JP3885094B2 - 動物撃退装置 - Google Patents

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Description

本発明は、屋外を徘徊し、糞尿を放出する等の各種の害を及ぼす犬猫等の動物を、電撃により撃退する動物撃退装置に関するものである。
屋外を徘徊する犬猫等は、庭先などに糞尿を撒き散らし、また、花壇や家庭菜園、ゴミ集積場等をほじくり返したりする厄介者である。
そのため、従来より、各種の犬猫等撃退装置が提案されており、特許文献1には、電撃を利用した動物撃退装置が提案されている。
この特許文献1の動物撃退装置は、対向電極からなる撃退用電極部と、この対向電極に撃退用電圧を供給する発振回路とを有し、対向電極に例えば犬猫等が乗ると、発振回路から供給される撃退用電圧によって感電し、その電撃により犬猫等を撃退するようにしたものである。
しかし、この動物撃退装置では、特許文献1の段落0021に記載されているように対向電極部のプラス極とマイナス極の間隔が2mm程度であるため雨が降っただけでショートしてしまい現実的でない。
また、犬猫等が直接電撃を受ける部位は基本的には足裏、又は、毛深く覆われた背中、腹等であり、足裏は皮膚が厚く電撃に鈍感である。そして、背中、腹等の毛は電流を通しにくい。したがって、足裏の周囲、又は、背中、腹の周囲に電圧を印加したとしても、電撃が加わりにくい。
さらに この動物撃退装置は、撃退電極部上を撮像手段で撮像し、この撮像手段の出力データから撃退電極部上の動物を動物検出手段により検出し、所定の動物の場合のみ発振回路からの撃退用電圧を対向電極に印加し、所定の動物以外の場合は発振回路からの撃退用電圧を対向電極に印加しないようにして、人への感電防止を図っているが、実際にこれを実現化すると著しく高価な装置になってしまい、犬猫等を追い払うだけにしては誠に実際的でない。
このように、特許文献1の動物撃退装置では、対向電極に雨が降ったり、他の物質が接触したりするだけでショートし、機能が著しく低下して犬猫等に対して電撃を有効に与えることができないという問題があった。
さらに、実現化するには高価すぎるという問題点があり、また、電撃を有効に与えるためには撃退用電圧としての発振回路からの発振出力の電圧を高くしなければならず、そうすると、消費電力が大きくなるという問題があった。
特開2004−141119号公報
本発明が解決しようとする課題は、より簡単な構造を有し、そして安価で、しかも、低い撃退用電圧によって犬猫等に対してより有効的な電撃を与え、少ない消費電力で犬猫等を撃退することができる動物撃退装置を提供することにある。
犬猫等の身体で最も電撃を感ずる部位は、口、舌、鼻等である。これらの部位は体毛が少なく、表皮に水分を含んだ部位であるので電流が通じやすい。
本発明は、このことに鑑み、犬猫等の口、舌、鼻等の部位に電撃を確実に与えられるようにし、また電極部のプラス極とマイナス極がショートしにくく、さらに構造を簡単にして安価に実現できるよう工夫したものである。
すなわち、本発明の動物撃退装置は、第1の導電性シートと、絶縁性の材料で凹状に形成された餌収納容器と、少なくともこの餌収納容器の上端部近傍を除いて餌収納容器の内面に配置された第2の導電性シートと、第1及び第2の導電性シートに接続された衝撃電圧発生装置とを備えたことを特徴とするものである。
衝撃電圧発生装置は電池を電源とし、例えば約1.5秒間に一回の割合で繰り返すパルス状の衝撃電圧を発生させる。
上記構成において、犬猫等の身体の一部が第1の導電性シートに接触し、この犬猫等の他の部位が第2の導線性シートに接触すると、衝撃電圧発生装置からの衝撃電流が流れ、犬猫等に電撃が与えられる。
第2の導電性シートは、絶縁性の材料で凹状に形成された餌収納容器の内面に、その上端部近傍を除いて配置されており、この第2の導電用シートが配置された餌収納容器の内面底面部の中央付近に餌が置かれる。そして、犬猫等が餌収納容器内の餌を食べようとしたときに、その舌や口や鼻の周囲が第2の導電用シートに接触することになる。第1の導電性シートと第2の導電性シートを犬猫等の体長にほぼ匹敵する位の距離をあけて配置すれば、犬猫等の舌や口や鼻の周囲が第2の導電用シートに、より接触しやくなる。
上述のように、舌や口や鼻の周囲は体毛がほとんど無く皮膚も薄く、これらの部位は表皮に水分を含んでいるので、電撃に対する感受性が非常に高い。したがって、低い衝撃電圧であっても有効に電撃を与えることができる。このような部位で電撃を受けた犬猫等は、電撃を十分に学習し、電撃に懲りて当分の間、又は永遠に、その場所に近寄らなくなる。
本発明によれば、電撃に対する感受性の高い犬猫等の舌や口や鼻の周囲に確実に電撃を与えることができる。したがって、少ない消費電力で有効な電撃を犬猫等に与えることができ、犬猫等が、電撃をよく学習し撃退効果を高めることができる。
また、第2の導電性シートは餌収納容器の内面に配置されており、第1の導電性シートとは隔離されているので、雨などが降ってもショートしにくい。
さらに、構成が簡単であるので、特許文献1の動物撃退装置に比して著しく安価になる。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係る動物撃退装置の一実施例を示す概略断面図である。同図に示す動物撃退装置100は猫用の撃退装置である。
図1において、動物撃退装置100は、第1及び第2の導電性シート1,2と、衝撃電圧発生装置3と、餌収納容器4と、餌11と、電源としての電池7とを主要な構成とする。
第1の導線性シート1は、衝撃電圧発生装置3のマイナス側の出力端子3aに導電線5を介して接続される。この第1の導電性シート1には、直径1mm程度の金属線で編まれた網目15mm程度の柾目の金網を使用することができる。
一方、第2の導電性シート2は、餌収納容器4の内面にその上端部近傍を除いて配置される。そして、衝撃電圧発生装置3のプラス側の出力端子3bに導電線6を介して接続される。第2の導電性シート2には、厚さ0.2mm程度の金属箔等を使用することができる。また、この第2の導電性シート2には、直径0.1mm程度の金属線で編まれた網目1mm程度の柾目の金属網等も使用できる。
衝撃電圧発生装置3は、電池7から供給される直流電圧を作動電源として、出力端子3a,3b間にパルス状の衝撃電圧を約1.5秒周期で発生させる。衝撃電圧発生装置3は、絶縁性材料で成型された収納ボックス8内に収納され、収納ボックス8の外面には衝撃電圧発生装置3をオン・オフするスイッチ9と、衝撃電圧発生装置3が衝撃電圧を発生させるときに点灯する出力ランプ10が設けられている。
餌収納容器4は絶縁性材料により凹状に成型され、収納ボックス8の上に載置される。餌収納容器4の内面には、上述のように第2の導電性シート2が餌収納容器4の内面にその上端部近傍を除いて配置され、内面底面部の中央付近に餌11が置かれる。
以上の構成において、猫が餌収納容器4内の餌11に引き寄せられ、それを食べようとすると、図1に示すように、後足は第1の導電性シート1に乗り、前足は餌収納容器4の上端に掛けた状態になる。この状態では、餌収納容器4が絶縁性であるので、衝撃電流は猫の体内には流れず猫は電撃を受けない。
その後、猫が餌収納容器4内に頭を突っ込み餌11を食べようとすると、舌や口や鼻の周囲が第2の導電性シート2に接触する。これにより、衝撃電圧発生装置3から衝撃電流が猫の体内に流れ、猫はその舌や口や鼻の周辺に電撃を受ける。
このように、本発明によれば、電撃に対する感受性の高い犬猫等の舌や口や鼻の周辺に確実に電撃を与えることができる。そして、電撃を学習した犬猫等は、当分の間又は永遠にその場所に近寄らなくなる。
ここで、牛等の畜産動物が柵外に逃げるのを防ぐ目的に使用される電気柵用衝撃電圧発生装置や、中山間地域の農場において猪等の害獣が農場へ侵入するのを防ぐ目的で使用される電気柵用衝撃電圧発生装置は、毛深い動物でもよく電撃を受けるように、高い衝撃電圧を発生させている。
これに対して、本発明では、上述のように毛が薄く、また、表皮に水分を含んだ部位である舌、口、鼻等に電撃が与えられるように工夫している。したがって、本発明に使用する衝撃電圧発生装置は、上述の電気柵用衝撃電圧発生装置に比べてはるかに低い衝撃電圧で、十分な電撃を与えることができる。したがって、本発明において衝撃電圧発生装置に使用する電源としての電池は、より容量の少ない電池で十分であり経済的である。
また、犬猫等が徘徊するのは、通常、夜間が多い。したがって、本発明に使用する衝撃電圧発生装置に明暗を検知するセンサーを組み込み、昼間は衝撃電圧を発生させず、夜間のみ衝撃電圧を発生させことにより、昼間の電源消費を節約するとともに、昼間に人が誤って電撃を受けることを防止することができる。
本発明の動物撃退装置は上述のような構造作用を有するので、特許文献1の動物撃退装置に比して、著しく安価で、そして第1の導電性シートと第2の導電性シート間のショートも非常に少なく、確実に犬猫等に電撃を与えることができ実用的である。
本発明の動物撃退装置は、花壇や家庭菜園、ゴミ集積場等のあらゆる場所に設置して、屋外を徘徊する犬猫等を撃退するために利用可能である。
本発明に係る動物撃退装置の一実施例を示す概略断面図である。
符号の説明
100 動物撃退装置
1 第1の導線性シート
2 第2の導電性シート
3 衝撃電圧発生装置
3a マイナス側の出力端子
3b プラス側の出力端子
4 餌収納容器
5、6 導電線
7 電池
8 収納ボックス
9 スイッチ
10 出力ランプ
11 餌

Claims (2)

  1. 第1の導電性シートと、絶縁性の材料で凹状に形成された餌収納容器と、少なくともこの餌収納容器の上端部近傍を除いて餌収納容器の内面に配置された第2の導電性シートと、第1及び第2の導電性シートに接続された衝撃電圧発生装置とを備えた動物撃退装置。
  2. 第1の導電性シートの上方に餌収納容器を配置し、餌収納容器内に餌を載置した請求項1に記載の動物撃退装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105877288A (zh) * 2016-06-14 2016-08-24 成都世纪达菲家具有限公司 防止宠物抓痕的沙发垫套结构
CN105902048A (zh) * 2016-06-14 2016-08-31 成都世纪达菲家具有限公司 一种电击式沙发防护垫套装置
CN106388406A (zh) * 2016-06-14 2017-02-15 成都世纪达菲家具有限公司 一种防止宠物抓痕的布艺沙发结构

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