JP3895847B2

JP3895847B2 - Rake circulation dust remover rake structure

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Publication number: JP3895847B2
Application number: JP28451697A
Authority: JP
Inventors: 博司田嶋
Original assignee: 西田鉄工株式会社
Priority date: 1997-09-30
Filing date: 1997-09-30
Publication date: 2007-03-22
Anticipated expiration: 2017-09-30
Also published as: JPH11107248A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、水路に設置された縦格子状の主スクリーン前面に流着した塵芥を主スクリーン前面に沿って上方に循環移動するレーキで掻き上げて水路上方に排出するレーキ循環式除塵機に係り、特に、除塵機に複数取付けられたレーキ桁のレーキツメの間隔やレーキツメの長さなどを各レーキ桁で相互に部分的に変えることによって、一部のレーキに大きな掻き上げ荷重が集中して作用するのを回避して掻き上げ荷重の分散化を図るレーキ循環式除塵機のレーキの構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、排水機場などの水利施設に流着する塵芥を除去する装置として、流下する塵芥を水路の水利施設に設置された縦格子状の主スクリーン前面に流着させて、流着させた塵芥を主スクリーン前面に沿って上方に循環移動するレーキにより機械的に掻き上げて、水路上方の所定位置に排出するレーキ循環式除塵機が知られている。
【０００３】
レーキ循環式除塵機では、循環移動するレーキは主スクリーン前面に沿って上方に移動し、主スクリーンの上方側で上向きから下向きに反転して主スクリーンの後方側を下方に移動し、主スクリーン下端側で下向きから上向きに反転して再び主スクリーン前面に沿って上方に循環移動する構造になっている。
【０００４】
そして、従来のレーキ循環式除塵機には、レーキの循環方向に等間隔で複数のレーキ桁が横設して配置されており、また、複数の各レーキ桁には横方向に等間隔に同一長さの複数のレーキツメがそれぞれ取付けられている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のレーキ循環式除塵機においては、前述したように、各レーキ桁には等間隔でしかも同一長さのレーキツメがそれぞれ取付けられているため、塵芥が貯留した場合に、循環する或る桁のレーキが全量を一度に掻き上げることがあり、その結果、一部のレーキに必要以上に大きな荷重が集中して作用して過負荷となり、レーキの循環が停止するという問題があった。
【０００６】
この発明は、上記のような課題に鑑み、その課題を解決すべく創案されたものであって、その目的とするところは、除塵機に複数取付けられたレーキ桁のレーキツメの間隔やレーキツメの長さなどを各レーキ桁で相互に部分的に変えることによって、一部のレーキに大きな掻き上げ荷重が集中して作用するのを回避して掻き上げ荷重の分散化を図ることのできるレーキ循環式除塵機のレーキの構造を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するために、請求項１の発明は、水路に設置された縦格子状の主スクリーンの前面を上動し主スクリーンの後方を下動して上下回りに循環移動し且つ主スクリーン下方の下部反転部で下動から上動に反転するレーキを備え、主スクリーン前面に流着した塵芥を主スクリーン前面に沿って上動するレーキで掻き上げて水路上方に排出する構成からなるレーキ循環式除塵機において、レーキの循環移動方向に等間隔で横設される複数のレーキ桁に取付けられるレーキツメの間隔を、前後のレーキ桁で相互に部分的に変えた手段よりなる。
【０００８】
ここで、好ましい態様として、前後のレーキ桁で相互に部分的に間隔が変えられたレーキツメは、各レーキ桁でレーキツメが部分的に取付けられない範囲を有してもよく、また、前後のレーキ桁で相互に部分的に間隔が変えられたレーキツメは、各レーキ桁に左右対称に取付けられているのがよい。
【０００９】
また、請求項２の発明は、水路に設置された縦格子状の主スクリーンの前面を上動し主スクリーンの後方を下動して上下回りに循環移動し且つ主スクリーン下方の下部反転部で下動から上動に反転するレーキを備え、主スクリーン前面に流着した塵芥を主スクリーン前面に沿って上動するレーキで掻き上げて水路上方に排出する構成からなるレーキ循環式除塵機において、レーキの循環移動方向に等間隔で横設される複数のレーキ桁に取付けられるレーキツメの長さを、前後のレーキ桁で相互に部分的に変えた手段よりなる。
【００１０】
ここで、好ましい態様として、前後のレーキ桁で相互に部分的にツメ長さが変えられたレーキツメは、各レーキ桁に左右対称に取付けられているのがよい。
【００１１】
また、請求項３の発明は、水路に設置された縦格子状の主スクリーンの前面を上動し主スクリーンの後方を下動して上下回りに循環移動し且つ主スクリーン下方の下部反転部で下動から上動に反転するレーキを備え、主スクリーン前面に流着した塵芥を主スクリーン前面に沿って上動するレーキで掻き上げて水路上方に排出する構成からなるレーキ循環式除塵機において、レーキの循環移動方向に等間隔で横設される複数のレーキ桁に取付けられるレーキツメの間隔又はレーキツメの長さを、前後のレーキ桁で相互に部分的に変えた手段よりなる。
【００１２】
ここで、好ましい態様として、前後のレーキ桁で相互に部分的に間隔が変えられたレーキツメは、各レーキ桁でレーキツメが部分的に取付けられない範囲を有してもよく、また、前後のレーキ桁で相互に部分的に間隔が変えられたレーキツメは、各レーキ桁に左右対称に取付けられているのがよく、前後のレーキ桁で相互に部分的にツメ長さが変えられたレーキツメは、各レーキ桁に左右対称に取付けられているのがよい。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、図面に記載の発明の実施の形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。
ここで、図１はレーキ循環式除塵機の側面図、図２（Ａ）はレーキツメの間隔を前後のレーキ桁で相互に部分的に変えたレーキの展開図、図２（Ｂ）はレーキツメの間隔を前後のレーキ桁で相互に部分的に変えたレーキの展開図、図３はレーキツメの長さを前後のレーキ桁で相互に部分的に変えたレーキの展開図、図４はレーキツメの間隔又はレーキツメの長さを前後のレーキ桁で相互に部分的に変えたレーキの展開図である。
【００１４】
図において、レーキ循環式除塵機１は、水路２に設置された主スクリーン３の前面に流着した塵芥を主スクリーン３の前面に沿って上方に循環移動するレーキ５で掻き上げて水路２の上方に排出する装置である。
【００１５】
レーキ循環式除塵機１はその左右両側面を一対のフレーム１ａで構成され、左右の各フレーム１ａは水路２の左右両側壁の内側にその上部側が下流側に向けて僅かに傾斜して設置されている。左右の各フレーム１ａの下端は水路底面２ａに固定され、フレーム１ａの上部側は水路２の上方に突出して下流側に湾曲している。
【００１６】
左右の各フレーム１ａには無端状の主務チェーン１ｂが循環移動自在に取付けられている。主務チェーン１ｂはレーキ５を循環移動させるもので、左右の主務チェーン１ｂ間にはレーキ５の循環移動方向に等間隔で偶数個のレーキ桁５ａが横設されてその両端が連結されている。主務チェーン１ｂは例えばフランジ付きローラーから構成されている。
【００１７】
主務チェーン１ｂは左右の各フレーム１ａに形成されたガイド溝内、並びにフレーム１ａの上部側に取付けられた主務チェーン上部反転部１ｃ、駆動スプロケット１ｄ及び主務チェーン下部反転部１ｅを循環移動する。主務チェーン１ｂは、フレーム１ａの上部側に取付けられた駆動スプロケット１ｄに噛み合っていて、駆動スプロケット１ｄの駆動によって上下方向に循環移動する。
【００１８】
左右の各フレーム１ａの上端側には、無端状の主務チェーン１ｂを反転させる円形状の主務チェーン上部反転部１ｃが設けられている。この主務チェーン上部反転部１ｃはレーキ５の上部反転部６となる箇所である。主務チェーン１ｂはこの主務チェーン上部反転部１ｃで上向きの移動から下向きの移動に反転させられる。主務チェーン上部反転部１ｃは僅かに斜めに傾いた上向きの円形状に形成されている。
【００１９】
左右の各フレーム１ａの下端側には、無端状の主務チェーン１ｂを反転させる円形状の主務チェーン下部反転部１ｅが設けられている。この主務チェーン下部反転部１ｅはレーキ５の下部反転部７となる箇所である。主務チェーン１ｂはこの主務チェーン下部反転部１ｅで下向きの移動から上向きの移動に反転させられる。主務チェーン下部反転部１ｅは斜めに傾いた下向きの円形状に形成されている。
【００２０】
レーキ循環式除塵機１の左右一対のフレーム１ａ，１ａの間には、流着する塵芥を受け止める縦格子状の主スクリーン３が配設されている。主スクリーン３は塵芥が流入して排水機場等に損傷を与えるのを防ぐために水路２に設置されるものであり、損失水頭の小さい形状からなる。
【００２１】
主スクリーン３は前記水路２の左右両側のフレーム１ａ，１ａ間の上下に横架した数本のスクリーン受杆１ｆにその後面が固設されて保持されている。また、主スクリーン３の上端は下流側に向けて僅かに傾斜した状態で水路２の上方まで直線状に延びている。
【００２２】
主スクリーン３の下端側３ａは、下流側に向かって下向きの弧状、例えば半円形状に形成され、その終端は斜め上向きの状態になっている。主スクリーン３の半円形状の下端側３ａはレーキ５の下部反転部７となる主務チェーン下部反転部１ｅの上方に位置し、また半円形状の主務チェーン下部反転部１ｅと同心円になっている。つまり主スクリーン３の下端側３ａはレーキ５の下部反転部７の内周側に設けられている。そして、主スクリーン３の半円形状の下端側３ａは主スクリーン３に流着した塵芥を掻き上げるレーキ５の通過のために水路底面２ａと所定の間隔を有している。
【００２３】
主スクリーン３の下端側３ａ及び上記のレーキ５の下部反転部７となる主務チェーン下部反転部１ｅの下方で、且つこれらの下流側の水路底面２ａには補助スクリーン４が近接して設置されている。つまり補助スクリーン４はレーキ５の下部反転部７の外周側に設けられている。補助スクリーン４は、主スクリーン３の下端側３ａと水路底面２ａとの隙間から塵芥が流下するのを防ぐために水路底面２ａに設置されるものであり、櫛歯状の損失水頭の小さい形状からなる。
【００２４】
レーキ５は、主スクリーン３の前面、補助スクリーン４の前面及び凹状円弧の上部側にそれぞれ流着した塵芥、並びに補助スクリーン４の前面側の水路底面２ａに堆積した塵芥を、掻き上げて主スクリーン３の前面に沿って上方に循環移動し、水路２の上方に排出するものである。レーキ５は、左右のフレーム１ａ側に循環移動自在に設けられた左右の主務チェーン１ｂに偶数個のレーキ桁５ａの両端がそれぞれ等間隔で連結されていて、左右の主務チェーン１ｂの循環移動によって一体的に循環移動する機構になっている。
【００２５】
レーキ５は、主スクリーン３の左右横方向に延設されたレーキ桁５ａ、該レーキ桁５ａに取付けられたレーキツメ５ｂから構成されている。一般に、レーキツメ５ｂはその前部側がレーキ桁５ａの前方に大きく張り出し、又レーキツメ５ｂの後部側はレーキ桁５ａの後方に少し張り出している。レーキツメ５ｂの前部側は、櫛歯状の補助スクリーン４の歯同士の隙間を通過できる間隔に形成されている。レーキツメ５ｂの後部側は縦格子状の主スクリーン３の各縦スクリーンの間に入る間隔に形成されている。
【００２６】
ところで、図２（Ａ）に図示するように、展開された左右の主務チェーン１ｂに偶数個のレーキ桁５ａの両端がそれぞれ等間隔で連結されているが、各レーキ桁５ａに取付けられるレーキツメ５ｂの間隔は、前後のレーキ桁５ａで相互に部分的に異なっている。
【００２７】
即ち、レーキ桁５ａ−１及びレーキ桁５ａ−３は、中央部分にはレーキツメ５ｂが取付けられておらず、中央部分を除いた左右両側には等間隔に複数のレーキツメ５ｂが取付けられている。また、レーキ桁５ａ−１及びレーキ桁５ａ−３は、全く同一の間隔でレーキツメ５ｂが取付けられ、又レーキ桁５ａ−１及びレーキ桁５ａ−３に取付けられた複数のレーキツメ５ｂは左右対称に取付けられている。
【００２８】
また、レーキ桁５ａ−２及びレーキ桁５ａ−４は、中央部分には等間隔に複数のレーキツメ５ｂが取付けられ、中央部分を除いた左右両側にはレーキツメ５ｂが取付けられてなく、レーキ桁５ａ−１及びレーキ桁５ａ−３と逆の状態になっている。また、レーキ桁５ａ−２及びレーキ桁５ａ−４は、全く同一の間隔でレーキツメ５ｂが取付けられ、又レーキ桁５ａ−１及びレーキ桁５ａ−３に取付けられた複数のレーキツメ５ｂは左右対称に取付けられている。
【００２９】
そして、レーキツメ５ｂの取付け間隔の異なるレーキ桁５ａ−１及びレーキ桁５ａ−３と、レーキ桁５ａ−２及びレーキ桁５ａ−４とは、無端状に連結される左右の主務チェーン１ｂに交互に連結されている。
【００３０】
また、図２（Ｂ）に図示するように、展開された左右の主務チェーン１ｂに偶数個のレーキ桁５ａの両端がそれぞれ等間隔で連結されているが、各レーキ桁５ａに取付けられるレーキツメ５ｂの間隔は、前後のレーキ桁５ａで相互に部分的に異なっている。
【００３１】
即ち、レーキ桁５ａ−１及びレーキ桁５ａ−３は、中央部分のレーキツメ５ｂの取付け間隔が左右両側より広くなっている。中央部分の広い間隔及び左右両側の狭い間隔で取付けられたレーキツメ５ｂは、それぞれ同じ間隔で取付けられており、又左右対称に取付けられている。
【００３２】
また、レーキ桁５ａ−２及びレーキ桁５ａ−４は、左右両側のレーキツメ５ｂの取付け間隔が中央部分より広くなっている。左右両側の広い間隔及び中央部分の狭い間隔で取付けられたレーキツメ５ｂは、それぞれ同じ間隔で取付けられており、又左右対称に取付けられている。レーキ桁５ａ−２及びレーキ桁５ａ−４のレーキツメ５ｂは、レーキ桁５ａ−１及びレーキ桁５ａ−３と逆の状態に取付けられている。
【００３３】
そして、レーキツメ５ｂの取付け間隔の異なるレーキ桁５ａ−１及びレーキ桁５ａ−３と、レーキ桁５ａ−２及びレーキ桁５ａ−４とは、無端状に連結される左右の主務チェーン１ｂに交互に連結されている。
【００３４】
また、図３に図示するように、展開された左右の主務チェーン１ｂに偶数個のレーキ桁５ａの両端がそれぞれ等間隔で連結されているが、各レーキ桁５ａに取付けられるレーキツメ５ｂ及びレーキツメ５ｃの長さは、前後のレーキ桁５ａで相互に部分的に異なっている。
【００３５】
即ち、レーキ桁５ａ−１及びレーキ桁５ａ−３は、中央部分のレーキツメ５ｃの長さが左右両側のレーキツメ５ｂより短くなっている。レーキツメ５ｃは例えばレーキツメ５ｂの前部側が殆どないものが使用されている。中央部分の短いレーキツメ５ｃ及び左右両側のレーキツメ５ｂは、等間隔で取付けられており、又左右対称に取付けられている。
【００３６】
また、レーキ桁５ａ−２及びレーキ桁５ａ−４は、左右両側のレーキツメ５ｃの長さが中央部分のレーキツメ５ｂより短くなっている。左右両側の短いレーキツメ５ｃ及び中央部分のレーキツメ５ｂは、等間隔で取付けられており、又左右対称に取付けられている。レーキ桁５ａ−２及びレーキ桁５ａ−４のレーキツメ５ｂとレーキツメ５ｃは、レーキ桁５ａ−１及びレーキ桁５ａ−３と逆の状態に取付けられている。
【００３７】
そして、レーキツメ５ｂ及びレーキツメ５ｃのツメの長さの異なるレーキ桁５ａ−１及びレーキ桁５ａ−３と、レーキ桁５ａ−２及びレーキ桁５ａ−４とは、無端状に連結される左右の主務チェーン１ｂに交互に連結されている。
【００３８】
また、図４に図示するように、展開された左右の主務チェーン１ｂに偶数個のレーキ桁５ａの両端がそれぞれ等間隔で連結されているが、各レーキ桁５ａに取付けられるレーキツメ５ｂの間隔並びにレーキツメ５ｂ及びレーキツメ５ｃの長さは、前後のレーキ桁５ａで相互に部分的に異なっている。
【００３９】
即ち、レーキ桁５ａ−１は、中央部分のレーキツメ５ｂの取付け間隔が左右両側より広くなっている。中央部分の広い間隔及び左右両側の狭い間隔で取付けられたレーキツメ５ｂは、それぞれ同じ間隔で取付けられており、又左右対称に取付けられている。
【００４０】
また、レーキ桁５ａ−２は、左右両側のレーキツメ５ｂの取付け間隔が中央部分より広くなっている。左右両側の広い間隔及び中央部分の狭い間隔で取付けられたレーキツメ５ｂは、それぞれ同じ間隔で取付けられており、又左右対称に取付けられている。レーキ桁５ａ−２のレーキツメ５ｂは、レーキ桁５ａ−１と逆の状態に取付けられている。
【００４１】
また、レーキ桁５ａ−３は、中央部分のレーキツメ５ｃの長さが左右両側のレーキツメ５ｂより短くなっている。レーキツメ５ｃは例えばレーキツメ５ｂの前部側が殆どないものが使用されている。中央部分の短いレーキツメ５ｃ及び左右両側のレーキツメ５ｂは、等間隔で取付けられており、又左右対称に取付けられている。
【００４２】
また、レーキ桁５ａ−４は、左右両側のレーキツメ５ｃの長さが中央部分のレーキツメ５ｂより短くなっている。左右両側の短いレーキツメ５ｃ及び中央部分のレーキツメ５ｂは、等間隔で取付けられており、又左右対称に取付けられている。レーキ桁５ａ−４のレーキツメ５ｂとレーキツメ５ｃは、レーキ桁５ａ−３と逆の状態に取付けられている。
【００４３】
そして、レーキツメ５ｂの取付け間隔の異なるレーキ桁５ａ−１及びレーキ桁５ａ−２と、レーキツメ５ｂ及びレーキツメ５ｃのツメの長さの異なるレーキ桁５ａ−３及びレーキ桁５ａ−４とは、無端状に連結される左右の主務チェーン１ｂにそれぞれに連結されている。
【００４４】
水車８は上記駆動スプロケット１ｄを駆動させる駆動源の一つである。なお、駆動スプロケット１ｄは図示しないモーターから動力を受けて駆動するようにもなっている。水車８は保持杆８ａによってレーキ循環式除塵機１の下流側に昇降自在に連結され、又水車８の下部に設けられたフロート８ｂによって、下流側の水面上に保持されている。
【００４５】
次に、上記発明の実施の形態の構成に基づく作用について以下説明する。
水路を流下する塵芥の大半は、レーキ循環式除塵機１の前面に設けられた主スクリーン３に流着する。また、残りの塵芥は、主スクリーン３の下端側３ａの下方に流れて、主スクリーン３の下端側３ａの下方に設置された補助スクリーン４の前面に流着したり、補助スクリーン４の前面の前方の水路底面２ａに堆積し、更にその一部の塵芥は補助スクリーン４の上部側の凹状円弧の部分にも流着する。
【００４６】
一方、主スクリーン３や補助スクリーン４に流着した塵芥を掻き上げるレーキ５はレーキ循環式除塵機１を上下方向回りに循環移動する。即ち、駆動スプロケット１ｄの駆動により上下方向回りに循環移動する一対の主務チェーン１ｂによって、該一対の主務チェーン１ｂに両端が連結された複数のレーキ桁５ａは主務チェーン１ｂの連動と一体になって循環移動する。
【００４７】
一対の循環移動する主務チェーン１ｂによって循環移動するレーキ５は、主スクリーン３の後方を下方に移動して、下部反転部７つまり主スクリーン３の半円形状の下端側３ａの終端と、その下方に設置された補助スクリーン４の上部側の凹状円弧の部分との隙間を通過しながら下向きの移動から上向きの移動に反転する。
【００４８】
主スクリーン３の半円形状の下端側３ａの終端と補助スクリーン４の上部側の凹状円弧の部分との隙間を通過中に、レーキツメ５ｂの前部側は櫛歯状の補助スクリーン４の隙間を通過しながらその根本部分が補助スクリーン４の上部側の凹状円弧の部分に流着した塵芥を掻き取る。
【００４９】
櫛歯状の補助スクリーン４の隙間を通過したレーキ５のレーキツメ５ｂの前部側は補助スクリーン４の前面に出る際に、補助スクリーン４の前面に流着した塵芥を掻き取る。また、補助スクリーン４の前面に出たレーキ５のレーキツメ５ｂの前部側は、下向きの移動から上向きの移動に反転しながら、補助スクリーン４の前面の直前方の水路底面２ａに堆積した掻き上げる。
【００５０】
そして、補助スクリーン４の前面に流着した塵芥及び補助スクリーン４の前面の直前方の水路底面２ａに堆積した塵芥を掻き上げたレーキ５は、下部反転部７つまり主スクリーン３の半円形状の下端側３ａから上方側が下流側に少し傾いた主スクリーン３の前面に沿って上動する。
【００５１】
ところで、レーキ桁５ａ−１が主スクリーン３の前面に沿って上動する場合において、レーキツメ５ｂが図２（Ａ）に示すように中央部分が取付けられていない場合には、中央部分に位置する塵芥はレーキツメ５ｂで掻き上げられず、左右両側に位置する塵芥はレーキツメ５ｂで掻き上げられる。
【００５２】
レーキ桁５ａ−１のレーキツメ５ｂで掻き上げられなかった中央部分に位置する塵芥は、その後に上動するレーキ桁５ａ−２が図２（Ａ）に示すように中央部分にレーキツメ５ｂが取付けられているため、レーキ桁５ａ−２の中央部分に取付けられたレーキツメ５ｂによって掻き上げられる。このとき、左右両側にある塵芥はレーキ桁５ａ−２では掻き上げられず、その後に上動するレーキ桁５ａ−３によって掻き上げられる。
【００５３】
また、レーキ桁５ａ−１が主スクリーン３の前面に沿って上動する場合において、レーキツメ５ｂの取付け間隔が図２（Ｂ）に示すように中央部分が広い場合には、中央部分に位置する塵芥は大きな塵芥以外はレーキツメ５ｂで掻き上げられず、左右両側に位置する塵芥はレーキツメ５ｂで掻き上げられる。
【００５４】
レーキ桁５ａ−１のレーキツメ５ｂで掻き上げられなかった中央部分に位置する塵芥は、その後に上動するレーキ桁５ａ−２が図２（Ｂ）に示すように中央部分にレーキツメ５ｂが狭い間隔で取付けられているため、レーキ桁５ａ−２の中央部分に取付けられたレーキツメ５ｂによって掻き上げられる。このとき、左右両側にある塵芥はレーキ桁５ａ−２では掻き上げられず、その後に上動するレーキ桁５ａ−３によって掻き上げられる。
【００５５】
さらに、レーキ桁５ａ−１が主スクリーン３の前面に沿って上動する場合において、レーキツメ５ｃのツメ長さが図３に示すように中央部分が短い場合には、中央部分に位置する大きめの塵芥はレーキツメ５ｃで掻き上げられず、左右両側に位置する塵芥はレーキツメ５ｂで掻き上げられる。
【００５６】
レーキ桁５ａ−１のレーキツメ５ｃで掻き上げられなかった中央部分に位置する大きめの塵芥は、その後に上動するレーキ桁５ａ−２が図３に示すように中央部分に長めのレーキツメ５ｂが取付けられているため、レーキ桁５ａ−２の中央部分に取付けられたレーキツメ５ｂによって掻き上げられる。このとき、左右両側にある大きめの塵芥はレーキ桁５ａ−２では掻き上げられず、その後に上動するレーキ桁５ａ−３によって掻き上げられる。
【００５７】
さらにまた、図４に示すようにレーキ桁５ａ−１、レーキ桁５ａ−２、レーキ桁５ａ−３及びレーキ桁５ａ−４の何れもが相違している場合においては、レーキ桁５ａ−１が主スクリーン３の前面に沿って上動するときには、中央部分に位置する塵芥は大きめの塵芥以外はレーキツメ５ｂで掻き上げられず、左右両側に位置する塵芥はレーキツメ５ｂで掻き上げられる。
【００５８】
レーキ桁５ａ−１のレーキツメ５ｂで掻き上げられなかった中央部分に位置する塵芥は、その後に上動するレーキ桁５ａ−２が図４に示すように中央部分にレーキツメ５ｂが取付けられているため、レーキ桁５ａ−２の中央部分に取付けられたレーキツメ５ｂによって掻き上げられる。このとき、左右両側にある大きめの塵芥はレーキ桁５ａ−２では掻き上げられず、その後に上動するレーキ桁５ａ−３によって掻き上げられ、また、レーキ桁５ａ−３で掻き上げられなかった中央部分の塵芥はレーキ桁５ａ−４で掻き上げられる。
【００５９】
以上のような動作を行いながらレーキ５によって主スクリーン３の前面に流着した塵芥を掻き上げ、水路２の上方に設置された排塵コンベヤ９内に、これらの掻き上げた塵芥を排出する。排出したレーキ５はレーキ循環式除塵機１の上端側の上部反転部６で反転して下向きの移動となり、主スクリーン３の後方を下向きに移動し、以下同様な作業を繰り返す。
【００６０】
なお、この発明は上記発明の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。例えば、上記実施の形態では、レーキ桁５ａの中央部分と左右両側とでレーキツメ５ｂの間隔やツメ長さが異なる場合で説明したがこれに限定されるものではない。また、上記実施の形態では、同一のレーキ桁５ａ−１及び５ａ−３と、同一のレーキ桁５ａ−２及び５ａ−４とを交互に配置した場合で説明したが、これに限定されるものではなく、各レーキ桁５ａは何れも相違するものでもよい。また、補助スクリーン４及び水車９が設置されている場合で説明したが、必要に応じて省略してもよい。
【００６１】
【発明の効果】
以上の記載より明らかなように、請求項１の発明に係るレーキ循環式除塵機のレーキの構造によれば、水路に設置された縦格子状の主スクリーンの前面を上動し主スクリーンの後方を下動して上下回りに循環移動し且つ主スクリーン下方の下部反転部で下動から上動に反転するレーキを備え、主スクリーン前面に流着した塵芥を主スクリーン前面に沿って上動するレーキで掻き上げて水路上方に排出する構成からなるレーキ循環式除塵機において、レーキの循環移動方向に等間隔で横設される複数のレーキ桁に取付けられるレーキツメの間隔を、前後のレーキ桁で相互に部分的に変えたことにより、循環上動するレーキのレーキツメの間隔が広くなった箇所に貯留する塵芥は掻き上げられないが、その次に循環上動するレーキではレーキツメの間隔が狭くなっているため、前段のレーキで掻き上げられなかった塵芥を次段のレーキで掻き上げて排出することができる。従って、貯留した塵芥を分散して掻き上げることができ、一部のレーキに大きな掻き上げ荷重が集中して作用するのを回避することができる。これによって、一部のレーキに必要以上に大きな荷重が集中して作用して過負荷となり、レーキの循環が停止するという事態を未然に防ぐことが可能となる。また、レーキ桁の両端が連結される主務チェーンに大きな荷重が集中して作用して経年劣化が早まるのを防ぐことができる。
【００６２】
また、請求項２の発明に係るレーキ循環式除塵機のレーキの構造によれば、水路に設置された縦格子状の主スクリーンの前面を上動し主スクリーンの後方を下動して上下回りに循環移動し且つ主スクリーン下方の下部反転部で下動から上動に反転するレーキを備え、主スクリーン前面に流着した塵芥を主スクリーン前面に沿って上動するレーキで掻き上げて水路上方に排出する構成からなるレーキ循環式除塵機において、レーキの循環移動方向に等間隔で横設される複数のレーキ桁に取付けられるレーキツメの長さを、前後のレーキ桁で相互に部分的に変えたことにより、循環上動するレーキのレーキツメの長さが短くなった箇所に貯留する塵芥は掻き上げられないが、その次に循環上動するレーキではレーキツメの長さが長くなっているため、前段のレーキで掻き上げられなかった塵芥を次段のレーキで掻き上げて排出することができる。従って、貯留した塵芥を分散して掻き上げることができ、一部のレーキに大きな掻き上げ荷重が集中して作用するのを回避することができる。これによって、一部のレーキに必要以上に大きな荷重が集中して作用して過負荷となり、レーキの循環が停止するという事態を未然に防ぐことが可能となる。また、レーキ桁の両端が連結される主務チェーンに大きな荷重が集中して作用して経年劣化が早まるのを防ぐことができる。
【００６３】
また、請求項３の発明に係るレーキ循環式除塵機のレーキの構造によれば、水路に設置された縦格子状の主スクリーンの前面を上動し主スクリーンの後方を下動して上下回りに循環移動し且つ主スクリーン下方の下部反転部で下動から上動に反転するレーキを備え、主スクリーン前面に流着した塵芥を主スクリーン前面に沿って上動するレーキで掻き上げて水路上方に排出する構成からなるレーキ循環式除塵機において、レーキの循環移動方向に等間隔で横設される複数のレーキ桁に取付けられるレーキツメの間隔又はレーキツメの長さを、前後のレーキ桁で相互に部分的に変えたことにより、循環上動するレーキのレーキツメの間隔が広くなったりレーキツメの長さが短くなりした箇所に貯留する塵芥は掻き上げられないが、その次に循環上動するレーキではレーキツメの間隔が狭くなったりレーキツメの長さが長くなったりしているため、前段のレーキで掻き上げられなかった塵芥を次段のレーキで掻き上げて排出することができる。従って、貯留した塵芥を分散して掻き上げることができ、一部のレーキに大きな掻き上げ荷重が集中して作用するのを回避することができる。これによって、一部のレーキに必要以上に大きな荷重が集中して作用して過負荷となり、レーキの循環が停止するという事態を未然に防ぐことが可能となる。また、レーキ桁の両端が連結される主務チェーンに大きな荷重が集中して作用して経年劣化が早まるのを防ぐことができる。
【００６４】
また、請求項４の構成のように、前後のレーキ桁で相互に部分的に間隔が変えられたレーキツメが、各レーキ桁でレーキツメが部分的に取付けられない範囲を有する場合には、レーキツメが部分的に取付けられない範囲に位置する大きめの塵芥は掻き上げられず、次段のレーキによって掻き上げられ、ある程度大きめの塵芥を分散して掻き上げることができる。
【００６５】
また、請求項５の構成のように、前後のレーキ桁で相互に部分的に間隔が変えられたレーキツメが、各レーキ桁に左右対称に取付けられている場合には、各レーキ桁には左右対称的に塵芥を掻き上げることができ、各レーキ桁が左右方向に傾くのを防ぐことができ、各レーキ桁を円滑に循環移動させることができる。
【００６６】
また、請求項６の構成のように、前後のレーキ桁で相互に部分的にツメ長さが変えられたレーキツメが、各レーキ桁に左右対称に取付けられている場合には、各レーキ桁には左右対称的に塵芥を掻き上げることができ、各レーキ桁が左右方向に傾くのを防ぐことができ、各レーキ桁を円滑に循環移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施の形態を示すレーキ循環式除塵機の側面図である。
【図２】（Ａ）はこの発明の実施の形態を示すレーキツメの間隔を前後のレーキ桁で相互に部分的に変えたレーキの展開図である。（Ｂ）はこの発明の実施の形態を示すレーキツメの間隔を前後のレーキ桁で相互に部分的に変えたレーキの展開図である。
【図３】この発明の実施の形態を示すレーキツメの長さを前後のレーキ桁で相互に部分的に変えたレーキの展開図である。
【図４】この発明の実施の形態を示すレーキツメの間隔又はレーキツメの長さを前後のレーキ桁で相互に部分的に変えたレーキの展開図である。
【符号の説明】
１レーキ循環式除塵機
１ａフレーム
１ｂ主務チェーン
１ｃ主務チェーン上部反転部
１ｄ駆動スプロケット
１ｅ主務チェーン下部反転部
１ｆスクリーン受杆
２水路
２ａ水路底面
３主スクリーン
３ａ下端側
４補助スクリーン
５レーキ
５ａレーキ桁
５ｂレーキツメ
５ｃレーキツメ
６上部反転部
７下部反転部
８水車
８ａ保持杆
８ｂフロート
９排塵コンベヤ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rake circulation type dust remover that scrapes dust collected on the front surface of a main screen of a vertical grid installed in a water channel with a rake that circulates upward along the front surface of the main screen and discharges it to the upper side of the water channel. In particular, large rake loads act on some rakes by partially changing the rake claw spacing and rake claw length of each rake girder installed in the dust remover. The present invention relates to a rake structure of a rake circulation type dust remover that avoids this and distributes the scraping load.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a device that removes dust that settles in water facilities such as drainage stations, the dust that flows down is deposited on the front of the main screen in the form of a vertical grid installed in the water facility of the waterway. There is known a rake circulation type dust remover that mechanically lifts up by a rake that circulates upward along the front surface of the main screen and discharges it to a predetermined position above a water channel.
[0003]
In a rake circulation type dust remover, the circulating rake moves upward along the front of the main screen, reverses upward from the upper side of the main screen and moves downward on the rear side of the main screen, and moves to the lower end of the main screen. It is structured such that it is reversed from the downward side to the upward side and circulates upward again along the front surface of the main screen.
[0004]
And, in the conventional rake circulation type dust remover, a plurality of rake girders are arranged horizontally at equal intervals in the rake circulation direction, and the plural rake girders are equal in the horizontal direction at equal intervals. A plurality of rake claw lengths are attached to each.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional rake circulation type dust remover, as described above, each rake girder is provided with a rake claw having an equal interval and the same length. The rake of the girder sometimes scoops up the whole amount at a time. As a result, a load larger than necessary is concentrated on some rakes, resulting in an overload, and the rake circulation is stopped.
[0006]
The present invention has been devised in view of the above-described problems, and has been devised to solve the problems. The object of the present invention is to provide a plurality of rake girder intervals between rake girders attached to the dust remover and the length of the rake claw. The rake circulation type that can disperse the scraping load by avoiding the large scraping load from acting on some rakes by changing the rake etc. partially with each other. The object is to provide a rake structure for the dust remover.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the invention of claim 1 moves up the front of the main screen in the form of a vertical grid installed in the water channel, moves down the back of the main screen, and circulates in the vertical direction. It has a rake that reverses from bottom to top in the lower reversing part below the screen, and it is configured to scrape dust that has settled on the front of the main screen with the rake that moves up along the front of the main screen and discharge it above the water channel. In the rake circulation dust remover, the rake claw is attached to a plurality of rake girders arranged at equal intervals in the rake circulation direction, and the rake claw intervals are partially changed by the front and rear rake girders.
[0008]
Here, as a preferred embodiment, the rake claw partially spaced from each other by the front and rear rake girders may have a range in which the rake claw is not partially attached to each rake girder. The rake claw partially changed by the girders should be attached to each rake girder symmetrically.
[0009]
In the invention of claim 2, the front surface of the main screen in the form of a vertical grid installed in the water channel is moved upward, moved downwardly behind the main screen and circulated up and down, and at the lower reversing portion below the main screen. In the rake circulation type dust remover, which has a rake that reverses from the downward movement to the upward movement, and is configured to rake up the dust collected on the front of the main screen with the rake that moves upward along the front of the main screen and discharge it to the upper part of the water channel. The length of the rake claw attached to the plurality of rake girders horizontally provided at equal intervals in the circulating movement direction of the rake is constituted by means of partially changing the rake girders between the front and rear rake girders.
[0010]
Here, as a preferred embodiment, the rake claw whose claw lengths are partially changed between the front and rear rake girders may be attached to each rake girder symmetrically.
[0011]
In the invention of claim 3, the front surface of the vertical grid-shaped main screen installed in the water channel is moved upward, the rear of the main screen is moved downward to circulate up and down, and the lower reversing portion below the main screen. In the rake circulation type dust remover, which has a rake that reverses from the downward movement to the upward movement, and is configured to rake up the dust collected on the front of the main screen with the rake that moves upward along the front of the main screen and discharge it to the upper part of the water channel. The rake claw interval or the length of the rake claw attached to a plurality of rake girders arranged horizontally at equal intervals in the rake circulating movement direction is composed of means for partially changing the front and rear rake girders.
[0012]
Here, as a preferred embodiment, the rake claw partially spaced from each other by the front and rear rake girders may have a range in which the rake claw is not partially attached to each rake girder. Rake claw that is partially spaced apart from each other by girder should be mounted symmetrically on each rake girder, and rake claws whose claw lengths have been partially changed by the front and rear rake girders, It is good to be attached to each rake girder symmetrically.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described more specifically based on the embodiments of the invention described in the drawings.
Here, FIG. 1 is a side view of the rake circulating dust remover, FIG. 2A is a development view of a rake in which the interval of the rake claw is partially changed between the front and rear rake girders, and FIG. 2B is a diagram of the rake claw. Fig. 3 is a development view of a rake in which the distance is partially changed between the front and rear rake girders. Fig. 3 is a development view of the rake in which the length of the rake claw is partially changed in the front and rear rake girders. Fig. 4 is an interval of the rake claw. Or it is the development view of the rake which changed the length of the rake claw mutually with the front and back rake girders mutually.
[0014]
In the figure, a rake circulation type dust remover 1 rakes up dust collected on the front surface of a main screen 3 installed in a water channel 2 with a rake 5 that circulates and moves upward along the front surface of the main screen 3. It is a device that discharges upward.
[0015]
The rake circulation dust remover 1 is composed of a pair of frames 1a on both left and right sides, and the left and right frames 1a are installed inside the left and right side walls of the water channel 2 with the upper side slightly inclined toward the downstream side. ing. The lower ends of the left and right frames 1a are fixed to the water channel bottom surface 2a, and the upper side of the frame 1a protrudes above the water channel 2 and is curved downstream.
[0016]
An endless main chain 1b is attached to each of the left and right frames 1a so as to be freely circulated. The main chain 1b circulates and moves the rake 5. Between the left and right main chains 1b, an even number of rake girders 5a are provided horizontally at equal intervals in the direction of the circular movement of the rake 5, and both ends thereof are connected. The main chain 1b is constituted by a roller with a flange, for example.
[0017]
The main chain 1b circulates in guide grooves formed in the left and right frames 1a and through a main chain upper reversing portion 1c, a drive sprocket 1d and a main chain lower reversing portion 1e attached to the upper side of the frame 1a. The main chain 1b meshes with a drive sprocket 1d attached to the upper side of the frame 1a, and circulates and moves in the vertical direction by driving the drive sprocket 1d.
[0018]
On the upper end side of each of the left and right frames 1a, a circular main chain upper reversing portion 1c for reversing the endless main chain 1b is provided. This main chain upper reversing portion 1 c is a portion that becomes the upper reversing portion 6 of the rake 5. The main chain 1b is reversed from an upward movement to a downward movement by the main chain upper reversing portion 1c. The main chain upper reversing portion 1c is formed in an upward circular shape that is slightly inclined.
[0019]
On the lower end side of each of the left and right frames 1a, there is provided a circular main chain lower portion 1e for reversing the endless main chain 1b. This main chain lower reversing portion 1 e is a portion that becomes the lower reversing portion 7 of the rake 5. The main chain 1b is reversed from a downward movement to an upward movement by the main chain lower portion 1e. The main chain lower part inversion portion 1e is formed in a downward circular shape inclined obliquely.
[0020]
Between the pair of left and right frames 1a, 1a of the rake circulation type dust remover 1, a vertical grid-shaped main screen 3 is disposed to receive the dust that is deposited. The main screen 3 is installed in the water channel 2 in order to prevent dust from flowing in and damaging the drainage station and the like, and has a shape with a small loss head.
[0021]
The main screen 3 has its rear surface fixed and held by several screen receivers 1f horizontally mounted between the frames 1a and 1a on both the left and right sides of the water channel 2. Further, the upper end of the main screen 3 extends linearly to the upper side of the water channel 2 in a state of being slightly inclined toward the downstream side.
[0022]
The lower end side 3a of the main screen 3 is formed in a downward arc shape toward the downstream side, for example, a semicircular shape, and its end is in an obliquely upward state. The semi-circular lower end side 3a of the main screen 3 is located above the main chain lower inversion portion 1e, which becomes the lower inversion portion 7 of the rake 5, and is concentric with the semicircular main chain lower inversion portion 1e. . That is, the lower end side 3 a of the main screen 3 is provided on the inner peripheral side of the lower inversion portion 7 of the rake 5. The semicircular lower end side 3a of the main screen 3 has a predetermined distance from the water channel bottom surface 2a for passage of the rake 5 that scoops up the dust deposited on the main screen 3.
[0023]
The auxiliary screen 4 is installed close to the lower end side 3a of the main screen 3 and the main chain lower reversing part 1e which is the lower reversing part 7 of the rake 5 and to the downstream water channel bottom face 2a. Yes. That is, the auxiliary screen 4 is provided on the outer peripheral side of the lower inversion portion 7 of the rake 5. The auxiliary screen 4 is installed on the water channel bottom surface 2a in order to prevent the dust from flowing down from the gap between the lower end side 3a of the main screen 3 and the water channel bottom surface 2a, and has a small comb-shaped loss head. .
[0024]
The rake 5 scoops up dust collected on the front surface of the main screen 3, the front surface of the auxiliary screen 4, and the upper side of the concave arc, and dust accumulated on the water channel bottom surface 2 a on the front surface side of the auxiliary screen 4, and scrapes up the main screen. 3 circulates and moves upward along the front surface of 3 and discharges above the water channel 2. The rake 5 has both ends of an even number of rake girders 5a connected at equal intervals to left and right main chains 1b that are provided so as to circulate freely on the left and right frames 1a. It is a mechanism that circulates integrally.
[0025]
The rake 5 includes a rake girder 5a extending in the horizontal direction of the main screen 3 and a rake claw 5b attached to the rake girder 5a. In general, the front side of the rake claw 5b protrudes greatly in front of the rake girder 5a, and the rear side of the rake claw 5b slightly protrudes behind the rake girder 5a. The front side of the rake claw 5b is formed at an interval that can pass through the gap between the teeth of the comb-shaped auxiliary screen 4. The rear side of the rake claw 5b is formed at intervals between the vertical screens of the main screen 3 in the form of a vertical grid.
[0026]
As shown in FIG. 2A, both ends of the even number of rake girders 5a are connected to the developed left and right main chain 1b at equal intervals, but the rake claw 5b attached to each rake girder 5a. Is partially different between the front and rear rake girders 5a.
[0027]
In other words, the rake girder 5a-1 and the rake girder 5a-3 are not provided with the rake claw 5b at the central portion, and are provided with a plurality of rake claws 5b at equal intervals on both the left and right sides excluding the central portion. The rake girder 5a-1 and the rake girder 5a-3 have the rake claw 5b attached at exactly the same interval, and the plurality of rake claw 5b attached to the rake girder 5a-1 and the rake girder 5a-3 are symmetrical. Installed.
[0028]
In the rake girder 5a-2 and the rake girder 5a-4, a plurality of rake claws 5b are attached to the central portion at equal intervals, and the rake claw 5b is not attached to the left and right sides excluding the central portion. -1 and rake girder 5a-3. The rake girder 5a-2 and the rake girder 5a-4 have the rake claw 5b attached at exactly the same interval, and the rake claw 5b attached to the rake girder 5a-1 and the rake girder 5a-3 are symmetrical. Installed.
[0029]
The rake girder 5a-1 and rake girder 5a-3, and the rake girder 5a-2 and rake girder 5a-4 having different mounting intervals of the rake claw 5b are alternately connected to the left and right main chain 1b. It is connected.
[0030]
Further, as shown in FIG. 2B, both ends of the even number of rake girders 5a are connected to the developed left and right main chain 1b at equal intervals, but the rake claw 5b attached to each rake girder 5a. Is partially different between the front and rear rake girders 5a.
[0031]
That is, in the rake girder 5a-1 and the rake girder 5a-3, the mounting interval of the rake claw 5b in the central portion is wider than the left and right sides. The rake claw 5b attached at a wide interval in the central portion and a narrow interval on both the left and right sides are attached at the same interval, and are attached symmetrically.
[0032]
Further, in the rake girder 5a-2 and the rake girder 5a-4, the mounting interval of the rake claw 5b on both the left and right sides is wider than the central portion. The rake claw 5b attached at a wide interval on both the left and right sides and a narrow interval at the central portion are respectively attached at the same interval, and are attached symmetrically. The rake claw 5b of the rake girder 5a-2 and the rake girder 5a-4 is attached in a state opposite to the rake girder 5a-1 and the rake girder 5a-3.
[0033]
The rake girder 5a-1 and rake girder 5a-3, and the rake girder 5a-2 and rake girder 5a-4 having different mounting intervals of the rake claw 5b are alternately connected to the left and right main chain 1b. It is connected.
[0034]
Further, as shown in FIG. 3, both ends of an even number of rake girders 5a are connected to the developed left and right main chain 1b at equal intervals, but rake claw 5b and rake claw 5c attached to each rake girder 5a. Are partially different from each other in the front and rear rake girders 5a.
[0035]
That is, in the rake girder 5a-1 and the rake girder 5a-3, the length of the rake claw 5c in the central portion is shorter than the rake claw 5b on the left and right sides. As the rake claw 5c, for example, a rake claw 5c having almost no front side is used. The short rake claw 5c in the central portion and the rake claws 5b on the left and right sides are attached at equal intervals and are attached symmetrically.
[0036]
In the rake girder 5a-2 and the rake girder 5a-4, the length of the rake claw 5c on both the left and right sides is shorter than the rake claw 5b in the center portion. The short rake claw 5c on both the left and right sides and the rake claw 5b on the central portion are attached at equal intervals and are attached symmetrically. The rake claw 5b and the rake claw 5c of the rake girder 5a-2 and the rake girder 5a-4 are attached in a state opposite to the rake girder 5a-1 and the rake girder 5a-3.
[0037]
The rake girder 5a-1 and rake girder 5a-3, and the rake girder 5a-2 and rake girder 5a-4 having different claw lengths of the rake claw 5b and the rake claw 5c, and the rake girder 5a-2 and the rake girder 5a-4 are connected to each other in an endless manner. The chains 1b are alternately connected.
[0038]
Further, as shown in FIG. 4, both ends of the even number of rake girders 5a are connected to the developed left and right main chain 1b at equal intervals, but the distance between the rake claw 5b attached to each rake girder 5a and The lengths of the rake claw 5b and the rake claw 5c are partially different from each other between the front and rear rake girders 5a.
[0039]
That is, in the rake girder 5a-1, the mounting interval of the rake claw 5b in the center portion is wider than the left and right sides. The rake claw 5b attached at a wide interval in the central portion and a narrow interval on both the left and right sides are attached at the same interval, and are attached symmetrically.
[0040]
In the rake girder 5a-2, the mounting interval of the rake claw 5b on both the left and right sides is wider than the central portion. The rake claw 5b attached at a wide interval on both the left and right sides and a narrow interval at the central portion are respectively attached at the same interval, and are attached symmetrically. The rake claw 5b of the rake girder 5a-2 is attached in a state opposite to that of the rake girder 5a-1.
[0041]
In the rake girder 5a-3, the length of the rake claw 5c in the central portion is shorter than the rake claw 5b on the left and right sides. As the rake claw 5c, for example, a rake claw 5c having almost no front side is used. The short rake claw 5c in the central portion and the rake claws 5b on the left and right sides are attached at equal intervals and are attached symmetrically.
[0042]
In the rake girder 5a-4, the length of the rake claw 5c on both the left and right sides is shorter than the rake claw 5b in the center portion. The short rake claw 5c on both the left and right sides and the rake claw 5b on the central portion are attached at equal intervals and are attached symmetrically. The rake claw 5b and the rake claw 5c of the rake girder 5a-4 are attached in a state opposite to that of the rake girder 5a-3.
[0043]
The rake girder 5a-1 and rake girder 5a-2 having different mounting intervals of the rake claw 5b, and the rake girder 5a-3 and rake girder 5a-4 having different claw lengths of the rake claw 5b and the rake claw 5c are endless. Are connected to the left and right main chain 1b.
[0044]
The water wheel 8 is one of driving sources for driving the driving sprocket 1d. The drive sprocket 1d is driven by receiving power from a motor (not shown). The water wheel 8 is connected to the downstream side of the rake circulation dust remover 1 by a holding rod 8a so as to be movable up and down, and is held on the downstream water surface by a float 8b provided at the lower part of the water wheel 8.
[0045]
Next, the operation based on the configuration of the embodiment of the invention will be described below.
Most of the dust flowing down the water channel is deposited on the main screen 3 provided in front of the rake circulation dust remover 1. Further, the remaining dust flows down below the lower end side 3a of the main screen 3 and flows to the front surface of the auxiliary screen 4 installed below the lower end side 3a of the main screen 3, or on the front surface of the auxiliary screen 4 The dust deposits on the front water channel bottom surface 2a, and a part of the dust also adheres to the concave arc portion on the upper side of the auxiliary screen 4.
[0046]
On the other hand, the rake 5 that scoops up the dust deposited on the main screen 3 and the auxiliary screen 4 circulates and moves around the rake circulation dust remover 1 in the vertical direction. That is, a plurality of rake girders 5a connected at both ends to the pair of main chains 1b are integrated with the linkage of the main chain 1b by a pair of main chains 1b that circulates in the vertical direction by driving the drive sprocket 1d. It moves cyclically.
[0047]
The rake 5 that circulates by the pair of main chains 1b that circulate moves downward behind the main screen 3 so that the lower inversion portion 7, that is, the end of the semicircular lower end side 3a of the main screen 3, and the lower part thereof The movement is reversed from the downward movement to the upward movement while passing through the gap with the concave arc portion on the upper side of the auxiliary screen 4 installed at the upper side.
[0048]
While passing through the gap between the end of the semicircular lower end side 3a of the main screen 3 and the concave arc portion on the upper side of the auxiliary screen 4, the front side of the rake claw 5b has the gap of the comb-shaped auxiliary screen 4 in between. While passing, scrape off the dust whose root portion has adhered to the concave arc portion on the upper side of the auxiliary screen 4.
[0049]
When the front side of the rake claw 5b of the rake 5 that has passed through the gap between the comb-shaped auxiliary screens 4 comes out to the front surface of the auxiliary screen 4, the dust collected on the front surface of the auxiliary screen 4 is scraped off. Further, the front side of the rake claw 5b of the rake 5 that comes out on the front surface of the auxiliary screen 4 is scraped up on the water channel bottom surface 2a just before the front surface of the auxiliary screen 4 while reversing from downward movement to upward movement. .
[0050]
Then, the rake 5 that scoops up the dust collected on the front surface of the auxiliary screen 4 and the dust deposited on the water channel bottom surface 2a immediately before the front surface of the auxiliary screen 4 has a semicircular shape of the lower reversing portion 7, that is, the main screen 3. The upper side moves upward along the front surface of the main screen 3 slightly inclined from the lower end side 3a to the downstream side.
[0051]
By the way, when the rake girder 5a-1 moves up along the front surface of the main screen 3, when the rake claw 5b is not attached as shown in FIG. The dust is not picked up by the rake claw 5b, and the dust located on the left and right sides is picked up by the rake claw 5b.
[0052]
As shown in FIG. 2A, a rake claw 5b is attached to the central portion of the trash girder 5a-2, which moves upward after that, as shown in FIG. 2A. Therefore, it is scraped up by the rake claw 5b attached to the central portion of the rake girder 5a-2. At this time, the dust on the left and right sides is not picked up by the rake girders 5a-2, but is picked up by the rake girders 5a-3 that move upward thereafter.
[0053]
In addition, when the rake girder 5a-1 moves up along the front surface of the main screen 3, when the mounting interval of the rake claw 5b is wide as shown in FIG. The dust is not scraped up by the rake claw 5b except for the large dust, and the dust positioned on the left and right sides is scraped up by the rake claw 5b.
[0054]
As shown in FIG. 2 (B), the dust locating at the central portion that has not been scraped up by the rake claw 5b of the rake girder 5a-1 has a narrow interval between the rake claw 5b at the central portion as shown in FIG. Therefore, it is scraped up by the rake claw 5b attached to the central portion of the rake girder 5a-2. At this time, the dust on the left and right sides is not picked up by the rake girders 5a-2, but is picked up by the rake girders 5a-3 that move upward thereafter.
[0055]
Further, in the case where the rake girder 5a-1 moves up along the front surface of the main screen 3, when the claw length of the rake claw 5c is short as shown in FIG. The dust is not picked up by the rake claw 5c, and the dust located on the left and right sides is picked up by the rake claw 5b.
[0056]
The larger trash girder 5a-2 which is moved up by the rake girder 5a-1 of the rake girder 5a-1 is attached to the middle part of the rake girder 5a-2 which is moved upward thereafter as shown in FIG. Therefore, it is scraped up by the rake claw 5b attached to the central portion of the rake girder 5a-2. At this time, the large litter on the left and right sides is not picked up by the rake girders 5a-2, but is picked up by the rake girders 5a-3 that move upward thereafter.
[0057]
Furthermore, as shown in FIG. 4, when all of the rake digits 5a-1, rake digits 5a-2, rake digits 5a-3, and rake digits 5a-4 are different, the rake digits 5a-1 are When moving up along the front surface of the main screen 3, the dust located at the center is not scraped up by the rake claw 5b except for the large dust, and the dust located at the left and right sides is scraped up by the rake claw 5b.
[0058]
Since the rake girder 5a-2 that moves up afterwards is attached to the central part of the rake girder 5a-2 that is moved up by the rake claw 5b of the rake girder 5a-1 as shown in FIG. Raked up by a rake claw 5b attached to the central portion of the rake girder 5a-2. At this time, the large litter on the left and right sides was not scraped up by the rake girder 5a-2, but was swept up by the rake girder 5a-3 that moved up thereafter, and was not scraped up by the rake girder 5a-3. The dust in the center is scraped up by the rake girder 5a-4.
[0059]
While performing the above operation, the rake 5 scoops up the dust adhering to the front surface of the main screen 3 and discharges the dust thus scooped up into a dust conveyor 9 installed above the water channel 2. The discharged rake 5 is inverted by the upper reversing unit 6 on the upper end side of the rake circulation dust remover 1 to move downward, moves rearward of the main screen 3 downward, and the same operation is repeated thereafter.
[0060]
Note that the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention. For example, in the above embodiment, the case where the distance between the rake claw 5b and the claw length is different between the central portion of the rake girder 5a and the left and right sides has been described, but the present invention is not limited to this. Moreover, although the said embodiment demonstrated the case where the same rake girder 5a-1 and 5a-3 and the same rake girder 5a-2 and 5a-4 were arrange | positioned alternately, it is limited to this. Instead, each rake girder 5a may be different. Moreover, although the case where the auxiliary screen 4 and the water wheel 9 were installed was demonstrated, you may abbreviate | omit as needed.
[0061]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, according to the rake structure of the rake circulation dust remover according to the first aspect of the present invention, the front of the vertical grid-shaped main screen installed in the water channel is moved upward and the rear of the main screen. , Which moves circularly up and down and reverses from lower to upper at the lower reversing part below the main screen, and moves up the dust collected on the front of the main screen along the front of the main screen. In a rake circulation dust remover that is configured to be scraped up by the rake and discharged above the water channel, the distance between the rake claw attached to a plurality of rake girders that are installed horizontally at equal intervals in the rake circulation direction is determined by the front and rear rake girders. Dust stored in a place where the interval between the rake claw of the circulatory moving rake is widened due to partial changes to each other is not scraped up, but the rake claw is not used for the rake that moves up the next cycle. The interval is narrowed, it is possible to discharge scraped dust that could not be scraped by the front of the rake in the next stage of the rake. Therefore, the stored dust can be dispersed and scraped, and it can be avoided that a large scraping load acts on some rakes. As a result, it is possible to prevent a situation in which an excessively large load acts on a part of the rakes to cause an overload and stop the circulation of the rake. In addition, it is possible to prevent aged load from acting on a main chain where both ends of the rake girder are connected to be accelerated due to aging.
[0062]
Further, according to the rake structure of the rake circulation dust remover according to the invention of claim 2, the front of the vertical grid main screen installed in the water channel is moved up and the rear of the main screen is moved down and up and down. And a rake that moves from bottom to top in the lower reversing part below the main screen. In a rake circulation dust remover with a structure that discharges the rake, the lengths of the rake claw attached to a plurality of rake girders that are installed horizontally at equal intervals in the rake circulation direction are partially changed between the front and rear rake girders. As a result, the dust collected in the place where the length of the rake claw of the rake that moves upward is shortened, but the length of the rake claw is longer in the rake that circulates next. , Can be discharged scooped up the garbage that has not been scooped up in front of the rake in the next stage of the rake. Therefore, the stored dust can be dispersed and scraped, and it can be avoided that a large scraping load acts on some rakes. As a result, it is possible to prevent a situation in which an excessively large load acts on a part of the rakes to cause an overload and stop the circulation of the rake. In addition, it is possible to prevent aged load from acting on a main chain where both ends of the rake girder are connected to be accelerated due to aging.
[0063]
Further, according to the rake structure of the rake circulation dust remover according to the invention of claim 3, the front of the vertical grid main screen installed in the water channel is moved up and the rear of the main screen is moved down and up and down. And a rake that moves from bottom to top in the lower reversing part below the main screen. In a rake circulation type dust remover configured to discharge to the rake, the distance between the rake claw or the length of the rake claw attached to a plurality of rake girders that are installed horizontally at equal intervals in the rake circulation direction can be Due to the partial change, the dust collected in the place where the distance between the rake claw of the rake that moves in circulation is widened or the length of the rake claw is shortened is not scraped up, but it is circulated next. Since the dynamic lakes length of Rekitsume or narrowed the interval Rekitsume are or longer, it can be discharged scraped dust that could not be scraped by the front of the rake in the next stage of the rake. Therefore, the stored dust can be dispersed and scraped, and it can be avoided that a large scraping load acts on some rakes. As a result, it is possible to prevent a situation in which an excessively large load acts on a part of the rakes to cause an overload and stop the circulation of the rake. In addition, it is possible to prevent aged load from acting on a main chain where both ends of the rake girder are connected to be accelerated due to aging.
[0064]
Further, as in the configuration of claim 4, when the rake claw partially changed in space between the front and rear rake girders has a range in which the rake claw is not partially attached to each rake girder, the rake claw is Large dust that is located in a range where it cannot be partially attached is not scraped up, but is scraped up by the rake of the next stage.
[0065]
Further, in the case where the rake claw partially spaced apart by the front and rear rake girdles is attached symmetrically to each rake girder as in the configuration of claim 5, each rake girder is The dust can be lifted up symmetrically, each rake girder can be prevented from tilting in the left-right direction, and each rake girder can be smoothly circulated and moved.
[0066]
Further, as in the configuration of claim 6, when the rake claw whose claw lengths are partially changed between the front and rear rake girdles are attached symmetrically to each rake girder, Can scrape up the dust symmetrically, can prevent each rake girder from tilting in the left-right direction, and can smoothly circulate each rake girder.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a rake circulation dust remover showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 (A) is a developed view of a rake in which the rake claw interval according to the embodiment of the present invention is partially changed between the front and rear rake girders. (B) is a developed view of a rake in which the distance between the rake claws showing the embodiment of the present invention is partially changed between the front and rear rake girders.
FIG. 3 is a developed view of the rake in which the length of the rake claw showing the embodiment of the present invention is partially changed between the front and rear rake girders.
FIG. 4 is a developed view of a rake in which the distance between the rake claws or the length of the rake claw is partially changed between the front and rear rake girders according to the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Rake circulation dust remover
1a frame
1b Lead chain
1c Main chain top turning part
1d drive sprocket
1e Main chain lower turning part
1f screen acceptance
2 waterways
2a Water channel bottom
3 Main screen
3a Bottom side
4 Auxiliary screen
5 Rake
5a Rake girder
5b rake claw
5c rake claw
6 Upper reversing part
7 Lower reversing part
8 waterwheel
8a Holding rod
8b Float
9 Dust removal conveyor

Claims

A rake that moves up the front of the main screen in the form of a vertical grid installed in the waterway, moves down the back of the main screen, circulates in the vertical direction, and reverses from the downward movement to the upward movement at the lower reversing part below the main screen. The rake circulation dust remover is configured to scrape the dust collected on the front of the main screen with a rake that moves up along the front of the main screen and discharges it to the upper side of the water channel at regular intervals in the direction of circulation of the rake. The rake structure of a rake circulating dust remover characterized in that the interval between rake claws attached to a plurality of rake girders installed in the horizontal direction is partially changed between the front and rear rake girders.

A rake that moves up the front of the main screen in the form of a vertical grid installed in the waterway, moves down the back of the main screen, circulates in the vertical direction, and reverses from the down movement to the up movement at the lower reversing part below the main screen. The rake circulation dust remover is configured to scrape dust collected on the front of the main screen with a rake that moves upward along the front of the main screen and discharges it above the water channel. The rake structure of the circulatory dust remover, characterized in that the length of the rake claw attached to a plurality of rake girders that are installed horizontally is partially changed between the front and rear rake girders.

A rake that moves up the front of the main screen in the form of a vertical grid installed in the waterway, moves down the back of the main screen, circulates in the vertical direction, and reverses from the downward movement to the upward movement at the lower reversing part below the main screen. The rake circulation dust remover is configured to scrape the dust collected on the front of the main screen with a rake that moves up along the front of the main screen and discharges it to the upper side of the water channel at regular intervals in the direction of circulation of the rake. A rake structure of a rake circulating dust remover, characterized in that the interval between rake claws or the length of the rake claw attached to a plurality of rake girders installed in the horizontal direction is partially changed between the front and rear rake girders.

The rake claw of the rake circulating dust remover according to claim 1 or 3, wherein the rake claw partially spaced from each other by the front and rear rake girders has a range in which the rake claw is not partially attached to each rake girder. Construction.

The rake claw of the rake circulation type dust remover according to claim 1, 3 or 4, wherein the rake claw partially spaced apart from each other by the front and rear rake girders is mounted symmetrically to each rake girder. Construction.

The rake structure of the rake circulation type dust remover according to claim 2 or 3, wherein the rake claw whose claw length is partially changed between the front and rear rake girders is mounted symmetrically on each rake girder.