JP3880732B2 - Waste incinerator - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、農業集落からの排水や産業排水等を処理する際に、排水から取り除かれる夾雑物(し渣)を焼却処理するために使用される排水夾雑物焼却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
農業集落からの排水、産業排水等を処理する際には、排水中に含まれる紙、布、ビニール等の夾雑物(し渣)を予め排水から取り除くことによって、後工程における排水処理の負担およびコストを軽減することができる。このために、排水処理施設の前処理工程として、排水中の夾雑物を排水から取り除いて、取り除かれた夾雑物を焼却処理することが実施されており、例えば、特開平8−199672号公報に開示された排水夾雑物処理ユニットが使用される。
【0003】
この公報に開示された排水夾雑物処理ユニットでは、排水から取り除かれて脱水処理された排水夾雑物が、排水夾雑物焼却装置によって焼却処理されるようになっている。排水夾雑物焼却装置は、排水夾雑物を焼却処理する焼却室が設けられた焼却本体部と、焼却本体部の焼却室内に移動可能になった一対の処理容器とを有している。各処理容器は、脱水処理された排水夾雑物が落下するシュートの下方と、焼却本体部における焼却室内とに交互に配置されるようになっており、焼却室内に配置された処理容器内の排水夾雑物が、マイクロ波を照射されつつ焼却処理される。
【0004】
排水夾雑物が焼却処理された後に、シュートの下方に配置されている処理容器内に排水夾雑物が満杯に充填されると、その処理容器が焼却室内に移動されるとともに、焼却処理された排水夾雑物を収容する処理容器が、シュートの下方に移動される。そして、シュートの下方に移動された処理容器は、その位置にて水平軸回りに180°にわたって回転されて上下方向を反転され、内部の焼却灰が下方に排出される。その後、シュートの下方に位置する処理容器は、再度180°にわたって回転されて上下方向が反転され、内部がシュートに対向した状態とされて、シュートから落下される新たな排水夾雑物が処理容器内に投入される。このとき、焼却室内に移動された処理容器内の排水夾雑物が焼却処理されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような排水夾雑物焼却装置では、シュートの下方に配置された処理容器が、焼却処理された排水夾雑物を排出するために、水平軸回りに回転されるようになっているために、シュートの下方に位置される処理容器とシュートの下端部との間に適当な間隔が設けられている。このように、シュートと処理容器との間に間隔が設けられていると、シュートから落下する排水夾雑物が、確実に処理容器内に投入されず、処理容器からはみ出すおそれがある。特に、シュート内を落下する排水夾雑物は、形状および大きさが一定しないために、処理容器からはみ出すおそれがおおきい。排水夾雑物が処理容器からはみ出た状態で、焼却室内に移動されて焼却処理されると危険であるために、警報等が発せられて、焼却処理が中断されることになる。
【0006】
本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的は、シュートから落下する排水夾雑物を確実に処理容器内に投入することができ、従って、処理容器内の排水夾雑物を確実に焼却処理することができて、焼却処理作業が安定的に実施することができる排水夾雑物焼却装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の排水夾雑物焼却装置は、排水から取り除かれた排水夾雑物が落下するシュートの下方に、処理容器が移動されて、その処理容器内にシュートから落下する排水夾雑物が投入されるとともに、排水夾雑物が投入された処理容器が、焼却室内に移動されて、焼却室内にて処理容器内の排水夾雑物が焼却処理されるようになっており、さらに、シュートの下方に配置された処理容器が水平軸回りに回転されるようになった排水夾雑物焼却装置であって、シュートの下端部に、上下方向にスライド可能に押圧板が設けられるとともに、筒状のガイド体がその内部に配置された押圧板に支持されており、下方にスライドした押圧板に追従して下方にスライドしたガイド体の下端部がシュートの下方に移動した処理容器内に嵌合支持されて、シュートを流下する排水夾雑物がガイド体によって処理容器内に案内され、さらに、下方にスライドした押圧板によって処理容器内に投入される排水夾雑物が押圧されることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の排水夾雑物焼却装置の実施の形態の一例を示す概略構成図、図2は、図1における矢印Aで示す方向の要部の正面図である。この排水夾雑物焼却装置は、脱水処理された夾雑物が投入される一対の処理容器21が設けられた容器旋回体20と、この容器旋回体20を水平状態で支持するとともに、夾雑物を焼却する機構が内部に設けられた焼却本体部10とを有している。
【0010】
焼却本体部10の上下方向の中程における下部寄りの位置には、水平方向に沿った空間部が形成されており、その空間部が焼却室11になっている。この焼却室11は、焼却本体部10の正面および各側面に開放されている。
【0011】
焼却室11の上方である焼却本体部10の上部には、マイクロ波を発生させるマグネトロン13、およびマグネトロン13から発生されたマイクロ波を焼却室11内にまで導く導波管14が設けられており、また、マグネトロン13の近傍には、焼却室11にエアーを供給する給気ファン15が設けられている。さらに、焼却室11の上方には、電子式の着火装置16が設けられている。
【0012】
焼却本体部10における焼却室11の下方に位置する下方部分は、焼却室11の上方部分よりも前方に突出した状態になっており、その先端部に、容器旋回体20の中央部が水平方向に回転可能に支持されている。
【0013】
容器旋回体20は、焼却室11の内部から焼却室11の前方に延出するように水平状態で配置された容器ホルダー22を有しており、その容器ホルダー22の中央部が、焼却室11の下方における前方に突出した先端部に、回転可能に支持されている。容器ホルダー22の中央部は、焼却本体部10の下部内に配置された旋回用モーター12によって水平方向に回転されるようになっている。
【0014】
容器ホルダー22には、回転中心を夾んで一対の処理容器21が取り付けられている。各処理容器21は、それぞれ上面が開放された厚肉の円筒状に構成されており、焼却室11の内部から前方に延出する容器ホルダー22の長手方向とは直交状態になった各水平軸24によって、各水平軸24回りに回転し得るようにそれぞれ支持されている。各処理容器21を支持する水平軸24は、容器ホルダー22の各側面にそれぞれ取り付けられた反転モーター23によって、180°にわたって間欠的に回転されるようになっている。
【0015】
容器ホルダー22は、旋回用モーター12によって180°にわたって間欠的に回転されるようになっており、一方の処理容器21が焼却室11内に配置されて、他方の処理容器21が焼却本体部10の前方に配置された状態が、順次、繰り返される。
【0016】
焼却本体部10の前方に配置される処理容器21の上方には、その処理容器21内に脱水処理された排水夾雑物を投入するシュート31が設けられている。このシュート31は、排水夾雑物分離装置によって排水から分離されて脱水処理された排水夾雑物が落下するようになっている。シュート31は、全体にわたって角筒状をしており、下端部を除いて傾斜するとともに、シュート31の下端部が垂直になっている。垂直になったシュート31の下端部は、焼却本体部10の焼却室11の外部に配置される処理容器21に対して、処理容器21が水平軸24回りに回転し得るように、適当な間隔をあけた状態で対向している。
【0017】
シュート31の下端部には、スライド体32が上下方向へのスライド可能に設けられており、このスライド体32には、シュート31内を落下する排水夾雑物を処理容器21内に案内するガイド体33が上下方向へのスライド可能に取り付けられている。スライド体32は、焼却本体部10の前面に取り付けられた電動シリンダ34によって、上下方向へのスライド可能に保持されており、スライド体32が上方にスライドされると、スライド体32に追従してガイド体33も上方にスライドされるようになっている。
【0018】
図3(a)は、ガイド体33の平面図、図3(b)は、そのガイド体33の側面図である。ガイド体33は、上面が下面よりも大径になった円錐台状をしており、下面が開放された状態になっている。ガイド体33の上面は、中央部に四角形状の開口部33bが設けられたカバー面33aによって覆われている。カバー面33aの開口部33bには、スライド体32に設けられた角筒状のスライド本体32aが挿通するようになっている。また、カバー面33aには、開口部33bを夾んだ軸対称の2位置に、比較的小さな円形状の貫通孔33cがそれぞれ設けられている。さらに、ガイド体33における周面の上部には、一対の窓部33dが軸心対称の2位置に設けられている。
【0019】
ガイド体33は、その下方に配置される処理容器21と同心状態になるように配置されており、処理容器21の上端部内に、ガイド体33の下端部が嵌入し得るようになっている。ガイド体33の周面における下部には、周方向に等しい間隔をあけて、それぞれが放射方向に突出する3本のピン33eが設けられている。各ピン33eは、ガイド体33の下端部が処理容器21の上端部内に嵌合された際に、処理容器21の上端面に当接して、ガイド体33を位置決めするようになっている。
【0020】
図4(a)は、シュート31の下端部にスライド可能に配置されたスライド体32の平面図、図4(b)は、その側面図、図4(c)は、その正面図である。スライド体32は、ガイド体33のカバー面33aにおける開口部33b内を挿通する角筒状のスライド本体32aと、このスライド本体32aの下端部に同心状態で水平に嵌合された円板状の押圧板32bとを有している。スライド本体32aは、シュート31の下端部内に上下方向へのスライド可能に嵌合される角筒状をしており、押圧板32bがガイド体33の内部に配置された状態で、ガイド体33のカバー面33aに設けられた開口部33bを挿通している。
【0021】
押圧板32bの軸対称の2位置には、スライド本体32aの相対向する各側面に沿って垂直に配置された連結ロッド32cの下端部がそれぞれ取り付けられている。各連結ロッド32cの上端部には、図1に示すように、水平に配置された各水平ロッド35の一方の端部がそれぞれ取り付けられている。各水平ロッド35の他方の端部は、焼却本体部10に近接しており、焼却本体部10に近接した各水平ロッド35の端部は、一括して、焼却本体部10に取り付けられた電動シリンダ34のピストンロッド34aに取り付けられている。電動シリンダ34は、ピストンロッド34aが下方に進出するように、焼却本体部10に垂直に取り付けられている。
【0022】
電動シリンダ34のピストンロッド34aが下方に進出すると、ピストンロッド34aの先端部に取り付けられた各水平ロッド35は、水平な状態で一体となって下方に平行移動し、各水平ロッド35に取り付けられた各連結ロッド32cが垂直状態を保持して下方にスライドされる。これにより、各連結ロッド32cの下端部に取り付けられた押圧板32bが、水平な状態を保持して下方に平行移動される。
【0023】
ガイド体33の周面に設けられた一方の窓部33dには、処理容器21内に投入された排水夾雑物が、処理容器21内にて満杯になったことを検知する満杯センサー36が配置されている。この満杯センサー36は、ガイド体33の窓部33dを通して処理容器21に光を照射して、その反射光に基づいて、処理容器21内に排水夾雑物が満杯になっていることを検知するようになっている。満杯センサー36は、シュート31の下端部に、ブラケット37を介して取り付けられている。
【0024】
このような構成の排水夾雑物焼却装置の動作は、次の通りである。シュート31の下方に、一方の処理容器21が配置される。このとき、図5(a)に示すように、電動シリンダ34のピストンロッド34aが最も上方に位置されて、スライド体32も最も上方にスライドされた状態とされる。その結果、スライド体32に設けられた押圧板32bは、ガイド体33のカバー面33aに係止して、ガイド体33が上方に持ち上げられており、ガイド体33は、処理容器21に対して適当な間隔をあけた状態で上方に位置されている。そして、容器旋回体20が旋回して、一方の処理容器21がガイド体33の下方に配置されると、電動シリンダ34のピストンロッド34aが下方にスライドされて、図5(b)に示すように、ガイド体33の下端部が、処理容器21の上端部内に嵌入して、ガイド体33の下端部に設けられた各ピン33eが、処理容器21の上端面に当接した状態になる。
【0025】
このような状態になると、排水から取り出されて脱水処理された夾雑物が、シュート31を通って、その下方の処理容器21内に投入される。シュート31の下端部を通過した夾雑物は、スライド体32のスライド本体32aから、ガイド体33の周面にて囲まれた処理容器21の上方域を通って、処理容器21内に投入される。スライド本体32aから下方に落下する排水夾雑物は、下端部が処理容器21内に嵌合されたガイド体33の周面に案内されて、確実に処理容器21内に投入され、処理容器21からはみ出すおそれがない。
【0026】
処理容器21内に投入される排水夾雑物が、処理容器21内にほぼ満杯に投入されると、その状態が満杯センサー36によって検知される。これにより、電動シリンダ34が駆動されてピストンロッド34aが下降される。ピストンロッド34aが下降されると、スライド体32全体が下降し、ガイド体33内に配置された押圧板32bがガイド体33内を下降して、図5(c)に示すように、処理容器21内に投入された排水夾雑物を処理容器21内に押し込む。これにより、処理容器21内に投入された排水夾雑物は、処理容器21内に充填される。
【0027】
その後、電動シリンダ34が駆動されてピストンロッド34aが上昇され、図5(d)に示す状態になり、さらに、ピストンロッド34aが上昇されることによって、図5(a)に示すように、ガイド体33は、スライド体32の押圧板32bによって上方に持ち上げられて、処理容器21の上方に位置される。
【0028】
このようにして、処理容器21内に排水夾雑物が充填された状態になると、容器旋回体20が、旋回モーター12によって180°にわたって水平方向に旋回され、排水夾雑物が投入された処理容器21は、焼却室11内に配置される。このとき、当初、焼却室11内に配置された処理容器21は、スライド体32によって上方に持ち上げられたガイド体33の下方に配置され、前述した動作と同様の動作によって、排水夾雑物がその処理容器21内に充填される。
【0029】
ガイド体33の下方の処理容器21内に夾雑物が充填される間に、焼却室11内に配置された処理容器21内の排水夾雑物が焼却処理される。この場合、焼却本体部11は、マグネトロン13からマイクロ波を発生させて、発生したマイクロ波を、導波管14を介して、焼却室11内に配置された処理容器21内の排水夾雑物に照射する。処理容器21内の排水夾雑物は、マイクロ波が照射されることにより、水分が蒸発されて乾燥されるとともに、可燃ガスを発生する。その後、電子式の着火装置16によって、可燃ガスに着火し、処理容器21内の排水夾雑物を燃焼させる。処理容器21内の排水夾雑物が燃焼すると、排水夾雑物は炭化した状態になり、マグネトロン13から照射されるマイクロ波によって、炭化された排水夾雑物が燃焼される。
【0030】
このようにして、処理容器21内の排水夾雑物が完全に焼却されると、処理容器21が強制的に冷却されて、容器旋回体20が水平方向に180°にわたって旋回される。これにより、排水夾雑物の焼却灰が収容された処理容器21が焼却室11の外部におけるシュート31の下方に配置されるとともに、シュート31によって排水夾雑物が投入された処理容器21が焼却室11内に配置される。そして、焼却室11内に配置された処理容器21の排水夾雑物が、前述したように、焼却処理される。
【0031】
排水夾雑物の焼却灰が収容された処理容器21が、シュート31の下方に配置されると、反転モーター23が駆動されて、処理容器21が、水平軸24回りに180°にわたって反転される。この場合、シュート31の下方に設けられたガイド体33は、上方にスライドされたスライド体32によって上方に持ち上げられた状態になっており、水平軸24回りに反転される処理容器21がガイド体33に衝突するおそれがない。処理容器21が上下方向を反転された状態になると、処理容器21内に収容された排水夾雑物の焼却灰が、その下方に配置された適当な容器内に排出される。その後、処理容器21が、水平軸24回りに180°にわたって反転され、処理容器21の内部がシュート31の下端部に対抗されて、前述したように、シュート31から投入される排水夾雑物が処理容器21内に充填される。以下、同様の動作が繰り返される。
【0032】
【発明の効果】
本発明の排水夾雑物焼却装置は、このように、シュートの下端部に押圧板を介して上下方向へのスライド可能にガイド体が配置されており、シュートの下方に処理容器が配置された際に、ガイド体の下端部が処理容器内に嵌合された状態になるために、シュートから落下する排水夾雑物が、ガイド体に案内されて処理容器内に確実に投入される。従って、処理容器内に投入される排水夾雑物が、処理容器からはみ出すおそれがない。また、処理容器が水平軸回りに回転される際には、ガイド体が上方にスライドされるために、ガイド体が処理容器と衝突するおそれもない。さらに、ガイド体内には、処理容器内に投入された排水夾雑物を処理容器内に押し込む押圧板が設けられているために、押圧板によって処理容器内に投入された排水夾雑物が処理容器内に押し込められることにより、処理容器から排水夾雑物がはみ出すことが、一層確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排水夾雑物焼却装置の一例を示す概略構成図である。
【図2】図1に矢印Aで示す方向からの排水夾雑物焼却装置の要部の正面図である。
【図3】(a)は、図1に示す排水夾雑物焼却装置に使用されるガイド体の平面図、(b)は、その側面図である。
【図4】(a)は、図1に示す排水夾雑物焼却装置に使用されるスライド体の平面図、(b)は、その側面図、(c)は、その側面図である。
【図5】(a)〜(d)は、それぞれ、図1に示す排水夾雑物焼却装置の動作説明図である。
【符号の説明】
10 焼却本体部
11 焼却室
12 旋回モーター
13 マグネトロン
14 導波管
20 容器旋回体
21 処理容器
22 容器ホルダー
23 反転モーター
24 水平軸
31 シュート
32 スライド体
32a スライド本体
32b 押圧板
32c 連結ロッド
33 ガイド体
34 電動シリンダ
36 満杯センサー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a waste and dust incinerator used for incineration of impurities removed from wastewater when treating wastewater from agricultural settlements, industrial wastewater, and the like.
[0002]
[Prior art]
When treating wastewater from agricultural settlements, industrial wastewater, etc., wastes such as paper, cloth, vinyl, etc. contained in the wastewater are removed from the wastewater in advance, and the burden of wastewater treatment in the subsequent process and Cost can be reduced. For this reason, as a pretreatment process of the wastewater treatment facility, it is implemented to remove impurities in the wastewater from the wastewater and incinerate the removed impurities. For example, Japanese Patent Laid-Open No. 8-199672 discloses The disclosed waste contamination treatment unit is used.
[0003]
In the waste and dust disposal unit disclosed in this publication, drainage and contaminants removed from the waste water and dehydrated are incinerated by a waste and dust incinerator. The waste incinerator incinerator has an incineration main body part provided with an incineration chamber for incinerating waste water foreign substances, and a pair of processing containers that can be moved into the incineration chamber of the incineration main body part. Each processing container is arranged alternately below the chute where the dewatered waste contaminants fall and the incineration chamber of the incineration main body, and the wastewater in the processing container arranged in the incineration chamber The impurities are incinerated while being irradiated with microwaves.
[0004]
After the waste contaminants have been incinerated, if the waste containers are fully filled in the treatment container located below the chute, the treatment container is moved into the incineration chamber and the incinerated wastewater A processing container for storing foreign substances is moved below the chute. Then, the processing container moved below the chute is rotated 180 ° around the horizontal axis at that position and turned upside down, and the incinerated ash inside is discharged downward. After that, the processing container located below the chute is rotated again by 180 °, the vertical direction is reversed, the inside is opposed to the chute, and new waste contaminants dropped from the chute are in the processing container. It is thrown into. At this time, the waste contaminants in the processing container moved into the incineration chamber are incinerated.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In such a waste-contamination incinerator, the processing container disposed below the chute is rotated around the horizontal axis to discharge the incinerated waste-contamination, so the chute An appropriate space is provided between the processing container positioned below the lower end of the chute. Thus, when the space | interval is provided between the chute | shoot and a processing container, there exists a possibility that the waste_water | drain contaminant which falls from a chute | shoot may not be reliably thrown in in a processing container, but may protrude from a processing container. In particular, drainage contaminants falling in the chute are not likely to protrude from the processing container because the shape and size are not constant. Since it is dangerous if the waste contaminants protrude from the processing container and are moved into the incineration chamber and incinerated, an alarm is issued and the incineration process is interrupted.
[0006]
The present invention solves such a problem, and an object of the present invention is to ensure that the waste contaminants falling from the chute can be introduced into the treatment container, and thus the waste contaminants in the treatment container can be reliably ensured. It is an object of the present invention to provide a waste incineration apparatus capable of performing incineration processing and capable of stably performing incineration processing operations.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In the wastewater incineration apparatus of the present invention, the treatment container is moved below the chute where the wastewater dust removed from the wastewater falls, and the wastewater dust falling from the chute is put into the treatment container. The waste container is moved into the incineration chamber, and the waste in the treatment container is incinerated in the incineration chamber. A waste-contamination waste incinerator in which a processing vessel is rotated about a horizontal axis, and a pressing plate is provided at the lower end portion of the chute so as to be slidable in the vertical direction, and a cylindrical guide body is provided therein. is supported on the arranged press plate, is fitted and supported in the processing vessel lower end of the slide guide member downwardly to follow the pressing plate slides downward is moved downward in the chute, Gerhard Wastewater contaminants flowing down: it is guided into the processing chamber by the guide member, further, the waste water contaminants to be introduced into the treatment container by a pressing plate which is slid downward, characterized in that it is pressed.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic configuration diagram illustrating an example of an embodiment of a waste incineration apparatus according to the present invention, and FIG. 2 is a front view of a main part in a direction indicated by an arrow A in FIG. The waste incineration apparatus incinerates a
[0010]
A space portion along the horizontal direction is formed at a position near the lower portion in the middle of the incineration
[0011]
A
[0012]
The lower part of the incineration
[0013]
The
[0014]
A pair of
[0015]
The
[0016]
Above the
[0017]
A
[0018]
FIG. 3A is a plan view of the
[0019]
The
[0020]
4A is a plan view of the
[0021]
At two axially symmetric positions of the
[0022]
When the
[0023]
One
[0024]
The operation of the waste contaminant incinerator having such a configuration is as follows. One
[0025]
In such a state, the foreign matter taken out from the waste water and dehydrated passes through the
[0026]
When the waste contaminants thrown into the
[0027]
Thereafter, the
[0028]
In this way, when the
[0029]
While the
[0030]
In this way, when the waste contaminants in the
[0031]
When the
[0032]
【The invention's effect】
In the waste incineration apparatus of the present invention, the guide body is slidable in the vertical direction through the pressing plate at the lower end portion of the chute as described above, and the processing container is arranged below the chute. In addition, since the lower end portion of the guide body is fitted into the processing container, the waste contaminants falling from the chute are guided by the guide body and reliably put into the processing container. Accordingly, there is no possibility that the waste contaminants thrown into the processing container protrude from the processing container. Further, when the processing container is rotated around the horizontal axis, the guide body is slid upward, so that the guide body does not collide with the processing container. Furthermore, since the guide body is provided with a pressing plate that pushes the waste impurities introduced into the processing container into the processing container, the waste impurities introduced into the processing container by the pressing plate are contained in the processing container. By being pushed in, it is more reliably prevented that the waste contaminants protrude from the processing container .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing an example of a waste incineration apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a front view of the main part of the waste incinerator from the direction indicated by arrow A in FIG.
3A is a plan view of a guide body used in the wastewater incineration apparatus shown in FIG. 1, and FIG. 3B is a side view thereof.
4A is a plan view of a slide body used in the wastewater incineration apparatus shown in FIG. 1, FIG. 4B is a side view thereof, and FIG. 4C is a side view thereof.
5 (a) to 5 (d) are operation explanatory views of the waste water incinerator shown in FIG. 1, respectively.
[Explanation of symbols]
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