JP3903497B2 - Method and apparatus for preventing floating of debris in vacuum degassing tank - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、真空脱ガス槽の敷煉瓦の目地割れにより発生する敷煉瓦浮き上がりを防止する方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
真空脱ガス法には、RH法、DH法がある。RH法もDH法も、溶鋼の吸い上げ機構が違うだけで、溶鋼を真空槽内に吸い上げ真空精錬を行う点は全く同一であるので、ここでは、RH法について説明する。図7は、RH式真空脱ガス装置の概要図である。真空脱ガス槽(以後、脱ガス槽という。)1は、その下部に2本の浸漬管3a,3bを有し、この2本の浸漬管3a,3bを溶鋼鍋4の溶鋼5内に浸漬し、脱ガス槽1の上部に形成された排気管7から脱ガス槽1内部のガスを吸引して、脱ガス槽1を真空にする。この後、大気圧との差圧を利用して溶鋼5を浸漬管3aを介して脱ガス槽1内に吸い上げるとともに、浸漬管3aから不活性ガスであるArガスGを吹込む。これにより、溶鋼5を浸漬管3a→脱ガス槽1→浸漬管3bの経路で矢印2の向きに循環させ、前記ArガスGにより溶鋼5を脱ガス槽1の内部で攪拌、混合させ、溶鋼5の脱炭、脱ガス、脱酸および介在物の浮上を行わせて、溶鋼の精錬を実施するものである。
【0003】
図5および図6は、RH法に使用している従来の脱ガス槽1の縦断面図および下面図である。脱ガス槽1は、上蓋1a、胴部槽1bおよび下部槽1cから構成され、下部槽底部に溶鋼を取り入れ、また排出する2本の浸漬管3a,3bを有している。そして、上蓋1a、胴部槽1bおよび下部槽1cは、それぞれの間をフランジFで接合されている。また、これら上蓋1a、胴部槽1bおよび下部槽1cは、それぞれ、鉄皮10の内側に所定の厚さで不定形耐火物および耐火煉瓦11を内張りした構造である。この内、下部槽1cは、その下面に環流管9a,9bが形成されており、これらに浸漬管3a,3bが、フランジF3 により接合されている。浸漬管3a,3bは、管の外側に不定形耐火物層を形成し、管の内側に定形耐火煉瓦を内張りした構造であり、管の一端にフランジが取付けられている。12は、槽固定金具である。
【0004】
なお、浸漬管3aには、図示されていないが、Arガス吹込みパイプが多数埋設されており、浸漬管3aの内部を上昇する溶鋼中にArガスを吹込むことができる。
【0005】
このような構造の脱ガス槽1において、溶鋼の脱ガス工程では、下部槽1cにおいて、上述したように、高温の溶鋼がArガスの気泡により激しく攪拌されつつ、循環する。このとき、下部槽1cの敷部13は、浸漬管(溶鋼の上昇管)3aと浸漬管(溶鋼の下降管)3bの間に位置しているため、溶鋼が激しく流動するので、この部位の煉瓦は摩耗が激しい。この敷部13の煉瓦は、脱ガス工程では1600℃の溶鋼に洗われ、休止期間は800℃まで低下するという熱負荷の変動が大きいために、煉瓦が膨張、収縮を繰り返し、その水平目地、垂直目地に亀裂が生じ易い。
【0006】
垂直目地に亀裂が発生すると、溶鋼が亀裂した箇所に侵入し、敷部13を構成している個々の煉瓦を浮き上がらせるという問題が発生する。このため、操業条件によって異なるが、概ね400〜500チャージ毎に、敷部煉瓦を張り替える必要があった。
【0007】
前述の敷部煉瓦の浮き上りを防止するための技術として、実開昭64−30350号(技術1)および実開平4−13037号(技術2)が公開されている。技術1は、「敷部煉瓦を陸迫り構造または、ダボ付き煉瓦の組み合わせ構造とする。」ものであり、技術2は、「脱ガス槽の環流管の上部は左右側面が内側面から外側面に向かって幅広のくさび状でかつ上側面から下側面に向かっても傾斜させた多数の背高の六面体煉瓦を交互に倒置して並べることで円筒を構築し、環流管の下部は左右側面が内側面から外側面に向かって幅広のくさび状の多数の背低なる六面体煉瓦を数段に積み重ねて円筒を構築する。」ものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
溶鋼の脱ガス処理においては、処理開始と同時に槽内は真空状態となり、真空度が高くなるに従って溶鋼が浸漬管を通して槽内に流入する。このとき、煉瓦に目地開きまたは目地割れがあると、目地の中も真空状態となっているから、溶鋼が目地の中に差し込む。脱ガス処理の繰り返しにより、差し込んだ地金が増加し、それにより煉瓦を浮き上がらせる。敷部煉瓦を前記の技術1または、技術2のように煉瓦を構築すれば、このようにしない以前の敷部煉瓦よりも寿命は長くなるが、煉瓦の水平目地、垂直目地に亀裂が生じることに変わりはなく、この亀裂に溶鋼が侵入して、亀裂を拡大し終には煉瓦が浮き上がるという問題がある。
【0009】
本発明は、煉瓦の水平目地、垂直目地に亀裂が生じても、この亀裂に溶鋼が侵入するのを防止し、煉瓦が浮き上がるという問題を解決できる方法およびその装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記、目的を以下の方法および装置によって達成する。
【0011】
その方法は、槽の底部に上端が槽内部に開口する一対の環流管を有する真空脱ガス槽の敷煉瓦の目地割れ部に不活性ガスを供給して、目地割れ部間隙を槽内圧力よりも高い正圧に維持するものである。
【0012】
上記方法において、不活性ガスとしてArガスを使用するとよい。
その装置は、槽の底部に上端が槽内部に開口する一対の環流管を有する真空脱ガス槽の環流管の周囲に不活性ガスを吐出する複数のノズル口を有する環状管を配設し、該環状管に不活性ガスを供給する配管を設けたものである。
【0013】
「作用」
方法;真空脱ガス槽の敷煉瓦の目地割れ部に不活性ガスを供給して、目地割れ部間隙を正圧に維持すれば、溶鋼が該目地割れ部間隙に侵入するのを防止できるから、敷煉瓦が浮き上がることはない。
【0014】
不活性ガスとしてArガスを使用することは、Arガスが溶鋼の攪拌、混合に使用されており、量的にも充分確保できるので都合がよい。
【0015】
装置;Arガスが配管を通して環状管に入り、複数のノズル口から亀裂の発生した水平目地に充満している。もし、垂直目地に亀裂が生じると水平目地に充満しているArガスが、垂直目地の亀裂を通って脱ガス槽の溶鋼中に吐出し、溶鋼が亀裂した目地に侵入するのを防止する。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて以下に説明する。図3は、本発明を実施する下部槽の縦断面図、図4は、図3のB−B矢視図である。1cは下部槽、10は下部槽1cの鉄皮、F2 は胴部槽との接合フランジ、F3 は浸漬管との接合フランジである。20は鉄皮10の側壁内側に積み上げられた内張りされた側壁煉瓦、21は溶鋼を環流させるための開口、22は開口21の内周に配設された円弧状成形煉瓦、23は円弧状成形煉瓦22の外周に配設された扇形断面成形煉瓦である。円弧状成形煉瓦22、扇形断面成形煉瓦23が占める領域以外の下部槽の底面は、直方体の成形煉瓦27が配設されている。下部槽の底面を形成する円弧状成形煉瓦22、扇形断面成形煉瓦23および成形煉瓦27を、総称して敷煉瓦13という。
【0017】
隣接する各敷煉瓦13の合わせ面には、約2mm厚さの耐火性コーティング材が塗布されるか、約2mm厚さのセラミックペーパーを介在させている。この耐火性コーティング材およびセラミックペーパーが、水平目地25および垂直目地26を形成している。24aは、下部の鉄皮10と敷煉瓦13の間にできる空間を埋めている耐火性コーティング材、24bは、中央部の敷煉瓦13と鉄皮10の間の空間を埋めている耐火性コーティング材である。
【0018】
上記の構成の下部槽1cにおいて、敷煉瓦13の水平目地25および垂直目地26に不活性ガスを供給するために、以下のような配管手段を設けている。これを、図1および図2により説明する。
【0019】
溶鋼を環流させるための二つの開口21、21を囲むように環状管30、30を、それぞれ、鉄皮10側の耐火性コーティング材24aと中央部の耐火性コーティング材24bの中を通して配設してある。この環状管30は、図2に示すように不活性ガスを吐出する複数のノズル口30aが設けられている。図2では、ノズル口30aの数が4個の例を示しているが、5個以上設けることもできる。環状管30の一部は、成形煉瓦22、23、27と干渉するが、この部分では、該当する成形煉瓦22、23、27を分割加工し、その間を通し、間隙は耐火性コーティング材で埋める。
【0020】
環状管30の鉄皮10側に供給配管31が接続されており、この供給配管31は、鉄皮10を貫通して不活性ガス本管32に取付け、取外し可能に接続される。環状管30としては、加工容易な小径銅管(外形;5〜6mm,内径;2〜3mm)に、1.5〜2mmφのノズル口を複数個設けたものが使用される。
【0021】
なお、敷煉瓦13の水平目地25および垂直目地26に亀裂が発生する時期の予測は困難なので、何時亀裂が発生してもよいように、供給配管31付きの環状管30は、最初の敷煉瓦積付け時に配設され、下部槽1cの使用当初から不活性ガス本管32に接続しておく。
【0022】
上記の環状管30の取付け位置は、途中干渉する敷煉瓦13の分割加工を最小にするために選択したものであり、環状管30の取付け位置をこの取付け位置より上方レベルにしてもよい。
【0023】
以上のように構成すれば、環状管に供給された不活性ガスは、複数のノズル口から亀裂の発生した水平目地に充満し、もし、垂直目地に亀裂が生じると水平目地に充満しているArガスが、垂直目地の亀裂を通って脱ガス槽の溶鋼中に吐出し、溶鋼が亀裂した目地に侵入するのを防止する。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、敷煉瓦の水平目地および垂直目地に発生した亀裂が連続すると不活性ガスが垂直目地を通して真空脱ガス槽内部の溶鋼中に吐出するから、溶鋼が垂直目地内に侵入するのを防止することができる。これにより、従来構成の敷煉瓦よりも、張り替え周期を大幅に延長することができ、補修費の低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る下部槽の敷煉瓦内部に不活性ガス供給用環状管を配設した状態を示す縦断面図である。
【図2】本発明に係る不活性ガス供給用環状管の斜視図である。
【図3】下部槽の縦断面図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】真空脱ガス槽の縦断面図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】RH式真空脱ガス槽の概要図である。
【符号の説明】
1 真空脱ガス槽
1c 下部槽
3a,3b 浸漬管
10 鉄皮
13 敷煉瓦
20 側壁煉瓦
21 溶鋼を環流させるための開口
22 円弧状成形煉瓦
23 扇形断面成形煉瓦
24a,24b 耐火性コーティング材
25 水平目地
26 垂直目地
27 直方体成形煉瓦
30 環状管
31 供給配管
32 不活性ガス本管[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method and an apparatus for preventing a brick from being raised due to joint cracks in a brick in a vacuum degassing tank.
[0002]
[Prior art]
The vacuum degassing method includes an RH method and a DH method. The RH method and the DH method are exactly the same in that the molten steel sucking mechanism is different and the molten steel is sucked into the vacuum chamber and vacuum refining is performed. Therefore, the RH method will be described here. FIG. 7 is a schematic diagram of an RH type vacuum degassing apparatus. A vacuum degassing tank (hereinafter referred to as a degassing tank) 1 has two
[0003]
5 and 6 are a longitudinal sectional view and a bottom view of a
[0004]
Although not shown in the drawing, the
[0005]
In the
[0006]
When a crack occurs in the vertical joint, there arises a problem that the molten steel penetrates into the cracked portion and causes individual bricks constituting the
[0007]
Japanese Utility Model Publication No. 64-30350 (Technology 1) and Japanese Utility Model Application Laid-Open No. 4-13037 (Technology 2) are disclosed as techniques for preventing the above-mentioned bricks from floating up. The
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
In the degassing process of the molten steel, the inside of the tank is evacuated simultaneously with the start of the process, and the molten steel flows into the tank through the dip tube as the degree of vacuum increases. At this time, if the brick has joint openings or joint cracks, the joint is in a vacuum state, so the molten steel is inserted into the joints. Repeated degassing process increases the amount of bullion inserted, thereby raising the brick. If the brick is constructed as in the
[0009]
An object of the present invention is to provide a method and apparatus for preventing molten steel from entering a crack and solving the problem of the brick rising even if a crack occurs in the horizontal joint and vertical joint of the brick. .
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The present invention achieves the above object by the following method and apparatus.
[0011]
In that method, an inert gas is supplied to the joint crack portion of the laying brick of the vacuum degassing tank having a pair of reflux pipes whose upper ends are opened inside the tank at the bottom of the tank, and the gap between the joint cracks is determined by the pressure in the tank. Is also maintained at a high positive pressure.
[0012]
In the above method, Ar gas may be used as the inert gas.
The apparatus is provided with an annular tube having a plurality of nozzle ports for discharging an inert gas around a reflux tube of a vacuum degassing tank having a pair of reflux tubes whose upper ends open inside the tank at the bottom of the tank, A pipe for supplying an inert gas is provided in the annular pipe.
[0013]
"Action"
Method: By supplying an inert gas to the joint crack portion of the laying brick in the vacuum degassing tank and maintaining the joint crack portion gap at a positive pressure, it is possible to prevent the molten steel from entering the joint crack portion gap. The brickwork will not be lifted.
[0014]
The use of Ar gas as an inert gas is convenient because Ar gas is used for stirring and mixing of molten steel and can be sufficiently secured in terms of quantity.
[0015]
Apparatus: Ar gas enters the annular pipe through the pipe and fills the horizontal joint where cracks are generated from a plurality of nozzle openings. If a crack occurs in the vertical joint, the Ar gas filled in the horizontal joint is discharged into the molten steel in the degassing tank through the crack in the vertical joint, and the molten steel is prevented from entering the cracked joint.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 3 is a longitudinal sectional view of a lower tank for carrying out the present invention, and FIG. 4 is a view taken along arrow BB in FIG. 1c is
[0017]
About 2 mm thick fireproof coating material is applied to the mating surface of each
[0018]
In the
[0019]
[0020]
A
[0021]
Since it is difficult to predict when cracks will occur in the
[0022]
The mounting position of the
[0023]
If comprised as mentioned above, the inert gas supplied to the annular pipe will fill the horizontal joint where the crack has occurred from the plurality of nozzle openings, and if the vertical joint cracks, the horizontal joint will be filled. Ar gas is discharged into the molten steel in the degassing tank through the crack in the vertical joint, and the molten steel is prevented from entering the cracked joint.
[0024]
【The invention's effect】
According to the present invention, when the cracks generated in the horizontal joint and the vertical joint of the floor brick continue, the inert gas is discharged into the molten steel inside the vacuum degassing tank through the vertical joint, so that the molten steel penetrates into the vertical joint. Can be prevented. As a result, the replacement period can be greatly extended as compared with the conventional construction bricks, and the repair cost can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal cross-sectional view showing a state in which an inert gas supply annular pipe is disposed inside a brick of a lower tank according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of an annular tube for supplying an inert gas according to the present invention.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view of a lower tank.
4 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG.
FIG. 5 is a longitudinal sectional view of a vacuum degassing tank.
6 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
FIG. 7 is a schematic view of an RH type vacuum degassing tank.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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