JP3891821B2 - 液位測定装置および方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液位測定装置に関するものである。さらに詳細には、本発明は、飲料充填機械の液位測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビール、コーラ、ジュースなどの飲料は、工場で瓶やペットボトルなどの容器に充填され、市場に出荷される。充填するとき、所定の容量を充填する必要がある。充填する飲料を一定にするために、飲料充填機械の液位測定装置には、円筒電極センサが用いられている。
従来の円筒電極センサの電極部102を図10に示す。従来の電極部102には、外部電極103と、外部電極103に絶縁材106で固定された内部電極105とを含む。電極部102の下部には、液が外部電極103で囲まれた空隙であるスリット104がある。
【0003】
液位が上昇すると固定して設置されている内部電極105と外部電極103間の通電断面積が増大するので、この円筒電極センサの電気抵抗は減少する。この抵抗を測定することにより、所定の液位に近づいたら、飲料の充填速度を調節して、所定の液位で充填を止めるようにしている。しかし、充填する液の抵抗値は、充填する液の温度や濃度によっても変化しやすい。このため、飲料充填中にしばしば起こる充填する液の微妙な温度変化や微妙な濃度変化によって、抵抗値が変化してしまう。この結果、飲料充填において所定の液位で正確に充填を止めることができなくなるという問題がある。
【0004】
この問題を図5Aを用いて説明する。図5Aは、内部電極102の下端からの距離xと、測定される抵抗値Rとの関係を示す。充填する液の温度が温度T1から温度T2に変化すると、距離xと充填する液の抵抗値Rとの関係を示す線(T1)から線(T2)に変わる。そうすると、同じ抵抗R1が測定されたとしても、その値が距離x1を示すのか距離x2を示すのか判断するのが難しい。温度を1度測定したとしても、室温や液温のその後の変化につれて、測定された抵抗値から導きだす距離xは大きな誤差を含んでしまい、一定の液位にすることは困難である。このような測定された抵抗値から導き出す距離xが変化してしまうことと同様なことは、充填する液の温度の微妙な変化以外にも、充填する液の濃度の微妙な変化においても起こってしまうという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題を鑑みてなされたのものであり、充填する液の温度変化や濃度変化が起きても、充填された液位を正確に測定する液位測定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、棒状の内部電極であって、その先端から距離をおいて所定の長さの絶縁部を表面に有する内部電極と、内部電極の外側にある外部電極と、内部電極と外部電極との間の電気抵抗にもとづいて液面の高さを計算する液位測定装置を提供する。上述の液位測定装置は、内部電極および/または該外部電極に接続している演算処理部とを含み、前記外部電極を支持する外部電極支持体と、該外部電極支持体に接続している前記内部電極と接触する内部電極支持体と、該内部電極支持体を下方に押し下げる働きをする弾性体とをさらに含み、前記内部電極の上端部が凸面を有し、該内部電極支持体の下端部が凹面を有し、前記外部電極が前記内部電極とともに該外部電極支持体に挿入されたときに、該凸面と該凹面が接触して固定されるようになっている。ここで、弾性体とは、ばねなどの弾性があるものをいう。また、上述の液位測定装置は、内部電極および/または該外部電極に接続している演算処理部とを含み、前記外部電極を支持する外部電極支持体と、該外部電極支持体に接続している、前記内部電極と接触する内部電極支持体と、該内部電極支持体を下方に押し下げる働きをする弾性体とをさらに含み、前記内部電極の上端部が凹面を有し、該内部電極支持体の下端部が凸面を有し、前記外部電極が前記内部電極とともに該外部電極支持体に挿入されたときに、該凹面と該凸面が接触して固定されるようになっている。ここで、弾性体とは、ばねなどの弾性があるものをいう。前記凹面と前記凸面は、円すい面(テーパー面)であることが好ましい。好適には、演算処理部が、内部電極および/または該外部電極に接続している交流直流変換部と、この交流直流変換部につながり、電気抵抗にもとづき液面の高さを計算するCPU(中央処理装置)とを含むことが好適である。
【0007】
好適には、上述の外部電極を筒状に形成し、内部電極を線状あるいは棒状に形成し、外部電極内に内部電極を同軸状に配設することが好ましい。好適には、絶縁部が前記内部電極の表面上にコーティングしてなることができる。また、前記絶縁部が前記内部電極の表面上にはめ込んだ絶縁体の輪であることもできる。
【0008】
前記外部電極の先端部の内径が、該先端部以外の内径より大きいことが望ましい。本発明の液位測定方法は、上述の液位測定装置を用いて、液面が上昇してくるとき、前記外部電極と前記内部電極との間の抵抗値を連続的に測定して、前記絶縁部において一定となる抵抗値を基準にして、抵抗と液面の高さとの関係の校正を行うステップと、当該校正の結果に基づいて、前記絶縁部の上に達した液面の高さを前記内部電極と前記外部電極との間の抵抗値により測定するステップとを含む。
【0009】
演算処理部が、内部電極と前記外部電極との間の電気抵抗にもとづいて計算された液面の高さを、液面が絶縁部にあるときの前記内部電極と前記外部電極との間の電気抵抗にもとづいて補正するとは、次のような方法をもって行う。図5Bに示すように、内部電極の下端から距離a離れた長さlの絶縁部に液面があるとき(図5Bのグラフの横軸の距離がaからa+lのとき)、抵抗値は一定を示す。液の温度や濃度が変化して、内部電極下端からの距離(高さ)と抵抗値との関係を示す線T3が線T4に変化しても、この絶縁部において液面の高さにかかわらず、抵抗値が一定の値を示すことを利用し、線T3と線T4との抵抗値の差が一定であることから、予め線T3が得られていれば線T4を温度変化に対して補正することができる。よって、測定しようとする液の抵抗から内部電極下端からの補正された距離(高さ)が正確に分かる。
【0010】
このようにして、本発明によれば、充填する液の温度変化や濃度変化が起きても、充填された液位を正確に測定する液位測定装置を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、図面にもとづいて、本発明にかかる液位測定装置の好適な実施の形態を説明する。本発明にかかる液位測定装置は、主に、内部電極と、内部電極と相対的に固定されている外部電極と、これらの電極からの信号を演算処理する演算処理部を設ける。
図1は、本発明にかかる液位測定装置1に使用する電極部2の構成を例示した断面図である。この電極部2は、筒状の外部電極3と、該外部電極3内に同軸状に設けた線状または棒状の内部電極5とを備える。測定する液面と垂直となるように配設される。外部電極3は、その下端部にその長手方向に沿ったスリット4が形成され、内部電極5は、絶縁材6を介して外部電極3に支持されている。なお、内部電極5の下端は外部電極3の下端よりも若干上方に位置されている。内部電極5の表面には、絶縁部7を設ける。図2に示すように、絶縁部7は、アルミナ膜7a、樹脂ポリイミド系コーティング7b、はめ込み型樹脂チューブリング7cが好ましいが、電気を絶縁できる材料ならばよく、限定されるものではない。また内部電極5は、チタン、SUS316が好ましいが、限定されるものではない。この絶縁部7は、内部電極5の下端から所定の距離をおいて設けられており、所定の長さを有する。したがって、絶縁部7の下方では内部電極5を構成する導電体(補償電極部9)が露出しており、絶縁部7の上部でも同様に導電体(測定電極部8)が液に接触できるように露出している。
【0012】
図3に示したのは、本発明にかかる液位測定装置1の演算処理部20である。この演算処理部20が、内部電極5につながった交流直流変換部21と、この交流直流変換部21につながり、電気抵抗にもとづき液面の高さを計算するCPU24とを含む。演算処理部20により、CPU24につながり、計算された液面の高さにもとづいた液の充填バルブの開閉に関する命令を出力する出力回路25とをさらに設けてもよい。また、CPU24につながった通信インターフェース23によって液位設定を行う。また、内部電極5と交流直流変換部21との間には抵抗部26を設けてもよい。また、この抵抗部26に交流電圧27をつなげ、また、交流電圧27にアース28をつなげる。図3のように外部電極3をアース29にして、内部電極5を演算処理部20に接続する。なお、内部電極5をアースにして、外部電極3を演算処理部20に接続することもできる。または、両電力3、5を演算処理部20に接続することもできる。
【0013】
この演算処理部20により、内部電極5と外部電極3との間の電気抵抗にもとづいて計算された液面の高さを、液面が絶縁部にあるときの内部電極5と外部電極3との間の電気抵抗にもとづいて補正する。図5Bに示すように、内部電極の下端から距離a離れた長さlの絶縁部に液面があるとき(図5Bのグラフの横軸の距離がaからa+lのとき)、抵抗値は一定を示す。液の温度が変化して、距離と抵抗値との関係を示す線T3から線T4に変化しても、この絶縁部において液面の高さにかかわらず抵抗値が一定の値を示すことを利用し、線T3と線T4との抵抗値の差が一定であるので、予め線T3が得られていれば線T4を温度変化や濃度変化に対して補正することができる。よって、測定しようとする液の抵抗から、内部電極下端からの補正された距離(高さ)が正確に分かる。つまり、本実施の形態の液位測定装置では、内部電極3の途中を絶縁することにより、図5Bのグラフの抵抗値の一定の値(図5Bのグラフの横軸の距離がaからa+lのときの平坦部)の特性を得られるようになる。この一定の値(平坦部)を基準にして、校正(検定)を行い、実質的に容器33に液を充填するときに毎回、校正(検定)可能にし、高精度な液面の高さの検出を可能となる。このようにして、図5Aのように従来の液位測定装置では出来なかった、容器に充填する際に液の温度、濃度の微妙な変化による抵抗値の変化に関わらず、図5Bの抵抗値の一定値の平坦部を利用することにより、精密に液面の高さを測定できるようになる。
ここで、液面の高さを測定する際に、図6のように、外部電極の先端部の内径D1が、該先端部以外の内径D2より大きいことが望ましい。この理由を図6および図7を用いて次に説明する。なお、図6は本実施の形態の液位測定装置に係る外部電極3の下端先端の拡大概念図である。また、図7は本実施の形態の液位測定装置に係る外部電極3、内部電極5の下端先端の拡大概念図である。「大学課程 電磁気学演習」(若桑光雄著、昭晃堂、第35版、昭和56年3月30日発行、第203頁)に記述されているように、長さl、内、外の半径をそれぞれa、bの共軸円筒導体の間に導伝率kの物質を満たし、内筒から外筒に向かって放射状に電流Iを流すとき、両筒間の抵抗R、電圧Vおよび中心軸からの距離γ(a<r<b)の点における外筒に対する電位V’は次の方法により求められる。まず、内・外の円筒間をきわめて薄い共軸円筒の重なりと考え、そのうち半径r、厚さdrの円筒をとり、その抵抗を求めると、この円筒の側面積
Sは、数式(1)で表される。
【数1】
Figure 0003891821
よって、この円筒の全抵抗dRは数式(2)で表される。
【数2】
Figure 0003891821
数式(2)を距離rをaからbまで積分すると、数式(3)のように全抵抗Rが求められる。
【数3】
Figure 0003891821
図7のように、本実施の形態の内部電極5の外径をdとし、外部電極3の内径をD、液面の高さをLとすれば、数式(4)にa=d/2、b=D/2を代入でき、数式(4)のように表される。
【数4】
Figure 0003891821
数式(4)で分かることは、外部電極3の内径のDを内部電極5の外径のdに比べて大きくすれば、内部電極5と外部電極3との間の合成抵抗Rは液面の高さLに対する反比例して小さくなる変化が大きくなり、測定しやすくなる。オームの法則である数式(5)を利用して、液面の高さを測定することができる。
【数5】
Figure 0003891821
【0014】
したがって、液面が絶縁部にあるときの内部電極5と外部電極3との間の電気抵抗にもとづいて測定された抵抗と液面の高さとの間の関係を補正するとき次のようになる。液面が絶縁部7にある際に、図5(B)のように、抵抗が一定になるので、この一定になったときの抵抗値R4を求める。予め実験をして、ある温度で内部電極下端からの距離(高さ)と抵抗値の関係を示す線T3を基準線として得ておく。そうすれば、線T3上の抵抗が一定となるR3も当然得ているので、基準抵抗値R3と新たに測定された抵抗値R4との差にもとづいて、内部電極下端からの補正された距離(高さ)を得ることができる。また、液面を絶縁部より距離がある(高い)所望の値Mにするには、予め求めている線T3上での抵抗R5と基準値R3との差を、R4から減じて求められる目標液面の抵抗であるR6を求められる。よって、この目標液面の抵抗R6で液の充填を止めるべく出力回路は液体充填弁40を閉めるように出力する。
【0015】
また、変形した実施の形態として、予め、絶縁部7の最上境界を、充填する液の所望の液面にしておく。液を充填したときに、絶縁部7を超えて抵抗が下がり始めた瞬間をとらえ、液体充填弁40を閉めるようにすることもできる。しかし、この形態であると、充填する液面の高さ、すなわち、液体充填弁40を止める高さを固定してしまうので、いろいろな充填する液面の高さに対する汎用性がかけることになる。
【0016】
図4は、本発明にかかる液位測定装置1を利用した液体充填装置30の要部断面図である。図8は、本発明にかかる液位測定装置1を適用した液体充填装置30の要部断面図である。図9は、本発明にかかる液位測定装置を適用した液体充填装置の要部断面図である。
液体充填弁40は、貯蔵容器45に貯留された液(例えば、コーラ、ビール等の飲料)を容器33に充填するものであり、貯蔵容器45とともに周知の回転式液体充填機械の一部を構成する。貯蔵容器45は中空の環状体からなり、その軸線を中心として回転しうるように支持されている。また、液体充填弁40は、貯蔵容器45の底部に液体供給管44を介して連結され、貯蔵容器45の周方向に所定の間隔で多数個配列している。
【0017】
液体充填弁40は、中空構造のハウジング35と、このハウジング35の中空部46を貫通する態様でこのハウジング35に上下動可能に支持されたステム39とを備えている。ステム39は、下端部に弁体36を形成するとともに、内部にその軸線に沿ったガス通路37を形成してある。そして、その上部に駆動シリンダ41を連結するとともに、下端部に電極部2を取り付けてある。また、貯蔵容器45と液体充填弁40とを結ぶカウンタライン42が取り付けてある。
【0018】
図8に拡大して示すように、容器33は、センタリングカップ53により中央に固定される。電極部2は、ベントチューブとしての機能も併せ持つ筒状の外部電極3と、この外部電極3の軸線上に位置された内部電極5とを備えている。外部電極3は、その上端に絶縁材57が装着され、内部電極5を外部電極3の中央に位置するように支持されている。そして、その外周面に通気孔56に液34が侵入するのを予防するためのスプレッダ55を突設してあるとともに、その下端より所定長上方の部位に通気孔56を形成してある。通気孔56は外部電極3の内部は細管となっているので、外部液面の揺れの伝播を防止(防波効果)するために設けてある。
【0019】
外部電極3の上端部は、弁体36の下端部にねじ59により螺着され、また内部電極5の上端部は、上記ステム39の絶縁材57により設置された支持ロッド50の下端部にテーパー面(円すい面)58において固定されている。この支持ロッド50は、内部電極5を接触して支持するための支持体である。内部電極5は上端部のテーパー面(円すい面)58と、中間のねじ59の部分において、外部電極3に固定されている。外部電極3をねじ59にねじこむと、内部電極5の上端部のテーパー面が支持ロッド50の下端部のテーパー面に接触し、固定される。また、支持ロッド50は上端部から図9のようにばねなどの弾性体51によって、上部から押さえつけられ支持されてもよい。このテーパー面(円すい面)58の凹凸は、支持ロッド50側に凹面、内部電極5側に凸面を形成することが望ましい。しかし、逆に、この凹凸は、支持ロッド50側に凸面、内部電極5側に凹面を形成することでもよい。
【0020】
駆動シリンダ41が伸長作動すると、ステム39が下動する。これにともない弁体36の下面側に設けられたパッキン52がハウジング35に設けられた弁座54に当接して、この液体充填弁40が閉止状態になる。このような作用をもつ液体充填弁40に開閉の指示の出力を、図3の演算処理部20は電極部2で得られた抵抗にもとづく液面の高さにもとづいて行う。
【0021】
【発明の効果】
上記したところから明らかなように、本発明によれば、充填する液の温度変化や濃度変化が起きても、充填された液位を正確に測定する液位測定装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる液位測定装置に適用する電極部の構成を示す縦断面図である。
【図2】本発明にかかる液位測定装置に適用する内部電極の構成を示す図である。
【図3】本発明にかかる液位測定装置の実施形態を示す回路図である。
【図4】本発明にかかる液位測定装置を適用した液体充填装置の要部断面図である。
【図5】本発明にかかる液位測定装置の電極部で測定される抵抗値と内部電極下端からの距離との関係を示すグラフである。
【図6】本発明にかかる液位測定装置の外部電極の先端部の好ましい例を示した要部断面図である。
【図7】本発明にかかる液位測定装置の要部断面図である。
【図8】本発明にかかる液位測定装置を適用した液体充填装置の要部断面図である。
【図9】本発明にかかる液位測定装置を適用した液体充填装置の要部断面図である。
【図10】従来の液位測定装置に適用する電極部の構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 液位測定装置
2 電極部
3 外部電極
4 スリット
5 内部電極
6 絶縁材
7 絶縁部
7a アルミナ膜
7b 樹脂ポリイミド系コーティング
7c はめ込み型樹脂チューブリング
8 測定電極部
9 補償電極部
20 演算処理部
21 交流直流変換器
22 アナログデジタル変換器
23 通信インターフェース
24 CPU
25 出力回路
26 抵抗部
27 交流電圧
28 アース
29 アース
30 液体充填装置
33 容器
34 液
35 ハウジング
36 弁体
37 ガス通路
38 支持ロッド
39 ステム
40 液体充填弁
41 シリンダ
42 カウンタライン
43 液
44 液体供給管
45 貯蔵容器
46 中空部
50 支持ロッド
51 ばね(弾性体)
52 パッキン
53 センタリングカップ
54 弁座
55 スプレッダ
56 通気孔
57 絶縁材
58 テーパー面(円すい面)
59 ねじ

Claims (9)

  1. 棒状の内部電極であって、その先端から距離をおいて所定の長さの絶縁部を表面に有する内部電極と、該内部電極の外側にある外部電極と、該内部電極と該外部電極との間の電気抵抗にもとづいて液面の高さを計算する液位測定装置において、
    前記内部電極および/または前記外部電極に接続している演算処理部とを含み、前記外部電極を支持する外部電極支持体と、該外部電極支持体に接続している前記内部電極と接触する内部電極支持体と、該内部電極支持体を下方に押し下げる働きをする弾性体とをさらに含み、前記内部電極の上端部が凸面を有し、該内部電極支持体の下端部が凹面を有し、前記外部電極が前記内部電極とともに該外部電極支持体に挿入されたときに、該凸面と該凹面が接触して固定されるようになっていることを特徴とする液位測定装置。
  2. 棒状の内部電極であって、その先端から距離をおいて所定の長さの絶縁部を表面に有する内部電極と、該内部電極の外側にある外部電極と、該内部電極と該外部電極との間の電気抵抗にもとづいて液面の高さを計算する液位測定装置において、
    前記内部電極および/または前記外部電極に接続している演算処理部とを含み、前記外部電極を支持する外部電極支持体と、該外部電極支持体に接続している、前記内部電極と接触する内部電極支持体と、該内部電極支持体を下方に押し下げる働きをする弾性体とをさらに含み、前記内部電極の上端部が凹面を有し、該内部電極支持体の下端部が凸面を有し、前記外部電極が前記内部電極とともに該外部電極支持体に挿入されたときに、該凹面と該凸面が接触して固定されるようになっていることを特徴とする液位測定装置。
  3. 前記凹面と前記凸面は、円すい面であることを特徴とする請求項1または2に記載の液位測定装置。
  4. 前記演算処理部が、前記内部電極および/または該外部電極に接続している交流直流変換部と、該交流直流変換部につながり、前記電気抵抗にもとづき液面の高さを計算するCPUとを含むことを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の液位測定装置。
  5. 前記外部電極を筒状に形成し、前記内部電極を線状に形成し、前記外部電極内に前記内部電極を同軸状の配設したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の液位測定装置。
  6. 前記絶縁部が、前記内部電極の表面上にコーティングしてなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の液位測定装置。
  7. 前記絶縁部が、前記内部電極の表面上にはめ込んだ絶縁体の輪であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の液位測定装置。
  8. 前記外部電極の先端部の内径が、該先端部以外の内径より大きいことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の液位測定装置。
  9. 請求項1から8のいずれかの液位測定装置を用いて、液面が上昇してくるとき、前記外部電極と前記内部電極との間の抵抗値を連続的に測定して、前記絶縁部において一定となる抵抗値を基準にして、抵抗と液面の高さとの関係の校正を行うステップと、当該校正の結果に基づいて、前記絶縁部の上に達した液面の高さを前記内部電極と前記外部電極との間の抵抗値により測定するステップとを含む液位測定方法。
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