JP3918018B2 - Detachment prevention structure of tent unit in sliding open / close tent with fully open structure - Google Patents
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- E04H15/505—Supporting means, e.g. frames collapsible, e.g. breakdown type foldable, i.e. having pivoted or hinged means lazy-tongs type characterised by connecting arches with lazy-tongues
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は蛇腹式に伸縮し得るスライド式開閉テントに関するものであって、特にテントユニットを収縮したときに基枠上方を完全に開放できるようにしたスライド式開閉テントにおけるテントユニットの脱輪防止構造に係るものである。
【0002】
【発明の背景】
この種のスライド式開閉テントは地上における倉庫等の構造物として用いられたり、更にはトラックやトレーラ等の車両の荷台の覆いとして用いられたりしており、近時普及をみている。
このうち例えば車両の荷台の覆いとして用いる場合には、被格納物の出し入れがより容易に行われるようにテントユニットが伸縮して荷台上を開放自在にする構成が多く採られている。そして更にこの使い勝手を追求したものとして、本出願人は平成9年7月8日に整理番号P0997045KM;発明の名称「テントユニットの完全開放構造を有するスライド式開閉テント」(特願平9−154397号を基礎とする国内優先権主張を伴った出願)として特許出願に及んでいる。
このものはテントユニットを格納スペース上から完全に退去できるとともに、レールの強度性に富み且つレールに段差がなく、テントユニットの滑らかな走行が期待し得るとするものである。
【0003】
上記整理番号P0997045AM;発明の名称「テントユニットの完全開放構造を有するスライド式開閉テント」は、具体的にはレールが切り離し自在に構成され、基枠の端部に端部スライドレールが張り出すことを特徴とする。ところでこのように端部スライドレールがスライドする構成を採ると、レールに切れ間が生じ、このレールの切れ間でテントユニットが脱線する虞がある。従って実際の製品装置には、万一を考え前記出願には開示されていない脱輪防止構造が具備されることが好ましい。
【0004】
【開発を試みた技術的課題】
本発明はこのような背景を考慮してなされたもので、端部スライドレールが切り離し自在でテントユニットを完全開放することのできるスライド式開閉テントにおいて、レールの切れ間からテントユニットが脱線することを防止することのできる新規な完全開放構造を有するスライド式開閉テントにおけるテントユニットの脱輪防止構造の開発を試みたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち請求項1記載の完全開放構造を有するスライド式開閉テントにおけるテントユニットの脱輪防止構造は、被格納物を載置する基枠と、この基枠に設けられたレールを伸縮自在に走行するテントユニットとを具え、且つ前記レールは基枠に固定された本体固定レールと、この本体固定レールから切り離し自在とし本体固定レールの延長上の基枠の端部に張り出す端部スライドレールとから成り、この端部スライドレールの張り出し個所へ収縮した前記テントユニットが載置されることにより前記基枠上方が完全開放される完全開放構造を有するスライド式開閉テントにおいて、前記端部スライドレールが本体固定レールから切り離されて基枠の端部に張り出した際に、テントユニットが前記本体固定レールと端部スライドレールとの切れ間から脱輪するのを防止する脱輪防止ストッパが、前記基枠、端部スライドレールまたはこの端部スライドレールを支持するスライド支持フレームに設けられ、この脱輪防止ストッパのストッパ作用を行うストッパ部は、端部スライドレールが張り出した状態において出現され、端部スライドレールと本体固定レールとが接続された状態において退避されることを特徴として成るものである。
この発明によれば、テントユニットが、リミットスイッチの不作動等により誤ってレールの切れ間に落ちてしまうことが防止される。従って脱輪の復旧作業等も必要としない。
【0006】
また請求項2記載の完全開放構造を有するスライド式開閉テントにおけるテントユニットの脱輪防止構造は、前記要件に加え、前記脱輪防止ストッパは前記ストッパ部のほか、ストッパ部の出現操作を行うためのロックレバー部を有し、前記端部スライドレールもしくはこれを支持するスライド支持フレームには、張り出し移動時においてこのロックレバー部に当接してストッパ部を出現させ且つ端部スライドレールの本体固定レールへの連接移動時にはストッパ部に当接してストッパ部を退避させるとともに、張り出し状態においてこの脱輪防止ストッパの姿勢を維持するストッパ操作部材を設けたことを特徴として成るものである。
この発明によれば、ストッパ部を機械的に出現・退避させるものであり、センサ等を用いるものではないため、製造コストも比較的安価に済ますことができ、耐久性に富み、作動が確実である。
【0007】
更に請求項3記載の完全開放構造を有するスライド式開閉テントにおけるテントユニットの脱輪防止構造は、前記請求項2記載の要件に加え、前記脱輪防止ストッパはL字形状を成し、屈曲部にて回動自在に基枠に対して設けられ、屈曲部から片側の長尺の方をストッパ部とし、もう片側の短尺の方をロックレバー部としており、前記ストッパ操作部材が、端部スライドレールの張り出し移動時に脱輪防止ストッパのロックレバー部に当接してストッパ部が出現し、端部スライドレールの本体固定レールとの連結時に、ストッパ部に当接してストッパ部を倒してレール上から退避させ、且つ端部スライドレールの本体固定レールへの連接移動時にはストッパ部に当接してストッパ部を退避させるとともに、端部スライドレールの張り出し状態においてストッパ部が回動退避しないようにロックレバー部上方に位置し、一方、前記テントフレームの前端には、前記ストッパ部の高さより低く、前記ロックレバー部の高さよりは高い位置に、テントフレームがレールの切れ間に脱輪しないように脱輪防止ストッパに当接するための当接体を設けたことを特徴として成るものである。
この発明によれば、脱輪防止ストッパがL字状をした非常に簡単な構造をしており、故障が起こりにくく、作動も確実である。また修理も簡単で、製造コストも安く済ますことができる。また特に脱輪防止ストッパのストッパ部及びロックレバー部と、ストッパ操作部材とは、それぞれストッパ部の出現・退避の作用と、ストッパ作用の二つの作用を担うものであり、非常に合理的で構造に無駄がない。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明をテントユニットの完全開放構造を有するスライド式開閉テントに適用した図示の実施の形態に基づき説明する。なお説明にあたっては本発明に係る脱輪防止構造は、スライド式開閉テントの独自の特徴的な構成に起因するものであるため、まずスライド式開閉テントの全体構成について説明し、次いで本発明に係る脱輪防止構造について説明する。
図中符号1に示すものがスライド式開閉テントであり、このものは例えば適宜の場所に載置されるとともに移動の際には、このまま車両等に搭載して使用される。スライド式開閉テント1は被格納物を載置する基枠2と、この基枠2の左右に並行して設けられるレールRと、このレールR上を伸縮しながら走行するテントユニット10と、このテントユニット10の駆動を行うテント移動装置30と、前記レールRの一部である本発明の特徴たる端部スライドレール4の駆動を行うレールスライド装置40と、前記テント移動装置30及びレールスライド装置40の制御を行う制御盤5とを主要部材として成る。
以下各部材について説明する。
【0009】
基枠2について説明する。基枠2は一例としてH型鋼等を用い矩形状に枠組みされたもので、この基枠2に被格納物を載置するための適宜の底板2Aが敷設される。もちろんスライド式開閉テント1を移動せず定着物として使用するなどの使用態様によってはこの底板2Aを設けず、そのまま地面を使用する形態で実施することも可能である。
【0010】
次にテントユニット10について説明する。テントユニット10は上記基枠2の左右に並行して敷設されるレールR上を伸縮しながら走行するものであり、伸縮自在なテントフレームの上面、側面、背面をテント幕11で覆い、前面にはシャッタ装置20を設けて成る。なお上記レールRの具体的な構造は本発明に最も関係深い部位であるためまとめて後述する。
【0011】
テントフレームについて説明する。このものは一例として本出願人がすでに特願平7−240893号(特開平9−60349号)にて出願に及んでいるテント幕11の天部の垂れ下がりの防止構造を採ることができる。具体的にはそれぞれ門状に形成された前端の駆動フレーム12と、スライド支持フレーム4Aもしくは端部スライドレール4の後端に固定される固定端部フレーム13と、これら固定端部フレーム13及び駆動フレーム12との間に設けられる中間可動フレーム14と、これらをパンタグラフ状に連結する中継リンクロッド15とから成る。駆動フレーム12及び中間可動フレーム14の下端にはレールR上を走行するための車輪12a、14aが設けられている。このうち中間可動フレーム14は、下側の柱フレーム14Aとこれを入れ子状に嵌挿する昇降フレーム14Bとから成る。この構成によりテントユニット10は、収縮時に図4(a)(b)に示すように昇降フレーム14Bが中継リンクロッド15により押し上げられることにより、天井部が高くなり、伸張時には天井部が低くなる。これにより収縮時等に垂れ下がったテント幕11が被格納物に接触するのが防がれるとともに、トラック等の荷台に搭載した際には風の抵抗が大幅に抑えられる。なおテントユニット10としては、もちろん上述したようなテント幕11の垂れ下がり防止構造を採らないものを適用しても構わない。
【0012】
テントユニット10の端部に設けられるシャッタ装置20について説明する。シャッタ装置20は、例えば図5に示すようにシート状のシャッタ本体21を巻取ドラム22に対し巻取自在に取り付けるものであり、これらは一例として駆動フレーム12の上方に設けたシャッタボックス23内に収納されている。またシャッタ本体21を引き出したとき(下方に垂下させたとき)に、これを案内するシャッタガイド24を駆動フレーム12の両サイドの柱部分内側に設ける。そしてこの巻取ドラム22は駆動源を駆動モータとする駆動装置25によって、シャッタ本体21の巻取方向と繰り出し方向とに回転方向を切り替えて駆動を行う。なおシャッタ本体21には適宜金属パイプ等を用いた補強桟26を一定間隔ごとに水平に設けるものであり、このものは前記シャッタガイド24に両端において嵌まり、円滑な巻き取り及び繰り出しがされるように構成されている。またシャッタ本体21はシート状でなくともよく、スラットタイプのものなどでもよいし、手動式に巻き取るものでもよい。
【0013】
テント移動装置30について説明する。図2に示すように基枠2の左右前端には従動輪たる従動スプロケット31が回転自在に設けられ、基枠2の左右後端には駆動輪たる駆動スプロケット32が回転自在に設けられる。そしてこれら従動スプロケット31と駆動スプロケット32との間に牽引帯たる牽引チェーン33が巻回されている。牽引チェーン33は、図4(a)に示すように前記テントユニット10の一番先頭に位置する駆動フレーム12の下部に接続されている。なおこの牽引チェーン33におけるテントユニット10との直接接続する個所の部材を牽引子33aとする。また図2、3に示されるように基枠2の後端面に張り出して回転伝達手段たるテント駆動軸34が軸受35によって回転自在に架設される。このテント駆動軸34には、図3(a)における左寄りに中継スプロケット34bが設けられ、両端には端部スプロケット34aが設けれる。基枠2の後端左寄りには正逆回転可能なテント駆動モータM1が設けられ、このテント駆動モータM1の出力軸に設けられるモータスプロケット36と前記中継スプロケット34bとの間に駆動チェーン37が巻回されている。またこのテント駆動軸34の端部スプロケット34a上方には張設スプロケット38が回転自在に設けられる。前記駆動スプロケット32、端部スプロケット34a及び張設スプロケット38とに牽引チェーン33の後端側がかけられている。以上のような構成によりテント駆動モータM1が駆動されることによりテント駆動軸34が回転し、牽引チェーン33が駆動され、この牽引チェーン33に接続されたテントユニット10がレールR上を前後に伸縮しながら移動する。
【0014】
以上までの基枠2やテントユニット10等の具体的な構造は、基本的には従来公知の構造であるものの、前述したように基枠2の後端に駆動スプロケット32を設けた点は、後述する駆動・使用の方法において特徴的であり重要である。なおテント移動装置30はスプロケットとチェーンを用いたもののほか、ワイヤーロープとプーリ、タイミングベルトとプーリ、ネジシャフトと摺動雌ねじブロックのような移動装置でもよいが、いずれにせよ駆動フレーム12の下端に接続される牽引子を有したテント移動装置30としては、基枠2の前端と後端との間を駆動フレーム12を牽引して移動させ得るものであればよい。
【0015】
次にレールRについて説明する。レールRは図3(b)に示すように断面I状を成し、基枠2に対し固定状態に設けられる本体固定レール3と、後端側の基枠2に対し前後にスライド自在に設けられ、且つ前記本体固定レール3と連接及び切り離しが自在な端部スライドレール4とから成る。
具体的には本体固定レール3は、固定支持フレーム3Aに対し固定され、この固定支持フレーム3Aが基枠2に対して固定されている。また端部スライドレール4は、基枠2に対しスライド自在に設けられるスライド支持フレーム4Aに固定されている。スライド支持フレーム4Aは、図2、6、7に示すように前端に可動輪4aを有し、前記固定支持フレーム3A端に嵌挿されている。また基枠2の後端に図3(b)(c)に示すように支承ローラ46が回転自在に設けられており、これにスライド支持フレーム4Aはスライド自在に支承されている。スライド支持フレーム4A及び固定支持フレーム3Aの張り出し方向端部は、図2に示されるようにレール接続フレーム6によって連結されている。なお前記端部スライドレール4の長さは、前記テントユニットの完全収縮時の収縮限界寸法に端部スライドレール4のスライド長さを加えた長さに、更に端部スライドレール4の張り出し時にテントユニット10が落下しないための余裕寸法を加えた長さである。
【0016】
次に上記端部スライドレール4を駆動するレールスライド装置40について説明する。図3に示すように前記スライド支持フレーム4Aの下面にはラック41が張設されている。一方基枠2の後部には正逆回転可能なレール駆動モータM2が設けられ、基枠2の後端面に張り出してレール駆動軸42が軸受43によって回転自在に架設される。レール駆動軸42の両端にはピニオン42aが設けられており、前記スライド支持フレーム4Aの下面のラック41と噛み合わされている。レール駆動軸42には図3(a)における中央やや右寄りの位置には中継スプロケット42bが設けられ、この中継スプロケット42bと前記レール駆動モータM2の出力軸に設けられたモータスプロケット44との間に駆動チェーン45が張設されている。
以上の構成により、レール駆動モータM2が回転することにより、レール駆動軸42が駆動され、ピニオン42aに噛み合うラック41が横移動されることによりスライド支持フレーム4A及びこれに固定された端部スライドレール4がスライド移動する。
【0017】
また一例として基枠2の後部近くには上記レールスライド装置40及びテント移動装置30の制御を行う制御盤5が設けられている。この制御盤5から出力装置たるレール駆動モータM2及びテント駆動モータM1に接続されている。また図示は省略するが、入力装置たるリミットスイッチが基枠2の複数個所に設けられており、テントユニット10の完全閉鎖と全開放の位置を検出するとともに、端部スライドレール4の拡張位置と非拡張位置とが検出される。これらリミットスイッチも前記制御盤5に接続される。
【0018】
スライド式開閉テント1の全体構造は以上のようで、次に本発明に係る脱輪防止構造について説明する。脱輪防止構造は、基枠2に設けられる脱輪防止ストッパ7と、スライド支持フレーム4Aに設けられるストッパ操作部材8と、テントユニット10に設けられる当接体9とから成る。
以下各部材について詳細に説明する。
【0019】
脱輪防止ストッパ7について説明する。脱輪防止ストッパ7は金属平板等で形成されるものであって、図8(a)に示されるように側面形状がL字形状をなし、基枠2に対し屈曲部7Cにおいて回動自在に設けられる。設置個所は、具体的には図9(d)に示されるように端部スライドレール4が張り出した状態で、レールRの切れ間側の後端下部の基枠2に設けられる。屈曲部7Cから長尺の片側をストッパ部7Aとし、もう片側の短尺の方をロックレバー部7Bとする。なおこの長さの違いは、ロックレバー部7Bの立ち上がり時には後述する当接体9が衝突しないようにする一方、ストッパ部7Aの立ち上がり時には確実に当接体9が当接し、テントユニット10の走行を停止するためである。
【0020】
次にストッパ操作部材8について説明する。ストッパ操作部材8はスライド支持フレーム4Aに設けられ、脱輪防止ストッパ7のストッパ部7Aの出没操作を行うとともに、ストッパ部7Aの出現時にその脱輪防止ストッパ7の姿勢を維持させるものである。従ってストッパ操作部材8は、端部スライドレール4のスライド張り出し時において、脱輪防止ストッパ7のロックレバー部7Bの端部上方に位置するよう設定されている。具体的には図11に示されるようにストッパ操作部材8の下端中心は、上記スライド張り出し時において、ロックレバー部7Bの上方から15mm離れた個所であり、ストッパ部7Aからは62.5mm離れた個所に位置する。なおこの設計寸法はもちろん適宜修正可能であるが、例えばロックレバー部7Bにストッパ操作部材8をあまりに近づけるとスムーズな回動操作が行えなくなるため、回動操作及びロックを確実に行える範囲内で設計変更することを要する。
ストッパ操作部材8は矩形状の金属板等から構成され、前記スライド支持フレーム4AのレールRの切れ間側の後部に溶接等により設けられる。なおストッパ操作部材8は、例えば図8(b)に示すような当接部分にローラを取り付けたもので実施をしても構わない。このような形態で実施した場合には、脱輪防止ストッパ7の回動操作が更に円滑に行われ得る。
【0021】
次に当接体9について説明する。当接体9はテントユニット10に設けられ、テントユニット10がレールRの切れ間の手前で停止せずに、そのまま走行しようとしたときに、脱輪防止ストッパ7に直接当接する部材である。具体的にはこれも矩形状をなし、駆動フレーム12の内側の下部前方に溶接等により設けられる。そしてこの当接体9の設けられる高さは、図11(a)に示すように脱輪防止ストッパ7のストッパ部7Aの高さよりは低く、ロックレバー部7Bの高さよりは高く設定されている。
【0022】
本発明に係る脱輪防止構造が適用されるスライド式開閉テント1の具体的な構造は以上のようで、次にこのスライド式開閉テント1の使用態様について説明し、その後本発明に係る脱輪防止構造の作動態様について詳細に説明する。
(1)一次開放(テントユニットの収縮)
図6(a)に示すようなテントユニット10の閉鎖時から開放するにあたっては、制御盤5上もしくは制御盤5から離れたリモートコントロールスイッチ等によりテント駆動モータM1を駆動し、テントユニット10を収縮して後方側へ退去させる。テントユニット10は図6(b)に示すように端部スライドレール4にすべてが載り移り、その後ろ半分位に収まり完全に収縮した状態となる。テントユニット10の完全開放を必要としない場合にはこの状態で被格納物の積み下ろしを行う。
【0023】
(2)レールスライド
次に被格納物の積み下ろしを行うにあたり、一次開放の状態に収縮させただけでは不充分且つ邪魔で、基枠2上方を完全開放する場合について説明する。完全開放を行うため再度スイッチ操作をする。これによりレール駆動モータM2が駆動して図6(c)に示すように端部スライドレール4が後方へスライドする。このとき牽引チェーン33は停止しているため牽引チェーン33に接続されたテントユニット10の駆動フレーム12はその位置で停止しているが、一方固定端部フレーム13は端部スライドレール4により後方へ引っ張られる。すなわち一次開放では駆動フレーム12を引っ張って開放したが、このステップでは端部スライドレール4を後方へ張り出した結果、今度は固定端部フレーム13を引っ張ってテントユニット10が若干展開したのと等しくなる。結果として図6(c)に示すように端部スライドレール4が後方へ張り出したときには、テントユニット10は若干伸張された状態となっている。このとき本体固定レール3と端部スライドレール4との間には、レールRの切り欠き部分が生じるが、端部スライドレール4の長さを前述のとおりとすることで、テントユニット10は端部スライドレール4上に載ったままで伸張されることとなる。
【0024】
(3)完全開放
完全開放にあたっては上記伸張されたテントユニット10を牽引チェーン33をテントユニット10の完全開放側に走行させ、これに伴い駆動フレーム12を図6(d)に示すように固定端部フレーム13に引き寄せるようにする。この結果テントユニット10は再度収縮して前記端部スライドレール4における前記基枠2の後方へ張り出した端部スライドレール4上へすべてのテントユニット10を退去し、基枠2の上方を完全開放する。なお牽引チェーン33の動きについて説明すると、一次開放のときは牽引子33aは基枠2の後端からほぼテントユニット10の縮み代分前方に位置して停止するが、完全開放の際には、その位置からほぼ最終後端まで移動する。牽引子33aはテントユニット10の駆動フレーム12に取り付けられているので、その後方が基枠2の外後方の端部スライドレール4上に収縮支承されることとなる。
【0025】
なお上述した完全開放時のテントユニット10と端部スライドレール4の駆動についての制御態様の一例について詳述する。まず一次開放時にはテントユニット10が完全収縮した状態で、例えばスライド支持フレーム4Aに設けた完全収縮検出用のリミットスイッチが駆動フレーム12に当接されることにより完全収縮状態を検出し、テント駆動モータM1の駆動を停止する。またレールスライド時及び完全開放時には、端部スライドレール4が基枠2の後方へ張り出した時に、例えば端部スライドレール4の完全拡張検出用のリミットスイッチがこの張り出した状態を検出し、レール駆動モータM2の駆動を停止するとともに、テント駆動モータM1の駆動を開始する。そしてテントユニット10が完全収縮した状態で、この状態を前記完全収縮検出用のリミットスイッチが検出し、テント駆動モータM1の駆動を停止する。
【0026】
なお上述した実施の形態では、テントユニット10がレールR上を走行する際の安定性等に優れるため、完全開放時に端部スライドレール4が基枠2の後方へ完全に張り出したのを待ってからテント駆動モータM1の駆動を開始し、テントユニット10の後方への完全収縮動作を行うようにしたが、レール駆動モータM2の駆動を開始した後、すぐにテント駆動モータM1の駆動を開始し、図6(c)の端部スライドレール4の拡張スライドと、図6(d)のテントユニット10の完全収縮移動とをほぼ同時に行うように改変して実施しても構わない。この場合には、端部スライドレール4のスライド速度よりもテントユニット10の駆動フレーム12のスライド速度を上回らないよう注意する。なおこの場合、この完全収縮時の端部スライドレール4のスライド速度では、一次開放時の速度が遅くなるような不都合が生じる場合には、テント駆動モータM1として可変速モータを適用するなどして、テントユニット10の一次開放時の速度は高速で、完全開放時の速度は低速で行われるようにしてもよい。なお以上端部スライドレール4のスライドとテントユニット10の駆動フレーム12のスライドをほぼ同時に行う手法は、もちろん次項に説明するテントユニット10の伸張時にも適用することが可能である。
【0027】
(4)閉鎖(テントユニットの伸張)
次に上記完全開放したテントユニット10を閉鎖する場合について説明する。基本的には上記開放動作と逆の操作を行うものである。すなわちまず完全に収縮したテントユニット10を図7(b)に示すように端部スライドレール4の先端付近にまで伸張する。次に端部スライドレール4をスライドして図7(c)に示すように本体固定レール3の後端に連結して一次開放状態とする。
次に再度リモートコントロールスイッチ等を操作することにより、図7(d)に示すようにテントユニット10を伸張し、駆動フレーム12を基枠2前端まで移動して基枠2上面を完全閉鎖する。なおこのように基枠2の後方へテントユニット10が張り出していない状態では、全体的にコンパクトであり狭い範囲により多数のスライド式開閉テント1を収納することができ便利である。
【0028】
次に上述したようなテントユニット10の開閉動作時における本発明に係る脱輪防止構造の作動態様について説明する。
(5)脱輪防止準備
完全開放され本体固定レール3と端部スライドレール4とが切り離されるときの脱輪防止準備の態様について説明する。まず本体固定レール3と端部スライドレール4とが連接された状態では、図9(a)(b)に示すように脱輪防止ストッパ7のストッパ部7Aは、下方に退避した状態である。そして端部スライドレール4の拡張張り出し移動時には、ストッパ操作部材8が脱輪防止ストッパ7のロックレバー部7Bに当接し、図9(c)(d)に示すように脱輪防止ストッパ7が回動してストッパ部7Aが上に出現するようになる。
【0029】
(6)脱輪防止解除
次に完全開放状態から一次開放状態へ戻す際の上記脱輪防止状態の解除態様について説明する。図10に示されるように、上述したような端部スライドレール4の張り出し状態から本体固定レール3と端部スライドレール4との連接時においては、図10(c)に示されるようにストッパ操作部材8が脱輪防止ストッパ7のストッパ部7Aに当接してストッパ部7Aを下側へ回動退避させる。従ってテントユニット10の当接体9が脱輪防止ストッパ7に当接せずにその上方を通過し、図10(d)に示されるようにその上方を通過する。
【0030】
(7)異常運転
次に例えばテントユニット10がリミットスイッチの不作動等により脱輪防止ストッパ7手前で図11(a)に示すように自動停止せずに、そのまま進行してしまったような異常運転時について説明する。この場合にはテントユニット10の当接体9が脱輪防止ストッパ7のストッパ部7Aに当接する。このときストッパ部7Aは回動して下方へ位置しようとするが、図11(b)に示すようにストッパ操作部材8がロックレバー部7Bに当接してその回動を止める。従って当接体9は脱輪防止ストッパ7よりレールRの切れ間側へは前進できず、テントユニット10はそこで停止し、レールRの切れ間から脱線することがない。
【0031】
【他の実施の形態】
本発明の基本的な実施の形態は以上のようであるが、その他種々の改変が行い得る。
例えば脱輪防止ストッパ7を設ける位置は、図1、9、10等に示した基本的な実施の形態のほか、例えば図12に示すように更に基枠2の後方側に位置させるようにして実施することも可能である。この場合には当接体9の位置も駆動フレーム12より後方の中間可動フレーム14に取り付ける。
【0032】
また脱輪防止ストッパ7は、端部スライドレール4またはスライド支持フレーム4Aに設けるようにすることも可能である。図13(a)(b)に示すものは、スライド支持フレーム4A及び端部スライドレール4に対し、脱輪防止ストッパ7を上下に摺動自在に設け、一方基枠2に対し押出部51を設けた実施の形態である。なお脱輪防止ストッパ7下端の符号7Dは案内コロであり、符号7Aがストッパ部である。このように構成した場合、図13(b)に示すように端部スライドレール4が張り出した状態において、脱輪防止ストッパ7に押出部51が当接して脱輪防止ストッパ7のストッパ部7Aが端部スライドレール4の上方へ押し出される。異常運転時にはこの押し出されたストッパ部7Aに当接体9が当接し、テントユニット10の走行を停止可能とする。
【0033】
また脱輪防止ストッパ7の出没は上述したように種々の機械式で行うもののほか電気的に出没するようにしてもよい。すなわち接触式のレバースイッチあるいは非接触式の赤外線センサやマグネットスイッチ等を用い、テントユニット10がレールRの切れ間へ近づいてきたことを検出し、脱輪防止ストッパ7をレールR上へ出現させるように実施しても構わない。
【0034】
また基本実施の形態ではテントユニット10を移動する構造は、基枠2に固設されたテント移動装置30を用いて牽引チェーン33等により牽引することにより行ったが、テントユニット10側に駆動モータを設けて自走式で実施するように構成しても構わない。
【0035】
また基本実施の形態ではレールスライド装置40は、ラック41とピニオン42aを用いてスライドする構造を採ったが、その他ボールネジ機構やシリンダ等の種々の公知のスライド機構に適宜代用して実施することも可能である。
【0036】
【発明の効果】
請求項1記載の完全開放構造を有するスライド式開閉テントにおけるテントユニットの脱輪防止構造によれば、端部スライドレール4が本体固定レール3から切り離されて基枠2の端部に張り出した際に、テントユニット10が前記本体固定レール3と端部スライドレール4との切れ間から脱輪するのを防止する脱輪防止ストッパ7を設けたため、テントユニット10が、リミットスイッチの不作動等により誤ってレールRの切れ間に落ちてしまうことが防止される。従って脱輪の復旧作業等を必要としない。
【0037】
請求項2記載の完全開放構造を有するスライド式開閉テントにおけるテントユニットの脱輪防止構造によれば、脱輪防止ストッパ7はストッパ部7Aとロックレバー部7Bを有し、端部スライドレール4側には、脱輪防止ストッパ7に当接してストッパ部7Aを出現させたり退避させるとともに、出現状態においてこの脱輪防止ストッパ7の姿勢を維持するストッパ操作部材8を設けたため、ストッパ部7Aが機械的に出現・退避され、作動が確実で製造コストも比較的安価に済ますことができ、耐久性にも富む。
【0038】
請求項3記載の完全開放構造を有するスライド式開閉テントにおけるテントユニットの脱輪防止構造によれば、脱輪防止ストッパ7がL字状をした非常に簡単な構造をしており、故障が起こりにくく、作動も確実である。また修理も簡単で、製造コストも安く済ますことができる。また特に脱輪防止ストッパ7のストッパ部7A及びロックレバー部7Bと、ストッパ操作部材8とは、それぞれストッパ部7Aの出現・退避の作用と、ストッパ作用の二つの作用を担うものであり、非常に合理的で無駄な構造がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテントユニットの完全開放構造を有するスライド式開閉テントの完全閉鎖状態を示す斜視図並びに完全開放状態を示す斜視図である。
【図2】端部スライドレールを収縮した状態と基枠端部へ張り出した状態とを示すレールの二種の平面図である。
【図3】基枠後端のテント移動装置及びレール移動装置を、完全開放状態において機枠の背面側から見て示す斜視図、背面図及び側面図である。
【図4】テントフレームの伸縮状態を示す二種の側面図である。
【図5】シャッタ装置を一部断面で示す正面図である。
【図6】テントユニットの完全開放を行う様子を段階的に示す説明図である。
【図7】テントユニットの完全閉鎖を行う様子を段階的に示す説明図である。
【図8】本発明に係る脱輪防止構造を示す斜視図及びストッパ操作部材の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図9】テントユニットの完全開放時における脱輪防止ストッパの動きを示す説明図である。
【図10】テントユニットの完全開放から一次開放状態に戻す際における脱輪防止ストッパの動きを示す説明図である。
【図11】完全開放から一次開放状態に戻る際にテントユニットが脱輪防止ストッパの手前で正常に停止した状態と、異常運転で本発明に係るテントユニットの脱輪防止構造が作動した状態を示す側面図である。
【図12】脱輪防止ストッパの設置個所を変更した他の実施の形態を示す説明図である。
【図13】本発明に係るテントユニットの脱輪防止構造の具体的な構成を変更した他の実施の形態を示す一部透視して見る側面図である。
【符号の説明】
1 スライド式開閉テント
2 基枠
2A 底板
3 本体固定レール
3A 固定支持フレーム
4 端部スライドレール
4A スライド支持フレーム
4a 可動輪
5 制御盤
6 レール接続フレーム
7 脱輪防止ストッパ
7A ストッパ部
7B ロックレバー部
7C 屈曲部
7D 案内コロ
8 ストッパ操作部材
9 当接体
10 テントユニット
11 テント幕
12 駆動フレーム
12a 車輪
13 固定端部フレーム
14 中間可動フレーム
14a 車輪
14A 柱フレーム
14B 昇降フレーム
15 中継リンクロッド
20 シャッタ装置
21 シャッタ本体
22 巻取ドラム
23 シャッタボックス
24 シャッタガイド
25 駆動装置
26 補強桟
30 テント移動装置
31 従動スプロケット
32 駆動スプロケット
33 牽引チェーン
33a 牽引子
34 テント駆動軸
34a 端部スプロケット
34b 中継スプロケット
35 軸受
36 モータスプロケット
37 駆動チェーン
38 張設スプロケット
40 レールスライド装置
41 ラック
42 レール駆動軸
42a ピニオン
42b 中継スプロケット
43 軸受
44 モータスプロケット
45 駆動チェーン
46 支承ローラ
51 押出部
M1 テント駆動モータ
M2 レール駆動モータ
R レール[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a sliding open / close tent that can be expanded and contracted in a bellows type, and in particular, a structure for preventing a tent unit from being removed in a slide open / close tent that can completely open the top of a base frame when the tent unit is contracted It is related to.
[0002]
BACKGROUND OF THE INVENTION
This type of sliding open / close tent is used as a structure such as a warehouse on the ground, and is further used as a cover for a loading platform of a vehicle such as a truck or a trailer.
Of these, for example, when used as a cover for a vehicle bed, many configurations have been adopted in which the tent unit expands and contracts so that the load can be freely opened and closed so that the storage object can be taken in and out more easily. Further, in pursuit of this usability, the applicant of the present application was assigned the serial number P0997045KM on July 8, 1997; Application with domestic priority claim based on No.).
This means that the tent unit can be completely withdrawn from the storage space, the rail has high strength, and the rail has no step, so that smooth running of the tent unit can be expected.
[0003]
The serial number P0997045AM; the title of the invention “slidable opening and closing tent having a fully open structure of the tent unit” is specifically configured such that the rail is separable, and the end slide rail projects over the end of the base frame. It is characterized by. By the way, when the structure in which the end slide rail slides is adopted in this way, there is a risk that the rail will be cut and the tent unit may be derailed between the rails. Therefore, it is preferable that the actual product apparatus is provided with a derailment prevention structure that is not disclosed in the above application.
[0004]
[Technical issues for which development was attempted]
The present invention has been made in view of such a background, and in a sliding open / close tent in which the end slide rail can be separated and the tent unit can be completely opened, the tent unit is derailed from the gap between the rails. This is an attempt to develop a structure for preventing the tent unit from coming off in a sliding tent having a novel completely open structure that can be prevented.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
That is, the structure for preventing the tent unit from derailing in the sliding open / close tent having the fully open structure according to claim 1 travels in a telescopic manner on a base frame on which a storage object is placed and a rail provided on the base frame. A main body fixing rail that is fixed to the base frame, and an end slide rail that is separable from the main body fixing rail and extends to the end of the base frame on the extension of the main body fixing rail. In the sliding open / close tent having a fully open structure in which the upper part of the base frame is fully opened by placing the contracted tent unit on the projecting portion of the end slide rail, the end slide rail is a main body When the tent unit is separated from the fixed rail and overhangs at the end of the base frame, the tent unit cuts off the main body fixed rail and the end slide rail. A stopper for preventing the wheel from coming out is provided on the base frame, the end slide rail or the slide support frame for supporting the end slide rail, and serves as a stopper for the wheel stopper. The portion appears in a state where the end slide rail protrudes, and is retracted in a state where the end slide rail and the main body fixing rail are connected.
According to the present invention, it is possible to prevent the tent unit from being accidentally dropped between the rails due to the malfunction of the limit switch. Therefore, it is not necessary to restore the wheel.
[0006]
In addition to the above requirements, the structure for preventing the wheel from falling off in the tent unit in the sliding open / close tent having the fully open structure according to
According to the present invention, the stopper portion is mechanically appeared / retracted and no sensor or the like is used, so that the manufacturing cost can be relatively low, the durability is high, and the operation is reliable. is there.
[0007]
Furthermore, in the sliding opening / closing tent having the fully open structure according to
According to the present invention, the anti-derailing stopper has a very simple structure with an L-shape, is less prone to failure, and is reliable in operation. In addition, repairs are easy and manufacturing costs can be reduced. In particular, the stopper part and the lock lever part of the anti-derailing stopper and the stopper operating member are responsible for two actions, the appearance and retraction of the stopper part and the stopper action, respectively. There is no waste.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on the illustrated embodiment in which the present invention is applied to a sliding open / close tent having a completely open structure of a tent unit. In the description, the anti-wheel-removal structure according to the present invention is due to the unique characteristic configuration of the slide-type opening / closing tent. Therefore, the overall configuration of the slide-type opening / closing tent will be described first, and then according to the present invention. The derailment prevention structure will be described.
A reference numeral 1 in the drawing is a slide-type open / close tent, which is placed, for example, at an appropriate place and used in a vehicle or the like as it is when moved. The slide-type open / close tent 1 includes a
Each member will be described below.
[0009]
The
[0010]
Next, the
[0011]
The tent frame will be described. As an example of this, the present applicant can adopt a structure for preventing the top of the tent curtain 11 from hanging down, which has already been filed in Japanese Patent Application No. 7-240893 (Japanese Patent Laid-Open No. 9-60349). Specifically, the
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
Although the specific structure of the
[0015]
Next, the rail R will be described. The rail R has an I-shaped cross section as shown in FIG. 3B, and is provided so as to be slidable back and forth with respect to the main
Specifically, the main
[0016]
Next, the
With the above configuration, when the rail drive motor M2 rotates, the rail drive shaft 42 is driven, and the rack 41 meshing with the
[0017]
As an example, a control panel 5 for controlling the
[0018]
The overall structure of the sliding open / close tent 1 is as described above. Next, the anti-derailing structure according to the present invention will be described. The wheel removal preventing structure includes a wheel
Hereinafter, each member will be described in detail.
[0019]
The
[0020]
Next, the
The
[0021]
Next, the
[0022]
The specific structure of the sliding open / close tent 1 to which the anti-derailing structure according to the present invention is applied is as described above. Next, a usage mode of the slide open / close tent 1 will be described, and then the derailment according to the present invention will be described. The operation mode of the prevention structure will be described in detail.
(1) Primary opening (shrinking the tent unit)
When opening the
[0023]
(2) Rail slide
Next, a description will be given of the case where the upper portion of the
[0024]
(3) Completely open
For complete opening, the
[0025]
An example of a control mode for driving the
[0026]
In the above-described embodiment, since the
[0027]
(4) Closure (extension of tent unit)
Next, a case where the fully opened
Next, by operating the remote control switch again, the
[0028]
Next, an operation mode of the derailment prevention structure according to the present invention when the
(5) Preparation for preventing wheel loss
A description will be given of an aspect of preparation for preventing wheel removal when the main
[0029]
(6) Derailment prevention release
Next, a description will be given of a release mode of the above-described wheel removal prevention state when returning from the fully open state to the primary open state. As shown in FIG. 10, when the main
[0030]
(7) Abnormal operation
Next, for example, an abnormal operation in which the
[0031]
[Other embodiments]
Although the basic embodiment of the present invention is as described above, various other modifications can be made.
For example, the position at which the
[0032]
Further, the
[0033]
In addition, as described above, the
[0034]
Further, in the basic embodiment, the structure for moving the
[0035]
In the basic embodiment, the
[0036]
【The invention's effect】
According to the tent unit derailment prevention structure in the sliding open / close tent having the fully open structure according to claim 1, when the
[0037]
According to the tent unit derailment prevention structure in the sliding open / close tent having the fully open structure according to
[0038]
According to the tent unit derailment prevention structure in the sliding open / close tent having the fully open structure according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a fully closed state of a sliding open / close tent having a fully open structure of a tent unit of the present invention and a perspective view showing a fully open state.
FIGS. 2A and 2B are two types of plan views of a rail showing a state in which an end slide rail is contracted and a state in which the end slide rail projects to a base frame end.
FIGS. 3A and 3B are a perspective view, a rear view, and a side view showing the tent moving device and the rail moving device at the rear end of the base frame as viewed from the rear side of the machine frame in a fully opened state.
FIGS. 4A and 4B are two types of side views showing a stretched state of a tent frame. FIGS.
FIG. 5 is a front view showing the shutter device in a partial cross section.
FIG. 6 is an explanatory view showing stepwise how the tent unit is completely opened.
FIG. 7 is an explanatory view showing step by step how to completely close the tent unit.
FIGS. 8A and 8B are a perspective view showing a derailment prevention structure according to the present invention and a perspective view showing another embodiment of a stopper operating member. FIGS.
FIG. 9 is an explanatory view showing the movement of the derailment prevention stopper when the tent unit is fully opened.
FIG. 10 is an explanatory view showing the movement of the derailment prevention stopper when the tent unit is returned from the fully opened state to the primary opened state.
FIG. 11 shows a state in which the tent unit has stopped normally before the derailment prevention stopper when returning from the fully opened state to the primary opened state, and a state in which the tent unit derailment preventing structure according to the present invention has been activated in an abnormal operation. FIG.
FIG. 12 is an explanatory view showing another embodiment in which the installation location of the derailment prevention stopper is changed.
FIG. 13 is a partially transparent side view showing another embodiment in which the specific configuration of the tent unit derailment prevention structure according to the present invention is changed.
[Explanation of symbols]
1 Sliding open / close tent
2 Base frame
2A Bottom plate
3 Body fixing rail
3A fixed support frame
4 End slide rail
4A slide support frame
4a Movable wheel
5 Control panel
6 Rail connection frame
7 Derailment prevention stopper
7A Stopper part
7B Lock lever
7C bent part
7D guide roller
8 Stopper operation member
9 Contact body
10 Tent unit
11 Tent curtain
12 Drive frame
12a wheels
13 Fixed end frame
14 Intermediate movable frame
14a wheels
14A pillar frame
14B Lifting frame
15 Relay link rod
20 Shutter device
21 Shutter body
22 Winding drum
23 Shutter box
24 Shutter guide
25 Drive unit
26 Reinforcement
30 Tent moving device
31 Followed sprocket
32 Drive sprocket
33 Tow chain
33a retractor
34 Tent drive shaft
34a End sprocket
34b Relay sprocket
35 Bearing
36 Motor sprocket
37 Drive chain
38 Tension sprocket
40 Rail slide device
41 racks
42 Rail drive shaft
42a pinion
42b Relay sprocket
43 Bearing
44 Motor sprocket
45 Drive chain
46 Bearing roller
51 Extrusion section
M1 tent drive motor
M2 rail drive motor
R rail
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Priority Applications (1)
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JP20234797A JP3918018B2 (en) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | Detachment prevention structure of tent unit in sliding open / close tent with fully open structure |
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