JP3934052B2 - コネクタハウジングを備える光導波路用のコネクタ - Google Patents

コネクタハウジングを備える光導波路用のコネクタ Download PDF

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【0001】
(技術分野)
本発明は、請求項1の上位概念に基づく、光導波路用のコネクタであって、コネクタハウジングを備えており、コネクタハウジングの後側端部には、少なくとも2つの光導波路ファイバーを備える光ガイドバンドルが挿入されるとともに、これと対向するコネクタハウジングの前側端部からは、光導波路ファイバーのそれぞれ1つが挿入されたフェルールが出ており、このフェルールはフェルールハウジングの中で保持されており、このフェルールハウジングは、フェルールハウジングを収容するために相応に成形されたコネクタハウジングに挿入されており、フェルールはばね負荷を受けて軸方向に可動であり、フェルールハウジングは、2つの個々のフェルールを収容するために構成されたコアハウジングとコア内側ハウジングとからなっており、フェルールはコアハウジングの中で保持されており、それぞれのフェルールの前側端部はコアハウジングを通って前方に突き出しており、それぞれのフェルールの後側端部はコア内側ハウジングの中に突入しており、コアハウジングとコア内側ハウジングは少なくとも部分的に相互に差し込まれていており、このコネクタは、コネクタを収容するカップリングハウジングと嵌め合わせる用途に定められている形式のものに関する。
【0002】
(従来技術)
当分野に属する従来技術のコネクタは、原理的に、米国特許明細書5,315,679に記載されているように構成されている。同明細書により、内部に2つのフェルールが配置された2つの平坦なシェル半体からなるコネクタハウジングでできた、光ガイドケーブル用のコネクタが公知となっている。フェルールは、それぞれ個別に1つの閉じたフェルールハウジングの中で可動に保持されており、2つの分離した光ファイバーを含むいわゆるZip−Cordケーブルが、2つの個別ケーブルに通されている。各々のケーブルはコネクタハウジングの内部で個別に、それぞれのフェルールハウジングの方に向かって個々のフェルールまで通されており、したがって、各々のケーブルを個別に分離した状態で支えて、引張力を軽減しなければならない。このような種類のフェルールガイドは、シンプレックスガイドまたはシンプレックスフェルールの名称で知られており、1つのフェルールごとに別個のフェルールハウジングが存在することを特徴としている。二重コネクタや、2つを超えるフェルールすなわち2n個のフェルールを備えるコネクタも、個別のシンプレックスフェルールを組み合わせて構成される。
【0003】
さらに、それぞれの端部が光ファイバーとともに、プラスチックからなる共通の端面またはプレートの中で終わっていてその内部で統合されている、2つのフェルールで二重コネクタを構成することが公知である。このような配置は個々のコネクタないしフェルールの比較的高い実装密度を可能にするが、この種のコネクタは製造の関係上、個々のフェルールが凸面状の接触形状をもはや有していないという欠点がある。というのも、シンプレックスフェルールの表面は、特に、8度から9度の角度で凸面状の接触形状を有しているからである(いわゆるangel−polishingコネクタ=apc接触)。この場合、先端が凸面状に成形されたフェルールは、同様に凸面状に成形されている、カップリングの中にある対向するコネクタのフェルールの先端に当り、このとき、後者のフェルールは前者のフェルールに対して180度だけ回転している。このようにして、反射された妨害光がほぼ無害となり、ごく一部しか光ファイバの中に到達できないことが保証される。しかし、このようなapc接触は単独フェルールの場合にしか可能でない。
【0004】
さらには、不適切な取扱によって予期せぬコネクタの引抜きが起こらないように、コネクタが固定されていなくてはならない。光ガイドケーブル自体が強く引っ張られることによっても、取外し機構が外れる可能性があることが示されている。そのためにコネクタとカップリングの間の連結が外れるのは好ましくない。 冒頭に述べた光導波路用コネクタの分野に属する従来技術のコネクタが、US−A−4759599によって公知となっている。さらに別の類似するコネクタが、JP−A−63193109によって公知となっている。
【0005】
(技術的な課題)
本発明の課題は、単独フェルールの利点が維持されており、特に、対応する2つのフェルールのapc接触の可能性が与えられている、二重コネクタまたは多重・二重コネクタの構造を可能にする、当分野に属する種類のコネクタを提供することである。さらにこのコネクタは、高い実装密度を可能にし、高い信頼度の引抜き防止を有しており、それにより、誤ってケーブルを引っ張ることによって引き抜かれることがないのが望ましい。
【0006】
(本発明の開示、本発明の利点)
この課題は、本発明によれば、冒頭に述べた分野の光導波路用のコネクタにおいて、コア内側ハウジングが、貫通孔を備える直方体プレートを含んでおり、この直方体プレートの前面には、コネクタの軸方向に延びる、貫通孔を備える二重円筒が冠着されており、直方体プレートの後面には、後側の収容ハウジングに挿入するために2つの案内舌部が軸方向に延びており、案内舌部と収容ハウジングは相互の係止手段を有していることによって解決される。
【0007】
コネクタのコア内側ハウジングは少なくとも部分的にコアハウジングの中に差し込まれており、コア内側ハウジングの後側部分は、光ガイドバンドルが挿入されている収容ハウジングに収容されており、コアハウジングと、コア内側ハウジングと、収容ハウジングとはコネクタハウジングの中に差し込まれて、そこで浮動式に保持されている。
【0008】
別の実施形態では、このコネクタのコアハウジングが、側壁と前側の端面とを備える直方体ハウジングの形状を有しており、この端面には、フェルールを挿通するための2つの貫通孔が中央にあり、この直方体ハウジングはフェルールを収容するために後方に向かって開いている。
【0009】
このコネクタのコア内側ハウジングは、本発明によれば、貫通孔を備える直方体プレートを含んでおり、この直方体プレートの前面には、コネクタの軸方向に延びる、2つの貫通孔を備える二重円筒が冠着されており、直方体プレートの後面には、後側の収容ハウジングに挿入するために2つの案内舌部が軸方向に延びており、案内舌部と収容ハウジングは相互の係止手段を有している。
【0010】
有利な実施形態では、係止手段は係止ラグと係止窓であり、係止ラグは案内舌部に配置されており、収容ハウジングは、それぞれ1つの係止窓を有する側壁を備える直方体ハウジングの形状を有しており、案内舌部を収容ハウジングに挿入した後、この側壁に係止ラグを係止することができる。
【0011】
特に、常に同時に2つのフェルールを保持するための二重ユニットは、多重・二重コネクタの構造を可能にするものであり、すなわち、従来技術の匹敵するコネクタよりもコンパクトに、かつ著しく小型に構成された2n二重コネクタの構造を可能にする。多重・二重コネクタを構成するために、前側のコアハウジングと後側のコア内側ハウジングとからなる二重ユニットが同一の形で多重に存在しており、これらの二重ユニットは収容ハウジングの中で相並んで配置されている。
【0012】
この場合、収容ハウジングは、相上下して配置された2つのハウジングシェルでできており、これらのハウジングシェルの間に二重ユニットが相並んで配置されており、コア内側ハウジングはハウジングシェルの中で係止部によって相互に係止されており、二重ユニットならびに収容ハウジングは多重コネクタハウジングの中に差し込まれて、その内部で浮動式に保持されており、この多重コネクタハウジングは、相並んで配置されて相互に連結された複数の二重コネクタハウジングを含んでいる。多重・二重コネクタの別の実施形態では、多重コネクタハウジングの両方の外側の二重コネクタハウジングが、ストラップを押し込むことによって収容ハウジングとのロックを解除するためのストラップを有している。
【0013】
別の有利な実施形態では、コア内側ハウジングが、貫通孔を備える前側の直方体プレートと、両方の案内舌部の代わりにこれから光導波路の方向で平行に間隔をおいた、連結ウェブによって前側の直方体プレートとつながれた後側の直方体プレートとを含んでおり、連結ウェブの側方ないし垂直方向の長さは、後側の直方体プレートの側方ないし垂直方向の長さよりも短い。前側の直方体プレートの前面には、コネクタの軸方向に延びる、コア内側ハウジングにフェルールを挿通する役目をする貫通孔を備える二重円筒が冠着されている。収容ハウジングは相互に係止可能な2つのシェル半体でできており、両方のシェル半体の主面はそれぞれの内側に、収容ハウジングの前側端部の領域にそれぞれ凹部を有しており、この凹部は、シェル半体が相互に係止されているとき、後側の直方体プレートを嵌合によって収容することができる。
【0014】
収容ハウジングは、本発明による多重コネクタの一実施形態では、相上下して配置された2つのハウジングシェルでできており、これらのハウジングシェルの間に二重ユニットが相並んで配置されており、二重ユニットならびに収容ハウジングは多重コネクタハウジングの中に差し込まれてその内部で浮動式に保持されており、この多重コネクタハウジングは、相並んで配置されて相互に連結された複数の二重コネクタハウジングを含んでいる。
【0015】
本発明によるコネクタはコネクタ・カップリング・システムの一部であり、コネクタをカップリングに差し込むと、コアハウジングがその前側端部で相互の係止部によりカップリングに係止される。
【0016】
コアハウジングに関する、コアハウジングとカップリングの相互の係止部は、コアハウジングの幅狭面に延びる横方向溝を含んでいてよく、カップリングは外側カップリングハウジングと内側カップリングハウジングとを含んでおり、この内側カップリングハウジングは実質的に直方体のプレートを有しており、このプレートの上には2つのアームが屹立しており、これらのアームの端部には係止ラグが配置されており、これらの係止ラグは、コアハウジングを内側カップリングハウジングの両方のアームの間に差し込んだときに、横方向溝に係止される。
【0017】
内側カップリングハウジングは、さらに2つの内側の案内円筒を有しており、これらの案内円筒は側面が開いており、カップリングの中に突入するフェルールの端部領域を収容して案内する役目を果たす。
【0018】
本発明では、コネクタは、予期せずコネクタがカップリングから引き抜かれるのを防ぐ引抜き防止部を備えていてよく、この引抜き防止部は活動化可能かつ不活動化可能である。そのためにコネクタは、それぞれ1つのコアハウジングとコア内側ハウジングによって形成される少なくとも1つの二重ユニットを含んでおり、コアハウジングとカップリングが相互に係止されると、コネクタハウジングがコネクタの長手方向でコアハウジングおよびカップリングに対して、引抜き防止部を活動化する目的のために第1の位置へ変位可能であるとともに、引抜き防止部を不活動化する目的のために第2の位置へ変位可能であり、第1の位置では、すなわち引抜き防止部が活動化されているときには、コネクタハウジングの壁部の一部が係止ラグの領域で、アームの係止ラグが横方向溝から出るような可撓性がなくなるように配置され、それにより、光ガイドや収容ハウジングを引っ張っることによって、コネクタとカップリングの機械的な連結を解消可能ではない。このようにして、カップリングからの二重コネクタないし多重コネクタの引抜きが、本発明により不可能となる。
【0019】
それに対して第2の位置では、すなわち引抜き防止部が不活動化されているときには、コネクタハウジングの壁部のどの部分も係止ラグの領域に配置されないので、アームの係止ラグが横方向溝から出るような可撓性が生じており、光ガイドや収容ハウジングを引っ張っることによって、コネクタとカップリングの機械的な連結を解消可能である。このようにして、カップリングからの二重コネクタないし多重コネクタの引抜きが可能になる。
【0020】
有利な実施形態では、コネクタハウジングが第2の位置にあるとき、横方向溝から出ようとする係止ラグの可撓性は、アームが、カップリングと反対を向いている方の端部領域で、コネクタハウジングの壁部の切欠きに係合できることによって生じる。
【0021】
光学情報の伝送を目的とするコネクタの小型化を可能にするのは、本発明による構造だけである。
【0022】
本発明により、単独フェルールの決定的な利点がそのまま維持され、特に、カップリングの中で対向する2つのフェルールのapc接触が可能な、二重コネクタまたは多重・二重コネクタの構造が可能になるという利点がある。本発明のさらに別の利点は、コネクタが高い実装密度を可能にすることであり、このことは、本発明による二重ユニットに基づいて可能となる。同様に、このコネクタは高い信頼度の引抜き防止性を備えているので、誤って光ファイバーを引っ張ることによって引き抜かれることがない。
【0023】
図面は以下のとおりである。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1a,b,cは、外側カップリングハウジング31に本発明の二重コネクタ1を挿入する過程を模式的に示している。二重コネクタ1は、収容ハウジング5と、コア内側ハウジング4と、コアハウジング3と、断面図で示すコネクタハウジング2とを含んでいる。収容ハウジング5と、コア内側ハウジング4と、コアハウジング3とは、図1では、図2から図9を援用して後からまた説明するように組み立てられているので、コア内側ハウジング4の直方体プレート17だけが見えている。コア内側ハウジングの残りの部分は、収容ハウジング5ないしコアハウジング3の中に収容されているからである。コネクタハウジング2は、二重ユニット3−4の上に被せられている。図1aでは、二重コネクタ1が外側カップリングハウジング31にようやく部分的に差し込まれている。カップリングと二重コネクタの係止は、まだ成立していない。図1bでは、二重ユニット3−4および収容ハウジング5からなるモジュールが、カップリングの中に完全に挿入されている。コアハウジング3は、横方向溝30と係止ラグ38とによって、内側カップリングハウジング32と係止されている。ただしこの係止は、後側の収容ハウジングまたは光ガイドバンドル6(図1には図示せず)をわずかな力で引っ張ることによって、再び解消することができる。なぜなら係止ラグ38は、アーム37をごく軽微に側方へ外方に向かって切欠き84の中へ曲げながら、横方向溝30から出るように撓ませることができるからである。
【0025】
そして、コネクタハウジング2をカップリングの方向に押していくと、ついにはコネクタハウジングも係止ラグ28および係止窓35によって、外側カップリングハウジング31と係止される(図1c)。切欠き84は、図1bに比べてカップリングの方向に変位しており、もはや係止ラグ38の領域にはない。コアハウジング3と内側カップリングハウジング32との間の係止は、収容ハウジング5または光ガイドバンドル6(図1には図示せず)を引っ張ることによっては、解消することができない。なぜなら係止ラグ38は、もはや側方へ横方向溝30から出るように撓ませることができないからである。コアハウジング3と内側カップリングハウジング32との間の係止は、図1cに示すコネクタハウジング2の位置では解消可能でなく、したがって引抜き防止として機能する。コネクタとカップリングは互いに堅固にロックされている。引抜き防止の不活動化、およびこれに伴うロック解除は、コネクタハウジング2を光ガイドバンドル6の方向へ引き戻して、図1bに示す位置にすることによってのみ可能である。そのためには、まずストラップ13に圧力をかけ、それによって係止ラグ28を係止窓35から外へ撓ませ、次いで、コネクタハウジング2を光ガイドバンドル6の方向へ動かす。そして、係止ラグ38を側方へ撓ませながら、コネクタ1をわずかな力のコストで再びカップリングから外すことができる。
【0026】
図2から図9には、主要な部品として、コネクタハウジング2と、コアハウジング3と、コア内側ハウジング4と、光ガイドバンドル6が中に挿入される、コア内側ハウジング4の後に続く収容ハウジング5とで構成される二重コネクタが図示されている。コアハウジング3は、対向する2つの幅広面26と、その間に配置された幅狭面42と、相上下して配置された2つの貫通孔15,15′が配置されている前方を向いた端面57とを備える直方体ハウジングとして施工されている。コア内側ハウジング4は、前側の幅広面23に二重円筒16をコネクタ1の長軸方向に支持する直方体プレート17を含んでおり、この二重円筒16は2つの貫通孔18,18′を有している。直方体プレート17の、これと対向する反対側の幅広面には、外面にそれぞれ横方向に延びるウェブ25と係止ラグ21を有する、間隔をおいた2つの案内舌部19,19′が、直方体プレートに対して垂直に突出している。コアハウジング3とコア内側ハウジング4は、2つのフェルール9,10を収容するためのいわば二重ユニットを形成しており、これらのフェルールは、図8と図9に詳細を示すように、この二重ユニットの内部で圧縮ばね12によってばね負荷をかけられた状態で保持される。
【0027】
コアハウジング3もコア内側ハウジング4も、両方のフェルール9,10を収容するために構成されており、フェルールはコアハウジング3の中で保持される。その様子は、特に図8と図9に明らかに見ることができ、フェルール9,10の前側端部9,10は、コアハウジングを通って端面57から前方に突出する。フェルール9,10の後側端部はコア内側ハウジング4の中に突入しており、その様子は同じく図8に見ることができる。コアハウジング3とコア内側ハウジング4は少なくとも部分的に相互に嵌め合わされており、それによって二重ユニット3−4を形成しており、図示した例では、コア内側ハウジング4はその前側部分でコアハウジング3の収容室に差し込まれている。コアハウジング3とコア内側ハウジング4を組み合わせると、図8からわかるように、コアハウジング3は、コア内側ハウジング4の前側の直方体プレート17の幅広面23から屹立する。直方体プレート17の二重円筒16は、コアハウジング3または直方体ハウジングを二重円筒16に被せたときに、コアハウジング3ないし直方体ハウジング3の幅広面26の内部にある係止窓27に係止される係止ラグ60を有している。
【0028】
フェルール9,10を正確に保持するために、フェルールは公知の仕方で、複数のキー面を備える定置に配置された回り止め11を有しており、この回り止めにより、フェルールはキー面の数に応じた相応の角度ピッチで、コアハウジング内部でこれに対して位置決めすることができる。このときフェルール9,10は後方からコアハウジング3に挿入され、コアハウジング内部で相応に成形された着座部に相並んで配置され、軸方向に可動なように保持されており、それぞれ1つの圧縮ばね12が後方からフェルール9,10に被せられ、圧縮ばねの前側端部が回り止め11に作用する。
【0029】
圧縮ばね12の後側端部は、コア内側ハウジング4の内側の段差部に対して支持されており、この内側で周回している段差部は、図8からわかるように、直方体プレート17の領域に位置している。このようにして、フェルール9,10はばね12のばね力に抗して軸方向へ若干動くことができる。フェルール9,10の後側端部は、直方体プレート17の内部にある相応の貫通孔に挿通されており、同じく図8からもっとも良くわかるように、案内舌部19,19′の間でこれに沿って延びている。
【0030】
コアハウジング3とコア内側ハウジング4からなる二重ユニット3−4は、同じく実質的に直方体ハウジングとして構成された後側の収容ハウジング5の収容容積部20に差し込まれている。この収容ハウジング5に、光ガイドバンドル6が後方から挿入される。光ガイドバンドル6は少なくとも2つの光ファイバ7,8を有しており、光ファイバ7,8はフェルール9,10によってその先端部に案内されている。
【0031】
コアハウジング3、コア内側ハウジング4、および収容ハウジング5を組み立てるために、フェルール9,10の内部に光ファイバ7,8を取り付けた後、二重ユニット3−4を、その内部に配置されているフェルール9,10とともに、収容ハウジング5の収容容積部20に差し込む。収容ハウジング5は幅狭面63の内側に案内溝24を有しており、案内舌部19,19′を差し込むと、係止ラグ21ならびに横方向に延びるウェブ25がこの案内部に沿って摺動し、係止ラグ21は最終位置で、収容ハウジング5の幅狭面63にある係止窓22の内部に係止される。すると、収容ハウジングないし直方体ハウジングの外側の端面側の縁部が、図8からわかるように、横方向プレート17の後側の幅広面の上に着座する。
【0032】
二重ユニット3−4は収容ハウジング5とともにコネクタハウジング2の中に挿入され、このコネクタハウジングは、同じく実質的に直方体ハウジングとして施工されるとともに、互いに対向する2つの広いハウジング面と、その間に配置された2つの幅狭面とを備えている。コネクタハウジング2は、両方の端面が開いている。コアハウジング3、コア内側ハウジング4、および収容ハウジング5は、コネクタハウジング2の中で浮動式に保持される。
【0033】
コネクタ1をカップリングに差し込むと、コアハウジング3はその前側端部で、相互の係止部によってカップリングの内部で係止され、その様子は特に図3から図9に図示されている。個々のカップリングは外側カップリングハウジング31,31′で構成されており、その中に内側カップリングハウジング32,32′が挿入されている。この両方の部分、すなわち外側カップリングハウジング31,31′と内側カップリングハウジング32,32′は、2つの同一のコネクタ1によって光導波路接続を継続させようとする場合には、図3,図5、および図9からわかるように、2重に設けられているのが好ましい。外側カップリングハウジング31,31′の収容容積部33には、コネクタハウジング2を差し込むことができ、そのために、外側カップリングハウジング31,31′の収容容積部33の内部輪郭と、コネクタハウジング2の外側輪郭とは呼応するように成形されている。
【0034】
各々の外側カップリングハウジング31,31′の内部には、図7に示すようにプレート36からなる内側カップリングハウジング32,32′が配置されており、このプレートの上には中央に、2つの貫通孔40を備える長円形の収容部分39が配置されており、プレート36は貫通孔40と揃う穴を有している。さらにプレート36の上には、間隔をおいて対向する2つのアーム37,37′が屹立しており、これらのアームの間に収容部分39があり、アーム37,37′はそれぞれの自由端に係止ラグ38を有している。図8からわかるように、これらの係止ラグ38は、コネクタ1を外側カップリングハウジング31,31′に押し込んだとき、コアハウジング3の幅狭面42の内部に横方向に延びる横方向溝30に係合し、その内部で係止される。このようにして、二重ユニット3−4は内側カップリングハウジング32,32′の内部で確実に保持される。
【0035】
コネクタ56の別の有利な実施形態が、8倍の多重コネクタハウジングを備える多重・二重コネクタ56を示す図10から図21に図示されている。多重・二重コネクタは、複数の二重コネクタで実質的に構成されており、コアハウジング3とコア内側ハウジング4からなる二重ユニット3−4がそれぞれ設けられ、同一に施工されている。したがって、多重・二重コネクタ56を構成するために、コアハウジング3とコア内側ハウジング4からなる二重ユニット3−4も同様に多重に設けられており、二重ユニット3−4は、下側のハウジングシェル44と(図示しない)上側のハウジングシェルとを含む収容ハウジングの中に、相並んで配置されている。後方から光ガイドバンドル6が挿入される収容ハウジングは、二重コネクタ1の収容ハウジング5に対して改変された施工になっているのが好ましい。
【0036】
多重・二重コネクタを構成するために、n倍の二重コネクタが設けられるのが好ましい。しかしながら、たとえば3つの単独フェルールが3重コアハウジングと3重コア内側ハウジングの中に配置されており、フェルールが相並んで、または相上下して配置されていてよい実施形態も同様に可能であり、特殊な用途向けには有意義である。
【0037】
一例として図示している多重・二重コネクタ56では、収容ハウジングは、相上下して配置された2つのハウジングシェルでできており、そのうち下側のハウジングシェルだけが図示されており、これらのハウジングシェルの間に、二重コネクタ1の実施形態について説明したような二重ユニット3−4が相並んで配置されている。両方のハウジングシェル44の中にあるコア内側ハウジング4は、係止部21,48,49(図11)によって相互に係止することができる。二重ユニット3−4ならびに収容ハウジング5は、多重コネクタハウジング43に差し込まれ、その内部で浮動式に保持されており、多重コネクタハウジング43は、相並んで配置されて相互に連結された複数の二重コネクタハウジング58,59を含んでいる。内部に位置する二重コネクタハウジング59も同一に施工されており、それぞれ縁部側の二重コネクタハウジング58は互いに左右対称に施工されている。
【0038】
図11と図12は、収容ハウジングの下側のハウジングシェル44の平面図と、多重・二重コネクタ56の下側のハウジングシェル44の端面の図とを示している。各々のハウジングシェル44の内側の主面50には、底面に係止窓48および49を有する、互いに間隔をおいた収容溝47が形成されている。収容溝47は、それぞれ1つの二重ユニット3−4を収容する役目を果たすものであり、ウェブ25(図2)が係止窓49に係止されるとともに、係止ラグ21が係止窓48に係止される。下側のハウジングシェル44は、光ガイドバンドル6が挿入される、先細になっている後側の端部に、(図示しない)上側のハウジングシェルのための係止手段を有しており、この係止手段は、たとえば係止ラグ46が配置されたそれぞれ1つの案内舌部45で構成されている。
【0039】
図13から図19は、多重・二重コネクタ56の多重コネクタハウジング43を、さまざまな外観図と断面図で示している。個々の二重コネクタハウジング58および59は、カップリングの方を向いている前側端部では互いに間隔をおいており、カップリングと反対の方を向いている後側端部では1つにまとめられている。その様子は図10と図19から明らかにわかる。
【0040】
多重・二重コネクタ56に付属する多重カップリングが、図20には平面図、図21には図20のA−A線に沿った断面図でそれぞれ示されている。このような種類の多重カップリングは、二重コネクタの外側カップリングハウジングに準じて複数の収容部分52を含んでいる外側カップリングハウジング51でできている。この複数の収容部分52は、一体的な外側カップリングハウジング51を形成する1つのブロックにまとめられている。外側カップリングハウジング51のそれぞれ個々の収容部分52には、図7に準ずる内側カップリングハウジング32,32′が配置されている。図3および図6と同じく図20からもわかるように、外側カップリングハウジング31ないし個々の収容部分52の内壁は、幅広面に案内溝55,64を有している。このそれぞれの案内溝55,64には、コネクタハウジング2ないし多重コネクタハウジング43を付属の外側カップリングハウジング31,31′ないし51へ挿入するときに、カップリング内部で案内をするための隆起した長手ウェブ53ないし62が摺動して入り込み、この長手ウェブ53ないし62は、コネクタハウジング2ないし多重コネクタハウジング43の外側の幅広面の少なくとも1つに形成されている。
【0041】
図23には、主要な部品としてコネクタハウジング102と、コアハウジング103と、コア内側ハウジング104と、2部分からなる収容ハウジング105a,105bとで構成された本発明による二重コネクタの別の実施形態101が、分解図として図示されている。この収容ハウジングの中には、クリンプ接続部106aと、クリンプスリーブ106bと、座屈防止具106cとによって光ガイドバンドル106dが挿入されており、収容ハウジングはコア内側ハウジング104の後に続いている。コアハウジング103は、互いに対向する2つの幅広面126と、その間に配置されたばねスリット142aを備える幅狭面142と、相上下して配置された2つの貫通孔115,115′が配置された、前方に向いている端面157とを備える長方形ハウジングとして施工されている。
【0042】
コア内側ハウジング104は前側の直方体プレート117aを含んでおり、この直方体プレートは前側の幅広面123に、コネクタ101の長軸の方向へ二重円筒116を支持しており、この二重円筒116は2つの貫通孔118,118′を有している。さらにコア内側ハウジング104は、後側の直方体プレート117bを含んでいる。この直方体プレートは前側の直方体プレート117aと平行に配置されており、前側の直方体プレート117aの後側の幅広面に対して間隔をおくとともに、同じく直方体状の連結ウェブ117cによってこれと連結されており、この連結ウェブの長手方向の長さは、前側の直方体プレート117aの後側の幅広面と、後側の直方体プレート117bの前面との間の間隔に対応しており、連結ウェブの側方ないし垂直方向の長さは、前側および後側の直方体プレート117a、117bのそれぞれの側方ないし垂直方向の長さよりも短い。
【0043】
コアハウジング103とコア内側ハウジング104は、2つのフェルール9,10を収容するためのいわば二重ユニット103−104を形成しており、これらのフェルールは、この二重ユニットの内部で、圧縮ばね12によってばね負荷をかけられた状態で保持されている。
【0044】
コアハウジング103とコア内側ハウジング104とは、両方のフェルール9,10を収容するように構成されており、フェルールはコアハウジング103の中に保持されており、フェルール9,10の前側端部は、コアハウジング103の端面157を通って前方に突出する。フェルール9,10の後側端部はコア内側ハウジング104の中に突入している。コアハウジング103とコア内側ハウジング104は少なくとも部分的に相互に嵌め合わされており、それによって二重ユニット103−104を形成している。コアハウジング103とコア内側ハウジング104を組み合わせると、コアハウジング103は、コア内側ハウジング104の前側の直方体プレート117aの前側の幅広面123から屹立する。二重円筒116の側方には、コアハウジング103を二重円筒116に被せたときにコアハウジング103の対応する係止窓127に係止することができる、互いに対向する係止ラグ160が配置されている。
【0045】
フェルール9,10は回り止め11を有しており、後方からコアハウジング103に挿入され、コアハウジング103内部で相応に成形された着座部に相並んで配置され、軸方向に可動なように保持されており、それぞれ1つの圧縮ばね12が後方からフェルール9,10に被せられ、圧縮ばねの前側端部が回り止め11に作用する。圧縮ばね12の後側端部は、コア内側ハウジング104の内側の段差部に対して支持されている。このようにして、フェルール9,10はばね12のばね力に抗して軸方向へ若干動くことができる。フェルール9,10の後側端部は、前側の直方体プレート117aの内部にある相応の貫通孔に挿通されている。光ガイドバンドル6aは少なくとも2つの光ファイバー7,8を有しており、光ファイバー7,8はフェルール9,10を通ってその先端部に案内されている。
【0046】
収容ハウジング105a,105bは2つの部分を含んでおり、すなわち、係止ラグ166,167と係止窓168によって互いに対向するように相互に係止可能な左側のシェル半体105aと右側のシェル半体105bとを含んでおり、それぞれのシェル半体105a,105bの間には中空スペースがある。
【0047】
係止ラグ166,167および係止穴168の位置と形状は、両方のシェル半体105a,105bが差異を有している必要がなく、同一に施工されていてよいが、それにもかかわらず相互に係止可能であるように選択するのが好ましい。両方のシェル半体105a,105bは、シェル半体105a,105bが相互に係止されているとき、収容ハウジング105a,105bの中空スペースの後側領域が、光ガイドバンドル6aの挿入に用いられるクリンプ接続部106aをクリンプスリーブ106bおよび座屈防止具106cとともに収容し、嵌合によって定着させることができるように成形されている。
【0048】
収容ハウジング105a,105bはその前面に、シェル半体105a,105bが相互に係止されたときに、開いたフロント窓169を有している。両方のシェル半体105a,105bの主面、ならびにその上下の仕切面は、それぞれの内面に、フロント窓の領域に凹部165を有しており(図24)、これらの凹部165は、シェル半体105a,105bが相互に係止されたときに、収容ハウジング105a,105bの内壁に、二重コネクタ101の長手方向に対して垂直方向へ全面的に周回する溝を形成する。この溝は、後側の直方体プレート117bを嵌合によって収容できるように成形されている。このように、シェル半体105a,105bが相互に分離しているときに、後側の直方体プレート117bを、まずシェル半体105a,105bの一方の凹部165に挿入し、次いでこのシェル半体を他方のシェル半体と係止することによって、コア内側ハウジング104を、収容ハウジング105a,105bの中で嵌合によって定着可能である。
【0049】
二重ユニット103−104は収容ハウジング105a,105bとともにコネクタハウジング102の中に挿入され、このコネクタハウジングは実質的に直方体ハウジングとして施工されるとともに、互いに対向する2つの広いハウジング面と、その間に配置された2つの幅狭面とを備えている。コネクタハウジング102は、両方の端面が開いている。その両方の幅狭面は、前側端部の領域に切欠き184を有している。コアハウジング103、コア内側ハウジング104、および収容ハウジング105a,105bは、コネクタハウジング102の中で浮動式に保持される。
【0050】
図25は、すでに最初からコア内側ハウジング104aを含んでおり、図23に示す収容ハウジング105a,105bおよびコア内側ハウジング104の代わりに使用可能である、2部分からなる収容ハウジング105c,105dの別の実施形態を示している。収容ハウジング105c,105dは2つのシェル半体105c,105dを含んでおり、一方のシェル半体105cはコア内側ハウジング104aと堅固に結合されている。このシェル半体105cとコア内側ハウジング104aは単一のモノリシックな成形部品であるのが好ましく、したがって、たとえば射出成形やプレス成形など、ただ1つの製造工程で製造できるのが好ましい。図25aは、シェル半体105cとコア内側ハウジング104aとをカップリングの方向から見た前面図であり、図25bはこれに対応する反対方向から見た図である。図25cはシェル半体105cの外面を示す平面図であり、図25dはその側面図であり、それぞれ図示しない光ガイドバンドル6aが左側から挿入されており、コア内側ハウジング104aは、シェル半体105cから右方に向かってカップリングの方向へ突出している。図25eは、これに付属する他方のシェル半体105dを外観図で示している。
【0051】
コネクタ1をカップリングに差し込むと、コアハウジング103がその前側端部で、相互の係止部によってカップリングの内部で係止される。個々のカップリングは外側カップリングハウジング131で構成されており(図26)、その中に内側カップリングハウジング132が挿入されている。この両方の部分、すなわち外側カップリングハウジング131と内側カップリングハウジング132は、2つの同一のコネクタ101によって光導波路接続を継続させようとする場合には、2重に設けられているのが好ましい。外側カップリングハウジング131の収容容積部133には、コネクタハウジング102を差し込むことができ、そのために、外側カップリングハウジング131の収容容積部133の内部輪郭と、コネクタハウジング102の外側輪郭とは呼応するように成形されている。さらに外側カップリングハウジング131は、長手ウェブ153を収容し、それによってコネクタハウジング102(図23)を案内するための案内溝154を有している。
【0052】
図27a,b,cは、本発明による二重コネクタ101を外側カップリングハウジング131に連結するプロセスを模式的に示している。二重コネクタ101は収容ハウジング105a,105bを含んでおり、図27にはシェル半体105aだけが見えており、それに対して他方のシェル半体105bは隠れており、ならびにコア内側ハウジング104、コアハウジング103、および断面図で示すコネクタハウジング102が見えている。収容ハウジング105a,105b、コア内側ハウジング104、およびコアハウジング103は、図27では、図24を参照して説明したように組み立てられているので、コア内側ハウジングの前側の直方体プレート117aだけしか見えていない。コア内側ハウジングの残りの部分は、収容ハウジング105a,105bないしコアハウジング103の中に収容されているからである。コネクタハウジング102は、二重ユニット103−104の上に被せられている。図26aでは、二重コネクタ101が外側カップリングハウジング131にようやく部分的に差し込まれている。カップリングと二重コネクタの係止は、まだ成立していない。
【0053】
図27bでは、二重ユニット103−104および収容ハウジングからなるモジュールが、カップリングの中に完全に挿入されている。コアハウジング103は、横方向溝130と、アーム137に配置された係止ラグ138とによって、内側カップリングハウジング132と係止されている。ただしこの係止は、後側の収容ハウジングまたは光ガイドバンドル6a(図27には図示せず)をわずかな力で引っ張ることによって、再び解消することができる。なぜなら係止ラグ138は、アーム137をごく軽微に側方へ外方に向かって切欠き184の中へ曲げながら、それによって横方向溝130から出るように撓ませることができるからである。
【0054】
そして、コネクタハウジング102をカップリングの方向に押していくと、ついにはコネクタハウジングも係止ラグ128および係止窓135によって、外側カップリングハウジング131と係止される(図27c)。切欠き184は、図27bに比べてカップリングの方向に変位しており、もはや係止ラグ138の領域にはない。コアハウジング103と内側カップリングハウジング132との間の係止は、収容ハウジング105a,105bまたは光ガイドバンドル6a(図27には図示せず)を引っ張ることによっては、解消することができない。なぜなら係止ラグ138は、もはや側方へ横方向溝130から出るように撓ませることができないからである。コアハウジング103と内側カップリングハウジング132との間の係止は、図27cに示すコネクタハウジング102の位置では解消可能でなく、したがって引抜き防止として機能する。コネクタとカップリングは互いに堅固にロックされている。
【0055】
引抜き防止の不活動化、およびこれに伴うロック解除は、コネクタハウジング102を光ガイドバンドル6aの方向へ引き戻して、図27bに示す位置にすることによってのみ可能である。そのためには、まずストラップ113に圧力をかけ、それによって係止ラグ128を係止窓135から外へ撓ませ、次いで、コネクタハウジング102を光ガイドバンドル6aの方向へ動かす。そして、係止ラグ138を側方へ撓ませながら、コネクタ101をわずかな力のコストで再びカップリングから外すことができる。
【0056】
図28には、本発明による多重・二重コネクタ156の別の実施形態101が、分解図として図示されている。この多重・二重コネクタ156は、実質的に、コネクタハウジング143と、上側および下側のハウジングシェルと、互いに同一に施工されている複数の二重ユニット103−104とで構成されており、二重ユニット103−104は、下側のハウジングシェル144と(図示しない)上側のハウジングシェルとを含む収容ハウジングの中に、相並んで配置されている。収容容積部の中には、クリンプ接続部106a、クリンプスリーブ106b、および座屈防止具106cによって、光ガイドバンドル106dが挿入されている。
【0057】
図28の多重・二重コネクタを構成するために、n倍の図24の二重コネクタが設けられるのが好ましい。しかしながら、たとえば3つの単独フェルールが3重コアハウジングと3重コア内側ハウジングの中に配置されており、フェルールが相並んで、または相上下して配置されていてよい実施形態も同様に可能であり、特殊な用途向けには有意義である。
【0058】
図28に一例として図示している多重・二重コネクタ156では、収容ハウジングは、相上下して配置された2つのハウジングシェルでできており、そのうち下側のハウジングシェルだけが図示されており、これらのハウジングシェルの間に、二重コネクタ101の実施形態について説明したような二重ユニット103−104が相並んで配置されている。コア内側ハウジング104は、係止部によって相互に係止することができる。コアハウジング103は横方向溝130を有しており、その機能についてはすでに図27を参照しながら説明したとおりである。二重ユニット103−104は多重コネクタハウジング143に差し込まれ、その内部で浮動式に保持されており、多重コネクタハウジング143は、相並んで配置されて相互に連結された複数の二重コネクタハウジング158,159を含んでいる。内部に位置する二重コネクタハウジング159も同一に施工されており、それぞれ縁部側の二重コネクタハウジング158は互いに左右対称に施工されている。内部の二重コネクタハウジング159はストラップ113と係止ラグ128を有しており、これらの機能は、すでに図27を参照して説明したストラップ113および係止ラグ128の機能に呼応している。
【0059】
図29は、図28のシェル半体144を、垂直方向の平面図で示している。図28と図29の例では合計8つのフェルール用として設計されている、本発明の多重・二重コネクタの下側のシェル半体144は、座屈防止具106cのための半円筒状の収容部と、クリンプ接続部106aおよびファイバー分割部198を収容するためのそれぞれ1つのベット192とを有しており、このファイバー分割部は、通常、光ガイドバンドル106dの端部領域に、これを回り止めしながら定着させるために配置される。
【0060】
シェル半体144の主面から上方に向かって延びている係止ラグ193は、下側のシェル半体144と、図示しない上側のシェル半体とを係止する役目を果たすものであり、係止ラグ193の形状と位置は、上側および下側のシェル半体が差異を有している必要がなく、同一に施工されていてよいが、それにもかかわらず相互に係止可能であるように選択するのが好ましい。シェル半体の前側の端部領域は、それぞれのシェル半体の間にある収容容積部が多重コネクタハウジング158を収容できるようにそれぞれ成形されており、案内ウェブ194によって互いに分離された4つの収容溝195が、それぞれ1つの二重ユニット103−104を収容する役目を果たす。
【0061】
図31と図32は、図30の多重カップリング151と連結された図28の多重コネクタ156を示している。図31は多重コネクタ・多重カップリングのシステムを示す外観図であり、それに対して図32は、図31よりも拡大した横断面図であり、ここでは視線の方向が図31の矢印の方向に対応しており、図32では多重コネクタ156の前側部分だけが図示されている。
【0062】
多重カップリング151は、多重カップリング・外側ハウジング231と多重カップリング・内側ハウジング232とを含んでいる。多重コネクタ156は、図28のシェル半体144とそれぞれ同一である2つのシェル半体144a,144bを含んでおり、ならびに4つの二重ユニット103−104と、多重コネクタハウジング143とを含んでいる。図31では、二重ユニットはシェル半体144a,144bおよび多重コネクタハウジング143で隠されており、したがって見ることができない。図32では、二重ユニット103−104が紙面に対して垂直な方向で相前後して位置している。
【0063】
シェル半体144a,144b、コア内側ハウジング104、およびコアハウジング103は、図31と図32では、図28を参照して説明したように組み立てられている。各々のコア内側ハウジング104の後側の直方体プレート117bは、それぞれの4つの幅狭面に沿って、シェル半体144a,144bの対応する凹部265に収容されているので、コア内側ハウジング104はシェル半体144a,144bによって嵌合により保持されている。多重コネクタハウジング143は部分的に多重カップリング・外側ハウジング231の中に差し込まれており、多重コネクタハウジング143の、カップリングの方を向いている端部領域は、多重カップリング・外側ハウジング231と、多重カップリング・内側ハウジング232のコネクタ156の方を向いている端部領域との間にある。
【0064】
多重コネクタハウジングの運動は、シェル半体144a,144bに対してはストッパ285a,285bによって、また多重カップリング・外側ハウジング231に対しては係止窓213と楔形断面の係止ラグ128aによって、それぞれ制限されている。
【0065】
多重カップリング・内側ハウジング232は係止ラグ238を有しており、係止ラグ238はそれぞれコアハウジング103の横方向溝130に係合する。したがってコアハウジング103は、横方向溝130と係止ラグ238によってカップリングと係止されている。コアハウジング103と多重カップリング・内側ハウジング232との間の係止は、コネクタ156または光ガイドバンドル(図32には図示せず)を引っ張ることによっては、解消することができない。なぜなら係止ラグ238は、多重コネクタハウジング143の壁部のカップリング側の端部領域によって、側方へ横方向溝130から出るように撓むことができないよう妨げられているからである。コアハウジング103と多重カップリング・内側ハウジング232との間の係止は、図32に示す多重コネクタハウジング143の位置では解消可能でなく、したがって引抜き防止として機能する。コネクタとカップリングは互いに堅固にロックされている。たとえばコネクタがカップリングから予期せず引き抜かれることはあり得ない。
【0066】
引抜き防止の不活動化、およびこれに伴うロック解除は、切欠き284が係止ラグ238の領域にくるまで、多重コネクタハウジング143を光ガイドバンドル6aの方向へ引き戻すことによってのみ可能である。そのためには、多重コネクタハウジング143をカップリングに対して、およびシェル半体144a,144bに対して光ガイドバンドル6aの方向に動かし、それによって係止ラグ113を係止窓213から外に出し、切欠き284を係止ラグ238の領域に移動させる。そして、係止ラグ238を側方へ撓ませながら、多重コネクタ156をわずかな力のコストで再びカップリングから外すことができる。
【0067】
当然ながら、4つとは異なる数の二重ユニット103−104を収容することができる変形例も考えられる。
【0068】
光学情報の伝送を目的とするコネクタの小型化を可能にするのは、本発明による構造だけである。有利な実施形態では、外側カップリングハウジングは、コネクタの長軸に対して横向きの方向では約12mmの高さと約6mmの幅を有するとともに、コネクタの長軸の方向へは(1,56,101,156)11mmの長さを有しており、コアハウジングは、コネクタの長軸に対して横向きの方向で約6mmの高さと約3.5mmの幅を有している。
【0069】
本発明の対象物により、特に光ガイドのバンドルの心線、すなわち個々のファイバーを、細いリボン同然に加工することができるという利点が生まれる。特に本発明の対象物は、従来技術の匹敵するコネクタに比べて4倍またはそれ以上のコネクタ密度を有している。本発明によるコネクタは、接続ケーブル、ジャンパケーブル、トランクケーブルに利用できるだけでなく、分配器キャビネットのボックスで供給をするためにも利用することができる。たとえばボックスの中で、8本ではなく32本のファイバーを接触できるようになる。また、ロックを改善し、本発明によるコネクタの予期しない引抜きを防ぐために、追加のロックスリーブ(ロックフード)が設けられていてよい。
【0070】
(産業上の利用可能性)
本発明は、特に、光ファイバー技術でコネクタを構成するために産業上利用することができ、本発明によるコネクタはコネクタ・カップリング・システムの一部であり、カップリングにコネクタを差し込むと、コアハウジングがその前側端部で、相互の係止部に基づいてカップリングで係止される。本発明の格別な有用性は、単独フェルールの決定的な利点がそのまま維持されるとともに、特に、カップリングの中で対向する2つのフェルールのapc接触の可能性が与えられる、二重コネクタまたは多重・二重コネクタの構成が本発明によって可能になるという利点にある。本発明のさらに別の有用性は、このコネクタが高い実装密度を可能にするという点にあり、このことは、本発明の二重ユニットに基づいて可能となる。同様に、このコネクタは高い信頼度の引抜き防止性も備えているので、誤って光ケーブルを引っ張っても、抜けることがあり得ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1a,b,cは、本発明による引抜き防止された係止の機能様式を示すため、カップリングにコネクタを差し込んだときの個々の部分の異なる相対位置を図示するように、本発明によるコネクタを示す模式的な断面図である。
【図2】 図2は、すべての個別部品を図示するために二重コネクタを示す分解外観図である。
【図3】 図3は、相互に差し込まれたコネクタを収容するために互いに接合された2つのカップリングを示す横断面図である。
【図4】 図4は、図3を上から見た平面図である。
【図5】 図5は、図3の外観図である。
【図6】 図6は、図5の個別カップリングを示す外観図である。
【図7】 図7は、図6に示す外側カップリングハウジングの内部にある内側カップリングハウジングを示す外観図である。
【図8】 図8は、コネクタを2つのカップリングとともに示す縦断面図である。
【図9】 図9は、2つのカップリングに相互に差し込まれた2つのコネクタを示す縦断面図である。
【図10】 図10は、個別部品を図示するための、多重コネクタハウジングすなわち8重のコネクタハウジングを示す分解外観図である。
【図11】 図11は、後側の収容ハウジングのハウジングシェルを示す平面図である。
【図12】 図12は、図11の端面から見た図である。
【図13】 図13は、多重コネクタハウジングを示す平面図である。
【図14】 図14は、図14を側方から見た平面図である。
【図15】 図15は、図13のC−C線に沿った断面図である。
【図16】 図16は、図14のA−A線に沿った断面図である。
【図17】 図17は、図14のB−B線に沿った断面図である。
【図18】 図18は、図19の多重コネクタハウジングを示す側面図である。
【図19】 図19は、図13の外観図である。
【図20】 図20は、付属の多重カップリングを示す平面図である。
【図21】 図21は、図20のA−A線に沿った断面図である。
【図22】 図22は、図2の部分2のA−A線に沿った断面図である。
【図23】 図23は、すべての個別部品を図示するための、二重コネクタの別の実施形態を示す分解外観図である。
【図24】 図24は、収容ハウジングの別の実施形態に基づくシェル半体を示す外観図である。
【図25】 図25a,b,c,dは、収容ハウジングの別の実施形態に基づくシェル半体のさまざまな図である。
図25eは、図25a−dのシェル半体に属する他のシェル半体を示す外観図である。
【図26】 図26は、外側カップリングハウジングの別の実施形態を示す外観図である。
【図27】 図27a,b,cは、本発明による引抜き防止された係止の機能様式を示すため、図26のカップリングにコネクタを差し込んだときの個々の部分の異なる相対位置を図示するように図23のコネクタを示す模式的な断面図である。
【図28】 図28は、多重コネクタの別の実施形態を示す分解外観図である。
【図29】 図29は、図28のコネクタのシェル半体を示す平面図である。
【図30】 図30は、図28のコネクタに適合する多重カップリングを示す外観図である。
【図31】 図31は、図30のカップリングと連結された図28のコネクタを示す外観図である。
【図32】 図32は、本発明による引抜き防止された係止の機能様式を示すために、図28のコネクタと図30のカップリングを示す横断面図である。
【符号の説明】
1,101 二重コネクタ
2,102 コネクタハウジング
3,103 コアハウジング
4,104 コア内側ハウジング
5,105a,b 後側の収容ハウジング
6,6a 光ガイドバンドル
7,8 光ファイバー
9,10 セラミックフェルール
11 回り止め
12 圧縮ばね
13,113 ストラップ
14 2の収容容積部
15,15′,115,115′ 貫通孔
18,18′,118,118′ 貫通孔
16,116 二重円筒
17,117a,117b 直方体プレート、前側と後側の直方体プレート
19,19′,45 案内舌部
20 5の収容容積部
21,28,38,46 係止ラグ
22,27,35,35′ 係止窓
23,123 17,117aの前側の幅広面
34,42,63,142 幅狭面
24 案内溝
25 ウェブ
26,126 幅広面
29 握り窪み
30,130 横方向溝
31,31′,131 外側カップリングハウジング
32,32′,132 内側カップリングハウジング
33,131 31,131の収容容積部
36 プレート
37,37′,137 アーム
39 収容部
40 貫通孔
41 案内スリーブ
43 多重コネクタハウジング
44,144 ハウジングシェル
47 収容溝
48,49 係止窓
50 主面
51 外側カップリングハウジング
52 収容部
53,62,153 長手ウェブ
54,55,64,154 案内溝
56,156 多重・二重コネクタ
57,157 3,103の端面
58,59 二重コネクタハウジング
60 係止ラグ
106a クリンプ接続部
106b クリンプスリーブ
106c 座屈防止具
106d 光ガイドバンドル
113 ストラップ
117c 連結ウェブ
128a 係止ラグ
130 横方向溝
135 係止窓
138 係止ラグ
143 コネクタハウジング
144,144a,144b シェル半体
151 多重カップリング
156 多重コネクタ
158,159 二重コネクタハウジング
165 凹部
168 係止窓
169 フロント窓
184,190 切欠き
191 受容部
192 ベット
194 案内ウェブ
195 収容溝
198 ファイバー分割部
213 係止窓
231 多重カップリング・外側ハウジング
232 多重カップリング・内側ハウジング
265 凹部
284 切欠き
285a,b ストッパ

Claims (11)

  1. 光導波路(6,6a,7,8,106d)用のコネクタ(1,56,101,156)であって、コネクタハウジング(2,43,102,143)を備えており、コネクタハウジングの後側端部には、少なくとも2つの光導波路ファイバー(7,8)を備える光ガイドバンドル(6,6a,7,8,106d)が挿入されるとともに、これと対向するコネクタハウジングの前側端部からは、光導波路ファイバー(7,8)のそれぞれ1つが挿入されたフェルール(9,10)が出ており、このフェルール(9,10)はフェルールハウジング(3,4,103,104)の中で保持されており、このフェルールハウジングは、フェルールハウジング(3,4,103,104)を収容するために相応に成形されたコネクタハウジング(2,43,102,143)に挿入されており、フェルール(9,10)はばね負荷を受けて軸方向に可動であり、フェルールハウジングは、2つの個々のフェルール(9,10)を収容するために構成されたコアハウジング(3,103)とコア内側ハウジング(4,104)とからなっており、フェルール(9,10)はコアハウジング(3,103)の中で保持されており、それぞれのフェルール(9,10)の前側端部はコアハウジング(3,103)を通って前方に突き出しており、それぞれのフェルール(9,10)の後側端部はコア内側ハウジング(4,104)の中に突入しており、コアハウジング(3,103)とコア内側ハウジング(4,104)は少なくとも部分的に相互に差し込まれており、このコネクタ(1,56,101,156)は、コネクタ(1,56,101,156)を収容するカップリングハウジング(31,31′,131,32,32′,132)と嵌め合わせる用途に定められている形式のものにおいて、
    コア内側ハウジング(4)が、貫通孔(18,18′)を備える直方体プレート(17)を含んでおり、この直方体プレートの前面(23)には、コネクタ(1,56)の軸方向に延びる、貫通孔(18,18′)を備える二重円筒(16)が冠着されており、直方体プレートの後面には、後側の収容ハウジング(5)に挿入するために2つの案内舌部(19,19′)が軸方向に延びており、案内舌部(19,19′)と収容ハウジング(5)は相互の係止手段(21,22)を有していることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記係止手段(21,22)が係止ラグ(21)と係止窓(22)であり、係止ラグ(21)は案内舌部(19,19′)に配置されており、収容ハウジング
    (5)は、それぞれ1つの係止窓(22)を有する側壁(23)を備える直方体ハウジング(5)の形状を有しており、案内舌部(19,19′)を収容ハウジングに挿入した後、この側壁に係止ラグを係止することができることを特徴とする、請求項1に記載のコネクタ。
  3. 収容ハウジングが、相上下して配置された2つのハウジングシェル(44,144,144a,144b)でできており、これらのハウジングシェルの間には、多重・二重コネクタ(56,156)を構成するために、コアハウジング(3,103)とコア内側ハウジング(4,104)とからなる二重ユニット(3−4,103,104)が同一の形で多重に存在していて相並んで配置されており、コア内側ハウジング(4)はハウジングシェル(44)の中で係止部(21,48,49)によって相互に係止されており、二重ユニット(3−4)は多重コネクタハウジング(43)の中に差し込まれて、その内部で浮動式に保持されており、この多重コネクタハウジングは、相並んで配置されて相互に連結された複数の二重コネクタハウジング(58,59)からなっていることを特徴とする、請求項1または2に記載のコネクタ。
  4. 多重コネクタハウジング(43)の二重コネクタハウジング(58,59)の少なくとも一部が、収容ハウジング(44)とのロックを解除するためのストラップ(13)を有していることを特徴とする、請求項3に記載のコネクタ。
  5. コア内側ハウジング(104)が、貫通孔(118,118′)を備える前側の直方体プレート(117a)と、両方の案内舌部の代わりに前側の直方体プレート(117a)から光導波路(106a)の方向で平行に間隔をおいた、連結ウェブ(117c)によって前側の直方体プレート(117a)とつながれた後側の直方体プレート(117b)とを含んでおり、連結ウェブ(117c)の側方ないし垂直方向の長さは、後側の直方体プレート(117b)の側方ないし垂直方向の長さよりも短く、
    前側の直方体プレート(117a)の前面(123)には、コネクタ(101)の軸方向に延びる、貫通孔(118,118′)を備える二重円筒(116)が冠着されており、収容ハウジング(105a,105b,144,144a,144b)は相互に係止可能な2つのシェル半体(105a,105b,144,144a,144b)でできており、両方のシェル半体(105a,105b,144,144a,144b)の主面はそれぞれの内側に、収容ハウジング(105a,105b,144,144a,144b)の前側端部の領域にそれぞれ凹部(165,265)を有しており、この凹部は、シェル半体(105a,105b,144,144a,144b)が相互に係止されているとき、後側の直方体プレート(117b)を嵌合によって収容することができることを特徴とする、請求項1に記載のコネクタ。
  6. 収容ハウジング(144,144a,144b)が、相上下して配置された2つのハウジングシェル(144,144a,144b)でできており、これらのハウジングシェルの間に二重ユニット(103−104)が相並んで配置されており、二重ユニット(103−104)ならびに収容ハウジング(144,144a,144b)は多重コネクタハウジング(143)の中に差し込まれてその内部で浮動式に保持されており、この多重コネクタハウジングは、相並んで配置されて相互に連結された複数の二重コネクタハウジング(158,159)を含んでいることを特徴とする、請求項3に記載のコネクタ。
  7. コアハウジング(3,103)が、コネクタ(1,56,101,156)の長軸に対して横向きの方向で約6mmの高さと約3.5mmの幅を有していることを特徴とする、前記請求項のうちいずれか1項に記載のコネクタ。
  8. 請求項1からまでのいずれか1項に記載のコネクタを備えるコネクタ・カップリング・システムにおいて、
    コネクタ(1,56,101,156)が、それぞれ1つのコアハウジング(3,103)とコア内側ハウジング(4,104)によって形成される少なくとも1つの二重ユニット(3−4,103−104)を含んでおり、コアハウジング(3,103)とカップリング(31,31′,32,32′,51,131,132,151)が相互に係止さ
    れると、コネクタハウジング(2,43,102,143)がコネクタ(1,56,101,156)の長手方向でコアハウジング(3,103)およびカップリング(31,31′,32,32′,51,131,132,151)に対して、引抜き防止部を活動化する目的のために第1の位置へ変位可能であるとともに、引抜き防止部を不活動化する目的のために第2の位置へ変位可能であり、
    第1の位置では、コネクタハウジング(2,43,102,143)の壁部の一部が係止ラグ(38,38′,138)の領域で、アーム(37,37′,137)の係止ラグ(38,38′,138)が横方向溝(30,130)から出るような可撓性がなくなるように配置され、それにより、光ガイド(6,6a,106d)や収容ハウジング(5,44,105,144,144a,144b)を引っ張ることによって、コネクタ(1,56,101,156)とカップリング(31,31′,32,32′,51,131,132,151)の機械的な連結を解消可能ではないが、
    第2の位置では、コネクタハウジング(2,43,102,143)の壁部のどの部分も係止ラグ(38,38′,138)の領域に配置されないので、アーム(37,37′,137)の係止ラグ(38,38′,138)が横方向溝(30,130)から出るような可撓性が生じており、光ガイド(6,6a,106d)や収容ハウジング(5,44,105,144,144a,144b)を引っ張ることによって、コネクタ(1,56,101,156)とカップリング(31,31′,32,32′,51,131,132,151)の機械的な連結を解消可能であることを特徴とする、コネクタ・カップリング・システム。
  9. コネクタハウジング(2,43,102,143)が第2の位置にあるとき、横方向溝(30,130)から出ようとする係止ラグ(38,38′,138)の可撓性は、アーム(37,37′,137)が、カップリング(31,31′,32,32′,51,131,132,151)と反対を向いている方の端部領域で、コネクタハウジング(2,43,102,143)の壁部の切欠き(84,184)に係合できることによって生じることを特徴とする、請求項8に記載のコネクタ・カップリング・システム。
  10. 外側カップリングハウジング(31,31′,131)が、コネクタ(1,56,101,156)の長軸に対して横向きの方向では約12mmの高さと約6mmの幅を有するとともに、コネクタ(1,56,101,156)の長軸の方向では11mmの長さを有することを特徴とする、請求項8に記載のコネクタ・カップリング・システム。
  11. コネクタ(1,56,101,156)をカップリング(31,31′,32,32′,51,131,132,151)に差し込むと、コアハウジング(3,103)がその前側端部で相互の係止部(30,38,130,138)によりカップリング(31,31′,32,32′,51,131,132,151)に係止され、コアハウジング(3,103)に関する、コアハウジング(3,103)とカップリング(31,31′,32,32′,51,131,132,151)の相互の係止部は、コアハウジング(3,103)の幅狭面(42,142)に延びる横方向溝(30,130)を含んでおり、カップリングは外側カップリングハウジング(31,31′,131)と内側カップリングハウジング(32,32′,132)とを含んでおり、この内側カップリングハウジングは実質的に直方体のプレート(36)を有しており、このプレートの上には2つのアーム(37,37′,137)が屹立しており、これらのアームの端部には係止ラグ(38,138)が配置されており、これらの係止ラグは、コアハウジング(3,103)を内側カップリングハウジング(32,32′,132)の両方のアーム(37,37′,137)の間に差し込んだときに、横方向溝(30,130)に係止されることを特徴とする、請求項8に記載のコネクタ・カップリング・システム。
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