JP3917411B2 - Heat sink and cooling device including the same - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品等の放熱対象から伝わる熱を、送風器から供給される空気に放散するためのヒートシンクおよびこれを備える冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図14は、従来の技術の冷却装置1を示す断面図である。この冷却装置は、パソコン本体内の中央演算装置(略称CPU)のような発熱素子の冷却用に使用される。冷却装置1は、ヒートシンク2と、送風器としての軸流ファン3とを有し、ヒートシンク2のベース4に、CPU5が当接している。CPU5で発生した熱は、ヒートシンク2のベース4に伝熱し、さらにベース4から図示しないフィンに伝熱して、ヒートシンク全体に広がり、この熱を、軸流ファン3によって供給した空気に放散することによって、冷却装置1は、CPU5を冷却することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この冷却装置1では、軸流ファン3の回転によって軸線方向の空気流8を発生させる構成であり、この構成上、軸線を含む仮想直線上のベース近傍に、空気の淀み領域6が発生してしまう。しかも冷却装置1では、軸流ファン3の軸線を含む仮想直線上にCPU5が配置され、淀み領域6は、CPU5からの熱が最も伝わりやすい領域である。淀み領域6は、軸線を含む仮想直線上の空気流が互いに相殺されて空気の移動がほとんどなく、高温の空気が滞留して、熱が篭ってしまうので、冷却効率は極めて低い。それ故に、この冷却装置1は、冷却効率が低いものであった。
【0004】
図15は、他の従来の技術の冷却装置1aを示す断面図である。図14に示す構成と同様の構成には、同一の符号を付す。冷却装置1aは、特開2000−151166に示される。この冷却装置1aは、軸流ファン3の延長線上のベース4に略円錐状の整流部材7が設けられる。
【0005】
この冷却装置1aでは、図14で説明した淀み領域6に整流部材7を設けることで、空気の滞留はなくなる。しかし、CPU5からベース4を通じて整流部材7に伝わった熱は、整流部材7から空気に放散されるが、整流部材7の肉厚分だけ熱伝導性を阻害するために熱が篭ってしまい、冷却効率は低い。
【0006】
さらに他の従来の技術として、特開2000−353889および特開2000−12751に示される冷却装置があるが、これらも図15に示す技術と同様に、ヒートシンク2のベース4の軸線を含む仮想直線上の部分を肉厚にして、軸流ファン3に向けて突出させる構造であり、同様の問題を生じてしまう。またその他特開2000−164778、特開平6−244575および実開平7−26668に示される冷却装置があるが、上記問題を解決できる構成ではない。
【0007】
本発明の目的は、放熱効率の高いヒートシンクおよびこれを備える冷却効率が高い冷却装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、放熱対象から伝わる熱を、送風器の回転軸線の周りを軸線方向に供給される空気に放散するためのヒートシンクであって、該送風器に軸線方向に対向すると共に、該送風器に対して反対側の面に該放熱対象が伝熱自在に設けられる板状のベースと、該送風器から供給される空気が当たる案内面をもつ整流体と、を含み、該ベースには、該送風器の回転軸線との交点を中心にして該放熱対象が配置され、該整流体の該案内面は、軸線方向に対して傾斜し、該送風器から供給される空気が該案内面を介して該ベースにおける該放熱対象の反対側の面に流れることを特徴とするヒートシンクである。
【0009】
本発明に従えば、放熱対象からベースに伝熱した熱を、ベースから空気に放散することができる。さらに整流体が、傾斜する案内面によって、送風器からの空気流の方向を空気流に逆らわずに変更し、送風器の軸線を含む仮想直線近傍の領域に空気流を生じさせることができる。これによって送風器によって供給される空気が、ヒートシンクの全域に流れるようになり、送風器の軸線を含む仮想直線近傍の所定領域で淀んでしまうことを防ぐことができる。したがってヒートシンク内で、空気の淀みによる熱の篭りを防止し、高い放熱効率の放熱効果を得ることができる。また、送風器からの空気流が整流体によって方向が変更されるときに、空気流が有するエネルギーの損失が小さいため、ヒートシンク内に空気流を円滑に供給することができる。
【0010】
請求項2記載の本発明は、放熱対象から伝わる熱を、送風器の回転軸線の周りを軸線方向に供給される空気に放散するためのヒートシンクであって、該送風器に軸線方向に対向すると共に、該送風器に対して反対側の面に該放熱対象が伝熱自在に設けられる板状のベースと、該ベースに所定の間隔をあけて該ベースに伝熱自在に設けられ、該送風器から供給される空気が当たる案内面をもつ第一整流体と、該ベースに伝熱自在に設けられ、該第一整流体から案内された空気が当たる案内面をもつ第二整流体と、を含み、該ベースには、該送風器の回転軸線との交点を中心にして該放熱対象が配置され、該第一整流体は、これの該案内面が軸線方向に直交する方向を向いて配置され、該第二整流体は、これの該案内面が軸線方向に平行となる方向を向き、該第一整流体に対して該送風器の回転方向下流側に空隙をあけて配置され、該送風器から供給された空気が、該第一整流体の該案内面から該第二整流体の案内面に沿って流れ、該第一整流体の該ベース側の空間に案内されて、該ベースにおける該放熱対象の反対側の面に流れることを特徴とするヒートシンクである。
【0013】
本発明に従えば、放熱対象からベースに伝熱した熱を、ベースから空気に放散することができる。より詳細には、軸線方向に直交する案内面を有する第一整流体と軸線方向に平行な案内面を有する第二整流体との組み合わせによって、送風器の回転軸線の周りを流れる空気流が、ベースに伝熱自在に設けられた放熱対象の反対側の面を流れるようになる。これにより、送風器から供給される空気が、そのベースにおける放熱対象の反対側の面を含むヒートシンクの全域に流れるようになり、送風器の回転軸線を含む仮想直線近傍の所定領域で淀んでしまうことを防ぐことができる。したがってヒートシンク及びその近傍の空間内で、空気の淀みによる熱の篭りを防止し、高い放熱効率の放熱効果を得ることができる。また、整流板をヒートシンクに設けても送風器の軸線方向のスペースが少ない薄型のヒートシンクとすることができる。
【0014】
請求項3記載の本発明は、前記整流体は、板状に形成されていることを特徴とする。
【0015】
本発明に従えば、整流体を板状にすることで整流体の成形が容易になり、所望の形状の案内面を容易に形成することができる。具体的に述べると、請求項1に従属する構成において、送風器の軸線に対して傾斜する案内面を容易に形成することができ、請求項2に従属する構成において、平面状の案内面を容易に形成することができる。また板状にすることによって、ヒートシンクにおける整流体の占有領域を小さくすることができ、小型および薄型のヒートシンクを形成することができる。特に請求項2に従属する構成において、ヒートシンクのさらなる薄型化を図ることができる。
【0016】
請求項4記載の本発明は、前記ベースは、伝熱自在の放熱部が設けられ、前記整流体は、放熱部に嵌合して固定されていることを特徴とする。
【0017】
本発明に従えば、ベースの放熱部を利用して板状の整流体を容易に固定することができる。
【0018】
請求項5記載の本発明は、請求項1〜4のいずれかに記載のヒートシンクと、該ヒートシンクに空気を供給するために該ヒートシンクの該ベースに対向すると共に回転軸線の周りに軸線方向の空気流を発生する送風器とを含む冷却装置である。
【0019】
本発明に従えば、ヒートシンクと送風器とを備える冷却装置を、ヒートシンクのベースに放熱対象から熱が伝熱されるように設けることによって、放熱対象から熱を奪って空気に放熱することができる。このとき、ベースと送風器との間に空気の淀み領域がほとんどないため、極めて放熱効率が良好となる。したがって放熱対象を好適にかつ確実に冷却することができ、高い冷却効率の冷却効果を得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図13を参照して、本発明の実施の形態例を説明する。なお、図中の空気流を幅の異なる矢符で示す場合、空気流の方向のみならずその量の大小関係を概略的に示す。なお、本発明の理解を容易にする表記をしており、矢符が示されていない部分であっても全く空気流が存在しないわけではなく、この部分では、空気流が存在してもしなくてもよい。またヒートシンクを示す平面図において、整流体は、図解を容易にするために、網掛け(斜線)をして示す。
【0021】
図1は、本発明の実施の一形態の冷却装置10を示す断面図であり、図2は、冷却装置10を分解して示す斜視図であり、図3は、冷却装置10のヒートシンク11を示す平面図である。冷却装置10は、ヒートシンク11と、送風器である軸流ファン12とを含み、パソコン本体内の中央演算装置(略称CPU)の冷却用に使用される。
【0022】
冷却装置10は、ヒートシンク11と軸流ファン12とを、軸流ファン12の軸線を含む仮想直線Lがヒートシンク11の中央部を通過するように、積層して構成され、CPU13は、仮想直線L上に配置される。
【0023】
この冷却装置10は、CPU13で発生する熱を、ヒートシンク11に伝熱し、ヒートシンク11から軸流ファン12によって供給される空気に熱を放散することによって、CPU13を冷却する。このように本実施の形態では、電子部品であるCPU13が放熱対象であって、冷却装置10によって冷却すべき対象である。
【0024】
ヒートシンク11は、CPU13から伝わる熱を、軸流ファン12から供給される空気に放散するための手段であって、熱伝導性の良好なアルミニウムにて形成されている。このヒートシンク11は、ベース14と、複数のフィン15と、整流体16とを含む。なお、ヒートシンク11の材料は、熱伝導性の高いものであればアルミニウム以外にも、例えば銅、グラファイト等でもよい。図2には、整流体16の図解を容易にするために、各フィン15については、一部だけを例示的に示す。
【0025】
ベース14は、仮想直線Lに垂直となるように配置される四角形の板状であり、その中央部にCPU13が位置する。ベース14とCPU13は、例えば両者を挟持する締結手段を用いて固定される。ベース14は、このようにCPU13に固定されることで、CPU13から伝熱自在に、言い換えるならば、熱が自在に伝わるように設けられる。
【0026】
放熱部である各フィン15は、棒状であって、基端部でベース14に連なってベース14と一体に形成され、ベース14から伝熱自在に設けられる。これら各フィン15は、ベース14に関してCPU13と反対側となるベース14の厚み方向一方側に、ベース14に対してほぼ垂直に突出し、ベース14の周縁部の全周にわたって、相互に間隔をあけて並んで設けられる。
【0027】
整流体16は、ヒートシンク11で、仮想直線L近傍の領域Sに空気流が生じるように、軸流ファン12から供給される空気を案内するための手段である。この整流体16は、2つの案内部材17,18を有する。各案内部材17,18は、ベース14に平行な平面に投影した場合に、換言すれば、図3に示すようにベース14に垂直な方向に見た場合に、4つの角近傍の領域となる、ヒートシンク11の4つの隅部のうち、対角の位置に配置される2つの隅部に設けられる。なお、領域Sとは、図1及び3に示すように、軸流ファン12の仮想直線Lを中心として、ファン本体21のロータ部の外径(インペラの付け根)にて規定される略円柱状の領域をいう。この境界は軸流ファン12の特性等により幾分変動する。
【0028】
軸流ファン12は、各フィン15の先端部に固定されるフレーム20に、ファン本体21が、仮想直線Lと一致する軸流ファン12の軸線まわりに回転自在に支持されて構成される。この軸流ファン12は、ファン本体21を回転方向Aに回転することによって、仮想直線Lに沿って、ヒートシンク11に空気を供給することができる。
【0029】
このように軸流ファン12によって供給される空気を案内するための上記各案内部材17,18は、仮想直線Lに関して対称に設けられる大略的に四角形状の板部材である。これら各案内部材17,18は、一側部でベース14に当接し、反対側の他側部が仮想直線Lに沿う方向に傾斜して各フィン15の先端部と同程度の位置に配置される。
【0030】
さらに詳しく述べると、一方の案内部材17は、ベース14の第1側部25とこの第1側部25に隣接する第2側部26とが連なる隅部に、第2側部26から第1側部25に沿う方向の中央部付近であって中央位置よりも少し第2側部26寄りの位置まで延びて設けられ、第1側部25に沿う一様な曲面に沿って形成される。また他方の案内部材18は、ベース14の第1側部25と反対側の第3側部27と第2側部26と反対側の第4側部28とが連なる隅部に、第4側部28から第3側部27に沿う方向の中央部付近であって中央位置よりも少し第4側部28寄りの位置まで延びて設けられ、第3側部27に沿う方向に一様な曲面に沿って形成される。
【0031】
各案内部材17,18は、アルミニウムにて形成された板状で軸流ファン12からベース14に近づくにつれて、仮想直線Lまわりの上記回転方向Aに向かうように傾斜している。具体的には、一方の案内部材17は、ベース14に近づくにつれて、第3側部27に近づくように傾斜する案内面を備え、他方の案内部材18は、ベース14に近づくにつれて、第1側部25に近づくように傾斜する案内面を備えている。各案内部材17,18の案内面は、軸流ファン12に臨む側の厚み方向一方側の面である。
【0032】
また各案内部材17,18は、ベース14に近づく方向およびヒートシンク11の外方に向けて凸となるように湾曲している。また各案内部材17,18は、図2の案内部材17のみ示すが、長手方向の一端部に各フィン15が嵌まり込むための複数の凹所が形成され、各凹所にフィンが噛み合い他端部がベース14に当接して固定されている。なお、ベース14に各案内部材17、18の他端部が収容される窪みを設けることで位置決めし易くなり、各案内部材17、18をより簡単に取り付けることができる。或いはその他端部をベース14に当接させず一端部のみで支持するようにしてもよい。
【0033】
軸流ファン12のファン本体21が回転方向Aに回転されると、仮想直線Lに沿って空気が供給されベース14に衝突して各側部25,26,27,28へ案内されて外部へ排出する。このとき、ベース14に到達せずに整流体16の各案内部材17,18に衝突した空気流は、上述の傾斜方向であるファン本体21の回転方向Aにほぼ沿うように、案内面に沿って案内される。言い換えると、一方の案内部材17は、ベース14の第2側部26に沿って第1側部25から第3側部27に向けて空気を案内し、他方の案内部材18は、ベース14の第4側部26に沿って第3側部27から第1側部25に向けて空気を案内する。
【0034】
これによって、主として図3に矢符で示すような第2および第4側部26,28に沿う空気流B1,B2;D1,D2が生じるように空気を流下させ、主として矢符で示すようにヒートシンク外で空気流C1,C2;E1,E2,E3,E4が生じるように、各フィン15間からヒートシンク11外に空気を排出することができる。
【0035】
このときベース14の第1および第3側部25,27間にわたる第1(第3)側部25(27)に沿う方向の中央付近の領域においても、第2および第4側部26,28にほぼ沿って空気流D1,D2が生じており、この空気流D1,D2は、仮想直線L近傍の領域Sで相互に反対方向にすれ違うように流れている。このように整流体16は、仮想直線L近傍の領域Sに、複数、本実施の形態では相互に反対となる2方向から空気が流れ込むように案内している。
【0036】
このような本実施の形態によれば、ベース14の中央部に固定されるCPU13の熱は、ベース14に伝熱し、各フィン15に伝熱する。CPU13をベース14の中央部に固定することによって、CPU13の熱を、ヒートシンク11全体に効率よく伝熱することができる。CPU13からの熱が伝わったヒートシンク11には、軸流ファン12から空気が供給され、この空気にベース14および各フィン15から放熱することができる。このようにしてCPU13の熱を奪って放熱し、CPU13を冷却することができる。また、ベース14および各フィン15から伝熱自在に設けられる整流体16も熱伝導性が良好であるため放熱効果がある。
【0037】
ヒートシンク11には、各案内部材17,18を備える整流体16が設けられており、軸流ファン12からの空気を案内して、軸流ファン12の軸線を含む仮想直線L近傍の領域Sに空気流を生じさせることができる。これによって軸流ファン12によって供給される空気が、直ぐに排気されなくなりヒートシンク11内を通過する量が多くなる。これにより、ヒートシンク11の全域に流れるようになり、仮想直線L近傍の領域Sで淀んでしまうことを防ぐことができる。したがってヒートシンク11は、空気の淀みによる熱の篭りを防止し、高い放熱効率の放熱効果を得ることができ、冷却装置10は、高い冷却効率の冷却効果を得ることができる。
【0038】
また上述のような構成の整流体16は、軸流ファン12の回転方向Aにほぼ沿うように空気を案内するので、軸流ファン12によって作り出される軸線方向の空気流の方向を、空気流に逆らわずにベース14付近で回転方向Aに変更することができ、円滑に空気を案内することができる。さらに本実施の形態では、各案内板17,18が上述のように湾曲しており、空気抵抗が少ないのでさらに円滑に案内することができる。このようにして軸流ファン12によって空気に与えられるエネルギの損失を小さくして、ヒートシンク11内に円滑な空気流を生じさせることができ、放熱効率の向上に寄与する。
【0039】
さらに上記のような整流体16を設けることによって、軸流ファン12の軸線を含む仮想直線L近傍の領域Sに、複数の方向から空気が流れ込むように案内することができるので、領域Sの空気を攪拌することができる。これによって前記領域Sの空気の淀みを確実に防ぎ、ベース14から熱を奪った領域Sの空気を外部に排出することができるとともに、外部に排出されるときに、フィン15及び整流体16からさらに熱を奪うことができる。したがってヒートシンク11の全域で所望の放熱作用が実現されるので、高い放熱効率の放熱効果を得ることができる。またフィン15をベース14の周縁部にだけ設けることによって、ヒートシンク11内に円滑な空気流を生じさせることができる。
【0040】
しかも整流体16は、領域Sに、具体的には仮想直線Lに向かうように空気を案内するのではなく、上述のように仮想直線Lの近傍を通過するように空気を案内する。これによって領域Sにおいて、複数の空気流を相殺させることがないので、空気の淀みは形成されず領域Sにおける空気の円滑な流れを確保した上で、空気を攪拌することができる。また、整流体16はヒートシンク11の成型時に一体的に設けることもできるが、上記のような各案内部材17,18とすると、ヒートシンクのフィン15を活用して簡単に取り付けることができ、また、従来のヒートシンクに大幅な形状変更を加えることなく取り付けることができる。
【0041】
図4は、本発明の実施の他の形態の冷却装置のヒートシンク11aを示す平面図である。本実施の形態は、図1〜図3の上述の実施の形態と類似しており、異なる構成だけを説明し、同一の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。本実施の形態のヒートシンク11aでは、フィン15に代えて、板状の複数のフィン15aが設けられる。
【0042】
各フィン15aは、基端部でベース14に連なってベース14と一体に形成され、ベース14から伝熱自在に設けられる。これら各フィン15aは、ベース14に関してCPU13と反対側となるベース14の厚み方向一方側に、ベース14に対してほぼ垂直に突出し、ベース14の全領域にわたって設けられる。各フィン15aは、第1および第3側部25,27を結ぶ方向、すなわち第2および第4側部26,28が延びる方向に延び、相互に間隔をあけかつ平行配置される。このヒートシンク11aでは、一方の案内部材17はベース14の第1側部25と第2側部26とが連なる隅部で第1側部25の第2側部26側の半分に配置され、他方の案内部材18は第3側部27と第4側部28とが連なる隅部で第3側部27の第4側部28側の半分に配置される。各案内部材17,18は長手方向に延びる櫛形状で、その先端がヒートシンク11aのベース14に当接するように各フィン15aの間に嵌め込まれ、軸流ファン12の回転方向に合わせて傾斜する傾斜面を備えて固定されている。
【0043】
本実施の形態によれば、空気は各フィン15aにより第2,4側部26,28から排気されないこと、及び上記領域Sにおける攪拌効果を除いて、同様の効果を達成することができる。加えて上記のように各フィン15aが設けられることによって、これら各フィン15aも空気を案内する働きを有し、整流体16は、各フィン15aに沿って空気を導くように案内することができる。これによってヒートシンク11a内に、主として上記空気流B1,B2を生じさせ、領域Sにおいても、これと平行な空気流を生じさせることができる。
【0044】
このように各フィン15aが、空気を案内する機能を果たすうえ、さらに整流体16によって各フィン15aに沿ってヒートシンク11a内へより多くの空気が案内される。これによって空気流がヒートシンク15aの全域に流れるようになり、領域Sの空気の淀みを確実に防ぎ、ベース14および各フィン15aから熱を奪った領域Sの空気を外部に排出することができるとともに、外部に排出されるときに、周囲のフィン15aからさらに熱を奪うことができる。したがってヒートシンク11aでも高い放熱効率の放熱効果を得ることができ、これを備えた冷却装置においても高い冷却効率の冷却効果を得ることができる。なお、本実施形態では、フィン15bがベース14の全領域に設けられているが、冷却装置の厚みを小さくするために軸流ファン12をよりベース14に近付けられるようにフィン15bを設けない領域を形成したヒートシンクにおいても適用できる。
【0045】
図5は、本発明の実施のさらに他の形態の冷却装置のヒートシンク11bを示す平面図である。本実施の形態は、図1〜図3の上述の実施の形態と類似しており、異なる構成だけを説明し、同一の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。本実施の形態では、図1〜図3に示す実施の形態でベース14の周縁部に設けられたフィン15と同様の棒状のフィン15bが、ベース14の周縁部の内方側に設けられる。このようにして、フィン15,15bは、相互に間隔をあけて、マトリクス状に、ベース14の全領域にわたって設けられる。この場合、各案内部材17b、18bは、各フィン15,15bが噛み合うように凹所又は貫通孔が設けられている。
【0046】
本実施の形態によれば、上記図1〜図3のフィン15を周縁部にだけ設けることによる効果を除いて、同様の効果を達成することができる。加えて各フィン15,15bを全領域に設けることによって、空気との接触面積を大きくし、放熱効果を高くすることができる。
【0047】
図6は、本発明の実施のさらに他の形態の冷却装置10cを分解して示す斜視図であり、図7は、冷却装置10cのヒートシンク11cを示す平面図である。なお図6では、フィン15は図2と同様の構成なので省略する。本実施の形態は、図1〜図3の上述の実施の形態と類似しており、異なる構成だけを説明し、同一の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。本実施の形態では、整流体16cは、さらに2つの案内部材30,31を有する。
【0048】
各案内部材30,31は、上述の2つの案内部材17,18に対して回転方向Aにほぼ90度ずれた位置に、仮想直線Lに関して相互に対称に設けられる大略的に四角形状の板部材である。これら各案内部材30,31は、上述の各案内部材17,18と同様に、一側部でベース14に当接し、一端部が仮想直線Lに沿う方向に関して各フィン15の先端部とほぼ同程度の位置に配置され、他端部でベース14に当接して配置される。
【0049】
さらに詳しく述べると、3つ目の案内部材30は、ベース14の第2側部26と第3側部27とが連なる隅部に、第3側部27から第2側部26に沿う方向の中央部付近であって中央位置よりも少し第3側部27寄りの位置まで延びて設けられ、第2側部26に沿う一様な曲面に沿って形成される。また4つ目の案内部材31は、ベース14の第4側部28と第1側部25とが連なる隅部に、第1側部25から第4側部28に沿う方向の中央部付近であって中央位置よりも少し第1側部25寄りの位置まで延びて設けられ、第4側部28に沿う方向に一様な曲面に沿って形成される。
【0050】
これら各案内部材30,31は、配置位置が異なるのみでその形状及び固定方法は上述の案内部材17,18と同様であって、ベース14に近づくにつれて、仮想直線Lまわりの上記回転方向Aに向かうように傾斜し、具体的には、3つ目の案内部材30は、ベース14に近づくにつれて、第4側部28に近づくように傾斜する案内面を備え、4つ目の案内部材31は、ベース14に近づくにつれて、第2側部26に近づくように傾斜する案内面を備えている。3つ目および4つ目の案内部材30,31の案内面は、軸流ファン12側の厚み方向一方の面である。
【0051】
また各案内部材30,31は、各案内部材17,18と同様に、ベース14に近づく方向およびヒートシンク11の外方に向けて凸となるように湾曲している。また各案内部材30,31は、各案内部材17,18と同様に、図2には省略して示すが、長手方向の一端部にフィンが嵌まり込むための複数の凹所が形成され、各凹所にフィン15が噛み合って配置できるように構成されている。
【0052】
軸流ファン12のファン本体21が回転方向Aに回転されると、ヒートシンク11cに、仮想直線Lに沿って空気が供給されると、その空気を、ファン本体21の回転方向Aにほぼ沿うように案内する。言い換えると、各案内部材17,18は、上述と同様であり、3つ目の案内部材30は、ベース14の第3側部27に沿って第2側部26から第4側部28に向けて空気を案内し、4つめの案内部材31は、ベース14の第1側部25に沿って第4側部28から第2側部26に向けて空気を案内する。
【0053】
これによって、主として上述の各空気流B1,B2;D1,D2に加えて、図7に矢符で示すような第1および第3側部25,27に沿う各空気流B3,B4;D3,D4が生じるように空気を流下させ、主として矢符で示すようにヒートシンク外で空気流C3,C4;E3,E4が生じるように、各フィン15間からヒートシンク11外に空気を排出することができる。このように本実施の形態では、整流体16cは、仮想直線L近傍の領域Sに、複数、本実施の形態では相互にほぼ90度毎となる4方向から、より多くの空気がヒートシンク11c内に流れ込むように案内している。
【0054】
このような本実施の形態によれば、図1〜図3の構成と同様の効果を達成することができる。またこのこの構成では、領域Sに4方向から空気が流れ込むので、領域Sにおける空気の攪拌効果を高くすることができる。
【0055】
図8は、本発明の実施のさらに他の形態の冷却装置のヒートシンク11dを示す平面図である。本実施の形態は、図6および図7に示す構成において、フィン15をベース全領域に設けた構成を有する。このような構成にすれば、図5に示す構成に効果に加えて、領域Sに空気が4方向から流れ込むことによる高い攪拌効果を得ることができる。
【0056】
図9は、本発明の実施のさらに他の形態の冷却装置10eを示す断面図であり、図10は、冷却装置10eを分解して示す斜視図であり、図11は、冷却装置10eのヒートシンク11eを示す平面図である。本実施の形態は、図1〜図3の上述の実施の形態と類似しており、異なる構成だけを説明し、同一の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。本実施の形態では、整流体16eは、各案内部材16,17に変えて、2つの第1案内部材40,41と、2つの第2案内部材42,43とを有する。
【0057】
各第1案内部材40,41は、平板状であり、ベース14から間隔をあけ、ベース14と平行となる位置で、具体的には、フィン15の基端部と先端部との中央位置で、ヒートシンク11の隅部から仮想直線Lまわりの周方向一方となる回転方向Aにほぼ沿って延びる。各第2案内部材42,43は、平板状であり、第1案内部材40,41から回転方向Aに間隔をあけてベース14からフィン15と同様に突出して立ち上がって設けられる。第1案内部材40,41と第2案内部材42,43とは垂直の関係にあり、各第1案内部材40,41は、軸流ファン12の軸線方向に直交する平面状の案内面を備えている。各第1案内部材40,41の案内面は、厚み方向両側の面である。
【0058】
さらに詳しく述べると、一方の第1の案内部材40は、ベース14の第1側部25と第2側部26とが連なる隅部から、第2側部26と第3側部27とが連なる隅部に向けて、第3側部27と間隔をあけて位置まで延びて設けられる。また第2側部26から第1側部25に沿う方向の中央部付近であって中央位置よりも少し第2側部26寄りの位置まで設けられる。
【0059】
他方の第1の案内部材41は、ベース14の第3側部27と第4側部28とが連なる隅部から、第4側部28と第1側部25とが連なる隅部に向けて、第1側部25と間隔をあけて位置まで延びて設けられる。また第4側部28から第3側部27に沿う方向の中央部付近であって中央位置よりも少し第4側部28寄りの位置まで設けられる。
【0060】
一方の第2案内部材42は、ベース14の第2側部26と第3側部27とが連なる隅部で、一方の第1案内部材40に間隔をあけてかつ対向して、第3側部27から立ち上がっている。他方の第2案内部材43は、ベース14の第4側部28と第1側部25とが連なる隅部で、他方の第1案内部材41に間隔をあけてかつ対向して、第1側部25から立ち上がっている。従って、第2案内部材42,43がある部位のみフィン15は存在しない。なお各第1案内部材40は、図10に一部のみ示すが、第1側部25と第2側部26に隣接する縁部にフィンが嵌まり込むための凹所が形成され、各凹所にフィン15が重合して配置できるように構成され、第1案内部材41も同様である。
【0061】
軸流ファン12のファン本体21が回転方向Aに回転されると、ヒートシンク11eに、仮想直線Lに沿って空気が供給され、その空気を、ファン本体21の回転方向Aにほぼ沿うように案内することができる。詳細の述べると、第1案内部材40側の空気流は、一方の第1案内部材40よりもファン寄りの領域で、一方の第1案内部材40の軸流ファン12側の案内面(厚み方向一方の面)に案内されて、第2側部26に沿って第1側部25から第3側部27に向かい、一方の第2案内部材42に衝突して第3側部27でベース14に近づきかつ反対方向に方向転換し、第1案内部材40よりもベース寄りの領域で、一方の第1案内部材40の軸流ファン12と反対側の案内面(厚み方向他方の面)とベース14の軸流ファン12側の面とに案内されて、第2側部26に沿って第3側部27から第1側部25に向かうように案内され、外部へ排出される。
【0062】
他方の第1案内部材41側の空気流は、他方の第1案内部材41よりもファン寄りの領域で、他方の第1案内部材41の軸流ファン12側の案内面(厚み方向一方の面)に案内されて、第4側部28に沿って第3側部27から第1側部25に向かい、第2案内部材43に衝突して第1側部25でベース14に近づきかつ反対方向に方向転換し、他方の第1案内部材41よりもベース寄りの領域で、他方の第1案内部材41の軸流ファン12と反対側の案内面(厚み方向他方の面)とベース14の軸流ファン12側の面とに案内されて、第4側部28に沿って第1側部25から第3側部27に向かうように案内され、外部へ排出される。
【0063】
これによってヒートシンク11eは、主として図11に矢符で示すような第2および第4側部26,28に沿って第1案内部材40,41を介した2層の領域を連続して流下する空気流G1,G2;H1,H2が生じ、主として矢符で示すようにヒートシンク外で空気流J1,J2;K1,K2が生じるように、各フィン15間からヒートシンク11外に空気を排出することができる。このようにベース14の第1および第3側部25,27間にわたる第1(第3)側部25(27)に沿う方向の中央付近の領域においても、第2および第4側部26,28にほぼ沿って空気流J1,J2が生じており、この空気流J1,J2は、仮想直線L近傍の領域Sで相互に反対方向にすれ違うように流れている。このように整流体16は、仮想直線L近傍の領域Sに、複数、本実施の形態では相互に反対となる2方向から空気が流れ込むように案内している。
【0064】
このような本実施の形態によれば、図1〜図3の構成と同様の効果を達成することができる。またこのヒートシンク11eの構成では、軸流ファン12から供給される空気を、第1案内部材40,41によってベース14から遠い側の領域(第1案内部材40,41よりもファン寄りの領域)で、空気流に逆らわずに、ほぼ周方向に沿って流れるように案内し、第2案内部材42,43によってベース14に近づくように案内し、第1案内部材40,41とベース14との間のベース14に近い領域で、ほぼ周方向に沿って流れるように案内することができる。したがって軸流ファン12から流下した空気流はヒートシンク11eから直ぐに排気されないので、より多くの空気がヒートシンク11e内へ流れ込むようになり、仮想直線L近傍の領域Sは、第1案内部材40,41によって分断されるとともに、第1案内部材40,41を挟む両領域とも全領域に空気流を生じさせることができる。よってヒートシンク11eは、ベース14近傍に空気流を確実に生じさせ、ベースからの放熱および各フィン15のベースに近い部分における放熱を促し、高い放熱効率の放熱効果を得ることができ、これを備えた冷却装置は高い冷却効率の冷却効果を得ることができる。さらに、整流体16eは、の各第1案内部材40,41がベース14に平行に配置され、各第2案内部材42,43がベース14の周縁部に方向転換を目的として設けられるため、軸線方向にスペースを占有せず薄型化されたヒートシンク11e及び当該冷却装置に好適である。
【0065】
図12は、本発明の実施のさらに他の形態の冷却装置のヒートシンク11fを示す平面図である。本実施の形態は、図9〜図11に示す構成において、フィン15をフィン15aに代えた構成で、これに伴い第1案内部材40,41がフィン15aに噛み合う形状となっている。このような構成にすれば、フィン15であることによる効果を除いて、図9〜図11と同様の効果が得られ、かつ図4を参照して説明したフィン15aが設けられることによる効果が得られる。
【0066】
図13は、本発明の実施のさらに他の形態の冷却装置のヒートシンク11gを示す平面図である。本実施の形態は、図9〜図11に示す構成において、フィン15をベース14の全領域に設けた構成で、これに伴い第1案内部材40,41がフィン15に噛み合う形状となっている。このような構成にすれば、フィン15を周縁部にだけ設けることによる効果を除いて、図9〜図11と同様の効果が得られ、かつ図5を参照して説明したフィン15を全領域に設けることによる効果が得られる。
【0067】
上述の各実施の形態は、本発明の例示に過ぎず、本発明の範囲内において、構成を変更することができる。たとえば整流体16,16a,16eの構成は、上記構成に限定されることはなく、領域Sに空気流を生じさせるような構成であればよい。これに関連して、整流体16,16a,16eは、何れも板状に形成されているが、例えば、ベース14の肉厚を変更して傾斜した案内面または平面状の案内面を有する整流体を一体的に形成するようにしてもよい。またフィンの構成も、上記のように棒状に限らず、例えば連続した壁状の構成であってもよい。また、ヒートシンク11,11a〜11gは何れもベースが正方形となっているが、例えば長方形或いはその他の形状であってもよい。これに関連して、送風器とヒートシンクとは仮想直線と交差する方向に互いにオフセットで配置されていてもよい。また、送風器は、軸流ファンに限らずその他のインペラ形状のものであってもよい。また放熱対象は、CPU13に限定されることはなく、他の電子部品およびその他の発熱する素子などであってもよい。また放熱対象は、ベース14に直接固定される必要はなく、たとえばヒートパイプなどを用いて、ヒートシンクに伝えるように構成してもよい。
【0068】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明によれば、送風器に対向する面が送風器の軸線に対して傾斜する案内面を有する整流体によって、送風器の軸線を含む仮想直線近傍の所定領域で淀んでしまうことを防ぐことができ、ヒートシンク内で、空気の淀みによる熱の篭りを防止して、高い放熱効率の放熱効果を得ることができる。また、送風器からの空気流が整流体によって方向が変更されるときに、空気流が有するエネルギーの損失が小さいため、ヒートシンク内に空気流を円滑に供給することができる。
【0069】
請求項2記載の本発明によれば、二つの整流体によって、送風器の軸線を含む仮想直線近傍の所定領域で淀んでしまうことを防ぐことができ、ヒートシンク内で、空気の淀みによる熱の篭りを防止して、高い放熱効率の放熱効果を得ることができる。また、整流板をヒートシンクに設けても送風器の軸線方向のスペースが少ない薄型のヒートシンクとすることができる。
【0070】
請求項3記載の本発明によれば、送風器から供給された空気を受ける傾斜した案内面または平面状の案内面を容易に構成することができる。
【0071】
請求項4記載の本発明によれば、ベースの放熱部を利用して板状の整流体を容易に固定することができる。
【0072】
請求項5記載の本発明によれば、ベースと送風器との間に空気が淀む領域がほとんどないため、極めて放熱効率が良好となり、高い冷却効率の冷却効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の冷却装置10を示す断面図である。
【図2】冷却装置10を分解して示す斜視図である。
【図3】冷却装置10のヒートシンク11を示す平面図である。
【図4】本発明の実施の他の形態の冷却装置のヒートシンク11aを示す平面図である。
【図5】本発明の実施のさらに他の形態の冷却装置のヒートシンク11bを示す平面図である。
【図6】本発明の実施のさらに他の形態の冷却装置10cを分解して示す斜視図である。
【図7】冷却装置10cのヒートシンク11cを示す平面図である。
【図8】本発明の実施のさらに他の形態の冷却装置のヒートシンク11dを示す平面図である。
【図9】本発明の実施のさらに他の形態の冷却装置10eを示す断面図である。
【図10】冷却装置10eを分解して示す斜視図である。
【図11】冷却装置10eのヒートシンク11eを示す平面図である。
【図12】本発明の実施のさらに他の形態の冷却装置のヒートシンク11fを示す平面図である。
【図13】本発明の実施の他の形態の冷却装置のヒートシンク11gを示す平面図である。
【図14】従来の技術の冷却装置1を示す断面図である。
【図15】他の従来の技術の冷却装置1aを示す断面図である。
【符号の説明】
10,10c,10e 冷却装置
11,11a〜11g ヒートシンク
12 軸流ファン
13 CPU
14 ベース
15,15a フィン
16,16e 整流体
17,18,30,31,40〜43 案内部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a heat sink for dissipating heat transmitted from a heat dissipation target such as an electronic component to air supplied from a blower, and a cooling device including the heat sink.
[0002]
[Prior art]
FIG. 14 is a cross-sectional view showing a
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
This
[0004]
FIG. 15 is a cross-sectional view showing another conventional cooling device 1a. The same components as those shown in FIG. 14 are denoted by the same reference numerals. The cooling device 1a is disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 2000-151166. In the cooling device 1 a, a substantially conical rectifying
[0005]
In the cooling device 1a, the
[0006]
As another conventional technique, there is a cooling device disclosed in Japanese Patent Laid-Open Nos. 2000-353889 and 2000-12751, and these are imaginary straight lines including the axis of the
[0007]
An object of the present invention is to provide a heat sink with high heat dissipation efficiency and a cooling device with high cooling efficiency including the heat sink.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention described in claim 1A heat sink for dissipating heat transmitted from an object to be radiated to the air supplied in the axial direction around the rotation axis of the blower, facing the blower in the axial direction and opposite to the blower A plate-like base on which the heat dissipation object is provided on the side surface so as to be capable of heat transfer, and a rectifier having a guide surface against which air supplied from the blower hits, The object to be radiated is arranged around the intersection with the rotation axis, the guide surface of the rectifier is inclined with respect to the axial direction, and the air supplied from the blower is supplied to the base via the guide surface. Flows on the opposite side of the heat dissipation objectThis is a heat sink.
[0009]
According to the present invention, the heat transferred from the heat dissipation target to the base can be dissipated from the base to the air. Furthermore, the rectifier isThe inclined guide surface changes the direction of the air flow from the blower without opposing the air flow.An air flow can be generated in a region near the virtual straight line including the axis of the blower. As a result, the air supplied by the blower flows over the entire heat sink, and it can be prevented that the air is stagnated in a predetermined region near the virtual straight line including the axis of the blower. Accordingly, heat generation due to air stagnation can be prevented in the heat sink, and a heat dissipation effect with high heat dissipation efficiency can be obtained.In addition, when the direction of the air flow from the blower is changed by the rectifier, the energy loss of the air flow is small, so that the air flow can be smoothly supplied into the heat sink.
[0010]
The present invention described in claim 2A heat sink for dissipating heat transmitted from an object to be radiated to the air supplied in the axial direction around the rotation axis of the blower, facing the blower in the axial direction and opposite to the blower A plate-like base on which the heat dissipation object is provided on the side surface so as to be capable of heat transfer, and a guide that is provided on the base so as to be capable of heat transfer at a predetermined interval and that is supplied with air supplied from the blower A first rectifying body having a surface and a second rectifying body provided on the base so as to be capable of heat transfer and having a guide surface against which air guided from the first rectifying body hits. The heat dissipation object is arranged around the intersection with the rotation axis of the blower, the first rectification body is arranged with the guide surface thereof facing in a direction perpendicular to the axial direction, and the second rectification body is The guide surface of this is oriented in the direction parallel to the axial direction, And the air supplied from the blower flows along the guide surface of the second rectifier from the guide surface of the first rectifier. , Guided to the base-side space of the first rectifier, and flowing to the surface of the base opposite to the heat dissipation objectThis is a heat sink.
[0013]
According to the present invention, the heat transferred from the heat dissipation target to the base can be dissipated from the base to the air.More specifically, in the axial directionOrthogonal guide surfaceCombination of a first rectifying body having a guide and a second rectifying body having a guide surface parallel to the axial directionAs a result, the air flow that flows around the rotation axis of the blower flows on the surface on the opposite side of the heat dissipating object that is provided on the base so as to be able to transfer heat. As a result, the air supplied from the blower flows through the entire area of the heat sink including the surface opposite to the heat dissipation target in the base, and is stagnated in a predetermined region near the virtual straight line including the rotation axis of the blower. Can be prevented. Therefore heat sinkAnd the space around itIt is possible to prevent heat from rising due to air stagnation and to obtain a heat dissipation effect with high heat dissipation efficiency. Moreover, even if a baffle plate is provided in a heat sink, it can be set as a thin heat sink with little space in the axial direction of a blower.
[0014]
Claim3The described invention is characterized in that the rectifier is formed in a plate shape.
[0015]
According to the present invention, by forming the rectifier into a plate shape, the rectifier can be easily molded, and a guide surface having a desired shape can be easily formed. Specifically, the claims1In the structure depending on the above, the guide surface inclined with respect to the axis of the blower can be easily formed,2In the configuration subordinate to, a planar guide surface can be easily formed. Moreover, by making it plate shape, the occupation area of the rectifier in the heat sink can be reduced, and a small and thin heat sink can be formed. Especially claims2In the configuration depending on the heat sink, it is possible to further reduce the thickness of the heat sink.
[0016]
Claim4The present invention described above is characterized in that the base is provided with a heat radiating part capable of transferring heat, and the rectifier is fitted and fixed to the heat radiating part.
[0017]
According to the present invention, the plate-like rectifier can be easily fixed using the heat radiating portion of the base.
[0018]
The present invention according to
[0019]
According to the present invention, by providing a cooling device including a heat sink and a blower so that heat is transferred from the heat dissipation target to the base of the heat sink, the heat can be taken from the heat dissipation target and dissipated to the air. At this time, since there is almost no air stagnation region between the base and the blower, the heat dissipation efficiency is extremely good. Therefore, the heat radiation target can be cooled appropriately and reliably, and a cooling effect with high cooling efficiency can be obtained.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS. In addition, when the air flow in a figure is shown with the arrow from which width differs, not only the direction of an air flow but the magnitude relationship of the quantity is shown roughly. It should be noted that notation is provided to facilitate understanding of the present invention, and even if there are no arrows, there is no air flow at all, and there is no air flow in this portion. May be. Further, in the plan view showing the heat sink, the rectifier is shown by shading (hatched lines) for easy illustration.
[0021]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
Each
[0027]
The
[0028]
The
[0029]
As described above, the
[0030]
More specifically, the one
[0031]
Each of the
[0032]
The
[0033]
When the fan
[0034]
As a result, the air flows down so as to generate air flows B1, B2; D1, D2 along the second and
[0035]
At this time, the second and
[0036]
According to this embodiment, the heat of the
[0037]
The
[0038]
Further, the
[0039]
Further, by providing the rectifying
[0040]
Moreover, the rectifying
[0041]
FIG. 4 is a plan view showing a heat sink 11a of a cooling device according to another embodiment of the present invention. The present embodiment is similar to the above-described embodiment of FIGS. 1 to 3, and only different configurations will be described. The same configurations are denoted by the same reference numerals and description thereof will be omitted. In the heat sink 11 a of the present embodiment, a plurality of plate-
[0042]
Each
[0043]
According to the present embodiment, the same effect can be achieved except that the air is not exhausted from the second and
[0044]
As described above, each
[0045]
FIG. 5 is a plan view showing a heat sink 11b of a cooling device according to still another embodiment of the present invention. The present embodiment is similar to the above-described embodiment of FIGS. 1 to 3, and only different configurations will be described. The same configurations are denoted by the same reference numerals and description thereof will be omitted. In the present embodiment, rod-
[0046]
According to the present embodiment, the same effect can be achieved except for the effect obtained by providing the
[0047]
FIG. 6 is an exploded perspective view showing a
[0048]
Each of the
[0049]
More specifically, the
[0050]
These
[0051]
Each
[0052]
When the fan
[0053]
Thereby, in addition to the air flows B1, B2; D1, D2 described above, the air flows B3, B4; D3 along the first and
[0054]
According to the present embodiment as described above, it is possible to achieve the same effect as the configuration of FIGS. In this configuration, since air flows into the region S from four directions, the air stirring effect in the region S can be enhanced.
[0055]
FIG. 8 is a plan view showing a
[0056]
9 is a sectional view showing a
[0057]
Each of the
[0058]
More specifically, in the
[0059]
The other
[0060]
One of the
[0061]
When the fan
[0062]
The air flow on the other
[0063]
As a result, the
[0064]
According to the present embodiment as described above, it is possible to achieve the same effect as the configuration of FIGS. Further, in the configuration of the
[0065]
FIG. 12 is a plan view showing a heat sink 11f of a cooling device according to still another embodiment of the present invention. In this embodiment, the
[0066]
FIG. 13 is a plan view showing a heat sink 11g of a cooling device according to still another embodiment of the present invention. In the configuration shown in FIGS. 9 to 11, the present embodiment is a configuration in which the
[0067]
Each above-mentioned embodiment is only the illustration of this invention, and can change a structure within the scope of the present invention. For example, the configuration of the
[0068]
【The invention's effect】
According to the present invention as set forth in
[0069]
According to the second aspect of the present invention,,twoThe rectifier can prevent stagnation in a predetermined area near the imaginary straight line including the axis of the blower. Obtainable. Moreover, even if a baffle plate is provided in a heat sink, it can be set as a thin heat sink with little space in the axial direction of a blower.
[0070]
According to the third aspect of the present invention,, SendAn inclined guide surface or a planar guide surface that receives the air supplied from the fan can be easily configured.
[0071]
Claim4According to the described invention, the plate-like rectifier can be easily fixed using the heat radiating portion of the base.
[0072]
Claim5According to the described invention, since there is almost no region where air is trapped between the base and the blower, the heat dissipation efficiency is extremely good, and a cooling effect with high cooling efficiency can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a
FIG. 2 is an exploded perspective view showing the
3 is a plan view showing a
FIG. 4 is a plan view showing a heat sink 11a of a cooling device according to another embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a plan view showing a heat sink 11b of a cooling device according to still another embodiment of the present invention.
FIG. 6 is an exploded perspective view showing a
FIG. 7 is a plan view showing a
FIG. 8 is a plan view showing a
FIG. 9 is a cross-sectional view showing a
FIG. 10 is an exploded perspective view showing the
FIG. 11 is a plan view showing a
FIG. 12 is a plan view showing a heat sink 11f of a cooling device according to still another embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a plan view showing a heat sink 11g of a cooling device according to another embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a cross-sectional view showing a
FIG. 15 is a cross-sectional view showing another conventional cooling device 1a.
[Explanation of symbols]
10, 10c, 10e Cooling device
11, 11a-11g Heat sink
12 Axial fans
13 CPU
14 base
15, 15a Fin
16, 16e Rectifier
17, 18, 30, 31, 40 to 43 Guide member
Claims (5)
該送風器に軸線方向に対向すると共に、該送風器に対して反対側の面に該放熱対象が伝熱自在に設けられる板状のベースと、
該送風器から供給される空気が当たる案内面をもつ整流体と、を含み、
該ベースには、該送風器の回転軸線との交点を中心にして該放熱対象が配置され、
該整流体の該案内面は、軸線方向に対して傾斜し、該送風器から供給される空気が該案内面を介して該ベースにおける該放熱対象の反対側の面に流れることを特徴とするヒートシンク。A heat sink for dissipating heat transmitted from a heat dissipation object to the air supplied in the axial direction around the rotation axis of the blower,
With opposed axially air blowing unit, and said heat radiation target is plate-shaped provided freely heat transfer based on the opposite side of the air blowing device,
Wherein a rectifying member which has a guide surface which air impinges supplied from air blowing device, and
In the base, the heat dissipation object is arranged around the intersection with the rotation axis of the blower,
The guide surface of the該整fluid is inclined to the axial direction, the air supplied from the air blowing device, characterized in that the flow on the opposite side of the heat radiating object in the base via a guiding surface heatsink.
該送風器に軸線方向に対向すると共に、該送風器に対して反対側の面に該放熱対象が伝熱自在に設けられる板状のベースと、
該ベースに所定の間隔をあけて該ベースに伝熱自在に設けられ、該送風器から供給される空気が当たる案内面をもつ第一整流体と、
該ベースに伝熱自在に設けられ、該第一整流体から案内された空気が当たる案内面をもつ第二整流体と、を含み、
該ベースには、該送風器の回転軸線との交点を中心にして該放熱対象が配置され、
該第一整流体は、これの該案内面が軸線方向に直交する方向を向いて配置され、
該第二整流体は、これの該案内面が軸線方向に平行となる方向を向き、該第一整流体に対して該送風器の回転方向下流側に空隙をあけて配置され、
該送風器から供給された空気が、該第一整流体の該案内面から該第二整流体の案内面に沿って流れ、該第一整流体の該ベース側の空間に案内されて、該ベースにおける該放熱対象の反対側の面に流れることを特徴とするヒートシンク。A heat sink for dissipating heat transmitted from a heat dissipation object to the air supplied in the axial direction around the rotation axis of the blower,
With opposed axially air blowing unit, and said heat radiation target is plate-shaped provided freely heat transfer based on the opposite side of the air blowing device,
A first rectifier body having a guide surface that is provided in the base so as to be capable of heat transfer at a predetermined interval and to which air supplied from the blower hits;
The base heat transfer freely provided, including a second rectifier element having a guide surface which air guided from the first rectifying member strikes, and
In the base, the heat dissipation object is arranged around the intersection with the rotation axis of the blower,
The first rectifying body is disposed such that the guide surface of the first rectifying body faces a direction orthogonal to the axial direction.
The second rectifier body is oriented in a direction in which the guide surface of the second rectifier body is parallel to the axial direction, and is disposed with a gap on the downstream side in the rotation direction of the blower with respect to the first rectifier body,
The air supplied from the blower flows along the guide surface of the second rectifier from the guide surface of the first rectifier, and is guided to the space on the base side of the first rectifier. A heat sink, characterized by flowing on a surface of the base opposite to the heat dissipation target .
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