JP3882043B2 - Webページ同期閲覧方法及びシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、Webページの同期閲覧システム及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数のクライアントコンピュータが同一のWebページをリアルタイムで共有しながら閲覧する、Webページ同期閲覧システムがある。通常、Webブラウザを用いてインターネットにアクセスするというとき、これは基本的にクライアント/サーバシステムによって実現されている。つまり、ひとつのWebサーバに不特定多数のクライアントコンピュータが同時にアクセスしているように見えても、各々の関係は、サーバとクライアントコンピュータとの1対1の対応関係によって成り立っているのであり、クライアントコンピュータ間での通信は一切行われていない。これに対して、上記Webページ同期閲覧システムは、複数のクライアントコンピュータ同士が、同一のWebページを共有しながら相互にコミュニケーションをとることを可能にするものである。このような、複数のクライアントコンピュータが同一のWebページをリアルタイムで共有しながら閲覧する方式に関しては、いくつかの先行技術が知られている。例えば、特願平9−254997のように、全てのクライアントコンピュータに対して、共有化システムを実現するためのソフトウェアをあらかじめインストールしておく方式のものがある。また、特願平11−13394のように、各クライアントコンピュータ間の通信を管理するための機構を備えるWebアプリケーションサーバを通常のWebサーバとは別個に設置し、さらに、Webページの共有を実現するためのプログラムをWebサーバから各クライアントコンピュータのWebブラウザに自動ダウンロードする形式のものがある。そして、このようにクライアント側で動かすプログラムには、コンピュータに処理させる命令や手続に関する簡易プログラムをHTML内に直接記述し、Webブラウザ上で実行させるクライアントサイドスクリプトや、HTMLに貼り付けることでWebブラウザ上で実行されるアプレット又はWebブラウザと連携して動かすプラグイン、ヘルパーアプリケーション等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらの従来技術は、Webサーバの共有を実現するためのプログラムを、特願平9−254997のように外部に存在するソフトウェアからコンピュータにあらかじめインストールしておくか、又は特願平11−13394のようにサーバからクライアントコンピュータへの自動インストール形式にするかの違いはあるものの、ともに既存のWebブラウザ以外のプログラムをクライアントコンピュータ側に持たせる点では共通している。しかし、クライアントコンピュータ側で実行されるこれらのプログラムは、上記のように種類が多様であり、かつ各々のプログラムが、各企業ごとに独自に開発されている場合が多い。そのため、各々のプログラムが使用できるか否かは、各クライアントが使用するコンピュータにインストールされているWebブラウザやWebブラウザを実行するOSの種類に依存してしまうため、使用できるコンピュータが制限されてしまう。また、必要なプログラムをダウンロードしてから使用する場合、データのサイズが大きいとダウンロードするのに時間がかかり、必然的にネットワーク回線のトラフィックも増大するため、ネットワーク回線の状況によってはダウンロードができない可能性がある。
【0004】
上記のような問題は、複数のコンピュータがリアルタイムでWebページを共有しながらクライアント同士のコミュニケーションをとることを目的とする当該システムにとっては著しい障害となりうる。何故なら、その都度ランダムに形成されるクライアントのグループの構成員に、全て同一のOSや同一のWebブラウザを使用するよう意思統一をさせることは不可能だからである。また、リアルタイムでの通信に参加しようとして形成されたグループを構成するクライアントのいずれかが、ネットワーク回線を通じたWebサーバからのプログラムのダウンロードに失敗してそのグループから脱落すれば、その時点で同期通信が成り立たなくなるからである。また、それを防ぐためにソフトウェアを事前に配布して、各自のコンピュータにあらかじめインストールしておくような作業を毎回のように行っていては、各自が遠隔に在りながらリアルタイムで通信をするという本来の目的からして本末転倒であろう。
【0005】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、各々のクライアント側で既存のWebブラウザ以外のプログラムやソフトウェアを用意することなく、Webページの同期閲覧を行えるようなシステム及び方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために発明者は、複数のクライアントコンピュータ間でのWebページの同期閲覧を可能にするプログラムや処理システムをすべてサーバ側に持たせることにした。その具体的な構成については、項を改めて説明する。なお、何れかの請求項に係る発明の説明において行う用語の定義等は、その性質上可能な範囲において他の請求項に係る発明の説明においても適用されるものとする。
【0007】
(請求項1に記載した発明の特徴)
請求項1に記載した発明に係るWebページ同期閲覧システムは、サーバと複数のクライアントコンピュータとを含むシステムである。当該システムは、アクセスしてきたクライアントコンピュータに当該Webサーバが当該クライアントコンピュータから要求されたアクセス先情報の第1URLを保持し、当該第1URLに関連する第1情報を、当該第1URLに関連するWebページのURLに係る情報の送信を要求する更新チェック手段と共に送信する手段と、アクセスしてきた全クライアントコンピュータのうち、何れかのクライアントコンピュータが当該第1URLとは異なる第2URLに係る第2情報を要求してきたときに、当該Webサーバが当該クライアントコンピュータを代行して当該第2情報を同一サーバ内か若しくは別のサーバから取得し又は生成させ、かつ取得し又は生成させた当該第2情報を当該クライアントコンピュータが識別IDと指定したURLとを引数として同期閲覧用サーバに引渡し、別Web情報取得手段を起動させ、別Web情報を取得し、同期閲覧用サーバ経由の当該第1情報にアクセスしたままで当該別Web情報を表示するように変換する変換手段と、当該更新チェック手段に基づき、当該第1URLに関連するWebページのURLに係る情報として当該第2情報の転送を要求してきた当該アクセス中の全クライアントコンピュータに、当該変換した第2情報を送信する手段と、を有し、当該クライアントコンピュータのブラウザが、受信した当該更新チェック手段を起動することが可能なように構成されている、ことを特徴とする。なお、当該変換手段による変換の時期に関しては、取得した当該第2情報を当該Webサーバが備えるROMやハードディスク等の記憶媒体に一時保存しておき、当該更新チェック手段に基づく当該クライアントコンピュータからの要求を受けてから変換を行って送信してもよいし、変換を行った後に保存しておいて当該クライアントからの要求に応じて、変換後の第2情報を送信してもよい。
【0008】
(請求項2に記載した発明の特徴)
請求項2に記載した発明に係るWebサーバは、前記複数のクライアントコンピュータ間において前記Webページの同期閲覧を行うためのサーバである。当該Webサーバは、前記アクセスしてきたクライアントコンピュータに当該Webサーバが当該クライアントコンピュータから要求されたアクセス先情報の前記第1URLを保持し、前記第1URLに関連する前記第1情報を、前記更新チェック手段と共に送信する手段と、前記アクセスしてきた全クライアントコンピュータのうち、何れかのクライアントコンピュータが当該第1URLとは異なる前記第2URLに係る前記第2情報を要求してきたときに、当該Webサーバが当該クライアントコンピュータを代行して当該第2情報を同一サーバ内か若しくは別のサーバから取得し又は生成させ、かつ取得し又は生成させた当該第2情報を当該クライアントコンピュータが識別IDと指定したURLとを引数として同期閲覧用サーバに引渡し、別Web情報取得手段を起動させ、別Web情報を取得し、同期閲覧用サーバ経由の当該第1情報にアクセスしたままで当該別Web情報を表示するように変換する前記変換手段と、当該変換手段が変換した当該第2情報を、前記第1URLに関連するWebページのURLに係る情報として転送要求してきた当該アクセス中の全クライアントコンピュータに送信する手段と、を有することを特徴とする。
【0009】
(請求項3に記載した発明の特徴)
請求項3に記載した発明に係るプログラムを含む媒体は、前記Webサーバと前記複数のクライアントコンピュータとの間で前記Webページの同期閲覧を行うためのプログラムを含む媒体である。当該プログラムを含む媒体は、アクセスしてきたクライアントコンピュータに当該Webサーバが当該クライアントコンピュータから要求されたアクセス先情報の前記第1URLを保持し、前記第1URLに関連する前記第1情報を、前記第1URLに関連するWebページのURLに係る情報の送信を要求する更新チェック機能と共に送信する機能と、アクセスしてきた全クライアントコンピュータのうち、何れかのクライアントコンピュータが当該第1URLとは異なる前記第2URLに係る前記第2情報を要求してきたときに、当該Webサーバが当該クライアントコンピュータを代行して当該第2情報を同一サーバ内か若しくは別のサーバから取得し又は生成させる機能と、取得し又は生成させた当該第2情報を当該クライアントコンピュータが識別IDと指定したURLとを引数として同期閲覧用サーバに引渡し、別Web情報取得手段を起動させ、別Web情報を取得し、同期閲覧用サーバ経由の当該第1情報にアクセスしたままで当該別Web情報を表示するように変換する変換機能と、当該変換機能が変換した当該第2情報を、前記第1URLに関連するWebページのURLに係る情報として転送要求してきた当該アクセス中の全てのクライアントコンピュータに送信する機能と、を有し、当該クライアントコンピュータのブラウザが、受信した当該更新チェック機能を起動することが可能な機能により構成されていることを特徴とする。なお、当該プログラムを含む媒体は、当該Webサーバ内部にあるメモリ又はハードディスク等の補助記憶装置の他に、CD−ROM若しくはDVD若しくはMO若しくはフロッピー(登録商標)ディスク等の外部記憶媒体を含む。
【0010】
(請求項4に記載した発明の特徴)
請求項4に記載した発明に係るWebページ同期閲覧方法は、前記Webサーバと前記複数のクライアントコンピュータとの間で前記Webページの同期閲覧を行うための方法である。当該Webページ同期閲覧方法は、アクセスしてきたクライアントコンピュータに当該Webサーバが当該クライアントコンピュータから要求されたアクセス先情報の前記第1URLを保持し、前記第1URLに関連する前記第1情報を、前記更新チェック手段と共に送信するステップと、当該第1情報を送信後、当該更新チェック手段が前記第1URLに関連するWebページをチェックして前記第1URLに関連するWebページがある場合は前記第1URLに関連するWebページのURLに係る情報の送信を要求するステップと、アクセスしてきた全クライアントコンピュータのうち、何れかのクライアントコンピュータが当該第1URLとは異なる前記第2URLに係る前記第2情報を要求してきたときに、当該Webサーバが当該クライアントコンピュータを代行して当該第2情報を同一サーバ内か若しくは別のサーバから取得し又は生成させるステップと、取得し又は生成させた当該第2情報を当該クライアントコンピュータが識別IDと指定したURLとを引数として同期閲覧用サーバに引渡し、別Web情報取得手段を起動させ、別Web情報を取得し、同期閲覧用サーバ経由の当該第1情報にアクセスしたまま当該別Web情報を表示するように変換する変換ステップと、当該更新チェックステップに基づき、前記第1URLに関連するWebページのURLに係る情報として転送要求してきた当該アクセス中の全てのクライアントコンピュータに、当該変換ステップによって変換した当該第2情報を送信するステップと、を有し、当該クライアントコンピュータのブラウザが、受信した当該更新チェック手段を起動するステップを有することを特徴とする。
【0011】
上記Webページ同期閲覧システム(請求項1)及びWebサーバ(請求項2)及びプログラムを含む媒体(請求項3)又は方法(請求項4)によれば、Webページの同期閲覧に必要な手段を全てWebサーバ側に備えておくことで、複数のクライアントコンピュータ同士での同期閲覧が可能となるため、クライアントコンピュータ側では既存のWebブラウザを備えておくだけでよい。すなわち、当該Webサーバ側で起動する前記更新チェック手段によってURL変化を見逃すことなく時間的な同期を保つことが可能となる。また、当該Webサーバ側で起動する前記変換手段によって、前記第1URLに係る前記Webサーバ経由で前記第2情報を送信することが可能となるので、当該クライアントコンピュータがアクセスしている当該第1URLに基づくWebサーバから他のURLに基づく別のWebサーバへ移動してしまうのを防ぐことができ、同一Webサーバ内での当該クライアントコンピュータの接続を維持することができる。さらに、当該Webサーバ側で起動する前記送信手段によって、当該アクセス中の全てのクライアントコンピュータが、当該更新チェック手段によるURL変化を検出次第、当該第1情報に接続されている状態で当該第2情報を入手することができるため、時間的な同期と同一Webサーバへの接続とを保った上での閲覧が可能となる。以上のWebサーバ側で起動する手段全てにより、Webページの同期閲覧を行うことが可能となる。また、上記のとおり、クライアントコンピュータは既存のWebブラウザを備えておくだけでよく、当該Webページ同期閲覧システムへの参加にあたって何ら新たなプログラムをインストールする必要はないので何時どのようなタイミングで当該Webページ同期閲覧システムに新規参加してもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に各図を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。図1は、Webページ同期閲覧システムの全体構成を示す平面図である。図2は、Webサーバ内部のプログラムの動作フローである。図3は、クライアントコンピュータのWebブラウザのウィンドウを示す平面図である。図4は、Webページの同期閲覧を行うためのWebサーバ/クライアント間の処理を示すフローチャートである。
【0013】
(Webページ同期閲覧システムの構造)
図1に示す符号1は、Webページ同期閲覧システムの全体構成を示している。Webページ同期閲覧システム1は、Webページ同期閲覧システム用サーバ(以下、「同期閲覧用サーバ」と呼ぶ)2と、クライアントコンピュータ13と、クライアントコンピュータ15と、別Webサーバ19と、からなる。同期閲覧用サーバ2は、HTMLファイル3と、各種CGIプログラム7と、データベース9と、からなる。CGIとは、Common Gateway Interfaceの略で、Webブラウザからの要求を受けつけたWebサーバが、対応するプログラムを起動し、当該プログラムの実行結果をWebブラウザに返すための仕組みである。HTMLファイル3は、符号5に示すCGIプログラムへのリンクの記述を含んでいる。クライアントコンピュータ13及び15は、標準のWebブラウザ17を備えている。同期閲覧用サーバ2は、クライアントコンピュータ13又は15の備えるWebブラウザ17が指定したURLに係るWeb情報の転送要求20に応じて、HTMLファイル3を送信する(符号21)。クライアントコンピュータ13又は15は、搭載しているWebブラウザ17を用いて、同期閲覧用サーバ2から送信されたHTMLファイル3を解析し必要があればクライアントコンピュータ13又は15の画面18に表示させる。さらに、解析したHTMLファイル3内には、各種CGIプログラムのURLとのリンクの記述5が含まれているので、当該URLに係るCGIプログラム7の起動を要求する。Webブラウザ17から起動要求を受けた各種CGIプログラム7は、各々のプログラムに書き込まれている命令や手続に対応する処理11を行う。対応処理11とは、例えば、クライアントコンピュータ13又は15からの問い合わせ情報をもとに同期閲覧用サーバ2に内蔵されているデータベース9又はインターネット23上に存在する別Webサーバ19を検索し、検索結果をクライアントコンピュータ13又は15のWebブラウザ17に送信する、というようなものである。各種CGIプログラム7の詳しい構成については次項以下で述べる。なお、HTMLファイル3及びCGIプログラム7は、同期閲覧用サーバ2内に複数存在していてもよい。また、Webサーバ側で対応するプログラムは、CGIプログラム7以外に、例えばサーバサイドスクリプティングであってもよい。サーバサイドスクリプティングとは、Webサーバが有するHTMLファイル内にCGI機能を直接組み込んでしまう技術である。さらには、同期閲覧を可能にするプログラムそのものを、Webサーバが備えるOS(オペレーティングシステム)にあらかじめ実装しておいてもよい。さらには、同期閲覧を可能にするプログラムをアプリケーションソフトとして保有しておき、必要なWebサーバにインストールするか若しくはWebサーバ内に標準装備しておいてもよい。また、データベース9には、次項以下で説明するクライアントコンピュータ毎の識別IDコードとURL履歴とを関連付けたデータ及び共有URLが登録されている。データベース9は、上記実施例のように同期閲覧用サーバ2に内蔵されている必要は必ずしもない。データベース機能を担うデータベース専用サーバを別途設けて、Webサーバとの連携によって処理を行わせてもよい。さらに、同期閲覧用サーバ2内で起動する各種プログラムは、コンピュータ内のハードディスクにファイルとして保存するか又はメモリに一時的に蓄積しておくか又は符号24に示すようなCD−ROM若しくはDVD若しくはMO若しくはフロッピー(登録商標)ディスク等の外部記憶媒体に保存される。また、クライアントコンピュータの数は、上記実施例のように2台には限られず、1台の同期閲覧用サーバ2に対して複数台のクライアントコンピュータがアクセスしていてもよい。また、クライアントコンピュータからの要求に応じて検索及び情報取得の対象となる別Webサーバ19も1台に限られず複数台存在していて構わない。
【0014】
(各種CGIプログラムの動作フロー)
次に図2乃至図3に基づいて、図1に示した同期閲覧用サーバ2内にある各種CGIプログラム7の動作原理の詳細について説明する。図2は、Webページ同期閲覧システムを実現するための各種CGIプログラム7の動作フローを示すものである。CGIプログラム7には、入室受入れ手段27と、更新チェック手段31と、入力フォーム表示手段35と、履歴表示手段37と、別Web情報取得手段41と、共有URL情報表示手段45と、がある。次項以下で各々のCGIの働きについて順を追って説明していく。
【0015】
入室受入れ手段27は、クライアントコンピュータ13又は15が同期閲覧用サーバ2にアクセスする時に最初に呼び出されるCGIである。入室受入れ手段27の機能は2つある。1つ目は、アクセスしてきたクライアントコンピュータ毎に識別IDを付与することである。2つ目は、複数のCGIプログラムとのリンクを含むHTMLファイルを同時に出力することである。まず、ステップS211において、クライアントコンピュータ13又は15が標準のWebブラウザ17を用い同期閲覧用サーバ2のURLを指定してWeb情報の転送要求をする。その結果、同期閲覧用サーバ2から入室受入れ手段27とのリンクを含むHTMLファイルが送信され、Webブラウザ17が解析した結果inroom.cgi29のURLがあったため、同期閲覧用サーバ2へinroom.cgi29の起動要求がなされる。一般に、拡張子.cgiを含む命令文がHTMLファイル内に記述されていると、Webブラウザから、拡張子.cgiを含むURLに係るWebサーバ側のCGIプログラムへの起動要求がなされ、Webサーバ側でCGIプログラムが起動する。ここでは、inroom.cgi29の起動要求がなされたことによって、入室受入れ手段27が起動を開始し、ステップS213で、アクセスしてきたクライアントコンピュータ毎の識別IDが発行されてデータベース9に書き込まれる。次に、ステップS215で、フレームによって分割された4つのHTMLファイルを同期閲覧用サーバ2内から呼び出し、Webブラウザ17へ同時に送信する。フレームとは、1つのWebページを複数の枠に仕切る機能のことである。フレームによって分割されてWebブラウザ17に送信されるHTMLファイルは、通常のホームページ表示画面49の他に、それぞれ、更新チェック手段31と、入力フォーム表示手段と、履歴表示手段39と、のリンクを含む3つのHTMLファイルである。
【0016】
入室受入れ手段27によって送信されたHTMLファイルの1つが、更新チェック手段31とのリンクを含むHTMLファイルである。更新チェック手段31の機能は、同期閲覧用サーバ2にアクセスしている複数のクライアントコンピュータ間で共有しているURLが変化しているかどうかを所定の間隔でチェックし、変化している場合は変化後の最新のURLに基づくWeb情報を表示するよう指示することにある。なお、URLの共有方法については次項以下で説明する。また、説明の便宜上、同期閲覧用サーバ2のURLは、www.aaa.co.jpで表す。まず、更新チェック手段31とのリンクを含むHTMLファイルをWebブラウザ17が解析した結果、updatecheck.cgi33を含むURLがあったため、同期閲覧用サーバ2に対してupdatecheck.cgi33の起動要求がなされる。その結果、更新チェック手段31が起動を開始し、ステップS241で、データベース9にアクセスして登録されている共有URLを読み込む。次のステップS243で、更新チェック手段31の起動を要求しているクライアントコンピュータ13又は15の現在のURLと共有URLとの比較を行う。ステップS245で、現在URLと共有URLとの比較をし、結果が同一の場合、ステップS247で、5秒後に更新チェック手段31の起動要求を行うタグ<meta http−equiv=″refresh″ content=″5;url=http://www.aaa.co.jp/cgi−bin/updatecheck.cgi?user_id=○○&last=○○○○″>が記述されたHTMLファイルをWebブラウザ17に送信する。上記タグは、文書の著者や目次等の情報の属性を表すメタタグによって定義されている。また、CGIである更新チェック手段31には、クライアントコンピュータの識別IDと最終更新時間とが、引数としてデータベース9から引き渡される記述になっている。ステップS245で、現在URLと共有URLとの比較をした結果、異なる場合は、ステップS249で、共有URL情報表示手段45を起動させる指示を含むHTMLファイルをWebブラウザ17に送信する。それと同時に、ステップS247で、5秒後に更新チェック手段31の起動要求を行う命令文が記述されたHTMLファイルをWebブラウザ17へ送信する。つまり、ステップS247に関しては、URL変化があってもなくても行われることになる。なお、ステップS249では、2種類のHTMLファイルを送信せず、5秒後に更新チェック手段31の起動要求を行うHTMLファイルの中に、共有URL情報表示手段45を起動させる指示を新たに書き込むプログラムを設定して、1つのHTMLファイルにまとめて送信してもよい。また、更新チェック手段31の起動要求を行う時間の間隔については、当該タグのcontent=″ ;の部分に任意の数字を記入することによって、どのような時間の長さに設定することもできる。このような更新チェック手段31の働きによって、アクセス中の何れかのクライアントコンピュータによってなされた閲覧中のWeb情報の変更に対して、他の全てのクライアントが同期を保ちながら、変更後のWeb情報を共有することが可能となる。
【0017】
入室受入れ手段27によって送信された2つ目のHTMLファイルが、入力フォーム表示手段35である。入力フォーム表示手段35の機能は、アクセス中のクライアントコンピュータが、現在の共有URLから移動したい別のURLを入力するためのURL入力フォームを表示することにある。さらに、URLを入力したクライアントコンピュータのIDとURLとを関連付けてデータベース9上で管理するため、URL入力フォームを表示させるHTMLファイル内に識別IDを書き込んでおくことにある。まず、入力フォーム表示手段35とのリンクを含むHTMLファイルをWebブラウザ17が解析した結果、input.cgi37を含むURLがあったため、同期閲覧用サーバ2へinput.cgi37の起動要求がなされる。その結果、入力フォーム表示手段35が起動を開始し、ステップS231で、識別IDを含んだURL入力フォームが表示される。
【0018】
入室受入れ手段27によって送信された3つ目のHTMLファイルが、履歴表示手段39である。履歴表示手段39の機能は、共有URLの履歴を呼び出し履歴表示用のフォームを表示することにある。まず、履歴表示手段39とのリンクを含むHTMLファイルをWebブラウザ17が解析した結果、history.cgi40を含むURLがあったため、同期閲覧用サーバ2へhistory.cgi40の起動要求がなされる。その結果、履歴表示手段39が起動を開始し、ステップS221で、データベース9にアクセスして登録されている過去及び現在の共有URLの履歴を呼び出す。次に、ステップS223で、履歴をプルダウン形式のメニューとして表示させるフォームを表示する。
【0019】
次に、入室受入れ手段27によってWebブラウザ17に送信された上記の4つのHTMLファイルが、クライアントコンピュータ13又は15の表示画面18上でどのように表示されているかを図3に基づいて説明する。Webブラウザウィンドウ51には、入室受入れ手段27のフレームによって分割された各々のHTMLが表示されている。Webブラウザウィンドウ51は、ホームページ表示画面49と、URL入力フォーム表示画面53と、履歴表示フォーム表示画面59と、更新チェック手段31とのリンクを含むHTMLファイル(更新チェック手段リンクファイル)65と、からなっている。このうち、更新チェック手段31とのリンクを含むHTMLファイル(更新チェック手段リンクファイル)65は、フレームの幅をゼロに設定することによって隠れフレームにしてあるので、クライアントコンピュータの表示画面18からは見えない仕組みになっている。URL入力フォーム表示画面53は、URL入力欄55と、入力したURLを同期閲覧用サーバ2に送信するための送信ボタン57と、からなる。また、履歴表示フォーム表示画面59は、プルダウン形式のメニューとして表示されるURL履歴表示欄61と、プルダウン形式のメニューを上下にスクロールさせるスクロールボタン63と、からなる。
【0020】
次に、クライアントが、図3に示したWebブラウザウィンドウ51に生成した各々の入力フォームに、コンピュータに備わったキーボードからの打ち込みやマウスによるクリックを通じてURLの入力又は送信を行った場合のCGIプログラムの動作フローについて、図2に基づき説明する。
【0021】
まず、クライアントが図3に示すURL入力欄55にURLを入力して送信ボタン57をクリックする。これが、図2に示すステップS250に該当する。Webブラウザ17は、クライアントのクリック操作に基づき、getURL.cgi43の起動要求を同期閲覧用サーバ2に対して行う。その結果、別Web情報取得手段41が起動を開始する。まず、ステップS251で引数としてURLを取得する。次に、ステップS253で、取得したURLに基づき別Webサーバ19を検索して別Webサーバ19のWeb情報(以下、「別Web情報」と呼ぶ)を取得する。ステップS255では、取得した別Web情報を同期閲覧用サーバ2上で表示するように変換する。ステップS257では、データベース9に登録されている現在の共有URLを当該最新のURLに書き換えて更新する。これによって、同期閲覧用サーバ2にアクセス中の当該クライアントを除く他の全てのクライアントは、後に更新チェック手段31でURL変化を検出し、更新された最新のURLに係るWeb情報の表示を要求することになる。そして、ステップS259で、変換した別Web情報をホームページ画面49に表示させる。なお、図3に示すURL入力欄55にURLを入力する替わりに、図2に示すホームページ画面49上にあらかじめリンク先を指定して表示しておき、ステップS270で、クライアントが当該リンクの表示部分をクリックすることによって、別Web情報取得手段41の起動要求を行うこともできる。
【0022】
通常、クライアントコンピュータが一方のWebサーバにリンクしてある別WebサーバのWeb情報を取得するための設定は、例えば、別WebサーバのURLをwww.bbb.co.jpで表すとすると、<a href=″http://www.bbb.co.jp″>www.bbb.co.jp</a>という、リンクを設定するためのタグによって記述して行われる。この場合、Webブラウザ自身が当該タグを解析して当該タグに指定されたURLに基づく別Web情報の転送要求を行う。そうすると、リンク先の別Webサーバとの接続が開始され、リンク元である一方のWebサーバとの接続は解除されてしまう。よって、複数のクライアントコンピュータ間で、通常のリンクに基づくWeb情報の変化を共有するには、同一Web情報の共有を行おうとする全てのクライアントコンピュータにWeb情報の変化を検出する特別なプログラムをインストールする必要がでてくる。
【0023】
そこで、本発明に係る同期閲覧用サーバ2では、リンクを設定するためのタグを、<a href=″http://www.aaa.co.jp/cgi−bin/getURL.cgi?user_id=○○&url=http%3a%2f%2fwww%2ebbb%2eco%2ejp″>www.bbb.co.jp</a>のように書き換える。つまり、リンク部分の記述を、通常の<a href=″リンク先のURL″>から、<a href=″同期閲覧用サーバのURL+getURL.cgi+識別ID+リンク先のURL″>へと書き換える記述にすることで、クライアントコンピュータ13又は15は、別Webサーバ19に直接Web情報の転送要求を行うかわりに、識別IDと指定したURLとを引数として同期閲覧用サーバ2に引渡し、別Web情報取得手段41の起動を要求することになる。同期閲覧用サーバ2は、要求に基づいて別Web情報取得手段41を起動させ、クライアントコンピュータ13又は15に代わって別Web情報を取得する。そして、同期閲覧用サーバ2経由で当該別Web情報を表示する。その結果、クライアントコンピュータ13及び15は、同期閲覧用サーバ2からの接続を解除されるのを防ぎつつWeb情報の共有を行うことができる。
【0024】
次いで、クライアントが、図3に示すURL履歴表示欄61中に表示されている共有URLの履歴の中から、プルダウン形式のスクロールボタン63を上下にスクロールさせて任意のURLを選ぶ場合である。これが、図2に示すステップS260に該当する。クライアントのクリック操作によって、Webブラウザ17は、showURL.cgi47の起動要求を同期閲覧用サーバ2に対して行う。その結果、共有URL情報表示手段45が起動を開始する。まず、ステップS261で引数としてURLを取得する。ステップS263で、別Web情報取得手段41で変換済みの当該URLに係るWeb情報を、保存先のファイルから取得する。ステップS265では、取得した当該URLに係るWeb情報をホームページ画面49に表示させる。なお、先に述べたように、更新チェック手段31に係るステップS245で、現在URLと共有URLとの比較の結果が異なる場合は、ステップS249で、共有URL情報表示手段45を起動させる指示を含むHTMLファイルがWebブラウザ17に送信される。そのため、更新チェック手段31に係るステップS249によっても、Webブラウザ17から共有URL情報表示手段45の起動要求がなされる。この場合も、ステップS261とS263とを経た後、ステップS265で、変化後の共有URLに係るWeb情報がホームページ画面49に表示される。以上の各種CGIプログラムの働きによって、クライアントコンピュータ側には既存のWebブラウザを備えるだけで、Webページ同期閲覧システムを実現することができる。
【0025】
図4において、本発明の方法に係るWebページの同期閲覧を行うための処理をフローチャートによって説明する。まず、ステップS411で、クライアントPC69からURL(1)に基づく同期閲覧用サーバ71のWeb情報の転送要求がなされる。ステップS413では、ステップS411と同様に、他のクライアントPC73からURL(1)に基づく同期閲覧用サーバ71のWeb情報の転送要求がなされる。ステップS415及びS417で、各々のクライアントPC69及び73からの要求に応じて、同期閲覧用サーバ71からWeb情報が送信される。その後、ステップS419で、クライアントPC69からURL(2)に基づくWeb情報の転送要求が同期閲覧用サーバ71に対してなされる。ステップS421で、同期閲覧用サーバ71が、現状共有URLと新たな要求があったURLとを比較するが、現状共有URLは空であるため、URL変化があったとみなす。その結果、ステップS423で、同期閲覧用サーバ71が新たなURLを取得するためのプログラムを起動させる。ステップS425で、URL(2)に係る別Webサーバ75に対してWeb情報の転送要求を行う。ステップS427で、同期閲覧用サーバ71からの要求に応じて、別Webサーバ75がURL(2)に係るWeb情報(以下、「別Web情報」という)を同期閲覧用サーバ71に対して送信する。ステップS429で、同期閲覧用サーバ71は、取得した別Web情報を同期閲覧用サーバ71上で表示可能な状態にするよう変換するプログラムを起動する。ステップS431で、変換後のURL(2)に係る別Web情報をクライアントPC69に送信する。ステップS433で、変換後のURL(2)に係る別Web情報は、同期閲覧用サーバ71上に保存される。なお、ステップS429での変換作業とステップS433での保存作業とは、作業の順序は入れ替え可能である。その後、ステップS435で、クライアントPC69又は73から更新チェックプログラムの起動の要求があるまで待機する。そして、クライアントPC73から更新チェックプログラムの起動要求があったので、ステップS439で、変換後のURL(2)に係る別Web情報を送信する。ステップS441で、URL(3)に係るWeb情報の転送要求がクライアントPC73からあったので、再びステップS421以降の処理を繰り返す。以上の処理手順を繰り返しながら複数のクライアントコンピュータ間でのWebページの同期閲覧が行われる。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、複数のクライアントコンピュータ間でのWebページの同期閲覧を可能にするプログラムをすべてサーバ側に持たせることによって、クライアントコンピュータ側で同期閲覧のためのプログラムを備える場合に生ずるOSやブラウザの種類の違いや、又はネットワーク回線の混雑に伴うダウンロードの困難による同期閲覧の失敗を防ぎ、クライアントコンピュータは既存のWebブラウザを備えるのみで同期閲覧を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 Webページ同期閲覧システムの全体構成を示す平面図である。
【図2】 Webサーバ内部のプログラムの動作フローである。
【図3】 クライアントコンピュータのWebブラウザのウィンドウを示す平面図である。
【図4】 Webページの同期閲覧を行うためのWebサーバ/クライアント間の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 Webページ同期閲覧システム
2 同期閲覧システム用サーバ
3 HTMLファイル
5 CGIプログラムへのリンクの記述
7 各種CGIプログラム
9 データベース
11 対応処理
13 クライアントコンピュータ
15 クライアントコンピュータ
17 Webブラウザ
18 表示画面
19 別Webサーバ
20 HTMLファイルの転送要求
21 HTMLファイルの送信
23 インターネット
24 外部記憶媒体
27 入室受入れ手段
29 inroom.cgi
31 更新チェック手段
33 updatecheck.cgi
35 入力フォーム表示手段
37 input.cgi
39 履歴表示手段
40 history.cgi
41 別Web表示手段
43 getURL.cgi
45 共有URL情報表示手段
47 showURL.cgi
49 ホームページ表示画面
51 Webブラウザウィンドウ
53 URL入力フォーム表示画面
55 URL入力欄
57 送信ボタン
59 履歴表示フォーム表示画面
61 URL履歴表示欄
63 スクロールボタン
65 更新チェック手段リンクファイル
69 クライアントPC
71 同期閲覧システム用サーバ
73 クライアントPC
75 別Webサーバ

Claims (4)

  1. Webサーバと複数のクライアントコンピュータとを含むWebページ同期閲覧システムであって、
    当該Webサーバが、アクセスしてきたクライアントコンピュータに当該Webサーバが当該クライアントコンピュータから要求されたアクセス先情報の第1URLを保持し、当該第1URLに関連する第1情報を、当該第1URLに関連するWebページのURLに係る情報を送信要求する更新チェック手段と共に送信する手段、および、アクセスしてきた全クライアントコンピュータのうち、何れかのクライアントコンピュータが当該第1URLとは異なる第2URLに係る第2情報を要求してきたときに、当該Webサーバが当該クライアントコンピュータを代行して当該第2情報を取得し又は生成し、かつ取得し又は生成した当該第2情報を当該全クライアントコンピュータが識別IDと指定したURLとを引数として同期閲覧用サーバに引渡し、別Web情報取得手段を起動させ、別Web情報を取得し、同期閲覧用サーバ経由の当該第1情報上で当該別Web情報を表示するように変換する変換手段、および
    当該変換手段が変換した当該第2情報を、当該第1URLに関連するWebページのURLに係る情報として転送要求してきた当該アクセス中の全クライアントコンピュータに送信する手段、を有し、
    当該クライアントコンピュータのブラウザが、受信した当該更新チェック手段を起動可能に構成されている、
    ことを特徴とするWebページ同期閲覧システム。
  2. 複数のクライアントコンピュータ間においてWebページの同期閲覧を行うためのWebサーバであって、
    アクセスしてきたクライアントコンピュータに当該Webサーバが当該クライアントコンピュータから要求されたアクセス先情報の前記第1URLを保持し、前記第1URLに関連する前記第1情報を、前記更新チェック手段と共に送信する手段、および、
    アクセスしてきた全クライアントコンピュータのうち、何れかのクライアントコンピュータが当該第1URLとは異なる前記第2URLに係る前記第2情報を要求してきたときに、当該Webサーバが当該クライアントコンピュータを代行して当該第2情報を取得し又は生成し、かつ取得し又は生成した当該第2情報を当該全クライアントコンピュータが識別IDと指定したURLとを引数として同期閲覧用サーバに引渡し、別Web情報取得手段を起動させ、別Web情報を取得し、同期閲覧用サーバ経由の当該第1情報上で当該別Web情報を表示するように変換する変換手段、および
    当該変換手段が変換した当該第2情報を、前記第1URLに関連するWebページのURLに係る情報として転送要求してきた当該アクセス中の全クライアントコンピュータに送信する手段と、を有する、
    ことを特徴とするWebサーバ。
  3. Webサーバと複数のクライアントコンピュータとの間でWebページの同期閲覧を行うプログラムを含む媒体であって、
    当該Webサーバが、アクセスしてきたクライアントコンピュータに当該Webサーバが当該クライアントコンピュータから要求されたアクセス先情報の前記第1URLを保持し、前記第1URLに関連する前記第1情報を、前記第1URLに関連するWebページのURLに係る情報を送信要求する更新チェック機能と共に送信する機能、および、
    アクセスしてきた全クライアントコンピュータのうち、何れかのクライアントコンピュータが当該第1URLとは異なる前記第2URLに係る前記第2情報を要求してきたときに、当該Webサーバが当該クライアントコンピュータを代行して当該第2情報を取得し又は生成し、かつ取得し又は生成した当該第2情報を当該全クライアントコンピュータが識別IDと指定したURLとを引数として同期閲覧用サーバに引渡し、別Web情報取得手段を起動させ、別Web情報を取得し、同期閲覧用サーバ経由の当該第1情報上で当該 別Web情報を表示するように変換する変換機能、および
    当該変換手段が変換した当該第2情報を、前記第1URLに関連するWebページのURLに係る情報として転送要求してきた当該アクセス中の全クライアントコンピュータに送信する機能、を有し、
    当該クライアントコンピュータのブラウザが、受信した当該更新チェック機能を起動することが可能な機能により構成されている、
    ことを特徴とするプログラムを含む媒体。
  4. Webサーバと複数のクライアントコンピュータとの間でWebページを同期閲覧する方法であって、
    当該Webサーバが、アクセスしてきたクライアントコンピュータに当該Webサーバが当該クライアントコンピュータから要求されたアクセス先情報の前記第1URLを保持し、前記第1URLに関連する前記第1情報を、前記更新チェック手段と共に送信するステップ、および、
    アクセスしてきた全クライアントコンピュータのうち、何れかのクライアントコンピュータが当該第1URLとは異なる前記第2URLに係る前記第2情報を要求してきたときに、当該Webサーバが当該クライアントコンピュータを代行して当該第2情報を取得し又は生成し、かつ取得し又は生成した当該第2情報を当該全クライアントコンピュータが識別IDと指定したURLとを引数として同期閲覧用サーバに引渡し、別Web情報取得手段を起動させ、別Web情報を取得し、同期閲覧用サーバ経由の当該第1情報上で当該別Web情報を表示するように変換するステップ、および
    当該変換手段が変換した当該第2情報を、前記第1URLに関連するWebページのURLに係る情報として転送要求してきた当該アクセス中の全クライアントコンピュータに送信するステップ、を有し、
    当該クライアントコンピュータのブラウザが、受信した当該更新チェック手段を起動するステップ、を有する、
    ことを特徴とするWebページ同期閲覧方法。
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