JP3923722B2

JP3923722B2 - Cooking utensils

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Publication number: JP3923722B2
Application number: JP2000343896A
Authority: JP
Inventors: 良太郎佐藤; 新太郎三上; 絵美倉本
Original assignee: Pigeon Corp
Current assignee: Pigeon Corp
Priority date: 2000-11-10
Filing date: 2000-11-10
Publication date: 2007-06-06
Anticipated expiration: 2020-11-10
Also published as: JP2002143006A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば調理具、特に対象物の切断部と押圧部とを有する調理具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
乳幼児は出生した後、暫くはミルク等を飲んでいるが、その後、大人の食事と同じものを徐々に摂取するようになる。
このような、ミルク後であって、大人の食事前である段階では、所謂離乳食を乳幼児に与えている。
この離乳食を保護者が用意するときは、乳幼児用に調理する場合以外に、大人が食べる麺や野菜類などを利用して容器に取り分け、この麺や野菜類等を乳幼児が食べ易い大きさ等に加工することがある。
すなわち、容器内の麺等を調理具でカットして小さくしたり、マッシュして潰したりして、乳幼児が食べ易い状態に加工している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような調理具を保護者が使用しようとすると、麺等をカットするカッターとマッシュ（潰す）するマッシャーという２つの調理具を用いなければならず、使い難いという問題があった。
また、このような使い難さを軽減するため、カッターとマッシャーの２つ機能を１つの調理具が有しているものもある。
しかし、この調理具のカッターは麺等を挟んでカットするタイプであり、小さな容器内では、カットする麺等を視認し難く、挟み難い、それゆえカットし難く、麺類を切断する長さの調整もできないという問題があった。
【０００４】
さらに、このようなタイプの調理具では、カットに際して、麺等を挟む動作を求め、マッシュする際には、麺等を押し付ける動作を求めることになる。
したがって、保護者は、カットする際は、調理具の複数の柄を相互に近接させ易いように把持し、先端部で麺等を挟みカットする。また、マッシュする際は、複数の柄をまとめて握り、容器内の麺等に対して押し付け易いように握り変え、先端部で麺等を押し潰し、マッシュする必要がある。
このとき、挟む動作と潰す動作は、力を入れる方向が異なるため、保護者は調理具の握りを大きく変えながらカット及びマッシュしなければならない。このため、スムーズに１つの調理具で麺等をカット及びマッシュすることができないという問題があった。
また、挟む構造とする為に、２つの切断面となり、調理中の目詰まりをし易く、更に洗いずらいという問題があった。
【０００５】
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、使用者が切断部を使用する際に対象物を視認し易く、且つ、切断部を使用する際と押圧部を使用する際とで、大きく握り方を変更する必要がなく、使用し易い調理具を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、請求項１の発明によれば、一方向が長く形成されている１本の柄部と、この柄部の長手方向に連続して、且つ屈曲して形成されている切断部と、この切断部に連続して、且つ前記柄部と反対方向に屈曲して形成されている押圧部と、を有することを特徴とする調理具により、達成される。
【０００７】
請求項１の構成によれば、一方向が長く形成されている１本の柄部と、この柄部の長手方向に連続して、且つ屈曲して形成されている切断部と、この切断部に連続して、且つ前記柄部と反対方向に屈曲して形成されている押圧部と、を有するので、対象物を切断部で切断する際にも、対象物を挟む動作は必要とせず、対象物に対し切断部を押し付ける動作でよい。このため、例えば容器内の対象物を視認し易くなる。
また、対象物を押圧部で例えば潰す際にも、対象物に対して押圧部を押し付ける動作が求められる。すなわち、押圧部と切断部を使用する際は、共に押し付ける動作で良く、従来と異なり挟む動作等は不要ため、スムースに対象物の切断や潰し等をすることができる。
【０００８】
好ましくは、請求項２の発明によれば、請求項１の構成において、前記押圧部には、潰し用凹凸部及びへら部が形成されていることを特徴とする調理具である。
請求項２の構成によれば、前記押圧部には、潰し用凹凸部、へら部及び収容凹部が形成されているので、前記押圧部の潰し用凹凸部で、対象物を潰すことができ、この潰した対象物をへら部で集めることができる。
【０００９】
好ましくは、請求項３の発明によれば、請求項２の構成において、前記潰し用凹凸部が前記押圧部の端部に比べ、盛り上がるように形成されていることを特徴とする調理具である。
請求項３の構成によれば、前記潰し用凹凸部が前記押圧部の端部に比べ、盛り上がるように形成されているので、この潰し用凹凸部の表面が対象物を収容する容器等の形状に近くなる。したがって、潰し用凹凸部で対象物を潰し易くなる。
【００１０】
好ましくは、請求項４の発明によれば、請求項２の構成において、前記潰し用凹凸部が裏ごし用メッシュ部となっていることを特徴とする調理具である。
請求項４の構成によれば、前記潰し用凹凸部が裏ごし用メッシュ部となっているので、この調理具により対象物の裏ごしをすることができる。
【００１１】
好ましくは、請求項５の発明によれば、請求項１乃至請求項４のいずれかの構成において、前記切断部には、前記切断部の前記柄部側から前記押圧部側にかけて少なくと１つの刃部が形成されていることを特徴とする調理具である。
請求項５の構成によれば、前記切断部には、前記切断部の前記柄部側から前記押圧部側にかけて少なくと１つの刃部が形成されているので、使用者が前記柄部を把持し、対象物に対して切断部を押し付けることで、対象物を前記切断部の前記柄部側から前記押圧部側の方向に切断することができる。
【００１２】
好ましくは、請求項６の発明によれば、請求項５の構成において、前記刃部が相互に平行に複数個配置されていることを特徴とする調理具である。
請求項６の構成によれば、前記刃部が相互に平行に複数個配置されているので、この相互の刃部の間隔を調整することで、対象物を離乳食等の目的にあった適切な長さにカットすることがでできる。
【００１３】
好ましくは、請求項７の発明によれば、請求項６の構成において、前記切断部の前記複数個配置されている刃部の間には、開口部が設けられていることを特徴とする調理具である。
請求項７の構成によれば、前記刃部の間には、開口部が設けられているので、使用者が前記開口部から対象物を視認しながら前記刃部で対象物を切断することができ、更に切断された対象物が刃部の間に詰まることがない。
【００１４】
好ましくは、請求項８の発明によれば、請求項５乃至請求項７のいずれかに記載の構成において、前記刃部が金属製の刃部であることを特徴とする調理具である。
請求項８の構成によれば、前記刃部が金属製の刃部であるので、対象物をより切断し易くなる。
【００１５】
好ましくは、請求項９の発明によれば、請求項８の構成において、前記金属製の刃部が前記切断部の樹脂部分とインサート成形により一体に形成されていることを特徴とする調理具である。
請求項９の構成によれば、前記切断部において、前記金属製の刃部が前記切断部の樹脂部分とインサート成形により一体に形成されているので、前記刃部で切断した対象物が刃部と前記樹脂部分との間に詰まることを未然に防ぐことができる。
更に、強度を有する金属がインサートされることにより、前記押圧部に前記柄部側である上部から加わる荷重により、調理具が屈曲部から折れてしまうことを防ぐことができる。
【００１６】
好ましくは、請求項１０の発明によれば、請求項５乃至請求項９のいずれかの構成において、前記金属製の刃部が矩形を成し、この刃部の前記押圧部側には樹脂製の突起部が連続して形成され、この突起物は、前記押圧部の表面と前記矩形の刃部の角部とを結ぶような外形を成していることを特徴とする調理具である。
【００１７】
請求項１０の構成によれば、前記金属製の刃部が矩形を成し、この刃部の前記押圧部側には樹脂製の突起部が連続して形成され、この突起物は、前記押圧部の表面と前記矩形の刃部の角部とを結ぶような外形を成している。したがって、この突起物でも対象物を切断することができるので、前記刃部の前記押圧側と、対象物が収容される皿などの容器の間に生じる前記切断部における切断不能部分（死角部分）が発生せず、対象物に対する切断不良が生じない。
また、前記刃部の前記押圧部側には樹脂製の突起部が連続して形成されているので、この金属製の前記刃部の端部を覆うように樹脂が例えばインサートされると、この樹脂製の突起部が刃部等によって強く固定され、ぐらつくことがなくなる。
【００１８】
好ましくは、請求項１１の発明によれば、請求項５乃至請求項７のいずれかの構成において、前記刃部が樹脂からなると共に、この刃部の前記押圧側は、前記押圧部の表面に向かってアール部が形成されていることを特徴とする調理具である。
請求項１１の構成によれば、前記刃部が樹脂からなると共に、この刃部の前記押圧側は、前記押圧部の表面に向かってアール部が形成されているので、このアール部でも対象物を切断することができるので、前記刃部の前記押圧側に前記切断部における切断不能部分（死角部分）が発生せず、対象物に対する切断不良が生じない。
また、前記刃部及び前記アール部は共に樹脂によりなるので、これらを一体に成型でき、製造が容易となる。
【００１９】
好ましくは、請求項１２の発明によれば、請求項１乃至請求項１１の構成において、前記柄部には、使用者が握る握り部と、使用に際し、周囲にこの柄部が接触するの回避するための接触回避部と、が設けられていることを特徴とする調理具である。
請求項１２の構成によれば、前記柄部には、使用者が握る握り部と、使用に際し、周囲にこの柄部が接触することを回避するための接触回避部と、が設けられているので、対象物が収容されている例えば容器等の縁部に前記柄部が接触して、対象物の切断や潰し等が不十分となるのを未然に防ぐことができる。
【００２０】
好ましくは、請求項１３の発明によれば、請求項１２の構成において、前記接触回避部が、前記押圧部又は前記切断部の使用に際し、使用者の指等を配置する指配置部となっていることを特徴とする調理具である。
請求項１３の構成によれば、前記接触回避部が、前記押圧部又は前記切断部の使用に際し、使用者の指等を配置する指配置部となっているので、使用者は、この指配置部に自己の指を配置することで、前記押圧部や前記切断部に対して力を加え易くなっている。
【００２１】
好ましくは、請求項１４の発明によれば、請求項１乃至請求項１３のいずれかの構成において、前記柄部の少なくとも一部が、前記押圧部の表面に対して略垂直方向に配置されていることを特徴とする調理具である。
請求項１４の構成によれば、前記柄部の少なくとも一部が、前記押圧部の表面に対して略垂直方向に配置されているので、使用者が、自己の手の外側である小指側に、前記押圧部が配置されるように柄部を握り、押圧部を使用する際に、最も力を効果的に加えることができる。
【００２２】
好ましくは、請求項１５の発明によれば、請求項１乃至請求項１４のいずれかの構成において、前記柄部には、他の食器を係合することができる食器係合部が設けられていることを特徴とする調理具である。
請求項１５の構成によれば、前記柄部には、他の食器を係合することができる食器係合部が設けられているので、スプーンやフォーク等他の食器等と一緒に調理具を携行等することができる。
【００２３】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【００２４】
（第１の実施の形態）
図１は、本発明の調理具である例えば大皿用カッターアンドマッシャー１００を示す概略斜視図である。図２は、大皿用カッターアンドマッシャー１００の概略正面図である。図３は、図２の概略平面図、図４は図３の概略左側面図である図１に示すように、大皿用カッターアンドマッシャー１００は、先ず、平板状の柄部１１０を有している。この柄部１１０は、例えばポロプロピレン（ＰＰ）等の樹脂から成っていると共に、その断面は、図１で破線で示すように内側に凹部が形成される形状となっている。
【００２５】
この柄部１１０は、図２に示すように、使用者が使用に際して握る握り部１１１と接触回避部１１２とを有している。握り部１１１から一定の角度屈曲して接触回避部１１２が形成されている。
このように接触回避部１１２を形成することで、対象物である例えば麺類等の食品を入れた容器である例えば大皿の縁部に柄部１１０が接触することなく、後述の切断部であるカッター部１２０や押圧部であるマッシャー部１３０を大皿内に挿入することができるようになっている。
また、この柄部１１０の握り部１１１の配置角度は、図２に示すように、マッシャー部１３０の潰し用凹凸面であるマッシュ面１３１に対して略垂直方向となっている。したがって、大皿の食品等を潰す（マッシュ）際は、使用者である保護者が握り部１１１を持てば、マッシュ面１３１に最も力が加わる位置に握り部１１１が配置されていることになる。
【００２６】
また、この柄部１１０の接触回避部１１２の表面には、指配置部１１２ａが形成されている。具体的には、保護者が柄部１１０を握ってカッター１２０を大皿の麺類等に対して押し付ける際、この指配置部１１２ａに保護者の親指を図５に示すように配置することカッター部１２０に対して効果的に力を加えることができる。図５は、大皿用カッターアンドマッシャー１００のカッター部１２０の使用状態を示す説明図である。
そして、この指配置部１１２ａには、指が滑らないための滑り止め凸部１１２ｂが図１に示すように形成されている。
【００２７】
さらに、柄部１１０の握り部１１１には、図３に示すように指かかり用凹凸部１１１ａが形成されている。この図３において波線状に表れている指かかり用凹凸部１１１ａは、保護者が図５に示すように柄部１１０を把持した際に親指を除く他の指がこの指かかり用凹凸部１１１ａの凹部に配置される。したがって、保護者が柄部１１０をより握り易い構成となっている。
【００２８】
以上のように構成される柄部１１０の先端部には、図１に示すようにカッター部１２０が形成されている。
このカッター部１２０は、図１に示すように柄部１１０と連続して設けられている同じ樹脂製のカッター基部１２１が形成されている。このカッター基部１２１の中央部には、略四角形の開口部１２１ａが形成されている。
また、カッター基部１２１の図１において下側には、金属製の刃部１２２が２本平行に配置されている。この２本の刃部１２２は、柄部１１０の長手方向に略平行に配置されている。
【００２９】
具体的には、この刃部１２２は、図６に示すような刃部用部品１２３の一部となっており、刃部１２２は、刃部ベース１２３ａによって支持されている。
この刃部用部品１２３は、ＳＵＳ等の金属製でなり、樹脂に対するインサート成型の部品となっている。すなわち、この刃部用部品１２３の刃部以外の部分をカッター基部１２１内にインサート成型することで、刃部１２２のみがカッター基部１２１より突出して形成されることになる。
このように刃部ベース１２３ａが樹脂製のカッター基部１２１内に収容されるので、突出した刃部１２２は、使用に際してもぐらつかず、しっかりと配置されることになる。
また、このように強度を有する金属製の刃部用部品１２３がカッター基部１２１内にインサート成型されているので、カッター部１２０の剛性が高まり、使用者が柄部１１０を握って、大皿用カッターアンドマッシャー１００を使用しても、その荷重で屈曲部から折れてしまうことがない。
【００３０】
また、カッター部１２０には、図１に示すように２つの刃部１２２の間に開口部が設けられているので、図５に示すようにカッター部１２０で大皿内の麺類等をカットする際、麺類等を開口部１２１ａから視認しながらカットできる。したがって、保護者は例えば離乳食を作る場合は、その乳幼児に合った大きさに麺類をカットすることができる。
更に、切断された麺類がカッター部１２０の刃部１２２の間に詰まることが少ない。
ところで、この２つの刃部１２２の間隔は例えば２ｃｍ程度となっている。
【００３１】
以上のように構成されるカッター部１２０の柄部１１０と反対側には一定の角度で屈曲されたマッシャー部１３０が図１に示すように形成されている。
このマッシャー部１３０の表面には、図１に示すようにマッシュ面１３１が設けられている。このマッシュ面１３１の表面には、図４に示すように半円形の凹部１３１ａが例えば１６個程度形成されている。
このようにマッシュ面１３１に、凹凸部が設けられているので、マッシュ面１３１を大皿の食品に押し付けることで、食品を潰し、マッシュすることが容易となる。
【００３２】
また、このマッシュ面１３１は、上述のように柄部１１０の握り部１１１が略垂直方向に配置されるように配置される。すなわち、図７に示すように保護者が握り部１１１を握って、マッシュ面１３１を大皿内の食品に対して押し付けた際、握り部１１１を延長した仮想線（点線）がマッシュ面１３１に対して略垂直になる。
したがって、保護者の力が最も効果的にマッシュ面１３１に加わることになる。
そして、このマッシャー部１３０には、図１及び図２に示すように、その先端部にへら部１３２が形成されている。このへら部１３２は、カッター部１２０やマッシャー部１３０で、カットやマッシュされた麺類等の食品を大皿内で掻き集めるときに使用される。
すなわち、保護者が柄部１１０の握りを変え、へら部１３２を大皿に当接させるようにし、このへら部１３２で大皿内の麺類等の食品を掻き集めることになる。
【００３３】
大皿用カッターアンドマッシャー１００は、以上のように構成されるが、以下、その使用方法等を説明する。
先ず、離乳食を作ろうとする保護者は、大皿（深さ方向が比較的浅く、開口面積が比較的大きい、例えば、深さ２７ｍｍ、半径７５ｍｍ）１４０（図２参照）の略円形の大皿内に加工しようとする麺類等の食品を適量入れる。
その後、保護者は、図５に示すように柄部１１０の握り部１１１を握り、親指を指配置部１１２ａに配置する。すると、親指及び他の指は、指配置部１１２ａの滑り止め凸部１１２ｂと握り部１１１の指かかり用凹凸部１１１ａによって滑ることがないので、大皿用カッターアンドマッシャー１００に対して効果的に力を加えることができる。
【００３４】
この状態で、この大皿用カッターアンドマッシャー１００を図２に示すように大皿１４０内に入れ、例えば先ず、麺類をカッター部１２０の刃部１２２でカットする。
このとき、保護者はカットする麺類をカッター部１２０の開口部１２１ａから視認しながら、カットすることができるので、正確にカットすることができる。また、刃部１２２の間隔は例えば２ｃｍとなっているので、離乳食を作るのに適した長さにカットすることができる。さらに、カットした麺類が刃部１２２の間に配置された場合は、開口部１２１ａから排出されるので、カットされた麺類が刃部１２２の間に詰まってしまうことがない。
【００３５】
このカット作業は、単に保護者が図５に示すように柄部１１０を握り、大皿１４０内の麺類に対して押し付けるだけなので、従来と異なり、挟む動作は必要ない。したがって、容易且つ確実に麺類をカットすることができる。また、この刃部１２２は金属製なので、カットし易くも成っている。
さらに、この大皿用カッターアンドマッシャー１００には、図２に示すように、接触回避部１１２が設けられているので、大皿１４０の縁部１４１に柄部１１０が接触等することなく、カット作業を行うことができる。
【００３６】
次に、保護者は、柄部１１０の握りを変え、図７に示すように握る。そして、大皿１４０内の食品をマッシュ（潰す）する。
このとき、上述のように握り部１１１がマッシュ面１３１に対して略垂直方向に配置されるので、保護者はその力を最も効果的に利用して、マッシュすることができる。
また、このマッシュ作業は、カット作業と同様に握り部１１１を握ることで行い、その相違は握り方に過ぎない。したがって、従来のようにカット作業が挟む動作、マッシュ作業が押す動作となって作業がし難いということがない。
すなわち、本実施の形態では、カット作業もマッシュ作業も共に押し付ける動作であることが共通するため、極めて作業性が良好な大皿用カッターアンドマッシャー１００となる。
【００３７】
このようにカットやマッシュされた麺類等の食品は、大皿１４０の中で散乱してしまう。そこで、保護者は、柄部１１０の握りを変え、図２のへら部１３２が大皿１４０に当接するようにし、このへら部１３２で、散乱している麺類等を１つにまとめて、図示しない別のスプーン等で乳幼児にあたえる。
したがって、大皿１４０内で散乱している麺類等の食品を別体のへらを使って掻き集める必要がなく、効率良くまとめることができる。
【００３８】
本実施の形態では、マッシュ面１３１に凹凸部が形成されているが、この凹凸部の代わりに、裏ごしメッシュ部を形成すれば、マッシュ面１３１を用いて食品の裏ごしをすることができる。
【００３９】
（第２の実施の形態）
図８は本発明の第２の実施の形態に係る小皿用カッターアンドマッシャー２００の全体を示す概略斜視図である。図９は図８の底面方向から見た小皿用カッターアンドマッシャー２００の概略斜視図である。
本実施の形態に係る小皿用カッターアンドマッシャー２００は、上述の第１の実施の形態の大皿用カッターアンドマッシャー１００と、その構成が多くの部分で共通しているため、共通している部分は、同一符号として説明を省略し、相違点を中心に以下、説明する。
【００４０】
図８に示すように、本実施の形態の小皿用カッターアンドマッシャー２００は、第１の実施の形態と同様に柄部２１０を有し、握り部２１１と接触回避部２１２とを有している。
しかし、本実施の形態の小皿用カッターアンドマッシャー２００は、第１の実施の形態の大皿用カッターアンドマッシャー１００と接触回避部２１２の角度が相違している。
すなわち、図１０に示すように、本実施の形態の小皿用カッターアンドマッシャー２００の接触回避部２１２の角度θが図２の第１の実施の形態の角度θより大となっている。
【００４１】
これは、図１０で破線で示す小皿２４０の場合は、第１の実施の形態の大皿１４０より深さが深く、開口面積が小さくなっている。例えば、深さ４５ｍｍ、半径５０ｍｍとなっている。
このため、この接触回避部２１２の角度が第１の実施の形態のように小さいと、柄部２１０が小皿２４０の縁部２４１に接触等し、適切にカット又はマッシュできないことになる。
ところで、図１０は、小皿用カッターアンドマッシャー２００の概略正面図であり、図１１は図１０の概略左側面図である。
【００４２】
また、図９に示すように、この柄部２１０の接触回避部２１２には、凹状に指配置部２１２ａが形成されている。具体的には、保護者が柄部２１０を握ってマッシャー部２３０を小皿２４０内の食品に対して押し付ける際、この指配置部２１２ａに図１４に示すように、保護者の人差し指を配置することで、マッシャー部２３０に対して効果的に力を加えることができるようになっている。
そして、この指配置部２１２ａは、凹状になっているため、配置した人差し指が滑らないようになっている。
【００４３】
そして、図８乃至図９に示すカッター部１２０は第１の実施の形態と略同様の構成であるが、マッシャー部２３０は、第１の実施の形態と異なる。
すなわち、マッシャー部２３０のマッシュ面２３１は、図１０及び図１１に示すように、左側方向に盛り上がるように形成されている。具体的には、図１１のマッシュ面２３１の端部２３１ａから中央部にかけて盛り上がるように、マッシュ面２３１は形成されている。
このようにマッシュ面２３１が盛り上がって形成されていることにより、図１０に示す小皿２４０の形状に沿うことができるようになり、より精度良く食品をマッシュすることができる。
【００４４】
また、このマッシュ面２３１には、図８及び図１１に示すように、凸山形筋の段部２３１ｂが同心円状に形成されている。
この段部２３１ｂが第１の実施の形態の凹凸部と同様の働きをし、食品を直接的にすり潰す動きにより、マッシュすることになる。
そして、このマッシュ部２３０の内側には、第１の実施の形態と異なり、図１１に示すように収容凹部である球凹状部２３３がスプーンのように形成されている。
この球凹状部２３３を示したのが図１２である。図１２に示すように球凹状部２３３の図において上部には、第１の実施の形態と同様にへら部２３２が形成されている。
したがって、例えばマッシュ面２３１でマッシュした食品が、小皿２４０内に散乱していていても、へら部２３２で掻き集め、その後、球凹状部２３３内に収容することで、容易にマッシュされた食品を取り出すことができる。
【００４５】
このように構成されている第２の実施の形態に係る小皿用カッターアンドマッシャー２００は、図１３及び図１４に示すように使用される。
すなわち、図１３は、この小皿用カッターアンドマッシャー２００で麺類等をカットしている状態を示す図である。
図１３に示すように、保護者は、自己の親指と人差し指を柄部２１０の接触回避部２１２の両側に添え、柄部２１０全体を握った状態で、麺類等をカットする。
図１３に示す、小皿用カッターアンドマッシャー２００の握り方は、一例であって、これに限らず、保護者の握り易い方法で握ることができる。
例えば、柄部２１０全体を握り、人差し指を接触回避部２１２の図１３における上部に置いて使用することもできる。この場合は、カッター部１２０に力を加え易いので、より硬めの対象物をより容易に切断できる。
【００４６】
また、図１４は、小皿用カッターアンドマッシャー２００で、食品をマッシュしている状態を示す図である。
図１４に示すように、保護者は、自己の人差し指を接触回避部２１２の指配置部２１２ａに配置し、柄部２１０全体を握った状態で食品をマッシュすることになる。このとき、上述のように前記人差し指は、凹状の指配置部２１２ａ内に配置されるので、人差し指が滑ることなくマッシュ面２３１のほぼ反対側より効果的に力をマッシュ面２３１に加えることができる。
【００４７】
ところで、本実施の形態では、マッシュ面２３１に段部２３１ｂが形成されているが、この段部２３１ｂの代わりに、第１の実施の形態のように、裏ごしメッシュ部を形成すれば、マッシュ面２３１を用いて食品の裏ごしをすることができる。
また、本実施の形態の球凹状部２３３を第１の実施の形態のマッシャー部１３０に設けることもできる。
【００４８】
（第３の実施の形態）
図１５は、本発明の第３の実施の形態に係る大皿用カッターアンドマッシャー３００を示す図である。図３に示す大皿用カッターアンドマッシャー３００の多くの構成は上述の第１の実施の形態と同様であるので、同様の構成は同一符号とし、説明を省略する。そして、以下、その相違点を中心に説明する。
図１５に示すように、柄部１１０の図において上面には、スプーン３２０を係合し、装着するための食器係合部３１１が凸状に配置されている。
一方、この食器係合部３１１に係合する係合穴部３２１がスプーン３２０に形成されている。
【００４９】
したがって、このスプーン３２０の係合穴部３２１と柄部１１０の食器係合部３１１とを係合させることで、図１６に示すように、スプーン３２０が大皿用カッターアンドマッシャー３００に固定され、保護者は、これらを一緒に携行でき、必要に応じてスプーン３２０を外して使用することができる。
具体的には、先ず、スプーン３２０を、大皿用カッターアンドマッシャー３００から取り外す。そして、大皿１４０内で食品をカット、マッシュし、離乳食を作った後、この離乳食をスプーン３２０ですくって、大皿１４０から取り出し、乳幼児に与えることになる。
離乳食を乳幼児に与え終わったら、再び、スプーン３２０を柄部１１０に係合させ、携帯する。
【００５０】
（第４の実施の形態）
図１７は、本発明の第４の実施の形態に係る小皿用カッターアンドマッシャー４００を示す図である。
図１７に示す小皿用カッターアンドマッシャー４００は、上述の第２の実施の形態の小皿用カッターアンドマッシャー４００と、多くの構成が共通するので、同一の構成は同一符号とし、以下、異なる構成を中心に説明する。
本実施の形態の小皿用カッターアンドマッシャー４００は、第２の実施の形態の小皿用カッターアンドマッシャー２００と刃部４２２の構成が異なる。
ところで、上述の第２の実施の形態の小皿用カッターアンドマッシャー２００は、図１０に示すようにカッター基部１２１から略四角形の刃部１２２が下方に突出している。
【００５１】
したがって、図１０においてＢで示した部分は、刃部１２２が存在しない切断不能部分となる。そして、この切断不能部分に麺類等が入り込んだ場合、刃部１２２では、カットしにくくなる。
これに対して、本実施の形態の刃部４２２は、図１７に示すように、刃部４２２が上記空白部分を埋めるように図において左右方向に突出して形成されているため、麺類等がカットしにくい切断不能部分の発生を未然に防ぐことができ、麺類等の未カット部分が生じ難くなる。
【００５２】
また、この刃部４２２のマッシャー部２３０側である左方向に突出した刃部４２２の部分は、その先端部が、マッシャー部２３０のマッシュ面２３１の仮想延長線（図において破線部分）の右側となっている。
したがって、この突出した刃部４２２の先端がマッシュ面２３１を使用する際の妨げになることがない。
さらに、刃部４２２の右方向に突出した部分は、図示するように、ケース４２０の装着の妨げにならない程度に突出している。
このように、本実施の形態によれば、カットに際し、カットする幅を広く確保し、カット漏れが生じ難い刃部４２２を有する小皿用カッターアンドマッシャー４００であると共に、マッシュ時やケース収納時にも取り扱い易いものとなっている。
【００５３】
また、本実施の形態では小皿用カッターアンドマッシャー４００としたが、第１の実施の形態の大皿用カッターアンドマッシャー１００の刃部１２２に適用できることは明らかである。
【００５４】
（第５の実施の形態）
図１８は、本発明に第５の実施の形態に係る小皿用カッターアンドマッシャー５００のカッター部５２０及びマッシャー部２３０を示す概略斜視図である。
本実施の形態の小皿用カッターアンドマッシャーは５００の構成は、上述の第２の実施の形態の小皿用カッターアンドマッシャー２００と略同様であるので、同一の部分は同一符号を付し説明を省略し、以下、相違点を中心に説明する。
本実施の形態の小皿用カッターアンドマッシャー５００は、上述の第２の実施の形態の小皿用カッターアンドマッシャー２００と、カッター部５２０が相違する。
【００５５】
図１８に示すように、カッター部５２０の刃部５２２のマッシャー部２３０側には、樹脂製の突起部５２２ａが形成されている。この突起部５２２ａは、金属製の刃部５２２のマッシャー部２３０側の角部とマッシャー部２３０のマッシュ面２３１とを結ぶようなアール部である外形を成している。
具体的には、突起部５２２ａが刃部５２２の一部を内部に包含するようにインサート成型されている。
このように刃部５２２とマッシュ面２３１を結ぶように突起部５２２ａを形成することで、図１０においてＢで示した部分である上述の切断不能部分のうち、マッシャー部２３０側の切断不能部分が埋められるため、この部分に麺類等が入り込んだで、刃部５２２でカットしにくくなるのを防止できる。
【００５６】
また、この突起部５２２ａの幅を薄く形成することで、麺類等をこの突起部５２２ａで容易に押し切ることができ、刃部５２２がマッシュ面２３１まで伸ばされたと同様の効果を発揮する。
さらに、金属製の刃部５２２の一部を覆うようにインサート成型するので、この突起部５２２ａが刃部５２２により支持され、突起部５２２ａのぐらつきを有効に防止される。
なお、本実施の形態では、小皿用カッターアンドマッシャー５００に適用したが、本実施の形態のカッター部５２０を第１の実施の形態に係る大皿用カッターアンドマッシャー１００に適用することもできる。
【００５７】
（第６の実施の形態）
図１９乃至図２１は、本発明の第６の実施の形態に係る小皿用カッターアンドマッシャー６００を示す図である。図１９は、小皿用カッターアンドマッシャー６００の主にカッター部６２０及びマッシャー部２３０を示す概略正面図である。図２０は、図１９の左側面からマッシャー部及び刃部５２２を見た部分側面図である。図２１は、図１９の小皿用カッターアンドマッシャー６００の概略底面図である。
【００５８】
本実施の形態の小皿用カッターアンドマッシャーは６００の構成は、上述の第２の実施の形態の小皿用カッターアンドマッシャー２００と略同様であるので、同一の部分は同一符号を付し説明を省略し、以下、相違点を中心に説明する。
本実施の形態の小皿用カッターアンドマッシャー６００は、上述の第２の実施の形態の小皿用カッターアンドマッシャー２００と、カッター部５２０が相違する。
すなわち、図１９に示すように、本実施の形態の刃部６２２は、第２の実施の形態と異なり、金属製ではなくポリカーボネートやポリエーテルサルファン又は、ポリプロピレン等の樹脂からなり、この刃部６２２は、図８に示す、カッター部１２０のカッター基部１２１と一体成型されている。
【００５９】
したがって、製造工程や部品点数が少ないため、容易に製造でき、コストダウンも可能である。
また、この樹脂製の刃部６２２は、図１０においてＢで示した部分である上述の切断不能部分が生じないように、図１９に示すようにカッター基部１２１の下側に可能な範囲で長く形成されている。
すなわち、刃部６２２が左方向に突出して、その先端がマッシュ面２３１の使用する際の妨げにならない範囲で形成されている。したがって、麺類等をカットする際に、カットされないカット漏れの麺類等が生じ難くなる。
【００６０】
このように形成されている樹脂製の刃部６２２は、図２０に示すように、その先端部が鋭角になっているため、この刃部６２２を麺類等に押し付けるだけで、容易にカットすることができるようになっている。
なお、本実施の形態では、小皿用カッターアンドマッシャー６００に適用したが、本実施の形態のカッター部６２０を第１の実施の形態に係る大皿用カッターアンドマッシャー１００に適用することもできる。
【００６１】
本発明は、上述の各実施の形態や各変形例に限定されない。さらに、上述の各実施の形態は、相互に組み合わせて構成するようにしてもよい。
【００６２】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、使用者が切断部を使用する際に対象物を視認し易く、且つ、切断部を使用する際と押圧部を使用する際とで、大きく握り方を変更する必要がなく、使用し易い調理具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施形態の大皿用カッターアンドマッシャーを示す概略斜視図である。
【図２】図１の大皿用カッターアンドマッシャーの概略正面図である。
【図３】図２の概略平面図である。
【図４】図２の概略左側面図である。
【図５】図１の大皿用カッターアンドマッシャーのカッター部を使用している状態を示す概略図である。
【図６】図１の大皿用カッターアンドマッシャーの刃部用部品を示す概略斜視図である。
【図７】図１の大皿用カッターアンドマッシャーのマッシャー部を使用している状態を示す概略図である。
【図８】本発明の第２の実施の形態の小皿用カッターアンドマッシャーを示す概略斜視図である。
【図９】本発明の第２の実施の形態の小皿用カッターアンドマッシャーを示す他の概略斜視図である。
【図１０】図８の小皿用カッターアンドマッシャーの概略正面図である。
【図１１】図８の小皿用カッターアンドマッシャーの概略左側面図である。
【図１２】図８のマッシャー部を示す概略部分斜視図である。
【図１３】図８の小皿用カッターアンドマッシャーのカッター部を小皿に使用している状態を示す概略図である。
【図１４】図８の小皿用カッターアンドマッシャーのマッシャー部を小皿に使用している状態を示す概略図である。
【図１５】本発明の第３の実施の形態の大皿用カッターアンドマッシャーを示す概略斜視図である。
【図１６】図１５のスプーンが柄部に係合された状態を示す概略図である。
【図１７】本発明の第４の実施の形態の小皿用カッターアンドマッシャーを示す概略斜視図である。
【図１８】本発明の第５の実施の形態の小皿用カッターアンドマッシャーを示す概略斜視図である。
【図１９】本発明の第６の実施の形態の小皿用カッターアンドマッシャーを示す概略部分正面図である。
【図２０】図２０の概略部分左側面図である。
【図２１】図１９の概略底面図である。
【符号の説明】
１００、３００・・・大皿用カッターアンドマッシャー、１１０、２１０・・・柄部、１１１，２１１・・・握り部、１１１ａ・・・指かかり用凹凸部、１１２，２１２・・・接触回避部、１１２ａ、２１２ａ・・・指配置部、１１２ｂ・・・滑り止め凸部、１２０，５２０，６２０・・・カッター部、１２１・・・カッター基部、１２１ａ・・・開口部、１２２、５２２・・・刃部、１２３・・・刃部用部品、１２３ａ・・・刃部ベース、５２２ａ・・・突起部、１３０，２３０・・・マッシャー部、１３１、２３１・・・マッシュ面、１３１ａ・・・凹部、２３１ｂ・・・段部、１３２、２３２・・・へら部、２３３・・・球凹状部、１４０・・・大皿、１４１・・・縁部、２４０・・・小皿、２４１・・・縁部、２００、４００、５００、６００・・・小皿用カッターアンドマッシャー、２１０・・・柄部、３１１・・・食器係合部、３２０・・・スプーン、３２１・・・係合穴部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to, for example, a cooking utensil, particularly a cooking utensil having an object cutting section and a pressing section.
[0002]
[Prior art]
Infants have been drinking milk for a while after their birth, but then gradually began to take the same food as adults.
In such a stage after milk and before adult meal, so-called baby food is given to infants.
When parents prepare this baby food, in addition to cooking it for infants, use noodles or vegetables that adults eat, separate them into containers, etc. that are easy for infants to eat. May be processed.
That is, the noodles and the like in the container are cut with a cooking tool to make it smaller, or mashed and crushed to make it easy for infants to eat.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, when a parent tries to use such a cooking tool, two cooking tools, a cutter for cutting noodles and a masher for crushing, must be used, which is difficult to use.
In addition, in order to reduce such difficulty in use, there is also one in which one cooking tool has two functions of a cutter and a masher.
However, the cutter of this cooking utensil is a type that cuts noodles etc., and in a small container, it is difficult to see the noodles etc. to cut, it is difficult to pinch, and therefore difficult to cut, adjustment of the length to cut the noodles There was a problem that I could not.
[0004]
Furthermore, in such a type of cooking utensil, an operation for sandwiching noodles or the like is required for cutting, and an operation for pressing noodles or the like is required for mashing.
Therefore, the guardian holds the plurality of patterns of the cooking utensil so as to be close to each other and cuts noodles or the like at the tip portion when cutting. Further, when mashing, it is necessary to grip a plurality of patterns together, change the grip so that it is easy to press against the noodles in the container, crush the noodles etc. at the tip, and mash them.
At this time, since the pinching operation and the crushing operation are different in the direction in which the force is applied, the guardian must cut and mash while greatly changing the grip of the cooking utensil. For this reason, there existed a problem that noodles etc. could not be cut and mashed smoothly with one cooking utensil.
Moreover, since it was set as the structure to pinch | interpose, it became two cut surfaces, and there existed a problem that it was easy to clog during cooking and was also hard to wash.
[0005]
The present invention has been made to solve such a problem, and it is easy for a user to visually recognize an object when using the cutting portion, and when using the cutting portion and when using the pressing portion. It is an object of the present invention to provide an easy-to-use cooking utensil without having to greatly change the grip.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, there is provided a single handle portion that is long in one direction, and a cutting portion that is formed continuously and bent in the longitudinal direction of the handle portion. This is achieved by a cooking utensil characterized by having a pressing portion that is formed continuously with the cut portion and bent in the opposite direction to the handle portion.
[0007]
According to the configuration of claim 1, one handle portion that is long in one direction, a cut portion that is formed continuously and bent in the longitudinal direction of the handle portion, and the cut portion And a pressing part formed by bending in the opposite direction to the handle part, and even when cutting the object at the cutting part, the operation of sandwiching the object is not necessary, The operation | movement which presses a cutting part with respect to a target object may be sufficient. For this reason, it becomes easy to visually recognize the object in a container, for example.
Further, when the object is crushed by the pressing portion, for example, an operation of pressing the pressing portion against the object is required. That is, when the pressing portion and the cutting portion are used, the pressing operation and the cutting portion may be performed together, and a pinching operation or the like is not required unlike the conventional case, so that the object can be smoothly cut or crushed.
[0008]
Preferably, according to the invention of claim 2, in the configuration of claim 1, the crushing uneven part and the spatula part are formed in the pressing part.
According to the configuration of claim 2, since the crushing uneven part, the spatula part, and the housing concave part are formed in the pressing part, the crushing uneven part of the pressing part can crush the object, This crushed object can be collected at the spatula.
[0009]
Preferably, according to the invention of claim 3, in the configuration of claim 2, the crushing uneven part is formed so as to rise compared to the end part of the pressing part. .
According to the structure of Claim 3, since the said uneven | corrugated part for crushing is formed so that it may swell compared with the edge part of the said press part, the surface of this uneven | corrugated part for crushing is shapes, such as a container which accommodates a target object Close to. Therefore, it becomes easy to crush the object with the crushing uneven part.
[0010]
Preferably, according to a fourth aspect of the present invention, in the configuration of the second aspect, the crushing uneven portion is a back mesh portion.
According to the structure of Claim 4, since the said crushing uneven | corrugated | grooved part is the mesh part for scouring, the object can be sewed with this cooking utensil.
[0011]
Preferably, according to the invention of claim 5, in the structure of any one of claims 1 to 4, the cutting portion includes at least one from the handle portion side to the pressing portion side of the cutting portion. A cooking tool characterized in that a blade portion is formed.
According to the configuration of claim 5, since at least one blade portion is formed in the cutting portion from the handle portion side to the pressing portion side of the cutting portion, the user holds the handle portion. And a target object can be cut | disconnected in the direction of the said press part side from the said handle | pattern part side of the said cutting part by pressing a cutting part with respect to a target object.
[0012]
Preferably, according to a sixth aspect of the present invention, in the configuration of the fifth aspect, the plurality of blade portions are arranged in parallel to each other.
According to the structure of Claim 6, since the said blade part is arrange | positioned in parallel mutually mutually, the target object was suitable for the objective of baby food etc. by adjusting the space | interval of this mutual blade part. Can be cut to length.
[0013]
Preferably, according to a seventh aspect of the invention, in the configuration of the sixth aspect, cooking is characterized in that an opening is provided between the plurality of blade portions of the cutting portion. It is a tool.
According to the structure of Claim 7, since the opening part is provided between the said blade parts, a user can cut | disconnect a target object with the said blade part, visually recognizing a target object from the said opening part. Further, the cut object is not clogged between the blade portions.
[0014]
Preferably, according to the invention of claim 8, in the configuration according to any one of claims 5 to 7, the blade part is a metal blade part.
According to the structure of Claim 8, since the said blade part is a metal blade part, it becomes easier to cut | disconnect a target object.
[0015]
Preferably, according to the ninth aspect of the present invention, in the configuration of the eighth aspect, the metal blade portion is integrally formed with the resin portion of the cutting portion by insert molding. is there.
According to the structure of Claim 9, in the said cutting part, since the said metal blade part is integrally formed with the resin part of the said cutting part by insert molding, the target object cut | disconnected by the said blade part is a blade part. And the resin portion can be prevented from becoming clogged.
Furthermore, by inserting a metal having strength, it is possible to prevent the cooking utensil from being bent from the bent portion due to a load applied to the pressing portion from an upper portion on the handle portion side.
[0016]
Preferably, according to the invention of claim 10, in the configuration of any one of claims 5 to 9, the metal blade portion is rectangular, and the pressing portion side of the blade portion is made of resin. The protrusion is formed continuously, and the protrusion has an outer shape that connects the surface of the pressing portion and the corner of the rectangular blade portion.
[0017]
According to the structure of Claim 10, the said metal blade part comprises a rectangle, and the protrusion part made from resin is continuously formed in the said press part side of this blade part, This protrusion is the said press part. The external shape which connects the surface of a part and the corner | angular part of the said rectangular blade part is comprised. Therefore, since the object can be cut even by this protrusion, an uncuttable part (dead angle part) in the cutting part generated between the pressing side of the blade part and a container such as a dish in which the object is accommodated. Does not occur, and there is no cutting failure with respect to the object.
Further, since the resin protrusion is continuously formed on the pressing portion side of the blade portion, when resin is inserted so as to cover the end portion of the metal blade portion, for example, The resin protrusion is strongly fixed by the blade or the like, and does not wobble.
[0018]
Preferably, according to the invention of claim 11, in the structure of any one of claims 5 to 7, the blade portion is made of resin, and the pressing side of the blade portion is on the surface of the pressing portion. The cooking tool is characterized in that a rounded portion is formed.
According to the configuration of claim 11, the blade portion is made of resin, and the pressing side of the blade portion is formed with a rounded portion toward the surface of the pressing portion. Therefore, a non-cuttable part (dead angle part) in the cutting part does not occur on the pressing side of the blade part, and a cutting defect for the object does not occur.
Moreover, since both the blade part and the round part are made of resin, they can be molded integrally, and the manufacture becomes easy.
[0019]
Preferably, according to a twelfth aspect of the present invention, in the configuration of the first to eleventh aspects, the handle portion includes a grip portion gripped by a user and avoidance of contact of the handle portion with the surrounding portion during use. And a contact avoiding part for performing the cooking utensil.
According to the structure of Claim 12, the handle | steering-wheel part is provided with the grip part which a user grasps, and the contact avoidance part for avoiding that this handle part contacts the circumference | surroundings in use. Therefore, it can prevent beforehand that the said pattern part contacts the edge parts, such as a container etc. in which the target object is accommodated, and cutting and crushing of a target object become inadequate.
[0020]
Preferably, according to the invention of claim 13, in the configuration of claim 12, the contact avoiding portion becomes a finger placement portion for placing a user's finger or the like when the pressing portion or the cutting portion is used. It is a cooking tool characterized by being.
According to the structure of Claim 13, since the said contact avoidance part becomes a finger | toe arrangement | positioning part which arrange | positions a user's finger etc. in the case of use of the said press part or the said cutting | disconnection part, a user is this finger arrangement | positioning. It is easy to apply a force to the pressing part and the cutting part by arranging the self finger on the part.
[0021]
Preferably, according to the invention of claim 14, in the structure of any one of claims 1 to 13, at least a part of the handle portion is arranged in a direction substantially perpendicular to the surface of the pressing portion. It is a cooking tool characterized by being.
According to the structure of Claim 14, since at least one part of the said handle | pattern part is arrange | positioned in the substantially perpendicular direction with respect to the surface of the said press part, a user is on the little finger side which is the outer side of his hand. When the handle is gripped so that the pressing portion is arranged and the pressing portion is used, the most effective force can be applied.
[0022]
Preferably, according to the invention of claim 15, in the structure of any one of claims 1 to 14, the handle portion is provided with a tableware engaging portion capable of engaging with other tableware. It is a cooking tool characterized by being.
According to the structure of Claim 15, since the table | surface part is provided with the tableware engaging part which can engage with other tableware, a cooking utensil is put together with other tableware, such as a spoon and a fork. You can carry it with you.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Preferred embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings.
The embodiments described below are preferable specific examples of the present invention, and thus various technically preferable limitations are given. However, the scope of the present invention particularly limits the present invention in the following description. As long as there is no description of the effect, it is not restricted to these aspects.
[0024]
(First embodiment)
FIG. 1 is a schematic perspective view showing, for example, a platter cutter and masher 100 which is a cooking tool of the present invention. FIG. 2 is a schematic front view of the platter cutter and smasher 100. 3 is a schematic plan view of FIG. 2, and FIG. 4 is a schematic left side view of FIG. 3, the platter cutter and masher 100 has a plate-shaped handle portion 110 first. Yes. The handle portion 110 is made of, for example, a resin such as polypropylene (PP), and the cross section thereof has a shape in which a recess is formed on the inside as shown by a broken line in FIG.
[0025]
As shown in FIG. 2, the handle portion 110 includes a grip portion 111 and a contact avoidance portion 112 that are gripped by the user during use. A contact avoiding portion 112 is formed by bending a certain angle from the grip portion 111.
By forming the contact avoiding portion 112 in this way, a cutter which is a cutting portion described later without the handle portion 110 coming into contact with, for example, an edge of a platter which is a container containing food such as noodles which is an object. The portion 120 and the masher portion 130 as a pressing portion can be inserted into the platter.
Further, as shown in FIG. 2, the arrangement angle of the grip portion 111 of the handle portion 110 is substantially perpendicular to the mash surface 131 that is a crushing uneven surface of the masher portion 130. Therefore, when crushing (mashing) food or the like on a platter, if the guardian who is the user holds the grip portion 111, the grip portion 111 is disposed at a position where the force is most applied to the mash surface 131.
[0026]
A finger placement portion 112 a is formed on the surface of the contact avoidance portion 112 of the handle portion 110. Specifically, when the guardian holds the handle 110 and presses the cutter 120 against the noodles on the platter, the guardian's thumb is disposed on the finger placement section 112a as shown in FIG. The force can be effectively applied to. FIG. 5 is an explanatory diagram illustrating a usage state of the cutter unit 120 of the platter cutter and smasher 100.
And in this finger arrangement | positioning part 112a, the slip prevention convex part 112b for a finger not to slip is formed as shown in FIG.
[0027]
Further, the grip portion 111 of the handle portion 110 is formed with an uneven portion 111a for hooking fingers as shown in FIG. In FIG. 3, the finger depression / protrusion portion 111 a appearing in a wavy line is formed by the fingers other than the thumb when the guardian holds the handle 110 as shown in FIG. 5. Arranged in the recess. Accordingly, the guardian can easily grip the handle 110.
[0028]
As shown in FIG. 1, a cutter portion 120 is formed at the distal end portion of the handle portion 110 configured as described above.
As shown in FIG. 1, the cutter unit 120 is formed with the same resin-made cutter base 121 provided continuously with the handle 110. A substantially square opening 121 a is formed at the center of the cutter base 121.
Further, two metal blades 122 are arranged in parallel below the cutter base 121 in FIG. The two blade parts 122 are arranged substantially parallel to the longitudinal direction of the handle part 110.
[0029]
Specifically, the blade portion 122 is a part of a blade portion component 123 as shown in FIG. 6, and the blade portion 122 is supported by a blade portion base 123a.
This blade part 123 is made of metal such as SUS, and is an insert molding part for resin. That is, by insert-molding a part other than the blade part of the blade part 123 into the cutter base 121, only the blade part 122 is formed to protrude from the cutter base 121.
As described above, since the blade base 123a is accommodated in the resin cutter base 121, the protruding blade 122 does not wobble during use and is firmly arranged.
In addition, since the metal blade part 123 having such strength is insert-molded in the cutter base 121, the rigidity of the cutter part 120 is increased, and the user holds the handle part 110, and the cutter for the platter Even if the and smasher 100 is used, the load does not break the bent portion.
[0030]
Moreover, since the opening part is provided in the cutter part 120 between the two blade parts 122 as shown in FIG. 1, when cutting noodles etc. in a platter with the cutter part 120 as shown in FIG. The noodles can be cut while visually recognizing from the opening 121a. Therefore, for example, when making a baby food, the guardian can cut the noodles into a size suitable for the infant.
Furthermore, the cut noodles are less likely to be clogged between the blade parts 122 of the cutter part 120.
By the way, the interval between the two blade portions 122 is, for example, about 2 cm.
[0031]
A masher portion 130 bent at a certain angle is formed on the opposite side of the handle portion 110 of the cutter portion 120 configured as described above as shown in FIG.
A mash surface 131 is provided on the surface of the masher portion 130 as shown in FIG. On the surface of the mash surface 131, as shown in FIG. 4, for example, about 16 semicircular recesses 131a are formed.
Thus, since the uneven | corrugated | grooved part is provided in the mash surface 131, it becomes easy to crush and mash food by pressing the mash surface 131 against the food of a platter.
[0032]
Further, the mash surface 131 is arranged such that the grip portion 111 of the handle portion 110 is arranged in a substantially vertical direction as described above. That is, as shown in FIG. 7, when the guardian grips the grip portion 111 and presses the mash surface 131 against the food in the platter, a virtual line (dotted line) extending the grip portion 111 is against the mash surface 131. Almost vertical.
Therefore, the power of the guardian is most effectively applied to the mash surface 131.
As shown in FIGS. 1 and 2, the smasher portion 130 has a spatula portion 132 formed at the tip thereof. This spatula part 132 is used when the cutter part 120 or the masher part 130 scrapes foods such as cut and mashed noodles in a platter.
That is, the guardian changes the grip of the handle part 110 so that the spatula part 132 is brought into contact with the platter, and the spatula part 132 scrapes food such as noodles in the platter.
[0033]
The platter cutter and smasher 100 is configured as described above, and the method of using the platter will be described below.
First, a guardian who wants to prepare baby food is placed in a substantially circular platter on a platter 140 (see FIG. 2) 140 (see FIG. 2). Add an appropriate amount of food such as noodles to be processed.
Thereafter, the guardian grips the grip portion 111 of the handle portion 110 and places the thumb on the finger placement portion 112a as shown in FIG. Then, the thumb and other fingers are not slipped by the non-slip convex portion 112b of the finger placement portion 112a and the finger catching uneven portion 111a of the grip portion 111, so that the force is effectively exerted against the platter cutter and masher 100. Can be added.
[0034]
In this state, the platter cutter and masher 100 is placed in the platter 140 as shown in FIG. 2. For example, first, noodles are cut by the blade portion 122 of the cutter portion 120.
At this time, the guardian cuts noodles Since it can cut while visually recognizing from the opening part 121a of the cutter part 120, it can cut correctly. Moreover, since the space | interval of the blade part 122 is 2 cm, for example, it can cut to the length suitable for making baby food. Furthermore, when the cut noodles are arranged between the blade portions 122, the cut noodles are not clogged between the blade portions 122 because they are discharged from the opening 121a.
[0035]
In this cutting operation, since the guardian simply holds the handle 110 as shown in FIG. 5 and presses it against the noodles in the platter 140, unlike the conventional case, no pinching operation is required. Therefore, the noodles can be cut easily and reliably. Further, since the blade portion 122 is made of metal, it is easy to cut.
Further, as shown in FIG. 2, the platter cutter and masher 100 is provided with a contact avoidance portion 112. It can be carried out.
[0036]
Next, the guardian changes the grip of the handle 110 and grips it as shown in FIG. Then, the food in the platter 140 is mashed.
At this time, since the grip portion 111 is disposed in a substantially vertical direction with respect to the mash surface 131 as described above, the guardian can mash using the force most effectively.
Further, this mashing operation is performed by gripping the grip portion 111 in the same manner as the cutting operation, and the difference is only the way of gripping. Therefore, it is not difficult to perform the operation by the operation of sandwiching the cutting operation and the operation of pressing the mash operation as in the prior art.
That is, in this embodiment, since it is common that both the cutting operation and the mashing operation are pressed, the platter cutter and masher 100 with extremely good workability is obtained.
[0037]
Foods such as noodles that have been cut or mashed in this way are scattered in the platter 140. Therefore, the guardian changes the grip of the handle part 110 so that the spatula part 132 in FIG. 2 contacts the platter 140, and the spatula part 132 collects scattered noodles etc. into one, not shown. Treat infants with another spoon.
Therefore, it is not necessary to scrape foods such as noodles scattered in the platter 140 using a separate spatula, and the food can be efficiently collected.
[0038]
In this embodiment, an uneven portion is formed on the mash surface 131. However, if a meshed mesh portion is formed instead of the uneven portion, food can be lined using the mash surface 131.
[0039]
(Second Embodiment)
FIG. 8 is a schematic perspective view showing the whole of a small dish cutter and masher 200 according to the second embodiment of the present invention. FIG. 9 is a schematic perspective view of the small plate cutter and smasher 200 viewed from the bottom surface direction of FIG.
The small dish cutter and masher 200 according to the present embodiment has the same configuration as the large dish cutter and masher 100 of the first embodiment described above, and therefore, the common parts are: The description will be omitted with the same reference numerals, and the description will be focused on the differences.
[0040]
As shown in FIG. 8, the small plate cutter and masher 200 of the present embodiment has a handle portion 210 as in the first embodiment, and has a grip portion 211 and a contact avoidance portion 212. .
However, the small dish cutter and masher 200 of the present embodiment is different from the platter cutter and masher 100 of the first embodiment in the angle of the contact avoiding portion 212.
That is, as shown in FIG. 10, the angle θ of the contact avoiding portion 212 of the small plate cutter and masher 200 of the present embodiment is larger than the angle θ of the first embodiment of FIG.
[0041]
In the case of the small plate 240 indicated by a broken line in FIG. 10, this is deeper than the large plate 140 of the first embodiment, and the opening area is small. For example, the depth is 45 mm and the radius is 50 mm.
For this reason, if the angle of the contact avoidance portion 212 is small as in the first embodiment, the handle portion 210 contacts the edge portion 241 of the small plate 240 and cannot be cut or mashed appropriately.
10 is a schematic front view of a small plate cutter and smasher 200, and FIG. 11 is a schematic left side view of FIG.
[0042]
Further, as shown in FIG. 9, the contact avoiding portion 212 of the handle portion 210 is formed with a finger placement portion 212a in a concave shape. Specifically, when the guardian holds the handle 210 and presses the masher part 230 against the food in the small plate 240, the guardian's index finger is placed on the finger placement part 212a as shown in FIG. Thus, a force can be effectively applied to the masher portion 230.
And since this finger arrangement | positioning part 212a is concave shape, the arranged index finger does not slip.
[0043]
The cutter unit 120 shown in FIGS. 8 to 9 has substantially the same configuration as that of the first embodiment, but the masher unit 230 is different from that of the first embodiment.
That is, the mash surface 231 of the masher portion 230 is formed so as to rise in the left direction as shown in FIGS. Specifically, the mash surface 231 is formed so as to rise from the end 231a to the center of the mash surface 231 in FIG.
Since the mash surface 231 is formed so as to rise as described above, it becomes possible to follow the shape of the small plate 240 shown in FIG. 10 and to mash food with higher accuracy.
[0044]
Further, as shown in FIGS. 8 and 11, the mash surface 231 is formed with a stepped portion 231 b of convex ridges in a concentric shape.
The step portion 231b functions in the same manner as the uneven portion of the first embodiment, and is mashed by the movement of directly crushing the food.
In addition, unlike the first embodiment, a spherical concave portion 233 that is an accommodation concave portion is formed inside the mash portion 230 like a spoon as shown in FIG.
This spherical concave portion 233 is shown in FIG. As shown in FIG. 12, a spatula portion 232 is formed at the top of the spherical concave portion 233 in the same manner as in the first embodiment.
Therefore, for example, even if the food mashed on the mash surface 231 is scattered in the small plate 240, the food is easily scraped by the spatula portion 232 and then stored in the spherical concave portion 233, thereby easily taking out the mashed food. be able to.
[0045]
The small dish cutter and smasher 200 according to the second embodiment configured as described above is used as shown in FIGS. 13 and 14.
That is, FIG. 13 is a diagram illustrating a state where noodles and the like are being cut by the small plate cutter and masher 200.
As shown in FIG. 13, the guardian attaches his / her thumb and index finger to both sides of the contact avoiding portion 212 of the handle portion 210 and cuts noodles and the like while holding the entire handle portion 210.
The method of gripping the small plate cutter and smasher 200 shown in FIG. 13 is an example, and is not limited to this, and can be gripped by a method that is easy for a guardian to grip.
For example, the handle part 210 can be held and the index finger can be placed on the contact avoiding part 212 in FIG. In this case, since it is easy to apply force to the cutter unit 120, a harder object can be cut more easily.
[0046]
Moreover, FIG. 14 is a figure which shows the state which is mashing food with the cutter and masher 200 for small dishes.
As shown in FIG. 14, the guardian places his index finger on the finger placement part 212 a of the contact avoidance part 212 and mashes the food while holding the entire handle part 210. At this time, since the index finger is disposed in the concave finger placement portion 212a as described above, a force can be effectively applied to the mash surface 231 from the substantially opposite side of the mash surface 231 without the index finger slipping. .
[0047]
By the way, in this embodiment, the step portion 231b is formed on the mash surface 231. However, if the back mesh portion is formed instead of the step portion 231b as in the first embodiment, the mash surface 231 can be used to back the food.
Further, the spherical concave portion 233 of the present embodiment can be provided in the masher portion 130 of the first embodiment.
[0048]
(Third embodiment)
FIG. 15 is a view showing a platter cutter and smasher 300 according to the third embodiment of the present invention. Since many configurations of the platter cutter and smasher 300 shown in FIG. 3 are the same as those in the first embodiment, the same configurations are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted. Hereinafter, the difference will be mainly described.
As shown in FIG. 15, a tableware engaging portion 311 for engaging and mounting a spoon 320 is arranged in a convex shape on the upper surface of the handle 110.
On the other hand, an engagement hole portion 321 that engages with the tableware engagement portion 311 is formed in the spoon 320.
[0049]
Therefore, by engaging the engagement hole 321 of the spoon 320 and the tableware engagement portion 311 of the handle 110, the spoon 320 is fixed to the platter cutter and masher 300 as shown in FIG. A person can carry them together and remove the spoon 320 as needed.
Specifically, first, the spoon 320 is detached from the platter cutter and masher 300. Then, after the food is cut and mashed in the platter 140 to make baby food, the baby food is scooped with the spoon 320, taken out from the platter 140, and given to infants.
When the baby food has been given to the infant, the spoon 320 is again engaged with the handle 110 and carried.
[0050]
(Fourth embodiment)
FIG. 17 is a diagram showing a small plate cutter and masher 400 according to the fourth embodiment of the present invention.
Since the small plate cutter and masher 400 shown in FIG. 17 has many configurations in common with the small plate cutter and masher 400 of the second embodiment described above, the same configurations are denoted by the same reference numerals, and different configurations are hereinafter described. The explanation is centered.
The small plate cutter and masher 400 of the present embodiment is different from the small plate cutter and masher 200 of the second embodiment in the configuration of the blade portion 422.
By the way, as shown in FIG. 10, the small-plate cutter and masher 200 according to the second embodiment has a substantially square blade portion 122 projecting downward from the cutter base 121.
[0051]
Accordingly, the portion indicated by B in FIG. 10 is an uncuttable portion where the blade portion 122 does not exist. When noodles or the like enter the uncut portion, the blade 122 is difficult to cut.
On the other hand, as shown in FIG. 17, the blade portion 422 of the present embodiment is formed so that the blade portion 422 protrudes in the left-right direction in the drawing so as to fill the blank portion. It is possible to prevent the occurrence of uncut portions that are difficult to cut, and it is difficult to form uncut portions such as noodles.
[0052]
Further, the portion of the blade portion 422 that protrudes leftward on the masher portion 230 side of the blade portion 422 has a tip portion on the right side of a virtual extension line (broken line portion in the figure) of the mash surface 231 of the masher portion 230 It has become.
Therefore, the tip of the protruding blade portion 422 does not hinder the use of the mash surface 231.
Furthermore, as shown in the drawing, the portion of the blade portion 422 that protrudes to the right protrudes to the extent that it does not hinder the mounting of the case 420.
As described above, according to the present embodiment, when cutting, the cutter and masher 400 for the small plate having the blade portion 422 that ensures a wide cutting width and hardly causes cut leakage, and at the time of mashing and case storage. It is easy to handle.
[0053]
Further, although the small dish cutter and masher 400 is used in the present embodiment, it is obvious that the present invention can be applied to the blade portion 122 of the large dish cutter and masher 100 of the first embodiment.
[0054]
(Fifth embodiment)
FIG. 18 is a schematic perspective view showing a cutter part 520 and a smasher part 230 of a small dish cutter and masher 500 according to a fifth embodiment of the present invention.
Since the configuration of the small plate cutter and masher 500 of this embodiment is substantially the same as that of the small plate cutter and masher 200 of the second embodiment described above, the same portions are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted. Hereinafter, the differences will be mainly described.
The small plate cutter and masher 500 of the present embodiment is different from the small plate cutter and masher 200 of the second embodiment described above in the cutter unit 520.
[0055]
As shown in FIG. 18, a resin protrusion 522 a is formed on the masher portion 230 side of the blade portion 522 of the cutter portion 520. The protrusion 522 a has an outer shape that is a rounded portion that connects a corner portion on the masher portion 230 side of the metal blade portion 522 and the mash surface 231 of the masher portion 230.
Specifically, the protrusion 522a is insert-molded so that a part of the blade 522 is included therein.
In this way, by forming the protruding portion 522a so as to connect the blade portion 522 and the mash surface 231, the uncuttable portion on the masher portion 230 side of the above-described uncuttable portion shown by B in FIG. Since it is buried, it is possible to prevent the noodles and the like from entering this portion and making it difficult to cut with the blade portion 522.
[0056]
Further, by forming the protrusion 522a thin, noodles and the like can be easily pushed out by the protrusion 522a, and the same effect as when the blade 522 is extended to the mash surface 231 is exhibited.
Further, since insert molding is performed so as to cover a part of the metal blade part 522, the protrusion part 522a is supported by the blade part 522, and the wobbling of the protrusion part 522a is effectively prevented.
Although the present embodiment is applied to the small dish cutter and masher 500, the cutter unit 520 of the present embodiment can also be applied to the platter cutter and masher 100 according to the first embodiment.
[0057]
(Sixth embodiment)
FIG. 19 thru | or FIG. 21 is a figure which shows the cutter and masher 600 for small plates which concerns on the 6th Embodiment of this invention. FIG. 19 is a schematic front view showing mainly the cutter unit 620 and the masher unit 230 of the cutter and masher 600 for small plates. FIG. 20 is a partial side view of the masher portion and the blade portion 522 as viewed from the left side surface of FIG. FIG. 21 is a schematic bottom view of the small plate cutter and masher 600 of FIG.
[0058]
Since the configuration of the small plate cutter and masher 600 of the present embodiment is substantially the same as that of the small plate cutter and masher 200 of the second embodiment, the same portions are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted. Hereinafter, the differences will be mainly described.
The small plate cutter and masher 600 of the present embodiment is different from the small plate cutter and masher 200 of the second embodiment described above in the cutter unit 520.
That is, as shown in FIG. 19, unlike the second embodiment, the blade portion 622 of the present embodiment is made of resin such as polycarbonate, polyethersulfane, or polypropylene instead of metal. 622 is integrally formed with the cutter base 121 of the cutter unit 120 shown in FIG.
[0059]
Therefore, since the manufacturing process and the number of parts are small, it can be manufactured easily and the cost can be reduced.
Further, the resin blade 622 is long as long as possible on the lower side of the cutter base 121 as shown in FIG. 19 so that the above-mentioned uncuttable portion indicated by B in FIG. 10 does not occur. Is formed.
That is, the blade portion 622 protrudes in the left direction, and the tip thereof is formed in a range that does not hinder the use of the mash surface 231. Therefore, when cutting noodles and the like, it becomes difficult to produce noodles and the like that are not cut and leak.
[0060]
As shown in FIG. 20, since the tip portion of the resin blade 622 formed in this way has an acute angle, it can be easily cut simply by pressing the blade 622 against noodles or the like. Can be done.
Although the present embodiment is applied to the small plate cutter and masher 600, the cutter unit 620 of the present embodiment can also be applied to the platter cutter and masher 100 according to the first embodiment.
[0061]
The present invention is not limited to the above-described embodiments and modifications. Furthermore, the above-described embodiments may be combined with each other.
[0062]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is easy for the user to visually recognize the object when using the cutting portion, and the gripping method is greatly increased when using the cutting portion and when using the pressing portion. Thus, it is possible to provide a cooking tool that is easy to use.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view showing a platter cutter and smasher according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic front view of the platter cutter and smasher of FIG. 1;
FIG. 3 is a schematic plan view of FIG. 2;
4 is a schematic left side view of FIG. 2. FIG.
5 is a schematic view showing a state where the cutter portion of the platter cutter and smasher of FIG. 1 is used.
6 is a schematic perspective view showing a blade part of the platter cutter and smasher of FIG. 1. FIG.
7 is a schematic view showing a state in which the smasher portion of the platter cutter and smasher of FIG. 1 is used.
FIG. 8 is a schematic perspective view showing a small plate cutter and smasher according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 9 is another schematic perspective view showing a small plate cutter and smasher according to a second embodiment of the present invention.
10 is a schematic front view of the small plate cutter and smasher of FIG. 8. FIG.
11 is a schematic left side view of the small plate cutter and smasher of FIG. 8. FIG.
12 is a schematic partial perspective view showing the smasher portion of FIG. 8. FIG.
13 is a schematic view showing a state in which the cutter portion of the small plate cutter and smasher of FIG. 8 is used for the small plate.
14 is a schematic view showing a state in which the masher portion of the cutter and masher for small plates in FIG. 8 is used for the small plates.
FIG. 15 is a schematic perspective view showing a platter cutter and smasher according to a third embodiment of the present invention.
16 is a schematic view showing a state where the spoon of FIG. 15 is engaged with the handle.
FIG. 17 is a schematic perspective view showing a small plate cutter and smasher according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 18 is a schematic perspective view showing a small plate cutter and smasher according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 19 is a schematic partial front view showing a small plate cutter and smasher according to a sixth embodiment of the present invention.
20 is a schematic partial left side view of FIG. 20;
FIG. 21 is a schematic bottom view of FIG. 19;
[Explanation of symbols]
100, 300 ... Cutter and masher for platter, 110, 210 ... handle, 111, 211 ... grip part, 111a ... uneven part for finger rest, 112, 212 ... contact avoidance part, 112a, 212a ... finger placement part, 112b ... non-slip convex part, 120, 520, 620 ... cutter part, 121 ... cutter base part, 121a ... opening part, 122, 522 ... Blade part, 123 ... blade part, 123a ... blade part base, 522a ... projection part, 130, 230 ... masher part, 131, 231 ... mash surface, 131a ... concave part 231b ... Stepped portion, 132, 232 ... Spatula portion, 233 ... Spherical concave portion, 140 ... Large plate, 141 ... Edge, 240 ... Small plate, 241 ... Edge , 200, 400, 50 , 600 ... small plates cutter and masher, 210 ... shank, 311 ... dishes engaging portion, 320 ... spoon, 321 ... engagement hole

Claims

One handle that is long in one direction;
A cutting part formed continuously and bent in the longitudinal direction of the handle part;
A cooking utensil comprising: a pressing portion formed continuously from the cut portion and bent in a direction opposite to the handle portion.

The cooking tool according to claim 1, wherein a crushing uneven part and a spatula part are formed in the pressing part.

The cooking tool according to claim 2, wherein the crushing uneven portion is formed so as to rise compared to an end portion of the pressing portion.

The cooking tool according to claim 2, wherein the crushing uneven portion is a back mesh portion.

The cooking according to any one of claims 1 to 4, wherein at least one blade portion is formed on the cutting portion from the handle portion side to the pressing portion side of the cutting portion. Ingredients.

The cooking tool according to claim 5, wherein a plurality of the blade portions are arranged in parallel to each other.

The cooking tool according to claim 6, wherein an opening is provided between the plurality of blade portions of the cutting portion.

The said blade part is a metal blade part, The cooking tool in any one of Claim 5 thru | or 7 characterized by the above-mentioned.

The cooking tool according to claim 8, wherein the metal blade portion is integrally formed with the resin portion of the cutting portion by insert molding.

The metal blade portion has a rectangular shape, and a resin protrusion is continuously formed on the pressing portion side of the blade portion, and the protrusion includes the surface of the pressing portion and the rectangular blade portion. The cooking utensil according to any one of claims 5 to 9, wherein the cooking tool has an outer shape that connects to a corner portion.

The blade part is made of resin, and a radius part is formed on the pressing side of the blade part toward the surface of the pressing part. Cooking utensils.

In the handle part, a grip part gripped by the user,
The cooking utensil according to any one of claims 1 to 11, further comprising a contact avoiding portion for avoiding contact of the handle portion with the surrounding portion during use.

13. The cooking tool according to claim 12, wherein the contact avoiding portion is a finger placement portion for placing a user's finger or the like when the pressing portion or the cutting portion is used.

The cooking tool according to any one of claims 1 to 13, wherein at least a part of the handle portion is disposed in a substantially vertical direction with respect to a surface of the pressing portion.

The cooker according to any one of claims 1 to 14, wherein the handle portion is provided with a tableware engaging portion capable of engaging with other tableware.