JP3885925B2 - Container with canopy opening and closing device - Google Patents

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JP3885925B2
JP3885925B2 JP2000264771A JP2000264771A JP3885925B2 JP 3885925 B2 JP3885925 B2 JP 3885925B2 JP 2000264771 A JP2000264771 A JP 2000264771A JP 2000264771 A JP2000264771 A JP 2000264771A JP 3885925 B2 JP3885925 B2 JP 3885925B2
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container
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両や鉄道貨車等に搭載可能なコンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に車両や鉄道貨車等にて搬送されるコンテナは、ゴミや土砂等の投入を容易にするため上方に投入口を設けてあり、前記投入口には天蓋を開閉可能に設け、前記天蓋にて投入口を閉鎖することにより、搬送中に振動や風圧にて土砂等の収容物が周囲に飛散するのを防止してある。
また、コンテナを使用しないときや土砂等を収容した状態で一時保管する場合は、1台ずつ敷地に設置させてコンテナを保管するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、敷地が広い場合にはコンテナを1台ずつ敷地に保管することができるが、敷地が狭い場合には保管できるコンテナの台数が限られ、それを解消するためにコンテナを積み重ねて保管すると、下段のコンテナの天蓋が上段のコンテナの底面と干渉して損傷するという問題があった。
そこで本発明は、天蓋開閉装置を損傷させることなくコンテナを積み重ねることができるようにして、狭い敷地でも多数のコンテナを保管することができる天蓋装置付コンテナを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1では、前後左右の4隅に支柱を立設し、各支柱間に床面、側壁、前壁及び後部煽戸を設け、上部に開閉可能な天蓋開閉装置を設け、天蓋を閉鎖状態に保持する天蓋ロック装置を設けた天蓋開閉装置付コンテナにおいて、左右両方の前記側壁の各々における前記床面より下方の位置には、フォークリフトのフォークを挿入して当該コンテナを持ち上げ可能とするための挿入口が設けられており、前記天蓋ロック装置は、前記天蓋の一部に係合しうるフックと、当該フックを操作する操作レバーと、前記床面より下方の位置で左右両方の前記側壁を貫通し、一端に前記操作レバーを固定したロッドと、当該ロッドの他端に固定した指針とを備えたものであり、前記支柱の下端には下台を固定し、上端には天蓋開閉装置より上方となる位置で下台を載置できる上台を固定したことを特徴とするものである。
これにより、コンテナを積み重ねた際に下段コンテナの天蓋開閉装置が上段コンテナの底部と干渉することがなく、狭い敷地であっても多数のコンテナを保管することができる。また、操作レバー及び指針の位置によって、天蓋がロックされているか否かを確認することができる。
【0005】
請求項2では、前記上台の外周の一部若しくは全部にストッパを設け、前記ストッパにて上台に載置された下台の移動を規制することを特徴とするものである。
これにより、コンテナを積み重ねた際にコンテナのずれを確実に防止することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図3は天蓋開閉装置を設けたコンテナの全体図である。前記コンテナ1はゴミや土砂などを収容して輸送車2や鉄道貨車等にて搬送することができるようにしたものである。図1はコンテナ1を輸送車2に搭載した全体図で、図2はコンテナ1をダンプさせて、収容物を排出する作業を行う作業状態図である。
【0007】
前記輸送車2は、車体3上にダンプフレーム4を後部ヒンジ5にて後方傾動可能に搭載し、前記ダンプフレーム4上にコンテナ1を載せ、コンテナ1はダンプフレーム4上のロック装置(図示せず)にてダンプフレーム4に一体化できるようになっている。また、前記コンテナ1は、鉄道貨車にも搭載できるようになっている。4aはダンプフレーム4を傾動させる扛上装置である。
【0008】
次にコンテナ1について説明すると、前記コンテナ1は、まず前後左右の4カ所にボックス状の支柱6を立設し、左右の前後支柱6間に側壁7を、前部の左右支柱6間に前壁8を、下方に床面9を、上方に矩形状の投入口10を有する天板11をそれぞれ設け、後部の左右支柱6間には開閉可能な後部煽戸12を天板11から延びたヒンジアーム13を介して設けてある。前記側壁7の床面9より下方の位置にはフォークリフトのフォークを挿入してコンテナ1を持ち上げることができるようにした挿入口14が前後及び左右に一対設けられている。
【0009】
また、天板11の上方には投入口10をカバーするための開閉可能な天蓋開閉装置15が設けられている。かかる天蓋開閉装置15は、輸送車2や鉄道貨車にてコンテナ1を輸送する際に収容物が飛散するのを防止するようになっている。
前記支柱6の下端には、直方体でブロック状の下台16が固定され、該下台16は輸送車2のダンプフレーム4や鉄道貨車に設けられたツイストロック(図示せず)に係脱しうる孔17が形成されており、下台16の下端が側壁7の下端より幾分下がった位置になっている。
【0010】
一方、支柱6の上端には、下台16下面と同じ形状で平板状の上台18が固定されて上台18に下台16を載置できるようになっている。また、上台18の外周には横L字形のストッパ19が固定され、上台18に載置された下台16が前後左右にずれるのを防止するようになっている。更に、上台18の位置は、天蓋開閉装置15よりも幾分高い位置に設定されており、コンテナ1を積み上げた際に上段のコンテナ1の下面が下段のコンテナ1の天蓋開閉装置15に干渉しないようになっている。
【0011】
次に天蓋開閉装置15について説明すると、該天蓋開閉装置15は投入口10を閉鎖しうる天蓋20と、この天蓋20を開閉させる駆動装置21とからなっている。前記天蓋20は図10乃至図13に示す通り左右に2分割されて屈折できるようになっており、まずフレーム部材22を左右(図11の上下)に分割し、それぞれ3本の横フレーム22aと3本の縦フレーム22bとを格子状に形成してあり、横フレーム22aのみ中央から側方にかけて円弧状に下がっていくように形成してある。更に、一方側のフレーム部材22の側端部(図11上端)には回転軸23が固定され、この回転軸23は天板11に立設された軸受24にて支持されている。
【0012】
前記フレーム部材22の上部には板状の天蓋本体25がリベット止めされており、天蓋本体25の全体が横フレーム22aに沿って円弧状になっている。このように、天蓋本体25が円弧状になっていることから、横フレーム22aを多数設けることなくフレーム間での歪みの発生を少なくすることができるとともに縦フレーム22bの自重による撓みを天蓋本体25にて引っ張り、縦フレーム22bの撓みを防止することもできるようになっている。
【0013】
前記フレーム部材22の前後面には垂直状のカバー26が固定され、左側のカバー26(図12左側)が幾分右側のカバー26(図12右側)の内側に入り込み、両カバー26の下端を軸支Yしてあり、天蓋20を開放するとこの軸支点Yを中心に左右の天蓋20が屈折するようになっている。
前記天蓋本体25の前後位置には、それぞれアーム27が配置され、このアーム27にて天蓋20開閉時に右側の天蓋20を支持すると共に天蓋20開閉時の労力の軽減を図るようになっている。すなわち、アーム27基端は天板11上に軸支されて左右に回動できるようになっており、更にアーム27に固定した規制部材28と天板11との間に設けた一対のコイルバネ29が天蓋20の自重により回動しようとする方向とは逆の方向にそれぞれ弾発力が作用するように設けられている。
【0014】
またアーム27先端には長孔30が形成されており、右側の天蓋20の前後端に固定された取付部材31のシャフト32に長孔30が係合されて、取付部材31とアーム27間には引っ張る方向に付勢されてバネ33が設けられている。前記アーム27の孔を長孔30にしているのは、図20bに示すように回転軸23の中心点Xと左右の天蓋20の軸支点Yと取付部材31のシャフト32の中心点Zとを結んだ線XYZ(一点鎖線)が下方に屈折した状態になっており、天蓋20が開放される途中で前記線XYZが一直線(図21b)になり、XとZとの距離がその時点で最大となるように変化することから、この変化を前記長孔30にて吸収し得るようにしたものである。
【0015】
34は天蓋20を閉鎖状態に保持するための天蓋ロック装置である。前記天蓋ロック装置34は図10及び図15乃至図19に示すように、ピン35、フック36、連結部材37、バネ38、操作レバー39、ストッパ40及び規制部材41とからなっている。
前記ピン35は、天蓋20の一側面の中央(回転軸23側と反対の側面)にて突出している。前記フック36は、ピン35に近接したコンテナ1の側壁7に軸支され、フック36の前後方向への回動によりピン35と係合しうるようになっている。前記フック36は、フック36と一体のアーム36a及び連結部材37を介して操作レバー39の一端に連結されている。前記操作レバー39は、中間が側壁7の下部(床面9より下方)にロッド42にて軸支され、他端に取手39aが形成されている。
【0016】
また、連結部材37にはバネ38が取り付けられ、フック36を係合解除方向及び操作レバー39を反時計回りに回動させるようになっているが、規制部材41にて操作レバー39をフック36の係合状態に保持できるようになっている。
すなわち規制部材41はL字形の一端を側壁7側に回動可能に軸支し、下方回動させることにより他端が操作レバー39の反時計回りを規制してフック36の係合状態を保持できるようにし(図18)、上方回動させると操作レバー39の規制が解除されて操作レバー39がバネ38力及び作業者の力にて反時計回りに回動され(図19)、フック36の係合状態が解除される。フック36を係合状態にする場合には、バネ38力に抗して操作レバー39をストッパ40に当接するまで時計回りに回動させ、規制部材41を下方回動させることによりフック36を係合状態に保持できるようになっている(図18)。
【0017】
また、前記ロッド42は図16の如くコンテナ1を貫通して、他端が他方の側壁7より突出し、その他端にインジケータとしての指針43を固定し、フック36が係合状態であるか係合解除状態であるかを操作レバー39とは反対側の側壁7側からでも指針43の位置にて判別することができるようになっている。
次に天蓋開閉装置15の駆動装置21について説明すると、前記駆動装置21は油圧ポンプ44、油圧シリンダ45及び配管46からなっている。前記油圧ポンプ44は前壁8の中央に形成された凹部47の支持台48に固定され、この油圧ポンプ44から配管46が延出されている。また、油圧ポンプ44から断面四角形の連結部49が前方に突出し、連結部49に適合した形状の孔を有するハンドル50を連結部49に装着して、ハンドル50の回転にて油圧ポンプ44を手動にて作動させるようになっている。前記前壁8には油圧ポンプ44を隠すためにカバー51が設けられている。
【0018】
前記油圧シリンダ45は、油圧シリンダ45の一部にラックが形成され、回転軸23の一部に形成された歯車がラックに噛み合い、油圧シリンダ45の作動により歯車が回転し、回転軸23を回転させるようになっている。また、油圧シリンダ45には油圧ポンプ44から延びた配管46が接続され、油圧ポンプ44からの圧油が油圧シリンダ45に供給されるようになっている。
【0019】
その際、天蓋20を支持するアーム27にはコイルバネ29が設けられて天蓋20の開閉作動時に油圧シリンダ45への負荷が小さくなるようになっているので、油圧ポンプ44の作動操作も小さな労力にて行うことができるようになっている。
52は後部煽戸12の下部をロックするための下部ロック装置(図6)で、該下部ロック装置52は左右一対の主ロック装置53と左右一対の補助ロック装置54とからなり、後部煽戸12を閉鎖状態に保持するものである。
【0020】
前記補助ロック装置54は、図25aに示す如く、床面9から下方に延びた桁9aの外側面に凹部55を有する受け部材56を固定し、後部煽戸12の下方に設けたピン57の一部が前記凹部55に入り込むようになっている。更に床面9の下方にはフック58が上下回動可能に軸支され、フック58の一部が桁9aの開口部9bから一部突出して、受け部材56の凹部55に入り込んだピン57を固縛するようになっている。
【0021】
前記フック58の端部は連結部材59と屈折リンク60とを介してロッド61に連結されている。前記連結部材59にはバネ62が設けられ、常時フック58を固縛解除する方向に付勢するようになっている。また、前記ロッド61の回動によりフック58が固縛位置に達すると屈折リンク60が図25aのようにデッドポイントを超えた位置になり、それによりフック58の固縛状態を保持できるようになっている。
【0022】
前記ロッド61の端部は、図26及び図27に示すように側壁7の孔63から突出して、前記油圧ポンプ44の連結部49と同じ形状の連結部64を形成し、油圧ポンプ44にて使用するハンドル50を兼用できるようになっている。65は前記ロッド61を支持するための軸受である。
前記主ロック装置53は、後部煽戸12を補助ロック装置54と合わせて確実に閉鎖状態に保持するためのもので、閉鎖状態を強固なものとするものである。
主ロック装置53を図28及び図29にて示すように、まず床面9下方の桁9aにはシール部材66と係合部材67とを設け、シール部材66は後部煽戸12を閉鎖した際にシール効果を高めるために設けたものであり、係合部材67は平板状で下方に開放した凹部68を有している。
【0023】
一方、後部煽戸12の下端には断面コ字形の支持ブラケット69を吊設し、前記支持ブラケット69には左右一対の水平な長孔70を形成し、その長孔70に横軸71を貫通させて横軸71が長孔70上を水平移動できるようになっている。前記横軸71には一対のアーム72基部とアーム72間に配置した短管73をそれぞれ設け、前記アーム72の先部には係合ピン74が固定され、その係合ピン74は前記係合部材67の凹部68に係合しうるようになっており、短管73にはボルト75が固定されている。
【0024】
前記ボルト75にはナット76が螺合され、このナット76を締め付けていくことにより、横軸71が右側にスライドされ係合ピン74が係合部材67との係合状態を強固なものとすることができるようになっている。またナット76の外形は断面四角形で、油圧ポンプ44の連結部49及び補助ロック装置54の連結部64と同じ形状をしており、油圧ポンプ44に使用するハンドル50と同じハンドルを使用することができるようになっている。
【0025】
尚、本実施の形態では、上台に固定されたストッパをL字型に形成してあるが、上台の全周を囲むように矩形枠状に形成させるようにしても同様の作用効果を有するものである。また、天蓋開閉装置の駆動装置を油圧ポンプと油圧シリンダとにて構成してあるが、その他、チェーン又は歯車にて駆動装置を形成するようにしても良い。また下部ロック装置を主ロック装置と補助ロック装置とにて構成してあるが、主ロック装置若しくは補助ロック装置のいずれか一方だけで下部ロック装置を構成するようにしても良い。さらに天蓋側に形成した長孔にアーム側に固定したシャフトを連結するようにしてあるが、アーム側に形成した長孔に天蓋側に固定したシャフトを連結するようにしても同様の作用効果を有するものである。
【0026】
本発明は前記の如き構成で、次に作用について説明する。
まずコンテナ1を保管しておく場合には、保管する敷地が広い場合には図3のように一台ずつ敷地において保管し、敷地が狭い場合には図7のようにコンテナ1を積み重ねて保管する。すなわち、コンテナ1を積み重ねる場合には、フォークリフトのフォークをコンテナ1の挿入口14に入れてコンテナ1を持ち上げ、持ち上げたコンテナ1の下台16を別個のコンテナ1の上台18に載せ、このようにして積み重ねていく。
【0027】
その際、天蓋開閉装置15は上台18より低くしてあるので、上段のコンテナ1の底面が下段のコンテナ1と干渉する危険がなく、また、上段のコンテナ1が振動などで幾分ずれようとしても下台16がストッパ19にて規制されていることから、上段のコンテナ1のずれを確実に防止することができる。
次にコンテナ1を使用する場合について説明すると、空のコンテナ1を図1の輸送車2や鉄道貨車に搭載して、作業現場まで運ぶ。コンテナ1を作業現場に降ろした後天蓋ロック装置34の操作レバー39を操作して天蓋20のロックを解除させる。すなわち、規制部材41を回動させると、バネ38の力及び作業者の力によって操作レバー39が図19の矢印の方向に回動してフック36によるロック状態が解除される。その際、反対側の側壁7に位置するインジケータの指針43によってもロック解除状態を把握できるので、ロック状態のままで天蓋20の開放操作をして天蓋ロック装置34を破損する危険を防止することができる。
【0028】
天蓋ロック装置34のロック解除が完了すると、ハンドル50を油圧ポンプ44の連結部49に装着して手動にて正転方向に回転させ油圧ポンプ44を作動させる。油圧ポンプ44から送り出された圧油は配管46を通って油圧シリンダ45に供給され、油圧シリンダ45が作動して天蓋20を開放方向に回動させる。その際、天蓋20を支持するアーム27にはコイルバネ29が設けられていることから、わずかな力のハンドル操作にて天蓋20を開放させることができる。
【0029】
天蓋20解放開始直前は、図20bの如く、線XYZは下側に屈折していることからXZの直線距離は短く、取付部材31のシャフト32はアーム27の長孔30の左側に位置することとなる。更に天蓋20が回動され、線XYZが一直線になると(図21b)XZの距離が最大となりシャフト32が長孔30の右側に移動し、アーム27に対するシャフト32の変位を吸収しながら天蓋20を支持することができる。更に回動させると図22bを通過して図23bに達し、コンテナ1の投入口10を全開させる。このとき、軸支点Zは右側の天蓋20より上方位置にあるため、天蓋20をコンテナ1の側壁7側へ近接させることができ、天蓋20のコンテナ1側方への突出量が小さくなり、狭い場所でもコンテナ1を設置することができる。
【0030】
その状態で、ゴミ又は土砂等の収容物を投入する。投入が完了すると、油圧ポンプ44の連結部49に装着したハンドル50を逆転させ、圧油を逆方向に圧送し天蓋20を図23aの状態から回動させて図22a、図21aを通ってコンテナ1上部の投入口10を閉鎖させる(図20a)。その際、天蓋20は円弧状になっているので、それに沿って土砂等を山盛り積み上げることができる。
【0031】
天蓋20が閉鎖状態になると、天蓋ロック装置34の操作レバー39をバネ38に抗して時計回りに回動させ(図18)、規制部材41にて操作レバー39をその位置に保持させる。それにより、上部のフック36は天蓋20側のピン35に係合し、天蓋20の開放を規制させた状態となり、コンテナ1の輸送中に、振動等にてフック36が外れて天蓋20がロック解除されるのを確実に防止することができる。
【0032】
前記作業が完了すると、フォークリフトにてコンテナ1を輸送車2のダンプフレーム4に載せて一体化させ、収容物の廃棄場所まで輸送する。廃棄場所に到着すると、輸送車2を停止させ、コンテナ1の後方にてハンドル50を主ロック装置53のナット76に装着し、ハンドル50の操作にて係合ピン74を係合部材67の凹部68から外す。その後、コンテナ1の側方に移動して、ナット76から外したハンドル50を補助ロック装置54側の連結部64に装着してハンドル50を回し、屈折リンク60を回動させてデッドポイントを解除させフック58を固縛解除の状態にする。このとき、コンテナ1内に収容物が満載されていると固縛解除と同時に収容物が後部煽戸12を押し広げてコンテナ1から漏れ出す場合があるが、作業者はコンテナ1の側方で操作しているため、漏れ出した収容物にて作業者が汚れるのを防止することができる。
【0033】
その後、扛上装置4aにてダンプフレーム4を後部ヒンジ5を中心に後方傾動させると、コンテナ1も傾動していき、後部煽戸12の下部の固縛が解除されていることから、後部煽戸12が自重にて回動し、コンテナ1の収容物をコンテナ1後方に排出する。その際、天蓋20を開放させた方が排出効率がよい場合には、天蓋20を開放させた後ダンプフレーム4を傾動させるようにしてもよい。
コンテナ1の排出が完了すると、ダンプフレーム4を格納し、補助ロック装置54を操作して後部煽戸12のピン57を固縛し、更に同じハンドル50にて主ロック装置53も固縛状態にする。その後、輸送車2等にてコンテナ保管場所まで輸送し、当該保管場所にてコンテナ1を輸送車2から降ろす。
【0034】
【発明の効果】
以上の如く本発明の請求項1では、支柱の下端に下台を固定し、支柱の上端には天蓋開閉装置より上方となる位置で下台を載置できる上台を固定するようにしたので、コンテナを積み重ねた際に下段コンテナの天蓋開閉装置が上段コンテナの底部と干渉することがなく、狭い敷地であっても多数のコンテナを保管することができる。また、操作レバー及び指針の位置によって、天蓋がロックされているか否かを確認することができる。
請求項2では、前記上台の外周にストッパを設け、前記ストッパにて上台に載置された下台の移動を規制するようにしたので、コンテナを積み重ねた際に上段コンテナのずれを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】天蓋開閉装置付コンテナを搭載した輸送車の側面図である。
【図2】コンテナをダンプさせたときの作用状態図である。
【図3】コンテナの右側面図である。
【図4】コンテナの左側面図である。
【図5】コンテナの正面図である。
【図6】コンテナの背面図である。
【図7】コンテナを積み重ねた状態を示す作用図である。
【図8】図7の要部拡大図である。
【図9】支柱の上下端部を示す斜視図である。
【図10】コンテナの平面図である。
【図11】天蓋の平面図である。
【図12】図11のG−G断面図である。
【図13】図11のE−E断面図である。
【図14】図12のF−F図である。
【図15】天蓋ロック装置の要部拡大図である。
【図16】図15のH−H断面図である。
【図17】図16のI−I図である。
【図18】図16のJ−J図である。
【図19】天蓋ロック装置の作用状態図である。
【図20】天蓋の閉鎖状態を示す作用状態図である。
【図21】天蓋の開放開始直後を示す作用状態図である。
【図22】天蓋の開放途中を示す作用状態図である。
【図23】天蓋の開放状態を示す作用状態図である。
【図24】図5のA−A断面図である。
【図25】補助ロック装置を示す図6のC−C断面図である。
【図26】図6のB−B断面図である。
【図27】図26のL−L断面図である。
【図28】主ロック装置を示す図6のD−D断面図である。
【図29】図28のK−K図である。
【符号の説明】
1 コンテナ
6 支柱
7 側壁
8 前壁
9 床面
12 後部煽戸
15 天蓋開閉装置
16 下台
18 上台
19 ストッパ
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a container that can be mounted on a vehicle, a railway freight car, or the like.
[0002]
[Prior art]
In general, containers transported by vehicles, railway wagons, etc. are provided with an inlet at the top to facilitate the entry of garbage, earth and sand, etc., and a canopy is provided at the inlet so that the canopy can be opened and closed. By closing the input port, the storage material such as earth and sand is prevented from being scattered around due to vibration and wind pressure during conveyance.
In addition, when the container is not used or when temporarily stored in a state where earth and sand are accommodated, the container is stored on the site one by one.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, if the site is large, containers can be stored on the site one by one, but if the site is small, the number of containers that can be stored is limited. There was a problem that the canopy of the lower container interfered with the bottom of the upper container and was damaged.
Therefore, the present invention provides a container with a canopy device that can store a large number of containers even in a narrow site so that the containers can be stacked without damaging the canopy opening / closing device.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
According to claim 1 of the present invention, erected the post to the four corners of the front, rear, left and right, the floor between the supports, side walls, front provided wall and rear Aoto, an openable canopy opening and closing device on top is provided, canopies In a container with a canopy opening / closing device provided with a canopy locking device that holds the container in a closed state, a fork lift fork can be inserted into each of the left and right side walls below the floor to lift the container. The canopy locking device includes a hook that can be engaged with a part of the canopy, an operation lever that operates the hook, and a left and right position at a position below the floor surface. A rod penetrating the side wall and having the operating lever fixed to one end thereof and a pointer fixed to the other end of the rod are provided. A lower base is fixed to the lower end of the support column, and the canopy is opened and closed to the upper end. Above the device and It is characterized in that fasten the stand can be placed under table in that position.
Thereby, when the containers are stacked, the canopy opening / closing device of the lower container does not interfere with the bottom of the upper container, and a large number of containers can be stored even in a narrow site. Further, whether or not the canopy is locked can be confirmed by the positions of the operation lever and the pointer.
[0005]
According to a second aspect of the present invention, a stopper is provided on a part or all of the outer periphery of the upper base, and movement of the lower base placed on the upper base is regulated by the stopper.
Thereby, when a container is stacked, the shift | offset | difference of a container can be prevented reliably.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 3 is an overall view of a container provided with a canopy opening / closing device. The container 1 accommodates garbage, earth and sand, etc., and can be transported by a transport vehicle 2 or a railway freight car. FIG. 1 is an overall view in which the container 1 is mounted on the transport vehicle 2, and FIG. 2 is a work state diagram in which the container 1 is dumped and the contained material is discharged.
[0007]
The transport vehicle 2 has a dump frame 4 mounted on a vehicle body 3 so as to be tiltable backward by a rear hinge 5, a container 1 is placed on the dump frame 4, and the container 1 is a locking device (not shown) on the dump frame 4. 1) can be integrated with the dump frame 4. The container 1 can also be mounted on a railway freight car. 4 a is a lifting device for tilting the dump frame 4.
[0008]
Next, the container 1 will be described. First, the container 1 is erected with box-like columns 6 at four locations, front, rear, left, and right, with a side wall 7 between the left and right front and rear columns 6, and between the front left and right columns 6. A ceiling plate 11 having a wall 8, a floor surface 9 on the lower side, and a rectangular insertion port 10 on the upper side is provided, and a rear side door 12 that can be opened and closed between the left and right support columns 6 is extended from the top plate 11. It is provided via a hinge arm 13. At a position below the floor surface 9 of the side wall 7, a pair of insertion ports 14 are provided on the front and rear and on the left and right so that the fork of a forklift can be inserted to lift the container 1.
[0009]
Further, an openable / closable canopy opening / closing device 15 for covering the insertion port 10 is provided above the top plate 11. The canopy opening / closing device 15 prevents the contents from being scattered when the container 1 is transported by the transport vehicle 2 or the railway freight car.
A rectangular block-like lower base 16 is fixed to the lower end of the column 6, and the lower base 16 is a hole 17 that can be engaged with and disengaged from a dump frame 4 of the transport vehicle 2 and a twist lock (not shown) provided on a railway freight car. Is formed, and the lower end of the lower base 16 is located slightly lower than the lower end of the side wall 7.
[0010]
On the other hand, a flat plate-like upper base 18 having the same shape as the lower surface of the lower base 16 is fixed to the upper end of the support 6 so that the lower base 16 can be placed on the upper base 18. In addition, a lateral L-shaped stopper 19 is fixed to the outer periphery of the upper base 18 so as to prevent the lower base 16 placed on the upper base 18 from shifting back and forth and from side to side. Furthermore, the position of the upper base 18 is set to be slightly higher than the canopy opening / closing device 15, and the lower surface of the upper container 1 does not interfere with the canopy opening / closing device 15 of the lower container 1 when the containers 1 are stacked. It is like that.
[0011]
Next, the canopy opening / closing device 15 will be described. The canopy opening / closing device 15 includes a canopy 20 that can close the insertion port 10 and a drive device 21 that opens and closes the canopy 20. As shown in FIGS. 10 to 13, the canopy 20 is divided into left and right parts so that it can be refracted. First, the frame member 22 is divided into left and right parts (upper and lower parts in FIG. 11). Three vertical frames 22b are formed in a lattice shape, and only the horizontal frame 22a is formed so as to descend in an arc shape from the center to the side. Further, a rotation shaft 23 is fixed to a side end portion (upper end in FIG. 11) of the one side frame member 22, and this rotation shaft 23 is supported by a bearing 24 erected on the top plate 11.
[0012]
A plate-shaped canopy main body 25 is riveted to the upper part of the frame member 22, and the entire canopy main body 25 has an arc shape along the horizontal frame 22a. Thus, since the canopy main body 25 has an arc shape, the occurrence of distortion between the frames can be reduced without providing a large number of horizontal frames 22a, and the canopy main body 25 can bend due to the weight of the vertical frame 22b. It is possible to prevent the vertical frame 22b from being bent.
[0013]
A vertical cover 26 is fixed to the front and rear surfaces of the frame member 22, and the left cover 26 (left side in FIG. 12) slightly enters the inside of the right cover 26 (right side in FIG. 12). When the canopy 20 is opened, the left and right canopies 20 are refracted around this pivot point Y.
At the front and rear positions of the canopy main body 25, arms 27 are arranged, respectively. The arms 27 support the right canopy 20 when the canopy 20 is opened and closed, and reduce labor when opening and closing the canopy 20. That is, the base end of the arm 27 is pivotally supported on the top plate 11 so as to be able to turn left and right, and a pair of coil springs 29 provided between the regulating member 28 fixed to the arm 27 and the top plate 11. Are provided so that the elastic force acts in a direction opposite to the direction in which the canopy 20 is rotated by its own weight.
[0014]
A long hole 30 is formed at the tip of the arm 27, and the long hole 30 is engaged with a shaft 32 of a mounting member 31 fixed to the front and rear ends of the right canopy 20. The spring 33 is urged in the pulling direction. The hole of the arm 27 is formed as a long hole 30 as shown in FIG. 20B. The center point X of the rotating shaft 23, the shaft fulcrum Y of the left and right canopy 20 and the center point Z of the shaft 32 of the mounting member 31 are arranged. The connected line XYZ (dashed line) is refracted downward, and the line XYZ becomes a straight line (FIG. 21b) while the canopy 20 is opened, and the distance between X and Z is the maximum at that time. Therefore, the long hole 30 can absorb this change.
[0015]
Reference numeral 34 denotes a canopy lock device for holding the canopy 20 in a closed state. As shown in FIGS. 10 and 15 to 19, the canopy locking device 34 includes a pin 35, a hook 36, a connecting member 37, a spring 38, an operating lever 39, a stopper 40, and a regulating member 41.
The pin 35 protrudes at the center of one side surface of the canopy 20 (side surface opposite to the rotating shaft 23 side). The hook 36 is pivotally supported on the side wall 7 of the container 1 close to the pin 35, and can be engaged with the pin 35 by rotating the hook 36 in the front-rear direction. The hook 36 is connected to one end of an operation lever 39 via an arm 36 a integrated with the hook 36 and a connecting member 37. The operation lever 39 is pivotally supported by a rod 42 at the lower part of the side wall 7 (below the floor surface 9), and a handle 39a is formed at the other end.
[0016]
Further, a spring 38 is attached to the connecting member 37 so that the hook 36 is rotated in the disengagement direction and the operation lever 39 is rotated counterclockwise. It can be held in the engaged state.
That is, the restricting member 41 pivotally supports one end of the L-shape so as to be pivotable toward the side wall 7, and the other end restricts the counterclockwise rotation of the operating lever 39 by rotating downward to keep the hook 36 engaged. When it is rotated upward (FIG. 18), the restriction of the operation lever 39 is released, and the operation lever 39 is rotated counterclockwise by the spring 38 force and the operator's force (FIG. 19). The engagement state is released. When the hook 36 is in the engaged state, the operating lever 39 is rotated clockwise until it abuts against the stopper 40 against the force of the spring 38, and the regulating member 41 is rotated downward to engage the hook 36. It can be held in the combined state (FIG. 18).
[0017]
Further, the rod 42 penetrates the container 1 as shown in FIG. 16, the other end protrudes from the other side wall 7, and a pointer 43 as an indicator is fixed to the other end, and the hook 36 is engaged or engaged. It can be determined at the position of the pointer 43 even from the side wall 7 side opposite to the operation lever 39 whether it is in the released state.
Next, the driving device 21 of the canopy opening / closing device 15 will be described. The driving device 21 includes a hydraulic pump 44, a hydraulic cylinder 45, and a pipe 46. The hydraulic pump 44 is fixed to a support base 48 of a recess 47 formed at the center of the front wall 8, and a pipe 46 extends from the hydraulic pump 44. Further, a connecting portion 49 having a quadrangular cross section protrudes forward from the hydraulic pump 44, and a handle 50 having a hole adapted to the connecting portion 49 is attached to the connecting portion 49, and the hydraulic pump 44 is manually operated by rotating the handle 50. It is made to operate with. A cover 51 is provided on the front wall 8 to hide the hydraulic pump 44.
[0018]
The hydraulic cylinder 45 has a rack formed on a part of the hydraulic cylinder 45, a gear formed on a part of the rotating shaft 23 meshes with the rack, and the gear rotates by the operation of the hydraulic cylinder 45 to rotate the rotating shaft 23. It is supposed to let you. A pipe 46 extending from the hydraulic pump 44 is connected to the hydraulic cylinder 45 so that pressure oil from the hydraulic pump 44 is supplied to the hydraulic cylinder 45.
[0019]
At that time, the arm 27 that supports the canopy 20 is provided with a coil spring 29 so that the load on the hydraulic cylinder 45 is reduced when the canopy 20 is opened and closed. Can be done.
Reference numeral 52 denotes a lower locking device (FIG. 6) for locking the lower portion of the rear saddle door 12. The lower locking device 52 includes a pair of left and right main locking devices 53 and a pair of left and right auxiliary locking devices 54. 12 is held in a closed state.
[0020]
As shown in FIG. 25 a, the auxiliary lock device 54 fixes a receiving member 56 having a recess 55 on the outer surface of a girder 9 a extending downward from the floor surface 9, and a pin 57 provided below the rear saddle door 12. A part thereof enters the recess 55. Further, a hook 58 is pivotally supported below the floor surface 9 so as to be pivotable up and down, and a part of the hook 58 protrudes partly from the opening 9b of the girder 9a and a pin 57 that enters the recess 55 of the receiving member 56 is inserted. It is supposed to be tied up.
[0021]
The end of the hook 58 is connected to the rod 61 via a connecting member 59 and a refractive link 60. The connecting member 59 is provided with a spring 62 so as to always urge the hook 58 in the direction of releasing the lashing. Further, when the hook 58 reaches the locked position due to the rotation of the rod 61, the refractive link 60 is positioned beyond the dead point as shown in FIG. 25a, so that the locked state of the hook 58 can be maintained. ing.
[0022]
The end portion of the rod 61 protrudes from the hole 63 of the side wall 7 as shown in FIGS. 26 and 27 to form a connecting portion 64 having the same shape as the connecting portion 49 of the hydraulic pump 44. The handle 50 to be used can also be used. Reference numeral 65 denotes a bearing for supporting the rod 61.
The main lock device 53 is used to securely hold the rear lid 12 together with the auxiliary lock device 54 in a closed state, and to make the closed state strong.
28 and 29, first, a seal member 66 and an engagement member 67 are provided on the beam 9a below the floor surface 9, and the seal member 66 is closed when the rear lid 12 is closed. The engagement member 67 has a flat plate shape and has a recess 68 opened downward.
[0023]
On the other hand, a support bracket 69 having a U-shaped cross section is suspended from the lower end of the rear door 12, a pair of left and right horizontal long holes 70 are formed in the support bracket 69, and the horizontal shaft 71 passes through the long hole 70. Thus, the horizontal shaft 71 can move horizontally on the long hole 70. The horizontal shaft 71 is provided with a pair of arms 72 and a short tube 73 disposed between the arms 72, and an engagement pin 74 is fixed to the tip of the arm 72. It can be engaged with the recess 68 of the member 67, and a bolt 75 is fixed to the short pipe 73.
[0024]
A nut 76 is screwed onto the bolt 75, and by tightening the nut 76, the horizontal shaft 71 is slid to the right and the engagement pin 74 is firmly engaged with the engagement member 67. Be able to. Further, the outer shape of the nut 76 has a quadrangular cross section, has the same shape as the connecting portion 49 of the hydraulic pump 44 and the connecting portion 64 of the auxiliary lock device 54, and the same handle as the handle 50 used for the hydraulic pump 44 can be used. It can be done.
[0025]
In this embodiment, the stopper fixed to the upper base is formed in an L shape. However, even if the stopper is formed in a rectangular frame shape so as to surround the entire circumference of the upper base, the same effect is obtained. It is. Further, the drive device of the canopy opening / closing device is constituted by a hydraulic pump and a hydraulic cylinder, but the drive device may be formed by a chain or a gear. Further, although the lower lock device is constituted by the main lock device and the auxiliary lock device, the lower lock device may be constituted by only one of the main lock device and the auxiliary lock device. Furthermore, the shaft fixed on the arm side is connected to the long hole formed on the canopy side, but the same effect can be obtained by connecting the shaft fixed on the canopy side to the long hole formed on the arm side. I have it.
[0026]
The present invention is constructed as described above, and the operation will be described next.
First, when storing containers 1, if the site to be stored is large, store them one by one as shown in FIG. 3, and if the site is small, store containers 1 by stacking them as shown in FIG. To do. That is, when the containers 1 are stacked, the fork of the forklift is put into the insertion port 14 of the container 1 and the container 1 is lifted, and the lower base 16 of the lifted container 1 is placed on the upper base 18 of the separate container 1 in this way. Stack up.
[0027]
At that time, since the canopy opening / closing device 15 is lower than the upper base 18, there is no danger that the bottom surface of the upper container 1 interferes with the lower container 1, and the upper container 1 tends to shift somewhat due to vibration or the like. In addition, since the lower base 16 is regulated by the stopper 19, it is possible to reliably prevent the upper container 1 from being displaced.
Next, the case where the container 1 is used will be described. The empty container 1 is mounted on the transport vehicle 2 or the railway wagon in FIG. After the container 1 is lowered to the work site, the operation lever 39 of the canopy lock device 34 is operated to unlock the canopy 20. That is, when the regulating member 41 is rotated, the operation lever 39 is rotated in the direction of the arrow in FIG. 19 by the force of the spring 38 and the force of the operator, and the locked state by the hook 36 is released. At that time, since the unlocked state can be grasped also by the indicator needle 43 located on the opposite side wall 7, the risk of damaging the canopy locking device 34 by opening the canopy 20 in the locked state is prevented. Can do.
[0028]
When the unlocking of the canopy locking device 34 is completed, the handle 50 is attached to the connecting portion 49 of the hydraulic pump 44 and manually rotated in the normal rotation direction to operate the hydraulic pump 44. The pressure oil delivered from the hydraulic pump 44 is supplied to the hydraulic cylinder 45 through the pipe 46, and the hydraulic cylinder 45 is operated to rotate the canopy 20 in the opening direction. At this time, since the arm 27 supporting the canopy 20 is provided with the coil spring 29, the canopy 20 can be opened by a slight handle operation.
[0029]
Immediately before the start of canopy 20 release, as shown in FIG. 20b, the line XYZ is refracted downward, so the linear distance of XZ is short, and the shaft 32 of the mounting member 31 is located on the left side of the long hole 30 of the arm 27. It becomes. When the canopy 20 is further rotated and the line XYZ becomes a straight line (FIG. 21b), the distance of XZ becomes maximum, the shaft 32 moves to the right side of the long hole 30, and the canopy 20 is absorbed while absorbing the displacement of the shaft 32 with respect to the arm 27. Can be supported. When it is further rotated, it passes through FIG. 22b and reaches FIG. 23b, and the container 10 is fully opened. At this time, since the shaft fulcrum Z is located above the right canopy 20, the canopy 20 can be brought closer to the side wall 7 of the container 1, and the amount of protrusion of the canopy 20 toward the container 1 becomes small and narrow. Container 1 can also be installed at a place.
[0030]
In that state, a container such as garbage or earth and sand is introduced. When the charging is completed, the handle 50 attached to the connecting portion 49 of the hydraulic pump 44 is reversed, the pressure oil is pumped in the reverse direction, and the canopy 20 is rotated from the state of FIG. 23a to pass the container through FIGS. 22a and 21a. 1. Close the top inlet 10 (FIG. 20a). At that time, since the canopy 20 has an arc shape, earth and sand can be piled up along it.
[0031]
When the canopy 20 is closed, the operation lever 39 of the canopy lock device 34 is rotated clockwise against the spring 38 (FIG. 18), and the operation lever 39 is held at that position by the regulating member 41. As a result, the upper hook 36 engages with the pin 35 on the canopy 20 side, and the opening of the canopy 20 is restricted. During the transportation of the container 1, the hook 36 is detached due to vibration or the like and the canopy 20 is locked. It is possible to reliably prevent the release.
[0032]
When the operation is completed, the container 1 is placed on the dump frame 4 of the transport vehicle 2 by a forklift to be integrated, and transported to a waste disposal place. When arriving at the disposal site, the transport vehicle 2 is stopped, the handle 50 is attached to the nut 76 of the main lock device 53 at the rear of the container 1, and the engaging pin 74 is recessed in the engaging member 67 by operating the handle 50. Remove from 68. After that, it moves to the side of the container 1, attaches the handle 50 removed from the nut 76 to the connecting portion 64 on the auxiliary lock device 54 side, rotates the handle 50, rotates the refraction link 60, and releases the dead point. Then, the hook 58 is brought into a state of releasing the lashing. At this time, if the container 1 is full of contained items, the contained items may leak out from the container 1 by spreading the rear door 12 at the same time as the lashing is released. Since it is operating, it is possible to prevent the worker from getting dirty with the leaked contents.
[0033]
After that, when the dump frame 4 is tilted rearward around the rear hinge 5 by the lifting device 4a, the container 1 also tilts, and the lower part of the rear saddle door 12 is released from being locked. The door 12 is rotated by its own weight, and the contents of the container 1 are discharged to the rear of the container 1. At that time, when the canopy 20 is opened and the discharge efficiency is better, the dump frame 4 may be tilted after the canopy 20 is opened.
When the discharge of the container 1 is completed, the dump frame 4 is stored, the auxiliary lock device 54 is operated, the pin 57 of the rear door 12 is secured, and the main lock device 53 is also secured with the same handle 50. To do. Then, it transports to a container storage place with the transport vehicle 2 grade | etc., And drops the container 1 from the transport vehicle 2 in the said storage location.
[0034]
【The invention's effect】
As described above, in claim 1 of the present invention, the lower base is fixed to the lower end of the support column, and the upper base on which the lower platform can be placed at a position above the canopy opening / closing device is fixed to the upper end of the support column. When stacked, the canopy opening / closing device of the lower container does not interfere with the bottom of the upper container, and a large number of containers can be stored even in a small site. Further, whether or not the canopy is locked can be confirmed by the positions of the operation lever and the pointer.
In claim 2, since the stopper is provided on the outer periphery of the upper base and the movement of the lower base placed on the upper base is restricted by the stopper, the upper container is reliably prevented from shifting when the containers are stacked. be able to.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a transport vehicle equipped with a container with a canopy opening / closing device.
FIG. 2 is an operational state diagram when the container is dumped.
FIG. 3 is a right side view of the container.
FIG. 4 is a left side view of the container.
FIG. 5 is a front view of a container.
FIG. 6 is a rear view of the container.
FIG. 7 is an operation diagram showing a state in which containers are stacked.
8 is an enlarged view of a main part of FIG.
FIG. 9 is a perspective view showing upper and lower ends of a support column.
FIG. 10 is a plan view of a container.
FIG. 11 is a plan view of the canopy.
12 is a cross-sectional view taken along line GG in FIG.
13 is a cross-sectional view taken along line EE in FIG.
14 is a FF diagram of FIG. 12; FIG.
FIG. 15 is an enlarged view of a main part of the canopy locking device.
16 is a cross-sectional view taken along line HH in FIG.
17 is a view taken along the line II of FIG.
18 is a JJ diagram of FIG. 16;
FIG. 19 is an operational state diagram of the canopy locking device.
FIG. 20 is an operational state diagram showing a closed state of the canopy.
FIG. 21 is an operational state diagram showing immediately after the start of opening of the canopy.
FIG. 22 is an operational state diagram showing the middle of opening of the canopy.
FIG. 23 is an operational state diagram showing an open state of the canopy.
24 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
25 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG. 6 showing the auxiliary lock device.
26 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG.
27 is a cross-sectional view taken along line LL in FIG.
FIG. 28 is a cross-sectional view taken along the line DD of FIG. 6 showing the main locking device.
29 is a KK diagram of FIG. 28. FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Container 6 Support | pillar 7 Side wall 8 Front wall 9 Floor 12 Rear side door 15 Canopy opening and closing device 16 Lower base 18 Upper base 19 Stopper

Claims (2)

前後左右の4隅に支柱を立設し、各支柱間に床面、側壁、前壁及び後部煽戸を設け、上部に開閉可能な天蓋開閉装置を設け、天蓋を閉鎖状態に保持する天蓋ロック装置を設けた天蓋開閉装置付コンテナにおいて、
左右両方の前記側壁の各々における前記床面より下方の位置には、フォークリフトのフォークを挿入して当該コンテナを持ち上げ可能とするための挿入口が設けられており、
前記天蓋ロック装置は、前記天蓋の一部に係合しうるフックと、当該フックを操作する操作レバーと、前記床面より下方の位置で左右両方の前記側壁を貫通し、一端に前記操作レバーを固定したロッドと、当該ロッドの他端に固定した指針とを備えたものであり、
前記支柱の下端には下台を固定し、上端には天蓋開閉装置より上方となる位置で下台を載置できる上台を固定してなる天蓋開閉装置付コンテナ。
Canopy locks that stand in four corners on the front, back, left, and right, have floors, side walls, front walls, and rear coffin doors between the columns, canopy opening and closing devices on the top, and keep the canopy closed In a container with a canopy opening and closing device provided with a device ,
An insertion port for allowing the fork of a forklift to be inserted and lifting the container is provided at a position below the floor in each of the left and right side walls,
The canopy lock device includes a hook that can be engaged with a part of the canopy, an operating lever that operates the hook, and the left and right side walls at a position below the floor, and the operating lever at one end. And a pointer fixed to the other end of the rod,
A container with a canopy opening / closing device in which a lower base is fixed to the lower end of the support column, and an upper base on which the lower base can be placed at a position above the canopy opening / closing device is fixed to the upper end.
前記上台の外周の一部若しくは全部にストッパを設け、前記ストッパにて上台に載置された下台の移動を規制することを特徴とする請求項1記載の天蓋開閉装置付コンテナ。The container with a canopy opening / closing device according to claim 1, wherein a stopper is provided on a part or all of the outer periphery of the upper base, and the movement of the lower base placed on the upper base is regulated by the stopper.
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