JP3939179B2 - 微粒子検出装置、微粒子製造装置 - Google Patents

微粒子検出装置、微粒子製造装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、微粒子検出装置および微粒子製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、可視光に対して透明なガラス中に存在する金属超微粒子を検出する方法としては、ガラスにおける可視光の透過率を測定する方法がある。
【0003】
より詳しく説明すると、図9に示すように、光源901が出射した可視光902を、第1の光学系903を介してガラス904に照射する。そうすると、上記ガラス904を透過した透過光905が、第2の光学系913を介して光強度計906に入射する。この光強度計906の出力に基づいて、ガラス904における可視光902の透過率を測定する。このとき、上記ガラス904中に金属微粒子が存在すると、特定波長の光の透過率が低下する。
【0004】
したがって、上記特定波長の光の透過率が低下するかしないかで、ガラス904中に金属微粒子が存在するかしないかを判定できる。なお、上記特定波長は金属微粒子の金属種毎に異なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年、ナノオーダーの微粒子を半導体基板上の酸化膜に形成し、微粒子に電荷を蓄積させてメモリ動作させる等の研究がなされており、酸化膜中の微粒子の状態を容易に把握する手段が求められている。しかしながら、半導体基板は可視光を透過しないため、図9に示すような従来の可視光の透過率を測定する方法では、酸化膜中の微粒子の形成状態を把握することができない。その結果、酸化膜中の微粒子の形成状態は、TEM(透過型電子顕微鏡)観察等の高価で手間のかかる方法でしか把握できないという問題がある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、物質が含む微粒子の形成状態を安価かつ容易に把握することできる微粒子検出装置を提供することにある。
【0007】
また、本発明の他の目的は、上記微粒子検出装置を備えた微粒子製造装置を提供することにある。
【0008】
【0009】
なお、本明細書中における光とは、特に断らない限り、可視光に限らず電磁波も含むものとする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
上記目的を達成するため、本発明の微粒子検出装置は、
微粒子を含む物質が形成されていると共に、一定波長の光に対して非透過性である基板を保持する保持手段と、
上記微粒子を検出するための所定時間、上記物質へ向けて上記一定波長の光を出射する光源と、
上記物質の上記一定波長の光が入射した側から、上記入射方向と反対方向に出射する光の光強度を測定する光強度測定手段と
を備え、
上記光源は異なる複数の波長の光を出射し、
上記光強度測定段は、上記複数の波長の光の光強度を波長別に測定することを特徴としている。
【0015】
上記構成の微粒子検出装置によれば、上記光源が物質へ向けて一定波長の光を出射する。そして、上記物質の一定波長の光が入射した側から、入射方向と反対方向に出射する光の光強度を光強度測定手段で測定する。上記光強度は、物質中の微粒子の形成状態の変化に応じて変化する。したがって、上記光強度を測定することにより、物質中の微粒子の形成状態を安価かつ容易に把握することできる。
【0016】
また、上記微粒子の検出は、物質から基板に面する側と反対側に向って放射される光の光強度に基づいて行うものであるから、物質を破壊しなくてもよい。したがって、上記微粒子を検出するために特別な加工を物質に施す必要がなく、微粒子の形成状態を素早く把握することができる。
【0017】
また、上記微粒子検出装置があれば、例えば、物質中に微粒子が形成されているか否かの検査をどこでも行なうことができ、微粒子を用いたあらゆる工業製品の検査を素早くかつ正確に行うことができる。
また、上記光源は異なる複数の波長の光を出射するので、微粒子を検出できる光の波長が微粒子の材質毎に異なっていても、材質が異なる複数の微粒子の検出に対応することができる。
また、上記物質から基板に面する側と反対側に向って放射される光を光強度測定手段で波長別に測定するので、材質が異なる複数の微粒子が物質中に混在しても、その複数の微粒子を検出することができる。
また、上記光強度測定段は異なる複数の波長の光の光強度を波長別に測定し得るので、光源が出射する光の波長がなんらかの原因により多少ずれたとしても、その光の波長がずれたことをただちに認識できる。したがって、上記微粒子の検出ミスを最小限に抑えることができる。
【0018】
一実施形態の微粒子検出装置は、上記光源が出射する光の光強度と、上記物質から出射される光の光強度との差を計算する差計算手段を備えている。
【0019】
上記実施形態の微粒子検出装置によれば、上記光源が出射する光の光強度と、上記物質から出射される光の光強度との差を差計算手段で計算することで基板の反射率を得る。この反射率に基づいて微粒子の形成状態を判断した場合、物質への照射光の光強度が光源の出力の変動により変動しても、微粒子の検出誤差の発生を抑制することができる。
【0020】
一実施形態の微粒子検出装置は、上記光源が出射する光を上記物質に導く第1の光案内手段と、上記物質から出射される光を上記光強度測定手段に導く第2の光案内手段とを備えている。
【0021】
上記実施形態の微粒子検出装置によれば、上記第1の光案内手段は光源が出射する光を物質に導くので、光源の配置の自由度を向上させることができる。
【0022】
また、上記第2の光案内手段は物質から出射される光を光強度測定手段に導くので、光強度測定手段の配置の自由度を向上させることができる。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
一実施形態の微粒子検出装置は、上記波長の光は1.5eV〜3.0eVの範囲内のエネルギを持つ。
一実施形態の微粒子検出装置は、上記物質の上記基板側とは反対側の表面に対して上記波長の光を垂直に入射させる。
【0027】
また、上記他の目的を達成するため、本発明の微粒子製造装置は、
上記微粒子検出装置と、
上記物質内に上記微粒子を形成するための微粒子形成手段とを備えたことを特徴としている。
【0028】
上記構成の微粒子製造装置によれば、上記微粒子の形成状態を把握しながら、物質内に微粒子を形成する。したがって、上記物質内に微粒子を精度よく形成することができる。
【0029】
一実施形態の微粒子製造装置は、上記微粒子形成手段はイオン注入処理と熱処理とのうちの少なくとも一方を行う。
【0030】
上記実施形態の微粒子製造装置によれば、上記微粒子形成手段はイオン注入処理と熱処理との少なくとも一方を行うので、イオン注入または熱処理による微粒子の形成を行ないながら、物質の微粒子の形成状態を把握することができる。
【0031】
一実施形態の微粒子製造装置は、
上記物質から上記基板に面する側と反対側に向って放射される光の光強度を記憶する第1の記憶手段と、
上記第1の記憶手段に記憶された上記光強度に基づいて、上記物質中に上記微粒子を形成する必要があると判別したときに、上記物質内に上記微粒子を形成するための微粒子形成処理をスタートさせる処理開始手段と、
上記微粒子形成処理中の上記物質から上記基板に面する側と反対側に向って放射される光の光強度を記憶する第2の記憶手段と、
上記第1の記憶手段に記憶された上記光強度と、上記第2の記憶手段に記憶された上記光強度とを比較する比較手段と、
上記比較手段の比較結果に基づいて、上記微粒子の形成状態が所望の形成状態であるか否かを判定する判定手段とを備えている。
【0032】
上記実施形態の微粒子製造装置によれば、上記判定手段を繰り返し行うことにより、微粒子の形成状態を繰り返し確認することができる。
【0033】
また、上記判定手段において、微粒子の形成状態が所望の形成状態でないと判定されれば、微粒子を形成するための微粒子形成処理を継続する一方、微粒子の形成状態が所望の形成状態であると判定されれば、微粒子を形成するための微粒子形成処理を終了させる。その結果、上記微粒子を非常に精度よく形成できて、歩留りもよく微粒子を製造することができる。
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の微粒子検出装置および微粒子製造装置を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0044】
(参考例)
図1は本発明の参考例の微粒子検出装置における要部の構成を示すブロック図である。
【0045】
上記微粒子検出装置は、サンプル104へ向けて一定波長の光102を出射する光源101と、サンプル104からの反射光105の光強度を測定する光強度測定手段としての光強度計106とを備えている。図示しないが、上記サンプル104は保持手段としてのホルダーで保持している。また、上記微粒子検出装置は、差計算手段としての計算機(図示せず)を備えている。この計算機は、光源101が出射する光102の光強度と、サンプル104で反射された反射光105の光強度との差を計算する。
【0046】
上記光源101は、約1.5eV〜約4.0eV(波長にして約820nm〜310nm)の範囲よりも広い範囲の光を発することができる。つまり、上記光源101は、少なくとも約1.5eV〜約4.0eVの範囲の光を発することができる。上記光源101が出射した光102は、第1,第2の光案内手段としての光学系103に導かれてサンプル104に入射する。そして、上記サンプル104に入射した光102の一部が反射されて反射光105となる。この反射光105は、光学系103に導かれて光強度計106に入射する。上記光学系103は、レンズ、プリズム、ミラーおよびフイルター等で構成されている。
【0047】
上記サンプル104として、次のサンプル(1)〜(3)を用いる。
【0048】
サンプル(1)は、一定波長の光102に対して非透過性の基板の一例であるシリコン基板と、このシリコン基板上に形成され、その一定波長の光102に対して透過性の物質の一例である熱酸化膜とを有するものである。この熱酸化膜には、微粒子を形成するためのイオン注入処理および熱処理は施していない。つまり、上記熱酸化膜中には微粒子が存在していない。
【0049】
サンプル(2)は、サンプル(1)に比較的少ない銀イオンを熱酸化膜にイオン注入した後、Ar雰囲気中600℃で熱処理したものである。
【0050】
サンプル(3)は、サンプル(1)に比較的多い銀イオンを熱酸化膜にイオン注入した後、Ar雰囲気中600℃で熱処理したものである。
【0051】
このように、銀イン注入前のサンプル(1)と、銀イオンの注入量が比較的少ないサンプル(2)と、銀イオンの注入量が比較的多いサンプル(2)とを、サンプル104として用いる。
【0052】
図2に、上記サンプル104の光反射特性を示す。図2のグラフ線201は、サンプル(1)から得られた光反射率と、サンプル(2)から得られた光反射率との差を示している。また、図2のグラフ線202は、サンプル(1)から得られた光反射率と、サンプル(3)から得られた光反射率との差を示している。
【0053】
図2に示すように、グラフ線202は、グラフ線201に比べ、光反射率が約2.8eV(波長約440nm)付近で大きく減少している。
【0054】
図3(a)に、銀イオンの注入量が比較的少ないサンプルのTEM像を示し、図3(b)に、銀イオンの注入量が比較的多いサンプルのTEM像を示す。つまり、図3(a)のTEM像はサンプル(2)のものであり、図3(b)のTEM像はサンプル(3)のものである。また、図3(a),(b)において、301,311はシリコン基板、302,312はSiO2層である。なお、303,313で示す箇所がサンプル表面に相当し、304,314で示す箇所がSiO2/Si界面に相当する。
【0055】
図3(a)に示すように、銀イオンの注入量が比較的少ないサンプルでは、SiO2層302内に少量の銀微粒子305しか形成されていない。これに対して、図3(b)に示すように、銀イオンの注入量が比較的多いサンプルでは、SiO2層312内に多量の銀微粒子315が形成されている。
【0056】
図2、図3(a),(b)から、SiO2層312内に多量の銀微粒子315が形成されていれば、約2.8eV付近の光反射率が、SiO2層302内に少量の銀微粒子305が形成されている場合に比べて大きく低下することが分かる。このように、上記銀微粒子305,315の形成状態を示すデータが、サンプル104の光反射特性から得ることができる。したがって、上記サンプル104の光反射特性を観測することにより、SiO2層302,312中に銀微粒子305,315が存在するか否かを判定することができ、銀微粒子305,315の形成状態を安価かつ容易に判別することができる。
【0057】
また、上記銀微粒子305,315の検出は、サンプル104の光反射特性から得るものであるから、サンプル104を破壊しなくてもよい。したがって、上記銀微粒子305,315を検出するために特別な加工をサンプル104に施す必要がなく、銀微粒子305,315の形成状態を素早く把握できる。
【0058】
本参考例では銀微粒子の検出を行ったが、光源101の発光波長の範囲を十分に広くすれば、AuやCu等の金属微粒子、Si等の半導体微粒子の検出を参考例と同様の方法で行える。つまり、本発明の微粒子検出装置は、導電体微粒子、半導体微粒子および絶縁体微粒子の検出に用いてもよい。
【0059】
また、特定の微粒子のみを検出したい場合、その微粒子の材質が分かっていれば、その材質の微粒子の検出に適した特定波長の光のみを光源101が出射するようすればよい。例えば、上記光源101は、銀微粒子を検出するのであれば約2.5eV〜約3.5eV、銅微粒子を検出するのであれば約1.5eV〜約3.0eV、金微粒子であれば約2.0eV〜約3.0eVの範囲内の特定波長の光のみを出射すればよい。
【0060】
また、上記光源101が特定波長の光のみを出射する場合、光強度計106はその特定波長の光の光強度のみを測定するものであってもよい。上記光源101が特定波長の光のみを出射するものであり、光強度計106がその特定波長の光の光強度のみを測定するものである場合は、光源101,光強度計106は安価であり、微粒子検出装置を製造するためのコストを低く抑えることができる。
【0061】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1の微粒子検出装置は、上記参考例の微粒子検出装置において、光源101の代わりに、異なる波長の光を出射する光源を用いたものである。この場合、上記光強度計106で反射光105の光強度を波長別に検出することにより、多種の微粒子を検出することができる。
【0062】
また、上記光源は連続発振するものであってもよいし、パルス発振するものであってもよい。
【0063】
また、上記光反射率の減少のピークを検出する観点上、光源101が出射する光の波長は連続波長であることが好ましい。
【0064】
【0065】
また、上記微粒子検出装置は、ほぼ可視光の領域の電磁波を用いて微粒子の検出を行ってもよいし、可視光の領域外の電磁波を用いて微粒子の検出を行ってもよい。
【0066】
(実施の形態
図4は本発明の実施の形態の微粒子製造装置の要部の構成を示す模式図である。この微粒子製造装置は、上記実施の形態1と同様の微粒子検出装置をイオン注入装置に組み付け、イオン注入中も微粒子を検出できるようにしたものである。
【0067】
以下に、本実施の形態の微粒子製造装置について詳しく説明する。
【0068】
上記微粒子製造装置は、一定波長の光415に対して非透過性の基板の一例であるシリコン基板401を収容するイオン注入室410と、このイオン注入室410に上部に接続されたビーム輸送管411と、このビーム輸送管411の側方に配置された第1,第2の光案内手段としての第1,第2の光導波管412,413とを備えている。上記シリコン基板401上には、その一定波長の光415に対して透過性の物質の一例である熱酸化膜402が形成されている。この熱酸化膜402は熱酸化によって得ている。
【0069】
上記ビーム輸送管411は、図示しないイオン源からイオン注入室410にイオン414を輸送する。また、上記ビーム輸送艦管411は、イオン414が熱酸化膜402の表面に対してほぼ垂直に入射するように設けている。
【0070】
上記第1の光導波管412は、光源(図示せず)が出射した光415が熱酸化膜402に導く。上記第1の光導波管412で熱酸化膜402に導かれた光415は、熱酸化膜402の表面に対して斜めに入射する。
【0071】
上記第2の光導波管413は、シリコン基板401で反射された反射光416が光強度計(図示せず)に導く。上記反射光416の進む方向は熱酸化膜402の表面に対して斜めになっている。
【0072】
以下、上記微粒子製造装置が行う処理を、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0073】
まず、上記熱酸化膜402内に微粒子を形成するための処理前、つまり微粒子形成処理前のシリコン基板401を、イオン注入室410内に収容し、イオン注入室410内の保持手段としての基板ホルダー(図示せず)で所定の位置に保持する。
【0074】
その後、図8に示すように、ステップS51で、微粒子形成処理前のシリコン基板401に対して光415を照射し、シリコン基板401からの反射光416のデータを記憶する。具体的には、上記微粒子形成処理前の熱酸化膜402からシリコン基板401に面する側と反対側に向って放射される光の光強度を記憶する。
【0075】
次に、ステップS52で、微粒子形成処理をスタートさせる。具体的には、ステップS51で記憶された光強度に基づいて、熱酸化膜402中に微粒子を形成する必要があると判別したときに、熱酸化膜402内に微粒子を形成するための微粒子形成処理をスタートさせる。ここでは、上記熱酸化膜402内に形成された微粒子の数が0であると判別したときに、微粒子形成処理をスタートさせている。
【0076】
次に、ステップS53で、微粒子形成処理中のシリコン基板401に対して光415を照射し、シリコン基板401からの反射光416のデータを記憶する。具体的には、上記微粒子形成処理中の熱酸化膜402からシリコン基板401に面する側と反対側に向って放射される光の光強度を記憶する。
【0077】
次に、ステップ54において、ステップS51で記憶したデータと、ステップS53で記憶したデータとを比較する。つまり、ステップS51で記憶した反射光416の光強度と、ステップS53で記憶した反射光416の光強度とを比較する。
【0078】
次に、ステップ55で、ステップS54の比較結果に基づいて、形成しようとする微粒子に対応する波長成分の光強度の増減を検出し、この光強度の増減からから微粒子の形成状態を判定する。つまり、上記熱酸化膜402内に銀微粒子が形成された時に増減する波長領域の反射光416の光強度によって、銀微粒子の形成状態を参考例と同様の方法で判断する。
【0079】
次に、ステップ56で、微粒子の形成が十分であると判定したら、ステップ58に進んで、微粒子形成処理を終了する。つまり、上記微粒子の形成状態が所望の形成状態であると判定したら、熱酸化膜402への銀イオンの注入を終了する。
【0080】
一方、ステップ56で、微粒子の形成が十分でない、つまり、微粒子の形成状態が所望の形成状態ではないと判定したら、ステップS57に進む。そして、ステップS57で微粒子形成処理を継続した後、再び、ステップS53〜S56を順次行う。
【0081】
ここでは、ステップS51が第1の記憶手段、ステップS52が処理開始手段、ステップS53が第2の記憶手段、ステップS54が比較手段、ステップS55,S56が判定手段を構成している。
【0082】
従来のイオン注入装置では注入時間は決めることができてもイオン注入エネルギーや注入電流などの注入条件が変動し、再現よく微粒子を形成することができなかった。これに対して、本実施の形態の微粒子製造装置は、イオン注入条件が多少変動しても、所望の微粒子が形成された時点を把握できるから、その時点でイオン注入を停止させることにより、所望の形態を有する微粒子を正確に作製することができる。
【0083】
また、ステップS56で微粒子の形成状態を判定するので、微粒子が特定の状態に形成された時点で精度よく処理を終了することができ、再現性に優れる。
【0084】
また、万一、上記イオン注入室410からシリコン基板401を取り出す直前に、微粒子の形成状態が所望の形成状態と異なっていることが判明した場合であっても、追加処理をただちに行うことができるので歩留まりの向上や検査工程を短縮できるためスループットの向上が可能となる。
【0085】
また、上記実施の形態では、上記実施の形態1と同様の微粒子検出装置をイオン注入装置に組み付けた微粒子製造装置を用いていたが、図6に示すように、上記実施の形態1と同様の微粒子検出装置を熱処理装置に組み付けた微粒子製造装置を用いてもよい。
【0086】
図6の微粒子製造装置は、一定波長の光615に対して非透過性の基板の一例であるシリコン基板601を収容する熱処理室610と、この熱処理室610の図中上側に設けられた第1,第2の光導波管612,613とを備えている。上記シリコン基板601上には、その一定波長の光615に対して透過性の物質の一例である熱酸化膜602が形成されている。この熱酸化膜602は、熱酸化によって得られ、銀微粒子を含んでいる。
【0087】
上記第1の光導波管612は、光源(図示せず)が出射した光615をシリコン基板601に導く。上記光源が出射した光615は、熱酸化膜602の表面に対して斜めに入射する。
【0088】
上記第2の光導波管613は、シリコン基板601で反射された反射光616を光強度計(図示せず)に導く。上記反射光616の進む方向は、熱酸化膜602の表面に対して斜めになっている。
【0089】
図6の微粒子製造装置によれば、銀微粒子を含む熱酸化膜602が表面上に形成されたシリコン基板601を熱処理室610に収容し、熱処理室610内の基板ホルダー(図示せず)でシリコン基板601を保持する。そして、上記シリコン基板601に対して熱処理を行うと、熱処理の温度によって銀原子が凝集または拡散し、銀微粒子が形成されたり消滅したりする。
【0090】
そこで、本実施の形態と同様に銀微粒子の形成状態を把握しながら、シリコン基板601に対して熱処理を行って、熱処理温度と熱処理時間とのうちの少なくとも一方を変化させ、特定の銀微粒子が得られた時点で熱処理を終了して、再現よく銀微粒子を形成する。すなわち、銀微粒子の形成状態が熱処理により所望の形成状態と異なるのを阻止する。
【0091】
また、本発明の微粒子製造装置は、イオン注入装置や熱処理装置以外の、微粒子を形成するための装置に上記実施の形態1と同様の微粒子検出装置を組み付けたものであってもよい。
【0092】
また、本発明の微粒子製造装置は、コンピュータをステップS51〜S56で示すような手段として機能させる微粒子製造プログラムを格納した記録媒体を備えてもよい。
【0093】
本実施の形態のステップS52では、熱酸化膜402内に形成された微粒子の数が0であると判別したときに、微粒子形成処理をスタートさせていたが、熱酸化膜402内に形成された微粒子の数が所定数以下であると判別したときに、微粒子形成処理をスタートさせてもよい。
【0094】
(実施の形態
図7は本発明の実施の形態の微粒子製造装置の要部の構成を示す模式図である。この微粒子製造装置は、イオン注入装置に上記実施の形態1と同様の微粒子検出装置を組み付け、イオン注入中も微粒子を検出できるようにしたものである。上記微粒子製造装置は、図4の微粒子製造装置と比べて、熱酸化膜702の表面に対するイオン714の入射角と、熱酸化膜702の表面に対する光715の入射角と、シリコン基板701の表面に対する反射光716の反射角とが異なっている。
【0095】
以下に、本実施の形態の微粒子製造装置について具体的に説明する。
【0096】
上記微粒子製造装置は、一定波長の光715に対して非透過性の基板の一例であるシリコン基板701を収容するイオン注入室710と、このイオン注入室710に上部に接続されたビーム輸送管711と、このビーム輸送管711の側方に配置された第1,第2の光案内手段としての光導波管712とを備えている。上記シリコン基板701上には、その一定波長の光715に対して透過性の物質の一例である熱酸化膜702が形成されている。この熱酸化膜702は熱酸化によって得ている。
【0097】
上記ビーム輸送管711は、図示しないイオン源からイオン注入室710にイオン714を輸送する。また、上記ビーム輸送管711は、イオン714が熱酸化膜702の表面に対して斜めに入射するように設けている。
【0098】
上記光導波管712は、光源(図示せず)が出射した光715を熱酸化膜702に導くと共に、シリコン基板701で反射された反射光716を光強度計(図示せず)に導く。また、上記光導波管712は、光源からの光715が熱酸化膜702の表面に対してほぼ垂直に入射するように設けている。
【0099】
上記構成の微粒子製造装置は、図4の微粒子製造装置と同様の効果を奏すると共に、光源からの光715を熱酸化膜702の表面に対してほぼ垂直に入射させていることにより、反射光716の光強度が強くなり、微粒子の形成状態のより精度よく把握することができる。
【0100】
また、上記微粒子の形成状態のより精度よく把握しながら、熱酸化膜702内に微粒子を形成することができるので、微粒子をより精度よく再現することが可能であり、より微小な微粒子を形成することが可能である。
【0101】
図8に、本実施の形態の微粒子製造装置の変形例を示す。この変形例の微粒子製造装置は、上記実施の形態2と同様の微粒子検出装置を熱処理装置に組み付けたものである。また、上記微粒子製造装置は、図6の微粒子製造装置に比べて、熱酸化膜802に対する光815の入射角と、熱酸化膜802に対する反射光816の反射角とが異なっている。
【0102】
図8の微粒子製造装置は、一定波長の光815に対して非透過性の基板の一例であるシリコン基板801を収容する熱処理室810と、この熱処理室810の図中上側に設けられた光導波管812とを備えている。上記シリコン基板801上には、その一定波長の光815に対して透過性の物質の一例である熱酸化膜802が形成されている。この熱酸化膜802は、熱酸化で得られ、銀微粒子を含んでいる。
【0103】
上記光導波管812は、光源(図示せず)が出射した光815をシリコン基板801に導くと共に、シリコン基板801で反射された反射光816を光強度計に導く。また、上記光導波管812は、光源からの光815が熱酸化膜802の表面に対してほぼ垂直に入射するように設けている。
【0104】
図8の微粒子製造装置によれば、図6の微粒子製造装置と同様の効果を奏すると共に、光源からの光815を熱酸化膜802の表面に対してほぼ垂直に入射させていることにより、反射光816の光強度が強くなり、微粒子の形成状態のより精度よく把握することができる。
【0105】
また、上記微粒子の形成状態のより精度よく把握しながら、熱酸化膜802内に微粒子を形成することができるので、微粒子をより精度よく再現することが可能であり、より微小な微粒子を形成することが可能である。
【0106】
上記実施の形態および実施の形態においては、イオン注入室や熱処理室(以下、イオン注入室や熱処理室を単に「処理室」と言う)と、光の出入口との関係は様々であるが、例えば、微粒子を形成するための処理中の基板に対して様々の箇所や方向から微粒子を検出したい場合には、処理室に光の出入口を固定せず可動にしたほうが好ましい。この場合、処理室の外壁の少なくとも2箇所に、微粒子検出に用いる光を透過する物質でできた領域(窓)を設け、その領域を介して光を入射させたり、または、その領域を介して反射光を取り出したりする。このようにすることで、処理室の環境を一定に保ったまま様々な方向から微粒子を検出することが可能となり、機動性に優れ好ましい。
【0107】
また、微粒子製造装置の他の例としては、処理すべき基板に対して外部環境の影響がなるべく及ばないように処理室に光の出入口を固定したり、または、出入口を内側に延長して処理すべき基板の近傍に設けたりすることが考えられる。このようにすれば、基板以外からの信号(光)、例えば基板や処理室内壁で乱反射した光が検出されることがなく、微粒子の形成状態の把握するための信号にノイズがのるのを抑制できる。つまり、S/N比を向上することができて、微粒子の形状状態の把握精度を向上させることができる。
【0108】
このような微粒子製造装置で製造された微粒子を備えた固体素子は、微粒子の形成状態のばらつきが非常に少なく、信頼性に優れている。
【0109】
また、上記微粒子製造装置を用いて、例えばゲート絶縁膜中に微粒子を形成し、メモリ動作を行なわせる固体素子を作成すれば、集積化した時の動作マージンを少なくなり、信頼性に優れる。
【0110】
また、上記固体素子の性能のばらつきが少ないのでメモリの多値化も容易に可能となる。
【0111】
また、微粒子検出方法で使用する基板は、一定波長の光に対して非透過性の基板であればよく、例えば、サファイア基板、SOI(シリコン・オン・インシュレータ)基板、半導体基板などでもよい。
【0112】
また、微粒子検出方法の検査対象である物質は、一定波長の光に対して透過性の物質であればよく、例えば、熱酸化膜以外の絶縁体であってもよい。
【0113】
また、微粒子検出方法は、ナノオーダはもちろんマイクロオーダの微粒子を検出することができる。
【0114】
【発明の効果】
【0115】
【0116】
以上より明らかなように、本発明の微粒子検出装置は、物質から基板に面する側と反対側に出射する光の強度を光強度測定手段で測定するので、その光強度に基づいて物質中の微粒子を検出して、物質中の微粒子の形成状態を安価かつ容易に把握することできる。
【0117】
また、上記微粒子の検出は、物質から基板に面する側と反対側に向って放射される光の光強度に基づいて行うものであるから、微粒子を検出するために特別な加工を物質に施す必要がなく、微粒子の形成状態を素早く把握することができる。
また、上記微粒子検出装置の光源は異なる複数の波長の光を出射するので、微粒子を検出できる光の波長が微粒子の材質毎に異なっていても、材質が異なる複数の微粒子の検出に対応することができる。
また、上記物質から基板に面する側と反対側に向って放射される光を光強度測定手段で波長別に測定するので、材質が異なる複数の微粒子が物質中に混在しても、その複数の微粒子を検出することができる。
また、上記光強度測定段は異なる複数の波長の光の光強度を波長別に測定し得るので、光源が出射する光の波長がなんらかの原因により多少ずれたとしても、その光の波長がずれたことをただちに認識して、微粒子の検出ミスを最小限に抑えることができる。
【0118】
一実施形態の微粒子検出装置は、光源が出射する光の光強度と、物質から出射される光の光強度との差を差計算手段で計算するから、基板の反射率を得ることができる。
【0119】
また、上記反射率に基づいて微粒子の形成状態を判断した場合、微粒子の検出誤差の発生を抑制することができる。
【0120】
一実施形態の微粒子検出装置は、上記光源が出射する光を第1の光案内手段で物質に導くので、光源の配置の自由度を向上させることができる。
【0121】
また、上記物質から出射される光を第2の光案内手段で光強度測定手段に導くので、光強度測定手段の配置の自由度を向上させることができる。
【0122】
【0123】
【0124】
【0125】
本発明の微粒子製造装置は、上記微粒子検出装置と、物質内に微粒子を形成するための微粒子形成手段とを備えているので、微粒子の形成状態を把握しながら、物質内に微粒子を形成して、物質内に微粒子を精度よく形成できる。
【0126】
一実施形態の微粒子製造装置は、上記微粒子形成手段がイオン注入処理と熱処理との少なくとも一方を行うので、イオン注入または熱処理による微粒子の形成を行ないながら、物質の微粒子の形成状態を把握することができる。
【0127】
一実施形態の微粒子製造装置は、比較手段の比較結果に基づいて、微粒子の形成状態が所望の形成状態であるか否かを判定する判定手段を繰り返し行うことにより、微粒子の形成状態を繰り返し確認することができる。
【0128】
また、上記微粒子の形成状態が所望の形成状態であるか否かを判定手段で判定するので、微粒子の形成状態に応じて微粒子形成処理を継続または終了させ、微粒子を非常に精度よく形成できて、歩留りもよく微粒子を製造することができる。
【0129】
【0130】
【0131】
【0132】
【0133】
【0134】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の参考例の微粒子検出装置における要部の構成を示すブロック図である
【図2】 図2は上記参考例の微粒子検出方法で使用するサンプルの光反射特性のグラフを示す図である。
【図3】 図3(a)は銀イオンの注入量が比較的少ないTEM像を示す図であり、図3(b)は銀イオンの注入量が比較的多いサンプルのTEM像を示す図である。
【図4】 図4は本発明の実施の形態の微粒子製造装置の要部の構成を示す模式図である。
【図5】 図5は上記実施の形態の微粒子製造装置の処理を説明するためのフローチャートを示す図である。
【図6】 図6は上記実施の形態の微粒子製造装置の変形例の要部の構成を示す図である。
【図7】 図7は本発明の実施の形態の微粒子製造装置の要部の構成を示す模式図である。
【図8】 図8は上記実施の形態の微粒子製造装置の変形例の要部の構成を示す模式図である。
【図9】 図9は従来の微粒子検出方法を説明するための図である。
【符号の説明】
101 光源
102,415,615,715,815 光源が出射した光
104 サンプル
105,416,616,716,816 反射光
106 光強度計
401,601,701,801 シリコン基板
402,602,702,802 熱酸化膜

Claims (8)

  1. 微粒子を含む物質が形成されていると共に、一定波長の光に対して非透過性である基板を保持する保持手段と、
    上記微粒子を検出するための所定時間、上記物質へ向けて上記一定波長の光を出射する光源と、
    上記物質の上記一定波長の光が入射した側から、上記入射方向と反対方向に出射する光の光強度を測定する光強度測定手段と
    を備え、
    上記光源は異なる複数の波長の光を出射し、
    上記光強度測定段は、上記複数の波長の光の光強度を波長別に測定することを特徴とする微粒子検出装置。
  2. 請求項に記載の微粒子検出装置において、
    上記光源が出射する光の光強度と、上記物質から出射される光の光強度との差を計算する差計算手段を備えたことを特徴とする微粒子検出装置。
  3. 請求項またはに記載の微粒子検出装置において、
    上記光源が出射する光を上記物質に導く第1の光案内手段と、
    上記物質から出射される光を上記光強度測定手段に導く第2の光案内手段とを備えたことを特徴とする微粒子検出装置。
  4. 請求項に記載の微粒子検出装置において、
    上記波長の光は1.5eV〜3.5eVの範囲内のエネルギを持つことを特徴とする微粒子検出装置。
  5. 請求項に記載の微粒子検出装置において、
    上記物質の上記基板側とは反対側の表面に対して上記波長の光を垂直に入射させることを特徴とする微粒子検出装置。
  6. 請求項乃至のいずれか1つに記載の微粒子検出装置と、
    上記物質内に上記微粒子を形成するための微粒子形成手段とを備えたことを特徴とする微粒子製造装置。
  7. 請求項に記載の微粒子製造装置において、
    上記微粒子形成手段はイオン注入処理と熱処理とのうちの少なくとも一方を行うことを特徴とする微粒子製造装置。
  8. 請求項またはに記載の微粒子製造装置において、
    上記物質から上記基板に面する側と反対側に向って放射される光の光強度を記憶する第1の記憶手段と、
    上記第1の記憶手段に記憶された上記光強度に基づいて、上記物質中に上記微粒子を形成する必要があると判別したときに、上記物質内に上記微粒子を形成するための微粒子形成処理をスタートさせる処理開始手段と、
    上記微粒子形成処理中の上記物質から上記基板に面する側と反対側に向って放射される光の光強度を記憶する第2の記憶手段と、
    上記第1の記憶手段に記憶された上記光強度と、上記第2の記憶手段に記憶された上記光強度とを比較する比較手段と、
    上記比較手段の比較結果に基づいて、上記微粒子の形成状態が所望の形成状態であるか否かを判定する判定手段とを備えたことを特徴とする微粒子製造装置。
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