JP3884919B2 - Gas supply compressor - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、水素ガスやヘリウムガスを高圧で供給するのに採用されるもので、潤滑油の全く混入しない清浄なガスを供給する為のガス供給用コンプレッサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のガス供給用コンプレッサ100は、図3に示すように、ピストン50が無潤滑で往復動すると共にピストン50の後退および前進で供給用ガスを吸入および吐出し、またはピストン50の背圧を保持するピストン室51と、クランクケース52に連通しクランク53の回動によりクロスヘッド54が往復動する油潤滑室55と、ピストン室51と油潤滑室55との間に設けられた中間室56とを備え、ピストン50を先端に連結すると共にクロスヘッド54を後端に連結するピストンロッド57が、中間室56と、ピストン室51および油潤滑室55との各隔壁58,59の対向部位に設けられたシール装置60,61に軸方向に往復動可能に支持されて大略構成されている。
【0003】
ここで、ピストン室51および中間室56は、ガス空間となっており、油潤滑室55は、潤滑油のオイルミスト雰囲気空間となっている。
【0004】
また、シール装置60および61には、それぞれロッドシール部材62および63が装填されており、ロッドシール部材62は、ピストン室51から中間室56へのガスの流出を防止するように、またロッドシール部材63は、中間室56へ油潤滑室55からの油の流出を防止するようにそれぞれ設けられている。
【0005】
そして、ガス供給用コンプレッサ100は、ピストン室51の室内圧が供給用ガスのガス圧と同圧か、またはそれより高い圧力となり、中間室56と油潤滑室55の室内圧が共に大気圧となるようにして運転され、ガス貯留槽からガス吸入管G1を介してピストン室51に吸入した供給用ガスを、ガス吐出管G2を介して吐出し、目的装置に供給する。なお、図3中、符号68,69は、相互に逆向きの逆止弁を示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ガス供給用コンプレッサ100は、運転中に油潤滑室55の油が中間室56へ侵入するのを防ぐことが困難で、そのため中間室56には、図3に示すように、中間室56の内部と外部とを連通する吐出口64と、この吐出口64に配管65を介して連通するトラップ66と、このトラップ66からの排油を受ける排油槽67とからなる脱油設備70を設けて、中間室56内の油が過度に増量することを防ぐことが精一杯である反面、脱油設備70を設けることにより、構造の複雑化および重量増を招く、という課題を有している。
【0007】
そこで、この発明は、中間室への潤滑油の侵入を防止して脱油設備を不要とすることにより、構造の簡略化、軽量化、およびシール寿命の延長を共に図ることができるガス供給用コンプレッサを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、ピストンが無潤滑で往復動するピストン室と、クランクケースに連通しクランクの回動によりクロスヘッドが往復動する油潤滑室と、前記ピストン室と油潤滑室との間に設けられた中間室とを備え、前記ピストンを先端に連結すると共に前記クロスヘッドを後端に連結するピストンロッドが、前記中間室と、前記ピストン室および油潤滑室との各隔壁の対向部位に設けられたシール装置に軸方向に往復動可能に透通されているガス供給用コンプレッサにおいて、
前記中間室は、前記油潤滑室の室内圧より高い室内圧に保持され、
前記中間室は、室内圧を所定圧に維持する圧力調整弁を備えて構成されていることを特徴とする。
【0009】
このため、請求項1の発明では、中間室、油潤滑室の順に室内圧が降下するように設定されて、潤滑油が侵入しようとする方向と逆方向に圧力差が設けられているので、油潤滑室から中間室への潤滑油の侵入が阻止される。
【0010】
また、ピストン室が、中間室の圧力より高い場合でも、ピストン室と中間室の圧力差を小さくすることができるので、ピストン室から漏れるガス量を低減することができる。
さらに、ピストン室から漏れ出してくるガス量や中間室から漏れ出るガス量に関係なく、中間室の室内圧を所定圧に維持することができ、これにより、中間室、および油潤滑室の各室内圧を、油潤滑室から中間室への潤滑油の侵入を阻止することができる逆方向の圧力差に的確に維持することができる。
【0011】
また、請求項2の発明は、請求項1に記載のガス供給用コンプレッサであって、
前記中間室と油潤滑室との隔壁に設けられるシール装置が、前記中間室より前記油潤滑室側に傾斜し先端を前記ピストンロッドの周面に弾接するリップ部を有するシール部材を備えて構成されていることを特徴とする。
【0012】
このため、請求項2の発明では、シール部材のリップ部は、中間室と油潤滑室との圧力差による背圧を受けることになるので、ピストンロッドに不必要に押し付けられるのを防ぐことができると共に、場合によってはピストンロッドの周面から離反して、前記周面に沿う上(中間室)から下(油潤滑室)への流れ勝手となるガス流を形成して、リップ部とピストンロッドの隙間から中間室に侵入しようとする潤滑油を、押し戻すことができる。また、油潤滑室の室内圧が高くなって、大量の潤滑油が、下(油潤滑室)から上(中間室)への流れ勝手となる油流の形成は、シール部材のリップ部が、傾斜していることによる作用でピストンロッドの周面に密接することにより阻止される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、図3に示すものと同一の構成要素は同一符号を付して説明する。
【0016】
図1は、この発明の一実施形態としてのガス供給用コンプレッサ1を示す。このコンプレッサ1は、前述した従来のコンプレッサ100と同様に、ピストン室51と、油潤滑室55と、中間室56とを備え、ピストン室51のピストン50を先端に連結すると共に油潤滑室55のクロスヘッド54を後端に連結するピストンロッド57が、中間室56と、ピストン室51および油潤滑室55との各隔壁58,59の対向部位に設けられたシール装置60,61に軸方向に往復動可能に透通されて大略構成されている。
【0017】
油潤滑室55は、クロスヘッド54にコネクチングロッド71を介して連結するクランク53を収容するクランクケース52に連通しており、潤滑油のオイルミスト雰囲気空間となっている。また、ピストン50は、例えばフッ素樹脂からなるピストンリング50aを外周に装着して構成されており、無潤滑で往復動するように取り付けられている。
【0018】
そして、コンプレッサ1においては、ピストン室51は、供給用ガスのガス吸入管G1に連通させて供給用ガスのガス圧と同等の室内圧に保持されており、油潤滑室55は、室内圧が大気圧に保持されており、かつ中間室56は、大気圧より高く、ピストン室51の室内圧よりも低い室内圧に保持されて構成される。
【0019】
具体的には、ピストン室51は、ピストン50を境にした上部室51aと下部室51bとで構成されており、上部室51aは、一端側をガス貯留槽に連結したガス吸入管G1の他端側に逆止弁68を介して連通すると共に、他の逆止弁69を介してガス吐出管G2に連通しており、かつ下部室51bは、外壁に設けた貫通孔2とガス吸入管G1をバイパス管G3で連結することによりガス吸入管G1に連通しており、これにより供給用ガスのガス圧と同等の室内圧に保持されている。ピストン室51は、例えば、5kg/cm2の室内圧に保持される。
【0020】
また、中間室56は、シール装置60に装填されたロッドシール部材62から漏れ出してくるピストン室51のガスにより室内圧が保持されている。中間室56は、例えば、1kg/cm2の室内圧に保持される。
【0021】
また、油潤滑室55は、クランクケース52に適宜設けた大気への開放部(図示せず)により、室内圧が大気圧に保持されている。
【0022】
このように構成されたコンプレッサ1は、ピストン室51、中間室56、油潤滑室55の順に室内圧が降下するように設定されて、潤滑油が侵入しようとする方向と逆方向に圧力差が設けられているので、油潤滑室55から中間室56への潤滑油の侵入が阻止される。このため、従来必要とした中間室56の付帯設備である脱油設備(脱油設備70)が不要となって、構造の簡略化および軽量化を共に図ることができる。さらに、ピストン室51と中間室56との圧力差を小さくするため、ロッドシール部材62から漏れ出してくるガス量を少なくする効果もある。
【0023】
このとき、好ましくは、中間室56と油潤滑室55との隔壁59に設けられるシール装置61が、油潤滑室55側に傾斜し先端をピストンロッド57の周面に弾接するリップ部3を有するシール部材4を備えて構成される。このシール部材4は、例えばフッ素樹脂材を用いて、底の浅い有底円筒体であって、その底部の略中央部分を内方へ円錐状に突出させて形成した後、その円錐状部分の頂部側を切除して、ピストンロッド57の略外径に相当する貫通孔を形成することによって、残余の円錐状部分をリップ部3として構成されている。そして、このシール部材4は、図2に示すように、リップ部3を油潤滑室55側へ傾斜させると共に、リップ部3の中央部にピストンロッド57を透通させ、かつリップ部3以外の円筒体部分の外周面を、シール装置61の凹内面に密接させて取り付けられている。リップ部3は、素材の持つ弾性あるいは素材に内装したスプリングにより弾性が付与される。
【0024】
この構成では、シール部材4のリップ部3は、中間室56と油潤滑室55との圧力差による背圧を受けることになるので、ピストンロッド57に不必要に押し付けられるのを防ぐことができると共に、場合によっては(例えば、中間室56の室内圧が1kg/cm2を越えたとき)ピストンロッド57の周面から離反して(図2の2点鎖線で示す)、前記周面に沿う上(中間室56)から下(油潤滑室55)への流れ勝手となるガス流gを形成して、リップ部3とピストンロッド57の隙間から中間室56に侵入しようとする潤滑油aを、押し戻すことができる。
【0025】
このように、シール部材4は、リップ部3がピストンロッド57に必要以上の大きな力で押し付けられることがないので、寿命の向上を図ることができる。なお、従来のシール部材は、ピストンロッドから離反すると潤滑油が中間室内へ侵入するので、これを防ぐため強い張力で弾接させる必要があり、この結果、早く摩耗して寿命の短縮化を招いている。
【0026】
また、油潤滑室55の室内圧が高くなって、大量の潤滑油aが、下(油潤滑室55)から上(中間室56)への流れ勝手となる油流の形成は、シール部材4のリップ部3が、傾斜していることによる作用でピストンロッド57の周面に密接することにより阻止される。ピストンロッド57の周面に接するリップ部3は、その周面に付着する潤滑油を掻き落とすスクレーパの機能をも奏することができる。
【0027】
このため、シール部材4は、耐摩耗性が向上して長期間の使用が確保できると共に、潤滑油aの中間室56への侵入を確実に阻止することができる。
【0028】
さらに好ましくは、中間室56は、室内圧を所定圧に維持する圧力調整弁5を備えて構成される。
【0029】
圧力調整弁5は、例えば、リリーフ弁が用いられ、図1に示すように、コンプレッサ1の壁部に設けられた、中間室56の内部とコンプレッサ1の外部とを連通する連通孔6に連通させて取り付けられる。この圧力調整弁5は、例えば、中間室56の室内圧が、1kg/cm2を越えたときに大気ベントするように設定される。
【0030】
なお、中間室56に、圧力調整弁としての減圧弁(図示せず)を介してピストン室51の吐出側のガスを導入するように構成することもでき、このときは、ピストン室51の室内圧が大気圧付近で、中間室56の室内圧が1kg/cm2より下がったときには、ピストン室51の吐出側のガスを減圧弁を介して中間室56の室内に導入することによって、中間室56と油潤滑室55との圧力差が保持される。
【0031】
以上の構成によれば、ロッドシール部材62から漏れ出してくるピストン室51のガス量、またはピストン室51の室内圧が大気圧付近の場合には中間室56からピストン室51へ漏れ出るガス量に関係なく、中間室56の室内圧を所定圧(例えば、1kg/cm2)に維持することができ、これによりピストン室51、中間室56、および油潤滑室55の各室内圧を、油潤滑室55から中間室56への潤滑油aの侵入を阻止することができる逆方向の圧力差に的確に維持することができる。これにより供給ガスの高度の清浄度を確保することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1の発明によれば、中間室、油潤滑室の順に室内圧が降下するように設定されて、潤滑油が侵入しようとする方向と逆方向に圧力差が設けられているので、油潤滑室から中間室への潤滑油の侵入が阻止され、この結果、従来必要とした中間室の付帯設備である脱油設備が不要となって、構造の簡略化および軽量化を共に図ることができる。その上、ピストン室と中間室の圧力差も小さくなるので、ピストン室から漏れるガス量を低減することができる。
また、中間室の室内圧を所定圧に維持することにより、ピストン室、中間室、および油潤滑室の各室内圧を、油潤滑室から中間室への潤滑油の侵入を阻止することができる逆方向の圧力差に的確に維持することができるので、供給ガスの高度の清浄度を確保することができる。
【0033】
また、請求項2の発明によれば、シール部材のリップ部は、中間室と油潤滑室との圧力差による背圧を受けることになるので、ピストンロッドに不必要に押し付けられるのを防ぐことができ、かつ上(中間室)から下(油潤滑室)への流れ勝手となるガス流を形成して、潤滑油の中間室への侵入を押し戻すことができると共に、下(油潤滑室)から上(中間室)への流れ勝手となる潤滑油流の形成は、リップ部が、ピストンロッドの周面に密接することにより阻止することができるので、請求項1の発明の効果に加えて、シール部材の耐摩耗性が向上して長期間の使用が確保できると共に、潤滑油の中間室への侵入を一層確実に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのガス供給用コンプレッサの概略図である。
【図2】図1のガス供給用コンプレッサの要部断面図である。
【図3】従来のガス供給用コンプレッサの概略図である。
【符号の説明】
1 コンプレッサ(ガス供給用コンプレッサ)
3 リップ部
4 シール部材
5 リリーフ弁(圧力調整弁)
50 ピストン
51 ピストン室
52 クランクケース
53 クランク
54 クロスヘッド
55 油潤滑室
56 中間室
57 ピストンロッド
58 隔壁
59 隔壁
60 シール装置
61 シール装置
G1 ガス吸入管[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a gas supply compressor that is used for supplying hydrogen gas or helium gas at a high pressure, for example, and supplies clean gas that does not contain any lubricating oil.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 3, the conventional
[0003]
Here, the
[0004]
The
[0005]
In the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, it is difficult for the
[0007]
Therefore, the present invention is for gas supply that can both simplify the structure, reduce the weight, and extend the seal life by preventing the oil from entering the intermediate chamber and eliminating the need for a deoiling facility. It aims to provide a compressor.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the object, the invention of claim 1 includes a piston chamber in which a piston reciprocates without lubrication, an oil lubrication chamber in communication with a crankcase, and a crosshead reciprocating by rotation of a crank, and the piston An intermediate chamber provided between the chamber and the oil lubrication chamber, and a piston rod that connects the piston to the front end and connects the crosshead to the rear end includes the intermediate chamber, the piston chamber, and the oil lubrication In the compressor for gas supply that is permeable to the seal device provided at the facing portion of each partition wall with the chamber so as to be reciprocable in the axial direction,
The intermediate chamber is held at an indoor pressure higher than the indoor pressure of the oil lubrication chamber ,
The intermediate chamber includes a pressure adjusting valve that maintains the indoor pressure at a predetermined pressure .
[0009]
For this reason, in the invention of claim 1, since the chamber pressure is set so as to decrease in the order of the intermediate chamber and the oil lubrication chamber, a pressure difference is provided in the direction opposite to the direction in which the lubricating oil enters, Intrusion of lubricating oil from the oil lubricating chamber into the intermediate chamber is prevented.
[0010]
Further, even when the piston chamber is higher than the pressure in the intermediate chamber, the pressure difference between the piston chamber and the intermediate chamber can be reduced, so that the amount of gas leaking from the piston chamber can be reduced.
Furthermore, regardless of the amount of gas leaking from the piston chamber or the amount of gas leaking from the intermediate chamber, the chamber pressure in the intermediate chamber can be maintained at a predetermined pressure. The indoor pressure can be accurately maintained at a pressure difference in the reverse direction that can prevent the lubricating oil from entering the intermediate chamber from the oil lubrication chamber.
[0011]
The invention of
A seal device provided in a partition wall between the intermediate chamber and the oil lubrication chamber includes a seal member that has a lip portion that is inclined toward the oil lubrication chamber from the intermediate chamber and has a tip elastically contacting the peripheral surface of the piston rod. It is characterized by being.
[0012]
For this reason, in the invention of
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. Note that the same components as those shown in FIG.
[0016]
FIG. 1 shows a gas supply compressor 1 as an embodiment of the present invention. This compressor 1 includes a
[0017]
The
[0018]
In the compressor 1, the
[0019]
Specifically, the
[0020]
In addition, the
[0021]
The
[0022]
The compressor 1 configured in this manner is set so that the chamber pressure decreases in the order of the
[0023]
At this time, preferably, the sealing
[0024]
In this configuration, the
[0025]
Thus, since the
[0026]
Further, the formation of an oil flow in which the internal pressure of the
[0027]
For this reason, the
[0028]
More preferably, the
[0029]
As the
[0030]
The
[0031]
According to the above configuration, the amount of gas in the
[0032]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the chamber pressure is set so as to decrease in the order of the intermediate chamber and the oil lubrication chamber, and the pressure difference in the direction opposite to the direction in which the lubricant is about to enter. As a result, the intrusion of the lubricating oil from the oil lubrication chamber to the intermediate chamber is prevented, and as a result, the oil removal facility, which is an incidental facility of the intermediate chamber that has been conventionally required, is unnecessary, and the structure is simplified and It is possible to reduce the weight together. In addition, since the pressure difference between the piston chamber and the intermediate chamber is also reduced, the amount of gas leaking from the piston chamber can be reduced.
Further, by maintaining the internal pressure of the intermediate chamber at a predetermined pressure, the internal pressures of the piston chamber, the intermediate chamber, and the oil lubrication chamber can be prevented from entering the lubricating oil from the oil lubrication chamber to the intermediate chamber. Since the pressure difference in the reverse direction can be accurately maintained, a high degree of cleanliness of the supply gas can be ensured.
[0033]
According to the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view of a gas supply compressor according to an embodiment of the present invention.
2 is a cross-sectional view of a main part of the gas supply compressor of FIG. 1;
FIG. 3 is a schematic view of a conventional gas supply compressor.
[Explanation of symbols]
1 Compressor (gas supply compressor)
3
50
Claims (2)
前記中間室は、前記油潤滑室の室内圧より高い室内圧に保持され、
前記中間室は、室内圧を所定圧に維持する圧力調整弁を備えて構成されていることを特徴とするガス供給用コンプレッサ。A piston chamber in which the piston reciprocates without lubrication, an oil lubrication chamber in which the crosshead reciprocates by rotation of the crank connected to the crankcase, and an intermediate chamber provided between the piston chamber and the oil lubrication chamber; A piston rod that connects the piston to the front end and connects the crosshead to the rear end is provided in a sealing device provided at a position opposite to each partition wall of the intermediate chamber, the piston chamber, and the oil lubrication chamber In the gas supply compressor that is reciprocally movable in the axial direction,
The intermediate chamber is held at an indoor pressure higher than the indoor pressure of the oil lubrication chamber ,
The gas supply compressor is characterized in that the intermediate chamber is provided with a pressure regulating valve for maintaining the chamber pressure at a predetermined pressure .
前記中間室と油潤滑室との隔壁に設けられるシール装置が、前記中間室より前記油潤滑室側に傾斜し先端を前記ピストンロッドの周面に弾接するリップ部を有するシール部材を備えて構成されていることを特徴とするガス供給用コンプレッサ。The gas supply compressor according to claim 1,
A seal device provided in a partition wall between the intermediate chamber and the oil lubrication chamber includes a seal member that has a lip portion that is inclined toward the oil lubrication chamber from the intermediate chamber and has a tip elastically contacting the peripheral surface of the piston rod. Compressor for gas supply characterized by being made.
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