JP3924789B2

JP3924789B2 - Kasagi mounting structure

Info

Publication number: JP3924789B2
Application number: JP2003054806A
Authority: JP
Inventors: 正司石田
Original assignee: トライエンジニアリング株式会社
Priority date: 2003-02-28
Filing date: 2003-02-28
Publication date: 2007-06-06
Anticipated expiration: 2023-02-28
Also published as: JP2004263437A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の躯体屋上に設けられたパラペットの頂部に取り付けられる笠木の取付構造に関するもので、特にパラペットからの笠木の脱落を防止する笠木の取付構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
一般にパラペットの天端部を覆う笠木の取付構造として特許文献１に示すように、パラペットの天端部に所定間隔毎に固定するブラケットを固定し、このブラケットの上方側から被せるようにして外装して笠木を固定する構造が一般的である。すなわち、笠木の垂直壁を外側に開くようにして弾性変形させた後、笠木の垂直壁を弾性復帰させることによって、笠木の垂直壁の先端に形成するフランジ部をブラケット両端部に係止する。この時、ブラケットに形成する受けリブが笠木の内面に突き当たり、ブラケットに笠木が固定される。
【０００３】
【特許文献１】
特開平１１−８１５８６号
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献１に示す笠木は、単に笠木の垂直壁をブラケットの両端に係止してブラケットに固定しているにすぎず、地震などでパラペットが傾いたり台風などの強風によって笠木が変形した場合、笠木の垂直壁の先端に形成するフランジ部がブラケットから外れる虞れがある。このようにブラケットから笠木が外れた場合、笠木に他の固定手段が無いから、パラペットから笠木が脱落する危険があった。
【０００５】
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので、仮にブラケットから笠木が外れたとしてもパラペットからの笠木の脱落を防止することができる笠木の取付構造を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
請求項１に係る笠木の取付構造は、パラペットの天端部にブラケットを所定間隔をおいて取り付け、このブラケットに笠木を嵌着する笠木において、前記パラペットと前記笠木を連結する連結部材を設け、前記連結部材がワイヤで構成され、このワイヤの一端を前記笠木の垂壁部の内面側に固定するとともに、ワイヤの他端を前記パラペットの天端部に固定したものである。
【０００７】
これにより、笠木とパラペットとが連結固定され、地震や台風などによってパラペットの変動あるいは笠木の変形などが生じ、ブラケットから笠木が外れたとしても、パラペットからの笠木の脱落を防止することができる。
また、ワイヤは可撓性を有しているからワイヤによってパラペットと笠木とを連結した状態でブラケットに笠木を固定する際、笠木の取付作業がワイヤによって制約されることなく自由に動かすことが可能となる。
【０００８】
【０００９】
【００１０】
請求項２に係る笠木の取付構造は、前記ワイヤの一端にスライド体を設け、前記笠木の垂壁部の内面側に前記スライド体を案内する案内部を設け、この案内部に前記スライド体を加締め固定したものである。
【００１１】
これにより、笠木の連結位置が最適となる位置となるようワイヤの固定位置を簡単に調整することができる。
【００１２】
請求項３に係る笠木の取付構造は、前記笠木の垂直壁の下端部にフランジ部を折曲し、このフランジ部の先端にブラケットに係止する肉厚な係止突起を形成し、この係止突起を前記スライド体の案内部としたものである。
【００１３】
これにより、笠木にワイヤを案内するために特別な加工が不要である。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の笠木の取付構造を添付図面を参照して説明する。図１及び図２は、本発明の第１実施例を示し、同図において、パラペット１の天端部２に装着される笠木３は、アルミニウムを押出成形して水平部４とこの水平部４の両側から垂設する一対の垂直壁５を有して断面コ字型に成型されている。また、前記垂直壁５の下端側にＬ型のフランジ部６を内側に向かって形成し、そのフランジ部６の先端にブラケット１０に引っ掛けて笠木３を固定する肉厚の係止爪７を一体形成している。
【００１５】
前記ブラケット１０は笠木３と同様、アルミニウムの押出成形品であり、前記パラペット１の天端部２に固定される天板部１１と、この天板部１１の両端縁から垂設した一対の側板部１２とを有している。また、前記天板部１１には前記笠木３の内面に接触する一対の受けリブ１５，１５を突設している。
【００１６】
２０は前記パラペット１と、笠木３とを連結する連結部材たる可撓性を有するワイヤであり、前記笠木３のフランジ部６にはワイヤ２０の一端部を固定する取付孔２１が形成され、ワイヤ２０の他端はパラペット１の天端部２にアンカーボルト２５によって固定している。なお、ワイヤ２０の長さは、その固定位置である笠木３の取付孔２１とアンカーボルト２５の螺着位置との間の距離より長く設定されている。
【００１７】
以上のように構成される本実施例の作用・効果について説明する。まず、ワイヤ２０の一端を笠木３のフランジ部６に形成する取付孔２１に通して輪状とし、その端部を加締め部材２９によってワイヤ２０の端部に固定することによってワイヤ２０を笠木３に固定する。そして、ブラケット１０を図示しないアンカーボルトによってパラペット１の天端部２に固定する。そして、笠木３に連結したワイヤ２０の他端をアンカーボルト２５によってパラペット１の天端部２に固定する。こうして笠木３とパラペット１をワイヤ２０によって連結固定した後、笠木３をブラケット１０に被せるようにして外装する。このとき、笠木３の垂直壁５を外側に開くようにして弾性変形させた後、笠木３の垂直壁５を弾性復帰させることによって垂直壁５の下端に形成するフランジ部６をブラケット１０の側板部１２の先端側に引っ掛けて、フランジ部６の先端に形成する係止爪７によってブラケット１０に笠木３を係止する。これにより、ブラケット１０の受けリブ１５の先端側を笠木３の内面に突き当てた状態でブラケット１０に笠木３を固定する。
【００１８】
このように、本実施例においては、笠木３とパラペット１をワイヤ２０によって連結固定することにより、地震や台風などによってパラペット１の変動あるいは笠木３の変形などが生じ、笠木３の垂直壁５に形成するフランジ部６がブラケット１０の側板部１２から外れたとしても、ワイヤ２０によってパラペット１から笠木３が脱落することはない。また、ワイヤ２０は可撓性を有するとともに、ワイヤ２０の長さは、その固定位置である笠木３の取付孔２１とアンカーボルト２５の螺着位置との間の距離より長く設定されているから、ブラケット１０に笠木３を固定する際、ワイヤ２０によってパラペット１と笠木３とを連結した状態でも笠木３の取付作業に支障はない。また、笠木３の取付作業後には、ワイヤ２０が弛んで笠木３の内側に配置され、外側から見えないから、外観的にも体裁が良い。
【００１９】
図３及び図４は本発明の第２実施例を示しており、前記第１実施例と同一機能を有する部分には同一符号を付し、重複する部分の説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。本実施例では、ワイヤ２０の一端にスライド体３０を一体的に固定している。スライド体３０には笠木３のフランジ部６に形成する係止爪７と嵌合する案内溝３１が形成されており、係止爪７に案内溝３１を嵌合することによって、笠木３にワイヤ２０をスライド自在に組み付けている。すなわち、本実施例においては、ブラケット１０に笠木３を係止する係止爪７をスライド体３０の案内部としている。
【００２０】
以上のように構成される本実施例では、ワイヤ２０の一端に固定するスライド体３０の案内溝３１を笠木３のフランジ部６に形成する係止爪７を嵌め合わせ、スライド体３０を係止爪７に沿ってスライドさせる。そして、任意位置までスライドさせてからスライド体３０を上下から加締めてワイヤ２０を笠木３に固定する。そして、ブラケット１０をパラペット１に固定した後、笠木３に連結したワイヤ２０の他端をアンカーボルト２５によってパラペット１の天端部２に固定する。こうして笠木３とパラペット１をワイヤ２０によって連結固定した後、笠木３をブラケット１０に被せるようにして外装する。このとき、笠木３の垂直壁５を外側に開くようにして弾性変形させた後、笠木３の垂直壁５を弾性復帰させることによって垂直壁５の下端に形成するフランジ部６をブラケット１０の側板部１２の先端側に引っ掛けて、フランジ部６の先端に形成する係止爪７によってブラケット１０に笠木３を係止する。これにより、ブラケット１０の受けリブ１５の先端側が笠木３の内面に突き当てた状態でブラケット１０に笠木３が固定される。
【００２１】
したがって、本実施例においては、前記第１実施例と同様、笠木３とパラペット１をワイヤ２０によって連結固定することにより、地震や台風などによってパラペット１の変動あるいは笠木３の変形などが生じ、笠木３の垂直壁５に形成するフランジ部６をブラケット１０の側板部１２の先端側から外れたとしても、ワイヤ２０によってパラペット１から笠木３が脱落することはない。また、ワイヤ２０に案内部たる係止爪７に沿って移動するスライド体３０を設けたことにより、笠木３の任意位置にワイヤ２０を固定することができる。また、笠木３に対してスライド体３０を案内する案内部はブラケット１０に笠木３を係止する係止爪７を兼用しているため特別な加工が不要であるから極めて合理的である。
【００２２】
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は前記各実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、前記第２実施例では笠木３に形成する係止爪７を案内部としているが、図５に示す本発明の第３実施例のように、笠木３の垂直壁５の内面に案内部として断面円弧状の突起３５を笠木３の長手方向に沿って形成し、スライド体３０に突起３５と係合する案内溝３６を形成したり、図６に示す本発明の第４実施例のように、笠木３の垂直壁５の内面に案内部として円弧状の案内溝３７を有する突状部３８を形成し、スライド体３９を案内溝３７と係合する断面円弧状に形成してワイヤ２０を笠木３に沿ってスライド自在に案内するように構成してもよい。さらに、図７に示す本発明の第５実施例のように、ワイヤ２０の一端に固定具４０を固定し、これをリベット４１によって笠木３に固定するようにしてもよい。また、図８に示す本発明の第６実施例のように、単にパラペット１の側壁にアンカーボルト２５などによってＬ型の固定ブラケット４５を固定し、この固定ブラケット４５と笠木３のフランジ部６とを連結具として固定ボルト４７で固定するようにしてもよい。また、前記実施例では、ワイヤ２０を笠木３の内面側に固定した例を示したが、笠木３の外側に固定してもよい。
【００２３】
【発明の効果】
請求項１に係る笠木の取付構造によれば、パラペットの天端部にブラケットを所定間隔をおいて取り付け、このブラケットに笠木を嵌着する笠木において、前記パラペットと前記笠木を連結する連結部材を設け、前記連結部材がワイヤで構成され、このワイヤの一端を前記笠木の垂壁部の内面側に固定するとともに、ワイヤの他端を前記パラペットの天端部に固定したものであるから、地震や台風などによってパラペットの変動あるいは笠木の変形などが生じても確実にパラペットからの笠木の脱落を防止することができる。
【００２４】
また、ワイヤが可撓性を有するワイヤによって笠木の取付作業において、ワイヤによって制約されることなく笠木を自由に動かすことが可能となる。
【００２５】
請求項２に係る笠木の取付構造によれば、前記ワイヤの一端にスライド体を設け、前記笠木の垂壁部の内面側に前記スライド体を案内する案内部を設け、この案内部に前記スライド体を加締め固定したものであるから、笠木に連結位置が最適となる位置となるようワイヤの位置を簡単に調整することができる。
【００２６】
請求項３に係る笠木の取付構造によれば、前記笠木の垂壁部の下端部にフランジ部を折曲し、このフランジ部の先端にブラケットに係止する肉厚な係止突起を形成し、この係止突起を前記スライド体の案内部としたものであるから、笠木にワイヤを案内するために特別な加工が不要であり、コスト削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施例を示す断面図である。
【図２】同上笠木とパラペットの連結状態を示す平断面図である。
【図３】本発明の第２実施例を示す断面図である。
【図４】同上笠木とパラペットの連結状態を示す平断面図である。
【図５】本発明の第３実施例を示す断面図である。
【図６】本発明の第４実施例を示す断面図である。
【図７】本発明の第５実施例を示す断面図である。
【図８】本発明の第６実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
１パラペット
２天端部
３笠木
５垂壁部
６フランジ部
７係止爪（案内部）
１０ブラケット
２０ワイヤ（連結部材）
３０，３９スライド体
３５突起（案内部）
３７案内溝（案内部）
４７固定ボルト（連結部材）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a mounting structure for a headboard attached to the top of a parapet provided on the roof of a building, and more particularly to a mounting structure for a headboard that prevents the headboard from falling off the parapet.
[0002]
[Prior art]
In general, as shown in Patent Document 1 as a mounting structure for a top of a parapet that covers the top end of the parapet, a bracket that is fixed to the top end of the parapet at fixed intervals is fixed and covered from above the bracket. A structure for fixing the headboard is common. That is, after the elastic wall is elastically deformed so that the vertical wall of the headboard is opened outwardly, the vertical wall of the headboard is elastically restored, whereby the flange portion formed at the tip of the vertical wall of the headboard is locked to both ends of the bracket. At this time, the receiving rib formed on the bracket hits the inner surface of the headboard, and the headboard is fixed to the bracket.
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-11-81586 [0004]
[Problems to be solved by the invention]
The headboard shown in the above-mentioned Patent Document 1 is simply that the vertical wall of the headboard is locked to both ends of the bracket and is fixed to the bracket, and when the headboard is deformed by an earthquake or other strong wind such as a typhoon. There is a risk that the flange formed at the tip of the vertical wall of the headboard will come off the bracket. When the head board is detached from the bracket in this way, there is no danger of the head board falling off from the parapet because there is no other fixing means on the head board.
[0005]
The present invention is intended to solve such a problem, and an object of the present invention is to provide a mounting structure for a headboard that can prevent the headboard from falling off from the parapet even if the headboard comes off from the bracket. .
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The mounting structure for the headboard according to claim 1 is provided with a connecting member for connecting the parapet and the headboard in the headboard for attaching the headboard to the top end portion of the parapet at a predetermined interval and fitting the headboard to the bracket . The connecting member is composed of a wire, and one end of the wire is fixed to the inner surface side of the hanging wall portion of the headboard, and the other end of the wire is fixed to the top end portion of the parapet .
[0007]
As a result, the headboard and the parapet are connected and fixed, and even if the parapet fluctuates or deforms due to an earthquake or a typhoon, and the headboard comes off from the bracket, it is possible to prevent the headboard from falling off the parapet.
Furthermore, when fixing the coping from Wa ear has flexibility to the bracket in a state of connecting the parapet and coping with the wire, be freely moved without mounting work of coping is limited by the wire It becomes possible .
[0008]
[0009]
[0010]
The mounting structure of the headboard according to claim 2 is provided with a slide body at one end of the wire, a guide portion for guiding the slide body is provided on an inner surface side of the wall portion of the headboard, and the slide body is attached to the guide portion. It is fixed by crimping.
[0011]
Thereby, the fixing position of the wire can be easily adjusted so that the coupling position of the headboard becomes the optimum position.
[0012]
Mounting structure for coping according to claim 3, the flange portion is bent to form a distal end thick locking projection for locking the bracket of the flange portion to the lower end of the vertical wall of the coping, the engagement A stop projection is used as a guide portion of the slide body.
[0013]
This eliminates the need for special processing to guide the wire to the headboard.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the mounting structure of the headboard of this invention is demonstrated with reference to an accompanying drawing. 1 and 2 show a first embodiment of the present invention. In FIG. 1 and FIG. 2, a cap 3 attached to the top end 2 of the parapet 1 is formed by extruding aluminum to form a horizontal portion 4 and the horizontal portion 4. It has a pair of vertical walls 5 that hang from both sides, and is formed into a U-shaped cross section. Further, an L-shaped flange portion 6 is formed inward on the lower end side of the vertical wall 5, and a thick locking claw 7 for hooking the bracket 10 to the tip of the flange portion 6 to fix the headboard 3 is integrated. Forming.
[0015]
The bracket 10 is an aluminum extrusion-molded product, similar to the headboard 3, and includes a top plate portion 11 fixed to the top end portion 2 of the parapet 1 and a pair of side plates vertically suspended from both end edges of the top plate portion 11. Part 12. The top plate 11 is provided with a pair of receiving ribs 15, 15 that contact the inner surface of the headboard 3.
[0016]
Reference numeral 20 denotes a flexible wire as a connecting member for connecting the parapet 1 and the headboard 3, and the flange portion 6 of the headboard 3 is formed with a mounting hole 21 for fixing one end of the wire 20. The other end of 20 is fixed to the top end 2 of the parapet 1 by anchor bolts 25. In addition, the length of the wire 20 is set longer than the distance between the mounting hole 21 of the cap 3 which is the fixing position and the screwing position of the anchor bolt 25.
[0017]
The operation and effect of the present embodiment configured as described above will be described. First, one end of the wire 20 is passed through the mounting hole 21 formed in the flange portion 6 of the headboard 3 to form a ring shape, and the end portion is fixed to the end portion of the wire 20 by the crimping member 29, thereby fixing the wire 20 to the headboard 3. Fix it. Then, the bracket 10 is fixed to the top end 2 of the parapet 1 with anchor bolts (not shown). Then, the other end of the wire 20 connected to the headboard 3 is fixed to the top end 2 of the parapet 1 by the anchor bolt 25. After the cap 3 and the parapet 1 are connected and fixed by the wire 20 in this way, the cap 3 is covered with the bracket 10 so as to be covered. At this time, after the vertical wall 5 of the headboard 3 is elastically deformed so as to open outward, the vertical wall 5 of the headboard 3 is elastically returned to elastically return the flange portion 6 formed at the lower end of the vertical wall 5 to the side plate of the bracket 10. The headboard 3 is locked to the bracket 10 by the hooking hook 7 formed at the tip of the flange portion 6 by being hooked on the tip end side of the portion 12. As a result, the headboard 3 is fixed to the bracket 10 with the front end side of the receiving rib 15 of the bracket 10 abutted against the inner surface of the headboard 3.
[0018]
Thus, in this embodiment, the cap 3 and the parapet 1 are connected and fixed by the wire 20, so that the parapet 1 changes or the cap 3 is deformed by an earthquake or a typhoon, and the vertical wall 5 of the cap 3 is formed. Even if the flange portion 6 to be formed is detached from the side plate portion 12 of the bracket 10, the headboard 3 is not dropped from the parapet 1 by the wire 20. In addition, the wire 20 has flexibility, and the length of the wire 20 is set to be longer than the distance between the mounting hole 21 of the headboard 3 that is the fixing position and the screwing position of the anchor bolt 25. When the headboard 3 is fixed to the bracket 10, even when the parapet 1 and the headboard 3 are connected by the wire 20, there is no hindrance to the mounting work of the headboard 3. In addition, after the operation of attaching the headboard 3, the wire 20 is loosened and disposed on the inner side of the headboard 3, and cannot be seen from the outside, so that the appearance is good.
[0019]
3 and 4 show a second embodiment of the present invention. Parts having the same functions as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, description of overlapping parts is omitted, and only different parts are shown. explain. In this embodiment, the slide body 30 is integrally fixed to one end of the wire 20. A guide groove 31 is formed in the slide body 30 so as to be fitted to the locking claw 7 formed on the flange portion 6 of the headboard 3. 20 is slidably assembled. That is, in the present embodiment, the locking claw 7 that locks the headboard 3 to the bracket 10 is used as the guide portion of the slide body 30.
[0020]
In the present embodiment configured as described above, the locking claw 7 that forms the guide groove 31 of the slide body 30 fixed to one end of the wire 20 in the flange portion 6 of the headboard 3 is fitted, and the slide body 30 is locked. Slide along the nail 7. Then, after sliding to an arbitrary position, the slide body 30 is caulked from above and below to fix the wire 20 to the headboard 3. Then, after fixing the bracket 10 to the parapet 1, the other end of the wire 20 connected to the headboard 3 is fixed to the top end 2 of the parapet 1 by the anchor bolt 25. After the cap 3 and the parapet 1 are connected and fixed by the wire 20 in this way, the cap 3 is covered with the bracket 10 so as to be covered. At this time, after the vertical wall 5 of the headboard 3 is elastically deformed so as to open outward, the vertical wall 5 of the headboard 3 is elastically returned to elastically return the flange portion 6 formed at the lower end of the vertical wall 5 to the side plate of the bracket 10. The headboard 3 is locked to the bracket 10 by the hooking hook 7 formed at the tip of the flange portion 6 by being hooked on the tip end side of the portion 12. Thereby, the top 3 of the bracket 10 is fixed to the bracket 10 in a state where the front end side of the receiving rib 15 of the bracket 10 is in contact with the inner surface of the top 3.
[0021]
Therefore, in this embodiment, as in the first embodiment, the cap 3 and the parapet 1 are connected and fixed by the wire 20, thereby causing the parapet 1 to change or the cap 3 to be deformed due to an earthquake or a typhoon. Even if the flange portion 6 formed on the vertical wall 5 of 3 is detached from the distal end side of the side plate portion 12 of the bracket 10, the headboard 3 is not dropped from the parapet 1 by the wire 20. Moreover, the wire 20 can be fixed to the arbitrary position of the headboard 3 by providing the wire 20 with the slide body 30 that moves along the locking claw 7 as the guide portion. Moreover, since the guide part which guides the slide body 30 with respect to the headboard 3 also serves as the locking claw 7 for locking the headboard 3 to the bracket 10, no special processing is required, which is extremely reasonable.
[0022]
As mentioned above, although the Example of this invention was explained in full detail, this invention is not limited to each said Example, A various deformation | transformation implementation is possible within the range of the summary of this invention. For example, in the second embodiment, the locking claw 7 formed on the headboard 3 is used as the guide portion. However, the guide portion is formed on the inner surface of the vertical wall 5 of the headboard 3 as in the third embodiment of the present invention shown in FIG. As shown in FIG. 6, a projection 35 having a circular arc cross section is formed along the longitudinal direction of the headboard 3 to form a guide groove 36 that engages with the projection 35, or as in the fourth embodiment of the present invention shown in FIG. 6. Further, a protruding portion 38 having an arcuate guide groove 37 as a guide portion is formed on the inner surface of the vertical wall 5 of the headboard 3, and the slide body 39 is formed in an arcuate cross section that engages with the guide groove 37. May be slidably guided along the coping 3. Further, as in the fifth embodiment of the present invention shown in FIG. 7, the fixing tool 40 may be fixed to one end of the wire 20 and fixed to the headboard 3 by the rivet 41. Further, as in the sixth embodiment of the present invention shown in FIG. 8, an L-shaped fixing bracket 45 is simply fixed to the side wall of the parapet 1 by an anchor bolt 25 or the like, and the fixing bracket 45 and the flange portion 6 of the headboard 3 May be fixed with a fixing bolt 47 as a connector. Moreover, although the example which fixed the wire 20 to the inner surface side of the headboard 3 was shown in the said Example, you may fix to the outer side of the headboard 3. FIG.
[0023]
【The invention's effect】
According to the mounting structure of the headboard according to claim 1, in the headboard which attaches the bracket to the top end portion of the parapet at a predetermined interval and fits the headboard to the bracket, the connecting member for connecting the parapet and the headboard is provided. Since the connecting member is composed of a wire, one end of the wire is fixed to the inner surface side of the hanging wall portion of the headboard, and the other end of the wire is fixed to the top end portion of the parapet. Even if a parapet fluctuates or a cap is deformed by a typhoon or a typhoon, it is possible to reliably prevent the cap from falling off the parapet.
[0024]
Further, in the mounting operation of the headboard by the wire having flexibility, the headboard can be freely moved without being restricted by the wire.
[0025]
According to the mounting structure of the headboard according to claim 2 , a slide body is provided at one end of the wire, and a guide portion for guiding the slide body is provided on the inner surface side of the hanging wall portion of the headboard, and the slide is provided on the guide portion. Since the body is caulked and fixed, the position of the wire can be easily adjusted so that the coupling position is optimal for the headboard.
[0026]
According to the mounting structure of the coping according to claim 3, the flange portion is bent, this flange tip to form a thick locking projection for locking the bracket of the lower end of the vertical wall portion of the coping Since the locking projection is used as the guide portion of the slide body, no special processing is required to guide the wire to the headboard, and the cost can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional plan view showing a connection state of the upper headboard and the parapet.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional plan view showing a connected state of the upper headboard and the parapet.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a third embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a sectional view showing a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a sectional view showing a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a sixth embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Parapet 2 Top end part 3 Kasagi 5 Hanging wall part 6 Flange part 7 Locking claw (guide part)
10 Bracket 20 Wire (connection member)
30, 39 Slide body 35 Protrusion (guide part)
37 Guide groove (guide section)
47 Fixing bolt (connection member)

Claims

A bracket is attached to the top end portion of the parapet at a predetermined interval, and a mounting member for mounting the headboard to the bracket is provided with a connecting member for connecting the parapet and the headboard, and the connecting member is constituted by a wire. A mounting structure for the headboard, wherein one end of the wire is fixed to the inner surface side of the hanging wall portion of the headboard and the other end of the wire is fixed to the top end portion of the parapet .

The slide body is provided at one end of the wire, a guide portion for guiding the slide body is provided on the inner surface side of the hanging wall portion of the headboard, and the slide body is fixed by caulking to the guide portion. 1. Mounting structure of headboard according to 1 .

A flange portion is bent at the lower end portion of the vertical wall portion of the headboard, and a thick locking protrusion is formed at the tip of the flange portion to be locked to the bracket. The locking protrusion is connected to the guide portion of the slide body. The mounting structure of the headboard according to claim 2, wherein