JP3895790B2

JP3895790B2 - A weather hood tape for preventing rainwater from entering between the floating roof and the tank side plate of the floating roof type outdoor storage tank, an undercoat of the tape, and rainwater intrusion prevention construction using the tape Method

Info

Publication number: JP3895790B2
Application number: JP27663895A
Authority: JP
Inventors: 俊貞辻尾; 文夫大江; 正明福安; 謙一南
Original assignee: Kyowa Ltd
Current assignee: Kyowa Ltd
Priority date: 1995-09-29
Filing date: 1995-09-29
Publication date: 2007-03-22
Anticipated expiration: 2015-09-29
Also published as: JPH0995391A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、浮動屋根形屋外貯蔵タンクの浮動屋根とタンク側板との間からのタンク内部への雨水の浸入を防止するウエザーフードテープ及び該テープ用の下塗り剤並びに前記テープを用いたタンク内部への雨水侵入防止施工方法に関する。
詳しくは、浮動屋根とタンク側板との間をシールするウエザーシールを取り外しておく、検査、掃除、修理等のタンク使用停止期間中の該貯蔵タンクにあって、浮動屋根に取り付けられているウエザーフードとタンク側板との間の隙間からの雨水の浸入をウエザーフードテープを用いて防止し、タンク内部への雨水だまりを防ぐと共に、該ウエザーフードテープのタンク側板からの引き剥がしを容易にして、タンク使用停止期間の短縮化を図ろうとするものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】
従来、浮動屋根形の屋外貯蔵タンクにあっては、浮動屋根とタンク側板との間の隙間をシールする目的から、ウレタンゴムなどからなるウエザーシールが用いられている。また、このウエザーシールを保護する目的から、ウエザーフードが浮動屋根に取り付けられている。
【０００３】
しかしながら、該タンクの検査、掃除、修理等のタンク使用停止期間中は、通常ウエザーシールは取り外されている。このため、浮動屋根とタンク側板との間には隙間が生じ、雨天の時などはこの隙間から雨水が浸入し、タンク内部を水浸しにしてしまう。
【０００４】
これを防ぐには、浮動屋根とタンク側板との間の隙間を覆うことが必要である。そのために、幅広の市販の粘着テープによりタンク側板とウエザーフードとの間を目張りしてタンク内部への雨水の浸入を防止している。
【０００５】
しかし、この方法は、市販の粘着テープの粘着剤の厚さが普通最大でも０．１ｍｍ以下であり、かつ粘着力もほぼ１ｋｇ／２５ｍｍ幅以下（対ステンレス）であって、原油やスラッジが付着していたり、錆が発生しているタンク側板には容易に貼着することができないばかりか、仮に貼着できたとしても、吹き込んでくる風雨のために簡単に剥がされて飛ばされてしまう恐れがある。
【０００６】
次に、粘着剤を極端に厚くし、かつ粘着力をアップして貼着した場合は、上記の欠点は解消できるものの、タンクの工事が終了して粘着テープを剥がそうとする場合、今度は逆に粘着テープを容易に剥がすことができず、無理に剥がすと糊残りが生じ、この掃除のために余分な時間と労力と工賃を費やすという欠点を生じる。
【０００７】
この発明は上述の欠点を克服し、検査、掃除、修理等でのタンク使用停止期間中における浮動屋根形屋外貯蔵タンクの浮動屋根とタンク側板との間からタンク内部への雨水の浸入が防止できると共に、タンクの検査、掃除、修理等の作業終了後には当該貼着部位から該ウエザーフードテープを容易に引き剥がすことができて作業時間の短縮化が図れるウエザーフードテープを得ることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の課題を解決するために、ゴムシート又はプラスチックフィルムの基材と該基材裏面の少なくとも一方又は両側にゴムそして／又は熱可塑性樹脂を主成分とするシーラント層を有するウエザーフードテープを、あらかじめ該テープ用のプライム効果と経時的なレリーズ効果を合わせて有する下塗り剤を塗布したタンク側板に、要すれば該タンク側板に傾斜して接するウエザーフードに、貼着して浮動屋根とタンク側板との間の隙間を上から覆うという手段をとる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図１、図２、図３は異なる本発明ウエザーフードテープの実施態様を示す一部破断斜視図であって、図中１は本発明ウエザーフードテープ、２はゴムシート又はプラスチックフィルムからなる基材、２ａは基材２の一方の端部、２ｂは基材２の他方の端部、３は基材２の裏面の端部に設けたシーラント層、４は離型紙である。
図４は本発明ウエザーフードテープ１を取り付けた浮動屋根形屋外貯蔵タンク５の縦断面図である。
図５は本発明ウエザーフードテープ１を取り付けた浮動屋根形屋外貯蔵タンク５の部分拡大斜視図であって、図中６はタンク側板、６ａはウエザーフードテープ１が接するタンク側板位置、６ｂはウエザーフードテープ１を貼着するタンク側板位置、７はウエザーフード、７ａはウエザーフード７の端部近傍位置、８は下塗り剤、９はルーフプレート（浮動屋根板）である。
【００１０】
即ち、本発明のウエザーフードテープ１はゴムシート又はプラスチックフィルムの基材２と該基材の裏面に設けたゴムそして／又は熱可塑性樹脂を主成分とするシーラント層３よりなるが、その形状は例えば図１に示すようにシーラント層３が該基材２の裏面の両端部２ａ，２ｂに長手方向に連続的に設けられるか、又は図２に示すように該基材２の裏面の一方の端部２ａにのみ長手方向に連続的に設けられるか、もしくは図３に示すように該基材２の裏面の一方の端部２ａに長手方向に連続的にかつ他方の端部２ｂに長手方向に間欠的に設けられる形状を有している。
【００１１】
ここにおいて、基材２に用いるゴムシートは、耐候性に優れる天然ゴム又はＩＲ，ＥＰＲ，ＥＰＤＭ，ＢＲ，ＩＩＲ，ＣＲ，ＮＢＲ，塩素化ポリエチレン，シリコーンゴム等の合成ゴム又はスチレン系，ウレタン系，ポリエステル系，弾性塩ビ等の熱可塑剤ゴム，またはこれらのいずれかの２種以上のブレンド物を主成分とし、要すればこれに吸水性及び透明性を損なわない程度のホワイトカーボン，クレー，タルク，炭酸マグネシウム，硫酸バリウム，炭酸カルシウム，亜鉛華，ハイスチレン樹脂，クマロンインデン樹脂，フェノール系樹脂，石油系樹脂などの無機，有機充填剤，ＣＲ，ＩＲなどの液状ゴム，パラフィン系，ナフテン系，アロマチック系のオイル，フタル酸系，エステル系の可塑剤，植物油などの軟化剤を適宜選択して配合し、さらに要すれば、トリクレジルフォスフェードなどのリン酸エステル系難燃剤，塩素化パラフィン，パークロルペンタシクロデカンなどの塩素系難燃剤及び硫黄，パーオキサイド等の架橋剤，ジエチレングルコール，ジエチレングリコールエステル等の２価のアルコール類又は２価のアルコールのエステル化物からなる活性剤及び促進剤，老防を適宜選択して加え、シーティングして得ることができる。
【００１２】
なお、ゴムシートはあらかじめ加硫させた加硫ゴムシートであっても良いし、施工後自然加硫する自然加硫シートであってもよいし、加硫を要しない非加硫又は未加硫ゴムシートであってもよいが、その吸水率（ＪＩＳＫ−６９１１）が最大でも０．５％以下であるように設計される。これは、雨水の浸入により、ゴムシートの重量や面積が増加した場合、立直したタンク側板６に貼着されるウエザーフードテープ１の剥落を招く恐れがあり、これを防止するためである。
【００１３】
またこれらの、ゴムシートを構成するゴムと充填剤、軟化剤、難燃剤、加硫剤活性剤、促進剤、老防等の充填材料の比率は、特に限定されるものではないが、好適な透明性を得る配合組成比率としてはゴム１００ＰＨＲに対し、充填材料５０ＰＨＲ以下である。このうち良好な難燃性を得るための難燃剤の添加量はゴム１００ＰＨＲに対し、１０〜３０ＰＨＲである。
【００１４】
即ち難燃剤が１０ＰＨＲ以下の場合は十分な難燃性をゴムシートに与えることができず、３０ＰＨＲ以下では添加過多によるゴムシート表面へのブリード、ブルームが起こる恐れがあり、シーラント層３との接着不良、およびシーラント層３への移行などの問題があり好ましくない。
【００１５】
またゴムシートに透明性を要求する場合には、充填材料のうち充填剤が４０ＰＨＲ以上の場合は、透明性が低下する恐れがあり好ましくない。さらに軟化剤が４０ＰＨＲ以上でもゴムシートの難燃性を阻害すると共にブリード等により経時的透明度が低下するのでさけなければならない。
【００１６】
次に本発明に用いるプラスチックフィルムの基材２としては、ＰＥ、ＰＥＴ、ＰＰ、ナイロン、ＰＶＣ等の軟質フィルムが使用される。フィルムの厚さは５０μｍ〜５００μｍがよい。又、吸水率（ＪＩＳＫ−６９１１）は最大でも０．５％以下のものを用いる。吸水率（ＪＩＳＫ−６９１１）を０．５％以下とするわけは、吸水によるシーラント層３との剥離を防止し、立直したタンク側板６からの剥落をまぬがれるためである。フィルムの厚さを５０μｍ〜５００μｍとするわけは、一つは透明性保持の点からであり、もう一つは耐候性保持の点からである。
【００１７】
尚、フィルムには要すればリン系、ハロゲン系、フッ素系等の難燃剤を適宣配合したフィルムを用いてもよい。
【００１８】
一方、本発明ウエザーフードテープを構成するもう一つの主材料たるシーラント層３はＮＲ，ブチルゴム，ＥＰＲ，ＥＰＴ，ＢＲ，ＩＲ，ＳＢＲ，ウレタンゴム，シリコーンゴム，ＰＶＣ，ＰＥ，ＳＩＳ，ＳＢＳ，ＳＩＢＳ，ポリイソブチレン，アタクチィックポリプロピレン等の金属腐食のない天然ゴム、又は合成ゴム又は熱可塑性樹脂の単体もしくはこれらのブレンド物からなるポリマーを主成分とし、これに通常シーラントの充填物として知られるカーボンブラック、珪酸および珪酸塩類，クレータルク類，炭酸塩類，アルミナ水和物、チタン白，硫酸バリウム、亜鉛華等の無機補強剤充填剤、ハイスチレン樹脂、クマロンインデン樹脂，フェノール系樹脂，石油系樹脂，リグニン，変性メラミン樹脂等の有機補強剤充填剤，ＣＲ，ＩＲ等の液状ゴム，植物油系，鉱物系軟化剤，可塑剤，フェノールアセチレン樹脂，クマロンインデン樹脂，フェノールホルムアルデヒド系樹脂、キシレンホルムアルデヒド樹脂、テルペンフェノール系樹脂、ロジンおよびロジン誘導体，石油系樹脂，ポリブデン，ポリテルペン，パインタール，シリコーンオイルなどの粘結剤，タンニン酸，ペトロラタム，ピッチ等の防食剤を適宣選択し、配合して得られる。
【００１９】
また、シーラント層３は、ホウ酸亜鉛，酸化アンチモン，水酸化アルミニウムなどの無機化合物難燃剤，トリクレジルフォスフェートなどのリン酸エスタル系難燃剤，塩化パラフィン，パークロルペンタシクロデカンなどの塩素系難燃剤等を加えて難燃化することもできる。
【００２０】
なお、この発明のシーラント層３は、施工時の作業性および四季を問わず立直、湾曲したタンク側板６に貼着して少なくとも３日間以上、好ましくは６ヶ月間以上剥落することがないようにするという接着性の保持の面から、その厚さが０．５ｍｍ〜５．０ｍｍそしてその針入度が５０ｍｍ〜２５０ｍｍに設計されており、さらに−１０℃〜＋５０℃の温度範囲において１．０〜１０ｋｇｆ／２５ｍｍ幅（対スチール）の粘着力（ＪＩＳＺ−０２３７）を保持するように設計されている。
【００２１】
次に図４、図５に基づいて本発明を説明すれば、図４に示す浮動屋根形の屋外貯蔵タンク５にあっては、ルーフプレート９とタンク側板６との隙間をシールする目的から、ウレタンゴムなどのウエザーシール１０が用いられる。また、このウエザーシール１０を保護する目的からウエザーフード７がルーフプレート９に取り付けられウエザーシール１０を覆っている。
【００２２】
しかし、該屋外貯蔵タンク５の検査、掃除、修理等のタンク使用停止期間中は、通常ウエザーシール１０は取り外される。このため、ルーフプレート９とタンク側板６との間には隙間が生じ、雨天の時などはこの隙間から雨水が侵入し、屋外貯蔵タンク５の内部を水浸しにしてしまう。
【００２３】
本発明は、この問題を解決するためになされたものであって、図５に示すようにルーフプレート９に取り付けられたウエザーフード７が傾斜して接するタンク側板位置６ａより少なくとも上方のタンク側板位置６ｂと該ウエザーフード７の端部近傍位置７ａまでの間を上部からウエザーフードテープ１で覆って、ルーフプレート９とタンク側板６との間の隙間からの雨水の浸入を防止せんとするものである。
【００２４】
さらに本発明は、これも第５図に示すようにウエザーフードテープ１を貼着するに際して、あらかじめタンク側板６のウエザーフード貼着位置６ｂに、テープ貼着時にはプライマーとして働き、引き剥がし時にはタンク側板６から糊残りせず容易にウエザーフードテープ１を引き剥がせるレリーズとして働く下塗り剤８を塗布して、その上からウエザーフードテープ１を貼着することにより、ウエザーフードテープ１のタンク側板６からの引き剥がしを容易にして、工期を短縮することによりタンク使用停止期間の短縮化を図らんとするものである。
【００２５】
ここにおいて本ウエザーフードテープ１は、下塗り剤８の有無にかかわらず立直、湾曲したタンク側板６に貼着して、少なくとも３日間以上好ましくは６カ月間以上剥落することのない接着性を有することが必要である。
【００２６】
更に、屋外貯蔵タンク５の内部の掃除などではタンク内部に入って作業を行うため、ウエザーフードテープ１はその基材２がタンク内部への採光を妨げない程度の透明性を有することが望ましい。又この場合、基材２の裏面に設けられるシーラント層３は、立直、湾曲したタンク側板６に貼着して、少なくとも３日間以上好ましくは６カ月間以上剥落するとのない接着性を有せねばならないことを十分配慮した上で、基材２の一方の端部２ａもしくは両端部２ａ，２ｂにのみ設けて、タンク内部への採光が妨げられないように形成する。
【００２７】
一方、ウエザーフードテープ１をタンク側板６とウエザーフード７との間に施工するにあたっては、ルーフプレート９に取り付けられたウエザーフード７が、傾斜して接するタンク側板位置６ａから少なくとも該位置より上方のタンク側板位置６ｂまでの間のタンク側板６の錆汚れをあらかじめワイヤブラシ等で落とす。
【００２８】
次いで、ウエザーフードテープ１を貼着する際にはプライマーとして働き、該ウエザーフードテープ１の取り外しに際してはタンク側板６の貼着面上に糊残りすることなく、該ウエザーフードテープ１をタンク側板６より極めて容易に剥がすことのできるレリーズとして働く下塗り剤８，即ち天然ゴム、合成天然ゴム又はＳＩＳ，ＳＢＳ，ＳＥＢＳ，ＳＩＢＳ等のスチレン系熱可塑性を、ゴム又はこれらのいずれか２種以上のブレンド物に、アクリロニトリル，ＭＭＡ，ＭＡなどのアクリル酸エステル，メタクリル酸エステル及びそれらの誘導体の重合体からなるアクリル酸樹脂をグラフト重合したプライマー１００重量部にジメチルポリシロキサン又は、メチルフェニルポリシロキサン等を主成分とするオイル型シリコーン離形剤２０〜１重量部を加えた下塗り剤８を当該部位に塗布する。
【００２９】
次に、裏面長尺方向に連続的にシーラント層３を有するウエザーフードテープ１の片側を下塗り剤８上に貼着すると共に該ウエザーフードテープ１のもう一方の片側をタンク側板６に接するウエザーフード７の端部近傍位置７ａに垂れ下げ、要すれば垂れ下げた該ウエザーフードテープ１をウエザーフード７の端部近傍位置７ａに連続的に又は間欠的に貼着してしっかりと押さえタンク側板６とウエザーフード７の端部近傍位置７ａとの間を上部から覆ってルーフプレート９とタンク側板６との間の隙間からの雨水の浸入を防止する。
【００３０】
最後に、屋外貯蔵タンク５の検査、掃除、修理等の作業終了の経時後において、貼着部位から上記ウエザーフードテープ１を剥離するが、この際ウエザーフードテープ１の糊がタンク側面６に残っていないかを検査する。
【００３１】
尚、本施工方法は屋外貯蔵タンク５に石油等の内容物が入った状態で、内容物を長期間備蓄しておくような場合にも利用できるが、この場合はウエザーシール１０は取り付けたまま施工する。またこのような長期間の備蓄時には、単にタンク内部への雨水の浸入を防止するだけでなく、地震等タンクの揺れにより内容物が外部へ漏洩するのを防ぐという付加的な効果も有する。
【００３２】
更に付言すれば、プライマーとシリコーン離形剤の混合比はタンク側板６の平滑状態により決定される。即ち、タンク側板６の平滑状態が悪い場合は、シリコーン離形剤を比較的少なめに配合する。逆に屋外貯蔵タンク５が新しく平滑状態が良好な場合は、比較的多めに配合すると良い。但し、実験によれば２０部以上のシリコーン離形剤の添加は下塗り剤８のレリーズ効果を強めすぎて、ウエザーフードテープ１がタンク側板６より剥落する恐れがあるので好ましくなく、１部以下ではレリーズ効果を得ないか極めて弱いので好ましくない。
【００３３】
即ち、プライマー中のシリコーン離形剤は経時によりプライマー表面に移行し、レリーズとして働きを示すようになる。この場合、シリコーン離形剤の添加が多いとウエザーフードテープ１との界面により多く移行してしまい、立直、湾曲したタンク側板６に貼着されたウエザーフードテープ１は、自重で剥落してしまう。逆に、シリコーン離形剤の量が少ないと離形剤はなかなかプライマー表面に移行せず、移行しても部分的な移行となり、ウエザーフードテープ１の剥離作業時にタンク側板６上に部分的なシーラント層３の糊残りを生じる恐れがある。
【００３４】
【実施例】
実施例１．
厚さ１．０ｍｍ、幅３５０ｍｍ、長さ１０ｍの透明ゴムシート基材の裏面の両方の端部に幅５０ｍｍ、厚さ２ｍｍのシーラント層を設けたウエザーフードテープ２３枚を用いて６万５千キロリットルの浮動屋根形屋外貯蔵石油タンクの側板６とウエザーフード７との間の隙間を覆う施工工事（下塗り剤処理含む）を行い、テープ貼着期間中及び６カ月後の状態を観察したところ表１のごとき結果を得た。
【００３５】
【表１】

【００３６】

【００３７】

【００３８】
上記表１に見られるごとく本発明ウエザーフードテープは、６カ月の貼着期間中においてタンク側板６からの剥落が無く、タンク内部への雨水の浸入も無かった。また、６カ月後のタンク側板６からのテープ剥離作業においてもタンク側板６への糊残りは無く、極めて容易な作業性を有していた。
【００３９】
実施例２．
厚さ０．３５ｍｍ、幅３３０ｍｍ、長さ１０ｍのビニルシートの基材の裏面の一方の端部に幅５０ｍｍ、厚さ２ｍｍのシーラント層を設けたウエザーフードテープ２３枚を用いて６万５千キロリットルの浮動屋根形屋外貯蔵石油タンクの側板６とウエザーフード７との間の隙間を覆う施工工事（下塗り剤処理含む）を行いテープ貼着期間中及び６カ月後の状態を観察したところ表２の結果を得た。
【００４０】
【表２】

【００４１】
上記表２に見られるごとく、本発明ウエザーフードテープは６カ月の貼着期間中においてタンク側板からの剥落が無く、タンク内部への雨水の浸入も無かった。又、６カ月後のタンク側板からのテープ剥離作業においても、タンク側板へ糊残りせず極めて容易な作業性を有していた。
【００４２】
【発明の効果】
以上のごとく、本発明は検査、掃除、修理等でのタンク使用停止期間中における浮動屋根形屋外貯蔵タンクの浮動屋根とタンク側板との間からタンク内部への雨水の浸入を防止できると共にタンクの検査、掃除、修理等の作業終了後には、当該貼着部位から該ウエザーフードテープを容易に引き剥がすことができて作業時間の短縮化が図れるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のウエザーフードテープの実施態様を示す一部破断斜視図である。
【図２】本発明のウエザーフードテープの実施態様を示す一部破断斜視図である。
【図３】本発明のウエザーフードテープの実施態様を示す一部破断斜視図である。
【図４】浮動屋根形屋外貯蔵タンクの縦断面図である。
【図５】図４の部分拡大斜視図である。
【符号の説明】
１．ウエザーフードテープ
２．基材
２ａ．基材の一方の端部
２ｂ．基材の他方の端部
３．シーラント層
４．離型紙
５．屋外貯蔵タンク
６．タンク側板
６ａ．ウエザーフードが接するタンク側板位置
６ｂ．ウエザーフードテープを貼着するタンク側板位置
７．ウエザーフード
７ａ．ウエザーフード端部近傍位置
８．下塗り剤
９．ルーフプレート
１０．ウエザーシール[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a weather hood tape for preventing rainwater from entering the inside of a tank from between a floating roof and a tank side plate of a floating roof type outdoor storage tank, a primer for the tape, and the inside of the tank using the tape. It relates to the rainwater intrusion prevention construction method.
Specifically, the weather hood attached to the floating roof in the storage tank during the tank suspension period such as inspection, cleaning, repair, etc., removing the weather seal that seals between the floating roof and the tank side plate Prevents rainwater from entering through the gap between the tank and the side plate of the tank with a weather hood tape, prevents accumulation of rain water into the tank, and facilitates the peeling of the weather hood tape from the tank side plate. It is intended to shorten the period of suspension of use.
[0002]
[Problems to be solved by the invention]
Conventionally, in a floating roof outdoor storage tank, a weather seal made of urethane rubber or the like is used for the purpose of sealing a gap between the floating roof and the tank side plate. A weather hood is attached to the floating roof for the purpose of protecting the weather seal.
[0003]
However, the weather seal is normally removed during the tank stop period such as inspection, cleaning and repair of the tank. For this reason, a gap is generated between the floating roof and the tank side plate. When it rains, rainwater enters from the gap and the inside of the tank is submerged.
[0004]
To prevent this, it is necessary to cover the gap between the floating roof and the tank side plate. For this purpose, a wide range of commercially available adhesive tapes are used to prevent a rainwater from entering the tank by striking between the tank side plate and the weather hood.
[0005]
However, in this method, the thickness of the adhesive of the commercially available adhesive tape is usually 0.1 mm or less at the maximum, and the adhesive strength is approximately 1 kg / 25 mm width or less (with respect to stainless steel), so that crude oil and sludge adhere to it. In addition to being able to attach easily to tank side plates that are rusted or rusted, there is a risk that even if it can be attached, it may be easily peeled off and blown away due to the wind and rain that blows in. is there.
[0006]
Next, if the adhesive is made extremely thick and the adhesive strength is increased, the above disadvantages can be solved, but if the tank construction is completed and the adhesive tape is to be peeled off, this time On the contrary, the adhesive tape cannot be easily peeled off, and if it is forcibly peeled off, adhesive residue is generated, which causes a disadvantage that extra time, labor and labor are required for this cleaning.
[0007]
The present invention overcomes the above-mentioned drawbacks, and can prevent rainwater from entering the inside of the tank from between the floating roof of the floating roof type outdoor storage tank and the tank side plate during the period when the tank is not used for inspection, cleaning, repair, etc. In addition, an object of the present invention is to obtain a weather hood tape that can easily peel off the weather hood tape from the sticking site after completion of operations such as inspection, cleaning, and repair of the tank, thereby shortening the work time. .
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides a weather food tape having a rubber sheet or plastic film substrate and a sealant layer mainly composed of rubber and / or thermoplastic resin on at least one or both sides of the back surface of the substrate. Is attached to a tank side plate that has been previously coated with a primer that has both the prime effect for the tape and the release effect over time, and, if necessary, to a weather hood that is inclined to contact the tank side plate, Take measures to cover the gap between the tank side plate from above.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1, 2, and 3 are partially broken perspective views showing different embodiments of the weather hood tape of the present invention, wherein 1 is the weather hood tape of the present invention, and 2 is a base material made of a rubber sheet or a plastic film. 2a is one end of the

substrate

2, 2b is the other end of the

substrate

2, 3 is a sealant layer provided at the end of the back surface of the substrate 2, and 4 is a release paper.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view of a floating roof type outdoor storage tank 5 to which the weather food tape 1 of the present invention is attached.
FIG. 5 is a partially enlarged perspective view of the floating roof type outdoor storage tank 5 to which the weather food tape 1 of the present invention is attached, in which 6 is a tank side plate, 6a is a tank side plate position where the weather food tape 1 contacts, and 6b is a weather. A tank side plate position for attaching the

food tape

1, 7 is a weather hood, 7 a is a position near the end of the

weather hood

7, 8 is a primer, and 9 is a roof plate (floating roof plate).
[0010]
That is, the weather food tape 1 of the present invention comprises a rubber sheet or plastic film base material 2 and a sealant layer 3 mainly composed of rubber and / or thermoplastic resin provided on the back surface of the base material. For example, as shown in FIG. 1, the sealant layer 3 is continuously provided in the longitudinal direction at both

end portions

2a and 2b of the back surface of the base material 2, or one of the back surfaces of the base material 2 as shown in FIG. Only the end portion 2a is continuously provided in the longitudinal direction, or as shown in FIG. 3, the one end portion 2a of the back surface of the base material 2 is continuously continuous in the longitudinal direction and the other end portion 2b is longitudinally provided. Has a shape provided intermittently.
[0011]
Here, the rubber sheet used for the substrate 2 is natural rubber having excellent weather resistance, or synthetic rubber such as IR, EPR, EPDM, BR, IIR, CR, NBR, chlorinated polyethylene, and silicone rubber, or styrene, urethane, White carbon, clay, and talc that do not impair water absorbency and transparency if necessary, mainly composed of polyester rubber, thermoplastic rubber such as elastic vinyl chloride, or blends of two or more of these. , Magnesium carbonate, Barium sulfate, Calcium carbonate, Zinc flower, High styrene resin, Coumarone indene resin, Phenol resin, Petroleum resin and other inorganic and organic fillers, CR and IR liquid rubber, Paraffin, Naphthenic , Aromatic oil, phthalic acid, ester plasticizer, vegetable oil and other softeners In addition, if necessary, phosphate ester flame retardants such as tricresyl phosphate, chlorinated paraffin, chlorine flame retardants such as perchlorpentacyclodecane and crosslinking agents such as sulfur and peroxide, diethylene glycol, Activators and accelerators composed of dihydric alcohols such as diethylene glycol esters or esterified products of dihydric alcohols, accelerators, and anti-aging agents are appropriately selected and added, and can be obtained by sheeting.
[0012]
The rubber sheet may be a vulcanized rubber sheet that has been vulcanized in advance, or a natural vulcanized sheet that is naturally vulcanized after construction, or a non-vulcanized or unvulcanized product that does not require vulcanization. Although it may be a rubber sheet, it is designed so that its water absorption rate (JIS K-6911) is at most 0.5%. This is to prevent the weather hood tape 1 stuck to the upright tank side plate 6 from being peeled off when the weight or area of the rubber sheet increases due to the intrusion of rainwater.
[0013]
Further, the ratio of these rubbers constituting the rubber sheet and fillers such as a filler, a softener, a flame retardant, a vulcanizing agent activator, an accelerator and an anti-aging agent is not particularly limited. The compounding composition ratio for obtaining transparency is 50 PHR or less of the filler relative to 100 PHR of rubber. Among these, the addition amount of the flame retardant for obtaining good flame retardancy is 10 to 30 PHR with respect to 100 PHR of rubber.
[0014]
That is, when the flame retardant is 10 PHR or less, sufficient flame retardancy cannot be imparted to the rubber sheet. When the flame retardant is 30 PHR or less, there is a risk of bleeding or blooming on the rubber sheet surface due to excessive addition, and adhesion with the sealant layer 3. There are problems such as defects and migration to the sealant layer 3, which is not preferable.
[0015]
Further, when the rubber sheet is required to be transparent, if the filler is 40 PHR or more of the filling material, the transparency may be lowered, which is not preferable. Furthermore, even if the softening agent is 40 PHR or more, the flame retardancy of the rubber sheet is inhibited and transparency with time is lowered due to bleeding or the like, so that it must be avoided.
[0016]
Next, as the plastic film substrate 2 used in the present invention, a flexible film such as PE, PET, PP, nylon and PVC is used. The film thickness is preferably 50 μm to 500 μm. The water absorption rate (JIS K-6911) is 0.5% or less at the maximum. The reason why the water absorption rate (JIS K-6911) is set to 0.5% or less is to prevent peeling from the sealant layer 3 due to water absorption and to prevent peeling from the upright tank side plate 6. The reason why the thickness of the film is 50 μm to 500 μm is that one is for maintaining transparency and the other is for maintaining weather resistance.
[0017]
If necessary, a film containing a suitable flame retardant such as phosphorus, halogen or fluorine may be used for the film.
[0018]
On the other hand, the sealant layer 3 as another main material constituting the weather food tape of the present invention is NR, butyl rubber, EPR, EPT, BR, IR, SBR, urethane rubber, silicone rubber, PVC, PE, SIS, SBS, SIBS, Carbon black, which is mainly composed of a polymer composed of a natural rubber free of metal corrosion such as polyisobutylene or atactic polypropylene, or a synthetic rubber or a simple substance of a thermoplastic resin or a blend thereof, and is usually known as a sealant filling, Silica and silicates, clay talc, carbonates, alumina hydrate, titanium white, barium sulfate, zinc white and other inorganic reinforcing fillers, high styrene resin, coumarone indene resin, phenolic resin, petroleum resin, lignin , Organic reinforcement fillers such as modified melamine resin, CR, I Liquid rubber, vegetable oil, mineral softener, plasticizer, phenol acetylene resin, coumarone indene resin, phenol formaldehyde resin, xylene formaldehyde resin, terpene phenol resin, rosin and rosin derivatives, petroleum resin, polybutene, It is obtained by appropriately selecting and blending binders such as polyterpenes, pine tars, and silicone oils, and anticorrosive agents such as tannic acid, petrolatum, and pitch.
[0019]
The sealant layer 3 is composed of inorganic compound flame retardants such as zinc borate, antimony oxide and aluminum hydroxide, phosphorous esthal flame retardants such as tricresyl phosphate, chlorinated paraffin and perchlorpentacyclodecane. It can also be made flame retardant by adding a flame retardant or the like.
[0020]
The sealant layer 3 of the present invention does not peel off for at least 3 days or more, preferably 6 months or more after being adhered to the tank side plate 6 upright and curved regardless of workability and four seasons during construction. From the aspect of maintaining adhesiveness, the thickness is designed to be 0.5 mm to 5.0 mm and the penetration is 50 mm to 250 mm, and 1.0 in a temperature range of −10 ° C. to + 50 ° C. It is designed to hold an adhesive strength (JIS Z-0237) of 10 kgf / 25 mm width (to steel).
[0021]
Next, the present invention will be described with reference to FIGS. 4 and 5. In the floating roof outdoor storage tank 5 shown in FIG. 4, for the purpose of sealing the gap between the roof plate 9 and the tank side plate 6, A weather seal 10 such as urethane rubber is used. A weather hood 7 is attached to the roof plate 9 to cover the weather seal 10 for the purpose of protecting the weather seal 10.
[0022]
However, the weather seal 10 is normally removed during the tank use stop period such as inspection, cleaning, and repair of the outdoor storage tank 5. For this reason, a gap is formed between the roof plate 9 and the tank side plate 6, and rainwater intrudes from the gap when it rains, and the inside of the outdoor storage tank 5 is submerged.
[0023]
The present invention has been made to solve this problem. As shown in FIG. 5, the tank side plate position at least above the tank side plate position 6a with which the weather hood 7 attached to the roof plate 9 inclines comes into contact. 6b and the weather hood 7 are covered with the weather hood tape 1 from the top to the position near the end 7a of the weather hood 7 to prevent rainwater from entering from the gap between the roof plate 9 and the tank side plate 6. is there.
[0024]
Further, in the present invention, as shown in FIG. 5, when the weather hood tape 1 is applied, the weather hood attachment position 6b of the tank side plate 6 is previously used as a primer when the tape is attached, and the tank side plate is applied when the tape is peeled off. From the tank side plate 6 of the weather hood tape 1, by applying a primer 8 that acts as a release that allows the weather hood tape 1 to be easily peeled off without leaving glue, and then sticking the weather hood tape 1 thereon. It is intended to shorten the tank suspension period by facilitating peeling of the tank and shortening the construction period.
[0025]
Here, the weather food tape 1 has an adhesive property that adheres to an upright and curved tank side plate 6 with or without the undercoat 8 and does not peel off for at least 3 days or more, preferably 6 months or more. is required.
[0026]
Furthermore, since the inside of the outdoor storage tank 5 is cleaned and the work is performed inside the tank, it is desirable that the weather hood tape 1 has transparency so that the base material 2 does not interfere with the lighting inside the tank. Also, in this case, the sealant layer 3 provided on the back surface of the base material 2 should be adhered to the upright and curved tank side plate 6 so as not to peel off for at least 3 days or more, preferably 6 months or more. In consideration of the fact that it does not occur, it is provided only at one end 2a or both

ends

2a, 2b of the base material 2 so as not to disturb the lighting inside the tank.
[0027]
On the other hand, when the weather hood tape 1 is applied between the tank side plate 6 and the weather hood 7, the weather hood 7 attached to the roof plate 9 is at least above the position from the tank side plate position 6 a in contact with the inclination. Rust stains on the tank side plate 6 between the tank side plate positions 6b are removed in advance with a wire brush or the like.
[0028]
Next, when the weather hood tape 1 is adhered, it functions as a primer, and when the weather hood tape 1 is removed, the weather hood tape 1 is not left on the adhesion surface of the tank side plate 6 and the weather hood tape 1 is attached to the tank side plate 6. Undercoat 8, which acts as a release that can be peeled off very easily, that is, natural rubber, synthetic natural rubber or styrenic thermoplastic such as SIS, SBS, SEBS, SIBS, rubber, or a blend of any two or more of these In addition, dimethylpolysiloxane or methylphenylpolysiloxane is the main component in 100 parts by weight of a primer obtained by graft polymerization of an acrylic acid resin composed of a polymer of acrylic acid ester, methacrylic acid ester and derivatives thereof such as acrylonitrile, MMA, and MA. Oil type silicone mold release agent 20-1 The primer 8 plus the amount portion is applied to the site.
[0029]
Next, a weather hood in which the one side of the weather hood tape 1 having the sealant layer 3 continuously in the longitudinal direction of the back surface is stuck on the primer 8 and the other side of the weather hood tape 1 is in contact with the tank side plate 6. The weather hood tape 1 hangs down to a position 7a near the end of the hood 7, and if necessary, is attached to the position 7a near the end of the weather hood 7 continuously or intermittently to firmly hold the tank side plate 6 And an end portion vicinity position 7 a of the weather hood 7 are covered from the upper part to prevent rainwater from entering from a gap between the roof plate 9 and the tank side plate 6.
[0030]
Finally, the weather hood tape 1 is peeled off from the pasting site after the completion of work such as inspection, cleaning, and repairing of the outdoor storage tank 5. At this time, the paste of the weather hood tape 1 remains on the side surface 6 of the tank. Inspect for any.
[0031]
This construction method can also be used when the outdoor storage tank 5 is filled with contents such as oil and the contents are stored for a long period of time. In this case, the weather seal 10 remains attached. Install. In addition, during such long-term stockpiling, there is an additional effect that not only prevents rainwater from entering the tank, but also prevents the contents from leaking to the outside due to shaking of the tank such as an earthquake.
[0032]
In addition, the mixing ratio of the primer and the silicone release agent is determined by the smooth state of the tank side plate 6. That is, when the smooth state of the tank side plate 6 is poor, a relatively small amount of silicone release agent is blended. On the contrary, when the outdoor storage tank 5 is new and the smooth state is good, a relatively large amount may be blended. However, according to experiments, the addition of 20 parts or more of silicone release agent is not preferable because the release effect of the primer 8 is excessively increased and the weather hood tape 1 may be peeled off from the tank side plate 6. Since the release effect is not obtained or extremely weak, it is not preferable.
[0033]
That is, the silicone release agent in the primer moves to the primer surface over time and acts as a release. In this case, if there is much addition of a silicone release agent, it will transfer to the interface with the weather hood tape 1 more, and the weather hood tape 1 stuck to the upright and curved tank side plate 6 will peel off by its own weight. . On the contrary, if the amount of the silicone release agent is small, the release agent does not readily move to the primer surface, and even if it is transferred, it becomes a partial transfer. There is a possibility that adhesive residue of the sealant layer 3 may be generated.
[0034]
【Example】
Example 1.
65,000 using 23 sheets of weather food tape provided with a sealant layer 50 mm wide and 2 mm thick at both ends of the back of a transparent rubber sheet substrate having a thickness of 1.0 mm, a width of 350 mm and a length of 10 m Construction work (including primer treatment) covering the gap between the side plate 6 and weather hood 7 of a kiloliter floating roof-type outdoor storage oil tank was observed, and the state during the tape application period and after 6 months was observed. The results shown in Table 1 were obtained.
[0035]
[Table 1]

[0036]

[0037]

[0038]
As seen in Table 1 above, the weather food tape of the present invention was not peeled off from the tank side plate 6 during the 6-month sticking period, and rainwater did not enter the tank. Further, in the tape peeling work from the tank side plate 6 after 6 months, there was no adhesive residue on the tank side plate 6 and the workability was extremely easy.
[0039]
Example 2
65,000 using 23 sheets of weather food tape provided with a sealant layer with a width of 50 mm and a thickness of 2 mm at one end of the back surface of a vinyl sheet substrate having a thickness of 0.35 mm, a width of 330 mm and a length of 10 m. Construction work (including primer treatment) covering the gap between the side plate 6 and weather hood 7 of the kiloliter floating roof-type outdoor storage oil tank was observed, and the state during the tape application period and after 6 months was observed. 2 results were obtained.
[0040]
[Table 2]

[0041]
As seen in Table 2 above, the weather food tape of the present invention was not peeled off from the tank side plate during the 6-month sticking period, and rainwater did not enter the tank. Further, even in the tape peeling work from the tank side plate after 6 months, no adhesive remained on the tank side plate, and the workability was extremely easy.
[0042]
【The invention's effect】
As described above, the present invention can prevent rainwater from entering the inside of the tank from between the floating roof of the floating roof type outdoor storage tank and the tank side plate during the tank suspension period for inspection, cleaning, repair, etc. After the completion of work such as inspection, cleaning, repair, etc., the weather hood tape can be easily peeled off from the sticking site, so that the working time can be shortened.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially broken perspective view showing an embodiment of a weather food tape of the present invention.
FIG. 2 is a partially broken perspective view showing an embodiment of a weather food tape of the present invention.
FIG. 3 is a partially broken perspective view showing an embodiment of a weather food tape of the present invention.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view of a floating roof type outdoor storage tank.
5 is a partially enlarged perspective view of FIG. 4. FIG.
[Explanation of symbols]
1. Weather food tape2. Substrate 2a. One end 2b of the substrate. 2. the other end of the substrate 3. Sealant layer Release paper 5. 5. Outdoor storage tank Tank side plate 6a. Tank side plate position 6b. 6. Tank side plate position for attaching weather food tape Weather food 7a. Position near the end of the weather hood 8. Primer 9. Roof plate 10. Weather seal

Claims

Covering from the top between the tank side plate position at least above the tank side plate position where the weather hood provided on the floating roof contacts with an inclination and the position near the end of the weather hood, from the gap between the floating roof and the tank side plate The thickness of the rubber sheet or plastic film substrate having a water absorption rate of 0.5% or less and the thickness provided on the back surface of the substrate is 0.5 to 5.0 mm, and the penetration is 50 to Prevents intrusion of rainwater into the tank from between the floating roof and tank side plate of a floating roof type outdoor storage tank characterized by comprising a sealant layer of 250 mm and adhesive strength to steel of 1.0 to 10 kgf / 25 mm width Weather food tape.

The base material has transparency that does not interfere with daylighting inside the tank, and the sealant layer provided on the back side of the base material is continuous only in one or both ends of the base material in the longitudinal direction of the base material. 2. The weather hood tape according to claim 1, wherein the weather hood tape is provided in a regular or intermittent manner so as not to interfere with daylighting into the tank.

The dirt between the position of the tank side plate where the weather hood provided on the floating roof is inclined and in contact with the tank side plate position at least above the position is removed in advance with a wire brush or the like, and then the weather hood tape is placed on the tank side plate. It acts as a primer for the tape when affixed to the tank, and when the weather food tape is removed after aging such as inspection, cleaning, and repair of the tank, it is peeled off from the tank side plate together with the sealant layer, or the sealant layer is After applying an undercoat agent that acts as a release without causing any adhesive residue to remain, the one side of the weather food tape having a sealant layer continuously applied in the longitudinal direction of the back surface according to claim 1 or 2 is applied. The other side hangs down near the end of the weather hood that touches the tank side plate. , Continuously or intermittently adhered to the tape was lowered sag near the edge position of the weather hood if necessary, between the end portion position of the at least upper tank side plate position and weather hood upper From the side of the floating roof-type outdoor storage tank and the floating roof to prevent rainwater from entering the tank and after the inspection, cleaning, repair, etc. A method for preventing rainwater from entering into the tank, which is characterized by peeling off as described above .

A primer for a weather food tape for use in the method of claim 3, wherein the primer is natural rubber, synthetic natural rubber or styrene thermoplastic rubber such as SIS, SBS, SEBS, SIBS, or any of these. An undercoat agent comprising a blended composition in which 20 to 1 part by weight of an oil-type silicone release agent is added to 100 parts by weight of a primer obtained by graft polymerization of an acrylic acid resin to two or more blends.