JP3905707B2 - Liquid level sensor - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液面レベルセンサに関し、特に、磁電変換素子を用いた非接触式液面レベルセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の液面レベルセンサは、例えば、自動車の燃料の液量を監視するためのレベルセンサとして利用されている。この種の液面レベルセンサでは、液面レベルに連動するフロートに連結された円環状マグネットと、このマグネットにより生成される液面レベルに応じた磁力をホール素子等の磁電変換素子により電気信号に変換することによって、液面レベルを検出している。
【0003】
ところが、従来の液面レベルセンサでは、上記円環状マグネットに層状に、円筒を2分割した形状の集磁部材としてのコアの空隙に上記ホール素子が配置されている。すなわち、このコアと円環状マグネットが足された分の厚さにより、この部分の薄型化が困難であった。また、上記1組のコアも必要とされ、構造が複雑で部品点数が多くなり、コスト高になっていた。
【0004】
これらの問題を図6〜図8を用いて説明する。図6は、従来の液面レベルセンサの概要を示す構造説明図である。図7は、図6の液面レベルセンサの検出部を概略的に示す斜視図である。図8は、図6の液面レベルセンサによる磁石回転角度、磁束密度及びホール電圧の関係を示すグラフである。
【0005】
図6に示すように、従来の液面レベルセンサは、容器TNK内にある液体LQの液面レベルを検出するため、容器内壁の一部に固定されている。そして、フロート101は棒状のアーム102を介して、マグネットホルダー103に連接されている。フロート101は液面レベルを測定する液体LQに対して浮力を有する部材で形成されており、円筒状をしている。また、アーム102の一端は、フロート101の中心部を貫通してフロート101に結合されている。
【0006】
マグネットホルダー103の内側面は円環状のマグネット104が接着剤等を用いて付着されており、外側面は上記アーム102の他端を保持するアーム保持部が設けられている。マグネットホルダー103は、フレーム105に一体形成された回転軸袴111にブッシュ112で固定された回転軸106を介して回動可能に軸着されている。このような構造により、マグネット104は液面レベルに応じて移動するフロート101に連動して回転軸106を中心として回動する。なお、マグネット104は、片面が2極着された円環状をした永久磁石である。
【0007】
更に、上記マグネット104に対向する位置のフレーム105の内壁には、円筒を2分割した形状の1対のコア110(コア110A、コア110B)が配置され、この1対のコア110の間隙には、図7で示すような位置関係で、ホール素子108が配線板107を介してフレーム105に固定されている。そして、このホール素子108により検出された磁束密度に基づく電気信号は、ターミナル109を介して外部に供給される。なお、フレーム105の内側は、モールド剤113が充填されている。
【0008】
上記ホール素子108、コア及びマグネット104は、図7に示すように磁束密度の検出部を構成しており、液面レベル変動に応じて、図中、矢印で示す方向に回動するマグネット104の、この回動に伴い変動する磁束密度がコア110A及びコア110Bを介してホール素子108によって検出される。このマグネット104の回転角度、磁束密度及びホール電圧の関係は図8に示すように、磁束密度及びホール電圧は共に回転角度(−90度から+90度の範囲)に対して直線的に変化する。この特性を利用して、液面レベルが測定される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の液面レベルセンサでは、図6に示すように、上記円環状のマグネット104に層状にコア110が配置された構造になっている。すなわち、マグネット104とマグネットホルダー103により発生する厚さa(ホルダー高さ)と、コアを内装するフレーム105の厚さb(フレーム高さ)とが足された分の厚さa+bが、従来の液面レベルセンサには最低限、必要とされていた。この厚さa+bのため、従来の液面レベルセンサでは、薄型化が困難であった。また、上記1組のコア110A、110Bも必要とされ、構造が複雑で部品点数が多くなり、コスト高になっていた。
【0010】
よって本発明は、上述した現状に鑑み、上記検出部を改良して薄型化し、装置全体の小型化及びコストダウンを達成した液面レベルセンサを提供することを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の液面レベルセンサは、図1〜3に示すように、液面上に浮いて液面レベルに応じて移動するフロート1と、前記フロートに一端が係止されたアーム2と、前記アーム2の他端に係止されたマグネットホルダー3と、前記マグネットホルダー3が回動可能に装着されたフレーム5と、前記マグネットホルダー3に保持収容された2極着磁された筒型のマグネット4と、前記マグネット4と同一平面、かつ前記マグネットの中心部にマグネットの内壁と直接対向して配置されるように前記フレーム5に取り付けられた磁電変換素子8と、を有し、前記フロート1の移動に伴って前記マグネットホルダー3と共に回動する前記マグネット4の回転角度に応じて変化する、前記磁電変換素子8が出力する電気信号に基づき前記液面レベルを測定する液面レベルセンサであって、前記マグネットホルダー3は、円環状マグネット4の中心を仮想の回転軸として回動するようにフレーム5へ回動可能に装着されることを特徴とする。
【0012】
請求項1記載の発明によれば、液面レベルの変動に応じてフロート1が移動する。回動可能にフレームに装着されたマグネットホルダー3が前記フロート1の移動に応じて、アーム2を介して回動するため、これに伴いこのマグネットホルダー3に保持収容される筒型のマグネット4も回動する。そして、磁電変換素子が、上記フロート1の移動に応じて回動するマグネット4の回転角度に応じた磁束密度を検出して、これを電気信号に変換することによって、この電気信号に基づき液面レベルが測定される。このような動作により液面レベルを測定する本液面レベルセンサの磁電変換素子は、マグネット4と同一平面、かつマグネット4の中心部にマグネットの内壁に直接対向して配置されるようにフレームに装着されているので、本液面レベルセンサの薄型化が可能になる。更に、従来のように集磁部材としての対になったコア等が不要になるため、部品点数が減少し、コストダウンが図れるようになる。更に、磁電変換素子と集磁部材との位置ずれの心配も無くなるので、測定精度も向上する。また、マグネットホルダー3が仮想回転軸を中心にして回動可能にフレームに装着されるので、図6に示された従来技術における回転軸106が不要になる。
さらにマグネット4は円環状であるので、製造が容易で、またフロート1の移動に応じて回動する際の動きも安定する。したがって、請求項1の発明によれば、より一層のコストダウン及び測定精度向上が図れる。さらに、請求項1の発明によれば磁電変換素子は、円環状のマグネット4の中心部に配置されているので、マグネット4の回動に応じて変化する磁束密度を最も効果的に検出することができる。したがって、請求項1の発明によれば、更に一層の測定精度向上が図れる。
【0017】
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の液面レベルセンサは、図1、2、3及び5に示すように、請求項1に記載の液面レベルセンサにおいて、前記液面レベルに応じた前記フロート1の移動に伴って回動するマグネット4の磁束密度が、単調に増加する範囲における前記磁束密度を、前記磁電変換素子により検出することによって、前記液面レベルを測定することを特徴とする。
【0018】
請求項2記載の発明によれば、液面レベルに応じたフロート1の移動に伴って回動するマグネット4の磁束密度が、単調に増加する範囲における磁束密度を、磁電変換素子により検出することによって、液面レベルを測定するようにしているので、検出した磁束密度から、最終的に液面レベルを算出するまでの処理が容易になる。
【0019】
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の液面レベルセンサは、図1〜図3に示すように、請求項1〜2記載の液面レベルセンサにおいて、前記磁電変換素子はホール素子8であることを特徴とする。
【0020】
請求項3記載の発明によれば、磁電変換素子はホール素子8であるので、広く普及していて入手しやすく、製造時間の短縮化が促進できる。したがって、請求項3の発明によれば、更に一層のコストダウンが図れる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1〜図3を用いて本発明の液面レベルセンサの一実施形態について説明する。図1は、本発明の液面レベルセンサの一実施形態の概要を示す説明図である。図2は、本発明の液面レベルセンサの一実施形態の概観を示す平面図である。図3は、図1の液面レベルセンサの検出部を概略的に示す斜視図である。
【0022】
図1に示すように、本液面レベルセンサは、容器TNK内にある液体LQの液面レベルを検出するため、容器TNK内壁の一部に、内部の電気回路を防水するようにして固定されている。そして、フロート1はアーム2を介して、マグネットホルダー3に連接されている。フロート1は液面レベルを測定する液体LQに対して浮力を有する部材で形成されており、円筒状をしている。また、アーム2は細長い棒状のステンレス等の金属により形成されている。このアーム2の一端は、フロート1の中心を貫通してフロート1に結合されている。
【0023】
また、マグネットホルダー3は、内側に円環状のマグネット4を収容する収容部を有する一方、外側に例えばTの字型になった上記アーム2の他端(フロートアーム21)を保持するアーム保持部31を有している。マグネットホルダー3は、非磁性体の材料で形成されており、その外形はそこに収容するマグネット4の外形よりやや大きい円筒形状の外側中心部に上記アーム保持部31が設けられたようになっている。上記アーム保持部31を介して、フロート1に結合されたアーム2はマグネットホルダー3にも連結されている。
【0024】
このマグネットホルダー3は、図2に示すように120度毎に配設されたフレーム5の3つの抜け防止フランジ61、62、63によって保持されながら、これらによって作られる仮想の回転軸を中心にして回動可能にフレーム5に装着されている。なお、抜け防止フランジ63は、フレーム5に着脱可能になっており、マグネットホルダー3をフレーム5に組み込む際には、マグネットホルダー3をフレーム5の所定位置に位置決めした後に、この抜け防止フランジ63が装着される。また、抜け防止フランジ61、62は、フレーム5と一体成形してもよいし、抜け防止フランジ63と同様に、フレーム5に着脱可能にしてもよい。図2に示すθは、液面レベルに応じて回動するマグネットホルダー3に収容されるマグネット4の回転角度である。
【0025】
上述したマグネットホルダー3のマグネット4の収容部は円環状のマグネット4の外形に合わせて円筒状の内径を有している。そして、マグネット4は、接着剤等を用いて、この収容部に固着されている。このような構造により、マグネット4は液面レベルに応じて移動するフロート1に連動して回転軸を中心として回動する。なお、このマグネット4は、2極着された円環状をした永久磁石である。このように、マグネット4は円環状であるので、製造が容易で、またフロート1の移動に応じて回動する際の動きも安定し測定精度が向上する。
【0026】
そして、この円環状のマグネット4の中心部には、磁電変換素子が配線板7に実装されて固定的に配置されている。この磁電変換素子は、液面レベルに応じて回動するマグネット4による磁束密度を検出して、これを電気信号に変換して出力するものであり、例えば、公知のホール素子8が用いられる。このホール素子8及びマグネット4は、本液面レベルセンサにおいて、磁束密度の検出部を構成しており、図3に示すように、ホール素子8は円環状のマグネット4の中心部に固定的に配置されている。マグネット4は、上述したように液面レベルに応じて、図中、矢印で示す方向に回動するので、この回動に伴い変動するホール素子8に対する磁束密度が、液面レベル測定に利用される。
【0027】
このようにホール素子8は、円環状のマグネット4の中心部に配置されているので、マグネット4の回動に応じて変化する磁束密度を最も効果的に検出することができる。したがって、更に一層の測定精度向上が図れる。また、ホール素子8は、広く普及していて入手しやすいので、製造時間の短縮化が促進できる。したがって、コストダウンの一助となる。
【0028】
なお、上記ホール素子8を実装する配線板7は、本液面レベルセンサの筐体外形を構成するフレーム5にネジ止め等(不図示)により固定されており、この配線板7は、本液面レベル測定に必要な関連電気回路部品や上記磁束密度から変換された液面レベルに対応する電気信号を外部に出力するターミナル9も実装している。そして、フレーム5の裏側は、カバー10が覆設されている。
【0029】
上述のような構成において、液面レベルの変動に応じてフロート1が移動する。このフロート1の移動に応じて、アーム2を介してマグネットホルダー3が回動するため、これに伴いこのマグネットホルダー3に保持収容されるマグネット4も回動する。そして、磁電変換素子が、上記フロート1の移動に応じて回動するマグネット4による磁束密度を検出して、これを電気信号に変換することによって、この電気信号に基づき液面レベルが測定されることになる。
【0030】
このような動作をして液面レベルを測定する本液面レベルセンサのホール素子8は、マグネット4と同一平面、かつマグネット4の中心部に配置されているので、本液面レベルセンサの薄型化が可能になる。すなわち、図1及び図6を比較すればわかるように、図1の本実施形態の液面レベルセンサは、図6の従来の液面レベルセンサにおけるほぼ厚さaの部分がなくなり、装置全体が薄型化している。また、従来装置のように集磁部材としての対になったコア等が不要になるため、部品点数が減少し、コストダウンが図れるようになる。更に、ホール素子8とコアとの位置ずれの心配も無くなるので、測定精度も向上する。
【0031】
次に、図4及び図5を用いて、本液面レベルセンサによる、液面レベル検出の原理について説明をする。図4(A)〜(C)は、本液面レベルセンサによる、液面レベルに応じて変動する磁束密度の検出原理を示す説明図である。図5は、磁石回転角度及びホール電圧の関係を示すグラフである。
【0032】
図4(A)に示すように、上記円環状のマグネット4のN極からS極に向かって、矢印で示すような磁力線が発生する。そして、図4(B)及び図5に示すように、ホール素子8は磁石(マグネット)回転角度θが0度の時に、検出される磁束密度が0(T)になるような位置関係で、マグネット4のほぼ中心部に配置されている。このように配置すると、検出される磁束密度は、マグネット4が磁石回転角度θで回動するに伴い、図5で示すように、角度θが0度から90度の間では単調に増加し、90度から180度の間では単調に減少することがわかる。また、ホール電圧も同様の特性を示す。
【0033】
このような特性を利用することにより、マグネット4の回転角度θに対応するフロート1の位置が特定できるので、液面レベルも測定できるようになる。例えば、本実施形態では、図4(B)及び図5に示すように、回転角度θが0度の時に磁束密度がほぼ0(T)になり、かつこの時、液面レベルが最低位になるようにフロート1を初期設定しておき、上記角度θが0度から90度の間において単調に増加する範囲を、液面レベルの最低位から最高位までに対応するようにする。
【0034】
このように、上記角度θが0度から90度の間における磁束密度を検出して、液面レベルを測定するようにしているので、検出した磁束密度から最終的に液面レベルを算出するまでの処理が容易になる。なお、上記角度θが90度から180度の間に、測定範囲を割り当てるようにしてもよい。
【0035】
以上のように、本実施形態によると、磁束密度検出部を改良して薄型化し、装置全体の小型化及びコストダウンを達成した液面レベルセンサが得られる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、マグネットホルダーが回動可能にフレームに装着され、磁電変換素子が、マグネット4と同一平面、かつマグネット4の中心部にマグネットの内壁に直接対向して配置されているので、磁電変換部分の構造が単純であり本液面レベルセンサの薄型化が可能になる。更に、上述のように、磁電変換素子を配置することにより、従来のように集磁部材としての対になったコア等が不要になるため、部品点数が減少し、コストダウンが図れるようになる。更に、集磁部材が不要になって磁電変換素子と集磁部材との位置ずれの心配も無くなるので、測定精度も向上する。さらに、請求項1記載の発明によれば、マグネットホルダーが円環状マグネットの中心を仮想の回転軸として回動するようにフレームへ回動可能に装着されるので、従来例の回転軸106を中心として回動するという複雑な構成が不要となり液面レベルセンサのコストダウンと小型化が図れる。そして、請求項1記載の発明によれば、マグネット4は円環状であり、磁電変換素子は、円環状のマグネット4の中心部に配置されているので、マグネット4の回動に応じて変化する磁束密度を最も効果的に検出することができるので、液面レベルセンサの製造が容易で、またフロート1の移動に応じて回動する際の動きも安定する。したがって、請求項1の発明によれば、より一層の液面レベルセンサのコストダウン及び測定精度向上が図れる。
【0039】
請求項2記載の発明によれば、液面レベルに応じたフロート1の移動に伴って回動するマグネット4の磁束密度が、単調に増加する範囲における磁束密度を、磁電変換素子により検出することによって、液面レベルを測定するようにしているので、検出した磁束密度
から、最終的に液面レベルを算出するまでの処理が容易になる。
【0040】
請求項3記載の発明によれば、磁電変換素子はホール素子8であるので、広く普及していて入手しやすく、製造時間の短縮化が促進できる。したがって、請求項3の発明によれば、更に一層のコストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液面レベルセンサの一実施形態の概要を示す説明図である。
【図2】本発明の液面レベルセンサの一実施形態の概観を示す平面図である。
【図3】図1の液面レベルセンサの検出部を概略的に示す斜視図である。
【図4】図4(A)〜(C)は、本液面レベルセンサによる、液面レベルに応じて変動する磁束密度の検出原理を示す説明図である。
【図5】磁石回転角度及びホール電圧の関係を示すグラフである。
【図6】従来の液面レベルセンサの概要を示す構造説明図である。
【図7】図6の液面レベルセンサの検出部を概略的に示す斜視図である。
【図8】図6の液面レベルセンサによる磁石回転角度、磁束密度及びホール電圧の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 フロート
2 アーム
3 マグネットホルダー
4 マグネット
5 フレーム
7 配線板
8 ホール素子
9 ターミナル
10 カバー
21 フロートアーム
61〜63 抜け防止フランジ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a liquid level sensor, and more particularly, to a non-contact type liquid level sensor using a magnetoelectric conversion element.
[0002]
[Prior art]
This type of liquid level sensor is used, for example, as a level sensor for monitoring the amount of fuel in an automobile. In this type of liquid level sensor, an annular magnet connected to a float linked to the liquid level, and a magnetic force generated by the magnet according to the liquid level is converted into an electric signal by a magnetoelectric transducer such as a Hall element. The liquid level is detected by conversion.
[0003]
However, in the conventional liquid level sensor, the Hall element is disposed in the gap of the core as a magnetic flux collecting member having a shape obtained by dividing the cylinder into two layers in the annular magnet. That is, it is difficult to reduce the thickness of the portion due to the thickness of the core and the annular magnet. In addition, the above-described one set of cores is required, and the structure is complicated, the number of parts is increased, and the cost is increased.
[0004]
These problems will be described with reference to FIGS. FIG. 6 is a structural explanatory view showing an outline of a conventional liquid level sensor. FIG. 7 is a perspective view schematically showing a detection unit of the liquid level sensor of FIG. FIG. 8 is a graph showing the relationship between the magnet rotation angle, the magnetic flux density, and the Hall voltage by the liquid level sensor of FIG.
[0005]
As shown in FIG. 6, the conventional liquid level sensor is fixed to a part of the inner wall of the container in order to detect the liquid level of the liquid LQ in the container TNK. The
[0006]
An
[0007]
Further, a pair of cores 110 (
[0008]
The
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the conventional liquid level sensor described above has a structure in which the core 110 is arranged in layers on the
[0010]
Therefore, in view of the present situation described above, an object of the present invention is to provide a liquid level sensor in which the detection unit is improved and thinned to achieve downsizing and cost reduction of the entire apparatus.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The liquid level sensor according to
[0012]
According to invention of
Furthermore, since the
[0017]
The liquid level sensor according to
[0018]
According to the second aspect of the invention, the magnetoelectric transducer detects the magnetic flux density in the range where the magnetic flux density of the
[0019]
The liquid level sensor according to
[0020]
According to the third aspect of the present invention, since the magnetoelectric conversion element is the
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
First, an embodiment of a liquid level sensor according to the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is an explanatory view showing the outline of one embodiment of the liquid level sensor of the present invention. FIG. 2 is a plan view showing an overview of an embodiment of the liquid level sensor of the present invention. FIG. 3 is a perspective view schematically showing a detection unit of the liquid level sensor of FIG.
[0022]
As shown in FIG. 1, this liquid level sensor is fixed to a part of the inner wall of the container TNK so as to waterproof the internal electric circuit in order to detect the liquid level of the liquid LQ in the container TNK. ing. The
[0023]
The
[0024]
As shown in FIG. 2, the
[0025]
The accommodating portion of the
[0026]
A magnetoelectric conversion element is mounted on the
[0027]
Thus, since the
[0028]
The
[0029]
In the configuration as described above, the
[0030]
Since the
[0031]
Next, the principle of liquid level detection by the liquid level sensor will be described with reference to FIGS. 4 (A) to 4 (C) are explanatory views showing the detection principle of the magnetic flux density that fluctuates according to the liquid level by the liquid level sensor. FIG. 5 is a graph showing the relationship between the magnet rotation angle and the Hall voltage.
[0032]
As shown in FIG. 4A, magnetic field lines as shown by arrows are generated from the north pole to the south pole of the
[0033]
By utilizing such characteristics, the position of the
[0034]
Thus, since the magnetic flux density is detected when the angle θ is between 0 ° and 90 ° and the liquid level is measured, the liquid level is finally calculated from the detected magnetic flux density. Is easy to process. The measurement range may be assigned when the angle θ is between 90 degrees and 180 degrees.
[0035]
As described above, according to the present embodiment, a liquid level sensor can be obtained in which the magnetic flux density detector is improved and thinned to achieve downsizing and cost reduction of the entire apparatus.
[0036]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the magnet holder is rotatably attached to the frame, and the magnetoelectric conversion element is flush with the
[0039]
According to the second aspect of the invention, the magnetoelectric transducer detects the magnetic flux density in the range where the magnetic flux density of the
[0040]
According to the third aspect of the present invention, since the magnetoelectric conversion element is the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram showing an outline of an embodiment of a liquid level sensor according to the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing an overview of an embodiment of the liquid level sensor of the present invention.
3 is a perspective view schematically showing a detection unit of the liquid level sensor in FIG. 1; FIG.
FIGS. 4A to 4C are explanatory views showing the principle of detection of the magnetic flux density that fluctuates according to the liquid level by the liquid level sensor.
FIG. 5 is a graph showing a relationship between a magnet rotation angle and a Hall voltage.
FIG. 6 is a structural explanatory diagram showing an outline of a conventional liquid level sensor.
7 is a perspective view schematically showing a detection unit of the liquid level sensor in FIG. 6. FIG.
8 is a graph showing a relationship between a magnet rotation angle, a magnetic flux density, and a Hall voltage by the liquid level sensor of FIG.
[Explanation of symbols]
1
Claims (3)
前記フロートに一端が係止されたアームと、
前記アームの他端に係止されたマグネットホルダーと、
前記マグネットホルダーが回動可能に装着されたフレームと、
前記マグネットホルダーに保持収容された2極着磁された筒型のマグネットと、
前記マグネットと同一平面、かつ前記マグネットの中心部にマグネットの内壁と直接対向して配置されるように前記フレームに取り付けられた磁電変換素子と、
を有し、
前記フロートの移動に伴って前記マグネットホルダーと共に回動する前記マグネットの回転角度に応じて変化する、前記磁電変換素子が出力する電気信号に基づき前記液面レベルを測定する液面レベルセンサであって、
前記マグネットホルダーは、円環状マグネットの中心を仮想の回転軸として回動するようにフレームへ回動可能に装着されることを特徴とする液面レベルセンサ。A float that floats on the liquid level and moves according to the liquid level;
An arm whose one end is locked to the float;
A magnet holder locked to the other end of the arm;
A frame on which the magnet holder is rotatably mounted;
A two-pole magnetized cylindrical magnet held and accommodated in the magnet holder;
A magnetoelectric conversion element attached to the frame so as to be arranged in the same plane as the magnet and directly opposed to the inner wall of the magnet at the center of the magnet;
Have
It changes according to the rotation angle of the magnet which rotates together with the magnet holder in accordance with the movement of the float, in Teisu Ru liquid level sensor measuring the liquid level on the basis of the electric signal which the magnetoelectric converting element and outputs There,
The liquid level sensor , wherein the magnet holder is rotatably mounted on the frame so as to rotate about the center of the annular magnet as a virtual rotation axis .
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Cited By (1)
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