JP3922800B2 - Extraction filter - Google Patents

Extraction filter Download PDF

Info

Publication number
JP3922800B2
JP3922800B2 JP15447398A JP15447398A JP3922800B2 JP 3922800 B2 JP3922800 B2 JP 3922800B2 JP 15447398 A JP15447398 A JP 15447398A JP 15447398 A JP15447398 A JP 15447398A JP 3922800 B2 JP3922800 B2 JP 3922800B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extraction
filter
filter material
hot water
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP15447398A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPH11342078A (en
Inventor
岩崎  博文
寛 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Fibers Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei Fibers Corp filed Critical Asahi Kasei Fibers Corp
Priority to JP15447398A priority Critical patent/JP3922800B2/en
Publication of JPH11342078A publication Critical patent/JPH11342078A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3922800B2 publication Critical patent/JP3922800B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は抽出用フィルターに関し、さらに詳しくは被抽出物、特にコーヒー粉末に熱湯を注いで成分を抽出する際に、抽出初期に被抽出物を蒸らすための熱湯の供給や蒸らし時間等を考慮することなく、容易に美味しい成分を抽出することができる抽出用フィルターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりコーヒーを簡便に抽出する方法としては、ドリップ式による方法が一般的に採用されている。この方法は、フィルターをロート型保持具に装着し、コーヒー粉末を入れ、これに熱湯を注いで成分抽出するものであり、簡便にコーヒーを抽出することができる利点があるが、熱湯供給のコントロールが難しく、常に安定した美味しいコーヒーを抽出できないという欠点があった。一般に、美味しいコーヒーを抽出するためには、抽出初期に少量の熱湯をコーヒー粉末に供給して保持させ、一定時間蒸らすのがよいとされている。
【0003】
従来のフィルターの場合には、フィルターにコーヒー粉末を入れた後、少量の熱湯を、フィルターから滴下しない程度の量で供給し、その状態に保持してコーヒー粉末を蒸らし、次いで必要な量の熱湯を供給して成分抽出を行うという方法が採られている。しかし、ポットからフィルターに直接熱湯を供給する場合、抽出初期に供給する熱湯をフィルターから滴下しない程度の量に調節するのは難しく、また供給した後の蒸らし時間も各人の感覚に頼っているため、抽出成分のバラツキが大きく、常に美味しいコーヒーが抽出できないという問題があった。特に、家庭や仕事場等で電気ポットなどから熱湯を供給する場合には、熱湯の供給量や供給速度の調節ができないため、美味しいコーヒーを抽出するのが難しいというのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、上記従来技術の問題を解決し、コーヒー等の被抽出物に熱湯を注いで所望成分を抽出する際に、抽出初期に該被抽出物を蒸らすための熱湯の供給量や蒸らし時間等を考慮することなく、一度の給湯で容易に所望成分を抽出することができる抽出用フィルターを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題について鋭意検討した結果、特定の目付を有するフィルター材に特定量の樹脂を付着させることにより、抽出初期から多量の熱湯を被抽出物の入ったフィルターに供給しても熱湯は直ちに流れ出すことがなく、熱湯をフィルター内に保持させて該被抽出物を均一に蒸らすことができ、一方、一定時間経過後には熱湯はフィルターから容易に通過することを見出し、本発明に到達したものである。
本発明で特許請求される発明は以下のとおりである。
【0006】
(1)開口部を有する抽出容器であって、該抽出容器の少なくとも底部が、40〜500g/m2 の目付を有し、かつ0.01〜20g/m2 の樹脂が塗布されたフィルター材からなり、該抽出容器に被抽出物を入れて前記フィルター材にかかる水圧が30mmH2 Oとなるように所定温度のお湯を注いだとき、該フィルター材から抽出液の落下が開始するまでの時間が2〜120秒となるように、前記フィルター材の目付および樹脂の塗布量を調整したことを特徴とする抽出用フィルター。
(2)前記抽出容器が袋状の容器であることを特徴とする(1)記載の抽出用フィルター。
(3)前記抽出容器が一体成形された容器であることを特徴とする(1)記載の抽出用フィルター。
【0007】
(4)前記フィルター材が、紙、不織布または織布からなることを特徴とする(1)ないし(3)のいずれかに記載の抽出用フィルター。
(5)前記フィルター材が、ポリエステル繊維で構成されていることを特徴とする(1)ないし(4)のいずれかに記載の抽出用フィルター。
(6)前記樹脂が、シリコーン樹脂であることを特徴とする(1)ないし(5)のいずれかに記載の抽出用フィルター。
(7)前記被抽出物がコーヒー粉末であり、前記所定温度が約90℃であることを特徴とする(1)ないし(6)のいずれかに記載の抽出用フィルター。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明に用いられるフィルター材は、40〜500g/m2 、好ましくは60〜400g/m2 、より好ましくは100〜300g/m2 の目付を有する、紙、織布または不織布からなり、かつ、フィルター材の樹脂塗布量は、0.01〜20g/m2 、好ましくは、0.05〜15g/m2 、より好ましくは0.1〜10g/m2 である。
フィルター材の目付が40g/m2 未満では、熱湯を注いだときにコーヒー粉末が熱湯とともに流れ出し、コーヒーの抽出ができなくなり、500g/m2 を超えると熱湯の通液性が低下し、迅速なコーヒー抽出ができない。
また樹脂の塗布量が0.01g/m2 未満では、フィルター材のぬれ性の改善が不十分で、熱湯の供給初期にフィルター内に熱湯を保持させてコーヒー粉末を均一に蒸らすことができず、また20g/m2 を超えると熱湯の通液性が低下し、迅速なコーヒーの抽出ができない。
【0009】
フィルター材の厚みは、通液性、コスト等の点から、0.1〜1.0mmの範囲が好ましく、より好ましくは0.2〜0.8mmである。またフィルター材の見かけ密度は0.1〜0.6g/cm3 の範囲が好ましく、より好ましくは0.2〜0.5g/cm3 である。フィルター材の見かけ密度および樹脂塗布量が同じ場合、低目付のフィルター材を用いる程、抽出速度が速くなり、抽出を開始する時間も短くなる。従って、フィルター材の見かけ密度や厚みをも考慮して後述するフィルター材の抽出性能が得られるように、上記した範囲内でフィルター材の目付および樹脂塗布量を選定するのが好ましい。
【0010】
本発明において、フィルター材としては、パルプなどを原料とした抄造方式で得られる熱湯に溶けない紙、天然繊維、化学繊維、合成繊維などからなる織布または不織布などを用いることができる。これらのうち、通液性、コスト、加工性などの点から、不織布が特に好ましい。
不織布を構成する繊維としては、例えば、ポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、ポリアミド繊維、これらの複合繊維または共重合繊維などが用いられる。これらの繊維の短繊維、長繊維またはこれらの混合繊維は、単一でまたは2種以上を混合して用いることができ、公知のスパンポンド法、ニードルパンチ法、サーマルボンド法などにより不織布とされる。強度、剛性などの点からはスパンボンド法による部分熱圧着の長繊維不織布が好ましい。これらの不織布は積層して用いてもよい。また不織布を構成する繊維の平均繊維径は0.01〜20デニールが好ましく、より好ましくは0.5〜10デニールである。さらに不織布を凹凸金型などを用い、例えば温度80〜200℃に加熱させて熱プレス成型により一体成形して抽出用フィルターとする場合には、加熱成型温度での不織布の破断伸度が通常50%以上、好ましくは70%〜400%である。
【0011】
またフィルター材に塗布される樹脂としては、シリコーン系樹脂、シリコーン系オイル、フッ素系樹脂、植物性油、メチルセルロース、カルボキシセルロース、水溶性セルロース、澱粉、多糖類などを用いることができるが、熱湯に溶解せず、またぬれ性が変えられる点から、シリコーン系樹脂が特に好ましい。フィルター材へのこれらの樹脂の塗布は、公知の方法、例えば、浸積式、グラビヤ式、キスロール式、コーテング式、スプレー式などで行うことができる。
【0012】
フィルター材に付与される樹脂は、フィルター材の熱湯に対するぬれ性を改善する。すなわち、熱湯を供給した初期には、熱湯の通液性を阻害し、コーヒー粉末が均一に蒸れる間フィルター内に熱湯を留まらせ、かつ一定時間経過後には良好な通液性を確保する特性を有する。一定時間経過後に抽出液の良好な通液性が得られる理由は定かではないが、被抽出物の抽出成分を含む抽出液がフィルター材の繊維内部に浸透して熱湯の通液性を良好ならしめるものと考えられる。
樹脂が塗布されたフィルター材表面の表面張力は、例えばポリエステル繊維の場合、40〜60dyn/cmの範囲が好ましく、より好ましくは45〜55dyn/cmである。
【0013】
本発明において、上記フィルター材を用いた抽出容器に被抽出物を入れてフィルター材にかかる水圧が30mmH2 Oとなるように所定温度の熱湯を注いだとき、該フィルター材から抽出液の滴下が開始するまでの時間(以下、単に抽出開始時間という)が2〜120秒であることが必要である。
このようなフィルター材の被抽出物に対する抽出性能は、上述したフィルター材の目付および該フィルター材に塗布する樹脂の塗布量を調整することにより得ることができる。
【0014】
前記水圧を30mmH2 Oに規定したのは、抽出容器に熱湯を供給するときの液深が3〜5cmと想定したことによる。
前記熱湯の所定温度は、抽出用粉末の最適抽出温度であり、例えば、コーヒー粉末の場合は約90℃、日本茶の場合は約60〜80℃の範囲の温度である。また紅茶の場合には約80〜90℃である。
前記フィルター材の抽出開始時間が2秒未満のものでは、抽出用粉末の蒸らし時間が短すぎて均一な蒸らしができず、美味しい抽出成分の抽出ができない。また120秒を超えると抽出速度が遅くなり、迅速な抽出ができない。好ましい抽出開始時間は5〜60秒である。なお、抽出が開始された後は残りの必要な量の熱湯を適宜供給すればよい。
【0015】
本発明における抽出用フィルターは、上記フィルタ材を用いたものであればその形状や形態には特に制限されない。例えば、フィルター材を開口部を有する容器の少なくとも底部に用いたもの、フィルター材を開口部を有する袋状としたもの、さらにフィルター材を一体成形したものを挙げることができる。抽出液を入れる容器の大きさは、被抽出物の量に応じて適宜選定することができ、例えば一人分のコーヒーを抽出する場合には、通常、容量120〜200ccで深さが50〜80mmとされる。
【0016】
フィルター材を抽出容器の底部に用いる場合には、例えば、筒状のプラスチックの底部にシート状のフィルター材を接着させるか、取り付け部材に把持させて得ることができる。また袋形状の容器とする場合は、シート状のフィルター材を接着剤や粘着剤を用いて製袋する方法、熱シール方式、超音波方式などにより開口部を有する平袋形状、ガゼット形状などに製袋して得ることができる。この場合は、抽出液を入れる容器(コップ)の上に吊るすか、該袋形状がセットできるプラスチック製の抽出容器にセットして抽出用粉末を入れて抽出が行われる。さらにフィルター材を一体成形する場合には、例えば、温度80〜200°Cにシート状のフィルター材を加熱し、凹凸金型などにより加熱プレス成型加工して得ることができる。
熱湯を供給する際のフィルター内の抽出用粉末の量は、該粉末の膨潤性および蒸れ性などの点から、容器の容量の1/2以下とするのが好ましく、例えば、一人分のコーヒーを抽出する場合には通常8〜10gの粉末が用いられる。
【0017】
【実施例】
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
公知のスパンボンド方式で得たポリエステル不織布(温度160℃の破断伸度が210%、目付150g/m2 、厚み0.35、通気性55cm3/cm2.sec)を、シリコーン系樹脂( 東レ・ダウコーニング・シリコーン社製、エマルジョン型シリコーン樹脂SYL−OFF7800とSYL−OFF7801を1:1で混合) の10重量%水溶液に浸漬し、脱水、乾燥して本発明のフィルター材を得た。シリコーン系樹脂の付着量は2g/m2 であった。
得られたフィルター材を、口径70mmφ深さ60mmの筒状プラスチック底部に接着し抽出容器を得た。該抽出容器にレギュラーコーヒー粉末(中細挽)10gを入れ、90℃の熱湯をフィルター材にかかる水圧が約30mmH2 Oになるまで熱湯を一気に注いだ。このときの抽出開始時間を測定したところ18秒であった。その後80ccの熱湯を注ぎ、一人分のコーヒー(約170cc)の抽出を完了した。得られたコーヒーは香り、味、色ともに良好であった。
【0018】
また同様の抽出容器を用いて、水圧40mmH2 Oの条件で同様に成分抽出を行ったが、抽出開始時間は15秒であった。
さらに同様の抽出容器を用いて、水圧50mmH2 Oの条件で同様に成分抽出を行ったが、抽出開始時間は12秒であった。
【0019】
実施例2
実施例1で用いたフィルター材を幅10cmおよび高さ8cmの開口部を有する平袋になるように2方向を熱シールして平袋形状の抽出用フィルターを得た。これをコップの上に吊り下げ固定し、レギュラーコーヒー粉末(中細挽)10gを入れ、90℃の熱湯を水圧約30mmH2 Oになるまでを一気に注いだ。そのときの抽出開始時間を測定したところ11秒であった。その後、100ccの熱湯を注ぎ、一人分のコーヒー(約150cc)の抽出を完了した。得られたコーヒーは香り、味、色ともに良好であった。
【0020】
実施例3
実施例1で用いたフィルター材を、上部径65mm、底部径45mm、深さ45mmの円錐台形状の金型を温度160℃に加熱し、加熱プレス成形加工を行い、一体成形した抽出用フィルターを製造した。次いでこのフィルターにレギュラーコーヒー粉末(中細挽)10gを入れ、90℃の熱湯を水圧約30mmH2 Oになるまで一気に注ぎ、抽出開始時間を測定したところ9秒であった。その後、90ccの熱湯を続いて注ぎ、一人分のコーヒー(約130cc)の抽出を完了した。得られたコーヒーは香り、味、色ともに良好であった。
さらに同様の抽出容器を用いて、水圧40mmH2 Oの条件で同様に成分抽出を行ったが、抽出開始時間は7秒であり、得られたコーヒーは香り、味、色ともに良好であった。
【0021】
実施例4
公知のスパンボンド方式でポリエステル不織布を得た。(繊度4.0デニール、目付250g/m2 、厚み0.57mm、通気性27cm3 /cm2 ・sec、温度160℃の破断伸度230%)次に、不織布にシリコーン系樹脂(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製、エマルジョン型シリコーン樹脂SYL−OFF7900と7922を100:10で混合)を用いて、グラビヤ方式で樹脂を塗布させ、塗布量が0.05g/m2 、0.1g/m2 および0.5g/m2 である3種の本発明のフィルター材を得た。
得られたフィルター材を、口径70mmφ深さ60mmの筒状プラスチック底部に接着し、抽出容器を得た。該抽出容器にレギュラーコーヒー粉末(中細挽)10g入れてから90℃熱湯を一気に注いで、水圧と抽出開始時間を測定した。その結果を表1に示した。
【0022】
【表1】

Figure 0003922800
【0023】
表1から、フィルター材の樹脂塗布量を調整することにより、抽出液の落下が開始するまでの時間が変化することが示される。またお湯の注ぐ水圧によっても抽出開始時間が変わり、水圧を高くすると抽出液の落下開始するまでの時間が少なくなることが示される。
【0024】
比較例1
実施例1において、不織布にシリコーン系樹脂を塗布しないフィルターを用いた以外は実施例1と同様の方法でコーヒーの抽出を行ったが、抽出開始時間は1秒未満であり、熱湯を注ぐと同時に抽出が開始されたため、コーヒー粉末を蒸らす時間をとることができず、抽出時間も短くなった。従って、得られたコーヒーは、薄く、香り、味、色などが十分でなかった。
【0025】
【発明の効果】
本発明の抽出用フィルターによれば、特定の目付を有するフィルター材に特定量の樹脂を付着させることにより、抽出初期から多量の熱湯を被抽出物(レギュラーコーヒー粉末、日本茶、紅茶等)の入ったフィルターに供給しても熱湯は直ちに流れ出すことがなく、熱湯をフィルター内に保持させて被抽出物を均一に蒸らすことができ、一方、一定時間経過後には熱湯はフィルターから容易に通過することができるため、抽出初期に被抽出物を蒸らすための熱湯の供給量や蒸らし時間等を考慮することなく、常に容易に美味しい抽出成分を抽出することができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an extraction filter. More specifically, when extracting components by extracting hot water to an extract, particularly coffee powder, supply hot water and steaming time for steaming the extract at the beginning of extraction are considered. It is related with the filter for extraction which can extract a delicious component easily.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a drip method is generally employed as a method for easily extracting coffee. In this method, a filter is attached to a funnel holder, coffee powder is added, hot water is poured into this to extract components, and there is an advantage that coffee can be easily extracted. However, there was a drawback that it was not possible to extract a stable and delicious coffee at all times. In general, in order to extract delicious coffee, it is recommended that a small amount of hot water is supplied to the coffee powder at the beginning of extraction and held, and steamed for a certain period of time.
[0003]
In the case of a conventional filter, after adding coffee powder to the filter, supply a small amount of hot water in an amount that does not drip from the filter, hold the state to steam the coffee powder, then the required amount of hot water Is used to extract the components. However, when supplying hot water directly from the pot to the filter, it is difficult to adjust the amount of hot water supplied at the beginning of extraction to a level that does not drip from the filter, and the steaming time after supply depends on the sense of each person. For this reason, there is a problem that the variation of the extracted components is large, and it is not always possible to extract delicious coffee. In particular, when hot water is supplied from an electric kettle or the like at home or work, it is difficult to extract delicious coffee because the amount and speed of hot water supply cannot be adjusted.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to solve the above-mentioned problems of the prior art, and when hot water is poured into an extract such as coffee to extract a desired component, the supply amount of hot water for steaming the extract at the initial stage of extraction, An object of the present invention is to provide an extraction filter that can easily extract a desired component with a single hot water supply without taking steaming time and the like into consideration.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies on the above problems, the present inventors have supplied a large amount of hot water from the initial stage of extraction to a filter containing an extract by attaching a specific amount of resin to a filter material having a specific basis weight. However, the hot water does not flow out immediately, the hot water can be held in the filter and the extract can be uniformly steamed, while the hot water easily passes through the filter after a certain period of time. Has reached
The invention claimed in the present invention is as follows.
[0006]
(1) A extraction vessel having an opening, at least the bottom of the extraction vessel, 40~500g / m has a second basis weight, and 0.01 to 20 g / m 2 of filter resin coated material When the hot water having a predetermined temperature is poured so that the water to be extracted is put into the extraction container and the water pressure applied to the filter material is 30 mmH 2 O, the time until the drop of the extract starts from the filter material The filter for extraction is characterized in that the basis weight of the filter material and the coating amount of the resin are adjusted so that is 2 to 120 seconds.
(2) The extraction filter according to (1), wherein the extraction container is a bag-like container.
(3) The extraction filter according to (1), wherein the extraction container is an integrally molded container.
[0007]
(4) The filter for extraction according to any one of (1) to (3), wherein the filter material is made of paper, non-woven fabric, or woven fabric.
(5) The filter for extraction according to any one of (1) to (4), wherein the filter material is made of polyester fiber.
(6) The extraction filter according to any one of (1) to (5), wherein the resin is a silicone resin.
(7) The extraction filter according to any one of (1) to (6), wherein the extract is coffee powder and the predetermined temperature is about 90 ° C.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The filter material used in the present invention is made of paper, woven fabric or non-woven fabric having a basis weight of 40 to 500 g / m 2 , preferably 60 to 400 g / m 2 , more preferably 100 to 300 g / m 2 , and The resin coating amount of the filter material is 0.01 to 20 g / m 2 , preferably 0.05 to 15 g / m 2 , more preferably 0.1 to 10 g / m 2 .
The basis weight of the filter material is less than 40 g / m 2, flows coffee powder with hot water when poured hot water, can no longer coffee extract, hot water liquid permeability exceeds 500 g / m 2 is lowered, rapid Can't extract coffee.
If the amount of resin applied is less than 0.01 g / m 2 , the improvement of the wettability of the filter material is insufficient, and the hot water cannot be uniformly steamed by holding the hot water in the filter at the initial stage of hot water supply. Moreover, when it exceeds 20 g / m 2 , the liquid permeability of hot water decreases, and quick coffee extraction cannot be performed.
[0009]
The thickness of the filter material is preferably in the range of 0.1 to 1.0 mm, more preferably 0.2 to 0.8 mm, from the viewpoint of liquid permeability and cost. The apparent density of the addition the filter material is preferably in the range of 0.1 to 0.6 g / cm 3, more preferably 0.2-0.5 g / cm 3. When the apparent density and the resin coating amount of the filter material are the same, the extraction speed becomes faster and the extraction start time becomes shorter as the filter material with a lower weight is used. Therefore, it is preferable to select the basis weight of the filter material and the resin coating amount within the above-mentioned range so that the filter material extraction performance described later can be obtained in consideration of the apparent density and thickness of the filter material.
[0010]
In the present invention, as the filter material, paper, natural fiber, chemical fiber, synthetic fiber, or the like that is not soluble in hot water obtained by a papermaking method using pulp or the like as a raw material can be used. Among these, non-woven fabrics are particularly preferable from the viewpoint of liquid permeability, cost, processability, and the like.
As the fibers constituting the nonwoven fabric, for example, polyester fibers, polyolefin fibers, polyamide fibers, composite fibers or copolymer fibers thereof are used. These short fibers, long fibers, or mixed fibers of these fibers can be used singly or in combination of two or more, and can be made into a non-woven fabric by a known spun pond method, needle punch method, thermal bond method or the like. The From the viewpoint of strength, rigidity, etc., a long fiber nonwoven fabric of partial thermocompression bonding by a spunbond method is preferable. These nonwoven fabrics may be laminated and used. The average fiber diameter of the fibers constituting the nonwoven fabric is preferably 0.01 to 20 denier, more preferably 0.5 to 10 denier. Furthermore, when the nonwoven fabric is heated to a temperature of 80 to 200 ° C. using a concavo-convex mold or the like, and integrally formed by hot press molding to obtain an extraction filter, the breaking elongation of the nonwoven fabric at the heating molding temperature is usually 50. % Or more, preferably 70% to 400%.
[0011]
As the resin applied to the filter material, silicone resin, silicone oil, fluorine resin, vegetable oil, methylcellulose, carboxycellulose, water-soluble cellulose, starch, polysaccharides, etc. can be used. Silicone resins are particularly preferred because they do not dissolve and the wettability can be changed. Application | coating of these resin to a filter material can be performed by a well-known method, for example, an immersion type, a gravure type, a kiss roll type, a coating type, a spray type etc.
[0012]
The resin applied to the filter material improves the wettability of the filter material to hot water. That is, at the initial stage when hot water is supplied, the hot water is prevented from passing through, allowing the hot water to remain in the filter while the coffee powder is uniformly steamed, and ensuring good liquid permeability after a certain period of time. Have. The reason why a good liquid permeability of the extract can be obtained after a certain period of time is not certain, but if the extract containing the extraction component of the extract penetrates into the fiber of the filter material and the hot water has good liquid permeability It is considered that
For example, in the case of polyester fiber, the surface tension of the filter material surface to which the resin is applied is preferably in the range of 40 to 60 dyn / cm, more preferably 45 to 55 dyn / cm.
[0013]
In the present invention, when an extract is put into an extraction container using the filter material and hot water of a predetermined temperature is poured so that the water pressure applied to the filter material becomes 30 mmH 2 O, the extraction liquid is dripped from the filter material. It is necessary that the time until the start (hereinafter simply referred to as the extraction start time) is 2 to 120 seconds.
Such extraction performance of the filter material with respect to the extract can be obtained by adjusting the basis weight of the filter material and the amount of resin applied to the filter material.
[0014]
The reason why the water pressure is regulated to 30 mmH 2 O is that the liquid depth when hot water is supplied to the extraction vessel is assumed to be 3 to 5 cm.
The predetermined temperature of the hot water is the optimum extraction temperature of the extraction powder, for example, about 90 ° C. for coffee powder and about 60-80 ° C. for Japanese tea. Moreover, in the case of black tea, it is about 80-90 degreeC.
When the extraction start time of the filter material is less than 2 seconds, the steaming time of the extraction powder is too short for uniform steaming, so that a delicious extract component cannot be extracted. If it exceeds 120 seconds, the extraction speed becomes slow, and rapid extraction is impossible. A preferable extraction start time is 5 to 60 seconds. In addition, what is necessary is just to supply the remaining required amount of hot water suitably after extraction is started.
[0015]
The extraction filter in the present invention is not particularly limited in shape and form as long as the filter material is used. For example, the filter material may be used in at least the bottom of a container having an opening, the filter material may be a bag having an opening, and the filter material may be integrally formed. The size of the container in which the extraction liquid is put can be appropriately selected according to the amount of the extraction object. For example, when extracting coffee for one person, the capacity is usually 120 to 200 cc and the depth is 50 to 80 mm. It is said.
[0016]
When the filter material is used at the bottom of the extraction container, for example, it can be obtained by adhering a sheet-like filter material to the bottom of a cylindrical plastic or by gripping it with an attachment member. In addition, in the case of a bag-shaped container, a sheet-shaped filter material is made into a bag using an adhesive or an adhesive, a heat sealing method, a flat bag shape having an opening by an ultrasonic method, a gusset shape, etc. It can be obtained by making a bag. In this case, the extraction is performed by suspending it on a container (cup) in which the extraction liquid is placed or by setting it in a plastic extraction container in which the bag shape can be set and putting the extraction powder. Further, when the filter material is integrally formed, for example, the filter material can be obtained by heating the sheet-like filter material at a temperature of 80 to 200 ° C. and performing hot press molding using an uneven mold.
The amount of the powder for extraction in the filter when supplying hot water is preferably ½ or less of the capacity of the container from the viewpoint of swelling and steaming of the powder. In the case of extraction, 8 to 10 g of powder is usually used.
[0017]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be specifically described by way of examples, but the present invention is not limited thereto.
Example 1
Polyester nonwoven fabric obtained by a known spunbond method (breaking elongation at a temperature of 160 ° C. is 210%, basis weight is 150 g / m 2 , thickness is 0.35, and air permeability is 55 cm 3 / cm 2 .sec) -A 10% by weight aqueous solution of emulsion type silicone resins SYL-OFF7800 and SYL-OFF7801 (mixed 1: 1) manufactured by Dow Corning Silicone Co., Ltd. was dehydrated and dried to obtain the filter material of the present invention. The adhesion amount of the silicone resin was 2 g / m 2 .
The obtained filter material was adhered to the bottom of a cylindrical plastic having a diameter of 70 mm and a depth of 60 mm to obtain an extraction container. 10 g of regular coffee powder (medium ground) was put into the extraction container, and hot water was poured at a time until the water pressure applied to the filter material was about 30 mmH 2 O. The extraction start time at this time was measured and found to be 18 seconds. Thereafter, 80 cc of hot water was poured to complete the extraction of coffee (about 170 cc) for one person. The obtained coffee was good in aroma, taste and color.
[0018]
In addition, using the same extraction container, component extraction was performed in the same manner under the conditions of a water pressure of 40 mmH 2 O, but the extraction start time was 15 seconds.
Furthermore, using the same extraction container, component extraction was similarly performed under the conditions of a water pressure of 50 mmH 2 O, but the extraction start time was 12 seconds.
[0019]
Example 2
The filter material used in Example 1 was heat-sealed in two directions so as to form a flat bag having an opening having a width of 10 cm and a height of 8 cm to obtain a flat bag-shaped extraction filter. This was suspended and fixed on a cup, 10 g of regular coffee powder (medium ground) was added, and hot water at 90 ° C. was poured into the water until the water pressure reached about 30 mmH 2 O. The extraction start time at that time was measured and found to be 11 seconds. Thereafter, 100 cc of hot water was poured to complete the extraction of coffee (about 150 cc) for one person. The obtained coffee was good in aroma, taste and color.
[0020]
Example 3
The filter material used in Example 1 was heated at a temperature of 160 ° C. in a truncated cone shape having an upper diameter of 65 mm, a bottom diameter of 45 mm, and a depth of 45 mm, and subjected to hot press molding to form an integral filter. Manufactured. Next, 10 g of regular coffee powder (medium ground) was put into this filter, hot water at 90 ° C. was poured all at once until the water pressure reached about 30 mmH 2 O, and the extraction start time was measured to be 9 seconds. Thereafter, 90 cc of hot water was subsequently poured to complete the extraction of coffee (about 130 cc) for one person. The obtained coffee was good in aroma, taste and color.
Furthermore, using the same extraction container, component extraction was performed in the same manner under the conditions of a water pressure of 40 mmH 2 O, but the extraction start time was 7 seconds, and the obtained coffee had good aroma, taste and color.
[0021]
Example 4
A polyester nonwoven fabric was obtained by a known spunbond method. (Fineness 4.0 denier, basis weight 250 g / m 2 , thickness 0.57 mm, air permeability 27 cm 3 / cm 2 · sec, temperature 160 ° C., elongation at break 230%) Next, silicone resin (Toray Dow Corning silicone Co., Ltd., an emulsion type silicone resin SYL-OFF7900 and 7922 to 100: 10 by mixing) with a resin is coated by gravure method, the coating amount is 0.05g / m 2, 0.1g / m 2 And three kinds of filter materials of the present invention of 0.5 g / m 2 were obtained.
The obtained filter material was adhered to the bottom of a cylindrical plastic having a diameter of 70 mm and a depth of 60 mm to obtain an extraction container. After adding 10 g of regular coffee powder (medium ground) to the extraction container, 90 ° C. hot water was poured all at once, and the water pressure and the extraction start time were measured. The results are shown in Table 1.
[0022]
[Table 1]
Figure 0003922800
[0023]
Table 1 shows that by adjusting the resin coating amount of the filter material, the time until the extraction liquid starts dropping varies. Also, the extraction start time varies depending on the water pressure at which hot water is poured, and it is shown that when the water pressure is increased, the time until the extraction liquid begins to drop decreases.
[0024]
Comparative Example 1
In Example 1, coffee was extracted by the same method as in Example 1 except that a filter that did not apply a silicone resin to the nonwoven fabric was used. However, the extraction start time was less than 1 second, and hot water was poured at the same time. Since the extraction was started, the time for steaming the coffee powder could not be taken, and the extraction time was shortened. Therefore, the obtained coffee was thin, and the aroma, taste, color, etc. were not sufficient.
[0025]
【The invention's effect】
According to the extraction filter of the present invention, by attaching a specific amount of resin to a filter material having a specific basis weight, a large amount of hot water is extracted from the initial stage of extraction (regular coffee powder, Japanese tea, black tea, etc.). Hot water does not flow immediately even if it is supplied to the filter inside, and the hot water can be kept in the filter to steam the extract evenly. On the other hand, after a certain period of time, the hot water easily passes through the filter. Therefore, a delicious extract component can always be easily extracted without considering the supply amount of hot water and steaming time for steaming the extract in the initial stage of extraction.

Claims (7)

開口部を有する抽出容器であって、該抽出容器の少なくとも底部が、40〜500g/m2 の目付を有し、かつ0.01〜20g/m2 の樹脂が塗布されたフィルター材からなり、該抽出容器に被抽出物を入れて前記フィルター材にかかる水圧が30mmH2 Oとなるように所定温度のお湯を注いだとき、該フィルター材から抽出液の落下が開始するまでの時間が2〜120秒となるように、前記フィルター材の目付および樹脂の塗布量を調整したことを特徴とする抽出用フィルター。A extraction vessel having an opening, at least the bottom of the extraction vessel has a basis weight of 40~500g / m 2, and the resin of 0.01 to 20 g / m 2 is made of coated filter material, When hot water having a predetermined temperature is poured into the extraction container and water pressure applied to the filter material is 30 mmH 2 O, the time until the extraction liquid starts dropping from the filter material is 2 to 2. A filter for extraction, wherein the basis weight of the filter material and the amount of resin applied are adjusted so as to be 120 seconds. 前記抽出容器が袋状の容器であることを特徴とする請求項1記載の抽出用フィルター。2. The extraction filter according to claim 1, wherein the extraction container is a bag-shaped container. 前記抽出容器が一体成形された容器であることを特徴とする請求項1記載の抽出用フィルター。The extraction filter according to claim 1, wherein the extraction container is an integrally molded container. 前記フィルター材が、紙、不織布または織布からなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の抽出用フィルター。The extraction filter according to any one of claims 1 to 3, wherein the filter material is made of paper, nonwoven fabric, or woven fabric. 前記フィルター材が、ポリエステル繊維で構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の抽出用フィルター。The filter for extraction according to any one of claims 1 to 4, wherein the filter material is made of polyester fiber. 前記樹脂が、シリコーン樹脂であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の抽出用フィルター。The extraction filter according to any one of claims 1 to 5, wherein the resin is a silicone resin. 前記被抽出物がコーヒー粉末であり、前記所定温度が約90℃であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の抽出用フィルター。The extraction filter according to any one of claims 1 to 6, wherein the extract is coffee powder and the predetermined temperature is about 90 ° C.
JP15447398A 1998-06-03 1998-06-03 Extraction filter Expired - Lifetime JP3922800B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15447398A JP3922800B2 (en) 1998-06-03 1998-06-03 Extraction filter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15447398A JP3922800B2 (en) 1998-06-03 1998-06-03 Extraction filter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11342078A JPH11342078A (en) 1999-12-14
JP3922800B2 true JP3922800B2 (en) 2007-05-30

Family

ID=15585030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15447398A Expired - Lifetime JP3922800B2 (en) 1998-06-03 1998-06-03 Extraction filter

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3922800B2 (en)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4081974B2 (en) * 2000-11-16 2008-04-30 大紀商事株式会社 Beverage extraction filter for microwave oven
JP4656618B2 (en) * 2001-02-09 2011-03-23 旭化成せんい株式会社 Extraction filter
JP4368066B2 (en) * 2001-02-21 2009-11-18 旭化成せんい株式会社 Extraction filter with steaming function
JP5503989B2 (en) * 2010-02-02 2014-05-28 旭化成せんい株式会社 Food filter made of biodegradable laminated nonwoven fabric
DE102012111684A1 (en) * 2012-11-30 2014-06-05 K-Fee System Gmbh Portion capsule for producing a cream-free coffee beverage
EP3307647B1 (en) 2015-06-10 2019-08-07 K-fee System GmbH Capsule with a three layer fleece
MX2018000149A (en) 2015-07-13 2018-03-23 K Fee System Gmbh Filter element having a cut-out.
KR20180056690A (en) 2015-09-18 2018-05-29 카-페 시스템 게엠베하 Single Capsule Adapter
US20180362198A1 (en) 2015-12-14 2018-12-20 Raymond Volpe Polylactic acid-fibers based non-woven, method for manufacturing thereof and its use for making coffee and/or capsules in percolating apparatus
WO2018162751A1 (en) 2017-03-10 2018-09-13 Biome Bioplastics Limited Fabric
GB201704414D0 (en) 2017-03-20 2017-05-03 Biome Bioplastics Ltd Heating apparatus and method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11342078A (en) 1999-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3922800B2 (en) Extraction filter
JP6823632B2 (en) Dosage Capsules and Methods for Producing Beverages Using Dosage Capsules
US3420675A (en) Disposable coffee cartridge
US7856922B2 (en) Instant extraction cup
US4826695A (en) Beverage infusion device and method of use
JP2001275842A (en) Functional filter, method of manufacturing the same, and brewing device using the same
JP6580714B2 (en) Potion capsule using 3-layer nonwoven fabric
JP4656618B2 (en) Extraction filter
US4913916A (en) Beverage infusion device
US6006655A (en) Coffee machine and filter element therefor
JP4368066B2 (en) Extraction filter with steaming function
JP2002058598A (en) Brewing apparatus
JP3719291B2 (en) Coffee drip bag
JP4004142B2 (en) Assembled filter and method of use
EP1971539B1 (en) A disposable suspended beverage infusion bag
JP2779653B2 (en) Filter for coffee dripper and method for producing the same
CN216293767U (en) Coffee filter
JP4061345B2 (en) Cassette type filter and manufacturing method thereof
JP3370364B2 (en) Manufacturing and use of molded filter containers for tea
JP3849304B2 (en) Extraction bag
JPH04102932U (en) coffee filter
JPH10286180A (en) Coffee filtering cup
CN206687603U (en) A kind of tea bag agitating device
JPS607625Y2 (en) Paper filter for coffee
TWI401052B (en) Beverage brewing device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050602

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20050602

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070220

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100302

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100302

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110302

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110302

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120302

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120302

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302

Year of fee payment: 6