JP3912553B2 - Pilfer proof cap - Google Patents
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- B65D41/00—Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
- B65D41/32—Caps or cap-like covers with lines of weakness, tearing-strips, tags, or like opening or removal devices, e.g. to facilitate formation of pouring openings
- B65D41/34—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt
- B65D41/3423—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with flexible tabs, or elements rotated from a non-engaging to an engaging position, formed on the tamper element or in the closure skirt
- B65D41/3428—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with flexible tabs, or elements rotated from a non-engaging to an engaging position, formed on the tamper element or in the closure skirt the tamper element being integrally connected to the closure by means of bridges
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲料用瓶等の容器の口部に被せられる合成樹脂製のピルファープルーフキャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記のピルファープルーフキャップとして、例えば特公昭62−18421号公報に見られるように、容器口部の雄ねじ部に螺着される蓋体に、複数の脆弱なブリッジを介してピルファープルーフバンドを一体化させると共に、このピルファープルーフバンドに、雄ねじ部下方の環状隆起部に下方から係止する係止部材を連設して、合成樹脂製の外蓋を構成する一方、前記蓋体の所定箇所に容器口部密封用のパッキンを保持させて、閉栓下において、前記パッキンを蓋体の天板と容器口部の天面とによって挟着させるようにしたものがある。
【0003】
かゝる構成のピルファープルーフキャップにあっては、蓋体を開栓方向に回転させることで、この蓋体と一体になってパッキンが持ち上げられて、パッキンによる容器の気密が解除されると共に、更なる蓋体の回転に伴って、環状隆起部に係止させた係止部材と一体のブリッジが切断されるもので、蓋体を回転させるワンタッチの操作で容器を簡易に開栓させることができる。
【0004】
ところが、このようにパッキンを蓋体に保持させる構成では、パッキンによる容器の密封解除後にブリッジの切断が成されることから、例えば悪戯によって、ブリッジを切断させることなく蓋体が少しでも開栓方向に回転されてしまうと、或いは、誤って蓋体を少しでも開栓方向に回転させてしまうと、容器の気密が解除されてしまうことになり、内容物の密封空間が加圧下や減圧下に置かれる容器では、所謂ガス漏れや外気の吸い込みと言った不都合が生じ、更に内容物の密封空間が大気圧下に置かれる容器を含めて、これらの容器が横倒しになった際には内容物が漏れ出す問題があった。
【0005】
そこで本出願人は、図1に示すように、容器口部密封用のパッキン6を合成樹脂製の外蓋(既述したように、容器口部1の雄ねじ部aに螺着される蓋体2と、複数の脆弱なブリッジ3と、ピルファープルーフバンド4と、雄ねじ部下方の環状隆起部9に下方から係止する係止部材10とから成る。)5とは別体と成し、更にこのパッキン6に、縮径方向に弾性変形して容器口部1の内周面に密接される中足7を連設して、合成樹脂製の内蓋8を構成する一方、前記外蓋5の蓋体2に、この蓋体2の開栓に伴うブリッジ3の切断直後に前記パッキン6を中足7と共に持ち上げる突起11を設けて、前記ブリッジ3が切断されるまでの間は、前記パッキン6を容器口部1の天面1aに且つ前記中足7を容器口部1の内周面に密接させるようにしたピルファープルーフキャップを提案した(特願平6−204354号)。
【0006】
かゝる構成のピルファープルーフキャップによれば、蓋体2の回転に伴ってブリッジ3が切断されて後に、外蓋5とは別体にした内蓋8すなわちパッキン6と中足7とが共に持ち上げられて、ここで始めて内蓋8による容器の気密が解除されるもので、ブリッジ3が切断されない限りは容器の気密が確実に保持されることから、例えば悪戯や不注意による蓋体2の僅かな開栓によるガス漏れや外気の吸い込み、或いは内容物の漏れ出しが確実に防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、これでも未だ時として、合成樹脂材の材料選択によっては、ブリッジ3が切断されていないのに、容器の気密が解除される事態が生じたのであり、また、この現象とは反対に、ブリッジ3が切断されたにも拘らず、容器口部1に内蓋8を残したままで、蓋体2のみがすっぽ抜けることもあったのである。
【0008】
かゝる事態の発生原因について追求したところ、次なる事実が判明したのである。
即ち、合成樹脂材の材料選択にもよるが、上記した気密の解除は、例えば容器が冷蔵庫に収められて、容器温度が庫内温度になったような低温環境で発生し、内蓋8を残しての蓋体2のみの所謂すっぽ抜けは、高温下で発生していることが判明したのである。
【0009】
上記蓋体2のみの所謂すっぽ抜けが生じることは、ブリッジ3の切断後において、前記突起11がパッキン6を持ち上げることなく、突起11がパッキン6の周縁部をオーバーランすることによるもので、このように突起11がオーバーランすることは即ち、パッキン6の撓みに起因することが明白である。
【0010】
そこで、一般的には、常温(約25℃で、以下同じ。)でのオルゼン剛性が5000Kg/cm2 以下であるLDPE(低密度ポリエチレン)が選択される内蓋8の或る温度下での撓みの度合い(オルゼン剛性)について調べたところ、夏場に容器をトラック輸送するような例えば55℃の高温の環境下では、このLDPEのオルゼン剛性が実測値で約4,000Kg/cm2 であって、非常に撓み易い物性を示すことが確認されたのである。 また、庫内温度と想定される例えば5℃の低温環境下でも、このLDPEのオルゼン剛性はせいぜい6,000Kg/cm2 以下であって、温度環境の如何に拘らず、上記蓋体2のすっぽ抜けを生じ易いことが確認されたのである。
【0011】
試みに、合成樹脂材料として、そのグレードによっては常温下でのオルゼン剛性が8,000Kg/cm2 〜15,000Kg/cm2 の物性を示すHDPE(高密度ポリエチレン)の内、常温下でのオルゼン剛性が8,000Kg/cm2 〜12,000Kg/cm2 を示すHDPEを選択して内蓋8を成形し、かつ、外蓋5の合成樹脂材料として、これまで通りPPを選択し、これらの内外の蓋8,5によるキャップを容器にセットして、これを55℃の温度環境下に置いて開栓したところ、パッキン6に対する突起11のオーバーランは生じず、通常通りブリッジ3の切断後に確実に内蓋8が開栓されたのであり、この温度下におけるLDPEのオルゼン剛性は実測値で7,000Kg/cm2 〜11,000Kg/cm2 であった。
【0012】
尚、外蓋5の合成樹脂材料としてPPを選択しているので、開栓に際して、蓋体2の突起11が撓んでパッキン6をオーバーランすることはなかった。
【0013】
この他に、合成樹脂材料として、HDPEとほぼ同一である常温下でのオルゼン剛性が8,000Kg/cm2 〜12,000Kg/cm2 を示すEVA(エチレンビニルアセテート)を選択して内蓋8を成形し、上記と同じ条件下で開栓テストを行ったところ、パッキン6に対する突起11のオーバーランは一切生じず、ブリッジ3の切断後に確実に内蓋8が開栓されたのであり、この高温下でのEVAのオルゼン剛性は実測値で7,000〜11,000Kg/cm2 であった。
【0014】
一方、オルゼン剛性は、環境温度の低下に伴って当然に高くなるが、常温下でのオルゼン剛性が12,000Kg/cm2 を越える合成樹脂材料にあっては、一般に庫内温度と想定される例えば5℃の低温環境下では、14,000Kg/cm2 〜16,000Kg/cm2 のオルゼン剛性を示し、非常に硬い物性を示すことが確認されたのである。
このように低温の環境下で内蓋8のパッキン6が硬くなると、次なる理由でブリッジの切断前に容器の気密が解除されることが判明した。
即ち、蓋体2の開栓に伴うブリッジ3の切断直後に、前記突起11によってパッキン6を持ち上げさせると、開栓に際しての蓋体2の回転量を少なくすることができ、これはピルファープルーフキャップのコンパクト化に繋がることは容易に理解されるところである。
【0015】
このために、前記突起11がパッキン6に当接する直前にブリッジ3を切断させるように構成されるが、ここでブリッジ3の伸びが生じて切断に遅れが生じた場合、前記突起11がパッキン6に当接して、パッキン6を持ち上げるように力が作用する。
この時、パッキン6が撓めば、その弾性変形によって上記の持ち上げ力を吸収できるのであるが、低温環境下ではパッキン6が非常に硬いことから、大きな弾性変形を望むべくもなく、このためパッキン6が持ち上がり気味になって、容器の気密が解除されてしまうものであった。
【0016】
これに対して、上記した常温下でのオルゼン剛性が8,000Kg/cm2 〜12,000Kg/cm2 であるHDPEやEVAの合成樹脂材を選択した場合、5℃の低温環境下でのオルゼン剛性は、HDPEもEVAも共にせいぜい約13,000Kg/cm2 程度であって、これらは上記の低温環境下でも、常温下でオルゼン剛性が12,000Kg/cm2 を越えるものに比して、弾性変形し易い物性を示しており、これらのHDPEとEVAとによる内蓋8を容器にセットして、それぞれ5℃の低温環境下に置いて開栓したところ、ブリッジ3の切断がやゝ遅れ気味であっても、パッキン6がやゝ撓んでパッキン6の持ち上がりが生じないことから、ブリッジ切断前に容器の気密が解除されることはなかったのである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記の事実を踏まえて本発明は、高温環境下での蓋体のみのすっぽ抜けや、低温環境下でのブリッジ切断前の気密解除が防止されるように、内蓋の合成樹脂材料の物性を次のように特定している。
即ち、本発明によるピルファープルーフキャップは、天板およびこの天板の周縁から垂下する周壁から構成され、該周壁の内周面に容器口部の雄ねじ部に螺着される雌ねじ部を有する蓋体に、複数の脆弱なブリッジを介してピルファープルーフバンドを連設した合成樹脂製の外蓋と、前記容器口部の天面と蓋体の天板とによって挟着される容器口部密封用のパッキンに、縮径方向に弾性変形して容器口部の内周面に密接される中足を連設した合成樹脂製の内蓋とから成り、内蓋を、常温下でのオルゼン剛性が8,000Kg/cm 2 〜12,000Kg/cm 2 の物性値を示す合成樹脂材料によって成形する一方、前記ピルファープルーフバンドに、前記雄ねじ部下方の環状隆起部に下方から係止する係止部材 を連設し、更に蓋体の前記周壁の内周面に、蓋体の開栓方向の回転に伴うブリッジの切断直後にパッキンの周縁部に当接して該パッキンを持ち上げる突起を設けている。
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明にかゝる合成樹脂製のピルファープルーフキャップの一実施例を示し、このピルファープルーフキャップは、容器口部1の雄ねじ部aに螺着される蓋体2に、複数の脆弱なブリッジ3を介してピルファープルーフバンド4を連設した合成樹脂製の外蓋5と、前記容器口部1の天面1aと蓋体2の天板2aとによって挟着される容器口部密封用の円形パッキン6に、縮径方向に弾性変形して容器口部1の内周面Sに密接される中足7を連設した合成樹脂製の内蓋8とから成る。
【0021】
そして、前記ピルファープルーフバンド4に、前記雄ねじ部a下方の環状隆起部9に下方から係止する係止部材10を連設し、更に前記蓋体2に、この蓋体2の開栓に伴うブリッジ3の切断直後にパッキン6を持ち上げる突起11を連設している。
【0022】
かゝる構成のピルファープルーフキャップにおいて、上記の内蓋8を、約25℃の常温下におけるオルゼン剛性が8,000Kg/cm2 〜12,000Kg/cm2 の物性値を示す合成樹脂材料によって成形している。
【0023】
上記の物性値を示す合成樹脂材料としては、HDPEやEVAを選択して好適である。 外蓋5については、一般的なPPによる合成樹脂製とする外、上記のHDPEやEVAによる合成樹脂製としてもよい。
【0024】
尚、上記の蓋体2は、平面視円形状の天板2aの周縁に周壁2bを垂下させて成り、かつ、前記周壁2bの内周面に、前記雄ねじ部aに螺着される雌ねじ部bを設けている。
前記突起11は、これを雌ねじ部bとは別に設けてもよいのであるが、この実施例では、雌ねじ部bの上部に一体に連ねて設けている。
【0025】
前記内蓋8の中足7は、その外周面部の上下中間部に、やゝ外方に膨出させた突曲面部(図面では、その面部を口部内周面Sに密接させているので、フラットとなっている。)を有し、かつ、その外周径が容器口部1の内周径よりもやゝ大であって、前記パッキン6を容器口部1の天面1aと蓋体2の天板2aとによって挟着することに加えて、この突曲面部を縮径方向に弾性変形させつつ、前記中足7を容器口部1に圧入させることで、容器内部の気密性を高く保持させるようにしている。
【0026】
前記係止部材10は、ピルファープルーフバンド4の下端に、適度に弾性を有するように内方に折り返して且つ間隔を置いて複数個設けられており、容器口部1に対する外蓋5の装着途中では、この係止部材10は蓋体2の周壁2b側に弾性変形し、かつ、装着が完了した時点で初期の姿勢に弾性復帰して、その上端が環状の隆起部9に下方から係止することで、外蓋5が機械的に容器口部1に一体化される。
係止部材10は、上記の形状に限られるものではなく、例えば特願平5−201904号に図示された通りの複数の連続したV字形係止片またはこれ以外の形状とすることもできる。
【0027】
尚、上記の実施例では、円形パッキン6の下面側に中足7を連設して内蓋8としているが、図2(A)に示すように、外周フランジ6aと縦断面形状が山形を成す底壁6bとからパッキン6を構成し、外周フランジ6aを中足7の上端から外方に向けて連設し、かつ、底壁6bを中足7の内面側に形成させるようにしてもよい。
或いは、同図(B)に示すように、上記の山形の底壁6bをフラットにして中足7の下端側に連設する構成としてもよい。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかゝるピルファープルーフキャップによれば、蓋体の回転に伴うブリッジの切断直後に、外蓋とは別体にしたパッキンと中足とが共に持ち上げられて、ここで始めて内蓋による容器の気密が解除されるようにして、ブリッジが切断されない限りは容器の気密が確実に保持されるようにしたことから、ブリッジの切断を伴わない例えば悪戯や不注意による蓋体の僅かな開栓によるガス漏れや外気の吸い込み、或いは内容物の漏れ出しが確実に防止される。
【0029】
そして、内蓋の合成樹脂材料として、常温下でのオルゼン剛性が8,000Kg/cm2 〜12,000Kg/cm2 の物性値を示す合成樹脂材料例えばHDPEやEVPを選択することで、高温環境下での内蓋を残しての蓋体のみの所謂すっぽ抜けや、低温環境下でのブリッジの伸びによる当該ブリッジ切断前の容器の気密解除が確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ピルファープルーフキャップの閉栓状態を示す構成図である。
【図2】 (A),(B)はそれぞれ別の実施例の内蓋を示す断面図である。
【符号の説明】
1…容器口部、1a…天面、2…蓋体、2a…天板、3…ブリッジ、4…ピルファープルーフバンド、5…外蓋、6…パッキン、7…中足、8…内蓋、9…環状の隆起部、10…係止部材、11…突起、a…雄ねじ部。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a synthetic resin pilfer-proof cap that is placed on the mouth of a container such as a beverage bottle.
[0002]
[Prior art]
As the above pilfer proof cap, for example, as seen in Japanese Examined Patent Publication No. 62-18421, a pilfer proof band is attached to a lid screwed to a male screw portion of a container mouth portion via a plurality of fragile bridges. The pilfer proof band is integrated with a locking member that is locked to the annular raised portion below the male screw portion from below to form a synthetic resin outer lid. There is a container in which a packing for sealing the container mouth is held at a location so that the packing is sandwiched between the top plate of the lid and the top surface of the container mouth under the closed condition.
[0003]
In such a pilfer-proof cap, by rotating the lid body in the opening direction, the packing is lifted integrally with the lid body, and the airtightness of the container by the packing is released. As the lid is further rotated, the bridge integrated with the locking member locked to the annular ridge is cut, and the container can be easily opened by a one-touch operation of rotating the lid. Can do.
[0004]
However, in the configuration in which the packing is held on the lid in this way, the bridge is cut after the container is unsealed by the packing, so that the lid can be opened in any direction without cutting the bridge by mischief, for example. Or if the lid is accidentally rotated in the direction of opening the container, the airtightness of the container will be released, and the sealed space of the contents will be under pressure or under reduced pressure. Containers that are placed have inconveniences such as so-called gas leakage and outside air suction, and the contents of these containers are laid down when they are laid down, including containers in which the sealed space of the contents is placed under atmospheric pressure. There was a problem that leaked.
[0005]
Therefore, as shown in FIG. 1, the applicant of the present invention is to attach a
[0006]
According to such a pilfer-proof cap, the
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, even now, depending on the material selection of the synthetic resin material, there was a situation where the airtightness of the container was released even though the
[0008]
After pursuing the cause of such a situation, the following facts were found.
That is, depending on the material selection of the synthetic resin material, the release of the airtightness described above occurs in a low temperature environment where the container is stored in the refrigerator and the container temperature becomes the internal temperature, and the
[0009]
The so-called slip-out of only the
[0010]
Therefore, in general, (at about 25 ° C., the same. Or less) cold Olsen rigidity is 5000 kg / cm 2 or less at a LDPE (low density polyethylene) is at a certain temperature of the
[0011]
As a synthetic resin material, depending on the grade, HDPE (High Density Polyethylene), which has a physical property of 8,000 kg / cm 2 to 15,000 kg / cm 2 , is known as olzen at room temperature. HDPE having a rigidity of 8,000 Kg / cm 2 to 12,000 Kg / cm 2 is selected to mold the
[0012]
Since PP is selected as the synthetic resin material for the
[0013]
In addition, synthetic resin material, HDPE inner is Olsen rigidity at room temperature is substantially the same by selecting the 8,000Kg / cm 2 ~12,000Kg / cm 2 are shown, and EVA (ethylene vinyl acetate)
[0014]
On the other hand, the Olsen stiffness naturally increases as the environmental temperature decreases. However, in the case of a synthetic resin material having an Olzen stiffness exceeding 12,000 Kg / cm 2 at room temperature, it is generally assumed that the temperature is in the cabinet. for example, in the low temperature environment of 5 ° C., showed an Olsen stiffness of 14,000Kg / cm 2 ~16,000Kg / cm 2 , it is of has been confirmed that a very rigid properties.
It has been found that when the
That is, if the
[0015]
For this reason, the
At this time, if the
[0016]
In contrast, if the Olsen rigidity at room temperature as described above selects the synthetic resin material of 8,000Kg / cm 2 ~12,000Kg / cm 2 at a HDPE or EVA, Olsen in a low temperature environment of 5 ° C. stiffness is a HDPE also EVA also both most about 13,000Kg / cm 2 or so, they even under the above low-temperature environment, compared to what Olsen stiffness at room temperature is more than 12,000 / cm 2, It shows physical properties that are easily elastically deformed. When the
[0017]
[Means for Solving the Problems]
Based on the above facts, the present invention provides the physical properties of the synthetic resin material of the inner lid so as to prevent the slippage of the lid only in a high temperature environment and the release of airtightness before cutting the bridge in a low temperature environment. Is specified as follows.
That is, the pilfer-proof cap according to the present invention includes a top plate and a peripheral wall that hangs down from the peripheral edge of the top plate, and has a female screw portion that is screwed to the male screw portion of the container mouth portion on the inner peripheral surface of the peripheral wall. A container mouth sealed by a synthetic resin outer lid in which a pilfer proof band is connected to the body via a plurality of fragile bridges, and the top surface of the container mouth and the top plate of the lid The inner lid is made of synthetic resin with a middle leg that is elastically deformed in the direction of diameter reduction and in close contact with the inner peripheral surface of the container mouth. locking but while forming a synthetic resin material exhibiting physical properties of 8,000Kg / cm 2 ~12,000Kg / cm 2 , for locking the pilfer-proof band from below annular ridge of the male screw portion below the member provided continuously, further the peripheral wall of the lid The inner peripheral surface is provided with a protrusion for lifting the gasket abuts the periphery of the packing immediately after cutting of the bridge caused by the rotation of the cap removal direction of the lid.
[0018]
[0019]
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 shows an embodiment of a synthetic resin pilfer proof cap according to the present invention. This pilfer proof cap is attached to a
[0021]
The
[0022]
In pilfer proof cap of such arrangement, the
[0023]
As the synthetic resin material exhibiting the above physical property values, HDPE and EVA are preferably selected. The
[0024]
The
The
[0025]
The
[0026]
A plurality of the locking
The locking
[0027]
In the above-described embodiment, the
Alternatively, as shown in FIG. 5B, the above-mentioned chevron shaped
[0028]
【The invention's effect】
As described above, according to the pilfer-proof cap according to the present invention, the packing and the middle leg separated from the outer lid are lifted together immediately after cutting the bridge accompanying the rotation of the lid. For the first time, the airtightness of the container by the inner lid is released so that the airtightness of the container is securely maintained unless the bridge is cut. Therefore, gas leakage due to slight opening of the lid due to the above, suction of outside air, or leakage of contents can be reliably prevented.
[0029]
Then, the synthetic resin material of the inner lid, that Olsen stiffness at room temperature is to select a synthetic resin material, such as HDPE and EVP shows the physical properties of 8,000Kg / cm 2 ~12,000Kg / cm 2 , a high-temperature environment The so-called slip-out of only the lid body with the inner lid remaining below, and the airtight release of the container before the cutting of the bridge due to the extension of the bridge in a low temperature environment are surely prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram showing a closed state of a pilfer-proof cap.
FIGS. 2A and 2B are cross-sectional views showing inner lids of different embodiments, respectively.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
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Cited By (1)
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1995
- 1995-12-29 JP JP35445795A patent/JP3912553B2/en not_active Expired - Lifetime
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