JP3895894B2 - rice cooker - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスバーナなどのバーナを有する炊飯器に関する。
【0002】
【従来の技術】
先行技術では、炊飯かまを加熱するガスバーナの燃焼用空気を導くとともに、ガスバーナからの排ガスを排出して給排気を確保するために、炊飯かまおよびガスバーナを収納したハウジング内で、気体の通過を良好にし、炊飯器の密閉度が低く構成される。炊飯後の米飯を保温するために、電気ヒータが用いられる。炊飯器の密閉度が上述のように低いので、電気ヒータによる保温のための電力消費量が大きく、省エネルギ性が劣る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、バーナによって炊飯を行う炊飯器における保温のための省エネルギに優れた炊飯器を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、炊飯かまと、
炊飯かまの下方に設けられ、炊飯かまを加熱するバーナと、
炊飯かまを加熱する電気ヒータと、
炊飯かまとバーナと電気ヒータとを収納し、少なくとも炊飯時に、下部には、バーナの燃焼用空気を導入する空気導入口が形成されるとともに、上部には、排ガスの排気口が形成されるハウジングと、
炊飯後の炊飯かまが予め定める温度になるように電気ヒータに電力を与えて炊飯かまを保温する保温手段と、
保温手段による保温時に、少なくともハウジングの空気導入口を閉鎖する開閉手段とを含み、
空気導入口と排気口との両方が開放した状態にあるときのみ、バーナの点火を許容する点火防止機構が設けられることを特徴とする炊飯器である。
【0005】
本発明に従えば、生米と水とは、炊飯かまに貯留され、ガス燃料または液体燃料を燃焼するバーナによって、炊飯かまの少なくとも下部が加熱されて、炊飯される。ハウジングの下部に形成された空気導入口からバーナの燃焼用空気が導入され、バーナの燃焼によって生じた排ガスは、ハウジングの上部に形成された排出口から排出される。炊飯後に、炊飯かまが予め定める温度、たとえば70℃以下になったとき、保温手段は電気ヒータに電力を与えて、炊飯かまを約70℃になるように加熱する。保温時の温度が約70℃未満では、米飯を食べるとき、米飯がぬるく感じ、食味が低下する。約70℃を超える温度では、保温中の米飯が乾燥しやすくなるとともに、米飯が酸化し、変色が著しい。したがって保温中の温度を約70℃に保つことによって、食味を良好に保ち、乾燥せず、変色を抑制することができる。
【0006】
また本発明に従えば、保温手段による炊飯かまの保温時には、開閉手段によってハウジング下部に形成された空気導入口が閉鎖されるので、炊飯かまに炊飯器外部からの空気が接触することが防がれ、これによって炊飯かまが冷却されることが抑制される。これによって電気ヒータの消費電力を低減し、省エネルギ効果が向上される。炊飯かまが、保温時に外部の空気の温度である常温を超える温度、たとえば上述のようにたとえば約70℃に保たれ、したがってシャッタ手段が開いていれば、空気導入口から外部の空気がハウジング内に入り込み、炊飯かまに接触し、排出口から空気が排出されることになり、したがって炊飯かまの熱放散が著しくなる。本発明はこの問題を解決する。保温時には、バーナは消火される。電気ヒータは、保温時にのみ、用いられる。電気ヒータによれば、バーナに比べて、炊飯かまの保温中の温度を、正確に予め定める温度に保つことができるとともに、加熱の温度の調整がバーナに比べて容易である。
【0007】
本発明の実施の一形態では、開閉手段は、空気導入口を開閉する構成であってもよく、または空気導入口と排気口との間の気体の経路の中間に介在されてもよく、さらに排出口を開閉する構成であってもよい。開閉手段は、バーナの点火中、空気導入口と排出口とを開いた状態に保持する。
【0008】
なお、開閉手段は、手動によって駆動される構成であってもよく、またはモータなどを用いて、自動で駆動される構成であってもよい。
点火防止機構は、空気導入口および排気口と開放した状態でのみ、ガスバーナの点火を許容する。これによって、空気導入口と排気口とが閉鎖された状態でガスバーナ2が点火されることがないので、燃料ガスの不完全燃焼が起こらず、安全性が向上する。
【0009】
請求項2記載の本発明は、請求項1記載の構成において保温手段は、
炊飯かまの温度を検出する温度検出素子と、
温度検出素子によって検出された温度が、前記予め定める温度になるように、電気ヒータに電力を与える保温制御手段とを含むことを特徴とする。
【0010】
本発明に従えば、炊飯かまの温度をたとえばサーミスタまたは熱電対などの温度検出素子によって検出し、保温制御手段は、この温度検出素子によって検出された温度が、前記予め定める温度になるように電気ヒータの電力を調整制御する。こうして炊飯かま内の炊き上がった米飯を、前記予め定める温度に安定して保つことができる。温度検出素子は、炊飯かまの底部下面の温度を検出するようにしてもよいけれども、炊飯かまのその他の部分の温度を検出するようにしてもよい。
【0011】
請求項3記載の本発明は、請求項1または2記載の構成において前記保温手段による保温時に、前記開閉手段は、空気導入口および排気口を閉鎖することを特徴とする。
【0012】
本発明に従えば、保温手段による炊飯かまの保温時に、開閉手段は空気導入口と排気口との両方を閉鎖するので、ハウジング内部に炊飯器の外部の空気が浸入することが確実に防がれ、炊飯かまが冷却されることがさらに抑制される。これによって電気ヒータの消費電力を低減し、省エネルギ効果がさらに向上する。
【0013】
請求項4記載の本発明は、請求項3記載の構成において空気導入口および排気口を、共通の開閉手段で開閉することを特徴とする。
【0014】
本発明に従えば、保温手段による炊飯かまの保温時に、空気導入口と排気口とが共通の1つの開閉手段によって閉鎖され、炊飯時に、空気導入口と排気口とが共通の1つの開閉手段によって開放する。これによって空気導入口の開閉用の開閉手段と排気口用の開閉手段とを別々に設ける必要がなく、炊飯器の構成を簡略化できる。また、開閉手段を構成する部品点数が少なくてすみ、低コストで炊飯器を製造することができる。
【0015】
請求項5記載の本発明は、請求項1または2記載の構成において前記開閉手段は、
空気導入口を開閉するシャッタ部材と、
シャッタ部材を駆動して空気導入口を開閉する駆動手段と、
炊飯かまの温度を検出する温度検出素子と、
温度検出素子によって検出された炊飯かまの温度が、炊飯完了後、予め定める温度まで低下したとき、駆動手段によって空気導入口を閉じるシャッタ制御手段とを含むことを特徴とする。
【0016】
本発明に従えば、開閉手段は、空気導入口を開閉するシャッタ部材と、そのシャッタ部材を駆動する駆動手段とを含む。炊飯かまによる米飯の炊き上がり完了後、バーナが消火され、これによって炊飯かまが、ハウジングに形成された空気導入口から排気口に向けて流れる外部からの空気に接触し、比較的高速度で冷却される。炊飯かまの温度は、サーミスタまたは熱電対などの温度検出素子によって検出され、その検出された温度が、保温に適した前記予め定める温度、たとえば約70℃などの予め定める温度にまで低下したとき、シャッタ制御手段は、駆動手段によっていわば自動的にシャッタ部材を空気導入口に重なるように移動して空気導入口を閉じる。こうして外部からの空気がハウジング内に浸入することを防ぎ、保温性を高める。シャッタ制御手段によって駆動手段がシャッタ部材を閉じる予め定める温度は、保温のために適した約70℃の前記予め定める温度と同一温度であってもよいけれども、その温度よりも高い温度であってもよく、または低い温度であってもよい。このシャッタ手段に備えられる温度検出素子は、保温手段において用いられる温度検出素子と兼用されてもよい。シャッタ手段の温度兼用素子は、炊飯かまの底部の下面の温度を検出するようにしてもよく、または炊飯かまの他の部分の温度を検出するようにしてもよい。
【0017】
炊飯中および炊飯完了後、空気導入口が開いたままに保たれることによって、炊き上がった炊飯かま内の米飯が、比較的高速度で冷却され、たとえば保温に最適な約70℃まで、温度の大きな時間変化率で、速やかに冷却されることができる。これによって米飯を、良好な食味とすることができる。
【0018】
また、シャッタ制御手段は、前記予め定める温度になると、自動的にシャッタ部材を移動させて空気導入口、排気口、または空気導入口と排気口との両方を閉鎖するので、保温時にユーザが空気導入口また排気口を閉め忘れるといったことが防止される。これによって、確実に保温効果の向上が達成できる。
【0019】
請求項6記載の本発明は、前記空気導入口は、ハウジングの底部に形成され、前記排気口はハウジングの周壁に形成され、
前記開閉手段は、
ハウジングの底部に角変位自在に設けられ、角変位することによって、前記空気導入口を開閉する第1シャッタ部材と、
ハウジングの周壁部に上下に変位自在に設けられ、上下に変位することによって、排気口を開閉する第2シャッタ部材とを含むことを特徴とする。
【0020】
本発明に従えば、バーナの燃焼用空気がハウジングの底部に形成された空気導入口から導入され、排ガスがハウジングの周壁に形成された排気口から排出される。開閉手段は、第1シャッタ部材と第2シャッタ部材とを含んで構成され、第1シャッタ部材は、ハウジングの底部に角変位自在に設けられ、第2シャッタ部材は、ハウジングの周壁部に上下に変位自在に設けられる。第1シャッタ部材が角変位し、かつ第2シャッタ部材が上下に変位することによって、炊飯時には空気導入口と排気口とを開放し、保温時には閉鎖する。保温時に閉鎖することによって、空気導入口および排気口から外部の空気がハウジング内に侵入して、炊飯がまが冷却されることが抑制され、かつハウジング内部の暖かい空気が外部に逃げ出すことが防止されるので、電気ヒータの消費電力を低減し、省エネルギ効果が向上する。
【0021】
請求項7記載の本発明は、請求項1〜6のいずれか1つに記載の構成において、前記電気ヒータは、炊飯かまのバーナによる加熱領域よりも広い範囲にわたって配置されることを特徴とする。
【0022】
本発明に従えば、炊飯かまの下方に設けられたバーナが炊飯かまを加熱する加熱領域、すなわちバーナの火炎が炊飯かまの底部付近に接触する加熱面積に比べて、電気ヒータによって炊飯かまを加熱する加熱領域の方が、広く設定される。したがって保温時のみ、電気ヒータに電力が供給されて炊飯かまが加熱されるとき、炊飯かまが局所的に加熱されるのではなく、できるだけ広い範囲にわたって炊飯かま、したがってその炊飯かま内の米飯が加熱されて保温されることになる。こうして炊飯かま内の米飯を、できるだけ均一な温度分布で、しかも保温時に、こげ目が生じることなく、保温に適した温度に保つことができる。
【0023】
電気ヒータは、ジュール熱を発生するシーズ線などの発熱抵抗線であってもよいけれども、アルミニウムなどの金属製炊飯かまを誘導加熱する電磁誘導コイルなどによって実現されてもよい。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態の炊飯器80の構成を簡略化して示す斜視図であり、図2は図1に示される炊飯器80の簡略化した縦断面図であり、図3は図1および図2に示される炊飯器80の外観を示す使用時の斜視図であり、図4は図1〜図3に示される炊飯器80の簡略化した分解斜視図である。本発明の実施の一形態である炊飯器80は、生米と水とが貯留される炊飯かま1と、炊飯かま1を加熱して米飯を炊き上げるガスバーナ2と、炊き上がった米飯が収容された炊飯かま1を加熱する電気ヒータ3,4と、炊飯かま1、ガスバーナ2および電気ヒータ3,4を収納するハウジング5とを含んで構成される。
【0027】
アルミニウムなどの金属製炊飯かま1の下方には、炊飯かま1を加熱するガスバーナ2が配置され、さらに保温のために炊飯かま1の下方と上方とに、電気ヒータ3,4が配置される。ハウジング5は、ハウジング本体6と開閉可能な蓋7とを含む。ハウジング5のハウジング本体6の底部には、ガスバーナ2の燃焼用空気を導入する空気導入口8が形成される。ハウジング5の上部で、蓋7の下方には、ガスバーナ2からの燃焼による排ガスを排出する排気口9が形成される。
【0028】
また、炊飯器80は、炊飯後の炊飯かま1が予め定める温度となるように電気ヒータ3,4に電力を与えて炊飯かま1を保温する保温手段81と、この保温手段81による炊飯かま1の保温時に、空気導入口8を閉鎖する開閉手段82とを有する。
【0029】
保温手段81は、炊飯かま1の温度を検出する温度検出素子34と、この温度検出素子34によって検出された炊飯かま1の温度が、予め定める温度となるように電気ヒータ3,4の電力を調整制御する保温制御手段とを含んで構成される。なお、この保温制御手段は、炊飯器80の制御を行う処理回路45によって実現される。
【0030】
開閉手段82は、空気導入口8を開閉するシャッタ部材であるシャッタ板10と、このシャッタ板10を駆動して空気導入口8を開閉する駆動手段11と、炊飯かま1の温度を検出する温度検出素子34と、この温度検出素子34によって検出された炊飯かま1の温度が、炊飯完了後に予め定める温度にまで低下したとき、駆動手段11によって空気導入口8を閉じるシャッタ制御手段とを含んで構成される。なお、シャッタ制御手段は、炊飯器80の制御を行う処理回路45によって実現される。
【0031】
ハウジング本体6内のシャッタ板10は、モータなどを含む駆動手段11によって水平に往復移動して駆動される。これによってシャッタ板10は、空気導入口8を図1のように開いた状態と、仮想線12で示されるように保温のために閉じられた状態とにもたされる。
【0032】
図2〜図4を参照して、ハウジング5のハウジング本体6は、前述の空気導入口8が形成された下枠13と、その下枠13に固定される筒状の外枠14とを含む。ハウジング本体6内には、中胴15が固定され、この中胴15内に内胴16が固定される。内胴16内には、炊飯かま1が上方に取出すことができるようにして着脱可能に設けられる。炊飯時には、空気導入口8から燃焼用空気が、矢符18で示されるように中胴15内に浸入し、この燃焼用空気がガスバーナ2におけるガス燃料の燃焼のために用いられ、中胴15と内胴16との間の気体経路19を経て、排ガスは排気口9に導かれ、矢符20で示されるように大気放散される。
【0033】
炊飯かま1の上部は、中蓋21によって開閉可能である。この中蓋21は外蓋本体7に取付けられる。蓋7では、外蓋本体22と、外蓋カバー23との間で、熱板24が収納され、この熱板24には、電気ヒータ4が取付けられる。この電気ヒータ4は、ジュール熱を発生するシーズ線などの発熱抵抗線で実現される。また、アルミニウム製の炊飯かま1を誘導加熱する電磁誘導コイルによっても実現される。外蓋本体22は、ヒンジピン25によってハウジング本体6の外枠14の背後に揺動開閉可能に取付けられる。ハウジング本体6の外枠14の上部には、つゆ受枠27が取付けられ、このつゆ受枠27に、排気口9を有する排気ガイド部材28が取付けられる。こうして蓋7を閉じた状態においても、排気口9は外方に臨み、排ガスを、大気放散することができる。外枠14の上部には、本件炊飯器の操作をするための入力手段29が設けられる。
【0034】
図5は、炊飯器の下方から見た簡略化した斜視図である。ハウジング本体6の下枠13には、脚30,31が固定される。これによって本件炊飯器80が乗載されたテーブルなどの上面との間に隙間が形成され、空気導入口8への外部からの空気の導入が円滑に行われる。下枠13の下部には、電源ライン32が設けられる。
【0035】
図6は、ガスバーナ2付近の一部の側面図である。ガスバーナ2は、たとえばブンゼンバーナであり、炊飯かま1の底部33を火炎によって加熱する。炊飯かま1の底部33の温度を検出するために温度検出素子34が設けられる。この温度検出素子34は、たとえばサーミスタまたは熱電対などによって実現され、仮想線で示される炊飯かま1の底部33、したがって炊飯かま1内の米飯の温度を検出する。温度検出素子34はばね65によって上方にばね力が与えられ、炊飯かま1が装着されたとき、温度検出素子34がばね力に抗して図2および図6の参照符34aに示されるように下降し、この温度検出素子34が底部33の下面に弾発的に当接する。こうして温度検出素子34によって、炊飯かま1の底部33の温度を正確に検出することができる。
【0036】
図7は、ガスバーナ2に関連する配管系統図である。燃料ガスは、管路35から供給され、主電磁弁36から管路37を経て制御電磁弁38から電磁開閉弁39に導かれ、この制御電磁弁39で流量制御され、ガスバーナ2に供給される。また、主電磁弁36からの燃料ガスは、管路40に分岐し、管路40から種火バーナ41に供給される。種火バーナ41には、点火手段42が設けられる。蓋7にはまた、温度検出素子43が設けられ、炊飯かま1内の米飯の温度を検出するように構成される。
【0037】
また図2に示すように、電気ヒータ3,4によって加熱される炊飯かま1の加熱領域は、ガスバーナ2の火炎が接触する炊飯かま1の加熱領域に比べて大きい。これによって米飯の局部的な温度上昇が回避され、保温時におけるこげ目の発生が防がれる。
【0038】
図8は、図1〜図7に示される炊飯器80の電気的構成を示すブロック図である。マイクロコンピュータなどによって実現される処理回路45は、入力手段29および温度検出素子34,43からの入力に応答し、メモリ46にストアされたプログラムに従って、主電磁弁36および制御電磁弁38の開閉動作ならびに電磁比例弁39の開度動作を制御するとともに、点火手段42を制御する。
【0039】
また、この処理回路45は、保温制御手段としての機能を有し、この保温制御手段は、温度検出素子34,43によって検出された炊飯かま1の温度に基づいて、この温度は予め定める温度、本実施形態では70℃に炊飯かま1が維持されるように電気ヒータ3,4の電力を調整制御する。
【0040】
また、この処理回路45は、シャッタ制御手段としての機能を有し、温度検出素子34,43によって検出された炊飯かま1の温度に基づいて、米飯の炊き上がりから、予め定める温度、本実施形態では70℃にまで炊飯かま1の温度が低下したとき、駆動手段11にシャッタ板10を閉めさせる命令を出力し、駆動手段11はこの命令を受けて、シャッタ板10を空気導入口8に重なるように移動させて空気導入口8を閉じる。これによって、炊飯器80の内部の空気がハウジング5内に浸入することを防ぎ、保温性が向上する。
【0041】
本実施形態では、米飯の炊き上がり後、使用開始の温度、すなわち駆動手段11がシャッタ板10を閉じる予め定める温度は、保温に適した温度T0、すなわち約70℃に等しい温度に定められたけれども、本発明の実施の他の形態では、保温開始の温度は、保温のための温度T0を超える温度であってもよく、または保温の温度T0未満であってもよい。
【0042】
図9は、図1〜図8に示される本発明の実施の一形態の動作を説明するための図である。図9(1)は、炊飯器による米飯の炊き上がり直後の時刻t1から、温度検出素子34によって検出される温度の時間経過を示すグラフである。本発明の実施の一形態では、炊飯時、電気ヒータ3,4は図9(3)のように休止され、ガスバーナ2によって図9(2)のように炊飯かま1の加熱が行われる。炊き上がり時刻t1以降では、主電磁弁36が遮断され、ガスバーナ2は図9(2)に示されるように時刻t1以降で遮断されたままである。シャッタ板10は空気導入口8を全開しており、このシャッタ板10の開閉状態は図9(4)に示されるとおりである。米飯の炊飯時には、駆動手段11によってシャッタ板10を図1の実線で示されるように移動し、空気導入口8を全開状態とする。
【0043】
ガスバーナ2が消火された状態で時刻t1からは空気導入口8を経てハウジング6内に外部の冷却用空気が導入され、排気口9から暖められた空気が排出される。この空気の流れによって、炊飯かま1は急速に冷却され、その温度経過が図9(1)の参照符48で示される。温度検出素子によって検出される温度Tが、予め定める温度T0にまで低下した時刻t2以降では、電気ヒータ3,4によって図9(3)に示されるように炊飯かま1の保温が行われる。このときシャッタ板10は空気導入口8を閉じる。したがって時刻t2以降における炊飯かま1の空気流による温度低下が抑制される。
【0044】
先行技術では、ガスバーナ2に燃焼用空気を供給するのに必要な内径を有する空気導入口が形成され、保温時の炊飯かま1の放熱を抑制するために、空気導入口を、ガスバーナ2の燃焼のために必要な最低限の燃焼用空気を供給することができる程度にできるだけ小さく形成される。したがって米飯の炊き上がり時刻t1から、図9(1)の参照符50で示されるように、炊飯かま1の温度低下が緩慢であり、これによって保温時の米飯の食味の低下が著しいという問題がある。本発明はこの問題を解決し、空気導入口8をできるだけ大きくし、米飯炊き上がり時刻t1以降の米飯の急速冷却を可能にする。
【0045】
本発明の炊飯器80では、米飯の炊き上がり時刻t1から、図9(1)の参照符48で示されるように比較的短時間W1で、炊飯かま1の温度が急速度で冷却されることができるようにするために、空気導入口8の内径をできるだけ大きくし、外部の空気の流量を大きくする。この冷却時間W1をできるだけ短縮することによって、保温時の米飯の食味を良好にすることができることが、本件発明者の実験によって判った。
【0046】
図10は、図1〜図9に示される実施の形態における処理回路45の動作を説明するためのフローチャートである。ステップa1からステップa2に移り、図9の時刻t1においてガスバーナ2を用いる炊飯かま1の加熱によって米飯が炊き上がったことが判断されると、主電磁弁36が遮断され、これによってガスバーナ2が前述のように消火される。シャッタ板10は空気導入口8を開いたままである。したがって炊飯かま1は、外部からの空気に接触して温度が急速に低下する。
【0047】
ステップa3において、温度検出素子34によって検出される温度Tが、前述の予め定める温度T0以下(T≦T0)であるかが判断される。検出温度Tが、予め定める温度T0以下になった時刻t2以降では、次のステップa4に移り、駆動手段11はシャッタ板10によって空気導入口8を閉じる。ステップa5では、電気ヒータ3,4に電力が供給され、温度検出素子によって検出される温度が、前記予め定める温度T0に等しくなるように保たれる。こうして時刻t2以降で保温が行われる。予め定める温度T0は、前述のように約70℃であり、したがって米飯の食味を良好に保つことができるとともに、米飯が乾燥することが防がれ、酸化による変色を抑制することができる。温度検出素子34を用いる代わりに、温度検出素子43が用いられてもよい。
【0048】
シャッタ手段は、空気導入口8を開閉動作する代わりに、実施の他の形態では、気体経路19の途中を開閉するように構成されてもよく、または排気口9を開閉するように構成されてもよい。
【0049】
図11は、本発明の実施の他の形態における処理回路45の動作を説明するためのフローチャートである。本実施の形態では、ステップb1からステップb2に移り、米飯の炊き上がり時に、ステップb3ではタイマの刻時動作を開始する。タイマによって計測された時間Wが、予め定める時間W0以上(W≧W0)になったことが、ステップb4で判断されると、次のステップb5に移り、処理回路45は駆動手段11によってシャッタ板10を移動し、参照符12で示されるように空気導入口8を閉じる。ステップb6では、電気ヒータ3,4によって、炊飯かま1の温度、すなわち温度検出素子34によって検出される温度Tを、予め定める温度T0である70℃に保ち保温する。こうしてステップb7では、一連の動作を終了する。図11に示される実施の形態におけるその他の構成は、前述の実施の形態と同様である。時間W0は、たとえば図9(1)の時間W1とほぼ等しい値に選ばれてもよく、たとえば約30分〜1時間の値であってもよい。
【0050】
また、図1および図8に示すように、本実施形態の炊飯器80には、開閉手段82が空気導入口8を開放した状態でのみ、ガスバーナ2の点火を許容する点火防止機構91が設けられる。点火防止機構91は、たとえば、フォトインタラプタなどのシャッタ用開閉検出器を有し、この検出器は、シャッタ板10の上方で空気導入口8に臨んで配置される発行部92と、シャッタ板10の下方で空気導入口8に臨んで配置される受光部93とから成る。
【0051】
シャッタ板10が空気導入口8を開放しているときには、発行部92から出力される光信号を受光部93が受光し、受光部93は、処理回路45に受光信号を出力する。処理回路45はこの受光信号を受信すると、空気導入口8が開放されていると判断して、ガスバーナ2の点火を許容する。この状態においてのみ、ユーザはガスバーナ2の点火を行うことができる。
【0052】
シャッタ板10が空気導入口8を閉じているときには、シャッタ板10は、発行部92から出力される光信号を遮断し、受光部93は処理回路45への受光信号の出力を停止する。このとき、処理回路45は、空気導入口8が閉鎖されていると判断して、ガスバーナ2の点火を禁止し、ユーザが誤って点火しようとしても、ガスバーナ2は点火されない。これによって、空気導入口8が閉鎖された状態でガスバーナ2が点火されることが防止され、燃料ガスの不完全燃焼が防止され、安全性が向上する。
【0053】
図12は本実施の他の形態の炊飯器101を示す側面図であり、図13は図12の切断面線XIII−XIIIから見た断面図であり、図14は図12の切断面線XIV−XIVから見た断面図である。本実施の形態の炊飯器101の基本的な構成は、前述の実施の形態の炊飯器80と同様であり、対応する構成については、同一の参照符号を付し説明は省略する。
【0054】
図13に示すように、アルミニウムなどの金属製炊飯かま1の下方には、この炊飯かま1を加熱するガスバーナ2が配置され、さらに保温のために炊飯かま1の下方と上方とに電気ヒータ3,4が配置され、これらの炊飯かま1、ガスバーナ2および電気ヒータ3,4はハウジング105内に収容される。
【0055】
ハウジング105は、有底略円筒状に形成され、このハウジング105の上端部には、開閉可能な蓋107が取付けられ、この蓋107の上部には、炊飯器101を把持する把持部135が設けられ、ハウジング105の底部106には脚30,31が固定される。図14に示すように、このハウジング105の底部106には、ガスバーナ2の燃焼用空気を導入する円状の空気導入口108が複数(本実施形態では8個)個形成される。この空気導入口108は、いずれも炊飯器101の中心軸線102を中心とする半径rの同心円126上に形成され、隣接する空気導入口108同士は所定の間隔L1をあけて配置される。また、ハウジング105の円筒状の周壁103の上部には、図12に示すように、ガスバーナ2の燃焼によって発生した排ガスを排出する複数の排気口109が形成される。隣接する排気口109同士は、所定の間隔L3をあけて配置される。
【0056】
炊飯時には、これらの空気導入口108および排気口109が、後述する開閉手段110によって開放され、矢符118に示すように、燃焼用空気が空気導入口108からハウジング105内に導入され、ガスバーナ2のガス燃料の燃焼のために使用される。ガスバーナ2の燃焼によって発生した排ガスは、炊飯かま1とハウジング105との間の気体経路119を経て排気口109に導かれ、矢符120で示されるように排気口109から大気放散される。
【0057】
保温手段81による保温時には、空気導入口108および排気口109は開閉手段110によって閉鎖される。これによって炊飯器101の外部の空気がハウジング105内に入り込んで、炊飯かま1に接触することが防がれ、炊飯かま1が冷却されることが抑制され、電気ヒータ3,4の消費電力量を低減し、省エネルギ効果が向上される。
【0058】
図15は開閉手段110の分解斜視図であり、図16は、図12の切断面線XVI−XVIから見た断面図であり、図17は図12の切断面線XVII−XVIIから見た断面図である。開閉手段110は、空気導入口108を開閉する第1シャッタ部材111と、排気口109を開閉する第2シャッタ部材112と、これらの第1シャッタ部材111および第2シャッタ部材112を駆動する駆動手段113とから構成される。
【0059】
図14を参照して、第1シャッタ部材111は、円環状の薄板で、これに複数(本実施形態では8個)の開口123が、半径rの同心円126上に形成され、隣接する開口123同士は、所定の間隔L2をあけて配置される。この間隔L2は、前述した空気導入口108の間隔L1と等しい(L2=L1)。この第1シャッタ部材111の外周には、半径方向外方に突出して、円弧状のラック122が取付けられる。このように構成される第1シャッタ部材111は、ハウジング105の底部106上に、中心軸線102まわりに角変位自在に取付けられ、駆動手段113によって所定の角度θ1(本実施形態ではθ1=22.5°)を揺動する。なお、ラック122の両端と、中心軸線102とが成す角度θ2は、前述した角度θ1よりも大きく選ばれる(θ2>θ1)。
【0060】
図15を参照して、第2シャッタ部材112は、短円筒状に形成され、この第2シャッタ部材112の周壁には下方に向かって延びる連結棒127が取付けられ、この連結棒127の下端部には、ラック128が取り付けられる。この第2シャッタ部材112は、図13に示すように、ハウジング105の周壁103に形成された円環状の凹所129内に収容され、駆動手段113によって、所定の高さL4を上下に変位する。この高さL4は、第2シャッタ部材112の高さL5よりも低く選ばれ(L5<L4)、この高さL4はたとえば10〜20mm程度である。
【0061】
図15を参照して、駆動手段113は、炊飯器101の半径方向に延びる回転軸130と、この回転軸130の角変位動作を操作する操作レバー133と、第1シャッタ部材111に回転動力を伝達するカサ歯車132と、第2シャッタ部材112に動力を伝達するピニオン131とから構成される。
【0062】
図12に示すように、回転軸130は、ハウジング105の周壁103を貫通して設けられ、ハウジング105の外側の回転軸130の一端部(図12の右方)には、操作レバー133が取付けられ、ハウジング105の内側の回転軸130の他端部(図12の左方)にはカサ歯車130が取付けられる。また回転軸130の中央部にはピニオン131が取付けられる。図16に示すようにカサ歯車132が、第1シャッタ部材111のラック122に噛み合わされ、図17に示すようにピニオン131が、第2シャッタ部材112のラック128に噛み合わされる。上述のように接続して、操作レバー133を回転軸130の中心軸線134まわりに角変位させることによって、第1シャッタ部材111を中心軸線102まわりに角変位させることができ、第2シャッタ部材112を上下に変位させることができる。
【0063】
炊飯時には、操作レバー133を操作して、第1シャッタ部材111および第2シャッタ部材112を変位させて空気導入口108と排気口109とを同時に開く。操作レバー133を中心軸線134を中心として時計まわり(図12の紙面奥側)に角変位させると、カサ歯車132が中心軸線134を中心として図16から見て時計まわりに角変位し、これに伴って、カサ歯車122が中心軸線102を中心として図14から見て時計まわり(矢符136方向)に角変位する。これによって、第1シャッタ部材111は、中心軸線102を中心として図14から見て時計まわりに角変位し、第1シャッタ部材111の開口123は、ハウジング105の底部106の空気導入口108に重なり合う。このようにして空気導入口108からガスバーナ2の燃焼用空気が図13の矢符118に示されるようにハウジング105内に導入される。また、本実施形態では、第1シャッタ部材111が角変位する角度θ1は22.5°に選ばれる。
【0064】
また、操作レバー133を、中心軸線134を中心として反時計まわり(図12の紙面奥側)に角変位させると、ピニオン131が中心軸線134を中心として図17から見て時計まわりに角変位し、ラック128が下方(矢符137方向)に変位する。これによって第2シャッタ部材112が図12に仮想線138で示される位置から、波線112に示す位置に所定の高さL4だけ下降し、排気口109が開放され、排ガスは図13の矢符120に示されるようにハウジング105外に排出される。
【0065】
保温時には、操作レバー133を操作して、第1シャッタ部材111および第2シャッタ部材112を変位させて空気導入口108と排気口109とを同時に閉鎖する。操作レバー133を中心軸線134を中心として反時計まわり(図12の紙面手前側)に角変位させると、カサ歯車132が、中心軸線134を中心として図16から見て反時計まわりに角変位し、ラック122が中心軸線102を中心として図14から見て反時計まわり(矢符140方向)に角変位する。これによって、第1シャッタ部材111は、中心軸線102を中心として図14から見て反時計まわり(矢符140方向)に角変位する。このとき、第1シャッタ部材111の開口123とハウジング105の底部106の空気導入口108とは重なり合わず、空気導入口108は、第1シャッタ部材111の開口123以外の領域に完全に覆われて閉鎖される。これによって、保温時に炊飯器101の外部の空気が空気導入口108を介してハウジング105内に浸入することが防止され、炊飯かま1が冷却されることが抑制される。
【0066】
また、操作レバー133を、中心軸線134を中心として反時計まわり(図12の紙面手前側)に角変位させると、ピニオン131が中心軸線134を中心として図17から見て反時計まわりに角変位し、ラック128が上方(矢符141方向)に変位する。これによって第2シャッタ部材112が図12に実線112で示される位置から、仮想線138に示す位置に所定の高さL4だけ上昇する。このとき図13に示すように第2シャッタ部材112の上端が、周壁103の上部に切欠かれた円環状の凹所139に嵌まり込み、排気口109が完全に閉鎖される。これによって保温時に、ハウジング105内の温熱が排気口109から逃げ出すことが防止され、保温性が向上する。
【0067】
上述のように、本実施形態の炊飯器101によれば、炊飯かま1の保温時に、開閉手段110が空気導入口108と排気口109との両方を閉鎖するので、ハウジング105の内部に炊飯器101の外部の空気が浸入することが確実に防がれ、炊飯かま1が冷却されることが抑制される。また、ハウジング105の内部の温熱が排気口109から逃げることが防止され保温性も向上する。これによって電気ヒータ3,4の消費電力量を低減し、省エネルギ効果が向上する。
【0068】
また、保温時に空気導入口108と排気口109とが共通の1つの開閉手段110によって閉鎖され、炊飯時に空気導入口と排気口109とが共通の1つの開閉手段110によって開放されるので、開閉手段110の構成は上述のように簡単であり、かつハウジング105内の開閉手段110の占めるスペースは小さくて済み、炊飯器101をコンパクトにすることができる。また、開閉手段110を構成する部品点数が少なく、低コストで炊飯器101を製造することができる。
【0069】
また、炊飯器101の他の駆動手段として、カサ歯車132およびピニオン131の回転動作を手動に代えて、モータで回転させてもよい。これによって、炊飯から保温まで、いわば自動的に制御できる。
【0070】
また、本実施形態の炊飯器101にも、前述した実施形態の炊飯器80と同様に開閉手段110が空気導入口108と排気口109とを開放した状態でのみ、ガスバーナ2の点火を許容する点火防止機構91が設けられるので、燃料ガスの不完全燃焼などが防止される。また、シャッタ開閉検出器は、操作レバー133の位置を検出することによって、シャッタ部材111,112の開閉を検出する構成であってもよい。
【0071】
また、本実施形態の炊飯器101は、前述した実施の形態の炊飯器80と同様に温度検出素子が検出した炊飯かま1の温度に基づいて、開閉手段110が空気導入口108および排気口109の開閉を制御することもできる。
【0072】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明によれば、生米と水とは、炊飯かまに貯留され、ガス燃料または液体燃料を燃焼するバーナによって、炊飯かまの少なくとも下部が加熱されて、炊飯される。ハウジングの下部に形成された空気導入口からバーナの燃焼用空気が導入され、バーナの燃焼によって生じた排ガスは、ハウジングの上部に形成された排出口から排出される。炊飯後に、炊飯かまが予め定める温度、たとえば70℃以下になったとき、保温手段は電気ヒータに電力を与えて、炊飯かまを約70℃になるように加熱する。保温時の温度が約70℃以下では、米飯を食べるとき、米飯がぬるく感じ、食味が低下する。約70℃を超える温度では、保温中の米飯が乾燥しやすくなるとともに、米飯が酸化し、変色が著しい。したがって保温中の温度を約70℃に保つことによって、食味を良好に保ち、乾燥せず、変色を抑制することができる。
【0073】
また本発明によれば、保温手段による炊飯かまの保温時には、開閉手段によって下部ハウジングに形成された空気導入口が閉鎖されるので、炊飯かまに炊飯器外部からの空気が接触することが防がれ、これによって炊飯かまが冷却されることが抑制される。これによって電気ヒータの消費電力を低減し、省エネルギ効果が向上される。炊飯かまが、保温時に外部の空気の温度である常温を超える温度、たとえば上述のようにたとえば約70℃に保たれ、したがってシャッタ手段が開いていれば、空気導入口から外部の空気がハウジング内に入り込み、炊飯かまに接触し、排出口から空気が排出されることになり、したがって炊飯かまの熱放散が著しくなる。本発明はこの問題を解決する。保温時には、バーナは消火される。電気ヒータは、保温時にのみ、用いられる。電気ヒータによれば、バーナに比べて、炊飯かまの保温中の温度を、正確に予め定める温度に保つことができるとともに、加熱の温度の調整がバーナに比べて容易である。
【0074】
本発明の実施の一形態では、開閉手段は、空気導入口を開閉する構成であってもよく、または空気導入口と排気口との間の気体の経路の中間に介在されてもよく、さらに排出口を開閉する構成であってもよい。開閉手段は、バーナの点火中、空気導入口と排出口とを開いた状態に保持する。
【0075】
なお、開閉手段は、手動によって駆動される構成であってもよく、またはモータなどを用いて、自動で駆動される構成であってもよい。
点火防止機構は、空気導入口および排気口と開放した状態でのみ、ガスバーナの点火を許容する。これによって、空気導入口と排気口とが閉鎖された状態でガスバーナ2が点火されることがないので、燃料ガスの不完全燃焼が起こらず、安全性が向上する。
【0076】
請求項2記載の本発明によれば、炊飯かまの温度をたとえばサーミスタまたは熱電対などの温度検出素子によって検出し、保温制御手段は、この温度検出素子によって検出された温度が、前記予め定める温度になるように電気ヒータの電力を調整制御する。こうして炊飯かま内の炊き上がった米飯を、前記予め定める温度に安定して保つことができる。温度検出素子は、炊飯かまの底部下面の温度を検出するようにしてもよいけれども、炊飯かまのその他の部分の温度を検出するようにしてもよい。
【0077】
請求項3記載の本発明によれば、保温手段による炊飯かまの保温時に、開閉手段は空気導入口と排気口との両方を閉鎖するので、ハウジング内部に炊飯器の外部の空気が浸入することが確実に防がれ、炊飯かまが冷却されることがさらに抑制される。これによって電気ヒータの消費電力を低減し、省エネルギ効果がさらに向上する。
【0078】
請求項4記載の本発明によれば、保温手段による炊飯かまの保温時に、空気導入口と排気口とが共通の開閉手段によって閉鎖され、炊飯時に、空気導入口と排気口とが共通の開閉手段によって開放する。これによって空気導入口の開閉用の開閉手段と排気口用の開閉手段とを別々に設ける必要がなく、炊飯器の構成を簡略化できる。また、開閉手段を構成する部品点数が少なくてすみ、低コストで炊飯器を製造することができる。
【0079】
請求項5記載の本発明によれば、開閉手段は、空気導入口を開閉するシャッタ部材と、そのシャッタ部材を駆動する駆動手段とを含む。炊飯かまによる米飯の炊き上がり完了後、バーナが消火され、これによって炊飯かまが、ハウジングに形成された空気導入口から排気口に向けて流れる外部からの空気に接触し、比較的高速度で冷却される。炊飯かまの温度は、サーミスタまたは熱電対などの温度検出素子によって検出され、その検出された温度が、保温に適した前記予め定める温度、たとえば約70℃などの予め定める温度にまで低下したとき、シャッタ制御手段は、駆動手段によっていわば自動的にシャッタ部材を空気導入口に重なるように移動して空気導入口を閉じる。こうして外部からの空気がハウジング内に浸入することを防ぎ、保温性を高める。シャッタ制御手段によって駆動手段がシャッタを閉じる予め定める温度は、保温のために適した約70℃の前記予め定める温度と同一温度であってもよいけれども、その温度よりも高い温度であってもよく、または低い温度であってもよい。このシャッタ手段に備えられる温度検出素子は、保温手段において用いられる温度検出素子と兼用されてもよい。シャッタ手段の温度兼用素子は、炊飯かまの底部の下面の温度を検出するようにしてもよく、または炊飯かまの他の部分の温度を検出するようにしてもよい。
【0080】
炊飯中および炊飯完了後、空気導入口が開いたままに保たれることによって、炊き上がった炊飯かま内の米飯が、比較的高速度で冷却され、たとえば保温に最適な約70℃まで、温度の大きな時間変化率で、速やかに冷却されることができる。これによって米飯を、良好な食味とすることができる。
【0081】
請求項6記載の本発明によれば、バーナの燃焼用空気がハウジングの底部に形成された空気導入口から導入され、排ガスがハウジングの周壁に形成された排気口から排出される。開閉手段は、第1シャッタ部材と第2シャッタ部材とを含んで構成され、第1シャッタ部材は、ハウジングの底部に角変位自在に設けられ、第2シャッタ部材は、ハウジングの周壁部に上下に変位自在に設けられる。第1シャッタ部材が角変位し、かつ第2シャッタ部材が上下に変位することによって、炊飯時には空気導入口と排気口とを開放し、保温時には閉鎖する。保温時に閉鎖することによって、空気導入口および排気口から外部の空気がハウジング内に侵入して、炊飯がまが冷却されることが抑制され、かつハウジング内部の暖かい空気が外部に逃げ出すことが防止されるので、電気ヒータの消費電力を低減し、省エネルギ効果が向上する。
【0082】
請求項7記載の本発明によれば、炊飯かまの下方に設けられたバーナが炊飯かまを加熱する加熱領域、すなわちバーナの火炎が炊飯かまの底部付近に接触する加熱面積に比べて、電気ヒータによって炊飯かまを加熱する加熱領域の方が、広く設定される。したがって保温時のみ、電気ヒータに電力が供給されて炊飯かまが加熱されるとき、炊飯かまが局所的に加熱されるのではなく、できるだけ広い範囲にわたって炊飯かま、したがってその炊飯かま内の米飯が加熱されて保温されることになる。こうして炊飯かま内の米飯を、できるだけ均一な温度分布で、しかも保温時に、こげ目が生じることなく、保温に適した温度に保つことができる。
【0083】
電気ヒータは、ジュール熱を発生するシーズ線などの発熱抵抗線であってもよいけれども、アルミニウムなどの金属製炊飯かまを誘導加熱する電磁誘導コイルなどによって実現されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の炊飯器80の構成を簡略化して示す斜視図である。
【図2】図1に示される炊飯器80の簡略化した縦断面図である。
【図3】図1および図2に示される炊飯器80の外観を示す使用時の斜視図である。
【図4】図1〜図3に示される炊飯器80の簡略化した分解斜視図である。
【図5】炊飯器80の下方から見た簡略化した斜視図である。
【図6】ガスバーナ2付近の一部の側面図である。
【図7】ガスバーナ2に関連する配管系統図である。。
【図8】図1〜図7に示される炊飯器80の電気的構成を示すブロック図である。
【図9】図1〜図8に示される本発明の実施の一形態の炊飯器80の動作を説明するための図である。
【図10】図1〜図9に示される実施の形態における処理回路45の動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】本発明の実施の他の形態における処理回路45の動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】本発明の実施の他の形態の炊飯器101を示す側面図である。
【図13】図12の切断面線XIII−XIIIから見た断面図である。
【図14】図12の切断面線XIV−XIVから見た断面図である。
【図15】開閉手段110の分解斜視図である。
【図16】図12の切断面線XVI−XVIから見た断面図である。
【図17】図12の切断面線XVII−XVIIから見た断面図である。
【符号の説明】
1 炊飯かま
2 ガスバーナ
3,4 電気ヒータ
5 ハウジング
6 ハウジング本体
8 空気導入口
9 排気口
10 シャッタ板
11 駆動手段
19 気体経路
29 入力手段
34,43 温度検出素子
80,101 炊飯器
111 第1シャッタ部材
112 第2シャッタ部材
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rice cooker having a burner such as a gas burner.
[0002]
[Prior art]
In the prior art, in order to guide the combustion air of the gas burner that heats the rice cooker and exhaust the exhaust gas from the gas burner to ensure supply and exhaust, good gas passage in the housing containing the rice cooker and gas burner In addition, the sealing degree of the rice cooker is low. An electric heater is used to keep the cooked rice warm. Since the sealing degree of the rice cooker is low as described above, the power consumption for heat insulation by the electric heater is large and the energy saving property is inferior.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The objective of this invention is providing the rice cooker excellent in the energy saving for the heat retention in the rice cooker which cooks rice with a burner.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
  The present invention according to claim 1 is a rice cooker,
  A burner that is provided below the cooker and heats the cooker;
  An electric heater that heats the rice cooker;
  Housing a rice cooker, burner, and electric heater, and at least when cooking rice, an air inlet for introducing combustion air for the burner is formed in the lower part, and an exhaust port for exhaust gas is formed in the upper part When,
  Insulation means for supplying electric power to the electric heater so that the cooked rice cooker after cooking has a predetermined temperature,
  Open / close means for closing at least the air inlet of the housing during heat insulation by the heat insulation means.See
  An ignition prevention mechanism is provided that allows the burner to be ignited only when both the air inlet port and the exhaust port are open.It is a rice cooker characterized by this.
[0005]
According to the present invention, raw rice and water are stored in a rice cooker, and at least the lower part of the rice cooker is heated by a burner that burns gas fuel or liquid fuel, and is cooked. Burner combustion air is introduced from an air inlet formed in the lower part of the housing, and exhaust gas generated by the combustion of the burner is discharged from an outlet formed in the upper part of the housing. When the rice cooker reaches a predetermined temperature after cooking, for example, 70 ° C. or less, the heat retaining means supplies electric power to the electric heater to heat the rice cooker to about 70 ° C. If the temperature at the time of heat retention is less than about 70 degreeC, when eating cooked rice, the cooked rice will feel slim and taste will fall. When the temperature exceeds about 70 ° C., the cooked rice is easily dried, and the cooked rice is oxidized and discoloration is remarkable. Therefore, by maintaining the temperature during the heat retention at about 70 ° C., it is possible to keep the taste good, not to dry, and to suppress discoloration.
[0006]
Further, according to the present invention, the air inlet formed in the lower part of the housing is closed by the opening / closing means when the rice cooker is kept warm by the heat keeping means, so that it is prevented that air from the outside of the rice cooker contacts the rice cooker. This suppresses the rice cooker from being cooled. This reduces the power consumption of the electric heater and improves the energy saving effect. When the rice cooker is kept at a temperature exceeding the room temperature, which is the temperature of the outside air during the heat insulation, for example, about 70 ° C. as described above, and therefore the shutter means is open, the outside air is introduced into the housing from the air inlet. It enters and comes into contact with the rice cooker, and air is discharged from the outlet, so that the heat dissipation of the rice cooker becomes significant. The present invention solves this problem. When keeping warm, the burner is extinguished. The electric heater is used only when keeping warm. According to the electric heater, compared to the burner, the temperature during the heating of the rice cooker can be accurately maintained at a predetermined temperature, and the adjustment of the heating temperature is easier than the burner.
[0007]
In one embodiment of the present invention, the opening / closing means may be configured to open and close the air introduction port, or may be interposed in the middle of a gas path between the air introduction port and the exhaust port. The structure which opens and closes a discharge port may be sufficient. The opening / closing means keeps the air inlet and the outlet open during the ignition of the burner.
[0008]
  The opening / closing means may be configured to be driven manually, or may be configured to be automatically driven using a motor or the like.
  The ignition prevention mechanism allows the gas burner to be ignited only in a state where it is opened from the air inlet and the exhaust port. As a result, the gas burner 2 is not ignited in a state where the air inlet and the exhaust port are closed, so that incomplete combustion of the fuel gas does not occur and safety is improved.
[0009]
According to a second aspect of the present invention, in the configuration of the first aspect, the heat retaining means is
A temperature detection element for detecting the temperature of the rice cooker;
And a heat retention control means for supplying electric power to the electric heater so that the temperature detected by the temperature detection element becomes the predetermined temperature.
[0010]
According to the present invention, the temperature of the rice cooker is detected by a temperature detection element such as a thermistor or a thermocouple, and the heat retention control means is electrically connected so that the temperature detected by the temperature detection element becomes the predetermined temperature. Adjust and control the heater power. Thus, the cooked rice in the cooker can be stably maintained at the predetermined temperature. The temperature detection element may detect the temperature of the bottom surface of the bottom of the rice cooker, but may also detect the temperature of other portions of the rice cooker.
[0011]
According to a third aspect of the present invention, in the configuration according to the first or second aspect, the opening / closing means closes the air introduction port and the exhaust port during the heat insulation by the heat insulation means.
[0012]
According to the present invention, the opening / closing means closes both the air inlet and the exhaust outlet when the rice cooker is warmed by the heat retaining means, so that the air outside the rice cooker is surely prevented from entering the housing. This further suppresses the rice cooker from being cooled. This reduces the power consumption of the electric heater and further improves the energy saving effect.
[0013]
According to a fourth aspect of the present invention, in the configuration of the third aspect, the air inlet and the exhaust port are opened and closed by a common opening / closing means.
[0014]
According to the present invention, when the rice cooker is kept warm by the heat retaining means, the air introduction port and the exhaust port are closed by one common opening / closing means, and at the time of rice cooking, the air introduction port and the exhaust port are common one opening / closing means. To release. Accordingly, it is not necessary to separately provide an opening / closing means for opening / closing the air inlet and an opening / closing means for the exhaust port, and the configuration of the rice cooker can be simplified. Moreover, the number of parts which comprise an opening / closing means can be reduced, and a rice cooker can be manufactured at low cost.
[0015]
According to a fifth aspect of the present invention, in the configuration according to the first or second aspect, the opening and closing means is
A shutter member for opening and closing the air inlet;
Driving means for driving the shutter member to open and close the air inlet;
A temperature detection element for detecting the temperature of the rice cooker;
When the temperature of the rice cooker detected by the temperature detecting element is lowered to a predetermined temperature after the completion of rice cooking, it includes shutter control means for closing the air inlet by the drive means.
[0016]
According to the present invention, the opening / closing means includes a shutter member that opens and closes the air inlet and a driving means that drives the shutter member. After the rice cooker has finished cooking the rice cooker, the burner is extinguished, and the rice cooker comes into contact with the external air flowing from the air inlet to the exhaust port formed in the housing and cools at a relatively high speed. Is done. The temperature of the rice cooker is detected by a temperature detection element such as a thermistor or a thermocouple, and when the detected temperature falls to the predetermined temperature suitable for heat retention, for example, a predetermined temperature such as about 70 ° C., The shutter control means automatically moves the shutter member so as to overlap the air inlet by the driving means, and closes the air inlet. In this way, air from the outside is prevented from entering the housing and heat retention is improved. The predetermined temperature at which the driving means closes the shutter member by the shutter control means may be the same as the predetermined temperature of about 70 ° C. suitable for heat retention, but may be higher than that temperature. It may be good or low temperature. The temperature detection element provided in the shutter unit may also be used as the temperature detection element used in the heat retaining unit. The temperature-combining element of the shutter means may detect the temperature of the bottom surface of the bottom of the rice cooker, or may detect the temperature of the other part of the rice cooker.
[0017]
During cooking and after completion of cooking, the air inlet is kept open, so that the cooked rice in the cooker is cooled at a relatively high speed, for example, up to about 70 ° C., which is optimal for keeping warm. Can be quickly cooled at a large rate of time change. As a result, the cooked rice can have a good taste.
[0018]
Further, the shutter control means automatically moves the shutter member when the predetermined temperature is reached, and closes the air introduction port, the exhaust port, or both the air introduction port and the exhaust port. Forgetting to close the inlet or outlet is prevented. As a result, the heat retention effect can be reliably improved.
[0019]
In the present invention according to claim 6, the air introduction port is formed in a bottom portion of the housing, and the exhaust port is formed in a peripheral wall of the housing.
The opening / closing means includes
A first shutter member which is provided at the bottom of the housing so as to be angularly displaceable, and opens and closes the air introduction port by angular displacement;
The second shutter member is provided on the peripheral wall portion of the housing so as to be displaceable in the vertical direction, and opens and closes the exhaust port by being displaced in the vertical direction.
[0020]
According to the present invention, the combustion air of the burner is introduced from the air inlet formed in the bottom of the housing, and the exhaust gas is discharged from the exhaust port formed in the peripheral wall of the housing. The opening / closing means includes a first shutter member and a second shutter member, the first shutter member is provided at the bottom of the housing so as to be angularly displaceable, and the second shutter member is vertically disposed on the peripheral wall portion of the housing. Displaceable. When the first shutter member is angularly displaced and the second shutter member is displaced vertically, the air introduction port and the exhaust port are opened during rice cooking, and are closed during heat insulation. Closing during heat insulation prevents outside air from entering the housing through the air inlet and exhaust ports, preventing the rice cooker from being cooled, and preventing the warm air inside the housing from escaping to the outside Therefore, the power consumption of the electric heater is reduced and the energy saving effect is improved.
[0021]
According to a seventh aspect of the present invention, in the configuration according to any one of the first to sixth aspects, the electric heater is arranged over a wider range than a heating region by a rice cooker burner. .
[0022]
According to the present invention, compared to the heating area where the burner provided below the rice cooker heats the rice cooker, that is, the heating area where the flame of the burner contacts the bottom of the rice cooker, the rice cooker is heated by the electric heater. The heating region to be set is set wider. Therefore, only when warming, when the electric heater is supplied with electric power and the rice cooker is heated, the rice cooker is not heated locally, but the rice cooker is heated over the widest possible range, and therefore the cooked rice in the rice cooker is heated. Will be kept warm. In this way, the cooked rice in the cooker can be kept at a temperature suitable for keeping warm with a uniform temperature distribution as much as possible and without causing browning.
[0023]
The electric heater may be a heating resistance wire such as a sheathed wire that generates Joule heat, but may be realized by an electromagnetic induction coil that induction-heats a metal rice cooker such as aluminum.
[0026]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a perspective view showing a simplified configuration of a rice cooker 80 according to an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a simplified longitudinal sectional view of the rice cooker 80 shown in FIG. FIG. 4 is a perspective view of the rice cooker 80 shown in FIGS. 1 and 2 in use, and FIG. 4 is a simplified exploded perspective view of the rice cooker 80 shown in FIGS. A rice cooker 80 according to an embodiment of the present invention contains a rice cooker 1 in which raw rice and water are stored, a gas burner 2 that heats the rice cooker 1 to cook rice, and cooked cooked rice. The electric heaters 3 and 4 for heating the cooked rice cooker 1 and the housing 5 for housing the rice cooker 1, the gas burner 2 and the electric heaters 3 and 4 are configured.
[0027]
A gas burner 2 that heats the rice cooker 1 is disposed below the metal rice cooker 1 such as aluminum, and electric heaters 3 and 4 are disposed below and above the rice cooker 1 for heat insulation. The housing 5 includes a housing body 6 and an openable / closable lid 7. An air inlet 8 for introducing combustion air for the gas burner 2 is formed at the bottom of the housing body 6 of the housing 5. An exhaust port 9 for discharging exhaust gas from combustion from the gas burner 2 is formed above the housing 5 and below the lid 7.
[0028]
Moreover, the rice cooker 80 supplies the electric heaters 3 and 4 with electric power so as to keep the temperature of the rice cooker 1 so that the cooked rice cooker 1 after cooking has a predetermined temperature, and the rice cooker 1 by the heat retaining means 81. And an opening / closing means 82 for closing the air inlet 8 when the temperature is kept.
[0029]
The heat retaining means 81 supplies the electric power of the electric heaters 3 and 4 so that the temperature detecting element 34 for detecting the temperature of the rice cooking pot 1 and the temperature of the rice cooking pot 1 detected by the temperature detecting element 34 become a predetermined temperature. And a heat retention control means for adjusting and controlling. This heat retention control means is realized by the processing circuit 45 that controls the rice cooker 80.
[0030]
The opening / closing means 82 includes a shutter plate 10 that is a shutter member that opens and closes the air introduction port 8, a drive unit 11 that drives the shutter plate 10 to open and close the air introduction port 8, and a temperature that detects the temperature of the rice cooking pot 1. Including a detection element 34 and shutter control means for closing the air inlet 8 by the driving means 11 when the temperature of the rice cooking pot 1 detected by the temperature detection element 34 has dropped to a predetermined temperature after the completion of rice cooking. Composed. The shutter control means is realized by the processing circuit 45 that controls the rice cooker 80.
[0031]
The shutter plate 10 in the housing body 6 is driven by a horizontal reciprocation by a driving means 11 including a motor. As a result, the shutter plate 10 is brought into a state where the air introduction port 8 is opened as shown in FIG. 1 and a state where the shutter plate 10 is closed for heat insulation as indicated by a virtual line 12.
[0032]
2 to 4, the housing body 6 of the housing 5 includes a lower frame 13 in which the air introduction port 8 described above is formed, and a cylindrical outer frame 14 fixed to the lower frame 13. . An inner cylinder 15 is fixed in the housing body 6, and an inner cylinder 16 is fixed in the inner cylinder 15. A rice cooker 1 is detachably provided in the inner drum 16 so that it can be taken out upward. At the time of rice cooking, combustion air enters from the air inlet 8 into the inner cylinder 15 as indicated by an arrow 18, and this combustion air is used for combustion of gas fuel in the gas burner 2. The exhaust gas is guided to the exhaust port 9 through a gas path 19 between the inner cylinder 16 and the inner cylinder 16 and is diffused into the atmosphere as indicated by an arrow 20.
[0033]
The upper part of the rice cooker 1 can be opened and closed by the inner lid 21. The inner lid 21 is attached to the outer lid body 7. In the lid 7, a hot plate 24 is accommodated between the outer lid main body 22 and the outer lid cover 23, and the electric heater 4 is attached to the hot plate 24. The electric heater 4 is realized by a heating resistance wire such as a sheathed wire that generates Joule heat. Moreover, it is implement | achieved also by the electromagnetic induction coil which induction-heats the rice cooker 1 made from aluminum. The outer lid main body 22 is attached to the back of the outer frame 14 of the housing main body 6 by a hinge pin 25 so as to be swingable. A soot receiving frame 27 is attached to the upper portion of the outer frame 14 of the housing body 6, and an exhaust guide member 28 having an exhaust port 9 is attached to the soot receiving frame 27. Even in the state where the lid 7 is closed in this way, the exhaust port 9 faces outward and the exhaust gas can be diffused into the atmosphere. Input means 29 for operating the rice cooker is provided on the upper part of the outer frame 14.
[0034]
FIG. 5 is a simplified perspective view seen from below the rice cooker. Legs 30 and 31 are fixed to the lower frame 13 of the housing body 6. As a result, a gap is formed between the top surface of the table or the like on which the present rice cooker 80 is mounted, and air from the outside to the air inlet 8 is smoothly introduced. A power line 32 is provided below the lower frame 13.
[0035]
FIG. 6 is a partial side view of the vicinity of the gas burner 2. The gas burner 2 is a Bunsen burner, for example, and heats the bottom 33 of the rice cooker 1 with a flame. A temperature detecting element 34 is provided to detect the temperature of the bottom 33 of the rice cooker 1. The temperature detection element 34 is realized by, for example, a thermistor or a thermocouple, and detects the temperature of the cooked rice 1 in the bottom 33 of the rice cooker 1 indicated by an imaginary line, and thus in the rice cooker 1. The temperature detecting element 34 is given a spring force upward by a spring 65, and when the rice cooker 1 is mounted, the temperature detecting element 34 resists the spring force as shown by reference numeral 34a in FIGS. The temperature detection element 34 is elastically brought into contact with the lower surface of the bottom portion 33. Thus, the temperature of the bottom 33 of the rice cooker 1 can be accurately detected by the temperature detection element 34.
[0036]
FIG. 7 is a piping system diagram related to the gas burner 2. The fuel gas is supplied from the pipe 35, is led from the main solenoid valve 36 through the pipe 37, is led from the control solenoid valve 38 to the solenoid on / off valve 39, the flow rate is controlled by the control solenoid valve 39, and the gas is supplied to the gas burner 2. . Further, the fuel gas from the main electromagnetic valve 36 is branched into the pipeline 40 and supplied to the seed burner 41 from the pipeline 40. The seed flame burner 41 is provided with an ignition means 42. The lid 7 is also provided with a temperature detection element 43 and configured to detect the temperature of the cooked rice in the rice cooker 1.
[0037]
Moreover, as shown in FIG. 2, the heating area | region of the rice cooking stove 1 heated by the electric heaters 3 and 4 is large compared with the heating area | region of the rice cooking stove 1 which the flame of the gas burner 2 contacts. This avoids a local temperature rise in the cooked rice and prevents the occurrence of burns during the heat retention.
[0038]
FIG. 8 is a block diagram showing an electrical configuration of the rice cooker 80 shown in FIGS. The processing circuit 45 realized by a microcomputer or the like opens and closes the main solenoid valve 36 and the control solenoid valve 38 according to the program stored in the memory 46 in response to inputs from the input means 29 and the temperature detection elements 34 and 43. In addition, the opening operation of the electromagnetic proportional valve 39 is controlled, and the ignition means 42 is controlled.
[0039]
Further, the processing circuit 45 has a function as a heat retention control means, and the heat retention control means is based on the temperature of the rice cooker 1 detected by the temperature detection elements 34 and 43, and this temperature is a predetermined temperature, In this embodiment, the electric power of the electric heaters 3 and 4 is adjusted and controlled so that the rice cooker 1 is maintained at 70 ° C.
[0040]
In addition, the processing circuit 45 has a function as a shutter control means, and based on the temperature of the rice cooker 1 detected by the temperature detection elements 34 and 43, a predetermined temperature from the cooked rice, the present embodiment. Then, when the temperature of the rice cooker 1 is lowered to 70 ° C., a command for closing the shutter plate 10 is output to the driving unit 11, and the driving unit 11 receives this command and overlaps the shutter plate 10 with the air inlet 8. Then, the air inlet 8 is closed. Thereby, the air inside the rice cooker 80 is prevented from entering the housing 5, and the heat retention is improved.
[0041]
In this embodiment, after cooking the cooked rice, the temperature at which the use is started, that is, the predetermined temperature at which the driving means 11 closes the shutter plate 10 is set to a temperature T0 suitable for heat retention, that is, a temperature equal to about 70 ° C. In another embodiment of the present invention, the temperature at which heat retention is started may be higher than the temperature T0 for heat retention, or may be lower than the temperature T0 for heat retention.
[0042]
FIG. 9 is a diagram for explaining the operation of the embodiment of the present invention shown in FIGS. FIG. 9 (1) is a graph showing the time lapse of the temperature detected by the temperature detection element 34 from the time t1 immediately after the cooked rice is cooked by the rice cooker. In one embodiment of the present invention, at the time of rice cooking, the electric heaters 3 and 4 are stopped as shown in FIG. 9 (3), and the rice cooking pot 1 is heated by the gas burner 2 as shown in FIG. 9 (2). After the cooking time t1, the main solenoid valve 36 is shut off, and the gas burner 2 remains shut off after the time t1 as shown in FIG. 9 (2). The shutter plate 10 fully opens the air introduction port 8, and the open / close state of the shutter plate 10 is as shown in FIG. 9 (4). During cooking of cooked rice, the shutter plate 10 is moved by the driving means 11 as shown by the solid line in FIG. 1, and the air inlet 8 is fully opened.
[0043]
In the state where the gas burner 2 is extinguished, external cooling air is introduced into the housing 6 through the air inlet 8 from time t1, and the warmed air is discharged from the exhaust outlet 9. The rice cooker 1 is rapidly cooled by this air flow, and the temperature course is indicated by reference numeral 48 in FIG. After the time t2 when the temperature T detected by the temperature detecting element has decreased to a predetermined temperature T0, the rice cooker 1 is kept warm by the electric heaters 3 and 4 as shown in FIG. 9 (3). At this time, the shutter plate 10 closes the air inlet 8. Therefore, the temperature fall by the airflow of the rice cooker 1 after time t2 is suppressed.
[0044]
In the prior art, an air inlet having an inner diameter necessary for supplying combustion air to the gas burner 2 is formed, and the air inlet is used for the combustion of the gas burner 2 in order to suppress the heat dissipation of the rice cooker 1 during heat insulation. It is formed as small as possible so that the minimum required combustion air can be supplied. Therefore, from the cooking time t1 of cooked rice, as shown by the reference numeral 50 in FIG. 9 (1), the temperature drop of the rice cooker 1 is slow, and this causes a problem that the taste of the cooked rice is drastically lowered during the heat insulation. is there. The present invention solves this problem, makes the air inlet 8 as large as possible, and enables rapid cooling of cooked rice after cooked rice time t1.
[0045]
In the rice cooker 80 of the present invention, the temperature of the rice cooker 1 is cooled at a rapid rate in a relatively short time W1, as shown by the reference numeral 48 in FIG. In order to achieve this, the inner diameter of the air inlet 8 is made as large as possible, and the flow rate of external air is increased. It has been found by experiments of the present inventors that the taste of cooked rice during heat insulation can be improved by shortening the cooling time W1 as much as possible.
[0046]
FIG. 10 is a flowchart for explaining the operation of the processing circuit 45 in the embodiment shown in FIGS. If it moves from step a1 to step a2 and it is judged that the cooked rice is cooked by heating the rice cooker 1 using the gas burner 2 at the time t1 in FIG. 9, the main solenoid valve 36 is shut off, whereby the gas burner 2 is The fire is extinguished. The shutter plate 10 keeps the air inlet 8 open. Therefore, the temperature of the rice cooker 1 decreases rapidly when it comes into contact with the air from the outside.
[0047]
In step a3, it is determined whether the temperature T detected by the temperature detection element 34 is equal to or lower than the above-described predetermined temperature T0 (T ≦ T0). After time t2 when the detected temperature T becomes equal to or lower than the predetermined temperature T0, the process proceeds to the next step a4, and the driving unit 11 closes the air inlet 8 with the shutter plate 10. In step a5, electric power is supplied to the electric heaters 3 and 4, and the temperature detected by the temperature detecting element is kept equal to the predetermined temperature T0. Thus, heat insulation is performed after time t2. The predetermined temperature T0 is about 70 ° C. as described above, so that the taste of cooked rice can be kept good, the dried rice is prevented from drying, and discoloration due to oxidation can be suppressed. Instead of using the temperature detection element 34, a temperature detection element 43 may be used.
[0048]
Instead of opening / closing the air inlet 8, the shutter means may be configured to open / close the gas path 19 in the other embodiment, or configured to open / close the exhaust port 9. Also good.
[0049]
FIG. 11 is a flowchart for explaining the operation of the processing circuit 45 in another embodiment of the present invention. In this embodiment, the process proceeds from step b1 to step b2, and when the cooked rice is cooked, the timer clocking operation is started in step b3. When it is determined in step b4 that the time W measured by the timer is equal to or greater than a predetermined time W0 (W ≧ W0), the process proceeds to the next step b5, and the processing circuit 45 causes the shutter plate to be moved by the driving means 11. 10 is moved and the air inlet 8 is closed as indicated by reference numeral 12. In step b6, the temperature of the rice cooker 1, that is, the temperature T detected by the temperature detecting element 34 is kept at 70 ° C. which is a predetermined temperature T0 by the electric heaters 3 and 4, and is kept warm. In this way, a series of operation | movement is complete | finished in step b7. Other configurations in the embodiment shown in FIG. 11 are the same as those in the above-described embodiment. For example, the time W0 may be selected to be approximately equal to the time W1 in FIG. 9 (1), and may be a value of about 30 minutes to 1 hour, for example.
[0050]
As shown in FIGS. 1 and 8, the rice cooker 80 of the present embodiment is provided with an ignition prevention mechanism 91 that allows the gas burner 2 to be ignited only when the opening / closing means 82 opens the air inlet 8. It is done. The ignition prevention mechanism 91 includes, for example, a shutter open / close detector such as a photo interrupter. The detector is disposed above the shutter plate 10 so as to face the air inlet 8, and the shutter plate 10. And a light receiving portion 93 disposed facing the air introduction port 8 below.
[0051]
When the shutter plate 10 opens the air inlet 8, the light receiving unit 93 receives the optical signal output from the issuing unit 92, and the light receiving unit 93 outputs the light receiving signal to the processing circuit 45. When receiving the light reception signal, the processing circuit 45 determines that the air introduction port 8 is open and allows the gas burner 2 to be ignited. Only in this state, the user can ignite the gas burner 2.
[0052]
When the shutter plate 10 closes the air inlet 8, the shutter plate 10 blocks the optical signal output from the issuing unit 92, and the light receiving unit 93 stops outputting the light reception signal to the processing circuit 45. At this time, the processing circuit 45 determines that the air introduction port 8 is closed, prohibits the ignition of the gas burner 2, and the gas burner 2 is not ignited even if the user tries to ignite accidentally. This prevents the gas burner 2 from being ignited in a state where the air inlet 8 is closed, prevents incomplete combustion of the fuel gas, and improves safety.
[0053]
FIG. 12 is a side view showing a rice cooker 101 according to another embodiment of the present invention, FIG. 13 is a cross-sectional view taken along section line XIII-XIII in FIG. 12, and FIG. 14 is a section line XIV in FIG. It is sectional drawing seen from -XIV. The basic configuration of the rice cooker 101 of the present embodiment is the same as that of the rice cooker 80 of the above-described embodiment, and the corresponding components are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0054]
As shown in FIG. 13, a gas burner 2 for heating the rice cooker 1 is disposed below the metal rice cooker 1 such as aluminum, and an electric heater 3 is provided below and above the rice cooker 1 for heat insulation. 4 and the rice cooker 1, the gas burner 2, and the electric heaters 3 and 4 are accommodated in the housing 105.
[0055]
The housing 105 is formed in a substantially cylindrical shape with a bottom, and an openable / closable lid 107 is attached to an upper end portion of the housing 105, and a grip portion 135 for gripping the rice cooker 101 is provided on the top of the lid 107. The legs 30 and 31 are fixed to the bottom portion 106 of the housing 105. As shown in FIG. 14, a plurality (eight in this embodiment) of circular air inlets 108 for introducing the combustion air of the gas burner 2 are formed in the bottom portion 106 of the housing 105. Each of the air inlets 108 is formed on a concentric circle 126 having a radius r centered on the central axis 102 of the rice cooker 101, and the adjacent air inlets 108 are arranged with a predetermined interval L1. Further, as shown in FIG. 12, a plurality of exhaust ports 109 for discharging exhaust gas generated by the combustion of the gas burner 2 are formed in the upper part of the cylindrical peripheral wall 103 of the housing 105. Adjacent exhaust ports 109 are arranged at a predetermined interval L3.
[0056]
At the time of rice cooking, the air inlet 108 and the exhaust outlet 109 are opened by an opening / closing means 110 to be described later, and combustion air is introduced into the housing 105 from the air inlet 108 as indicated by an arrow 118, and the gas burner 2 Used for combustion of gas fuel. The exhaust gas generated by the combustion of the gas burner 2 is guided to the exhaust port 109 through the gas path 119 between the rice cooker 1 and the housing 105, and is diffused to the atmosphere from the exhaust port 109 as indicated by an arrow 120.
[0057]
During the heat insulation by the heat insulation means 81, the air introduction port 108 and the exhaust port 109 are closed by the opening / closing means 110. As a result, air outside the rice cooker 101 enters the housing 105 and is prevented from coming into contact with the rice cooker 1, and the rice cooker 1 is prevented from being cooled. The energy saving effect is improved.
[0058]
15 is an exploded perspective view of the opening / closing means 110, FIG. 16 is a cross-sectional view taken along the section line XVI-XVI in FIG. 12, and FIG. 17 is a cross-section taken along the section plane line XVII-XVII in FIG. FIG. The opening / closing means 110 includes a first shutter member 111 that opens and closes the air introduction port 108, a second shutter member 112 that opens and closes the exhaust port 109, and a driving unit that drives the first shutter member 111 and the second shutter member 112. 113.
[0059]
Referring to FIG. 14, the first shutter member 111 is an annular thin plate, and a plurality of (eight in the present embodiment) openings 123 are formed on a concentric circle 126 having a radius r, and adjacent openings 123. They are arranged with a predetermined interval L2. This interval L2 is equal to the interval L1 of the air inlet 108 described above (L2 = L1). An arc-shaped rack 122 is attached to the outer periphery of the first shutter member 111 so as to protrude outward in the radial direction. The first shutter member 111 configured as described above is mounted on the bottom portion 106 of the housing 105 so as to be angularly displaceable around the central axis 102, and is driven by a driving unit 113 to a predetermined angle θ1 (θ1 = 2.22 in this embodiment). 5 °). The angle θ2 formed between both ends of the rack 122 and the central axis line 102 is selected to be larger than the angle θ1 described above (θ2> θ1).
[0060]
Referring to FIG. 15, the second shutter member 112 is formed in a short cylindrical shape, and a connecting rod 127 extending downward is attached to a peripheral wall of the second shutter member 112, and a lower end portion of the connecting rod 127. Is attached with a rack 128. As shown in FIG. 13, the second shutter member 112 is accommodated in an annular recess 129 formed in the peripheral wall 103 of the housing 105, and a predetermined height L <b> 4 is displaced up and down by the driving means 113. . The height L4 is selected to be lower than the height L5 of the second shutter member 112 (L5 <L4), and the height L4 is, for example, about 10 to 20 mm.
[0061]
Referring to FIG. 15, drive means 113 provides rotational power to rotary shaft 130 extending in the radial direction of rice cooker 101, operation lever 133 that operates the angular displacement operation of rotary shaft 130, and first shutter member 111. The transmission gear 132 includes a transmission gear 132 and a pinion 131 that transmits power to the second shutter member 112.
[0062]
As shown in FIG. 12, the rotation shaft 130 is provided so as to penetrate the peripheral wall 103 of the housing 105, and an operation lever 133 is attached to one end portion (right side in FIG. 12) of the rotation shaft 130 outside the housing 105. A bevel gear 130 is attached to the other end (left side in FIG. 12) of the rotary shaft 130 inside the housing 105. A pinion 131 is attached to the center of the rotating shaft 130. As shown in FIG. 16, the bevel gear 132 is engaged with the rack 122 of the first shutter member 111, and the pinion 131 is engaged with the rack 128 of the second shutter member 112 as shown in FIG. 17. The first shutter member 111 can be angularly displaced around the central axis 102 by connecting the operation lever 133 as described above and angularly displaced around the central axis 134 of the rotation shaft 130, and the second shutter member 112. Can be displaced up and down.
[0063]
During rice cooking, the operation lever 133 is operated to displace the first shutter member 111 and the second shutter member 112 to open the air introduction port 108 and the exhaust port 109 simultaneously. When the operating lever 133 is angularly displaced clockwise about the central axis 134 (the back side in FIG. 12), the bevel gear 132 is angularly displaced clockwise around the central axis 134 as viewed from FIG. Along with this, the bevel gear 122 is angularly displaced clockwise about the central axis 102 as viewed from FIG. As a result, the first shutter member 111 is angularly displaced clockwise around the central axis 102 as viewed from FIG. 14, and the opening 123 of the first shutter member 111 overlaps the air inlet 108 at the bottom 106 of the housing 105. . In this way, the combustion air of the gas burner 2 is introduced into the housing 105 from the air inlet 108 as indicated by the arrow 118 in FIG. In the present embodiment, the angle θ1 at which the first shutter member 111 is angularly displaced is selected to be 22.5 °.
[0064]
Further, when the operation lever 133 is angularly displaced counterclockwise about the central axis 134 (the back side of the drawing in FIG. 12), the pinion 131 is angularly displaced clockwise around the central axis 134 as viewed from FIG. The rack 128 is displaced downward (in the direction of the arrow 137). As a result, the second shutter member 112 is lowered from the position indicated by the phantom line 138 in FIG. 12 to the position indicated by the wavy line 112 by a predetermined height L4, the exhaust port 109 is opened, and the exhaust gas is indicated by the arrow 120 in FIG. As shown in FIG.
[0065]
When the temperature is kept, the operation lever 133 is operated to displace the first shutter member 111 and the second shutter member 112, and the air inlet port 108 and the exhaust port 109 are simultaneously closed. When the operating lever 133 is angularly displaced counterclockwise about the central axis 134 (front side in FIG. 12), the bevel gear 132 is angularly displaced counterclockwise as viewed from FIG. 16 about the central axis 134. The rack 122 is angularly displaced about the central axis 102 in the counterclockwise direction (in the direction of the arrow 140) as viewed from FIG. Accordingly, the first shutter member 111 is angularly displaced counterclockwise (in the direction of the arrow 140) as viewed from FIG. At this time, the opening 123 of the first shutter member 111 and the air inlet 108 of the bottom portion 106 of the housing 105 do not overlap, and the air inlet 108 is completely covered by a region other than the opening 123 of the first shutter member 111. Closed. This prevents air outside the rice cooker 101 from entering the housing 105 through the air inlet 108 during heat insulation, and the rice cooker 1 is prevented from being cooled.
[0066]
Further, when the operating lever 133 is angularly displaced counterclockwise about the central axis 134 (front side in FIG. 12), the pinion 131 is angularly displaced counterclockwise as viewed from FIG. 17 about the central axis 134. The rack 128 is displaced upward (in the direction of the arrow 141). As a result, the second shutter member 112 rises from the position indicated by the solid line 112 in FIG. 12 to the position indicated by the virtual line 138 by a predetermined height L4. At this time, as shown in FIG. 13, the upper end of the second shutter member 112 is fitted into an annular recess 139 cut out at the top of the peripheral wall 103, and the exhaust port 109 is completely closed. As a result, the heat in the housing 105 is prevented from escaping from the exhaust port 109 at the time of heat retention, and the heat retention is improved.
[0067]
As described above, according to the rice cooker 101 of the present embodiment, the opening / closing means 110 closes both the air introduction port 108 and the exhaust port 109 when the rice cooker 1 is kept warm. Intrusion of the air outside 101 is reliably prevented, and the rice cooker 1 is prevented from being cooled. Further, the heat inside the housing 105 is prevented from escaping from the exhaust port 109, and the heat retention is improved. This reduces the power consumption of the electric heaters 3 and 4 and improves the energy saving effect.
[0068]
In addition, the air introduction port 108 and the exhaust port 109 are closed by one common opening / closing means 110 during heat insulation, and the air introduction port and the exhaust port 109 are opened by the common one opening / closing means 110 during rice cooking. The structure of the means 110 is simple as described above, and the space occupied by the opening / closing means 110 in the housing 105 is small, and the rice cooker 101 can be made compact. Moreover, the number of parts which comprise the opening / closing means 110 is small, and the rice cooker 101 can be manufactured at low cost.
[0069]
Further, as another driving means of the rice cooker 101, the rotating operation of the bevel gear 132 and the pinion 131 may be rotated by a motor instead of manually. Thus, it can be automatically controlled from rice cooking to heat insulation.
[0070]
Further, the rice cooker 101 of the present embodiment also allows the gas burner 2 to be ignited only when the opening / closing means 110 opens the air introduction port 108 and the exhaust port 109 in the same manner as the rice cooker 80 of the above-described embodiment. Since the ignition prevention mechanism 91 is provided, incomplete combustion of the fuel gas is prevented. Further, the shutter open / close detector may be configured to detect the opening / closing of the shutter members 111 and 112 by detecting the position of the operation lever 133.
[0071]
Moreover, the rice cooker 101 of this embodiment is the same as the rice cooker 80 of embodiment mentioned above, based on the temperature of the rice cooker 1 which the temperature detection element detected, the opening-and-closing means 110 has the air inlet 108 and the exhaust port 109. It is also possible to control the opening and closing of the.
[0072]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, raw rice and water are stored in a rice cooker, and at least the lower part of the rice cooker is heated by a burner that burns gas fuel or liquid fuel, and is cooked. Burner combustion air is introduced from an air inlet formed in the lower part of the housing, and exhaust gas generated by the combustion of the burner is discharged from an outlet formed in the upper part of the housing. When the rice cooker reaches a predetermined temperature after cooking, for example, 70 ° C. or less, the heat retaining means supplies electric power to the electric heater to heat the rice cooker to about 70 ° C. If the temperature at the time of heat retention is about 70 degrees C or less, when eating cooked rice, the cooked rice will feel slim and the taste will deteriorate. When the temperature exceeds about 70 ° C., the cooked rice is easily dried, and the cooked rice is oxidized and discoloration is remarkable. Therefore, by maintaining the temperature during the heat retention at about 70 ° C., it is possible to keep the taste good, not to dry, and to suppress discoloration.
[0073]
Further, according to the present invention, when the rice cooker is kept warm by the heat keeping means, the air inlet formed in the lower housing is closed by the opening / closing means, so that the air from the outside of the rice cooker is prevented from contacting the rice cooker. This suppresses the rice cooker from being cooled. This reduces the power consumption of the electric heater and improves the energy saving effect. When the rice cooker is kept at a temperature exceeding the room temperature, which is the temperature of the outside air during the heat insulation, for example, about 70 ° C. as described above, and therefore the shutter means is open, the outside air is introduced into the housing from the air inlet. It enters and comes into contact with the rice cooker, and air is discharged from the outlet, so that the heat dissipation of the rice cooker becomes significant. The present invention solves this problem. When keeping warm, the burner is extinguished. The electric heater is used only when keeping warm. According to the electric heater, compared to the burner, the temperature during the heating of the rice cooker can be accurately maintained at a predetermined temperature, and the adjustment of the heating temperature is easier than the burner.
[0074]
In one embodiment of the present invention, the opening / closing means may be configured to open and close the air introduction port, or may be interposed in the middle of a gas path between the air introduction port and the exhaust port. The structure which opens and closes a discharge port may be sufficient. The opening / closing means keeps the air inlet and the outlet open during the ignition of the burner.
[0075]
  The opening / closing means may be configured to be driven manually, or may be configured to be automatically driven using a motor or the like.
  The ignition prevention mechanism allows the gas burner to be ignited only in a state where it is opened from the air inlet and the exhaust port. As a result, the gas burner 2 is not ignited in a state where the air inlet and the exhaust port are closed, so that incomplete combustion of the fuel gas does not occur and safety is improved.
[0076]
According to the second aspect of the present invention, the temperature of the rice cooker is detected by a temperature detection element such as a thermistor or a thermocouple, and the temperature control means detects the temperature detected by the temperature detection element as the predetermined temperature. The electric power of the electric heater is adjusted and controlled so that Thus, the cooked rice in the cooker can be stably maintained at the predetermined temperature. The temperature detection element may detect the temperature of the bottom surface of the bottom of the rice cooker, but may also detect the temperature of other portions of the rice cooker.
[0077]
According to the third aspect of the present invention, since the opening and closing means closes both the air inlet and the exhaust outlet when the rice cooker is kept warm by the heat retaining means, air outside the rice cooker enters inside the housing. Is reliably prevented, and the rice cooker is further prevented from being cooled. This reduces the power consumption of the electric heater and further improves the energy saving effect.
[0078]
According to the fourth aspect of the present invention, the air introduction port and the exhaust port are closed by the common opening / closing means when the rice cooker is kept warm by the heat retaining means, and the air introduction port and the exhaust port are opened / closed during the rice cooking. Open by means. Accordingly, it is not necessary to separately provide an opening / closing means for opening / closing the air inlet and an opening / closing means for the exhaust port, and the configuration of the rice cooker can be simplified. Moreover, the number of parts which comprise an opening / closing means can be reduced, and a rice cooker can be manufactured at low cost.
[0079]
According to the fifth aspect of the present invention, the opening / closing means includes a shutter member that opens and closes the air inlet and a driving means that drives the shutter member. After the rice cooker has finished cooking the rice cooker, the burner is extinguished, and the rice cooker comes into contact with the external air flowing from the air inlet to the exhaust port formed in the housing and cools at a relatively high speed. Is done. The temperature of the rice cooker is detected by a temperature detection element such as a thermistor or a thermocouple, and when the detected temperature falls to the predetermined temperature suitable for heat retention, for example, a predetermined temperature such as about 70 ° C., The shutter control means automatically moves the shutter member so as to overlap the air inlet by the driving means, and closes the air inlet. In this way, air from the outside is prevented from entering the housing and heat retention is improved. The predetermined temperature at which the driving means closes the shutter by the shutter control means may be the same as the predetermined temperature of about 70 ° C. suitable for heat retention, but may be higher than that temperature. Or a lower temperature. The temperature detection element provided in the shutter unit may also be used as the temperature detection element used in the heat retaining unit. The temperature-combining element of the shutter means may detect the temperature of the bottom surface of the bottom of the rice cooker, or may detect the temperature of the other part of the rice cooker.
[0080]
During cooking and after completion of cooking, the air inlet is kept open, so that the cooked rice in the cooker is cooled at a relatively high speed, for example, up to about 70 ° C., which is optimal for keeping warm. Can be quickly cooled at a large rate of time change. As a result, the cooked rice can have a good taste.
[0081]
According to the sixth aspect of the present invention, the combustion air of the burner is introduced from the air inlet formed in the bottom portion of the housing, and the exhaust gas is discharged from the exhaust port formed in the peripheral wall of the housing. The opening / closing means includes a first shutter member and a second shutter member, the first shutter member is provided at the bottom of the housing so as to be angularly displaceable, and the second shutter member is vertically disposed on the peripheral wall portion of the housing. Displaceable. When the first shutter member is angularly displaced and the second shutter member is displaced vertically, the air introduction port and the exhaust port are opened during rice cooking, and are closed during heat insulation. Closing during heat insulation prevents outside air from entering the housing through the air inlet and exhaust ports, preventing the rice cooker from being cooled, and preventing the warm air inside the housing from escaping to the outside Therefore, the power consumption of the electric heater is reduced and the energy saving effect is improved.
[0082]
According to this invention of Claim 7, compared with the heating area | region where the burner provided below the rice cooking stove heats the rice cooking stove, ie, the heating area where the flame of a burner contacts the bottom part vicinity of a rice cooking stove, an electric heater The heating region that heats the rice cooker is set wider. Therefore, only when warming, when the electric heater is supplied with electric power and the rice cooker is heated, the rice cooker is not heated locally, but the rice cooker is heated over the widest possible range, and therefore the cooked rice in the rice cooker is heated. Will be kept warm. In this way, the cooked rice in the cooker can be kept at a temperature suitable for keeping warm with a uniform temperature distribution as much as possible and without causing browning.
[0083]
The electric heater may be a heating resistance wire such as a sheathed wire that generates Joule heat, but may be realized by an electromagnetic induction coil that induction-heats a metal rice cooker such as aluminum.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a simplified configuration of a rice cooker 80 according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a simplified longitudinal sectional view of the rice cooker 80 shown in FIG.
3 is a perspective view of the rice cooker 80 shown in FIG. 1 and FIG.
FIG. 4 is a simplified exploded perspective view of the rice cooker 80 shown in FIGS.
FIG. 5 is a simplified perspective view of the rice cooker 80 as seen from below.
6 is a partial side view of the vicinity of the gas burner 2. FIG.
FIG. 7 is a piping system diagram related to the gas burner 2; .
FIG. 8 is a block diagram showing an electrical configuration of the rice cooker 80 shown in FIGS.
FIG. 9 is a diagram for explaining the operation of the rice cooker 80 according to the embodiment of the present invention shown in FIGS.
FIG. 10 is a flowchart for explaining the operation of the processing circuit 45 in the embodiment shown in FIGS. 1 to 9;
FIG. 11 is a flowchart for explaining the operation of a processing circuit 45 in another embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a side view showing a rice cooker 101 according to another embodiment of the present invention.
13 is a cross-sectional view taken along section line XIII-XIII in FIG.
14 is a cross-sectional view taken along section line XIV-XIV in FIG.
15 is an exploded perspective view of the opening / closing means 110. FIG.
16 is a cross-sectional view taken along section line XVI-XVI in FIG.
17 is a cross-sectional view taken along section line XVII-XVII in FIG.
[Explanation of symbols]
1 Cooking rice
2 Gas burner
3,4 Electric heater
5 Housing
6 Housing body
8 Air inlet
9 Exhaust port
10 Shutter plate
11 Drive means
19 Gas pathway
29 Input means
34, 43 Temperature detection element
80,101 rice cooker
111 First shutter member
112 Second shutter member

Claims (7)

炊飯かまと、
炊飯かまの下方に設けられ、炊飯かまを加熱するバーナと、
炊飯かまを加熱する電気ヒータと、
炊飯かまとバーナと電気ヒータとを収納し、少なくとも炊飯時に、下部には、バーナの燃焼用空気を導入する空気導入口が形成されるとともに、上部には、排ガスの排気口が形成されるハウジングと、
炊飯後の炊飯かまが予め定める温度になるように電気ヒータに電力を与えて炊飯かまを保温する保温手段と、
保温手段による保温時に、少なくともハウジングの空気導入口を閉鎖する開閉手段とを含み、
空気導入口と排気口との両方が開放した状態にあるときのみ、バーナの点火を許容する点火防止機構が設けられることを特徴とする炊飯器。
Rice cooker,
A burner that is provided below the cooker and heats the cooker;
An electric heater that heats the rice cooker;
Housing a rice cooker, burner, and electric heater, and at least when cooking rice, an air inlet for introducing combustion air for the burner is formed in the lower part, and an exhaust port for exhaust gas is formed in the upper part When,
Insulation means for supplying electric power to the electric heater so that the cooked rice cooker after cooking has a predetermined temperature,
When warming by a heat insulating means, it viewed including the opening and closing means for closing the air inlet of at least the housing,
A rice cooker characterized in that an ignition prevention mechanism that allows ignition of a burner is provided only when both the air inlet and the exhaust port are open .
保温手段は、
炊飯かまの温度を検出する温度検出素子と、
温度検出素子によって検出された温度が、前記予め定める温度になるように、電気ヒータに電力を与える保温制御手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の炊飯器。
Thermal insulation means
A temperature detection element for detecting the temperature of the rice cooker;
The rice cooker according to claim 1, further comprising a heat retention control unit that applies electric power to the electric heater so that a temperature detected by the temperature detection element becomes the predetermined temperature.
前記保温手段による保温時に、前記開閉手段は、空気導入口および排気口を閉鎖することを特徴とする請求項1または2記載の炊飯器。  3. The rice cooker according to claim 1, wherein the opening / closing means closes the air inlet and the outlet when the temperature is kept by the heat keeping means. 空気導入口および排気口を、共通の開閉手段で開閉することを特徴とする請求項3記載の炊飯器。  The rice cooker according to claim 3, wherein the air inlet and the outlet are opened and closed by a common opening and closing means. 前記開閉手段は、
空気導入口を開閉するシャッタ部材と、
シャッタ部材を駆動して空気導入口を開閉する駆動手段と、
炊飯かまの温度を検出する温度検出素子と、
温度検出素子によって検出された炊飯かまの温度が、炊飯完了後、予め定める温度まで低下したとき、駆動手段によって空気導入口を閉じるシャッタ制御手段とを含むことを特徴とする請求項1または2記載の炊飯器。
The opening / closing means includes
A shutter member for opening and closing the air inlet;
Driving means for driving the shutter member to open and close the air inlet;
A temperature detection element for detecting the temperature of the rice cooker;
The shutter control means which closes an air inlet by a drive means when the temperature of the rice cooking pot detected by the temperature detection element falls to a predetermined temperature after the completion of rice cooking is included. Rice cooker.
前記空気導入口は、ハウジングの底部に形成され、前記排気口はハウジングの周壁に形成され、
前記開閉手段は、
ハウジングの底部に角変位自在に設けられ、角変位することによって、前記空気導入口を開閉する第1シャッタ部材と、
ハウジングの周壁部に上下に変位自在に設けられ、上下に変位することによって、排気口を開閉する第2シャッタ部材とを含むことを特徴とする請求項3または4記載の炊飯器。
The air inlet is formed at the bottom of the housing, and the exhaust is formed at the peripheral wall of the housing,
The opening / closing means includes
A first shutter member which is provided at the bottom of the housing so as to be angularly displaceable, and opens and closes the air introduction port by angular displacement;
5. The rice cooker according to claim 3, further comprising a second shutter member that is provided on the peripheral wall portion of the housing so as to be vertically displaceable, and that opens and closes the exhaust port by being displaced vertically.
前記電気ヒータは、炊飯かまのバーナによる加熱領域よりも広い範囲にわたって配置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の炊飯器。  The said electric heater is arrange | positioned over the range wider than the heating area | region by the rice cooker burner, The rice cooker in any one of Claims 1-6 characterized by the above-mentioned.
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