JP3902377B2

JP3902377B2 - Combined thermal smoke sensor

Info

Publication number: JP3902377B2
Application number: JP2000076718A
Authority: JP
Inventors: 和義桜井; 一郎浜田; 泰徳大矢
Original assignee: Nittan Co Ltd
Current assignee: Nittan Co Ltd
Priority date: 2000-03-17
Filing date: 2000-03-17
Publication date: 2007-04-04
Anticipated expiration: 2020-03-17
Also published as: JP2001266265A; CN1314664A; EP1146492A3; EP1146492B1; EP1146492A2; CN1145126C

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、煙および熱により火災を感知する熱煙複合式感知器に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、サーミスタのような感熱素子により熱を感知するとともに、発光素子が発した光の散乱光を受光素子により受光することによって煙を感知する熱煙複合式の火災感知器が知られている。
このような熱煙複合式感知器において、感熱素子は火災発生時の上昇気流を感度よく検出するため、感知器の頭頂部（天井に設置した状態では下側）に配置する必要がある。一方、感知器の信号処理を行う回路基板は、感知器の下部（天井に設置した状態では上側）に設けられることから、感熱素子と回路基板間を接続する配線が必要となる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、感知器の頭頂部と回路基板の間には、発光素子と受光素子の光軸が交わる煙感知領域が形成されていることから、この領域を避けて感熱素子への配線を通した方がよい。たとえば特開平４−２６８６９７号公報には、煙感知領域の周囲に設けられたラビリンス部内に貫通孔を形成し配線を通すことが記載されている。
しかし、このような配線構造を採ると、製造時の組み立てや設置後のメンテナンス時の取り外し・組み立て等の際に、非常に手間取ることになる。配線を感知器の外側に配設する方法も提案されているが、同様の理由により適切ではない。
【０００４】
そこで、特開平１０−４０４７６号公報や特開平１１−１８５１７９号公報においては、煙感知領域を避けながらも感知器内部に配線を通すタイプのものが開示されている。
しかし、このように内部に配線を通すと、配線の表面で生じる反射光がノイズ光となって受光素子に受光され、煙の検出感度が低下する。特に、金属線を軟質の樹脂で被っている配線の表面形状は製品ごとに微妙に異なり、配線ごとに発生するノイズ光の量も異なるので、感知器ごとに検出感度のばらつきが発生するという問題があった。
加えて、これら公報のように前記煙感知領域を避けるように配線を配置すると、熱感知の感度に関して特定の方向性が発生してしまう点も問題であった。
【０００５】
本発明の課題は、製造時の組み立てやメンテナンス時の取り外し・組み立てが容易であって、検出の感度や方向性になるべく影響を与えないように配線可能な熱煙複合式感知器を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項１に記載の発明は、たとえば図１に示すように、
発光部（１２）から発せられた光の散乱光を受光部（１３）が受光することにより煙を感知する煙感知室（Ｓ）が設けられるとともに、
煙感知室の上方に熱を感知する感熱素子（サーミスタ１０）が設けられている熱煙複合式感知器（感知器１）において、
前記煙感知室には、煙感知室内部の上面および下面にほぼ連続する壁体からなり、感熱素子（サーミスタ１０）の配線（リード線１０ａ）が挿通可能であって前記上面および前記下面において煙感知室の外部に連通する孔（貫通孔１４ａ）を有する挿通部が設けられており、煙感知室内部には、発光部から受光部に直行する光を遮る遮光板が設けられ、
挿通部は、遮光板の少なくとも一部を利用したものであることを特徴とする。
【０００７】
請求項１に記載の発明によれば、煙感知室内部の上面および下面にほぼ連続する壁体からなり、感熱素子の配線が挿通可能であって前記上面および前記下面において煙感知室の外部に連通する孔を有する挿通部に、感熱素子の配線を通すことで、挿通部によって被われた状態で煙感知室内部に配線を通すことができる。
したがって、組み立て時、感熱素子の配線については挿通部に通すだけでよく、またこの挿通部が感熱素子の取り付けおよび位置決めのためのガイドともなり、製造時の組み立てやメンテナンス時の取り外し・組み立てが容易になる。
加えて、煙感知室内部で配線が剥き出しにならないことから、配線表面からのノイズ光は発生せず、製品ごとにノイズ光の量が異なるということもなく、製品ごとの検出性能が安定する。
また、挿通部の表面で光が反射しノイズ光となったとしても、挿通部を例えば硬質樹脂により形成すれば、配線のような表面形状のばらつきは小さいので問題はない。
ここで、「煙感知室の上方」とは、煙感知室より頭頂部側、つまり、天井に設置した状態で下側ということである。
また、「煙感知室内部の上面および下面にほぼ連続する壁体」とは、煙感知室内部の上面および下面のそれぞれに必ずしも完全に連続している必要はなく、配線が煙感知室内で露出してノイズ光を発生することのない程度になっていればよい。
【０００８】
また、請求項１に記載の発明によれば、感熱素子の配線を通す挿通部は、遮光板の少なくとも一部を利用したものであることから、挿通部を煙感知室内部の中央部付近に設けることができ、感熱素子の感度に関して特定の方向性が生じることを防ぎ全方位に渡り均等の感度で検出することが可能となる。
ここで、「少なくとも一部を利用」とは、遮光板の一部を壁体として利用し挿通部としてもよい。
あるいは、請求項２に記載の発明のように、遮光板そのものを筒状に形成し挿通部としてもよい。請求項２に記載の発明によれば、従来の感知器においても備えられていた遮光板を利用するので、部品数が増加することはない。
【０００９】
請求項３に記載の発明は、請求項１又は請求項２に記載の熱煙複合式感知器において、
発光部と受光部とが固定された固定部材（支持体１１）と、
側面からは外光が入らない構造を有し、上面および下面のうちの一面のみが開放された箱体（ラビリンス体４）とを備え、
箱体の開放された一面側から固定部材に固定された発光部と受光部が箱体内部に臨み、箱体内部が煙感知室となっており、
挿通部を形成する壁体は、固定部材に一体成形されていることを特徴とする。
【００１０】
請求項３に記載の発明によれば、挿通部は、固定部材に一体成形されていることから、組み立てがより一層容易になる上に、挿通部と固定部材の間に隙間がないことから、外光が侵入しにくい構造となる。
【００１１】
また、請求項４に記載の発明は、請求項１又は請求項２に記載の熱煙複合式感知器において、
発光部と受光部とが固定された固定部材（支持体１１）と、
側面からは外光が入らない構造を有し、上面および下面のうちの一面のみが開放された箱体（ラビリンス体４）とを備え、
箱体の開放された一面側から固定部材に固定された発光部と受光部が箱体内部に臨み、箱体内部が煙感知室となっており、
挿通部を形成する壁体は、箱体の開放された一面とは反対の面に一体成形されていることを特徴とする。
【００１２】
請求項４に記載の発明によれば、挿通部は、箱体の一面側に一体成形されていることから、組み立てがより一層容易になる上に、挿通部と箱体の間に隙間がないことから外光が侵入しにくい構造となる。
請求項３、４において、「外光が入らない構造」とは周知のラビリンス構造等が挙げられるが、その他の構造でもよい。
【００１３】
また、請求項５に記載の発明は、発光部から発せられた光の散乱光を受光部が受光することにより煙を感知する煙感知室が設けられるとともに、
煙感知室の上方に熱を感知する感熱素子が設けられている熱煙複合式感知器において、
前記煙感知室には、煙感知室内部の上面および下面にほぼ連続する壁体からなり、前記上面および前記下面において煙感知室の外部に連通する孔を有する挿通部が設けられており、
前記煙感知室を囲み、前記煙感知室内への外光の入射を遮断するラビリンス体を備え、
前記煙感知室内では、前記感熱素子の配線が前記孔に挿通されるとともに、前記壁体に被われてなることを特徴とする熱煙複合式感知器である。
【００１４】
請求項５に記載の発明によれば、煙感知室内部で配線が剥き出しにならないことから、配線表面からのノイズ光は発生せず、製品ごとにノイズ光の量が異なるということもなく、製品ごとの検出性能が安定する。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図１〜図３を参照しながら説明する。
図１は、本発明の熱煙複合式感知器の一例としての感知器１を構成する各部材を示したもので、図２は図１の各部材を組み立てた場合の縦断面図である。
図１、図２において、２は蓋部、３は本体ケース、４はラビリンス体、５は防虫メッシュ、６はシールドケース、７は光学素子部、８は回路基板、９はベース、１０はサーミスタである。なお、図３は、ラビリンス体４の内部を示すための横断面図である。
【００１６】
蓋部２は、感知器１の頭頂部を被うカバーである。蓋部２には、周囲の外気を誘導する外気フィン２ａ，２ａ…が形成される。また、隣合う外気フィン２ａの間には外気と連通する連通孔２ｂ、２ｂ…が設けられ、この連通孔２ｂ、２ｂ…に囲まれた空間に、図２に示すようにサーミスタ１０が臨み、熱感知領域Ｔとなっている。また、蓋部２には、図２に示すように、本体ケース３に形成された突出部３ｂの内側にほぼ当接する当接部２ｃが環状に形成されている。蓋部２は、当接部２ｃを突出部３ｂの周囲にはめ合わせ、さらに図示しない爪を本体ケースの所定の箇所に係止させて本体ケース３に固定するようになっている。
【００１７】
本体ケース３は、ラビリンス体４等を被う筐体であり、中央には開口３ａが形成され、該開口３ａの周りを囲むように突出部３ｂが設けられている。また、本体ケース３には、煙が流入できるように周方向に沿って形成された流入孔３ｃ、３ｃ…が設けられている。
図２に示すように本体ケース３の内側下部には、ベース９に固定するための係止爪３ｆが複数設けられている。図２には１つのみ図示している。
【００１８】
ラビリンス体（箱体）４は、円盤状のプレート４ｄによって一面側が被われ、断面形状がＺ字型やＭ字型などに形成された複数の遮光壁４ａと、後述の発光部１２が収納される収納部４ｂ、および受光部１３が収納される収納部４ｃが、所定の配置で設けられている。なお、本実施の形態では、発光部１２の収納部４ｂおよび受光部１３の収納部４ｃをラビリンス体４に設けているが、これをシールドケース６に設ければ、発光部１２および受光部１３に対するシールド効果も兼用させることができる。ラビリンス体４内部の遮光壁４ａ、４ａ…や収納部４ｂ、４ｃに囲まれたエリアが、煙感知室Ｓとなる。
また、プレート４ｄの中心にはサーミスタ１０のリード線１０ａが挿通可能なリード孔４ｅが設けられている。
ラビリンス体４においては、本体ケース３の流入孔３ｃ、３ｃ、…から流入した外部の煙は遮光壁４ａ、４ａ…や収納部４ｂ、４ｃに沿って内部に導かれるが、外光は入りこむことができないようになっている。
【００１９】
ラビリンス体４の周りは、小さな網目を有する防虫網５により被われ、虫がラビリンス体４に侵入できないようになっている。
シールドケース６は、図２に示すように回路基板８の上面に被せるように設けられ、中央には光学素子部７の支持体１１をはめ込むことができる支持板用孔６ａが形成されている。
このシールドケース６は、図示しない爪によりベース９に対して固定されるようになっている。
また、シールドケース６の上面には、図３に示すように（図１では図示略）、ラビリンス体４を収納する位置を規制するために、円形の規制壁６ｅと規制壁６ｅから突出する規制板６ｄ、６ｄ、６ｄ、６ｄが設けられている。
【００２０】
光学素子部７は、支持板（固定部材）１１と、この支持体１１上に設けられた発光部１２、受光部１３、および遮光板１４とからなる。発光部１２は発光素子（図示せず）を備え回路基板８の制御の下で定期的に光を発するようになっている。一方、受光部１３は受光素子（図示せず）を備え受光信号を回路基板８に送出するようになっている。
遮光板１４は、発光部１２の発光素子からの光が受光部１３の受光素子によって直接受光されないよう、発光部１２から受光部１３へ直行する光を遮るものである。遮光板１４は、支持体１１と共に硬質樹脂により一体に成形され、ラビリンス体４のプレート４ｄの下面付近に至る高さを有する。また、遮光板１４は、図２および図３に示すように筒状に形成され、上下に貫通しリード線１０ａが挿通可能な貫通孔１４ａを有する。
この光学素子部７は、支持体１１上に設けられた発光部１２の発光素子および受光部１３の受光素子を回路基板８に半田付けすることで、感知器１内に組み付けられる。発光部１２はラビリンス体４の収納部４ｂに、受光部１３は収納部４ｃに収納され、遮光板１４はラビリンス体４の煙感知室Ｓ内において上下方向に立設された状態になる。
【００２１】
回路基板８は、感知器１の動作制御を行う所定の電子回路（図示せず）が形成されているもので、前記発光素子や前記受光素子が接続されている。さらに、回路基板８の上面中央部にはサーミスタ１０のリード線１０ａが接続されている。回路基板８は、図２に示すように、ネジ１５，１５によりベース９に固定されている。
【００２２】
ベース９は、図１に示すように、円盤状に形成され、感知器１の下側部分の筐体を構成するものである。ベース９の裏側には予め天井面に設置された取付基台（図示せず）と連結し、感知器を固定するための係止片が設けられている。
また、ベース９の周縁部には、本体ケース３の係止爪３ｆに対応する数の切り欠き９ａ（図２に１つ図示）が設けられている。
【００２３】
上記構成を有する各部材は、図２に示すように、ベース９上に、回路基板８、光学素子部７およびシールドケース６を配設し、シールドケース６上面に突出している発光部１２が収納部１４ｂに、受光部１３が収納部１４ｃに収納されるように位置合わせした状態で、ラビリンス体４をシールドケース６上に載置する。本体ケース３の複数の係止爪３ｆを対応するベース９の切り欠き９ａに係合させて、本体ケース３をベース９に固定するとともに、蓋部２を本体ケース３に固定する。回路基板８に接続されたサーミスタ１０のリード線１０ａについては、前記貫通孔１４ａ、さらにはラビリンス体４のリード孔４ｅを通し、サーミスタ１０が蓋部２の熱感知領域Ｔに臨むように組み立てる。
【００２４】
感知器１においては、蓋部２を下に向けた状態で天井に設置され、熱感知領域Ｔのサーミスタ１０により火災により発生する熱を感知する。また、発光部１２は定期的に光を発光し、平常時には遮光板１４により遮られ、受光部１３によって受光されない。火災により煙が発生しラビリンス体４の中に侵入してくると、発光部１２から発せられた光が散乱され、受光部１３により受光されるようになって火災を検出する。このように感知器１は、熱および煙の両方により火災を検出するようになっている。
【００２５】
以上の感知器１によれば、支持体１１に一体に成形された遮光板１４の貫通孔１４ａに、サーミスタ１０のリード線１０ａを通すことで、リード線１０ａを遮光板１４で被った状態で煙感知室Ｓ内部に通すことができる。
したがって、感知器１の組み立てにおいて、リード線１０ａは貫通孔１４ａに通すだけなので作業が簡単であり、またこの貫通孔１４ａがサーミスタ１０の取り付けおよび位置決めのためのガイドともなり、製造時の組み立てやメンテナンス時の取り外し・組み立てが容易になる。
また、煙感知室Ｓ内部でリード線１０ａが剥き出しにならないことから、リード線表面からのノイズ光は発生せず、製品ごとにノイズ光の量が異なるということもなく、製品ごとの検出性能も安定する。
遮光板１４の表面そのもので光が反射しノイズ光となったとしても、遮光板１４は硬質樹脂からなるので、表面形状のばらつきは小さく製品ごとに検出性能が異なるといった問題は生じない。
【００２６】
また、貫通孔１４ａは、遮光板を利用したものであるから、リード線１０ａを煙感知室Ｓ内の中央部付近に通すことができ、サーミスタ１０の感度に関して特定の方向性が生じることなく、全方位に渡り均等の感度で検出することが可能となる。また、従来の感知器にも備えられていた遮光板を利用するので、貫通孔１４ａを設けても部品点数が増加することはない。
【００２７】
また、遮光板１４は支持体１１と一体に成形されているので、組み立てがより一層容易になる上に、支持体１１と遮光板１４の間に隙間はなく外光が侵入することはない。
【００２８】
なお、本発明の熱煙複合式感知器は、上記実施の形態に限定されず、具体的な構造や形状等は適宜変更可能であり、例えば、遮光板は、ラビリンス体のプレートと一体に形成してもよい。
【００２９】
【発明の効果】
請求項１に記載の発明によれば、煙感知室内部の上面および下面にほぼ連続する壁体からなり、感熱素子の配線が挿通可能であって前記上面および前記下面において煙感知室の外部に連通する孔を有する挿通部に、感熱素子の配線を通すことで、挿通部によって被われた状態で煙感知室内部に配線を通すことができる。
したがって、組み立て時、感熱素子の配線については挿通部に通すだけでよく、またこの挿通部が感熱素子の取り付けおよび位置決めのためのガイドともなり、製造時の組み立てやメンテナンス時の取り外し・組み立てが容易になる。
加えて、煙感知室内部で配線が剥き出しにならないことから、配線表面からのノイズ光は発生せず、製品ごとにノイズ光の量が異なるということもなく、製品ごとの検出性能が安定する。
また、挿通部の表面で光が反射しノイズ光となったとしても、挿通部を例えば硬質樹脂により形成すれば、配線のような表面形状のばらつきは小さいので問題はない。
【００３０】
また、請求項１に記載の発明によれば、請求項１に記載の発明の効果に加えて、感熱素子の配線を通す挿通部は、遮光板の少なくとも一部を利用したものであることから、挿通部を煙感知室内部の中央部付近に設けることができ、感熱素子の感度に関して特定の方向性が生じることを防ぎ全方位に渡り均等の感度で検出することが可能となる。
【００３１】
請求項２に記載の発明によれば、請求項２に記載の発明の効果に加えて、従来の感知器においても備えられていた遮光板を利用するので、部品数が増加することはない。
【００３２】
請求項３に記載の発明によれば、挿通部は、固定部材に一体成形されていることから、組み立てがより一層容易になる上に、挿通部と固定部材の間に隙間がないことから、外光が侵入しにくい構造となる。
請求項４に記載の発明によれば、挿通部は、箱体に一体成形されていることから、組み立てがより一層容易になる上に、挿通部と箱体の間に隙間がないことから外光が侵入しにくい構造となる。
請求項５に記載の発明によれば、煙感知室内部で配線が剥き出しにならないことから、配線表面からのノイズ光は発生せず、製品ごとにノイズ光の量が異なるということもなく、製品ごとの検出性能が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の熱煙複合式感知器の一例としての感知器を示す分解斜視図である。
【図２】図１の各部材を組み合わせたときの縦断面図である。
【図３】ラビリンス体の内部を示すための横断面図である。
【符号の説明】
１感知器（熱煙複合式感知器）
２蓋部
３本体ケース
４ラビリンス体（箱体）
４ｄプレート
５防虫網
６シールドケース
７光学素子部
８回路基板
９ベース
１０サーミスタ（感熱素子）
１０ａリード線（配線）
１１支持体（固定部材）
１２発光部
１３受光部
１４遮光板
１４ａ貫通孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a combined heat and smoke sensor that detects a fire by smoke and heat.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there is known a thermal smoke combined type fire detector that senses heat by detecting a heat by a heat sensitive element such as a thermistor and receiving a scattered light of light emitted from a light emitting element by a light receiving element. .
In such a thermal smoke combined sensor, the thermal element needs to be arranged on the top of the sensor (below when installed on the ceiling) in order to detect ascending airflow at the time of fire. On the other hand, since the circuit board for performing signal processing of the sensor is provided in the lower part of the sensor (upper side when installed on the ceiling), wiring for connecting the thermal element and the circuit board is required.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, a smoke sensing area where the optical axes of the light emitting element and the light receiving element intersect is formed between the top of the sensor and the circuit board. Is good. For example, Japanese Patent Laid-Open No. 4-268697 describes that a through hole is formed in a labyrinth portion provided around a smoke sensing region and a wiring is passed therethrough.
However, when such a wiring structure is adopted, it takes a lot of time when assembling at the time of manufacture or when removing and assembling at the time of maintenance after installation. A method of arranging the wiring outside the sensor has also been proposed, but is not suitable for the same reason.
[0004]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-40476 and Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-185179 disclose a type in which wiring is passed through the detector while avoiding the smoke detection area.
However, when the wiring is passed through in this way, the reflected light generated on the surface of the wiring becomes noise light and is received by the light receiving element, so that the smoke detection sensitivity is lowered. In particular, the surface shape of the wiring covered with a soft resin is slightly different for each product, and the amount of noise light generated for each wiring is also different, resulting in variations in detection sensitivity for each sensor. was there.
In addition, when wiring is arranged so as to avoid the smoke sensing area as in these publications, there is a problem in that a specific directionality occurs with respect to the sensitivity of heat sensing.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a combined heat and smoke sensor that can be easily assembled and removed during assembly and maintenance, and can be wired so as not to affect the sensitivity and direction of detection. It is in.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the invention described in claim 1 is, for example, as shown in FIG.
A smoke sensing chamber (S) is provided for sensing smoke when the light receiving unit (13) receives scattered light of the light emitted from the light emitting unit (12), and
In a combined heat and smoke sensor (sensor 1) in which a heat sensitive element (thermistor 10) for detecting heat is provided above the smoke detection chamber,
The smoke detection chamber is formed of a wall body that is substantially continuous with the upper surface and the lower surface of the smoke detection chamber, and the wiring (lead wire 10a) of the thermal element (thermistor 10) can be inserted therethrough. An insertion portion having a hole (through hole 14a) communicating with the outside of the sensing chamber is provided, and a light shielding plate for shielding light that goes straight from the light emitting portion to the light receiving portion is provided in the smoke sensing chamber,
The insertion portion is characterized by using at least a part of the light shielding plate .
[0007]
According to the first aspect of the present invention, the wall of the smoke sensing chamber is substantially continuous with the upper surface and the lower surface of the smoke sensing chamber, and the wiring of the heat sensitive element can be inserted to the outside of the smoke sensing chamber on the upper surface and the lower surface. By passing the wiring of the thermosensitive element through the insertion portion having the communicating hole, the wiring can be passed through the inside of the smoke sensing chamber while being covered by the insertion portion.
Therefore, at the time of assembly, it is only necessary to pass the wiring of the thermal element through the insertion part, and this insertion part also serves as a guide for mounting and positioning of the thermal element, and it is easy to remove and assemble during assembly and maintenance. become.
In addition, since the wiring is not exposed in the smoke sensing chamber, noise light from the surface of the wiring is not generated, and the amount of noise light does not vary from product to product, and the detection performance of each product is stable.
Even if light is reflected on the surface of the insertion portion and becomes noise light, if the insertion portion is formed of, for example, a hard resin, there is no problem because variations in the surface shape such as wiring are small.
Here, “above the smoke detection chamber” means the top side of the smoke detection chamber, that is, the lower side when installed on the ceiling.
In addition, “a wall that is substantially continuous with the upper and lower surfaces of the smoke detection chamber” does not necessarily need to be completely continuous with the upper and lower surfaces of the smoke detection chamber, and the wiring is exposed in the smoke detection chamber. It is sufficient that the noise light is not generated.
[0008]
According to the first aspect of the present invention, since the insertion portion through which the wiring of the heat sensitive element passes uses at least a part of the light shielding plate, the insertion portion is located near the center of the smoke sensing chamber. It is possible to prevent the occurrence of a specific directivity with respect to the sensitivity of the thermosensitive element, and it is possible to detect with uniform sensitivity in all directions.
Here, “use at least a part” may use a part of the light shielding plate as a wall body as an insertion part.
Alternatively, as in the invention described in claim 2 , the light shielding plate itself may be formed in a cylindrical shape as the insertion portion. According to the invention described in claim 2 , since the light shielding plate provided in the conventional sensor is used, the number of parts does not increase.
[0009]
The invention according to claim 3 is the combined hot smoke sensor according to claim 1 or 2 ,
A fixing member (support 11) to which the light emitting part and the light receiving part are fixed;
A box body (labyrinth body 4) having a structure in which outside light does not enter from the side surface, and only one of the upper surface and the lower surface is opened;
The light emitting part and the light receiving part fixed to the fixing member from the open one side of the box face the inside of the box, and the inside of the box is a smoke detection chamber,
The wall forming the insertion portion is formed integrally with the fixing member.
[0010]
According to the invention described in claim 3 , since the insertion part is integrally formed with the fixing member, the assembly is further facilitated, and there is no gap between the insertion part and the fixing member. The structure makes it difficult for outside light to enter.
[0011]
The invention according to claim 4 is the combined heat and smoke sensor according to claim 1 or 2 ,
A fixing member (support 11) to which the light emitting part and the light receiving part are fixed;
A box body (labyrinth body 4) having a structure in which outside light does not enter from the side surface, and only one of the upper surface and the lower surface is opened;
The light emitting part and the light receiving part fixed to the fixing member from the open one side of the box face the inside of the box, and the inside of the box is a smoke detection chamber,
The wall body forming the insertion portion is integrally formed on a surface opposite to the opened surface of the box.
[0012]
According to the invention described in claim 4, since the insertion part is integrally formed on one surface side of the box, the assembly is further facilitated, and there is no gap between the insertion part and the box. Therefore, the structure is difficult for outside light to enter.
In Claims 3 and 4 , “a structure that does not allow external light” includes a known labyrinth structure, but other structures may also be used.
[0013]
Further, the invention according to claim 5 is provided with a smoke detection chamber in which smoke is detected by the light receiving unit receiving scattered light of light emitted from the light emitting unit,
In the combined heat and smoke sensor, a heat sensitive element for detecting heat is provided above the smoke detection chamber.
The smoke detection chamber is formed of a wall body that is substantially continuous with the upper surface and the lower surface of the smoke detection chamber, and is provided with an insertion portion having a hole communicating with the outside of the smoke detection chamber on the upper surface and the lower surface .
A labyrinth body that surrounds the smoke sensing chamber and blocks external light from entering the smoke sensing chamber;
In the smoke sensing chamber, the thermal sensor combined sensor is characterized in that the wiring of the thermal element is inserted into the hole and covered with the wall .
[0014]
According to the invention described in claim 5, since the wiring is not exposed in the smoke sensing chamber, no noise light is generated from the surface of the wiring, and the amount of noise light does not vary from product to product. Each detection performance is stable.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 shows members constituting a sensor 1 as an example of a combined heat and smoke sensor of the present invention, and FIG. 2 is a longitudinal sectional view when the members shown in FIG. 1 are assembled.
1 and 2, 2 is a lid, 3 is a main body case, 4 is a labyrinth body, 5 is an insect mesh, 6 is a shield case, 7 is an optical element unit, 8 is a circuit board, 9 is a base, and 10 is a thermistor. It is. FIG. 3 is a cross-sectional view for showing the inside of the labyrinth body 4.
[0016]
The lid 2 is a cover that covers the top of the sensor 1. The lid 2 is formed with outside air fins 2a, 2a,... For guiding ambient outside air. Further, communication holes 2b, 2b... Communicating with the outside air are provided between the adjacent outside air fins 2a, and the thermistor 10 faces the space surrounded by the communication holes 2b, 2b. This is a heat sensing region T. Further, as shown in FIG. 2, the lid portion 2 is formed with an abutment portion 2 c that substantially abuts on the inner side of the protruding portion 3 b formed in the main body case 3. The lid portion 2 is configured to fit the contact portion 2c around the protruding portion 3b, and to fix a claw (not shown) to a predetermined portion of the main body case to fix it to the main body case 3.
[0017]
The main body case 3 is a housing that covers the labyrinth body 4 and the like. An opening 3a is formed at the center, and a protruding portion 3b is provided so as to surround the opening 3a. Further, the main body case 3 is provided with inflow holes 3c, 3c... Formed along the circumferential direction so that smoke can flow in.
As shown in FIG. 2, a plurality of locking claws 3 f for fixing to the base 9 are provided at the inner lower portion of the main body case 3. Only one is shown in FIG.
[0018]
The labyrinth body (box body) 4 is covered with a disk-shaped plate 4d on one side and houses a plurality of light shielding walls 4a having a cross-sectional shape such as a Z-shape or an M-shape, and a light-emitting portion 12 described later. The storage unit 4b and the storage unit 4c in which the light receiving unit 13 is stored are provided in a predetermined arrangement. In the present embodiment, the storage portion 4b of the light emitting portion 12 and the storage portion 4c of the light receiving portion 13 are provided in the labyrinth body 4, but if this is provided in the shield case 6, the light emitting portion 12 and the light receiving portion 13 are provided. Can also be used as a shielding effect. The area surrounded by the light shielding walls 4a, 4a... And the storage portions 4b and 4c inside the labyrinth body 4 is the smoke sensing chamber S.
A lead hole 4e through which the lead wire 10a of the thermistor 10 can be inserted is provided at the center of the plate 4d.
In the labyrinth body 4, external smoke flowing in from the inflow holes 3c, 3c,... Of the main body case 3 is guided to the inside along the light shielding walls 4a, 4a, and the storage portions 4b, 4c, but external light enters. Can not be.
[0019]
The area around the labyrinth body 4 is covered with an insect net 5 having a small mesh so that the insects cannot enter the labyrinth body 4.
As shown in FIG. 2, the shield case 6 is provided so as to cover the upper surface of the circuit board 8, and a support plate hole 6 a into which the support 11 of the optical element portion 7 can be fitted is formed at the center.
The shield case 6 is fixed to the base 9 with a claw (not shown).
Further, on the upper surface of the shield case 6, as shown in FIG. 3 (not shown in FIG. 1), in order to restrict the position where the labyrinth body 4 is accommodated, a restriction wall 6e and a restriction protruding from the restriction wall 6e are provided. Plates 6d, 6d, 6d, 6d are provided.
[0020]
The optical element unit 7 includes a support plate (fixing member) 11, and a light emitting unit 12, a light receiving unit 13, and a light shielding plate 14 provided on the support 11. The light emitting unit 12 includes a light emitting element (not shown), and emits light periodically under the control of the circuit board 8. On the other hand, the light receiving unit 13 includes a light receiving element (not shown) and sends a light receiving signal to the circuit board 8.
The light shielding plate 14 blocks light that travels directly from the light emitting unit 12 to the light receiving unit 13 so that light from the light emitting element of the light emitting unit 12 is not directly received by the light receiving element of the light receiving unit 13. The light shielding plate 14 is integrally formed of a hard resin together with the support 11, and has a height that reaches the vicinity of the lower surface of the plate 4 d of the labyrinth body 4. Moreover, the light shielding plate 14 is formed in a cylindrical shape as shown in FIGS. 2 and 3 and has a through hole 14a that penetrates in the vertical direction and allows the lead wire 10a to be inserted therethrough.
The optical element unit 7 is assembled in the sensor 1 by soldering the light emitting element of the light emitting unit 12 and the light receiving element of the light receiving unit 13 provided on the support 11 to the circuit board 8. The light emitting unit 12 is stored in the storage unit 4 b of the labyrinth body 4, the light receiving unit 13 is stored in the storage unit 4 c, and the light shielding plate 14 is erected vertically in the smoke detection chamber S of the labyrinth body 4.
[0021]
The circuit board 8 is formed with a predetermined electronic circuit (not shown) for controlling the operation of the sensor 1, and is connected to the light emitting element and the light receiving element. Further, the lead wire 10 a of the thermistor 10 is connected to the center of the upper surface of the circuit board 8. The circuit board 8 is fixed to the base 9 with screws 15 and 15 as shown in FIG.
[0022]
As shown in FIG. 1, the base 9 is formed in a disk shape and constitutes a housing of the lower portion of the sensor 1. On the back side of the base 9, there is provided a locking piece that is connected to a mounting base (not shown) previously installed on the ceiling surface and fixes the sensor.
Further, the number of notches 9 a (one shown in FIG. 2) corresponding to the locking claws 3 f of the main body case 3 is provided on the peripheral edge of the base 9.
[0023]
As shown in FIG. 2, each member having the above-described configuration includes a circuit board 8, an optical element portion 7, and a shield case 6 disposed on a base 9, and a light emitting portion 12 protruding from the upper surface of the shield case 6 is accommodated The labyrinth body 4 is placed on the shield case 6 in a state where the light receiving unit 13 is aligned with the unit 14b so as to be stored in the storage unit 14c. The plurality of locking claws 3 f of the main body case 3 are engaged with the corresponding notches 9 a of the base 9 to fix the main body case 3 to the base 9 and the lid portion 2 to the main body case 3. The lead wire 10 a of the thermistor 10 connected to the circuit board 8 is assembled through the through hole 14 a and further through the lead hole 4 e of the labyrinth body 4 so that the thermistor 10 faces the heat sensing region T of the lid 2.
[0024]
The sensor 1 is installed on the ceiling with the lid portion 2 facing downward, and senses heat generated by a fire by the thermistor 10 in the heat sensing region T. The light emitting unit 12 periodically emits light, and is normally blocked by the light shielding plate 14 and is not received by the light receiving unit 13. When smoke is generated by the fire and enters the labyrinth body 4, the light emitted from the light emitting unit 12 is scattered and received by the light receiving unit 13 to detect the fire. Thus, the sensor 1 detects a fire by both heat and smoke.
[0025]
According to the above sensor 1, the lead wire 10a of the thermistor 10 is passed through the through hole 14a of the light shielding plate 14 formed integrally with the support 11 so that the lead wire 10a is covered with the light shielding plate 14. It can be passed through the smoke sensing chamber S.
Therefore, in assembling the sensor 1, the lead wire 10a is simply passed through the through hole 14a, so that the operation is simple, and the through hole 14a also serves as a guide for mounting and positioning of the thermistor 10. Easy to remove and assemble during maintenance.
Moreover, since the lead wire 10a is not exposed inside the smoke sensing chamber S, no noise light is generated from the surface of the lead wire, the amount of noise light does not vary from product to product, and the detection performance of each product is also good. Stabilize.
Even if light is reflected on the surface of the light shielding plate 14 and becomes noise light, the light shielding plate 14 is made of a hard resin, so that there is no problem that the variation in the surface shape is small and the detection performance differs depending on the product.
[0026]
Moreover, since the through-hole 14a uses a light-shielding plate, the lead wire 10a can be passed near the central part in the smoke sensing chamber S, and a specific directionality does not occur with respect to the sensitivity of the thermistor 10, It becomes possible to detect with equal sensitivity in all directions. In addition, since the light shielding plate provided in the conventional sensor is used, the number of parts does not increase even if the through hole 14a is provided.
[0027]
Further, since the light shielding plate 14 is formed integrally with the support 11, the assembling is further facilitated, and there is no gap between the support 11 and the light shielding plate 14, and no external light enters.
[0028]
The thermal smoke combined sensor of the present invention is not limited to the above embodiment, and the specific structure and shape can be changed as appropriate. For example, the light shielding plate is formed integrally with the labyrinth plate. May be.
[0029]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the wall of the smoke sensing chamber is substantially continuous with the upper surface and the lower surface of the smoke sensing chamber, and the wiring of the heat sensitive element can be inserted to the outside of the smoke sensing chamber on the upper surface and the lower surface. By passing the wiring of the thermosensitive element through the insertion portion having the communicating hole, the wiring can be passed through the inside of the smoke sensing chamber while being covered by the insertion portion.
Therefore, when assembling, it is only necessary to pass the wiring of the thermal element through the insertion part, and this insertion part also serves as a guide for mounting and positioning of the thermal element, making it easy to remove and assemble during assembly and maintenance become.
In addition, since the wiring is not exposed in the smoke sensing chamber, noise light from the surface of the wiring is not generated, and the amount of noise light does not vary from product to product, and the detection performance of each product is stable.
Even if light is reflected on the surface of the insertion portion and becomes noise light, if the insertion portion is formed of, for example, a hard resin, there is no problem because variations in the surface shape such as wiring are small.
[0030]
Further , according to the invention described in claim 1, in addition to the effect of the invention described in claim 1, the insertion portion through which the wiring of the heat sensitive element passes uses at least a part of the light shielding plate. The insertion portion can be provided in the vicinity of the central portion of the smoke sensing chamber, and a specific directionality can be prevented from occurring with respect to the sensitivity of the thermal element, and detection can be performed with uniform sensitivity in all directions.
[0031]
According to the invention described in claim 2, in addition to the effect of the invention according to claim 2, since the use of the light shielding plate was also provided in the conventional sensor, the number of parts does not increase.
[0032]
According to the invention described in claim 3 , since the insertion part is integrally formed with the fixing member, the assembly is further facilitated, and there is no gap between the insertion part and the fixing member. The structure makes it difficult for outside light to enter.
According to the invention described in claim 4 , since the insertion part is integrally formed with the box, the assembly is further facilitated, and there is no gap between the insertion part and the box. The structure makes it difficult for light to enter.
According to the invention described in claim 5, since the wiring is not exposed in the smoke sensing chamber, no noise light is generated from the surface of the wiring, and the amount of noise light does not vary from product to product. Each detection performance is stable.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing a sensor as an example of a combined heat and smoke sensor of the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view when the members shown in FIG. 1 are combined.
FIG. 3 is a cross-sectional view for showing the inside of the labyrinth body.
[Explanation of symbols]
1 Sensor (combined thermal smoke sensor)
2 Lid 3 Body case 4 Labyrinth (box)
4d Plate 5 Insect net 6 Shield case 7 Optical element part 8 Circuit board 9 Base 10 Thermistor (thermal element)
10a Lead wire (wiring)
11 Support (fixing member)
12 Light-emitting part 13 Light-receiving part 14 Light-shielding plate 14a Through hole

Claims

A smoke sensing chamber is provided that senses smoke when the light receiving part receives scattered light of light emitted from the light emitting part,
In the combined heat and smoke sensor, a heat sensitive element for detecting heat is provided above the smoke detection chamber.
The smoke detection chamber is made of a wall that is substantially continuous with the upper and lower surfaces of the smoke detection chamber. An insertion portion having ,
Inside the smoke sensing chamber, there is a light shielding plate that blocks light that goes straight from the light emitting part to the light receiving part,
The thermal smoke combined sensor, wherein the insertion portion uses at least a part of a light shielding plate .

The combined heat and smoke sensor according to claim 1 , wherein the light shielding plate is formed in a cylindrical shape, and the light shielding plate serves as an insertion portion.

A fixing member to which the light emitting part and the light receiving part are fixed;
It has a structure that external light does not enter from the side surface, and has a box body in which only one of the upper surface and the lower surface is opened,
The light emitting part and the light receiving part fixed to the fixing member from the open one side of the box face the inside of the box, and the inside of the box is a smoke detection chamber,
The thermal smoke combined sensor according to claim 1 or 2 , wherein the wall forming the insertion portion is integrally formed with the fixing member.

A fixing member to which the light emitting part and the light receiving part are fixed;
It has a structure that external light does not enter from the side surface, and has a box body in which only one of the upper surface and the lower surface is opened,
The light emitting part and the light receiving part fixed to the fixing member from the open one side of the box face the inside of the box, and the inside of the box is a smoke detection chamber,
The combined heat and smoke sensor according to claim 1 or 2 , wherein the wall forming the insertion portion is integrally formed on a surface opposite to the opened surface of the box.

A smoke sensing chamber is provided that senses smoke when the light receiving part receives scattered light of light emitted from the light emitting part,
In the combined heat and smoke sensor, a heat sensitive element for detecting heat is provided above the smoke detection chamber.
The smoke detection chamber is formed of a wall body substantially continuous with the upper surface and the lower surface of the smoke detection chamber, and an insertion portion having a hole communicating with the outside of the smoke detection chamber on the upper surface and the lower surface is provided .
A labyrinth body that surrounds the smoke sensing chamber and blocks external light from entering the smoke sensing chamber;
In the smoke detection chamber, the wiring of the thermal element is inserted into the hole and covered with the wall body .