JP3915537B2 - How to place ground anchor on the retaining wall - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、山留め工事における根切り工事の際に山留め壁に地盤アンカーを打設する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
地盤を掘削して地下構造物を築造する場合、山留め壁を構築した後に、その内側の地盤の根切り工事を行なうのが通常である。この場合、根切り部分において山留め壁が周囲の土圧により変形し、これに伴って周辺地盤に沈下等の大規模な変状が発生するおそれがある。そこで、従来より、このような根切り工事の際の地盤変状を防止すべく、山留め壁に地盤アンカーを打設しながら根切りすることが行なわれている。
【0003】
図10は、地盤アンカー12を用いた従来の根切り工事の概要を表す斜視図である。同図に示すように、山留め壁10の構築後、その内側地盤の根切りを深さ方向に複数層(同図中に示す▲1▼〜▲4▼等)に分けて段階的に行うこととし、各層の根切りが完了した部分に地盤アンカー12を打設する。そして、ある層につき根切りが終了してその層に設けるべき全ての地盤アンカー12の打設が完了すると、その次の層の根切りを行って地盤アンカー12を打設する。山留め壁10の変形は根切り部分が深くなるにつれて大きくなるから、こうして上層から下層へ順次地盤アンカー12を打設することにより、山留め壁10の変形を抑えながら根切りを進めることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来は、山留め壁の深さ方向における変形(つまり鉛直面内での変形)に着目し、その変形が大きくならないように上層から下層へという順序で地盤アンカーを打設している。しかしながら、山留め壁は深さ方向および幅方向に二次元的に広がるものであってその変形は3次元的に生ずるから、山留め壁の変形をより効果的に抑えるためには、山留め壁の幅方向の変形(つまり水平面内での変形)をも考慮して地盤アンカーの打設順序を設定する方法が考えられる。この点、山留め壁の深さ方向における変形のみを考慮して地盤アンカーの打設順序を設定していた従来の工法は、山留め壁の変形を抑えるうえで最適なものではなかったことになる。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、根切り工事の際の山留め壁の変形を効果的に抑えることが可能な山留め壁への地盤アンカー打設方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載された発明は、山留め壁に地盤アンカーを打設する方法であって、
前記山留め壁の内側の地盤を山留め壁の幅方向に関して部分的に根切りして当該根切り部分において前記山留め壁に地盤アンカーを打設する第1の工程と、
該第1の工程に引き続いて前記根切り部分を深さ方向に根切りして当該根切り部分において前記山留め壁に地盤アンカーを打設する第2の工程とを備えることを特徴とする。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、第1の工程で山留め壁の幅方向に関して部分的に根切りして地盤アンカーを打設し、引き続いて、第2の工程で深さ方向に更に根切りして地盤アンカーを打設する。このため、第1の工程で山留め壁に地盤アンカー打設する際には、その打設位置の両側は未掘削の地盤で拘束されているので、山留め壁の変形は小さい。そして、このように変形が小さい状態で地盤アンカーを打設した後、第2の工程で深さ方向に根切りして地盤アンカーの打設を行なうので、山留め壁の変形を効果的に抑えながら根切りを進めることができる。
【0008】
また、請求項2に記載された発明は、山留め壁に地盤アンカーを打設する方法であって、
前記山留め壁の内側の地盤を山留め壁の幅方向に関して部分的に根切りし、当該根切り部分において前記山留め壁に地盤アンカーを打設する第1の工程と、
根切りが済んだ部分の両側および下側の地盤を根切りし、当該根切り部分において前記山留め壁に地盤アンカーを打設する第2の工程と、を含むことを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明によれば、第1の工程で山留め壁の幅方向に関して部分的に根切りして地盤アンカーを打設し、第2の工程では、根切りが済んだ部分の両側および下側の地盤を根切りして地盤アンカーを打設する。このため、第1の工程で山留め壁に地盤アンカー打設する際には、その打設位置の両側は未掘削の地盤で拘束されているので、山留め壁の変形は小さい。そして、このように変形が小さい状態で地盤アンカーを打設した後、第2の工程で根切り部分の両側および下側の根切りおよび地盤アンカーの打設を行なうので、山留め壁の変形を効果的に抑えながら根切りを進めることができる。
【0010】
また、請求項3に記載された発明は、請求項2記載の山留め壁に地盤アンカーを打設する方法において、根切り工事が完了するまで前記第2の工程を繰り返すことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態を表す斜視図である。図1に示す如く、本実施形態では、山留め壁10を構築した後、山留め壁10の内側の地盤を、山留め壁10の幅方向中央部から略V字状に順次根切りしながら、山留め壁10に地盤アンカー12を打設していく。
【0012】
図2は、各地盤アンカー12の打設工事の一例を説明するための拡大断面図である。なお、本発明に用いる地盤アンカーの打設工法は図2に示すものに限られない。同図に示すように、地盤アンカー12を打設する場合、先ず、根切りによって露出した山留め壁10の内側面から背部へ向けて斜め下向きに、硬質地盤14の所定深さまでアンカー孔16を削孔する。次に、アンカー孔16に、シース20に挿通されたワイヤー状のアンカー部材22をアンカー孔16の底部に達するまで挿入し、グラウト(セメントミルク)18を注入する。アンカー部材22の先端はシース20から露出しており、この露出部分においてアンカー部材22はグラウト18と直接接触する。したがって、グラウト18が硬化すると、アンカー部材22の先端はグラウト18によって硬質地盤14に固定される。こうしてアンカー部材22が硬質地盤14に固定された後、山留め壁10の内側からアンカー部材22をジャッキ等により引張ってアンカー部材22に張力を付与した状態で、アンカー部材22の端部を定着部材24により山留め壁10に定着することで、地盤アンカー12の打設が完了する。
【0013】
本実施形態の工法は、地盤アンカー12の打設順序に特徴を有している。すなわち、図1に示すように、先ず、山留め壁10の幅方向中央部の地盤を所定深さまで根切りし、この根切りによって露出した山留め壁10の部位A1に地盤アンカー12を打設する。次に、根切りが済んだ部分の両側および下側の略V字型の部分を根切りし、この根切りによって新たに露出した山留め壁10の部位A2に地盤アンカー12を打設する。以後、同様に、根切りが済んだ部分の両側および下側の部分を略V型に根切りしてその根切り部分に地盤アンカー12を打設するという工程を繰り返す。
【0014】
本実施形態では、このような順序で地盤アンカー12を打設することにより、上記した従来技術に比べて、山留め壁10の変形を抑制することができる。その理由を、図3を参照して説明する。
【0015】
上記従来技術の施工方法は、ある層の根切りと、その層に設けるべき全ての地盤アンカー12の打設を行なった後、次の層の根切りおよび地盤アンカー12の打設を行なうというものである。この施工手順では、各層について、山留め壁10の幅方向に根切りを進めていき、掘削が完了した部分から地盤アンカー12を設置していく。この方法では、図3に破線で示す如く、山留め壁10に、その幅方向中央部が大きく変位するような水平面内の変形が生じてしまう。
【0016】
これに対して、本実施形態では、山留め壁10の幅方向中央部を部分的に根切りし地盤アンカー12を打設した後、その両側および下側の地盤の根切りを行なって次の層の地盤アンカー12を打設するという工程を繰り返す。このため、各層で変形の大きくなる山留め壁10の幅方向中央部に地盤アンカー12を打設する時点では、その打設位置の両側は未掘削の地盤で拘束されているので、山留め壁10の変形は小さい。このように、従来の方法では変形が大きくなる山留め壁10の幅方向中央部の変形が小さい状態で地盤アンカー12を打設した後、その両側および下側の地盤を根切りして地盤アンカー12を打設することにより、図3に実線で示すように、山留め壁10の変形を小さく抑えながら根切りを進めることができるのである。
【0017】
次に、本発明による山留め壁10の変形抑止効果を有限要素法によるシミュレーション計算によって実証した結果について説明する。
【0018】
図4は、本シミュレーション計算での山留め壁10および地盤の3次元モデリングを表す図である。また、図5および図6は、夫々、本発明および従来技術についてのシミュレーション計算で用いた地盤アンカー打設位置および打設順序を山留め壁10の正面図上に示したものであり、図7は、地盤アンカー打設位置を山留め壁10の鉛直断面上に示したものである。
【0019】
図4〜図6に示すように、本シミュレーション計算では、山留め壁10の幅を27m、深さを18mとし、深さ18mのうち軟弱地盤の深さを14m、軟弱地盤の下の硬質地盤の深さを4mとしている。そして、山留め壁10の内側の地盤を1.5m(幅方向)×1.5(奥行き方向)×1m(深さ方向)の要素に区分して計算を行なっている。また、図5および図6に示す如く、根切りは4層の段階に分けて幅3mずつの領域に区画して行なうものとし、1段目の根切り深さは2m、2〜4段目の根切り深さは夫々4mとしている。そして、地盤アンカー12は、各根切り領域について、その根切りが完了する都度、幅方向中央の底面から上方へ1mの位置に打設するものとしている。
【0020】
図8は、上記した条件の下に山留め壁10の変形量をシミュレーション計算した結果を、山留め壁10の幅方向中央位置における深度方向の変位量分布として示す。また、図9は、同計算結果を、山留め壁10の頂部での水平方向の変位量分布として示す。なお、図8および図9では、本発明についての計算結果を▲印で、従来技術についての計算結果を●印で、夫々示している。
【0021】
図8および図9に示す計算結果より、本発明の打設順序で地盤アンカー12を打設した方が、従来技術の打設順序で打設した場合よりも、山留め壁10の変形を小さく抑制できることがわかる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の土留め壁への地盤アンカー打設方法によれば、根切り工事の際の土留め壁の変形を効果的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を表す斜視図である。
【図2】地盤アンカーの打設工事の一例を説明するための拡大断面図である
【図3】本実施形態による土留め壁の変形抑制効果を説明するための図である。
【図4】山留め壁の変形をシミュレーション計算するための3次元モデリングを示す図である。
【図5】本発明についてのシミュレーション計算における地盤アンカー打設位置および打設順序を山留め壁の正面図上に示した図である。
【図6】従来技術についてのシミュレーション計算における地盤アンカー打設位置および打設順序を山留め壁の正面図上に示した図である。
【図7】本シミュレーション計算における地盤アンカー打設位置を山留め壁の鉛直断面上に示した図である。
【図8】山留め壁の変形量をシミュレーション計算した結果を、山留め壁の幅方向中央部における深度方向の変位量分布として示す図である。
【図9】山留め壁の変形量をシミュレーション計算した結果を、山留め壁の頂部での水平方向の変位量分布として示す図である。
【図10】地盤アンカーを用いた従来の根切り工事の概要を表す斜視図である。
【符号の説明】
10 山留め壁
12 地盤アンカー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for placing a ground anchor on a retaining wall at the time of root cutting in retaining work.
[0002]
[Prior art]
When excavating the ground to build an underground structure, it is usual to construct a mountain retaining wall and then perform rooting work on the inner ground. In this case, the retaining wall is deformed by the surrounding earth pressure at the root cutting portion, and there is a possibility that a large-scale deformation such as subsidence may occur in the surrounding ground. Therefore, conventionally, in order to prevent such ground deformation during the root cutting work, root cutting is performed while placing a ground anchor on the retaining wall.
[0003]
FIG. 10 is a perspective view showing an outline of a conventional root cutting work using the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Thus, conventionally, attention is paid to deformation in the depth direction of the retaining wall (that is, deformation in the vertical plane), and ground anchors are placed in order from the upper layer to the lower layer so that the deformation does not increase. . However, since the retaining wall extends two-dimensionally in the depth direction and the width direction and the deformation occurs three-dimensionally, in order to more effectively suppress the deformation of the retaining wall, the width direction of the retaining wall Considering this deformation (that is, deformation in the horizontal plane), a method for setting the placement order of the ground anchors can be considered. In this regard, the conventional construction method in which the ground anchor placement order is set only in consideration of the deformation in the depth direction of the retaining wall is not optimal for suppressing the deformation of the retaining wall.
[0005]
The present invention has been made in view of the above points, and an object thereof is to provide a method for placing a ground anchor on a retaining wall capable of effectively suppressing deformation of the retaining wall during root cutting. To do.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention described in claim 1 is a method for placing a ground anchor on a retaining wall,
A first step of partially rooting the ground inside the retaining wall with respect to the width direction of the retaining wall and placing a ground anchor on the retaining wall at the rooted portion;
Subsequent to the first step, there is a second step of rooting the root cutting portion in the depth direction and placing a ground anchor on the retaining wall at the root cutting portion.
[0007]
According to the first aspect of the present invention, in the first step, a ground anchor is driven by partially rooting in the width direction of the retaining wall, and subsequently, further in the depth direction in the second step. Then place the ground anchor. For this reason, when the ground anchor is placed on the retaining wall in the first step, the deformation of the retaining wall is small because both sides of the placement position are restrained by the unexcavated ground. And after placing the ground anchor in such a small deformation state, since the ground anchor is driven by rooting in the depth direction in the second step, the deformation of the retaining wall is effectively suppressed. Can cut roots.
[0008]
Further, the invention described in
A first step of partially rooting the ground inside the retaining wall with respect to the width direction of the retaining wall, and placing a ground anchor on the retaining wall at the rooted portion;
And a second step of cutting the ground on both sides and the lower side of the part where the root cutting has been completed, and placing a ground anchor on the retaining wall at the root cutting part.
[0009]
According to the second aspect of the present invention, in the first step, the ground anchor is driven by partially rooting with respect to the width direction of the retaining wall, and in the second step, both sides of the portion where root cutting has been completed and Cut the bottom ground and place ground anchors. For this reason, when the ground anchor is placed on the retaining wall in the first step, the deformation of the retaining wall is small because both sides of the placement position are restrained by the unexcavated ground. Then, after placing the ground anchor in such a small deformation state, in the second step, the root cutting on both sides and the lower side of the root cutting part and the ground anchor are driven, so that the deformation of the retaining wall is effective. It is possible to proceed with root cutting while restraining.
[0010]
According to a third aspect of the present invention, in the method for placing a ground anchor on the retaining wall according to the second aspect, the second step is repeated until the root cutting work is completed.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, in this embodiment, after the
[0012]
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view for explaining an example of the construction work of the
[0013]
The construction method of this embodiment is characterized by the placement order of the
[0014]
In the present embodiment, by placing the
[0015]
The construction method of the above prior art is to perform root cutting of a certain layer and driving all ground anchors 12 to be provided in the layer, and then perform root cutting of the next layer and driving of the
[0016]
On the other hand, in the present embodiment, the central portion in the width direction of the retaining
[0017]
Next, the results of verifying the deformation restraining effect of the retaining
[0018]
FIG. 4 is a diagram illustrating three-dimensional modeling of the retaining
[0019]
As shown in FIGS. 4 to 6, in this simulation calculation, the width of the retaining
[0020]
FIG. 8 shows a result of simulation calculation of the deformation amount of the retaining
[0021]
From the calculation results shown in FIGS. 8 and 9, it is possible to suppress the deformation of the retaining
[0022]
【The invention's effect】
As described above, according to the ground anchor placement method for the retaining wall of the present invention, deformation of the retaining wall during root cutting work can be effectively suppressed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view illustrating an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view for explaining an example of ground anchor placement work. FIG. 3 is a diagram for explaining an effect of suppressing deformation of a retaining wall according to the present embodiment.
FIG. 4 is a diagram showing three-dimensional modeling for calculating a deformation of a retaining wall.
FIG. 5 is a diagram showing the ground anchor placement position and placement sequence in the simulation calculation of the present invention on the front view of the retaining wall.
FIG. 6 is a diagram showing the ground anchor placement position and placement order in the simulation calculation of the prior art on the front view of the retaining wall.
FIG. 7 is a diagram showing a ground anchor placement position on a vertical section of a retaining wall in the simulation calculation.
FIG. 8 is a diagram showing a result of simulation calculation of the deformation amount of the retaining wall as a displacement amount distribution in the depth direction at the central portion in the width direction of the retaining wall.
FIG. 9 is a diagram showing a result of simulation calculation of the deformation amount of the retaining wall as a horizontal displacement distribution at the top of the retaining wall.
FIG. 10 is a perspective view showing an outline of conventional root cutting work using a ground anchor.
[Explanation of symbols]
10
Claims (3)
前記山留め壁の内側の地盤を山留め壁の幅方向に関して部分的に根切りして当該根切り部分において前記山留め壁に地盤アンカーを打設する第1の工程と、
該第1の工程に引き続いて前記根切り部分を深さ方向に根切りして当該根切り部分において前記山留め壁に地盤アンカーを打設する第2の工程と、を含むことを特徴とする方法。A method of placing a ground anchor on a mountain retaining wall,
A first step of partially rooting the ground inside the retaining wall with respect to the width direction of the retaining wall and placing a ground anchor on the retaining wall at the rooted portion;
And a second step of rooting the root cutting portion in the depth direction following the first step and placing a ground anchor on the mountain retaining wall at the root cutting portion. .
前記山留め壁の内側の地盤を山留め壁の幅方向に関して部分的に根切りし、当該根切り部分において前記山留め壁に地盤アンカーを打設する第1の工程と、
根切りが済んだ部分の両側および下側の地盤を根切りし、当該根切り部分において前記山留め壁に地盤アンカーを打設する第2の工程と、を含むことを特徴とする方法。A method of placing a ground anchor on a mountain retaining wall,
A first step of partially rooting the ground inside the retaining wall with respect to the width direction of the retaining wall, and placing a ground anchor on the retaining wall at the rooted portion;
And a second step of rooting the ground on both sides and the lower side of the root cut portion and placing a ground anchor on the retaining wall at the root cut portion.
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