JP3892768B2 - Rice cooker - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蓋本体に放熱板セットを取り付けるための弾性保持機構を有する炊飯ジャーに関し、さらに詳しくは、蓋本体に放熱板セットを取り付けるための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
炊飯ジャーにおいては、蓋体の裏側に放熱板セットが取り付けられており、それで内釜の上端開放面を閉塞し、胴体内に収容されている内釜の加熱手段によって炊飯の調理を行うことができるようになっている。
この場合において、放熱板セットを取り付けるための機構としては、蓋体の蓋本体にスライドする部材を備えたもの(例えば、特願2001−164674号ならびに特許第3151165号)や、蓋本体側に1つの回動中心を有する回動部材を設けたもの(例えば、特開2002−447号)などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前者、すなわち、蓋本体にスライドする部材を備えたものでは、スライドする部材を安定して動作させるために、スライド部材を保持する部分の寸法を大きく設定しておく必要がある。例えば、特願2001−164674号を例に挙げて説明すると、図8に示すように、放熱板セット2'の片側に設けられている2本の突出爪4',4'をスライド部材3'と係合させ、その反対側においては、放熱板セット2'に設けられている2本の突出爪6',6'を蓋ヒンジカバー7'の保持部8',8'に挿入することにより、蓋本体1'の裏面に放熱板セット2'を取り付けることができるが、このスライド部材3'を安定して動作させるためには、図8において図面符号5'で示すスライド部材保持部の寸法(図8における左右方向の大きさ)を大きく設定しておく必要がある。なお、図8における図面符号10'は放熱板である。
【0004】
一方、後者、すなわち、図9、図10に示すように、蓋本体側に1つの回動中心を有する回動部材を設けたものでは、図面符号9'で示す回動部材に放熱板セット2'を誘い込むための部位9a'を必要とする。また、図10(b)に示すように、放熱板セット2'取付後における回動部材9'の先端は、回動中心9b'から見て、放熱板セット2'と回動部材9'との接点9c'より先(放熱板セット2'の奥、図10(b)では接点9c'より右側)に位置するため、回動の動作がそれだけ大きくなり、そのためのスペースを大きく取る必要がある。
【0005】
このように、従来の場合においては、スライド部材や回動部材など蓋本体に対して少なくとも動かさなければならない可動部材の可動範囲、すなわち、スペースを大きく設定しておかなければならないという欠点を有している。また、図面符号9b'で示す回動中心が蓋を開けた時に外部に露出し、回動中心9b'の取付構造が外部から見えるため、外観的に見苦しいという問題もある。
本発明は、このような欠点を解消することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明における炊飯ジャーでは、放熱板セット2を取り付ける側の蓋本体1aに、放熱板セット2を取り付けるための機構であって、非弾性体である回動部材3と、この回動部材3に回動動作を行なわせるための弾性部材4とから構成される弾性保持機構Aが備えられており、前記回動部材3の有する2つの回動動作中心 P 1 , P 2 が、回動部材3と弾性部材4との接点の中心 P 0 を挾んで対向する個所に位置している。
【0007】
この場合においては、図5(a)の状態から放熱板セット2を蓋本体1aに取り付けるべく移動させると、放熱板セット2の一部が弾性保持機構Aの回動部材3を押し、図5(b)の点P1を中心として回動部材3を同図時計針方向に回動させる。すると、回動せしめられた回動部材3の先端が図5(b)に示すように蓋本体1aの壁1bに接する。これに続いて、放熱板セット2を取り付ける方向(図5(b)の矢印方向)にさらに移動させると、回動部材3は図5(c)に示すように蓋本体1aの壁1bに接した点P2を中心として先程とは逆方向に回動し、やがて、図5(d)に示すように蓋本体1aに取り付けられる。
【0008】
このように、放熱板セット2を蓋本体1aに取り付けるに際して、放熱板セット2を蓋本体1aに取り付けるための機構であって、非弾性体である回動部材3と、この回動部材3に回動動作を行なわせるための弾性部材4とから構成される弾性保持機構Aの回動部材3が、2つの点P1,P2を中心として回動動作を行う。
そして、この場合においては、回動部材3と弾性部材4との接点の中心 P 0 を挾んで対向する個所に、回動部材3の有する2つの回動動作中心 P 1 , P 2 が位置しているため、その動作寸法を最小限に抑制することができるのみならず、従来のスライド部材を用いた場合のように、大きなスペースを必要としない。これにより、蓋本体1aないし蓋体1のコンパクト化が可能になる。また、回動動作を行う機構であって、非弾性体である回動部材3と、この回動部材3に回動動作を行なわせるための弾性部材4とから構成される弾性保持機構Aが蓋本体1aに取り付けるべき放熱板セット2より奥(裏側)に位置するため、外観的にも優れており、見苦しいことはない。
【0009】
さらに、弾性保持機構Aが、非弾性体である回動部材3と、この回動部材3に回動動作を行なわせるための弾性部材4とから構成されているので、簡単な機構で弾性保持機構Aを構成することができる。
【0010】
回動部材3とこの回動部材3に対面して取り付けるべき放熱板セット2とに、放熱板セット2を係合させるための係合機構を備え、この係合機構により放熱板セット2が蓋本体1aに取り付けられたときの放熱板セット2と回動部材3の接点P4は、放熱板セット取付時において放熱板セット2と回動部材3とが最初に接する点P3 を基準として、放熱板セット2の中心方向から見て回動部材3と弾性部材4との接点の中心P0より手前(図5の左側)に位置していることが好ましい。
このようにすると、放熱板セット2を大きく動かすことなく、また、小さな力で蓋本体1aに簡単に取り付けることができるのみならず、回動部材3の動作寸法も最小限に抑制することができる。
【0011】
2つの回動動作中心P1,P2のうち、少なくとも放熱板セット2の中心方向から見て手前(図5の左側)に位置する回動動作の中心P1は、蓋本体1aに回動部材3を取り付けるための長孔1dを有し、回動部材3の回動動作により回動動作中心P1が長孔1d内を移動し、蓋本体1aと接した点P2が回動動作の中心となるようにしておくのが好ましい。
このようにすると、回動動作を行う回動部材3の動きは自由であり、放熱板セット2を蓋本体1aに取り付けやすい。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態を、図1〜図7に基いて詳細に説明する。
図1は、炊飯ジャー全体の拡大断面図、図2は、蓋体1を開き、放熱板セット2を蓋本体1aから取り外した状態の斜視図である。
図1に示す炊飯ジャーは、本体5の内部に収容した釜6を背部のヒンジ軸7を中心として開閉する蓋体1によって気密的に被蓋し、釜6をヒータや高周波誘導加熱などの加熱手段(図示していない)で加熱することによって、炊飯の調理を行うものである。釜6を気密的に被蓋するために、蓋体1の内底面に放熱板セット2が着脱自在に装着される。
【0013】
蓋体1は合成樹脂材からなっており、その蓋本体1aにはリング状のパッキン8で囲われた金属製の加熱板9が装着されている。また、前記蓋本体1aの片側(ヒンジ軸7の装着位置とは反対側であるコーナー付近)には、図2に示すように、放熱板セット2を取り付けるための弾性保持機構A,Aが備えられている。2つの弾性保持機構A,Aによって、放熱板セット2を蓋本体1aの内底面に装着することができ、逆に、装着された放熱板セット2を蓋本体1aの内底面から容易に取り外すことができる。
【0014】
放熱板セット2は合成樹脂製の本体中央部分に位置する金属製の放熱板2aと、その外周縁全体にわたって配置されているパッキン2bとで構成されており、それらがユニット化されたものである。
この放熱板セット2を蓋本体1aの内底面に装着した状態で蓋体1を閉めると、図1に示すように、さらに、図7に拡大して示すように、蓋本体1aに装着されているリング状の前記パッキン8が放熱板セット2の放熱板2aに密接し、放熱板セット2の放熱板2aと蓋本体1aに装着されている前記加熱板9との間にリング状のパッキン8によってシールされたシール空間10(図1参照)が形成されるとともに、放熱板セット2のパッキン2bを釜6の開口縁に密接させることによって気密状態を保持することができる。そして、放熱板セット2の放熱板2aの一部が前記加熱板9と接しているから、放熱板セット2はこの加熱板9の裏面に付着されているヒータ9a(図1、図7参照)により加熱され、放熱板としての機能(保温時の結露防止機能)を発揮する。
【0015】
蓋本体1aに放熱板セット2を取り付けるための弾性保持機構Aは、図2及び図4に示すように、非弾性体である回動部材3と、この回動部材3の奥(図4の右側)に位置し、これに回動動作を行なわせるための弾性部材4とから構成されている。このように、非弾性体である回動部材3と弾性部材4という簡単な機構で弾性保持機構Aを構成することができる。回動部材3は、蓋本体1aに放熱板セット2を取り付ける際回動動作を行うが、図5においてP1,P2で示すように、その回動動作中心を2つ備えている。
なお、弾性部材4とは、少なくとも弾力性を備えているものであればよく、代表的なものとして、ばね、ゴムなどを挙げることができる。蛇腹状になっている樹脂製品などでもよい。本実施例では、圧縮コイルばねを用いている。
【0016】
この弾性保持機構Aの作用について、詳細に説明する。図5(a)の状態から放熱板セット2を蓋本体1aに取り付けるべく移動させると、放熱板セット2の一部が弾性保持機構Aの回動部材3を押し、図5(b)の点P1を中心として回動部材3を同図時計針方向に回動させる。すると、回動せしめられた回動部材3の先端が図5(b)に示すように蓋本体1aの壁1bに接する。これに続いて、放熱板セット2を取り付ける方向(図5(b)の矢印方向)にさらに移動させると、回動部材3は図5(c)に示すように蓋本体1aの壁1bに接した点P2を中心として先程とは逆方向に回動し、やがて、図5(d)に示すように蓋本体1aに取り付けられる。
【0017】
このように、放熱板セット2を蓋本体1aに取り付けるに際して、放熱板セット2を蓋本体1aに取り付けるための弾性保持機構Aの回動部材3が、2つの点P1,P2を中心として回動動作を行う。
従って、その動作寸法を最小限に抑制することができるのみならず、従来のスライド部材を用いた場合のように、大きなスペースを必要としない。また、弾性保持機構Aを構成する回動部材3や弾性部材4が、蓋本体1aに取り付けるべき放熱板セット2より奥(裏側)に位置するため、外観的にも優れており、見苦しいことはない。
そして、前記2つの回動動作中心P1,P2は、回動部材3と弾性部材4との接点の中心P0を挾んで対向する個所に位置している。従って、その動作寸法を最小限に抑制することができるのみならず、従来のスライド部材を用いた場合のように、大きなスペースを必要としない。これにより、蓋本体1aないし蓋体1のコンパクト化が可能になる。
【0018】
ここには、回動部材3とこの回動部材3に対面して取り付けるべき放熱板セット2とに、放熱板セット2を係合させるための係合機構を備えた場合が例示されている。ここにいう係合機構とは、図5において図面符号2cと3aとで示す係合段部である。図2、図3にも、その一方である係合段部2cが現れている。係合段部2cは蓋本体1aに対して放熱板セット2の着脱を容易に行い得るようにするための摘み2eに形成されている。放熱板セット2側の係合段部2cと回動部材3側の係合段部3aとが係合することにより、放熱板セット2が蓋本体1aに取り付けられる。
そして、ここには、そのときの放熱板セット2と回動部材3の接点P4は、図5(d)に示すように、放熱板セット取付時において放熱板セット2と回動部材3とが最初に接する点P3 を基準として、放熱板セット2の中心方向から見て回動部材3と弾性部材4との接点の中心P0より手前(図5の左側)に位置している。このようにすると、放熱板セット2を大きく動かすことなく、また、小さな力で蓋本体3に簡単に取り付けることができるのみならず、回動部材3の動作寸法も最小限に抑制することができる。
【0019】
さらに、ここでは、前記2つの回動動作中心P1,P2のうち、少なくとも放熱板セット2の中心方向から見て手前(図5の左側)に位置する回動動作の中心P1が、蓋本体1aに回動部材3を取り付けるための長孔1dを有し、回動部材3の回動動作により回動動作中心P1が長孔1d内を移動し、蓋本体1aの壁1bと接した点P2が回動動作の中心となるようにした場合が例示されている。このようにすると、回動動作を行う回動部材3の動きは自由であり、放熱板セット2を蓋本体1aに取り付けやすい。例えば、図6に示すように、回動部材3の両端面からわずかに突出させた臍状のもので軸の代わりをさせる場合などである。両突出部分3b,3bは必ずしも断面真円形でなくてもよい。そして、この場合においては、両突出部分3b,3bを蓋本体1aの対向壁1c,1cに形成した長孔1d,1dに嵌入するだけで、回動部材3を蓋本体1に保持させることができる。
【0020】
放熱板セット2には、図1に示すように、所定圧力以上の高圧になった場合に蒸気を排出させる安全弁11と一定の圧力で蒸気を排出する調圧弁(図示しない)とが備えられており、安全弁11と調圧弁から排出された蒸気は、蓋本体1aに装着されている加熱板9と放熱板セット2の放熱板2aとの間であるシール空間10に排出され、さらに、蒸気通路12を通って図1、図7の矢印で示すように器外に放出されるようになっている。そのために、ここに示す放熱板セット2には、前記調圧弁(図示しない)によって排気を行うための蒸気孔2dと異常時の排気を行う安全弁11の排気孔11bとが少なくとも開口している。なお、図2における図面符号2fはセンサー孔であり、これも開口されている。
【0021】
正常な炊飯状態では、炊飯中に発生する蒸気が上述した経路を通って器外に放出されるが、異常な高圧状態となったときは安全弁11が作動し、蒸気が安全弁11からシール空間10に排出される。
図1に示す安全弁11は、正常な状態ではボール11aにより排気孔11bが塞がれており、一定以上の高圧になったときボール重量に打ち勝ってボール11aが押し上げられ、排気孔11bから排気される構造のものである。また、安全弁11には、ソレノイド弁11cが備えられており、このソレノイド弁11cによってボール11aを強制的に移動させる強制排気が可能な構造になっている。
【0022】
なお、上述したように、放熱板セット2を蓋本体1aの内底面に装着して蓋体1を閉めた状態において、蓋本体1aに装着されているリング状のパッキン8が放熱板セット2の放熱板2aに密接し、放熱板セット2の放熱板2aと蓋本体1aに装着されている加熱板9との間にリング状のパッキン8によってシールされたシール空間10(図1及び図7参照)が形成されるようにした場合においては、蓋本体1aに対して放熱板セット2の着脱を容易に行い得るようにするための摘み2eを取付リング2gに形成することができ、蓋本体1aに対して放熱板セット2の着脱が容易となるだけでなく、取付リング2gの構造が複雑にならない。
【0023】
従来の場合においては、通常、加熱板9と釜6との間が釜6の周縁に接触するパッキン2bでシールされる構造であり、放熱板2aはその間に単に挾まれる形で位置しているだけであった。従って、加熱板9と放熱板2aとの間に溜まるはずの蒸気が逃げてしまうことがあった。これに対し、ここに例示する場合にあっては、蓋本体1aに装着されているリング状のパッキン8で放熱板2aと加熱板9との間がシールされ、それによって放熱板2aと加熱板9との間に広いシール空間10が形成されるようになっている。そして、このシール空間10に一旦蒸気を溜めることができるから、釜6内の熱も逃げにくい。
【0024】
また、従来の場合においては、放熱板2aの蒸気経路だけを加熱板9でシールする形を採っていたため、蒸気口13へと続く経路が複雑になっていた。これに対し、ここに例示する場合にあっては、上述したように、放熱板2aから抜けた蒸気は加熱板9と放熱板2aとの間であるシール空間10を通って蒸気口14へと導くことができ、その経路が複雑になることがない。
【0025】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、放熱板セット2を蓋本体1aに取り付けるための弾性保持機構Aが2つの点P1,P2を中心として回動動作を行い、しかも、回動部材3の有する2つの回動動作中心 P 1 , P 2 が、回動部材3と弾性部材4との接点の中心 P 0 を挾んで対向する個所に位置しているから、その動作寸法を最小限に抑制することができるのみならず、従来のスライド部材を用いた場合のように、大きなスペースを必要としないという効果がある。その結果、蓋本体1aないし蓋体1のコンパクト化が可能になる。また、回動動作を行う弾性保持機構Aが蓋本体1aに取り付けるべき放熱板セット2より奥(裏側)に位置するため、外観的にも優れており、見苦しいことはない。
【0026】
さらに、弾性保持機構Aが、非弾性体である回動部材3と、この回動部材3に回動動作を行なわせるための弾性部材4とから構成されているので、簡単な機構で弾性保持機構Aを構成することができるという効果がある。
【0027】
請求項2記載の発明によれば、放熱板セット2を大きく動かすことなく、また、小さな力で蓋本体1aに簡単に取り付けることができるのみならず、回動部材3の動作寸法も最小限に抑制することができるという効果がある。
【0028】
請求項3記載の発明によれば、回動動作を行う回動部材3の動きは自由であり、放熱板セット2を蓋本体1aに取り付けやすいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による炊飯ジャーの一例を示す拡大断面図である。
【図2】 図1に示す炊飯ジャーの蓋体を開けるとともに、放熱板セットを外した状態の斜視図である。
【図3】 放熱板セットの拡大斜視図である。
【図4】 図2のX−X線拡大断面図である。
【図5】 本発明による炊飯ジャーが備えている弾性保持機構の作用を工程順に示す断面図である。
【図6】 本発明による炊飯ジャーが備えている弾性保持機構の一部品である回動部材の拡大断面図である。
【図7】 図1の一部を拡大して示す断面図である。
【図8】 従来の炊飯ジャーにおける放熱板セットの取付機構の一例を示す蓋体のみの斜視図で、放熱板セットを外した状態で示す。
【図9】 従来の炊飯ジャーにおける放熱板セットの他の取付機構を説明するための拡大断面図である。
【図10】 図9に示す放熱板セットの取付機構の作用を説明するための拡大図である。
【符号の説明】
1…蓋体、1a…蓋本体、2…放熱板セット、2a…放熱板、2b…パッキン、2c…係合段部、2e…摘み、3…回動部材、3a…係合段部、4…弾性部材、5…本体、6…釜、8…パッキン、9…加熱板、9a…ヒータ、10…シール空間、12…蒸気通路、A…弾性保持機構。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rice cooker having an elastic holding mechanism for attaching a heat sink set to a lid body, and more particularly to a structure for attaching a heat sink set to a lid body.
[0002]
[Prior art]
In the rice cooker, a heat sink set is attached to the back side of the lid, so that the top open surface of the inner pot is closed, and cooking of the rice is performed by the heating means of the inner pot accommodated in the body. It can be done.
In this case, as a mechanism for attaching the heat radiating plate set, one provided with a member that slides on the lid body of the lid body (for example, Japanese Patent Application No. 2001-164673 and Japanese Patent No. 3151165), or 1 on the lid body side. There are those provided with a rotation member having one rotation center (for example, JP-A-2002-447).
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the former, that is, in the case where the lid body is provided with a member that slides, in order to stably operate the sliding member, it is necessary to set a size of a portion that holds the sliding member large. For example, taking Japanese Patent Application No. 2001-164673 as an example, as shown in FIG. 8, two projecting claws 4 'and 4' provided on one side of a heat sink set 2 'are connected to a slide member 3'. On the opposite side, the two protruding
[0004]
On the other hand, in the latter case, that is, as shown in FIGS. 9 and 10, in the case where a rotation member having one rotation center is provided on the lid body side, the
[0005]
Thus, in the conventional case, there is a drawback that a movable range of a movable member that must be moved at least with respect to the lid body such as a slide member and a rotating member, that is, a space must be set large. ing. In addition, the center of rotation indicated by the
The object of the present invention is to eliminate such drawbacks.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the rice cooker according to the present invention is a mechanism for attaching the radiator plate set 2 to the
[0007]
In this case, when the heat sink set 2 is moved from the state of FIG. 5 (a) to be attached to the
[0008]
Thus, when attaching the heat sink set 2 to the
In this case, the two pivoting operation centers P 1 and P 2 of the pivoting
[0009]
Further, the elastic holding mechanism A, a rotating
[0010]
The rotating
In this way, the
[0011]
Of the two rotation operation centers P 1 and P 2 , at least the rotation operation center P 1 located at the front (left side in FIG. 5) as viewed from the center direction of the
If it does in this way, the movement of the
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A preferred embodiment of the present invention will be described in detail with reference to FIGS.
FIG. 1 is an enlarged cross-sectional view of the entire rice cooker, and FIG. 2 is a perspective view of a state in which the
The rice cooker shown in FIG. 1 covers the
[0013]
The
[0014]
The heat sink set 2 is composed of a
When the
[0015]
As shown in FIGS. 2 and 4, the elastic holding mechanism A for attaching the heat sink set 2 to the
The
[0016]
The operation of this elastic holding mechanism A will be described in detail. When the heat sink set 2 is moved from the state of FIG. 5 (a) to be attached to the
[0017]
Thus, when the heat sink set 2 is attached to the
Therefore, not only can the operation dimension be minimized, but a large space is not required as in the case of using a conventional slide member. Moreover, since the
The two pivoting operation centers P 1 and P 2 are located at positions facing each other across the center P 0 of the contact point between the pivoting
[0018]
Here, a case where an engaging mechanism for engaging the heat radiating plate set 2 is provided on the rotating
Here, the contact point P 4 between the heat sink set 2 and the rotating
[0019]
Further, here, of the two rotational operation centers P 1 and P 2 , at least the center P 1 of the rotational operation located on the near side (left side in FIG. 5) when viewed from the center direction of the heat sink set 2 is It has a
[0020]
As shown in FIG. 1, the heat radiating plate set 2 is provided with a
[0021]
In the normal rice cooking state, steam generated during rice cooking is released to the outside through the above-mentioned path, but when an abnormally high pressure state is reached, the
In the normal state, the
[0022]
As described above, when the heat sink set 2 is attached to the inner bottom surface of the
[0023]
In the conventional case, the
[0024]
In the conventional case, since only the steam path of the
[0025]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the invention, have rows pivotal movement the radiating plate set 2 around the elastic holding mechanism A is two points P 1, P 2 for attaching the
[0026]
Further, since the elastic holding mechanism A is composed of the rotating
[0027]
According to the second aspect of the present invention, not only can the heat sink set 2 be moved largely, but it can be easily attached to the
[0028]
According to the third aspect of the present invention, the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an enlarged sectional view showing an example of a rice cooker according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of the rice cooker shown in FIG. 1 with the lid opened and the heat sink set removed.
FIG. 3 is an enlarged perspective view of a heat sink set.
4 is an enlarged cross-sectional view taken along line XX of FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing the operation of the elastic holding mechanism provided in the rice cooker according to the present invention in the order of steps.
FIG. 6 is an enlarged cross-sectional view of a rotating member that is a part of the elastic holding mechanism provided in the rice cooker according to the present invention.
7 is an enlarged cross-sectional view showing a part of FIG.
FIG. 8 is a perspective view of only a lid showing an example of a mounting mechanism of a heat sink set in a conventional rice cooker, with the heat sink set removed.
FIG. 9 is an enlarged cross-sectional view for explaining another attachment mechanism of a heat sink set in a conventional rice cooker.
10 is an enlarged view for explaining the operation of the mounting mechanism of the heat sink set shown in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
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