JP3902965B2 - Fixing method of main beam reinforcement at the beam joint of the top floor or the roof - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造建造物に好適な最上階又は屋階の柱梁接合部における梁主鉄筋の定着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造建造物の最上階又は屋階の柱梁接合部においては、梁の上端側及び下端側に梁主鉄筋が水平に配置され、上端側における梁主鉄筋より上側のコンクリートの被り厚が小さいため、そのままでは梁の上端側に配筋された梁主鉄筋の水平部分におけるコンクリートの必要定着力を確保できない。
【0003】
そのため、従来は、梁の上端側に配筋された梁主鉄筋の先端を折り曲げて、梁の下端側に配筋された梁主鉄筋に結合して上下端側の梁主鉄筋を一体化することにより、梁上端側の梁主鉄筋の必要定着力を確保していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のように、梁上端側の梁主鉄筋の先端を折り曲げて梁下端側の梁主鉄筋に結合した場合でも、上端側の梁主鉄筋における水平部分の定着力は依然として小さいため、この水平部分は有効な定着長さとして認められていなかった。
【0005】
そのため、梁上端側の梁主鉄筋は、その先端側を下方に曲げて垂直部分を設け、この垂直部分における定着力だけで梁主鉄筋全体の必要定着力を確保しなければならず、垂直部分の長さを長くする必要があった。
【0006】
ところが、柱梁接合は柱主鉄筋や梁主鉄筋などが集中して混雑するところであり、梁主鉄筋の垂直部分が長くなると、配筋作業が非常に困難になるという問題があった。
【0007】
また、通常は梁を接合する前に柱のコンクリートを先行打設するが、梁主鉄筋の垂直部分が長くなり、柱梁接合部を通過して柱内部にまで延びるようになると、柱のコンクリートを先行打設したときに、その後に配筋される梁主鉄筋の垂直部分がコンクリートに緩衝するため、柱のコンクリートを先行打設できなくなり、工程が輻輳して工期が長くなるという問題があった。
【0008】
更に、上端側の梁主鉄筋の先端を折り曲げて下端側の梁主鉄筋に結合するには、高い配筋精度が要求されるので、配筋の作業工数が増加するという問題があった。
【0009】
また、上端側の梁主鉄筋の長さが長くなると、場合によっては定尺の鉄筋を2個使用し、これを継手で繋ぐ必要があり、配筋の作業工数が更に増大すると共に、コストアップになるという問題があった。
【0010】
本発明の目的は、このような問題点を解決するためになされたものであり、梁上端側の梁主鉄筋の定着力を増大できる鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造建造物の柱梁接合部における梁主鉄筋の定着方法を提供することを技術的課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は最上階又は屋階の柱梁接合部における梁主鉄筋の定着方法であり、前述の技術的課題を解決するために以下のように構成されている。
すなわち、本発明は、鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造建造物の最上階又は屋階における柱梁接合部内に梁主鉄筋を定着する方法であって、
前記梁主鉄筋の先端に下側に延びる垂直部分を形成し、梁の上端側に水平に配筋された梁主鉄筋の前記垂直部分の近傍にコンクリートの定着力を増大すべき定着金物を取り付け
、前記定着金物の近傍で、かつ前記梁の上端側に水平に配筋された梁主鉄筋の垂直部分の近傍に、前記梁主鉄筋より下側に延びる一対の定着部分と、これらの定着部分を連結する連結部分とからなる略逆U字状の定着補強筋を掛止し、前記定着補強筋の一対の定着部分を前記柱梁接合部内のコンクリートに定着させることを特徴とする。
【0013】
本発明によれば、梁上端側に配筋された梁主鉄筋が、前記梁主鉄筋より下側に延びる定着補強筋の定着部分の定着力によって拘束されるので、結果的に梁主鉄筋の定着力が大きくなる。
【0014】
また、梁主鉄筋の先端に下側に延びる垂直部分を形成し、その近傍に定着金物と定着補強筋とを配置することができ、この場合には、梁主鉄筋の定着力を更に大きくできる。
【0015】
梁主鉄筋には、複数の定着補強筋を所定の間隔で掛止でき、これにより、定着力を更に大きくできる。
【0016】
また、略逆U字状の定着補強筋は、連続する2以上の梁主鉄筋に掛止でき、或いは複数の定着補強筋を互いに所定の間隔をあけて梁主鉄筋に掛止することもできる。これにより、梁主鉄筋における定着力を更に大きくできる。
【0017】
また、略逆J字状の定着補強筋は、1個の梁主鉄筋に掛止でき、この場合には上端側の梁主鉄筋同士の間隔が異なる場合でも定着補強筋の大きさなどを変えることなく対応できると共に、定着補強筋のコストダウンが可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る最上階又は屋階の柱梁接合部における梁主鉄筋の定着方法の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
図1(A)は本発明に係る第1実施形態の柱梁接合部を示す縦断面図、図1(B)は図1(A)のA−A断面図、図2は図1(A)のB矢視図、図3は本発明に係る定着金物を示す斜視図、図4は本発明に係る定着補強筋を示す図、図5は本発明に係る定着金物の別の実施形態を示す斜視図、図6(A)は本発明に係る第2実施形態の柱梁接合部を示す縦断面図、図6(B)は図6(A)のC矢視図である。
(第1実施形態)
図1(A)に示すように、本発明の第1実施形態は、鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造建造物の最上階又は屋階における隅部の柱10と、柱10,10の間に架設される梁11との接合部において、梁11の上下端側に配筋された梁主鉄筋12,13の水平部分12a,13aに、梁主鉄筋12,13の定着力を増大するための定着金物14,14が取り付けられている。ここでは、梁主鉄筋12,13はねじ鉄筋が使用されている。
【0020】
そして、上端側の梁主鉄筋12に取り付けられた定着金物14の近傍における水平部分12a,12aに、略逆U字状の定着補強筋15,15がその連結部分15bを架け渡すようにして掛止され、これらの定着補強筋15,15の連結部分15bに対して略垂直方向、ここでは略鉛直方向に延びる定着部分15a,15aが、柱梁接合部内のコンクリート16に定着されている。本実施形態では、定着金物14の両側にぞれぞれ1個ずつ、合計2個の定着補強筋15,15が、定着金物14の側端面に接触するように掛止されている。
【0021】
柱10の外周には、柱主鉄筋17,17・・・が配筋されている。これらの柱主鉄筋17,17・・・の外周側には、複数の剪断補強筋18,18・・・が巻回されている。また、柱主鉄筋17,17・・・の上端部は折り曲げずにストレートに形成され、ここに定着金物14,14・・・が取り付けられている。
【0022】
梁上下端側の梁主鉄筋12,13は、その先端部が柱主鉄筋17と同様にストレートに形成されている。これらの梁主鉄筋12,13における柱梁接合部外の部分には、剪断補強筋(図示せず)が巻回されている。
【0023】
略逆U字状の定着補強筋15は、図1(B)に示すように、梁主鉄筋12の水平部分12aより下側に延びる一対の定着部分15a,15aと、これらの定着部分15a,15aの上端部を連結する連結部分15bとからなる逆U字状に形成されている。そして、その連結部分15bが隣接する2本の梁主鉄筋12,12の水平部分12a,12aを横断するように掛止されている。
【0024】
定着補強筋15は断面が円形であり、その定着部分15a,15aの高さHは、定着補強筋15の直径dの約30倍に設定されている。なお、定着部分15a,15aの高さHは、定着補強筋15及びコンクリート16の仕様や使用環境の条件に応じて適宜設定できるが、定着補強筋15を梁主鉄筋12,12に掛止したときに、定着部分15a,15aが柱梁接合部内に収まり、柱10の内部まで延びないようにする。これにより、柱10のコンクリートを梁11より先行打設できる。
【0025】
また、定着補強筋15は、図2に示すように、隣接する2個の梁主鉄筋12,12の水平部分12a,12aに掛止されている。
【0026】
定着金物14,14は、図3に示すように、梁主鉄筋12,13のねじ部分に螺合可能なナット部14aと、このナット部14aの中間部分に設けられた突起であるつば部14bとを有している。つば部14bは、梁主鉄筋12における水平部分12aの直径方向に突出している。
【0027】
このように、本発明によれば、梁11の上端側に配筋された梁主鉄筋12の水平部分12aに定着金物14を取り付け、この定着金物14の近傍における水平部分12aに略逆U字状の定着補強筋15,15を掛止したので、水平部分12aが定着補強筋15の定着部分15a,15の定着力によって拘束され、結果として水平部分12aの定着力が大きくなり、必要定着力を確保することが可能になる。
【0028】
従って、従来のように梁主鉄筋12の先端を折り曲げて垂直部を設ける必要がなく、また、上下端側の梁主鉄筋12,13を結合する必要がないので、柱梁接合部内における配筋作業が非常に容易になると共に、工事費のコストダウンが可能になる。更に、柱10のコンクリートを梁11よりも先行打設できるので、従来のように工程が輻輳して工期が長くなるのを回避できる。
【0029】
また、定着補強筋15を略逆U字状とし、2個の梁主鉄筋12の水平部分12a,aを横断するように掛止したので、1個の定着補強筋15で2個の梁主鉄筋12,12を拘束できるため、配筋作業の能率が向上する。
【0030】
ところで、地震などで梁上端側の梁主鉄筋12に引き抜き力が作用した場合、定着金物14のつば部14bにおける支圧面とコンクリート16との間に支圧力が発生する。
【0031】
このとき、梁上端側の梁主鉄筋12の水平部分12aより上側のコンクリート強度が下側のコンクリート強度より相対的に弱いため、この梁主鉄筋12に取り付けられた定着金物14の支圧面に作用する支圧力によって、定着金物14を上側に跳ね上げる力が作用し、そのままでは梁上端側の梁主鉄筋12の水平部分12aより上側のコンクリート16aが破壊されるおそれがある。
【0032】
これに対して、本発明では、定着金物14の両側に定着補強筋15,15が取り付けられているので、その定着部分15a,15aの定着力によって定着金物14が上側に跳ね上がるのを防止でき、これにより、コンクリート16が破壊されるのを防止できる。
【0033】
なお、上述の実施形態では、定着金物14の両側にそれぞれ1個ずつの定着補強筋15を配筋したが、必要に応じて梁主鉄筋12の水平部分12aに、3個以上の定着補強筋15,15・・・を所定の間隔で配筋することができ、これにより、水平部分12aの定着効果を更に増大できる。
【0034】
また、上述の実施形態では、定着補強筋15を略逆U字状に形成し、その連結部分15bが2個の梁主鉄筋12,12の水平部分12a、12aを横断するように配筋したが、図4に示すように、定着部分21aと、その上端に設けられた掛止部分21bとを有する略逆J字状の定着補強筋21を使用することもできる。
【0035】
この略逆J字状の定着補強筋21は、その掛止部分21bを1個の梁主鉄筋12の水平部分12aに掛止し、その定着部分21aをコンクリート16に定着させる。この定着補強筋21は、隣接する梁主鉄筋12,12同士の間隔が異なる場合でも、定着補強筋21の大きさなどを変えることなく対応できると共に、材料費を低減してコストダウンが可能になる。
【0036】
また、上述の実施形態では、定着金物14をナット部14aと、その中間部分に設けたつば部14bとで構成したが、図5(A)に示すように、ナット部22aの端部につば部22bを設けた定着金物22,或いは図5(B)に示すように、ナット部23aの片端を閉じると共に、ナット部23aの閉じた側の端部につば部23bを設けた定着金物23を使用することもできる。
(発明者の方へ;これらの定着金物22,23の特別な作用効果があれば記入して返送してください。)
(第2実施形態)
図6は本発明の第2実施形態を示す。この第2実施形態においては、図6(A)に示すように、梁上端側の柱主鉄筋12の先端部が下方(鉛直方向)に折り曲げられて垂直部分12bが形成され、この垂直部分12bがコンクリート16に定着されている。垂直部分12bの長さは、柱梁接合部内に収まる長さであり、柱10の内部まで延びないようになっている。
【0037】
また、定着補強筋15は、図6(B)にも示すように、定着金物14の片側、すなわち梁11側にのみ配筋されている。更に、定着金物14及び定着補強筋15は、梁主鉄筋12の垂直部分12bの近傍に配置されている。これ以外は、図1に示す例と同様である。
【0038】
この第2実施形態によれば、梁主鉄筋12の垂直部分12bの定着力と定着補強筋15の定着力が相乗的に働くので、定着金物14の跳ね上げをより効果的にに防止できる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、梁上端側に配筋された梁主鉄筋が、定着補強筋の定着部分の定着力によって拘束されるので、梁主鉄筋の定着力を増大することができる。
【0040】
従って、梁主鉄筋の先端を折り曲げて垂直部分を設ける必要がなく、仮に梁主鉄筋に垂直部分を設けたとしてもその長さを長くする必要がないので、柱梁接合部内における配筋作業が非常に容易になると共に、工事費のコストダウンが可能になる。
【0041】
また、梁主鉄筋の垂直部分が柱内部に延びることがないので、柱のコンクリートを梁より先行打設でき、これにより従来のように工程が輻輳して工期が長くなるのを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態を説明する図であり、図1(A)は柱梁接合部の縦断面図、図1(B)は図1(A)のA−A断面図である。
【図2】図1(A)のB矢視図である。
【図3】本発明に係る定着金物を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る定着補強筋を示す図である。
【図5】本発明に係る定着金物の別の実施形態を示す斜視図である。
【図6】本発明に係る第2実施形態を説明する図であり、図6(A)は柱梁接合部の縦断面図、図6(B)は図6(A)のC矢視図である。
【符号の説明】
10 柱
11 梁
12 梁上端側の梁主鉄筋
12a 梁主鉄筋の水平部分
12b 梁主鉄筋の垂直部分
14,22,23 定着金物
15 略逆U字状の定着補強筋
21 略逆J字状の定着補強筋
15a,21a 定着補強筋の定着部分
15b 定着補強筋の連結部分
16 コンクリート[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for fixing a main beam reinforcing bar in a column beam joint on a top floor or a roof, suitable for a reinforced concrete structure or a steel reinforced concrete structure.
[0002]
[Prior art]
In the reinforced concrete or steel-framed reinforced concrete building, the beam main reinforcement is placed horizontally at the upper and lower ends of the beam at the top or bottom of the beam-column joint, and the concrete above the beam main reinforcement at the upper end is placed. Since the covering thickness is small, it is impossible to secure the necessary fixing force of the concrete in the horizontal part of the beam main reinforcing bar arranged on the upper end side of the beam as it is.
[0003]
For this reason, conventionally, the end of the beam main reinforcing bar arranged on the upper end side of the beam is bent and joined to the main beam reinforcing bar arranged on the lower end side of the beam to integrate the beam main reinforcing bars on the upper and lower end sides. As a result, the necessary anchorage of the beam main reinforcement at the upper end of the beam was secured.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, even if the tip of the beam main reinforcing bar on the upper end side of the beam is bent and joined to the beam main reinforcing bar on the lower end side of the beam as in the conventional case, the fixing force of the horizontal portion of the beam main reinforcing bar on the upper end side is still small. The horizontal part was not recognized as an effective fixing length.
[0005]
Therefore, the beam main reinforcing bar on the upper end side of the beam must be bent downward at its tip side to provide a vertical part, and the fixing force of the entire beam main reinforcing bar must be secured only by the fixing force in this vertical part. It was necessary to lengthen the length.
[0006]
However, in the column beam connection, column main reinforcing bars, beam main reinforcing bars, etc. are concentrated and crowded, and if the vertical part of the beam main reinforcing bar becomes long, the bar arrangement work becomes very difficult.
[0007]
Normally, the column concrete is placed in advance before joining the beams. However, when the vertical part of the beam main reinforcement becomes longer and extends to the inside of the column through the beam-to-column joint, Since the vertical part of the beam main reinforcing bar to be placed after that is buffered in the concrete, the pillar concrete cannot be placed in advance and the process becomes congested and the construction period becomes longer. It was.
[0008]
Furthermore, in order to bend the tip of the beam main reinforcing bar on the upper end side and connect it to the beam main reinforcing bar on the lower end side, a high bar arrangement accuracy is required.
[0009]
In addition, if the length of the beam main reinforcing bar on the upper end becomes longer, it may be necessary to use two regular reinforcing bars and connect them with joints, which further increases the man-hours for bar arrangement and increases costs. There was a problem of becoming.
[0010]
The object of the present invention is to solve such a problem, and the beam at the beam-to-column joint of the reinforced concrete structure or the steel-framed reinforced concrete structure that can increase the fixing force of the beam main reinforcing bar on the upper end side of the beam. It is a technical problem to provide a method for fixing main reinforcing bars.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is a method for fixing a beam main reinforcing bar in a column beam joint on the top floor or a roof floor, and is configured as follows in order to solve the above technical problem.
That is, the present invention is a method for fixing a beam main reinforcing bar in a column beam joint in the top floor or the roof of a reinforced concrete structure or a steel reinforced concrete structure,
A vertical part extending downward is formed at the end of the beam main reinforcing bar, and a fixing hardware for increasing the fixing force of the concrete is attached in the vicinity of the vertical part of the beam main reinforcing bar horizontally arranged at the upper end side of the beam. A pair of fixing portions extending below the beam main reinforcing bar in the vicinity of the fixing metal hardware and in the vicinity of a vertical portion of the beam main reinforcing bar horizontally arranged on the upper end side of the beam, and these fixing portions A fixing reinforcing bar having a substantially inverted U shape comprising a connecting portion for connecting the fixing reinforcing bars is hooked, and a pair of fixing portions of the fixing reinforcing bar is fixed to the concrete in the column beam joint.
[0013]
According to the present invention, the beam main reinforcing bar arranged on the upper end side of the beam is restrained by the fixing force of the fixing portion of the fixing reinforcing bar extending below the beam main reinforcing bar. Fixing power increases.
[0014]
In addition, a vertical portion extending downward can be formed at the tip of the beam main reinforcing bar, and a fixing hardware and a fixing reinforcing bar can be arranged in the vicinity thereof. In this case, the fixing force of the beam main reinforcing bar can be further increased. .
[0015]
A plurality of fixing reinforcing bars can be hooked on the beam main reinforcing bar at a predetermined interval, thereby further increasing the fixing force.
[0016]
The substantially reinforcing U-shaped fixing reinforcing bars can be hooked to two or more continuous beam main reinforcing bars, or a plurality of fixing reinforcing bars can be hooked to the beam main reinforcing bars at a predetermined interval. . Thereby, the fixing force in the beam main reinforcing bar can be further increased.
[0017]
In addition, the substantially inverted J-shaped fixing reinforcing bar can be hooked to one beam main reinforcing bar, and in this case, the size of the fixing reinforcing bar is changed even when the distance between the beam main reinforcing bars on the upper end side is different. It is possible to cope with this without any problem, and it is possible to reduce the cost of the anchor reinforcement.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Embodiments of a method for fixing a beam main reinforcing bar in a column beam joint on a top floor or a roof floor according to the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
[0019]
1A is a longitudinal sectional view showing a beam-column joint portion according to the first embodiment of the present invention, FIG. 1B is a sectional view taken along line AA in FIG. 1A, and FIG. 3) is a perspective view showing the fixing hardware according to the present invention, FIG. 4 is a diagram showing the fixing reinforcing bar according to the present invention, and FIG. 5 is another embodiment of the fixing hardware according to the present invention. FIG. 6A is a longitudinal sectional view showing a column beam joint portion of a second embodiment according to the present invention, and FIG. 6B is a view taken in the direction of arrow C in FIG.
(First embodiment)
As shown in FIG. 1 (A), the first embodiment of the present invention is constructed between a
[0020]
Then, substantially horizontal U-shaped
[0021]
Column main reinforcing
[0022]
The top ends of the beam main reinforcing
[0023]
As shown in FIG. 1B, the substantially inverted U-shaped
[0024]
The
[0025]
Further, as shown in FIG. 2, the
[0026]
As shown in FIG. 3, the fixing
[0027]
Thus, according to the present invention, the fixing
[0028]
Therefore, it is not necessary to bend the tip of the beam main reinforcing
[0029]
Further, since the
[0030]
By the way, when a pulling force acts on the beam main reinforcing
[0031]
At this time, since the concrete strength above the
[0032]
On the other hand, in the present invention, since the
[0033]
In the above-described embodiment, one
[0034]
In the above-described embodiment, the
[0035]
This substantially inverted J-shaped
[0036]
Further, in the above-described embodiment, the fixing
(To the inventor; if there are special effects of these fixing
(Second Embodiment)
FIG. 6 shows a second embodiment of the present invention. In the second embodiment, as shown in FIG. 6A, the tip of the column main reinforcing
[0037]
Further, as shown in FIG. 6B, the
[0038]
According to the second embodiment, the fixing force of the
[0039]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the beam main reinforcing bar arranged on the upper end side of the beam is restrained by the fixing force of the fixing portion of the fixing reinforcing bar, the fixing force of the beam main reinforcing bar is increased. Can do.
[0040]
Therefore, it is not necessary to bend the tip of the beam main reinforcing bar to provide a vertical part, and even if a vertical part is provided to the beam main reinforcing bar, it is not necessary to lengthen the length of the reinforcing bar in the column beam joint. It becomes very easy and the construction cost can be reduced.
[0041]
In addition, since the vertical part of the main reinforcing bar of the beam does not extend inside the column, the concrete of the column can be placed in advance of the beam, thereby preventing the process from becoming congested and the work period being lengthened as in the prior art.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B are diagrams for explaining a first embodiment according to the present invention, in which FIG. 1A is a longitudinal cross-sectional view of a column beam joint, and FIG. 1B is a cross-sectional view taken along a line AA in FIG. FIG.
FIG. 2 is a view taken in the direction of arrow B in FIG.
FIG. 3 is a perspective view showing a fixing hardware according to the present invention.
FIG. 4 is a view showing a fixing reinforcing bar according to the present invention.
FIG. 5 is a perspective view showing another embodiment of the fixing hardware according to the present invention.
6A and 6B are diagrams for explaining a second embodiment according to the present invention, in which FIG. 6A is a longitudinal cross-sectional view of a column beam joint, and FIG. 6B is a view taken in the direction of arrow C in FIG. It is.
[Explanation of symbols]
10
Claims (3)
前記梁主鉄筋の先端に下側に延びる垂直部分を形成し、
梁の上端側に水平に配筋された梁主鉄筋の前記垂直部分の近傍にコンクリートの定着力を増大すべき定着金物を取り付け、
前記定着金物の近傍で、かつ前記梁の上端側に水平に配筋された梁主鉄筋の垂直部分の近傍に、前記梁主鉄筋より下側に延びる一対の定着部分と、これらの定着部分を連結する連結部分とからなる略逆U字状の定着補強筋を掛止し、
前記定着補強筋の一対の定着部分を前記柱梁接合部内のコンクリートに定着させることを特徴とする最上階又は屋階の柱梁接合部における梁主鉄筋の定着方法。It is a method of fixing a main beam reinforcing bar in a column beam joint in the top floor or the roof of a reinforced concrete structure or a steel reinforced concrete structure,
Forming a vertical portion extending downward at the tip of the beam main reinforcing bar ;
Attach a fixing hardware to increase the fixing power of the concrete in the vicinity of the vertical part of the beam main reinforcing bar that is horizontally arranged on the upper end side of the beam,
A pair of fixing parts extending below the beam main reinforcing bar , and a fixing part thereof, in the vicinity of the fixing metal and in the vicinity of the vertical part of the beam main reinforcing bar horizontally arranged on the upper end side of the beam. Hook a fixed reinforcing bar in the shape of an inverted U consisting of connecting parts to be connected,
A method for fixing a main beam reinforcing bar in a beam-to-beam joint at the top floor or a roof floor, wherein a pair of fixing portions of the fixing reinforcement are fixed to concrete in the beam-to-column connection.
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