JP3910069B2 - Aqueous primer composition - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、主に建造物等の外装材の下塗り材として使用される水性下塗り材組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
建造物等の外装材の下塗り材としては、基材や旧塗膜との密着性等の点から、従来、塩素化ポリオレフィン系樹脂を主樹脂として用い、これを有機溶媒に溶解させたものが広く用いられてきたが、大気汚染等の環境問題や塗布作業者の健康問題の観点から、脱塩素タイプかつ水性型のものの開発が進められてきている。
【0003】
特開平5−247376号公報には、水性媒体中にエチレン性不飽和カルボン酸と特定鎖長の(メタ)アクリル酸アルキルエステル、ビニル芳香族化合物、ハロゲン化ビニル、飽和カルボン酸ビニルエステル、(メタ)アクリロニトリル、エチレン、ブタジエンからなる群より選ばれた単量体とその他の単量体によって得られる共重合体を、アルカリおよび/または有機溶剤を添加することにより、その特定量を可溶させた水性下塗り材が開示されている。
【0004】
また、特開平11−222567号公報には、カルボニル基含有ラジカル重合性ビニル系モノマー、カルボキシル基含有ラジカル重合性ビニル系モノマー、水酸基含有ラジカル重合性モノマーおよびその他のラジカル重合性モノマーからなるビニル系水性重合体と架橋剤とを含有してなる水性硬化型シーラーが開示されている。
【0005】
しかしながら、塩素化ポリオレフィン系樹脂を用いた有機溶剤型下塗り塗料から得られる下塗り塗膜と比較して、いずれも基材や旧塗膜に対する密着性が不充分であった。また、塗膜形成直後の耐水性(以下「初期耐水性」という。)が不充分になるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、塩素化ポリオレフィン系樹脂を用いることなく、基材および旧塗膜との密着性に優れた水性下塗り材組成物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、アセトアセトキシ基含有不飽和モノマーおよびカルボン酸基含有不飽和モノマーを含んだモノマー混合物を乳化重合して得られるエマルション樹脂と、親水化変性ポリカルボジイミド化合物とを含む水性下塗り材組成物であって、上記親水化変性ポリカルボジイミド化合物は、カルボジイミドユニットとポリオールユニットとがウレタン結合を介して交互に繰り返して連続的に存在しており、かつ、分子両末端が親水性ユニットであって、上記親水性ユニットがウレタン結合を介して上記カルボジイミドユニットに結合している構造を有するものであり、かつ、上記エマルション樹脂のカルボン酸基に対する上記親水化変性ポリカルボジイミド化合物のカルボジイミド基のモル比が1以下であることを特徴とする水性下塗り材組成物である。
【0008】
ここで、例えば、モノマー混合物中のアセトアセトキシ基含有不飽和モノマーは1〜10重量%である。
【0009】
さらに、モノマー混合物の酸価は2〜30であることが好ましく、また、エマルション樹脂のカルボン酸基と親水化変性ポリカルボジイミド化合物のカルボジイミド基とのモル比は0.1〜1.2であることが好ましい。また、カルボジイミドユニットおよびポリオールユニットの繰り返し回数が、1〜10であることが好ましい。
【0010】
ここで、例えば、カルボジイミドユニットが、1分子中にイソシアネート基を少なくとも2個含有するポリカルボジイミド化合物(a)からイソシアネート基を除いたものであり、かつ、ポリオールユニットが、1分子中に水酸基を少なくとも2個含有するポリオール(b)から活性水素を除いたものであり、および、親水性ユニットが活性水素および親水性部分を有するモノアルコキシポリアルキレングリコールのような親水化剤(c)から活性水素を除いたものである。さらに、モノアルコキシポリアルキレングリコールの炭素数は4〜20であることが好ましい。
【0011】
また、エマルション樹脂のガラス転移温度は−10〜50℃であることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の水性下塗り材組成物は、アセトアセトキシ基含有不飽和モノマーおよびカルボン酸基含有不飽和モノマーを含んだモノマー混合物を乳化重合して得られるエマルション樹脂を含んでいる。上記アセトアセトキシ基は基材および旧塗膜と水素結合を形成して密着性を向上させ、カルボン酸基によって硬化反応に寄与すると考えられる。
【0013】
このようなアセトアセトキシ基含有不飽和モノマーとしては、例えば、アセトアセトキシエチル(メタ)アクリレート、アセトアセトキシアリルエステル等を挙げることができる。これらは2種類以上併用してもよい。好ましいものとしてはアセトアセトキシエチル(メタ)アクリレートである。上記モノマー混合物中の上記アセトアセトキシ基含有不飽和モノマーの含有量は下限1重量%、上限10重量%であることが好ましく、下限2重量%、上限8重量%であることがさらに好ましい。上記含有量が1重量%未満であると密着性向上の効果が不充分になり、10重量%を超えると乳化重合性が低下したり、得られる塗膜の初期耐水性が低下したりする恐れがある。
【0014】
上記カルボン酸基含有不飽和モノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等を挙げることができる。これらは2種類以上併用してもよい。上記カルボン酸基含有不飽和モノマーを含んだモノマー混合物の酸価は下限10、上限30であることが好ましく、上限20であることがさらに好ましい。上記酸価が10未満であると水性下塗り材組成物の貯蔵安定性が低下し、30を超えると得られる塗膜の初期耐水性が低下する恐れがある。
【0015】
上記モノマー混合物は、上記アセトアセトキシ基含有不飽和モノマーおよびカルボン酸基含有不飽和モノマー以外のその他の不飽和モノマーを含むことができる。上記その他の不飽和モノマーとしては特に限定されず、例えば、ダイアセトン(メタ)アクリレート、ダイアセトン(メタ)アクリルアミド、アクロレイン、ホルミルスチロール、(メタ)アクリルアミドピバリンアルデヒド、アセトニル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートアセチルアセテート、ビニルアルキルケトン等の、両末端がヘテロ原子と結合しているカルボニル基含有不飽和モノマー、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の水酸基含有不飽和モノマー、メチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸エステル不飽和モノマー、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン等の芳香族ビニルモノマー、(メタ)アクリロニトリル等のニトリル系モノマー等を挙げることができる。これらは2種類以上併用してもよい。
【0016】
上記エマルション樹脂は、上記モノマー混合物を乳化重合することによって得ることができる。上記乳化重合は特に限定されず、例えば、乳化剤存在下における水中で行うことができる。上記乳化剤としては特に限定されず、 オレイン酸カリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム等のアニオン性乳化剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンオキシプロピレンブロックポリマー等のノニオン性乳化剤、および、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルスルホン酸アンモニウム、(メタ)アクリロイルポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸エステル等の反応性乳化剤を挙げることができる。これらは2種類以上併用してもよい。
【0017】
上記乳化重合における重合開始剤としては特に限定されず、例えば、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過酸化水素、パーオキシエステル類等の過酸化物等の水溶性のものを挙げることができる。また、塩化第一鉄、硫酸第一鉄、L−アスコルビン酸等の還元剤と上記過酸化物とを併用してもよい。
【0018】
また、分子量調整のために必要に応じてn−ドデシルメルカプタン等の連鎖移動剤を使用してもよい。
【0019】
上記乳化重合によって得られるエマルション樹脂のガラス転移温度(Tg)は下限−10℃、上限50℃であることが好ましく、下限0℃、上限40℃であることがさらに好ましい。−10℃未満であると得られる塗膜の凝集力が低く、基材および旧塗膜に対する密着性が低下し、50℃を超えるとエマルション樹脂の造膜性が低下する恐れがある。なお、上記Tgは上記モノマー混合物中の各不飽和モノマーのホモポリマーのTgと組成比とから計算によって求めることができる。
【0020】
このようにして得られるエマルション樹脂の体積平均粒子径は、例えば、約0.05〜約0.5μmである。体積平均粒子径の測定方法は特に限定されず、光散乱法等当業者によってよく知られている方法を挙げることができる。
【0021】
上記エマルション樹脂はアセトアセトキシ基を有しているので密着性の向上効果があると考えられ、また、カルボン酸基を有しているので、後述の親水化変性ポリカルボジイミド化合物との硬化により高い塗膜性能を有する硬化塗膜を形成することができると考えられる。
【0022】
また、本発明の水性下塗り材組成物は、親水化変性ポリカルボジイミド化合物を含んでいる。上記親水化変性ポリカルボジイミド化合物は、カルボジイミドユニットとポリオールユニットとがウレタン結合を介して交互に繰り返して連続的に存在しており、かつ、分子両末端が親水性ユニットであって、上記親水性ユニットがウレタン結合を介して上記カルボジイミドユニットに結合している構造を有するものである。
【0023】
上記カルボジイミドユニットとは、1分子中にイソシアネート基を少なくとも2個含有するポリカルボジイミド化合物(a)からイソシアネート基を除いたものであり、−(−N=C=N−R1−)n−で表される単位をいう。ここで、R1は飽和であっても不飽和であっても、また、窒素原子および/または酸素原子を含んでいてもよい炭化水素基、nは重合度であり、2〜20の自然数である。
【0024】
上記ポリカルボジイミド化合物(a)は、例えば、カルボジイミド化触媒存在下において、有機ジイソシアネートを、脱二酸化炭素を伴う縮合反応させることによって得ることができる。上記カルボジイミド化触媒としては特に限定されず、3−メチル−1−フェニル−2−ホスホレン−1−オキシド等のホスホレンオキシド系のものを挙げることができる。また、有機ジイソシアネートとしては特に限定されず、芳香族系、脂肪族系および脂環族系のものを挙げることができるが、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート等の脂環族系のものが好ましい。
【0025】
上記ポリオールユニットとは、1分子中に水酸基を少なくとも2個含有するポリオール(b)から活性水素を除いたものである。このようなものとしては、例えば、ポリエーテルジオール、ポリエステルジオール、ポリカーボネートジオール等を挙げることができる。
【0026】
上記親水化変性ポリカルボジイミド化合物は、上記カルボジイミドユニットおよび上記ポリオールユニットは、−NHCO−で表されるウレタン結合を介して交互に繰り返し連続して存在している。上記繰り返し回数としては、特に限定されないが、反応効率の観点から、1〜10であることが好ましい。
【0027】
上記親水化変性ポリカルボジイミド化合物は、その分子両末端が親水性ユニットであって、上記親水性ユニットが上記ウレタン結合を介して上記カルボジイミドユニットに結合している。上記親水性ユニットは、活性水素および親水性部分を有する親水化剤(c)から活性水素を除いたものである。ここで、親水化剤(c)は、得られる塗膜の耐水性の観点から、モノアルコキシポリアルキレングリコールであることが好ましく、そのアルコキシ基の炭素数は4〜20であることがより好ましく、8〜12であることがさらに好ましい。
【0028】
上記親水化変性ポリカルボジイミド化合物の製造方法としては、例えば、上記ポリカルボジイミド化合物(a)と上記ポリオール(b)とを、上記ポリカルボジイミド化合物(a)のイソシアネート基のモル量が上記ポリオール(b)の水酸基のモル量を上回る比率で反応させて得られた反応生成物に、上記親水化剤(c)を反応させる方法を挙げることができる。
【0029】
本発明の水性下塗り材組成物は上記エマルション樹脂のカルボン酸基と上記親水化変性ポリカルボジイミド化合物のカルボジイミド基とのモル比は下限0.1、上限1.2である。1.2を超えると塗料の貯蔵安定性が低下し、0.1未満であると硬化反応が充分に進行しないため、得られる塗膜の密着性および初期耐水性が不充分になる恐れがある。なお、下限0.2、上限1.0であることが好ましい。
【0030】
本発明の水性下塗り材組成物は、上記成分の他必要に応じて、さらに、有機溶媒、着色成分、可塑剤、充填材、粘性調整剤、消泡剤、分散剤、紫外線防止剤、光安定剤、防腐剤等を添加ことができる。
【0031】
本発明の水性下塗り材組成物は、上記成分をディスパーやボールミル等、当業者によってよく知られた機器を用いて撹拌混合することによって得ることができる。
【0032】
本発明の水性下塗り材組成物は、基材に対して、塗布して放置することによって下塗り塗膜を得ることができる。上記基材としては、例えば、鉄、ステンレス、アルミニウム等およびその表面処理物の金属系、セメント類、石灰類、石膏類等のセメント系、ポリ塩化ビニル類、ポリエステル類、ポリカーボネート類、アクリル類等のプラスチック系等のものをあげることができ、また、これらの被塗装表面が下地調整されたり、旧塗膜を有したりしていてもよい。また、上記塗布は、例えば、塗布量300g/m2にて、ハケ、スプレー、ローラー等によって行うことができる。このようにして得られた塗膜は基材に対して優れた密着性を有している。
【0033】
【実施例】
製造例1 親水化変性ポリカルボジイミド化合物の製造
4,4−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート700部をカルボジイミド化触媒(3−メチル−1−フェニル−2−ホスホレン−1−オキシド)14部と共に180℃で16時間反応させ、イソシアネート末端4,4−ジシクロヘキシルメタンカルボジイミド(カルボジイミド基の含有量4当量)を得た。次いで、得られたカルボジイミド226.8部を90℃加熱下でN−メチルピロリドン106.7部に溶解させた。次に、ポリプロピレングリコール(数平均分子量2000)200部を40℃で10分間撹拌後、ジブチル錫ジラウレート0.16部を加え、再度90℃まで昇温し、3時間反応させた。さらに、オキシエチレン単位を8個有するポリ(オキシエチレン)モノ−2−エチルヘキシルエーテル96.4部を加え100℃で5時間反応させた後、イオン交換水678.1部を50℃で加え、樹脂固形分40重量%の親水化変性ポリカルボジイミド化合物の水分散体を得た。
【0034】
製造例2 エマルション樹脂の製造
攪拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管を備えた反応容器に脱イオン水68.5重量部、レベノールWZ(花王社製ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル硫酸ナトリウム)1重量部を仕込み、80℃まで昇温して保持した後、10%濃度に溶解した過硫酸アンモニウム水溶液1重量部を添加した。
【0035】
続いて、この溶液中に、スチレン66.0重量部、2−エチルヘキシルアクリレート28.5重量部、アクリル酸3.5重量部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート2.0重量部、アセトアセトキシエチルメタクリレート8.5重量部、n−ドデシルメルカプタン0.85重量部、レベノールWZ8重量部および脱イオン水49.4重量部からなるモノマー混合物および2%濃度に溶解した過硫酸アンモニウム水溶液10重量部を並行して3時間かけて滴下した。反応容器内を80℃に保持したまま5時間撹拌を続けた。その後、室温まで冷却して25%アンモニア水2重量部およびジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート17重量部を添加して充分撹拌し、酸価15、固形分56重量%および体積平均粒子径0.12μmのエマルション樹脂を得た。なお、モノマー混合物の計算ガラス転移温度は0℃であった。
【0036】
実施例1
製造例1で得られたエマルション樹脂100重量部、造膜助剤8重量部、二酸化チタン14重量部、炭酸カルシウム97重量部、無機繊維8重量部、増粘剤1.6重量部および添加剤7.4重量部を混合した後、上記エマルション樹脂中のカルボン酸基に対するカルボジイミド基のモル比が0.5となるようにカルボジライトEO−2(日清紡社製親水化変性ポリカルボジイミド化合物)を加えて充分混合することによって水性下塗り材組成物1を得た。
【0037】
実施例2
カルボジライトEO−2に代えて、製造例1で得られた親水化変性ポリカルボジイミド化合物を加えたこと以外は実施例1と同様にして、水性下塗り材組成物2を得た。
【0038】
実施例3
カルボン酸基に対するカルボジイミド基のモル比が1.0となるように、製造例1で得られた親水化変性ポリカルボジイミド化合物を加えたこと以外は実施例1と同様にして、水性下塗り材組成物3を得た。
【0039】
比較例1
親水化変性ポリカルボジイミド化合物を用いなかったこと以外は、実施例1と同様にして、水性下塗り材組成物4を得た。
【0040】
比較例2
カルボン酸基に対するカルボジイミド基のモル比が3.0となるように、製造例1で得られた親水化変性ポリカルボジイミド化合物を加えたこと以外は実施例1と同様にして、水性下塗り材組成物5を得た。
【0041】
<評価試験>
実施例1〜3、ならびに、比較例1および2にて得られた水性下塗り塗料1〜5について、貯蔵安定性試験を行った。また、2液性ウレタン塗料を塗布量150g/m2で塗布して下地調整した70×150mmのスレート板上に、上記水性下塗り材組成物1〜5を、それぞれ塗布量300g/m2にて塗布して試験板を得た。得られた試験板に対して以下の試験を行い評価した。結果は表1に示した。
【0042】
貯蔵安定性試験
上記水性下塗り材組成物1〜5について、40℃恒温室で静置し、塗料の流動性がなくなるまでの時間を評価した。240時間以上のものを合格とした。
【0043】
密着性試験
得られた試験板を室温で16時間静置した後、カッターナイフでスレート板まで達する深さのクロスカットを入れた。続いて、カット部分にガムテープを貼り付けた後、急激に引き剥がし、剥離状態を評価した。いずれも剥離面積が貼付面積の75%未満であり合格であった。
【0044】
初期耐水性
得られた試験板を室温で1時間経過後、水道水中に浸漬し、3時間後に引き上げて、下塗り塗膜の流出、塗膜表面を評価した。異常なきものを合格とした。
【0045】
【表1】

Figure 0003910069
【0046】
表1から明らかなように、本発明の水性下塗り材組成物はアセトアセトキシ基とカルボン酸基とを有するエマルション樹脂と、親水化変性ポリカルボジイミド化合物を含み、かつ、カルボン酸基に対するカルボジイミド基のモル比が1.0以下であるので、基材および旧塗膜との密着性が良好であることがわかった(実施例1〜3)。さらに、特定構造を有する親水化変性ポリカルボジイミド化合物を含むことによって、密着性および初期耐水性の低下がなく、貯蔵安定性も良好になることがわかった(実施例2および3)。しかしながら、親水化変性ポリカルボジイミド化合物を含まないもの(比較例1)やカルボン酸基に対するカルボジイミド基のモル比が1.0を超えるもの(比較例2)は、基材との密着性が低下していることがわかった。
【0047】
【発明の効果】
本発明の水性下塗り材組成物は、アセトアセトキシ基とカルボン酸基とを有するエマルション樹脂と、親水化変性ポリカルボジイミド化合物を含んでいるので、基材および旧塗膜との密着性および初期耐水性が良好である。これは、塗膜が架橋することによって凝集力が高くなること、および、塗膜中に残存するアセトアセトキシ基が基材と強固な水素結合を形成することによると考えられる。
【0048】
さらに、ポリカルボジイミド化合物を含むことによって得られる塗膜の初期耐水性が向上する。これは、塗膜中のカルボン酸基がカルボジイミド基によって消失し、塗膜への水の取り込みが小さくなることによると考えられる。さらに、ポリカルボジイミド化合物を特定構造とすることで、水性下塗り材組成物の貯蔵安定性が向上する。これは、親水化変性ポリカルボジイミド化合物が水中において、カルボジイミド基を中心方向に向けたミセル構造を形成しているため、結果として貯蔵中の反応を抑制していることによると考えられる。[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to an aqueous primer composition used mainly as a primer for exterior materials such as buildings.
[0002]
[Prior art]
As an undercoat material for exterior materials such as buildings, chlorinated polyolefin resin has been used as the main resin and dissolved in an organic solvent from the viewpoint of adhesion to the base material and old paint film. Although widely used, development of a dechlorinated type and an aqueous type has been promoted from the viewpoint of environmental problems such as air pollution and the health problems of coating workers.
[0003]
JP-A-5-247376 discloses an ethylenically unsaturated carboxylic acid and a (meth) acrylic acid alkyl ester having a specific chain length, a vinyl aromatic compound, a vinyl halide, a saturated carboxylic acid vinyl ester, (meta ) A specific amount of a copolymer obtained from a monomer selected from the group consisting of acrylonitrile, ethylene, and butadiene and another monomer was solubilized by adding an alkali and / or an organic solvent. An aqueous primer is disclosed.
[0004]
JP-A-11-222567 discloses a vinyl aqueous solution comprising a carbonyl group-containing radical polymerizable vinyl monomer, a carboxyl group-containing radical polymerizable vinyl monomer, a hydroxyl group-containing radical polymerizable monomer, and other radical polymerizable monomers. An aqueous curable sealer comprising a polymer and a crosslinking agent is disclosed.
[0005]
However, as compared with an undercoat film obtained from an organic solvent-type undercoat paint using a chlorinated polyolefin resin, the adhesion to the base material and the old paint film was insufficient. Further, there is a problem that the water resistance immediately after the coating film is formed (hereinafter referred to as “initial water resistance”) becomes insufficient.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
An object of this invention is to provide the aqueous | water-based undercoat material composition excellent in adhesiveness with a base material and an old coating film, without using a chlorinated polyolefin-type resin.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is an aqueous primer composition comprising an emulsion resin obtained by emulsion polymerization of a monomer mixture containing an acetoacetoxy group-containing unsaturated monomer and a carboxylic acid group-containing unsaturated monomer, and a hydrophilized modified polycarbodiimide compound. In the hydrophilized modified polycarbodiimide compound, the carbodiimide unit and the polyol unit are alternately and continuously present via a urethane bond, and both molecular ends are hydrophilic units, The hydrophilic unit has a structure bonded to the carbodiimide unit via a urethane bond, and the molar ratio of the carbodiimide group of the hydrophilized modified polycarbodiimide compound to the carboxylic acid group of the emulsion resin is 1 or less. Aqueous primer composition characterized in that It is.
[0008]
Here, for example, the acetoacetoxy group-containing unsaturated monomer in the monomer mixture is 1 to 10% by weight.
[0009]
Further, the acid value of the monomer mixture is preferably 2 to 30, and the molar ratio of the carboxylic acid group of the emulsion resin to the carbodiimide group of the hydrophilized modified polycarbodiimide compound is 0.1 to 1.2. Is preferred. Moreover, it is preferable that the repetition frequency of a carbodiimide unit and a polyol unit is 1-10.
[0010]
Here, for example, the carbodiimide unit is obtained by removing the isocyanate group from the polycarbodiimide compound (a) containing at least two isocyanate groups in one molecule, and the polyol unit has at least a hydroxyl group in one molecule. Active hydrogen is removed from the two-containing polyol (b), and active hydrogen is removed from the hydrophilizing agent (c) such as monoalkoxypolyalkylene glycol in which the hydrophilic unit has active hydrogen and a hydrophilic portion. Excluded. Furthermore, it is preferable that carbon number of monoalkoxy polyalkylene glycol is 4-20.
[0011]
Moreover, it is preferable that the glass transition temperature of emulsion resin is -10-50 degreeC.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The aqueous undercoat composition of the present invention contains an emulsion resin obtained by emulsion polymerization of a monomer mixture containing an acetoacetoxy group-containing unsaturated monomer and a carboxylic acid group-containing unsaturated monomer. The acetoacetoxy group is considered to form a hydrogen bond with the base material and the old coating film to improve adhesion, and contribute to the curing reaction by the carboxylic acid group.
[0013]
Examples of such an acetoacetoxy group-containing unsaturated monomer include acetoacetoxyethyl (meth) acrylate, acetoacetoxyallyl ester, and the like. Two or more of these may be used in combination. Preferred is acetoacetoxyethyl (meth) acrylate. The content of the acetoacetoxy group-containing unsaturated monomer in the monomer mixture is preferably a lower limit of 1% by weight and an upper limit of 10% by weight, and more preferably a lower limit of 2% by weight and an upper limit of 8% by weight. If the content is less than 1% by weight, the effect of improving the adhesion is insufficient, and if it exceeds 10% by weight, the emulsion polymerizability may be lowered or the initial water resistance of the resulting coating film may be lowered. There is.
[0014]
Examples of the carboxylic acid group-containing unsaturated monomer include (meth) acrylic acid, maleic anhydride, fumaric acid, itaconic acid, and the like. Two or more of these may be used in combination. The acid value of the monomer mixture containing the carboxylic acid group-containing unsaturated monomer is preferably a lower limit of 10 and an upper limit of 30, and more preferably an upper limit of 20. When the acid value is less than 10, the storage stability of the aqueous undercoat composition is lowered, and when it exceeds 30, the initial water resistance of the resulting coating film may be lowered.
[0015]
The monomer mixture may contain other unsaturated monomers other than the acetoacetoxy group-containing unsaturated monomer and the carboxylic acid group-containing unsaturated monomer. The other unsaturated monomers are not particularly limited. For example, diacetone (meth) acrylate, diacetone (meth) acrylamide, acrolein, formylstyrene, (meth) acrylamide pivalinaldehyde, acetonyl (meth) acrylate, 2-hydroxy Carbonyl group-containing unsaturated monomers such as propyl (meth) acrylate acetyl acetate and vinyl alkyl ketone, which are bonded to hetero atoms at both ends, 2-hydroxyethyl (meth) acrylate, hydroxypropyl (meth) acrylate, hydroxybutyl ( Hydroxyl-containing unsaturated monomers such as (meth) acrylate, methyl (meth) acrylate, n-butyl (meth) acrylate, isobutyl (meth) acrylate, t-butyl (meth) acrylate, 2-ethyl (Meth) acrylate unsaturated monomers such as ruhexyl (meth) acrylate and cyclohexyl (meth) acrylate, aromatic vinyl monomers such as styrene, α-methylstyrene and vinyltoluene, and nitrile monomers such as (meth) acrylonitrile Can be mentioned. Two or more of these may be used in combination.
[0016]
The emulsion resin can be obtained by emulsion polymerization of the monomer mixture. The emulsion polymerization is not particularly limited, and can be performed in water in the presence of an emulsifier, for example. The emulsifier is not particularly limited. Anionic emulsifiers such as potassium oleate, sodium lauryl sulfate, sodium dodecylbenzene sulfonate, sodium alkyl naphthalene sulfonate, sodium polyoxyethylene alkyl ether sulfate, polyoxyethylene alkyl ether, polyoxy Nonionic emulsifiers such as ethyleneoxypropylene block polymer, and reactive emulsifiers such as polyethylene glycol mono (meth) acrylate, ammonium 2- (meth) acryloyloxyethylsulfonate, (meth) acryloyl polyoxyalkylene alkyl ether phosphate Can be mentioned. Two or more of these may be used in combination.
[0017]
The polymerization initiator in the emulsion polymerization is not particularly limited, and examples thereof include water-soluble ones such as peroxides such as ammonium persulfate, potassium persulfate, sodium persulfate, hydrogen peroxide, and peroxyesters. it can. Moreover, you may use together reducing agents, such as ferrous chloride, ferrous sulfate, and L-ascorbic acid, and the said peroxide.
[0018]
Moreover, you may use chain transfer agents, such as n-dodecyl mercaptan, as needed for molecular weight adjustment.
[0019]
The glass transition temperature (Tg) of the emulsion resin obtained by the emulsion polymerization is preferably a lower limit of −10 ° C. and an upper limit of 50 ° C., more preferably a lower limit of 0 ° C. and an upper limit of 40 ° C. When the temperature is less than −10 ° C., the cohesive strength of the resulting coating film is low, the adhesion to the substrate and the old coating film is lowered, and when it exceeds 50 ° C., the film forming property of the emulsion resin may be lowered. The Tg can be obtained by calculation from the Tg of the homopolymer of each unsaturated monomer in the monomer mixture and the composition ratio.
[0020]
The volume average particle diameter of the emulsion resin thus obtained is, for example, about 0.05 to about 0.5 μm. The method for measuring the volume average particle diameter is not particularly limited, and examples thereof include methods well known by those skilled in the art, such as a light scattering method.
[0021]
Since the emulsion resin has an acetoacetoxy group, it is considered that there is an effect of improving adhesion, and since it has a carboxylic acid group, it is highly coated by curing with a hydrophilized modified polycarbodiimide compound described later. It is considered that a cured coating film having film performance can be formed.
[0022]
Moreover, the aqueous undercoat composition of the present invention contains a hydrophilized modified polycarbodiimide compound. The hydrophilic modified polycarbodiimide compound has a carbodiimide unit and a polyol unit alternately and continuously present via a urethane bond, and both molecular ends are hydrophilic units, and the hydrophilic unit Is bonded to the carbodiimide unit through a urethane bond.
[0023]
The carbodiimide unit is obtained by removing an isocyanate group from a polycarbodiimide compound (a) containing at least two isocyanate groups in one molecule, and — (— N═C═N—R 1 —) n — The unit expressed. Here, R 1 is a saturated or unsaturated hydrocarbon group that may contain a nitrogen atom and / or an oxygen atom, n is the degree of polymerization, and is a natural number of 2 to 20. is there.
[0024]
The polycarbodiimide compound (a) can be obtained, for example, by subjecting an organic diisocyanate to a condensation reaction with decarbonization in the presence of a carbodiimidization catalyst. The carbodiimidization catalyst is not particularly limited, and examples thereof include phospholene oxides such as 3-methyl-1-phenyl-2-phospholene-1-oxide. The organic diisocyanate is not particularly limited, and examples thereof include aromatic, aliphatic, and alicyclic ones, and alicyclic ones such as 4,4′-dicyclohexylmethane diisocyanate are preferable. .
[0025]
The polyol unit is obtained by removing active hydrogen from a polyol (b) containing at least two hydroxyl groups in one molecule. As such a thing, polyether diol, polyester diol, polycarbonate diol etc. can be mentioned, for example.
[0026]
In the hydrophilized modified polycarbodiimide compound, the carbodiimide unit and the polyol unit are alternately and continuously present via a urethane bond represented by -NHCO-. The number of repetitions is not particularly limited, but is preferably 1 to 10 from the viewpoint of reaction efficiency.
[0027]
The hydrophilized modified polycarbodiimide compound has a hydrophilic unit at both molecular ends, and the hydrophilic unit is bonded to the carbodiimide unit via the urethane bond. The hydrophilic unit is obtained by removing active hydrogen from the hydrophilizing agent (c) having active hydrogen and a hydrophilic portion. Here, from the viewpoint of water resistance of the resulting coating film, the hydrophilizing agent (c) is preferably a monoalkoxypolyalkylene glycol, and the alkoxy group preferably has 4 to 20 carbon atoms, More preferably, it is 8-12.
[0028]
Examples of the method for producing the hydrophilized modified polycarbodiimide compound include the polycarbodiimide compound (a) and the polyol (b), wherein the molar amount of the isocyanate group of the polycarbodiimide compound (a) is the polyol (b). The method of making the said hydrophilizing agent (c) react with the reaction product obtained by making it react with the ratio exceeding the molar amount of the hydroxyl group of this can be mentioned.
[0029]
In the aqueous undercoat composition of the present invention, the molar ratio between the carboxylic acid group of the emulsion resin and the carbodiimide group of the hydrophilized modified polycarbodiimide compound is a lower limit of 0.1 and an upper limit of 1.2. If it exceeds 1.2, the storage stability of the paint will decrease, and if it is less than 0.1, the curing reaction will not proceed sufficiently, so the adhesion and initial water resistance of the resulting coating film may be insufficient. . The lower limit is preferably 0.2 and the upper limit is 1.0.
[0030]
In addition to the above components, the aqueous undercoat composition of the present invention may further comprise an organic solvent, a coloring component, a plasticizer, a filler, a viscosity modifier, an antifoaming agent, a dispersant, an ultraviolet light inhibitor, and a light stabilizer. Agents, preservatives and the like can be added.
[0031]
The aqueous undercoat composition of the present invention can be obtained by stirring and mixing the above components using a device well known by those skilled in the art, such as a disper or a ball mill.
[0032]
The aqueous undercoat material composition of the present invention can be applied to a substrate and allowed to stand to obtain an undercoat coating film. Examples of the base material include, for example, iron, stainless steel, aluminum and the like, and metal-based cements such as cements, limes, and plasters, polyvinyl chlorides, polyesters, polycarbonates, and acrylics. The surface of the object to be coated may have a base preparation or may have an old coating film. Moreover, the said application | coating can be performed by a brush, a spray, a roller, etc. by the application quantity of 300 g / m < 2 >, for example. The coating film thus obtained has excellent adhesion to the substrate.
[0033]
【Example】
Production Example 1 Preparation of hydrophilized modified polycarbodiimide compound 700 parts of 4,4-dicyclohexylmethane diisocyanate was reacted with 14 parts of carbodiimidization catalyst (3-methyl-1-phenyl-2-phospholene-1-oxide) at 180 ° C. for 16 hours to obtain isocyanate. Terminal 4,4-dicyclohexylmethane carbodiimide (4 equivalents of carbodiimide group content) was obtained. Next, 226.8 parts of the obtained carbodiimide was dissolved in 106.7 parts of N-methylpyrrolidone under heating at 90 ° C. Next, after stirring 200 parts of polypropylene glycol (number average molecular weight 2000) at 40 ° C. for 10 minutes, 0.16 part of dibutyltin dilaurate was added, and the temperature was raised to 90 ° C. again and reacted for 3 hours. Further, 96.4 parts of poly (oxyethylene) mono-2-ethylhexyl ether having 8 oxyethylene units was added and reacted at 100 ° C. for 5 hours, and then 678.1 parts of ion-exchanged water was added at 50 ° C. An aqueous dispersion of a hydrophilized modified polycarbodiimide compound having a solid content of 40% by weight was obtained.
[0034]
Production Example 2 Production of emulsion resin 68.5 parts by weight of deionized water in a reaction vessel equipped with a stirrer, a reflux condenser, a thermometer, and a nitrogen introduction tube, Lebenol WZ (sodium polyoxyethylene nonylphenyl ether sulfate manufactured by Kao Corporation) 1 part by weight was charged, heated to 80 ° C. and held, and then 1 part by weight of an aqueous solution of ammonium persulfate dissolved in 10% concentration was added.
[0035]
Subsequently, 66.0 parts by weight of styrene, 28.5 parts by weight of 2-ethylhexyl acrylate, 3.5 parts by weight of acrylic acid, 2.0 parts by weight of 2-hydroxyethyl methacrylate, acetoacetoxyethyl methacrylate, 8. 5 parts by weight, 0.85 parts by weight of n-dodecyl mercaptan, 8 parts by weight of lebenol WZ and 49.4 parts by weight of deionized water and 10 parts by weight of an aqueous solution of ammonium persulfate dissolved in 2% concentration in parallel for 3 hours It was dripped over. Stirring was continued for 5 hours while maintaining the inside of the reaction vessel at 80 ° C. Thereafter, the mixture was cooled to room temperature, 2 parts by weight of 25% ammonia water and 17 parts by weight of diethylene glycol monobutyl ether acetate were added and sufficiently stirred, and an emulsion resin having an acid value of 15, a solid content of 56% by weight and a volume average particle size of 0.12 μm. Got. The calculated glass transition temperature of the monomer mixture was 0 ° C.
[0036]
Example 1
100 parts by weight of the emulsion resin obtained in Production Example 1, 8 parts by weight of a film-forming aid, 14 parts by weight of titanium dioxide, 97 parts by weight of calcium carbonate, 8 parts by weight of inorganic fibers, 1.6 parts by weight of a thickener and additives After mixing 7.4 parts by weight, carbodilite EO-2 (Nisshinbo's hydrophilic modified polycarbodiimide compound) was added so that the molar ratio of carbodiimide groups to carboxylic acid groups in the emulsion resin was 0.5. By mixing thoroughly, an aqueous undercoat material composition 1 was obtained.
[0037]
Example 2
An aqueous undercoat composition 2 was obtained in the same manner as in Example 1 except that the hydrophilized modified polycarbodiimide compound obtained in Production Example 1 was added instead of Carbodilite EO-2.
[0038]
Example 3
Aqueous undercoat composition in the same manner as in Example 1 except that the hydrophilized modified polycarbodiimide compound obtained in Production Example 1 was added so that the molar ratio of carbodiimide group to carboxylic acid group was 1.0. 3 was obtained.
[0039]
Comparative Example 1
An aqueous undercoat composition 4 was obtained in the same manner as in Example 1 except that the hydrophilized modified polycarbodiimide compound was not used.
[0040]
Comparative Example 2
Aqueous undercoat composition in the same manner as in Example 1 except that the hydrophilized modified polycarbodiimide compound obtained in Production Example 1 was added so that the molar ratio of carbodiimide group to carboxylic acid group was 3.0. 5 was obtained.
[0041]
<Evaluation test>
A storage stability test was performed on the aqueous undercoat paints 1 to 5 obtained in Examples 1 to 3 and Comparative Examples 1 and 2. In addition, on the 70 × 150 mm slate plate prepared by applying a two-component urethane coating at a coating amount of 150 g / m 2 , the above-mentioned aqueous primer composition 1-5 was applied at a coating amount of 300 g / m 2 . The test plate was obtained by coating. The obtained test plate was evaluated by performing the following tests. The results are shown in Table 1.
[0042]
Storage stability test About the said aqueous | water-based undercoat composition 1-5, it left still in a 40 degreeC constant temperature room, and evaluated the time until the fluidity | liquidity of a coating disappears. The thing more than 240 hours was set as the pass.
[0043]
Adhesion test The obtained test plate was allowed to stand at room temperature for 16 hours, and then a crosscut having a depth reaching the slate plate was inserted with a cutter knife. Then, after sticking a gum tape on a cut part, it peeled off rapidly and evaluated the peeling state. In both cases, the peeled area was less than 75% of the pasted area, which was acceptable.
[0044]
Initial water resistance The obtained test plate was immersed in tap water after 1 hour at room temperature and pulled up after 3 hours to evaluate the outflow of the undercoat coating and the coating surface. Abnormal things were accepted.
[0045]
[Table 1]
Figure 0003910069
[0046]
As apparent from Table 1, the aqueous undercoat composition of the present invention comprises an emulsion resin having an acetoacetoxy group and a carboxylic acid group, a hydrophilized modified polycarbodiimide compound, and the mole of the carbodiimide group relative to the carboxylic acid group. Since ratio was 1.0 or less, it turned out that adhesiveness with a base material and an old coating film is favorable (Examples 1-3). Furthermore, it has been found that the inclusion of a hydrophilized modified polycarbodiimide compound having a specific structure does not cause a decrease in adhesion and initial water resistance, and also improves the storage stability (Examples 2 and 3). However, those that do not contain a hydrophilized modified polycarbodiimide compound (Comparative Example 1) and those that have a carbodiimide group to carboxylic acid group molar ratio exceeding 1.0 (Comparative Example 2) have poor adhesion to the substrate. I found out.
[0047]
【The invention's effect】
Since the aqueous undercoat composition of the present invention contains an emulsion resin having an acetoacetoxy group and a carboxylic acid group and a hydrophilized modified polycarbodiimide compound, adhesion to the substrate and the old coating film and initial water resistance Is good. This is considered to be due to the fact that the cohesive force increases due to the crosslinking of the coating film and that the acetoacetoxy groups remaining in the coating film form a strong hydrogen bond with the substrate.
[0048]
Furthermore, the initial water resistance of the coating film obtained by including a polycarbodiimide compound is improved. This is considered to be due to the disappearance of the carboxylic acid group in the coating film due to the carbodiimide group and the reduction of water uptake into the coating film. Furthermore, the storage stability of the aqueous undercoat composition is improved by making the polycarbodiimide compound have a specific structure. This is presumably because the hydrophilized modified polycarbodiimide compound forms a micelle structure with the carbodiimide group in the center direction in water, and as a result, the reaction during storage is suppressed.

Claims (9)

アセトアセトキシ基含有不飽和モノマーおよびカルボン酸基含有不飽和モノマーを含んだモノマー混合物を乳化重合して得られるエマルション樹脂と、親水化変性ポリカルボジイミド化合物とを含む水性下塗り材組成物であって、前記親水化変性ポリカルボジイミド化合物は、カルボジイミドユニットとポリオールユニットとがウレタン結合を介して交互に繰り返して連続的に存在しており、かつ、分子両末端が親水性ユニットであって、前記親水性ユニットがウレタン結合を介して前記カルボジイミドユニットに結合している構造を有するものであり、かつ、前記エマルション樹脂のカルボン酸基に対する前記親水化変性ポリカルボジイミド化合物のカルボジイミド基のモル比が0.1〜1.2であることを特徴とする水性下塗り材組成物。An aqueous primer composition comprising an emulsion resin obtained by emulsion polymerization of a monomer mixture containing an acetoacetoxy group-containing unsaturated monomer and a carboxylic acid group-containing unsaturated monomer, and a hydrophilized modified polycarbodiimide compound, In the hydrophilized modified polycarbodiimide compound, carbodiimide units and polyol units are alternately and continuously present via urethane bonds, and both molecular ends are hydrophilic units, and the hydrophilic units are It has a structure bonded to the carbodiimide unit through a urethane bond, and the molar ratio of the carbodiimide group of the hydrophilized modified polycarbodiimide compound to the carboxylic acid group of the emulsion resin is 0.1 to 1. An aqueous primer composition characterized in that it is 2. 前記モノマー混合物中のアセトアセトキシ基含有不飽和モノマーは1〜10重量%である請求項1に記載の水性下塗り材組成物。The aqueous undercoat composition according to claim 1, wherein the acetoacetoxy group-containing unsaturated monomer in the monomer mixture is 1 to 10% by weight. 前記モノマー混合物の酸価は2〜30である請求項1または2に記載の水性下塗り材組成物。The aqueous primer composition according to claim 1 or 2, wherein the monomer mixture has an acid value of 2 to 30. 前記エマルション樹脂のカルボン酸基に対する前記親水化変性ポリカルボジイミド化合物のカルボジイミド基のモル比は0.2〜1.0である請求項1〜3のうちのいずれか1つに記載の水性下塗り材組成物。The aqueous primer composition according to any one of claims 1 to 3, wherein a molar ratio of the carbodiimide group of the hydrophilized modified polycarbodiimide compound to the carboxylic acid group of the emulsion resin is 0.2 to 1.0. object. 前記カルボジイミドユニットおよびポリオールユニットの繰り返し回数が、1〜10である請求項1〜4のうちのいずれか1つに記載の水性下塗り材組成物。5. The aqueous primer composition according to claim 1, wherein the carbodiimide unit and the polyol unit are repeated 1 to 10 times. 前記カルボジイミドユニットが、1分子中にイソシアネート基を少なくとも2個含有するポリカルボジイミド化合物(a)からイソシアネート基を除いたものであり、かつ、前記ポリオールユニットが、1分子中に水酸基を少なくとも2個含有するポリオール(b)から活性水素を除いたものであり、および、前記親水性ユニットが活性水素および親水性部分を有する親水化剤(c)から活性水素を除いたものである請求項1〜5のうちのいずれか1つに記載の水性下塗り材組成物。The carbodiimide unit is obtained by removing isocyanate groups from a polycarbodiimide compound (a) containing at least two isocyanate groups in one molecule, and the polyol unit contains at least two hydroxyl groups in one molecule. The active hydrogen is removed from the polyol (b) to be produced, and the hydrophilic unit is obtained by removing the active hydrogen from the hydrophilizing agent (c) having an active hydrogen and a hydrophilic portion. The water-based undercoat material composition as described in any one of these. 前記親水化剤(c)がモノアルコキシポリアルキレングリコールである請求項6に記載の水性下塗り材組成物。The aqueous primer composition according to claim 6, wherein the hydrophilizing agent (c) is a monoalkoxypolyalkylene glycol. 前記モノアルコキシポリアルキレングリコールのアルコキシ基の炭素数が4〜20である請求項7に記載の水性下塗り材組成物。The water-based undercoat composition according to claim 7, wherein the alkoxy group of the monoalkoxypolyalkylene glycol has 4 to 20 carbon atoms. 前記エマルション樹脂のガラス転移温度は−10〜50℃である請求項1〜8のうちのいずれか1つに記載の水性下塗り材組成物。The water-based primer composition according to any one of claims 1 to 8, wherein the emulsion resin has a glass transition temperature of -10 to 50 ° C.
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