JP3937516B2

JP3937516B2 - Attaching the impact plate to the fender

Info

Publication number: JP3937516B2
Application number: JP20307097A
Authority: JP
Inventors: 昌弘中村
Original assignee: Bridgestone Corp
Current assignee: Bridgestone Corp
Priority date: 1997-07-29
Filing date: 1997-07-29
Publication date: 2007-06-27
Anticipated expiration: 2017-07-29
Also published as: JPH1143922A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、岸壁等と船体等との直接接触を防ぐための防舷材への受衝板取付方法に係り、特に防舷材本体の前面側に対する受衝板の取付方法に関する。詳しくは、受衝板が中空殻体構造となっている場合に好適に採用される防舷材への受衝板取付方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
防舷材は一般にゴム等の緩衝性材料よりなる防舷材本体と、該防舷材本体の前面部に設けられた受衝板とを備えている。また、船体等と受衝板との摩擦係数を低下させて防舷材本体に負荷される剪断応力を軽減するために、該受衝板の前面側にポリエチレン、ナイロン等の低摩擦係数材料よりなる板状のパッドを取り付けることが多い。
【０００３】
このような防舷材の従来例について第９，１０図を参照して説明する。第９図は従来の一例に係る防舷材の使用状態を示す斜視図、第１０図（ａ）はパッドの取付状態を示す断面図、第１０図（ｂ）は同（ａ）のＢ−Ｂ矢視図である。
【０００４】
この防舷材１０は、略円筒状の防舷材本体１２と、該防舷材本体１２に取り付けられた受衝板１４と、該受衝板１４の前面に取り付けられたパッド１６とからなる。防舷材本体１２は、その円筒軸心線方向が水平方向となるように岸壁１８の側面に取り付けられている。
【０００５】
この防舷材本体１２は、後端と先端とにそれぞれフランジ１２ａ，１２ｂが設けられており、後端側のフランジ１２ａがアンカーボルト２０及び該アンカーボルト２０に締め込まれたナット２２とによって岸壁１８に固定されている。
【０００６】
受衝板１４に設けられたフック部１２ｃと岸壁１８に設けられたＵアンカー２４とがシェアーチェーン２６、テンションチェーン２８及びラバーフレックスチェーン３０によって連結されている。
【０００７】
防舷材本体１２の先端側のフランジ１２ｂに対し受衝板１４がボルト及びナット（図示略）によって取り付けられている。
【０００８】
この受衝板１４の前面に取り付けられたパッド１６は、ポリエチレンなど低摩擦材にて構成されている。船体が当接してきたときに該船体外面が該パッド１６の外面に沿って滑動し、防舷材本体１２が過大に剪断変形することが防止される。
【０００９】
第１０図の通り、このパッド１６には座ぐり状の凹部３２が設けられ、この凹部３２の中心を通るようにしてボルト挿通孔３４がパッド１６の厚み方向に貫設されている。パッド１６の前面側からボルト３８が該ボルト挿通孔３４及び受衝板１４のボルト挿通孔３６に挿通され、該ボルト３６とナット４０とを螺合させることによりパッド１６が受衝板１４に固定される。なお、ボルト３８の頭部と凹部３２の底面部３２ａとの間に座金４２が介在される。
【００１０】
第９，１０図の受衝板１４は１枚の板からなるものであるが、このような単板構造のものよりも強度の高い中空殻体構造よりなるものも用いられている。
【００１１】
第７図（ａ）はかかる中空殻体構造の受衝板５０の使用状態を示す側面図、同（ｂ）は同（ａ）のＢ部分の拡大図、第８図はこの受衝板５０の要部斜視図である。
【００１２】
この受衝板５０は、前面板５２と後面板５４と、側周を囲む側板５６と、受衝板５０内部に配置され前面板５２と後面板５４との双方に溶接により連結された補強用スチフナ５８とからなる。
【００１３】
後面板５４にはボルト挿通用の開口６０が設けられ、受衝板５０内側から該開口６０と同軸的に袋ナット６２が該後面板５４に溶接により固着されている。
【００１４】
防舷材本体６４の前面側のフランジ６６を通してボルト６８が該袋ナット６２に螺じ込まれることにより該受衝板６０がフランジ６６に固定されている。
【００１５】
【発明が解決しようとする課題】
第７，８図の受衝板の取付構造にあっては、ボルト締め作業を受衝板の裏側から行うため、作業しにくい。
【００１６】
本発明は、受衝板の前方側からボルトやナットの締め込みを行うことができ、しかもボルトやナットの緩みが確実に防止される防舷材への受衝板取付方法を提供することを目的とする。
【００１７】
また、第７，８図の受衝板の取付構造にあっては、受衝板の交換時等において袋ナットに腐食やネジ山潰れが生じていたり、あるいは袋ナットが脱落したときなどにはボルトによって受衝板を固定することができなくなり、受衝板全体を新しいものと交換せざるを得なくなるという解決すべき課題があった。
【００１８】
本発明は、中空殻体の受衝板を防舷材本体に対して確実に繰り返し着脱することができる防舷材への受衝板取付方法を提供することを第２の目的とする。
【００１９】
【課題を解決するための手段】
本発明（請求項１）の防舷材への受衝板取付方法は、防舷材本体の前面側に受衝板をボルトによって取り付ける防舷材への受衝板取付方法において、該受衝板は、該受衝板を厚み方向に貫通しており、且つ囲壁によって囲まれた孔を有しており、該孔内に前記ボルトの頭部を配置する防舷材への受衝板取付方法であって、該ボルトの頭部に小片を係止し、該小片を治具で挟んで回すことにより該ボルトを締め込み、その後、該小片を前記囲壁に係止することを特徴とするものである。
【００２０】
また、本発明（請求項３）の防舷材への受衝板取付方法は、防舷材本体の前面側に受衝板をボルト及びナットによって取り付ける防舷材への受衝板取付方法において、該受衝板は、該受衝板を厚み方向に貫通しており、且つ囲壁によって囲まれた孔を有しており、該孔内に前記ナットを配置する防舷材への受衝板取付方法であって、該ナットに小片を係止し、該小片を治具で挟んで回すことにより該ボルトを締め込み、その後、該小片を前記囲壁に係止することを特徴とするものである。
【００２１】
かかる防舷材への受衝板取付方法においては、受衝板に設けられた孔に挿通されたボルト又は該ボルトに螺合するナットを受衝板前方から着脱することができる。しかもこのボルト又はナットが小片を介して囲壁に係止されているため、ボルト又はナットが緩むことがない。
【００２２】
この小片は、ボルトの頭部又はナットに設けられた径方向の溝に係合されるのが好ましい。また、この小片は囲壁に対し溶接により係止されるのが好ましい。
【００２３】
なお、受衝板は、前面板と後面板との間が密閉空間となっている中空殻体構造であることが好ましい。この場合、前記囲壁によって孔の内側領域と該密閉空間とが隔絶されていることが好ましい。
【００２４】
【発明の実施の形態】
第１図は本発明の実施の形態に係る受衝板取付方法により受衝板が取り付けられた防舷材の使用状態を示す側面図であり、該防舷材の下側半分を縦断面としている。第２図（ａ）は受衝板と防舷材本体との連結部の拡大断面図、第２図（ｂ），（ｃ）はそれぞれ第２図（ａ）のＢ−Ｂ線、Ｃ−Ｃ線に沿う断面図である。第３図は受衝板の背面図、第４図は第３図のIV−IV線に沿う断面図である。
【００２５】
この実施の形態においても、ゴムよりなる防舷材本体７２が岸壁１８の側面にボルトによって取り付けられている。この防舷材本体７２の前面側に受衝板７４が取り付けられている。
【００２６】
この受衝板７４は、前面板７６と、該前面板７６と平行な後面板７８と、受衝板７４の側周を構成している側板８０と、前面板７６と後面板７８とを連結している補強用のウェブ８２とを備えている。
【００２７】
第２図に示されるように、前面板７６には第１の開口８６が設けられ、後面板７８には、該第１の開口８６と重なる位置に該第１の開口８６と同一大きさの第２の開口８８が設けられている。これらの開口８６，８８は円形開口であり、該開口８６，８８に筒状の囲壁９０が内嵌され、該囲壁９０の全周に亘って該囲壁９０が前面板７６及び後面板７８に溶接されている。この囲壁９０の内部が、受衝板７４を厚み方向に貫通する孔Ｈとなっている。
【００２８】
受衝板７４は、後面板７８に溶接により固着された取付座板８４を備えており、この取付座板８４にボルト挿通用の貫通孔９２が穿設されている。この貫通孔９２は孔Ｈと同軸状に設けられている。
【００２９】
前記防舷材本体７２内には、その前面に沿って埋込鉄板９６が埋設され、この埋込鉄板９６に雌ネジ孔９６ａが設けられている。
【００３０】
貫通孔９２がこの雌ネジ孔９６ａと同軸的となるように受衝板７４を防舷材本体７２の前面に当接させた後、孔Ｈ及び貫通孔９２を通してボルト９４を該雌ネジ孔９６ａに螺じ込む。なお、孔Ｈが深いため、通常のソケットレンチ等ではボルト９４の頭部９４ａをしっかりと回すことができない恐れがある。そこで、この実施の形態にあっては、ボルト頭部９４ａに直径方向に溝９４ｂを穿設し、この溝９４ｂに小片９８を嵌合させている。この小片９８を適宜の治具で挟んでボルト９４を回すことができる。
【００３１】
ボルト９４を十分に締め込んだ後は、小片９８を囲壁９０の内周面に溶接することにより、ボルト９４の緩みを確実に防止することができる。この溶接は、例えば、鏨などによって除去することができ、この溶接を除去することにより小片９８を介してボルト９４を緩み側に回し、受衝板７４を防舷材本体７２から取り外すことが可能である。
【００３２】
この孔Ｈを塞ぐように蓋状体１００が囲壁９０内に内嵌され、この蓋状体１００の一部が囲壁９０に対し溶接により固着されている。この場合にあっても、この蓋状体１００と囲壁９０との溶接を鏨等により切断することにより、蓋状体１００を取り外すことが可能である。なお、孔Ｈ内に水が浸入することを防止するために、蓋状体１００の外周面に設けられたシールリング１０２が囲壁９０の内周面に密着している。
【００３３】
このように構成された防舷材７０にあっては、受衝板７４の取り付けに際し、該受衝板７４の前方側からボルト９４を回すことができ、この取り付け作業を容易に行うことができる。そして、このボルト９４を締め込む雌ネジ孔９６ａが、防舷材本体７２内に埋設された埋込鉄板９６に穿設されているため、従来の如く中空受衝板７４内に設けられた袋ナットにボルトを螺じ込むことが不要である。また、上記の通り、ボルト頭部９４ａの溝９４ｂに係合した小片９８が囲壁９０に溶接されているため、ボルト９４が緩むことが全くない。
【００３４】
なお、この実施の形態にあっては、孔Ｈ内に水（例えば海水）が全く浸入しない。即ち、孔Ｈの前面側はシールリング１０２付きの蓋状体１００によって密閉されている。また、孔Ｈの後面側は、取付座板８４がゴム製の防舷材本体７２に密着しているため、この後面側から水が孔Ｈ内に浸入することも全くない。従って、このボルト９４は海水等の水と接触することが全くなく、ボルトの腐食を確実に防止することが可能である。
【００３５】
第５図は本発明の別の実施の形態に係る防舷材の要部の断面図であり、受衝板７４Ａと防舷材本体７２Ａとの連結部分の断面を示している。第６図は第５図で用いられているナットと小片との係合関係を示す斜視図である。
【００３６】
この防舷材本体７２Ａは、その前面側にフランジ１１０が加硫接着等により一体的に固着されており、このフランジ１１０にボルト挿通用の貫通孔１１２が設けられている。
【００３７】
受衝板７４Ａは、上記実施の形態と同様に、前面板７６、後面板７８、ウェブ８２等を備えた中空密閉体であり、前面板７６に第１の開口８６が設けられ、後面板７８に第２の開口８８Ａが設けられている。この第２の開口８８Ａは第１の開口８６よりも小径であり、ナット１１８が該第２の開口８８Ａの縁部に当接している。第１の開口８６に内嵌された囲壁９０は、該第１の開口８６の内周と後面板７８の全面に溶接されている。
【００３８】
ワッシャ１１４を介してボルト１１６をフランジ１１０の後方側から貫通孔１１２及び第２の開口８８Ａに挿通し、ナット１１８とボルト１１６とを強く締め込む。
【００３９】
ナット１１８には、第６図に示すように直径方向に溝１１８ａが設けられ、この溝１１８ａに小片１２０が係合している。この小片１２０は、ボルト１１６の先端をかわすことができるように門型となっている。
【００４０】
この小片１２０を適宜の工具で挟んで回すことにより、ナット１１８をボルト１１６に強く締め込むことができる。ナット１１６を十分に締め込んだ後、小片１２０を囲壁９０に溶接し、ナット１１８の緩みを防止する。この溶接も鏨によって除去でき、ナット１１８を再度着脱することが可能である。
【００４１】
ボルト１１６にナット１１８を締め込んだ後ボルト１１６の頭部をワッシャ１１４に溶接する。このワッシャ１１４は、フランジ１１０の側面に回り込む回り込み部１１４ａを有したＬ型断面形状のものであり、回り込み部１１４ａがフランジ１１０の側面に係合することにより、ワッシャ１１４がボルト１１６の周囲に回転することがない。そして、ボルト１１６をこのワッシャ１１４に溶接することにより、ボルト１１６の緩みが確実に防止される。
【００４２】
第５，６図ではボルト１１６をフランジ１１０の裏側から貫通孔１１２に挿通させているが、このボルト１１６はフランジ１１０に立設されたスタッドボルトであっても良い。
【００４３】
【発明の効果】
以上の通り、本発明方法では、ボルトあるいはナット締め作業を受衝板の前面側から行うことが可能である。また、このボルトやナットの緩みを確実に防止できる。本発明によると、このボルトやナットを繰り返し着脱することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施の形態に係る受衝板取付方法により受衝板が取り付けられた防舷材の側面図である。
【図２】図１の防舷材の要部拡大構成図である。
【図３】受衝板の背面図である。
【図４】図３のIV−IV線に沿う断面図である。
【図５】別の実施の形態に係る受衝板取付方法により受衝板が取り付けられた防舷材の要部断面図である。
【図６】図５のナットと小片とを示す斜視図である。
【図７】従来例に係る防舷材の構成図である。
【図８】従来例に係る防舷材の受衝板の要部断面図である。
【図９】別の従来例に係る防舷材の斜視図である。
【図１０】図９の防舷材の要部拡大図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an impact receiving plate mounting method of the fender to prevent direct contact between the quay or the like and the hull, etc., relates to a mounting method of the impact receiving plate particularly for the front side of the fender body. More specifically, the present invention relates to a method for attaching a shock receiving plate to a fender suitably employed when the shock receiving plate has a hollow shell structure.
[0002]
[Prior art]
The fender is generally provided with a fender main body made of a cushioning material such as rubber, and an impact plate provided on the front surface of the fender main body. In addition, in order to reduce the shear stress applied to the fender body by reducing the friction coefficient between the hull and the impact plate, a lower friction coefficient material such as polyethylene or nylon is used on the front side of the impact plate. A plate-shaped pad is often attached.
[0003]
A conventional example of such a fender will be described with reference to FIGS. FIG. 9 is a perspective view showing the state of use of the fender according to an example of the prior art, FIG. 10 (a) is a sectional view showing the attached state of the pad, and FIG. 10 (b) is B- of FIG. FIG.
[0004]
The fender 10 includes a substantially cylindrical fender main body 12, an impact plate 14 attached to the fender main body 12, and a pad 16 attached to the front surface of the impact plate 14. . The fender main body 12 is attached to the side surface of the quay wall 18 so that the cylindrical axis line direction is a horizontal direction.
[0005]
The fender main body 12 is provided with flanges 12a and 12b at the rear end and the front end, respectively, and the flange 12a on the rear end side is anchored by an anchor bolt 20 and a nut 22 fastened to the anchor bolt 20. 18 is fixed.
[0006]
A hook portion 12 c provided on the impact receiving plate 14 and a U anchor 24 provided on the quay wall 18 are connected by a shear chain 26, a tension chain 28 and a rubber flex chain 30.
[0007]
An impact plate 14 is attached to a flange 12b on the distal end side of the fender body 12 by bolts and nuts (not shown).
[0008]
The pad 16 attached to the front surface of the receiving plate 14 is made of a low friction material such as polyethylene. When the hull comes into contact, the outer surface of the hull slides along the outer surface of the pad 16, and the fender main body 12 is prevented from being excessively sheared and deformed.
[0009]
As shown in FIG. 10, the pad 16 is provided with a counterbore-shaped recess 32, and a bolt insertion hole 34 is provided in the thickness direction of the pad 16 so as to pass through the center of the recess 32. A bolt 38 is inserted into the bolt insertion hole 34 and the bolt insertion hole 36 of the impact plate 14 from the front side of the pad 16, and the pad 16 is fixed to the impact plate 14 by screwing the bolt 36 and the nut 40. Is done. A washer 42 is interposed between the head of the bolt 38 and the bottom surface 32 a of the recess 32.
[0010]
The receiving plate 14 shown in FIGS. 9 and 10 is made of a single plate, but a plate made of a hollow shell structure having a higher strength than that of such a single plate structure is also used.
[0011]
FIG. 7 (a) is a side view showing the use state of the receiving plate 50 having such a hollow shell structure, FIG. 7 (b) is an enlarged view of portion B of FIG. 8 (a), and FIG. FIG.
[0012]
The impact plate 50 is a reinforcing plate that is disposed inside the impact plate 50 and connected to both the front plate 52 and the rear plate 54 by welding. It consists of stiffeners 58.
[0013]
The rear plate 54 is provided with an opening 60 for inserting a bolt, and a cap nut 62 is fixed to the rear plate 54 by welding coaxially with the opening 60 from the inside of the receiving plate 50.
[0014]
The bolts 68 are screwed into the cap nuts 62 through the flanges 66 on the front side of the fender body 64 so that the impact plate 60 is fixed to the flanges 66.
[0015]
[Problems to be solved by the invention]
In the mounting structure of the impact plate shown in FIGS. 7 and 8, the bolt tightening operation is performed from the back side of the impact plate, so that the operation is difficult.
[0016]
The present invention provides a method for attaching a shock-receiving plate to a fender that can tighten bolts and nuts from the front side of the shock-receiving plate, and that can prevent the loosening of the bolts and nuts with certainty. Objective.
[0017]
In addition, in the mounting structure of the impact plate shown in Figs. 7 and 8, if the cap nut is corroded or crushed when the impact plate is replaced, or if the cap nut falls off, etc. There was a problem to be solved that the receiving plate could not be fixed by the bolt and the entire receiving plate had to be replaced with a new one.
[0018]
A second object of the present invention is to provide a method of attaching a shock-receiving plate to a fender, which can reliably and repeatedly attach and detach the shock-receiving plate of a hollow shell to the fender main body.
[0019]
[Means for Solving the Problems]
Impact receiving plate mounting method of the fender of the present invention (Claim 1), in the impact receiving plate mounting method to install them fender by bolts impact receiving plate on the front side of the fender body, receiving The impact plate has a hole that penetrates the impact plate in the thickness direction and is surrounded by a surrounding wall , and the impact plate for the fender that disposes the head of the bolt in the hole. a mounting method, and the locking pieces on the head of the bolt by turning across the said small pieces in a jig tighten the bolt, then, characterized in locking to Rukoto the said small pieces to said enclosure It is what.
[0020]
Further, the impact receiving plate mounting method of the fender of the present invention (claim 3), an impact receiving plate mounting method to install them fender by bolts and nuts to the impact receiving plate on the front side of the fender body The shock receiving plate has a hole that penetrates the shock receiving plate in the thickness direction and is surrounded by a surrounding wall , and the shock receiving material that disposes the nut in the hole. a plate attachment method, by locking the pieces into the nut, by turning across the said small pieces in a jig tighten the bolt, then, characterized by locking to Rukoto the said small pieces to said enclosure Is.
[0021]
In such a method of attaching the impact plate to the fender, a bolt inserted into a hole provided in the impact plate or a nut screwed to the bolt can be attached and detached from the front of the impact plate. And since this bolt or nut is latched by the surrounding wall via the small piece, a bolt or nut does not loosen.
[0022]
This small piece is preferably engaged in a radial groove provided in the head or nut of the bolt. Moreover, it is preferable that this small piece is latched with respect to a surrounding wall by welding.
[0023]
The impact plate is preferably a hollow shell structure in which a space between the front plate and the rear plate is a sealed space. In this case, it is preferable that the inner region of the hole is isolated from the sealed space by the surrounding wall.
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a side view showing a use state of a fender having a receiving plate attached by the receiving plate attaching method according to the embodiment of the present invention, and the lower half of the fender is taken as a longitudinal section. Yes. 2 (a) is an enlarged cross-sectional view of the connecting portion between the impact receiving plate and the fender body, and FIGS. 2 (b) and 2 (c) are the lines BB and C- of FIG. 2 (a), respectively. It is sectional drawing which follows a C line. FIG. 3 is a rear view of the receiving plate, and FIG. 4 is a sectional view taken along line IV-IV in FIG.
[0025]
Also in this embodiment, the fender body 72 made of rubber is attached to the side surface of the quay wall 18 with bolts. An impact plate 74 is attached to the front side of the fender body 72.
[0026]
The impact plate 74 connects the front plate 76, the rear plate 78 parallel to the front plate 76, the side plate 80 constituting the side periphery of the impact plate 74, and the front plate 76 and the rear plate 78. And a reinforcing web 82.
[0027]
As shown in FIG. 2, the front plate 76 is provided with a first opening 86, and the rear plate 78 has the same size as the first opening 86 in a position overlapping the first opening 86. A second opening 88 is provided. These openings 86 and 88 are circular openings, and a cylindrical surrounding wall 90 is fitted into the openings 86 and 88, and the surrounding wall 90 is welded to the front plate 76 and the rear plate 78 over the entire circumference of the surrounding wall 90. Has been. The inside of the surrounding wall 90 is a hole H that penetrates the receiving plate 74 in the thickness direction.
[0028]
The impact plate 74 includes a mounting seat plate 84 fixed to the rear plate 78 by welding, and a through hole 92 for inserting a bolt is formed in the mounting seat plate 84. The through hole 92 is provided coaxially with the hole H.
[0029]
An embedded iron plate 96 is embedded in the fender main body 72 along the front surface thereof, and a female screw hole 96 a is provided in the embedded iron plate 96.
[0030]
After the impact plate 74 is brought into contact with the front surface of the fender body 72 so that the through hole 92 is coaxial with the female screw hole 96a, the bolt 94 is inserted into the female screw hole 96a through the hole H and the through hole 92. Screw in. In addition, since the hole H is deep, there is a possibility that the head 94a of the bolt 94 cannot be turned firmly with a normal socket wrench or the like. Therefore, in this embodiment, a groove 94b is formed in the bolt head 94a in the diametrical direction, and a small piece 98 is fitted in the groove 94b. The bolt 94 can be turned by sandwiching the small piece 98 with an appropriate jig.
[0031]
After the bolt 94 is fully tightened, the bolt 94 can be reliably prevented from loosening by welding the small piece 98 to the inner peripheral surface of the surrounding wall 90. This welding can be removed, for example, with a scissors or the like, and by removing this welding, the bolt 94 can be turned to the loose side via the small piece 98 and the impact plate 74 can be removed from the fender body 72. It is.
[0032]
A lid 100 is fitted in the surrounding wall 90 so as to close the hole H, and a part of the lid 100 is fixed to the surrounding wall 90 by welding. Even in this case, the lid 100 can be removed by cutting the welding of the lid 100 and the surrounding wall 90 with a scissors or the like. In order to prevent water from entering the hole H, the seal ring 102 provided on the outer peripheral surface of the lid-like body 100 is in close contact with the inner peripheral surface of the surrounding wall 90.
[0033]
In the fender 70 configured as described above, when the impact plate 74 is attached, the bolt 94 can be turned from the front side of the impact plate 74, and this attachment operation can be easily performed. . Since the female screw hole 96a for tightening the bolt 94 is formed in the embedded iron plate 96 embedded in the fender body 72, the bag provided in the hollow receiving plate 74 as in the prior art. It is not necessary to screw a bolt into the nut. Further, as described above, since the small piece 98 engaged with the groove 94b of the bolt head portion 94a is welded to the surrounding wall 90, the bolt 94 is not loosened at all.
[0034]
In this embodiment, water (for example, seawater) does not enter the hole H at all. That is, the front side of the hole H is sealed by the lid 100 with the seal ring 102. Further, since the mounting seat plate 84 is in close contact with the rubber fender body 72 on the rear surface side of the hole H, water does not enter the hole H from the rear surface side at all. Therefore, the bolt 94 does not come into contact with water such as seawater, and corrosion of the bolt can be reliably prevented.
[0035]
FIG. 5 is a cross-sectional view of a main part of the fender according to another embodiment of the present invention, and shows a cross section of a connecting portion between the impact plate 74A and the fender main body 72A. FIG. 6 is a perspective view showing the engagement relationship between the nut and the small piece used in FIG.
[0036]
A flange 110 is integrally fixed to the front side of the fender body 72A by vulcanization adhesion or the like, and a through hole 112 for inserting a bolt is provided in the flange 110.
[0037]
The shock receiving plate 74A is a hollow sealed body including a front plate 76, a rear plate 78, a web 82 and the like, as in the above embodiment, and the first plate 86 is provided in the front plate 76, and the rear plate 78 is provided. Is provided with a second opening 88A. The second opening 88A has a smaller diameter than the first opening 86, and the nut 118 is in contact with the edge of the second opening 88A. The surrounding wall 90 fitted in the first opening 86 is welded to the inner periphery of the first opening 86 and the entire surface of the rear plate 78.
[0038]
The bolt 116 is inserted into the through hole 112 and the second opening 88A from the rear side of the flange 110 through the washer 114, and the nut 118 and the bolt 116 are firmly tightened.
[0039]
As shown in FIG. 6, the nut 118 is provided with a groove 118a in the diameter direction, and the small piece 120 is engaged with the groove 118a. The small piece 120 has a gate shape so that the tip of the bolt 116 can be dodged.
[0040]
The nut 118 can be firmly tightened to the bolt 116 by turning the small piece 120 with an appropriate tool. After the nut 116 is fully tightened, the small piece 120 is welded to the surrounding wall 90 to prevent the nut 118 from loosening. This welding can also be removed with the scissors, and the nut 118 can be attached and detached again.
[0041]
After tightening the nut 118 to the bolt 116, the head of the bolt 116 is welded to the washer 114. The washer 114 has an L-shaped cross-section having a wraparound portion 114 a that wraps around the side surface of the flange 110, and the washer 114 rotates around the bolt 116 by engaging the wraparound portion 114 a with the side surface of the flange 110. There is nothing to do. The bolt 116 is welded to the washer 114, so that the bolt 116 is reliably prevented from loosening.
[0042]
5 and 6, the bolt 116 is inserted into the through hole 112 from the back side of the flange 110, but the bolt 116 may be a stud bolt standing on the flange 110.
[0043]
【The invention's effect】
As described above, in the method of the present invention, the bolt or nut tightening operation can be performed from the front side of the impact plate. Further, it is possible to reliably prevent the bolts and nuts from loosening. According to the present invention, it is possible to repeatedly attach and detach these bolts and nuts.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a fender having an impact plate attached by an impact plate attachment method according to an embodiment.
FIG. 2 is an enlarged configuration diagram of a main part of the fender of FIG.
FIG. 3 is a rear view of a receiving plate.
4 is a cross-sectional view taken along line IV-IV in FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a main part of a fender having a receiving plate attached by a receiving plate attaching method according to another embodiment.
6 is a perspective view showing the nut and the small piece of FIG. 5. FIG.
FIG. 7 is a configuration diagram of a fender according to a conventional example.
FIG. 8 is a cross-sectional view of a main part of a receiving plate for a fender according to a conventional example.
FIG. 9 is a perspective view of a fender according to another conventional example.
FIG. 10 is an enlarged view of a main part of the fender of FIG.

Claims

In the impact receiving plate mounting method to install them fender by bolts impact receiving plate on the front side of the fender body,
The impact plate has a hole penetrating the impact plate in the thickness direction and surrounded by a surrounding wall , and is received by a fender that arranges the head of the bolt in the hole. The impact plate mounting method ,
And locking pieces on the head of the bolt, tighten the bolt by turning across the said small piece in the jig, then the fender, wherein locking to Rukoto the said small pieces to said enclosure How to install the receiving plate.

According to claim 1, only setting the groove extending radially to the head of the bolt, the impact receiving plate mounting method of the fender, characterized in Rukoto to engage the piece the groove.

In the impact receiving plate mounting method to install them fender by bolts and nuts to the impact receiving plate on the front side of the fender body,
Receiving衝板penetrates the receiving衝板in the thickness direction, and has a hole surrounded by enclosure, impact receiving plate mounted to the fender of placing the nut in the hole A method ,
And locking the piece to the nut, the impact receiving of the small pieces tightening the bolt by turning across a jig, to then fender, wherein locking to Rukoto the said small pieces to said enclosure Plate mounting method .

According to claim 3, only setting the groove extending radially to the nut, the impact receiving plate mounting method of the fender, characterized in Rukoto to engage the piece the groove.

In any one of claims 1 to 4, the impact receiving plate mounting method that you weld the pieces in the surrounding wall to the fender, characterized.