JP3883666B2 - Packaging bag - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体、粘稠体、粉体、顆粒等の内容物を包装するための包装袋に関し、更に詳しくは、手で容易に所定位置から直線状に、かつ、美麗な切り口で引き裂くことができる開封用切り込みを備えた包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、開封を容易にするために種々の工夫がなされ、また、実用化された包装袋が市場に出回っている。その一つとしては、包装袋のシール部の外側縁にIやV、U字形状、あるいは、5角形状等のノッチや切欠を設け、このノッチや切欠を開封開始端として開封するものであり、また、別の一つとしては、包装袋のシール部の外側縁近傍に多数の穿孔を設け、多数の穿孔を設けたシール部の任意の外側縁から開封可能としたものなどである。しかし、上記の包装袋はいずれも、包装袋のシール部に開封を容易にするためのノッチや切欠、あるいは、多数の穿孔を設けたものであり、包装袋をあくまでも包装袋に設けられたシール部から開封するものである。しかし、包装袋の形態、たとえば、封筒タイプの包装袋においては、背シール部や上下端部シール部に前記ノッチや切欠、あるいは、多数の穿孔を設けて、前記背シール部や前記上下端部シール部から開封可能にしたとしても、たとえば、前記背シール部から開封する場合には、引き裂き端が包装袋の袋本体に達してからは、無理やりに袋本体を引き裂くことになり、スムーズな引き裂きが困難であると共に、引き裂き部が美麗な切り口とはならず、また、前記上下端部シール部から開封する場合にも上記同様に引き裂き端が包装袋の袋本体に達してからは、無理やりに袋本体を引き裂くことになり、スムーズな引き裂きが困難であると共に、極端な場合には途中で切れてしまい、充分な開口部が得られずに内容物が取り出せないといったことが発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、封筒タイプの包装袋において、非シール部の所定位置から手で容易に直線状に、かつ、美麗な切り口で引き裂くことができる開封用切り込みを備えた包装袋を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記のような問題点を解決すべく種々研究を重ねた結果、請求項1記載の発明の包装袋は、最内層と最外層にヒートシール性樹脂層を有する矩形状の積層体を、対向する両端部の最内層と最外層とを合わせてヒートシールすることにより封筒貼りされた背シール部を有する筒状体となし、前記筒状体の両端部の開口部をヒートシール下形状に製袋された封筒タイプの包装袋であって、前記包装袋の折り返し部からなる2つの側端部のうちの一方の側端部を跨ぐような個所と、前記一方の側端部を跨ぐような個所から前記封筒貼りされた背シール部に対して略垂直に延びた線上の前記封筒貼りされた背シール部の重なり個所とに、切り込みが形成されており、前記切り込みが略「水」の字を縦一列に並べたものであって、かつ、前記一方の側端部に前記略「水」の字の下側が向いていることを特徴とするものである。
【0005】
上記のように構成することにより、非シール部から手で容易に直線状に、かつ、美麗な切り口で引き裂くことができる。また、前記切り込みを略「水」の字を縦一列に並べたものであって、かつ、前記一方の側端部に前記略「水」の字の下側が向いている構成とすることにより、いずれの側端部からでも他方の側端部方向への引き裂きが可能となる。変形例としては、前記略「水」の字のかわりに略「米」の字、具体的には略「小」の字の上側同士を突き合せたような形にしてもよい。
【0006】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の包装袋において、前記一方の側端部を跨ぐような個所から前記封筒貼りされた背シール部に対して略垂直に延びた線上の他方の側端部を跨ぐような個所に切り込みが形成されていることを特徴とするものである。このように構成することにより、包装袋をいずれの側端部からでも開封可能となる。
【0007】
また、請求項3記載の発明は、請求項1、2のいずれかに記載の包装袋において、前記切り込みが前記積層体の少なくとも一つの層に形成されていることを特徴とするものである。このように構成することにより、前記積層体の層構成中のシートに選択的に切り込みを設けることができ、包装袋に必要とされる内容物の保護機能の低下を防ぐことができる。
【0008】
また、請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の包装袋において、前記切り込みが複数列からなることを特徴とするものである。このように構成することにより、開封開始端部に巾をもたせることができて確実な開封開始端とすることができると共に、誰でも直線状の美麗な切り口で引き裂くことができる。
【0009】
また、請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の包装袋において、前記一方の側端部を跨ぐように切り込みが形成された個所と前記封筒貼りされた背シール部の切り込みが形成された重なり個所、あるいは、前記一方の側端部を跨ぐように切り込みが形成された個所と前記封筒貼りされた背シール部の切り込みが形成された重なり個所と前記他方の側端部を跨ぐように切り込みが形成された個所との少なくとも二つの個所を繋ぐように前記背シール部と略直交する方向の切り込みが形成されていることを特徴とするものである。このように構成することにより、尚一層スムーズな引き裂きと直線状の美麗な切り口を得ることができる。
【0010】
また、請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の包装袋において、前記一方の側端部が封筒貼りされた背シール部の外側に表出する端縁の向く方向とは反対側の側端部であると共に、前記一方の側端部を跨ぐように切り込みが形成された個所が包装袋を開封するための開封開始端部であることを特徴とするものである。このように構成することにより、前記背シール部をスムーズに引き裂くことができる。
【0011】
また、請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の包装袋において、前記開封開始端部に引き裂き方向の指示を表示したことを特徴とするものである。このように構成することにより、一目で開封用開始端部を見つけることができる。
【0012】
また、前記切り込みをミシン目とすることにより、包装袋を構成する材料に引き裂き性の劣る、たとえば、ポリアミドフィルム、あるいは、厚みが25μm以上のポリオレフィン、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、ポリエチレンテレフタレート等のフィルムの引き裂き性を向上させると共に、ミシン目通りに所望の引き裂き予定線上で引き裂くことができる。また、背シール部に跨がってミシン目を複数列設けることにより、引き裂きが背シール部を乗り越えることを容易にすることができる。
【0013】
また、前記切り込みを略「小」の字を前記側端部と直交方向に縦一列に並べたものであって、かつ、前記一方の側端部に前記略「小」の字の下側が向いている構成とすることにより、一方の側端部から他方の側端部の方向への引き裂きが容易になり、引き裂き方向を決定することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
上記の本発明について、以下に詳述する。
まず、上記の本発明において、最内層として使用するヒートシール性を有する樹脂としては、たとえば、塩素化ポリエチレン,塩素化ポロプロピレン等の変性ポリエレフィン系樹脂、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンー酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレンーアクリル酸共重合体、エチレンーアクリル酸メチル共重合体、エチレンーメタクリル酸共重合体、エチレンープロピレン共重合体等の樹脂の一種ないしそれ以上からなる樹脂ないしはこれらをフィルム化したシートを使用することができ、その厚さとしては通常13〜60μm、好ましくは15〜30μmが適当である。
【0015】
また、最外層として使用するヒートシール性を有する樹脂としては、上記最内層のヒートシール性樹脂と熱によって溶融し相互に融着し得るものであればよく、通常は最内層と同一の樹脂、あるいは、同系統の樹脂等を用いることができ、その厚さとしては通常2〜10μm、好ましくは2〜5μmが適当である。
【0016】
また、外層として使用する合成樹脂製のフィルムとしては、包装袋を構成する基本素材となることから、機械的、物理的、化学的等において優れた性質を有する合成樹脂を用いることができ、たとえば、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリプロピレン系、ポリカーボネート系、ポリアセタール系等の樹脂を用いることができる。また、前記外層として使用する合成樹脂製のフィルムは、前記合成樹脂製フィルムの内層側に一般的には印刷が施されることが多いために、前記外層として使用する合成樹脂製フィルムは印刷適性が求められ、2軸方向に延伸した延伸フィルムが好適である。このフィルムの厚さとしては基本素材としての強度、剛性などについて必要最低限に保持され得る厚さであればよく、コストを考慮すると12〜25μm程度が適当である。また、前記合成樹脂製のフィルムは、必要に応じてポリ塩化ビニリデンが塗工されたフィルムやアルミニウムや酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化インジウム、酸化錫、酸化ジルコニウム等の無機物の蒸着層が形成されたフィルムとしてバリアー性を有する構成としてもよい。また、必要に応じて合成紙等も適宜使用できる。
【0017】
さらに、本発明においては、前記最内層と前記外層の間に中間層を設けてもよく、前記中間層は通常前記最内層と前記外層だけでは包装袋としての機能を十分に果たすことができない場合等に設けられる。前記機能としては、気体遮断性、機械的強靱性、耐屈曲性、耐突き刺し性、耐衝撃性、耐磨耗性、耐寒性、耐熱性、耐薬品性等であり、包装袋として要求されるこれらの最終的な機能を中間層を設けることで達成するものである。該中間層として用いられる基材としては、たとえば、アルミニウム、鉄、銅、錫等の金属箔、あるいは、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、エチレンープロピレン共重合体、エチレンー酢酸ビニル共重合体ケン化物等のフィルムあるいはこれらにポリ塩化ビニリデンを塗工したフィルムないしはアルミニウムや酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化インジウム、酸化錫、酸化ジルコニウム等の無機物の蒸着を施したフィルムあるいはポリ塩化ビニリデン等のフィルム、あるいは、紙、セロハン、合成紙などを用いることができる。また、これら基材の一種ないしそれ以上を組み合わせて使用することができる。尚、上記基材の厚さとしては、包装袋として要求される機能を満たすことができればよいのであって、必要に応じて適宜に選ぶことができる。
【0018】
次に、本発明において、前記最外層と前記外層と前記中間層の少なくとも一つの層に切り込みを形成する方法としては、たとえば、加熱した針を押しつける二ードルパンチ法、エンボスロール法、研磨ロール、砥石、研磨テープ等を用いてフィルムを溶融し穿孔する熱溶融穿孔法、ナイフ、カッター、あるいは、切れ刃を有するロール(ロータリーダイロール)等を用いる物理的穿孔法、レーザービーム加工、コロナ放電、プラズマ放電等の加工法等の方法によって行うことができ、これらの方法から適宜選択して切り込みを形成することができる。また、本発明の切り込みは貫通孔が基本であるが、ハーフカットの状態でもよく、あるいは、貫通孔とハーフカットが混在する状態であってもよい。
【0019】
次に、図面に示す実施例を用いてさらに詳しく説明する。
図1は本発明にかかる包装袋の第1の実施形態の表側平面図、図2は図1の背面側平面図、図3は図1の展開図、図4は本発明にかかる包装袋の第2の実施形態の表側平面図、図5は図4の背面側平面図、図6は図4の展開図、図7は略「小」の字の形および寸法の1実施例を示す図、図8は複数列からなる略「小」の字の列間および字間寸法の1実施例を示す図、図9は略「水」の字の形および寸法の1実施例を示す図、図10は複数列からなる略「小」の字の列間および字間寸法の1実施例を示す図であり、図中の1,11は包装袋、2は端部シール部、2'は端部シール予定部、3は背シール部、3'は背シール予定部、4,5は側端部、6,7,8,9はミシン目、16,17,18,19は略「水」の字形状の切り込みをそれぞれ示す。
【0020】
図1は本発明にかかる包装袋の第1の実施形態の表側平面図、図2は図1の背面側平面図であって、包装袋1は最内層と最外層にヒートシール性樹脂層を有する積層体からなり、背面に封筒貼りされた背シール部3と両端に端部シール2,2を備えた形状に製袋された封筒タイプの包装袋で、前記包装袋の袋本体の折り返し部からなる2つの側端部4,5の対向する箇所と、前記2つの側端部4,5を直線状に結ぶ線上の前記封筒貼りされた背シール部3の重なり箇所に複数列からなるミシン目6,7,8,9が形成されたものである。
【0021】
図3は図1の展開図であって、図上において左右の端部に封筒貼りされて背シール部3となる背シール予定部3',3'が設けられていると共に上下の端部に端部シール部2,2となる端部シール予定部2',2'が設けられている。また、包装袋1としたときに折り返し部からなる2つの側端部4,5、および、封筒貼りされた背シール部3の重なり箇所に複数列からなるミシン目6,7,8,9が形成されている。
【0022】
この包装袋1を開封する場合には、折り返し部からなる2つの側端部4あるいは5に形成された複数列からなるミシン目6あるいは7のいずれかを開封開始端部として手で引き裂くことにより、背シール部3についても背シール部3の重なり箇所に形成された複数列からなるミシン目8,9の効果により、スムーズに開封することができる。
【0023】
図4は本発明にかかる包装袋の第2の実施形態の表側平面図、図5は図4の背面側平面図であって、包装袋11は第1の実施形態で示したミシン目6,7,8,9が設けられた箇所に略「小」の字を側端部4,5と直交する方向に縦一列に複数列並べた切り込み16,17,18,19が形成されているものである。この略「小」の字を前記側端部4,5と直交する方向に縦一列に複数列並べた切り込み16,17,18,19の配置について、図4の展開図である図6で説明すると、包装袋11となったときに背シール部3の重なり箇所となる背シール予定部3'(図上左側)に形成された複数列からなる略「小」の字の切り込みは、前記略「小」の字の下側が図上右側に向くように配置されているし、背シール予定部3'(図上右側)に形成された複数列からなる略「小」の字の切り込みも、前記略「小」の字の下側が図上右側に向くように配置されている。また、包装袋11の折り返し部からなる側端部4を跨ぐように形成された複数列からなる略「小」の字の切り込みは、前記側端部4を挟んで、前記略「小」の字の下側が前記側端部4に向くように配置され、包装袋11の折り返し部からなる側端部5を跨ぐように形成された複数列からなる略「小」の字の切り込みは、前記側端部5を挟んで、前記略「小」の字の上側が前記側端部5に向くように配置されている。
【0024】
このように構成することにより、包装袋11は前記略「小」の字の下側が包装袋11の折り返し部からなる側端部4にすべて向いた構成となり、包装袋11を開封する際には前記側端部4に設けた切り込み16が開封開始端部となるものであり、第1の実施形態と比べて、開封開始端部は固定されるものの、一層スムーズな開封を得ることができる。
【0025】
なお、本発明に用いる略「小」の字の切り込みは、実際は「小」の字の真ん中の棒の下部のハネがないものを用いるものであって、その形および実際の寸法の1実施例を図7に、また、略「小」の字の列間、および、略「小」の字の縦一列の字間の1実施例を図8に示す。略「小」の字の切り込みの真ん中の棒の寸法は、3.0mm の長さ、縦一列に並べられた略「小」の字の真ん中の棒を基準にした棒と棒との列間の寸法は3.0 mmの間隔、棒と棒との縦一列の字間の寸法は3.0mm 、真ん中の棒の左右対称に配置される略「ハ」の字の寸法は、字間の中間点Aから真ん中の棒に対して左右に開き度αが各20度開いた線上の真ん中の棒を越さない範囲で2.0mm の長さに構成されている。
【0026】
なお、本実施例は略「小」の字の形および寸法、さらには、略「小」の字の列間、および、略「小」の字の縦一列の字間の1実施例を示したものであって、略「小」の字の切り込みの真ん中の棒の寸法は0.3 〜3.0mm 、縦一列に並べられた略「小」の字の真ん中の棒を基準にした棒と棒との列間の寸法は2.0 〜4.0 mm、棒と棒との縦一列の字間の寸法は0.3 〜9.0mm 、真ん中の棒の左右対称に配置される略「ハ」の字の寸法は0.5 〜3.0mm 、略「ハ」の字の開き度αは縦一列の略「小」の字の真ん中の棒と棒との中間点Aから真ん中の棒に対して各10〜80度の範囲で任意に選ぶことができる。
【0027】
次に、本発明にかかる包装袋の第3の実施形態について説明する。図示はしないが、略「小」の字の切り込みにかえて、略「水」の字の切り込みを今まで説明してきた切り込みを設ける位置に設けたものが本発明の第3の実施形態である。尚、本発明に用いる略「水」の字の切り込みは、実際は「水」の字の真ん中の棒の下部のハネがないものであって、かつ、真ん中の棒に対して「水」の字の右側が「く」の字、左側が「水」の字の真ん中の棒に対して、右側の「く」の字と対称形の「く」の字からなるものであって、その形および実際の寸法の1実施例を図9に示す。図9に示すように、略「水」の字の真ん中の棒は2.0 mm、「く」の字のくびれた部分が前記略「水」の字の真ん中の棒の下側端から1.4mm 上方の位置で、かつ、真ん中の棒から左右に0.5mm 離れた位置にあって、「く」の字の上側の開き度βは「く」の字のくびれた位置において前記略「水」の字の真ん中の棒に平行な線に対して左右に各30度で、かつ、「く」の字のくびれた位置からの長さが0.6mm 、また、「く」の字の下側の開き度θは「く」の字のくびれた位置において前記略「水」の字の真ん中の棒に平行な線に対して左右に各40度で、かつ、「く」の字のくびれた位置からの長さが1.4mm に構成され、「く」の字のくびれた位置からの長さが上側が下側より短く、開き度も上側が下側よりも小さい角度(β<θ)に構成され、さらに前記略「水」の字において、「く」の字の上下方向の長さが真ん中の棒の長さを越えないように構成されている。
【0028】
また、略「水」の字の列間、および、略「水」の字の縦一列の字間の1実施例を図10に示す。図10に示すように、縦一列に並べられた略「水」の字の真ん中の棒を基準にした棒と棒との列間の寸法は4.0 mmの間隔、棒と棒との縦一列の字間の寸法は2.0mm に構成されている。このように構成することにより、包装袋をどちらの側端部からでも開封することが可能になると共に、いずれの側端部から開封しても極めてスムーズに、かつ、直線状に美麗な切り口で開封することができる。なお、本実施例は略「水」の字の形および寸法、さらには、略「水」の字の列間、および、略「水」の字の縦一列の字間の1実施例を示したものであって、略「水」の字の切り込みの真ん中の棒の寸法は0.3 〜3.0mm 、縦一列に並べられた略「水」の字の真ん中の棒を基準にした棒と棒との列間の寸法は2.0 〜6.0 mm、棒と棒との縦一列の字間の寸法は0.5 〜9.0 mm、真ん中の棒の左右対称に配置される略「く」の字の上側の寸法は0.3 〜2.0 mm、上側の真ん中の棒に平行な線に対する開き度βは10〜80度、また、真ん中の棒の左右対称に配置される略「く」の字の下側の寸法は0.3 〜3.0 mm、下側の真ん中の棒に平行な線に対する開き度θは10〜80度の範囲で任意に選ぶことができる。
【0029】
また、今まで説明してきた切り込みは、包装袋の側端部と封筒貼りされた背シール部の重なり箇所に設けた実施例を説明してきたが、本発明の包装袋はこれにこだわることはなく、前記両側端部の切り込みが形成された箇所と前記背シール部の切り込みが形成された重なり箇所との少なくとも二つの箇所を繋ぐように前記背シール部と略直交する方向の切り込みが形成されていてもよく、また、該切り込みはミシン目、略「小」の字、略「水」の字形状の少なくとも一つであってもよいし、また、ミシン目、略「小」の字、略「水」の字形状の切り込みが混在していてもよい。このように、前記両側端部の切り込みが形成された箇所と前記背シール部の切り込みが形成された重なり箇所との少なくとも二つの箇所を繋ぐように前記背シール部と略直交する方向の切り込みを形成することにより、一層安定したスムーズな開封と、直線状の美麗な切り口を得ることができる。
【0030】
さらに、今まで説明してきた切り込みは、包装袋の側端部と封筒貼りされた背シール部の重なり箇所に設けると共に、包装袋の側端部と封筒貼りされた背シール部の重なり箇所に設けた切り込みは同一形状の切り込みで説明してきたが、これについても同一形状にこだわることなく、ミシン目、略「小」の字、略「水」の字形状の切り込みが混在していてもよいことはいうまでもない。なお、ミシン目、略「小」の字、略「水」の字形状の切り込みが混在していてもよいという意味は、たとえば、一方の側端部に形成される切り込みと背シール部の重なり箇所に形成される切り込みの形状が異なることを意味するだけではなく、一方の側端部に形成される切り込みがミシン目、略「小」の字、略「水」の字形状の混ざったものであってもよいということである。
【0031】
【実施例】
上記の本発明について、以下に実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
実施例1
塩素化ポリプロピレンを5μm片面に塗工した30μmの2軸延伸ポリプロピレンの非塗工面と30μmの2軸延伸ポリプロピレンの一方の面とをウレタン系の接着剤を用いて周知のドライラミネーション法で貼合したものに、開封開始端部となる箇所と封筒貼りしたときに背シール部の重なりを形成する箇所に複数列からなるミシン刃を埋め込んだロータリーダイロールで貫通孔からなる複数列のミシン目を入れ、さらに前記30μmの2軸延伸ポリプロピレンの他方の面にポリエチレンイミン系のアンカーコートを施してのちに、前記アンカーコート面に周知のエクストルージョンラミネーション法で15μmの高圧法低密度ポリエチレンを押し出して25μmの無延伸ポリプロピレンフィルムを貼合した。このものを所定位置で82mm巾にスリットし、周知の封筒貼りタイプの自動包装機でゴマ(2g/袋)を充填しながら背シール部の重ね代が5mm、天地シール巾8mmの外寸36.5×150mm の封筒貼り包装袋を50袋作製した。このものを所定の開封開始端部から手で引き裂いたが背シール部も全く障害なくスムーズに、かつ、直線状に美麗な切り口で50袋全部を引き裂くことができた。
【0032】
【発明の効果】
本発明の包装袋は、今まで縷々説明してきたように、ミシン目、略「小」の字、略「水」の字形状の切り込みを、少なくとも包装袋の側端部と封筒貼りされた背シール部の重なり箇所に設けることにより、スムーズな引き裂きと直線状の美麗な切り口を有する良好な開封性を得ることができるといった効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる包装袋の第1の実施形態の表側平面図である。
【図2】 図1の背面側平面図である。
【図3】 図1の展開図である。
【図4】 本発明にかかる包装袋の第2の実施形態の表側平面図である。
【図5】 図4の背面側平面図である。
【図6】 図4の展開図である。
【図7】 略「小」の字の形およびその寸法の1実施例を示す図である。
【図8】 複数列からなる略「小」の字の列間および字間寸法の1実施例を示す図である。
【図9】 略「水」の字の形およびその寸法の1実施例を示す図である。
【図10】 複数列からなる略「小」の字の列間および字間寸法の1実施例を示す図である。
【符号の説明】
1,11 包装袋
2 端部シール部
2' 端部シール予定部
3 背シール部
3' 背シール予定部
4,5 側端部
6,7,8,9 ミシン目
16,17,18,19 略「水」の字形状の切り込み[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a packaging bag for packaging contents such as liquids, viscous materials, powders, granules and the like, and more specifically, tearing straight from a predetermined position by hand and with a beautiful cut. The present invention relates to a packaging bag having an opening cut.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various devices have been made to facilitate the opening, and practical packaging bags are on the market. One of them is to provide notches and notches such as I, V, U-shape, or pentagon on the outer edge of the seal part of the packaging bag, and open the notch or notch as the opening start end. As another example, a plurality of perforations are provided in the vicinity of the outer edge of the seal portion of the packaging bag so that the seal portion can be opened from any outer edge of the seal portion provided with the plurality of perforations. However, all of the above packaging bags are provided with notches, notches, or a number of perforations for easy opening at the sealing portion of the packaging bag, and the packaging bag is provided on the packaging bag. It is opened from the part. However, in the form of a packaging bag, for example, in an envelope-type packaging bag, the back seal portion and the upper and lower end portions are provided with the notches, notches, or a number of perforations in the back seal portion and the upper and lower end seal portions. Even if opening from the seal part is possible, for example, when opening from the back seal part, after the tear end reaches the bag body of the packaging bag, the bag body will be forcibly torn and smooth tearing is possible. In addition, when the tearing portion does not become a beautiful cut, and when the tearing end reaches the bag body of the packaging bag in the same manner as described above, forcibly after the tearing end reaches the bag body of the packaging bag. The bag body will be torn and smooth tearing will be difficult, and in extreme cases it will be cut off in the middle, and sufficient contents cannot be taken out without obtaining sufficient openings. There occur.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, the present invention has been made in view of the above problems, and in an envelope-type packaging bag, it can be easily opened by a straight line from a predetermined position of a non-sealed portion and can be torn with a beautiful cut surface. It is to provide a packaging bag with a cut.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The inventor has conducted various studies to solve the above-described problems, and as a result, the packaging bag of the invention according to claim 1 is a rectangular laminate having heat-sealable resin layers in the innermost layer and the outermost layer. The body is formed into a cylindrical body having a back seal part pasted on an envelope by heat-sealing the innermost layer and the outermost layer at opposite ends, and the openings at both ends of the cylindrical body are heat-sealed. An envelope-type packaging bag formed into a lower shape, wherein the one side end portion crosses one side end portion of two side end portions composed of the folded portion of the packaging bag, and the one side end portion in the overlapping portion of the back seal portion which is attached the envelope on a line extending substantially perpendicularly to the back seal portion which is attached the envelope from locations such as to straddle the are notches formed, the cut is substantially " The word “water” is arranged in a vertical line, and the front It is characterized in that the one side end portion and the substantially lower-shaped "water" is facing.
[0005]
By comprising as mentioned above, it can be easily torn linearly by hand from the non-sealed portion and with a beautiful cut. In addition, the notches are formed by arranging substantially “water” characters in a vertical row, and the lower side of the substantially “water” character faces the one side end portion . It is possible to tear from either side end portion toward the other side end portion. As a modification, it may be formed such that the upper side of the letter “rice”, more specifically the letter “small”, is abutted with each other instead of the letter “water”.
[0006]
The invention according to
[0007]
The invention described in
[0008]
According to a fourth aspect of the present invention, in the packaging bag according to any one of the first to third aspects, the cuts are formed in a plurality of rows. By comprising in this way, a width | variety can be given to an opening start end part, and it can be set as a reliable opening start end, and anyone can tear with a linear beautiful cut end.
[0009]
Further, the invention according to
[0010]
Further, the invention according to claim 6 is the packaging bag according to any one of claims 1 to 5 , wherein the one side end portion is directed to the outer edge of the back seal portion to which the envelope is attached. And a portion where a cut is formed so as to straddle the one side end portion is an opening start end portion for opening the packaging bag. . By comprising in this way, the said back seal part can be torn smoothly.
[0011]
The invention described in claim 7 is characterized in that, in the packaging bag according to any one of claims 1 to 6, an instruction of a tearing direction is displayed at the opening start end. By comprising in this way, the opening end part for opening can be found at a glance.
[0012]
Further, by making the notches into perforations , the material constituting the packaging bag is inferior in tearability, for example, a polyamide film, or a polyolefin having a thickness of 25 μm or more, polycarbonate, polyvinyl alcohol, an ethylene-propylene copolymer, It is possible to improve the tearability of a film such as a saponified ethylene-vinyl acetate copolymer or polyethylene terephthalate, and to tear the film on a desired tear line as perforated. Further, by providing a plurality of perforations across the back seal portion, it is possible to make it easier for the tear to get over the back seal portion.
[0013]
Further, the notches are formed by arranging substantially “small” characters in a vertical line in a direction perpendicular to the side end portions, and the lower side of the substantially “small” shape faces the one side end portion. With this configuration , tearing from one side end portion to the other side end portion is facilitated, and the tearing direction can be determined.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described in detail below.
First, in the present invention, examples of the resin having heat sealability used as the innermost layer include modified polyelephine resins such as chlorinated polyethylene and chlorinated polypropylene, low density polyethylene, medium density polyethylene, and high density polyethylene. , Linear (linear) low density polyethylene, polypropylene, ethylene-vinyl acetate copolymer, ionomer resin, ethylene-acrylic acid copolymer, ethylene-methyl acrylate copolymer, ethylene-methacrylic acid copolymer, ethylene A resin composed of one or more resins such as a propylene copolymer or a sheet obtained by filming them can be used, and the thickness is usually 13 to 60 μm, preferably 15 to 30 μm.
[0015]
In addition, as the resin having heat sealability used as the outermost layer, any resin can be used as long as it can be melted and fused to each other with the heat sealable resin of the innermost layer, and usually the same resin as the innermost layer, Alternatively, a resin of the same system can be used, and the thickness is usually 2 to 10 μm, preferably 2 to 5 μm.
[0016]
In addition, as a synthetic resin film used as an outer layer, since it becomes a basic material constituting a packaging bag, a synthetic resin having excellent properties in mechanical, physical, chemical, etc. can be used. Polyester, polyamide, polypropylene, polycarbonate, polyacetal, and other resins can be used. Further, since the synthetic resin film used as the outer layer is generally printed on the inner layer side of the synthetic resin film, the synthetic resin film used as the outer layer is printable. Therefore, a stretched film stretched in the biaxial direction is preferable. The thickness of the film may be a thickness that can be kept to the minimum necessary with respect to strength, rigidity, etc., as a basic material, and about 12 to 25 μm is appropriate considering the cost. In addition, the synthetic resin film was formed with a film coated with polyvinylidene chloride as needed, or an inorganic vapor deposition layer such as aluminum, silicon oxide, aluminum oxide, indium oxide, tin oxide, or zirconium oxide. The film may have a barrier property. In addition, synthetic paper or the like can be used as necessary.
[0017]
Further, in the present invention, an intermediate layer may be provided between the innermost layer and the outer layer, and the intermediate layer usually cannot function sufficiently as a packaging bag with only the innermost layer and the outer layer. Etc. The functions include gas barrier properties, mechanical toughness, flex resistance, puncture resistance, impact resistance, wear resistance, cold resistance, heat resistance, chemical resistance, etc., which are required as packaging bags. These final functions are achieved by providing an intermediate layer. Examples of the base material used as the intermediate layer include metal foils such as aluminum, iron, copper, and tin, polyolefins such as polyethylene terephthalate, polyamide, polyethylene, and polypropylene, polyvinyl chloride, polycarbonate, polyvinyl alcohol, and ethylene- Films of saponified propylene copolymer, ethylene-vinyl acetate copolymer, etc. or films coated with polyvinylidene chloride on these films or inorganic materials such as aluminum, silicon oxide, aluminum oxide, indium oxide, tin oxide, zirconium oxide, etc. The applied film, a film of polyvinylidene chloride, or the like, paper, cellophane, synthetic paper, or the like can be used. One or more of these substrates can be used in combination. It should be noted that the thickness of the base material only needs to satisfy the function required as a packaging bag, and can be appropriately selected as necessary.
[0018]
Next, in the present invention, as a method for forming a cut in at least one of the outermost layer, the outer layer, and the intermediate layer, for example, a needle punch method for pressing a heated needle, an embossing roll method, a polishing roll, a grindstone , Hot melt perforation method that melts and perforates film using abrasive tape, physical perforation method using knife, cutter, roll with rotary blade (rotary die roll), laser beam processing, corona discharge, plasma It can carry out by methods, such as processing methods, such as electric discharge, and can select suitably from these methods and can form a cut. In addition, the incision of the present invention is basically a through hole, but it may be in a half cut state or a state in which a through hole and a half cut are mixed.
[0019]
Next, the present invention will be described in more detail using an embodiment shown in the drawings.
FIG. 1 is a front plan view of a first embodiment of a packaging bag according to the present invention, FIG. 2 is a rear plan view of FIG. 1, FIG. 3 is a developed view of FIG. 1, and FIG. FIG. 5 is a plan view of the rear side of FIG. 4, FIG. 6 is a development view of FIG. 4, and FIG. 7 is a diagram showing an example of the shape and size of a substantially “small” character. FIG. 8 is a view showing one embodiment of the inter-row and inter-letter dimensions of the substantially “small” characters composed of a plurality of rows, and FIG. 9 is a view showing one embodiment of the substantially “water” shape and dimensions; FIG. 10 is a diagram showing one embodiment of the inter-row and inter-dimension dimensions of a substantially “small” character composed of a plurality of rows, in which 1 and 11 are packaging bags, 2 is an end seal portion, and 2 ′ is End seal planned portion, 3 is a back seal portion, 3 'is a back seal planned portion, 4 and 5 are side end portions, 6, 7, 8, and 9 are perforations, and 16, 17, 18, and 19 are substantially "water". The character-shaped cuts are shown respectively.
[0020]
FIG. 1 is a front plan view of a first embodiment of a packaging bag according to the present invention, FIG. 2 is a rear plan view of FIG. 1, and the packaging bag 1 has a heat-sealable resin layer as an innermost layer and an outermost layer. An envelope-type packaging bag formed into a shape having a
[0021]
FIG. 3 is a developed view of FIG. 1, and in the figure, there are provided back seal planned
[0022]
When opening the packaging bag 1, by manually tearing one of the perforated lines 6 or 7 formed in the two
[0023]
4 is a front plan view of a second embodiment of the packaging bag according to the present invention, FIG. 5 is a rear plan view of FIG. 4, and the
[0024]
With this configuration, the
[0025]
In addition, the cut of the approximately “small” character used in the present invention actually uses a material having no lower part of the middle bar of the “small” character, and an example of its shape and actual dimensions. FIG. 7 shows an embodiment of the present invention between the rows of the characters “small” and between the characters in the vertical column of the characters “small”. The size of the middle bar in the cut of the “small” character is 3.0 mm long, and the distance between the rows of bars is based on the middle bar of the “small” character in a vertical row. The dimension is 3.0 mm apart, the dimension between the vertical lines of the bars is 3.0 mm, and the dimension of the roughly “C” character placed symmetrically with the middle bar is from the middle point A between the letters. The opening degree α is set to a length of 2.0 mm so that it does not exceed the middle bar on the line opened 20 degrees to the left and right with respect to the middle bar.
[0026]
This embodiment shows the shape and size of the letter “substantially” “small”, and further, one example between the lines of the letter “substantially” and the vertical line of letters “substantially” “small”. The size of the bar in the middle of the cut of the approximately “small” character is 0.3 to 3.0 mm, and the rod and bar based on the middle rod of the approximately “small” character arranged in a vertical line The dimension between the rows is 2.0 to 4.0 mm, the dimension between the vertical lines of the rods is 0.3 to 9.0 mm, and the dimension of the approximate “C” character placed symmetrically with the middle bar is 0.5 to 3.0mm, the opening degree α of the approximate “C” character is arbitrary in the range of 10-80 degrees each from the middle point A between the middle bar and the middle bar of the vertical “small” character You can choose to.
[0027]
Next, a third embodiment of the packaging bag according to the present invention will be described. Although not shown in the figure, the third embodiment of the present invention is that the notch of the letter “water” is provided at the position where the notch described so far is provided instead of the letter of the letter “small”. . In addition, the notch of the letter “water” used in the present invention is actually the case where there is no bottom part of the middle bar of the letter “water”, and the letter “water” with respect to the middle bar. The right side of the character is made up of the character “ku” and the left side is the center of the character “water”. One example of actual dimensions is shown in FIG. As shown in FIG. 9, the middle bar of the “water” character is 2.0 mm, and the constricted portion of the “ku” character is 1.4 mm above the lower end of the middle bar of the “water” character. And at the position 0.5 mm to the left and right of the middle rod, the opening degree β on the upper side of the “ku” character is the above-mentioned “water” character at the constricted position of the “ku” character. 30 degrees to the left and right with respect to the line parallel to the middle bar, and the length from the constricted position of the "KU" is 0.6mm, and the opening degree below the "KU" θ is 40 degrees to the left and right with respect to the line parallel to the middle bar of the substantially “water” character at the constricted position of the “ku” character, and from the constricted position of the “ku” character. The length is 1.4mm, the length from the constricted position of the "K" is shorter at the upper side than the lower side, and the opening degree is also configured at an angle smaller than the lower side (β <θ), Furthermore, the abbreviation “water” In the letter, are configured to character of the length of the up-and-down direction of the "V" does not exceed the length of the bar in the middle.
[0028]
Further, FIG. 10 shows an embodiment between the rows of the approximately “water” characters and between the columns of the approximately “water” characters. As shown in Fig. 10, the dimension between the rows of the bars with respect to the middle rod of the approximate `` water '' character aligned in a vertical row is 4.0 mm spacing, and the vertical row of bars and rods The dimension between letters is 2.0mm. With this configuration, the packaging bag can be opened from either side end, and even if it is opened from any side end, it is extremely smooth and has a beautiful linear cut. Can be opened. The present embodiment shows the shape and size of the substantially “water” character, and further shows one embodiment between the rows of the substantially “water” character and between the vertical columns of the substantially “water” character. The size of the bar in the middle of the approximately “water” incision is 0.3 to 3.0 mm, and the bars and rods based on the rods in the middle of the approximately “water” characters arranged in a line The dimension between the rows is 2.0 to 6.0 mm, the dimension between the vertical lines of the bars is 0.5 to 9.0 mm, and the upper dimension of the approximate "<" character arranged symmetrically with the middle bar is 0.3 to 2.0 mm, opening degree β with respect to the line parallel to the upper middle bar is 10 to 80 degrees, and the lower dimension of the substantially "<" shape arranged symmetrically of the middle bar is 0.3 to The opening degree θ with respect to a line parallel to the lower middle bar of 3.0 mm can be arbitrarily selected within a range of 10 to 80 degrees.
[0029]
In addition, the incision that has been described so far has been described in the embodiment provided in the overlapping portion of the side end portion of the packaging bag and the back seal portion attached to the envelope, but the packaging bag of the present invention does not stick to this. In addition, a cut in a direction substantially perpendicular to the back seal portion is formed so as to connect at least two places of the place where the cuts of the both side end parts are formed and the overlapped part where the cuts of the back seal part are formed. The cut may be at least one of a perforation, a substantially “small” character, and a substantially “water” shape, or a perforation, a substantially “small” character, “Water” -shaped cuts may be mixed. In this way, a cut in a direction substantially perpendicular to the back seal portion is made so as to connect at least two places of the place where the cuts of the both side end parts are formed and the overlap part where the cuts of the back seal part are formed. By forming, it is possible to obtain a more stable and smooth opening and a straight and beautiful cut end.
[0030]
In addition, the cuts described so far are provided at the overlapping portion of the side end portion of the packaging bag and the back seal portion attached with the envelope, and at the overlapping portion of the side end portion of the packaging bag and the back seal portion attached with the envelope. Although the cuts have been described with the same shape, the perforations, the shape of the “small” character, and the shape of the “water” character may be mixed without regard to the same shape. Needless to say. The meaning that the perforations, approximately “small” characters, and approximately “water” incisions may be mixed means that, for example, the notch formed on one side end and the back seal portion overlap. Not only does it mean that the shape of the notch formed at the location is different, but the notch formed at one side end is a mixture of perforations, approximately “small” characters, and approximately “water” character shapes. It may be.
[0031]
【Example】
The present invention will be described in more detail with reference to the following examples.
Example 1
A non-coated surface of 30 μm biaxially stretched polypropylene coated with 5 μm of chlorinated polypropylene on one side and one surface of 30 μm biaxially stretched polypropylene were bonded by a well-known dry lamination method using a urethane-based adhesive. Insert multiple rows of perforations with through-holes with a rotary die roll with multiple rows of sewing blades embedded in the locations where the opening seal ends and the back seal portion overlap when the envelope is applied. Further, after applying a polyethyleneimine anchor coat to the other surface of the 30 μm biaxially stretched polypropylene, a 15 μm high pressure method low density polyethylene is extruded onto the anchor coat surface by a well-known extrusion lamination method. An unstretched polypropylene film was bonded. This product is slit into a 82mm width at a predetermined position and filled with sesame (2g / bag) using a well-known envelope-wrapping automatic packaging machine. 50 bags with 150 mm envelopes were prepared. This product was torn by hand from the predetermined opening start end, but the back seal part was able to tear all 50 bags smoothly without any obstacles and with a beautiful straight cut.
[0032]
【The invention's effect】
The packaging bag of the present invention has a perforation, a substantially “small” character, and a substantially “water” -shaped notch, as described above. By providing at the overlapping part of a seal part, there exists an effect that the favorable tearability which has a smooth tear and a linear beautiful cut end can be acquired.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front plan view of a first embodiment of a packaging bag according to the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the back side of FIG. 1;
FIG. 3 is a development view of FIG. 1;
FIG. 4 is a front plan view of a second embodiment of a packaging bag according to the present invention.
5 is a plan view of the back side of FIG. 4. FIG.
6 is a development view of FIG. 4. FIG.
FIG. 7 is a diagram showing an example of the shape of a letter “substantially” and its dimensions.
FIG. 8 is a diagram showing an example of the inter-string and inter-character dimensions of a substantially “small” character composed of a plurality of columns.
FIG. 9 is a diagram showing an example of the shape of the letter “water” and its dimensions.
FIG. 10 is a diagram illustrating an example of the inter-string and inter-character dimensions of a substantially “small” character composed of a plurality of columns.
[Explanation of symbols]
1,11
2 'End seal planned
3 'back seal planned
16, 17, 18, 19 Cut in the shape of an abbreviation “water”
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