JP3880438B2 - 画像通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、送信側から、ディジタル画像を圧縮した画像データを送信し、この受信側で、当該画像データを特殊再生(サーチ再生等)するための装置或いはシステムに用いられる、画像通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より例えば、動画像をディジタル化し、このディジタル画像データを圧縮して記録/再生する技術が広く用いられている。このときの圧縮方式としては、中でも、MPEG1(ISO/IEC11172)や、MPEG2(ISO/IEC13818)等のMPEG方式が広く普及している。
【0003】
MPEG方式では、画像フレーム間の相関を利用した予測符号化を行うことで、圧縮率を向上させている。このため、図6に示すような、Iピクチャ(intra-coded picture)、Bピクチャ(bidirectionally predictive-coded picture)、及びPピクチャ(predictive-coded picture)の3通りの画像タイプが定義されている。
【0004】
Iピクチャは、当該画像フレーム内のみのデータで圧縮される。したがって、Iピクチャは、当該画像フレームのデータのみで再生可能である。
【0005】
Pピクチャは、前のIピクチャ又はPピクチャのデータとの相関を利用して、予測符号化を行う。したがって、Pピクチャの再生には、その前に存在するIピクチャ又はPピクチャが必要となる。通常、圧縮率はIピクチャよりよい。
【0006】
Bピクチャは、前後のIピクチャ又はPピクチャのデータとの相関を利用して、双方で予測符号化を行う。したがって、Bピクチャの再生には、その前に存在するIピクチャ又はPピクチャ、さらにその後に続くIピクチャ又はPピクチャ(表示上は後で再生されるピクチャ)のデータが必要となる。通常、圧縮率はIピクチャ及びPピクチャよりもよい。
【0007】
MPEG方式では、上述の3通りのピクチャを組み合わせでGOP(Group of Picture)という単位を構成している。これにより、予測符号化の誤差が広範囲に波及することを防いでいる。
【0008】
また、MPEG方式では、複数のGOPでビデオPES(Program Elementary Stream)を構成し、さらに、複数のビデオPESでトランスポート・ストリーム(TS)を構成している。
通常、MPEG方式による圧縮画像データは、トランスポート・ストリームの形態で、記録或いは転送される。
【0009】
具体的には、図7(a)及び(b)に示すように、先ず、Iピクチャ、Bピクチャ、及びPピクチャの2種のフレーム画像から構成される原画像は、フレーム単位で圧縮され、圧縮データとなる。
次に、上記図7(c)に示すように、フレーム毎の圧縮データを複数まとめてGOPとする。
次に、上記図7(d)及び(e)に示すように、GOP毎に付加情報を付加し、これをビデオPESとする。
そして、上記図7(f)及び(g)に示すように、ビデオPESを適当に分割し、これらの分割データ(Vデータ)に対してヘッダ情報を付加すると共に、オーディオデータ(Aデータ)等の他のPESと合わせて、1つのTSを構成する。
【0010】
尚、TSは更に分割され、この分割データがTSパケットとして利用される。また、MPEG方式におけるストリームとしては、トランスポート・ストリームやプログラム・ストリーム等があり、これらのストリームでは多少の構成が異なるが、本実施の形態では説明の簡単のため、原画像が圧縮されて符号化され、このストリームに対して、オーディオ等の他のストリームが多重化されたストリームを、「MPEGストリーム」と呼ぶことにする。
【0011】
GOP内の構成は、GOP内のピクチャ数(N)、及びIピクチャ又はPピクチャの現れる周期(M)で表現される。
GOP構成の方法に特に制限は設けられていないが、一般的なGOP構成としては、例えば、30フレーム/秒の画像データについて、N=15、M=3程度とすれば、圧縮率及び画像劣化のバランスが良いとされている。
【0012】
図8(a)〜(e)は、上記のGOP構成におけるフレーム画像の並びの様子を、「原画像」、「符号化処理」、「ストリーム上」、「復号処理」、及び「再生画像」のそれぞれの状況で分けて表したものである。
【0013】
上記図8(a)に示すように、「原画像」では、フレーム画像が、B0,B1,I2,…の順で並んでいる。
「符号化処理」では、上記図8(b)に示すように、先ずIピクチャが処理され、次にPピクチャが処理され、続いてBピクチャが処理される。
【0014】
具体的には、上記図8(a)では、先ず、I2ピクチャが符号化処理された後、B0,B2ピクチャが符号化処理され、I2ピクチャのデータを利用して、P5ピクチャが符号化処理される。このとき、B0,B2ピクチャの符号化処理には、前のGOPのピクチャのデータが必要であるが、これが無い場合、I2ピクチャのデータのみを用いて符号化処理される。
そして、P5ピクチャが符号化処理された後、B3,B4ピクチャが、I2,P5ピクチャのデータを利用して符号化処理される。
【0015】
「ストリーム上」では、上記図8(c)に示すように、「符号化処理」における処理順に従って、上記図8に示されるようなトランスポート・ストリームが構成される。このトランスポート・ストリームが記録或いは転送される。
【0016】
「復号処理」では、上記図8(d)に示すように、先ずI2ピクチャが復号処理され、次にB0,B2ピクチャが復号処理され、次にI2ピクチャのデータを利用してP5ピクチャが復号処理される。これに続いて、I2,P5ピクチャのデータを利用して、B3,B4ピクチャが復号処理される。
【0017】
「再生画像」では、上記図8(e)に示すように、「復号処理」で得られた復号後のピクチャが、元の順に並び換えられ、これが再生画像(原画像の復元画像)となる。
【0018】
上述したようなMPEG方式により圧縮された画像データ(MPEGデータ)は、一つの機器の中で記録/再生処理されるだけでなく、例えば、ディジタル・インターフェースを介して他の機器へ転送され利用される場合がある。
【0019】
例えば、図9に示すように、ビデオカメラ910と、パーソナルコンピュータ(PC)920とが、IEEE1394インターフェース930を介して接続されてなるシステム900がある。
【0020】
システム900では、ビデオカメラ910で生成及び記録されたMPEGデータを、IEEE1394インターフェース930を介してPC920側に転送し、PC920において、当該MPEGデータを再生/表示する。
【0021】
IEEE1394インターフェース930を介したMPEGデータ(トランスポート・ストリーム(TS)データ)の伝送は、ISO/IEC61883−4で規格化されている。この規格に従ったデータ伝送は、図10(a)〜(g)に示される。
【0022】
すなわち、先ず、上記図10(a)〜(c)に示すように、ビデオカメラ910で得られたトランスポート・ストリーム(TS)は、188バイトのTSパケットに分割される。
次に、上記図10(d)に示すように、TSパケットが更に8分割された後、同図(e)に示すように、これらが数個まとめられてヘッダ情報が付加され、同図(f)に示すようなアイソクロナス・パケットが生成される。
そして、上記図10(g)に示すように、アイソクロナス・パケットは、IEEE1394インターフェース930を介して、アイソクロナスサイクルに従って、PC920へと転送(アイソクロナス転送)される。
【0023】
IEEE1394インターフェース930を介したアイソクロナス転送では、必要な転送帯域をアイソクロナス・リソース・マネージャーから獲得し、その転送帯域を利用して、一定量のデータを確実に転送する。これにより、受信先(ここではPC920)での動画像の再生が保証される。
【0024】
ところで、上記図9に示したようなシステム900では、PC920において、ビデオカメラ910から転送されてくるMPEGデータを早送りサーチ再生することが可能である。
【0025】
図11(a)〜(e)は、システム900において、ビデオカメラ910から出力されるMPEGデータ(MPEGストリーム)内のGOP構成が、N=15、M=3の場合であり、これをPC920で3倍速で再生及び表示する場合の、当該GOP構成におけるフレーム画像の並びの様子を、「原ストリーム」、「I,P抽出」、「ストリーム再構成」、「復号処理」、及び「再生画像」のそれぞれの状況で分けて表したものである。
【0026】
PC920は、上記図11(a)及び(b)に示すように、原ストリーム(ビデオカメラ910から出力されるMPEGデータ)を構成するGOP内の各ピクチャのうち、Iピクチャ及びPピクチャのみを抽出し、同図(c)〜(eに示すように、これらのIピクチャ及びPピクチャを再生することで、3倍速の再生画像を取得する。
【0027】
すなわち、PC920は、原ストリーム内の各ピクチャのうち、IピクチャとPピクチャのみを抽出し、これらのIピクチャとPピクチャからストリーム再構成し(圧縮及び伸長処理を行わない範囲の処理)、当該ストリームを復号処理して再生画像を取得し、これを表示する。
【0028】
尚、1つのGOPに対する処理の間に、Iピクチャのみを転送することも広く行われている。この場合、サーチ画像がコマ送り状態となる。
【0029】
図12(a)〜(e)は、上記図11(a)〜(e)に示したような3倍速でのサーチ再生及び表示の場合に対して、15倍速でのサーチ再生及び表示する場合の、GOP構成におけるフレーム画像の並びの様子を、「原ストリーム」、「I抽出」、「ストリーム再構成」、「復号処理」、及び「再生画像」のそれぞれの状況で分けて表したものである。
この場合、上記図12(a)〜(e)に示すように、GOP内の各ピクチャのうち、Iピクチャのみを抽出して再生することで、15倍速の再生画像が得られる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記図9に示したような従来のシステム900では、PC920において、ビデオカメラ910から転送されてくるMPEGデータをサーチ再生する場合、特に、このときのデータ伝送を、IEEE1394インターフェース930を介して行う場合、以下に説明するような問題点があった。
【0031】
まず、ビデオカメラ910(送信側)からMPEGデータをPC920に対して転送し、PC920(受信側)で当該MPEGデータをサーチ再生する場合、通常よりもデータ量が多くなる。
【0032】
すなわち、IEEE1394インターフェース930を介してデータ転送(アイソクロナス転送)する場合、当該アイソクロナス転送の帯域が通常より多くなり、この状態のままでは、サーチ再生のためのMPEGデータの転送が行えない。
【0033】
また、サーチ再生時にもMPEGデータを全て転送している場合、サーチ再生速度に応じてデータ量が増えるため、当然ではあるが、送信側でストリームを再構成して必要なピクチャのみを抽出及び転送する場合であっても、サーチ再生のためのMPEGデータの転送が行えない。
【0034】
上記の問題点について具体的に説明すると、例えば、図13(a)に示すような構成のGOPからなるMPEGデータを、同図(b)に示されるようにして、通常転送するものとする。
また、上記図13(a)及び(b)では、データ量を縦方向で表し、フレーム単位の時間を横方向で表し、ここでのGOP構成は、N=15、M=3であるものとする。
【0035】
上記図13(a)に示すように、GOPに含まれる各ピクチャのデータは、1フレーム時間に再生する画像データであるが、それぞれ圧縮方法が異なるため、データ量にも違いがある。一般に、Iピクチャ、Pピクチャ、及びBピクチャの順で圧縮率が高くなるため、したがって、この順でデータ量が少なくなる。
【0036】
尚、実際の圧縮率は、各フレーム、各GOP間で異なるが、ここでは説明の簡単のため、Iピクチャ、Pピクチャ、及びBピクチャとも同じデータ量とする。
【0037】
上記図13(a)に示されるGOP構成のMPEGデータを通常再生する場合、同図(b)に示すように、それぞれのピクチャのデータが、データ量が一定となるように転送される。
【0038】
尚、実際のデータ転送では、上記図7を用いて既に説明したように、ビデオPESと、オーディオ等の他のPESとから生成されるTSがパケット化されて転送されるが、ここでは説明の簡単のため、ビデオPES(画像データ)のみに着目して説明する。
【0039】
したがって、データ量の多いIピクチャのデータは、フレームにまたがって転送され、データの少ないBピクチャのデータについては、1フレームに複数のピクチャが転送される場合がある。例えば、15フレーム(1GOP内のフレーム数)に着目すると、平均して、1GOP分のデータが転送されることになる。このときの転送帯域幅をW1とする。
【0040】
これに対して、サーチ再生の場合、送信側(ここではビデオカメラ910)は、必要なピクチャのみを抽出して転送するが、圧縮率が低いピクチャが多くなり、平均的なデータ量が増える。
【0041】
例えば、3倍速の再生の場合、図14に示すように、送信側は、IピクチャとPピクチャのみを抽出し、これを通常の15フレームの1/3となる5フレームで転送すれば良い。しかしながら、これらのピクチャは圧縮率が低いため、必要な転送帯域幅W3は、W1よりも大きい。
尚、上記図14において、図中の太線はGOPの境界を示す。
【0042】
また、15倍速の再生の場合、図15に示すように、送信側は、Iピクチャのみを抽出し、これを通常の15フレームの1/15となる1フレームで転送すれば良い。しかしながら、Iピクチャは最も圧縮率が低いため、必要な転送帯域幅W15は、W1やW3よりも大きくなる。
尚、上記図15において、図中の太線はGOPの境界を示す。
【0043】
一方、上述したようなMPEGデータの特殊再生時の転送については、例えば、特開2001−28748号等に記載されているが、ここで開示されている構成は、送信側で、記録媒体から再生したデータを一旦復号化し、これを特殊再生した画像を再度符号化して転送するものである。したがって、当該構成では、特殊再生画像がスムーズに実現でき、データ転送量も通常の転送帯域に納めることができるが、送信側でデータの復号化及び符号化を行うため、送信側に要求される処理が重たくなる。
【0044】
そこで、本発明は、上記の欠点を除去するために成されたもので、サーチ再生のための画像データの転送をスムーズに行える画像通信装置を提供することを目的とする。
【0045】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像通信装置は、例えば、Iピクチャ、PピクチャおよびBピクチャを複数個集めて構成されたグループを複数個有する第1のビデオストリームを記憶媒体から再生する再生手段と、前記第1のビデオストリームの再生が通常の再生速度よりも早い再生速度で再生される場合において、前記記憶媒体から再生された前記第1のビデオストリームを第2のビデオストリームに再構成する再構成手段と、前記記憶媒体から再生された前記第1のビデオストリーム、前記第1のビデオストリームから再構成された前記第2のビデオストリームのいずれかを外部に転送する転送手段とを有し、前記再構成手段は、前記第1のビデオストリームの中から前記グループの1つを選択し、選択したグループの中から前記第2のビデオストリームの再構成に必要なIピクチャを選択し、選択したIピクチャの符号量が、前記第1のビデオストリームの再生速度に基づいて決定された基準値を下回った場合は、前記基準値を超えない範囲で、選択したIピクチャと同じグループに含まれるPピクチャを前記第2のビデオストリームの再構成に必要なPピクチャとして選択し、選択したIピクチャの符号量が、前記基準値を下回らない場合は、選択したグループの次のグループに含まれるIピクチャを前記第2のビデオストリームの再構成に必要なIピクチャとして選択しないようにすることを特徴とする。
【0051】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0052】
本発明は、例えば、図1に示すような画像通信装置100に適用される。
本実施の形態の画像通信装置100は、MPEG方式により圧縮処理した画像データを送信する側(転送側)であり、特に、次のような機能を有する構成としている。
【0053】
先ず、MPEG方式によるストリーム(ビデオストリーム)のGOP内のIピクチャ、Pピクチャ、及びBピクチャの符号量を調べ、転送先でサーチ再生する場合は、そのサーチ倍率、及び確保してある転送帯域の大きさから、GOPのNフレームを転送する時間内に転送可能な符号量を求め、当該符号量に基づき、再生ストリームから、サーチ再生表示に不要なストリームを省き、ビデオストリームとして転送可能な限りのIピクチャ及びPピクチャを選択して、圧縮状態のピクチャデータを再構成する。
【0054】
すなわち、GOPのNフレームを転送する時間内に転送可能な符号量が、少なくとも最初のIピクチャより多い場合、当該GOPを転送する時間内で、当該転送可能な符号量を越えない範囲内で、Iピクチャ及びPピクチャを転送し、当該転送可能な符号量を越える分のIピクチャ又はPピクチャは破棄して、次のGOPの転送に移る。
【0055】
一方、GOPのNフレームを転送する時間内に転送可能な符号量が、少なくとも最初のIピクチャより少ない場合、当該GOPのIピクチャを所定の転送帯域内で転送し終わるまで、これに続くGOPは転送せず廃棄し、先のIピクチャが転送し終えてから、次のGOPの転送に移る。
【0056】
上記の構成により、一定の転送帯域を保ちながら、できるかぎりスムーズなサーチ再生のための画像データの転送を行える。
以下、本実施の形態の画像通信装置100の構成及び動作について具体的に説明する。
【0057】
<画像通信装置100の構成>
画像通信装置100は、上記図1に示すように、記憶部101、再生処理部102、デマルチプレクサ103、再構成処理部104、パケット化処理部105、符号量測定部106、コントローラ107、コマンド受信部108、及び1394I/F109を含む構成としている。
【0058】
記憶部101は、MPEG方式により圧縮処理された画像データを記憶する。記憶部101としては、例えば、光ディスクや、ハードディスク、磁気テープ、或いは固体メモリ等の様々な記憶媒体が適用可能である。
【0059】
再生処理部102は、記憶部101としての任意の記憶媒体に応じた再生処理を実行する。
例えば、再生処理部102は、記憶部101に記憶された画像データに対して、該当する復調処理及び誤り訂正処理等を施し、MPEGストリームを生成して出力する。
再生処理部102から出力されるMPEGストリームは、デマルチプレクサ103及びパケット化処理部105に対して入力される。
【0060】
デマルチプレクサ103は、再生処理部102からのMPEGストリームに多重化されたビデオ、オーディオ、及びその他のストリームを分離し、さらにビデオデータについては、GOP毎に、Iピクチャ、Pピクチャ、及びBピクチャに分離し、これらのピクチャデータを符号量測定部106及び再構成処理部104に供給する。
【0061】
符号量測定部106は、デマルチプレクサ103で得られたGOP内のIピクチャ、Pピクチャ、及びBピクチャのそれぞれの符号量を調べ、この結果を、コントローラ107へ供給する。
【0062】
再構成処理部104は、コントローラ107からの指示に従って、デマルチプレクサ103からのIピクチャ、Pピクチャ、及びBピクチャのデータから、必要なストリームを再構成し、当該ストリームをパケット化処理部105に供給する。
【0063】
パケット化処理部105は、再生処理部102からのストリーム、又は再構成処理部104からのストリームを入力とし、当該入力ストリームから、IEEE1394のアイソクロナス・パケットを生成し、当該アイソクロナス・パケットを、IEEE1394インターフェース(I/F)109を介して出力(転送)する。
【0064】
1394I/F109は、パケット化処理部105で得られたアイソクロナス・パケットを外部に転送する一方で、外部からのコマンドを受け付ける。
例えば、1394I/F109は、外部からコマンドを受け付けた場合、これをコマンド受信部108に供給する。
【0065】
コマンド受信部108は、1394I/F109からのコマンドをコントローラ107に供給する。
コントローラ107は、コマンド受信部108からのコマンドの内容、及び符号量測定部106での測定結果に基づいて、再構成処理部104及びパケット化処理部105に動作指示する。
【0066】
<画像通信装置100の動作>
ここでは、画像通信装置100の動作として、画像データの転送動作に着目して説明する。図2は、画像通信装置100の画像データ転送動作をフローチャートにより示したものである。
【0067】
ステップS202:
先ず、画像データの転送開始に先立ち、コントローラ107は、1394I/F109を介して、IEEE1394のアイソクロナス転送の帯域を確保する。
具体的には、コントローラ107は、記憶部101等に記憶されているMPEGストリームの平均ビットレートから、IEEE1394のアイソクロナス転送の帯域幅W1を算出して決定する。
本実施の形態では、ここで決定した帯域幅W1を一定して使用するものとする。
【0068】
そして、コントローラ107は、帯域幅W1(伝送帯域)を、例えば、コントローラ107の内部メモリ107aの「伝送帯域記憶領域」に記憶する。
【0069】
ここで、実用上、帯域幅W1は、MPEGストリームの平均ビットレートよりも大きめに決定するが、ここでは一例として、MPEGストリームにはビデオストリームのみが含まれているものとし、通常転送時のビットストリームの帯域と、確保した転送帯域幅W1が一致しているものとする。
【0070】
また、通常では、MPEGストリームには、ビデオストリーム以外にオーディオストリーム等のような、サーチ再生時には不要となるストリームが含まれている。サーチ再生時に必要な帯域幅W1は、このようは不要なストリームを削除した状態で決定される。さらに、MPEGストリームには、ビデオストリーム以外のヘッダ情報が含まれており、このヘッダ情報には、1394I/F109を介したパケット転送のための情報が含まれているので、これをも考慮して、帯域幅W1が決定される。
【0071】
しかしながら、上記のことは本発明の本質では無いため、以下、サーチ再生時の説明が複雑になるのを避けるために、MPEGストリーム中にはビデオストリーム(データ)のみが含まれているとして説明する。したがって、Nフレーム時間中、転送できるデータは、NxW1となる。
【0072】
ステップS203:
コントローラ107は、コマンド受信部108からのコマンドにより、サーチ再生時のデータ転送であるか、或いは通常のデータ転送であるかを判別する。この判別の結果、サーチ再生時のデータ転送である場合にはステップS205に進み、通常のデータ転送である場合にはステップS204に進む。
【0073】
ステップS204:
ステップS203の判別の結果、通常のデータ転送である場合、すなわちコマンド受信部108からサーチ指示がない場合、コントローラ107は、通常再生時の画像データの転送であることを認識し、通常転送のための動作制御を実施し、その後、再びステップS203へ戻る。
【0074】
ステップS205:
ステップS203の判別の結果、サーチ再生時のデータ転送である場合、すなわちコマンド受信部108からサーチ指示があった場合、コントローラ107は、サーチ動作制御に移り、このときのサーチ倍率Rを、内部メモリ107aの「サーチ倍率記憶領域」に記憶すると共に、符号量測定部106によりGOP内の各ピクチャの符号量を求め、当該符号量を内部メモリ107aの「ピクチャ符号量記憶領域」に記憶する。
【0075】
ステップS206:
コントローラ107は、内部メモリ107aの「ピクチャ符号量記憶領域」、「サーチ倍率記憶領域」、及び「伝送帯域記憶領域」に記憶した各情報から、転送するピクチャを決定する。
すなわち、コントローラ107は、次のステップS207からの処理を実行することで、転送するピクチャを決定する。
【0076】
ステップS207:
まず、ある1つのGOPに着目し、このGOPはNフレームで構成されていることにより、Nフレーム時間に転送できるデータ量は、
N×W1
である。そこで、サーチ倍率Rが与えられている場合、N/Rフレーム間に転送できるデータ量をTとすると、このデータ量Tは、
T=N/R×W1
なる式で表される。
【0077】
そこで、コントローラ107は、データ量Tの範囲で、GOP内のIピクチャ及びPピクチャが、どの程度転送できるかを判断する。すなわち、コントローラ107は、先ず、GOP内のIピクチャの符号量に着目して、T>Iであるか否かを判別する。
この判別の結果、T>Iである場合にはステップS208に進み、そうでない場合にはステップS212に進む。
【0078】
ステップS208:
ステップS207の判別の結果、T>Iである場合、コントローラ107は、Iピクチャに続くPピクチャの符号量に着目し、データ量Tを越えない範囲までのIピクチャ及びPピクチャを決定し、この決定したピクチャで、再構成処理部104により新たなビデオストリームを構成し、当該ビデオストリームを、パケット化処理部105及び1394I/F109を介して、転送帯域W1で転送する。
このとき、コントローラ107は、データ量Tを越えるPピクチャは破棄する。
【0079】
ステップS209:
コントローラ107は、ステップS208で決定したIピクチャ及びPピクチャを全て転送し終えたか否かを判別し、転送終了した場合に、次のステップS210に進む。
【0080】
ステップS210、ステップS211:
決定ピクチャの転送終了後、コントローラ107は、次のフレーム期間までの時間の有無を判別し(ステップS210)、この判別の結果、時間あり場合、パケット化処理部105及び1394I/F109を介して、NULLパケットを転送し(ステップS211)、時間なしとなった場合に、次のフレーム転送時間から次のGOPの処理に移る。
【0081】
ステップS212:
上述のステップS207の判別の結果、T>Iでない場合、コントローラ107は、当該Iピクチャで、再構成処理部104により新たなビデオストリームを構成し、当該ビデオストリームを、パケット化処理部105及び1394I/F109を介して転送する。
【0082】
ステップS213、ステップS214:
コントローラ107は、ステップS208でIピクチャを全て転送し終えたか否かを判別し(ステップS213)、この判別の結果、Iピクチャの転送が終了する前に、次のGOPのフレームが始まった場合、当該次のGOPの処理を破棄して(ステップS214)、Iピクチャの転送終了を待つ。
Iピクチャの転送終了後、次のステップS215に進む。
【0083】
ステップS215、ステップS216:
Iピクチャの転送終了後、コントローラ107は、次のフレーム期間までの時間の有無を判別し(ステップS215)、この判別の結果、時間あり場合、パケット化処理部105及び1394I/F109を介して、NULLパケットを転送し(ステップS216)、時間なしとなった場合に、次のフレーム転送時間から次のGOPの処理に移る。
【0084】
以下、上述したような処理によるピクチャの転送の様子を、図3及び図4を用いて具体的に説明する。
【0085】
まず、1つのGOPが、N=15、M=3の場合であり、上記図8(a)〜(e)に示したようなGOP構成(原画像が、ピクチャB0からピクチャP14の順で構成)であるものとする。また、ここでは、I,P,Bに続く数字は、連続したフレーム番号を示す。
この場合、GOPに含まれているIピクチャ及びPピクチャは、ピクチャI2、ピクチャP5、ピクチャP8、ピクチャP11、及びピクチャP14である。
【0086】
そこで、T>Iの場合で(上記図2のステップS207参照)、サーチ倍率が3倍である場合、図3に示されるようなGOPの処理となる。
【0087】
すなわち、上記図3に示すように、まず、GOP内のIピクチャ及びPピクチャは、I2、P5、P8、P11、及びP14の5ピクチャある。また、ここでは、GOPは、15フレームで構成されており、サーチ倍率が3倍であるため、1つのGOP内のピクチャは、5フレーム時間で転送できればよい。
【0088】
ピクチャI2については、T>I2であるため、ピクチャI2は、サーチ再生時の画像データとして転送可能である。ピクチャP5については、T>I2+P5であるため、ピクチャP5も転送可能である。ピクチャP8については、T<I2+P5+P8であるため、ピクチャP8以降のP8、P11、及びP14の各ピクチャをGOPのフレーム時間で転送するには、転送帯域が不足することになる。
【0089】
したがって、この場合、ピクチP8、ピクチャP11、及びピクチャP14は破棄され、最初のGOPのフレーム時間で、ピクチャI2及びピクチャP5が転送されることになる。
【0090】
ピクチャP5の転送後、次のフレームの開始までは、NULLパケットが転送される。次のGOPでも同様にして、ピクチャI17及びピクチャP20が転送され、さらに次のGOPでもピクチャI32及びピクチャP35が転送されることになる。
【0091】
上述のようなデータ転送により、3倍サーチ時に、転送帯域の範囲内で、できるだけ多くの画像データを転送することができる。
【0092】
一方、T<Iの場合で(上記図2のステップS207参照)、サーチ倍率が15倍である場合、図4に示されるようなGOPの処理となる。
【0093】
すなわち、上記図3に示すように、まず、GOP内のIピクチャは、I2、I17、I32、I47、I62、I77、I92、I107、・・・・の順のピクチャある。また、ここでは、GOPは、15フレームで構成されており、サーチ倍率が15倍であるため、1つのGOP内のピクチャは、1フレーム時間で転送できればよい。
【0094】
ピクチャI2については、TI2であるため、先ずピクチャI2が転送される。GOPのフレーム時間(ここでは1フレーム時間)となったとき、ピクチャI2は、まだ転送中の状態にあるため、ピクチャI2の転送が引き続き実施される。このとき、次のGOP内のIピクチャにあたるピクチャI17は破棄される。これと同様に続くピクチャI32も破棄される。
【0095】
ピクチャI2の転送終了後、次のGOPのフレーム期間の開始までは、NULLパケットが転送される。その後、次のGOPの処理に移り、ピクチャI47、I92、及びI137の転送が行われ、ピクチャI62、I77、I107、及びI122は破棄される。
【0096】
上述のようなデータ転送により、15倍サーチ時に、転送帯域の範囲内で、できるだけ多くの画像データを転送することができる。
【0097】
尚、本発明の目的は、本実施の形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読みだして実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本実施の形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体及び当該プログラムコードは本発明を構成することとなる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができる。
また、コンピュータが読みだしたプログラムコードを実行することにより、本実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって本実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって本実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0098】
図5は、上記コンピュータの機能600を示したものである。
コンピュータ機能600は、上記図5に示すように、CPU601と、ROM602と、RAM603と、キーボード(KB)609のキーボードコントローラ(KBC)605と、表示部としてのCRTディスプレイ(CRT)610のCRTコントローラ(CRTC)606と、ハードディスク(HD)611及びフレキシブルディスク(FD)612のディスクコントローラ(DKC)607と、ネットワーク620との接続のためのネットワークインターフェースコントローラ(NIC)608とが、システムバス604を介して互いに通信可能に接続された構成としている。
【0099】
CPU601は、ROM602或いはHD611に記憶されたソフトウェア、或いはFD612より供給されるソフトウェアを実行することで、システムバス604に接続された各構成部を総括的に制御する。
すなわち、CPU601は、所定の処理シーケンスに従った処理プログラムを、ROM602、或いはHD611、或いはFD612から読み出して実行することで、本実施の形態での動作を実現するための制御を行う。
【0100】
RAM603は、CPU601の主メモリ或いはワークエリア等として機能する。
KBC605は、KB609や図示していないポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。
CRTC606は、CRT610の表示を制御する。
DKC607は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、及び本実施の形態における所定の処理プログラム等を記憶するHD611及びFD612とのアクセスを制御する。
NIC608は、ネットワーク620上の装置或いはシステムと双方向にデータをやりとりする。
【0101】
【発明の効果】
発明によればサーチ再生のための画像データの転送をスムーズに行うことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像通信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記画像通信装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】上記画像通信装置におけるデータ転送(3倍速時のデータ転送)の一例を説明するための図である。
【図4】上記画像通信装置におけるデータ転送(15倍速時のデータ転送)の一例を説明するための図である。
【図5】上記画像通信装置の機能をコンピュータに実現させるためのプログラムをコンピュータ読出可能な記憶媒体から読み出して実行する当該コンピュータの構成を示すブロック図である。
【図6】MPEG方式におけるGOP内のIピクチャ、Pピクチャ、及びBピクチャの関係を説明するための図である。
【図7】MPEGストリーム(TS)の構成を説明するための図である。
【図8】GOP内の各ピクチャの並びを説明するための図である。
【図9】MPEGストリームによる画像データの転送を行なう従来のシステム構成の一例を説明するための図である。
【図10】上記従来のシステム構成において、TSパケットをIEEE1394により転送する方法を説明するための図である。
【図11】上記従来のシステム構成において、受信側でサーチ再生する場合のデータ転送の一例を説明するための図である。
【図12】上記従来のシステム構成において、受信側でサーチ再生する場合のデータ転送の他の例を説明するための図である。
【図13】上記データ転送におけるピクチャの状態を説明するための図である。
【図14】上記従来のシステム構成において、サーチ再生速度が3倍速の場合のデータ転送において、ピクチャの状態を説明するための図である。
【図15】上記従来のシステム構成において、サーチ再生速度が15倍速の場合のデータ転送において、ピクチャの状態を説明するための図である。
【符号の説明】
100 画像通信装置
101 記憶部
102 再生処理部
103 マルチプレクサ
104 再構成処理部
105 パケット化処理部
106 符号量測定部
107 コントローラ
108 コマンド受信部
109 1394I/F

Claims (7)

  1. Iピクチャ、PピクチャおよびBピクチャを複数個集めて構成されたグループを複数個有する第1のビデオストリームを記憶媒体から再生する再生手段と、
    前記第1のビデオストリームの再生が通常の再生速度よりも早い再生速度で再生される場合において、前記記憶媒体から再生された前記第1のビデオストリームを第2のビデオストリームに再構成する再構成手段と、
    前記記憶媒体から再生された前記第1のビデオストリーム、前記第1のビデオストリームから再構成された前記第2のビデオストリームのいずれかを外部に転送する転送手段とを有し、
    前記再構成手段は、
    前記第1のビデオストリームの中から前記グループの1つを選択し、
    選択したグループの中から前記第2のビデオストリームの再構成に必要なIピクチャを選択し、
    選択したIピクチャの符号量が、前記第1のビデオストリームの再生速度に基づいて決定された基準値を下回った場合は、前記基準値を超えない範囲で、選択したIピクチャと同じグループに含まれるPピクチャを前記第2のビデオストリームの再構成に必要なPピクチャとして選択し、
    選択したIピクチャの符号量が、前記基準値を下回らない場合は、選択したグループの次のグループに含まれるIピクチャを前記第2のビデオストリームの再構成に必要なIピクチャとして選択しないようにすることを特徴とする画像通信装置。
  2. 前記基準値を、前記第1のビデオストリームの再生速度だけでなく、前記転送手段の帯域幅、前記グループを構成するフレームの数に基づいて決定することを特徴とする請求項1に記載の画像通信装置。
  3. 前記第1のビデオストリームの再生速度を、前記転送手段が受信したコマンドにより決定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像通信装置。
  4. 前記Iピクチャは、フレーム内符号化方式により符号化された1フレーム分の画像データであり、前記Pピクチャは、第1のフレーム間符号化方式により符号化された1フレーム分の画像データであり、前記Bピクチャは、第2のフレーム間符号化方式により符号化された1フレーム分の画像データであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像通信装置。
  5. 前記第1のフレーム間符号化方式は、前方予測を利用したフレーム間符号化方式であり、前記第2のフレーム間符号化方式は、双方向予測を利用したフレーム間符号化方式であることを特徴とする請求項4に記載の画像通信装置。
  6. 前記第1のビデオストリームは、MPEG方式に準拠したビデオストリームであること特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像通信装置。
  7. 前記グループは、MPEG方式で規定されたGOPであることを特徴とする請求項1から6のいずれか 1 項に記載の画像通信装置。
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