JP3886064B2

JP3886064B2 - Bump stopper structure

Info

Publication number: JP3886064B2
Application number: JP30869496A
Authority: JP
Inventors: 光弘長谷川; 隆阿佐
Original assignee: KYB Corp
Current assignee: KYB Corp
Priority date: 1996-11-05
Filing date: 1996-11-05
Publication date: 2007-02-28
Anticipated expiration: 2016-11-05
Also published as: JPH10141420A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ショックアブソーバの最圧縮時における圧縮阻止に伴う衝撃の緩和を可能にするバンプストッパの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、ショックアブソーバにあっては、最圧縮時における圧縮阻止に伴う衝撃を緩和する方策が講じられているが、この衝撃の緩和を言わばショックアブソーバの外部で実現する方策として、従来から、バンプストッパ構造が汎用されている。
【０００３】
このバンプストッパ構造は、たとえば、図３に示すように、鋼材などの剛性材からなりショックアブソーバ１を構成するシリンダ体１１の上端に保持されるバンプストッパ２と、ゴム材などの弾性材からなりショックアブソーバ１を構成しシリンダ体１１に対して出没されるロッド体１２に配在のバンプストッパ２に対向するバンプクッション３とからなる。
【０００４】
なお、バンプクッション３は、図示例のように、ロッド体１２に配在されるのに代えて、ロッド体１２側、すなわち、図示しないが、該ショックアブソーバ１を装備する車両における車体側に配在されることがある。
【０００５】
一方、バンプストッパ２自体は、従来から、バンプクッション３からの荷重を受けるように形成された荷重受部材２１と、シリンダ体１１の上端部への連結を可能にするように形成された連結部材２２との二部材からなり、この二部材、すなわち、荷重受部材２１と連結部材２２がプロジェクション溶接などによって一体化されてなるとしている。
【０００６】
そして、このバンプストッパ２は、図示例では、シリンダ体１１の上端を封止するパッキンケース１３に連設されたバンプストッパ取付用部材１４の外周に連結部材２２部分が嵌装されて連結保持されるとしている。
【０００７】
それゆえ、この従来例としてのバンプストッパ２にあっては、シリンダ体１１の外周にスプリングガイド４を取り付けた後に、シリンダ体１１の上端に連結保持されることで、バンプクッション３と共に所定のバンプストッパ構造を構成することになる。
【０００８】
そして、このバンプストッパ構造は、ショックアブソーバ１が最圧縮されるときに、バンプクッション３をバンプストッパ２に当接させてそれ以上の圧縮を阻止すると共に、この圧縮阻止に伴う衝撃の緩和を図ることになる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のバンプストッパ２にあっては、以下のような不具合が指摘されている。
【００１０】
すなわち、荷重受部材２１は、輪状などに形成されるバンプクッション３に相応すべく円板状に設定されるが、通常は、バンプクッション３からの荷重を充分に受けるべく、シリンダ体１１の外径より大径となるように形成される。
【００１１】
これに対して、取付部材２２は、シリンダ体１１の上端への連結を考慮してキャップ状に設定されるが、通常は、大きくてもシリンダ体１１とほぼ同径程度となるように形成される。
【００１２】
それゆえ、荷重受部材２１が言わば大きめに形成され、連結部材２２が言わば小さめに形成されることは、各部材２１，２２において必要にして充分な条件になる訳であるが、騒音を発生させないためにも部材相互間を分離したままで配設する訳にもいかず、両部材２１，２２を一体化しなければならなくなる。
【００１３】
したがって、まず、本来一個で良い部材が二部材で形成される上に、この二部材が溶接などで一体化されて一個の部材とされることになり、したがって、部品点数の上で、また、加工を要する上で、部品点数および加工工程数の削減に寄与せず、コストの低廉化要請に呼応し得ない不具合がある。
【００１４】
つぎに、荷重受部材２１と取付部材２２は、プロジェクション溶接などによって一体化されるが、その場合の溶接部分、すなわち、両部材２１，２２間には狭い隙間が残存されることになる。
【００１５】
それゆえ、バンプストッパ２を防錆塗装する場合に、上記の狭い隙間を含めた溶接部分への防錆塗装に完全を期し難くなり、したがって、この溶接部分から錆が発生し易くなり、錆の進行による強度低下が招来され、所定の耐久性を維持し得なくなる不具合がある。
【００１６】
この発明は、上記した事情を鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、構造を簡単にしてコストの低廉化を可能にすると共に所定の耐久性を期待し得て、ショックアブソーバにおけるバンプストッパ構造を構成するに最適となるバンプストッパを提供することである。
【００１７】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、この発明の構成を、中央に透孔を備えた荷重受部と連結部とを有し、荷重受部がシリンダ体内に出没するロッド体側に配在したバンプクッションに対向し、連結部がシリンダ体の上端部に連結されているバンプストッパ構造において、上記荷重受部を原材をプレス加工することにより上方部と、この上方部の外縁から内側に折り畳んで当該上方部に重合させた下方部とで構成し、同じく上記連結部をプレス加工により上記下方部の内縁から外側に折り畳みながら当該下方部に密に重合させた上方フランジ部と、この上方フランジ部の外縁から下方に垂下させた下方円筒部とで構成させ、更に通孔を備えた筒体からなるバンプストッパ取付用部材を上記シリンダ体の上端部に起立させ、上記三重に重合させた上方部と下方部と上方フランジ部とを上記筒体の上端で支持させ、且つ上記下方円筒部又は筒体の一方に周方向に沿って複数の突出部を形成し、下方円筒部内周と筒体の外周との間に上記通孔に連通する隙間を形成しながら上記突出部を介して上記下方円筒部と上記筒体とを摺接せたことを特徴とするものである。
この場合、シリンダ体の上端にパッキンケースを設け、このパッキンケースにバンプストッパ取付用部材の下端を溶接して当該バンプストッパ取付用部材を起立させているのが好ましい。
【００１８】
【発明の実施の形態】
以下、図示した実施の形態に基づいて、この発明を説明するが、図１に示すように、この発明の一実施の形態によるバンプストッパ５も、前記した図３に示す従来のバンプストッパ２と同様に、ショックアブソーバ１を構成するシリンダ体１１の上端に保持されて、同じくこのショックアブソーバ１を構成しシリンダ体１１に対して出没されるロッド体１２に配在のバンプクッション３（図３参照）に対向し、このバンプクッション３と共にバンプストッパ構造を構成するとしている。
即ち、本発明の一実施の形態に係るバンプストッパ５は、図１に示すように、透孔５３を備えた荷重受部５１と連結部５２とからなり、荷重受部５１がシリンダ体１１内に出没するロッド体１２側に配在したバンプクッション３に対向し、連結部５２がシリンダ体１２の上端部に連結されているものである。
そして、荷重受部５１を鋼鈑または鋼管からなる原材をプレス加工することにより上方部５１ａとこの上方部５１ａの外縁から内側に折り畳んで当該上方部５１ａに重合させた下方部５１ｂとで構成し、同じく、連結部５２をプレス加工により上記下方部５１ｂの内縁から外側に折り畳みながら当該下方部５１ｂに密に重合させた上方フランジ部５２ａと、この上方フランジ部５２ａの外縁から下方に垂下させた下方円筒部５２ｂとで構成させている。
更に通孔１４Ｂを備えた筒体１４Ａからなるバンプストッパ取付用部材１４を上記シリンダ体１２の上端部に起立させ、上記三重に重合させた上方部５１aと下方部５１ｂと上方フランジ部５２ｂとを上記筒体１４Ａの上端で支持させ、且つ上記下方円筒部５２ｂに周方向に沿って複数の突出部５４を形成し、下方円筒部５２ｂの内周と筒体１４Ａの外周との間に上記通孔１４Ｂに連通する隙間１４Ｃを形成しながら上記突出部５４を介して上記下方円筒部５２ｂと上記筒体１４Ａとを摺接させている。
【００１９】
なお、シリンダ体１１の上端には、ここを封止するパッキンケース１３を有しているが、図示する実施の形態では、このパッキンケース１３にバンプストッパ取付用部材１４が溶接などで連設されてなるとし、このバンプストッパ取付用部材１４の外周にバンプストッパ５を嵌装させるとしている。
【００２０】
また、このバンプストッパ５は、バンプクッション３がゴムなどの弾性材からなるに対して、鋼材などの剛性材からなるとしており、この発明にあっては、図示しないが、原材、すなわち、鋼板または鋼管をプレス加工して形成されるとしている。
【００２１】
そして、原材たる鋼板または鋼管は、適宜の肉厚に、すなわち、塑性変形を可能にするのはもちろんのこと、この塑性変形の際にしわやひび割れを生じさせずかつバンプクッション３からの衝撃荷重に耐え得る肉厚に設定され、適宜の大きさに、すなわち、所定の仕上がり状態を実現できる大きさに設定されている。
【００２２】
一方、このバンプストッパ５自体は、バンプクッション３からの荷重を受ける荷重受部５１と、シリンダ体１１の上端部への連結を可能にする連結部５２とからなり、この荷重受部５１と連結部５２とが原材からのプレス加工によって一体成形されてなるとしている。
【００２３】
少し説明すると、荷重受部５１は、前記した従来のバンプストッパ２における荷重受部材２１とほぼ同一の形状を呈するように形成されてなるもので、中央部にロッド体１２を干渉させることなく挿通させる透孔５３を有している。
【００２４】
一方、この荷重受部５１は、外周側が折り畳み形成されて重合状態とされた上方部５１ａと下方部５１ｂとからなり、上方部５１ａと下方部５１ｂとを合わせた全体肉厚が上記の荷重受部材２１の肉厚とほぼ同一となるように設定されており、バンプクッション３からの荷重を受けた際に変形されないように配慮されている。
【００２５】
つぎに、連結部５２は、荷重受部５１に連続して形成されるもので、従来のバンプストッパ２における連結部材２２とほぼ同一の形状を呈するように設定されてなるとしている。
【００２６】
すなわち、この連結部５２は、上方フランジ部５２ａと下方円筒部５２ｂとからなり、上方フランジ部５２ａの内周が下方部５１ｂの内周に連続されてなるとして、この上方フランジ部５２ａと下方部５１ｂの内周側に円形の空部（符示せず）を形成し、この円形の空部にロッド体１２を干渉させることなく挿通させるように設定されている。
【００２７】
そして、この上方フランジ部５２ａは、上面が下方部５１ｂの下面に密接されて下方部５１ｂ、すなわち、荷重受部５１に重合されてなるとし、荷重受部５１を下方から補強する状態になるように設定されている。
【００２８】
また、下方円筒部５２ｂは、上方フランジ部５２ａの外周に連続されて適宜の長さに、すなわち、この下方円筒部５２ｂのバンプストッパ取付用部材１４の外周への嵌装を可能にする長さを有するように下方に垂下されている。
【００２９】
そして、この下方円筒部５２ｂは、図２にも示すように、バンプストッパ取付用部材１４の外周への嵌装時にそこに摺接して抵抗部となる複数の内周側突出部５４を周方向に適宜の等間隔に有している。
【００３１】
なお、この内周側突出部５４の数については、図示例では、三個とされているが、これに代えて、図中に仮想線図で示すように、四個とされるとしても良く、要は、所定の定着機能が保障され、いわゆるセンタリング機能が発揮され、望ましくは、プレス加工の際の作業性を損なわないことなどが配慮されて選択されることである。
【００３２】
それゆえ、以上のように形成されたこの実施の形態によるバンプストッパ５にあっては、荷重受部５１と連結部５２とが原材からのプレス加工で一体成形されることで、一つの部品として実存することになる。
【００３３】
したがって、このバンプストッパ５は、シリンダ体１１の外周にスプリングガイド４を取り付けた後に、シリンダ体１１の上端、すなわち、バンプストッパ取付用部材１４に連結されることで、バンプクッション３と共に所定のバンプストッパ構造を構成することになる。
【００３４】
そして、このバンプストッパ構造は、ショックアブソーバ１が最圧縮されるときに、バンプクッション３をバンプストッパ５に当接させてそれ以上の圧縮を阻止すると共に、この圧縮阻止に伴う衝撃の緩和を図ることになる。
【００３６】
もちろん、バンプストッパ取付用部材１４を利用する場合には、このバンプストッパ取付用部材１４における形状の設定如何で径が異なる種々のショックアブソーバ１へのこのバンプストッパ５の取り付けが可能になる。
【００３７】
また、前記したところは、バンプストッパ５とバンプストッパ取付用部材１４との間の嵌装状態を維持するについて、突出部からなる抵抗部をバンプストッパ５側に形成するとしている、これに代えて、抵抗部をバンプストッパ取付用部材１４側に形成するとしても良いことはもちろんである。
【００３８】
【発明の効果】
以上のように、この発明にあっては、バンプストッパを構成する荷重受部と連結部とが原材からのプレス加工で一体成形されてあらかじめ一つの部品として実存することになるから、このバンプストッパを成形するに当って、従来のバンプストッパの形成の場合に比較して、二部品を準備すると共にこの二部品を溶接などで一体化する作業が不要になる。
更に下方部に上方フランジ部が密に重合しているから荷重受部が上方フランジ部で下方から補強される。
【００３９】
また、このバンプストッパにあっては、荷重受部と連結部とがあらかじめ一体に形成されて一つの部品となるので、二部材を溶接などによって一体化する場合に比較して、荷重受部と連結部との間に小さな隙間が形成されるような事態が招来されなくなる。
【００４０】
したがって、このバンプストッパへの防錆塗装を効果的に実行し得ることになって、錆の発生および錆の進行による強度低下を危惧せずして、所定の耐久性を維持し得ることになる。
【００４１】
更に上方部と下方部と上方フランジ部とがバンプストッパ取付用部材を構成する筒体の上端に支持され、且つ上記下方円筒部又は筒体の一方に周方向に沿って複数の突出部を形成し、この突出部を介して上記下方円筒部と上記筒体とを摺接させたので、この突出部の摺接が抵抗部となって所定の保持状態に維持される。又、このバンプストッパ取付用部材における形状の設定如何で径が異なる種々のショックアブソーバへのこのバンプストッパの取り付けが可能となる。
【００４２】
その結果、この発明によれば、構造を簡単にしてコストの低廉化を可能にすると共に所定の耐久性を期待し得て、ショックアブソーバにおけるバンプストッパ構造を構成するに最適となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施の一形態によるバンプストッパをショックアブソーバを構成するシリンダ体の上端に保持させた状態を一部断面で示す部分正面図である。
【図２】図１のバンプストッパを拡大して示す下面図である。
【図３】従来のバンプストッパを装備したショックアブソーバを一部破断して示す正面図である。
【符号の説明】
１ショックアブソーバ
３バンプクッション
５バンプストッパ
１１シリンダ体
１２ロッド体
１３パッキンケース
１４バンプストッパ取付用部材
５１荷重受部
５２連結部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement of a bump stopper that enables a shock to be mitigated when a shock absorber is compressed at the time of maximum compression.
[0002]
[Prior art]
Generally, in shock absorbers, measures have been taken to mitigate the impact associated with the prevention of compression at the time of the most compression. Conventionally, as a measure to realize this shock relaxation outside the shock absorber, bump stopper The structure is universal.
[0003]
For example, as shown in FIG. 3, this bump stopper structure is made of a rigid material such as a steel material and is made of a bump stopper 2 held at the upper end of a cylinder body 11 constituting the shock absorber 1 and an elastic material such as a rubber material. The shock absorber 1 comprises a bump cushion 3 that faces the bump stopper 2 disposed on the rod body 12 that is projected and retracted with respect to the cylinder body 11.
[0004]
The bump cushion 3 is arranged on the rod body 12 side, that is, on the vehicle body side in the vehicle equipped with the shock absorber 1 (not shown) instead of being arranged on the rod body 12 as shown in the illustrated example. May be present.
[0005]
On the other hand, the bump stopper 2 itself has conventionally been a load receiving member 21 formed so as to receive a load from the bump cushion 3 and a connecting member formed so as to enable connection to the upper end portion of the cylinder body 11. The two members, that is, the load receiving member 21 and the connecting member 22 are integrated by projection welding or the like.
[0006]
In the illustrated example, the bump stopper 2 is connected and held by a connecting member 22 portion being fitted on the outer periphery of a bump stopper mounting member 14 connected to a packing case 13 that seals the upper end of the cylinder body 11. It is supposed to.
[0007]
Therefore, in the bump stopper 2 as the conventional example, the spring guide 4 is attached to the outer periphery of the cylinder body 11 and is then connected and held to the upper end of the cylinder body 11 so that the bump bump 3 and the predetermined bump are provided. A stopper structure is formed.
[0008]
The bump stopper structure causes the bump cushion 3 to abut against the bump stopper 2 to prevent further compression when the shock absorber 1 is compressed to the maximum, and to alleviate the impact associated with the compression inhibition. It will be.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-described conventional bump stopper 2 has the following problems.
[0010]
That is, the load receiving member 21 is set in a disk shape so as to correspond to the bump cushion 3 formed in a ring shape or the like, but normally, the load receiving member 21 is provided outside the cylinder body 11 to sufficiently receive the load from the bump cushion 3. It is formed to have a larger diameter than the diameter.
[0011]
On the other hand, the attachment member 22 is set in a cap shape in consideration of the connection to the upper end of the cylinder body 11, but is usually formed so as to have approximately the same diameter as the cylinder body 11 even if it is large. The
[0012]
Therefore, the load receiving member 21 is formed so as to be larger and the connecting member 22 is formed to be smaller, which is a necessary and sufficient condition for each of the members 21 and 22, but does not generate noise. For this reason, the members cannot be disposed with the members separated from each other, and both the members 21 and 22 must be integrated.
[0013]
Therefore, first, a single member is formed by two members, and the two members are integrated by welding or the like into one member. Therefore, in terms of the number of parts, When machining is required, there is a problem that it does not contribute to the reduction of the number of parts and the number of machining processes, and cannot respond to a request for cost reduction.
[0014]
Next, the load receiving member 21 and the mounting member 22 are integrated by projection welding or the like, but a narrow gap remains between the welded portions in that case, that is, the two members 21 and 22.
[0015]
Therefore, when the bump stopper 2 is rust-proofed, it becomes difficult to completely complete the rust-proof coating on the welded part including the narrow gap described above. There is a problem that the strength is lowered due to the progress and the predetermined durability cannot be maintained.
[0016]
The present invention was devised in view of the above-described circumstances, and the object of the present invention is to simplify the structure and reduce the cost and to expect a predetermined durability. It is an object to provide a bump stopper that is optimal for constituting a bump stopper structure in an absorber.
[0017]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-described object, the bump cushion according to the present invention has a load receiving portion having a through hole in the center and a connecting portion, and the load receiving portion is disposed on the rod body side where the load receiving portion appears and disappears in the cylinder body. facing, in the bump stopper structure coupling portion is connected to an upper end portion of the cylinder body, and a more upper portion pressing a raw wood to the load receiving portion, is folded from the outer edge of the upper portion on the inner side constituted by a lower portion obtained by polymerizing on the upper portion, and an upper flange portion also is closely polymerized in the lower part while more folded outwardly from the inner edge of the lower portion of the connecting portion to the press working, the upper flange from the outer edge parts is composed of a lower cylindrical portion which is downwardly depending, on further bump stopper attachment member comprising a cylindrical body provided with a through-hole is raised to the upper end of the cylinder body, it was polymerized in the triple The parts and the lower portion and the upper flange portion is supported by the upper end of the cylinder, and one of the lower cylindrical portion or the cylindrical body along the circumferential direction to form a plurality of protrusions, the lower cylindrical portion periphery and the cylindrical body The lower cylindrical portion and the cylindrical body are slidably brought into contact with each other through the protruding portion while forming a gap communicating with the through hole with the outer periphery of the cylindrical portion .
In this case, it is preferable that a packing case is provided at the upper end of the cylinder body, and the lower end of the bump stopper mounting member is welded to the packing case to stand the bump stopper mounting member.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on the illustrated embodiment. As shown in FIG. 1, the bump stopper 5 according to the embodiment of the present invention is also similar to the conventional bump stopper 2 shown in FIG. Similarly, the bump cushion 3 (see FIG. 3) is held on the rod body 12 which is held at the upper end of the cylinder body 11 constituting the shock absorber 1 and which also constitutes the shock absorber 1 and protrudes and retracts with respect to the cylinder body 11. ) And a bump stopper structure together with the bump cushion 3.
That is, the bump stopper 5 according to an embodiment of the present invention includes a load receiving portion 51 having a through hole 53 and a connecting portion 52 as shown in FIG. The connecting portion 52 is connected to the upper end portion of the cylinder body 12 so as to face the bump cushion 3 arranged on the rod body 12 side that appears and disappears.
Then, the load receiving portion 51 at a more upper portion 51a and lower portion 51b obtained by polymerizing on the upper portion 51a is folded from the outer edge of the upper portion 51a inwardly pressing a raw material made of steel plate or steel pipe configured, also, the connecting portion 52 and the upper flange portion 52a which is closely polymerized more the lower portion 51b while folding outwardly from the inner edge of the lower portion 51b to press working, downwardly from the outer edge of the upper flange portion 52a The lower cylindrical portion 52b is suspended .
Further, a bump stopper mounting member 14 comprising a cylindrical body 14A having a through hole 14B is erected at the upper end of the cylinder body 12, and the upper part 51a, the lower part 51b, and the upper flange part 52b, which are superposed in triplicate, are formed. A plurality of protrusions 54 are formed along the circumferential direction on the lower cylindrical portion 52b and supported by the upper end of the cylindrical body 14A , and the above-mentioned passage is provided between the inner periphery of the lower cylindrical portion 52b and the outer periphery of the cylindrical body 14A. The lower cylindrical portion 52b and the cylindrical body 14A are brought into sliding contact with each other through the protruding portion 54 while forming a gap 14C communicating with the hole 14B.
[0019]
A cylinder case 11 is provided at the upper end of the cylinder body 11. In the illustrated embodiment, a bump stopper mounting member 14 is connected to the packing case 13 by welding or the like. The bump stopper 5 is fitted on the outer periphery of the bump stopper mounting member 14.
[0020]
In addition, the bump stopper 5 is made of a rigid material such as a steel material, whereas the bump cushion 3 is made of an elastic material such as rubber. Alternatively, it is formed by pressing a steel pipe.
[0021]
The steel plate or the steel pipe as the raw material has an appropriate thickness, that is, not only enables plastic deformation, but also does not cause wrinkles or cracks during the plastic deformation and the impact from the bump cushion 3. It is set to a thickness that can withstand the load, and is set to an appropriate size, that is, a size that can realize a predetermined finished state.
[0022]
On the other hand, the bump stopper 5 itself includes a load receiving portion 51 that receives a load from the bump cushion 3 and a connecting portion 52 that enables connection to the upper end portion of the cylinder body 11. The part 52 is integrally formed by pressing from the raw material.
[0023]
Explaining briefly, the load receiving portion 51 is formed to have substantially the same shape as the load receiving member 21 in the conventional bump stopper 2 described above, and is inserted without causing the rod body 12 to interfere with the central portion. A through hole 53 is provided.
[0024]
On the other hand, the load receiving portion 51 is composed of an upper portion 51a and a lower portion 51b that are folded and formed on the outer peripheral side, and the total thickness of the upper portion 51a and the lower portion 51b is the above-described load receiving portion. The thickness of the member 21 is set to be substantially the same as that of the member 21, and consideration is given so as not to be deformed when a load from the bump cushion 3 is received.
[0025]
Next, the connecting portion 52 is formed continuously with the load receiving portion 51 and is set to have substantially the same shape as the connecting member 22 in the conventional bump stopper 2.
[0026]
That is, the connecting portion 52 includes an upper flange portion 52a and a lower cylindrical portion 52b, and the upper flange portion 52a and the lower portion are assumed to be continuous with the inner periphery of the lower portion 51b. A circular empty portion (not shown) is formed on the inner peripheral side of 51b, and the rod body 12 is set to pass through the circular empty portion without causing interference.
[0027]
The upper flange portion 52a is superposed on the lower portion 51b, that is, the load receiving portion 51, with the upper surface thereof being in close contact with the lower surface of the lower portion 51b, so that the load receiving portion 51 is reinforced from below. Is set to
[0028]
The lower cylindrical portion 52b is continuous to the outer periphery of the upper flange portion 52a and has an appropriate length, that is, a length that allows the lower cylindrical portion 52b to be fitted to the outer periphery of the bump stopper mounting member 14. It is drooping downward to have.
[0029]
As shown in FIG. 2, the lower cylindrical portion 52 b, in the circumferential direction, includes a plurality of inner peripheral protrusions 54 that are in sliding contact with the bump stopper mounting member 14 when it is fitted to the outer periphery and serve as resistance portions. Are provided at equal intervals.
[0031]
In addition, although the number of the inner peripheral side protrusions 54 is three in the illustrated example, it may be four as shown in a virtual diagram in the drawing instead. The point is that a predetermined fixing function is ensured, a so-called centering function is exhibited, and it is desirable that the fixing function is selected in consideration of not impairing workability during press working.
[0032]
Therefore, in the bump stopper 5 according to this embodiment formed as described above, the load receiving portion 51 and the connecting portion 52 are integrally formed by pressing from the raw material, so that one component can be obtained. Will exist.
[0033]
Therefore, the bump stopper 5 is connected to the upper end of the cylinder body 11, that is, the bump stopper mounting member 14 after the spring guide 4 is attached to the outer periphery of the cylinder body 11. A stopper structure is formed.
[0034]
The bump stopper structure makes the bump cushion 3 abut against the bump stopper 5 to prevent further compression when the shock absorber 1 is compressed to the maximum, and to alleviate the shock accompanying the compression prevention. It will be.
[0036]
Of course, when the bump stopper attaching member 14 is used, the bump stopper 5 can be attached to various shock absorbers 1 having different diameters depending on the shape of the bump stopper attaching member 14.
[0037]
Further, in the above description, in order to maintain the fitted state between the bump stopper 5 and the bump stopper mounting member 14, a resistance portion including a protruding portion is formed on the bump stopper 5 side, instead of this. Of course, the resistance portion may be formed on the bump stopper mounting member 14 side.
[0038]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the load receiving portion and the connecting portion constituting the bump stopper are integrally formed by press working from the raw material and exist in advance as one component. hitting the molded stopper, as compared with the case of forming the conventional bump stopper, work to integrate it is no longer needed this two-part welding or the like along with preparing a two-part.
Further, since the upper flange portion is closely overlapped with the lower portion, the load receiving portion is reinforced from below with the upper flange portion.
[0039]
Further, in this bump stopper, the load receiving portion and the connecting portion are integrally formed in advance to become one component, so that the load receiving portion and the connecting portion are compared with the case where the two members are integrated by welding or the like. A situation in which a small gap is formed between the connecting portion and the connecting portion is not invited.
[0040]
Therefore, it is possible to effectively execute the rust preventive coating on the bump stopper, and the predetermined durability can be maintained without fear of the occurrence of rust and the strength reduction due to the progress of rust. .
[0041]
Furthermore, the upper part, the lower part, and the upper flange part are supported by the upper end of the cylindrical body constituting the bump stopper mounting member, and a plurality of protruding parts are formed along the circumferential direction on one of the lower cylindrical part or the cylindrical body. And since the said lower cylindrical part and the said cylindrical body were slidably contacted via this protrusion part, the slidable contact of this protrusion part becomes a resistance part, and is maintained in a predetermined holding state. Further, the bump stopper can be attached to various shock absorbers having different diameters depending on the shape of the bump stopper attaching member.
[0042]
As a result, according to the present invention, the structure can be simplified, the cost can be reduced, and a predetermined durability can be expected, and there is an advantage that the bump stopper structure in the shock absorber is optimal.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partial front view, partially in section, showing a state in which a bump stopper according to an embodiment of the present invention is held on an upper end of a cylinder body constituting a shock absorber.
2 is an enlarged bottom view showing the bump stopper of FIG. 1. FIG.
FIG. 3 is a front view showing a partially broken shock absorber equipped with a conventional bump stopper.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Shock absorber 3 Bump cushion 5 Bump stopper 11 Cylinder body 12 Rod body 13 Packing case 14 Bump stopper attachment member 51 Load receiving part 52 Connection part

Claims

It has a load receiving part with a through hole in the center and a connecting part , the load receiving part is opposed to the bump cushion arranged on the rod body side that appears and disappears in the cylinder body, and the connecting part is connected to the upper end part of the cylinder body. in the bump stopper structure is, the load receiving portion is composed of a more upper portion to the original wood pressing, the outer edge of the lower portion is folded inwardly to polymerize on the upper portion of the upper portion, also configuration at the connecting portion from a more inner edge of the lower portion pressing the upper flange portion is closely polymerized in the lower part while folding outward, the lower cylindrical portion is suspended from the outer edge of the upper flange portion downward Further, a bump stopper mounting member comprising a cylindrical body provided with a through hole is erected on the upper end portion of the cylinder body, and the upper part, the lower part, and the upper flange part superposed in triplicate are connected to the upper end of the cylindrical body . so Is lifting, and on one of the lower cylindrical portion periphery and the cylindrical body along the circumferential direction to form a plurality of protrusions, to form a gap communicating with the through hole between the outer circumference of the lower cylindrical portion periphery and the cylindrical body A bump stopper structure, wherein the lower cylindrical portion and the cylindrical body are brought into sliding contact with each other through the protruding portion .

The bump stopper structure according to claim 1, wherein a packing case is provided at an upper end of the cylinder body, and the lower end of the bump stopper mounting member is welded to the packing case to raise the bump stopper mounting member.