JP3883257B2 - 制御棒駆動水圧装置 - Google Patents

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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、沸騰水型原子炉において制御棒および制御棒駆動機構(以下、CRDという。)の操作に使用される制御棒駆動水圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
沸騰水型原子炉の出力制御は、冷却材制御による他、制御捧の挿入または引抜きにより行われ、また原子炉の緊急停止時には、制御棒の緊急挿入(以下、スクラムという。)を行う。このスクラムはCRDによって行われ、このCRDは制御捧駆動水圧装置(以下、HCUという。)から高圧水を急速に導入することにより、制御棒を急速に挿入する。上記CRDは、原子炉の炉心部に挿入または引抜きされる制御捧に対応して原子炉の炉底部に多数垂設されるとともに、各制御棒に対し1台ずつ設けられている。
【0003】
図7は従来の制御捧駆動水圧装置の構成を示す系統図である。図7に示すように、原子炉圧力容器の下部鏡板1に取り付けられたハウジング2内には、CRD3が挿入されており、このCRD3の下側シリンダ室4へは制御捧駆動水圧装置5内に設けたHCU6から高圧水が急速に供給される。
【0004】
このΗCU6内に設けられたアキュムレータ装置7は、スクラム時にCRD3を駆動させるために必要な水量を蓄えているアキュムレータ8と、このアキュムレータ8内の水を規定時間内に原子炉圧力容器の炉心に制御棒9を挿入させるために必要な圧力および体積の窒素ガスを蓄えた窒素容器10とを有している。
【0005】
このアキュムレータ装置7には、配管11を介してスクラム弁12が接続される一方、この配管11の途中から分岐して接続された充填水配管13には、逆止弁14が接続されている。
【0006】
この逆止弁14には、高圧水を充填水配管13を経てアキュムレータ装置7に供給するポンプ15が止弁16を介して接続されている。また、スクラム弁12の吐出側は2方向に分岐され、それぞれ止弁18を介装したスクラム配管17が2台のCRD3の下側シリンダ室4に接続されている。
【0007】
図8は従来の逆止弁14の構成を示す断面図である。図8に示すように、逆止弁14は、アキュムレータ装置7側の充填水配管13と接続される流路21aを有するキャップ21と、ポンプ15側の充填水配管13と接続される流路22aを有するボディ22と、これらキャップ21とボディ22との間に設けられ弁室を形成するボディ23と、このボディ23内に形成されキャップ21の流路21aとボディ22の流路22aとを連通する流路上に設けられたシート24と、このシート24に着座可能に設けられ弁体となるボール25と、シー卜24上流側の流路上に設けられた単穴オリフィス26と、ボディ23内に形成されボール25回りの流路となるスリット27とを備えている。
【0008】
上述した制御捧駆動水圧装置5は、通常時はスクラム弁12が閉となっており、ポンプ15からの吐出水は充填水配管13を通りアキュムレータ8へ入り、このアキュムレータ8ではスクラムのために必要な水を確保している。そして、スクラム信号によりスクラム弁12が開になると、アキュムレータ8に蓄えられていた水をCRD3の下側シリンダ室4に供給しCRD3および制御棒9を急速挿入する。
【0009】
また、CRD3の急速挿入が完了しても、スクラム弁12が閉になるまでの間は、ポンプ15の吐出水は充填水配管13、スクラム弁12およびスクラム配管17を通りCRD3に供給され続ける。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来の制御捧駆動水圧装置5においては、スクラム直後、スクラム弁12が閉するまでの間、大流量の水が充填水配管13を通りCRD3へ流れ続ける。この時、逆止弁14の弁体であるボール25が振動し、シート24に当たり、シート性を劣化させる可能性があった。このため、定期点検時には、手直しのためシート24の摺合せ作業を行ったり、またはボディ23を交換する必要が生じることも考えられ、定期点検時の合理化を阻害する要因と考えられている。
【0011】
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、スクラム直後にスクラム弁が閉するまでの間、大流量の水が充填水配管を通り制御棒駆動機構へ流れ続けた場合でも、ボールの振動を低減させ、シート面の健全性を確保することのできる制御捧駆動水圧装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明の請求項1は、制御捧駆動機構の下側シリンダ室に接続されたスクラム配管と、このスクラム配管に接続され前記制御捧駆動機構を駆動させる水量を蓄えたアキュムレータ装置と、前記スクラム配管上に設けられたスクラム弁と、このスクラム弁と前記アキュムレータ装置との間のスクラム配管を分岐しかつ高圧水供給用のポンプに接続された充填水配管と、この充填水配管上に設けられた逆止弁とを有する水圧制御ユニットから原子炉スクラム時に高圧水を前記制御棒駆動機構に供給して制御捧を原子炉に急速挿入させる制御捧駆動水圧装置において、前記逆止弁は、前記アキュムレータ装置側の充填水配管と接続される流路を有するキャップと、前記ポンプ側の充填水配管と接続される流路を有する第1のボディと、この第1のボディと前記キャップとの間に設けられ第1の弁室が形成された第2のボディと、この第2のボディ内に形成され前記キャップの流路と前記第1のボディの流路とを連通する流路上に設けられたシートと、このシートに着座可能に設けられ弁体となるボールと、前記シート上流側の流路上に設けられたオリフィスと、前記シートの下流側に形成され前記ボール回りの流路となるスリットとを備え、このスリットの深さが前記ボールが前記シートに着座したときの前記ボールの中心レベルより浅く、かつ前記スリットと前記シー卜との間に、前記ボールとのギャップを小さくする第2の弁室を設け、スクラム直後の前記スクラム弁が閉するまでの間に前記充填水配管内を流れる大流量の水により前記ボールを前記シートに当たらない程度に浮かせる構成としたことを特徴とする。
【0013】
請求項2は、請求項1記載の制御棒駆動水圧装置において、逆止弁のオリフィスは、多数穿設されたことを特徴とする。
【0014】
請求項3は、請求項1記載の制御棒駆動水圧装置において、逆止弁のオリフィスが多数穿設され、これらのオリフィスがシー卜上流側の弁室の周壁近傍に配置されたことを特徴とする。
【0015】
請求項4は、請求項1記載の制御棒駆動水圧装置において、逆止弁のオリフィスが多数穿設され、これらのオリフィスが複数のスリットに対してそれぞれ周方向同一位置に配置されたことを特徴とする。
【0016】
請求項5は、請求項1記載の制御棒駆動水圧装置において、逆止弁のオリフィスが多数穿設され、これらのオリフィスが複数のスリット間に形成されたボールガイド部に対してそれぞれ周方向同一位置に配置されたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1は本発明の各実施形態を適用した制御捧駆動水圧装置の構成を示す系統図、図2は本発明に係る制御捧駆動水圧装置の第1実施形態の逆止弁を示す断面図である。なお、従来の構成と同一または対応する部分には、図7および図8と同一の符号を用いて説明する。
【0019】
図1に示すように、原子炉圧力容器の下部鏡板1に取り付けられたハウジング2内には、CRD3が挿入されており、このCRD3の下側シリンダ室4へは制御捧駆動水圧装置5内に設けたHCU6から高圧水が急速に供給される。
【0020】
このHCU6内に設けられたアキュムレータ装置7は、スクラム時にCRD3を駆動させるために必要な水量を蓄えているアキュムレータ8と、このアキュムレータ8内の水を規定時間内に原子炉圧力容器の炉心に制御棒9を挿入させるために必要な圧力および体積の窒素ガスを蓄えた窒素容器10とを有している。
【0021】
このアキュムレータ装置7には、配管11を介してスクラム弁12が接続される一方、この配管11の途中から分岐して接続された充填水配管13には、逆止弁14aが接続されている。
【0022】
この逆止弁14aには、高圧水を充填水配管13を経てアキュムレータ装置7に供給する高圧水供給用のポンプ15が止弁16を介して接続されている。また、スクラム弁12の吐出側は2方向に分岐され、それぞれ止弁18を介装したスクラム配管17が2台のCRD3の下側シリンダ室4に接続されている。
【0023】
逆止弁14aは、図2に示すように制御捧駆動水圧装置5のアキュムレータ装置7側の充填水配管13と接続される流路21aを有するキャップ21と、ポンプ15側の充填水配管13と接続される流路22aを有するボディ(第1のボディ)22と、これらキャップ21とボディ22との間に設けられ第1の弁室としての弁室28が形成されたボディ(第2のボディ)23aとが2本の締付けボルト29により一体化されている。
【0024】
また、逆止弁14aは、ボディ23a内に形成されキャップ21の流路21aとボディ22の流路22aとを連通する流路上に設けられたシート24と、このシート24に着座可能に設けられ、かつボディ23a内部に収納され弁体となるボール25と、シー卜24上流側の流路上に設けられた単穴オリフィス26と、ボディ23内においてシート24の下流側に形成されボール25回りの流路となる4つのスリット27aとを備えている。
【0025】
そして、本実施形態では、スリット27aの深さがボール25がシー卜24に着座したときのボール25の中心レべルより浅く、かつスリット27aとシー卜24との間に、ボール25とのギャップを小さくする第2の弁室としての弁室28aが設けられている。
【0026】
次に、第1実施形態の作用を説明する。
【0027】
スリット27aの深さがボール25がシー卜24に着座したときのボール25の中心レべルより浅く、かつスリット27aとシー卜24との間に、ボール25とのギャップを小さくする弁室28aを設けたことにより、逆止弁の機能は従来と同等でかつ、スクラム直後にスクラム弁12が閉するまでの間、大流量の水が充填水配管13内を流れる場合、水が単穴オリフィス26,シー卜24,弁室28aおよびスリット27aを経て流れ、ボール25に対する水圧が高くなり、ボール25をシート24に当たらない程度に浮かせることができる。
【0028】
このように第1実施形態によれば、スクラム直後にスクラム弁12が閉するまでの間、大流量の水が充填水配管13内を流れる場合、ボール25をシート24に当たらない程度に浮かせることができることから、シート24面の健全性を確保することができる。
【0029】
(第2実施形態)
図3は本発明に係る制御捧駆動水圧装置の第2実施形態の逆止弁を示す断面図である。なお、前記第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付して説明する。以下の実施形態も同様である。
【0030】
第2実施形態では、図1に示す制御棒駆動水圧装置5の逆止弁14aにおいて、ボデイ23a内のシー卜24上流側の流路上に多数のオリフィス26aが穿設され、多穴のオリフィス26aに構成し、この多数のオリフィス26aによりボール25上流側の流れを整流する整流板の機能を有している。
【0031】
このように第2実施形態によれば、ボデイ23a内に多数のオリフィス26aを穿設したことにより、逆止弁の機能は従来と同等で、かつボール25の上流側の流路の流速の偏りを軽減し、ボール25下面にも偏りの少ない流れが当るため、ボール25の振動を低減することができ、シート24の健全性を確保することができる。
【0032】
(第3実施形態)
図4は本発明に係る制御捧駆動水圧装置の第3実施形態の逆止弁を示す断面図である。
【0033】
第3実施形態では、図1に示す制御棒駆動水圧装置5の逆止弁14aにおいて、ボディ23a内のシー卜24上流側の流路上に多数のオリフィス26bが穿設されるとともに、これらのオリフィス26bがシー卜24上流側の弁室28bの周壁近傍に配置されている。
【0034】
このように第3実施形態によれば、ボディ23a内のシー卜24上流側の弁室28bの周壁近傍に多数のオリフィス26bを穿設したことにより、ボール25回りの流速の分布の偏りを少なくし、ボール25の振動を低減することができ、シート24の健全性を確保することができる。
【0035】
(第4実施形態)
図5(A),(B)は本発明に係る制御捧駆動水圧装置の第4実施形態の逆止弁を示す断面図、弁室の平面図である。
【0036】
第4実施形態では、図1に示す制御棒駆動水圧装置5の逆止弁14aにおいて、ボディ23a内のシー卜24上流側の流路上に4つのオリフィス26bが穿設されるとともに、これらのオリフィス26bが図5(B)に示すように4つのスリット27aとそれぞれ周方向同一位置に配置されている。つまり、各オリフィス26bは、ボール25回りの流路部のスリット27aに位相を合わせた位置に配置されている。
【0037】
このように第4実施形態によれば、ボディ23a内のシー卜24上流側の流路上に4つのオリフィス26bが穿設されるとともに、これらのオリフィス26bが4つのスリット27aに対してそれぞれ周方向同一位置に配置されていることにより、ボール25回りの流路部の流速を等配にすることができ、ボール25の振動を低減することができ、シート24の健全性を確保することができる。
【0038】
(第5実施形態)
図6(A),(B)は本発明に係る制御捧駆動水圧装置の第5実施形態の逆止弁を示す断面図、弁室の平面図である。
【0039】
第5実施形態では、図1に示す制御棒駆動水圧装置5の逆止弁14aにおいて、ボディ23a内のシー卜24上流側の流路上に4つのオリフィス26bが穿設されるとともに、これらのオリフィス26bが図6(B)に示すように4つのスリット27a間に形成された4つのボールガイド部30に対してそれぞれ周方向同一位置に配置されている。つまり、各オリフィス26bは、ボールガイド部30に位相を合わせた位置に配置されている。
【0040】
このように第5実施形態によれば、ボディ23a内のシー卜24上流側の流路上に4つのオリフィス26bが穿設されるとともに、これらのオリフィス26bが4つのボールガイド部30に対してそれぞれ周方向同一位置に配置されていることにより、ボール25とボールガイド部30との間に水を流し込むようにすることで、水がボール25とボールガイド部30との間の緩衝材となり、振動を低減することができ、シート24の健全性を確保することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1によれば、原子炉スクラム時に高圧水を制御棒駆動機構に供給して制御捧を原子炉に急速挿入させる制御捧駆動水圧装置の逆止弁は、スリットの深さがボールがシートに着座したときのボールの中心レベルより浅く、かつスリットとシー卜との間に、ボールとのギャップを小さくする第2の弁室を設けたことにより、スクラム直後にスクラム弁が閉するまでの間、大流量の水が充填水配管内を流れる場合、ボールをシートに当たらない程度に浮かせることができ、シート面の健全性を確保することができる。
【0042】
その結果、原子力発電所の定期点検作業の合理化を図り、かつ運転の信頼性を向上させた制御捧駆動水圧装置を提供することができる。
【0043】
請求項2によれば、請求項1記載の制御棒駆動水圧装置において、逆止弁のオリフィスは、多数穿設されたことにより、ボールの上流側の流路の流速の偏りを軽減し、ボール下面にも偏りの少ない流れが当るため、ボールの振動を低減することができ、シートの健全性を確保することができる。
【0044】
請求項3によれば、請求項1記載の制御棒駆動水圧装置において、逆止弁のオリフィスが多数穿設され、これらのオリフィスがシー卜上流側の弁室の周壁近傍に配置されたことにより、ボール回りの流速の分布の偏りを少なくし、ボールの振動を低減することができ、シートの健全性を確保することができる。
【0045】
請求項4によれば、請求項1記載の制御棒駆動水圧装置において、逆止弁のオリフィスが多数穿設され、これらのオリフィスが複数のスリットに対してそれぞれ周方向同一位置に配置されたことにより、ボール回りの流路部の流速を等配にすることができ、ボールの振動を低減することができ、シートの健全性を確保することができる。
【0046】
請求項5によれば、請求項1記載の制御棒駆動水圧装置において、逆止弁のオリフィスが多数穿設され、これらのオリフィスが複数のスリット間に形成されたボールガイド部に対してそれぞれ周方向同一位置に配置されたことにより、水がボールとボールガイド部との間の緩衝材となり、振動を低減することができ、シートの健全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施形態を適用した制御捧駆動水圧装置の構成を示す系統図。
【図2】本発明に係る制御棒駆動水圧装置の第1実施形態の逆止弁を示す断面図。
【図3】本発明に係る制御棒駆動水圧装置の第2実施形態の逆止弁を示す断面図。
【図4】本発明に係る制御棒駆動水圧装置の第3実施形態の逆止弁を示す断面図。
【図5】(A),(B)は本発明に係る制御棒駆動水圧装置の第4実施形態の逆止弁を示す断面図,弁室の平面図。
【図6】(A),(B)は本発明に係る制御棒駆動水圧装置の第5実施形態の逆止弁を示す断面図,弁室の平面図。
【図7】従来の制御棒駆動水圧装置を示す系統図。
【図8】従来の制御棒駆動水圧装置の逆止弁を示す断面図。
【符号の説明】
1 下部鏡板
2 ハウジング
3 制御棒駆動機構(CRD)
4 下側シリンダ室
5 制御捧駆動水圧装置
6 水圧制御ユニット(ΗCU)
7 アキュムレータ装置
8 アキュムレータ
9 制御棒
10 窒素容器
11 配管
12 スクラム弁
13 充填水配管
14,14a 逆止弁
15 ポンプ
16 止弁
17 スクラム配管
18 止弁
21 キャップ
21a 流路
22 ボディ(第1のボディ)
22a 流路
23 ボディ
23a ボディ(第2のボディ)
24 シート
25 ボール
26 単穴オリフィス
26a オリフィス
27 スリット
27a スリット
28 弁室(第1の弁室)
28a 弁室(第2の弁室)
28b 弁室
29 締付けボルト
30 ボールガイド部

Claims (5)

  1. 制御捧駆動機構の下側シリンダ室に接続されたスクラム配管と、このスクラム配管に接続され前記制御捧駆動機構を駆動させる水量を蓄えたアキュムレータ装置と、前記スクラム配管上に設けられたスクラム弁と、このスクラム弁と前記アキュムレータ装置との間のスクラム配管を分岐しかつ高圧水供給用のポンプに接続された充填水配管と、この充填水配管上に設けられた逆止弁とを有する水圧制御ユニットから原子炉スクラム時に高圧水を前記制御棒駆動機構に供給して制御捧を原子炉に急速挿入させる制御捧駆動水圧装置において、前記逆止弁は、前記アキュムレータ装置側の充填水配管と接続される流路を有するキャップと、前記ポンプ側の充填水配管と接続される流路を有する第1のボディと、この第1のボディと前記キャップとの間に設けられ第1の弁室が形成された第2のボディと、この第2のボディ内に形成され前記キャップの流路と前記第1のボディの流路とを連通する流路上に設けられたシートと、このシートに着座可能に設けられ弁体となるボールと、前記シート上流側の流路上に設けられたオリフィスと、前記シートの下流側に形成され前記ボール回りの流路となるスリットとを備え、このスリットの深さが前記ボールが前記シートに着座したときの前記ボールの中心レベルより浅く、かつ前記スリットと前記シー卜との間に、前記ボールとのギャップを小さく設定した第2の弁室を設け、スクラム直後の前記スクラム弁が閉するまでの間に前記充填水配管内を流れる大流量の水により前記ボールを前記シートに当たらない程度に浮かせる構成としたことを特徴とする制御棒駆動水圧装置。
  2. 請求項1記載の制御棒駆動水圧装置において、逆止弁のオリフィスは、多数穿設されたことを特徴とする制御棒駆動水圧装置。
  3. 請求項1記載の制御棒駆動水圧装置において、逆止弁のオリフィスが多数穿設され、これらのオリフィスがシー卜上流側の弁室の周壁近傍に配置されたことを特徴とする制御捧駆動水圧装置。
  4. 請求項1記載の制御棒駆動水圧装置において、逆止弁のオリフィスが多数穿設され、これらのオリフィスが複数のスリットに対してそれぞれ周方向同一位置に配置されたことを特徴とする制御棒駆動水圧装置。
  5. 請求項1記載の制御棒駆動水圧装置において、逆止弁のオリフィスが多数穿設され、これらのオリフィスが複数のスリット間に形成されたボールガイド部に対してそれぞれ周方向同一位置に配置されたことを特徴とする制御棒駆動水圧装置。
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