JP3907533B2

JP3907533B2 - Horizontal loading wheel seal structure

Info

Publication number: JP3907533B2
Application number: JP2002173333A
Authority: JP
Inventors: 嘉昌木村
Original assignee: Topy Industries Ltd
Current assignee: Topy Industries Ltd
Priority date: 2002-06-13
Filing date: 2002-06-13
Publication date: 2007-04-18
Anticipated expiration: 2022-06-13
Also published as: JP2004017727A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、横装填式ホイールのシール構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
横装填式ホイールは、図１１、図１２に示すように、ホイール外側のリムエッジを取りはずし式とし、サイドリング２を後付することでリム１を構成する。これによって、タイヤ４装着のためのリムのドロップが不要になるためホイール内スペースが直径で２５〜３０ｍｍ広く取れる。また、ドロップがないため、パンク時のタイヤリム外れの心配が無くなる。さらに、タイヤ４やランフラット中子を、横から装填するので、着脱作業が非常に容易になる。
このシステムの当初の考案は、図１１、図１２のように、タイヤ４のビード荷重をリム１側で受け、サイドリング２でタイヤのリム軸方向広がりを押さえる構造になっていた。この構造ではエアシールの為のＯリング３を図１２の位置（リムとサイドリングとのコーナー）に入れることができ、タイヤ４に空気を入れると空気圧でタイヤビードが外側に押されてＯリング３を押しつぶすためシール性能が大変良かった。一方、タイヤ４の空気を抜けばＯリング３は押しつぶされず、脱着の際、サイドリング２を回す力は小さくてすんだ。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図１１、図１２の構造ではリムのビード受け部が高い位置にあるので（図１２でリム軸方向外側端部の外径がリム軸方向中央部の外径より大であるので）、リム外側の口径が大きく、タイヤや中子を装填する際、邪魔になって作業がやりにくいという問題があった。
その問題の解決のため、タイヤのビード荷重をサイドリング６側で受け、リム外側の口径をリム５径より小さくする、図１３、図１４のような改良形としたい（図１３、図１４は従来技術に含まれない）。
改良形では、エアシール（Ｏリング）７をサイドリング６とリム５の間に入れねばならない。したがって、図１４のように、サイドリング６を押し込むと、Ｏリング７が潰されている形になる。
Ｏリング７を押し潰した状態では、その変形反力で、Ｏリング７とサイドリング６の間の摩擦力が大きくなり、サイドリング６を回そうとしても、重くてなかなか回せない。摩擦力を小さくするため、Ｏリング７の潰し量を減らすと、エア漏れしやすくな、シール性能が悪くなる。
本発明の目的は、タイヤビードをサイドリングで受ける構造の横装填式ホイールにおいて、サイドリング脱着時にサイドリングを回す力は軽く、かつ、エアシール性能は悪化しない、シールの構造を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明は、つぎの通りである。
タイヤのビード荷重をサイドリングで受ける構造の横装填式ホイールのシール構造であって、
（イ）ディスクとサイドリングの何れか一方にＯリングを付ける装着溝を設け、ディスクとサイドリングのＯリングを付けない方に、サイドリングをロックするためにサイドリングを回す位置では、Ｏリングが接触しないように、逃げ溝を設け、
（ロ）回す位置とシールする位置との間をサイドリングがホイール軸方向に移動できるように、ディスクとサイドリングとの間にロック機構部に押し込み方向の遊びを設けた、
横装填ホイールのシール構造。
ロック機構部のディスクの外径は、ディスク軸方向中央部の外径より小であり、タイヤおよびランフラット中子の横装填を容易にしている。
【０００５】
サイドリング回転時には、逃げ溝を設けたため、Ｏリング装着溝の付けられたＯリングが対向部材に当たることがなく、サイドリング脱着時にサイドリングを回す力は軽い。また、シール時には、逃げ溝を設けた部材がＯリングに当たるので、エアシール性能は悪化しない。
【０００６】
【発明の実施の形態】
本発明では、前述の問題の解決策に、つぎの発想を用いた。
発想１；タイヤ空気圧をシール押しつぶし力に利用する。
図１２の横装填式ホイールのシールがうまくいった理由は、タイヤ空気圧による力を、Ｏリングを押しつぶす力として利用した点にある。
本発明の横装填ホイールのシール構造１０では、図１に示すように、タイヤ空気圧による力はサイドリング１２を右に押す力となり、その力は、図１のＡ面で受ける。しかし、Ａ面は、サイドリング脱着の機能を果たすため、図１３に示したような切れ目があり、シールのためのＯリングを設置する位置としては適切ではない。
したがって、Ｏリング１３を使う面を、別位置に作る必要がある。本発明のシールでは、図１のＢ位置（サイドリング内周とリム外周との間）でシールする方法を考えた。
【０００７】
発想２；サイドリングを回す際にはＯリングを押しつぶさない。
本発明の横装填ホイールのシール構造１０では、図２に示すように、サイドリング脱着は、サイドリング１２を押し込んでから回して止める方法を採っている。図１３からわかるように、その際は、押し込みのストロークＳｐは短く、回すストロークＳｒは長い。一方、Ｏリング１３は動かないので、サイドリング１２を動かす際の抗力は動かす方向に関係なく変わらない。（図２でＦｒ＝Ｆｐ＝μＷ）
サイドリング１２を脱着する時の押し込み方向をストロークＳｐ、回転方向のストロークをＳｒとすると、押し込み方向の仕事量Ｕｐ、回転方向の仕事量Ｕｒは、
Ｕｐ＝Ｆｐ×Ｓｐ、Ｕｒ＝Ｆｒ×Ｓｒ
ここでＦｐ＝Ｆｒ、Ｓｐ≪Ｓｒ、だから、Ｕｐ≪Ｕｒ、
したがって、サイドリング１２の脱着作業をやりやすくするには、仕事量の大きい回転方向の抗力Ｆｒを減らせばよい。換言すれば、サイドリング回転時には、押しつけ力Ｗを小さくすればよい。この押しつけ力は、Ｏリング１３を押し潰すことによる反力なので、サイドリング１２を回す際にはＯリング１３を押しつぶさない構造にすればよい。
【０００８】
発想１、発想２、を統合すると、サイドリング１２を押し込む際には、Ｏリング１３を押しつぶしてもよいが、回転する際には逃げ溝１６がＯリング１３の位置に来てＯリング１３を押しつぶさないようにする。そして、タイヤ１４に空気を充填すると、空気圧によってサイドリング１２が遊び１９（押し込み方向の遊び１９）分移動し、Ｏリング１３が押しつぶされるようにすればよい。
【０００９】
★Ｏリングをディスク側に装填する場合
Ｏリング１３をディスク１５側に装填する場合（Ｏリング１３をディスク１５に設けたＯリング装着溝１７に装填する場合）は、サイドリング１２に図３のような逃げ溝１６を作る。サイドリング１２を回転させる状態では逃げ溝１６の幅方向中心とＯリング装着溝１７の幅方向中心とはホイール軸方向にほぼ一致しており、シール状態では逃げ溝１６の幅方向中心とＯリング装着溝１７の幅方向中心とはホイール軸方向にずれている。エアシールは、図３の矢印の２ヶ所で行う。押し込み時にはＯリング１３がつぶれてＳｐのストロークの間、重くなるが、更に押し込むとＯリング１３が逃げ溝１６に入って潰されず、サイドリング１２は軽く回せる。空気を注入すると、空気圧でサイドリング１２が右に押し戻され、シール機能が働く。
図４はシールの作用を示す。図４（１）は、初期の状態を示す。図４（２）はサイドリング１２を押し込む状態を示す。この図からわかるように、押し込みストロークＳｐは小さい。図４（３）はサイドリング１２を回している状態を示す。Ｏリング１３が逃げ溝１６に入って潰されず、サイドリング１２は軽く回せる。図４（４）は空気を注入した状態を示す。サイドリング１２が右に押し戻され、シール機能が働く。
【００１０】
★Ｏリングをリム側に装填する場合
Ｏリング１３をリム１１側に装填する場合（Ｏリング１３をリム１１に設けたＯリング装着溝１７に装填する場合）は、ディスク１５側に図５のような逃げ溝１６を作る。サイドリング１２を回転させる状態では逃げ溝１６の幅方向中心とＯリング装着溝１７の幅方向中心とはホイール軸方向にほぼ一致しており、シール状態では逃げ溝１６の幅方向中心とＯリング装着溝１７の幅方向中心とはホイール軸方向にずれている。エアシールは図の矢印の２箇所で行う。
作用は、ディスク側にＯリングを装填する場合と同様で、図６に示すように、図６（１）の初期の状態から、図６（２）に示すようにサイドリング１２を押し込むと図６（２）のＳｐの間だけは押し込み力が重いが、それをすぎると図６（３）の状態になってＯリング１３の潰れがなくなり、軽くなる。また、サイドリング１２を軽く回せるようになる。タイヤ１４に空気を入れると、図６（４）の状態になり、空気圧でサイドリング１２が押されてＯリング１３が潰れ、シール機能を果たすことができる。
【００１１】
以上の方法によって、サイドリング１２を押し込む際には、短い間だけ押し込み力が重いが、その後軽くなり、サイドリング１２を回してロックすることも容易にできる。タイヤ１４に空気を入れると、空気力でＯリング１３を押すのでシールが確実にできる。
【００１２】
【実施例】
〔実施例１〕
実施例１では、図７、図８、図３、図４に示すように、ホイールを車両に装着した時に車両左右方向外側のリムフランジをリムと別体形成した着脱可能のサイドリング１２とし、サイドリング１２をディスク１５外周に装着して、サイドリング１２とディスク１５間をＯリング１３でシールするようにしてある。Ｏリング１３はディスク１５側に付けられる。Ｏリング１３はディスク１５に形成したＯリング装着溝１７に装着される。逃げ溝１６はサイドリング１２の内周面に形成される。
サイドリング１２をリム１１およびディスク１５から外した状態で、タイヤ１４およびランフラット中子１８をリム１１の外周面に横装填し（ホイール軸方向に横から装填し）、ロック機構部の切れ目からサイドリング１２を軸方向に押し込み、サイドリング１２を回してロックし、タイヤ１４に空気を注入してシールする。
サイドリング１２を回す時にはＯリング１３位置に逃げ溝１６が来ていてＯリング１３はサイドリング１２と接触せず、軽い力でまわすことができる。タイヤ１４に空気圧をかけるとサイドリング１２がロック機構部の遊び１９分だけホイール軸方向に移動して、Ｏリング１３がサイドリング１２と接触し、サイドリング１２とディスク１５間をシールする。
【００１３】
〔実施例２〕
実施例２では、図９、図１０、図５、図６に示すように、ホイールを車両に装着した時に車両左右方向外側のリムフランジをリムと別体形成した着脱可能のサイドリング１２とし、サイドリング１２をディスク１５外周に装着して、サイドリング１２とディスク１５間をＯリング１３でシールするようにしてある。Ｏリング１３はサイドリング１２側に付けられる。Ｏリング１３はサイドリング１２に形成したＯリング装着溝１７に装着される。逃げ溝１６はディスク１５の外周面に形成される。
サイドリング１２をリム１１およびディスク１５から外した状態で、タイヤ（スーパーシングルタイヤの例を示してある）１４およびランフラット中子１８をリム１１の外周面に横装填し（ホイール軸方向に横から装填し）、ロック機構部の切れ目からサイドリング１２を軸方向に押し込み、サイドリング１２を回してロックし、タイヤ１４に空気を注入してシールする。
サイドリング１２を回す時にはＯリング１３位置に逃げ溝１６が来ていてＯリング１３はディスク１５と接触せず、軽い力でまわすことができる。タイヤ１４に空気圧をかけるとサイドリング１２がロック機構部の遊び１９分だけホイール軸方向に移動して、Ｏリング１３がディスク１５と接触し、サイドリング１２とディスク１５間をシールする。
【００１４】
【発明の効果】
本発明によれば、サイドリング回転時には、逃げ溝を設けたため、Ｏリング装着溝の付けられたＯリングが対向部材に当たることがなく、サイドリング脱着時にサイドリングを回す力は軽い。また、タイヤに空気圧をかけてサイドリングが遊び分移動したシール時には、逃げ溝を設けた部材がＯリングに当たるので、エアシール性能は悪化しない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に用いられた発想１を説明するサイドリングおよびＯリングとその近傍の断面図である。
【図２】本発明に用いられた発想２を説明するサイドリングおよびＯリングとその近傍の斜視図である。
【図３】本発明の横装填ホイールのシール構造の、Ｏリングをディスク側に装填する場合の、サイドリングおよびＯリングとその近傍の断面図である。
【図４】本発明の横装填ホイールのシール構造の、Ｏリングをディスク側に装填する順序に従って示した、サイドリングおよびＯリングとその近傍の断面図であり、（１）は初期状態、（２）はサイドリング押し込み時、（３）はサイドリング回し時、（４）は空気注入時、をそれぞれ示す。
【図５】本発明の横装填ホイールのシール構造の、Ｏリングをリム（サイドリング）側に装填する場合の、サイドリングおよびＯリングとその近傍の断面図である。
【図６】本発明の横装填ホイールのシール構造の、Ｏリングをリム（サイドリング）側に装填する順序に従って示した、サイドリングおよびＯリングとその近傍の断面図であり、（１）は初期状態、（２）はサイドリング押し込み時、（３）はサイドリング回し時、（４）は空気注入時、をそれぞれ示す。
【図７】本発明の実施例１のシール構造を有する横装填ホイールの半断面図である。
【図８】本発明の実施例１のシール構造を有する横装填ホイールの１／４正面図である。
【図９】本発明の実施例２のシール構造を有する横装填ホイールの半断面図である。
【図１０】本発明の実施例２のシール構造を有する横装填ホイールの１／４正面図である。
【図１１】従来の横装填ホイールのシール構造の、サイドリングとその近傍の一部分の斜視図である。
【図１２】従来の横装填ホイールのシール構造の、サイドリングとその近傍の一部分の断面図である。
【図１３】改良形の横装填ホイールのシール構造の、サイドリングとその近傍の一部分の組立後の断面図と組立前の分解斜視図である。
【図１４】改良形の横装填ホイールのシール構造の、サイドリングとその近傍の一部分の組立後の断面図である。
【符号の説明】
１０横装填ホイールのシール構造
１１リム
１２サイドリング
１３Ｏリング
１４タイヤ
１５ディスク
１６逃げ溝
１７Ｏリング装着溝
１８ランフラット中子
１９（押し込み方向の）遊び[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a side-loading wheel seal structure.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIGS. 11 and 12, the lateral loading type wheel is configured such that the rim edge outside the wheel is removable and the side ring 2 is retrofitted to form the rim 1. This eliminates the need to drop the rim for mounting the tire 4, so that the space in the wheel can be widened by 25 to 30 mm in diameter. Moreover, since there is no drop, there is no need to worry about detaching the tire rim during puncture. Furthermore, since the tire 4 and the run-flat core are loaded from the side, the attaching / detaching operation becomes very easy.
The initial idea of this system was such that the bead load of the tire 4 was received on the rim 1 side as shown in FIGS. 11 and 12, and the rim axial extent of the tire was suppressed by the side ring 2. In this structure, the O-ring 3 for air sealing can be inserted into the position shown in FIG. 12 (corner between the rim and the side ring). When air is introduced into the tire 4, the tire bead is pushed outward by air pressure, and the O-ring 3 Sealing performance was very good due to crushing. On the other hand, if the tire 4 escapes from the air, the O-ring 3 is not crushed, and the force for turning the side ring 2 during the attachment / detachment is small.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the bead receiving portion of the rim is at a high position in the structure of FIGS. 11 and 12 (because the outer diameter of the outer end portion in the rim axial direction is larger than the outer diameter of the central portion in the rim axial direction in FIG. 12) There was a problem that the outer diameter of the rim was large, and when loading tires and cores, it was difficult to do the work.
In order to solve the problem, it is desirable to adopt an improved type as shown in FIGS. 13 and 14 in which the tire bead load is received on the side of the side ring 6 and the rim outer diameter is made smaller than the rim 5 diameter. Not included in the prior art).
In the improved version, an air seal (O-ring) 7 must be placed between the side ring 6 and the rim 5. Therefore, as shown in FIG. 14, when the side ring 6 is pushed in, the O-ring 7 is crushed.
In a state where the O-ring 7 is crushed, the deformation reaction force increases the frictional force between the O-ring 7 and the side ring 6, and even if the side ring 6 is to be rotated, it is heavy and cannot be easily rotated. If the crushing amount of the O-ring 7 is reduced in order to reduce the frictional force, the air leakage is liable to cause the sealing performance to deteriorate.
An object of the present invention is to provide a seal structure in a side-loading type wheel having a structure in which a tire bead is received by a side ring, in which a force for turning the side ring is light when the side ring is attached and detached and the air seal performance is not deteriorated. .
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention that achieves the above object is as follows.
A side-loading wheel seal structure having a structure that receives a bead load of a tire with a side ring,
(A) A mounting groove for attaching an O-ring to either the disc or the side ring is provided, and the O-ring is installed at the position where the side ring is turned to lock the side ring on the side where the O-ring of the disc and the side ring is not attached. So that they do not touch,
(B) The lock mechanism is provided with play in the pushing direction between the disk and the side ring so that the side ring can move in the wheel axis direction between the turning position and the sealing position.
Horizontal loading wheel seal structure.
The outer diameter of the disk of the lock mechanism portion is smaller than the outer diameter of the central portion in the disk axial direction, facilitating lateral loading of the tire and run-flat core.
[0005]
Since the escape groove is provided when the side ring rotates, the O-ring with the O-ring mounting groove does not hit the opposing member, and the force to turn the side ring when the side ring is attached / detached is light. Further, at the time of sealing, since the member provided with the relief groove hits the O-ring, the air sealing performance does not deteriorate.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the present invention, the following idea is used as a solution to the above-described problem.
Idea 1: Use tire pressure for seal crushing force.
The reason why the lateral loading type wheel shown in FIG. 12 is successfully sealed is that the force due to the tire pressure is used as a force for crushing the O-ring.
In the lateral loading wheel seal structure 10 of the present invention, as shown in FIG. 1, the force due to the tire air pressure is a force that pushes the side ring 12 to the right, and this force is received by the A surface in FIG. 1. However, since the A side functions as a side ring detachment, it has a cut as shown in FIG. 13 and is not suitable as a position for installing an O-ring for sealing.
Therefore, it is necessary to make a surface using the O-ring 13 at another position. In the seal of the present invention, a method of sealing at the position B in FIG. 1 (between the inner periphery of the side ring and the outer periphery of the rim) was considered.
[0007]
Idea 2: Do not crush the O-ring when turning the side ring.
In the lateral loading wheel seal structure 10 according to the present invention, as shown in FIG. 2, the side ring is attached and detached by pushing the side ring 12 and then turning it to stop. As can be seen from FIG. 13, in this case, the pushing stroke Sp is short and the turning stroke Sr is long. On the other hand, since the O-ring 13 does not move, the drag force when moving the side ring 12 does not change regardless of the moving direction. (Fr = Fp = μW in FIG. 2)
When the pushing direction when removing and attaching the side ring 12 is stroke Sp and the stroke in the rotational direction is Sr, the work amount Up in the pushing direction and the work amount Ur in the rotational direction are:
Up = Fp × Sp, Ur = Fr × Sr
Where Fp = Fr, Sp << Sr, so Up << Ur,
Therefore, in order to facilitate the detaching operation of the side ring 12, it is only necessary to reduce the drag Fr in the rotational direction with a large work amount. In other words, the pressing force W may be reduced during the side ring rotation. Since this pressing force is a reaction force caused by crushing the O-ring 13, it is sufficient that the O-ring 13 is not crushed when the side ring 12 is rotated.
[0008]
When the ideas 1 and 2 are integrated, the O-ring 13 may be crushed when the side ring 12 is pushed in. However, when the side ring 12 is rotated, the escape groove 16 comes to the position of the O-ring 13 and the O-ring 13 is moved. Avoid crushing. Then, when the tire 14 is filled with air, the side ring 12 may be moved by the play 19 (play 19 in the pushing direction) by the air pressure, and the O-ring 13 may be crushed.
[0009]
When the O-ring is loaded on the disk side When the O-ring 13 is loaded on the disk 15 side (when the O-ring 13 is loaded in the O-ring mounting groove 17 provided on the disk 15), the side ring 12 shown in FIG. A relief groove 16 is formed. In the state in which the side ring 12 is rotated, the center in the width direction of the escape groove 16 and the center in the width direction of the O-ring mounting groove 17 are substantially coincident with the wheel axis direction. The center of the mounting groove 17 in the width direction is shifted in the wheel axis direction. Air sealing is performed at two locations indicated by arrows in FIG. Although the O-ring 13 is crushed and becomes heavy during the stroke of Sp when pushed, the O-ring 13 enters the escape groove 16 and is not crushed when pushed further, and the side ring 12 can be turned lightly. When air is injected, the side ring 12 is pushed back to the right by the air pressure, and the sealing function works.
FIG. 4 shows the action of the seal. FIG. 4 (1) shows an initial state. FIG. 4B shows a state where the side ring 12 is pushed. As can be seen from this figure, the pushing stroke Sp is small. FIG. 4 (3) shows a state where the side ring 12 is rotated. The O-ring 13 enters the escape groove 16 and is not crushed, and the side ring 12 can be turned lightly. FIG. 4 (4) shows a state where air is injected. The side ring 12 is pushed back to the right, and the sealing function works.
[0010]
When loading the O-ring on the rim side When loading the O-ring 13 on the rim 11 side (when loading the O-ring 13 in the O-ring mounting groove 17 provided on the rim 11) A relief groove 16 is formed. In the state in which the side ring 12 is rotated, the center in the width direction of the escape groove 16 and the center in the width direction of the O-ring mounting groove 17 are substantially coincident with the wheel axis direction. The center of the mounting groove 17 in the width direction is shifted in the wheel axis direction. Air sealing is performed at two locations indicated by arrows in the figure.
The operation is the same as when the O-ring is loaded on the disk side. As shown in FIG. 6, when the side ring 12 is pushed in from the initial state of FIG. 6 (1) as shown in FIG. The pushing force is heavy only during Sp of 6 (2), but if it is exceeded, the state of FIG. 6 (3) is obtained and the O-ring 13 is not crushed and lightens. Further, the side ring 12 can be turned lightly. When air is put into the tire 14, the state shown in FIG. 6 (4) is obtained, and the side ring 12 is pushed by the air pressure, the O-ring 13 is crushed, and a sealing function can be achieved.
[0011]
When the side ring 12 is pushed in by the above method, the pushing force is heavy only for a short time, but then it becomes lighter, and the side ring 12 can be easily rotated and locked. When the tire 14 is filled with air, the O-ring 13 is pushed by aerodynamic force, so that sealing can be surely performed.
[0012]
【Example】
[Example 1]
In the first embodiment, as shown in FIGS. 7, 8, 3, and 4, when the wheel is mounted on the vehicle, the rim flange on the outer side in the vehicle left-right direction is a detachable side ring 12 formed separately from the rim, The side ring 12 is mounted on the outer periphery of the disk 15 and the space between the side ring 12 and the disk 15 is sealed with an O-ring 13. The O-ring 13 is attached to the disk 15 side. The O-ring 13 is mounted in an O-ring mounting groove 17 formed in the disk 15. The escape groove 16 is formed on the inner peripheral surface of the side ring 12.
With the side ring 12 removed from the rim 11 and the disk 15, the tire 14 and the run-flat core 18 are laterally loaded on the outer peripheral surface of the rim 11 (loaded from the side in the wheel axial direction), and from the break of the lock mechanism portion The side ring 12 is pushed in the axial direction, the side ring 12 is turned and locked, and air is injected into the tire 14 to seal it.
When the side ring 12 is turned, the escape groove 16 comes to the position of the O-ring 13 so that the O-ring 13 does not contact the side ring 12 and can be turned with a light force. When air pressure is applied to the tire 14, the side ring 12 moves in the direction of the wheel axis by 19 minutes of play of the locking mechanism, and the O-ring 13 contacts the side ring 12 and seals between the side ring 12 and the disk 15.
[0013]
[Example 2]
In Example 2, as shown in FIGS. 9, 10, 5, and 6, when the wheel is mounted on the vehicle, a rim flange on the outer side in the vehicle left-right direction is formed as a removable side ring 12 formed separately from the rim, The side ring 12 is mounted on the outer periphery of the disk 15 and the space between the side ring 12 and the disk 15 is sealed with an O-ring 13. The O-ring 13 is attached to the side ring 12 side. The O-ring 13 is mounted in an O-ring mounting groove 17 formed in the side ring 12. The escape groove 16 is formed on the outer peripheral surface of the disk 15.
With the side ring 12 removed from the rim 11 and the disk 15, a tire (shown as an example of a super single tire) 14 and a run-flat core 18 are laterally loaded on the outer peripheral surface of the rim 11 (horizontal in the wheel axial direction). The side ring 12 is pushed in the axial direction from the break of the lock mechanism portion, and the side ring 12 is rotated and locked, and air is injected into the tire 14 and sealed.
When the side ring 12 is turned, the escape groove 16 comes to the position of the O-ring 13 so that the O-ring 13 does not come into contact with the disk 15 and can be turned with a light force. When air pressure is applied to the tire 14, the side ring 12 moves in the wheel axis direction by 19 minutes of play of the lock mechanism, and the O-ring 13 comes into contact with the disk 15 to seal between the side ring 12 and the disk 15.
[0014]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the escape groove is provided when the side ring is rotated, the O-ring with the O-ring mounting groove does not hit the opposing member, and the force for turning the side ring when the side ring is attached / detached is light. Further, at the time of sealing in which the side ring is moved by play by applying air pressure to the tire, the member provided with the relief groove hits the O-ring, so the air sealing performance does not deteriorate.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a side ring and an O-ring and the vicinity thereof for explaining the concept 1 used in the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of the side ring and O-ring and the vicinity thereof for explaining the concept 2 used in the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view of the side ring and the O-ring and the vicinity thereof when the O-ring is loaded on the disk side in the lateral loading wheel seal structure of the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view of the side ring and the O-ring and the vicinity thereof, according to the order in which the O-ring is loaded on the disk side in the seal structure of the lateral loading wheel of the present invention, (1) is the initial state; 2) shows when the side ring is pushed in, (3) shows when the side ring is rotated, and (4) shows when air is injected.
FIG. 5 is a cross-sectional view of the side ring and the O-ring and the vicinity thereof when the O-ring is loaded on the rim (side ring) side in the lateral loading wheel seal structure of the present invention.
FIG. 6 is a cross-sectional view of the side ring and the O-ring and the vicinity thereof, showing the seal structure of the lateral loading wheel of the present invention according to the order of loading the O-ring on the rim (side ring) side, (1) Initial state, (2) shows when the side ring is pushed in, (3) shows when the side ring is rotated, and (4) shows when air is injected.
FIG. 7 is a half cross-sectional view of a lateral loading wheel having a seal structure according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a ¼ front view of a lateral loading wheel having a seal structure according to Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 9 is a half sectional view of a lateral loading wheel having a seal structure according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a 1/4 front view of a lateral loading wheel having a seal structure according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a perspective view of a side ring and a part of the vicinity thereof in a conventional lateral loading wheel seal structure.
FIG. 12 is a cross-sectional view of a side ring and a part of the vicinity thereof in a conventional lateral loading wheel seal structure.
FIGS. 13A and 13B are a cross-sectional view after assembling and a disassembled perspective view before assembling of the side ring and a part in the vicinity thereof in the seal structure of the improved lateral loading wheel. FIGS.
FIG. 14 is a cross-sectional view of the improved lateral loading wheel seal structure after assembly of the side ring and a portion of its vicinity.
[Explanation of symbols]
10 Seal structure of lateral loading wheel 11 Rim 12 Side ring 13 O-ring 14 Tire 15 Disc 16 Escape groove 17 O-ring mounting groove 18 Run-flat core 19 Play (in the pushing direction)

Claims

A side-loading wheel seal structure having a structure that receives a bead load of a tire with a side ring,
(A) A mounting groove for attaching an O-ring to either the disc or the side ring is provided, and the O-ring is installed at the position where the side ring is turned to lock the side ring on the side where the O-ring is not attached So that they do not touch,
(B) The lock mechanism is provided with play in the pushing direction between the disk and the side ring so that the side ring can move in the wheel axis direction between the turning position and the sealing position.
Horizontal loading wheel seal structure.