JP3890004B2 - Fire engine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、消防自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の消防自動車の中には、消火活動の機動性を高めるために、数人で持ち運ぶことが可能な消防用の可搬ポンプを積載したものが見受けられる。このような消防自動車において、車両が入っていけない場所での消火活動では、当該可搬ポンプを、消防員が、消防自動車から下ろして、火災現場(付近の放水に必要な水源がある場所)へ運び、消火活動に当たることができる。
【0003】
しかし、可搬ポンプといっても、その重量は100kg前後あるため、その移動に少なくとも4〜5人の人手を要する。
このため、消防自動車の荷台に対して即座に積み下ろすことができるように、消防自動車にクレーンやリフトを備えたものを用意することが考えられる(例えば実公平5−20340号、特開平11−262539号)。
一方、このような装置を利用して消防自動車から重量のある可搬ポンプを下ろしたとしても、火災現場へ運ぶのに人員に頼るのでは能率的ではないため、キャスタ(車輪)を備えた手押し式の荷車に乗せて、火災現場に移動することも考えられる(例えば実公昭58−16776号、実開昭61−18561号)。
【0004】
しかし、上記の方法によって、消防自動車の荷台における積み下ろしや、消防自動車と火災現場との間の移動の省力を図り得たとしても、一々消防自動車から下ろした可搬ポンプを荷車に乗せ替えていたのでは、手間や時間が掛かり、その間消火作業が遅延する危惧がある。また、消火作業が終わり、消防自動車の居る場所まで上記の可搬ポンプを持ち帰って、消防自動車の荷台に可搬ポンプを積む際、可搬ポンプを荷車から下ろして上記のリフトなどの装置に乗せ替える作業を、消火活動で疲弊した消防員に強いるのは、常時緊急の消火活動に備え又その安全且つ円滑な活動を図る上で避けたいものである。
【0005】
上述の、消防自動車から下ろした後の、荷車への積み替え作業なしに火災現場への移動を可能とするために、ポンプ自身に車輪や把手を付けること、即ち、ポンプと手押し車とを一体とすることも考えられるが、このようなポンプでは、可搬ポンプのように、人が入って行ける場所ならどこでも持って移動できるというものではなく、機動性の面で、可搬ポンプに劣るものである。例えば、可搬ポンプの場合手押し車の車輪で走破できない場所や悪路では、手押し車を乗り捨て或いは一旦手押し車から下ろして、消防員により可搬ポンプを持ち運ぶことが可能であるが、ポンプと手押し車を一体とした場合、その分重量も増え、人手でそのような障害を乗り越えるということが不可能になる。
また、この場合、専用のポンプを用意する必要があるため、コストも掛かり、可搬ポンプを利用する場合のように、最もコストの高いポンプ自身について市販のものを利用して、安価に済ませるという訳にはいかない。
【0006】
結局、現状では、機動性やコストの面で優れる可搬ポンプを利用するために、既述の乗せ替えの手間を避けられないものして、その手間や時間のロスを甘受しているのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本願発明は、市販の可搬ポンプを利用しつつも、可搬ポンプを乗せる手押し移動車へ消防自動車の荷台からポンプを積み替える作業を不要として、上記の課題の解決を図る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願第1の発明では、消防用可搬ポンプ3を積み下ろすことが可能な昇降リフト2を荷台に備えたものであり、消防用可搬ポンプ3を取外し自在に載置して人力で火災現場へ消防用可搬ポンプ3を移動させることが可能な手押し移動車4を備え、当該手押し移動車4は、消防用可搬ポンプ3を載置した状態にて上記昇降リフト2により消防自動車から積み下ろすことが可能なものであり、且つ、消防用可搬ポンプ3を載置して上記昇降リフト2に乗せられた状態で荷台へ収容可能なものである消防自動車について、次の構成を採るものを提供する。
即ち、上記の昇降リフト2は、手押し移動車4を乗せて昇降する積載部20を備える。上記の手押し移動車4は、ポンプ載置部40と、車輪41と、車輪41を保持する車輪保持部42とを備える。車輪保持部42は、ポンプ載置部40に対して、車輪41を上下に移動させることにより、少なくとも昇降リフト2の積載部20を下降させた際に、車輪41を地面に接地させて、ポンプ載置部40を積載部20から浮き上がらせるものである。手押し移動車4を、昇降リフト2の積載部20に固定する固定機構を備える。上記昇降リフト2は、積載部20を水平に移動して消防自動車1の荷台から出し入れする水平移動部22を備えたものである。上記固定機構は、手押し移動車4を荷台に収容した際に、水平移動部22又は消防自動車1の荷台と接触させないように、車輪41を、上方に移動させた位置で、車輪保持部42を固定するものであることを特徴とする。
【0009】
本願第2の発明では、上記本願第1の発明にあって、次の構成を採る消防自動車を提供する。
即ち、上記の固定機構は、車輪保持部42に設けられた当接部44と、消防自動車1又は昇降リフト2に設けられた被当接部23とを備える。昇降リフト2の作動にて手押し移動車4を乗せた積載部20を上方に移動させた際、当接部44が被当接部23を押圧することにより、車輪41を上方に移動させ、昇降リフト2の作動にて手押し移動車4を乗せた積載部20を下方に移動させた際、当接部44が被当接部23から離れ、車輪41が下方に移動するものである。
【0010】
本願第3の発明では、上記本願第2の発明にあって、次の構成を採る消防自動車を提供する。
即ち、上記の手押し移動車4は、車輪41を下方に移動するように、車輪保持部42を常時付勢する、バネ等の付勢手段43を備える。昇降リフト2の作動にて積載部20を上方に移動させた際、当接部44が被当接部23を押圧することにより、上記付勢手段43の付勢に抗して、車輪41を上方に移動させ、昇降リフト2の作動にて積載部20を下方に移動させた際、当接部44が被当接部23から離れ、付勢手段43の付勢により車輪41が下方に移動する。
【0011】
本願第4の発明では、上記本願第1乃至3の何れかの発明にあって、次の構成を採る消防自動車を提供する。
即ち、上記の手押し移動車 (4) は、移動時に力を加えるための把手 (5) と、当該把手 (5) と車輪保持部 (42) との間に介された連動部 (6) とを備える。当該把手 (5) は、手押し移動車 (4) から出し入れ可能であり、連動部 (6) は、車輪保持部 (42) の車輪 (41) の上下の作動に連動して、把手 (5) の上記出し入れを行うものである。
【0012】
上記の構成を採る、本願の上記第1乃至第4の各発明は、消防自動車の荷台に、消防用可搬ポンプ3を乗せた手押し移動車4を積載した状態で収容することを可能とし、そのような積載状態のまま、昇降リフト2にて、荷台について積み下ろすことを可能とした。このため、消防自動車の荷台から可搬ポンプを下ろすと同時に、手押し移動車4に乗せ替えることなしに、直ちに、火災現場へ消防用可搬ポンプ3を移動させることができる。また、消火作業の終了後においても、消防用可搬ポンプ3を乗せた状態の手押し移動車4をそのまま消防自動車の荷台に収容することができる。従って、次の消火活動のための準備の手間を抑え、消防員は、速やかに帰途につくことができ、円滑に次の消火活動に備えることができる。
また、本願発明に係る消防自動車では、昇降リフト2の積載部20を下降させて地面に手押し移動車4を下ろした際に、手押し移動車4は、その車輪41,41にて、自身を支持し、車輪41,41の転動により、円滑に、上記積載部40から、手押し移動車4を抜き出すことができる。
以上の点を前提として、本願発明では、特に、固定機構を備えることにより、消防用可搬ポンプ3を乗せた状態の手押し移動車4を消防自動車の荷台に収納する際或いは収納状態にある際に、消防用可搬ポンプ3を乗せた手押し移動車4が、荷台で勝手に動くことがない。
【0013】
更に、本願第2の発明に係る消防自動車では、上記手押し移動車4の昇降に伴って、その車輪41,41の出し入れも自動的ができ、車輪41,41の出し入れの作業の手間や時間を必要としない。
【0014】
また、本願第3の発明に係る消防自動車では、バネ等の付勢手段43を備えることにより、上記の車輪41,41の出し入れをより円滑且つ速やかに行うことを可能とした。
【0015】
そして、本願第4の発明に係る消防自動車では、上記の車輪41,41の出し入れに連動して、出し入れ可能な把手5を手押し移動車4が備えることにより、より円滑に手押し移動車4を移動可能な状態にすることができ、速やかに消防用可搬ポンプ3を移動させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本願発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図17へ、本願発明の一実施の形態を示す。図1は、消防自動車1の全体側面図を示す。図2乃至図4は、上記消防自動車1荷台10に設けられる昇降リフト2の平面図である。図5は、上記消防自動車1に備えられる可搬ポンプ3の側面図である。図6は、可搬ポンプ3を取り外した状態の、上記消防自動車1に搭載される手押し移動車4の全体斜視図である。図7は、上記可搬ポンプ3を上記手押し移動車4へ搭載する方法を示す、要部分解斜視図である。図8は、上記手押し移動車4の要部平面図である。図9は、上記手押し移動車4の要部略側面図である。図10及び図11は、上記の手押し移動車4を、昇降リフト2へ積載する状態を示す一部切欠平面図である。図12及び図13は、上記の手押し移動車4を、昇降リフト2へ積載する状態を示す一部切欠要部背面図である。図14乃至図17は、夫々、昇降リフト2が可搬ポンプ3を搭載した手押し移動車4を地面から持ち上げる状態を示す一部切欠側面図である。
説明の便宜上、各図中、Uは上方を、Sは下方を、Fは前方を、Bは後方を、示している。
【0017】
図1に示す通り、本願発明に係る消防自動車1は、その荷台10に取り付けられた昇降リフト2と、消防用可搬ポンプ3(以下可搬ポンプ3と呼ぶ。)と、この可搬ポンプ3を取外し自在に載置して人力で火災現場へ可搬ポンプ3を移動させることが可能な手押し移動車4と、手押し移動車4を昇降リフト2に固定する固定機構を備える。
各部の構成について、以下順に説明する。
【0018】
先ず消防自動車1について説明する。
この消防自動車1は、上記の昇降リフト2を固定することが可能な荷台10を備える。このような荷台10を備えたものであれば、消防自動車1に、既存のどのタイプのものを採用しても実施可能である。例えば、消防自動車1の車体に据えつけられた専用のポンプを備えたものや、或いはそのような車体に据えつけられたポンプを持たず、専ら可搬ポンプ3を運ぶだけのトラックベースのものであってもよい。また、消防自動車1には、放水以外の目的のもの、例えば救助工作車も含む。
【0019】
上記昇降リフト2について説明する。
図2乃至図4に示す通り、昇降リフト2は、可搬ポンプを乗せた状態の手押し移動車4を消防自動車1に対して昇降させることが可能なものであり、可搬ポンプを保持する手押し移動車4を積載することが可能な積載部20と、積載部20を昇降可能に保持する昇降部21と、積載部20を水平に移動して消防自動車1の荷台から出し入れする水平移動部22とを備える。この図2乃至図4において、昇降リフト2は、可搬ポンプを保持する手押し移動車4を乗せていない状態を示しており、更に、図面の煩雑を避けるため、消防自動車1(荷台10)を省略してある。
【0020】
水平移動部22は、ボルトや溶接等の周知の固定手段にて消防自動車1の荷台10に固定されるベース部22aと、ベース部22aに沿って自動車の前後方向に摺動可能な第1スライド部22bと、第1スライド部22bに沿って自動車の前後方向に摺動可能な第2スライド部22cとを備える。ベース部22aは、第1スライド部22bの上記摺動を案内するレールであり、第1スライド部22bは第2スライド部22cの上記スライドを案内するレールである。第2スライド部22cの後部に上記昇降部21が設けられている(言い換えると、第2スライド部22cは、水平移動部22に属すると共に昇降部21にも属する)。上記の積載部20は、昇降部21の後方側へ水平に伸びる枠体である。積載部20は、上下に貫通する貫通孔20aを備えた位置合わせ部20bを有する。
【0021】
図2は、ベース部22a、第1スライド部22b及び第2スライド部22cを重ねた(縮めた)状態を示しており、図3は、図2のベース部22aから第1スライド部22bを後方Bへ伸ばした状態を示し、図4は、更に図3の状態の第1スライド部22bから第2スライド部22cを後方へ伸ばした状態を示している。このような第1スライド部22b及び第2スライド部22cの摺動は、人手で行うことが可能なものを採用する。即ち、第1スライド部22b及び第2スライド部22cには、作業者が手で引っ張り或いは押し込むことにより、その伸縮を行うことができるものを採用する。第1スライド部22b及び第2スライド部22cについて、上記縮めた状態や伸ばした状態を維持するために、ピンの嵌合などの固定手段を設けて実施するのが好ましい(図示しない)。
【0022】
昇降リフト2が少なくとも図2に示す状態のときに、可搬ポンプ3を保持する手押し移動車4を積載部20に積載しておれば、この手押し移動車4は、可搬ポンプ3と共に、図1に示す通り、荷台10に収容された状態となる。また、少なくとも図3の状態のとき、積載部20は、荷台10後部から後方に突出し、昇降部21は、このような積載部20を消防自動車1(荷台10)に対して昇降させることができる。昇降部21は、電動式、機械式、或いは油圧などの流体圧の利用にて積載部20を昇降させることが可能なものを採用する。昇降部21には、とりわけ電動式のものを採用するのが好ましい。モータとバッテリを備える必要はあるが、大がかりな装置を必要とせず、またバッテリについても消防自動車1が備えるものを利用することが可能だからである。
図14乃至図17に示す通り、昇降部21は、第2スライド部22cに立設された上下案内部21aと、上下案内部21aに案内され当該上下案内部21aに対し上下に移動することが可能な昇降本体21bと、昇降本体21bの上下動の駆動力を提供する駆動部(図示せず。)と、駆動部の駆動力を昇降本体21bに伝達する伝達部(図示せず。)とを備える。
上記の通り、電動式の昇降部21の場合、駆動部はモータであり、伝達部は、チェーンとギアや、或いはベルトとプーリである。この昇降本体21bに上記の積載部20が取り付けられている。
昇降リフト2を降下させる場合、水平移動部22を図4に示す状態に伸ばし、図17に示す状態から、図16、図15、図14に示す順に、上下案内部21a内の昇降本体21bを下方へ移動する。
図2乃至図4、更に、図14乃至図17に示す通り、昇降部21には、被当接部23,23が設けられている。具体的には、被当接部23,23は、昇降部21の上下案内部21aに設けられたものであり、上下案内部21aの左右側面から左右に突出する。この実施の形態では、被当接部23,23は、棒状体であり、上下案内部21aの左右両側面にその基端部が設けられ、先端を左右へ水平に伸ばしている。
【0023】
上記の可搬ポンプ3について説明する。
図5へ示す通り、可搬ポンプ3は、ポンプ本体30と、ポンプ本体30に折り畳み可能な把手31…31と、ポンプ本体30を支持する支持枠32と、支持枠32の下部に設けられた接地部33…33と、ポンプ本体30に設けられたホース取付け部34とを備える。可搬ポンプ3は、5,6人或いはそれ以下の人手で持ち運びが可能な重量及び寸法を備えたものである。上記の接地部33…33は、緩衝部材であり、この実施の形態において、ポンプ本体30(支持枠32)底部の前後左右の夫々に設けられている。詳しくは、上記の支持枠32は、図7(可搬ポンプ3について、支持枠32以外の構成は省略してある。)へ示す通り、ポンプ本体30の下部前後に配され左右に伸びる2本の前後枠32a,32cと、ポンプ本体30の下部左右に配され前後に伸びる2本の左右枠32b,32bとにて構成されている。この実施の形態において、上記の接地部33…33は、左右枠32b,32bに設けられている。但し、接地部33…33は、前後枠32a,32aに設けて実施することも可能である。
接地部33…33は、クッション性のある、ゴムなどの素材にて形成するのが好ましい。このような可搬ポンプ3として、市販の可搬ポンプを採用することができる。
【0024】
上記の手押し移動車4について説明する。
図6乃至図13へ示す通り、手押し移動車4は、可搬ポンプ3を取外し自在に載置して人力で火災現場へ可搬ポンプ3を移動させることが可能なものであり、可搬ポンプ3を載置した状態にて上記昇降リフト2により消防自動車から積み下ろすことが可能なものであり、且つ、可搬ポンプ3を載置して上記昇降リフト2に乗せられた状態で荷台へ収容可能なものである。
【0025】
詳しくは、手押し移動車4は、図6に示す通り、ポンプ載置部40と、車輪41,41と、当該車輪41,41を上下に移動可能に保持する車輪保持部42,42と、バネ等の付勢手段43,43と、把手5と、連動部6,6と、背面部7と、リフト対応部8とを備える。
図7へ示す通り、上記のポンプ載置部40は、手押し移動車4の中心となる部材であり、前面部と後面部と左側面部と右側面部の4つの板状部にて構成された平面視略矩形状の枠体である。ポンプ載置部40は、可搬ポンプ3の接地部33…33を支持すると共に当該接地部33…33を受容してポンプ載置部40に対する可搬ポンプ3の位置を規定する位置決め部40a…40aと、位置決め部40a…40aにて位置決めがされた可搬ポンプ3をポンプ載置部40へ固定する固定部材40d,40eとを備える。尚、図7では、手押し移動車4について、ポンプ載置部40と車輪41,41(と車輪保持部42の一部)以外の構成は、図面の煩雑を避けるため、省略してある。
【0026】
位置決め部40a…40aは、この矩形状の枠体であるポンプ載置部40の四隅に設けられた基底部40b…40bと、各基底部40bの上面に設けられた規制部40cとを備える。基底部40b…40bの夫々は、ポンプ載置部40の四隅において枠体であるポンプ載置部40の底を形成している。
規制部40c…40cの夫々は、平面視略L字状の部材であり、矩形状の枠体であるポンプ載置部40の上記四隅の内側に(ポンプ載置部40の上記四隅とは別の)コーナーを提供している。
規制部40c…40cの夫々は、可搬ポンプ3の接地部33…33の夫々に対応するものである。可搬ポンプ3をポンプ載置部40に乗せる際、ポンプ本体30の支持枠32をポンプ載置部40内に配し、接地部33…33を基底部40b…40bの上に乗せる。このとき、図8に示すように、規制部40c…40cが接地部33…33の側部と当接し、接地部33の基底部40b上での位置を決める。尚、この図8において、図面の煩雑を避けるため、可搬ポンプ3について、その接地部33…33のみを描き他は省略してある。また、図8において、手押し移動車4の把手5も省略してある。
【0027】
上記の固定部材40d,40eは、ポンプ載置部40の上端に設けられるものであり、上記位置決めがされた可搬ポンプ3の支持枠32の上方の当たりとなる。具体的には、固定部材40d,40eは、夫々、ポンプ載置部40と別体に形成された金具であり、上記の可搬ポンプ3の位置決め後、ネジやボルトなどの固定具にて、ポンプ載置部40の上端に設けられ、支持枠32の上方への移動を規制する。少なくとも、固定部材40d,40eの一部を、矩形の枠体であるポンプ載置部40の一つの面部に設けると共に、これと向かい合う面部へ固定部材40d,40eの他の一部を設けることによって、可搬ポンプ3をポンプ載置部40へ確実に固定することができる。但し、固定部材40d,40eの全てをポンプ載置部40と別体にする必要はなく、その一部は、当初よりポンプ載置部40の一つの面部へ固定され或いは当該面部と一体に形成されたものであっても実施可能である。例えば、図7へ示す通り、ポンプ載置部40の後面部に当初より固定部材40e,40eを設けておき、可搬ポンプ3積載後、ポンプ載置部40の前面部に、ポンプ載置部40と別体に形成された他の固定部材40d,40dをネジ等の固定具40f,40fにて取付けるものとしても実施可能である。この場合ポンプ載置部40の前面部の内面に可搬ポンプ3の前枠32aが沿い、ポンプ載置部40の後面部の内面に可搬ポンプ3の後枠32cが沿うものとすることにて、載置後の可搬ポンプ3の安定をより良好なものとすることができる。固定部材40d,40eは、上記の他、ポンプ載置部40の左右面部に設けて実施することも可能である。
【0028】
連動部6,6の夫々は、ポンプ載置部40(の左右面部)の後部左右に設けられている。上記の背面部7は、ポンプ載置部40(の後面部)の後方において連動部6,6の間に渡された桟である。
背面部7は、図6に示すように、その下方に出没可能なスタンド70が、軸止されている。このスタンド70を、回転させることにて下方に出し、地面に接地することにより、手押し移動車4を倒れないように立てておくことができる。図8に示すように、スタンド70には、作業者が足で出し入れしやすいように足掛かり71が設けられている。また、背面部7には、下方に出したスタンド70をロックするロック片72が軸止されている。このロック片72を回動することによって立てたスタンド70と当接させ、スタンド70の逆転(後戻り)を防止する。73は、ロック片72に設けられた足掛かりを示している。尚、図6において、図面の煩雑を避けるため、上記の足掛かり71,73は省略してある。スタンド及びその後戻り防止の手段については、上記以外の周知の構造のものを採用して実施することが可能である。
また、図8に示す通り、上記の背面部7には、被位置合わせ部75が設けられている(図6において省略している)。この被位置合わせ部75は、昇降リフト2の積載部20が備える位置合わせ部20bと対応するものである。被位置合わせ部75は、下方に突出するピン74を備える。
【0029】
上記の把手5は、手押し移動車4の後部に設けられたものである。把手5は、地面に下ろされた手押し移動車4を、移動させるために、作業者が掴んで力を加えるために設けられた平面視略U字状の部材であり、手押し移動車4に折り畳み可能である。また把手5の先端部50は、図15へ示すように、手押し移動車4を使用しないとき邪魔にならないように、把手5の基部側に対し折っておくことが可能である。
【0030】
上記の連動部6,6は、車輪保持部42,42の車輪41,41の上下の作動に連動して、把手5の上記出し入れ(折り畳み)を行うものである。
詳しくは、連動部6,6の夫々は、図9へ示す通り、本体ケース60と、第1ギア61と、第2ギア62とを備える。
第1ギア61及び第2ギア62の夫々は、本体ケース60内に収容されると共に、互いに噛合した状態で、本体ケース60に軸止されている(図9において、両ギア61,62の歯については、その配設位置を二点鎖線で示し、省略してある)。また、第1ギア61には、把手5の基部が固定されている。第2ギア62が回転すると、当該第2ギア62に噛合する第1ギア61も連動して回転する。この第1ギアの回転61によって、把手5の手押し移動車4(ポンプ載置部40)に対する角度が変わる。本体ケース60には、この把手5の角度の変化の範囲を規定する上部当たり63と下部当たり64とが設けられている。把手5は、第1ギアの回転61により上部当たり63と下部当たり64の間で向きを変えることができる。
【0031】
上記の車輪保持部42,42は、車輪41,41をポンプ載置部40の側方(左右)に支持するものである。
詳しくは、車輪保持部42,42の夫々は、図6、図8及び図9へ示す通り、脚部42aと、リンク42bと、当接部44とを備える。車輪保持部42,42は、ポンプ載置部40(左右面部)の左右に取り付けられたものであり、連動部6,6の前方に位置する。
上記脚部42aの先端に、車輪41が軸止されている。脚部42aの基端は、ポンプ載置部40(の左面部又は右面部)に軸止されている。図6及び図9において、42cは、脚部42aの基端の上記軸止部を示している。この軸止部42cを中心として脚部42aを回動することにより、車輪41を上下に移動させることができる。
この脚部42aには、当接部44が設けられている。上記の当接部44,44は、脚部42a,42aの基端側から、前方Fに向けて伸びる板状体である。
上記のリンク42bの先端は、上記脚部42aの基端と先端の間に軸止されている。また、リンク42bの基端は、上記保持部6の第2ギア62に固定されている。
【0032】
上記付勢手段43は、図8及び図9に示す通り、上記脚部42aと、ポンプ載置部40との間に配設され、車輪41をポンプ載置部40の下方に移動するように、脚部42aを常時付勢する。即ち、このような付勢を受けて、脚部42aは、その基端を中心に回転して先端側をポンプ載置部40の下方に突出し、車輪41をポンプ載置部40の下方へ配置する。このとき、リンク42bが脚部42aに引っ張られ、第2ギア62を回動する。第2ギア62の回動に伴って第1ギア61が回動し、把手5を下方に開く。
このように脚部42a,42aが車輪41,41を下方に下ろした状態において、把手5は、最も開いた状態即ち手押し移動車24の把手として使用可能な状態となり、下部当たり64にてそれ以上開かないように規制される(図9)。
図示はしないが、把手5の上記の位置を固定するように、把手5に係止部を、また、本体ケース60に当該係止部に係止される被係止部を、設けて実施するのが好ましい。例えば、係止部を出没可能な凸部とし、被係止部をケース本体60の上面54に設けた凹部とし、凸部をバネなどの付勢具にてケース本体60上面に常時付勢し、把手5の回動により凹部のある位置に凸部が移動したとき凸部が凹部に嵌まり、把手5の位置を固定するものとすればよい。把手5を起立させる際は、作業者の手作業、或いは別途の手段にて、凸部を凹部内から後退させるようにする。この場合、係止部を凹部とし、被係止部を凸部としても実施可能である。
【0033】
上記と逆に脚部42a,42aを上げて車輪41,41をポンプ載置部40と同じかそれよりも上方に移動させた際、把手5は、第2ギア62の逆回転により、手押し移動車4に載置された可搬ポンプ3へ沿うように起立する(後戻りする)。このとき、把手5は、上部当たり63に阻まれ、必要以上に後戻りしない。
【0034】
リフト対応部8は、昇降リフト2の積載部20と対応して、当該積載部20を受容する部位である。図9及び図12に示すように、ポンプ載置部40(位置決め部40a…40a)の底面40gと、当該底面40gの左右に設けられた左右当接部80,80とにて構成される。左右当接部80,80の先端は、上記底面40gにりも下方に突出する。左右当接部80,80間の間隔は、昇降リフト20の左右の幅とほぼ同じである。
【0035】
ここで、前述の固定機構について説明する。
固定機構は、手押し移動車4を荷台に収容した際に、車輪41,41を、水平移動部22又は消防自動車1の荷台と接触させないように、上方に移動させておくことが可能なものである。
具体的には、固定機構は、車輪保持部42に設けられた上記の当接部44,44と、昇降リフト2に設けられた前述の被当接部23,23とを備える。より詳しくは、固定機構は、車輪保持部42の上記当接部44,44と、昇降リフト2の被当接部23,23と、固定補助機構と、ロック機構とにて構成される。
固定補助機構は、上記のリフト対応部8と、昇降リフト2の積載部20の位置合わせ部20bと、手押し移動車4の上記被位置合わせ部75とにて構成される。この固定補助機構は、昇降リフト2の積載部20に対する手押し移動車4の位置を維持し、当接部44,44と被当接部23,23の当接を確実に行わせるものである。
ロック機構は、手押し移動車4を(昇降リフト2から下ろして)使用する際、手押し移動車4の自重によって、車輪が引っ込まないようにロックするための機構であり、手押し移動車4を昇降リフト2にて荷台に収容する際に、ロックを解除して固定機構の作動による車輪の引っ込め動作を可能とするものである。
即ち、ロック機構は、手押し移動車4使用時、前記脚部42aの上方ての回転を阻止し、手押し移動車4収容時当該回転の阻止を解除することができるものである。この実施の形態では、既述の把手5の位置を固定する係止部と被係止部とが、ロック機構を構成する。即ち、把手5を引き出した状態に固定することにより、第1ギア61と第2ギア62の回動が阻止され、リンク42bの位置が固定され、脚部42aが車輪を下ろした状態にロックされる。そして、上記把手5の固定を解除することにより、第1ギア61と第2ギア62とが回動可能となり、これに伴ってリンク42bも動けるようになり、固定機構の当接部44,44と被当接部23,23との間の力のやり取りにより、脚部42aを上方へ引っ込めることが可能となる。
【0036】
以下、可搬ポンプ3の消防自動車1の荷台10への積み下ろしの手順について説明する。
先ず、地面に下ろされた手押し移動車4を荷台10へ乗せる手順について説明する。
消火活動後、可搬ポンプ3を乗せて消防自動車1の後方に手押し移動車4が戻った際、図4へ示すように、昇降リフト2の水平移動部22を伸ばして、積載部20を地面g側に降下させる。図10に示すように(この図10において把手5は省略してある。)作業者は、把手5を掴んで、前方Fの積載部20に向けて、手押し移動車4を移動させる。このとき、図11及び図12へ示すように、昇降リフト2の積載部20の位置合わせ部20bと、手押し移動車4の被位置合わせ部75の位置を合わせる(図12において、図面を見やすくするために、車輪41,41を上方に上がった状態としているが、実際は、図14に示すように車輪41,41が下がった状態にてこの作業が行われる)。そして、図13へ示すように、ポンプ載置部40の底部40gを昇降リフト2の積載部20の上面に乗せ、被位置合わせ部75のピン74を位置合わせ部20bの貫通孔20a内に挿入する。このとき、上記の左右当接部80,80は、積載部20の左右側面と対応する。固定補助機構を構成する、リフト対応部8と、位置合わせ部20bと、被位置合わせ部75の、上記作用にて、積載部20に対して手押し移動車4の位置を決め、昇降時に手押し移動車4が勝手に動くことを阻止する。この結果、積載部20に対して、手押し移動車4の当接部44,44の位置は、固定される。
【0037】
脚部42a,42aは、載置部20に手押し移動車4(ポンプ積載部40)を乗せた状態にて車輪41を積載部20より側方に配位せしめる。図14に示すように、積載部20が最も降下した(地面に接近した)状態において、車輪41,41は、地面gに接地する。
積載部20が最も降下した(地面に接近した)状態のとき、ポンプ載置部40の底面40gよりも、積載部20の上面が下方(地面g側)に位置するものとすることにより、地面g上を走らせて、手押し移動車4を、円滑に積載部20の上方に移動させることができる。また、その後の積載部20の上昇により、被位置合わせ部75のピン74を位置合わせ部20bの貫通孔20a内に挿入する作業が簡単に行える。
【0038】
上記にて地面g側に降下させた昇降リフト2の積載部20に手押し移動車4を積載した状態において、上記の当接部44,44は、固定補助機構の支援にて、図11及び図14(更に図15)へ示す通り、正確に被当接部23,23の下方に(離れて)位置する(換言すると、地面g側に降下させた昇降リフト2の積載部20に手押し移動車4を積載した状態において、被当接部23,23は、当接部44,44の真上に位置する)。このとき、図15に示す通り、把手5の先端部50を折っておく。また、前記ロック機構のロックを解除しておく。そして、昇降リフト2の上下案内部21a内において昇降本体21bを上昇させることにて、積載部20を上方に移動させると、図16に示すように、当接部44,44は被当接部23,23と当接する。積載部20が更に上昇することによって、当接部44が被当接部23を押圧する(換言すると被当接部23,23が当接部44,44を押圧する)。このような押圧によって、当接部44,44は、上記付勢手段43の付勢に抗して、脚部42a,42aを回転させ、図17へ示すように、その先端側の車輪41,41を上方に移動させる。
【0039】
このように、被当接部23,23に当接部44,44が押さえられ車輪41,41が上方に押し上げられた状態において、水平移動部22を縮めて、荷台10の上に、可搬ポンプ3を積載した手押し移動車4を収容することができる。
上記の動作中、当接部44と被当接部23との当接により、脚部42a,42aが回転することにて、リンク42bが、脚部42aに押されて、第2ギア62を回転させる。そして、第2ギア62の当該回転に伴って第1ギア61が回転し、把手5を上方に折り畳む。
【0040】
荷台10から手押し移動車4を下ろす際は、上記と逆の手順で行えばよい。
この手押し移動車4を荷台10から下ろす作業について、以下に説明する。
荷台10から昇降リフト2の水平移動部22を伸ばして、図17に示すように、積載部20を荷台10の後方へ突出させる。そして、上記と逆に、積載部20を地面gに向けて降下させる。即ち、昇降リフト2の上下案内部21a内において昇降本体21bを下降させることにて、積載部20を下方に移動させる。この積載部20の降下により、図16に示すように、被当接部23,23との押し合い状態から当接部44,44が開放され、付勢手段43の付勢にて、脚部42a,42aの先端側を下方に降下させ、車輪41,41をポンプ載置部40及び積載部20の下方に下ろすことができる。
更に積載部20を更に降下させて、最も地面に接近させたとき、車輪41,41が地面に接地して、ポンプ載置部40を昇降部20から浮き上がらせる。このとき、位置合わせ部75のピン74が位置合わせ部20bの貫通孔20aから外れる。
【0041】
そして、図14に示すように、折り込まれていた把手5の先端部50を起こし、把手5を後方に引くことにて、手押し移動車4を簡単に積載部20から外すことができる。
上記の動作中、当接部44と被当接部23の離反により、脚部42a,42aが回転することにて、リンク42bが、脚部42aに引っ張られて、第2ギア62を回転させる。そして、第2ギア62の当該回転に伴って第1ギア61が回転し、把手5を下方に開く。
【0042】
上述の通り、昇降リフト2の作動にて手押し移動車4を乗せた積載部20を上方に移動させた際、当接部44が被当接部23を押圧することにより、車輪41,41を上方に移動させ、昇降リフト2の作動にて手押し移動車4を乗せた積載部20を下方に移動させた際、当接部44が被当接部23から離れ、車輪41,41が下方に移動する。この際に、ロック機構にて、把手5の上記位置を固定すると共に、車輪を下方に固定することができる。
【0043】
上記の実施の形態において、水平移動部22は、ベース部22aと、ベース部22aに取り付けられた第1スライド部22bと、第1スライド部22bに取り付けられた第2スライド部22cとを備えるものであった。この他、荷台10の前後の長さが短い消防自動車1では、上記第1スライド部22bを設けずに、ベース部22aに、摺動可能に第2スライド部22cを取付けるものであっても実施可能である(図示せず)。また、荷台10が長いものである場合、第1スライド部と、第2スライド部との間に、第3のスライド部を設けて実施することも可能である(図示せず)。
上記の実施の形態において、水平移動部22は、前後に第1スライド部22bおよび第2スライド部22cを伸縮可能とするものであり、消防自動車1の後方から手押し移動車4の昇降を行うものであった。この他、水平移動部22は、消防自動車1の左右に伸縮し、消防自動車1の右側又は左側にて、手押し移動車4の昇降を行うものであっても実施可能である(図示せず)。
【0044】
また、上記の実施の形態では、固定構造の被当接部23,23は、昇降部21の上下案内部21aに設けられていたが、この他、被当接部23,23は、第2スライド部22cに設けられたものであっても実施可能である。また、被案内部23,23は、昇降リフト2或いは消防自動車1の他の位置に設けられたものであっても実施可能である。
更に、案内部44,44は、脚部42a,42aに連動すると共に昇降リフト2の昇降動作に応じて被当接部23,23との当接・離反を行うことが可能な位置にあればよく、上記のように前方に真っ直ぐ伸びる矩形の板状体に限らず、他の形状の部材を用いて実施することが可能である。また、被当接部23,23についても、昇降リフト2の昇降動作に応じて当接部44,44との当接・離反を行うことが可能なものであればよく、上記のように左右に伸びる棒状体に限らず、他の形状の部材を用いて実施することが可能である。
上記の実施の形態において、当接部44,44と被当接部23,23とについては、夫々2つづつ設けられた2対のものを示した。この他、左右の何れか一対のみ設けるものとしても実施可能である。また、2対以上設けるものとしても実施可能である。
【0045】
上記の実施の形態において、被位置合わせ部75のピン74を位置合わせ部20bの貫通孔20a内に挿入するものとした。この他、ピン74を被位置合わせ部75と別体に形成すると共に、被位置合わせ部75にピン74の挿通用の孔を設けて、当該挿通用孔と、位置合わせ部20bの貫通孔20aとに、後から作業者がピン74を通すものとしても実施可能である。また、ピン74は、バネ等の付勢具にて被位置合わせ部75から出没自在に設けて実施することも可能である。また、位置合わせ部20bがピン74を備えるものとし、被位置合わせ部75は、その挿通用の孔を備えるものとしても実施可能である。
【0046】
【発明の効果】
本願第1〜4の発明の実施によって、消防活動の機動性を損なうことなく、迅速且つ円滑な消防活動を可能とし、また、その省力を大幅に可能とした。特に、固定機構を備えることにより、消防用可搬ポンプを乗せた状態の手押し移動車を消防自動車の荷台に収納する際或いは収納状態にある際に、消防用可搬ポンプを乗せた手押し移動車が、荷台で勝手に動くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る消防自動車1の一実施の形態の全体側面図である。
【図2】上記消防自動車1の荷台10に設けられる昇降リフト2について、そのベース部22a、第1スライド部22b及び第2スライド部22cを縮めた状態を示す平面図である。
【図3】図2に示す状態のベース部22aから第1スライド部22bを後方Bへ伸ばした状態を示す平面図である。
【図4】図3に示す状態の第1スライド部22bから、第2スライド部22cを後方へ伸ばした状態を示す平面図である。
【図5】上記消防自動車1に搭載される可搬ポンプ3の側面図である。
【図6】上記消防自動車1に備えられる、可搬ポンプ3を取り外した状態の手押し移動車4の全体斜視図である。
【図7】上記可搬ポンプ3を上記手押し移動車4へ搭載する方法を示す、要部分解斜視図である。
【図8】可搬ポンプ3が乗せられていない状態の上記手押し移動車4の要部平面図である。
【図9】上記手押し移動車4の要部略側面図である。
【図10】上記昇降リフト2への積載前、上記の手押し移動車4を昇降リフト2から分離した状態を示す一部切欠平面図である。
【図11】上記の手押し移動車4を昇降リフト2へ搭載した状態を示す一部切欠平面図である。
【図12】上記昇降リフト2への積載前、上記の手押し移動車4を昇降リフト2から分離した状態を示す一部切欠要部背面図である。
【図13】上記の手押し移動車4を昇降リフト2へ搭載した状態を示す一部切欠要部背面図である。
【図14】地面の上にて、手押し移動車4を、降下させた昇降リフト2の積載部20の上に配位させた状態を示す一部切欠側面図である。
【図15】図14に示す状態の手押し移動車4について、その把手5の先端部50を折り込んだ状態を示す一部切欠側面図である。
【図16】図15に示す状態から積載部20を上昇させた状態を示す一部切欠側面図である。
【図17】図16に示す状態から更に上方に積載部20を上昇させた状態を示す一部切欠側面図である。
【符号の説明】
1 消防自動車
2 昇降リフト
3 可搬ポンプ
4 手押し移動車
5 把手
6 連動部
20 (昇降リフト2の)積載部
22 (昇降リフト2の)水平移動部
23 (昇降リフト2の)被当接部
40 (手押し移動車4の)ポンプ載置部
41 (手押し移動車4の)車輪
42 (手押し移動車4の)車輪保持部
43 (手押し移動車4の)付勢手段
44 (手押し移動車4の)当接部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a fire engine.
[0002]
[Prior art]
Some recent fire trucks are loaded with portable fire pumps that can be carried by several people to increase the mobility of fire fighting activities. In such fire fighting vehicles, in fire fighting activities in places where vehicles cannot enter, the firefighters take the portable pumps down from the fire fighting vehicles and go to the fire site (where there is a water source necessary for water discharge nearby) Can carry and fire fighting.
[0003]
However, even if it is called a portable pump, since the weight is around 100 kg, the movement requires at least 4-5 persons.
For this reason, it is conceivable to prepare a fire engine equipped with a crane and a lift so that it can be loaded and unloaded immediately on the loading platform of the fire engine (for example, Japanese Utility Model Publication No. 5-20340, JP-A-11- 262539).
On the other hand, even if a heavy-duty portable pump is lowered from a fire engine using such a device, it is not efficient to rely on personnel to carry it to the fire site, so a handrail equipped with casters (wheels) It is also possible to move to a fire site by putting it on a type of cart (for example, Japanese Utility Model Publication No. 58-16776, Japanese Utility Model Application Publication No. 61-18561).
[0004]
However, even though it was possible to save labor for loading and unloading fire trucks with the above-mentioned method and for movement between fire trucks and fire sites, the portable pumps that were lowered from the fire trucks were transferred to the carts. Therefore, it takes time and effort, and there is a risk that the fire fighting operation will be delayed during that time. In addition, when the fire fighting work is over and the portable pump is taken back to the place where the fire engine is located, and the portable pump is loaded onto the loading platform of the fire engine, the portable pump is lowered from the cart and placed on a device such as the lift. Forcing firefighters who are exhausted by fire fighting activities to replace them is something they want to avoid in preparation for emergency fire fighting activities and for their safe and smooth activities.
[0005]
In order to make it possible to move to the fire site without having to reload the cart after being unloaded from the above-mentioned fire truck, attach a wheel or handle to the pump itself, that is, the pump and the wheelbarrow are integrated. However, with such a pump, it is not something that can be moved anywhere where people can go, unlike a portable pump, and it is inferior to a portable pump in terms of mobility. is there. For example, in the case of a portable pump where it is impossible to run with the wheel of a wheelbarrow or on a rough road, the wheelbarrow can be abandoned or temporarily removed from the wheelbarrow and carried by a fireman to carry the portable pump. If the car is integrated, the weight will increase and it will be impossible to overcome such obstacles manually.
In addition, in this case, it is necessary to prepare a dedicated pump, so it is costly and, as in the case of using a portable pump, it is possible to use a commercially available pump for the most expensive pump itself and to reduce the cost. I can't translate.
[0006]
After all, in the present situation, in order to use a portable pump that is excellent in terms of mobility and cost, it is inevitable that the time and effort of the transfer described above is unavoidable, and the time and effort are lost. .
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, the present invention solves the above-mentioned problem by using a commercially available portable pump and eliminating the need to reload the pump from the loading platform of the fire engine to the hand-carried vehicle on which the portable pump is placed.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In the first invention of the present application, the
That is, the
[0009]
Second invention of the present applicationThen, in the said 1st invention of this application, the fire engine which takes the following structure is provided.
That is, the fixing mechanism includes a
[0010]
Third invention of the present applicationThen, in the said 2nd invention of this application, the fire engine which takes the following structure is provided.
That is, the hand-carried
[0011]
Fourth invention of the present applicationThen, in the invention according to any one of the first to third applications, a fire engine having the following configuration is provided.
That is, the above-mentioned hand-carried vehicle (Four) The handle for applying force when moving (Five) And the handle (Five) And wheel holding part (42) Interlocking part interposed between (6) With. The handle (Five) The hand-carried car (Four) It can be taken in and out, and the interlocking part (6) The wheel holding part (42) Wheel (41) In conjunction with the up and down movement of the handle, (Five) The above-mentioned withdrawal is performed.
[0012]
Each of the first to fourth inventions of the present application adopting the above-described configuration makes it possible to accommodate a
Further, in the fire engine according to the present invention, when the
On the premise of the above points, in the present invention, in particular, by providing a fixing mechanism, when the hand-carried
[0013]
Furthermore, in the fire engine according to the second invention of the present application, with the raising and lowering of the hand-carried
[0014]
Moreover, in the fire engine according to the third invention of the present application, by providing the biasing means 43 such as a spring, the above-described
[0015]
And the fourth invention of the present applicationIn the fire engine according to, the push-moving
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 to 17 show an embodiment of the present invention. FIG. 1 shows an overall side view of a
For convenience of explanation, in each figure, U indicates the upper side, S indicates the lower side, F indicates the front side, and B indicates the rear side.
[0017]
As shown in FIG. 1, a
The configuration of each part will be described below in order.
[0018]
First, the
The
[0019]
The lifting
As shown in FIGS. 2 to 4, the
[0020]
The horizontal moving
[0021]
2 shows a state in which the
[0022]
If the lifting / lowering
As shown in FIGS. 14 to 17, the elevating
As described above, in the case of the
When lowering the
As shown in FIGS. 2 to 4 and FIGS. 14 to 17, the elevating
[0023]
The
As shown in FIG. 5, the
The grounding
[0024]
The hand-carried
As shown in FIGS. 6 to 13, the hand-carried
[0025]
Specifically, as shown in FIG. 6, the hand-carried
As shown in FIG. 7, the
[0026]
The
Each of the restricting
Each of the restricting
[0027]
The fixing
[0028]
Each of the interlocking
As shown in FIG. 6, the
Further, as shown in FIG. 8, the
[0029]
The above-described
[0030]
The interlocking
Specifically, each of the interlocking
Each of the
[0031]
The
Specifically, each of the
A
A
The distal end of the
[0032]
As shown in FIGS. 8 and 9, the biasing means 43 is disposed between the
Thus, in a state where the
Although not shown, the
[0033]
On the contrary, when the
[0034]
The
[0035]
Here, the above-described fixing mechanism will be described.
The fixing mechanism can move the
Specifically, the fixing mechanism includes the above-described
The fixing assist mechanism includes the
The lock mechanism is a mechanism for locking the
In other words, the lock mechanism can prevent the rotation of the
[0036]
Hereinafter, a procedure for loading and unloading the
First, a procedure for placing the hand-carried
After the fire extinguishing activity, when the hand-carried
[0037]
The
When the
[0038]
In the state where the hand-carried
[0039]
In this way, in a state where the
During the above-described operation, the
[0040]
When the hand-carried
The operation of lowering the hand-carried
The horizontal moving
Further, when the
[0041]
Then, as shown in FIG. 14, the
During the above operation, the
[0042]
As described above, when the
[0043]
In the above embodiment, the horizontal moving
In the above-described embodiment, the horizontal moving
[0044]
In the above-described embodiment, the abutted
Furthermore, if the
In the embodiment described above, two pairs of the
[0045]
In the above embodiment, the
[0046]
【The invention's effect】
First to first application4By implementing this invention, quick and smooth fire-fighting activities can be performed without impairing the mobility of the fire-fighting activities, and the labor saving can be greatly achieved.In particular, by providing a fixing mechanism, a hand-carried vehicle carrying a fire-fighting portable pump when the hand-carried vehicle carrying a fire-fighting portable pump is stored in the loading platform of a fire-fighting vehicle or in the stowed state. However, it does not move on its own.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall side view of an embodiment of a
FIG. 2 is a plan view showing a state in which a
3 is a plan view showing a state in which a
4 is a plan view showing a state in which a
FIG. 5 is a side view of the
FIG. 6 is a portable pump provided in the fire engine 1.3It is a whole perspective view of the hand-carried
FIG. 7 The above portable pump3It is a principal part disassembled perspective view which shows the method of mounting to the said hand-carried
[Figure 8] Portable pump3It is a principal part top view of the said hand-carried
FIG. 9 is a schematic side view of a main part of the hand-carried
FIG. 10 is a partially cutaway plan view showing a state in which the hand-carried
11 is a partially cutaway plan view showing a state in which the hand-carried
12 is a partially cutaway rear view showing the state where the hand-carried
FIG. 13 is a partially cutaway rear view showing a state where the hand-carried
FIG. 14 is a partially cutaway side view showing a state where the hand-carried
15 is a partially cutaway side view showing a state in which the
16 is a partially cutaway side view showing a state where the stacking
17 is a partially cutaway side view showing a state in which the stacking
[Explanation of symbols]
1 fire engine
2 Lifting lift
3 Portable pump
4 Wheelbarrow car
5 Handle
6 Interlocking part
20 Loading section (of lifting lift 2)
22 Horizontal moving part (of lifting lift 2)
23 Contacted part (of lifting lift 2)
40 Pump mounting part (of hand-carried vehicle 4)
41 Wheel (of hand-carried vehicle 4)
42 Wheel holding part (of hand-carried vehicle 4)
43 Energizing means (of hand-carried vehicle 4)
44 Contact portion (of hand-carried vehicle 4)
Claims (4)
上記の昇降リフト(2) は、手押し移動車(4) を乗せて昇降する積載部(20)を備え、
上記の手押し移動車(4) は、ポンプ載置部(40)と、車輪(41)と、車輪(41)を保持する車輪保持部(42)とを備え、
車輪保持部(42)は、ポンプ載置部(40)に対して、車輪(41)を上下に移動させることにより、少なくとも昇降リフト(2) の積載部(20)を下降させた際に、車輪(41)を地面に接地させて、ポンプ載置部(40)を積載部(20)から浮き上がらせるものであり、
手押し移動車(4) を、昇降リフト(2) の積載部(20)に固定する固定機構を備え、
上記昇降リフト(2) は、積載部(20)を水平に移動して消防自動車(1) の荷台から出し入れする水平移動部(22)を備えたものであり、
上記固定機構は、手押し移動車(4) を荷台に収容した際に、水平移動部(22)又は消防自動車(1) の荷台と接触させないように、車輪(41)を、上方に移動させた位置で、車輪保持部 (42) を固定するものであることを特徴とする消防自動車。The lifting lift (2) that can load and unload the fire fighting portable pump (3) is provided on the loading platform, and the fire fighting portable pump (3) can be removed and placed freely to reach the fire site manually. There is a hand-carried vehicle (4) that can move the fire fighting portable pump (3). It can be loaded and unloaded from the fire engine by the lift (2), and can be accommodated in the loading platform with the portable pump for fire fighting (3) placed on the lifting lift (2). In the fire engine that is
The lifting lift (2) includes a loading section (20) that lifts and lowers a hand-carried vehicle (4).
The hand-carried vehicle (4) includes a pump mounting part (40), a wheel (41), and a wheel holding part (42) that holds the wheel (41).
The wheel holding section (42) moves the wheel (41) up and down with respect to the pump mounting section (40) to lower at least the loading section (20) of the lifting lift (2). The wheel (41) is grounded to the ground, and the pump mounting part (40) is lifted from the loading part (20),
It has a fixing mechanism to fix the handcart (4) to the loading part (20) of the lifting lift (2),
The lifting lift (2) is provided with a horizontal moving part (22) for moving the loading part (20) horizontally and taking it in and out of the loading platform of the fire engine (1).
The fixing mechanism moves the wheel (41) upward so that it does not come into contact with the horizontal movement part (22) or the loading platform of the fire engine (1) when the hand-carried moving vehicle (4) is housed in the loading platform . A fire engine characterized by fixing the wheel holding part (42) at a position .
昇降リフト Lifting lift (2) (2) の作動にて手押し移動車A hand-carried vehicle by operating (4) (Four) を乗せた積載部Loading section with (20)(20) を上方に移動させた際、当接部When moving the (44)(44) が被当接部Is the contacted part (23)(twenty three) を押圧することにより、車輪By pressing the wheel (41)(41) を上方に移動させ、昇降リフトMove up and down and lift (2) (2) の作動にて手押し移動車A hand-carried vehicle by operating (4) (Four) を乗せた積載部Loading section with (20)(20) を下方に移動させた際、当接部When moving down (44)(44) が被当接部Is the contacted part (23)(twenty three) から離れ、車輪Away from the wheel (41)(41) が下方に移動するものであることを特徴とする請求項1記載の消防自動車。The fire engine according to claim 1, wherein the vehicle moves downward.
昇降リフト Lifting lift (2) (2) の作動にて積載部Loading section (20)(20) を上方に移動させた際、当接部When moving the (44)(44) が被当接部Is the contacted part (23)(twenty three) を押圧することにより、上記付勢手段By pressing the above biasing means (43)(43) の付勢に抗して、車輪The wheel against the bias of (41)(41) を上方に移動させ、昇降リフトMove up and down and lift (2) (2) の作動にて積載部Loading section (20)(20) を下方に移動させた際、当接部When moving down (44)(44) が被当接部Is the contacted part (23)(twenty three) から離れ、付勢手段Away from the biasing means (43)(43) の付勢により車輪Wheels by energizing (41)(41) が下方に移動するものであることを特徴とする請求項2記載の消防自動車。The fire engine according to claim 2, wherein the vehicle moves downward.
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