JP3917929B2 - Ultrasonic diagnostic equipment - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生体の三次元領域に対して超音波ビームを走査し、この領域の三次元画像を形成して表示する超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、生体内の三次元領域に対して超音波ビームの走査を行い、組織の三次元画像を形成し表示する装置が実用化されている。その三次元画像は、特開平10−33538号公報、特開平10−277030号公報などに記載されるように、例えば、超音波ビームのエコーデータをボリュームレンダリング法により演算処理することにより得られたものであり、組織を立体的に表現することが可能である。なお、三次元領域を画像化する他の手法としては、表面抽出法、積算法、投影法などが知られている。
【0003】
超音波診断装置では、超音波ビームを第一の方向に走査し、複数の超音波ビームを含む走査面からのエコーデータを取り込み、また同時に、この走査面を第二の方向に走査し、複数の走査面を含む三次元領域からのエコーデータを取得する。このような超音波ビームの走査方法により、三次元領域からのエコーデータが得られる。このような超音波ビームの三次元領域に対する全走査は、所定のフレームレート(Hz)で行われる。なお、このフレームレートは、超音波ビームの送受信深さ及び本数で決定される。
【0004】
ボリュームレンダリング法では、1本の超音波ビームのエコーデータに対して演算処理することにより、三次元画像の1画素分の画素データが算出される。よって、1走査面からのエコーデータを演算処理することにより1ライン分の画素データが算出され、複数の走査面を含む三次元領域からのエコーデータを演算処理することにより1フレーム分の画素データが算出されることとなる。超音波診断装置は、超音波ビームの走査を上記のフレームレートで繰り返し行い、得られたエコーデータに対して演算処理を行うので、上記のフレームレートで三次元画像を繰り返し算出する。
【0005】
また、従来技術に係る超音波診断装置では、上述のように算出された三次元画像をモニタの画面上に表示する際には、画面表示を更新する方式として次ぎの2つの表示モードのいずれかが用いられている。
【0006】
一つ目の表示モードは、ライン単位表示モードと呼ばれる方式であり、図3(a)に示すように、超音波ビームを各走査面で走査して1ライン分の画素データを演算するごとに、その1ラインを書き換える方式である。このライン単位表示モードでは、1ラインごとに三次元画像14が書き換えられることとなり、プローブの動きに対する画面表示の追随性能が向上する利点があるが、同時に画面に画像の変わり目12が表示され、ユーザにとって目障りとなる欠点がある。
【0007】
二つ目の表示モードは、フレーム単位表示モードと呼ばれる方式であり、図3(b)に示すように、超音波ビームを三次元領域に対して走査して、1フレームの画像データを演算するごとに、三次元画像の1フレームを表示する方式である。このフレーム単位表示モードでは、上述のような画面表示の変わり目12がないため、画面表示は見やすいのであるが、三次元画像の表示が超音波ビームの全走査を終えたあとであるため、新しい三次元画像が表示されるまでの周期が長くなり、プローブの動きに対する画面表示の追随性能が悪く、ユーザの操作性が悪化するという欠点がある。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−33538号公報
【特許文献2】
特開平10−277030号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
また、従来技術の超音波診断装置では、画面表示のリアルタイム性を調節するために、走査される超音波ビームの間隔を変更してデータ密度を調節し、フレームレートを変更する機能が備えられている。
【0010】
データ密度の高いエコーデータを得る通常の場合には、超音波ビームは狭い間隔で送受信されるため、全ての超音波ビームを送受信するのに時間がかかり、フレームレートは小さい。このような状況でフレーム単位表示モードを用いると、画面表示の追随性が顕著に悪くなり、ユーザは生体内のリアルタイムな状況を知ることができない、という問題がある。
【0011】
また、画像表示のリアルタイム性を上げるために、超音波ビームの間隔を大きくしてフレームレートを大きくした場合には、ライン単位表示モードを用いると、画像の変わり目の画面上での移動が速くなり、顕著に目障りとなる、という問題がある。
【0012】
以上、フレームレートの大小により三次元画像の表示に問題が発生する状況を一例として挙げたが、上記問題点を一般化してとらえれば、画面表示の最適な表示方式は状況によって変わってしまうということである。
【0013】
上述の課題を解決するために、本発明は、自動的に表示モードが最適化される超音波診断装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る超音波診断装置は、生体の三次元領域に対して超音波ビームを走査することにより、複数のエコーデータを取り込む送受波手段と、前記複数のエコーデータに基づいて、1フレームが複数のラインによって構成される三次元画像を形成する画像形成部と、ライン単位表示モードにおいて、前記画像形成部によって1ラインが形成されるごとにそのラインを順次表示することにより三次元画像を表示するライン単位表示処理手段と、フレーム単位表示モードにおいて、前記三次元画像形成部によって1フレームの三次元画像が形成されるごとに三次元画像を表示するフレーム単位表示処理手段と、モード選択用の参照情報に基づいて、前記ライン単位表示モード又は前記フレーム単位表示モードを選択する表示モード選択手段と、を備えたものである。
【0015】
本発明においては、このような参照情報に基づき表示モードを選択することにより、常にその状況に最適な表示モードで三次元画像を画面上に表示させることができる。また、表示モードが自動的に選択されるため、ユーザ自身が表示モードの変更をする必要がなく、超音波診断装置の操作性が向上している。
【0016】
モード選択用の参照情報とは、例えば、超音波診断装置の動作条件、診断部位、診断科目、患者名、診断者名などである。また、超音波診断装置の動作条件としては、超音波の送受信深さ、ビーム本数、又はこれらの値により決定される三次元領域の形成に係るフレームレートなどの超音波の送受信条件が考えられる。
【0017】
また、参照情報が三次元画像のフレームレートである場合には、前記表示モード選択手段が、前記フレームレートが所定閾値より小さい場合には、前記ライン単位表示処理手段を選択し、前記フレームレートが所定閾値より大きい場合には、前記フレーム単位表示処理手段を選択する構成とすればよい。これにより、フレームレートが早いときは1フレームごとに三次元画像が表示されるため、画面表示の変わり目がなく、画像はユーザにとって見やすいものとなり、また、フレームレートが遅いときはラインごとに三次元画像が表示されるため、画像は超音波探触子の動きに対して追随性のよいものとなる。
【0018】
また、本発明の一態様においては、前記各ラインは、前記超音波ビームの走査面ごとに形成されるものである。また、前記三次元画像は、ボリューム・レンダリング法に基づいて形成されるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。図1には、本実施形態に係る超音波診断装置の全体構成を示すブロック図が示されている。
【0020】
超音波探触子22は、使用時には生体の三次元領域に向けて配置されるリニアアレイ型の超音波振動子を備えており、この超音波振動子からの超音波を電子的に制御することにより超音波ビームがX方向に走査される。また、超音波探触子22は、モータを有した駆動部24を備え、この駆動部24によって超音波ビームはZ方向に機械的に走査される。超音波ビームをX方向に走査することによりX−Y方向に広がる走査面10からのエコーデータが得られる。さらに、超音波ビームをZ方向に走査することによりZ方向に積層される複数の走査面10からのエコーデータが得られる。超音波ビームの三次元領域への全走査は、所定の周期で繰り返し行われる。この周期はボリュームレート(Hz)と呼ばれている。
【0021】
各超音波ビームについて取得されたエコーデータは、超音波探触子22から送受信部30に順次出力される。ロータリーエンコーダ26はその超音波探触子22のZ方向の座標を検出し、後述する表示制御部28内のデジタルスキャンコンバータ(DSC)に出力している。なお、この実施形態では、Z方向への超音波ビームの走査は機械的に行われているが、二次元アレイ型の超音波振動子を用いて、超音波ビームを電子的に走査してもよい。
【0022】
送受信部30は超音波探触子22に対して送信信号を供給すると共に、超音波探触子22から出力された受信信号を処理するものである。送受信部30は、各超音波ビームのエコーデータが得られる度に、そのエコーデータを出力する。送受信部30から出力されたエコーデータは、まずアンプ32によって増幅された後、LOGアンプ34において対数増幅され、そしてA/D変換器36にてデジタル信号に変換された後に、画像処理部38に送られる。
【0023】
画像処理部38は、このエコーデータに対して、ボリューム・レンダリング法に基づき演算処理を行い、三次元領域の立体的投影画像を形成する。すなわち、画像処理部38は、1本の超音波ビームのエコーデータが入力されるごとに、このエコーデータに対してボリューム・レンダリング法による演算を行い、超音波ビーム上の各点について演算データを算出する。そして、これらの演算データに基づき、この超音波ビームのエコーデータをY方向に投影した、三次元画像の画素データを算出する。このような処理を1走査面に含まれる超音波ビームのエコーデータについて行うことにより、三次元画像の1ラインを構成する複数画素の画素データが算出され、全超音波ビームについて行うことにより、三次元画像の1フレームを構成する複数画素の画素データが算出される。この三次元画像は、上述のボリュームレート、すなわち1フレームの三次元画像を得るためのフレームレート(Hz)で算出される。算出された画素データは、表示制御部28に出力される。なお、本実施形態では、ボリューム・レンダリング法による演算処理を行っているが、積算法、投影法などによる演算処理を行ってもよい。また、本実施形態では、超音波ビームごとに投影を行っており、すなわち、Y方向に投影がされているが、X方向、Z方向に投影してもよい。
【0024】
表示制御部28は、1フレームの三次元画像を格納可能な表示メモリを内蔵するDSCと、ライン単位表示モード表示を行うライン単位表示処理部と、フレーム単位表示モードで表示制御を行うフレーム単位表示処理部を備えている。表示制御部28は、三次元画像の画素データが画像処理部38から入力されると、画素データを表示メモリに書き込む。このとき、各画素の画素データは超音波ビームのXアドレスとZアドレスとによって特定されており、それらが表示メモリ上のX、Zアドレスに対応づけられ書き込まれる。
【0025】
後述する処理により、ライン単位表示処理部とフレーム単位表示処理部のいずれか一方が選択されるのであるが、ライン単位表示処理部が選択された際には、画素データは、画像処理部38から入力されるごと、すなわち1ラインごとに表示メモリに書き込まれる。また、フレーム単位表示処理部が選択された際には、1フレームの画素データが入力されるごとに、画素データが表示メモリに書き込まれる。表示メモリに格納された三次元画像は、表示器42が表示を更新する周期で読み出され、D/A変換器40にてアナログ信号に戻された後、表示器42に送られ、画面上に表示される。
【0026】
また、超音波診断装置には、エコーデータのデータ密度を調節するためのデータ密度調節器44が設けられている。このデータ密度調節器44は、データ密度を調節するための切換スイッチや回転つまみなどで構成され、ユーザによりデータ密度が調節されると、データ密度値の信号を送受信部30、駆動部24及び表示モード選択部46に出力する。送受信部30は、入力されたデータ密度値に基づき、リニアアレイ振動子から送出される超音波ビームのX方向の間隔の調節を行う。また、駆動部24は、入力されたデータ密度値に基づき、超音波ビームのZ方向の間隔の調節を行う。
【0027】
表示モード選択部46は図2に示される次の処理を行う。まず、表示モード選択部46は、超音波の生体内部への送受信深さ、及び超音波の走査されるビーム本数に基づきフレームレートを算出する(S201)。次に、このフレームレートと所定の閾値n(Hz)と比較する(S202)。ここで、フレームレートが所定閾値nより小さい場合には、ライン単位表示モードを選択する選択信号を表示制御部28に出力し(S203)、フレームレートが所定閾値より大きい場合には、フレーム単位表示モードを選択する選択信号を表示制御部28に出力する(S204)。表示制御部28は、入力された選択信号により、2つの表示制御部のうちいずれか一方を選択し、表示メモリに画素データを書き込む処理を行う。
【0028】
この三次元画像の表示モードの選択が本実施形態における特徴的な処理であり、これにより、フレームレートが早いときはフレーム単位表示モードが選択され、表示の変わり目がない画像を画面上に表示することができ、画面に表示される画像はユーザにとって見やすいものとなる。一方、フレームレートが遅いときはライン単位表示モードが選択され、画面表示がラインごとに順次表示されるため、超音波探触子22の動きに対して追随性のよい画像を画面上に表示することができる。また、本実施形態では表示モードが自動的に選択されるため、ユーザ自身が設定の変更をする必要がなく、スムーズに診断を行うことができる。
【0029】
なお、上述の実施形態では、モード選択用の参照情報は三次元画像のフレームレートであり、これに基づいて画面表示の表示方式を変更しているが、参照情報はこれに限られない。他の参照情報としては、例えば、超音波診断装置の動作条件、診断部位、診断科目、患者名、診断者名などが挙げられる。超音波診断装置の動作条件としては、例えば、超音波の送受信深さ、ビーム本数などである。また、上述の実施形態では、超音波の送受信深さ及びビーム本数に基づきフレームレートを算出する構成としたが、他の実施形態では、超音波診断装置の動作に基づき、フレームレートを実測することも可能である。また、上記所定閾値nをユーザが任意に設定できるよう超音波診断装置を構成したり、所定閾値nが状況に応じて自動的に変更されるよう超音波診断装置を構成してもよい。また、上記の各実施形態はハードウエアで構成することも可能であるが、ソフトウエアで構成することもできる。
【0030】
【発明の効果】
本発明では、モード選択用の参照情報に基づいて、ライン単位表示モード又はフレーム単位表示モードを選択し、状況に適した表示モードで三次元画像の表示を行うため、表示画面をユーザにとって見やすいものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る超音波診断装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施形態に係る超音波診断装置が行う処理を示すフローチャートである。
【図3】 ライン単位表示モード及びフレーム単位表示モードを説明するための図である。
【符号の説明】
10 走査面、22 超音波探触子、24 駆動部、26 ロータリーエンコーダ、28 表示制御部、30 送受信部、32 アンプ、34 LOGアンプ、36 A/D変換器、38 画像処理部、40 D/A変換器、42 表示器、44 データ密度調節器、46 表示モード選択部。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an ultrasonic diagnostic apparatus that scans an ultrasonic beam over a three-dimensional region of a living body and forms and displays a three-dimensional image of the region.
[0002]
[Prior art]
Currently, an apparatus that scans an ultrasonic beam with respect to a three-dimensional region in a living body to form and display a three-dimensional image of a tissue has been put into practical use. The three-dimensional image is obtained, for example, by processing the echo data of the ultrasonic beam by the volume rendering method, as described in JP-A-10-33538, JP-A-10-277030, and the like. It is possible to represent the tissue three-dimensionally. As other methods for imaging a three-dimensional region, a surface extraction method, an integration method, a projection method, and the like are known.
[0003]
In the ultrasonic diagnostic apparatus, an ultrasonic beam is scanned in a first direction, echo data from a scanning plane including a plurality of ultrasonic beams is captured, and at the same time, the scanning plane is scanned in a second direction. Echo data from a three-dimensional region including the scanning plane is acquired. By such an ultrasonic beam scanning method, echo data from a three-dimensional region can be obtained. All scanning of the three-dimensional region of the ultrasonic beam is performed at a predetermined frame rate (Hz). This frame rate is determined by the transmission / reception depth and number of ultrasonic beams.
[0004]
In the volume rendering method, pixel data for one pixel of a three-dimensional image is calculated by performing arithmetic processing on echo data of one ultrasonic beam. Therefore, pixel data for one line is calculated by computing echo data from one scanning plane, and pixel data for one frame is computed by processing echo data from a three-dimensional region including a plurality of scanning planes. Will be calculated. Since the ultrasonic diagnostic apparatus repeatedly performs scanning of the ultrasonic beam at the above frame rate and performs arithmetic processing on the obtained echo data, the three-dimensional image is repeatedly calculated at the above frame rate.
[0005]
Further, in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the related art, when displaying the 3D image calculated as described above on the screen of the monitor, one of the following two display modes is used as a method for updating the screen display. Is used.
[0006]
The first display mode is a method called a line unit display mode. As shown in FIG. 3A, each time the pixel data for one line is calculated by scanning an ultrasonic beam on each scanning plane. In this method, one line is rewritten. In this line unit display mode, the three-dimensional image 14 is rewritten for each line, and there is an advantage that the follow-up performance of the screen display with respect to the movement of the probe is improved. There are disadvantages that are annoying to the user.
[0007]
The second display mode is a method called a frame unit display mode. As shown in FIG. 3B, an ultrasonic beam is scanned over a three-dimensional area to calculate one frame of image data. This is a method of displaying one frame of a three-dimensional image every time. In this frame unit display mode, since there is no transition 12 of the screen display as described above, the screen display is easy to see, but since the display of the three-dimensional image is after the entire scanning of the ultrasonic beam is completed, the new tertiary The cycle until the original image is displayed becomes long, the follow-up performance of the screen display with respect to the movement of the probe is poor, and the user operability is deteriorated.
[0008]
[Patent Document 1]
JP-A-10-33538 [Patent Document 2]
JP-A-10-277030 [0009]
[Problems to be solved by the invention]
In addition, in order to adjust the real-time property of the screen display, the ultrasonic diagnostic apparatus of the prior art has a function of changing the interval of ultrasonic beams to be scanned to adjust the data density and changing the frame rate. Yes.
[0010]
In the normal case of obtaining echo data with a high data density, since the ultrasonic beams are transmitted and received at a narrow interval, it takes time to transmit and receive all the ultrasonic beams, and the frame rate is small. When the frame unit display mode is used in such a situation, there is a problem that the followability of the screen display is remarkably deteriorated and the user cannot know the real-time situation in the living body.
[0011]
In addition, if the frame rate is increased by increasing the interval between ultrasonic beams in order to improve the real-time performance of image display, using the line-by-line display mode speeds up the movement of the image on the screen. There is a problem that it becomes noticeable.
[0012]
As mentioned above, the situation where a problem occurs in the display of 3D images due to the size of the frame rate is given as an example, but if the above problem is generalized, the optimal display method for screen display will change depending on the situation It is.
[0013]
In order to solve the above-described problems, an object of the present invention is to provide an ultrasonic diagnostic apparatus in which a display mode is automatically optimized.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an ultrasonic diagnostic apparatus according to the present invention includes a transmission / reception unit that captures a plurality of echo data by scanning an ultrasonic beam over a three-dimensional region of a living body, and the plurality of echoes. Based on the data, an image forming unit that forms a three-dimensional image in which one frame is composed of a plurality of lines, and in the line unit display mode, the lines are sequentially displayed each time one line is formed by the image forming unit. A line unit display processing means for displaying a 3D image, and a frame unit display for displaying a 3D image each time a 3D image is formed by the 3D image forming unit in the frame unit display mode. Select the line unit display mode or the frame unit display mode based on processing means and reference information for mode selection Display mode selecting means that is those with.
[0015]
In the present invention, by selecting a display mode based on such reference information, it is possible to always display a three-dimensional image on the screen in a display mode optimal for the situation. Further, since the display mode is automatically selected, the user does not need to change the display mode and the operability of the ultrasonic diagnostic apparatus is improved.
[0016]
The reference information for mode selection includes, for example, operating conditions of the ultrasonic diagnostic apparatus, diagnostic part, diagnostic subject, patient name, diagnostician name, and the like. As the operating conditions of the ultrasonic diagnostic apparatus, ultrasonic transmission / reception conditions such as the transmission / reception depth of ultrasonic waves, the number of beams, or a frame rate related to formation of a three-dimensional region determined by these values can be considered.
[0017]
When the reference information is a frame rate of the 3D image, the display mode selection unit selects the line unit display processing unit when the frame rate is smaller than a predetermined threshold, and the frame rate is If it is larger than the predetermined threshold value, the frame unit display processing means may be selected. As a result, a three-dimensional image is displayed for each frame when the frame rate is high, so there is no change in screen display, and the image is easy for the user to see, and when the frame rate is low, a three-dimensional image is displayed for each line. Since the image is displayed, the image has good followability to the movement of the ultrasonic probe.
[0018]
Moreover, in one aspect of the present invention, each line is formed for each scanning plane of the ultrasonic beam. The three-dimensional image is formed based on a volume rendering method.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram showing the overall configuration of the ultrasonic diagnostic apparatus according to the present embodiment.
[0020]
The ultrasonic probe 22 includes a linear array type ultrasonic transducer disposed toward a three-dimensional region of a living body when in use, and electronically controls ultrasonic waves from the ultrasonic transducer. Thus, the ultrasonic beam is scanned in the X direction. The ultrasonic probe 22 includes a drive unit 24 having a motor, and the ultrasonic beam is mechanically scanned in the Z direction by the drive unit 24. By scanning the ultrasonic beam in the X direction, echo data from the scanning plane 10 spreading in the XY direction can be obtained. Further, echo data from a plurality of scanning planes 10 stacked in the Z direction can be obtained by scanning the ultrasonic beam in the Z direction. All scanning of the ultrasonic beam to the three-dimensional region is repeated at a predetermined cycle. This period is called a volume rate (Hz).
[0021]
The echo data acquired for each ultrasonic beam is sequentially output from the ultrasonic probe 22 to the transmission / reception unit 30. The rotary encoder 26 detects the coordinate in the Z direction of the ultrasonic probe 22 and outputs it to a digital scan converter (DSC) in the display control unit 28 described later. In this embodiment, the scanning of the ultrasonic beam in the Z direction is performed mechanically, but even if the ultrasonic beam is scanned electronically using a two-dimensional array type ultrasonic transducer. Good.
[0022]
The transmission / reception unit 30 supplies a transmission signal to the ultrasonic probe 22 and processes a reception signal output from the ultrasonic probe 22. The transmitter / receiver 30 outputs the echo data every time echo data of each ultrasonic beam is obtained. The echo data output from the transmission / reception unit 30 is first amplified by the amplifier 32, then logarithmically amplified by the LOG amplifier 34, converted into a digital signal by the A / D converter 36, and then sent to the image processing unit 38. Sent.
[0023]
The image processing unit 38 performs arithmetic processing on the echo data based on the volume rendering method to form a stereoscopic projection image of a three-dimensional area. That is, every time echo data of one ultrasonic beam is input, the image processing unit 38 performs an operation on the echo data by the volume rendering method, and calculates the operation data for each point on the ultrasonic beam. calculate. Based on these calculation data, pixel data of a three-dimensional image obtained by projecting the echo data of the ultrasonic beam in the Y direction is calculated. By performing such processing on the echo data of the ultrasonic beam included in one scanning plane, pixel data of a plurality of pixels constituting one line of the three-dimensional image is calculated, and by performing the processing on all the ultrasonic beams, the third order Pixel data of a plurality of pixels constituting one frame of the original image is calculated. This three-dimensional image is calculated at the above-described volume rate, that is, the frame rate (Hz) for obtaining a one-dimensional three-dimensional image. The calculated pixel data is output to the display control unit 28. In the present embodiment, calculation processing by the volume rendering method is performed, but calculation processing by an integration method, a projection method, or the like may be performed. In this embodiment, the projection is performed for each ultrasonic beam, that is, the projection is performed in the Y direction, but the projection may be performed in the X direction and the Z direction.
[0024]
The display control unit 28 includes a DSC including a display memory capable of storing a one-dimensional three-dimensional image, a line unit display processing unit that performs line unit display mode display, and a frame unit display that performs display control in the frame unit display mode. A processing unit is provided. When the pixel data of the three-dimensional image is input from the image processing unit 38, the display control unit 28 writes the pixel data into the display memory. At this time, pixel data of each pixel is specified by the X address and Z address of the ultrasonic beam, and these are written in association with the X and Z addresses on the display memory.
[0025]
One of the line unit display processing unit and the frame unit display processing unit is selected by the processing described later. When the line unit display processing unit is selected, the pixel data is received from the image processing unit 38. Every time it is input, that is, every line, it is written into the display memory. When the frame unit display processing unit is selected, the pixel data is written into the display memory every time one frame of pixel data is input. The three-dimensional image stored in the display memory is read at a cycle in which the display 42 updates the display, is converted back to an analog signal by the D / A converter 40, is sent to the display 42, and is displayed on the screen. Is displayed.
[0026]
In addition, the ultrasonic diagnostic apparatus is provided with a data density adjuster 44 for adjusting the data density of the echo data. The data density adjuster 44 includes a changeover switch and a rotary knob for adjusting the data density. When the data density is adjusted by the user, the data density value signal is transmitted to the transmission / reception unit 30, the drive unit 24, and the display. The data is output to the mode selection unit 46. The transmission / reception unit 30 adjusts the interval in the X direction of the ultrasonic beam transmitted from the linear array transducer based on the input data density value. Further, the drive unit 24 adjusts the interval in the Z direction of the ultrasonic beam based on the input data density value.
[0027]
The display mode selection unit 46 performs the following processing shown in FIG. First, the display mode selection unit 46 calculates the frame rate based on the transmission / reception depth of the ultrasonic waves inside the living body and the number of beams scanned by the ultrasonic waves (S201). Next, this frame rate is compared with a predetermined threshold value n (Hz) (S202). If the frame rate is smaller than the predetermined threshold value n, a selection signal for selecting the line unit display mode is output to the display control unit 28 (S203). If the frame rate is larger than the predetermined threshold value, the frame unit display is performed. A selection signal for selecting a mode is output to the display control unit 28 (S204). The display control unit 28 selects one of the two display control units according to the input selection signal, and performs a process of writing pixel data to the display memory.
[0028]
The selection of the display mode of the three-dimensional image is a characteristic process in this embodiment. With this, when the frame rate is high, the frame unit display mode is selected, and an image without a change in display is displayed on the screen. The image displayed on the screen can be easily viewed by the user. On the other hand, when the frame rate is slow, the line-by-line display mode is selected, and the screen display is sequentially displayed for each line. Therefore, an image with good followability to the movement of the ultrasound probe 22 is displayed on the screen. be able to. In this embodiment, since the display mode is automatically selected, the user does not need to change the setting and can make a diagnosis smoothly.
[0029]
In the above-described embodiment, the reference information for mode selection is the frame rate of the 3D image, and the display method of the screen display is changed based on this. However, the reference information is not limited to this. Other reference information includes, for example, operating conditions of the ultrasonic diagnostic apparatus, diagnostic site, diagnostic subject, patient name, diagnostician name, and the like. The operating conditions of the ultrasonic diagnostic apparatus include, for example, ultrasonic transmission / reception depth, the number of beams, and the like. In the above embodiment, the frame rate is calculated based on the ultrasonic transmission / reception depth and the number of beams. However, in other embodiments, the frame rate is measured based on the operation of the ultrasonic diagnostic apparatus. Is also possible. Further, the ultrasonic diagnostic apparatus may be configured such that the user can arbitrarily set the predetermined threshold value n, or the ultrasonic diagnostic apparatus may be configured so that the predetermined threshold value n is automatically changed according to the situation. Each of the above embodiments can be configured by hardware, but can also be configured by software.
[0030]
【The invention's effect】
In the present invention, a line unit display mode or a frame unit display mode is selected based on reference information for mode selection, and a 3D image is displayed in a display mode suitable for the situation. It can be.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing an overall configuration of an ultrasonic diagnostic apparatus according to the present embodiment.
FIG. 2 is a flowchart showing processing performed by the ultrasonic diagnostic apparatus according to the present embodiment.
FIG. 3 is a diagram for explaining a line unit display mode and a frame unit display mode;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Scanning plane, 22 Ultrasonic probe, 24 Drive part, 26 Rotary encoder, 28 Display control part, 30 Transmission / reception part, 32 Amplifier, 34 LOG amplifier, 36 A / D converter, 38 Image processing part, 40 D / A converter, 42 display, 44 data density adjuster, 46 display mode selection section.

Claims (4)

生体の三次元領域に対して超音波ビームを走査することにより、複数のエコーデータを取り込む送受波手段と、
前記複数のエコーデータに基づいて、1フレームが複数のラインによって構成される三次元画像を形成する三次元画像形成部と、
ライン単位表示モードにおいて、前記三次元画像形成部によって1ラインが形成されるごとにそのラインを順次表示することにより三次元画像を表示するライン単位表示処理手段と、
フレーム単位表示モードにおいて、前記三次元画像形成部によって1フレームの三次元画像が形成されるごとに三次元画像を表示するフレーム単位表示処理手段と、
モード選択用の参照情報に基づいて、前記ライン単位表示モード又は前記フレーム単位表示モードを選択する表示モード選択手段と、
を備え
前記モード選択用の参照情報は、前記三次元領域の形成に係るフレームレートであることを特徴とする超音波診断装置。
A wave transmitting / receiving means for capturing a plurality of echo data by scanning an ultrasonic beam over a three-dimensional region of a living body;
A three-dimensional image forming unit that forms a three- dimensional image in which one frame is constituted by a plurality of lines based on the plurality of echo data;
In line unit display mode, a line unit display processing means for displaying a three-dimensional image by sequentially displaying the line every time one line is formed by the three-dimensional image forming unit;
In a frame unit display mode, frame unit display processing means for displaying a 3D image each time a 3D image of one frame is formed by the 3D image forming unit;
Display mode selection means for selecting the line unit display mode or the frame unit display mode based on reference information for mode selection;
Equipped with a,
The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the reference information for mode selection is a frame rate related to formation of the three-dimensional region .
請求項1に記載の超音波診断装置であって、
前記表示モード選択手段は、前記フレームレートが所定閾値より小さい場合には、前記ライン単位表示処理手段を選択し、前記フレームレートが所定閾値より大きい場合には、前記フレーム単位表示処理手段を選択することを特徴とする超音波診断装置。
The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1,
The display mode selection unit selects the line unit display processing unit when the frame rate is smaller than a predetermined threshold, and selects the frame unit display processing unit when the frame rate is larger than the predetermined threshold. An ultrasonic diagnostic apparatus.
請求項1または2に記載の超音波診断装置であって、The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein:
前記各ラインは、前記超音波ビームの走査面ごとに形成されることを特徴とする超音波診断装置。The ultrasonic diagnostic apparatus, wherein each line is formed for each scanning plane of the ultrasonic beam.
請求項1〜3のいずれか1に記載の超音波診断装置であって、The ultrasonic diagnostic apparatus according to any one of claims 1 to 3,
前記三次元画像は、ボリューム・レンダリング法に基づいて形成されることを特徴とする超音波診断装置。The ultrasonic diagnostic apparatus, wherein the three-dimensional image is formed based on a volume rendering method.
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