JP3906483B2 - 角質研削美容器 - Google Patents

角質研削美容器 Download PDF

Info

Publication number
JP3906483B2
JP3906483B2 JP2002151495A JP2002151495A JP3906483B2 JP 3906483 B2 JP3906483 B2 JP 3906483B2 JP 2002151495 A JP2002151495 A JP 2002151495A JP 2002151495 A JP2002151495 A JP 2002151495A JP 3906483 B2 JP3906483 B2 JP 3906483B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
container
suction pipe
powder supply
supply container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002151495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003339713A5 (ja
JP2003339713A (ja
Inventor
隆 佐藤
勝彦 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Twinbird Corp
Original Assignee
Twinbird Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Twinbird Corp filed Critical Twinbird Corp
Priority to JP2002151495A priority Critical patent/JP3906483B2/ja
Priority to CN 03109547 priority patent/CN1459276A/zh
Publication of JP2003339713A publication Critical patent/JP2003339713A/ja
Publication of JP2003339713A5 publication Critical patent/JP2003339713A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3906483B2 publication Critical patent/JP3906483B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、微細な粉体を人体の皮膚等に吹き付けることで、皮膚の老化した角質等を削り取る角質研削美容器に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来この種の角質研削美容器としては、例えば特許第2960762号公報等に記載されているものが知られている。これは、装置本体に真空排気系(真空ポンプ)を設け、この真空排気系に導管(第一の吸引管)を介して回収槽(回収容器)を接続し、この回収槽に導管(第二の吸引管)を介して開口部が形成されたプローブ本体(研削部)を接続し、このプローブ本体に導管(第三の吸引管)を介して貯槽(粉体供給容器)を接続したものである。そして、真空排気系を動作させた後、皮膚でプローブ本体の開口部を塞ぐようにしてプローブ本体を皮膚に当てると、貯槽から真空排気系に至る流路が形成され、貯槽に収容されている粉体が導管を経てプローブ本体に至り、このプローブ本体の開口部において粉体が皮膚に当たって皮膚表面の老化した角質等を削り取る。そして、皮膚の角質等を削り取った粉体及び削り取られた角質は、プローブ本体から導管を経て回収槽に至り、この回収槽で分離されて溜められる。更に、この回収槽で粉体及び角質が分離された気流は、導管を経て真空排気系から外部に排出される。
【0003】
しかしながら、これらの角質研削美容器は、角質を削り取るための粉体を溜めておく貯槽と、使用済みの粉体及び削り取った角質等を回収して溜める回収槽が設けられている必要があるため、保守が大変であるばかりでなく、美容器全体が大型化してしまう虞があった。
【0004】
本発明は以上の問題点を解決し、保守が容易で比較的小型に構成される角質研削美容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の角質研削美容器は、本体と、この本体内に設けられる真空ポンプと、この真空ポンプに接続される第一の吸引管と、この第一の吸引管に接続される回収容器と、この回収容器に接続される第二の吸引管と、この第二の吸引管に接続される研削部と、この研削部に接続される第三の吸引管と、この第三の吸引管に接続される粉体供給容器とを有する角質研削美容器において、前記回収容器と粉体供給容器とで粉体カートリッジを一体的に形成し、この粉体カートリッジを前記本体に対して着脱自在に構成すると共に、前記第二及び第三の吸引管を前記粉体カートリッジに直接接続し、前記粉体供給容器の側面に注入孔を形成し、この注入孔を塞ぐ栓体を設けると共に、前記注入孔が形成された前記粉体供給容器の側面が前記回収容器と対向するようにして前記粉体供給容器と回収容器を一体化したものである。
【0006】
上記構成により、前記粉体カートリッジを前記本体に取り付け、前記真空ポンプを駆動すると共に前記研削部を皮膚に当てることで、前記粉体カートリッジの粉体供給容器に収容されている粉体が前記第三の吸引管を経て前記研削部に至り、この研削部が当てられている皮膚に粉体が当たって皮膚表面の老化した角質等を削り取り、この角質等を削り取った粉体及び削り取られた角質が前記研削部から前記第二の吸引管を経て前記粉体カートリッジの回収容器に至り、この回収容器で分離されて溜められると共に、この回収容器で粉体及び角質が分離された気流が、前記第一の吸引管を経て前記真空ポンプから外部に排出される。また、前記栓体が前記粉体供給容器と回収容器で挟まれるので、誤って前記栓体に人或いは物が触れることがない。
【0007】
また、本発明の請求項の角質研削美容器は、請求項において、前記栓体が、前記回収容器によって前記粉体供給容器側に押し付けられているものである。
【0008】
上記構成により、前記栓体が前記回収容器で前記注入孔に押し付けられることによって、前記粉体供給容器の注入孔が確実に密閉される。
【0009】
また、本発明の請求項の角質研削美容器は、本体と、この本体内に設けられる真空ポンプと、この真空ポンプに接続される第一の吸引管と、この第一の吸引管に接続される回収容器と、この回収容器に接続される第二の吸引管と、この第二の吸引管に接続される研削部と、この研削部に接続される第三の吸引管と、この第三の吸引管に接続される粉体供給容器とを有する角質研削美容器において、前記回収容器と粉体供給容器とで粉体カートリッジを一体的に形成し、この粉体カートリッジを前記本体に対して着脱自在に構成すると共に、前記第二及び第三の吸引管を前記粉体カートリッジに直接接続し、前記粉体供給容器の側面に空気孔を形成し、この空気孔を覆うフィルタを設けると共に、前記空気孔が形成された前記粉体供給容器の側面が前記回収容器と対向するようにして前記粉体供給容器と回収容器を一体化したものである。
【0010】
上記構成により、前記粉体カートリッジを前記本体に取り付け、前記真空ポンプを駆動すると共に前記研削部を皮膚に当てることで、前記粉体カートリッジの粉体供給容器に収容されている粉体が前記第三の吸引管を経て前記研削部に至り、この研削部が当てられている皮膚に粉体が当たって皮膚表面の老化した角質等を削り取り、この角質等を削り取った粉体及び削り取られた角質が前記研削部から前記第二の吸引管を経て前記粉体カートリッジの回収容器に至り、この回収容器で分離されて溜められると共に、この回収容器で粉 体及び角質が分離された気流が、前記第一の吸引管を経て前記真空ポンプから外部に排出される。また、前記フィルタが前記粉体供給容器と回収容器で挟まれるので、誤って前記フィルタに人或いは物が触れることがない。
【0011】
更に、本発明の請求項の角質研削美容器は、請求項において、前記フィルタが、前記回収容器によって前記粉体供給容器側に押し付けられているものである。
【0012】
上記構成により、前記フィルタが前記回収容器で前記空気孔に押し付けられることによって、前記粉体供給容器の空気孔が確実に塞がれる。
【0013】
【発明の実施形態】
以下、本発明の実施形態について、図1乃至図4に基づいて説明する。1は美容器本体である。この美容器本体1は、上筐体2と下筐体3とで構成されている。そして、前記上筐体2の前側には取付凹部4が形成されていると共に、前記上筐体2の上部には収容凹部5が形成されている。また、この収容凹部5には蓋体6が開閉自在に取り付けられていると共に、これら収容凹部5及び蓋体6によって形成される空間内に、後述する研削部39及び第二の吸引管37、第三の吸引管38が収容される。また、前記上筐体2の上部には、把持部7が起伏自在に取り付けられている。更に、前記上筐体2の上部には、操作スイッチ8が設けられている。前記下筐体3には堤部9が形成されており、この堤部9に囲まれるようにポンプ取付部10が形成されていると共に、このポンプ取付部10に真空ポンプ11が取り付けられている。そして、この真空ポンプ11の排気部は、排気管12によって前記堤部9の後部に形成された排気孔13に接続されていると共に、前記真空ポンプ11の吸気部は、第一の吸引管14によって接続部15に接続されている。この接続部15は、前記下筐体3の堤部9の前方に取り付けられている。また、前記堤部9には、前記真空ポンプ11の上方を覆うように取付板16が取り付けられていると共に、この取付板16に対して前記上筐体2をビス止めすることで、前記上筐体2と下筐体3とが結合される。そして、前記上筐体2と下筐体3を結合させた状態で、前記接続部15のシール部17が前記取付凹部4の底部に露出する。
【0014】
前記取付凹部4には、粉体カートリッジ18が着脱自在に取り付けられる。この粉体カートリッジ18は、粉体供給容器19と回収容器20とを前後方向に重ねることで構成されている。前記粉体供給容器19は、前後に分割した前半体19a及び後半体19bから形成されており、この後半体19bの上部に、注入孔21及び粉体供給管22が形成されていると共に、前記後半体19bの下部に空気孔23が形成されている。そして、前記注入孔21は栓体24によって前記粉体供給容器19の外側から塞がれていると共に、前記空気孔23は多孔質のフィルタ25によって前記粉体供給容器19の外側から覆われている。また、前記粉体供給管22の粉体供給容器19内側には、略U字状に屈曲した容器内管26が取り付けられている。この容器内管26は、端部が開放していると共に、略最下端の屈曲部位に粉体取り入れ孔26aが形成されている。更に、前記後半体19bの略最下端には段部19cが形成されており、前記粉体カートリッジ18を前記取付凹部4に取り付けた際に、この取付凹部4との間に隙間aが形成される。そして、前記粉体供給容器19の内部には、図示しない粉体が収容されている。この粉体としては、直径50〜130μm程度の炭酸水素ナトリウム(重曹)や酸化アルミニウム(アルミナ)等が用いられる。また、前記粉体供給容器19の後半体19bには、前記回収容器20と係合される爪部27が後方に突出して形成されている。なお、28は前記栓体24の内側に取り付けられた乾燥剤、29は前記栓体24と注入孔21をシールするOリングである。
【0015】
前記回収容器20は、前半体20a及び後半体20bから構成されていると共に、この後半体20bの底部に連通孔30が形成されている。この連通孔30は、前記粉体カートリッジ18を前記取付凹部4に取り付けた際に前記接続部15によって前記第一の吸引管14と連通すると共に、前記シール部17によって隙間がシールされる。また、前記後半体20bの上部には、管接続部31が形成されていると共に、縁部近傍に前記爪部27を受ける爪受部32が形成されている。そして、前記管接続部31と対向して、回収空間20c内に前方が開放したフィルタ枠33が配されている。更に、このフィルタ枠33は、前記連通孔30から縦に立ち上がるように取り付けられた容器内管34の上端に接続されていると共に、フィルタ35が取り付けられている。なお、このフィルタ35は、前記フィルタ枠33を挟んで前記管接続部31の反対側に設けられている。また、前記回収容器20の上部には、前記粉体供給容器19の粉体供給管22が貫通する貫通孔36が形成されている。なお、この貫通孔36は、前記回収空間20cには連通していない。そして、前記粉体供給容器19と回収容器20とを結合させた状態で、前記粉体供給管22の先端が前記回収容器20の後部側面から突出する。
【0016】
更に、前記管接続部31には、第二の吸引管37の基端が接続されていると共に、前記粉体供給管22の先端には第三の吸引管38の基端が接続されている。そして、これら第二及び第三の吸引管37,38の先端には、研削部39が接続されている。この研削部39は、前記第二及び第三の吸引管37,38が接続される接続管40と、この接続管40に取り付けられるU字管41と、前記接続管40を保持する保持部42と、前記U字管41を覆う肌当接部43で形成されている。そして、前記U字管41の屈曲部には開口部44が形成されていると共に、この開口部44が前記肌当接部43の開口部45内に配されている。そして、このようにして前記粉体カートリッジ18と第二及び第三の吸引管37,38と研削部39とが一つの交換ユニットとして構成される。
【0017】
次に、本実施形態の前記粉体カートリッジ18の製造工程について説明する。まず、予め前記粉体供給容器19及び回収容器20を組み立てておく。即ち、前記粉体供給容器19は、前記後半体19bに形成された前記粉体供給管22の粉体供給容器19内側に前記容器内管26を取り付けた後、前記後半体19bに前記前半体19aをビス等で固定することで構成される。また、前記回収容器20は、前記後半体20bに形成された前記連通孔30に前記容器内管34の一端を取り付け、この容器内管34の他端に前記フィルタ枠33を取り付け、更にこのフィルタ枠33に前記フィルタ35を取り付けた後、前記後半体20bに前記前半体20aをビス等で固定することで構成される。なお、前記前半体20aと後半体20bをビス等で固定することで、前記フィルタ枠33がこれら前半体20aと後半体20bの間で挟持される。そして、前記注入孔21から前記粉体供給容器19内に図示しない粉体を注入した後、前記注入孔21を前記栓体24によって閉じる。このとき、前記栓体24の内側に前記乾燥剤28を保持させておくことで、前記粉体供給容器19内の粉体が湿気てしまう虞が低減される。また、前記Oリング29によって前記注入孔21と栓体24の隙間がシールされる。そして、前記空気孔23に前記フィルタ25を当接させた後、前記爪部27と爪受部32を係合させることによって、前記粉体供給容器19と回収容器20とを結合させる。このとき、前記粉体供給容器後半部19bと回収容器前半部20aが近接すると共に、前記栓体24及びフィルタ25が前記回収容器前半部20aと当接するため、前記栓体24の脱落が前記回収容器前半体20aによって阻止されると共に、前記フィルタ25が前記粉体供給容器後半体19bと回収容器前半体20aとの間で挟持される。更に、このとき前記粉体供給管22の粉体供給容器19外側部分は、前記回収容器20の貫通孔36を貫通して前記回収容器20後部へ突出する。そして、前記研削部39に接続された前記第三の吸引管38を前記粉体供給管22に接続すると共に、前記研削部39に接続された前記第二の吸引管37を前記管接続部31に接続する。なお、前記研削部39の組立については省略する。
【0018】
次に、本発明の作用について説明する。前記美容器本体1に設けられた前記操作スイッチ8によって前記真空ポンプ11を動作させることにより、前記回収容器20の内の空気が吸引されるが、前記研削部39の肌当接部43を皮膚に当てていない状態では、この肌当接部43の開口部45が開放状態であるから、この開口部45から外気が吸引され、この吸引した空気を単に前記排気管12から外部に排気しているに過ぎない。
【0019】
そして、前記開口部45を塞ぐように前記研削部39の肌当接部43を皮膚に当てることによって、前記粉体供給容器19から前記第三の吸引管38、研削部39、第二の吸引管37、回収容器20、第一の吸引管14、真空ポンプ11を経て前記排気管12に至る流路が形成される。これにより、前記研削部39に接続された前記第三の吸引管38、粉体供給管22及び容器内管26を経由して、前記粉体供給容器19内の空気が吸引される。この際、前記粉体供給容器19内の空気は前記容器内管26の端部から吸引されるが、この容器内管26の最下端部の屈曲部位に近接して前記空気孔23が前記後半体19bの下方に形成されていると共に、前記段部19cが前記後半体19bの下端に形成されていることで、前記容器内管26から吸引された空気を補うように、前記取付凹部4に前記粉体カートリジ18をセットすることで前記取付凹部4と段部19cとの間に形成される前記隙間aから前記フィルタ35、空気孔23を経て、前記粉体供給容器19の内部に空気が流入する。この気流に乗って、前記粉体供給容器19内で粉体が舞い上がる結果、前記容器内管26の屈曲部位周辺において粉体の密度が小さくなる。なお、舞い上がった粉体は前記容器内管26の端部まで舞い上がることがないため、粉体が前記容器内管26の端部から吸引されることはない。一方、前記容器内管26の屈曲部位周辺の粉体の密度が小さくなることによって、単位時間当たり略一定量の粉体が前記粉体取り入れ孔26aから前記容器内管26に吸引される。即ち、粉体が舞い上がっていない場合では、前記粉体取り入れ孔26aから殆ど空気が前記容器内管26に流入せず、前記粉体取り入れ孔26a周囲の狭い範囲の流動しにくい状態の粉体しか吸引されないため、粉体の吸引量は少なく且つ一定しないが、前記粉体取り入れ孔26aの粉体密度が低下することで、前記粉体取り入れ孔26aから前記容器内管26内に流入する空気の量が増大するばかりでなく、広い範囲で流動しやすい状態の粉体が前記粉体取り入れ孔26aから吸引されることになるため、粉体の吸引量が比較的多く且つ一定することになる。
【0020】
このようにして、前記容器内管26に吸引された粉体が前記第三の吸引管38から前記研削部39に至り、この研削部39の開口部45において粉体が皮膚に当たって皮膚表面の老化した角質等を削り取る。そして、皮膚の角質等を削り取った粉体及び削り取られた角質は、前記研削部39から、前記第二の吸引管37を通って前記回収容器20に至る。この時、老化した皮膚の角質を含む粉体は、前記管接続部31から前記回収容器20に入った際に前記フィルタ枠33に衝突して前記回収空間20cの下方に落下する。そして、前記フィルタ枠33に衝突した後に前記フィルタ35に流れる気流に乗った少量の粉体及び角質は、前記フィルタ35で捕捉されて前記回収容器20に溜められる。更に、この回収容器20で粉体及び角質が分離された気流は、前記容器内管34、第一の吸引管14、真空ポンプ11を経て前記排気管12から外部に排出される。そして、前記粉体供給容器19内に収納した粉体が無くなった段階で、前記粉体カートリッジ18を前記第二、第三の吸引管37,38及び前記研削部39ごと前記美容器本体1から取り外し、新たな前記粉体カートリッジ18を前記美容器本体1にセットする。
【0021】
以上のように本発明は、研削部39の肌当節部43を皮膚に当てることで、粉体カートリッジ18の粉体供給容器19に収容されている粉体が第三の吸引管38を経て研削部39に至り、この研削部39が当てられている皮膚に粉体が当たることで皮膚表面の老化した角質等が削り取られ、これによって、皮膚の美容処理を行うことができる。そして、角質等を削り取った粉体及び削り取られた角質は前記研削部39から第二の吸引管37を経て前記粉体カートリッジ18の回収容器20に至り、この回収容器20で気流から分離して溜めることができるので、衛生的であるとともに、取り扱いにも便利である。また、前記粉体供給容器19と回収容器20とを一体化して前記粉体カートリッジ18を構成し、この粉体カートリッジ18を美容器本体1に対して着脱自在に構成しているから、前記粉体供給容器19内に収納した粉体が無くなった段階で前記粉体カートリッジ18を簡単に交換することができ、前記粉体供給容器19内に粉体を補充したり、前記回収容器20に溜まった粉体と角質等を廃棄するといった面倒な手間も不要であるから保守が容易であるとともに、前記粉体カートリッジ18をコンパクトに小型化できる。これにより、前記美容器本体1全体を比較的小型にすることができる。
【0022】
また、粉体の注入孔21が形成された前記粉体供給容器19の側面が前記回収容器20と対向するようにして前記粉体供給容器19と回収容器20を一体化することにより、前記注入孔21を塞ぐ栓体24が前記粉体供給容器19と回収容器20で挟まれるので、誤って前記栓体24に人或いは物が触れることがない。しかも、前記栓体24が、前記回収容器20によって前記粉体供給容器19側に押し付けられているから、この粉体供給容器19の注入孔21が確実に密閉され、この注入孔21から前記栓体24が不意に外れて粉体がこぼれてしまうことを確実に防止することができる。
【0023】
さらに、粉体供給容器19の側面に空気孔23を形成し、この空気孔23を覆うフィルタ25を設けると共に、前記空気孔23が形成された前記粉体供給容器19の側面が前記回収容器20と対向するようにして前記粉体供給容器19と回収容器20を一体化したものであるから、前記フィルタ25が前記粉体供給容器19と回収容器20で挟まれるので、誤って前記フィルタ25に人或いは物が触れることがない。しかも、そのフィルタ25が、前記回収容器20によって前記粉体供給容器19側に押し付けられているから、前記粉体供給容器19の空気孔23が確実に塞がれるので、前記空気孔23から外部に粉体がこぼれる心配もない。
【0024】
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、粉体供給容器が前方で、回収容器が後方となるように粉体カートリッジが構成されているが、これ以外の位置関係に構成されても良い。また、第二及び第三の吸引管を接続する位置も、適宜設定できる。
【0025】
【発明の効果】
本発明の請求項1の角質研削美容器によれば、本体と、この本体内に設けられる真空ポンプと、この真空ポンプに接続される第一の吸引管と、この第一の吸引管に接続される回収容器と、この回収容器に接続される第二の吸引管と、この第二の吸引管に接続される研削部と、この研削部に接続される第三の吸引管と、この第三の吸引管に接続される粉体供給容器とを有する角質研削美容器において、前記回収容器と粉体供給容器とで粉体カートリッジを一体的に形成し、この粉体カートリッジを前記本体に対して着脱自在に構成すると共に、前記第二及び第三の吸引管を前記粉体カートリッジに直接接続し、前記粉体供給容器の側面に注入孔を形成し、この注入孔を塞ぐ栓体を設けると共に、前記注入孔が形成された粉体供給容器の側面が前記回収容器と対向するようにして粉体供給容器と回収容器を一体化したものであり、前記粉体カートリッジを前記本体に取り付け、前記真空ポンプを駆動すると共に前記研削部を皮膚に当てることで、前記粉体カートリッジの粉体供給容器に収容されている粉体が前記第三の吸引管を経て前記研削部に至り、この研削部が当てられている皮膚に粉体が当たって皮膚表面の老化した角質等を削り取り、この角質等を削り取った粉体及び削り取られた角質が前記研削部から前記第二の吸引管を経て前記粉体カートリッジの回収容器に至り、この回収容器で気流から分離されて溜められると共に、この回収容器で粉体及び角質が分離された気流が、前記第一の吸引管を経て前記真空ポンプから外部に排出されるので、前記粉体カートリッジを交換するだけで粉体が供給されると共に使用済み粉体及び削り取られた角質が廃棄されることで、メンテナンスを容易に行うことができるばかりでなく、前記粉体供給容器と回収容器が一体化されていることで、装置全体を比較的小型にすることができ、また、前記栓体が前記粉体供給容器と回収容器で挟まれるので、誤って前記栓体に人或いは物が触れることがないので、前記注入孔から前記栓体が不意に外れて粉体がこぼれてしまうことを防止できる。
【0026】
また、本発明の請求項の角質研削美容器によれば、請求項において、前記栓体が、前記回収容器によって前記粉体供給容器側に押し付けられているものであり、前記栓体が前記回収容器で前記注入孔に押し付けられることによって、前記粉体供給容器の注入孔が確実に密閉されるので、前記栓体が前記注入孔から不意に外れて粉体がこぼれてしまうことをより確実に防止できる。
【0027】
また、本発明の請求項の角質研削美容器によれば、本体と、この本体内に設けられる真空ポンプと、この真空ポンプに接続される第一の吸引管と、この第一の吸引管に接続される回収容器と、この回収容器に接続される第二の吸引管と、この第二の吸引管に接続される研削部と、この研削部に接続される第三の吸引管と、この第三の吸引管に接続される粉体供給容器とを有する角質研削美容器において、前記回収容器と粉体供給容器とで粉体カートリッジを一体的に形成し、この粉体カートリッジを前記本体に対して着脱自在に構成すると共に、前記第二及び第三の吸引管を前記粉体カートリッジに直接接続し、前記粉体供給容器の側面に空気孔を形成し、この空気孔を覆うフィルタを設けると共に、前記空気孔が形成された粉体供給容器の側面が前記回収容器と対向するようにして粉体供給容器と回収容器を一体化したものであり、前記粉体カートリッジを前記本体に取り付け、前記真空ポンプを駆動すると共に前記研削部を皮膚に当てることで、前記粉体カートリッジの粉体供給容器に収容されている粉体が前記第三の吸引管を経て前記研削部に至り、この研削部が当てられている皮膚に粉体が当たって皮膚表面の老化した角質等を削り取り、この角質等を削り取った粉体及び削り取られた角質が前記研削部から前記第二の吸引管を経て前記粉体カートリッジの回収容器に至り、この回収容器で気流から分離されて溜められると共に、この回収容器で粉体及び角質が分離された気流が、前記第一の吸引管を経て前記真空ポンプから外部に排出されるので、前記粉体カートリッジを交換するだけで粉体が供給されると共に使用済み粉体及び削り取られた角質が廃棄されることで、メンテナンスを容易に行うことができるばかりでなく、前記粉体供給容器と回収容器が一体化されていることで、装置全体を比較的小型にすることができ、また、前記フィルタが前記粉体供給容器と回収容器で挟まれるので、誤って前記フィルタに人或いは物が触れることがないので、前記フィルタが前記空気孔から不意に外れて粉体がこぼれてしまうことを防止できる。
【0028】
更に、本発明の請求項の角質研削美容器によれば、請求項において、前記フィルタが、前記回収容器によって前記粉体供給容器側に押し付けられているものであり、前記フィルタが前記回収容器で前記空気孔に押し付けられることによって、前記粉体供給容器の空気孔が確実に塞がれるので、前記フィルタが前記空気孔から不意に外れて粉体がこぼれてしまうことをより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す角質研削美容器の断面図である。
【図2】 同上角質研削美容器本体の斜視図である。
【図3】 同上角質研削美容器の分解斜視図である。
【図4】 同上粉体カートリッジの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 美容器本体
11 真空ポンプ
12 排気管
13 排気孔
14 第一の吸引管
18 粉体カートリッジ
19 粉体供給容器
20 回収容器
21 注入孔
22 粉体供給管
23 空気孔
24 栓体
25 フィルタ
37 第二の吸引管
38 第三の吸引管
39 研削部

Claims (4)

  1. 本体と、この本体内に設けられる真空ポンプと、この真空ポンプに接続される第一の吸引管と、この第一の吸引管に接続される回収容器と、この回収容器に接続される第二の吸引管と、この第二の吸引管に接続される研削部と、この研削部に接続される第三の吸引管と、この第三の吸引管に接続される粉体供給容器とを有する角質研削美容器において、前記回収容器と粉体供給容器とで粉体カートリッジを一体的に形成し、この粉体カートリッジを前記本体に対して着脱自在に構成すると共に、前記第二及び第三の吸引管を前記粉体カートリッジに直接接続し
    前記粉体供給容器の側面に注入孔を形成し、この注入孔を塞ぐ栓体を設けると共に、前記注入孔が形成された前記粉体供給容器の側面が前記回収容器と対向するようにして前記粉体供給容器と回収容器を一体化したことを特徴とする角質研削美容器。
  2. 前記栓体が、前記回収容器によって前記粉体供給容器側に押し付けられていることを特徴とする請求項1記載の角質研削美容器。
  3. 本体と、この本体内に設けられる真空ポンプと、この真空ポンプに接続される第一の吸引管と、この第一の吸引管に接続される回収容器と、この回収容器に接続される第二の吸引管と、この第二の吸引管に接続される研削部と、この研削部に接続される第三の吸引管と、この第三の吸引管に接続される粉体供給容器とを有する角質研削美容器において、前記回収容器と粉体供給容器とで粉体カートリッジを一体的に形成し、この粉体カートリッジを前記本体に対して着脱自在に構成すると共に、前記第二及び第三の吸引管を前記粉体カートリッジに直接接続し、
    前記粉体供給容器の側面に空気孔を形成し、この空気孔を覆うフィルタを設けると共に、前記空気孔が形成された前記粉体供給容器の側面が前記回収容器と対向するようにして前記粉体供給容器と回収容器を一体化したことを特徴とする角質研削美容器。
  4. 前記フィルタが、前記回収容器によって前記粉体供給容器側に押し付けられていることを特徴とする請求項3記載の角質研削美容器。
JP2002151495A 2002-05-24 2002-05-24 角質研削美容器 Expired - Fee Related JP3906483B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002151495A JP3906483B2 (ja) 2002-05-24 2002-05-24 角質研削美容器
CN 03109547 CN1459276A (zh) 2002-05-24 2003-04-09 角质磨削美容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002151495A JP3906483B2 (ja) 2002-05-24 2002-05-24 角質研削美容器

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003339713A JP2003339713A (ja) 2003-12-02
JP2003339713A5 JP2003339713A5 (ja) 2005-04-07
JP3906483B2 true JP3906483B2 (ja) 2007-04-18

Family

ID=29545359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002151495A Expired - Fee Related JP3906483B2 (ja) 2002-05-24 2002-05-24 角質研削美容器

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3906483B2 (ja)
CN (1) CN1459276A (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6641591B1 (en) 1999-08-26 2003-11-04 John H. Shadduck Instruments and techniques for controlled removal of epidermal layers
US8048089B2 (en) 2005-12-30 2011-11-01 Edge Systems Corporation Apparatus and methods for treating the skin
US10172644B2 (en) 2006-03-29 2019-01-08 Edge Systems Llc Devices, systems and methods for treating the skin
US9566088B2 (en) 2006-03-29 2017-02-14 Edge Systems Llc Devices, systems and methods for treating the skin
KR101836310B1 (ko) 2008-01-04 2018-03-08 엣지 시스템즈 엘엘씨 피부 처리 장치 및 방법
WO2009097451A1 (en) 2008-01-29 2009-08-06 Edge Systems Corporation Apparatus and method for treating the skin
WO2011006009A1 (en) 2009-07-08 2011-01-13 Edge Systems Corporation Devices, systems and methods for treating the skin using time-release substances
EP3437575B1 (en) 2013-03-15 2021-04-21 Edge Systems LLC Devices and systems for treating the skin
US10238812B2 (en) 2013-03-15 2019-03-26 Edge Systems Llc Skin treatment systems and methods using needles
US10179229B2 (en) 2014-12-23 2019-01-15 Edge Systems Llc Devices and methods for treating the skin using a porous member
EP3795204B1 (en) 2014-12-23 2023-10-25 HydraFacial LLC Device for treating the skin using a rollerball
WO2017007939A1 (en) 2015-07-08 2017-01-12 Edge Systems Llc Devices, systems and methods for promoting hair growth
USD1016615S1 (en) 2021-09-10 2024-03-05 Hydrafacial Llc Container for a skin treatment device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003339713A (ja) 2003-12-02
CN1459276A (zh) 2003-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3906483B2 (ja) 角質研削美容器
JP3960984B2 (ja) サイクロン集塵装置及びこれを備える真空掃除機
US7144438B2 (en) Dust collecting container for vacuum cleaner
RU2277372C2 (ru) Пылесборник робота-пылесоса
US5755009A (en) Bag mount for a vacuum cleaner
KR20040026305A (ko) 습건식 진공청소기
US20020166198A1 (en) Dirt collection system for a vacuum cleaner
US20040074042A1 (en) Vacuum cleaner equipped with dirt cup and separate filter drawer
CN113017470B (zh) 一种手持式吸尘器
JP2003339713A5 (ja)
JP2006516004A (ja) 除毛器具用洗浄装置
KR20050066913A (ko) 진공청소기의 집진통
KR100762323B1 (ko) 핸디청소기 일체형 진공청소기
KR20210130461A (ko) 청소기거치대
KR100544479B1 (ko) 로봇청소기의 먼지수거통, 및 이를 사용하여 집진된먼지를 처리하는 방법
JP2001314354A (ja) 電気掃除機
JP2008125607A (ja) 電気掃除機
JP2008011985A (ja) 集塵容器および電気掃除機
JP4748453B2 (ja) 電気掃除機
JP3940052B2 (ja) 電気掃除機および電気掃除機を清掃する方法
CN111230575A (zh) 废料收集装置及极耳切割系统
CN215738681U (zh) 尘杯组件及手持吸尘器
JPH07284465A (ja) 電気掃除機
KR102054471B1 (ko) 로봇 청소기용 일체형 집진장치
KR100762326B1 (ko) 핸디청소기 일체형 진공청소기

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040601

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060911

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees