JP3891653B2

JP3891653B2 - Intersection fitting joint structure between members

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Publication number: JP3891653B2
Application number: JP22154897A
Authority: JP
Inventors: 雅晴栃木
Original assignee: Showa Denko KK
Current assignee: Showa Denko KK
Priority date: 1997-08-18
Filing date: 1997-08-18
Publication date: 2007-03-14
Anticipated expiration: 2017-08-18
Also published as: JPH1159484A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のアルミニウム製スペースフレームのフレーム材のクロス部などに用いられる部材同士の交差部嵌合接合構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近時、自動車のフレーム構造として、アルミニウム製スペースフレームが用いられるようになってきており、フレーム材の交差部、特にクロス部の構造についての検討が進められている状況にある。
【０００３】
図５には、その一例を示す。両フレーム材（５１）（５２）は、断面方形状のアルミニウム製中空押出型材によるもので、その長手方向の中間部の側面部に、内部中空部を側方に開放する態様の切欠き部（５１ａ）（５２ａ）が設けられており、これら切欠き部（５１ａ）（５２ａ）をしっくりとした嵌合状態に互いに嵌合させて、スペースフレームのクロス部を形成するようになされている。両フレーム材（５１）（５２）の接合には、この嵌合部において、図５（ロ）（ハ）に示されるように、フレーム材（５１）（５２）の肉同士の境界部のうち、突き合わせ状態となっている部分（５３）に対して外方より摩擦撹拌接合を施したり、あるいはまた、ボルトやリベットによって機械的に接合する方法が採られ得る。図５において、網点部分は摩擦撹拌接合部を示す。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなクロス嵌合部を摩擦撹拌接合にて接合した構造では、コーナー部に対して接合用ツールを作用させることができないという摩擦撹拌接合法固有の理由から、上記のように、両フレーム材（５１）（５２）の肉の境界部分のうち、突き合わせ状態となる部分（５３）に対してだけの接合となる。この突き合わせ部分（５３）は、ねじれや引っ張り等の力が作用した場合に大きな応力が作用する箇所であり、従って、摩擦撹拌接合部に破断を生じさせるおそれがあり、強度的に問題がある。
【０００５】
また、切欠き部（５１ａ）（５２ａ）に寸法精度上の誤差がある場合、突き合わせ部（５３）の外面側に段差を生じて摩擦撹拌接合に適した平坦な突き合わせ部が得られないことから、切欠き部（５１ａ）（５２ａ）の加工には高精度が要求されるという問題もある。
【０００６】
また、ボルトやリベットによる機械的接合では、クロス嵌合部内に存在する空隙のため、強く締めると嵌合部に潰れなどの変形を生じることがあり、強固に接合することが難しい。
【０００７】
本発明は、上記のような問題点に鑑み、部材同士の交差部の嵌合部を強度的に強くしっかりと接合することのできる部材同士の交差部嵌合接合構造を提供することを課題とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、第１部材の側面部に嵌合用の切欠き部が設けられると共に、該嵌合用切欠き部に第２部材が交差状に嵌合され、かつ、この嵌合部における両部材間の空隙を埋める態様において中子が配置され、第１部材と第２部材とがこの中子を介して接合されていることを特徴とする部材同士の交差部嵌合接合構造によって解決される。
【０００９】
即ち、嵌合部における両部材間の空隙を埋める態様において中子が配置されていることにより、この中子を利用した強固な接合が可能となる。例えば、摩擦撹拌接合法による場合、第１部材と中子、第２部材と中子を、それぞれ重ね継手形式にて摩擦撹拌接合することが可能となり、接合部にねじれや引っ張りによる応力が作用しにくくなり、両部材を強固にしっかりと接合することができるようになる。また、突き合わせ部における接合でなくともよくなるから、切欠き部の加工に高精度が要求されるということもなくなる。また、ボルトやリベットなどによる機械的接合の場合、締付けによる潰れ方向の力を中子が支えて、部材に潰れを生じさせることなく強固に接合することが可能となる。更に、中子の利用により接合面積が拡大され、接着剤による接合なども可能となる。
【００１０】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【００１１】
本実施形態は、図１及び図２に示されるように、自動車のスペースフレームのフレーム材（１）（２）のクロス部の嵌合接合構造に適用した場合のものである。即ち、フレーム材（１）が本発明の第１部材であり、フレーム材（２）が第２部材である。
【００１２】
第１、第２の両フレーム材（１）（２）は、断面方形状のアルミニウム製中空押出型材によるもので、図１に示されるように、それらの長手方向の中間部の側面部にそれぞれ、内部中空部を側方に開放する態様の切欠き部（１ａ）（２ａ）が設けられている。これら切欠き部（１ａ）（２ａ）をしっくりとした嵌合状態に互いに嵌合させることによって、スペースフレームのクロス部が形成される。
【００１３】
本発明では、これら両フレーム材（１）（２）のクロス部における接合に中子（８）を用いる。中子（８）は、アルミニウム製であり、立方体状ないしは直方体状のもので、各フレーム材（１）（２）の切欠き部（１ａ）（２ａ）を通じて、両フレーム材（１）（２）のクロス嵌合部における空隙（１０）内にしっくりと嵌合配置されるものとなされており、この中子（８）によって、クロス部内の空隙（１０）が埋められるようになされている。
【００１４】
第１実施形態では、図２に示されるように、上記のようにして中子（８）を備えさせた第１、第２のフレーム材（１）（２）のクロス部において、第２フレーム材（２）における、切欠き部（２ａ）のある側とは反対の側の壁（２ｂ）の外面部、及び、第１フレーム材（１）における、切欠き部（１ａ）のある側とは反対の側の壁（１ｂ）の外面部から、それぞれ中子（８）に対して重ね継手形式にて摩擦撹拌接合を施し、両フレーム材（１）（２）を接合する。
【００１５】
摩擦撹拌接合法は、金属製の部材同士を固相接合させるもので、図３に示されるような回転子（３）を接合用のツールとして用いる。この回転子（３）は、円柱状回転子本体（９）の先端軸芯部に、この本体（９）よりも径小なピン状の摩擦撹拌用プローブ（４）を同軸一体に突設させたもので、硬質で耐熱性に優れた、鋼などの材料にて製作されている。
【００１６】
接合は、次のようにして行う。即ち、図３に示されるように、この回転子（３）を自軸回りで回転させながら、そのプローブ（４）の先端を、第２フレーム材（２）における、切欠き部（２ａ）のある側とは反対側の壁（２ｂ）の外面に押付け状態に当接させ、その摩擦熱で当接部分を軟化可塑化させる。そして、回転子（３）を更に同壁（２ｂ）に押し付け、プローブ（４）をこの壁（２ｂ）の肉と中子（８）の肉とに及ぶように肉厚方向に挿入していき、回転子本体（９）の先端のショルダー部（６）を第２フレーム材（２）の壁（２ｂ）の外面に押付け状態に当接させる。しかる後、その回転状態を維持しながら、回転子（３）を移動させる。回転子（３）の通過する部分では、周辺の材料が、回転子（３）の回転による摩擦熱で軟化撹拌され、かつ、回転子本体（９）のショルダー（６）にて飛散を規制されながらプローブ（４）の通過溝を埋めるように塑性流動したのち、熱を急速に失って冷却固化される。こうして、第２フレーム（２）の壁（２ｂ）の肉及び中子（８）の肉の軟化、密着変形、撹拌、冷却固化が回転子（３）の移動に伴って順次繰り返されていき、第２フレーム材（２）の壁（２ｂ）と中子（８）とが互いに接合（７）される。
【００１７】
また、第１フレーム材（１）における、切欠き部（１ａ）のある側とは反対の側の壁（１ｂ）と中子（８）についても、上記と同様にして摩擦撹拌接合していく。以上により、第１フレーム材（１）と第２フレーム材（２）とのクロス部が、図２に示されるように接合される。このように、この摩擦撹拌接合法は、材料を溶融させることなく軟化状態で接合させるものであり、溶接の場合のような熱影響等による品質面での問題が発生せず、高品質な接合部（７）（７）が形成される。
【００１８】
なお、プローブ（４）の外周面には、ネジ（５）が形成されている。回転子（３）はネジ（５）の螺旋方向とは逆の方向に回転駆動されるものとなされて、部材の肉へのプローブ（４）の回転挿入中、プローブ（４）をワークへの挿入方向とは逆の方向に付勢し、その付勢力の反力にて軟化させた肉を効果的に撹拌するものとなされている。プローブ（４）の外周面には、ネジ（５）に替え、各種の溝や凹凸が形成されたものであってもよい。このような構成のプローブ（４）を用いることにより、上記のような重ね継手形式での接合をより一層しっかりとしたものにすることができる。
【００１９】
上記の接合構造では、両フレーム材（１）（２）のクロス部の嵌合部内の空隙（１０）を埋める態様において中子（８）が配置されているから、上記のように、この中子（８）を利用して、第１フレーム材（１）と中子（８）、第２フレーム材（２）と中子（８）を、それぞれ重ね継手形式にて摩擦撹拌接合でき、接合面積を広く確保し得て両フレーム材（１）（２）を強固に接合することができる。しかも、この重ね継手形式の接合により、両フレーム材（１）（２）の肉の突き合わせ部での接合を排除することもでき、切欠き部（１ａ）（２ａ）の加工に若干の寸法誤差があっても許容される。また、断面方形のフレーム材にして、各フレーム材（１）（２）の壁（１ｂ）（２ｂ）の中央部分において摩擦撹拌接合を施し接合しえたものであるから、フレーム材（１）（２）にねじりや引っ張り等の力が作用してもこれら接合部（７）（７）に大きな応力が作用するということも回避できて、破断等の不具合発生のおそれも低減し得る。なお、摩擦撹拌接合は、接合用ツール（３）を移動させることなく行うようにして点状の接合部を形成するようにしてもよい。
【００２０】
図４に示される第２実施形態は、リベット（１１）（１１）による機械接合によって両フレーム材（１）（２）のクロス部を接合する場合のものである。第１、第２フレーム材（１）（２）の壁（１ｂ）（２ｂ）及び中子（８）には通孔（１ｃ）（２ｃ）（８ａ）が互いに連通して開けられ、そこにリベット（１２）が通され、両フレーム材（１）（２）が中子（８）を介して機械的に接合されている。なお、リベットに代え、ボルトを通孔（１ｃ）（２ｃ）（８ａ）に通しナットにて締結した機械接合によるものなどであってもよい。リベット（１１）（１１）やボルトによる機械的接合の場合、締付けによる潰れ方向の力を中子（８）が支えることとなって、フレーム材（１）（２）に潰れを生じさせることなく強固に締結することができる。
【００２１】
また、接合構造としては、中子（８）の外面と各フレーム材（１）（２）の内壁面とを接着剤にて接合したものであってもよい。それらの面を利用して接着面積広く確保し得て強固に接合することができる。
【００２２】
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各種の変形が可能である。例えば、フレーム材の端部同士を中子を介して接合する構造や、一方のフレーム材の端部をもう一方のフレーム材の長手方向中間部において中子を介して接合する構造など、フレーム材同士の各種交差部の嵌合接合構造として用いられてよい。また、一方のフレーム材が中空で、もう一方の部材が帯板状などの中実材の場合や、あるいは、溝型材などによる半中空のフレーム材同士の交差部嵌合接合構造として用いられてもよい。要は、両材の交差嵌合部内にその空隙を埋める態様において中子が配置された構造のものであればよい。また、自動車のスペースフレームのフレーム材への適用に限られるものではなく、各種構造物のフレーム材の交差部嵌合接合構造や、あるいはまた、広く各種部材の交差部嵌合接合構造として用いられてもよい。また、嵌合用の切欠き部は、少なくとも一方の部材に形成されていればよい。また、部材や中子に材質的な制限はなく、アルミニウム以外の金属材や、合成樹脂材の交差部嵌合接合構造として用いられてもよい。
【００２３】
【発明の効果】
上述の次第で、本発明の部材同士の交差部嵌合接合構造は、第１部材の側面部に嵌合用の切欠き部が設けられると共に、該嵌合用切欠き部に第２部材が交差状に嵌合され、かつ、この嵌合部における両部材間の空隙を埋める態様において中子が配置され、第１部材と第２部材とがこの中子を介して接合されているものであるから、例えば、摩擦撹拌接合法や、ボルトやリベットなどによる機械的接合法にて、部材同士の交差部の嵌合部を強度的に強くしっかりと接合することができる。しかも、接着剤などによってもしっかりと接合でき、接合法の適用範囲を広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施形態を示すもので、両フレーム材及び中子を分離状態にして示す斜視図である。
【図２】同実施形態を示すもので、図（イ）は接合部の斜視図、図（ロ）は図（イ）のＩ−Ｉ線断面図である。
【図３】同実施形態における接合法を示すもので、図（イ）は断面図、図（ロ）は平面図である。
【図４】第２実施形態を示すもので、図（イ）は接合部の斜視図、図（ロ）は図（イ）のＩＩ−ＩＩ線断面図である。
【図５】先行技術を示すもので、図（イ）は両フレーム材を分離状態にして示す斜視図、図（ロ）は接合部の斜視図、図（ハ）は図（ロ）のＩＩＩ−ＩＩＩ線断面図である。
【符号の説明】
１…第１フレーム材（第１部材）
１ａ…切欠き部
２…第２フレーム材（第２部材）
７…接合部
８…中子
１０…空隙[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an intersection fitting joint structure between members used for a cross portion of a frame material of an aluminum space frame of an automobile.
[0002]
[Prior art]
Recently, an aluminum space frame has been used as a frame structure of an automobile, and the structure of the crossing portion of the frame material, particularly the crossing portion, is being studied.
[0003]
An example is shown in FIG. Both frame members (51) and (52) are made of an aluminum hollow extrusion mold member having a square cross section, and a notch portion (in the form of opening the inner hollow portion laterally on the side surface portion of the middle portion in the longitudinal direction). 51a) (52a) are provided, and the notches (51a) (52a) are fitted into each other in a fitting state so as to form a cross portion of the space frame. In joining of both frame materials (51) and (52), in this fitting part, as shown in FIG. Further, a friction stir welding can be applied to the part (53) in a butted state from the outside, or a mechanical joining method using a bolt or a rivet can be employed. In FIG. 5, a halftone dot portion indicates a friction stir welding portion.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the structure where the cross fitting portion as described above is joined by friction stir welding, for the reason inherent to the friction stir welding method that the welding tool cannot be applied to the corner portion, as described above, It becomes joining only with respect to the part (53) used as a butt | matching state among the boundary parts of the flesh of both frame materials (51) (52). The abutting portion (53) is a portion where a large stress is applied when a force such as twisting or pulling is applied, and therefore there is a possibility that the friction stir welding portion may be broken, resulting in a problem in strength.
[0005]
Further, when there is an error in dimensional accuracy in the notches (51a) and (52a), a step is generated on the outer surface side of the butted portion (53), and a flat butted portion suitable for friction stir welding cannot be obtained. There is also a problem that high accuracy is required for processing the notches (51a) and (52a).
[0006]
Further, in mechanical joining using bolts or rivets, because there is a gap existing in the cross fitting portion, deformation such as crushing may occur in the fitting portion when tightened strongly, making it difficult to join firmly.
[0007]
In view of the above-described problems, the present invention has an object to provide a cross-fitting joint connection structure between members capable of strongly and firmly joining a fitting part at a crossing part between members. To do.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The above-described problem is that a notch for fitting is provided on the side surface of the first member, and the second member is fitted into the notch for fitting in a cross shape, and between the two members in the fitting portion. In the aspect which fills the space | gap of this, the core is arrange | positioned and the 1st member and the 2nd member are joined via this core, and it is solved by the cross part fitting joining structure characterized by the above-mentioned.
[0009]
That is, since the core is disposed in such a manner as to fill the gap between the two members in the fitting portion, it is possible to perform strong bonding using the core. For example, in the case of the friction stir welding method, the first member and the core, and the second member and the core can be friction stir welded in the form of lap joints, respectively, and stress due to twisting or pulling acts on the joint. It becomes difficult to join both members firmly and firmly. In addition, since it is not necessary to join at the butt portion, high accuracy is not required for processing the notch portion. Further, in the case of mechanical joining using bolts, rivets, etc., the core supports the force in the direction of crushing due to tightening, and the members can be joined firmly without causing crushing. Further, the use of the core increases the bonding area, and bonding with an adhesive becomes possible.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0011]
As shown in FIGS. 1 and 2, the present embodiment is applied to a fitting joint structure of a cross portion of frame materials (1) and (2) of an automobile space frame. That is, the frame member (1) is a first member of the present invention, frame member (2) is the second member.
[0012]
Both the first and second frame materials (1) and (2) are made of a hollow extruded aluminum material having a square cross section, and as shown in FIG. The notches (1a) and (2a) are provided in such a manner as to open the inner hollow portion to the side. The cross portions of the space frame are formed by fitting these notches (1a) and (2a) to each other in a close fitting state.
[0013]
In the present invention, the core (8) is used for joining at the cross portions of both the frame materials (1) and (2). Core (8) is made of aluminum and standing side body shape or a rectangular solid shape, each frame member (1) notch of (2) (1a) (2a) through both frame members (1) (2) It is designed to be fitted and arranged in the gap (10) in the cross fitting portion, and the core (8) fills the gap (10) in the cross portion. Yes.
[0014]
In the first embodiment, as shown in FIG. 2, in the cross part of the first and second frame members (1) and (2) provided with the core (8) as described above, the second frame The outer surface of the wall (2b) on the side opposite to the side with the notch (2a) in the material (2), and the side with the notch (1a) in the first frame material (1) Are friction stir welded in the form of lap joints to the core (8) from the outer surface portion of the opposite wall (1b) to join both frame materials (1) and (2).
[0015]
The friction stir welding method is a method in which metal members are solid-phase bonded to each other, and a rotor (3) as shown in FIG. 3 is used as a bonding tool. In this rotor (3), a pin-shaped friction stir probe (4) having a diameter smaller than that of the main body (9) is provided coaxially and projectingly at the tip shaft core portion of the cylindrical rotor main body (9). It is made of steel and other materials that are hard and have excellent heat resistance.
[0016]
Joining is performed as follows. That is, as shown in FIG. 3, while rotating the rotor (3) about its own axis, the tip of the probe (4) is moved to the notch (2a) of the second frame member (2). The outer surface of the wall (2b) opposite to a certain side is brought into contact with the outer surface in a pressed state, and the contact portion is softened and plasticized by the frictional heat. Then, the rotor (3) is further pressed against the same wall (2b), and the probe (4) is inserted in the thickness direction so as to cover the wall (2b) and the core (8). The shoulder portion (6) at the tip of the rotor body (9) is brought into contact with the outer surface of the wall (2b) of the second frame member (2) in a pressed state. Thereafter, the rotor (3) is moved while maintaining the rotation state. In the portion through which the rotor (3) passes, the surrounding material is softened and stirred by frictional heat generated by the rotation of the rotor (3), and scattering is restricted by the shoulder (6) of the rotor body (9). However, after the plastic flow so as to fill the passage groove of the probe (4), the heat is rapidly lost and it is solidified by cooling. Thus, the softening, adhesion deformation, stirring and cooling solidification of the meat of the wall (2b) and the core (8) of the second frame (2) are sequentially repeated as the rotor (3) moves, The wall (2b) and the core (8) of the second frame member (2) are joined (7) to each other.
[0017]
Also, the friction stir welding is performed in the same manner as described above on the wall (1b) and the core (8) on the opposite side of the first frame member (1) from the side having the notch (1a). . By the above, the cross part of a 1st frame material (1) and a 2nd frame material (2) is joined as FIG. 2 shows. As described above, this friction stir welding method joins materials in a softened state without melting them, and does not cause quality problems due to thermal effects as in the case of welding. Portions (7) and (7) are formed.
[0018]
A screw (5) is formed on the outer peripheral surface of the probe (4). The rotor (3) is driven to rotate in a direction opposite to the spiral direction of the screw (5), and the probe (4) is inserted into the workpiece during the rotational insertion of the probe (4) into the meat of the member. The meat is biased in the direction opposite to the insertion direction, and the meat softened by the reaction force of the biasing force is effectively stirred. Various grooves and irregularities may be formed on the outer peripheral surface of the probe (4) instead of the screw (5). By using the probe (4) having such a configuration, it is possible to further secure the joining in the lap joint type as described above.
[0019]
In the above-described joining structure, the core (8) is arranged in such a manner as to fill the gap (10) in the fitting portion of the cross portion of both frame materials (1) and (2). Using the core (8), the first frame material (1) and the core (8), and the second frame material (2) and the core (8) can be friction stir welded in a lap joint form, respectively. A wide area can be secured and both frame materials (1) and (2) can be firmly joined. In addition, this lap joint type joining can also eliminate the joining of the frame members (1) and (2) at the butt of the meat, and there is a slight dimensional error in the processing of the notches (1a) and (2a). Even if there is. In addition, since the frame material has a square cross section, it can be joined by friction stir welding at the center of the wall (1b) (2b) of each frame material (1) (2). Even if a force such as twisting or pulling acts on 2), it can be avoided that a large stress acts on these joints (7) and (7), and the possibility of occurrence of problems such as breakage can be reduced. Note that the friction stir welding may be performed without moving the welding tool (3) to form a dotted joint.
[0020]
The second embodiment shown in FIG. 4 is a case where the cross portions of both frame members (1) and (2) are joined by mechanical joining using rivets (11) and (11). Through holes (1c), (2c) and (8a) are opened in the walls (1b) (2b) and the core (8) of the first and second frame members (1) and (2), and communicated with each other. The rivet (12) is passed, and both frame materials (1) and (2) are mechanically joined via the core (8). Instead of a rivet, it may be a mechanical connection such as a bolt passing through the holes (1c), (2c) and (8a) and fastened with a nut. In the case of mechanical joining using rivets (11) and (11) and bolts, the core (8) supports the force in the direction of crushing due to tightening, and without causing the frame materials (1) and (2) to crush. It can be firmly fastened.
[0021]
Moreover, as a joining structure, the outer surface of the core (8) and the inner wall surface of each frame material (1) (2) may be joined with an adhesive. By using these surfaces, a wide bonding area can be secured and strong bonding can be achieved.
[0022]
As mentioned above, although embodiment of this invention was shown, this invention is not limited to this, Various deformation | transformation are possible. For example, a frame material such as a structure in which the ends of the frame material are joined together via a core, or a structure in which the end of one frame material is joined via a core in the longitudinal intermediate portion of the other frame material. It may be used as a fitting joint structure of various intersections between each other. Also, when one frame material is hollow and the other member is a solid material such as a strip plate, or it is used as a cross-section fitting joint structure between semi-hollow frame materials such as groove mold materials Also good. In short, what is necessary is just the structure of which the core was arrange | positioned in the aspect which fills the space | gap in the cross fitting part of both materials. Moreover, the present invention is not limited to the application to the frame material of the space frame of an automobile, but is used as a cross-section fitting joint structure of various structure frame materials or widely as a cross-section fitting joint structure of various members. May be. Moreover, the notch part for fitting should just be formed in at least one member. Moreover, there is no material restriction | limiting in a member and a core, You may use as a cross | intersection fitting joint structure of metal materials other than aluminum, or a synthetic resin material.
[0023]
【The invention's effect】
Depending on the above, the cross-fitting joint connection structure of the members of the present invention is provided with a notch for fitting on the side surface of the first member, and the second member intersects with the notch for fitting. And the core is disposed in a mode of filling the gap between the two members in the fitting portion, and the first member and the second member are joined via the core. For example, the fitting portion at the intersection of the members can be strongly and firmly joined by a friction stir welding method or a mechanical joining method using bolts or rivets. Moreover, it can be firmly joined by an adhesive or the like, and the application range of the joining method can be widened.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows a first embodiment of the present invention and is a perspective view showing both frame members and a core in a separated state.
2A and 2B show the embodiment, in which FIG. 1A is a perspective view of a joining portion, and FIG. 2B is a cross-sectional view taken along the line II of FIG. 1A;
3A and 3B show a bonding method according to the embodiment, in which FIG. 1A is a cross-sectional view, and FIG. 3B is a plan view.
4A and 4B show a second embodiment, in which FIG. 1A is a perspective view of a joint portion, and FIG. 4B is a cross-sectional view taken along the line II-II in FIG.
FIG. 5 shows a prior art, in which FIG. (A) is a perspective view showing both frame members in a separated state, FIG. (B) is a perspective view of a joint, and FIG. (C) is III in FIG. (B). FIG.
[Explanation of symbols]
1 ... 1st frame material (1st member)
1a ... notch 2 ... second frame material (second member)
7 ... Joint part 8 ... Core 10 ... Gap

Claims

A notch part for fitting is provided on the side part of the first member and the second member that are both hollow,
A mode in which these notches are fitted in a cross shape so that a cubic or rectangular parallelepiped core is disposed between the two members through the notch, and the gap between the two members in the fitting portion is filled. The core is placed in
The first member and the core are joined together in a lap joint form, and the second member and the core are joined together in a lap joint form. are joined through,
At the intersection of the first and second members, the outer surface of the wall of the second member on the side opposite to the side with the notch, and the side opposite to the side with the notch on the first member Friction stir welding is performed to the core from the outer surface portion of the side wall, respectively .

The first member and the second member are made of a frame material,
A space frame for an automobile, to which the intersecting portion fitting joint structure according to claim 1 is applied.