JP3936462B2 - シールド可能な注射針アセンブリ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は皮下注射針のような鋭く先が尖った医療器具のシールド、特に使用するために注射針を露出するよう簡単に操作できるシールドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
注射針の不慮の突き刺しは、先が尖った注射針の付いた医療器具を用いる時に起こり得る。注射針の不慮の突き刺しは痛く、病気を感染することがある。新しい注射針による不慮の突き刺しは、病気を感染することはなさそうである。注射針の不慮の突き刺しに関連した危険性は周知である。従って、大抵の周知の注射針は、不慮の突き刺しにおける可能性を低減する努力として安全シールドが設けられる。
【0003】
この安全シールドは種々の異なった形式をとっている。例えば、或る周知の皮下注射用注射器は、使用前に注射針カニューレ上に被せられた細長い丈夫なキャップを有している。このような周知のキャップによるシールドの取り外しや或は再シールドは両手を必要とし、従って、不便である。これら周知のキャップによる一層の再シールドは安全でなく、信頼されない。
【0004】
別の周知の安全シールドは、注射器の円筒部に被せられる細長いチューブである。この周知の安全シールドは、使用の際に露出される注射針を有した注射器の円筒部の隣接位置に取外し可能に保持できる。強固な円筒状の安全シールドは、注射針カニューレが使用された後に、安全なシールド位置に端の方に進めることができる。この形の安全シールドは非常に有効であるが、両手による作業が一般的に必要である。
【0005】
或る周知の皮下注射用注射器は、注射針の基端部近くの位置にヒンジ止めされた丈夫な安全シールドを有している。この周知の安全シールドは一方の側が開口した細長い丈夫な構造を有している。開口側は、注射針が安全シールドによって実質的に取り囲まれる第1位置から、注射針が使用のために露出される第2位置に安全シールドをヒンジ回りに回動できる。この形の安全シールドは、注射針の使用の前と使用の後に単一シールドが使用できることが望ましい。また、この形の安全シールドは、シールドが片手で被いをしたり、被いを外したりできることが望ましい。しかしながら、被いを外す操作の際に、健康管理作業者(ヘルス・ケア・ワーカー)が注射針の管状側面に触ってしまう恐れがある。特に、健康管理作業者が一方の手の4本の指で注射器の円筒部を保持して、親指でシールドの開口側に力を作用することがある。このような力はシールドを注射針カニューレから離れる方にヒンジ回りに回動するようになる。しかしながら、健康管理作業者の親指は、安全シールドが注射針から離れる方に回動する時に注射針の側部に接触することがある。この接触は、親指への不慮の突き刺しを不都合に生じるようになる。しかしながら、このような接触は、患者との関係で見られる注射針カニューレの部分の殺菌に影響を及ぼすことがある。更に、健康管理作業者が注射針からできるだけ遠くに指を保持するようできるシールドを設けるのが望ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、注射針カニューレと一緒に使用するための片手で操作できる取り外し可能なシールドに向けられている。注射針カニューレは基端部と先の尖った先端部とを有している。基端部は注射針ハブに固着して保持できる。注射針ハブは、従来の注射器の先端部に取り外し自在に固着できる。更に別に、注射針カニューレの基端部は注射器の先端部に恒久的に固着できる。
【0007】
安全シールドアセンブリは対向する基端部と末端部を有する細長い注射針シールドを有しており、これら基端部と末端部で注射針カニューレの長さよりも長くなっている。注射針シールドは、基端部と末端部の間に延びる丈夫なほぼU字形の側壁を有している。U字形の側壁は、注射針カニューレをその中に受けるような断面寸法をなしている。注射針シールドの基端部は、注射針カニューレの基端部近くで構造部にヒンジ連結されている。例えば、注射針シールドは、注射針ハブや或いは注射器のバレルの末端部にヒンジ連結することができる。代わりに、注射針シールドは、注射針ハブや或いは注射器のバレルの末端部に固着された基端部にヒンジ止めすることができる。従って、注射針シールドはシールド位置(遮蔽位置)と準備−使用位置との間をヒンジ回りに回動することができる。シールド位置において、注射針カニューレは注射針シールドのU字形側壁の中に受けられる。準備−使用位置においては、注射針シールドは注射針カニューレに対して角度をもって、かつ間隔を置いて整列している。
前記側部の開放された注射針シールドは、前記注射針の1つの長手方向側部と間隔を置いた位置で前記シールド支持部にヒンジ連結され、前記アクチュエータは、前記シールド支持部に対して前記注射針シールドの前記ヒンジ連結部と反対側の長手方向側部に配置されている。
【0008】
更に、本発明の安全シールドアセンブリは、注射針カニューレの基端部近くにシールドアクチュエータを有している。シールドアクチュエータは、注射針シールドの一部と選択的に係合し、かつ注射針シールドをシールド位置から準備ー使用位置に押圧するよう手動で変位することができる。例えば、アクチュエータは、注射針シールドのヒンジに比較的に近接した注射針シールドの部分と係合するよう配置できる。これらの位置において、アクチュエータによって生じられた比較的小さな量の動きが十分な大きさの回転運動を生じる。
【0009】
注射針シールドは、安全シールドがそのシールド位置にある時に注射針カニューレと、或いはその付近の構造部と係合する少なくとも1つの釈放自在な錠止手段を有している。釈放自在な錠止手段はそのシールド位置から準備ー使用位置への注射針シールドの意図しない回転を阻止するよう作用する。釈放自在な錠止構造は、アクチュエータに作用される指の押圧力に応答して注射針カニューレから離れる注射針シールドの回転を許すよう構成されている。注射針カニューレを覆わないようなす指の押圧力は、釈放自在な錠止構造と注射針カニューレにおける或いはその付近の対応する構造との間の錠止力に先ず打ち勝たなければならない。これら錠止力が一旦打ち勝てたならば、従って、アクチュエータに作用される指の押圧力は注射針シールドをヒンジ回りに準備ー使用位置に向かって回転するようになろう。皮下注射用注射器は、そこで通常のような具合に使用でき、注射器の円筒部を薬で充填したり、或いはまた薬を患者に注射するようできる。注射針カニューレは、そこで注射針シールドに指の押圧力を単に作用するだけで被覆でき、注射針シールドが準備ー使用位置からシールド位置に回転されて、シールド位置で注射針カニューレが注射針シールドのU字形側壁内に覆われる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は多くの異なった形の実施例によって満足されると同時に、本明細書の記載が本発明の原理の例示と考えられるべきであり、図示される実施例に本発明の範囲を制限するよう意図されていないことを理解して本発明の推奨実施例が図面に図示され、かつ詳細にここに説明されよう。本発明の範囲は添付の請求の範囲および同等のものによって決められよう。
【0011】
本発明に従ったシールド可能な注射針アセンブリは図1乃至図7に符号10で概略的に示されている。シールド可能な注射針アセンブリ10は皮下注射用注射器12に用いられる。注射器12は、円筒状の側壁16と開口基端部(図示しない)と末端壁18と流体受容室20とを有する円筒部14を備えており、流体受容室20は開口基端部と末端壁18との間に延びている。テーパの付いた先端部22が末端壁18から端の方に突出しており、先端部22を貫通して流体受容室20と連通する通路24を有している。カラー26は、円筒部14の末端壁18から先端部22に同心的に取り囲む関係に突出している。カラー26は内ねじ28の列を有する。プランジャー30が注射器の円筒部14の開口末端部に延びていて、側壁16と滑動可能に水密係合をなしている。注射器の円筒部14内のプランジャー30の末端の方への動きは、流体を先端部22の通路24を通って流体受容室20内に引き入れる。
【0012】
シールド可能な注射針アセンブリ10は、基端部34と、反対側の末端部36と、両端部の間に連続して延びる内腔38とを有するカニューレ32を備えている。注射針のカニューレ32の基端部34はボス40に埋設して固着されている。ボス40は、カラー26の内ねじ28と取り外し可能にねじ着される突部42を有する。従って、ボス40は、注射針のカニューレ32の内腔38と流体連通関係に注射器12の先端部22を通って通路24が配置されるようにできる。
【0013】
更に、ボス40は、突部42から十分に離れた位置にシールド支持部44を有しており、ボス40がカラー26にねじ着される時に、シールド支持部44のためにカラー26を成る可く離すようにしている。ここに記載されるように、シールド支持部44はボス40の一体的な部分である。別の実施例では、シールド支持部44はボス40と別に成形することができ、ボス40に取付けて固着することができる。シールド支持部44は、注射針のカニューレ32の反対側に互いに間隔を置いた平行な関係に配置されたアーム46、48を有している。アーム46、48は同軸心上に整列されたピボット孔50、52を有しており、これらピボット孔50、52は夫々注射針のカニューレ32に対してほぼ直交して延びている。更に、アーム46、48は錠止凹部54、56を有しており、これら錠止凹部54、56はピボット孔50、52と注射針カニューレ32の中間の位置にて互いに向かい合って面した関係に夫々配置されている。
【0014】
更に、シールド可能な注射針アセンブリ10はシールドアクチュエータ60を有しており、このシールドアクチュエータ60は、ピボット孔50、52と大体反対側でシールド支持部44の位置から離れて延びている。従って、注射針カニューレ32はアクチュエータ60とピボット孔50、52の間に好適に配置されている。アクチュエータ60はシールド支持部44と成る可く一体的に成形され、更に、シールド支持部44はボス40と一体的に成形されている。好んでではないが、アクチュエータ60とシールド支持部44とボス40は注射器のバレル14と一体的に成形できる。しかしながら、他の実施例では、アクチュエータ60はシールド支持部44とは別に成形して、シールド支持部44に取付けたり、或いは接着剤やピンまたは同様なもの等でボス40と一体にできる。更に別の実施例では、アクチュエータ60はボス40と一体にして、シールド支持部44から離される。
【0015】
アクチュエータ60は夫々対向した基端部62および末端部64と、両端部の間のトリガー66とを有している。アクチュエータ60の基端部62は、シールド支持部44の基端部と一体的に成形されたり、或いは該基端部に接合される。本例では、トリガー66はほぼ平らで、注射針カニューレ32に対して成る可くはほぼ平行な関係にアクチュエータ60の基端部62から離れて延びている。トリガー66は、指による操作を容易にするために複数個の突部68を有している。
【0016】
アクチュエータ60の末端部64はトリガー66に対して傾斜して延び、注射針カニューレ32に向かって突出している。更に、末端部64は成る可くU字形をしており、両側に側突部70、72を有している。アクチュエータ60は弾性変形可能なプラスチック材料から作られる。従って、トリガー66に作用される指の押圧力は、注射針カニューレ32に向かってアクチュエータ60の末端部64を変形する。最大変形の下で、末端部64の側突部70、72は注射針カニューレ32の両側を通過できる。しかしながら、トリガー66から指の押圧力を取り除くと、アクチュエータ60は、図2に最も明確に示されるように、不変形状態に弾性的に戻される。
【0017】
更に、シールド可能な注射針アセンブリ10は注射針シールド74を有する。注射針シールド74はプラスチック材料から成る可く一体的に成形された細長い丈夫な構造であり、基端部76と末端部78と、これら両端部76、78の間に連続的に延びるU字形の囲い80とを有している。U字形の囲い80は基端部壁82と、この基端部壁82から互いにほぼ平行に延びる対向した側壁84、86とによって区画されている。図1乃至図4に示される状態において、注射針カニューレ32は、U字形囲い80の基端部壁82と両側壁84、86内にシールド、すなわち被覆されている。両側壁84、86は縁部90、92で終わっていて、U字形囲い80に対して開口部を形成しており、この開口部内に注射針カニューレ32が良好に収容できるようになっている。側壁84、86は、ここに更に説明されるように、縁部90、92がアクチュエータ60の側突部70、72と一致するように構成されている。更に、側壁84、86は、シールド支持部44のアーム46、48の間に受けられるべき間隔に成る可く隔てられている。注射針シールド74の末端部78は、U字形囲い80の基壁部82と両側壁84、86の間に延びてこれら基壁部82と両側壁84、86を連結する末端壁94によって成る可く区画されている。末端壁94は、必要ではないが、注射針シールド74のための強度を設けると共に、注射針シールド74が図1乃至図4に示される位置にある時に、注射針カニューレ32の尖った先端部36との接触を阻止するよう助ける。
【0018】
注射針シールド74の基端部76はピン96、98を有しており、これらピン96、98は側壁84、86から同軸的に突出しており、シールド支持部44の孔50内に枢支されている。ピン96、98は注射針シールド74を図1乃至図4に示されるシールド位置(遮蔽位置)から図5乃至図7に示される準備ー使用位置に回動するようにできる。
【0019】
注射針シールド74の側壁84、86には、注射針シールド74の基端部76にほぼ隣接してボス100、102が設けられている。ボス100、102は、シールド支持部44のアーム46、48の錠止凹部54、56とスナップ係合すべく設けられ、かつ大きさをなしている。注射針シールド74の側壁84、86はシールド支持部44のアーム46、48間に成る可く滑動して受けられるべき大きさに作られている。しかしながら、ボス100、102は、シールド支持部44のアーム46、48間の間隔よりも大きな寸法に形成されている。その結果、シールド支持部44のアーム46、48と注射針シールド74の側壁84、86は、ボス100、102がシールド支持部44の錠止凹部54、56に係合するようスナップ止めされるべく僅かに変形されなければならない。
【0020】
シールド可能な注射針アセンブリ10は図1乃至図4に示されるようにシールド位置(遮蔽位置)にある。この位置において、注射針カニューレ32は注射針シールド74の基端部壁82と側壁84、86との間に受容される。注射針シールド74は、ボス100、102とシールド支持部44の錠止凹部54、56との係合によってこの位置に取り外し自在に錠止される。この構造は、注射針に対する実質的な取り囲み位置に注射針シールドを取り外し可能に錠止する望ましい手段を有する。2つのボスと2つの錠止凹部が望ましいけれども、1つだけのボスと1つだけの錠止凹部だけを有するのも本発明の範囲の内である。同様に、ボスと錠止凹部の位置を逆転できるので、ボスがシールド支持部にあって、錠止凹部が注射針シールドにあるようにされる。また、多くの他の構成が本発明の範囲内にあって、注射針シールドに1つまたは複数個の突部を有し、注射針シールドを取り外し自在に錠止するよう注射針ハブの構造と係合する。更に、本発明の範囲内には、注射針シールドに釈放自在な錠止構造を含むものであり、該錠止構造が注射針カニューレと接触して注射針カニューレを変位させるか、或いはシールドが注射針保護位置に回転される時に注射針カニューレによって変位されるものである。
【0021】
注射器12は、アクチュエータ60のトリガー66に指の押圧力を作用することによって使用できる。特に、一方の手の4本の指で注射器のバレル14を保持するヘルスケアワーカーは、同じ手の親指でトリガー66に指の押圧力を作用できる。トリガー66のこの指の押圧力はアクチュエータ60を注射針カニューレ32に向かって変位するようできる。アクチュエータ60の先端部64の突部70、72は注射針シールド74の側壁84、86の縁部90、92間に押圧される。この力はボス100、102が錠止凹部54、56に隣接したシールド支持部44の側壁46、48部分に力を作用するようになす。この力の結果、注射針シールド74の側壁84、86とシールド支持部44のアーム46、48が反対方向に僅かに変位されるようになる。十分な変位の後、ボス100、102は錠止凹部54、56から自由になり、アクチュエータ60のトリガー66の指の力がピン96、98回りの注射針シールド74の枢動運動を加速するようになり、従って、注射針シールド74は図5および図6に示される準備−使用位置に動く。
【0022】
皮下注射用注射器12は、そこで注射針シールド74により邪魔されることなく通常のように使用できる。使用後、注射針カニューレ32は、注射針シールド74の基端部壁82に指の押圧力を単に作用するだけで再び覆うことができる。このような指の押圧力は注射針シールドを図1乃至図4に示される遮蔽状態に向かって戻すよう回転する。注射針シールド74が図1および図2に示される状態に達すると、ボス100、102はシールド支持部44のアーム46、48と係合する。上述したように、注射針シールド74の側壁84、86はこの指の押圧力に応答して僅かに変位して、ボス100、102が錠止凹部54、56と係合してスナップ止めされるようなし、図1および図2に明示される遮蔽された状態に注射針シールド74を釈放可能に錠止する。
【0023】
注射針カニューレ32の開放と被覆は、注射針カニューレ32の上またはその付近に指を置くことなく片手で効果的に達成できる。特に、上述したように、開放は、注射針カニューレ32に近接した位置でアクチュエータ60に指の押圧力を単に作用するだけで達成できる。また、被覆は、注射針シールド74の基端部近くの位置で注射針シールド74の基端部壁82に指の押圧力を単に作用するだけで片手で行うことができる。シールド支持部44の錠止凹部54、56に対するボス100、102の係合離脱作動は、被覆および/または開放が適宜完了されることの視覚的表示と触角的表示を好適に行う。
【0024】
図8は本発明の別の遮蔽可能な注射針アセンブリ110を示す。本例は、注射器のバレル114の先端部122がバレル114と一体的に作られていて、図1乃至図7の実施例のハブが行うように作用することを除いて図1乃至図7の実施例と同様に作用する。注射針カニューレ132の基端部134は先端部122に取付けられる。同様に、シールド支持部144はバレル114の先端部122に取付けられる。従って、先端部122は、ハブが注射器のバレルに一体的に成形されるようにハブ作用をする。本発明のこの実施例は、中間ハブなしで普通に注射針カニューレが注射器のバレルに直接に取付けられる予め注入された注射器に理想的に適合される。バレル114はガラスまたはプラスチックで作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従ったシールド可能な注射針アセンブリの斜視図である。
【図2】図1のシールド可能な注射針アセンブリの一部断面した側面図である。
【図3】図1のシールド可能な注射針アセンブリの底面図である。
【図4】図2の4−4線に沿ったシールド可能な注射針アセンブリの断面図である。
【図5】準備−使用位置に向かって動かされたシールドを示すシールド可能な注射針アセンブリの斜視図である。
【図6】注射針カニューレが露出されたシールド可能な注射針アセンブリの側面図である。
【図7】図6のシールド可能な注射針アセンブリの末端部の端面図である。
【図8】本発明のシールドされた注射針アセンブリの別の実施例の側面図である。
【符号の説明】
10 シールド可能な注射針アセンブリ
12 皮下注射用注射器
14 バレル
20 室
22 先端部
24 通路
26 カラー
28 ねじ
30 プランジャー
32 注射針カニューレ
34 基端部
36 末端部
38 内腔
40 ボス
42 突部
44 シールド支持部
46 アーム
48 アーム
50 ピボット孔
52 ピボット孔
54 錠止凹部
56 錠止凹部
60 アクチュエータ
62 基端部
64 末端部
66 トリガー
70 突部
72 突部
74 注射針シールド
76 基端部
78 末端部
80 囲い
82 基端部壁
84 側壁
86 側壁
90 縁部
92 縁部
94 末端部
96 ピン
98 ピン
100 ボス
102 ボス
110 注射針アセンブリ
114 バレル
122 先端部
132 注射針カニューレ
144 シールド支持部

Claims (9)

  1. 基端部(34,134)と、末端部(36)と、貫通する内腔(38)とを有する注射針(32,132)
    該注射針(32,132)の前記基端部(34,134)に固着して取付けられる注射針ハブ(40)
    該注射針ハブ(40)のシールド支持部(44,144)
    該シールド支持部(44,144)にヒンジ連結された基端部(76)と、前記注射針(32,132)の末端方向に配置された先端部(78)と、両端部の間に延び前記注射針(32,132)をほぼ取り囲むほぼU字形の囲い(80)とを有し、前記シールド支持部(44,144)の回りに前記注射針(32,132)から離れるように回転可能にヒンジ止めされ側部が開放された注射針シールド(74)、および
    前記注射針(32,132)の前記基端部(34,134)に近接した前記シールド(74)の一位置に向かって前記シールド支持部から延びるアクチュエータ(60)であって、前記注射針シールド(44,144)と接触し、かつ前記注射針(32,132)から離れるようにヒンジ回りに回転さすべく前記シールド支持部(44,144)と前記注射針(32,132)に対して変位可能なアクチュエータ(60)
    を有し、
    前記側部の開放された注射針シールド(74)は、前記注射針(32,132)の1つの長手方向側部と間隔を置いた位置で前記シールド支持部(44,144)にヒンジ連結され、前記アクチュエータ(60)は、前記シールド支持部(44,144)に対して前記注射針シールド(74)の前記ヒンジ連結部と反対側の長手方向側部に配置されていることを特徴とするシールド可能な注射針アセンブリ(10,110)
  2. 前記シールド支持部(44,144)と前記シールド(74)には、前記注射針シールド(74)を前記注射針(32,132)に対して前記ほぼ取り囲んだ配置で釈放自在に錠止する釈放自在な錠止装置が設けられていることを特徴とする請求項1記載のシールド可能な注射針アセンブリ(10,110)
  3. 前記釈放自在な錠止装置は、前記シールド(74)に形成されたボス(100,102)と、前記シールド支持部(44,144)に形成されたボス受け凹部(54,56)とを有することを特徴とする請求項2記載のシールド可能な注射針アセンブリ(10,110)
  4. 前記アクチュエータ(60)は前記シールド支持部(44,144)と一体であることを特徴とする請求項1記載のシールド可能な注射針アセンブリ(10,110)
  5. 前記アクチュエータ(60)は前記シールド支持部(44.144)から末端方向に突出し、前記注射針(32,132)の両側の前記注射針シールド(74)の部分と係合自在な突部(70,72)を有することを特徴とする請求項1記載のシールド可能な注射針アセンブリ(10,110)
  6. 前記ハブ(40)は、皮下注射器(12)と前記シールド可能な注射針アセンブリ(10,110)との取り外し自在なねじ係合のための突部(42)を有することを特徴とする請求項1記載のシールド可能な注射針アセンブリ(10,110)
  7. 前記注射針シールド(74)は、基端部壁(82)と、該基端部壁(82)から延びていて前記注射針(32,132)の両側に配置された一対の側壁(84,86)とを有し、前記アクチュエータ(60)は、前記注射針シールド(74)のそれぞれの両側壁(84,86)と係合すべく配置され、かつ寸法付けられている一対の突部(70,72)を有することを特徴とする請求項1記載のシールド可能な注射針アセンブリ(10,110)
  8. 流体を保持する室(20)を形成する細長い円筒状の本体(16)と、開口した基端部と、末端部(18)および該末端部(18)から延びる先端部(22)とを有する注射器バレル(14)に連結され、前記先端部(22)は前記室(20)と流体連通する貫通した先端通路(24)を有し、前記注射器バレル(14)の前記先端部 22)は前記ハブ(40)に連結されており、前記注射針(32)の前記内腔(38)は前記室(20)と流体連通していることを特徴とする請求項1記載のシールド可能な注射針アセンブリ(10)。
  9. 前記注射針ハブは、流体を保持する室を形成する細長い円筒状の本体と開口基端部および末端部とを有する注射器バレル(114)と一体的に形成され、前記注射針ハブは注射器バレル(114)の末端部と一体的に形成されて、前記室と前記注射針の前記内腔(38)が流体連通していることを特徴とする請求項1記載のシールド可能な注射針アセンブリ(110)
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