JP3938708B2 - 光パス通信網およびノードおよび光パス設定波長検索方法 - Google Patents
光パス通信網およびノードおよび光パス設定波長検索方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は光パスを設定し、さらに、その光パスにコネクションを設定して行う光通信に利用する。特に、光パスを設定するための波長を選択する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の波長選択の動作を図7に示す。シグナリング用のRSVP(Resource Reservation Protocol)はリンクバイリンクで波長選択する。ノードAでは、空波長λ1〜λ4の波長のうち、ランダムもしくは、若番のλ1を使用し、ノードBへ接続する。ノードBでは、できるだけ波長変換を行わないために、同じ波長λ1を探し、たまたま空いていたλ1を接続する。
【0003】
一方、ノードCでは、あいにく空波長はλ3〜λ5であるため、いかなる波長を選択しても、波長変換が必要となる。これらの結果、波長リレーとしてはλ1→λ1→λ3となり、ノードCでは波長変換を必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図7の例では、λ3で全てを接続できれば、λ3→λ3→λ3の波長リレーとなり、一切の波長変換を必要としていなかったが、従来の波長選択手順では、あらかじめそのような配慮を行った上で、グローバルに空波長を選択することはできない。
【0005】
波長変換は現在大変高価であり、波長変換が不要な場合は、信号を、電気変換その他一切必要としないトランスペアレントな伝送にすることが可能である。しかし、従来は、グローバルに空波長を選択するのは難しく、その手段もない。
【0006】
本発明は、このような背景に行われたものであって、波長変換(高価)をできるだけ使用しないで、光パスを接続することができ、経済的に優れた光ネットワークを実現することができる光パス通信網およびノードおよび光パス設定波長検索方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の観点は、発側のノードと、着側のノードと、前記発側のノードと前記着側のノードとの間に設置された中継のノードとを備え、前記発側のノードは、自己の空波長情報を着側のノードに向けて通知する手段を備え、前記中継のノードは、前記発側のノードにより通知された空波長情報と自己の空波長情報とを比較して一致する空波長情報をさらに着側のノードに向けて通知する手段を備え、前記発側のノードおよび前記中継のノードは、前記通知する手段により通知した空波長を仮リザーブする手段を備え、前記着側のノードは、前記中継のノードにより通知された空波長情報と自己の空波長情報とを比較して一致する空波長情報の中からいずれかの空波長情報を選択して当該空波長情報を光パスを設定するために用いる波長情報として前記発側のノードに通知する手段とを備えた光パス通信網である。
【0008】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記発側のノードは、自己の空波長のいずれかK(Kは波長多重数より小さい自然数)個を選択してこれを前記通知する手段により前記着側のノードに向けて通知する自己の空波長情報とする手段を備えたところにある。
【0009】
このように、本発明は、光パスを設定するための波長を検索する際に、選択対象となる空波長数をK個に絞ることを特徴とする。これにより、選択対象が限定されるので、複数のノードがほぼ同時に光パス設定のための波長を検索する場合に、検索開始タイミングが最も早い一つのノードが全波長を仮リザーブしてしまうことによる全波長閉塞状態を回避することができるため、ほぼ同時に複数のノードが光パス設定のための波長検索を行うことができる。また、光パス設定のための波長検索を全波長について行う必要がなく、光パス設定のための波長検索処理速度を高速化する場合に適する。
【0010】
また、Kの値は、各ノードに均等に割当てることもできるし、あるいは、そのノードが設定する光パスの重要性あるいはサービスクラスに応じて適応的に割当てることもできる。すなわち、光パスの設定に失敗することにより、重大な損失が発生する可能性があるノードには他のノードよりも大きなKの値を割当てることにより、光パス設定に際して空波長の捕捉を容易にし、そのノードにおける光パスの設定の成功率を高くすることもできる。あるいは、光パスの途中に波長変換が必要となることにより、データ転送速度が低下することが望ましくないサービスクラスを扱うノードには他のノードよりも大きなKの値を割当てることにより、光パス設定に際して波長変換の介在確率を低下させ、そのノードにおけるトランスペアレントな光パスの設定の成功率を高くすることもできる。
【0011】
なお、発側のノードとは、光パス設定要求を送出する側のノードであり、着側のノードとは、この光パス設定要求の宛先となるノードである。発側のノードと着側のノードとの間に光パスが設定された後のデータ転送では、いずれのノードもデータ送信元あるいはデータ受信先となることができる。また、当該光パスは単方向パスであっても双方向パスであってもよい。
【0012】
前記仮リザーブする手段は、前記K個の選択された空波長に設定を要求する複数のコネクションの重複リザーブを許容する手段と、この許容する手段により許容された空波長毎の重複リザーブ数を前記空波長情報と併せて記録する手段とを備え、前記通知する手段は、空波長毎の重複リザーブ数の情報を含む空波長情報を通知する手段を備え、前記中継のノードは、自己が仮リザーブした空波長の重複リザーブ数と前段のノードから通知された空波長の重複リザーブ数とを同一の空波長について加算する手段を備え、前記着側のノードの前記発側のノードに通知する手段は、前記重複リザーブ数が最小の空波長を選択する手段を備えることができる。
【0013】
このように、仮リザーブの重複を許容することにより、波長資源を有効利用できるとともに、波長選択処理を柔軟に行うことができる。着側のノードでは、重複リザーブ数の最も小さい空波長を光パス設定のための波長として選択するようにすれば、他コネクションとの競合の確率を最小とすることができる。
【0014】
前記通知する手段は、RSVPのシグナリングパケットを用いて通知する手段を含むことが望ましい。
【0015】
これにより、空波長通知のための特別なパケット転送を行う必要がなく、RSVPのシグナリング手順の過程で空波長通知を実行することができるため、従来のシグナリング手順と比較して処理が複雑化することがない。
【0016】
本発明の第二の観点は、発側のノードと、着側のノードと、前記発側のノードと前記着側のノードとの間に設置された中継のノードとを備えた光パス通信網に適用され、前記発側のノードとして、自己の空波長情報を着側のノードに向けて通知する手段を備え、前記中継のノードとして、前記発側のノードにより通知された空波長情報と自己の空波長情報とを比較して一致する空波長情報をさらに着側のノードに向けて通知する手段を備え、前記発側のノードおよび前記中継のノードとして、前記通知する手段により通知した空波長を仮リザーブする手段を備え、前記着側のノードとして、前記中継のノードにより通知された空波長情報と自己の空波長情報とを比較して一致する空波長情報の中からいずれかの空波長情報を選択して当該空波長情報を光パスを設定するために用いる波長情報として前記発側のノードに通知する手段とを備えたノードである。
【0017】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記発側のノードとして、自己の空波長のいずれかK個を選択してこれを前記通知する手段により前記着側のノードに向けて通知する自己の空波長情報とする手段を備えたところにある。
【0018】
前記仮リザーブする手段は、前記K個の選択された空波長に設定を要求する複数のコネクションの重複リザーブを許容する手段と、この許容する手段により許容された空波長毎の重複リザーブ数を前記空波長情報と併せて記録する手段とを備え、前記通知する手段は、空波長毎の重複リザーブ数の情報を含む空波長情報を通知する手段を備え、前記中継のノードとして、自己が仮リザーブした空波長の重複リザーブ数と前段のノードから通知された空波長の重複リザーブ数とを同一の空波長について加算する手段を備え、前記着側のノードとして、前記発側のノードに通知する手段は、前記重複リザーブ数が最小の空波長を選択する手段を備えることもできる。
【0019】
前記通知する手段は、RSVPのシグナリングパケットを用いて通知する手段を含むことが望ましい。
【0020】
本発明の第三の観点は、情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、発側のノードと、着側のノードと、前記発側のノードと前記着側のノードとの間に設置された中継のノードとを備えた光パス通信網に適用されるノードに相応する機能であって、前記発側のノードに相応する機能として、自己の空波長情報を着側のノードに向けて通知する機能を実現させ、前記中継のノードに相応する機能として、前記発側のノードにより通知された空波長情報と自己の空波長情報とを比較して一致する空波長情報をさらに着側のノードに向けて通知する機能を実現させ、前記発側のノードおよび前記中継のノードに相応する機能として、前記通知する機能により通知した空波長を仮リザーブする機能を実現させ、前記着側のノードに相応する機能として、前記中継のノードにより通知された空波長情報と自己の空波長情報とを比較して一致する空波長情報の中からいずれかの空波長情報を選択して当該空波長情報を光パスを設定するために用いる波長情報として前記発側のノードに通知する機能とを実現させるプログラムである。
【0021】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記発側のノードに相応する機能として、自己の空波長のいずれかK個を選択してこれを前記通知する機能により前記着側のノードに向けて通知する自己の空波長情報とする機能を実現させるところにある。
【0022】
前記仮リザーブする機能として、前記K個の選択された空波長に設定を要求する複数のコネクションの重複リザーブを許容する機能と、この許容する機能により許容された空波長毎の重複リザーブ数を前記空波長情報と併せて記録する機能とを実現させ、前記通知する機能として、空波長毎の重複リザーブ数の情報を含む空波長情報を通知する機能を実現させ、前記中継のノードに相応する機能として、自己が仮リザーブした空波長の重複リザーブ数と前段のノードから通知された空波長の重複リザーブ数とを同一の空波長について加算する機能を実現させ、前記着側のノードの前記発側のノードに通知する機能として、前記重複リザーブ数が最小の空波長を選択する機能を実現させることもできる。
【0023】
前記通知する機能として、RSVPのシグナリングパケットを用いて通知する機能を実現させることが望ましい。
【0024】
本発明の第四の観点は、本発明のプログラムが記録された前記情報処理装置読み取り可能な記録媒体である。本発明のプログラムは本発明の記録媒体に記録されることにより、前記情報処理装置は、この記録媒体を用いて本発明のプログラムをインストールすることができる。あるいは、本発明のプログラムを保持するサーバからネットワークを介して直接前記情報処理装置に本発明のプログラムをインストールすることもできる。
【0025】
これにより、コンピュータ装置等の情報処理装置を用いて、波長変換をできるだけ使用しないで、光パスを接続することができ、経済的に優れた光ネットワークを実現することができる光パス通信網およびノードを実現することができる。
【0026】
本発明の第五の観点は、発側のノードと、着側のノードと、前記発側のノードと前記着側のノードとの間に設置された中継のノードとを備えた光パス通信網に適用され、前記発側のノードから自己の空波長情報を着側のノードに向けて通知し、前記中継のノードでは、前記発側のノードにより通知された空波長情報と自己の空波長情報とを比較して一致する空波長情報をさらに着側のノードに向けて通知し、前記発側のノードおよび前記中継のノードでは、通知した空波長を仮リザーブし、前記着側のノードでは、前記中継のノードにより通知された空波長情報と自己の空波長情報とを比較して一致する空波長情報の中からいずれかの空波長情報を選択して当該空波長情報を光パスを設定するために用いる波長情報として前記発側のノードに通知する光パス設定波長検索方法である。
【0027】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記発側のノードでは、自己の空波長のいずれかK個を選択してこれを前記着側のノードに向けて通知する自己の空波長情報とするところにある。
【0028】
前記K個の選択された空波長に設定を要求する複数のコネクションの重複リザーブを許容し、この許容された空波長毎の重複リザーブ数を前記空波長情報と併せて記録し、空波長毎の重複リザーブ数の情報を含む空波長情報を通知し、前記中継のノードでは、自己が仮リザーブした空波長の重複リザーブ数と前段のノードから通知された空波長の重複リザーブ数とを同一の空波長について加算し、前記着側のノードでは、前記重複リザーブ数が最小の空波長を選択することもできる。
【0029】
RSVPのシグナリングパケットを用いて前記通知を行うことが望ましい。
【0030】
【発明の実施の形態】
本発明実施例の光パス通信網を図1ないし図6を参照して説明する。図1は第一実施例の光パス設定波長検索手順を説明するための図である。図2は第一実施例の波長使用状況テーブルを示す図である。図3は第二実施例の波長使用状況テーブルを示す図である。図4は第二実施例のシグナリングの情報を示す図である。図5は第三実施例の中継のノードでの仮波長リザーブの手順を示すフローチャートである。図6は本実施例のノードのブロック構成図である。
【0031】
本実施例は、発側のノードAと、着側のノードCと、発側のノードAと着側のノードCとの間に設置された中継のノードBとを備え、ノードAは、自己の空波長情報をノードCに向けて通知するシグナリング制御部4およびシグナリング送受信部5を備え、ノードBは、ノードAにより通知された空波長情報と自己の空波長情報とが一致する空波長情報をさらにノードCに向けて通知するシグナリング制御部4およびシグナリング送受信部5を備え、ノードAおよびノードBは、シグナリング制御部4およびシグナリング送受信部5により通知した空波長を仮リザーブする仮波長リザーブ制御部2を備え、ノードCのシグナリング制御部4およびシグナリング送受信部5は、ノードBにより通知された空波長情報と自己の空波長情報とが一致する空波長情報のいずれかを選択して当該空波長情報を光パスを設定するために用いる波長情報としてノードAに通知する光パス通信網である。
【0032】
ここで、本実施例の特徴とするところは、ノードAは、自己の空波長のいずれかK個を選択してこれをシグナリング制御部4およびシグナリング送受信部5によりノードCに向けて通知する自己の空波長情報とするところにある。
【0033】
仮波長リザーブ制御部2は、前記K個の選択された空波長に設定を希望する複数のコネクションの重複リザーブを許容し、この許容された空波長毎の重複リザーブ数を前記空波長情報と併せてノードBに通知し、ノードBの仮波長リザーブ制御部2は、自己が仮リザーブした空波長の重複リザーブ数と前段のノードAから通知された空波長の重複リザーブ数とを同一の空波長について加算し、ノードCのシグナリング制御部4は、前記重複リザーブ数が最小の空波長を選択する。なお、シグナリング制御部4およびシグナリング送受信部5は、RSVPのシグナリングパケットを用いて各ノード間で通知を行う。
【0034】
本実施例のノードは、情報処理装置であるコンピュータ装置を用いて実現することができる。すなわち、コンピュータ装置にインストールすることにより、そのコンピュータ装置に、発側のノードAと、着側のノードCと、発側のノードAと着側のノードCとの間に設置された中継のノードBとを備えた光パス通信網に適用されるノードに相応する機能であって、ノードAに相応する機能として、自己の空波長情報を着側のノードに向けて通知するシグナリング制御部4およびシグナリング送受信部5に相応する機能を実現させ、ノードBに相応する機能として、ノードAにより通知された空波長情報と自己の空波長情報とを比較して一致する空波長情報をさらにノードCに向けて通知するシグナリング制御部4およびシグナリング送受信部5に相応する機能を実現させ、ノードAおよびノードBに相応する機能として、シグナリング制御部4およびシグナリング送受信部5により通知した空波長を仮リザーブする仮波長リザーブ制御部2に相応する機能を実現させ、ノードCに相応する機能として、ノードBにより通知された空波長情報と自己の空波長情報とを比較して一致する空波長情報の中からいずれかの空波長情報を選択して当該空波長情報を光パスを設定するために用いる波長情報としてノードAに通知するシグナリング制御部4およびシグナリング送受信部5に相応する機能とを実現させるプログラムであって、ノードAに相応する機能として、自己の空波長のいずれかK個を選択してこれをシグナリング制御部4およびシグナリング送受信部5によりノードCに向けて通知する自己の空波長情報とする機能を実現させ、さらに、仮波長リザーブ制御部2に相応する機能として、前記K個の選択された空波長に設定を要求する複数のコネクションの重複リザーブを許容する機能と、この許容する機能により許容された空波長毎の重複リザーブ数を前記空波長情報と併せて記録する機能とを実現させ、ノードBの仮波長リザーブ制御部2に相応する機能として、自己が仮リザーブした空波長の重複リザーブ数と前段のノードAから通知された空波長の重複リザーブ数とを同一の空波長について加算する機能を実現させ、ノードCのシグナリング制御部4およびシグナリング送受信部5に相応する機能として、前記重複リザーブ数が最小の空波長を選択する機能を実現させ、さらに、シグナリング制御部4およびシグナリング送受信部5に相応する機能として、RSVPのシグナリングパケットを用いて通知する機能を実現させるプログラムをコンピュータ装置にインストールすることにより、そのコンピュータ装置を本実施例のノードに相応する装置とすることができる。
【0035】
本実施例のプログラムは本実施例の記録媒体に記録されることにより、コンピュータ装置は、この記録媒体を用いて本実施例のプログラムをインストールすることができる。あるいは、本実施例のプログラムを保持するサーバからネットワークを介して直接コンピュータ装置に本実施例のプログラムをインストールすることもできる。
【0036】
これにより、コンピュータ装置を用いて、波長変換をできるだけ使用しないで、光パスを接続することができ、経済的に優れた光ネットワークを実現することができる光パス通信網およびノードを実現することができる。
【0037】
以下では、本実施例をさらに詳細に説明する。
【0038】
(第一実施例)
第一実施例として、ノードAの波長使用状況テーブルによる空波長の選択方法を図1および図2を用いて説明する。ノードAからノードBへ波長パスを接続する場合に、まず、ノードAでは、事前に決定されている空波長最大通知数K(1≦K≦M、Mは波長多重数、Kは自然数)の範囲で現在使用中でない波長(λ1、λ3、λ5、λ7)を次ノードBに通知している。この例ではK=4である。
【0039】
ノードBでは、自ノードの空波長と、ノードAから通知された空波長と一致した波長、例ではλ1、λ3を下流ノードCに通知する。このことを繰り返すことにより、ノードCでは、A−B−Cで共通の空波長を知ることができ、複数共通の空波長がある場合には、1つ選択して接続を行う。
【0040】
図2に示した波長使用状況テーブルでは、現在の実コネクションが使用中または接続のために仮リザーブしている波長が管理されている。ノードAでは、使用中でもなく、仮リザーブ中でもない空波長をK個選択し、下流ノードBへ通知する。
【0041】
また、途中ノードで共通の空波長がない場合は、そこのノードで波長変換を入れることになり、再びそのノードでK個の新規の光波長をRSVPシグナリングパケットに入れて下流ノードに通知する。
【0042】
(第二実施例)
第二実施例を図3および図4を参照して説明する。第一実施例の場合には、光ネットワークにおいて仮リザーブされる波長資源は、コネクションセットアップの期間、他のコネクションは用いず、高速のリンクを用いるので、そのリソースは無駄になる。
【0043】
第二実施例では、図3に示すように、使用中の波長はもちろん下流にシグナリングの情報としては転送しないが、仮リザーブされている波長に関しては、複数のコネクションに対して仮リザーブを許容する。下流に空波長を連絡するシグナリングとしては、図4にその例を示した。
【0044】
空波長は、仮リザーブを付けて下流に伝える。下流ノードBでは、これらの空波長のうち、使用中の波長は消去し、空もしくは仮リザーブ中の波長をさらに下流に通知する。最下流では、これらの中で最も仮リザーブ数の少ない波長を当該コネクションとしてアサインする。最も仮リザーブ数の少ない波長は、他のコネクションとの重複使用となる可能性が低いためである。
【0045】
(第三実施例)
第三実施例として、ノードBにおける仮リザーブ処理のフローチャートを図5に示す。本フローチャートはノードBでのアクションであり、上流ノードAからのRSVPのシグナリングパケットには、第二実施例と同様に仮リザーブ数が格納されている。ノードBでは、この仮リザーブされている波長で、当該ノードで使用中でない波長に対し、当該ノードでの仮リザーブ数を加算し、下流に通知すると同時に、自己ノード仮リザーブ数を増やす。
【0046】
すなわち、上流のノードAよりシグナリングパケットを受信する(ステップ1)。このとき、空波長λiにおける仮リザーブ数RNはjである。上流のノードAにおける空波長λiが当該ノードBにおいても空波長であるか否かを判定する(ステップ3)。当該ノードBでもλiが空波長であれば、当該ノードBにおける空波長λiの仮リザーブ数と上流のノードAにおける空波長λiの仮リザーブ数とを加算する(ステップ4)。これにより、ノードBでは、上流のノードAから当該シグナリングパケットが到着する以前の仮リザーブ数を加算したことになる。さらに、当該シグナリングパケットの到着によって、新たにコネクションを設定する必要が生じたわけであるから、さらに、仮リザーブ数を1加算する(ステップ5)。また、上流のノードAにおける空波長λiが当該ノードBにおいても空波長であるか否かを判定し(ステップ3)、当該ノードBではλiが空波長でなければ、λiを空波長情報から削除する(ステップ6)。ステップ3〜ステップ6の手順をK回繰り返し実行する(ステップ2)。
【0047】
このことにより、最後のegress edgeでは、すべての通過ノードでの仮リザーブ数の合計が、シグナリングパケットによって通知される。
【0048】
(第四実施例)
第四実施例としてノードA〜Cに相当する光ルータの構成例を図6に示す。光ルータでは、シグナリング制御部4で前段ノードからのシグナリングパケットを終端し、中に入っている空波長情報および仮リザーブ情報を仮波長リザーブ制御部2で計算処理する。必要に応じてその処理は例えば仮リザーブ数を加算計算し、再びシグナリングパケットに格納して、次段ノードへ転送する。空波長または仮リザーブ波長の情報は、波長使用状況テーブル6に格納される。テーブル演算部7は、シグナリング制御部4からの指示にしたがい波長使用状況テーブル6の書き替えを行う。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、波長変換(高価)をできるだけ使用しないで、光パスを接続することができる。このことにより、経済的に優れた光ネットワークを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の光パス設定波長検索手順を説明するための図。
【図2】第一実施例の波長使用状況テーブルを示す図。
【図3】第二実施例の波長使用状況テーブルを示す図。
【図4】第二実施例のシグナリングの情報を示す図。
【図5】第三実施例の中継のノードでの仮波長リザーブの手順を示すフローチャート。
【図6】本実施例のノードのブロック構成図。
【図7】従来の波長選択手順を説明するための図。
【符号の説明】
1 スイッチ部
2 仮波長リザーブ制御部
3 スイッチコントロール部
4 シグナリング制御部
5 シグナリング送受信部
6 波長使用状況テーブル
7 テーブル演算部
A〜C ノード
Claims (13)
- 発側のノードと、着側のノードと、前記発側のノードと前記着側のノードとの間に設置された中継のノードとを備え、
前記発側のノードは、自己の空波長情報を着側のノードに向けて通知する手段を備え、
前記中継のノードは、前記発側のノードにより通知された空波長情報と自己の空波長情報とを比較して一致する空波長情報をさらに着側のノードに向けて通知する手段を備え、
前記発側のノードおよび前記中継のノードは、前記通知する手段により通知した空波長を仮リザーブする手段を備え、
前記着側のノードは、前記中継のノードにより通知された空波長情報と自己の空波長情報とを比較して一致する空波長情報の中からいずれかの空波長情報を選択して当該空波長情報を光パスを設定するために用いる波長情報として前記発側のノードに通知する手段とを備えた光パス通信網において、
前記発側のノードは、自己の空波長のいずれかK(Kは波長多重数より小さい自然数)個を選択してこれを前記通知する手段により前記着側のノードに向けて通知する自己の空波長情報とする手段を備え、
前記仮リザーブする手段は、
前記K個の選択された空波長に設定を要求する複数のコネクションの重複リザーブを許容する手段と、
この許容する手段により許容された空波長毎の重複リザーブ数を前記空波長情報と併せて記録する手段と
を備え、
前記通知する手段は、空波長毎の重複リザーブ数の情報を含む空波長情報を通知する手段を備え、
前記中継のノードは、自己が仮リザーブした空波長の重複リザーブ数と前段のノードから通知された空波長の重複リザーブ数とを同一の空波長について加算する手段を備え、
前記着側のノードの前記発側のノードに通知する手段は、前記重複リザーブ数が最小の空波長を選択する手段を備えた
ことを特徴とする光パス通信網。 - 前記通知する手段は、RSVP(Resource Reservation Protocol)のシグナリングパケットを用いて通知する手段を含む請求項1記載の光パス通信網。
- 前記Kの値を光パスの重要度またはサービスクラスによって適応的に選択する請求項1または2記載の光パス通信網。
- 発側のノードと、着側のノードと、前記発側のノードと前記着側のノードとの間に設置された中継のノードとを備えた光パス通信網に適用され、
前記発側のノードとして、自己の空波長情報を着側のノードに向けて通知する手段を備え、
前記中継のノードとして、前記発側のノードにより通知された空波長情報と自己の空波長情報とを比較して一致する空波長情報をさらに着側のノードに向けて通知する手段を備え、
前記発側のノードおよび前記中継のノードとして、前記通知する手段により通知した空波長を仮リザーブする手段を備え、
前記着側のノードとして、前記中継のノードにより通知された空波長情報と自己の空波長情報とを比較して一致する空波長情報の中からいずれかの空波長情報を選択して当該空波長情報を光パスを設定するために用いる波長情報として前記発側のノードに通知する手段とを備えたノードにおいて、
前記発側のノードとして、自己の空波長のいずれかK個を選択してこれを前記通知する手段により前記着側のノードに向けて通知する自己の空波長情報とする手段を備え、
前記仮リザーブする手段は、
前記K個の選択された空波長に設定を要求する複数のコネクションの重複リザーブを許容する手段と、
この許容する手段により許容された空波長毎の重複リザーブ数を前記空波長情報と併せて記録する手段とを備え、
前記通知する手段は、空波長毎の重複リザーブ数の情報を含む空波長情報を通知する手段を備え、
前記中継のノードとして、自己が仮リザーブした空波長の重複リザーブ数と前段のノードから通知された空波長の重複リザーブ数とを同一の空波長について加算する手段を備え、
前記着側のノードとして、前記発側のノードに通知する手段は、前記重複リザーブ数が最小の空波長を選択する手段を備えた
ことを特徴とするノード。 - 前記通知する手段は、RSVPのシグナリングパケットを用いて通知する手段を含む請求項4記載のノード。
- 前記Kの値を光パスの重要度またはサービスクラスによって適応的に選択する手段を含む請求項4または5記載のノード。
- 情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、
発側のノードと、着側のノードと、前記発側のノードと前記着側のノードとの間に設置された中継のノードとを備えた光パス通信網に適用されるノードに相応する機能であって、
前記発側のノードに相応する機能として、自己の空波長情報を着側のノードに向けて通知する機能を実現させ、
前記中継のノードに相応する機能として、前記発側のノードにより通知された空波長情報と自己の空波長情報とを比較して一致する空波長情報をさらに着側のノードに向けて通知する機能を実現させ、
前記発側のノードおよび前記中継のノードに相応する機能として、前記通知する機能により通知した空波長を仮リザーブする機能を実現させ、
前記着側のノードに相応する機能として、前記中継のノードにより通知された空波長情報と自己の空波長情報とを比較して一致する空波長情報の中からいずれかの空波長情報を選択して当該空波長情報を光パスを設定するために用いる波長情報として前記発側のノードに通知する機能と
を実現させるプログラムにおいて、
前記発側のノードに相応する機能として、自己の空波長のいずれかK個を選択してこれを前記通知する機能により前記着側のノードに向けて通知する自己の空波長情報とする機能を実現させ、
前記仮リザーブする機能として、前記K個の選択された空波長に設定を要求する複数のコネクションの重複リザーブを許容する機能と、
この許容する機能により許容された空波長毎の重複リザーブ数を前記空波長情報と併せて記録する機能と
を実現させ、
前記通知する機能として、空波長毎の重複リザーブ数の情報を含む空波長情報を通知する機能を実現させ、
前記中継のノードに相応する機能として、自己が仮リザーブした空波長の重複リザーブ数と前段のノードから通知された空波長の重複リザーブ数とを同一の空波長について加算する機能を実現させ、
前記着側のノードの前記発側のノードに通知する機能として、前記重複リザーブ数が最小の空波長を選択する機能を実現させる
ことを特徴とするプログラム。 - 前記通知する機能として、RSVPのシグナリングパケットを用いて通知する機能を実現させる請求項7記載のプログラム。
- 前記Kの値を光パスの重要度またはサービスクラスによって適応的に選択する機能を実現させる請求項7または8記載のプログラム。
- 請求項7ないし9のいずれかに記載のプログラムが記録された前記情報処理装置読み取り可能な記録媒体。
- 発側のノードと、着側のノードと、前記発側のノードと前記着側のノードとの間に設置された中継のノードとを備えた光パス通信網に適用され、
前記発側のノードから自己の空波長情報を着側のノードに向けて通知し、
前記中継のノードでは、前記発側のノードにより通知された空波長情報と自己の空波長情報とを比較して一致する空波長情報をさらに着側のノードに向けて通知し、
前記発側のノードおよび前記中継のノードでは、通知した空波長を仮リザーブし、
前記着側のノードでは、前記中継のノードにより通知された空波長情報と自己の空波長情報とを比較して一致する空波長情報の中からいずれかの空波長情報を選択して当該空波長情報を光パスを設定するために用いる波長情報として前記発側のノードに通知する光パス設定波長検索方法において、
前記発側のノードでは、自己の空波長のいずれかK個を選択してこれを前記着側のノードに向けて通知する自己の空波長情報とし、
前記K個の選択された空波長に設定を要求する複数のコネクションの重複リザーブを許容し、
この許容された空波長毎の重複リザーブ数を前記空波長情報と併せて記録し、
空波長毎の重複リザーブ数の情報を含む空波長情報を通知し、
前記中継のノードでは、自己が仮リザーブした空波長の重複リザーブ数と前段のノードから通知された空波長の重複リザーブ数とを同一の空波長について加算し、
前記着側のノードでは、前記重複リザーブ数が最小の空波長を選択する
ことを特徴とする光パス設定波長検索方法。 - RSVPのシグナリングパケットを用いて前記通知を行う請求項11記載の光パス設定波長検索方法。
- 前記Kの値を光パスの重要度またはサービスクラスによって適応的に選択する請求項11または12記載の光パス設定波長検索方法。
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