JP3927861B2 - Food material extrusion molding equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品材料からなる生地を押出す押出成型装置に関し、特に抵抗板を設けた押出成型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スナック食品、ペットフード、飼料等の加工には、例えば、1軸あるいは2軸の押出成型装置(エクストルーダー)が用いられていた。これらの押出成型装置では、食品材料は、スクリューにより搬送される際の発熱あるいは加熱により溶融する。そして、加圧、混練、剪断等の加工を受けた後、先端の1つあるいは複数個の成型ノズルから押し出され、成型されていた。
【0003】
ところで、これらの押出成型装置による押し出し成型の安定性、または得られる製品の均一性を確保するためには、押出成型装置内で溶融した食品材料が均一である必要がある。しかしながら、例えば、1軸の押出成型装置ではスクリューの条数、2軸の押出成型装置ではスクリューの回転方向の影響が加わり、それぞれ溶融生地の斑が生じてしまうことがあった。これを改善するための手段として、スクリューと成型ノズルとの間に複数の穿孔を持つ緩衝板を備えた押出成型装置があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、以上のような従来の押出成型装置によれば、緩衝板を用いる方法では、スクリュー送出端から出た食品材料の生地の部位による速度差は、緩衝板により、ある程度解消するが、生地の混合は緩衝板の手前の生地滞留でしか行われないため混合効果は極めて低かった。このため、押出成型装置内部の生地の均一性に比例した斑が、最終製品に必然的に発生するだけでなく、押し出し成型も不安定となり生産性を下げる原因になっていた。
【0005】
そこで本発明は、生地の均一化を高めることができる食品材料の押出成型装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明による押出成型装置1は、例えば図2、図3に示すように、食品材料からなる生地を加圧する加圧部であって、前記加圧された生地を押出す加圧部100と;加圧部100の生地の出口側に設けられた混合室であって、前記生地を押出すノズル20を有する混合室10とを備え;混合室10は、生地の流れに直交する断面が円形であり、該円形のほぼ中心に位置するハブ13とハブ13から放射状に延設された抵抗板15をもって形成された抵抗部11を有し;抵抗部11は、前記生地の流れ方向に重ねて、複数設けられ;複数の抵抗部11の抵抗板15は、前記生地の流れ方向に垂直な面内でそれぞれ前記複数の抵抗部11同士から見て互いに角度的にずらして設けられる。
【0007】
このように構成すると、加圧部100を備えているので、食品材料からなる生地を加圧し、前記加圧された生地を押出すことができる。さらに、前記生地を押出すノズル20を有する混合室10を備え、混合室10は、ハブ13とハブ13から放射状に延設された抵抗板15をもって形成された抵抗部11を有しているので、例えば、混合室10で生地が混合されるため、生地の均一化を高めることができる食品材料の押出成型装置を提供することができる。また、抵抗部11は、前記生地の流れ方向に重ねて、複数設けられるので、菓子生地が極めて自然に混合され均一化され、均一性の高い澱粉膨化菓子が得られると共に安定した押し出し成形を行うことができる。
また、複数の抵抗部11の抵抗板15は、前記生地の流れ方向に垂直な面内でそれぞれ複数の抵抗部11同士から見て互いに角度的にずらして設けられるので、このように構成すると、菓子生地が極めて自然に混合され均一化され、均一性の高い澱粉膨化菓子が得られると共に安定した押し出し成形を行うことができる。
【0008】
また、請求項2に係る発明による押出成型装置1は、請求項1に記載の押出成型装置1において、例えば図5に示すように、抵抗板15は、柱形状に形成するとよい。
【0009】
このように構成すると、例えば、抵抗板15の加工が単純になるので、抵抗部11を容易に製造することができる。
【0010】
また、請求項3に係る発明による押出成型装置1は、請求項1または請求項2に記載の押出成型装置1において、例えば図5に示すように、抵抗板15は、3〜8個であるとよい。
【0011】
また、上記押出成型装置1は、例えば図2に示すように、加圧部100から押し出される生地を集合させる集合ノズル5を備えるとよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において互いに同一あるいは相当する部材には同一符号または類似符号を付し、重複した説明は省略する。
【0013】
図1の模式的外観図を参照して、本発明の実施の形態である押出成型装置としてのエクストルーダ1について説明する。ここでは実施例として、エクストルーダ1は、食品加工に用いるもの、特に澱粉膨化菓子を製造するものを説明する。また、エクストルーダ1は、2軸式のものである。2軸式のエクストルーダは、後述のスクリュー101を2本有したものであり、1軸式と比較して材料のせん断力、混錬力、搬送能力に優れているものである。
【0014】
エクストルーダ1は、食品材料からなる生地を加圧する加圧部であって、加圧部で加圧された生地を押出す加圧部としてのバレル部100と、バレル部100の生地の出口側に設けられた混合室10とを含んで構成される。食品材料は、例えば、液(水、油等)を使って、又は食品材料そのものにもともと含まれる液で、バレル部100内で加圧、混練、せん断等の加工を受けて生地となる。本実施の形態では、食品材料は、小麦粉を主成分とする澱粉膨化菓子の原料(以下菓子原料という)であり、生地は、この原料に水を加えて混錬したものである(以下菓子生地という)。なお、各構成要素の詳細については後述する。
【0015】
図2の模式的断面図に示すように、エクストルーダ1は、バレル部100から押し出される菓子生地を集合させる集合ノズル5を備えている。なお、図2は、混合室10と、集合ノズル5と、バレル部100の一部を水平面で切断した断面を示したものである。集合ノズル5は、バレル部100の先端(図中右端)、即ちバレル部100の生地の出口側に配置されている。言い換えれば、集合ノズル5は、バレル部100と混合室10との間に配置されている。エクストルーダ1では、例えば後述のスクリュー101により押し出される菓子生地が、集合ノズル5で一旦集合されることによりさらに混合度が高まる。このようにして、菓子生地の均一性を高めることができる。菓子生地の均一性を高めるとは、例えば菓子生地の水分含有量が菓子生地の各箇所で同じになるようにすること、即ち菓子原料そのもの及び菓子原料と水とが均一に混ざり合った状態に近づけることである。
【0016】
図示のように、エクストルーダ1は、バレル部100から押し出される菓子生地を、集合ノズル5で集合し、混合室10を経て、成型ノズル20から外部に押し出すように構成されている。
【0017】
図3の斜視図を参照して、混合室10について説明する。図3(a)は、成型ノズル20を取り外した状態の斜視図であり、図3(b)は、成型ノズル20を取り付けた状態の斜視図である。混合室10は、生地を押出すノズルとしての成型ノズル20を有している。成型ノズル20は、典型的には、ここを通して押出される生地を製品形状に成型するノズルである。成型ノズル20には、菓子生地が通過する孔であり、断面が製品形状の開口部20aが形成されている。開口部20aは、1つであってもよいし、複数であってもよく、製品に併せて形成するとよい。本実施の形態では1つである。また、成型ノズル20は、混合室10本体に着脱可能な着脱式に構成するとよい。このようにすることで保守が容易になる。また、開口部20aが必要な形状をしたノズルへの交換が容易に行なえる。
【0018】
図3(a)に示すように、混合室10は、菓子生地の流れに直交する断面が円形であり、この円形のほぼ中心に位置するハブ13と、ハブ13から放射状に延設された抵抗板15をもって形成された抵抗部11を有している。抵抗部11については、図5で後述する。
【0019】
また、図3(b)の斜視図に示すように、成型ノズル20の開口部20aの内壁には、菓子生地の流れ方向に平行に複数の溝20bが形成されている。成型ノズル20の開口部20aを通過する菓子生地には、この溝20bにより指向性が付与されるため、位相変動を小さくすることができる。
【0020】
ここで、図4を参照して、菓子生地の位相変動について説明する。図4は真横から見た成型ノズル20及び成型ノズル20から押し出される菓子生地を示した図である。エクストルーダ1内部では、菓子生地は、高温高圧下で溶融している状態にある。この状態から、外部即ち常温常圧下に成型ノズル20から押し出された菓子生地は、瞬時に膨化するとともに固体化する。成型ノズル20から押し出された菓子生地を押し出し方向に引き出す際に、溶融した菓子生地が均一に混ざり合っていれば、即ち均一性が高ければ、菓子生地は、成型ノズル20からまっすぐ吐出する(図4(a)の状態)。しかし、均一性が低い場合には、菓子生地は、成型ノズル20から斜め方向に吐出する。これより、菓子生地が、縄跳びのロープのように暴れる現象が発生する(図4(b)の状態)。この現象は、菓子生地の均一性が低いために、部分的に、例えば押し出される速度や膨化、固形化する速度が異なることで発生すると考えられている。位相変動は、成型ノズル20から押し出された菓子生地が上記の現象により変動する変動幅のことである。またこのことにより、位相変動は、菓子生地の均一性の高さを示す指標として用いることができる。
【0021】
図1に戻って、エクストルーダ1についてさらに説明する。エクストルーダ1は、菓子原料をバレル部100へ供給する原料供給部3と、後述のスクリュー101を回転駆動する駆動部7とを備えている。原料供給部3は、およそ、バレル部100の後端(図中左端)の上方に配置されており、重力を利用してバレル部100へ菓子原料を供給できるように構成されている。駆動部7は、バレル部100の後端に配置され、スクリュー101の後端が接続されている。駆動部7は、スクリュー101の回転を可変させて駆動することができるように例えばインバータモータを有する。駆動部7は、例えば、200〜400rpmでスクリュー101を回転駆動することができる。
【0022】
また、バレル部100は、回転可能に取り付けられたスクリュー101と、スクリュー101の外周と僅かなクリアランスをもってスクリュー101を覆うケーシングとしてのバレル102とを含んで構成される。僅かなクリアランスは、好ましくは0.5mm程度以下である。バレル部100は、スクリュー101を2本有している。2本のスクリュー101は、水平方向(図中奥行方向)に平行に設けられ、互いに咬合している状態でバレル102内に収容されている(図2参照)。2本のスクリュー101は、駆動部7により同方向に回転駆動される。スクリュー101は、スクリュー101の回転軸方向に菓子生地を押出すことにより加圧する。また、回転により、菓子原料と水とを混錬する。
【0023】
また、バレル102は、1つブロック、又は1つブロックを複数組合わせて形成されている。図示は、一例として4ブロックから形成されているものを示している。バレル102は、各ブロック毎に、例えば温度を変えることができるように構成されている。さらに、バレル102は、後端部に、菓子原料の供給を受ける原料取込部102aと、水の供給を受ける水取込部102bとを有している。バレル102には、原料取込部102aから原料供給部3により菓子原料が、水取込部102bから水が供給される。なお、本実施の形態で用いるスクリュー101及びバレル102は、食品加工専用に設計されたものであり、特に澱粉膨化菓子の製造に適した仕様のものである。
【0024】
図5の斜視図を参照して、抵抗部11について説明する。抵抗部11は、混合室10の円形断面の内径と同じあるいは僅かに小さい直径を有する略円筒形の形状を有している。また、菓子生地の流れ方向の長さは、混合室10の集合ノズル5側の端面から成型ノズル20までの長さのおよそ半分の長さを有している(図2参照)。抵抗部11は、混合室10の円形断面の内径と同じあるいは僅かに小さい直径を有する中空のパイプ形状の外枠12と、外枠12のほぼ中心に位置するハブ13と、ハブ13から放射状に外枠12に内径まで延設された抵抗板15とを有している。ハブ13は、菓子生地流れ方向に延伸した円柱形状である。
【0025】
ここで、図6に示すように、ハブ13は、典型的には図6(a)に示すような、円柱形状のものであるが、図6(b)に示すように、抵抗板15が中心部分に集合することによって形成される集合部であってもよい。
【0026】
図5に戻って、抵抗部11についてさらに説明する。抵抗板15は、柱形状に形成されている。このような形状とすることで、例えば抵抗部11の製造が容易に行なえる。また、抵抗部11の菓子生地流れ方向上流側の内側の角部、特に抵抗板15の角部15aは、面取り加工を施すことが好ましい。このようにすることで、菓子生地の流れが円滑になる。
【0027】
また、抵抗板15は、3〜8個であることが好ましい。本実施の形態では、3個のものを使用する。このように抵抗板15の数を少なくすることで、製造が容易になる。また抵抗板15の数は、上記に限らず、例えば1から12個であってもよく、あるいは9個以上であってもよい。このような場合には、抵抗板15の数を増やすほど、菓子生地の通過に対する抵抗が増すので、例えば抵抗板15の大きさ(厚さ)を小さくする等の処置を行なうことが好ましい。抵抗板15は、等間隔、例えば360°を抵抗板の数で除した角度でずらして形成することが好ましい。例えば、抵抗板15が3個の場合には、各抵抗板15は、120°間隔で形成するとよい。このようにすることで、菓子生地が抵抗板15により等分に分断されやすくなる。
【0028】
抵抗部11の外周には、凸部17が形成されている。凸部17は、図7で後述するように、混合室10の内壁の形成された切欠部10aに係合することで、抵抗部11の位置決めをするためのものである。同時に、切欠部10aに係合することで、抵抗部11の回転を防止することができる。本実施の形態では、凸部17は、抵抗部11の長さより短く形成されているが、同じ長さとしてもよい。
【0029】
また、抵抗部11には、菓子生地流れ方向下流側に、空間19を備えている。これにより、抵抗板15により分断された菓子生地は、空間19で合流することができるので、菓子生地が混合されやすい。本実施の形態では、空間19を備えている場合で説明するが、必ずしも空間19を備えなくてもよい。
【0030】
ところで、抵抗部11を備えていない混合室10では、溶融された菓子生地は、混合室10の内壁から抵抗を受けるため、円形断面の円周部近傍の流速が遅くなる。言い換えれば、円形断面の中心部ほど流速が早くなる。このため、この流速差により、時系列的な生地の変動が大きくなり菓子生地の均一性を低下させることがある。抵抗部11は、ハブ13により、流動する菓子生地の中心部に抵抗を与えることでこの流速差を縮め、時系列的な生地の変動を縮小し溶融生地の均一化を促進する。
【0031】
図7に示すように、抵抗部11は、混合室10内に、混合室10の内壁に抵抗部11の外周を嵌合させて取り付けられる。混合室10内に取り付けられる抵抗部11の数は、本実施の形態では2つである。このように、複数の抵抗部11を取り付ける場合には、同一形状の抵抗部11を用いることが好ましい。複数の抵抗部11は、混合室10内の菓子生地流れ方向に重ねて取り付ける。また、抵抗部11は、各抵抗板15の間隔の角度を、抵抗部11の数で除した角度でずらして重ねることが好ましい。即ち、図7(b)に示すように、重ねて配置された複数の抵抗部11の抵抗板15が、それぞれ等間隔で並ぶようにずらして重ねることが好ましい。本実施の形態では、抵抗部11は、複数(2つ)有する場合で説明したが、1つであってもよい。また、抵抗部11は、好ましくは4つ以下、さらに好ましくは2つ以下有するようにするとよい。
【0032】
混合室10には、内壁に切欠部10aが菓子生地流れ方向と平行に延設されている。本実施の形態では、2箇所、60°ずらして形成されている。即ち、抵抗板15の間隔は360°/3=120°、抵抗部11の数は2個であるから120°/2=60°である。2つ抵抗部11は、それぞれの凸部17を異なる切欠部10aに係合させて取り付けられる。これにより、2つ抵抗部11は、それぞれ適正な位置に取り付けられる。このように、複数の抵抗部11をずらして取り付ける場合には、切欠部10aは、使用する抵抗部11の抵抗板15の数(本実施例では3つ)、及び抵抗部11の数(本実施例では2つ)により、形成する位置を適宜決めるとよい。以上では、複数の切欠部10aを有する場合で説明したが、複数の抵抗部11を取り付ける場合でも、1つだけ有するようにしてもよい。この場合には、抵抗部11の凸部17の位置をずらして形成するとよい。
【0033】
また別の形態として、図8に示すような1つの抵抗部11’を、前述した2つの抵抗部11の代わりに取り付けてもよい。抵抗部11’は、抵抗部11の2つ分の長さを有している。また、抵抗板15’を6個有している。エクストルーダ1は、このような抵抗部11’を用いることで、前述した抵抗部11を2つ使用する場合に比べて、保守を容易に行なうことができる。
【0034】
図1、図2を参照して、エクストルーダ1の作用について説明する。まず、エクストルーダ1は、駆動部7により2本のスクリュー101を回転駆動する。同時に原料供給部3により、バレル部100に原料取込部102aから菓子原料を供給する。そして、供給された菓子原料は、スクリュー101により図中右方向に搬送される。また、またこの際に、菓子原料には、水取込部102bから水が適量供給され、混合される。
【0035】
菓子原料は、バレル102内をスクリュー101により搬送されながら、加圧、混練、せん断等の加工を受けて菓子生地となる。そして、菓子生地は、スクリュー101により押し出され、集合ノズル5に到達する。この際に菓子生地は、100℃〜200℃程度、10〜20Mpa(100〜200kgf/cm2)程度の高温高圧下にある。集合ノズル5に到達した菓子生地は、集合ノズル5により集合されるときにさらに混合される。さらに、集合ノズル5から押し出された菓子生地は、混合室10内に押し出される。
【0036】
図9に示すように、混合室10に押し出された菓子生地は、1つめの抵抗部11の各抵抗板15やハブ13により分断される。そして、分断された菓子生地は、抵抗部11内をそれぞれ通過し、2つめの抵抗部11によりさらに分断される。この際に、本実施の形態のように、抵抗部11に空間19を備えている場合には、菓子生地は、1つめの抵抗部11により分断された後、空間19で一旦合流して、さらに2つめの抵抗部11で分断されるので、より混合されやすい。そして、2つめの抵抗部11を通過した菓子生地は、再び合流することで、菓子生地が極めて自然に混合され均一化する。
【0037】
抵抗部11から押し出された菓子生地は、成型ノズル20で集合し、成型ノズル20により製品形状に成型され、押し出される。以上のようにして、エクストルーダ1は、製品形状の菓子生地を製造する。
【0038】
ここで、エクストルーダ1を用いて行なった実験結果を示す。
実験には、エクストルーダ1として、既存の2軸エクストルーダー(東芝機械(株)製TEM50B型:L/D=17、スクリュー直径57mm、成形ノズル:内径8mm、ノズル数1)に前述した混合室10を取り付けたものを用いる。また、菓子原料は、小麦粉90重量部、ショートニング10重量部、粉乳4重量部、砂糖3重量部、乳化剤0.5重量部の混合物とした。さらに、このような菓子原料を用いて、エクストルーダ1により菓子生地温度170℃で押し出し成型を行い、棒状の澱粉性膨化菓子を製造する。
【0039】
実験は、下記の2つの条件で行なった。
実験A(比較例):抵抗部11無し。
実験B(実施例):図7に示すように2つの抵抗部11をずらして、菓子生地流れ方向と平行に重ねて設置。
以上の条件で得られた棒状の澱粉膨化菓子を各々調べた。
【0040】
まず、実験A、Bで得られた棒状の澱粉膨化菓子を、それぞれ分割して、分割した各部位の水への可溶量(以下水溶性という)を測定した。図10(a)に示すように、澱粉膨化菓子は、菓子生地の流れ方向(押し出し方向)に平行な水平面と鉛直面で切断することで4分割にした。また図10(b)に示すように、4分割した各々の部位を菓子生地の流れ方向(押し出し方向)に対して、右上50a、右下50b、左上50c、左下50dとする。
図10(c)の表に、実験A、Bで得られた棒状の澱粉膨化菓子で得られた澱粉膨化菓子の各部位の水への可溶量の測定結果を示す。
【0041】
図10(c)の表からわかるように、抵抗部11無し(実験A)と比して、抵抗部11を使用して(実験B)得られた澱粉膨化菓子の方が、水溶性度合の差は小さかった。即ち、抵抗部11を使用した方が均一性の高い澱粉膨化菓子が得られた。
【0042】
次に、成型ノズル20から菓子生地の位相変動を測定した。図11(a)に示すように、測定は、菓子生地の押し出される方向に対して3cm離れた地点で行なった。また位相変動として、成型ノズル20の中心を基準とし、押し出された菓子生地の中心の鉛直方向の変動値を測定した。
図11(b)の表に、実験A、Bそれぞれの位相変動の測定結果を示す。
【0043】
図11(b)の表からわかるように、抵抗部11無し(実験A)と比して、抵抗部11を使用した方が(実験B)、菓子生地の位相変動が小さい。即ち、抵抗部11を使用した方が、安定した押し出し成型を行うことができることが判った。
【0044】
以上では、2軸式のエクストルーダを用いた場合で説明したが、1軸式のエクストルーダを用いてもよい。1軸式の場合には、エクストルーダの製造と保守が容易である。またこれら以外の押出成型機を用いてもよい。
【0045】
以上のように本実施の形態のエクストルーダ1は、バレル部100と成型ノズル20との間に、ハブ13と、ハブ13から放射状に拡がる3〜8個の柱形状の抵抗板15からなる抵抗板11を1つあるいは複数個設けることにより、菓子生地を、別の動力を必要とすることなく、簡易に混合し、均一性を高めることができる。これにより、例えば製品の斑の発生を抑えることができ、製品品質を向上させることができる。さらに、菓子生地の均一性が高められた結果、押し出し成型の安定性が増し、確実な生産性向上が可能となる。また、構成が単純であるため、装置の製造が容易である。
【0046】
また、集合ノズル5から混合室10に押し出された菓子生地が、抵抗部11の例えば抵抗板15にぶつかり分断される結果、スクリュー101の回転方向の菓子生地の流れとは逆方向への菓子生地の流れが生まれるので混合されやすい。さらに、抵抗板15を通過後に再度、合流することで従来では得ることができなかった菓子生地の均一化が可能になる。
【0047】
また、抵抗部11は、ハブ13により、流動する菓子生地の中心部に抵抗を与えることで菓子生地の流速差を縮め、時系列的な生地の変動を抑え、溶融生地の均一化を促進する。
【0048】
【発明の効果】
以上のように本発明に係る押出成型装置によれば、食品材料からなる生地を加圧する加圧部であって、前記加圧された生地を押出す加圧部と、前記加圧部の生地の出口側に設けられた混合室であって、前記生地を押出すノズルを有する混合室とを備え、前記混合室は、生地の流れに直交する断面が円形であり、該円形のほぼ中心に位置するハブと前記ハブから放射状に延設された抵抗板をもって形成された抵抗部を有するので、生地の均一化を高めることができる食品材料の押出成型装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るエクストルーダの構成を示す模式的外観図である。
【図2】図1のエクストルーダの一部を水平面で切断した断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る混合室を説明する、(a)成型ノズルを取り外した状態の斜視図、(b)成型ノズルを取り付けた状態の斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る菓子生地の位相変動を説明する図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る抵抗部を説明する、(a)菓子生地流れ方向上流側から見た斜視図、(b)菓子生地流れ方向下流側から見た斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る抵抗部を説明する、(a)ハブが円柱形状である場合の抵抗部の平面図、(b)ハブが抵抗板15が集合することにより形成される場合の抵抗部の平面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る混合室に取り付けられた抵抗部を説明する、(a)斜視図、(b)平面図である。
【図8】別の形態の抵抗部を説明する、(a)平面図、(b)斜視図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る抵抗部の作用を説明する斜視図である。
【図10】本発明の実施の形態に係るエクストルーダの水溶性を測定する実験について説明する図であり、(a)澱粉膨化菓子の分割状態を説明する斜視図、(b)澱粉膨化菓子の分割状態を説明する平面図、(c)実験結果を示す表である。
【図11】本発明の実施の形態に係るエクストルーダの菓子生地の位相変動を測定する実験について説明する図であり、(a)位相変動の測定条件について説明する平面図、(b)実験結果を示す表である。
【符号の説明】
1 エクストルーダ
3 原料供給部
5 集合ノズル
7 駆動部
10 混合室
11 抵抗部
13 ハブ
15 抵抗板
20 成型ノズル
100 バレル部
101 スクリュー
102 バレル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an extrusion molding apparatus for extruding a dough made of food material, and more particularly to an extrusion molding apparatus provided with a resistance plate.
[0002]
[Prior art]
For the processing of snack food, pet food, feed, etc., for example, a uniaxial or biaxial extrusion apparatus (extruder) has been used. In these extrusion molding apparatuses, the food material is melted by heat generation or heating when it is conveyed by a screw. And after processing, such as pressurization, kneading, and shearing, it was extruded and molded from one or more molding nozzles at the tip.
[0003]
By the way, in order to ensure the stability of extrusion molding by these extrusion molding apparatuses or the uniformity of the obtained product, the food material melted in the extrusion molding apparatus needs to be uniform. However, for example, in the uniaxial extrusion molding apparatus, the number of screws is increased, and in the biaxial extrusion molding apparatus, the influence of the rotation direction of the screw is added, and spots of the molten dough may be generated. As means for improving this, there has been an extrusion molding apparatus provided with a buffer plate having a plurality of perforations between a screw and a molding nozzle.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the conventional extrusion molding apparatus as described above, in the method using the buffer plate, the speed difference due to the portion of the dough of the food material coming out from the screw delivery end is eliminated to some extent by the buffer plate. The mixing effect was extremely low because the mixing was performed only with the dough staying in front of the buffer plate. For this reason, unevenness proportional to the uniformity of the dough inside the extrusion molding apparatus is not only inevitably generated in the final product, but also extrusion molding becomes unstable, causing a reduction in productivity.
[0005]
Then, this invention aims at providing the extrusion molding apparatus of the food material which can improve uniformity of dough.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an
[0007]
If comprised in this way, since the
More than one
[0008]
Claims 2 The
[0009]
If comprised in this way, since the process of the
[0010]
[0011]
In addition, the
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In addition, in each figure, the same code | symbol or a similar code | symbol is attached | subjected to the mutually same or equivalent member, and the overlapping description is abbreviate | omitted.
[0013]
With reference to the schematic external view of FIG. 1, an
[0014]
The
[0015]
As shown in the schematic cross-sectional view of FIG. 2, the
[0016]
As shown in the figure, the
[0017]
The mixing
[0018]
As shown in FIG. 3 (a), the mixing
[0019]
Moreover, as shown in the perspective view of FIG. 3B, a plurality of
[0020]
Here, with reference to FIG. 4, the phase fluctuation of the confectionery dough will be described. FIG. 4 shows the
[0021]
Returning to FIG. 1, the
[0022]
Moreover, the
[0023]
The
[0024]
With reference to the perspective view of FIG. 5, the
[0025]
Here, as shown in FIG. 6, the
[0026]
Returning to FIG. 5, the
[0027]
Moreover, it is preferable that the
[0028]
A
[0029]
Moreover, the
[0030]
By the way, in the mixing
[0031]
As shown in FIG. 7, the
[0032]
In the mixing
[0033]
As another form, one
[0034]
The operation of the
[0035]
The confectionery material is processed into a confectionery dough by being subjected to processing such as pressurization, kneading and shearing while being conveyed through the
[0036]
As shown in FIG. 9, the confectionery dough extruded into the mixing
[0037]
The confectionery dough extruded from the
[0038]
Here, the result of the experiment performed using the
In the experiment, as the
[0039]
The experiment was performed under the following two conditions.
Experiment A (comparative example): No
Experiment B (Example): As shown in FIG. 7, the two
Each of the rod-like starch-expanded confections obtained under the above conditions was examined.
[0040]
First, the rod-like starch-expanded confectionery obtained in Experiments A and B were divided, and the amount of each divided portion in water (hereinafter referred to as water solubility) was measured. As shown in FIG. 10 (a), the starch-expanded confectionery was divided into four parts by cutting along a horizontal plane and a vertical plane parallel to the flow direction (extrusion direction) of the confectionery dough. Further, as shown in FIG. 10 (b), each of the four parts is defined as an
In the table of FIG. 10 (c), the measurement results of the soluble amount in water of each part of the starch-expanded confectionery obtained in the stick-shaped starch-expanded confectionery obtained in Experiments A and B are shown.
[0041]
As can be seen from the table of FIG. 10 (c), the starch-expanded confectionery obtained using the resistance part 11 (experiment B) is more water-soluble than the resistance part 11 (experiment A). The difference was small. That is, the starch swelled confectionery with higher uniformity was obtained when the
[0042]
Next, the phase variation of the confectionery dough was measured from the
In the table of FIG. 11 (b), the measurement results of the phase fluctuations of the experiments A and B are shown.
[0043]
As can be seen from the table of FIG. 11B, the phase variation of the confectionery dough is smaller when the
[0044]
In the above, although the case where the biaxial extruder was used was demonstrated, you may use a uniaxial extruder. In the case of the single shaft type, the manufacture and maintenance of the extruder are easy. Moreover, you may use extrusion molding machines other than these.
[0045]
As described above, the
[0046]
Moreover, as a result of the confectionery dough pushed out from the collecting
[0047]
Moreover, the
[0048]
【The invention's effect】
As described above, according to the extrusion molding apparatus according to the present invention, the pressurizing unit pressurizes the dough made of food material, the pressurizing unit for extruding the pressurized dough, and the dough of the pressurizing unit And a mixing chamber having a nozzle for extruding the dough, wherein the mixing chamber has a circular cross section perpendicular to the flow of the dough, and is substantially at the center of the circle. Since it has the resistance part formed with the resistance plate extended radially from the hub and the hub which are located, the extrusion molding apparatus of the food material which can improve uniformity of dough can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic external view showing a configuration of an extruder according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a part of the extruder of FIG. 1 cut along a horizontal plane.
FIGS. 3A and 3B illustrate a mixing chamber according to an embodiment of the present invention. FIG. 3A is a perspective view with a molding nozzle removed, and FIG. 3B is a perspective view with a molding nozzle attached.
FIG. 4 is a diagram for explaining phase variation of a confectionery dough according to an embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view for explaining the resistance portion according to the embodiment of the present invention, (a) a perspective view seen from the upstream side in the confectionery dough flow direction, and (b) a perspective view seen from the downstream side in the confectionery dough flow direction.
6A and 6B illustrate a resistance portion according to an embodiment of the present invention. FIG. 6A is a plan view of the resistance portion when the hub has a cylindrical shape, and FIG. 6B is formed by gathering
7A is a perspective view, and FIG. 7B is a plan view illustrating a resistance portion attached to a mixing chamber according to an embodiment of the present invention.
FIG. 8A is a plan view and FIG. 8B is a perspective view for explaining another form of a resistance portion.
FIG. 9 is a perspective view for explaining the action of the resistance portion according to the embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a diagram for explaining an experiment for measuring the water solubility of an extruder according to an embodiment of the present invention; (a) a perspective view for explaining a divided state of starch-expanded confectionery; (b) division of starch-expanded confectionery; The top view explaining a state, (c) It is a table | surface which shows an experimental result.
FIG. 11 is a diagram for explaining an experiment for measuring the phase fluctuation of the extruder confectionery dough according to the embodiment of the present invention, (a) a plan view for explaining the measurement condition of the phase fluctuation, and (b) an experimental result. It is a table | surface which shows.
[Explanation of symbols]
1 Extruder
3 Raw material supply department
5 Collecting nozzle
7 Drive unit
10 Mixing chamber
11 Resistance section
13 Hub
15 Resistance plate
20 Molding nozzle
100 barrels
101 screw
102 barrels
Claims (3)
前記加圧部の生地の出口側に設けられた混合室であって、前記生地を押出すノズルを有する混合室とを備え;
前記混合室は、生地の流れに直交する断面が円形であり、該円形のほぼ中心に位置するハブと前記ハブから放射状に延設された抵抗板をもって形成された抵抗部を有し;
前記抵抗部は、前記生地の流れ方向に重ねて、複数設けられ;
前記複数の抵抗部の抵抗板は、前記生地の流れ方向に垂直な面内でそれぞれ前記複数の抵抗部同士から見て互いに角度的にずらして設けられた;
押出成型装置。A pressurizing unit for pressurizing the dough made of food material, the pressurizing unit for extruding the pressurized dough;
A mixing chamber provided on the outlet side of the dough of the pressurizing unit, the mixing chamber having a nozzle for extruding the dough;
The mixing chamber has a circular cross section perpendicular to the flow of the dough, and has a resistance portion formed by a hub located substantially at the center of the circular shape and a resistance plate extending radially from the hub;
A plurality of the resistance portions are provided so as to overlap in the flow direction of the fabric;
Wherein the plurality of resistors of the resistor plate is provided angularly offset from one another when viewed from each of the plurality of resistors portions in a plane perpendicular to the flow direction of the fabric;
Extrusion equipment.
請求項1に記載の押出成型装置。The resistance plate is formed in a column shape,
The extrusion molding apparatus according to claim 1 .
請求項1または請求項2に記載の押出成型装置。The resistance plate is 3 to 8,
The extrusion molding apparatus according to claim 1 or 2 .
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