JP3936971B2 - Combination sensor system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可視光線よりも低周波の電磁波を用いた能動型のセンサ、例えばマイクロ波センサ(以下、「MWセンサ」という)と、受動型赤外線センサ(以下、「PIRセンサ」という)とを備えた組合せセンサシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
前記組合せセンサシステムを用いた侵入者検知システムは、マイクロ波を検知エリアに向けて発信し、人体からの反射波を受信して、そのドップラー効果によって侵入者を検知するMWセンサと、検知エリア内の人体からの赤外線を受けて人体と周囲温度の差から侵入者を検知するPIRセンサとを備え、MWセンサの検知エリアとPIRセンサの検知エリアとを重ね、両者の検知カウント数のANDをとることで両センサの弱点を補完し、誤報要因に対する信頼性を高めている。
【0003】
ところで、侵入者検知システムが非警戒中である日中などに進入し、センサの前面のレンズ部分に、紙やプラスチックなど赤外線を透過しないものを貼りつけて、PIRセンサの検知エリアをマスキングすることによって、人体を検知しない状態にした上で、再び警戒中に進入し、犯罪を行う場合がある。この場合、PIRセンサの検知機能は阻害されるが、MWセンサはある程度これらのマスキング材を透過するので、このような妨害行為の有無を検知するため、予め定めた時間内のMWセンサによる人体の検知カウント数とPIRセンサの検知カウント数とを比較し、両者の検知カウント数が極端に異なるときマスキングなどの妨害行為があったと判断して、妨害検知信号を出力するように構成されている。
【0004】
他方、侵入者検知システムの作動中にマスキング行為がなされた場合は、センサに人体が接近するため、検知信号のレベルが著しく高くなるので、このことを利用し、米国特許第4,833,450号では、前記妨害検知手段とは別に、MWセンサの検知レベルが予め定めた接近検出レベルを超えたとき、妨害検知信号を出力する第2の妨害検知手段を設けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前者の侵入者検知システムでは、マスキングされたか否かをMWセンサとPIRセンサの検知カウント数を比較して判断しているので、検知エリア内の人通りが少ないときは、判断時間を長くしないと誤るおそれがあり、判断に長時間を要する。また、MWセンサの検知エリアが壁や窓などを透過して室内からはみ出している場合は、MWセンサのみが室外の歩行者や車などを検知するので、MWセンサとPIRセンサの検知カウント数の差が大きくなり、判断を誤ることがある。
【0006】
他方、後者の侵入者検知システムでは、MWセンサに人体が接近したとき妨害検知信号を出力するように構成されているため、例えば清掃人が清掃のためにセンサに接近した場合にも妨害検知信号が出力されるので、対応が煩わしいという問題点があった。
【0007】
本発明は、前記のような問題点の解消を目的としてなされたもので、短時間でマスキングされたか否かの判断が正確にでき、かつ、単にセンサに接近しただけでは妨害検知信号を誤出力しない組合せセンサシステムを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第1発明は、可視光線よりも低周波の電磁波を検知エリアに向けて発信し、人体からの反射波を受信して人体を検出する第1のセンサと、前記検知エリアと重なる第2の検知エリア内の人体からの赤外線を受けて人体を検知する第2のセンサとを有するセンサ部と、前記第1のセンサからの第1検出信号が第1しきい値を超えたときに検知エリア内に人体が存在することを検出する第1の検出回路と、前記第1のセンサからの第1検出信号が前記第1しきい値よりも高い第2しきい値を超えたとき前記センサ部に人体が接近したことを検出する第2の検出回路と、前記第2のセンサからの第2検出信号が第3しきい値を超えたときに前記検知エリア内に人体が存在することを検出する第3の検出回路と、前記第2の検出回路によるセンサ部への人体接近の検出後の一定時間内に前記第3の検出回路による人体存在の検出がなされなかったとき、妨害行為があったと判別して妨害検知信号を出力し、前記第2の検出回路によるセンサ部への人体接近の検出後の一定時間内に前記第3の検出回路による人体存在の検出がなされたとき、妨害行為がなかったと判別する判別回路とを備えたものである。
【0009】
この構成によれば、第2の検出回路からMWセンサのような第1のセンサによる人体接近検出信号が検出された後、一定時間内にPIRセンサのような第2のセンサによる人体検出信号が検出されないときだけ、妨害検知信号が出力されるので、短時間で正確な妨害検知信号を出すことができる。
【0010】
第2発明は、前記判別回路に代えて、第3の検出回路による検出後の所定時間内に前記第2の検出回路による検出がなされ、その検出後の一定時間内に前記第3の検出回路による検出がなされなかったとき、妨害行為があったと判別して妨害検知信号を出力する第2の判別回路を備えたものである。
【0011】
この構成によれば、MWセンサによる人体接近検出信号を検出する前にPIRセンサによる人体検出信号が出力されていることを確認しているので、屋外からのノイズによるMWセンサの誤作動に影響されることがなくなり、侵入者による妨害行為の検知の信頼性が高まる。
【0012】
さらに、前記両発明の好ましい実施形態では、前記第2の検出回路による検出後の一定時間内に第3の検出回路による検出がなされたとき、前記妨害検知信号を解除する解除回路を備えている。
【0013】
この構成によれば、センサに人体が接近した場合でも、妨害行為が行われなかったときは妨害検知信号が出力されない。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1に、この発明の一実施形態に係るセンサ部を示す。図1(a)は正面図、図1(b)は図1(a)中のb−b線矢視断面図である。このセンサ部1は、ケース2内にMWセンサ3とPIRセンサ4が装着され、ケース2の前面がマイクロ波を透過するカバー5で覆われるとともに、PIRセンサ4の前面にフレネルレンズ6が形成されている。
【0015】
図2は、侵入者検知システムを装着した室内のセンサ部1の配設位置と、MWセンサ3およびPIRセンサ4の検知エリアとの関係を示す図で、図2(a)は側面図、図2(b)は平面図である。
図2において、センサ部1は部屋7を形成する壁面9のうち、扉8に対向する壁面9aの上部に設置されており、このMWセンサ3によって、一点鎖線で示した検知エリア10が設定されている。また、PIRセンサ4による斜線を施した範囲で示した検知エリア12は、フレネルレンズ6によって複数のビームで室内7をカバーするように設定されており、MWセンサ3による検知エリア10と、PIRセンサ4による検知エリア12とは重なりあっている。また、図中のA,Bは、通常、室内7に出入りする人が通るエリアであり、Cは、センサ部1の点検・清掃などのメンテナンスを行う人以外は、通常、人体が接近することのないエリアである。
【0016】
図3は、この発明の一実施形態の侵入者検知システムを示すブロック図である。この侵入者検知システムは、MWセンサ3で検出された人体検出信号mを第1の増幅器13で増幅し、この増幅信号m1 を第2の増幅器14で増幅した増幅信号m2 を第1の検出回路15に入力するとともに、前記増幅信号m1 を第2の検出回路16に入力する。他方、PIRセンサ4の人体検出信号pを第3の増幅器(通常、2段増幅器)17で増幅し、この増幅信号p1 を第3の検出回路18に入力する。
【0017】
図4は、前記各増幅信号m1 ,m2 およびp1 の信号レベルと、前記第1〜第3の検出回路15,16,18における第1〜第3しきい値r1 〜r3 との関係を示す図である。増幅信号m2 ,m1 ,p1 が第1〜第3しきい値r1 〜r3 のそれぞれを超えたとき、第1〜第3の検出回路15,16,18から第1〜第3の検出信号d1 〜d3 が判別回路19に出力される。この判別回路19は、人体検知回路20、タイマ21、妨害検知回路22および解除回路23を内蔵している。
【0018】
次に、この侵入者検知システムの通常の侵入者検知モード時の動作を説明する。図3の第1の検出回路15は、増幅信号m2 から侵入者の有無を検出する回路である。通常の検知エリアA,B(図2参照)に人がいるとき、MWセンサ3からの人体検出信号mのレベルは低いので、第1,第2の増幅器13,14で二段増幅して増幅信号m2 のレベルを高くして第1の検出回路15に入力している。この第1の検出回路15は、図4(a)に示すように、増幅信号m2 のレベルが第1しきい値r1 を超えたとき、図3の第1の検出信号d1 を判別回路19に出力する。
【0019】
他方、第3の検出回路18は、増幅信号p1 から侵入者の有無を検出する回路で、図4(b)に示すように、増幅信号p1 のレベルが第3しきい値r3 を超えたとき第3の検出信号d3 を判別回路19に出力する。判別回路19の人体検知回路20は、予め定めた時間内に入力される第1の検出信号d1 と第3の信号d3 のそれぞれについて演算し、その演算結果が実測データに基づいて定めた所定の数値内であったとき、侵入者があると判別して警報信号a1 を出力する。
【0020】
なお、この動作モードにおいては、増幅信号m1 のレベルは低く、第2の検出回路16に高いレベルで設定された第2しきい値r2 を超えることがないので、第2の検出回路16から第2の検出信号d2 が出力されることはない。
【0021】
次に、この一実施形態の侵入者検知システムにおいて、センサ部1のカバー5に目隠し用のテープ等のマスキング材を付着させるマスキング行為があった場合の検出動作について説明する。図5は、侵入者が、室内7に侵入してセンサ部1に接近し、マスキングを行ったのち室内7から退去するまでの侵入者の位置と、MWセンサ3の人体検出信号mおよびPIRセンサ4の人体検出信号pのレベルとの関係を示す図である。
【0022】
図5(a)に示すように、MWセンサ3の人体検出信号mのレベルは、MWセンサ3から侵入者までの距離に応じて変化し、MWセンサ3に近接した検知エリア内で最大となる。このため、第2の増幅器14の増幅信号m2 ではレベルが高くなり過ぎ、信号が増幅器のダイナミックレンジを越えて飽和してしまうので、第2の検出回路16へは、第1の増幅器13の増幅信号m1 を入力し、第1しきい値r1 よりも高い第2しきい値r2 で人体の接近を検出している。MWセンサ3のマイクロ波はマスキング材を透過するので、マスキングがなされた後も、信号m,m1 ,m2 のレベルはさほど低下しない。
【0023】
他方、PIRセンサ4の人体検出信号pのレベルは、図5(b)に示すようにPIRセンサ4から侵入者までの距離に応じて大きく変化せず、マスキングがなされた後は零となる。
【0024】
図6は、マスキング検出動作を説明するためのタイミング図、図7は判別回路19における判別動作のフローチャートである。図7(a)のステップ1(以下、「S1」のように略記する)において、侵入者検知システムが作動状態に入ると、図3の判別回路19はS2で第2の検出信号d2 の入力状態を監視する。S2において、図6(b)に示すように、時刻t1 に第2の検出信号d2 が入力された後、時刻t2 にオフになったとき、S3でタイマ21をスタートさせ、S4で第3の検出信号d3 の入力状態を監視する。
【0025】
S4において、図6(e)に示すように、第3の検出信号d3 の入力がオフになった時刻t2 からPIRセンサ4の出力の安定に要する予め定めた時間T1 経過後、時間T2 経過前に、図6(d)に示す第3の検出信号d3 が入力されたときはS2に戻り、入力されなかったときはマスキング行為があったと判別し、S5で図6(f)に示すように、時間T2 の終了時刻t4 に妨害検知信号a2 を出力する。S4およびS5は図3の判別回路19の妨害検知回路22により実行される。この妨害検知信号a2 が出力されると、警報灯の点灯、アラーム等によって報知されるので、作業員によってマスキングの有無の確認、マスキングの除去などの機能回復措置がとられる。
【0026】
この一実施形態によれば、マスキングを行つた侵入者がセンサ部1から離れてから時間T1 +T2 経過したとき、マスキングされたか否かを判別でき、時間T1 は、PIRセンサ4の出力の増幅信号p1 が減衰して安定するのに要する時間であるので、数秒〜数十秒で足り、また、時間T2 も短時間で足りるので、マスキングの有無を短時間で、正確に検出することができる。
【0027】
次に、この一実施形態のマスキング除去作業時の動作を説明する。図6(f)の時刻t5 以降は、作業員がマスキング除去作業を行ったときのタイミング図、図7(b)のS6〜S9はそのフローチャートである。
【0028】
時刻t4 において妨害検知信号a2 が出力されると、判別回路19の解除回路23はS6で第2の検出信号d2 の入力状態を監視する。S6において、図6(b)に示すように、作業員が室内7に入ってセンサ部1に接近すると、時刻t5 に第2の検出信号d2 が入力される。作業員がセンサ部1から離れて第2の時刻t6 に第2の検出信号d2 がオフになったとき、S7でタイマ21をスタートさせ、S8で第3の検出信号d3 の入力状態を監視する。S8において、図6(e)に示すように、第2の検出信号d2 の入力がオフになった時刻t6 から予め定めた時間T1 経過後、時間T2 経過前に、第3の検出信号d3 が入力されなかったときはS6に戻り、図6(d)に示すようにマスキング材が除去されていて第3の検出信号d3 が入力されたときは、図6(f)に示すように、S9で時間T2 の終了時刻t7 に妨害検知信号a2 の出力を停止し、S2に戻って侵入者検知モードとなる。
【0029】
この一実施形態によれば、マスキング除去作業を行うことで妨害検知信号a2 の出力を停止して侵入者検知モードに復帰できるとともに、人がセンサに接近しても、マスキング等の妨害行為がなされない場合は妨害検知信号a2 が出力されることはない。
【0030】
次に、この発明の他の実施形態について説明する。この実施形態のハードウエアの構成は、図3に示した一実施形態と同一である。図8は、この実施形態の判別回路における判別動作のフローチャートで、前記一実施形態の図7に示したフローチャートとは、S1とS2の間に、S10を設けた以外は同一であるので、詳細な説明は省略し、以下、異なる部分の動作のみを説明する。
【0031】
すなわち、S1でシステムが作動すると、判別回路19は、S10で第3の検出信号d3 の入力状態を監視する。図3のMWセンサ3は屋外からの無線電波や車の接近などによっても人体検出信号mを誤出力する場合があり、増幅信号m1 が第2しきい値r2 を超えるおそれもある。これに対し、PIRセンサ4はこのような誤動作を起こさない。そこでS10において、PIRセンサ4からの第3の検出信号d3 が判別回路19に入力されなかったときは、室内7への侵入者はないものとして、S2に進まないように構成されている。
【0032】
S2においては、第3の検出信号d3の検出後の所定時間内に第2の検出信号d2が入力されたのち、この第2の検出信号d2がオフになったか否かを監視する。このため、PIRセンサ4からの第3の検出信号d3 が判別回路19に入力されていない場合には、妨害検知信号a2 が出力されることがないので、妨害検知精度を高めることができる。ここで、前記所定時間は、MWセンサ3からの第2の検出信号d2とPIRセンサ4からの第3の検出信号d3との発生タイミングのずれや、両信号d3,d2検出のアンドをとることの信頼性を考慮し、誤報を極力避けるように決める。
【0033】
【発明の効果】
第1発明によれば、第1のセンサによって人体接近が検出された後、一定時間内に第2のセンサによって人体が検出されないときだけ、妨害検知信号が出力されるように構成したので、短時間で正確な妨害検知信号を出すことができる効果が得られる。
【0034】
第2発明によれば、第3の検出回路による人体検出後の所定時間内に第2の検出回路によって人体接近が検出され、その検出後の一定時間内に第3の検出回路による人体検出がなされなかったとき、妨害行為があったと判別して妨害検知信号を出力するように構成したので、侵入者による妨害行為の検知の信頼性がさらに高まる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いるセンサ部の構成を示す図である。
【図2】前記センサ部の室内の配設位置と、そのMWセンサおよびPIRセンサの検知エリアとを示すもので、(a)は側面図、(b)は平面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る侵入者検知システムを示すブロック回路図である。
【図4】MWセンサおよびPIRセンサの人体検出信号の各増幅信号のレベルと、各しきい値の関係を示す信号波形図である。
【図5】侵入者の位置によるMWセンサおよびPIRセンサの人体検出信号の波形とレベルの態様を示す信号波形図である。
【図6】本発明の一実施形態によるマスキング検出動作と、マスキング除去時の動作のタイミングを示す信号波形図である。
【図7】本発明の一実施形態の判別回路における処理を示すもので、(a)は妨害検知処理のフローチャート、(b)は妨害解除処理のフローチャートである。
【図8】本発明の他の実施形態の判別回路における処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…センサ部、3…MWセンサ、4…PIRセンサ、6…フレネルレンズ、
10…MWセンサの検知エリア、12…PIRセンサの検知エリア、13…第1の増幅器、14…第2の増幅器、15…第1の検出回路、16…第2の検出回路、17…第3の増幅器、18…第3の検出回路、19…判別回路、20…人体検知回路、21…タイマ、22…妨害検知回路、23…解除回路、m…MWセンサで検出された人体検出信号、m1 ,m2 …増幅信号、p…PIRセンサで検出された人体検出信号、p1 …増幅信号、r1 …第1しきい値、r2 …第2しきい値、r3 …第3しきい値、a1 …警報信号、a2 …妨害検知信号、d1 …第1の検出信号、d2 …第2の検出信号、d3 …第3の検出信号、T2…一定時間。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention provides an active sensor using an electromagnetic wave having a frequency lower than that of visible light, for example, a microwave sensor (hereinafter referred to as “MW sensor”) and a passive infrared sensor (hereinafter referred to as “PIR sensor”). It is related with the provided combination sensor system.
[0002]
[Prior art]
An intruder detection system using the combination sensor system includes a MW sensor that transmits a microwave toward a detection area, receives a reflected wave from a human body, and detects an intruder by the Doppler effect; A PIR sensor that receives an infrared ray from the human body and detects an intruder from the difference between the human body and the ambient temperature, overlaps the detection area of the MW sensor and the detection area of the PIR sensor, and takes the AND of the detection count number of both This compensates for the weaknesses of both sensors and increases the reliability of false alarm factors.
[0003]
By the way, entering the day when the intruder detection system is unwarmed, and masking the detection area of the PIR sensor by attaching something that does not transmit infrared rays, such as paper or plastic, to the lens part on the front of the sensor Depending on the situation, the human body may not be detected, and the person may enter the alert again and commit a crime. In this case, although the detection function of the PIR sensor is hindered, the MW sensor penetrates these masking materials to some extent. Therefore, in order to detect the presence or absence of such a disturbing action, the human body by the MW sensor within a predetermined time is detected. The detection count number is compared with the detection count number of the PIR sensor, and when the detection count numbers of the two are extremely different, it is determined that there is an obstruction act such as masking, and an interference detection signal is output.
[0004]
On the other hand, if a masking action is performed during the operation of the intruder detection system, the human body approaches the sensor, and the level of the detection signal becomes extremely high. In addition to the above-described interference detection means, there is provided second interference detection means for outputting an interference detection signal when the detection level of the MW sensor exceeds a predetermined approach detection level.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the former intruder detection system, whether or not masking is performed is determined by comparing the detection counts of the MW sensor and the PIR sensor. Therefore, when the traffic in the detection area is small, the determination time must be lengthened. There is a risk of error, and it takes a long time to make a decision. In addition, when the detection area of the MW sensor passes through a wall or window and protrudes from the room, only the MW sensor detects an outdoor pedestrian, a car, etc., so the detection count number of the MW sensor and the PIR sensor Differences can become large and misjudgment.
[0006]
On the other hand, since the latter intruder detection system is configured to output a disturbance detection signal when a human body approaches the MW sensor, for example, even when a cleaner approaches the sensor for cleaning, the disturbance detection signal is output. Is output, so there is a problem that handling is troublesome.
[0007]
The present invention has been made for the purpose of solving the above-described problems, and can accurately determine whether or not masking has been performed in a short time, and a false detection signal can be erroneously output simply by approaching the sensor. The object is to obtain a combination sensor system that does not.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the first invention is a first sensor for detecting a human body by transmitting an electromagnetic wave having a frequency lower than that of visible light toward a detection area and receiving a reflected wave from the human body, A sensor unit having a second sensor for detecting a human body by receiving infrared rays from a human body in a second detection area overlapping the detection area, and a first detection signal from the first sensor is a first threshold value A first detection circuit for detecting the presence of a human body in the detection area when exceeding the second threshold, and a second threshold value in which a first detection signal from the first sensor is higher than the first threshold value A second detection circuit for detecting that a human body has approached the sensor unit when the value exceeds the second detection circuit, and a second detection signal from the second sensor within the detection area when the second detection signal exceeds a third threshold value. A third detection circuit for detecting the presence of a human body; When the detection of human presence by the third detection circuit within a predetermined time after the detection of the human body proximity to the sensor unit by the detection circuit has not been made, and outputs an interference detection signal to determine that there is a sabotage, the A discriminating circuit for discriminating that there is no disturbing action when the presence of the human body is detected by the third detection circuit within a predetermined time after detection of the approach of the human body to the sensor unit by the second detection circuit; It is.
[0009]
According to this configuration, after the human body approach detection signal by the first sensor such as the MW sensor is detected from the second detection circuit, the human body detection signal by the second sensor such as the PIR sensor is detected within a predetermined time. Since the interference detection signal is output only when it is not detected, an accurate interference detection signal can be output in a short time.
[0010]
In the second invention, instead of the discrimination circuit, detection by the second detection circuit is performed within a predetermined time after detection by the third detection circuit, and the third detection circuit is detected within a certain time after the detection. When the detection by is not performed, a second discrimination circuit is provided that discriminates that there is an interference action and outputs an interference detection signal.
[0011]
According to this configuration, since it is confirmed that the human body detection signal is output from the PIR sensor before the human body approach detection signal is detected by the MW sensor, it is affected by malfunction of the MW sensor due to noise from the outdoors. This increases the reliability of detection of sabotage by intruders.
[0012]
Furthermore, in a preferred embodiment of both the inventions, there is provided a release circuit for canceling the disturbance detection signal when detection by the third detection circuit is made within a predetermined time after detection by the second detection circuit. .
[0013]
According to this configuration, even when a human body approaches the sensor, the disturbance detection signal is not output when the disturbance action is not performed.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows a sensor unit according to an embodiment of the present invention. 1A is a front view, and FIG. 1B is a cross-sectional view taken along the line bb in FIG. 1A. In the
[0015]
FIG. 2 is a diagram showing the relationship between the location of the
In FIG. 2, the
[0016]
FIG. 3 is a block diagram showing an intruder detection system according to an embodiment of the present invention. In this intruder detection system, the human body detection signal m detected by the
[0017]
FIG. 4 is a diagram showing the relationship between the signal levels of the amplified signals m1, m2 and p1 and the first to third threshold values r1 to r3 in the first to
[0018]
Next, the operation of the intruder detection system in the normal intruder detection mode will be described. The
[0019]
On the other hand, the
[0020]
In this operation mode, the level of the amplified signal m1 is low and does not exceed the second threshold value r2 set at a high level in the
[0021]
Next, in the intruder detection system of this embodiment, a detection operation when there is a masking act of attaching a masking material such as a blindfold tape to the
[0022]
As shown in FIG. 5A, the level of the human body detection signal m of the
[0023]
On the other hand, the level of the human body detection signal p of the
[0024]
FIG. 6 is a timing chart for explaining the masking detection operation, and FIG. 7 is a flowchart of the discrimination operation in the
[0025]
In S4, as shown in FIG. 6E, after the elapse of a predetermined time T1 required for stabilizing the output of the
[0026]
According to this embodiment, when the time T1 + T2 has passed since the intruder who performed the masking has left the
[0027]
Next, the operation at the time of the masking removal work of this embodiment will be described. After time t5 in FIG. 6 (f), the timing chart when the worker performs the masking removal work, and S6 to S9 in FIG. 7 (b) are the flowcharts.
[0028]
When the disturbance detection signal a2 is output at time t4, the
[0029]
According to this embodiment, the masking removal operation can stop the output of the interference detection signal a2 and return to the intruder detection mode, and even if a person approaches the sensor, there is no interference action such as masking. Otherwise, the disturbance detection signal a2 is not output.
[0030]
Next, another embodiment of the present invention will be described. The hardware configuration of this embodiment is the same as that of the embodiment shown in FIG. FIG. 8 is a flowchart of the determination operation in the determination circuit of this embodiment. The flowchart shown in FIG. 7 of the embodiment is the same as that of FIG. 7 except that S10 is provided between S1 and S2. Detailed description will be omitted, and only the operation of different parts will be described below.
[0031]
That is, when the system operates in S1, the
[0032]
In S2, after the second detection signal d2 is input within a predetermined time after the detection of the third detection signal d3, it is monitored whether or not the second detection signal d2 is turned off. Therefore, when the third detection signal d3 from the
[0033]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, after the human body approach is detected by the first sensor, the disturbance detection signal is output only when the human body is not detected by the second sensor within a predetermined time. An effect of being able to output an accurate disturbance detection signal in time can be obtained.
[0034]
According to the second invention, the approach of the human body is detected by the second detection circuit within a predetermined time after the human body detection by the third detection circuit, and the human body detection by the third detection circuit is performed within a certain time after the detection. If it is not done, it is determined that there is an obstruction act and the obstruction detection signal is output, so that the effect of further improving the reliability of the detection of the obstruction act by the intruder can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of a sensor unit used in the present invention.
FIGS. 2A and 2B are views showing a position of the sensor unit in the room and detection areas of the MW sensor and the PIR sensor, where FIG. 2A is a side view and FIG. 2B is a plan view;
FIG. 3 is a block circuit diagram showing an intruder detection system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a signal waveform diagram showing the relationship between the level of each amplified signal of the human body detection signal of the MW sensor and the PIR sensor and each threshold value.
FIG. 5 is a signal waveform diagram showing modes of waveforms and levels of human body detection signals of the MW sensor and PIR sensor according to the position of an intruder.
FIG. 6 is a signal waveform diagram showing a timing of a masking detection operation and an operation at the time of masking removal according to an embodiment of the present invention.
FIGS. 7A and 7B show processing in a discrimination circuit according to an embodiment of the present invention, in which FIG. 7A is a flowchart of interference detection processing, and FIG. 7B is a flowchart of interference cancellation processing;
FIG. 8 is a flowchart showing processing in a determination circuit according to another embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記第1のセンサからの第1検出信号が第1しきい値を超えたときに検知エリア内に人体が存在することを検出する第1の検出回路と、
前記第1のセンサからの第1検出信号が前記第1しきい値よりも高い第2しきい値を超えたとき前記センサ部に人体が接近したことを検出する第2の検出回路と、
前記第2のセンサからの第2検出信号が第3しきい値を超えたときに前記検知エリア内に人体が存在することを検出する第3の検出回路と、
前記第2の検出回路によるセンサ部への人体接近の検出後の一定時間内に前記第3の検出回路による人体存在の検出がなされなかったとき、妨害行為があったと判別して妨害検知信号を出力し、前記第2の検出回路によるセンサ部への人体接近の検出後の一定時間内に前記第3の検出回路による人体存在の検出がなされたとき、妨害行為がなかったと判別する判別回路とを備えた組合せセンサシステムFrom a first sensor that transmits an electromagnetic wave having a frequency lower than that of visible light toward a detection area, receives a reflected wave from the human body and detects the human body, and a human body in a second detection area that overlaps the detection area A sensor unit having a second sensor for detecting a human body by receiving infrared rays of
A first detection circuit for detecting the presence of a human body in a detection area when a first detection signal from the first sensor exceeds a first threshold;
A second detection circuit that detects that a human body has approached the sensor unit when a first detection signal from the first sensor exceeds a second threshold value that is higher than the first threshold value;
A third detection circuit for detecting the presence of a human body in the detection area when a second detection signal from the second sensor exceeds a third threshold;
When the presence of the human body is not detected by the third detection circuit within a predetermined time after the detection of the approach of the human body to the sensor unit by the second detection circuit, it is determined that there is an interference action and the interference detection signal is generated. A discriminating circuit that outputs and discriminates that there is no disturbing action when the presence of the human body is detected by the third detection circuit within a predetermined time after the detection of the approach of the human body to the sensor unit by the second detection circuit; Sensor system with
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