JP3884800B2 - IC card unauthorized use prevention device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子マネーカード、クレジットカード、キャッシュカード、定期乗車券、出退時のタイムカード、機密上入場制限される場所の扉開閉用のカード等所有者を特定して使用されるICカードの不正使用防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のICカードは、特定のデータが半永久的に残るため、正規の所有者以外の者に悪用されると言う問題があった。
そして、この問題を解決するために、ICカード内に、タイマ機構を持たせ、初期のタイマ値がカウントアップすることにより、ICカード内のメモリーデータを消去するICカードが提案されている(特開昭62−287388号公報)。 このようなICカードによれば、ICカードを紛失して正規の所有者以外の者に渡ったときにも悪用される心配が少なくなるというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような所定時間経過後にデータを消去するICカードは、正規の所有者にとっても、使用できる期間が限られてしまっており、データの消去までの期間があまりに短期間の設定であれば、使用者にとっての制約も大きく、ICカードを必要とするときに使えない場合も生じる。一方、データの消去までの期間を長期間に設定すると、紛失や盗難に遭ったとき、不正使用されてしまう危険性は大きくなってしまい、データを消去する意味合いが少なくなってしまう。
【0004】
そこで、本発明は使用者が正規に使用する場合には、そのまま使用できるとともに、ICカードを紛失したり盗難に遭ったときには、速やかに使用できなくするICカードの不正使用防止装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明のICカードの不正使用防止装置は、ICカードと、このICカードに無線信号を送信する発信器とよりICカードの不正使用防止装置を構成し、前記ICカードには、前記発信器に対して無線信号を送信する送信部と、前記発信器からの無線信号を受信する受信部と、所有者を識別するためのデータを記憶する記憶部とを備え、前記発信器には、前記ICカードに対して無線信号を送信する送信部と、前記ICカードからの無線信号を受信する受信部と、所有者又はICカードを識別するためのデータを記憶する記憶部とを備え、前記発信器と前記ICカードとの間で所定時間所定の無線信号を送受信できないときに、前記ICカード及び前記発信器のそれぞれの記憶部に記憶したデータを消去又は使用不可能とすることを特徴とする。
【0006】
請求項2記載の本発明のICカードの不正使用防止装置は、請求項1記載のICカードの不正使用防止装置において、前記発信器には、所有者又はICカードを識別するためのデータを設定するための入力手段を設け、前記発信器によって、この入力したデータを前記ICカードの記憶部に送信して記憶することができるようにしたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明のICカードの不正使用防止装置は、ICカードと、このICカードに無線信号を送信する発信器とより構成するものである。ここで、発信器とは、携帯用に持ち運び可能なものであり、鞄に入れたり、ベルトに取り付けたり、あるいは首からぶら下げたりすることが可能な大きさ重量のものである。さらには、ペンダントやブローチ、ブレスレット等のアクセサリー兼用の形態であればさらに望ましいものである。また、発信器の無線機能は、例えば1メートルか数メートル以内のような、人がICカードと同時に携帯したときにICカードに届くレベルのものである。さらには、発信器の電波は指向性を持たない方が好ましい。
【0008】
第1の実施の形態における本発明のICカードの不正使用防止装置は、ICカードには、発信器に対して無線信号を送信する送信部と、発信器からの無線信号を受信する受信部と、所有者を識別するためのデータを記憶する記憶部とを備え、発信器には、ICカードに対して無線信号を送信する送信部と、ICカードからの無線信号を受信する受信部と、所有者又はICカードを識別するためのデータを記憶する記憶部とを備え、発信器とICカードとの間で所定時間所定の無線信号を送受信できないときに、ICカード及び発信器のそれぞれの記憶部に記憶したデータを消去又は使用不可能とするものである。
まず、本実施の形態のように、発信器側に所有者又はICカードを識別するためのデータを持たせることによって、このデータを利用して無線信号のデータを固有のものとすることができ、セキュリテイを高めることができる。また、ICカードと発信器との間で双方向の信号のやりとりを行うことでさらにセキュリテイを高めることができる。また、発信器側のデータについても、ICカードからの信号状態によって消去することによって、セキュリテイをさらに高めることができる。
【0009】
第2の実施の形態における本発明のICカードの不正使用防止装置は、発信器に所有者又はICカードを識別するためのデータを設定するための入力手段を設け、発信器によって、この入力したデータをICカードの記憶部に送信して記憶することができるようにしたものである。第1の実施の形態における本発明のICカードの不正使用防止装置は、記憶部のデータが消去された後は使用することができない。正当な使用者が所持していても、発信器とICカードとを別々に保管してしまうことによってデータが消去又は使用不可能になる場合がある。本実施の形態は、かかる場合に再度使用可能な状態に戻すことを可能にするものである。
ここで、発信器に設けることとした入力手段とは、データを入力できるキー入力部を独自に有する入力手段の他、キー入力部を有する他の機器との接続が可能な入力端子のことをも含むものである。独自にキー入力部を有する場合には、外出先においても手軽にデータを入力することができる便利さを有するが、入力端子の場合には、発信器の小型軽量化の面で優れている。
なお、本実施の形態のように、消去されたデータを手軽に再設定可能とすることで、例えば夜間等の保管時には、ICカードと発信器とをそれぞれ離れた場所に保管して、ICカード又は発信器から所有者又はICカードを識別するためのデータを消去し、盗難時のセキュリテイを高めることができる。
【0010】
【実施例】
以下本発明のICカードの不正使用防止装置の一実施例を電子マネーカードに適用した場合について図面に基づいて説明する。図1は同ICカードの不正使用防止装置を機能実現手段で表したブロック図である。
同装置は、図に示すように、ICカード10と発信器20とより構成されている。
ICカード10は、マイクロプロセッサからなるデータ処理部11、電気的に書き換え可能な第一及び第二の記憶部12、13、第二の記憶部のデータを消去する使用停止部14、及び外部からの無線信号を受信する受信部15、そしてこれらに電力を供給する電源部16、カードの状況を表示する表示部17とを有している。
データ処理部11は、第一及び第二の記憶部12、13に記憶されたデータや、外部の情報処理装置からのデータに基づいて処理を行う他、受信部15で受信したデータが正しいか否かや、受信したデータを第二記憶部13に記憶したり、さらには第二の記憶部13のデータの消去などを行うものである。なお、データ処理部11は、外部の情報処理装置と電気的に接続するための端子11aを有している。第一の記憶部12は、現金の残高や使用場所等の本来のカードの使用目的に関するデータの他、ここでは所有者識別データの一部と暗証番号データとを記憶している。また、第二の記憶部13は、所有者識別データの一部を記憶している。本実施例においては、例えば、本人識別データを5桁からなる「ABCDE」とし、暗証番号データを「FG」とすると、第一の記憶部12には、本人識別データの一部として「AXXDE」を記憶するとともに、暗証番号データである「FG」を記憶し、第二の記憶部13には、本人識別データの一部として「XBCXE」を記憶している。使用停止部14は、タイマ値をカウントし、このタイマ値が所定カウントすると第二の記憶部13に記憶しているデータを消去する信号を出力するタイマ部18と、受信部15からの信号によりこのタイマ値を初期値に設定するリセット部19とを有している。電源部16は、データ処理部11、第一及び第二の記憶部12、13、使用停止部14、及び受信部15に対して電力を供給するもので、二次電池からなり、発信器20からの送信によって電力の供給が行われるものである。表示部17は、ICカード10が使用状態であれば点灯表示し、発信器20からの所定の信号を正常に受信しているときは点滅点灯し、使用不可状態においては消灯表示するものである。
【0011】
一方、発信器20は、使用者本人を識別するための使用者固有のデータを入力する入力部21、この入力データを記憶する記憶部22、この記憶したデータ及び電力を所定間隔でICカード10に対して送信する送信部23、これら入力手段21、記憶部22、及び送信部23に対して電力を供給する電源部24、発信器の状況を表示する表示部25とを有している。なお、表示部25の表示方法などはICカード10の場合と同じである。
なお、ここで、入力手段は必ずしも入力キーなどを有する必要はなく、入力キー等を有する外部の機器と接続可能な接続端子であっても良い。
【0012】
次に、本実施例によるICカード不正使用防止装置の使用状態について説明する。
まず、このICカード10を使用する場合について説明する。
このICカードを外部の情報処理装置と電気的に接続し、データの受け渡しを行う。通常のデータの受け渡しは、外部の情報処理装置の所定の挿入口にICカードを挿入し、データ処理部11の端子11aを接続して行うが、無線信号を利用した非接触型の方法で行う場合もある。データの受け渡しにおいては、本人確認をキー入力などで行える情報処理装置においては、まず暗証番号などをキー入力して、ICカード10の持ち主であるか否かを確認する。本実施例においては、第一の記憶部12に暗証番号データを記憶させているので、ホストコンピュータと接続されていない外部情報処理装置においても暗証番号の確認を行うことができる。所有者確認の必要があるときには、ICカード10の第一及び第二の記憶部12、13にそれぞれ記憶された所有者識別のためのデータを読みとり、所有者を特定する。ここで、ホストコンピュータと接続されている外部情報処理装置を使用する場合には、ICカード10の第一及び第二の記憶部12、13にそれぞれ記憶された所有者識別のためのデータをそのまま送信し、ホストコンピュータにて合成処理して判断することが好ましい。また、ホストコンピュータと接続していない外部処理装置において本人識別の必要があるときには、データ処理部11にて合成処理を行うことが好ましい。しかる後にカードの使用目的に応じて、第二の記憶部12に記憶されたデータや外部からのデータに基づいてICカードを使用する。また、残高計算などは適宜データ処理部11にて行うこともでき、その結果は第一の記憶部12に記憶されることになる。なお、以上のようなICカード10の使用方法は、ICカードの種類に応じて異なるものであり、使用方法によって限定されるものではない。
【0013】
次に、本実施例によるICカード不正使用防止装置を携帯する場合について説明する。
通常、ICカード10は、財布や定期入れに入れて携帯し、発信器は鞄やハンドバックに入れ、あるいはベルトに取り付け、又はブレスレットのように身につけて携帯する。携帯方法は、特に限られた方法によるものではないが、ICカード10と発信器20とがある一定の距離内で携帯されることが必要である。そして、このようにICカード10と発信器20をともに携帯している状態では、発信器20からは、所定間隔で無線信号が送信される。そして、ICカード10は、特に受信状態が悪くない限り、この発信器20からの信号を受信部15にて定期的に受信する。このように、発信器20からの信号を定期的に受信している場合には、ICカード10は使用可能な状態を保つことになる。
【0014】
このような、使用可能な状態を保持しているICカード10の内部処理の流れを図2に基づいて説明する。
まず、受信部15にて、暗証番号データ「FG」を受信する(ステップS01)。受信した暗証番号データ「FG」は、データ処理部11に送られ、データ処理部11にて、第一の記憶部12に記憶している暗証番号データ「FG」と一致しているか否かを判断する(ステップS02)。そして、データ処理部11は、暗証番号データが一致していると判断するとリセット部19に対して信号を送る(ステップS03)。リセット部19は、この信号を受け取るとタイマ部18に対してタイマカウントを初期設定する信号を出力する(ステップS04)。このように、受信部15にて所定の信号を受信している限り、定期的にリセット部19に信号が送られるため、タイマ部18のカウント値は、所定カウントする前にリセットされ続ける。従って、使用停止部14から、第二の記憶部13に対してデータを消去する信号が出されることはなく、第二の記憶部13の記憶されたデータは保持される。
仮にICカード10を落とした場合について説明する。ICカード10を落とし、発信器20を所持した人が、ICカード10から離れてしまうと、発信器20からの無線信号はICカード10に届かなくなる。従って、ICカード10は、発信器20からの信号を受信できないために、リセット部19に対して信号は送られなくなる。リセット部19からリセット信号がタイマ部18に対して送られないので、タイマ部18では、タイマ値をカウントし続けることになる。そして、タイマ値が所定カウントすると、使用停止部14から第二の記憶部13に対してデータを消去する信号が出され、第二の記憶部13のデータは消去される。
このように、第二の記憶部13のデータが消去された状態では、使用者を特定するデータの一部が消去され、使用者を特定できないので、ICカードを第三者が利用することはできない。
【0015】
次に、このように使用不可能となったICカード10を再利用可能な状態に戻す方法について図3に基づいて説明する。
まず発信器20の入力手段21によって、所有者を識別するためのデータ[ABCDE」を入力する(ステップS21)。なお、この時、暗証番号データ「FG」もあわせて入力するようにしてもよい。入力されたデータ「ABCDE」は、記憶部22に一旦記憶される。暗証番号データを入力しない場合には、この記憶部22にあらかじめ記憶されているものとする。この記憶部22に記憶されたデータは送信部23に送られ、送信部23からは、所有者を識別するためのデータ「ABCDE」及び暗証番号データ「FG」が送信される(ステップS23)。 ICカード10では、これらのデータを受信部15にて受信した後、データ処理部11にこのデータを出力する(ステップS12)。データ処理部11では、まず、第一の記憶部12に記憶している暗証番号データ「FG」と送信された暗証番号データ「FG」が一致するか否かを判断する(ステップS12)。一致していれば、次に第一の記憶部12に記憶された所有者識別のためのデータ「AXXDE」と送信されたデータ「ABCDE」とが、対応するか否かを判断する(ステップS13)。ここでは、5桁目の[A」、2桁目の「D」、1桁目の「E」を確認する。それぞれの桁における番号が一致すれば、この所有者識別のためのデータの一部を第二の記憶部13に記憶する(ステップS14)。ここでは第二の記憶部13には、「XBCXE」を記憶する。どの桁を記憶するかについては、第一の記憶部12との比較結果を用いてデータ処理部11にて処理する場合の他、第二の記憶部13への書き込み制限などによっても処理可能である。このように第二の記憶部13にデータを記憶させた後、データ処理部11から使用停止部14に信号を出力してタイマ部18を作動する(ステップS15)。
以上のように、所有者識別のためのデータを、第一と第二の記憶部12、13に分けて記憶することとしたので、ICカード10に所有者識別のデータを記憶させる時に、間違って、あるいは意図的に他人のデータを記憶し、他人の識別データでカードを利用することを防止できる。すなわち、入力部21から入力されたデータが本来のデータと異なる場合には、第二の記憶部13に記憶されることがない。また、第一の記憶部12に暗証番号データを記憶させてはいるが、紛失あるいは盗難に遭ったときには、第二の記憶部13のデータが消去されているため、ICカード10の不正使用は防止できる。
【0016】
なお、本発明は、上記実施例に限られるものではなく、ICカード10に送信部を設けたり、発信器に受信部を設けたり、実施の形態で説明した構成を一部適用することもできる。
上記説明では、1枚のICカードと1つの発信器で説明したが、1つの発信器に対して複数枚のICカードを対応させることで、発信器を複数所持する不便さを解消することができる。かかる場合、上記実施例の場合においては、それぞれのICカードの暗証眼号データを同じにすることで実現することができる。また、ICカードの暗証番号データが異なる場合には、発信器から複数の暗証番号データを常時送信するようにしてもよい。また、上記説明では、暗証番号データで説明したが、この暗証番号データは、必ずしもホストコンピュータに設定したものに限られるものではなく、ICカードと発信器との間だけで取り決めたものでもよく、所有者が自由に変更可能なものであっても良い。
また、発信器には、内部データを消去するためのスイッチを設けることのよりさらにセキュリテイは高くなる。また、このスイッチによりICカードに対してデータ消去信号を送信するようにすれば、非常時の盗難等に対しても効果を発揮することができる。
【0017】
【発明の効果】
以上のように本発明は、使用者が正規に使用する場合には、そのまま使用できるとともに、ICカードを紛失したり盗難に遭ったときには、速やかに使用できなくすることができる。また、一旦使用できなくなったICカードを発信器等を用いて再利用可能にすることもでき、さらにセキュリテイを高めることができるとともに、使用勝手を向上させることができる。
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるICカードの不正使用防止装置のブロック図
【図2】 同装置を構成するICカードの内部の処理流れを示すフローチャート図
【図3】 同装置においてICカードを再利用可能な状態に戻すときの処理流れを示すフローチャート図
【符号の説明】
10 ICカード
11 データ処理部
12 第一の記憶部
13 第二の記憶部
14 使用停止部
15 受信部
16 電源部
18 タイマ部
19 リセット部
20 発信器
21 入力部
22 記憶部
23 送信部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an IC card used by specifying an owner such as an electronic money card, a credit card, a cash card, a commuter pass, a time card when leaving or leaving, and a door opening / closing card in a place where entry is restricted due to confidentiality. The present invention relates to an unauthorized use prevention device.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, this type of IC card has a problem that specific data remains semi-permanently and can be misused by anyone other than the authorized owner.
In order to solve this problem, there has been proposed an IC card that erases memory data in the IC card by providing a timer mechanism in the IC card and counting up the initial timer value (special feature). (Kaisho 62-287388). According to such an IC card, there is less fear of being misused when the IC card is lost and passed to a person other than the authorized owner.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the IC card that erases data after the elapse of the predetermined time as described above has a limited usable period even for a legitimate owner, and even if the period until the data is erased is set too short. For example, there are significant restrictions for the user, and the IC card may not be used when it is necessary. On the other hand, if the period until the data is erased is set to a long period, the risk of unauthorized use becomes greater when lost or stolen, and the meaning of erasing data is reduced.
[0004]
Accordingly, the present invention provides an apparatus for preventing unauthorized use of an IC card that can be used as it is when the user uses it normally, and that the IC card cannot be used immediately when the IC card is lost or stolen. With the goal.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
An unauthorized use prevention device for an IC card according to a first aspect of the present invention comprises an IC card unauthorized use prevention device comprising an IC card and a transmitter for transmitting a radio signal to the IC card. A transmitter for transmitting a radio signal to the transmitter; a receiver for receiving a radio signal from the transmitter; and a storage for storing data for identifying an owner. A transmitting unit that transmits a radio signal to the IC card, a receiving unit that receives a radio signal from the IC card, and a storage unit that stores data for identifying the owner or the IC card. And when the predetermined radio signal cannot be transmitted / received between the transmitter and the IC card for a predetermined time, the data stored in the storage unit of each of the IC card and the transmitter is erased or disabled. And wherein the door.
[0006]
The IC card unauthorized use prevention apparatus according to claim 2 of the present invention is the IC card unauthorized use prevention apparatus according to claim 1, wherein the transmitter is set with data for identifying the owner or the IC card. And an input means for transmitting the input data to the storage unit of the IC card by the transmitter.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The IC card unauthorized use preventing apparatus of the present invention comprises an IC card and a transmitter for transmitting a radio signal to the IC card. Here, the transmitter is portable and portable and has a size and weight that can be put in a bag, attached to a belt, or hung from a neck. Furthermore, it is more desirable if it is a form for accessories such as pendants, brooches, and bracelets. Further, the wireless function of the transmitter is a level that reaches the IC card when a person carries it at the same time as the IC card, for example, within 1 meter or several meters. Furthermore, it is preferable that the radio waves of the transmitter have no directivity.
[0008]
In the IC card unauthorized use preventing apparatus according to the first embodiment of the present invention, the IC card includes a transmitter that transmits a radio signal to the transmitter, and a receiver that receives the radio signal from the transmitter. A storage unit that stores data for identifying the owner, and the transmitter includes a transmission unit that transmits a radio signal to the IC card, a reception unit that receives a radio signal from the IC card, A storage unit for storing data for identifying the owner or the IC card, and when the predetermined radio signal cannot be transmitted and received between the transmitter and the IC card for a predetermined time, the storage of each of the IC card and the transmitter The data stored in the section is erased or cannot be used.
First, as in this embodiment, by providing the transmitter side with data for identifying the owner or the IC card, the data of the radio signal can be made unique using this data. , Can increase security. Also, security can be further enhanced by exchanging bidirectional signals between the IC card and the transmitter. Also, the data on the transmitter side can be further improved by erasing the data according to the signal state from the IC card.
[0009]
The device for preventing unauthorized use of an IC card of the present invention in the second embodiment is provided with an input means for setting data for identifying the owner or the IC card in the transmitter, and this input is performed by the transmitter. The data can be transmitted to and stored in the storage unit of the IC card. The IC card unauthorized use prevention apparatus of the present invention in the first embodiment cannot be used after the data in the storage unit is erased. Even if a legitimate user possesses the data, the data may be erased or made unusable by storing the transmitter and the IC card separately. The present embodiment makes it possible to return to a usable state again in such a case.
Here, the input means to be provided in the transmitter means an input terminal that can be connected to other devices having a key input unit in addition to an input unit having a key input unit capable of inputting data. Is also included. In the case of having a key input unit uniquely, it has the convenience that data can be easily input even when going outside, but in the case of an input terminal, it is excellent in terms of reducing the size and weight of the transmitter.
As in this embodiment, the erased data can be easily reset, so that the IC card and the transmitter are stored in separate locations at the time of storage, for example, at night. Alternatively, the data for identifying the owner or the IC card can be erased from the transmitter to increase the security at the time of theft.
[0010]
【Example】
Hereinafter, a case where an embodiment of the IC card unauthorized use preventing apparatus of the present invention is applied to an electronic money card will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram showing an unauthorized use prevention device for the IC card as function realizing means.
The apparatus comprises an
The
The
[0011]
On the other hand, the
Here, the input means does not necessarily have an input key or the like, and may be a connection terminal that can be connected to an external device having the input key or the like.
[0012]
Next, the usage state of the IC card unauthorized use preventing apparatus according to the present embodiment will be described.
First, the case where the
The IC card is electrically connected to an external information processing apparatus to exchange data. Normal data transfer is performed by inserting an IC card into a predetermined insertion slot of an external information processing apparatus and connecting the terminal 11a of the
[0013]
Next, the case where the IC card unauthorized use preventing apparatus according to the present embodiment is carried will be described.
Usually, the
[0014]
The flow of internal processing of the
First, the receiving
A case where the
In this way, in the state where the data in the
[0015]
Next, a method of returning the
First, data [ABCDE] for identifying the owner is input by the input means 21 of the transmitter 20 (step S21). At this time, the personal identification number data “FG” may also be input. The input data “ABCDE” is temporarily stored in the
As described above, since the data for owner identification is stored separately in the first and
[0016]
Note that the present invention is not limited to the above-described embodiments, and the
In the above description, one IC card and one transmitter have been described. However, the inconvenience of having a plurality of transmitters can be eliminated by making a single transmitter correspond to a plurality of IC cards. it can. In this case, in the case of the above embodiment, it can be realized by making the PIN code data of the respective IC cards the same. Further, when the password data of the IC card is different, a plurality of password data may be constantly transmitted from the transmitter. In the above description, the password data is described. However, the password data is not necessarily limited to the data set in the host computer, and may be determined only between the IC card and the transmitter. The owner may be freely changeable.
Further, the transmitter is more secure than providing a switch for erasing internal data. Further, if a data erasing signal is transmitted to the IC card by this switch, an effect can be exhibited against an emergency theft or the like.
[0017]
【The invention's effect】
As described above, the present invention can be used as it is when the user uses it normally, and can be quickly disabled when the IC card is lost or stolen. In addition, an IC card that can no longer be used can be made reusable by using a transmitter or the like. Further, security can be improved and usability can be improved.
can do.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a device for preventing unauthorized use of an IC card according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a flowchart showing an internal processing flow of the IC card constituting the device. Flowchart showing the processing flow when returning to a reusable state [Explanation of symbols]
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