JP3934216B2 - Automotive floor laying material and manufacturing method thereof - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車のフロアパネルにそった形状に成形して、フロアパネル上に敷設するフロア敷設材とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より自動車の室内、トランク等のフロアパネル上には、およそフロアパネルにそった形状に成形した敷設材(タフトカーペット、ニードルパンチカーペット等)を敷設して室内を装飾している。また、この種の敷設材の裏面には部分的にフェルト等の緩衝材を貼着し、フロアパネルとの間に介在させることで敷設感を向上させている。
従来、カーペット等からなる敷設材を敷設する位置のフロアパネルに沿った形状に成形するために、敷設材の裏面に低密度ポリエチレン樹脂、エチレン酢酸ビニル樹脂といった比較的低融点の熱可塑性樹脂をシート状に裏打ちしていた。この種の裏打ちをほどこした敷設材を赤外線ヒーター等で裏打ち側から加熱することで裏打ちが可塑化した状態になり、成形型で絞り成形することで所要の形状を得、裏打ちを冷却して成形した形状を固定していた。また、成形時に成形型内にフェルト等の緩衝材を配置しておくことで、可塑化した裏打ちに緩衝材を成形同時に貼着していた。(可塑状態にある裏打ちにフェルト等の毛羽のある緩衝材を重ね押圧すれば、毛羽が裏打ちの中に入り込むことで緩衝材が貼着される)ただしこの場合、カーペットの裏面全面に熱可塑性樹脂の裏打ちをほどこすことで、敷設材の重量が相当に増加する課題があった。(シート状の裏打ちは目付量を100〜200g/m2 以下にすると、熱保持時間が極端に低下して、成形条件に大きな限定を与えるので、むやみに目付量低減による軽量化はできない)また、裏打ちの加熱に大容量のヒーターが必要であり、輻射加熱であるためにエネルギー効率が低い課題があった。
【0003】
そこで特に軽量化、省エネルギーの要求が強い場合などは、裏打ちのない敷設材を用いることもある。少なくとも2種の繊維をもってウェブを形成し、このうちの1種の繊維を比較的融点の低い熱可塑性樹脂繊維とし、ウェブにニードリング処理をほどこし繊維を相互に絡み合わせることにより、低融点繊維が分散された不織布を得る。この不織布を低融点繊維の融点より高い温度まで加熱すると可塑性が発現するので、これを所要の形状に絞り成形してフロア敷設材を得ることができる。
【0004】
この敷設材では、裏打ちがないために軽量化が可能であり、また通気性のある基材のため熱風加熱を採用することで、加熱のエネルギー効率を高めることもできる。しかしながら、この敷設材では裏打ちが無いため、裏面に緩衝材を貼着しようとする場合、先述の裏打ちを有する敷設材のような成形同時の緩衝材貼着は不可能である。別途接着剤を用いた緩衝材の貼着工程をとる必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記課題にかんがみ、低融点繊維を含み形成した不織布タイプのフロア敷設材においても、その成形と同時に裏面に緩衝材を貼着することが可能な敷設材の構成、およびこの敷設材の製造方法を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
課題を解決する本発明の手段は、自動車のフロアパネルに沿った形状に成形してフロアパネル上に敷設する敷設材であって、低融点の熱可塑性樹脂繊維を含み、目付け量300〜2000g/m 2 、通気性0.1cc/cm 2 /s以上である繊維質基材の裏面の少なくとも一部領域に、前記繊維質基材の通気性を阻害しないように施した、ウェブ状またはネット状またはパウダー状またはビード状の熱可塑性樹脂の不連続な裏打ちを介して緩衝材が貼着されている自動車用フロア敷設材、およびこのフロア敷設材の製造方法として、低融点の熱可塑性樹脂繊維と、他の繊維からなるウェブをニードリングして、目付け量300〜2000g/m 2 、通気性0.1cc/cm 2 /s以上である繊維質基材を得る工程と、得られた繊維質基材の裏面の少なくとも一部領域にウェブ状またはネット状またはパウダー状またはビード状の熱可塑性樹脂の不連続な裏打ちを繊維質基材の通気性を阻害しないように施す工程と、裏打ちを施した繊維質基材を熱風加熱して、この基材に含まれる低融点連繊維と裏面に施した裏打ちを可塑化させる工程と、繊維質基材を所要の形状に絞り成形すると同時に可塑化した裏打ちに緩衝材を重ね一体的に積層貼着する工程とからなる自動車用フロア敷設材の製造方法による。本発明の自動車用フロア敷設材は、繊維質基材に低融点の熱可塑性樹脂繊維を含んでおり、この基材を加熱して含まれる低融点繊維を可塑状態におくことで所要の形状に絞り成形することができる。この際、繊維質基材の加熱は、通気性のある基材の特性を利用して熱風加熱によっておこなうのがエネルギー効率が良く好ましい。繊維質基材の裏面に施された熱可塑性樹脂の不連続な裏打ちは、その不連続さのために、基材の通気性をそこなうことがなく、かつ、前記の繊維質基材の成形工程における熱風加熱で同時に可塑化され、フェルト等の緩衝材を重ねおくことで、繊維質基材の成形と同時に緩衝材を貼着一体化する作用をなす。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面をもとに本発明の好適な実施の形態を説明する。
図1は本発明の対象とする自動車用フロア敷設材の外観図であり、図2は図1のA−A線断面に相当する本発明のフロア敷設材を示す。
本発明のフロア敷設材10は、この敷設材を敷設するフロアパネルに沿うように成形されてあり、繊維質基材11と緩衝材12によって構成されている。緩衝材は熱可塑性樹脂の不連続な裏打ち20を介して繊維質基材の裏面に貼着されている。
繊維質基材11は低融点の熱可塑性樹脂繊維と(より融点の高い)他の繊維を混繊し形成したウェブにニードリングを施してニードルパンチ布に形成したものである。この目付け量は300〜2000g/m2 で、熱風加熱に必要な通気性(0.1cc/cm2 /s以上)が維持されている。低融点の熱可塑性樹脂繊維として好ましいのは、融点が130〜180℃ぐらいの熱可塑性樹脂であり、変成した低融点のポリエステル繊維や、この低融点ポリエステル成分を鞘構造として、より高い融点(240〜260℃)のレギュラーポリエステルを芯成分としたコンジュゲート繊維が好ましい。またポリプロピレン繊維やポリエチレン繊維も好ましい。(繊維長10〜120mm、繊度1.5〜50デニール)
低融点繊維と組み合わせるその他の繊維としては、融点が200℃以上の繊維や非熱可塑性の繊維が好ましく、レギュラーポリエステル繊維などが適する。低融点繊維のその他の繊維への混合比率は5〜50重量%程度が適する。
本発明に適する緩衝材12は、表面に毛羽を有するフェルト状のものが好ましい。雑綿繊維をフェノール樹脂で固化したレジンフェルトや、比較的高い融点の合成繊維で形成した合繊フェルトなどを用いることができる。緩衝材は、少なくとも繊維質基材よりもはみ出さない大きさであり、1枚物であっても複数枚に分割されていてもよい。
緩衝材を繊維質基材に貼着する熱可塑性樹脂の不連続な裏打ち20は、エチレン−酢酸ビニル樹脂など、融点の低い熱可塑性樹脂(130〜180℃)からなり、その裏打ち形態は、ウェブ状、ネット状、パウダー状、ビード状などがある。いずれの場合でも繊維質基材の通気性を阻害しない不連続性をもつ。目付量は30g/m2 以上が適する。
【0008】
次に図3〜図5をもとに本発明フロア敷設材の好適な製造方法を説明する。
(繊維質基材の形成工程)
原料繊維として、バインダーとなる低融点の熱可塑性樹脂繊維11aと少なくとも1種のその他の繊維11bを用い、所定の比率に計量して開繊機30に投入、原料繊維を解きほぐし、均一に混合する。次に繊維はカーディング機40に送られて繊維が引きそろえられ、低融点繊維が均一に混合してなるウェブWに形成される。このウェブをニードリング装置50に通して、針で突きかため(目付量が300〜2000g/m2 、厚さ2〜10mmの)不織布Nに形成する。
(裏打ちの付与工程)
得られた不織布の裏面に熱可塑性樹脂の不連続な裏打ち20を施す。この裏打ちおよび裏打ち方法に少なくとも以下の4つの好ましい実施形態がある。
(a)第1にはウェブ状の裏打ち21を施す形態である。(図3)
前記の繊維質基材を形成する工程でのニードリングに連続して(または同時に)裏打ち相当の熱可塑性樹脂ウェブを繊維質基材の裏面に重ねた上で軽微なニードリングをほどこし、裏打ちウェブの繊維が繊維質基材の表面にわずかに絡み(内奥まで入り込まず)仮保持される状態におく実施形態である。
(b)第2にはネット状に裏打ちを施す形態がある。(不図示)
この場合は、繊維質基材の裏面にあらかじめ別工程で形成したネット状の裏打ちを載せ置く実施形態である。このネットの形態は種々あるが、網目の大きさが数ミリ〜十数ミリで、網目を構成する繊維の太さは数ミリのものが適する。このネット状の裏打ちを繊維質基材に仮保持するために、軽微なニードリングを施しても良い。
(c)第3にはパウダー状に裏打ちを施す形態がある。(不図示)
繊維質基材を裏面を上向きにしてコンベア等で搬送しながら、上方より裏打ち相当の熱可塑性樹脂のパウダーを散布する方法である。パウダーの粒径は数ミリ以下にするのが好ましい。
(d)第4にはビード状の裏打ちを施す形態がある。(不図示)
繊維質基材を裏面を上向きにしてコンベア等で搬送しながら、裏打ちにする熱可塑性樹脂をスクリュー押出機中にて溶融させ、押出機の先に配したダイから複数列のビード状の樹脂を押し出し、繊維質基材の裏面に連続的に付与する形態である。各ビードの直径は、2〜10mmが適する。
【0009】
(加熱工程、図4)
繊維質基材を成形するための加熱は、熱風加熱によりおこなう。加熱炉60内に裏打ち20を付与した繊維質基材11を搬送し、加熱装置61で加温した熱風を複数の管路62を経由して加熱炉内に導入、繊維質基材を通過する流れをおこす。熱風の温度は繊維質基材に含まれる低融点繊維、および裏打ち20が可塑化するに十分高い温度であって、繊維質基材の他の繊維には影響しない温度において加熱する(160〜180℃、30〜60秒間)。
(成形、緩衝材貼着工程、図5)
加熱を終えた繊維質基材を、フロアパネルに沿った形状のプレス成形型70間に投入してプレス成形する。この際、予めこの成形型内に貼着する緩衝材12を配置しておき、その上面に繊維質基材の裏打ち20をほどこした部位が重なるようにすることで、緩衝材は可塑状態の裏打ちに貼着され、繊維質基材の成形と同時に緩衝材が貼着された自動車用フロア敷設材が得られる。
【発明の効果】
本発明の自動車用フロア敷設材は自動車のフロアパネルに沿う形状に成形して敷設することが可能なものである。成形と同時に緩衝材を貼着一体化することができる。
軽量であって、エネルギー効率良く製造することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の対象とする自動車用フロア敷設材の外観図であり、図2は図1のA−A線断面に相当する本発明フロア敷設材の断面図である。
図3〜図5は、本発明フロア敷設材の製造方法を示し、図3は繊維質基材の形成および裏打ちの付与工程を、図4は加熱工程を、図5は敷設材の成形工程および緩衝材の貼着工程を示す。
【符号の説明】
10・・・自動車用フロア敷設材
11・・・繊維質基材
11a・・・低融点の熱可塑性樹脂繊維
11b・・・他の繊維
12・・・緩衝材
20・・・熱可塑性樹脂の不連続な裏打ち
21・・・ウェブ状の裏打ち
30・・・開繊機
40・・・カーディング機
50・・・ニードリング装置
60・・・加熱炉
70・・・プレス成形型
W・・・ウェブ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a floor laying material that is molded into a shape according to a floor panel of an automobile and laid on the floor panel, and a manufacturing method thereof.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, laying materials (tuft carpets, needle punch carpets, etc.) formed in a shape approximately in line with the floor panel are laid on the floor panel of an automobile interior, trunk or the like to decorate the interior. Moreover, a cushioning material such as felt is partially attached to the back surface of this type of laying material, and the feeling of laying is improved by interposing it between the floor panel.
Conventionally, a sheet having a relatively low melting point thermoplastic resin such as low density polyethylene resin or ethylene vinyl acetate resin is formed on the back surface of the laying material in order to form the shape along the floor panel where the laying material made of carpet or the like is laid. It was lined in the shape. The lining material with this type of backing is heated from the backing side with an infrared heater or the like, so that the backing becomes plasticized. By drawing with a mold, the required shape is obtained, and the backing is cooled and molded. The shape was fixed. Further, by placing a cushioning material such as felt in the molding die at the time of molding, the cushioning material was stuck to the plasticized backing at the same time as molding. (If a cushioning material with fluff, such as felt, is pressed on the lining in plastic state, the cushioning material is attached by the fuzz entering the lining.) However, in this case, a thermoplastic resin is applied to the entire back surface of the carpet. There was a problem that the weight of the laying material was considerably increased by applying the lining. (Sheet lining has a basis weight of 100 to 200 g / m 2 or less, because the heat retention time is extremely reduced and the molding conditions are greatly limited, so it is not possible to reduce the weight by reducing the basis weight.) In addition, a large-capacity heater is required for heating the backing, and there is a problem of low energy efficiency due to radiation heating.
[0003]
Therefore, when there is a strong demand for weight reduction and energy saving, a laying material without a backing may be used. A web is formed with at least two types of fibers, one of these fibers is made into a thermoplastic resin fiber having a relatively low melting point, and the web is subjected to a needling treatment so that the fibers are entangled with each other. A dispersed nonwoven is obtained. When this non-woven fabric is heated to a temperature higher than the melting point of the low-melting fiber, plasticity is developed, and this can be drawn into a required shape to obtain a floor laying material.
[0004]
This laying material can be reduced in weight because there is no backing, and the energy efficiency of heating can be increased by adopting hot air heating for a breathable base material. However, since this laying material has no backing, it is impossible to attach the cushioning material at the same time as the laying material having the backing described above when the buffering material is to be attached to the back surface. It was necessary to take a step of attaching a cushioning material using an adhesive.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In view of the above-mentioned problems, the present invention has a configuration of a laying material capable of adhering a cushioning material to the back surface at the same time as the molding, even in a nonwoven fabric type floor laying material formed including low-melting fibers, and A manufacturing method is provided.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The means of the present invention to solve the problems, a laying material laid on the floor panel is formed into a shape along the floor panel of a motor vehicle, viewed it contains a low melting point thermoplastic resin fibers, basis weight 300~2000g / m 2, was applied as in at least a partial region of the back surface of the fibrous base material is breathable 0.1cc / cm 2 / s or more, does not inhibit breathability of the fibrous substrate, web-like or net Automotive floor laying material in which a cushioning material is stuck via a discontinuous backing of a thermoplastic resin in the form of powder, powder or bead , and a thermoplastic resin fiber having a low melting point as a method for producing the floor laying material And a step of obtaining a fibrous base material having a basis weight of 300 to 2000 g / m 2 and an air permeability of 0.1 cc / cm 2 / s or more by needling a web made of other fibers, and the obtained fiber Base Fibers discontinuous backing of web-like or net-like or powder-like or bead-like thermoplastic resin to at least a partial area which has been subjected the step of applying to not inhibit breathability of the fibrous base material, the lining of the back surface of A process of plasticizing the low-melting-point continuous fibers contained in the base material and the backing applied to the back surface, and drawing the fiber base material into the required shape and simultaneously plasticizing the backing material According to the manufacturing method of an automobile floor laying material comprising a step of stacking and sticking cushioning materials together. The automotive floor laying material of the present invention includes a thermoplastic resin fiber having a low melting point in a fibrous base material, and the low melting point fiber contained in the plastic base is heated to a desired shape by heating the base material. It can be drawn. At this time, it is preferable in terms of energy efficiency that the fibrous base material is heated by hot air heating utilizing the characteristics of the base material having air permeability. The discontinuous backing of the thermoplastic resin applied to the back surface of the fibrous base material does not impair the breathability of the base material due to the discontinuity, and the above-mentioned fiber base material molding process Is simultaneously plasticized by heating with hot air, and a cushioning material such as felt is placed on top of each other so that the cushioning material is adhered and integrated simultaneously with the formation of the fibrous base material.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of the invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is an external view of an automobile floor laying material to which the present invention is applied, and FIG. 2 shows the floor laying material of the present invention corresponding to the cross section along line AA of FIG.
The
The
As other fibers to be combined with the low-melting fibers, fibers having a melting point of 200 ° C. or higher and non-thermoplastic fibers are preferable, and regular polyester fibers are suitable. The mixing ratio of the low melting point fiber to other fibers is suitably about 5 to 50% by weight.
The
The
[0008]
Next, the suitable manufacturing method of this invention floor laying material is demonstrated based on FIGS.
(Formation process of fibrous base material)
As the raw material fibers, low-melting point thermoplastic resin fibers 11a serving as a binder and at least one other fiber 11b are weighed at a predetermined ratio and put into the
(Granting process of backing)
A
(A) First, a web-shaped
Continuously (or simultaneously) the needling in the step of forming the fibrous base material, a thermoplastic resin web corresponding to the backing is overlapped on the back surface of the fibrous base material, and then a slight needling is applied to the backing web. This is an embodiment in which the fibers are slightly entangled with the surface of the fibrous base material (not entering inside) and temporarily held.
(B) Secondly, there is a form of lining the net. (Not shown)
In this case, it is an embodiment in which a net-like backing previously formed in a separate process is placed on the back surface of the fibrous base material. Although there are various forms of this net, it is suitable that the mesh size is several millimeters to several tens of millimeters and the thickness of the fibers constituting the mesh is several millimeters. In order to temporarily hold the net-like backing on the fibrous base material, slight needling may be applied.
(C) Third, there is a form in which a backing is formed in a powder form. (Not shown)
This is a method of spraying thermoplastic resin powder corresponding to the backing from above while transporting the fibrous base material with a conveyor or the like with the back surface facing upward. The particle size of the powder is preferably several millimeters or less.
(D) Fourth, there is a form in which a bead-shaped backing is applied. (Not shown)
While conveying the fibrous base material with a conveyor or the like with the back side facing up, the thermoplastic resin to be lined is melted in a screw extruder, and multiple rows of bead-shaped resins are drawn from a die placed at the tip of the extruder. Extruded and continuously applied to the back surface of the fibrous base material. A suitable diameter of each bead is 2 to 10 mm.
[0009]
(Heating process, Fig. 4)
Heating for forming the fibrous base material is performed by hot air heating. The
(Molding, cushioning process, Fig. 5)
The heated fibrous base material is put into a
【The invention's effect】
The automobile floor laying material of the present invention can be molded and laid in a shape along the floor panel of the automobile. Simultaneously with the molding, the buffer material can be bonded and integrated.
It is lightweight and can be manufactured efficiently.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external view of an automobile floor laying material to which the present invention is applied, and FIG. 2 is a cross-sectional view of the floor laying material of the present invention corresponding to the cross section along line AA in FIG.
3 to 5 show a method for producing a floor laying material of the present invention, FIG. 3 shows a fiber base material formation and lining application step, FIG. 4 shows a heating step, FIG. 5 shows a laying material molding step, and FIG. The sticking process of a buffer material is shown.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP22024997A JP3934216B2 (en) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | Automotive floor laying material and manufacturing method thereof |
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