping portion, With the other side portion of the overlapping portion folded back and the overlapping portion disposed on the sewing portion for joining, the other side portion of the overlapping portion was sewn to the first fabric.
[0014]
That is, in this curtain, one side portion of the third fabric is sewn on the first fabric to form the above-described overlapping portion. And the said sewing part for joining is set in one side of the sewing part for 1 side part joining to which the said 1st material | dough and the one side part of the superposition | polymerization part were joined, The other side part of the said superposition | polymerization part Is folded back to the one side and disposed on the joining sewing portion, thereby concealing the pinhole formed in the joining sewing portion.
[0015]
At this time, since the other side portion of the overlapping portion is folded back to the one side, the sewing portion between the one side portion of the overlapping portion and the first fabric is concealed by the overlapping portion.
[0016]
Moreover, since the other side part of this superposition | polymerization part is sewn and joined to the said 1st cloth, a pinhole is formed only in the 1st cloth. And the curtain is manufactured only by performing a sewing operation on each fabric.
[0017]
  further, Claims3In the curtain ofA joining sewing portion for sewing and joining the first fabric and the second fabric that are overlapped is set, and the joining sewing portion extends along the joining sewing portion to the first fabric. A curtain provided with an overlapping portion arranged on top of each other, wherein a third fabric is laminated on the first fabric, and the third fabric is divided into the first fabric and the second fabric. The joint sewing portion is set along the third fabric, and one side portion of the third fabric is folded back to the other side portion, and the folded portion is placed on the joint sewing portion. The overlapping portion was arranged to constitute the overlapping portion, and the one side portion and the other side portion were sewn.
[0018]
That is, in this curtain, the third fabric is laminated on the first fabric, and the third fabric is sewn together with the first fabric and the second fabric to form the joining sewing portion. One side portion of the third fabric is folded back to the other side portion, and the overlap portion is formed by the folded portion.
[0019]
Since this overlapping portion is arranged on the joining sewing portion, the pinhole of the joining sewing portion penetrating the first to third fabrics is concealed.
[0020]
At this time, one side portion folded back to the other side portion of the third fabric to constitute the overlapping portion is sewn to the other side portion of the third fabric. For this reason, the pinhole of the sewing part for forming the said superposition | polymerization part is formed only in the 3rd cloth. And the curtain is manufactured only by performing a sewing operation on each fabric.
[0021]
  Claims4In the curtain, a rod-shaped member was inserted between the first fabric and the overlapping portion.
[0022]
That is, both sides of the overlapping portion are sewn and joined, and a space is formed between the first fabric and the overlapping portion, and a rod-shaped member is inserted into this space. Thereby, this rod-shaped member is utilized as a skeleton for preventing the deformation of the mold when the curtain is opened and closed.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
[0024]
A first embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic view showing a light-shielding curtain 1 that is a curtain according to the present embodiment. The light-shielding curtain 1 is hung inside a window opening so as to be lifted and lowered, conceals the interior of the room, and opens the window opening. It is configured to block sunlight from the sun.
[0025]
The light-shielding curtain 1 is formed by overlapping a lining 11 that is a first fabric facing the outdoor side and a surface material 12 that is a second fabric facing the indoor side. The dress material 12 is designed with an emphasis on design, and a pattern is printed to enhance the interior. The lining 11 is designed with an emphasis on the effect of preventing external sunlight from entering, and a black fabric with high light shielding properties is used.
[0026]
The light-shielding curtain 1 is configured such that the left side in FIG. 1 forms an upper edge 21 and the right side forms a lower edge 22, and the upper and lower sides in FIG. (Illustrated). The light-shielding curtain 1 is configured to be suspended by a curtain rail (not shown) provided along the upper edge of the window opening, and the hanging strap from the lifting device provided on the curtain rail moves up and down. By doing so, the lower edge 22 of the light-shielding curtain 1 fixed to the hanging strap is moved up and down and moved up and down along the window opening so that the window opening can be opened and closed.
[0027]
The light shielding curtain 1 will be described in the order of the manufacturing process.
[0028]
That is, when manufacturing the light-shielding curtain 1, a part of the backing 11 is projected in a mountain shape at a predetermined interval and then folded back at the base portion 31 in the overlapping portion forming step, which is a previous step. , 31 are sewn together at the base end sewing portion 32, and the looped overlapping portions 33,... Extending in the entire width direction H of the light shielding curtain 1 are equally spaced in the height direction V of the light shielding curtain 1. Then, the lining 11 that has been formed and finished the overlapping portion forming step is overlaid on the outer surface 12 in the overlapping step shown in FIG.
[0029]
In this overlapped lining 11, in the joining step shown in FIG. 1 (b), it is on the lower edge 22 side from the proximal end of the overlapping portion 33 provided on the upper edge 21 side, and the proximal end of the overlapping portion 33 The lining 11 is sewn to the surface material 12 along the joining sewing portion 41 that is close to the overlapping portion 33 and extends along the overlapping portion 33.
[0030]
Then, in the polymerization step shown in FIG. 1 (c), the overlapping portion 33 is tilted to the lower edge 22 side, which is one side, and placed on the joining sewing portion 41. In this state, the tip of the overlapping portion 33 positioned on the lower edge 22 side from the joining sewing portion 41 is moved along the fixing sewing portion 51 extending over the entire overlapping portion 33 to the lining 11. To sew. At this time, the outer surface 12 of the lower edge 22 side from the joining sewing portion 41 is not sewn to the lining 12, and the outer surface 12 is bent at the time of sewing along the fixing sewing portion 51. Thus, the lining 11 can be placed directly on the base of the sewing machine. Thereby, the sewing work along the fixing sewing portion 51 can be easily performed.
[0031]
At this time, a band 62 that stops the ring 61 is sewn and fixed between the lining 12 and the overlapping portion 33. As a result, a plurality of rings 61,... Are fixed below the overlapping portion 33 at a predetermined interval in the width direction H of the light-shielding curtain 1 (only one ring 61 is shown) and arranged vertically. It is comprised so that the hanging strap for raising / lowering can be passed through the ring 61, ... not shown.
[0032]
Next, in the skeleton formation step shown in FIG. 1 (d), a rod-shaped member 71 is inserted from the side opening between the backing 12 and the overlapping portion 33, and the rod-shaped member 71 is inserted into the overlapping portion. The portion 33 is disposed over substantially the entire length. Thereafter, the overlapping portion 33 and the lining 11 are sewn along a separable portion 72 for retaining the stopper set at both ends thereof (only one is shown), and the side opening is closed. At this time, the outer surface 12 is not sewn to the lining 11 on the lower edge 22 side from the joining sewing portion 41, and the outer surface 12 is bent at the time of sewing along the retaining sewing portion 72. Thus, the lining 11 can be directly placed on the base of the sewing machine. As a result, the sewing work along the retainer sewing portion 72 can be easily performed. In addition, when sewing the sewn retaining portion 72, it should not extend beyond the joining sewn portion 41 to the upper edge 21 side.
[0033]
Then, in the joining step shown in FIG. 1 (e), the outer surface 12 and the lining 11 are overlapped, and the lower edge from the base end of the overlapping portion 33 located on one lower edge 22 side from the overlapping portion 33 described above. The lining 11 is sewn to the outer surface 12 along the joining sewing portion 41 which is on the 22 side and is close to the base end of the overlapping portion 33 and extends along the overlapping portion 33. Thereby, also in this part, the surface material 12 and the lining material 11 are joined over the whole width direction H of the light-shielding curtain 1. FIG. And each process mentioned above is repeated until the sewing of the superposition | polymerization part 33 provided in the lower edge 22 side is complete | finished, and the light-shielding curtain 1 is completed.
[0034]
In the present embodiment according to the above configuration, the outer material 12 and the lining material 11 are connected to the sewing parts 41,... For joining extending in the width direction H provided at a predetermined interval in the height direction V. .., And each of the joining sewing portions 41,... Is formed with a pinhole at the time of sewing that penetrates both the surface material 12 and the lining material 11.
[0035]
However, the lining 11 is provided with a superposed portion 33 that extends along the joining sewing portion 41 and is placed on the joining sewing portion 41, and the pinhole is connected to the lining 11. It can be concealed by the overlapping part 33. Thereby, since the transmission of light from the pinhole can be prevented, the light shielding property can be improved.
[0036]
Here, the closing sewing portion 32 for forming the overlapping portion 33, the fixing sewing portion 51 at the tip of the overlapping portion 33, and the retaining sewing portion 72 at both ends of the overlapping portion 33 are the overlapping portion 33, The lining 11 is formed by sewing, and the pinholes by these sewing portions 32, 51, 72 are formed only in the lining 11. For this reason, transmission of light from these pinholes into the room is prevented. Moreover, since the sewing of the outer material 12 and the lining material 11 is abolished also in the left and right side edges 23 of the light-shielding curtain 1, the formation of pin holes that penetrate the outer material 12 and the lining material 11 is prevented.
[0037]
Therefore, when the window opening on the east side is closed with this light-shielding curtain 1, it is possible to prevent the invasion of sunlight from the pinhole of the light-shielding curtain 1 even at dawn at sunrise, and to prevent disturbing sleep. it can.
[0038]
In addition, as a method of providing the overlapping portion 33 on the lining 11, the closing sewing portion 32 at the base end of the overlapping portion 33 protruding in a mountain shape is sewn, and the tip of the overlapping portion 33 that is tilted to the lower edge 22 side is sewn. In addition to the method of sewing the fixing sewing portion 51, a method of bonding and forming the closing sewing portion 32 and the fixing sewing portion 51 may be used. In any case, since the overlapping portion 33 is provided on the lining 11, it is not necessary to form a pinhole that penetrates both the lining 11 and the outer surface 12.
[0039]
Moreover, in the light-shielding curtain 1 of the present embodiment, a part of the lining 11 is protruded in a mountain shape, and the folded base end portions 31 and 31 are sewn together so that the overlapping portion 33 described above is formed. Can be formed. In addition, by setting the joining sewing portion 41 on the lower edge 22 side of the base end of the overlapping portion 33, by placing the overlapping portion 33 on the lower edge 22 side and disposing on the connecting sewing portion 41, The pinhole of the joining sewing portion 41 can be reliably concealed.
[0040]
And since the front-end | tip part of this superposition | polymerization part 33 is sewed and joined to the said backing 11, other operations, such as adhering the said superposition part 33, become unnecessary. Therefore, as compared with the case where other work such as adhesion is required, the shading curtain 1 can be manufactured only by performing the sewing work on the lining 11 and the outer cover 12, and the workability can be improved.
[0041]
In addition, the overlapping portion 33 has an upper edge 21 side and a lower edge 22 side sewn and joined, and a space is formed between the lining 11 and the overlapping portion 33, and the rod-shaped member 71 is inserted into this space. be able to. Thereby, this rod-shaped member 71 can be used as a skeleton, and it is possible to prevent the deformation of the mold when the light-shielding curtain 1 is opened and closed.
[0042]
[0043]
(Second Embodiment)
Hereinafter, a second embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 2 is a schematic diagram showing a light-shielding curtain 101 that is a curtain according to the present embodiment. The light-shielding curtain 101 is hung inside the window opening so as to be lifted and lowered, conceals the interior of the room, and opens the window opening. It is configured to block sunlight from the sun.
[0044]
As in the first embodiment, the light-shielding curtain 101 is formed by overlapping a lining 111 that is a first fabric facing the outdoor side and a surface material 112 that is a second fabric facing the indoor side. ing.
[0045]
2, the left side in FIG. 2 forms an upper edge 121, the right side forms a lower edge 122, and the upper and lower sides in FIG. 2 form side edges 123 (only the lower side). (Illustrated). The light-shielding curtain 101 is configured to be suspended by a curtain rail (not shown) provided along the upper edge of the window opening. The light-shielding curtain 101 is shielded by a hanging string from a lifting device provided on the curtain rail. By moving the lower edge 122 of the curtain 101 up and down, the window opening can be opened and closed along the window opening.
[0046]
The light shielding curtain 101 will be described in the order of its manufacturing process.
[0047]
That is, when manufacturing the light-shielding curtain 101, a belt-shaped fabric that is the third fabric extending across the entire area in the width direction H of the backing 111 is shielded from light in the overlapping portion forming step, which is a previous step. One side part of the belt-like fabric which is arranged at equal intervals in the height direction V of the curtain 101 and is located on the lower edge 122 side of the light-shielding curtain 101 is placed on the lining 111 along the one-side joining sewing part 131. The overlapping portion 132 is formed by sewing. The band-shaped fabric forming the overlapping portion 132 is formed by stitching both sides to form the twisted portions 133 and 133, and the fabric is prevented from fraying. The lining 111 that has completed the overlapping portion forming step is overlapped with the outer surface 112 in the overlapping step shown in FIG.
[0048]
In the lining 111, in the joining step shown in FIG. 2B, the one side of the overlapping portion 132 provided on the upper edge 121 side is on the lower edge 122 side and one side of the overlapping portion 132. The lining 111 is sewn to the outer surface 112 along the joining sewing portion 141 that is close to the portion and extends along the overlapping portion 132.
[0049]
Then, in the polymerization step shown in FIG. 2C, the other side portion of the overlapping portion 132 is folded back to the lower edge 122 side, which is one side, and is placed on the joining sewing portion 141. In this state, the other side portion of the overlapping portion 132 located on the lower edge 122 side from the joining sewing portion 141 is moved along the other side portion joining sewing portion 151 extending over the entire area of the lining 111. To sew. At this time, the outer surface 112 is not sewn to the lining 111 on the lower edge 122 side from the joining sewing portion 141, and bends the outer surface 112 at the time of sewing along the other side joining sewing portion 151. By doing so, the lining 111 can be placed directly on the base of the sewing machine. Thereby, the sewing work along the other side portion joining sewing portion 151 can be easily performed.
[0050]
In addition, a band 162 that stops the ring 161 is sewn and fixed between the lining 111 and the other side of the overlapping portion 132. As a result, a plurality of rings 161,... Are fixed below the overlapping portion 132 at a predetermined interval in the width direction of the light-shielding curtain 101 (only one ring 161 is illustrated), and are arranged vertically. It is comprised so that the hanging strap for raising / lowering can be passed through the ring 161, ....
[0051]
Next, in the skeleton formation step shown in FIG. 2D, a rod-shaped member 171 is inserted from the side opening between the backing 111 and the overlapping portion 132, and the rod-shaped member 171 is inserted into the overlapping portion 171. The part 132 is disposed over substantially the entire length. Thereafter, the overlapping portion 132 and the lining 111 are sewn along the retaining sewing portions 172 set at both ends of the overlapping portion 132, and the side openings are closed. At this time, the outer surface 112 is not sewn on the lining 111 on the lower edge 122 side from the joining sewing portion 141, and the outer surface 112 is bent at the time of sewing along the retaining portion 172. Thus, the lining 111 can be directly placed on the base of the sewing machine. As a result, the sewing work along the retainer sewing portion 172 can be easily performed. It should be noted that when the sewn retaining sewn portion 172 is sewn, it should not extend beyond the joining sewn portion 141 to the upper edge 121 side.
[0052]
Then, in the joining step shown in FIG. 2 (e), the outer surface 112 and the lining 111 are overlapped, and one side portion of the overlapping portion 132 located on the lower edge 122 side from the overlapping portion 132 described above. The lining 111 is sewn to the outer surface 112 along the joining sewing portion 141 which is on the lower edge 122 side and close to one side of the overlapping portion 132 and extends along the overlapping portion 132. Thereby, also in this part, the surface material 112 and the lining material 111 are joined over the entire width direction H of the light shielding curtain 101. And each process mentioned above is repeated until the sewing of the superimposition part 132 provided in the lower edge 122 side is complete | finished, and the light-shielding curtain 101 is completed.
[0053]
In the present embodiment according to the above configuration, the outer material 112 and the lining material 111 are joined by the sewing parts 141,... For joining extending in the width direction H provided at predetermined intervals in the height direction V. .., And each of the joining sewing portions 141,... Is formed with a pinhole at the time of sewing that penetrates both the outer surface 112 and the lining 111.
[0054]
However, the lining 111 is provided with a superposed portion 132 that extends along the joining sewing portion 141 and is disposed on the joining sewing portion 141, and the pinhole is connected to the lining 111. It can be concealed by the overlapping part 132. Thereby, since the transmission of light from the pinhole can be prevented, the light shielding property can be improved.
[0055]
Here, one side portion joining sewing portion 131 for forming the overlapping portion 132, another side portion connecting sewing portion 151 for sewing the other side portion of the overlapping portion 132, and a gap between both ends of the overlapping portion 132 are provided. The fastening sewing portion 172 is configured by sewing the overlapping portion 132 and the backing 111, and pinholes formed by these sewing portions 131, 151, and 172 are formed only on the backing 111. For this reason, transmission of light from these pinholes into the room is prevented. Moreover, since the sewing of the outer material 112 and the lining material 111 is abolished also in the left and right side edges, the formation of pin holes penetrating the outer material 112 and the lining material 111 is prevented.
[0056]
Therefore, when the window opening on the east side is closed with this light-shielding curtain 101, it is possible to prevent the invasion of sunlight from the pinhole of the light-shielding curtain 101 even at dawn at sunrise, and to prevent disturbing sleep. it can.
[0057]
Here, as a method of providing the overlapping portion 132 on the lining 111, in addition to the method of sewing the overlapping portion 132 with the one side joining sewing portion 131 and the other side joining sewing portion 151, the one side A method of adhering and fixing the parts of the part joining sewing part 131 and the other side part joining sewing part 151 may be mentioned. In any case, since the overlapping portion 132 is provided on the backing 111, it is not necessary to form a pinhole that penetrates both the backing 111 and the outer backing 112.
[0058]
Moreover, in the light-shielding curtain 101 of this Embodiment, the above-mentioned superposition | polymerization part 132 can be formed by sewing one side part of a strip | belt-shaped material | dough to the lining 111. FIG. For this reason, compared with the case where the lining 111 is protruded in a mountain shape and the base portion is sewn to form the overlapped portion 132, overall dimensional management including the height direction V of the lining 111 becomes easy. In addition, it is possible to prevent the shading curtain 101 from being jerked and to level the lower edge 122 without managing the upper and lower width dimensions of the overlapping portion 132.
[0059]
Then, the joining sewing portion 141 is set on the lower edge 122 side from the one side joining sewing portion 131 where the lining 111 and one side portion of the overlapping portion 132 are joined, and the other side of the overlapping portion 132 is set. The pinhole of the joining sewing portion 141 can be reliably concealed by folding the portion toward the lower edge 122 and disposing it on the joining sewing portion 141.
[0060]
At this time, since the other side portion of the overlapping portion 132 is folded back to the lower edge 122 side, a sewing portion between one side portion of the overlapping portion 132 and the lining 111, that is, a one-side joining sewing portion 131 and The turning portion 133 can be concealed by the overlapping portion 132. For this reason, compared with the case where the sewing part of the one side part of the superposition | polymerization part 132 and the lining 111 is exposed, the external appearance quality can also be improved.
[0061]
Further, since the other side portion of the overlapping portion 132 is sewn and joined to the lining 111, other work such as bonding the overlapping portion 132 becomes unnecessary. Therefore, as compared with the case where other work is required, the shading curtain 101 can be manufactured only by performing the sewing work on each of the fabrics 111, 112, 132, and the workability can be improved.
[0062]
In addition, the overlapping portion 132 has its upper edge 121 side and lower edge 122 side sewn and joined, and a space is formed between the lining 111 and the overlapping portion 132, and the rod-shaped member 171 is inserted into this space. be able to. Thereby, this rod-shaped member 171 can be used as a skeleton, and it is possible to prevent the deformation of the mold when the light shielding curtain 101 is opened and closed.
[0063]
In the present embodiment, the case where the other side portion of the overlapped portion 132 extending to the upper edge 121 side is folded back to the lower edge 122 side and sewn to the lining 111 has been described as an example. For example, a joining sewing portion 141 that joins the outer material 112 and the lining material 111 may be set on the lower surface side of the overlapping portion 132 where the upper edge 121 side is sewn. In this case, it is not necessary to sew and fix the lower edge 122 side of the overlapping portion 132 to the lining 111, but the texture can be enhanced by sewing.
[0064]
[0065]
(Third embodiment)
Hereinafter, a third embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 3 is a schematic view showing a light-shielding curtain 201 that is a curtain according to the present embodiment. The light-shielding curtain 201 is hung up and down inside the window opening so as to conceal the room and open the window opening. It is configured to block sunlight from the sun.
[0066]
As in the first embodiment, the light-shielding curtain 201 is formed by superimposing a lining 211 as a first fabric facing the outdoor side and a surface material 212 as a second fabric facing the indoor side. ing.
[0067]
The light-shielding curtain 201 is configured such that the left side in FIG. 3 forms an upper edge 221 and the right side forms a lower edge 222, and the upper and lower sides in FIG. (Illustrated). The light-shielding curtain 201 is configured to be suspended by a curtain rail (not shown) provided along the upper edge of the window opening. The light-shielding curtain 201 is shielded by a hanging string from a lifting device provided on the curtain rail. By moving the lower edge 222 of the curtain 201 up and down, the window opening can be opened and closed along the window opening.
[0068]
The light shielding curtain 201 will be described in the order of the manufacturing process.
[0069]
That is, when manufacturing this light-shielding curtain 201, in the joining step shown in FIG. 3A, a third cloth extending over the entire area in the width direction H of the lining 211 superimposed on the outer surface 212 is used. .. Are arranged at equal intervals in the height direction V of the light-shielding curtain 201, and each of the black curtain fabrics 231,... Is placed at a position slightly on the upper edge 221 side from the center. Then, sewing is performed over the entire region in the width direction H along the joining sewing portion 232 together with the lining 211 and the outer surface 212. The black curtain fabric 231 is made of a black and thick belt-like fabric, and both side portions are stitched to form curled portions 233 and 233 to prevent the fabric from fraying.
[0070]
Next, in the overlapping portion forming step shown in FIG. 3B, one side portion (the edge portion on the lower edge 222 side) of the dark curtain fabric 231 located on the upper edge 221 side of the light shielding curtain 201 is changed to the upper edge. The overlapping part is overlapped on the other side part constituting the edge part on the 221 side, and the folded part is placed on the joining sewing part 232 to form the overlapping part 241 with a part of the dark curtain fabric 231. Then, the other side portion superimposed on the one side portion is sewn across the entire region in the width direction along the overlapping sewing portion 242 extending along the overlapping portion, and both are joined. At this time, a margin is given to the folded portion located on the joining sewing portion 231 to form a bulge.
[0071]
Since only the joining sewing portion 232 is sewn in the dark curtain fabric 231, when the sewing is performed along the superposition sewing portion 242, the outer surface 212 and the lining 211 are connected to the base end of the joining sewing portion 232. The dark curtain fabric 231 can be directly placed on a sewing machine base by bending the part. Thereby, the sewing work along the superposition sewing portion 242 can be easily performed.
[0072]
Further, between the one side portion and the other side portion of the dark curtain fabric 201, a belt 252 for stopping the ring 251 is sewn and fixed. As a result, a plurality of rings 251,... Are fixed on the upper side of the overlapping portion 241 at a predetermined interval in the width direction H of the light-shielding curtain 201 (only one ring 251 is shown), and are arranged vertically. It is comprised so that the lifting strap for raising / lowering can be passed through the ring 251.
[0073]
Next, as shown in FIG. 3C, the outer surface 212 and the lining 211 are returned flat, and the overlapping portion 241 is disposed along the lining 211.
[0074]
Here, although omitted in the figure, a skeleton formation step as shown in FIG. 1 (d) and FIG. 2 (d) is provided, into the black curtain fabric 231 folded and sewn into a bag shape, A rod-like member may be inserted from the side opening, and the rod-like member may be disposed over substantially the entire length of the overlapping portion 241. In this case, the side opening is sewn and closed. Thereby, this rod-shaped member can function as a skeleton, and can be used to prevent the deformation of the mold when the light shielding curtain 201 is opened and closed.
[0075]
Then, the above-described steps are repeated until the sewing of the dark curtain fabric 231 provided on the lower edge 222 side is completed, and the light shielding curtain 201 is completed.
[0076]
In the present embodiment according to the above configuration, the outer surface 212 and the lining 211 are sewn and joined by the joining sewing portion 232 extending in the width direction H provided at a predetermined interval in the height direction V. In each of the joining sewing portions 232,..., A pinhole at the time of sewing that penetrates the outer surface 212, the lining 211, and the dark curtain fabric 231 is formed.
[0077]
However, the lining 211 is provided with a superposition portion 241 that extends along the joining sewing portion 232 and is disposed on the joining sewing portion 232, and has an outer surface 212 and a lining 211. The pinhole of the joining sewing portion 232 that penetrates the dark curtain fabric 231 can be reliably hidden by the overlapping portion 241. Thereby, since the transmission of light from the pinhole can be prevented, the light shielding property can be improved.
[0078]
Here, the superposition sewing part 242 for forming the superposition part 241 is configured by sewing one side part and the other side part of the black curtain fabric 231, and the pinhole in this superposition sewing part 242 is It is formed only on the black curtain fabric 231. For this reason, transmission of light from these pinholes into the room is prevented. In addition, since the sewing of the outer material 212 and the lining 211 is abolished also on the left and right side edges, the formation of pin holes penetrating the outer material 212 and the lining 211 is prevented.
[0079]
Therefore, when the window opening on the east side is closed with the light-shielding curtain 201, it is possible to prevent the invasion of sunlight from the pinhole of the light-shielding curtain 201 even at dawn at sunrise and to prevent disturbing sleep. it can.
[0080]
Further, in the light-shielding curtain 201 of the present embodiment, the belt-shaped black curtain fabric 231 is sewn on the lining 211, and one side portion thereof is folded back to the other side portion. The part 241 can be formed. For this reason, as compared with the case where the backing 211 protrudes in a mountain shape and the base portion is sewn to form the overlapped portion, overall dimension management including the height direction V of the backing 211 is facilitated. In addition, it is possible to prevent the light-shielding curtain 201 from jerking and level the lower edge 222 without managing the upper and lower width dimensions of the overlapping portion 241. At this time, the dark curtain fabric 231 is sewn together with the outer fabric 212 and the lining 211 in the joining sewing portion 232, and a reinforcing effect can also be obtained.
[0081]
In addition, since one side portion folded back to the other side of the dark curtain fabric 231 to constitute the overlapping portion 241 is sewn to the other side portion of the dark curtain fabric 231, the overlapping portion 241 is formed. The pinhole of the superimposing sewing part 242 for this purpose is formed only in the dark curtain fabric 231. As a result, the pinhole formed in the dark curtain fabric 231 can be concealed by the outer surface 212 and the lining 211, and light leakage can be reliably prevented by both the outer surface 212 and the lining 211. Therefore, the degree of freedom in design can be increased, for example, the outer fabric 212 and the lining 211 are made of thin fabric.
[0082]
At this time, one side portion of the black curtain fabric 231 is folded back to the other side portion and sewn with the other side portion, so that both the one side portion and the other side portion of the black curtain fabric 231 are exposed. Compared with the case where it does, the appearance quality from the outdoors can also be improved.
[0083]
And the said light-shielding curtain 201 can be manufactured only by performing sewing operation | work to each said fabric 211,212,231. Therefore, the workability at the time of manufacturing the light-shielding curtain 201 can be improved as compared with the case where other work such as bonding is required.
[0084]
【The invention's effect】
As described above, in the curtain according to claim 1 of the present invention, a pinhole at the time of sewing is formed in the sewing portion for joining that joins the first fabric and the second fabric. This pinhole can be concealed by a superposed portion provided on one fabric and placed on the sewing portion for joining. Thereby, since the transmission of light from the pinhole can be prevented, the light shielding property can be improved.
[0085]
Therefore, when the window opening on the east side is closed with this curtain, it is possible to prevent the invasion of sunlight from the pinhole of the curtain even at dawn at sunrise and to prevent disturbing sleep.
[0086]
  AlsoThe secondThe above-mentioned overlapping portion can be formed by projecting a part of the fabric of 1 into a mountain shape and sewing the folded base end portions together. Further, by setting the joining sewing portion on one side of the base end of the overlapping portion and placing the overlapping portion on the one side so as to be disposed on the joining sewing portion, the pins of the joining sewing portion are arranged. The hole can be reliably hidden.
[0087]
And since the front-end | tip part of this superposition | polymerization part is sewn and joined to the said 1st cloth, other operations, such as adhering the said superposition part, become unnecessary. Therefore, compared with the case where other work is required, the curtain can be manufactured only by performing the sewing work on the first and second fabrics, and the workability can be improved.
[0088]
  And claims2In the curtain, the above-described overlapping portion can be formed by sewing one side portion of the third fabric to the first fabric. For this reason, compared with the case where the said 1st cloth | dough is protruded in a mountain shape and a superposition | polymerization part is formed, the dimension management of the 1st whole cloth becomes easy. Further, it is possible to prevent the curtain from jerking and level the end without managing the width dimension of the overlapping portion.
[0089]
And the said sewing part for joining is set to one side of the sewing part for 1 side part joining to which the said 1st fabric and one side part of the superposition | polymerization part were joined, and the other side part of the said superposition | polymerization part is said one side The pinhole of the said sewing part for joining can be reliably concealed by folding back and arrange | positioning on the said sewing part for joining.
[0090]
At this time, since the other side portion of the overlapping portion is folded back to the one side, a sewing portion between the one side portion of the overlapping portion and the first fabric can be concealed by the overlapping portion. For this reason, external appearance quality can be improved compared with the case where the sewing part of the one side part of the superposition | polymerization part and the 1st cloth is exposed.
[0091]
Moreover, since the other side part of this superposition | polymerization part is sewn and joined to the said 1st cloth, other operations, such as adhering the said superposition part, become unnecessary. Therefore, compared with the case where other work is required, the curtain can be manufactured and the workability can be improved only by performing the sewing work on each fabric.
[0092]
  In addition, the claims3In the curtain, the third fabric is laminated on the first fabric, and the third fabric is sewn together with the first fabric and the second fabric, thereby enhancing the reinforcing effect and the joining. Sewing parts can be formed. Further, by folding one side portion of the third fabric to the other side portion, the above-described overlapped portion can be formed at this folded portion. For this reason, compared with the case where the said 1st cloth | dough is protruded in a mountain shape and forms a superposition | polymerization part, the dimension management of the whole 1st cloth | dough becomes easy. Further, it is possible to prevent the curtain from jerking and level the end without managing the width dimension of the overlapping portion.
[0093]
And since this superposition | polymerization part is arrange | positioned on the said sewing part for joining, the pinhole of the said sewing part for joining which penetrated the 1st-3rd material | dough can be reliably concealed.
[0094]
In addition, since one side portion folded back to the other side portion of the third fabric to constitute the overlapping portion is sewn to the other side portion of the third fabric, the overlapping portion is formed. The pinhole of the sewing part for this purpose is formed only in the third fabric. Thereby, the pinhole formed in the third fabric can be concealed by the first and second fabrics, and light leakage can be reliably prevented by both the first and second fabrics. it can. Therefore, the degree of freedom in design can be increased, for example, the first and second fabrics are made of thin fabrics.
[0095]
At this time, since one side portion of the third fabric is folded back to the other side portion and sewn with the other side portion, the one side portion and the other side portion of the third fabric are exposed. Compared with the case, the appearance quality can be improved.
[0096]
And the curtain can be manufactured only by performing a sewing operation on each fabric. Therefore, the workability at the time of manufacturing the curtain can be improved as compared with the case where other work such as bonding is required.
[0097]
  Claims4In the curtain, the above-described overlapping portion is sewn and joined on both sides, and a space is formed between the first fabric and the overlapping portion, and a rod-like member can be inserted into this space. . Thereby, this rod-shaped member can be used as a skeleton, and it is possible to prevent the deformation of the mold when the curtain is opened and closed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic diagram showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a schematic diagram showing a third embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Blackout curtain (curtain)
11 Lining (first fabric)
12 Outer (second fabric)
31 Base end
33 Superposition part
41 Sewing part for joining
71 Rod-shaped member
101 Blackout curtain (curtain)
111 Lining (first fabric)
112 Outer (second fabric)
131 Sewing part for one side joint
132 Superposition part (third dough)
141 Sewing part for joining
171 Rod-shaped member
201 Blackout curtain (curtain)
211 Lining (first fabric)
212 Outer (second fabric)
231 Black curtain fabric (third fabric)
232 Sewing part for joining
241 Superposition part

Claims

Set joining sewn portion of the first fabric overlaid and joined by sewing and the second fabric, the first fabric, extends along the joining sewing unit the bonding sewn portion It is a curtain provided with a superposition part arranged on top of it,
A part of the first fabric is projected into a mountain shape, and the base end portions that are projected and folded are sewn together to form the loop-shaped overlapping portion,
In the state where the joining sewing portion is set on one side of the base end of the overlapping portion and the overlapping portion is disposed on the joining sewing portion by being tilted to the one side, the tip end portion of the overlapping portion is the first portion. Curtain characterized by sewing on fabric .

A joining sewing portion for sewing and joining the first fabric and the second fabric that are overlapped is set, and the joining sewing portion extends along the joining sewing portion to the first fabric. It is a curtain provided with a superposition part arranged on top of it,
One side portion of the third fabric is sewed on the first fabric, the overlapping portion is constituted by the third fabric, and the first fabric and one side portion of the overlapping portion are joined together. While setting a side joint sewing portion, set the joint sewing portion at a position close to one side portion of the overlapping portion,
Said folding another side of the overlapping portion in a state where the overlapped portion is arranged on the bonding sewing portion, a curtain, characterized in that it has sewing the other side of the overlapping portion in the first fabric.

A joining sewing portion for sewing and joining the first fabric and the second fabric that are overlapped is set, and the joining sewing portion extends along the joining sewing portion to the first fabric. It is a curtain provided with a superposition part arranged on top of it,
A third cloth is laminated on the first cloth, the third cloth is sewn together with the first cloth and the second cloth, and the joining sewing portion is formed along the third cloth. While setting
One side portion of the third fabric is folded back to the other side portion, and the folded portion is arranged on the joining sewing portion to constitute the overlapping portion, and the one side portion and the other side portion are Curtain characterized by sewing .

The curtain according to claim 1, 2, or 3, wherein a rod-shaped member is inserted between the first fabric and the overlapping portion .