JP3935316B2 - 車両のエレクトロクロミック要素の反射率レベルを制御する方法および装置 - Google Patents

車両のエレクトロクロミック要素の反射率レベルを制御する方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
発明の背景
1.発明の分野
本発明は、例えば、自動車において使用のエレクトロクロミック・ミラーのための制御システムに関し、詳細には内部エレクトロクロミック(IEC)ミラー及び1つ以上の外部エレクトロクロミック(OEC)ミラーのための制御システムであって、各ミラーが個別の駆動回路含み、全部のミラーに対して、運転手の眼のレベルのような所定の基準点で比較的一定のグレア(まぶしさ)・レベルを維持するため、前記ミラーは、自動車内で発生されたグレア信号により制御される、制御システムに関する。
2.関連技術の説明
種々のエレクトロクロミック・ミラー及びエレクトロクロミック窓システム(以下、「エレクトロクロミック要素」という。)は、当該技術では一般的に知られている。そのようなシステムは、通常複数のエレクトロクロミック要素を含む。例えば、自動車用途において、エレクトロクロミック要素は、バックミラー及び1つ以上のサイドミラーの双方に、並びに太陽負荷制御(sun load control)のための窓用途において用いられていることが知られている。ミラーとして用いられているエレクトロクロミック要素の反射率(、又は窓用途に対して用いられているエレクトロクロミック要素の場合における透過率)は、エレクトロクロミック要素に印加される電圧の関数であり、このことは、例えば、本発明の譲受人と同じ譲受人に譲渡され、本明細書に援用されている米国特許No.4,902,108に一般的に記載されている。この特性故に、そのようなエレクトロクロミック要素は、種々の自動車及び他の用途において外部の光源からのグレアを自動的に制御するシステムにおいて用いられていることが知られている。自動車用途において、12ボルト自動車バッテリが、エレクトロクロミック要素用の電源として用いられている。エレクトロクロミック要素は、一般的に約1.2Vボルトの公称電圧で動作する。実際のエレクトロクロミック要素電圧は、供給電圧と比較して相対的に低いので、複数のエレクトロクロミック要素に対して単一の駆動回路を用いることが知られている。そのような用途において、内部及び外部のミラーのためのエレクトロクロミック要素は、直列、並列、直並列のうちのいずれかで接続され、そして単一の駆動回路から駆動される。
【0002】
エレクトロクロミック要素に対する損傷を防止し、並びにそれらの反射率を制御するため、各エレクトロクロミック要素の両端間の電圧は相当に正確に制御されねばならない。しかしながら、エレクトロクロミック要素の抵抗値は、温度の関数として変化することが知られている。従って、エレクトロクロミック要素が自動車の内部及び外部の双方で用いられている用途においては、エレクトロクロミック要素の相対的に精巧な制御を困難にすることがあり得る内部エレクトロクロミック要素と外部エレクトロクロミック要素との温度差は、比較的重大である。
【0003】
エレクトロクロミック要素の相対的に精巧な制御を困難にさせる他の要因もある。例えば、既知のシステムにおいて、グレア信号は通常自動車内で発生されるのであるが、このグレア信号は、サイドミラー用に用いられている外部エレクトロクロミック(OEC)要素へハード配線により伝送される。グレア信号を用いて、サイドミラーに用いられているエレクトロクロミック要素の反射率を制御する。前述のように、OEC要素は、通常、バックミラー組立体に用いられている内部エレクトロクロミック(IEC)要素と直列、直並列、並列のうちのいずれかで接続されており、それはOEC要素への電圧をある率で増減又はオフセットさせることを必要とすることが多い。エレクトロクロミック要素は、通常、最小反射率を達成するため、低い電圧駆動を、典型的には1.2ボルト−1.4ボルトを必要とすることが知られている。そのように、適切なグレア制御を維持するため、0.1ボルト又はそれより良い駆動電圧精度が要求される。不都合にも、自動車環境の接地システムは、エレクトロクロミック要素の動作を劇的に実行することができるある条件の下で2.0ボルトを越える接地電位の差異を持つ場合がある。既知の自動車用途におけるこの問題を解決するため、OEC要素の比較的重いゲージ導体(heavy gauge conductors)は、典型的には、グレア信号のため各OEC要素に対してルート付けされ、そのことは、そのようなシステムを自動車に設置するためのコスト及び重量を増大させる。
【0004】
OEC要素の比較的正確な制御と関連した他の問題がある。特に、OEC要素は、3つの主要なタイプ、即ち平坦、凸状及び非球面状に従って分類され得る。実効倍率又は反射率レベルは、異なる曲率タイプの各々で異なる。例えば、平坦なミラーは、最高の実効反射率又は倍率(即ち、1対1)を有し、一方、非球面状及び凸状のミラーは、曲率の程度に応じて比較的低い反射率(即ち、それぞれ、1対3及び1対4)を与えることが知られている。異なるOEC要素タイプの異なる反射率又は倍率レベルは、通常異なる駆動電圧を必要とし、従ってこれがOEC要素の比較的正確な制御の複雑さに加わる。更に、OEC要素は、例えば、より大きなミラー上の種々のコーティング、溶液、化学薬品及び化学品における電圧降下を補償するため異なる駆動電圧を要求し得る形状及びサイズの比較的大きな配列となる。
【0005】
例えば、夜の運転中に、IECミラー並びにOECミラーから許容できるグレア・レベルを運転手に与えるため、各ミラーに対する駆動電圧は適切にある率で増減されねばならない。IEC要素とOEC要素とは共通の熱環境を共有しないので、車内からOEC要素の温度に関連した性能変化を補正することは、不可能ではないが比較的困難であった。
【0006】
発明の概要
本発明の目的は、従来技術の種々の既知の問題を解決することにある。
【0007】
本発明の別の目的は、外部エレクトロクロミック(OEC)要素のための駆動電圧が比較的正確に制御されることができる外部OEC要素のための制御システムを提供することにある。
【0008】
簡単には、本発明は、例えば、自動車に用いられている、複数のエレクトロクロミック・ミラーのための制御システムであって、バックミラーとして用いられている内部エレクトロクロミック(IEC)要素、並びにサイドミラーとして用いられている外部エレクトロクロミック(OEC)要素のグレア・レベルを制御するための制御システムに関する。IEC要素及び各OEC要素には、個別の駆動回路が設けられている。OEC要素のための駆動回路は、曲率のタイプ並びにサイズ及び形状のような種々の要因に対処するためカスタマイズ(特別製作)され得る。個別の駆動回路がIEC要素及び各OEC要素に対して設けられているので、各要素の反射率は、自動車の内部で発生されたグレア信号により比較的正確に制御されることができる。詳細には、各外部ミラーのための個別の駆動回路を用いて、OEC要素の曲率又はサイズ並びに動作温度における差を補償するため各エレクトロクロミック要素のための駆動電圧をある率で増減することができる。各OEC要素に対して個別の駆動回路を設けることにより、電圧降下と、内部ミラーに対して基準とされる接地とを制限するための2つの比較的重いゲージ導体、及び関連の駆動回路に対する必要性が排除され、従って製造プロセスを単純化する。特に、本発明において、接地電圧は、IEC要素に対して基準とされる必要がなく、従って唯1つの導体及びシャーシ接地で十分である。本発明の一実施形態において、制御システムは、全てのエレクトロクロミック要素を制御して、全てのエレクトロクロミック要素から、運転者の眼のレベルのような所定の基準点で比較的一定のグレア・レベルを与えるよう適合されている。
【0009】
本発明のこれら又は他の目的は、本明細書及び図面を参照して容易に理解されるであろう。
【0010】
詳細な説明
本発明は、内部エレクトロクロミック(IEC)要素20がバックミラーとして用いられ、かつ1つ以上の外部エレクトロクロミック(OEC)要素24、26が運転者及び乗客のサイドミラーのため用いられる自動車用途で特に有効なエレクトロクロミック要素用制御システムに関する。本発明の重要な局面は、IEC要素20及び1つ以上のOEC要素24、26が個々に制御されることに関連する。詳細には、前述した種々の問題を解決するため、個別の駆動回路が、当該技術において既知であるようにIEC要素と直列、並列又は直並列であるOEC要素を駆動するのとは対照的に、エレクトロクロミック要素を含むミラーの各々に対して設けられている。各ミラーのための駆動回路は、個別のミラー組立体(図示せず)の中に組み込まれ、自動車の内部から、グレア信号、例えば、パルス幅変調された(PWM)信号又はディジタル信号によりミラーを制御するのを可能にし得る。
【0011】
グレア信号は、フォトセルのような後方に面したセンサ21(図1)、及びこれもフォトセルであってよい前方に面したセンサ22により生成され、IEC要素20及びOEC要素24、26のためのエレクトロクロミック要素の反射率を制御するため周囲の光レベルに関連したグレア信号を与える。これらのセンサ21及び22は、内部ミラー組立体の中に統合化されていることが知られている。
【0012】
グレア信号は、OEC要素24及び26を駆動するため用いられる。各OEC要素24、26には個別の駆動回路が設けられているので、グレア信号は、OEC要素24、26に対して、直接、又は全体的に参照番号28(図1)及び30(図2)により識別されるバス・インターフェースのいずれかにより結合され得る。エレクトロクロミック要素20、24、26の各々のため個別の駆動回路を設けることにより、本発明に従ったシステムは、IEC要素20とOEC要素24、26との間の熱環境の差異、同様にOEC要素24、26の曲率並びにサイズの差異を補償するよう適合されている。特に、OEC要素24、26に用いられている曲率、サイズ及び種々のコーティングの差異、並びにIEC要素20に関連した熱環境の差異を補償するためグレア信号をある率で増減することができる。そのようにして、サイドミラーに用いられているOEC要素24、26のサイズ並びに曲率そして温度環境さえ考慮した各エレクトロクロミック要素に対して比較的正確にある率で増減した要素電圧を発生し得る。これにより、自動車製造業者は各々が種々の異なるタイプの外部ミラーと共に用いることができるより少数の内部ミラー・タイプをストックして置くのを可能にする。外部ミラーはほとんど常に自動車の特定のモデルに対して独特であるので、最適なグレア信号のための外部要素駆動電圧をカスタム化することを、自動車製造業者に対する在庫目録及び複雑さの不利なしに、達成し得る。更に、グレア・レベルがディジタルに又はPWM信号を介して伝送されるので、いずれの接地電圧差異がOEC要素24、26でのグレア信号に悪影響を及ぼさなく、従って共通シャーシ接地を用いかつ比較的軽いゲージのワイヤを用いてOEC要素24、26に伝送して、コスト及び重量を節約することが可能となる。
【0013】
図1及び図2は、本発明の2つの典型的な実施形態を示す。両方の実施形態において、1つ以上のグレア信号が外部OEC要素24、26に伝送され、そのOEC要素24、26は集積駆動回路を含み、そのグレア信号は、前述したように、OEC要素24、26の比較的正確な制御を与えるためある率で増減されることができる。両方の実施形態は、全体的に参照番号28及び30で識別されるオプションのバス・インターフェースの使用を示す。オプションのバス・インターフェース28及び30は、単なる例示であり、本発明の実施に必要とされるものではない。そのようなバス・インターフェース28、30は、通常、バス・インターフェース32、34、例えばMotorolaのタイプ68HC705X4、及び1つ以上のバス受信器36、38及び40、例えばUnitrodeのモデルNo.UC 5350バス受信器を含む。図1に示される実施形態において、OEC要素24及び26は、共通のグレア信号から駆動される。代替として、図2においては、別個のグレア信号が、乗客及び運転者のサイドOEC要素24、26のため発生され得る。別個のグレア信号は、凸状ミラーが自動車の乗客のサイドに用いられている用途において追加の補償を与えるため用いられ得る。なお、その凸状ミラーの反射率レベルは比較的低いことが知られている。そのような用途において、乗客_OEC(passenger_OEC)及び運転者_OEC(driver_OEC)グレア信号は、後方及び前方に面したセンサ21及び22から生成される。乗客グレア信号 乗客_OEC(passenger_OEC)は、凸状ミラーの比較的低い反射率を補償するためある率で増減され得る。双方の信号は、バス・インターフェース34に、次いで、運転者バス受信器38及び乗客バス受信器40に付与される。運転者バス受信器38は、運転者のサイドOEC要素24を駆動するため用いられる運転者_PWM(driver_PWM)信号を発生する。同様に、乗客_バス_受信器40は、乗客_OEC 26のための乗客_PWM(passenger_PWM)信号を発生する。
【0014】
個別の駆動回路はまた、バックミラー及びサイドミラーの着色(「プライバシー・ガラス(privacy glass)」)及び/又はフロント風防ガラスのマスキングのような環境要因を補償するのを可能にする。そのような用途においては、環境要因に起因して、各ミラー表面で感じた光レベルが、運転者の眼のレベルで異なることがあり得る。図3から図5に示される曲線は、後部窓の透過率が約30%である一方、側方窓の透過率が約70%である例示的適用を示す。典型的なミラーが、図3から図5に対して用いられている。IECの反射率は、約75%の最大反射率に選定され、一方運転者のサイドの平坦な外部ミラーの反射率は、約55%に選定されている。乗客のサイドの凸状外部ミラーは、約18%の知覚される最大反射率値を有するのが用いられている。特に、平坦なミラーに対して、測定された反射率レベルは、知覚された反射率レベルと同じである。しかしながら、凸状ミラーは、光がミラーの表面から発散するのに起因してより低い知覚される反射率レベルをもたらす。この差異は、ミラー表面の曲率の半径、並びにミラーからの対象物の距離に関連する。以下により詳細に説明されるように、本発明に従ったシステムは、IEC要素20並びにOEC要素24、26からの反射光を、運転者の眼のレベルのような所定の基準点で比較的一定であるように強制するため、上記の環境要因を補償することができる。
【0015】
図3は、プライバシー・ガラスが運転者の眼のレベルのような所定の基準点での反射光に与える影響を示す例示的グラフである。曲線40は、IEC要素の反射率を自動車の後部からの光の関数として表す。曲線42及び44は、平坦なOEC要素及び凸状のOEC要素のそれぞれの反射率を自動車の後部からの光の関数として示す。図示のように、3つ全てのエレクトロクロミック要素は、比較的低い光レベルで最大反射率レベルにある。自動車の後部からの光が増大するにつれ、種々のエレクトロクロミック要素の反射率レベルは、図示のように最小反射率値に低減する。各エレクトロクロミック要素からの運転者の眼のレベルでの光は、曲線46、48及び50により示される。図3に示されるように、3つ全てのエレクトロクロミック要素の反射率レベルは、自動車の後部からの比較的等しい光により低減を開始する。3つ全てのエレクトロクロミック要素はまた、似た光レベルで最小反射率に達する。しかしながら、曲線46、48及び50により示されるように、運転者への反射光は、各エレクトロクロミック要素に対して著しく異なる。これは、図3において、例えば曲線46、48及び50に沿った0.500ルクスと5.000ルクスとの間の領域における3つのエレクトロクロミック要素に対する異なる反射率レベルにより示され、それは前方センサが約1.0ルクスに暴露されていることに基づいている。最適性能は、運転者の眼のレベルでの光レベルが約0.500ルクスから約5.00ルクスの領域で全く一定かつ等しいことであり、それは典型的なIEC要素20及び典型的なOEC要素24及び26のアクティブ領域(active region)を表す。
【0016】
図4及び図5は、運転者の眼のレベルのような所定の基準点での、例えばプライバシー・ガラスに起因する反射光の差異を補償する本発明に従った異なる方法に関する。図4を参照すると、OEC要素24、26に対する曲線52及び54は、図3に示されている曲線42及び44に類似している。しかしながら、この実施形態において、ミラー曲線56に対する反射率曲線の特性は、修正されている。特に、IECに対する反射率曲線56のアクティブ領域における勾配57は、低減されている。勾配を低減させることにより、曲線58及び62により表されるようにIEC 20及び運転者のサイドの平坦なOEC要素24の双方から運転者の眼のレベルへの反射光は、図3における例えば、0.500ルクスと約5.00ルクスとの領域におけるよりエレクトロクロミック要素のアクティブ領域に一層近接している。しかしながら、勾配調整は、乗客のサイドの凸状OEC要素26からの運転者の眼のレベルでの光に影響を及ぼさず、それは、図4に示されているように、運転者のサイドのOEC及びIEC要素に近い運転者の眼のレベルに光を与えない。
【0017】
図5は、運転者の眼のレベルのような所定の基準点での反射光がIEC要素20並びに両方の典型的なOEC要素24、26に対して比較的一定である実施形態を図示する。図5を参照すると、IEC要素20並びに凸状の外部OEC 26の反射率は曲線64及び66のそれぞれにより表され、それらは曲線40及び44のそれぞれに類似している。この実施形態において、複数のOEC要素のうちの1つのOEC要素に対する反射率曲線の特性が変えられる。特に、運転者のサイドの平坦なOEC 24の反射率のオフセットが変えられる。この実施形態において、一般的に参照番号76により示された点であって平坦な外部ミラーの反射率が低減を開始するその点は、図示のようにオフセットされている。ミラーの反射率が低減を開始する点をオフセットすることにより、3つ全てのエレクトロクロミック要素からの運転者の眼のレベルでの反射光は、ほぼ同じになる。
【0018】
図3から図5において明らかであるように、プライバシー・ガラスの補償は、IEC要素20並びにOEC要素24、26に対して運転者のレベルのような所定の基準点において比較的一定の光レベルをもたらす。典型的なIEC及びOEC要素に対する運転者の眼のレベルでの反射光レベルの補償の特定の例が本明細書に説明されているが、本発明の原理をそのように制限するものではない。特に、本発明の原理を用いて、プライバシー・ガラスの有りでまたそれ無しでの用途におけるいずれの組合わせのエレクトロクロミック要素を仮想的に制御し、そして自動車及び非自動車用途においていずれの基準点を仮想的に制御し得る。
【0019】
前述したように、エレクトロクロミックは、例えばPWM信号により制御される。特定のエレクトロクロミック要素の反射率レベルは、前述の勾配及びオフセット調整の外に、PWM信号のデューティ・サイクルを変えることにより変えられる。IEC要素20、平坦なOEC要素24及び凸状のOEC要素26に対する典型的なデューティ・サイクルが図6に図示されている。図示のように、IEC要素20は、デューティ・サイクルがその制御範囲の約30%に達したとき応答(減光)し、そしてデューティ・サイクルがほぼ80%に達したとき完全に減光され得る。平坦なOEC要素24は、そのより低い反射率レベル及び運転者の側方窓の透過率に起因して、デューティ・サイクルが15%に達したとき応答(減光)し、そしてデューティ・サイクルが約60%に達したとき完全に減光されることを必要とする。しかしながら、凸状のOEC要素26は、その知覚された反射率レベルに起因して、デューティ・サイクルが45%に達するまで応答(減光)する必要がなく、そしてデューティ・サイクルが95%に達したとき完全に減光され得る。デューティ・サイクルに対するエレクトロクロミック要素の動作応答が自動車上のエレクトロクロミックの場所、及び光がエレクトロクロミックに到達するのに取る経路に基づくようにエレクトロクロミック要素を設計することにより、IEC要素20及びOEC要素24、26は、運転者の眼のレベルのような所定の基準点で反射光の比較的一定レベルを維持するよう制御され得る。
【0020】
種々の電子的駆動回路が、本発明の使用に適している。図7は、エレクトロクロミック要素のための駆動回路の例示的概略図であり、一方図8は、本発明に使用されるエレクトロクロミック要素のためのオプションの要素加熱器のための典型的な駆動回路を表す。エレクトロクロミック要素のための他の駆動回路が、本発明の広い原理内にあると考えられる。
【0021】
図7を最初に参照すると、抵抗R10、R16及びトランジスタQ3が、パルス幅変調された信号PWM_INをシミュレートするため用いられる。そのパルス幅変調された信号PWM_INはグレア・レベル制御信号を表す。これらの構成要素R10、R16及びQ3は、全体的に参照番号80により識別される、本発明に従ったエレクトロクロミック要素のための電子的駆動回路の一部を形成しない。前述したように、電子的駆動回路82は、公称12ボルト自動車バッテリ82により給電される。抵抗R8はツェナー・ダイオードD2と一緒でツェナー調整された供給電圧VDDを形成し、並びに差動増幅器U1及びU2に対する基準を与える。バッテリ82の正端子と接地との間に接続されたキャパシタC5は、電磁干渉(EMI)をバイパスさせる。ダイオードD2の陽極がバッテリの正端子に接続され、その陰極が12ボルト供給入力12V_INに接続されている当該ダイオードD2は、逆極性保護を与える。R3、R14、R15、C6、U1A、R11、R17及びR18は、内部ミラー組立体からのPWMグレア信号における接地及び振幅誤差を排除するための比較器回路を形成する。バス受信器がOEC組立体に物理的に近接して配置されているあるケースにおいては、このセクションは必要とされなくてもよい。
【0022】
PWM信号PWM_INは、抵抗R14により差動増幅器U1Aの反転端子に印加される。差動増幅器U1Aの反転端子と接地との間に接続された抵抗R15と共に抵抗R4は、電圧分割器を形成して、PWM_IN信号が差動増幅器U1Aのコモン・モード範囲を越えるのを防止する。12ボルト供給入力12V_INに結合された抵抗R3は、PWM信号PWM_INをプルアップするため用いられている。キャパシタC6は、差動増幅器U1Aの反転端子と接地との間に接続されて、フィルタリング及びラジオ周波数(RF)イミュニティを与える。
【0023】
基準供給電圧が、差動増幅器U1Aの非反転端子に印加される。特に、1対の抵抗R11及びR17は、電圧分割器を形成するため用いられ、基準電圧U1Aを差動増幅器U1Aの非反転入力に生成する。差動増幅器U1Aの出力とその非反転入力との間に接続されたフィードバック抵抗R18は、差動増幅器U1Aのノイズ・イミュニティを改善するためヒステリシスを与える。
【0024】
差動増幅器U1Aの出力は、グレア制御信号GLAREである。そのグレア制御信号GLAREは、2つの状態、即ち公称0と3.4ボルトとを有し、そして内部ミラー組立体により感知され伝送されたグレア・レベルに比例(対応)する。キャパシタC2は、差動増幅器U2の非反転入力と接地との間に接続されて、PWM信号を平均化して、DCグレア信号EC−REQを与える。そのDCグレア信号EC−REQは、デューティ・サイクルに比例する。
【0025】
グレア信号GLAREは、勾配及びオフセット調整回路に印加される。その勾配及びオフセット調整回路は、差動増幅器U2、複数の抵抗R12、R19、R26、R27、R28及びR31、及びC2を用いるフィルタ回路を含む。EC要素の反射率曲線の利得又は勾配は、抵抗の比R26/R28によりセットされる。抵抗の比R26/R28は、抵抗の比R19/R12と同一である。勾配は前述したように選択され得て、それにより運転者の眼のレベルでの反射光は、内部及び外部のECミラーに対して比較的同じである。図7に示される値により、勾配は、最大要素電圧が図9に図示されるようにGLARE信号の約70%デューティ・サイクルで到達されるようにである。
【0026】
抵抗R27及びR31は、前述のようにオフセットを調整するため用いられている。負のオフセットが、抵抗R27及びR31により任意に加えられ得て、最小デューティ・サイクルが達成されるまでEC要素電圧EC−DRIVEを約0ボルトに保持する。図7に示される値により、EC要素電圧は、25%のデューティ・サイクルが図9に図示のように達成されるまで、約0ボルトのままである。
【0027】
差動増幅器U2の出力は、1対の抵抗R29及びR30によりある率で増減される。その1対の抵抗R29及びR30は、最大要素電圧を確立し、そのためフル・スケール出力に対して、EC要素電圧は例えば1.2ボルトである。低い温度において、増大した駆動電圧を与えて応答時間を改善するため、オプションの温度補償が、グレア信号EC−REQに対して1対の抵抗R5及びR13及びサーミスタTH1により与えられてよい。
【0028】
1対の差動増幅器U1B及びU1Cを用いて、駆動トランジスタQ1及びQ2を駆動して、電圧EC_REQ、即ちDCグレア信号とEC要素電圧EC−DRIVEとの間の差に応じてエレクトロクロミック(EC)要素R_ECを駆動か短絡かのいずれかにする。EC要素電圧EC−DRIVEがグレア信号電圧EC_REQを越えた場合、差動増幅器U1Cは、ハイに行き、それにより駆動トランジスタQ2をターン・オンし、その駆動トランジスタQ2はEC要素R_ECを短絡し、次いでそのEC要素R_ECはEC要素を放電させ、その反射率を増大させる。差動増幅器U1Cの出力での電圧は、EC_DRIVE信号とEC_REQ信号とを一致させるに丁度十分な電流を駆動トランジスタQ2によりシンクさせる(引き込む)のに必要な点で安定化する。
【0029】
差動増幅器U1Cの出力に接続されている抵抗R4は、駆動トランジスタQ2へのベース電流を制限する。キャパシタC1と抵抗R4との組合わせは、高周波数の負帰還を与え、U1C−Q2フィードバック・ループを安定化しかつEMIを低減する。差動増幅器U1Cの非反転入力とEC要素R_ECとの間に結合されている抵抗R9は、差動増幅器U1B及びU1Cのための静電気放電(ESD)保護を与える。
【0030】
DCグレア信号EC_REQが駆動信号EC−DRIVEを例えばほぼ25ミリボルトより多く越えた場合、差動増幅器U1Bの出力は、ハイに行き、駆動トランジスタQ1をターン・オンする。差動増幅器U1Bの出力での電圧は、EC−DRIVEとEC−REQ+25MVとを一致させるに丁度十分な電流を駆動トランジスタQ1により供給(source)させるのに必要な点で安定化する。抵抗R6及びR7は、差動増幅器U1Bの反転入力での電圧をほぼ25mVだけオフセットさせる。抵抗R7は抵抗R6より非常に大きいので、抵抗R7は、電圧分割器としてより一層電流源のように振る舞う。これは、EC要素電圧が0V近くであるとき最も大きな百分率誤差を生じる。EC要素の電圧が約0.4Vに達するまでEC要素はクリア(clear)であるので、この誤差は、一度要素が暗くなり始めると、無視し得る。抵抗R7により供給される電流は、R6を流れ、ほぼ25mVをEC−DRIVE信号に加えて、信号EC−REQ+25MVを生成する。このオフセットは、駆動トランジスタQ1及びQ2が同時にターン・オンしないことを保証する。1対のキャパシタC7及びC4は、高周波数でのU1B−Q1ループのループ利得を制御して、安定性を保証する。差動増幅器U1Bの出力に接続されている抵抗R2は、トランジスタQ1のベース電流を制限し、そしてキャパシタC4と関係して、高周波数極を設定する。抵抗6及びキャパシタC7の組合わせは、別の高周波数極を設定する。抵抗R6はまた、比較器U1Bに対するESD保護を与える。抵抗R1は、駆動トランジスタQ1のコレクタ電流を制限する。
【0031】
キャパシタC3は、電力供給バイパスを与え、差動増幅器U1Bの安定性を保証する。駆動トランジスタQ1及びQ2に結合されている1対のキャパシタC1及びC4は、駆動回路80に対するEMI及びESD保護を与える。トランジスタQ1のコレクタと直列に配設されている抵抗R1は、Q1の電力放散を低減する。
【0032】
オプションの加熱器制御回路が、図8に図示されている。サーミスタTH2と直列である抵抗R22は、温度依存出力を有する電圧分割器を形成する。温度が降下するにつれ、比較器U1D上の電圧は増大する。電源VDDと差動増幅器U1Dの非反転入力及び反転入力のそれぞれとの間に接続されている1対の抵抗R22及びR23は、差動増幅器U1Dの反転入力における固定の基準出力を有する電圧分割器を形成する。
【0033】
差動増幅器U1Dの出力は、ミラー温度が例えば0℃より下に降下したときハイに行き、トランジスタQ4をターン・オンして、構成要素R20として表されるミラー要素加熱器を付勢する。差動増幅器U1Dの出力と非反転入力との間に接続された抵抗R25は、ヒステリシスを与える。駆動トランジスタQ4のベースと差動増幅器U1Dの出力との間に接続された抵抗R21は、駆動トランジスタQ4に入るベース電流を制限する。キャパシタC9は、回路のためのEMI保護を与える。
【0034】
本発明が、図面に示されている実施形態の詳細を参照して記載されたが、これらの詳細は、特許請求の範囲に記載される本発明の範囲を制限することを意図するものではない。
【0035】
請求され、かつ米国の特許証により保証されることを希求する範囲は頭書の特許請求の範囲の記載のとおりである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に従ったシステムのブロック図である。
【図2】 図2は、図1に図示されているブロック図の代替実施形態である。
【図3】 図3は、典型的な内部及び外部エレクトロクロミック要素の反射率を自動車の後部からの光の関数として示す典型的な反射率曲線を図示するグラフであり、またエレクトロクロミック要素の反射率を運転者の眼のレベルでの反射光の関数として示す。
【図4】 図4は、図3に類似の図であるが、本発明の一実施形態に従って勾配調整を用いた反射光の補償を示す図である。
【図5】 図5は、本発明の代替実施形態に従ってオフセット調整を利用した反射光の差を説明する、図4に類似の図である。
【図6】 図6は、典型的IEC要素に対して異なるタイプのOEC要素のためのデューティ・サイクルを示す例示のグラフである。
【図7】 図7は、本発明と使用のエレクトロクロミック要素のための駆動回路の例示的概略図である。
【図8】 図8は、本発明に従ったエレクトロクロミック要素のための要素加熱器用駆動回路の例示的概略図である。
【図9】 図9は、デューティ・サイクル(単位:パーセント)を水平軸上に、そして平均化されたグレア信号GLARE及び要素電圧EC−REQ(単位:ボルト)を垂直軸上に示す、本発明に従った例示的勾配及びオフセット調整を図示する。

Claims (20)

  1. 車両がプライバシー・ガラスで作られた後部窓を含み、車内の所定の基準点で比較的一定の反射光レベルを維持するために前記車両の内部エレクトロクロミック要素及び外部エレクトロクロミック要素の反射光レベルを制御するための方法であって、
    検出されたグレア・レベルに応答し、そして検出されたグレア・レベルと所望の反射率レベル間の関係を確立する反射率曲線に従って前記内部エレクトロクロミック要素及び外部エレクトロクロミック要素の反射率を変えるステップと、
    内部エレクトロクロミック要素用の第1の反射率曲線及び外部エレクトロクロミック要素用の第2の反射率曲線を与えるステップと、を含み、
    前記第1の反射率曲線は、前記後部窓のプライバシー・ガラスを補償するために前記第2の反射率曲線から異なる、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記第1の反射率曲線は、前記第2の反射率曲線から異なる勾配をもつ、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の反射率曲線は、所与の検出されたグレア・レベルに対する前記第2の反射率曲線の反射率から異なる反射率をもつように前記第2の反射率曲線に対してオフセットする請求項1に記載の方法
  4. プライバシー・ガラスで作られた後部窓を有する車両の内部バックミラー及び少なくともひとつの外部バックミラーの反射率レベルを制御する装置であって、
    車両の背後から受ける光のレベルを検出し、そして検出光レベルを表すグレア信号を発生するグレア・センサと、
    前記内部バックミラー及び外部バックミラーそして前記グレア・センサに結合され、前記グレア信号を受信しそして電気信号を発生して前記内部バックミラー及び外部バックミラーの反射率を制御し、前記後部窓のプライバシー・ガラスを補償するためにグレア信号に応答して少なくともひとつの外部バックミラーの反射率と異なる反射率を得るように内部バックミラーの反射率を制御する、制御サブシステムと、
    を含む装置。
  5. 前記制御サブシステムは、コントローラと、各ミラー用の個々の駆動回路とを含み、該個々の駆動回路は前記コントローラに結合されている、請求項4に記載の装置。
  6. 前記グレア・センサは、前記車両の背後から受取る光が前記グレア・センサに到達する前に後部窓のプライバシー・ガラスを通って投射するように車両内部に設けられる、請求項4に記載の装置。
  7. 前記グレア・センサは、内部バックミラーのハウジング中に設けられている、請求項に記載の装置。
  8. 前記グレア信号は、内部バックミラー組立体からバスを介して外部バックミラーへ送信される、請求項7に記載の装置。
  9. 前記制御サブシステムは、前記グレア・センサに結合されたコントローラと、各ミラー用の個々の駆動回路とを含み、該個々の駆動回路は前記コントローラに結合されている、請求項4に記載の装置。
  10. 各前記ミラーはハウジングを含み、前記個々の駆動回路は各ハウジングに設けられる、請求項9に記載の装置。
  11. 前記コントローラは、前記内部バックミラーのハウジングに設けられる、請求項10に記載の装置。
  12. 前記制御サブシステムは、所定の基準点における反射光が比較的一定であるように前記ミラーの反射率を制御する、請求項4に記載の装置。
  13. 前記制御サブシステムは各ミラーに関連する反射率曲線に基づいて各ミラーの反射率を制御し、前記反射率曲線は検出されたグレア・レベルと所望の反射率レベル間の関係を確立し、前記内部バックミラー用の反射率曲線は外部バックミラーの反射率曲線よりも少なくともひとつの異なる特性を有する、請求項4に記載の装置。
  14. 前記異なる特性は勾配である、請求項13に記載の装置。
  15. 前記異なる特性はオフセットである、請求項13に記載の装置。
  16. 前記車両の外側に設けられ、電気制御信号に応答して変化する反射率を有する第2の外側バックミラーを更に含む、請求項4に記載の装置。
  17. 前記の各ミラーはエレクトロクロミックミラーである、請求項4に記載の装置。
  18. 前記制御サブシステムは前記外部バックミラーの反射率以上に大きく前記内部バックミラーの反射率を維持するように構成されている、請求項4に記載の装置。
  19. 前記後部窓の透過率よりも大きい透過率を有する運転手のサイドミラーをさらに含む、請求項18に記載の装置。
  20. 前記外部バックミラーは要素加熱器を含む、請求項4に記載の装置。
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