JP3901525B2 - Seal holder - Google Patents
Seal holder Download PDFInfo
- Publication number
- JP3901525B2 JP3901525B2 JP2002007047A JP2002007047A JP3901525B2 JP 3901525 B2 JP3901525 B2 JP 3901525B2 JP 2002007047 A JP2002007047 A JP 2002007047A JP 2002007047 A JP2002007047 A JP 2002007047A JP 3901525 B2 JP3901525 B2 JP 3901525B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- vermilion
- rotating body
- mounting table
- ink pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は印鑑ホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、朱肉を使用する印鑑は、柘や象牙等の硬質の印材に印面を刻設したものが一般的である。このような印鑑は、朱肉と共にケースに収納して保管又は携帯するので、頻繁に使用する場合、ケースから一々印鑑を取り出すのが煩わしく、又、朱肉を印面に一々付着させるのが面倒であった。そこで、このような不満を解消するために、印鑑を使用する度にケースから取り出して朱肉を印面に付着させる面倒のない印鑑ホルダーが考案され、実公平7−51336号公報、実開平6−12059号公報、実開平6−12056号公報、実開平6−17951号公報、実開平6−17950号公報、実開平6−16061号公報、実開平6−36859号公報、特開平9−314977号公報等に開示されている。
【0003】
そして、これら公知の印鑑ホルダーは、一般的に、下ケースと、下ケースに対し上下方向へスライド自在な上ケースと、下ケースに対し上ケースを上方へ付勢するバネと、印鑑を脱着自在で下ケースに対し上下方向へスライド自在で且つ上ケースに押されて下降可能な内筒と、朱肉を保持した朱肉箱を下端部に取り付けて上ケースの上昇位置で内筒に装着した印鑑の下方をその朱肉箱で遮蔽した状態を維持するとともに上ケースの下降と連動してその朱肉箱を取り付けた下端部を上ケース及び下ケースの外部へ露出させる方向へ回転し且つ上ケースの上昇と連動してその朱肉箱を取り付けた下端部を再び上ケース及び下ケースの内部へ没入させる方向へ回転する回転体を具えて構成されている。
【0004】
ところで、このような印鑑ホルダーは、朱肉のインクが減少して捺印の印影が薄くなったときに朱肉に対してインクを補充するか、朱肉箱ごと交換する必要がある。インクの補充は経済的ではあるが、使用して減ったインクの量が使用者にはよく判らないので、誤ってインクの補充量を過剰にすることがあり、インクが溢れて衣服や手を汚す弊害があった。また、朱肉箱は、例えば、回転体に対し金属製のシャフトを用いて位置決めし且つ固定することが多く、さらに、その金属製シャフトの両端に保護及び抜け防止用の樹脂製の小さなキャップを嵌着することも多いので、朱肉箱を交換する場合は、まず、キャップをピンセットやドライバー等の工具で外し、次に金属製シャフトを引き抜いて朱肉箱を外すという手順が必要で、極めて面倒であった。また、金属製シャフトを引き抜くのも素手だけでは無理で、やはり工具を使用する必要があり、金属製シャフトの外し方によっては朱肉箱が手から転げ落ちてやはりインクにより手や衣服等を汚してしまう弊害があった。また、回転体の下端部に朱肉箱載置台を設けて、その朱肉箱載置台に朱肉箱を上方から着脱自在としたものも存在するが、このような構造のものは、朱肉箱を交換する場合は回転体を外す必要があり、やはり煩わしいという不満がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は上記の問題を解決すること、すなわち、朱肉箱の脱着交換が容易にできて、手や衣服等をインクで汚す心配が少なく、又、朱肉箱の脱着の際に回転体も外す必要がない印鑑ホルダーの提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
印鑑40を着脱自在としたケースに、朱肉箱8を保持した回転体10を取り付けて、非捺印時にその回転体10と朱肉箱8をケースの内部に没入させて印鑑40の印面41に朱肉9のインクを付着可能になすとともに、回転体10と朱肉箱8をケースの外部へ突出させた状態で印鑑40を下降させることにより捺印を可能とした印鑑ホルダーにおいて、前記回転体10は朱肉箱を載置する朱肉箱載置台34とその左右両側に長尺状に形成された回転腕35とを備え、更に回転体10の左右両側の回転腕間に朱肉箱8を脱着自在とする手段を回転体10と朱肉箱8とに設け、上記回転体10を上記左右両側の回転腕の上記朱肉箱載置台34と反対側の端部を中心に上記ケースに対し回転させて、上記朱肉箱8をケースの外部に露出させ、上記朱肉箱8を、前記左右両側の回転腕の間から、回転体の前記朱肉箱8を露出させるための前記回転の方向に引き抜くことにより、上記朱肉箱8を上記回転体10から外して、新しい朱肉箱8と交換することができるように形成され、前記朱肉箱8を脱着自在とする前記手段は、前記朱肉箱の端部に突設され、前記朱肉箱8を前記左右両側の回転腕間に前記回転の方向と反対方向に挿入したときに前記回転腕の側縁部に当接し、朱肉箱が回転腕の間を通り抜けて落下するのを防止するツバ部81を含むことを特徴とする、という構成を採るものである。
【0007】
なお、上記の本発明の印鑑ホルダーにおいて、回転体10における前記長尺状に形成された左右両側の回転腕間に朱肉箱8を挿入して回転体10の朱肉箱載置台34の上に朱肉箱8を載置し、かつ、朱肉箱8の対向する側面部77を両側の回転腕35の内面73により挟持可能となし、また、朱肉箱8の対向する側面部77に被係止部74を設けるとともに、その朱肉箱8を上記のように両側の回転腕35の間に挿入したときに弾性変形によりその被係止部74に係合することができ、かつ、その朱肉箱8を逆方向へ押圧したときに同じく弾性変形によりその被係止部74から脱出することができる係止部75を両側の回転腕35の内面73に設ける、という構成を採ることが可能である。
【0008】
同じく、上記の本発明の印鑑ホルダーにおいて、回転体10の朱肉箱載置台34の裏面側に被係止凹部62を設けるとともに、朱肉箱8の底板63の裏面部に同底板63と平行で先端部を自由端とした弾性係止板38を設けて、朱肉箱8の底板63と弾性係止板38との間に朱肉箱載置台34を挿入可能になすとともに、弾性係止板38の先端の上記底板側に朱肉箱載置台34に設けた上記の被係止凹部62に対して係脱自在な係止爪64を設ける、という構成を採ることも可能である。
【0009】
同じく、上記の本発明の印鑑ホルダーにおいて、回転体10の朱肉箱載置台34の裏面部に同朱肉箱載置台34に平行な裏板65を設けるとともに、朱肉箱8の底板63の裏面部に同底板63と平行で先端部を自由端とした弾性係止板38を設けて、回転体10の朱肉箱載置台34と裏板65との間に朱肉箱8の弾性係止板38を挿入可能になすとともに、弾性係止板38の先端下面部に裏板65の反挿入側の側縁部に対し係脱自在な係止爪66を設ける、という構成を採ることも可能である。
【0010】
同じく、上記の本発明の印鑑ホルダーにおいて、回転体10の朱肉箱載置台34の裏面部に同朱肉箱載置台34に平行な裏板65を設けるとともに、朱肉箱8の底板63の裏面部に同底板63と平行で先端部を自由端となし且つその先端部を二股状に分割した弾性係止板38を設けて、回転体10の朱肉箱載置台34と裏板65との間に朱肉箱8の弾性係止板38を挿入可能になすとともに、上記弾性係止片38は、平面コ字状に形成された二股状分割片67を有し、上記二股状分割片67の各長さ方向両端部において、回転体10の裏板65の両端を朱肉箱載置台34に接続する側板68の反挿入側の側縁部に対し係脱自在な係止爪69を設ける、という構成を採ることも可能である。
【0011】
同じく、上記の本発明の印鑑ホルダーにおいて、回転体10の朱肉箱載置台34を断面円形の丸棒状となし、又、朱肉箱8の底板63の裏面側に略半筒状を呈して丸棒状の朱肉箱載置台34の外周部に嵌脱自在で且つその嵌着状態において朱肉箱載置台34の周方向へ摺接しながら回動可能な弾性挟止片70を設け、又、上記朱肉箱8の回動時に上記朱肉箱8と係合しうる被係止フック71を設けるとともに、同被係止フック71に対し係脱自在な突起72を朱肉箱8の対向する側面部に設ける、という構成を採ることも可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明の実施の形態について説明する。まず、図1乃至図5は第1実施例の回転体10と朱肉箱8の取付構造を示したものである。回転体10は、図1に示すように、左右一対の回転腕35を有し、その下端部どうしは朱肉箱載置台34を介して連続している。左右の回転腕35は、その内面73における朱肉箱載置台34に近い下端部で、かつ、一方の側縁部の近傍に縦向き(回転腕35の長手方向と同一方向)の凸状のリブを係止部75として設けるとともに、同じく左右の回転腕35の内面73において、その係止部75の少し上方位置に横向き(回転腕35の幅方向と同一方向)の押えリブ76を突設している。また、回転腕35には縦方向に長いガイド孔36を設けるとともに、上端の外面側に突起37を設けている。
【0013】
朱肉箱8は、上記の回転体10における左右両側の回転腕35の間に横方向(ここで横方向とは、回転体10の回転腕35に対し垂直な方向を意味する。以下、同じ)から挿入して回転体10の朱肉箱載置台34の上に載置可能であり、かつ、その両側の側面部77を両側の回転腕35の内面73により挟持されるものである。また、朱肉箱8は、その両側の側面部77に凹状の被係止部74を設けている。この被係止部74は側面 部77に窪みを形成することにより設けることもできるが、図に示すように、側面部77の曲面部78に側面部77の平坦部79と面一になる縦向きのリブ80を突設して、その縦向きのリブ80と側面部77の平坦部79との間の曲面部78に発生する凹部を被係止部74とすることができる。そして、朱肉箱8を上記のように両側の回転腕35の間に横方向から挿入することにより、回転腕35の弾性変形を利用して、朱肉箱8の被係止部74に回転腕35の係止部75を係合させて、朱肉箱8を回転体10に固定して取り付けることができる。なお、このとき、回転腕35に設けた上記の押えリブ76を朱肉箱8の上面に係止させて、朱肉箱8が朱肉箱載置台34から浮き上がるのを防止することができる。また、朱肉箱8の一端の側面には、回転腕35の一方の側縁部に係止して、朱肉箱8が回転腕35の間を通り抜けて落下するのを防止するツバ部81を突設することができる。また、その朱肉箱8を逆方向へ押圧することにより、同じく回転腕35の弾性変形を利用して、朱肉箱8の被係止部74から回転腕35の係止部75を脱出させて、朱肉箱8を回転体10から取り外すことができる。なお、この実施例では被係止部74を凹状とし、係止部75を凸状としているが、これを逆にして、被係止部74を凸状とし、係止部75を凹状とすることも可能である。
【0014】
次に、図6乃至図10により、上記の第1実施例の回転体10と朱肉箱8を用いて構成した印鑑ホルダーの一例についてその全体構造を説明する。図6は回転体10と朱肉箱8以外の、ケース構成部品と、そのケースの内部に装着する部品とを示したものである。すなわち、この印鑑ホルダーは、下ケース1、上ケース2、バネ3、内筒4、バネ受け5、調節ネジ6、内筒係止体7、印鑑固定バネ11(図7参照)及びロック体45も構成部品としている。そして、内筒4に印鑑40(市販されているものを含む)を着脱自在としている。なお、本発明の印鑑ホルダーの構造は、この一例の構造に限定するものではなく、使用する部品もこれらに限定するものではない。
【0015】
下ケース1は上下両端が開口した断面が矩形の筒状体で、その前側面の下半部に開放窓部12を有し、左右の横側面に対向するようにカム孔14を穿設している。このカム孔14は上下方向の縦孔部15と、その下端から後側面方向へ円弧状に曲がったカーブ孔部16とを有し、縦孔部15とカーブ孔部16は連続している。また、左右の横側面の内面側には対向するように突起13を設けている。この突起13は横側面における前後方向の中央部に位置し、カム孔14の縦孔部15の位置は突起13より僅かに後方へ偏している。また、上端部における左右の横側面に窓孔17を穿設している。
【0016】
上ケース2も下端が開口した断面が矩形の筒状体で、その前側面の下半部に切欠開放部18を有し、左右の横側面に対向するようにカム孔19を穿設している。このカム孔19は上下方向の縦孔部20と、その下端から前側面方向へ曲がった斜孔部21とを有し、縦孔部20と斜孔部21は連続している。また、上端の内面には上下方向のリブ43(図7参照)を設けている。この上ケース2は、図7に示すように、上記の下ケース1の外側に上下方向へスライド自在に被せられる。また、図7に示すように、この上ケース2は天板46にロック体取付孔47を設けて、後述するようにロック体45を回転自在に取付け可能としている。また、上ケース2のロック体取付孔47の内面部には、そのロック体45が回転することにより、そのロック体45に設けた突起55(図6参照)が係止可能な突起(図示せず)を2箇所に設けている。
【0017】
内筒4は、図7に示すように、内孔22の内部に印鑑固定バネ11を取り付けて印鑑40を脱着自在としている。内筒4は、図6に示すように、上下両端を開口した筒状体で、その上端部の外側面における周方向の複数箇所に上下方向のバネ受け装着溝24を設けている。このバネ受け装着溝24には周方向の横溝25が連続し、さらに横溝25には内筒4の上縁部に開口する縦溝26が連続している。また、バネ受け装着溝24の下方には周方向の係止溝23を設けている。この内筒4は、図7に示すように、下ケース1の内側に上下方向へスライド自在に収納され、その上端部は下ケース1を貫通して上方へ突出する。また、図6に示すように、内筒4は上縁部に上下方向の切欠凹部48を設けるとともに、その切欠凹部48の内縁部に周方向のフック係合部49を連続的に設けている。
【0018】
バネ受け5は矩形の板状で、内筒4の上端部を挿入可能な中心孔27を有し、その中心孔27の内縁の複数箇所に爪片28を設けている。このバネ受け5は上記の内筒4のバネ受け装着溝24に上下方向へスライド自在に取り付ける。バネ受け5をバネ受け装着溝24に取り付けるには、バネ受け5の爪片28を縦溝26から横溝25を通過させてバネ受け装着溝24に導き入れる。
【0019】
調節ネジ6は中心部の通孔29の内面に上下方向の溝を設けている。この調節ネジ6は、図7に示すように、内筒4の上端近傍の内部に形成した雌ネジ44に螺着させる。
【0020】
内筒係止体7は、図6に示すように、矩形の基板30に内筒4を通す中心孔31を設け、また、基板30の左右の側縁から下方へ伸びる腕片32を設け、その腕片32の下端部に内側へ突出するように湾曲した係止片33を設けている。この係止片33はバネ性を有して弾性変形可能である。この内筒係止体7は、図7に示すように、基板30を下ケース1の上端面に接触させ、その腕片32を下ケース1の側面に接触させ、その係止片33を窓孔17から下ケース1の内部に挿入させて、下ケース1に対し組付ける。係止片33は下ケース1の内部へ挿入することにより内筒4の側面に設けた係止溝23に係合可能となる。
【0021】
バネ3はコイルバネを用い、図7に示すように、その下端を内筒係止体7の基板30の上面に当接させるとともに、その上端をバネ受け5の下面に当接させる。したがって、バネ受け5は上方へ付勢されて上ケース2の内面に設けたリブ43の下端に当接し、上ケース2はバネ受け5を介してバネ3により上方へ付勢される。
【0022】
ロック体45は、図6に示すように、中心孔50(図7参照)を有する円板状の頭部51から下方へ突出する脚部52を有し、その脚部52の下端部に周方向のフック53を設けている。また、このロック体45は、図7に示すように、その頭部51の上面に溝54を設けるとともに、周側面に突起55を設けている。なお、図示しないが、突起55の内側に円弧状の切欠孔を設けて、突起55を径方向へ容易に弾性変形可能としている。
【0023】
次に、上記の各部品の組付け方法を説明する。まず、ロック体45を上ケース2の内側に下方から挿入して、その頭部51を上ケース2の天板46に設けたロック体取付孔47に回転自在に取り付ける。
【0024】
次に、上記のように下ケース1の上端部に内筒係止体7を取付けてから、下ケース1の内部に朱肉箱8を取付けた回転体10を挿入して、下ケース1の内面に設けた突起13を回転体10の回転腕35に穿設したガイド孔36に嵌め込むとともに、回転体10の突起37を下ケース1のカム孔14に挿入して回転体10を下ケース1に取り付ける。
【0025】
次に、調節ネジ6を螺着した内筒4を下ケース1の内部に下側の開口から挿入して、内筒4の上端部を下ケース1の上側の開口から貫出させるとともに、内筒係止体7の中心孔31をも貫通させて上方へ突出させる。そして、下ケース1及び内筒係止体7の上方で且つ内筒4の外周部にバネ3を取付けてから、内筒4の上端部に上記のようにバネ受け5を取り付ける。
【0026】
そして、上記のように内筒4及び回転体10を取付けた下ケース1を上ケース2の内部に下側の開口から挿入して、回転体10の突起37を上ケース1のカム孔19に嵌め込んで回転体10を上ケース2に組付ける。このとき、内筒4の上縁部に設けた切欠凹部48にロック体45の脚部52を嵌入させる。
【0027】
また、図7に示すように、印鑑40を内筒4の内部に挿入して印鑑固定バネ11により固定し、その印鑑40の上端頭部に調節ネジ6の下面を接触させる。なお、上ケース2の天板46に取付けたロック体45の頭部51に設けた中心孔50から調節ネジ6の通孔29の溝にレンチ等の工具を入れて回転すると、調節ネジ6は上下方向へ移動するので、この調節ネジ6で印鑑40を下方へ移動させることによって、印面41の位置を調整することができる。
【0028】
次に、作動を説明する。まず、図7及び図8R>8に示すように、バネ3によって上ケース2が下ケース1に対し上昇している状態、すなわち非捺印時には、バネ3の圧力により印鑑40の印面41に朱肉9が平行に接触している。すなわち、朱肉箱8が印鑑40の下方を遮蔽している。このとき、図8に示すように、回転体10の突起37は下ケース1のカム孔14における縦孔部15の上端部を貫通して上ケース2のカム孔19における斜孔部21の下端部に位置するとともに、下ケース1の突起13が回転体10の回転腕35に設けたガイド孔36の下端部に位置している。
【0029】
捺印する場合は、図7及び図8に示すように、上ケース2が上昇している状態で、ロック体45の脚部52が内筒4の切欠凹部48を下降できる状態にする。すなわち、図7に示すように、ロック体45の頭部51に設けた溝54にコイン等を入れてその頭部51を回転させることにより位置を合わせる。
【0030】
そして、下ケース1の下端を紙面42に接触させて、上ケース2を下方へ押し込むと、上ケース2のリブ43がバネ受け5を下に押してバネ3を圧縮しながら下ケース1に対して上ケース2が下方へスライドする。このとき、内筒4は内筒係止体7によりバネ3の力に抗して下ケース1に固定されて下方への移動が阻止されているので、上ケース2のカム孔19における斜孔部21の下端部の縁によって突起37が下方へ押される回転体10だけが下降することになる。したがって、図9に示すように、朱肉箱8は印面41に対し平行な姿勢で下降しながら印面41から離れていく。上ケース2が所要ストローク下降すると、内筒4の上端面が上ケース2の上面に当接し、又、ロック体45の脚部52が内筒4の切欠凹部48を下方へ移動する。また、このとき、回転体10の突起37が上ケース2のカム孔19の縁によって押され、下ケース1のカム孔14における縦孔部15の下端部まで移動するとともに、回転体10の下降に伴い下ケース1の突起13が回転体10のガイド孔36の上端部へ変位する。
【0031】
次に、上ケース2の下降後期段階に移る。すなわち、さらに、上ケース2を下方へ押すと、内筒係止体7の係止片33が内筒4の係止溝23から脱出して係合状態を解消し、内筒4は上ケース2と共に下ケース1に対して下降する。このとき、回転体10の突起37は上ケース2のカム孔19における斜孔部21と、下ケース1のカム孔14におけるカーブ孔部16に沿って移動することになり、それに伴い回転体10が下ケース1の突起13を中心として回転し、図10に示すように、回転体10は略90度回転して、下ケース2の開放窓部12と上ケース2の切欠部18を通り抜けて外部に突出するとともに、印鑑40の下方を開放する。
【0032】
さらに、上ケース2を下降させると、内筒4に保持された印鑑40の印面41が紙面42に接触して捺印が可能となる。
【0033】
捺印終了後、上ケース2に対する押下力を解除すると、バネ3の復元力により上ケース2が上昇するとともに、回転体10が逆方向に回転する。すなわち、回転体10及び朱肉箱8は下ケース1の内部へ没入するように逆方向に回転する。それから回転体10は上ケース2とともに上昇して、再び朱肉9を平行に印面41に接触させる。
【0034】
ところで、図10に示すように、回転体10を略90度回転させて、下ケース2の開放窓部12と上ケース2の切欠部18を通り抜けて外部に露出させた状態にすれば、朱肉箱8を上方へ引き抜くことにより回転体10から外して、新しい朱肉箱8と交換することができる。すなわち、回転体10を取り外すことなく、その回転体10に対して朱肉箱8を脱着することができる。なお、朱肉箱8は回転体10に対し横方向から脱着自在であるが、この場合は回転体10が横向きになっているので、朱肉箱8は上下方向に脱着することになる。
【0035】
次に、図11及び図12は第2実施例の回転体10と朱肉箱8の取付構造を示したものである。回転体10は左右一対の回転腕35を有し、その下端部どうしは朱肉箱載置台34を介して連続している。そして、その朱肉箱載置台34の下面側に被係止凹部62を設けている。朱肉箱8は底板63の下側に同底板63と平行で先端部を自由端とした片持ばり形状の弾性係止板38を設けている。また、弾性係止板38は先端上面部に係止爪64を設けている。
【0036】
図12のAに示すように、回転体10の朱肉箱載置台34は、朱肉箱8の底板63と弾性係止板38との間に挿入可能であり、その挿入状態で、図12のBに示すように、弾性係止板38の係止爪64が朱肉箱載置台34の被係止凹部62に対して係止可能である。また、弾性係止板38を下方へ撓ませることにより係止爪64を被係止凹部62から外すことも可能である。すなわち、朱肉箱8は回転体10の朱肉箱載置台34に対し横方向から脱着自在である。朱肉箱8は、もちろん、上面凹部に朱肉9を収容可能である。なお、図11に示すように、回転体10は回転腕35における前後方向の中央部に縦方向のガイド孔36を穿設するとともに、回転腕35の外面には突起37を設けることができ、その突起37の位置はガイド孔36より僅かに横方向へずらすことができる。
【0037】
この第2実施例の回転体10と朱肉箱8を、上記の第1実施例の回転体10と朱肉箱8の代わりに用いて、図6に示した他の部品とともに、印鑑ホルダーを構成することも可能である。その印鑑ホルダーの構造と作動は上記の第1実施例の回転体10と朱肉箱8を用いた印鑑ホルダーと同一である。また、回転体10を略90度回転させて、下ケース2の開放窓部12と上ケース2の切欠部18を通り抜けて外部に露出させた状態にすれば、同様に、朱肉箱8を上方へ引き抜くことにより回転体10から外して、新しい朱肉箱8と交換することができる。すなわち、回転体10を取り外すことなく、その回転体10に対して朱肉箱8を脱着することができる。
【0038】
次に、図13及び図14は第3実施例の回転体10と朱肉箱8の取付構造を示したものである。回転体10は左右一対の回転腕35を有し、その下端部どうしは朱肉箱載置台34を介して連続している。そして、その朱肉箱載置台34の下側に同朱肉箱載置台34に平行な裏板65を設けている。朱肉箱8は底板63の下側に同底板63と平行で先端部を自由端とした片持ばり形状の弾性係止板38を設けている。また、弾性係止板38の先端下面部に係止爪66を設けている。
【0039】
図14のAに示すように、朱肉箱8の弾性係止板38は、回転体10の朱肉箱載置台34と裏板65との間に挿入可能であり、その挿入状態で、図14のBに示すように、弾性係止板38の係止爪66が裏板65の側縁部に対して係止可能である。また、弾性係止板38の先端を上方へ撓ませることにより係止爪66を裏板65の側縁部から外すことも可能である。すなわち、朱肉箱8は回転体10の朱肉箱載置台34に対し横方向から脱着自在である。
【0040】
この第3実施例の回転体10と朱肉箱8を、上記の実施例1の回転体10と朱肉箱8の代わりに用いて、図6に示した他の部品とともに、印鑑ホルダーを構成することも可能である。その印鑑ホルダーの構造と作動は上記の第1実施例の回転体10と朱肉箱8を用いた印鑑ホルダーと同一である。また、回転体10を略90度回転させて、下ケース2の開放窓部12と上ケース2の切欠部18を通り抜けて外部に露出させた状態にすれば、同様に、朱肉箱8を上方へ引き抜くことにより回転体10から外して、新しい朱肉箱8と交換することができる。すなわち、回転体10を取り外すことなく、その回転体10に対して朱肉箱8を脱着することができる。
【0041】
次に、図15乃至図17は第4実施例の回転体10と朱肉箱8の取付構造を示したものである。回転体10は左右一対の回転腕35を有し、その下端部どうしは朱肉箱載置台34を介して連続している。そして、その朱肉箱載置台34の下側に同朱肉箱載置台34に平行な裏板65を設けている。朱肉箱8は底板63の下側に同底板63と平行で先端部を自由端とした片持ばり形状の弾性係止板38を設けている。その弾性係止板38は先端部が二股状に分割している。そして、その弾性係止板38における二股状分割片67のそれぞれの側縁部に係止爪69を設けている。
【0042】
図16のA及び図17のAに示すように、朱肉箱8の弾性係止板38は、回転体10の朱肉箱載置台34と裏板65との間に挿入可能であり、その挿入状態で、図16のB及び図17のBに示すように、弾性係止板38における二股状分割片67の係止爪69が、回転体10の裏板65の両端を朱肉箱載置台34に接続する側板68の側縁部に対し係止可能である。また、弾性係止板38の二股状分割片67をそれぞれ内方へ変形させることにより係止爪69を側板68の側縁部から外すことも可能である。すなわち、朱肉箱8は回転体10の朱肉箱載置台34に対し横方向から脱着自在である。
【0043】
この第4実施例の回転体10と朱肉箱8を、上記の実施例1の回転体10と朱肉箱8の代わりに用いて、図6に示した他の部品とともに、印鑑ホルダーを構成することも可能である。その印鑑ホルダーの構造と作動は上記の第1実施例の回転体10と朱肉箱8を用いた印鑑ホルダーと同一である。また、回転体10を略90度回転させて、下ケース2の開放窓部12と上ケース2の切欠部18を通り抜けて外部に露出させた状態にすれば、同様に、朱肉箱8を上方へ引き抜くことにより回転体10から外して、新しい朱肉箱8と交換することができる。すなわち、回転体10を取り外すことなく、その回転体10に対して朱肉箱8を脱着することができる。
【0044】
次に、図18乃至図20は第5実施例の回転体10と朱肉箱8の取付構造を示したものである。回転体10は左右一対の回転腕35を有し、その下端部どうしは朱肉箱載置台34を介して連続している。この回転体10の朱肉箱載置台34は断面が円形の丸棒状を呈している。また、回転体10は回転腕35の側縁部に被係止フック71を設けている。朱肉箱8は底板63の下面側に略半筒状を呈する弾性挟止片70を設けている。また、朱肉箱8は側面部に突起72を設けている。
【0045】
図19のAに示すように、朱肉箱8の底板63を回転体10に向けた姿勢で、回転体10の丸棒状の朱肉箱載置台34に対し、横方向から、図19のBに示すように、その略半筒状の弾性挟止片70を朱肉箱載置台34の外周部に嵌着することができる。それから、朱肉箱8を回転させて、図19のC及び図20に示すように、朱肉箱8を水平な姿勢(回転腕35に対しては垂直な姿勢)にすることができる。すなわち、朱肉箱8の略半筒状の弾性挟止片70は丸棒状の朱肉箱載置台34に嵌着した状態で朱肉箱載置台34の周方向へ摺接しながら回動可能である。そして、朱肉箱8を水平な姿勢にしたときに、朱肉箱8の突起72を回転腕35の被係止フック71に係止して固定することができる。また、朱肉箱8を逆方向へ回転させれば、突起72を被係止フック71から外すことができ、さらに、朱肉箱8を外方向へ引っ張れば弾性挟止片70を朱肉箱載置台34から外すことができる。
【0046】
この第5実施例の回転体10と朱肉箱8を、上記の第1実施例の回転体10と朱肉箱8の代わりに用いて、図6に示した他の部品とともに、印鑑ホルダーを構成することも可能である。その印鑑ホルダーの構造と作動は上記の第1実施例の回転体10と朱肉箱8を用いた印鑑ホルダーと同一である。また、回転体10を略90度回転させて、下ケース2の開放窓部12と上ケース2の切欠部18を通り抜けて外部に露出させた状態にすれば、同様に、朱肉箱8を上方へ引き抜くことにより回転体10から外して、新しい朱肉箱8と交換することができる。すなわち、回転体10を取り外すことなく、その回転体10に対して朱肉箱8を脱着することができる。
【0047】
【発明の効果】
請求項1乃至請求項6記載の本発明の印鑑ホルダーは、いずれも、朱肉箱8の脱着交換が容易にできて、しかも、朱肉箱8の脱着の際に回転体10を外す必要がないので、操作が煩瑣でなく、使い勝手がよい。また、手や衣服等をインクで汚す心配も少ない。
また、回転体10を上記ケースに対し回転させて、上記朱肉箱8をケースの外部に露出させた状態にすれば、朱肉箱8を上方へ引き抜くことにより回転体10から外して、新しい朱肉箱8と交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の回転体と朱肉箱と朱肉の分解斜視図である。
【図2】第1実施例の朱肉箱を回転体に組み付ける前の断面図である。
【図3】第1実施例の朱肉箱と回転体とを組み付けた状態の斜視図である。
【図4】図3のA−A線における断面図である。
【図5】図3のB−B線における断面図である。
【図6】回転体と朱肉箱以外の印鑑ホルダー構成部品の分解斜視図である。
【図7】印鑑ホルダーの全体構造を示す断面図である。
【図8】上ケースが上昇している状態における印鑑ホルダーの一部を断面とした側面図である。
【図9】上ケースを途中まで下降させた状態における印鑑ホルダーの一部を断面とした側面図である。
【図10】回転体を回転させて朱肉箱をケースの外部へ露出させた状態における印鑑ホルダーの一部を断面とした側面図である。
【図11】第2実施例の回転体と朱肉箱と朱肉の分解斜視図である。
【図12】第2実施例の朱肉箱を回転体に組み付ける工程を示す一部を断面とした側面図である。
【図13】第3実施例の回転体と朱肉箱と朱肉の分解斜視図である。
【図14】第3実施例の朱肉箱を回転体に組み付ける工程を示す一部を断面とした側面図である。
【図15】第4実施例の回転体と朱肉箱と朱肉の分解斜視図である。
【図16】第4実施例の朱肉箱を回転体に組み付ける工程を示す一部を断面とした側面図である。
【図17】第4実施例の朱肉箱を回転体に組み付ける工程を示す一部を断面とした底面図である。
【図18】第5実施例の回転体と朱肉箱と朱肉の分解斜視図である。
【図19】第5実施例の朱肉箱を回転体に組み付ける工程を示す一部を断面とした側面図である。
【図20】第5実施例の朱肉箱を回転体に組み付けた状態を示す底面図である。
【符号の説明】
1 下ケース
2 上ケース
3 バネ
4 内筒
5 バネ受け
6 調節ネジ
7 内筒係止体
8 朱肉箱
9 朱肉
10 回転体
11 印鑑固定バネ
12 開放窓部
13 突起
14 カム孔
15 縦孔部
16 カーブ孔部
17 窓孔
18 切欠開放部
19 カム孔
20 縦孔部
21 斜孔部
22 内孔
23 係止溝
24 バネ受け装着溝
25 横溝部
26 縦溝部
27 中心孔
28 爪片
29 通孔
30 基板
31 中心孔
32 腕片
33 係止片
34 朱肉箱載置台
35 回転腕
36 ガイド孔
37 突起
38 弾性係止板
40 印鑑
41 印面
42 紙面
43 リブ
44 雌ネジ
45 ロック体
46 天板
47 ロック体取付孔
48 切欠凹部
49 フック係合部
50 中心孔
51 頭部
52 脚部
53 フック
54 溝
55 突起
62 被係止凹部
63 底板
64 係止爪
65 裏板
66 係止爪
67 二股状分割片
68 側板
69 係止爪
70 突起
71 被係止フック
72 突起
73 内面
74 被係止部
75 係止部
76 押えリブ
77 側面
78 曲面部
79 平坦部
80 リブ
81 ツバ部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a seal holder.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, stamps using vermilion generally have a stamp surface engraved on a hard stamping material such as cocoon or ivory. Since such seals are stored and carried in a case together with vermilion, it is troublesome to take out the seal from the case one by one when frequently used, and it is troublesome to attach vermilion to the stamp surface one by one. . Therefore, in order to eliminate such dissatisfaction, a seal holder which has been taken out of the case every time the seal stamp is used and has no trouble of attaching vermilion to the stamp surface has been devised, Japanese Utility Model Publication No. 7-51336, Japanese Utility Model Application Publication No. 6-12059. No. 6-12056, No. 6-17951, No. 6-17950, No. 6-16061, No. 6-36859, No. 9-314977 Etc. are disclosed.
[0003]
These known seal holders generally have a lower case, an upper case that is slidable in the vertical direction with respect to the lower case, a spring that urges the upper case upward with respect to the lower case, and a seal that is removable. The inner cylinder that is slidable in the vertical direction with respect to the lower case and that can be lowered by being pushed by the upper case and the vermilionVermilion boxIs attached to the lower end and the lower part of the seal attached to the inner cylinder at the raised position of the upper caseVermilion boxIn addition to maintaining the shielded state with the upper case,Vermilion boxRotate in the direction to expose the lower end of the upper case and the lower case to the outside and interlock with the rise of the upper caseVermilion boxAnd a rotating body that rotates in a direction in which the lower end portion to which the lens is attached is again immersed in the upper case and the lower case.
[0004]
By the way, such a seal holder replenishes ink for vermilion when the vermilion ink is reduced and the imprint of the seal becomes thin,Vermilion boxEverything needs to be replaced. Although ink replenishment is economical, the amount of ink lost after use is not well understood by the user, so the amount of ink replenishment may be accidentally overfilled, causing ink to overflow and causing clothing and hands to There was a harmful effect of soiling. Also,Vermilion boxFor example, the metal shaft is often positioned and fixed to the rotating body, and a small resin cap for protection and prevention of slipping may be fitted to both ends of the metal shaft. Because there are manyVermilion boxWhen replacing the cap, first remove the cap with a tool such as tweezers or a screwdriver, and then pull out the metal shaft.Vermilion boxThe procedure of removing was necessary and extremely troublesome. Also, pulling out the metal shaft is not possible with bare hands, it is still necessary to use a tool, depending on how to remove the metal shaftVermilion boxHowever, there was a problem that the hand and clothes were stained with ink. Also, at the lower end of the rotating bodyVermilion boxSet up a mounting tableVermilion boxOn the mounting tableVermilion boxThere are things that can be detached from above, but those with such a structureVermilion boxIt is necessary to remove the rotating body when exchanging, and there is a complaint that it is also troublesome.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, the present invention solves the above problem, that is,Vermilion boxCan be easily attached and removed, and there is less concern about soiling hands and clothes with ink.Vermilion boxIt is an object of the present invention to provide a seal holder that does not require the rotating body to be removed when attaching and detaching.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The rotating
[0007]
In the seal holder of the present invention described above, in the rotating body 10SaidFormed in a long
[0008]
Similarly, in the seal holder of the present invention described above, the rotating body 10Vermilion boxOf the mounting table 34Back sideWhile providing a locked
[0009]
Similarly, in the seal holder of the present invention described above, the rotating body 10Vermilion boxOf the mounting table 34Back sideSame asVermilion boxWhile providing a
[0010]
Similarly, in the seal holder of the present invention described above, the rotating body 10Vermilion boxOf the mounting table 34Back sideSame asVermilion boxWhile providing a
[0011]
Similarly, in the seal holder of the present invention described above, the rotating body 10Vermilion boxThe mounting table 34 has a round bar shape with a circular cross section, andVermilion boxOf the
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. First, FIGS. 1 to 5 show the rotating
[0013]
Vermilion box8 is inserted between the left and right rotating
[0014]
Next, referring to FIGS. 6 to 10, the rotating
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
As shown in FIG. 7, the
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
As shown in FIG. 6, the inner
[0021]
The
[0022]
As shown in FIG. 6, the
[0023]
Next, a method for assembling the above parts will be described. First, the
[0024]
Next, after attaching the inner
[0025]
Next, the
[0026]
Then, the
[0027]
Further, as shown in FIG. 7, the
[0028]
Next, the operation will be described. First, as shown in FIG. 7 and FIG. 8R> 8, when the
[0029]
In the case of marking, as shown in FIGS. 7 and 8, the
[0030]
When the lower end of the
[0031]
Next, the
[0032]
Further, when the
[0033]
When the pressing force on the
[0034]
By the way, as shown in FIG. 10, if the
[0035]
Next, FIG.11 and FIG.12 is the
[0036]
As shown in A of FIG.Vermilion boxThe mounting table 34 isVermilion box8 can be inserted between the
[0037]
The rotating
[0038]
Next, FIGS. 13 and 14 show the
[0039]
As shown in FIG.Vermilion box8
[0040]
The rotating
[0041]
Next, FIGS. 15 to 17 show the
[0042]
As shown in FIG. 16A and FIG. 17A,Vermilion box8
[0043]
The rotating
[0044]
Next, FIGS. 18 to 20 show the
[0045]
As shown in FIG.Vermilion box8 in a posture in which the
[0046]
The rotating
[0047]
【The invention's effect】
Any of the seal holders of the present invention according to
Further, if the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows a rotating body according to a first embodiment andVermilion boxFIG.
FIG. 2 shows the first embodiment.Vermilion boxIt is sectional drawing before attaching to a rotary body.
FIG. 3 shows the first embodiment.Vermilion boxIt is a perspective view of the state which assembled | attached the rotary body.
4 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
5 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
[Fig. 6] Rotating bodyVermilion boxIt is a disassembled perspective view of seal stamp holder components other than.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing the overall structure of the seal holder.
FIG. 8 is a side view showing a cross section of a part of the seal holder with the upper case raised.
FIG. 9 is a side view showing a cross section of a part of the seal holder in a state where the upper case is lowered halfway.
[Fig. 10] Rotating the rotating bodyVermilion boxIt is the side view which made a section of a seal holder in the state where it exposed to the exterior of a case in section.
FIG. 11 shows a rotating body of the second embodiment andVermilion boxFIG.
FIG. 12 shows the second embodiment.Vermilion boxIt is the side view which made a part the cross section which shows the process of assembling to a rotary body.
FIG. 13 shows a rotating body according to the third embodiment.Vermilion boxFIG.
FIG. 14 shows the third embodiment.Vermilion boxIt is the side view which made a part the cross section which shows the process of assembling to a rotary body.
FIG. 15 shows a rotating body according to the fourth embodiment.Vermilion boxFIG.
FIG. 16 shows the fourth embodiment.Vermilion boxIt is the side view which made a part the cross section which shows the process of assembling to a rotary body.
FIG. 17 shows the fourth embodiment.Vermilion boxIt is a bottom view which made the cross section the part which shows the process of assembling to a rotary body.
FIG. 18 shows a rotating body according to a fifth embodimentVermilion boxFIG.
FIG. 19 shows the fifth embodiment.Vermilion boxIt is the side view which made a part the cross section which shows the process of assembling to a rotary body.
FIG. 20 shows the fifth embodiment.Vermilion boxIt is a bottom view which shows the state assembled | attached to the rotary body.
[Explanation of symbols]
1 Lower case
2 Upper case
3 Spring
4 inner cylinder
5 Spring holder
6 Adjustment screw
7 Inner cylinder locking body
8Vermilion box
9 Vermilion
10 Rotating body
11 Seal fixing spring
12 Open window
13 Protrusion
14 Cam hole
15 Vertical hole
16 Curve hole
17 Window hole
18 Notch opening
19 Cam hole
20 Vertical hole
21 Oblique hole
22 Inner hole
23 Locking groove
24 Spring support mounting groove
25 Horizontal groove
26 Vertical groove
27 Center hole
28 Nail pieces
29 through holes
30 substrates
31 Center hole
32 arms
33 Locking piece
34Vermilion boxMounting table
35 Rotating arm
36 Guide hole
37 protrusions
38 Elastic locking plate
40 Seal
41 seal
42 paper
43 Ribs
44 Female thread
45 Lock body
46 Top plate
47 Lock body mounting hole
48 Notch recess
49 Hook engagement part
50 center hole
51 head
52 legs
53 hook
54 Groove
55 Protrusions
62 Locked recess
63 Bottom plate
64 Locking claw
65 Back plate
66 Locking claw
67 Bifurcated segment
68 Side plate
69 Locking claw
70 protrusions
71 Locked hook
72 Protrusions
73 Inside
74 Locked part
75 Locking part
76 Presser rib
77 side
78 Curved surface
79 Flat part
80 ribs
81 head
Claims (6)
更に回転体10の左右両側の回転腕間に朱肉箱8を脱着自在とする手段を回転体10と朱肉箱8とに設け、
上記回転体10を上記左右両側の回転腕の上記朱肉箱載置台34と反対側の端部を中心に上記ケースに対し回転させて、上記朱肉箱8をケースの外部に露出させ、上記朱肉箱8を、前記左右両側の回転腕の間から、回転体の前記朱肉箱8を露出させるための前記回転の方向に引き抜くことにより、上記朱肉箱8を上記回転体10から外して、新しい朱肉箱8と交換することができるように形成され、
前記朱肉箱8を脱着自在とする前記手段は、前記朱肉箱の端部に突設され、前記朱肉箱8を前記左右両側の回転腕間に前記回転の方向と反対方向に挿入したときに前記回転腕の側縁部に当接し、朱肉箱が回転腕の間を通り抜けて落下するのを防止するツバ部81を含むことを特徴とする印鑑ホルダー。The rotating body 10 holding the vermilion box 8 is attached to the case in which the seal 40 is detachable, and the rotating body 10 and the vermilion box 8 are inserted into the case when not stamped, and the vermilion 9 In the seal holder that enables the seal 10 to be lowered by lowering the seal 40 in a state where the rotating body 10 and the vermilion box 8 protrude outside the case, the rotary body 10 has a vermilion box. A vermilion box mounting table 34 to be mounted and a rotating arm 35 formed in a long shape on both right and left sides thereof,
Furthermore, means for allowing the red box 8 to be detachable between the right and left rotary arms of the rotary body 10 is provided on the rotary body 10 and the red box 8.
The rotating body 10 is rotated with respect to the case around the ends of the rotating arms on the left and right sides opposite to the vermilion box mounting table 34 to expose the vermilion box 8 to the outside of the case. By pulling out 8 in the direction of rotation for exposing the vermilion box 8 of the rotating body from between the left and right rotating arms , the vermilion box 8 is removed from the rotating body 10 and a new vermilion box 8 can be exchanged for ,
The means for making the vermilion box 8 detachable protrudes from an end of the vermilion box, and when the vermilion box 8 is inserted between the left and right rotating arms in a direction opposite to the rotation direction, A seal holder comprising a brim portion 81 that abuts against a side edge portion of a rotating arm and prevents the vermilion box from passing through and falling between the rotating arms .
上記弾性係止片38は、平面コ字状に形成された二股状分割片67を有し、
上記二股状分割片67の各長さ方向両端部において、回転体10の裏板65の両端を朱肉箱載置台34に接続する側板68の反挿入側の側縁部に対し係脱自在な係止爪69を設けた請求項1記載の印鑑ホルダー。Provided with a back plate 65 parallel to the same ink pad box mounting table 34 to the back surface of the ink pad box mounting table 34 of the rotating body 10, parallel to the free end of the tip and the bottom plate 63 on the rear surface of the bottom plate 63 of the ink pad box 8 An elastic locking plate 38 having a bifurcated end is provided, and the elastic locking plate 38 of the red box 8 can be inserted between the red box mounting table 34 of the rotating body 10 and the back plate 65. As well as
The elastic locking piece 38 has a bifurcated divided piece 67 formed in a plane U shape,
At both ends in the lengthwise direction of the bifurcated split piece 67, the both ends of the back plate 65 of the rotating body 10 are detachable with respect to the side edge portions on the side opposite to the insertion side of the side plate 68 connecting the vermilion box mounting table 34. The seal holder according to claim 1, further comprising a pawl 69.
又、上記朱肉箱8の回動時に上記朱肉箱8と係合しうる被係止フック71を設けるとともに、同被係止フック71に対し係脱自在な突起72を朱肉箱8の対向する側面部に設けた請求項1記載の印鑑ホルダー。The vermilion box mounting table 34 of the rotator 10 is formed into a round bar shape with a circular cross section, and the semi-cylindrical shape is formed on the back surface side of the bottom plate 63 of the vermilion box 8 and is fitted to the outer periphery of the round bar-shaped vermilion box mounting table 34 An elastic pinching piece 70 that is detachable and is rotatable while sliding in the circumferential direction of the vermilion box mounting table 34 in the fitted state is provided,
Further, it provided with the locked hook 71 capable of being engaged with the ink pad box 8 during rotation of the ink pad box 8, facing the ink pad box 8 disengageably projections 72 to the engaged hook 71 side The seal holder of Claim 1 provided in the part.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002007047A JP3901525B2 (en) | 2001-03-02 | 2002-01-16 | Seal holder |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001057805 | 2001-03-02 | ||
JP2001-57805 | 2001-03-02 | ||
JP2002007047A JP3901525B2 (en) | 2001-03-02 | 2002-01-16 | Seal holder |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006229267A Division JP2006312324A (en) | 2001-03-02 | 2006-08-25 | Seal impression holder |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002326438A JP2002326438A (en) | 2002-11-12 |
JP3901525B2 true JP3901525B2 (en) | 2007-04-04 |
Family
ID=26610486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002007047A Expired - Fee Related JP3901525B2 (en) | 2001-03-02 | 2002-01-16 | Seal holder |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3901525B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005047144A (en) * | 2003-07-29 | 2005-02-24 | Shachihata Inc | Seal case |
-
2002
- 2002-01-16 JP JP2002007047A patent/JP3901525B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002326438A (en) | 2002-11-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6311881B1 (en) | Holder for a portable apparatus | |
GB2324115A (en) | Mobile telephone fastening | |
US7066089B1 (en) | Automatically re-inked stamp | |
JP3901525B2 (en) | Seal holder | |
JP2006312324A (en) | Seal impression holder | |
JP2011005684A (en) | Inversion type seal | |
JP4459403B2 (en) | stamp | |
RU2010116200A (en) | POCKET STAMP | |
JP2002052795A (en) | Seal holder | |
JPS5815180Y2 (en) | Ink roller assembly attachment/detachment device for label printing and pasting machines | |
JP4316828B2 (en) | Seal case | |
JPH0239820Y2 (en) | ||
GB2038917A (en) | Buckle for Watch Bands | |
JP3878502B2 (en) | Underwater mask | |
JP4766216B2 (en) | Board mounting clip | |
JP2001105705A (en) | Seal holder | |
JP3670705B2 (en) | Inverted stamp | |
KR200262419Y1 (en) | hair pin | |
JP2000118110A (en) | Seal holder | |
EP2361782B1 (en) | Handheld stamp assembly | |
JPH0939353A (en) | Seal fitted with cap | |
JP3828869B2 (en) | Portable seal | |
JPH0625202Y2 (en) | Hair stopper | |
JP2578125Y2 (en) | Seal | |
JP2002316468A (en) | Seal case |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041227 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050830 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060324 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060329 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060529 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060626 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060825 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20060905 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061128 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3901525 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100112 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |