JP3916467B2 - How to repair tile walls - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンクリート躯体から浮き上がったタイル壁の改修方法に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
ビルや擁壁等の建造物のコンクリート躯体を覆うタイル壁については、経時的にコンクリート躯体から浮き上がることがあり、その改修方法としては、一般に、浮き上がったタイル壁を剥落させて新品のタイルを貼り付けることが行われている。
しかし、このような改修方法では、古いタイル壁と新しいタイル壁とが混在することから、色がばらついて外観が悪くなるとともに改修コストが高くつくという問題があった。また、歴史的な建造物等については、同じ色彩のタイルを入手できない場合が多く、その改修が困難であるという問題があった。
この発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、躯体から浮き上がったタイル壁を、剥落させることなく改修することができるタイル壁の改修方法を提供することを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するためのこの発明のタイル壁の改修方法は、タイル壁とこのタイル壁で覆われた躯体とに、アンカーナットを打ち込むための第1の孔を、前記タイル壁の目地部に沿って所定間隔毎に形成する工程と、
前記タイル壁に、その裏面と躯体のタイル貼り面との間に接着剤を充填するための第2の孔を目地部に沿って所定間隔毎に形成する工程と、
前記第1の孔にアンカーナットを打ち込む工程と、
複数に区分されたタイル壁に対して区分毎に当て部材を沿わせ、アンカーボルトを前記アンカーナットにねじ込むことによって当該当て部材をタイル壁に取り付ける工程と、
前記タイル壁を複数の区分毎に切離する工程と、
切離したタイル壁の区分毎にアンカーボルトを増し締めして、タイル壁を区分毎に躯体のタイル貼り面に押し付ける工程と、
タイル壁をタイル貼り面に押し付けた状態で、前記第2の孔を通して接着剤をタイル壁の裏面とタイル貼り面との間に充填する工程と、
前記接着剤を充填した後、前記アンカーボルト及び当て部材を取り外す工程と、
アンカーボルトを取り外した後の前記第1の孔を充填材で埋める工程と、
接着剤を充填した後、前記第2の孔を充填材で埋める工程と、
前記切離されたタイル壁の各区分の境界部を、充填材で埋める工程と
を含むことを特徴としている(請求項1)。
【0004】
このような構成のタイル壁の改修方法によれば、躯体から浮き上がったタイル壁を、第2の孔を通して充填された接着剤によって、躯体のタイル貼り面に接着することができるので、新たなタイルを用いることなく浮き上がったタイル壁を改修することができる。しかも、タイル壁を複数の区分毎に切離した状態で当該区分毎にタイル貼り面に押し付けるので、面積の広いタイル壁についても、その全体をタイル貼り面に均一に押し付けることができる。さらに、タイル壁を躯体のタイル貼り面に押し付けた状態で、接着剤をタイル壁の裏面とタイル貼り面との間に充填するので、接着剤によってタイル壁に凹凸が生じるのを防止することができる。
【0005】
前記タイル壁の改修方法においては、前記アンカーボルトとして、グリースを塗布したものを用いるのが好ましく(請求項2)、この場合には、接着剤がアンカーボルトに直接付着するのを防止することができるので、当該アンカーボルトを第1の孔から容易に取り外すことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下この発明の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1〜図9はこの発明のタイル壁の改修方法を示す工程図である。この改修方法においては、まず図1に示すように、一部が建造物の躯体Bから浮き上がったタイル壁Aに、チョーク等で区分線1を書き込んで、当該タイル壁Aを複数に区分する。各区分の大きさは例えば縦1m、横2m程度とする。
【0007】
次に、前記タイル壁Aと躯体Bとに、アンカーナット6(図5参照)を打ち込むための第1の孔4を、前記タイル壁Aの目地部Mに沿って所定間隔毎に形成する(図2参照)。この第1の孔4は、ドリルによってタイル壁A部分と躯体B部分とを一連に削孔して形成する。前記第1の孔4の形成ピッチは、例えば縦方向に50cm、横方向に1mとする。なお、前記タイル壁Aと躯体Bの表面のタイル貼り面B1との間には、タイル接着用のモルタル層Cが残存している(図3参照)。
【0008】
さらに、前記タイル壁Aの所定の目地部Mに沿って、第2の孔5を所定間隔毎に形成する(図2参照)。この第2の孔5はタイル壁Aの裏面と躯体Bのタイル貼り面B1との間に接着剤10(図6参照)を充填するためのものであり、その形成ピッチは、例えば縦方向に50cm、横方向に1mとし、その横方向の形成位置は、前記第1の孔4を形成した各目地部Mの中間に位置する目地部Mである。また、前記第2の孔5はモルタル層Cを貫通させた状態でタイル壁Aに対して斜め下方に向けて削孔する(図6参照)。なお、前記第1の孔4及び第2の孔5は、いずれを先に形成してもよい。
【0009】
第1の孔4の形成工程が完了すると、各第1の孔4にアンカーナット6を打ち込む(図3参照)。このアンカーナット6は、軸方向に延びるスリット6aを複数条形成したものであり、後述のアンカーボルト7をねじ込むことによって拡径して、第1の孔4から抜脱するのが阻止される。前記アンカーナット6の頭部側の一部は、躯体Bからタイル壁Aの内部に突出させておく。
また、前記第2の孔5の形成工程が完了すると、当該第2の孔5にアクリル樹脂製のパイプからなる充填プラグ9を打ち込む(図6参照)。この充填プラグ9の頭部側は、タイル壁Aから所定長さ突出させておく。
【0010】
次に、前記タイル壁Aに対してアンカーボルト7を用いて木製の角材からなる当て部材8を取り付ける(図4及び図5参照)。この当て部材8の長さはタイル壁Aの各区分の縦方向長さよりも若干短くなっており、当該当て部材8をタイル壁Aの各区分内において第1の孔4の縦一列単位に取り付ける。この際、当て部材8に予め形成されている貫通孔にアンカーボルト7を挿通させ、その先端部をアンカーナット6にねじ込む。このアンカーボルト7はアンカーナット6に対して軽く締め付けておく。また、前記アンカーボルト7は予めグリースを塗布した状態でアンカーナット6にねじ込む。
【0011】
タイル壁Aの全ての区分について、当て部材8の取り付けが完了すると、当該タイル壁Aを区分毎に切離する(図7参照)。この切離作業は、前記区分線1に沿って例えばサンダーによりタイルを切断することにより行う。この際、アンカーボルト7及び当て部材8によってタイル壁Aが支持されているので、振動によってタイル壁Aが剥落するのを防止することができる。
【0012】
次に、切離したタイル壁Aの区分毎にアンカーボルト7を増し締めして、タイル壁Aを区分毎に躯体Bのタイル貼り面B1に押し付ける。これにより、タイル貼り面B1から浮いていたタイル壁Aを、タイル貼り面B1に密着させることができる。また、区分毎にタイル壁Aをタイル貼り面B1に押し付けるので、タイル壁A全体を容易かつ均一にタイル貼り面B1に押し付けることができる。
【0013】
タイル壁Aの全ての区分についてアンカーボルト7の増し締めが完了すると、前記第2の孔5に打ち込んだ充填プラグ9を通して、例えばエポキシ樹脂系の接着剤10をタイル壁Aの裏面とタイル貼り面B1との間に充填する(図6参照)。これにより、タイル壁Aの裏面とタイル貼り面B1との間の隙間に接着剤10を浸透させて両者を接着させることができる。このように、タイル壁Aをタイル貼り面B1に押し付けた状態で接着剤10を充填するので、接着剤10の使用量を少なくすることができる。なお、タイル壁Aがタイル貼り面B1から浮いた状態で接着剤10を充填すると、多量の接着剤10が必要になるだけでなく、タイル壁Aとタイル貼り面B1との間に多量の接着剤が残存して、タイル壁Aに凹凸を生じることになる。
【0014】
各充填プラグ9毎に接着剤10の充填が完了すると、アンカーボルト7を取り外して当て部材8をタイル壁Aから除去する。この際、前記アンカーボルト7に塗布したグリースによって、接着剤10がアンカーボルト7に固着するのが阻止されているので、アンカーボルト7を第1の孔4から容易に取り外すことができる。
さらに、アンカーボルト7を取り外した各第1の孔4について、その少なくとも開口側の所定域に充填材11を注入して、当該充填材11により第1の孔4を埋める(図8参照)。また、充填プラグ9のタイル壁Aから突出した部分を切断除去し、その開口側の所定域に充填材11を注入して、当該充填材11により第2の孔5を埋める(図9参照)。その後、前記切離されたタイル壁Aの各区分の境界部12の溝(図7参照)を、充填材11で埋める。
前記充填材11としては、第1の孔4及び第2の孔5の痕跡が目立たないように、目地部Mと同系色のものが用いられる。
【0015】
以上の工程からなるタイル壁の改修方法によれば、躯体から浮き上がったタイル壁Aをそのまま利用して改修することができるので、タイル壁Aの色がばらつくのを防止することができるとともに、同じ色彩のタイルを入手することが困難な歴史的な建造物等についても、容易に改修することができる。
なお、前記したこの発明のタイル壁の改修方法の施工順序については、前記以外に適宜変更して実施することができる。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載のタイル壁の改修方法によれば、躯体から浮き上がったタイル壁を、新たなタイルを用いることなく改修することができるので、タイル壁の色がばらついて外観が悪化するのを防止することができるとともに、同じ色彩のタイルを入手することが困難な歴史的な建造物等についても、その風合いを大きく損ねることなく容易に改修することができる。
特に、タイル壁を複数の区分毎に切離した状態で当該区分毎にタイル貼り面に押し付けるので、面積の広いタイル壁についても、その全体をタイル貼り面に均一に押し付けることができ、ひいてはタイル壁に凹凸が生じるのを防止することができる。また、タイル壁を躯体のタイル貼り面に押し付けた状態で、接着剤をタイル壁の裏面とタイル貼り面との間に充填するので、接着剤によってタイル壁に凹凸が生じるのを防止することもできる。
【0017】
請求項2記載のタイル壁の改修方法によれば、前記アンカーボルトとしてグリースを塗布したものを用いるので、接着剤がアンカーボルトに直接付着するのを防止することができる。このため、当該アンカーボルトを第1の孔から容易に取り外すことができ、その分、施工工数を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のタイル壁の改修方法の一実施形態を示す図であり、タイル壁を区分した状態を示す正面図である。
【図2】第1の孔及び第2の孔を形成した状態を示す正面図である。
【図3】第2の孔にアンカーナットを打ち込んだ状態を示す断面図である。
【図4】当て部材を取り付けた状態を示す正面図である。
【図5】アンカーナットにアンカーボルトをねじ込んだ状態を示す断面図である。
【図6】第2の孔に充填プラグを打ち込んだ状態を示す断面図である。
【図7】タイル壁を切離した状態を示す正面図である。
【図8】第1の孔を埋めた状態を示す断面図である。
【図9】第2の孔を埋めた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 区分線
4 第1の孔
5 第2の孔
6 アンカーナット
7 アンカーボルト
8 当て部材
9 充填プラグ
10 接着剤
11 充填材
12 境界部
A タイル壁
B 躯体
B1 タイル貼り面
M 目地部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for repairing a tile wall lifted from a concrete frame.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
The tile walls that cover the concrete frames of buildings such as buildings and retaining walls may sometimes rise from the concrete frame over time. It has been done.
However, such a repair method has a problem in that an old tile wall and a new tile wall coexist, so that the color varies, the appearance is deteriorated, and the repair cost is high. In addition, for historical buildings, tiles of the same color are often not available, and there is a problem that the repair is difficult.
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a tile wall repair method capable of repairing a tile wall floating from a casing without peeling off the tile wall.
[0003]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the tile wall refurbishing method of the present invention is characterized in that a first hole for driving an anchor nut is formed in a joint portion of the tile wall in the tile wall and the casing covered with the tile wall. Along the step of forming at predetermined intervals along,
Forming a second hole for filling the adhesive between the back surface of the tile wall and the tiled surface of the casing along the joint at predetermined intervals;
Driving an anchor nut into the first hole;
Attaching the abutting member to the tile wall by screwing an anchor bolt into the anchor nut along the abutting member for each tile wall divided into a plurality of sections,
Separating the tile wall into a plurality of sections;
Retightening the anchor bolts for each section of the separated tile wall, and pressing the tile wall against the tiled surface of the cabinet for each section;
Filling the adhesive between the back surface of the tile wall and the tiled surface through the second hole with the tile wall pressed against the tiled surface;
Removing the anchor bolt and the abutting member after filling the adhesive;
Filling the first hole after removing the anchor bolt with a filler;
Filling the second hole with a filler after filling with an adhesive; and
Filling a boundary portion of each section of the separated tile wall with a filler (claim 1).
[0004]
According to the tile wall refurbishing method having such a structure, the tile wall that has been lifted from the casing can be bonded to the tiled surface of the casing by the adhesive filled through the second hole. The tile wall that has been lifted can be repaired without using. Moreover, since the tile wall is pressed against the tile pasting surface for each section in a state where the tile wall is separated into a plurality of sections, the entire tile wall can be uniformly pressed against the tile pasting surface. Furthermore, since the adhesive is filled between the back surface of the tile wall and the tile-attached surface while the tile wall is pressed against the tile-attached surface of the cabinet, it is possible to prevent the adhesive from causing irregularities on the tile wall. it can.
[0005]
In the tile wall renovation method, it is preferable to use a grease-coated anchor bolt (Claim 2). In this case, it is possible to prevent the adhesive from adhering directly to the anchor bolt. Therefore, the anchor bolt can be easily removed from the first hole.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
1 to 9 are process diagrams showing a tile wall repair method according to the present invention. In this repairing method, first, as shown in FIG. 1, a parting line 1 is written with a chalk or the like on a tile wall A partially lifted from a housing B of the building, and the tile wall A is divided into a plurality of parts. The size of each section is, for example, about 1 m long and 2 m wide.
[0007]
Next,
[0008]
Furthermore, the
[0009]
When the formation process of the
When the formation process of the
[0010]
Next, a
[0011]
When the attachment of the
[0012]
Next, the
[0013]
When the tightening of the
[0014]
When the filling of the adhesive 10 is completed for each filling
Further, with respect to each
The
[0015]
According to the tile wall repairing method comprising the above steps, the tile wall A that has been lifted from the housing can be used for repair as it is, so that the color of the tile wall A can be prevented from varying and the same. Historical buildings where it is difficult to obtain colored tiles can be easily repaired.
In addition, about the construction order of the repair method of the tile wall of this invention mentioned above, it can change suitably besides the above and can implement.
[0016]
【The invention's effect】
As described above, according to the method for repairing a tile wall according to claim 1, the tile wall floating from the housing can be repaired without using a new tile. In addition to preventing deterioration, it is also possible to easily refurbish historic buildings and the like where it is difficult to obtain tiles of the same color without greatly impairing the texture.
In particular, since the tile wall is separated into a plurality of sections and pressed against the tiled surface for each of the sections, the entire tile wall can be evenly pressed against the tiled surface even with a large area. As a result, it is possible to prevent unevenness from occurring. In addition, since the adhesive is filled between the back surface of the tile wall and the tile attaching surface while the tile wall is pressed against the tile attaching surface of the housing, it is possible to prevent the tile wall from being uneven due to the adhesive. it can.
[0017]
According to the tile wall refurbishing method of the second aspect, since the anchor bolt coated with grease is used, it is possible to prevent the adhesive from adhering directly to the anchor bolt. For this reason, the said anchor bolt can be easily removed from a 1st hole, and the construction man-hour can be reduced by that much.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an embodiment of a tile wall refurbishing method according to the present invention, and is a front view showing a state in which tile walls are partitioned.
FIG. 2 is a front view showing a state in which a first hole and a second hole are formed.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a state in which an anchor nut is driven into a second hole.
FIG. 4 is a front view showing a state in which a contact member is attached.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a state in which an anchor bolt is screwed into an anchor nut.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a state in which a filling plug is driven into a second hole.
FIG. 7 is a front view showing a state in which a tile wall is cut away.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a state where a first hole is filled.
FIG. 9 is a cross-sectional view showing a state in which a second hole is filled.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (2)
前記タイル壁に、その裏面と躯体のタイル貼り面との間に接着剤を充填するための第2の孔を目地部に沿って所定間隔毎に形成する工程と、
前記第1の孔にアンカーナットを打ち込む工程と、
複数に区分されたタイル壁に対して区分毎に当て部材を沿わせ、アンカーボルトを前記アンカーナットにねじ込むことによって当該当て部材をタイル壁に取り付ける工程と、
前記タイル壁を複数の区分毎に切離する工程と、
切離したタイル壁の区分毎にアンカーボルトを増し締めして、タイル壁を区分毎に躯体のタイル貼り面に押し付ける工程と、
タイル壁をタイル貼り面に押し付けた状態で、前記第2の孔を通して接着剤をタイル壁の裏面とタイル貼り面との間に充填する工程と、
前記接着剤を充填した後、前記アンカーボルト及び当て部材を取り外す工程と、
アンカーボルトを取り外した後の前記第1の孔を充填材で埋める工程と、
接着剤を充填した後、前記第2の孔を充填材で埋める工程と、
前記切離されたタイル壁の各区分の境界部を、充填材で埋める工程と
を含むことを特徴とするタイル壁の改修方法。Forming a first hole for driving an anchor nut in a tile wall and a casing covered with the tile wall at predetermined intervals along a joint portion of the tile wall;
Forming a second hole for filling the adhesive between the back surface of the tile wall and the tiled surface of the casing along the joint at predetermined intervals;
Driving an anchor nut into the first hole;
Attaching the abutting member to the tile wall by screwing an anchor bolt into the anchor nut along the abutting member for each tile wall divided into a plurality of sections,
Separating the tile wall into a plurality of sections;
Retightening the anchor bolts for each section of the separated tile wall, and pressing the tile wall against the tiled surface of the cabinet for each section;
Filling the adhesive between the back surface of the tile wall and the tiled surface through the second hole with the tile wall pressed against the tiled surface;
Removing the anchor bolt and the abutting member after filling the adhesive;
Filling the first hole after removing the anchor bolt with a filler;
Filling the second hole with a filler after filling with an adhesive; and
And a step of filling a boundary portion of each section of the separated tile wall with a filler.
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