JP3932237B2 - Adhesive tape - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は粘着テープに関し、さらに詳しくは基材層と粘着剤層とが共押出成形により一体に成形されてなる粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】
粘着テープの製造方法としては、プラスチックフィルム等の基材の表面に粘着剤を直接塗布し粘着剤層を形成する方法(直写法)や、剥離ライナの離型剤層表面に粘着剤を塗布し粘着剤層を形成した後、この粘着剤層を粘着テープ基材に転写して製造する方法(転写法)等がある。
さらに最近では、多層共押出成形技術を利用して基材層と粘着剤層とを同時に形成して粘着テープを製造する方法が試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記直写法を利用して粘着テープを製造する場合、基材に粘着剤を塗布した後、粘着剤を熱風により乾燥・硬化処理させることがあり、その際、耐熱性の乏しい基材の場合、熱により基材が収縮・変形することがあった。また、熱による基材の収縮・変形を防止する為、熱風の温度を低く設定すると粘着剤の乾燥・硬化に要する時間が長くなり粘着テープの生産性が低下するという問題が発生することがあった。
【0004】
転写法により粘着テープを製造する場合、粘着剤層を形成するための乾燥・硬化処理は剥離ライナ上で行われる為、製造工程上での粘着テープ基材の耐熱性については考慮する必要が無くなる。しかしながら、直写法に比較して製造工程が複雑になるといった問題点や、剥離ライナ上で粘着剤層を形成した後に、粘着テープ基材に貼り合わせる為、基材と粘着剤層の組み合わせによっては、基材と粘着剤層との接着性(以下、投錨性ともいう。)が悪くなるといった問題が発生することがあった。特に投錨性については、粘着剤としてスチレン系ブロック共重合体を主成分とした粘着剤を使用した場合に問題となり易かった。
【0005】
多層共押出成形(以下、単に共押出成形ともいう。)により粘着テープを製造する場合、基材層と粘着剤層とが溶融状態で積層されるため投錨性が向上し、さらに、基材層と粘着剤層とが同時に形成されるため粘着テープの生産性が向上するという利点が有る。しかしながら、粘着剤や基材として使用できる材料は押出成形可能な材料に限定され、特に基材に関しては、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂が一般的に使用されている。係るポリオレフィン系樹脂を使用する場合、粘着テープの基材として柔軟なもの(腰の弱さ)が好まれる用途には好適となるが、例えば粘着テープ基材としてより硬いもの(腰の強さ)が求められる用途では、基材強度の調整が困難であった。さらに共押出成形を用いて粘着剤層−基材層−粘着剤層の3層構造からなる粘着テープ(所謂、両面粘着テープ)を製造しようとする場合、その基材層としてポリオレフィン系樹脂を用いると、両面粘着テープ自体に強度(自己支持性、腰の強さともいう。)を十分に持たせることができず、例えば両面粘着テープを剥離ライナから容易に剥がすことができないという問題が発生することがあった。
【0006】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、基材層と粘着剤層が共押出成形により一体に成形された粘着テープにおいて、基材層と粘着剤層との投錨性に優れ、基材層の強度を任意に調整することが可能で、例えば両面粘着テープを共押出成形により製造する場合においても、剥離ライナから粘着テープを容易に剥がし取ることが可能な十分な強度を有する粘着テープを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは上記の問題点を解決するために、共押出成形で使用でき、さらに粘着テープの基材となり得る材料について種々検討を行なった結果、スチレン系ブロック共重合体に、スチレン系樹脂を配合することにより、係る材料が、スチレン系樹脂の配合量に応じて任意に基材強度を調整できる粘着テープの基材になり得ることを見出した。さらに、この基材層に積層させる粘着剤層としてスチレン系ブロック共重合体を主成分とした粘着剤を使用することにより、投錨性にも優れた粘着テープとなり得ることを見出し本発明に至ったものである。
【0008】
即ち本発明は、基材層とその片面に形成された粘着剤層とが、有機溶剤を含ませた共押出成形により一体に成形されてなる粘着テープであって、前記粘着剤層が、スチレン系ブロック共重合体を主成分とする粘着剤から構成され、前記基材層が、スチレン系ブロック共重合体にスチレン系ブロック共重合体と異なるスチレン系樹脂を配合したものから構成されていることを特徴とする粘着テープに関する。
また、本発明は、基材層とその両面に形成された粘着剤層とが、有機溶剤を含ませた共押出成形により一体に成形されてなる粘着テープであって、前記粘着剤層が、スチレン系ブロック共重合体を主成分とする粘着剤から構成され、前記基材層が、スチレン系ブロック共重合体にスチレン系ブロック共重合体と異なるスチレン系樹脂を配合したものから構成されていることを特徴とする粘着テープに関する。
更に、本発明は、基材層とその両面に形成された粘着剤層とを、有機溶剤を含ませた共押出成形により一体に成形する粘着テープの製造方法であって、前記粘着剤層が、スチレン系ブロック共重合体を主成分とする粘着剤から構成され、前記基材層が、スチレン系ブロック共重合体にスチレン系ブロック共重合体と異なるスチレン系樹脂を配合したものから構成されていることを特徴とする粘着テープの製造方法に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の粘着テープの一例(片面粘着テープ)を示す概略断面図である。図中イは基材層、ロは基材層の片面に形成された粘着剤層を示す。図2は、本発明の粘着テープの他の一例(両面粘着テープ)を示す概略断面図であり、図中イは基材層、ロは基材層の両面に形成された粘着剤層、ハは剥離ライナを示す。本発明の粘着テープは、上記基材層及び粘着剤層が後述する多層共押出成形法を利用して一体に積層されて形成される。
【0010】
本発明において粘着テープの基材層を構成する材料としては、スチレン系ブロック共重合体にスチレン系樹脂を必須成分として配合したものが使用される。係るスチレン系ブロック共重合体としては、例えばスチレン等のビニル芳香族化合物を主体とする末端ブロックAを2個又は3個以上有し、イソプレンやブタジエンの如き共役ジエン化合物を主体とする中間ブロックBを少なくとも1個有するトリブロック共重合体や放射状ブロック共重合体(A−B−A型ブロック共重合体)、ビニル芳香族化合物よりなる1個のブロックAと、共役ジエン化合物よりなる1個のブロックBが共重合したジブロック共重合体(A−B型ブロック共重合体)が挙げられる。
【0011】
係るスチレン系ブロック共重合体の具体例としては、例えばスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)やスチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−エチレン・ブチレン−スチレンブロック共重合体(SEBS)やスチレン−エチレン・プロピレン−スチレンブロック共重合体(SEPS)、スチレン−イソプレン・プロピレン−スチレンブロック共重合体(SIPS)の如きA−B−A型ブロック共重合体やその水素添加処理物等が挙げられる。基材層を構成する材料の選択に当たっては、後述する粘着剤層と基材層との投錨性をより向上させるという点からは、スチレン系ブロック共重合体として、粘着剤と同一の材料を用いることが好ましい。
【0012】
本発明において粘着テープの基材層を構成する上記スチレン系ブロック共重合体には、スチレン系樹脂が必須成分として配合される。係るスチレン系樹脂は、上記スチレン系ブロック共重合体からなる共押出成形されたフィルム(シート)の強度を、粘着テープの基材として好適な強度に調整するために用いられるものであり、上記スチレン系ブロック共重合体とは異なる材料から構成される。
【0013】
係るスチレン系樹脂として使用できる材料としては、スチレンのホモポリマーや共重合体あるいはスチレンオリゴマー、α−メチルスチレンのホモポリマーや共重合体あるいはα−メチルスチレンオリゴマー、α−メチルスチレンとビニルトルエンの共重合体等が挙げられる。また、スチレン系樹脂を主成分とする粘着付与樹脂(タッキファイヤー)を使用することもできる。係る粘着付与樹脂としては、例えば「クリスタレックス」(理化ハーキュレス社製)等が使用できる。中でもスチレン系ブロック共重合体との相溶性の点からは、特にα−メチルスチレン共重合体が好ましい。
【0014】
スチレン系ブロック共重合体に配合される上記スチレン系樹脂の量は、粘着テープとして要求される基材の強度に応じて適宜決定すれば良く特に限定するものではないが、通常スチレン系ブロック共重合体100重量部に対し、スチレン系樹脂を20重量部以上、好ましくは50重量部〜400重量部、さらに好ましくは100重量部〜350重量部である。スチレン系樹脂の配合量が20重量部よりも少ないと粘着テープ基材としての強度の付与が十分でない場合が有る。また、スチレン系樹脂の配合量が400重量部よりも多くなるとフィルムの可撓性が低下し、脆くなる傾向が有る。
【0015】
粘着テープの基材層を構成する材料には、上記のスチレン系ブロック共重合体とスチレン系樹脂以外にも、例えば、老化防止剤や顔料等の各種添加剤成分を必要に応じて配合できる。
【0016】
本発明において粘着テープの粘着剤層を構成する粘着剤には、スチレン系ブロック共重合体を主成分とする粘着剤が使用される。係る粘着剤を使用することにより、上記特定の基材との組み合わせで粘着テープを作製した場合に投錨性の優れた粘着テープとすることが可能となる。
【0017】
粘着剤の主成分として使用されるスチレン系ブロック共重合体としては、上述の粘着テープ基材を構成するスチレン系ブロック共重合体と同一のものを適宜選択して使用することができる。即ち、スチレン系ブロック共重合体としては、例えばスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)やスチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−エチレン・ブチレン−スチレンブロック共重合体(SEBS)やスチレン−エチレン・プロピレン−スチレンブロック共重合体(SEPS)、スチレン−イソプレン・プロピレン−スチレンブロック共重合体(SIPS)の如きA−B−A型ブロック共重合体やその水素添加処理物等を適宜選択して使用することができる。
【0018】
粘着剤としては、上記主成分となるスチレン系ブロック共重合体以外に、例えば粘着付与樹脂(タッキファイヤー)や軟化剤(オイル、液状樹脂等)、老化防止剤、充填剤、顔料等の各種添加剤を必要に応じて配合することができる。
【0019】
本発明の粘着テープは、基材層と粘着剤層を構成する材料を別々に調製し、夫々の材料を多層塗工ダイに供給し、基材層と粘着剤層とを一体に積層した状態で押出成形することにより作製される。基材層と粘着剤層を構成する材料の調製は、各層を構成する材料の混合物をトルエンや酢酸エチル等の有機溶剤に溶解させて調製する方法や、ホットメルト方式による調製、エマルション方式による調製等で適宜に調製することができる。以下、本発明の粘着テープの製造方法を図面に基づいて説明する。
【0020】
図3は、本発明の粘着テープの製造に利用できる多層塗工ダイの一例を示す概略断面図である。図3では、基材層と粘着剤層から構成される最大5層の層構造を有する粘着テープを製造することができる多層塗工ダイを示している。
【0021】
図3に示された多層塗工ダイを使用して、基材の両面に粘着剤層を有する粘着テープ(以下、両面粘着テープともいう。)を製造する場合について説明する。上述の方法にて調製された粘着テープの基材層及び粘着剤層を構成する材料(以下、単に塗布剤ともいう。)は、例えば、第1塗布剤供給源11と第5塗布剤供給源15には粘着剤層を構成する材料を仕込み、一方、第2塗布剤供給源12、第3塗布剤供給源13、第4塗布剤供給源14には基材層を構成する材料を仕込むというように粘着テープの層構成に応じて、別々に塗布剤供給源に仕込まれる。次に、各塗布剤供給源に仕込まれた塗布剤は、多層塗工ダイ1に連通接続する配管を通して多層塗工ダイの注入口7に夫々送り込まれる。注入口7から多層塗工ダイに送り込まれた塗布剤は、多層塗工ダイ内部の流路8を通過する間に、基材層と粘着剤層が、夫々の層構造を維持した状態で一体に積層された構成となり、基材層と粘着剤層が一体に形成された両面粘着テープとなって吐出口9から押出される。図中3は、必要に応じて使用される剥離ライナ等の工程用基材であり、2は前記工程用基材3を支持するバックアップロールである。
【0022】
上記多層塗工ダイ1において、注入口7から送り込まれた両面粘着テープの基材層及び粘着剤層を構成する夫々の材料が、多層塗工ダイの吐出口9において、各層の層構造を維持した状態で一体に積層されて押出されてくる機構について図面に基づき説明する。図4は、多層塗工ダイ1の流路8を示す斜視図であり、図5は、流路8内における各塗布剤の断面形状の変化の様子を示す斜視図である。
【0023】
図4に示すように、多層塗工ダイの注入口7は、その吐出口9に対してほぼ直角に捩じられた状態で配置されるとともに、注入口7の短辺は吐出口9の長辺に、注入口7の長辺は吐出口9の短辺に、夫々繋がるように流路8が形成されている。さらに、流路8は、いずれの流路断面においてもその断面積がほぼ同じになるように形成されている。つまり、注入口7の形状は、その断面積を変化させることなく、その形状の縦横比を変化させながら、吐出口9の形状にまで変化させている。
【0024】
図5に示すように、多層塗工ダイの注入口7における断面20では、第1塗布剤供給源〜第5塗布剤供給源より別々に供給された塗布剤が、注入口7の長辺方向に一列状に並んでいる。(図中A〜Eは、第1塗布剤供給源〜第5塗布剤供給源より供給された塗布剤を表す。上述の両面粘着テープの例の場合、A、E層が粘着剤層となり、B、C、D層が基材層となる。)注入口7から奥側の断面21では、塗布剤A〜Eの断面形状が全体として、その流路8の流路断面形状に合わせて変化している。このとき、各塗布剤A〜Eの断面形状が、各々同じような比率で変化している。断面22では、各塗布剤A〜Eの断面形状が横長形状になり始めている。さらに奥側の断面23では、塗布剤A〜Eの断面形状が全体としても横長形状になるとともに、各塗布剤A〜Eの断面形状がさらに横長形状になっている。断面24では、各塗布剤A〜Eが多層状に比較的薄く積み重なっている。吐出口9の断面25では、各塗布剤A〜Eが所定の厚みを持って多層状に形成されている。吐出口9では、上述した断面25の状態となった、基材層と粘着剤層が一体に積層された両面粘着テープが吐出される。
【0025】
上記例では、5層構造からなる両面粘着テープの製造方法について説明したが、本発明では上記構成に限らず、多層塗工ダイの構造を適宜変更することにより、少なくとも1層の基材層と少なくとも1層の粘着剤層から構成される2層構造以上の粘着テープを共押出成形にて製造することができる。さらに、多層塗工ダイについても上記構造のものに限定されず、多層共押出可能なTダイ方式やインフレーション方式等の適宜の方式を採用することができる。
【0026】
本発明において粘着テープの基材層及び粘着剤層の厚さは特に限定するものではなく、必要に応じて適宜決定すれば良いが、通常基材層の厚さは、5〜200μm、粘着剤層の厚さは5〜150μm程度で設計される。
【0027】
本発明においては、共押出成形により粘着テープを作製した後、粘着剤層を剥離ライナで保護することもできる。係る剥離ライナとしては、紙、プラスチックフィルム等の基材の表面にシリコーン系離型剤等から構成される離型剤層を形成したものを使用することができる。また、基材層の片面にのみ粘着剤層を形成した片面粘着テープの場合は、基材層の粘着剤層形成面と反対側の面にシリコーン系離型剤や長鎖アルキル系離型剤等から構成される離型剤層を形成することができる。この場合、粘着テープはロール状に巻回した状態で製品とすることが可能となる。
【0028】
本発明の粘着テープは、事務用途、工業用途等の種々の用途に使用することができる。
【0029】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明は実施例のみに限定されるものではない。なお、以下において部とあるのはすべて重量部を意味するものである。
【0030】
実施例1
・粘着剤層を構成する材料(A)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3460C、スチレン含有量25%、日本ゼオン社製)100部
水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社製)130部
芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハラケミカル社製)30部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
・基材層を構成する材料(B)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3460C、スチレン含有量25%、日本ゼオン社製)100部
スチレン系樹脂(クリスタレックス、理化ハーキュレス社製)50部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
・粘着剤層を構成する材料(C)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオン社製)100部
水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社製)130部
芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハラケミカル社製)30部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
上記粘着剤層・基材層を構成する材料を、粘着剤層A−基材層B−粘着剤層Cからなる3層構造となるように夫々多層塗工ダイに注入し、両面粘着テープを作製した。なお、A、B、C各層の厚さは35μmとした。
【0031】
実施例2
・粘着剤層を構成する材料(A)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオン社製)100部
水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社製)130部
芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハラケミカル社製)30部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
・基材層を構成する材料(B)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオン社製)100部
スチレン系樹脂(クリスタレックス、理化ハーキュレス社製)100部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
・粘着剤層を構成する材料(C)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオン社製)100部
水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社製)130部
芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハラケミカル社製)30部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
上記粘着剤層・基材層を構成する材料を、粘着剤層A−基材層B−粘着剤層Cからなる3層構造となるように夫々多層塗工ダイに注入し、両面粘着テープを作製した。なお、A、B、C各層の厚さは35μmとした。
【0032】
実施例3
・粘着剤層を構成する材料(A)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3460C、スチレン含有量25%、日本ゼオン社製)100部
水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社製)130部
芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハラケミカル社製)30部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
・基材層を構成する材料(B)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3460C、スチレン含有量25%、日本ゼオン社製)100部
スチレン系樹脂(クリスタレックス、理化ハーキュレス社製)150部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
・粘着剤層を構成する材料(C)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオン社製)100部
水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社製)130部
芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハラケミカル社製)30部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
上記粘着剤層・基材層を構成する材料を、粘着剤層A−基材層B−粘着剤層Cからなる3層構造となるように夫々多層塗工ダイに注入し、両面粘着テープを作製した。なお、A、B、C各層の厚さは35μmとした。
【0033】
実施例4
・粘着剤層を構成する材料(A)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオン社製)100部
水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社製)130部
芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハラケミカル社製)30部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
・基材層を構成する材料(B)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオン社製)100部
スチレン系樹脂(クリスタレックス、理化ハーキュレス社製)200部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
・粘着剤層を構成する材料(C)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオン社製)100部
水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社製)130部
芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハラケミカル社製)30部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
上記粘着剤層・基材層を構成する材料を、粘着剤層A−基材層B−粘着剤層Cからなる3層構造となるように夫々多層塗工ダイに注入し、両面粘着テープを作製した。なお、A、B、C各層の厚さは35μmとした。
【0034】
比較例1
・粘着剤層を構成する材料(A)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオン社製)100部
水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社製)130部
芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハラケミカル社製)30部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
・基材層を構成する材料(B)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオン社製)100部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
・粘着剤層を構成する材料(C)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオン社製)100部
水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社製)130部
芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハラケミカル社製)30部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
上記粘着剤層・基材層を構成する材料を、粘着剤層A−基材層B−粘着剤層Cからなる3層構造となるように夫々多層塗工ダイに注入し、両面粘着テープを作製した。なお、A、B、C各層の厚さは35μmとした。
【0035】
比較例2
・粘着剤層を構成する材料
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオン社製)100部
水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社製)130部
芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハラケミカル社製)30部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
上記粘着剤溶液をシリコーン系剥離ライナに塗布し乾燥させ厚さ35μmの粘着剤層を形成した。厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの両面に上記粘着剤層を60℃・2kg/cm2の条件で貼り合せ両面粘着テープを作製した。
【0036】
実施例5
・粘着剤層を構成する材料(A)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3460C、スチレン含有量25%、日本ゼオン社製)100部
水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社製)130部
芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハラケミカル社製)30部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
・基材層を構成する材料(B)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3460C、スチレン含有量25%、日本ゼオン社製)100部
スチレン系樹脂(クリスタレックス、理化ハーキュレス社製)200部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
上記粘着剤層・基材層を構成する材料を、粘着剤層A−基材層Bからなる2層構造となるように夫々多層塗工ダイに注入し、片面粘着テープを作製した。なお、粘着剤層であるA層の厚さを35μm、基材層であるB層の厚さを40μmとした。
【0037】
実施例6
・粘着剤層を構成する材料(A)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオン社製)100部
水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社製)130部
芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハラケミカル社製)30部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
・基材層を構成する材料(B)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオン社製)100部
スチレン系樹脂(クリスタレックス、理化ハーキュレス社製)250部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
上記粘着剤層・基材層を構成する材料を、粘着剤層A−基材層Bからなる2層構造となるように夫々多層塗工ダイに注入し、片面粘着テープを作製した。なお、粘着剤層であるA層の厚さを35μm、基材層であるB層の厚さを50μmとした。
【0038】
実施例7
・粘着剤層を構成する材料(A)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3460C、スチレン含有量25%、日本ゼオン社製)100部
水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社製)130部
芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハラケミカル社製)30部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
・基材層を構成する材料(B)
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3460C、スチレン含有量25%、日本ゼオン社製)100部
スチレン系樹脂(クリスタレックス、理化ハーキュレス社製)300部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
上記粘着剤層・基材層を構成する材料を、粘着剤層A−基材層Bからなる2層構造となるように夫々多層塗工ダイに注入し、片面粘着テープを作製した。なお、粘着剤層であるA層の厚さを35μm、基材層であるB層の厚さを60μmとした。
【0039】
比較例3
・粘着剤層を構成する材料
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3460C、スチレン含有量25%、日本ゼオン社製)100部
水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社製)130部
芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハラケミカル社製)30部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
上記粘着剤溶液をシリコーン系剥離ライナに塗布し乾燥させ厚さ35μmの粘着剤層を形成した。厚さ40μmのポリプロピレンフィルム(トレファンBO、東レ社製)の片面に上記粘着剤層を60℃・2kg/cm2の条件で貼り合せ片面粘着テープを作製した。
【0040】
比較例4
・粘着剤層を構成する材料
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クインタック3460C、スチレン含有量25%、日本ゼオン社製)100部
水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社製)130部
芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハラケミカル社製)30部
老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー社製)2部
上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗布剤を調製した。
上記粘着剤溶液を厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(ルミラー、東レ社製)の片面に塗布し乾燥させて片面粘着テープを作製した。なお、粘着剤層の厚みは35μmとした。
【0041】
上記実施例・比較例で得られた粘着テープについて、以下の方法にて投錨性評価(ピッキング試験)を行なった。結果を表1に示す。
投錨性評価
粘着テープの粘着剤層表面同士を貼り合わせ、その後素早く剥離させる。この動作を繰り返し行い、粘着剤が基材層から剥れ取られるまでの回数を評価した。なを、上記動作を10回繰り返しても粘着剤が基材層から剥がれ落ちないときを○とした。
【0042】
【表1】
【0043】
表1からもわかるように、実施例の粘着テープは、粘着剤層表面同士を貼り合わせ剥離する動作を10回以上行なっても、粘着剤が基材層から剥れ取られることはなく、投錨性に優れている。一方、転写法や直写法により作製した比較例2〜4の粘着テープはいずれも3〜5回の繰り返しで粘着剤が基材層から剥れ取られてしまい、投錨性が十分ではなかった。
【0044】
両面粘着テープに関する実施例・比較例について、以下の方法にて剥離ライナからの剥離性評価を行なった。
剥離性評価
実施例1〜4及び比較例1の両面粘着テープの片面の粘着剤層に、厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにシリコーン系離型剤を塗布した剥離ライナを貼り合わせた。
両面粘着テープを摘み、剥離ライナから両面粘着テープを容易に剥がし取ることができるか否か観察した。
上記評価を行なったところ、実施例の両面粘着テープは、本発明の特定構成の基材層を有している為、両面粘着テープ自体に強度(自己支持性)を有し、剥離ライナから容易に剥がし取ることができた。一方、比較例1の両面粘着テープは、両面粘着テープ自体に強度がなく、剥離ライナから両面粘着テープを剥がし取ることができなかった。
【0045】
【発明の効果】
本発明の粘着テープは、上記の如き構成を有することにより、スチレン系ブロック共重合体を主成分とする粘着剤を使用した粘着テープの欠点である投錨性を改善することが可能となる。
また、本発明の粘着テープは、基材層としてスチレン系ブロック共重合体にスチレン系樹脂を配合したものを使用しているため、スチレン系樹脂の配合量に応じて基材強度の調整を任意に行なうことができようになる。特に粘着テープとして、基材層の両面に粘着剤層を形成した両面粘着テープを共押出成形により作製する場合に、上記特定の材料を基材層に使用することにより、粘着テープ自体が十分な強度(自己支持性)を有する両面粘着テープを作製することができるようになる。この為、剥離ライナから両面粘着テープを剥がす場合に両面粘着テープが伸びたり、変形したり、切れることなく剥がすことができるようになる。
さらに本発明の粘着テープは、基材層と粘着剤層が共押出成形によって同時に形成されるため粘着テープの生産性を向上させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粘着テープの一例(片面粘着テープ)を示す概略断面図である。
【図2】本発明の粘着テープの他の一例(両面粘着テープ)を示す概略断面図である。
【図3】多層塗工ダイの一例を示す概略断面図である。
【図4】塗装塗工ダイの流路を示す斜視図である。
【図5】多層塗工ダイ流路内における各塗布剤の断面形状の変化の様子を示す斜視図である。
【符号の説明】
イ 基材層
ロ 粘着剤層
ハ 剥離ライナ
1 多層塗工ダイ
2 バックアップロール
3 工程用基材
4 上手側ダイ
5 下手側ダイ
6 連結部材
7 注入口
8 流路
9 吐出口
A〜E 塗布剤[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an adhesive tape, and more particularly to an adhesive tape in which a base material layer and an adhesive layer are integrally formed by coextrusion molding.
[0002]
[Prior art]
The adhesive tape can be produced by directly applying the adhesive to the surface of a substrate such as a plastic film to form an adhesive layer (direct copying method), or by applying the adhesive to the surface of the release liner layer of the release liner. There is a method (transfer method) in which the pressure-sensitive adhesive layer is formed and then transferred to the pressure-sensitive adhesive tape substrate for production.
More recently, a method of manufacturing a pressure-sensitive adhesive tape by simultaneously forming a base material layer and a pressure-sensitive adhesive layer using a multilayer coextrusion molding technique has been attempted.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
When producing an adhesive tape using the direct copy method, after applying the adhesive to the substrate, the adhesive may be dried and cured with hot air, and in that case, if the substrate has poor heat resistance, The base material sometimes contracted and deformed by heat. In addition, in order to prevent the base material from shrinking or deforming due to heat, if the temperature of the hot air is set low, the time required for drying and curing of the pressure-sensitive adhesive increases and the productivity of the pressure-sensitive adhesive tape decreases. It was.
[0004]
When producing adhesive tape by the transfer method, the drying / curing treatment to form the adhesive layer is performed on the release liner, so there is no need to consider the heat resistance of the adhesive tape substrate during the production process. . However, the problem that the manufacturing process becomes complicated compared to the direct copy method, and after forming the adhesive layer on the release liner, to stick to the adhesive tape substrate, depending on the combination of the substrate and the adhesive layer In some cases, the adhesion between the base material and the pressure-sensitive adhesive layer (hereinafter also referred to as anchoring property) is deteriorated. In particular, the anchoring property tends to be a problem when an adhesive mainly composed of a styrene block copolymer is used as the adhesive.
[0005]
When producing an adhesive tape by multilayer coextrusion molding (hereinafter also simply referred to as coextrusion molding), the anchoring property is improved because the base material layer and the adhesive layer are laminated in a molten state. Since the adhesive layer and the adhesive layer are formed simultaneously, there is an advantage that the productivity of the adhesive tape is improved. However, materials that can be used as an adhesive or a substrate are limited to materials that can be extruded, and polyolefin resins such as polyethylene and polypropylene are generally used particularly for the substrate. When using such polyolefin-based resin, it is suitable for applications in which a flexible material (low waist) is preferred as the base material of the adhesive tape, but for example, a harder material (back strength) as the adhesive tape base material Therefore, it is difficult to adjust the base material strength. Furthermore, when it is going to manufacture the adhesive tape (what is called a double-sided adhesive tape) which consists of a three-layer structure of an adhesive layer-base material layer-adhesive layer using coextrusion molding, polyolefin-type resin is used as the base material layer. Then, the double-sided pressure-sensitive adhesive tape itself cannot have sufficient strength (also referred to as self-supporting property or waist strength). For example, the double-sided pressure-sensitive adhesive tape cannot be easily peeled off from the release liner. There was a thing.
[0006]
The present invention has been made in view of the above problems, and the object of the present invention is to provide a base material layer and an adhesive layer in an adhesive tape in which the base material layer and the adhesive layer are integrally formed by coextrusion molding. It is possible to adjust the strength of the base material layer arbitrarily. For example, even when a double-sided adhesive tape is manufactured by coextrusion, the adhesive tape can be easily peeled off from the release liner. It is to provide an adhesive tape having sufficient strength.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present inventors have conducted various studies on materials that can be used in coextrusion molding and can be used as a base material for pressure-sensitive adhesive tapes. It has been found that the above-mentioned material can be a base material of an adhesive tape whose base material strength can be arbitrarily adjusted according to the blending amount of the styrenic resin. Furthermore, by using an adhesive mainly composed of a styrene-based block copolymer as an adhesive layer to be laminated on the base material layer, it was found that an adhesive tape excellent in anchoring property can be obtained, leading to the present invention. Is.
[0008]
That is, the present invention comprises a base material layer and an adhesive layer formed on one side thereof., Soaked with organic solventThe pressure-sensitive adhesive tape is integrally formed by coextrusion molding, wherein the pressure-sensitive adhesive layer is composed of a pressure-sensitive adhesive mainly composed of a styrene block copolymer, and the base material layer is made of styrene block copolymer CoalescedDifferent from styrenic block copolymerThe present invention relates to a pressure-sensitive adhesive tape characterized by comprising a styrene-based resin.
In the present invention, the base material layer and the pressure-sensitive adhesive layer formed on both sides thereof are, Soaked with organic solventThe pressure-sensitive adhesive tape is integrally formed by coextrusion molding, wherein the pressure-sensitive adhesive layer is composed of a pressure-sensitive adhesive mainly composed of a styrene block copolymer, and the base material layer is made of styrene block copolymer CoalescedDifferent from styrenic block copolymerThe present invention relates to a pressure-sensitive adhesive tape characterized by comprising a styrene-based resin.
Furthermore, the present invention is a method for producing a pressure-sensitive adhesive tape, in which a base material layer and pressure-sensitive adhesive layers formed on both sides thereof are integrally formed by coextrusion molding containing an organic solvent, wherein the pressure-sensitive adhesive layer comprises: The base layer is composed of a styrene block copolymer blended with a styrene resin different from the styrene block copolymer. It is related with the manufacturing method of the adhesive tape characterized by being.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail. FIG. 1 is a schematic sectional view showing an example (single-sided adhesive tape) of the adhesive tape of the present invention. In the figure, “a” indicates a base material layer, and “b” indicates an adhesive layer formed on one side of the base material layer. FIG. 2 is a schematic cross-sectional view showing another example (double-sided pressure-sensitive adhesive tape) of the pressure-sensitive adhesive tape of the present invention, in which A is a base material layer, B is a pressure-sensitive adhesive layer formed on both surfaces of the base material layer, C Indicates a release liner. The pressure-sensitive adhesive tape of the present invention is formed by integrally laminating the base material layer and the pressure-sensitive adhesive layer using a multilayer coextrusion molding method described later.
[0010]
In the present invention, as a material constituting the base material layer of the pressure-sensitive adhesive tape, a material obtained by blending a styrene block copolymer with a styrene resin as an essential component is used. As such a styrenic block copolymer, for example, an intermediate block B having two or more terminal blocks A mainly composed of a vinyl aromatic compound such as styrene and mainly composed of a conjugated diene compound such as isoprene or butadiene. A triblock copolymer or radial block copolymer (ABA type block copolymer) having at least one, one block A made of a vinyl aromatic compound, and one piece made of a conjugated diene compound A diblock copolymer (A-B type block copolymer) in which block B is copolymerized may be mentioned.
[0011]
Specific examples of such styrenic block copolymers include styrene-isoprene-styrene block copolymer (SIS), styrene-butadiene-styrene block copolymer (SBS), and styrene-ethylene-butylene-styrene block copolymer. ABA type block copolymer such as polymer (SEBS), styrene-ethylene / propylene-styrene block copolymer (SEPS), styrene-isoprene / propylene-styrene block copolymer (SIPS) and hydrogenation thereof Examples include processed products. In selecting the material constituting the base material layer, the same material as the pressure sensitive adhesive is used as the styrenic block copolymer from the viewpoint of further improving the anchoring property between the adhesive layer and the base material layer, which will be described later. It is preferable.
[0012]
In the present invention, a styrene resin is blended as an essential component in the styrene block copolymer constituting the base material layer of the pressure-sensitive adhesive tape. The styrenic resin is used to adjust the strength of a coextruded film (sheet) made of the styrenic block copolymer to a strength suitable as a base material for an adhesive tape. It is made of a material different from the system block copolymer.
[0013]
Examples of materials that can be used as such styrene resins include homopolymers and copolymers of styrene or styrene oligomers, homopolymers and copolymers of α-methylstyrene or α-methylstyrene oligomers, and copolymers of α-methylstyrene and vinyltoluene. A polymer etc. are mentioned. Moreover, tackifying resin (tackifier) which has a styrene resin as a main component can also be used. As such tackifying resin, for example, “Crystalex” (manufactured by Rika Hercules Co., Ltd.) can be used. Of these, α-methylstyrene copolymer is particularly preferred from the viewpoint of compatibility with the styrene block copolymer.
[0014]
The amount of the styrenic resin blended in the styrenic block copolymer is not particularly limited as long as it is appropriately determined according to the strength of the base material required as an adhesive tape. The styrene resin is 20 parts by weight or more, preferably 50 parts by weight to 400 parts by weight, and more preferably 100 parts by weight to 350 parts by weight with respect to 100 parts by weight of the combined body. When the blending amount of the styrenic resin is less than 20 parts by weight, the strength as the adhesive tape substrate may not be sufficiently imparted. Moreover, when the compounding quantity of a styrene resin exceeds 400 weight part, there exists a tendency for the flexibility of a film to fall and to become weak.
[0015]
In addition to the styrene block copolymer and the styrene resin, for example, various additive components such as an antioxidant and a pigment can be blended in the material constituting the base layer of the pressure-sensitive adhesive tape as necessary.
[0016]
In the present invention, the pressure-sensitive adhesive constituting the pressure-sensitive adhesive layer of the pressure-sensitive adhesive tape is a pressure-sensitive adhesive mainly composed of a styrene block copolymer. By using such a pressure-sensitive adhesive, it is possible to obtain a pressure-sensitive adhesive tape having excellent anchoring properties when a pressure-sensitive adhesive tape is produced in combination with the specific base material.
[0017]
As the styrenic block copolymer used as the main component of the pressure-sensitive adhesive, the same styrenic block copolymer as the above-mentioned pressure-sensitive adhesive tape substrate can be appropriately selected and used. That is, as the styrene block copolymer, for example, styrene-isoprene-styrene block copolymer (SIS), styrene-butadiene-styrene block copolymer (SBS), styrene-ethylene-butylene-styrene block copolymer ( SEBS), ABA type block copolymers such as styrene-ethylene / propylene-styrene block copolymer (SEPS), styrene-isoprene / propylene-styrene block copolymer (SIPS), and hydrogenated products thereof. Etc. can be appropriately selected and used.
[0018]
As the adhesive, in addition to the styrene block copolymer as the main component, various additions such as tackifier resin (tackfire), softener (oil, liquid resin, etc.), anti-aging agent, filler, pigment, etc. An agent can be blended as necessary.
[0019]
The pressure-sensitive adhesive tape of the present invention is prepared by separately preparing the material constituting the base material layer and the pressure-sensitive adhesive layer, supplying each material to the multilayer coating die, and laminating the base material layer and the pressure-sensitive adhesive layer integrally. It is produced by extrusion molding. Preparation of the material constituting the base material layer and the pressure-sensitive adhesive layer is prepared by dissolving a mixture of materials constituting each layer in an organic solvent such as toluene or ethyl acetate, by hot melt method, or by emulsion method. Etc., and can be appropriately prepared. Hereinafter, the manufacturing method of the adhesive tape of this invention is demonstrated based on drawing.
[0020]
FIG. 3 is a schematic cross-sectional view showing an example of a multilayer coating die that can be used in the production of the pressure-sensitive adhesive tape of the present invention. In FIG. 3, the multilayer coating die | dye which can manufacture the adhesive tape which has a layer structure of a maximum of 5 layers comprised from a base material layer and an adhesive layer is shown.
[0021]
A case where an adhesive tape having an adhesive layer on both surfaces of a substrate (hereinafter also referred to as a double-sided adhesive tape) is manufactured using the multilayer coating die shown in FIG. The material (hereinafter also referred to simply as coating agent) constituting the base material layer and the pressure-sensitive adhesive layer of the pressure-sensitive adhesive tape prepared by the above-described method is, for example, the first coating
[0022]
In the multilayer coating die 1, the respective materials constituting the base material layer and the adhesive layer of the double-sided adhesive tape fed from the
[0023]
As shown in FIG. 4, the
[0024]
As shown in FIG. 5, in the
[0025]
In the above example, a method for producing a double-sided pressure-sensitive adhesive tape having a five-layer structure has been described. However, the present invention is not limited to the above-described configuration, and by appropriately changing the structure of a multilayer coating die, at least one base material layer and A pressure-sensitive adhesive tape having a two-layer structure or more composed of at least one pressure-sensitive adhesive layer can be produced by coextrusion molding. Further, the multi-layer coating die is not limited to the one having the above structure, and an appropriate method such as a multi-layer co-extrusion T-die method or an inflation method can be adopted.
[0026]
In the present invention, the thicknesses of the base material layer and the pressure-sensitive adhesive layer of the pressure-sensitive adhesive tape are not particularly limited, and may be appropriately determined as necessary. Usually, the thickness of the base material layer is 5 to 200 μm, and the pressure-sensitive adhesive. The thickness of the layer is designed to be about 5 to 150 μm.
[0027]
In the present invention, after the pressure-sensitive adhesive tape is produced by coextrusion molding, the pressure-sensitive adhesive layer can be protected with a release liner. As such a release liner, it is possible to use a release agent layer formed of a silicone release agent or the like on the surface of a substrate such as paper or plastic film. In the case of a single-sided pressure-sensitive adhesive tape having a pressure-sensitive adhesive layer formed only on one side of the base material layer, a silicone-type release agent or a long-chain alkyl-type release agent is provided on the surface of the base material layer opposite to the pressure-sensitive adhesive layer-forming surface. It is possible to form a release agent layer composed of the like. In this case, the pressure-sensitive adhesive tape can be made into a product while being wound in a roll shape.
[0028]
The pressure-sensitive adhesive tape of the present invention can be used for various uses such as office use and industrial use.
[0029]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, although an Example is given and this invention is demonstrated more concretely, this invention is not limited only to an Example. In the following description, “parts” means all parts by weight.
[0030]
Example 1
-Material constituting the adhesive layer (A)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3460C,
130 parts hydrogenated petroleum resin (Marcaretz H-700F, manufactured by Maruzen Petroleum Corporation)
Aromatic modified terpene resin (YS resin TO-L, manufactured by Yasuhara Chemical Co., Ltd.) 30 parts
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
-Material constituting the base material layer (B)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3460C,
50 parts of styrene resin (Crystalex, manufactured by Rika Hercules)
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
・ Material for the pressure-sensitive adhesive layer (C)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3450, styrene content 19%, manufactured by Nippon Zeon Co., Ltd.)
130 parts hydrogenated petroleum resin (Marcaretz H-700F, manufactured by Maruzen Petroleum Corporation)
Aromatic modified terpene resin (YS resin TO-L, manufactured by Yasuhara Chemical Co., Ltd.) 30 parts
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
The material constituting the pressure-sensitive adhesive layer / base material layer is poured into a multi-layer coating die so as to have a three-layer structure composed of pressure-sensitive adhesive layer A-base material layer B-pressure-sensitive adhesive layer C, and a double-sided pressure-sensitive adhesive tape is used. Produced. The thickness of each of the A, B, and C layers was 35 μm.
[0031]
Example 2
-Material constituting the adhesive layer (A)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3450, styrene content 19%, manufactured by Nippon Zeon Co., Ltd.)
130 parts hydrogenated petroleum resin (Marcaretz H-700F, manufactured by Maruzen Petroleum Corporation)
Aromatic modified terpene resin (YS resin TO-L, manufactured by Yasuhara Chemical Co., Ltd.) 30 parts
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
-Material constituting the base material layer (B)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3450, styrene content 19%, manufactured by Nippon Zeon Co., Ltd.)
100 parts of styrene resin (Crystalex, manufactured by Rika Hercules)
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
・ Material for the pressure-sensitive adhesive layer (C)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3450, styrene content 19%, manufactured by Nippon Zeon Co., Ltd.)
130 parts hydrogenated petroleum resin (Marcaretz H-700F, manufactured by Maruzen Petroleum Corporation)
Aromatic modified terpene resin (YS resin TO-L, manufactured by Yasuhara Chemical Co., Ltd.) 30 parts
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
The material constituting the pressure-sensitive adhesive layer / base material layer is poured into a multi-layer coating die so as to have a three-layer structure composed of pressure-sensitive adhesive layer A-base material layer B-pressure-sensitive adhesive layer C, and a double-sided pressure-sensitive adhesive tape is used. Produced. The thickness of each of the A, B, and C layers was 35 μm.
[0032]
Example 3
-Material constituting the adhesive layer (A)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3460C,
130 parts hydrogenated petroleum resin (Marcaretz H-700F, manufactured by Maruzen Petroleum Corporation)
Aromatic modified terpene resin (YS resin TO-L, manufactured by Yasuhara Chemical Co., Ltd.) 30 parts
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
-Material constituting the base material layer (B)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3460C,
150 parts of styrene resin (Crystalex, manufactured by Rika Hercules)
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
・ Material for the pressure-sensitive adhesive layer (C)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3450, styrene content 19%, manufactured by Nippon Zeon Co., Ltd.)
130 parts hydrogenated petroleum resin (Marcaretz H-700F, manufactured by Maruzen Petroleum Corporation)
Aromatic modified terpene resin (YS resin TO-L, manufactured by Yasuhara Chemical Co., Ltd.) 30 parts
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
The material constituting the pressure-sensitive adhesive layer / base material layer is poured into a multi-layer coating die so as to have a three-layer structure composed of pressure-sensitive adhesive layer A-base material layer B-pressure-sensitive adhesive layer C, and a double-sided pressure-sensitive adhesive tape is used. Produced. The thickness of each of the A, B, and C layers was 35 μm.
[0033]
Example 4
-Material constituting the adhesive layer (A)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3450, styrene content 19%, manufactured by Nippon Zeon Co., Ltd.)
130 parts hydrogenated petroleum resin (Marcaretz H-700F, manufactured by Maruzen Petroleum Corporation)
Aromatic modified terpene resin (YS resin TO-L, manufactured by Yasuhara Chemical Co., Ltd.) 30 parts
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
-Material constituting the base material layer (B)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3450, styrene content 19%, manufactured by Nippon Zeon Co., Ltd.)
200 parts of styrene resin (Crystalex, manufactured by Rika Hercules)
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
・ Material for the pressure-sensitive adhesive layer (C)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3450, styrene content 19%, manufactured by Nippon Zeon Co., Ltd.)
130 parts hydrogenated petroleum resin (Marcaretz H-700F, manufactured by Maruzen Petroleum Corporation)
Aromatic modified terpene resin (YS resin TO-L, manufactured by Yasuhara Chemical Co., Ltd.) 30 parts
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
The material constituting the pressure-sensitive adhesive layer / base material layer is poured into a multi-layer coating die so as to have a three-layer structure composed of pressure-sensitive adhesive layer A-base material layer B-pressure-sensitive adhesive layer C, and a double-sided pressure-sensitive adhesive tape is used. Produced. The thickness of each of the A, B, and C layers was 35 μm.
[0034]
Comparative Example 1
-Material constituting the adhesive layer (A)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3450, styrene content 19%, manufactured by Nippon Zeon Co., Ltd.)
130 parts hydrogenated petroleum resin (Marcaretz H-700F, manufactured by Maruzen Petroleum Corporation)
Aromatic modified terpene resin (YS resin TO-L, manufactured by Yasuhara Chemical Co., Ltd.) 30 parts
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
-Material constituting the base material layer (B)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3450, styrene content 19%, manufactured by Nippon Zeon Co., Ltd.)
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
・ Material for the pressure-sensitive adhesive layer (C)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3450, styrene content 19%, manufactured by Nippon Zeon Co., Ltd.)
130 parts hydrogenated petroleum resin (Marcaretz H-700F, manufactured by Maruzen Petroleum Corporation)
Aromatic modified terpene resin (YS resin TO-L, manufactured by Yasuhara Chemical Co., Ltd.) 30 parts
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
The material constituting the pressure-sensitive adhesive layer / base material layer is poured into a multi-layer coating die so as to have a three-layer structure composed of pressure-sensitive adhesive layer A-base material layer B-pressure-sensitive adhesive layer C, and a double-sided pressure-sensitive adhesive tape is used. Produced. The thickness of each of the A, B, and C layers was 35 μm.
[0035]
Comparative Example 2
・ Materials that make up the adhesive layer
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3450, styrene content 19%, manufactured by Nippon Zeon Co., Ltd.)
130 parts hydrogenated petroleum resin (Marcaretz H-700F, manufactured by Maruzen Petroleum Corporation)
Aromatic modified terpene resin (YS resin TO-L, manufactured by Yasuhara Chemical Co., Ltd.) 30 parts
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
The pressure-sensitive adhesive solution was applied to a silicone release liner and dried to form a pressure-sensitive adhesive layer having a thickness of 35 μm. The pressure-sensitive adhesive layer is applied to both sides of a 38 μm thick polyethylene terephthalate film at 60 ° C. and 2 kg / cm.2A double-sided pressure-sensitive adhesive tape was prepared under the conditions described above.
[0036]
Example 5
-Material constituting the adhesive layer (A)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3460C,
130 parts hydrogenated petroleum resin (Marcaretz H-700F, manufactured by Maruzen Petroleum Corporation)
Aromatic modified terpene resin (YS resin TO-L, manufactured by Yasuhara Chemical Co., Ltd.) 30 parts
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
-Material constituting the base material layer (B)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3460C,
200 parts of styrene resin (Crystalex, manufactured by Rika Hercules)
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
The materials constituting the pressure-sensitive adhesive layer and the base material layer were each injected into a multilayer coating die so as to have a two-layer structure composed of a pressure-sensitive adhesive layer A and a base material layer B, thereby producing a single-sided pressure-sensitive adhesive tape. The thickness of the A layer as the pressure-sensitive adhesive layer was 35 μm, and the thickness of the B layer as the base material layer was 40 μm.
[0037]
Example 6
-Material constituting the adhesive layer (A)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3450, styrene content 19%, manufactured by Nippon Zeon Co., Ltd.)
130 parts hydrogenated petroleum resin (Marcaretz H-700F, manufactured by Maruzen Petroleum Corporation)
Aromatic modified terpene resin (YS resin TO-L, manufactured by Yasuhara Chemical Co., Ltd.) 30 parts
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
-Material constituting the base material layer (B)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3450, styrene content 19%, manufactured by Nippon Zeon Co., Ltd.)
250 parts of styrene resin (Crystalex, manufactured by Rika Hercules)
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
The materials constituting the pressure-sensitive adhesive layer and the base material layer were each injected into a multilayer coating die so as to have a two-layer structure composed of a pressure-sensitive adhesive layer A and a base material layer B, thereby producing a single-sided pressure-sensitive adhesive tape. The thickness of the A layer as the pressure-sensitive adhesive layer was 35 μm, and the thickness of the B layer as the base material layer was 50 μm.
[0038]
Example 7
-Material constituting the adhesive layer (A)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3460C,
130 parts hydrogenated petroleum resin (Marcaretz H-700F, manufactured by Maruzen Petroleum Corporation)
Aromatic modified terpene resin (YS resin TO-L, manufactured by Yasuhara Chemical Co., Ltd.) 30 parts
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
-Material constituting the base material layer (B)
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3460C,
300 parts of styrene resin (Crystalex, manufactured by Rika Hercules)
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
The materials constituting the pressure-sensitive adhesive layer and the base material layer were each injected into a multilayer coating die so as to have a two-layer structure composed of a pressure-sensitive adhesive layer A and a base material layer B, thereby producing a single-sided pressure-sensitive adhesive tape. In addition, the thickness of A layer which is an adhesive layer was 35 micrometers, and the thickness of B layer which is a base material layer was 60 micrometers.
[0039]
Comparative Example 3
・ Materials that make up the adhesive layer
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3460C,
130 parts hydrogenated petroleum resin (Marcaretz H-700F, manufactured by Maruzen Petroleum Corporation)
Aromatic modified terpene resin (YS resin TO-L, manufactured by Yasuhara Chemical Co., Ltd.) 30 parts
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
The pressure-sensitive adhesive solution was applied to a silicone release liner and dried to form a pressure-sensitive adhesive layer having a thickness of 35 μm. The pressure-sensitive adhesive layer is applied to one side of a 40 μm-thick polypropylene film (Treffan BO, manufactured by Toray Industries, Inc.) at 60 ° C. and 2 kg / cm.2A bonded single-sided adhesive tape was produced under the conditions described above.
[0040]
Comparative Example 4
・ Materials that make up the adhesive layer
100 parts of styrene-isoprene-styrene block copolymer (Quintac 3460C,
130 parts hydrogenated petroleum resin (Marcaretz H-700F, manufactured by Maruzen Petroleum Corporation)
Aromatic modified terpene resin (YS resin TO-L, manufactured by Yasuhara Chemical Co., Ltd.) 30 parts
Anti-aging agent (Irganox B-612, Ciba Geigy) 2 parts
The above mixture was dissolved in toluene to prepare a coating agent having a solid content of 50% by weight.
The pressure-sensitive adhesive solution was applied to one side of a 38 μm thick polyethylene terephthalate film (Lumirror, manufactured by Toray Industries, Inc.) and dried to produce a single-sided pressure-sensitive adhesive tape. The thickness of the pressure-sensitive adhesive layer was 35 μm.
[0041]
About the adhesive tape obtained by the said Example and comparative example, the anchoring property evaluation (picking test) was performed with the following method. The results are shown in Table 1.
Throwing evaluation
The pressure-sensitive adhesive layer surfaces of the pressure-sensitive adhesive tape are bonded together and then quickly peeled off. This operation was repeated, and the number of times until the adhesive was peeled off from the base material layer was evaluated. When the above operation was repeated 10 times, the adhesive was not peeled off from the base material layer.
[0042]
[Table 1]
[0043]
As can be seen from Table 1, the pressure-sensitive adhesive tapes of the examples are not peeled off from the base material layer even when the operation of bonding and peeling the pressure-sensitive adhesive layer surfaces to each other is performed 10 times or more. Excellent in properties. On the other hand, the adhesive tapes of Comparative Examples 2 to 4 prepared by the transfer method or the direct copy method were not peeled sufficiently because the adhesive was peeled off from the base material layer by repeating 3 to 5 times.
[0044]
About the Example and comparative example regarding a double-sided adhesive tape, peelability evaluation from a release liner was performed by the following method.
Peelability evaluation
The release liner which apply | coated the silicone type release agent to the 50-micrometer-thick polyethylene terephthalate film was bonded together to the adhesive layer of the single side | surface of the double-sided adhesive tape of Examples 1-4 and Comparative Example 1.
The double-sided adhesive tape was picked and it was observed whether the double-sided adhesive tape could be easily peeled off from the release liner.
As a result of the above evaluation, the double-sided pressure-sensitive adhesive tapes of the examples have a base material layer having a specific configuration according to the present invention, so that the double-sided pressure-sensitive adhesive tape itself has strength (self-supporting property) and is easy from the release liner. Could be peeled off. On the other hand, the double-sided pressure-sensitive adhesive tape of Comparative Example 1 had no strength in the double-sided pressure-sensitive adhesive tape itself, and could not be peeled off from the release liner.
[0045]
【The invention's effect】
When the pressure-sensitive adhesive tape of the present invention has the above-described configuration, it is possible to improve anchoring property, which is a defect of the pressure-sensitive adhesive tape using a pressure-sensitive adhesive mainly composed of a styrene block copolymer.
Moreover, since the adhesive tape of this invention uses what mixed the styrene resin with the styrene block copolymer as a base material layer, adjustment of base-material strength is arbitrary according to the compounding quantity of a styrene resin. Can be done. In particular, when a double-sided pressure-sensitive adhesive tape in which a pressure-sensitive adhesive layer is formed on both sides of a base material layer is prepared by coextrusion molding, the pressure-sensitive adhesive tape itself is sufficient by using the above-mentioned specific material for the base material layer. A double-sided pressure-sensitive adhesive tape having strength (self-supporting property) can be produced. For this reason, when the double-sided pressure-sensitive adhesive tape is peeled off from the release liner, the double-sided pressure-sensitive adhesive tape can be peeled without extending, deforming or breaking.
Furthermore, since the base material layer and the pressure-sensitive adhesive layer are simultaneously formed by coextrusion molding, the pressure-sensitive adhesive tape of the present invention can improve the productivity of the pressure-sensitive adhesive tape.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic sectional view showing an example (single-sided adhesive tape) of an adhesive tape of the present invention.
FIG. 2 is a schematic sectional view showing another example (double-sided pressure-sensitive adhesive tape) of the pressure-sensitive adhesive tape of the present invention.
FIG. 3 is a schematic cross-sectional view showing an example of a multilayer coating die.
FIG. 4 is a perspective view showing a flow path of a paint coating die.
FIG. 5 is a perspective view showing a change in the cross-sectional shape of each coating agent in a multilayer coating die flow path.
[Explanation of symbols]
B Base material layer
B Adhesive layer
C peeling liner
1 Multi-layer coating die
2 Backup roll
3 Process substrate
4 Good die
5 Lower die
6 Connecting members
7 Inlet
8 channels
9 Discharge port
A to E Coating agent
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