JP3911306B2 - Glass run seal structure - Google Patents

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車ドアに取り付けられるグラスランのシール構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
自動車のプレスドアは、一般に図４に示すように、インナパネル１２とアウタパネル１４とを接合することにより構成され、このドア１０のルーフサッシュ部１６とウエストライン１８との前部コーナー付近には垂直フレーム２０が立設されている。
【０００３】
垂直フレーム２０は、ドア１０のインナパネル１２とアウタパネル１４との間をウエストライン１８からさらに下方に延び、この部分で一方のパネルに予め固定されるもので、組付誤差等を考慮してその上端２０ａがルーフサッシュ部１６の開口縁１６ａから間隙Ｄを介して離間した状態で固定されている。
【０００４】
この垂直フレーム２０の車体後方側の側面とウエストライン１８とルーフサッシュ部１６とで囲われたウインド開口部２２内には、昇降可能なドアガラス（図示せず）が位置し、また垂直フレーム２０の車体前方側の三角形状の空間部分には、図示しないドアミラーがブラケットを介して取り付けられる。
【０００５】
ルーフサッシュ部１６および垂直フレーム２０はウインド開口部２２に向けて開口するチャンネル状に形成され、これらルーフサッシュ部１６から間隙Ｄを介して垂直フレーム２０にわたってグラスランが取り付けられ、ドアガラスを昇降ガイドするとともに、車室内への雨水等の進入を防止するようになっている。
【０００６】
図５，図６は、上記ドア１０に取り付けられる従来のグラスラン１を示している。
【０００７】
このグラスラン１は、内周に向かって開口するチャンネル状に形成され、取り付けられるルーフサッシュ部１６や垂直フレーム２０の形状に応じて折曲している。グラスラン１の折曲するコーナ部１ａには、外周側の側面に薄肉状のリブ２が形成され、このリブ２が取付時にグラスラン１とルーフサッシュ部１６（図４参照）との間の隙間をシールするようになっている（実開平１−１６７９１２号公報に類似する構造が開示されている）。またグラスラン１の外周側の側面には位置決め用の突起３が設けられ、取付の際、この突起３を垂直フレーム２０の上端２０ａに当接させることによりグラスラン１の位置決めが行なわれる。
【０００８】
このグラスラン１を取り付けたとき、垂直フレーム２０の内面とグラスラン１外周面との間には空間部Ｋが形成されており、この空間部Ｋによって、ドアガラスを上限位置まで上昇させた際にドアガラスの周縁に過大な反力が作用することを防止するようになっている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記グラスラン１にあっては、垂直フレーム２０とグラスラン１との間に形成された空間部Ｋの一部が上端２０ａで車室内に開放してしまう。この結果、自動車走行時にインナパネル１２とアウタパネル１４との間に風圧が作用すると、空気が上記空間部Ｋを下から上に吹き抜けて垂直フレーム２０の上端２０ａから車室内に洩れ、風切音の原因の一部となることがある。
【００１０】
また、上記グラスラン１にあっては、グラスラン３０の位置決め用に突起３を成形している分、構成が複雑化する。
【００１１】
本発明の目的は、簡素な構成で上記吹き抜けを確実に防止することのできるグラスランのシール構造を提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は、ドアガラスが昇降するウインド開口部に向かって断面略コ字状に開口するルーフサッシュ部と、このルーフサッシュ部の下方に立設され、ウインド開口部に向かって断面略コ字状に開口する垂直フレームと、にわたって取り付けられるグラスランであって、
上記ルーフサッシュ部の開口縁と垂直フレームの上端との間に形成された間隙を埋めるように、上記グラスランの外周に貼り付けられたスポンジ状の発泡体が上記間隙内に圧入されており、上記垂直フレームの内面とグラスランの底部及びこの底部の両側より折曲する車室内側壁部及び車室外側壁部の外面との間に形成された空間部の上端を閉塞するように、上記グラスランの車室内側壁部、底部及び車外側壁部にわたって発泡体が貼り付けられているとともに、この発泡体の下端面が上記垂直フレームの上端に当接していることを特徴としている。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
【００１４】
図１〜３は、本発明の一実施例に係わるグラスラン３０のシール構造を示す。このグラスラン３０は、上述した図４に示すフロントドア１０に取り付けられ、従来のグラスランと同様、ドアガラスを昇降ガイドするとともに、雨水等の車室内への侵入を防止する機能を有している。
【００１５】
まずグラスラン３０が取り付けられる車体側の構成を詳述すると、ルーフサッシュ部１６では、図１，図４にも示すように、インナパネル１２の開口フランジ１２ａとアウタパネル１４の開口フランジ１４ａとにおいて、チャンネル部材２４の側壁部がそれぞれヘミング結合されている。このチャンネル部材２４はウインド開口部２２に向かって断面略コ字状に開口している。
【００１６】
一方、垂直フレーム２０は、図３にも示すように、その底部２６両端から一対の側壁部２８が折曲し、ウインド開口部２２に向かって開口する断面略コ字状に形成されている。垂直フレーム２０は、車室内側が相対的に膨らんでおり、かつ先端側すなわちドアサッシュ内周側に向かって側壁部２８間の間隔が狭くなっている。
【００１７】
垂直フレーム２０の上端２０ａは、図２に示すように、その上方に位置するルーフサッシュ部１６の開口縁１６ａに略平行に切り欠かれた形状となっており、ルーフサッシュ部開口縁１６ａと垂直フレーム上端２０ａとの間には略均一幅の間隙Ｄが形成されている。
【００１８】
そしてグラスラン３０は、図１，図２にも示すように、ルーフサッシュ部１６に取り付けられる水平部３２と垂直フレーム２０に取り付けられる垂直部３４とがコーナー部３６で所定角度で接続されて構成され、全周にわたって内周に向かって開口するチャンネル状に形成されている。
【００１９】
図３は図２のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿う断面図で、グラスラン３０は、底部３８両端から一対の側壁部すなわち車室内側壁部４０と車外側壁部４２とが折曲する断面略コ字状に形成され、側壁部４０，４２の開口先端縁には、互いに近接するように突出してドアガラスをシールする一対のシール部４４と、外方に向かって張り出した一対の補助リップ部４６とが形成されている。
【００２０】
側壁部４０，４２の外側面には外方に張り出した突起部４８が形成され、この突起部４８は、底部３８から先端に向かって徐々に厚肉となる略三角形状に形成されている。突起部４８は、図１にも示すように、水平部３２ではコーナー部３６の端末まで延長されており、垂直部３４では上方に向かう途中で途切れるように形成されている。すなわちコーナー部３６付近の垂直部３４外周には突起部４８が形成されておらず、この部分の垂直部３４の外周面は各面がそれぞれ平坦に形成されたコ字状となっている。
【００２１】
この垂直部３４の平坦なコ字状外周面に沿って帯状の発泡体５０が貼り付けられている。すなわち発泡体５０は、車室内側壁部４０、底部３８および車外側壁部４２にわたってコ字状に接着されている。
【００２２】
発泡体５０は、上記間隙Ｄを埋めるように間隙Ｄよりも若干長い一定高さＨに成形され、その上端５０ａが水平部３２の補助リップ部４６に沿うように傾斜している。また発泡体５０は、車室内側に相対的に大きく張り出した垂直フレーム２０の上端２０ａを完全に閉塞するように、十分な厚さを有し、かつ車室内側が相対的に厚肉となっている。
【００２３】
次に上記グラスラン３０の取付について説明する。まず発泡体５０を間隙Ｄに合わせるようにしてグラスラン３０の大まかな位置決めを行った後、長手方向の各部が底部３８側より適宜ルーフサッシュ部１６および垂直フレーム２０内に押し込まれる。そして補助リップ部４６がルーフサッシュ部１６および垂直フレーム２０の先端に突き合うまで挿入されるとともに、発泡体５０が間隙Ｄを埋めるように間隙Ｄ内に圧入される。
【００２４】
このように取り付けられたグラスラン３０は、突起部４８がルーフサッシュ部１６や垂直フレーム２０内に嵌合して抜け外れることがない。また垂直部３４の内面とグラスラン３０の外面との間には、過大な反力を回避するための空間部Ｋが形成される。
【００２５】
そして本実施例にあっては、発泡体５０によって上記間隙Ｄが埋められるとともに、発泡体５０の下端５０ｂにより垂直フレーム２０の上端が完全に閉塞されている。この結果、垂直フレーム上端２０ａにおいて空間部Ｋの上端が閉塞され、空間部Ｋを通る空気の吹き抜けが確実に防止される。
【００２６】
また本実施例では、発泡体５０がグラスラン３０の位置決め用としても兼用され、従来例のように別途位置決め部を設けることなく簡素な構成で確実にグラスラン３０を所定位置に取り付けることができる。
【００２７】
上記グラスラン３０の製造方法を簡単に説明すると、ゴム材料を用いて別途押出成形された２つの押出部材を、金型内に形成された所定形状のキャビティの両端部に挿入し、キャビティ内において上記２つの押出部材の間にゴム組成物を注入してコーナー成形部を成形することによって、両押出部材が所定角度をなすように接続される。このように成形されたグラスラン３０に、上記発泡体５０が貼り付けられる。
【００２８】
なお、上記実施例ではフロントドアにおけるグラスランのシール構造について説明したが、本発明はこれに限らず、例えばリアサイドドアにおけるルーフサッシュ部と垂直フレームとにわたって取り付けられるグラスランにも適用できる。
【００２９】
【発明の効果】
以上のように本発明では、ルーフサッシュ部開口縁と垂直フレーム上端との間に形成された間隙を埋めるように、スポンジ状の発泡体をグラスランの外周に沿って貼り付け、垂直フレーム内面とグラスラン外面との間に形成される空間部の上端を閉塞するように、発泡体の下端面が垂直フレームの上端に当接するようにしたため、簡素な構成で垂直フレーム２０に沿った空気の吹き抜けを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例に係わるグラスランのシール構造を示す斜視図。
【図２】図１のグラスランが取り付けられたフロントドアの側面図。
【図３】図２のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿う断面図。
【図４】グラスランが取り付けられるフロントドアの構成図。
【図５】従来のグラスランのコーナー部の斜視図。
【図６】図５のグラスランの断面図。
【符号の説明】
１０…フロントドア
１６…ルーフサッシュ部
１６ａ…開口縁
２０…垂直フレーム
２０ａ…上端
２２…ウインド開口部
３０…グラスラン
５０…発泡体
５０ｂ…下端
Ｄ…間隙[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a glass run sealing structure attached to an automobile door.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 4, an automobile press door is generally configured by joining an inner panel 12 and an outer panel 14, and the door 10 has a vertical portion in the vicinity of a front corner between a roof sash portion 16 and a waist line 18. A frame 20 is erected.
[0003]
The vertical frame 20 extends further downward from the waist line 18 between the inner panel 12 and the outer panel 14 of the door 10, and is fixed in advance to one panel at this portion. The upper end 20 a is fixed in a state of being separated from the opening edge 16 a of the roof sash portion 16 via the gap D.
[0004]
A vertically movable door glass (not shown) is located in a window opening 22 surrounded by the side of the vertical frame 20 on the vehicle body rear side, the waist line 18 and the roof sash 16. A door mirror (not shown) is attached to the triangular space on the front side of the vehicle body via a bracket.
[0005]
The roof sash portion 16 and the vertical frame 20 are formed in a channel shape that opens toward the window opening portion 22, and a glass run is attached from the roof sash portion 16 to the vertical frame 20 via the gap D to guide the door glass up and down. At the same time, rainwater and the like are prevented from entering the passenger compartment.
[0006]
5 and 6 show a conventional glass run 1 attached to the door 10.
[0007]
The glass run 1 is formed in a channel shape opening toward the inner periphery, and is bent according to the shape of the roof sash portion 16 or the vertical frame 20 to be attached. A thin rib 2 is formed on the outer peripheral side surface of the corner 1a where the glass run 1 bends. When the rib 2 is attached, a gap between the glass run 1 and the roof sash 16 (see FIG. 4) is formed. It is designed to be sealed (a structure similar to Japanese Utility Model Laid-Open No. 1-167912 is disclosed). Further, a positioning projection 3 is provided on the outer peripheral side surface of the glass run 1, and the glass run 1 is positioned by contacting the projection 3 with the upper end 20 a of the vertical frame 20 at the time of attachment.
[0008]
When the glass run 1 is attached, a space portion K is formed between the inner surface of the vertical frame 20 and the outer peripheral surface of the glass run 1, and the door when the door glass is raised to the upper limit position by the space portion K. An excessive reaction force is prevented from acting on the peripheral edge of the glass.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the glass run 1, a part of the space K formed between the vertical frame 20 and the glass run 1 is opened to the vehicle interior at the upper end 20a. As a result, when wind pressure acts between the inner panel 12 and the outer panel 14 while the vehicle is running, air blows through the space K from the bottom to the top and leaks from the upper end 20a of the vertical frame 20 into the vehicle interior, causing wind noise. May be part of the cause.
[0010]
Further, the glass run 1 has a complicated structure because the projection 3 is formed for positioning the glass run 30.
[0011]
The objective of this invention is providing the sealing structure of the glass run which can prevent the said blow-through reliably with a simple structure.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
Accordingly, the present invention provides a roof sash portion that opens in a substantially U-shaped cross section toward the window opening portion where the door glass moves up and down, and a standing U-shaped lower portion of the roof sash portion. A glass run attached to a vertical frame that opens in a shape,
To fill the gap formed between the upper end of the opening edge and the vertical frame of the roof sash, spongy foam affixed to an outer periphery of said glass run is press-fitted into the said gap, the The vehicle interior of the glass run is closed so as to close the upper end of the space formed between the inner surface of the vertical frame and the bottom of the glass run, the side wall of the vehicle interior that is bent from both sides of the bottom, and the outer surface of the exterior wall of the vehicle interior. The foam is affixed over the side wall portion, the bottom portion, and the vehicle outer side wall portion, and the lower end surface of the foam body is in contact with the upper end of the vertical frame.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0014]
1 to 3 show a sealing structure of a glass run 30 according to an embodiment of the present invention. The glass run 30 is attached to the front door 10 shown in FIG. 4 described above, and has a function of guiding the door glass up and down and preventing rainwater or the like from entering the vehicle compartment, as in the conventional glass run.
[0015]
First, the structure on the vehicle body side to which the glass run 30 is attached will be described in detail. In the roof sash portion 16, as shown in FIGS. 1 and 4, the channel between the opening flange 12a of the inner panel 12 and the opening flange 14a of the outer panel 14 is The side wall portions of the member 24 are hemmed to each other. The channel member 24 opens in a substantially U-shaped cross section toward the window opening 22.
[0016]
On the other hand, as shown in FIG. 3, the vertical frame 20 has a substantially U-shaped cross section in which a pair of side wall portions 28 are bent from both ends of the bottom portion 26 and open toward the window opening portion 22. The vertical frame 20 is relatively swelled on the vehicle interior side, and the interval between the side wall portions 28 is narrowed toward the front end side, that is, the inner peripheral side of the door sash.
[0017]
As shown in FIG. 2, the upper end 20a of the vertical frame 20 has a shape that is cut out substantially parallel to the opening edge 16a of the roof sash portion 16 positioned above the vertical frame 20, and is perpendicular to the roof sash portion opening edge 16a. A gap D having a substantially uniform width is formed between the frame upper end 20a.
[0018]
As shown in FIGS. 1 and 2, the glass run 30 is configured by connecting a horizontal portion 32 attached to the roof sash portion 16 and a vertical portion 34 attached to the vertical frame 20 at a predetermined angle at a corner portion 36. It is formed in a channel shape that opens toward the inner periphery over the entire periphery.
[0019]
3 is a cross-sectional view taken along line III-III in FIG. 2, and the glass run 30 has a substantially U-shaped cross section in which a pair of side wall portions, that is, a vehicle interior side wall portion 40 and a vehicle outer side wall portion 42 are bent from both ends of the bottom portion 38. A pair of seal portions 44 that project so as to be close to each other and seal the door glass and a pair of auxiliary lip portions 46 that project outward are formed at the opening edge of the side walls 40 and 42. Is formed.
[0020]
Projecting portions 48 projecting outward are formed on the outer side surfaces of the side wall portions 40 and 42, and the projecting portions 48 are formed in a substantially triangular shape that gradually becomes thicker from the bottom portion 38 toward the tip. As shown in FIG. 1, the protrusion 48 extends to the end of the corner portion 36 in the horizontal portion 32, and is formed to be interrupted in the middle of the vertical portion 34. That is, no protrusion 48 is formed on the outer periphery of the vertical portion 34 in the vicinity of the corner portion 36, and the outer peripheral surface of the vertical portion 34 in this portion has a U shape in which each surface is formed flat.
[0021]
A band-like foam 50 is attached along the flat U-shaped outer peripheral surface of the vertical portion 34. That is, the foam 50 is bonded in a U shape over the vehicle interior side wall 40, the bottom 38, and the vehicle outer side wall 42.
[0022]
The foam 50 is formed to have a constant height H slightly longer than the gap D so as to fill the gap D, and the upper end 50 a is inclined so as to follow the auxiliary lip 46 of the horizontal portion 32. The foam 50 has a sufficient thickness so as to completely close the upper end 20a of the vertical frame 20 projecting relatively large toward the vehicle interior side, and the vehicle interior side is relatively thick. Yes.
[0023]
Next, attachment of the glass run 30 will be described. First, after roughly positioning the glass run 30 so that the foam 50 is aligned with the gap D, each part in the longitudinal direction is appropriately pushed into the roof sash 16 and the vertical frame 20 from the bottom 38 side. The auxiliary lip portion 46 is inserted until it abuts against the roof sash portion 16 and the tip of the vertical frame 20, and the foam 50 is press-fitted into the gap D so as to fill the gap D.
[0024]
In the glass run 30 attached in this way, the projection 48 does not fit into the roof sash 16 or the vertical frame 20 and come off. A space K for avoiding an excessive reaction force is formed between the inner surface of the vertical portion 34 and the outer surface of the glass run 30.
[0025]
In the present embodiment, the gap D is filled with the foam 50, and the upper end of the vertical frame 20 is completely closed by the lower end 50 b of the foam 50. As a result, the upper end of the space K is blocked at the upper end 20a of the vertical frame, and air blow-through through the space K is reliably prevented.
[0026]
In the present embodiment, the foam 50 is also used for positioning the glass run 30, and the glass run 30 can be securely attached to a predetermined position with a simple configuration without providing a separate positioning portion as in the conventional example.
[0027]
The manufacturing method of the glass run 30 will be briefly described. Two extruding members separately extruded using a rubber material are inserted into both ends of a cavity having a predetermined shape formed in a mold, By injecting the rubber composition between the two extruded members to form a corner molding portion, the two extruded members are connected to form a predetermined angle. The foam 50 is affixed to the glass run 30 thus formed.
[0028]
In addition, although the glass run seal structure in the front door has been described in the above embodiment, the present invention is not limited to this, and can be applied to, for example, a glass run attached over the roof sash portion and the vertical frame in the rear side door.
[0029]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, a sponge-like foam is attached along the outer periphery of the glass run so as to fill the gap formed between the opening edge of the roof sash portion and the upper end of the vertical frame, and the inner surface of the vertical frame and the glass run are attached. Since the lower end surface of the foam is in contact with the upper end of the vertical frame so as to close the upper end of the space formed between the outer surface and the upper surface of the vertical frame 20 with a simple configuration, air can be blown through reliably. Can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a glass run sealing structure according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view of a front door to which the glass run of FIG. 1 is attached.
3 is a cross-sectional view taken along line III-III in FIG.
FIG. 4 is a configuration diagram of a front door to which a glass run is attached.
FIG. 5 is a perspective view of a corner portion of a conventional glass run.
6 is a cross-sectional view of the glass run of FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Front door 16 ... Roof sash part 16a ... Opening edge 20 ... Vertical frame 20a ... Upper end 22 ... Window opening part 30 ... Glass run 50 ... Foam 50b ... Lower end D ... Gap

Claims (1)

ドアガラスが昇降するウインド開口部に向かって断面略コ字状に開口するルーフサッシュ部と、このルーフサッシュ部の下方に立設され、ウインド開口部に向かって断面略コ字状に開口する垂直フレームと、にわたって取り付けられるグラスランであって、
上記ルーフサッシュ部の開口縁と垂直フレームの上端との間に形成された間隙を埋めるように、上記グラスランの外周に貼り付けられたスポンジ状の発泡体が上記間隙内に圧入されており、上記垂直フレームの内面とグラスランの底部及びこの底部の両側より折曲する車室内側壁部及び車室外側壁部の外面との間に形成された空間部の上端を閉塞するように、上記グラスランの車室内側壁部、底部及び車外側壁部にわたって発泡体が貼り付けられているとともに、この発泡体の下端面が上記垂直フレームの上端に当接していることを特徴とするグラスランのシール構造。A roof sash that opens in a substantially U-shaped cross section toward the window opening where the door glass moves up and down, and a vertical that is erected below the roof sash and opens in a substantially U-shaped cross section toward the window opening. A glass run that is attached over the frame,
To fill the gap formed between the upper end of the opening edge and the vertical frame of the roof sash, spongy foam affixed to an outer periphery of said glass run is press-fitted into the said gap, the The vehicle interior of the glass run is closed so as to close the upper end of the space formed between the inner surface of the vertical frame and the bottom of the glass run, the side wall of the vehicle interior that is bent from both sides of the bottom, and the outer surface of the exterior wall of the vehicle interior. A glass run sealing structure, wherein a foam is attached to the side wall portion, the bottom portion, and the vehicle outer side wall portion, and a lower end surface of the foam is in contact with an upper end of the vertical frame.
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